JPH11128996A - 菌混合装置 - Google Patents

菌混合装置

Info

Publication number
JPH11128996A
JPH11128996A JP31890197A JP31890197A JPH11128996A JP H11128996 A JPH11128996 A JP H11128996A JP 31890197 A JP31890197 A JP 31890197A JP 31890197 A JP31890197 A JP 31890197A JP H11128996 A JPH11128996 A JP H11128996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
bacteria
mixing drum
mixing
mixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31890197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenro Motoda
謙郎 元田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motoda Electronics Co Ltd
Original Assignee
Motoda Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motoda Electronics Co Ltd filed Critical Motoda Electronics Co Ltd
Priority to JP31890197A priority Critical patent/JPH11128996A/ja
Publication of JPH11128996A publication Critical patent/JPH11128996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

Landscapes

  • Fertilizers (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 し尿、畜糞、生ゴミ等の廃棄物からなる汚泥
を浄化すると共に、堆肥化してその有効利用を図り、効
率良く連続的かつ迅速に行うことを可能にする。 【解決手段】 汚泥を投入する混合ドラム10を回転支
持装置31にて回転自在に支持し、両側面に取付けた側
面板12は押圧機構13により押圧されて非回転状に支
持され、一方の側面板に汚泥の取入口18aを、他方に
は菌混合済みの汚泥の取出口18bを設けてなり、ドラ
ムの取入口側から取出口側にかけて下り傾斜状にして取
付けた掬上げフィン15により、汚泥を上方に掬上げ自
在とし、傾斜を利用して汚泥が順次移動するようにして
あり、ドラムに備えられた粉砕混合機構20は回転駆動
軸22と回転羽23と駆動装置24とから構成され、掬
上げフィンによって掬上げられた汚泥を回転羽にて細か
く粉砕して菌を混合自在とし、菌混合汚泥を自動的に外
部へ取出自在としてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥(本明細書中
において、し尿・生ゴミ・工場から排出される肉片等の
一般廃棄物及び汚泥・畜糞等の産業廃棄物を総称して
「汚泥」と呼ぶ)を菌の作用により発酵させて浄化処理
するための汚泥処理システムにおける菌混合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より汚泥を処理することが行われて
いる。この処理を大別すると、汚泥を微生物の分解力を
用いて浄化する「浄化処理」と、海洋に投棄する「海洋
投棄」とがある。
【0003】このうち浄化処理としては、自然中の微生
物を利用した浄化処理と、意図的に加えた微生物を利用
した浄化処理とが提案されている。自然中の微生物を利
用する処理の例としては、汚泥を地中に埋めて微生物に
よる自然発酵・分解にて浄化するものが挙げられる。
【0004】また意図的に加えた微生物を利用する処理
としては、好熱菌を利用した方法が提案されている。好
熱菌は通常の常温性微生物が増殖する温度範囲よりも高
い温度で増殖するものであり、単に有機物を分解するだ
けでなく、汚泥中の病原菌や有害な寄生虫卵を高温に曝
すことによって不活化することができるものである。具
体的な処理の過程としては、汚泥中に生息する様々な微
生物のうち比較的低温で増殖するバクテリア、真菌及び
放線菌等の細菌によって発酵が開始され、これらは堆肥
化過程進行に伴い急激に増殖し、これと同時に有機物の
分解熱によって温度が30〜60℃まで上昇する。この
とき温度に弱い酵母、カビ及び硝酸菌等は死滅する。温
度が上昇すると意図的に加えた好熱菌が増殖しはじめ、
さらに発酵熱が高まり、病原細菌、病虫卵、有害昆虫
卵、ウイルス、雑草種子等の大部分が不活化され、人畜
に無害なものになる。ここでの好熱菌として、通常の好
熱菌のみならず、バイオコロニー、バイオヒート(共に
バイオスペシャル社製)といった特に高温性な好熱菌を
も使用することにより、120℃前後の高温まで上昇さ
せて発酵させることが可能となる。このように好熱菌を
使用することでより高温での発酵処理が可能となり、し
たがって自然発酵に比べ処理時間を著しく短縮すること
ができ、また汚泥の浄化・安定化をより一層高めること
ができるといったメリットがある。
【0005】また、上記細菌として光栄養細菌を利用し
た方法もある。具体的には、細菌として光栄養細菌を担
体に固定させたものを対象物に添加したり(特開平5−
111694号)、当該細菌を担体に固定させたものを
パイプ状の処理管装置の内部に混入させて、対象物を処
理する装置(特開平8−224592号)等が挙げられ
る。ここで「光栄養細菌」とは、一般に光合成細菌(Ph
otosynthetic bacteria )と呼ばれている細菌のことを
いい、「Bergey's Manual of Determinative Bacteriol
ogy 8th edition (1974)」で確立された分類に従い、
光栄養細菌(Phototrophic bacteria )として開示され
るものを意味する。具体的には、特に限定はなく、ロド
スピリラム属、ロドシュードモナス属、及びロドミクロ
ビウム属を含むロドスピリ・ラーシエ科;クロマチウム
属等を含むクロマティ・アーシエ科;クロロビウム属等
を含むクロロビ・アーシエ科のうちを単独で又は2種以
上混合して用いることができる。
【0006】なお上記光栄養細菌のみでは処理槽内で捕
食菌により捕食され、処理効率を所定のものに維持する
ためには、処理中に光栄養細菌の補充が必要となり不便
であるので、好ましい態様として、上記光栄養細菌をそ
の内部に固定するための「担体」を、該光栄養細菌に対
し、所定割合で添加して用いることができる。このよう
な「担体」としては、光栄養細菌の固定率が高いという
点より、多孔質粒子が好ましく、より具体的には、パー
ライト、バーミキュライト、珪藻土、活性炭、多孔質セ
ラミックス等が好ましく、上記多孔質粒子の他、内部に
固定化光栄養細菌を含む担体を充填したポリビニル製の
チューブや、アルギン酸ナトリウム及び/又はアルギン
酸カルシウム等の含水ゲル状担体をも好ましい担体とし
て用いることが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の浄
化処理のうち、自然中の微生物を利用する処理にあって
は浄化されるまで長期間を要し、また発酵臭も強い。さ
らに現代の都市型住宅では土に乏しいという実情もあ
る。生ゴミ以外のし尿や畜糞の浄化処理効率については
未だ十分でない。さらに、意図的に加えた微生物を利用
する処理は上記問題がなく新しい浄化処理方法として有
望視されているが、上述したようにその基本的な原理は
確立されているものの、該処理を効率良く連速的かつ迅
速に行うためのシステム及び装置は未だ提案されておら
ず、実用化には至っていない。また海洋投棄による処理
においては、該海洋投棄が近々全面禁止になることが決
定しており、該処理に変わる処理方法の確立が強く要望
されている。
【0008】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
なされたもので、し尿、畜糞、生ゴミ等の廃棄物からな
る汚泥を浄化すると共に、堆肥化してその有効利用を図
り、また一連の処理を効率良く連続的かつ迅速に行うこ
とができる菌混合装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明は、汚泥を投入して粉砕し菌を混
合するための筒状の混合ドラムを回転支持装置にて回転
自在に支持してなり、この混合ドラムの両側面には側面
板を面接触状に取付けると共に、この側面板は支持機構
により混合ドラムの側面に非回転状に支持されてなり、
一方の側面板には汚泥の取入口を設けると共に、他方の
側面板には菌混合済みの汚泥の取出口を設けてなり、上
記混合ドラムの内周壁部には掬上げフィンを設けてあっ
て混合ドラムの回転によって汚泥を上方に掬上げ自在と
してなり、上記混合ドラムは上記投入された汚泥を均一
に粉砕して上記菌と均一に混合させることにより均一な
発酵を促進させるための粉砕混合機構を備えるもので、
この粉砕混合機構は側面板を介在して回転自在に軸支さ
れた回転駆動軸と、この回転駆動軸に取付けられた回転
羽と、回転駆動軸を回転させる駆動装置とから構成さ
れ、上記掬上げフィンによって上部に掬上げられた汚泥
を上記回転羽にて細かく粉砕して菌を混合自在としてな
ることを特徴として構成される。
【0010】上記目的を達成するため請求項2記載の本
発明は、上記請求項1記載の発明において、上記混合ド
ラムの内周壁部に設けた多数の掬上げフィンは、汚泥を
上方に掬上げると共に、該掬上げフィンを回転上り側位
置にある状態において取入口側から取出口側にかけて下
り傾斜状にして取付けてなり、この傾斜を利用して汚泥
が順次回動しながら取入口側から取出口側へ移動するよ
うにし、かつ、菌混合汚泥を上記取出口から外部へ排出
自在としてなることを特徴として構成される。
【0011】上記目的を達成するため請求項3記載の本
発明は、上記請求項1又は2記載の発明において、上記
回転羽を取付けた回転駆動軸は混合ドラムの回転中心の
上部側方である回転上り側位置であって上記掬上げられ
た汚泥が落下される位置に偏心させて取付けてあること
を特徴として構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例の外
周壁部方向から見た縦断面図、図2はその側面板方向か
ら見た縦断面図、図3はその側面板方向から見た側面図
をそれぞれ示している。また、図4は本発明の第2実施
例の外周壁部方向から見た縦断面図、図5は本発明の第
3実施例の外周壁部方向から見た縦断面図、図6は本発
明の第4実施例の側面板方向から見た縦断面図、図7は
本発明の第5実施例の側面板方向から見た縦断面図、図
8及び図9は本発明の菌混合装置を適用した汚泥処理シ
ステムの全体図をそれぞれ示している。
【0013】まず、本発明の菌混合装置として、図1乃
至3に示す第1実施例について説明する。すなわち、本
発明の第1実施例は、基本的に混合ドラム10を基台3
0上に回転支持装置31を介して回転自在に支持してな
るもので、この混合ドラム10は直径約2m程度の円筒
状に形成されると共に、回転支持装置31によって低速
回転させるものである。上記混合ドラム10の両側面に
は側面板12、12を面接触状に取付ける。この側面板
12、12は回転駆動軸22を介して支持アーム21、
21により支持されていると共に、支持機構として上記
支持アーム21、21に設けた押圧機構13、13によ
り常時一定の圧力で混合ドラム10の側面に押圧されて
非回転状に支持されてなる。上記支持アーム21、21
は混合ドラム10の両側面外側において門型状に立設さ
れる。なお、上記支持機構は押圧機構13、13に限定
されず、混合ドラム10の内部から側面板12、12を
吸引する等の他の方法によって支持するようにしてもよ
い。
【0014】上記側面板12と混合ドラム10の側面間
には、パッキング材14が介在されていると共に、上記
側面板12の一方には上記混合ドラム10内に汚泥を取
入れる取入口18aが突出状に設けられ、もう一方の側
面板12には上記混合ドラム10内から菌を混合処理し
た汚泥を取出す取出口18bが突出状に設けられてい
る。また、上記混合ドラム10の筒の周壁は外周壁部1
1aと内周壁部11bとの二重壁にて形成されており、
内部の断熱性、保温性を良好にしている。上記二重壁の
間に温湯を循環させるための昇温用の配管を通したり、
また断熱材を詰める等により断熱性、保温性をいっそう
良好にさせてもよい。なお、上記混合ドラム10の筒の
周壁は必ずしも二重壁にする必要はなく、一重壁であっ
てもよく、その場合には混合ドラム内部の断熱性、保温
性を保持するために該壁の外側に断熱フィルム等の断熱
材を巻き付けるようにしてもよい。また、上記混合ドラ
ム10は、円筒形状に形成したが、六角形や八角形等の
多角形の筒状に形成することもできる。
【0015】上記混合ドラム10の内周壁部11bに
は、その長手方向に長尺の薄板片からなる多数の掬上げ
フィン15、15を設けており、回転上り側位置にて汚
泥を掬上げるように上記内周壁部11bに対してそれぞ
れ傾斜状に形成されている。そして、上記混合ドラム1
0の回転によって汚泥が上方に掬上げられる。また、上
記掬上げフィン15は、回転上り側位置にある状態にお
いて上記取入口18a側から取出口18b側にかけて下
り傾斜状になるように形成されており、汚泥が順次回動
しながら上記傾斜を利用して取出口18b側へ移動する
ようにしてある。そして、菌混合汚泥(混合ドラム10
内において菌が混合された汚泥を菌混合汚泥と呼ぶ。以
下同様)を上記取出口18bから外部へ自動的に排出さ
せることができる。
【0016】上記取入口18a側の側面板12上部に
は、空気又は好熱菌を取入れるための供給口16を設け
てある。上記取出口18b側の側面板12上部には、混
合ドラム10内の空気を外部に排出する空気抜口17を
設けてある。該空気抜口17を利用し上記混合ドラム1
0内に充満した蒸気や臭気を、外部に排出し又は外部か
ら吸引するものである。なお、上記側面板12の取入口
18aには取入弁19が設けられており、汚泥及び空気
が取入口18aから外部に排出されないようになってい
る一方、外部からは空気を混合ドラム10内に取入可能
となっている。また、上記混合ドラム10内を外気圧に
対してわずかに負圧にすることにより、空気を自然に混
入させまた自然に蒸気や臭気を排出させることができ
る。また、上記空気抜口17から外部へ排出された蒸気
又は該蒸気を凝縮させた水を再度上記供給口16へ導く
ための配管と、該配管の途中に該蒸気を凝縮させるため
の凝縮機を備えるような構成とすることもでき、この場
合発生した蒸気を再度混合ドラム10内に循環させて該
混合ドラム10内に発生する異臭を消臭することができ
るため好ましい態様となる。
【0017】次に、上記混合ドラム10の内部には投入
された汚泥を均一に粉砕して上記菌と均一に混合させる
ことにより均一な発酵を促進させるための粉砕混合機構
20を備えており、この粉砕混合機構20は、上記回転
駆動軸22と、この回転駆動軸22に取付けられた回転
羽23と、上記回転駆動軸22の回転を円滑にするため
のフライホイール25、25と、上記回転駆動軸22を
高速で回転させる駆動装置24とから構成される。上記
回転駆動軸22は上記側面板12、12と上記フライホ
イール25、25とを介在して上記支持アーム21、2
1に回転自在に軸支される。また上記回転駆動軸22は
混合ドラム10の回転中心の上部側方である回転上り側
位置であって上記掬上げられた汚泥が落下される位置に
偏心させて取付けてあり、回転上り側にある掬上げフィ
ン15に近接している。
【0018】上記回転羽23は、多数の波状羽からな
り、これらの波状羽を上記回転駆動軸22に対して略垂
直に軸着して形成させる。また、一つの層につき3枚の
波状羽を放射状に軸着してスクリューを構成し、このス
クリューを軸方向に略重層状に多数重ねて形成させる。
さらに、上記回転羽23を多数の波状羽を螺旋状に並べ
て上記回転駆動軸22に軸着させて形成させてもよい。
上記波状羽の周囲は先端鋭利に形成され、上記回転駆動
軸22を上記駆動装置24により高速に回転させると上
記回転羽23が高速に回転し汚泥を切裂状に粉砕する。
【0019】上記側面板12、12の外側にはそれぞれ
フライホイール25、25が取付けられる。該フライホ
イール25、25は上記粉砕混合機構20を構成する回
転駆動軸22の回転を円滑にして上記回転羽23により
投入された汚泥を切削する際の切削負荷を軽減するため
に設けられるものであり、本実施形態ではその中心を上
記回転駆動軸22により軸支され形成されているが、上
記回転羽23に十分な慣性力があれば必ずしも設けるこ
とを要しない。また、一方のフライホイール25の外側
には上記回転駆動軸22を回転させて上記粉砕混合機構
20を駆動させるための回転駆動装置24が取付けられ
る。
【0020】上記の構成から、混合ドラム10の回転と
共に掬上げフィン15によって掬上げられた汚泥は、高
速で回転する回転羽23の上に落されて細かく粉砕され
るものである。さらに下方に落下した汚泥は、引続き掬
上げフィン15によって再度連続的に上方へ掬上げられ
回転羽23上に落されてより一層細かく粉砕される。
【0021】次に、混合ドラム10の回転支持装置31
は以下のように構成される。すなわち基台30上におい
て駆動ローラ32、32によって混合ドラム10を回転
自在に支持すると共に、この駆動ローラ32はローラ駆
動装置33によってローラ回転軸34を介して回転駆動
するものである。上記駆動ローラ32は、混合ドラム1
0の外周壁部11aの下面部分に接触して摩擦駆動もし
くはギヤ駆動等によって混合ドラム10を低速で回転さ
せる。この回転速度は1分間に1〜10回転する程度の
速度とする。
【0022】次に本発明の作用について説明する。ま
ず、回転する混合ドラム10に対し、その側面板12に
設けた取入口18aから処理対象の汚泥を投入する。こ
の時、同時に前記した好熱菌を適量投入する。投入量と
しては投入する汚泥の重量に対して例えば約500分の
1の重量の好熱菌を投入する。なお、投入する菌として
本実施例においては好熱菌を用いるが、該好熱菌に限定
されるものではなく上記光栄養細菌を投入することもで
き、もしくは好熱菌及び光栄養細菌の双方を投入しても
よい。光栄養細菌を使用する場合は別途、光照射装置を
備えることが必要である。また、好熱菌を投入する代わ
りに後述する発酵済内容物(菌混合汚泥を発酵処理した
ものを発酵済内容物と呼ぶ。以下同様)の一部を戻し材
(発酵済内容物のうち、再度混合ドラム10内に混入さ
れるものを戻し材と呼ぶ。以下同様)として新汚泥と略
等分量を投入することもできる。すなわち、上記発酵済
内容物には好熱菌が十分に培養されていることから、こ
れを用いると新規な好熱菌の投入は不要となる。またこ
の戻し材を投入することにより新たに投入した汚泥中の
水分を調整するための水分調整材としての役割も果たす
ことができる。新たに投入した汚泥が発酵に必要な水分
を保持していない場合に特に有効である。さらに、汚泥
の臭気を消すために上記供給口16から消臭剤を注入し
てもよい。消臭剤としては発酵処理において発生した水
蒸気を予め回収しておき、これを注入するのが効果的で
ある。
【0023】上記混合ドラム10の内周壁部11bに
は、薄板片からなる多数の掬上げフィン15、15を設
けてあり、混合ドラム10の回転によって、汚泥が上方
に掬上げられる。そして、掬上げられた汚泥は高速で回
転する回転羽23の上に落下して細かく粉砕される。そ
してさらに下方に落下した汚泥は、引続き掬上げフィン
15によって再度連続的に上方へ掬上げられ再び回転羽
23上に落下してより一層細かく粉砕される。また、こ
の掬上げフィン15は上記取入口18a側から取出口1
8b側にかけて下り傾斜状にして取付けているため、混
合ドラム10の回転によって、汚泥を上方に掬上げると
共に、この傾斜を利用して、汚泥が順次回動しながら取
入口18a側から取出口18b側方向へ移動する。この
ため、上記混合ドラム10の回転方向は一定方向である
ことを要する。
【0024】このように細かく粉砕された汚泥には上記
した菌が混合され、取出口18bから外部へ排出され、
この菌混合汚泥は、後述する発酵ユニット槽6に収納さ
れて約2日間の養生期間を経て浄化される。上記発酵済
内容物は処理品(発酵済内容物のうち堆肥化されて肥料
として利用されるものを処理品と呼ぶ。以下同様)とし
て農作物の肥料に利用される他、上記した通り戻し材と
して混合ドラム10内に取入れて汚泥に混合させること
もできる。なお、上述の投入する汚泥、菌、戻し材等
は、必要量を全て投入後混合し全てを取り出すようにし
ても、または少量づつ連続的に投入し少量ずつ取り出す
ようにしてもよい。
【0025】次に、本発明の第2実施例において、図4
を参照して説明する。本実施例においては、上記基台3
0に傾斜調整機構40を取付けてある。すなわち、この
傾斜調整機構40は、図4のように基台30を上下動自
在として汚泥の取出口18b側における基台30の高さ
を取入口18a側より低い位置に降下させる調整を可能
とし、基台30に傾斜をつけて菌混合汚泥の排出を円滑
に行なえるようにするものである。また、傾斜調整機構
40を混合ドラム10の取出口18b側に取付けてもよ
く、この場合混合ドラム10自体の高さを取入口18a
側より低い位置に降下させて混合ドラム10に傾斜をつ
けて菌混合汚泥の取出を円滑に行えるようにする。さら
に、上記傾斜調整機構40を基台30の取入口18a側
もしくは混合ドラム10の取入口18a側に取付けても
よく、この場合の傾斜調整機構40は基台30や混合ド
ラム10の取入口18a側の高さを取出口18b側より
高い位置に上昇させて菌混合汚泥の取出を円滑に行える
ようにすることとなる。
【0026】次に、本発明の第3実施例において、図5
を参照して説明する。本実施例においては、複数個の菌
混合装置3、3を長手方向にて下り段状に連設し、各菌
混合装置3、3の取出口18b、18bがそれぞれ次の
段の菌混合装置3、3の取入口18a、18aの開口上
方に位置するようにし、各混合ドラム10内の菌混合汚
泥を次の段の混合ドラム10へと自動的に移送して順次
菌混合処理を繰り返すようにし、菌混合をより確実にな
しうるようにしてある。
【0027】次に、本発明の第4実施例において、図6
を参照して説明する。本実施例においては、上記粉砕混
合機構20を構成する回転羽23を略大径に形成させ、
該回転羽23を取付けた回転駆動軸22の下方にて、上
記回転羽23の下半部が上記混合ドラム10内下部に堆
積した汚泥に埋接するようにし、上記回転駆動軸22の
回転により上記回転羽23が直接粉砕するようにしてあ
る。この場合においても、上記回転駆動軸22は混合ド
ラム10の回転中心の上部側方である回転上り側位置で
あって上記掬上げられた汚泥が落下される位置に偏心さ
せて取付けてあり、回転上り側にある掬上げフィン15
に近接することとなる。
【0028】次に、本発明の第5実施例において、図7
を参照して説明する。本実施例においては、上記粉砕混
合機構20を構成する回転羽23が多数の十字羽からな
り、これらの十字羽を上記回転駆動軸22に対して略垂
直に軸着して形成させる。また、この十字羽を軸方向に
略重層状に多数重ねると共に、各層の十字羽の放射角度
を交互に45度ずつずらして取付ける。
【0029】本発明によれば、上記した一連の汚泥処理
を連続的かつ自動的に行うことができるため、汚泥受入
装置2や発酵ユニット槽6等の他の装置と共に設置する
ことにより本発明を一部に適用した大規模な汚泥処理シ
ステムとして大量に処理をすることが可能となる。以
下、この汚泥処理システム及び処理方法の概略を図8及
び図9を参照して説明する。本処理システムは、汚泥を
処理するユニット停留場B及びトラック1が入場する搬
出入場Cからなる汚泥処理施設Aを備えてなる。この汚
泥処理施設Aは図示しない建屋内に建設され、該建屋内
に設けた消臭設備Dによって汚泥処理施設Aの臭気が外
部に漏れるのを回避してある。
【0030】搬出入場Cに運ばれた汚泥は、汚泥受入装
置2に投入され、ミキサー3に移されて該ミキサー3内
で戻し材が租混合される。この汚泥は菌混合装置4に順
次移され、この菌混合装置4内で前記した好熱菌が混合
される。
【0031】次に菌混合汚泥は、図8に示すベルトコン
ベアもしくは図9に示す移送装置5aを介してユニット
停留場Bの発酵ユニット槽6に移される。発酵ユニット
槽6は、ユニット停留場Bに所定日数の養生期間停留さ
れ、その間に上記好熱菌の作用にて汚泥が発酵する。こ
の場合、図9に示す移動台車5bにてユニット停留場B
に移送するようにしてもよい。養生期間を終えた各発酵
ユニット槽6は、取出装置7に移送され、該取出装置7
によって分類装置8にその内容物たる発酵済内容物を移
される。この分類装置8で、発酵済内容物が戻し材と処
理品に分類された後、処理品は処理品搬出装置9に移さ
れ、農作物のための肥料として利用される。一方、戻し
材はミキサー3に移され、新たに投入された汚泥と共に
租混合される。以後、同様の作業を連続的に行なう。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、粉砕混合
機構を内部に備えて回転自在に支持された混合ドラムの
両側面に側面板を取付け、その一方の側面板に取入口を
設け他方の側面板に取出口を設けると共に、上記混合ド
ラムの内周に多数の掬上げフィンを設け、上記混合ドラ
ムを回転させて菌混合処理をする構成としたことから、
上記取入口から混合ドラム内に取入れた汚泥を、自動的
に細かく粉砕しながら菌を混合させて順次取出口から排
出させることができ、迅速かつ連続的な汚泥の浄化処理
を可能とするという効果がある。
【0033】上記掬上げフィンを取入口から取出口方向
に下り傾斜状に形成させる構成としたことから、上記混
合ドラムの回転によって掬上げフィンが汚泥を掬上げて
自動的に粉砕混合機構に落下させ何度も粉砕しながら徐
々に取出口方向に移動させ、菌混合処理された汚泥を順
次自動的に取出口から排出させることができるという効
果がある。また、上記多数の波状羽からなる回転羽を高
速に回転させてなる粉砕混合機構を設けたことから、投
入した汚泥を均一に粉砕し菌を均一に混合させることが
でき、均一な発酵と完全な浄化処理が図られると共に、
処理品としてもより良質な肥料にすることができるとい
う効果がある。さらに、上記回転羽を取付けた回転駆動
軸を混合ドラムの回転中心の上部側方である回転上り側
位置に偏心させて取付ける構成としたことから、粉砕混
合機構が混合ドラムの内周壁部の回転上り側に近接する
こととなり、掬上げフィンにより掬上げられた汚泥を漏
らさず効率良く粉砕混合機構内に落下させることができ
るという効果がある。
【0034】このように連続的かつ自動的に汚泥を浄化
処理することができるため、汚泥受入装置や発酵ユニッ
ト槽等と共に設置することにより大規模な汚泥処理シス
テムとして大量に処理をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の外周壁部方向から見た縦
断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の側面板方向から見た縦断
面図である。
【図3】本発明の第1実施例の側面板方向から見た側面
図である。
【図4】本発明の第2実施例の外周壁部方向から見た縦
断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の外周壁部方向から見た縦
断面図である。
【図6】本発明の第4実施例の側面板方向から見た縦断
面図である。
【図7】本発明の第5実施例の側面板方向から見た縦断
面図である。
【図8】本発明の菌混合装置を適用した汚泥処理システ
ムの全体図である。
【図9】本発明の菌混合装置を適用した汚泥処理システ
ムの全体図である。
【符号の説明】
A 汚泥処理施設 B ユニット停留場 C 搬出入場 D 消臭設備 1 トラック 2 汚泥受入装置 3 ミキサー 4 菌混合装置 6 発酵ユニット槽 7 取出装置 8 分類装置 9 処理品搬出装置 10 混合ドラム 11a 外周壁部 11b 内周壁部 12 側面板 13 押圧機構 14 パッキング材 15 掬上げフィン 16 供給口 17 空気抜口 18a 取入口 18b 取出口 19 取入弁 20 粉砕混合機構 21 支持アーム 22 回転駆動軸 23 回転羽 24 駆動装置 25 フライホイール 30 基台 31 回転支持装置 32 駆動ローラ 33 ローラ駆動装置 34 ローラ回転軸 40 調整機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚泥を投入して粉砕し菌を混合するため
    の筒状の混合ドラムを回転支持装置にて回転自在に支持
    してなり、この混合ドラムの両側面には側面板を面接触
    状に取付けると共に、この側面板は支持機構により混合
    ドラムの側面に非回転状に支持されてなり、一方の側面
    板には汚泥の取入口を設けると共に、他方の側面板には
    菌混合汚泥の取出口を設けてなり、 上記混合ドラムの内周壁部には掬上げフィンを設けてあ
    って混合ドラムの回転によって汚泥を上方に掬上げ自在
    としてなり、 上記混合ドラムは上記投入された汚泥を均一に粉砕して
    上記菌と均一に混合させることにより均一な発酵を促進
    させるための粉砕混合機構を備えるもので、この粉砕混
    合機構は側面板を介在して回転自在に軸支された回転駆
    動軸と、この回転駆動軸に取付けられた回転羽と、回転
    駆動軸を回転させる駆動装置とから構成され、上記掬上
    げフィンによって上部に掬上げられた汚泥を上記回転羽
    にて細かく粉砕して菌を混合自在としてなることを特徴
    とする菌混合装置。
  2. 【請求項2】 上記混合ドラムの内周壁部に設けた多数
    の掬上げフィンは、汚泥を上方に掬上げると共に、該掬
    上げフィンを回転上り側位置にある状態において取入口
    側から取出口側にかけて下り傾斜状にして取付けてな
    り、この傾斜を利用して汚泥が順次回動しながら取入口
    側から取出口側へ移動するようにし、かつ、菌混合汚泥
    を上記取出口から外部へ排出自在としてなることを特徴
    とする請求項1記載の菌混合装置。
  3. 【請求項3】 上記回転羽を取付けた回転駆動軸は混合
    ドラムの回転中心の上部側方である回転上り側位置であ
    って上記掬上げられた汚泥が落下される位置に偏心させ
    て取付けてあることを特徴とする請求項1又は2記載の
    菌混合装置。
JP31890197A 1997-11-05 1997-11-05 菌混合装置 Pending JPH11128996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31890197A JPH11128996A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 菌混合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31890197A JPH11128996A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 菌混合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11128996A true JPH11128996A (ja) 1999-05-18

Family

ID=18104244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31890197A Pending JPH11128996A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 菌混合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11128996A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263464A (ja) * 2001-03-08 2002-09-17 Toyokin Kk 生ごみ用混合機
JP2005154257A (ja) * 2003-10-29 2005-06-16 Okamura:Kk 混合汚泥肥料の製造装置及び製造プラント
JP2014144440A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Keiichiro Asaoka 有害廃棄物の処理方法、その処理方法に用いるコンポストの製造方法及び有害廃棄物の処理システム
CN115193305A (zh) * 2022-07-16 2022-10-18 南京尚吉增材制造研究院有限公司 金属粉末三维混料装置及混料方法
JP2024004828A (ja) * 2022-06-29 2024-01-17 マスダ商事株式会社 廃棄物の堆肥化処理方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263464A (ja) * 2001-03-08 2002-09-17 Toyokin Kk 生ごみ用混合機
JP2005154257A (ja) * 2003-10-29 2005-06-16 Okamura:Kk 混合汚泥肥料の製造装置及び製造プラント
JP2014144440A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Keiichiro Asaoka 有害廃棄物の処理方法、その処理方法に用いるコンポストの製造方法及び有害廃棄物の処理システム
JP2024004828A (ja) * 2022-06-29 2024-01-17 マスダ商事株式会社 廃棄物の堆肥化処理方法
CN115193305A (zh) * 2022-07-16 2022-10-18 南京尚吉增材制造研究院有限公司 金属粉末三维混料装置及混料方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1994029431A1 (en) Digester for converting organic material into compost
CN108623348A (zh) 生物有机肥生产系统
CN110156496A (zh) 一种干式生态环保厕所对粪便的处理方法
JPH11128996A (ja) 菌混合装置
JP3292717B2 (ja) 有機廃棄物の発酵処理装置及び方法
JPH11128995A (ja) 菌混合浄化装置及び菌混合浄化方法
JP2001191059A (ja) 発酵処理方法およびセメント製造方法
JP3489134B2 (ja) 厨芥のコンポスト化方法及び装置
JP3634689B2 (ja) 有機性廃棄物の処理方法
CN219752189U (zh) 一种好氧堆肥室
KR102350279B1 (ko) 동물사체 처리를 위한 열화학적 처리 장치
KR19980032415A (ko) 부엌쓰레기 처리장치
JPH11300326A (ja) 生活廃棄物の無残渣処理方法及び装置
JPH0924394A (ja) 泥状有機廃物の発酵処理装置並びに発酵処理法
CN108610107A (zh) 一种易腐固体有机废弃物好氧生物发酵处理装置
JP3494846B2 (ja) 生ごみ処理装置
JP4349854B2 (ja) 環境汚染防止用薬剤の製造装置
JP2000334427A (ja) 生ゴミ分解処理装置
JPH11300327A (ja) ソーラ温水器を備えた生ごみの無残渣処理システム及び汚泥の堆肥化処理システム
JP3563287B2 (ja) 好気発酵処理用の堆肥発酵槽
JP2017070898A (ja) 整粒装置および球状堆肥の製造方法
JP2003146781A (ja) 汚泥の堆肥化方法及び装置
JP2003146781A5 (ja)
JPH0775769A (ja) 生ゴミ処理装置
JPH11301855A (ja) 計量排出装置を備えた粉粒体用ホッパ