JPH11129014A - 金属板反転装置 - Google Patents
金属板反転装置Info
- Publication number
- JPH11129014A JPH11129014A JP29855597A JP29855597A JPH11129014A JP H11129014 A JPH11129014 A JP H11129014A JP 29855597 A JP29855597 A JP 29855597A JP 29855597 A JP29855597 A JP 29855597A JP H11129014 A JPH11129014 A JP H11129014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- metal plate
- receiving
- feed
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数枚積み重ねた金属板の一括反転を、金属
板の表面疵発生や荷崩れ発生を完全に解消してできる、
金属板の反転装置を提供する。 【解決手段】 1枚または複数枚積み重ねられた水平の
金属板をその両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁
に平行な軸の周りに回転させて起立させる複数の送り側
アームと、上記起立した金属板を該送り側アームから受
け入れ両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁に平行
な軸の周りに上記回転と同じ向きに回転させて水平にす
る複数の受け側アームと、上記金属板を起立させた状態
での上記送り側アームと上記受け側アームの間隔が上記
金属板の厚さと等しくなる位置とそれよりも大きくなる
位置との間で上記送り側アームと上記受け側アームを水
平方向に相対移動させるシフト機構とを備えて成ること
を特徴とする。
板の表面疵発生や荷崩れ発生を完全に解消してできる、
金属板の反転装置を提供する。 【解決手段】 1枚または複数枚積み重ねられた水平の
金属板をその両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁
に平行な軸の周りに回転させて起立させる複数の送り側
アームと、上記起立した金属板を該送り側アームから受
け入れ両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁に平行
な軸の周りに上記回転と同じ向きに回転させて水平にす
る複数の受け側アームと、上記金属板を起立させた状態
での上記送り側アームと上記受け側アームの間隔が上記
金属板の厚さと等しくなる位置とそれよりも大きくなる
位置との間で上記送り側アームと上記受け側アームを水
平方向に相対移動させるシフト機構とを備えて成ること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚または複数枚
積み重ねられた鋼板等の金属板を、裏面検査や裏面疵手
入れ等のために、反転させる装置に関する。
積み重ねられた鋼板等の金属板を、裏面検査や裏面疵手
入れ等のために、反転させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鋼板反転装置の代表的なタイプと
しては、特開昭53−122659号公報に記載されて
いる2本アーム対向式反転装置があげられる。この方式
は、水平姿勢にある2本のアームの一方29に鋼板P’
を載せ(図5(a))、双方のアーム29,30を起立
させていって直立して鋼板P’を挟む状態にして(図5
(b)〜(d))、鋼板P’を載せたアーム29をアー
ム30に被せるようにして鋼板P’をアーム30に載せ
替え(図5(e))、双方のアーム29,30を水平姿
勢に戻すことにより、鋼板P’は元の向きから反転した
向きでアーム30に載った状態になる。
しては、特開昭53−122659号公報に記載されて
いる2本アーム対向式反転装置があげられる。この方式
は、水平姿勢にある2本のアームの一方29に鋼板P’
を載せ(図5(a))、双方のアーム29,30を起立
させていって直立して鋼板P’を挟む状態にして(図5
(b)〜(d))、鋼板P’を載せたアーム29をアー
ム30に被せるようにして鋼板P’をアーム30に載せ
替え(図5(e))、双方のアーム29,30を水平姿
勢に戻すことにより、鋼板P’は元の向きから反転した
向きでアーム30に載った状態になる。
【0003】また、もう一つの従来技術としては、同じ
く特開昭53−122659号法に提案されているマグ
ネット等の吸着器を用いた方式がある。この方式は、図
6(a)〜(c)に示すように、吸着器26を埋め込ん
だ反転用台盤25上に鋼板P’を吸着器26により固定
し、台盤25の一端に設けた車輪24を水平軌道28に
沿って移動させつつ台盤25の他端に設けた車輪23を
上下方向軌道27に沿って上下移動させることにより、
鋼板P’を反転させる。
く特開昭53−122659号法に提案されているマグ
ネット等の吸着器を用いた方式がある。この方式は、図
6(a)〜(c)に示すように、吸着器26を埋め込ん
だ反転用台盤25上に鋼板P’を吸着器26により固定
し、台盤25の一端に設けた車輪24を水平軌道28に
沿って移動させつつ台盤25の他端に設けた車輪23を
上下方向軌道27に沿って上下移動させることにより、
鋼板P’を反転させる。
【0004】これら従来の反転装置は、鋼板等を1枚ず
つ反転させるものであり、例えば図4に示したように同
サイズの鋼板を複数枚積み重ねた状態でまとめて一度に
反転させることは実際上できない。すなわち、2本アー
ム対向式反転装置では、一方のアーム29から他方のア
ーム30へ鋼板を受け渡す際に(図5(c)〜
(f))、複数積み重ねられた鋼板の積み重ね状態が崩
れるため、隣合う鋼板同士が擦れ合って鋼板両面に擦り
疵が発生するばかりでなく、場合によっては反転時の衝
撃等により荷崩れ等の危険もある。
つ反転させるものであり、例えば図4に示したように同
サイズの鋼板を複数枚積み重ねた状態でまとめて一度に
反転させることは実際上できない。すなわち、2本アー
ム対向式反転装置では、一方のアーム29から他方のア
ーム30へ鋼板を受け渡す際に(図5(c)〜
(f))、複数積み重ねられた鋼板の積み重ね状態が崩
れるため、隣合う鋼板同士が擦れ合って鋼板両面に擦り
疵が発生するばかりでなく、場合によっては反転時の衝
撃等により荷崩れ等の危険もある。
【0005】また、吸着器を用いた反転方式も、1枚の
鋼板であれば反転中の滑落を吸着器により十分防止でき
るが、複数枚積み重ねた鋼板を一度に反転させる場合に
は、積み重ね状態を安定して保つことは困難であり、鋼
板両面の疵発生や荷崩れ発生の危険がある。それは、反
転の際に鋼板が直立に近づくと、吸着力を鉛直抗力とす
る摩擦力によって鋼板を積み重ね状態に維持することに
なり、一方、摩擦力は動作中の振動や衝撃等により変化
するので、直立に近い姿勢を取っている鋼板の保持状態
は非常に不安定になるからである。
鋼板であれば反転中の滑落を吸着器により十分防止でき
るが、複数枚積み重ねた鋼板を一度に反転させる場合に
は、積み重ね状態を安定して保つことは困難であり、鋼
板両面の疵発生や荷崩れ発生の危険がある。それは、反
転の際に鋼板が直立に近づくと、吸着力を鉛直抗力とす
る摩擦力によって鋼板を積み重ね状態に維持することに
なり、一方、摩擦力は動作中の振動や衝撃等により変化
するので、直立に近い姿勢を取っている鋼板の保持状態
は非常に不安定になるからである。
【0006】このように、従来の反転装置では金属板を
1枚づつしか反転することができないため作業に長時間
を要しており、作業効率の向上のために複数枚を一括し
て反転できる装置の開発が待望されていた。
1枚づつしか反転することができないため作業に長時間
を要しており、作業効率の向上のために複数枚を一括し
て反転できる装置の開発が待望されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来は困難
であった複数枚積み重ねた金属板の一括反転を、金属板
の表面疵発生や荷崩れ発生を完全に解消してできる、金
属板の反転装置を提供することを目的とする。
であった複数枚積み重ねた金属板の一括反転を、金属板
の表面疵発生や荷崩れ発生を完全に解消してできる、金
属板の反転装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、1枚または複数枚積み重ねられた水平の金属板
をその両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁に平行
な軸の周りに回転させて起立させる複数の送り側アーム
と、上記起立した金属板を該送り側アームから受け入れ
両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁に平行な軸の
周りに上記回転と同じ向きに回転させて水平にする複数
の受け側アームと、上記金属板を起立させた状態での上
記送り側アームと上記受け側アームの間隔が上記金属板
の厚さと等しくなる位置とそれよりも大きくなる位置と
の間で上記送り側アームと上記受け側アームを水平方向
に相対移動させるシフト機構とを備えて成ることを特徴
とする金属板反転装置によって達成される。
よれば、1枚または複数枚積み重ねられた水平の金属板
をその両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁に平行
な軸の周りに回転させて起立させる複数の送り側アーム
と、上記起立した金属板を該送り側アームから受け入れ
両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁に平行な軸の
周りに上記回転と同じ向きに回転させて水平にする複数
の受け側アームと、上記金属板を起立させた状態での上
記送り側アームと上記受け側アームの間隔が上記金属板
の厚さと等しくなる位置とそれよりも大きくなる位置と
の間で上記送り側アームと上記受け側アームを水平方向
に相対移動させるシフト機構とを備えて成ることを特徴
とする金属板反転装置によって達成される。
【0009】上記複数の送り側アームと上記複数の受け
側アームとが上記金属板の長手方向に沿って互い違い配
列されていることが望ましい。本発明の反転装置によれ
ば、金属板の両側縁を把持した状態で一括反転を行うの
で、金属板が複数枚積み重ねた状態であっても、反転中
に積み重ね状態を安定して維持することができ、金属板
同士の擦れ合いにより表面疵が発生することがなく、ま
た荷崩れの危険もない。
側アームとが上記金属板の長手方向に沿って互い違い配
列されていることが望ましい。本発明の反転装置によれ
ば、金属板の両側縁を把持した状態で一括反転を行うの
で、金属板が複数枚積み重ねた状態であっても、反転中
に積み重ね状態を安定して維持することができ、金属板
同士の擦れ合いにより表面疵が発生することがなく、ま
た荷崩れの危険もない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明による金属板反転
装置の望ましい実施形態の一例を示す。送り側アーム4
および受け側アーム18はそれぞれ軸5および19によ
り回転可能に支持されている。送り側アーム4は1枚ま
たは複数枚を積み重ねた金属板Pの両側縁を把持するた
めに可動式クランプ1と固定式クランプ2とを備えてお
り、送り側アーム18は送り側アーム4から受け入れた
金属板Pの両側縁で把持するために可動式クランプ15
と固定式クランプ16とを備えている。可動式クランプ
1および15は、金属板Pの板幅に応じてそれぞれアー
ム4および18上を移動できる。
装置の望ましい実施形態の一例を示す。送り側アーム4
および受け側アーム18はそれぞれ軸5および19によ
り回転可能に支持されている。送り側アーム4は1枚ま
たは複数枚を積み重ねた金属板Pの両側縁を把持するた
めに可動式クランプ1と固定式クランプ2とを備えてお
り、送り側アーム18は送り側アーム4から受け入れた
金属板Pの両側縁で把持するために可動式クランプ15
と固定式クランプ16とを備えている。可動式クランプ
1および15は、金属板Pの板幅に応じてそれぞれアー
ム4および18上を移動できる。
【0011】送り側アーム4は、回転軸5、クランク・
ピストン機構7、回転用シリンダー6を介して架台8に
取り付けられており、架台8は移動ベース9上に固定さ
れている。移動ベース9をレール13上に配し、移動ベ
ース9内に固定されたナット10と、電動機14により
回転するスクリュー11とによりシフト機構が構成され
ている。
ピストン機構7、回転用シリンダー6を介して架台8に
取り付けられており、架台8は移動ベース9上に固定さ
れている。移動ベース9をレール13上に配し、移動ベ
ース9内に固定されたナット10と、電動機14により
回転するスクリュー11とによりシフト機構が構成され
ている。
【0012】図3に示すように、通常は複数基の送り側
アーム4と受け側アーム18とを互い違いに配列する。
これにより、板厚あるいは積み重ね厚みが薄い場合で
も、アーム4とアーム18とを十分近づけて両アーム間
で金属板を受渡しできる。図1の装置は以下のように作
動する。先ず、図2(a)に示すように、送り側アーム
4上に反転すべき積み重ねた金属板Pを積載し、送り側
アーム4の固定式クランプ2を全てクランプし、可動式
クランプ1を金属板Pの側縁に当接させてクランプす
る。アーム4上への金属板Pの積載は、マグネット式ク
レーンやハッカー付クレーン等で行えばよい。また、ク
ランプは、油圧シリンダー又はエアシリンダーを用いた
機構により最も簡単に行うことができる。可動式クラン
プ1の移動機構として、図1にはロッドレスシリンダー
を用いた場合を示したが、直動機構であれば良い。
アーム4と受け側アーム18とを互い違いに配列する。
これにより、板厚あるいは積み重ね厚みが薄い場合で
も、アーム4とアーム18とを十分近づけて両アーム間
で金属板を受渡しできる。図1の装置は以下のように作
動する。先ず、図2(a)に示すように、送り側アーム
4上に反転すべき積み重ねた金属板Pを積載し、送り側
アーム4の固定式クランプ2を全てクランプし、可動式
クランプ1を金属板Pの側縁に当接させてクランプす
る。アーム4上への金属板Pの積載は、マグネット式ク
レーンやハッカー付クレーン等で行えばよい。また、ク
ランプは、油圧シリンダー又はエアシリンダーを用いた
機構により最も簡単に行うことができる。可動式クラン
プ1の移動機構として、図1にはロッドレスシリンダー
を用いた場合を示したが、直動機構であれば良い。
【0013】次に、図2(b)に示すように、送り側ア
ーム4および受け側アーム18をそれぞれ軸5および1
8を中心にして90°回転(図中では右回転)させる。
この回転時には送り側アーム4のクランプ1,2は全て
把持状態(クランプ状態)とする。回転動作には、図1
に示すクランク・ピストン機構のみでなく、チェーン等
を用いてもよい。また、90°にて回転動作を停止させ
るためには、シリンダーのストロークエンドにて止める
方法でもよいし、あるいは回転軸5に角度計を設置し、
角度計の計測値をベースとして制御する方法を用いても
よい。
ーム4および受け側アーム18をそれぞれ軸5および1
8を中心にして90°回転(図中では右回転)させる。
この回転時には送り側アーム4のクランプ1,2は全て
把持状態(クランプ状態)とする。回転動作には、図1
に示すクランク・ピストン機構のみでなく、チェーン等
を用いてもよい。また、90°にて回転動作を停止させ
るためには、シリンダーのストロークエンドにて止める
方法でもよいし、あるいは回転軸5に角度計を設置し、
角度計の計測値をベースとして制御する方法を用いても
よい。
【0014】次に、図2(c)に示すように、シフト機
構を作動させ、送り側アーム4を受け側アーム18に近
づける。シフト機構としては、図1に示したシリンー機
構の他に、ラック・ピニオン機構等を用いてもよい。シ
フト動作の停止は、両アーム間距離が金属板(積み重ね
束)の厚さに等しくなった時に行う。アーム間距離の測
定は、アブソコーダやリミットセンサー等を用いて行う
ことができる。また、図1および図2に示した例では、
送り側アームを受け側アームへシフトさせる構造である
が、逆に受け側アームを送り側アームへシフトさせる構
造としてもよい。
構を作動させ、送り側アーム4を受け側アーム18に近
づける。シフト機構としては、図1に示したシリンー機
構の他に、ラック・ピニオン機構等を用いてもよい。シ
フト動作の停止は、両アーム間距離が金属板(積み重ね
束)の厚さに等しくなった時に行う。アーム間距離の測
定は、アブソコーダやリミットセンサー等を用いて行う
ことができる。また、図1および図2に示した例では、
送り側アームを受け側アームへシフトさせる構造である
が、逆に受け側アームを送り側アームへシフトさせる構
造としてもよい。
【0015】次に、図2(d)に示すように、送り側ア
ーム4の可動式クランプ1および固定式クランプ2を把
持状態のまま、送り側アーム18の可動式クランプ15
および固定式クランプ16を把持状態とする。次に、図
2(e)に示すように、送り側アーム4の可動式クラン
プ1および固定式クランプ2の把持状態を解く(アンク
ランプする)。受け側アーム18のクランプは全て把持
状態に維持しておく。
ーム4の可動式クランプ1および固定式クランプ2を把
持状態のまま、送り側アーム18の可動式クランプ15
および固定式クランプ16を把持状態とする。次に、図
2(e)に示すように、送り側アーム4の可動式クラン
プ1および固定式クランプ2の把持状態を解く(アンク
ランプする)。受け側アーム18のクランプは全て把持
状態に維持しておく。
【0016】次に、図2(f)に示すように、送り側ア
ーム4をシフトし、送り側アーム4と受け側アーム18
とを元の間隔まで引き離す。受け側アーム18のクラン
プは全て把持状態に維持しておく。最後に、図2(g)
に示したように、双方のアーム4および18をそれぞれ
回転して水平状態に戻す。このとき、受け側アーム18
のクランプ15,16は全て把持状態に維持したままア
ームを回転させ、アームが水平になってから把持状態を
解く(アンクランプする)。
ーム4をシフトし、送り側アーム4と受け側アーム18
とを元の間隔まで引き離す。受け側アーム18のクラン
プは全て把持状態に維持しておく。最後に、図2(g)
に示したように、双方のアーム4および18をそれぞれ
回転して水平状態に戻す。このとき、受け側アーム18
のクランプ15,16は全て把持状態に維持したままア
ームを回転させ、アームが水平になってから把持状態を
解く(アンクランプする)。
【0017】
【実施例】図1,3,4に示した構造の本発明による金
属板反転装置により鋼板の反転を行った。装置の仕様は
下記のとおりであった。 アーム基数:送り側アーム、受け側アーム各7基 アーム寸法(送り側アーム・受け側アーム共通、図1参
照、mm) L=3100 L1=2400 L2=700 H=1050 S=3530(回転軸間距離) シフトストローク:最大1000 反転対象鋼板 幅=600〜2180 厚さ=4mm(1枚)、積み重ね状態 250mm 長さ=3000〜12500mm 最大反転重量 最大 10トン 上記装置にて、10枚積み重ねられた鋼板を全て裏面検
査し、更に元に戻す作業を行った。従来法により1枚づ
つの反転も行って、作業時間を比較した。
属板反転装置により鋼板の反転を行った。装置の仕様は
下記のとおりであった。 アーム基数:送り側アーム、受け側アーム各7基 アーム寸法(送り側アーム・受け側アーム共通、図1参
照、mm) L=3100 L1=2400 L2=700 H=1050 S=3530(回転軸間距離) シフトストローク:最大1000 反転対象鋼板 幅=600〜2180 厚さ=4mm(1枚)、積み重ね状態 250mm 長さ=3000〜12500mm 最大反転重量 最大 10トン 上記装置にて、10枚積み重ねられた鋼板を全て裏面検
査し、更に元に戻す作業を行った。従来法により1枚づ
つの反転も行って、作業時間を比較した。
【0018】 〔本発明による10枚一括反転作業〕 1)10枚をクレーンにて反転装置上に設置・・・・・・・・・・・30秒 2)反転装置により反転・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40秒 3)反転された10枚の鋼板を第1仮置き場に移送・・・・・・・・30秒 4)第1仮置き場から1枚目を吊り上げ検査場へ移送・・・・・・・30秒 5)裏面検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80秒 6)検査場から第2仮置き場に移送・・・・・・・・・・・・・・・30秒 7)2枚目〜10枚目について上記4)〜6)を実行・・(30+80+30)x10 秒 8)第2仮置き場から反転装置上に移送・・・・・・・・・・・・・30秒 9)反転装置により再反転・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40秒 10)10枚を元の場所に移送・・・・・・・・・・・・・・・・・30秒 合計作業時間=〔30+40+30〕×2+〔30+80+30〕×10 =1600秒 〔従来技術による1枚毎反転作業〕 1)1枚をマグネット付クレーンで吊り上げ、反転場に移送・・・・30秒 2)反転場にてマグネット付クレーンを用いて反転・・・・・・・・80秒 3)反転した鋼板を検査場に移送・・・・・・・・・・・・・・・・30秒 4)裏面検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80秒 5)反転場に移送・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30秒 6)反転場にて再反転(表向きに戻す)・・・・・・・・・・・・・60秒 7)仮置き場に移送・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30秒 1枚作業時間=1)〜7)の合計時間=340秒 合計作業時間=340秒/枚×10枚 =3400秒 このように、本発明の反転装置を用いることにより、1
0枚積み重ねされた鋼板を裏面検査する場合、1枚づつ
反転していた従来作業に比較して、合計作業時間を半分
以下に短縮することができた。そして、10枚積み重ね
られた鋼板両側縁をクランプした状態で反転することに
より、積み重ね状態を安定に保つことができ、鋼板同士
の擦れ合いによる表面疵の発生がなく、且つ荷崩れの危
険も皆無にすることができた。
0枚積み重ねされた鋼板を裏面検査する場合、1枚づつ
反転していた従来作業に比較して、合計作業時間を半分
以下に短縮することができた。そして、10枚積み重ね
られた鋼板両側縁をクランプした状態で反転することに
より、積み重ね状態を安定に保つことができ、鋼板同士
の擦れ合いによる表面疵の発生がなく、且つ荷崩れの危
険も皆無にすることができた。
【0019】なお、反転・再反転のための時間のみにつ
いて上記の例を比較すれば、従来は1)2)5)6)の
合計時間×10=2000秒であるのに対して、本発明
においては1)2)8)9)の合計時間=140秒であ
り、本発明により反転作業効率が14倍強に向上してい
る。また、本実施例では積み重ね枚数が10枚であった
が、上記の計算式から明らかなように積み重ね枚数が増
えるほど本発明による作業効率の向上は顕著になる。
いて上記の例を比較すれば、従来は1)2)5)6)の
合計時間×10=2000秒であるのに対して、本発明
においては1)2)8)9)の合計時間=140秒であ
り、本発明により反転作業効率が14倍強に向上してい
る。また、本実施例では積み重ね枚数が10枚であった
が、上記の計算式から明らかなように積み重ね枚数が増
えるほど本発明による作業効率の向上は顕著になる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数枚積み重ねた金属板の一括反転を、金属板の表面疵
発生や荷崩れ発生を完全に防止してできるので、裏面の
検査や疵手入れ等の金属板反転を伴う作業の効率を大幅
に向上することができる。
複数枚積み重ねた金属板の一括反転を、金属板の表面疵
発生や荷崩れ発生を完全に防止してできるので、裏面の
検査や疵手入れ等の金属板反転を伴う作業の効率を大幅
に向上することができる。
【図1】図1は、本発明の金属板反転装置を金属板長手
方向から見た正面図である。
方向から見た正面図である。
【図2】図2(a)〜(g)は、図1の金属板反転装置
のアームの各作動段階を示す正面図である。
のアームの各作動段階を示す正面図である。
【図3】図3は、図1の金属板反転装置の複数のアーム
の配列を示す平面図である。
の配列を示す平面図である。
【図4】図4は、複数枚を積み重ねた金属板を示す斜視
図である。
図である。
【図5】図5(a)〜(f)は、従来の2本アーム対向
式反転装置のアームの各作動段階を示す正面図である。
式反転装置のアームの各作動段階を示す正面図である。
【図6】図6(a)〜(c)は、従来の吸着式反転装置
の各作動段階を示す正面図である。
の各作動段階を示す正面図である。
1 …送り側アーム4の可動式クランプ 1'…可動式クランプ1のクランプ作動用シリンダー 2 …送り側アーム4の固定式クランプ 2'…固定式クランプ2のクランプ作動用シリンダー 3 …可動式クランプ1の移動用シリンダー 4 …送り側アーム 5 …送り側アーム4の回転軸 6 …送り側アーム4の回転駆動用シリンダー 6'…シリンダー6の回転ピン 7 …連結棒(クランク) 8 …架台 9 …移動ベース 10…ナット 11…スクリュー 12…軸受け 13…レール 14…電動機 15…受け側アーム18の可動式クランプ 15' …可動式クランプ15のクランプ作動用シリンダー 16…受け側アーム18の固定式クランプ 16' …固定式クランプ16のクランプ作動用シリンダー 17…可動式クランプ15の移動用シリンダー 18…受け側アーム 19…受け側アーム18の回転軸 20…受け側アーム18の回転駆動用シリンダー 20' …シリンダー20の回転ピン 21…連結棒(クランク) 22…架台 P…1枚または複数枚積み重ねられた金属板(鋼板)
Claims (2)
- 【請求項1】 1枚または複数枚積み重ねられた水平の
金属板をその両側縁で把持し板面で保持しながら該側縁
に平行な軸の周りに回転させて起立させる複数の送り側
アームと、 上記起立した金属板を該送り側アームから受け入れ両側
縁で把持し板面で保持しながら該側縁に平行な軸の周り
に上記回転と同じ向きに回転させて水平にする複数の受
け側アームと、 上記金属板を起立させた状態での上記送り側アームと上
記受け側アームの間隔が上記金属板の厚さと等しくなる
位置とそれよりも大きくなる位置との間で上記送り側ア
ームと上記受け側アームを水平方向に相対移動させるシ
フト機構とを備えて成ることを特徴とする金属板反転装
置。 - 【請求項2】 上記複数の送り側アームと上記複数の受
け側アームとが上記金属板の長手方向に沿って互い違い
に配列されていることを特徴とする請求項1記載の金属
板反転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29855597A JPH11129014A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 金属板反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29855597A JPH11129014A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 金属板反転装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11129014A true JPH11129014A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17861262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29855597A Withdrawn JPH11129014A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 金属板反転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11129014A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010024013A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Ihi Marine United Inc | 板状体の反転装置及び方法 |
| EP2196422A1 (de) * | 2008-12-09 | 2010-06-16 | Buechel Stabag AG | Wendevorrichtung zum Wenden eines Plattenstapels |
| CN104386513A (zh) * | 2014-10-30 | 2015-03-04 | 四川成峰机械有限公司 | 一种纸垛翻转装置 |
| JP2015107851A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 株式会社コスモグラフ | シート束搬送装置、及び冊子管理システム |
| CN104709512A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-06-17 | 上海宝钢不锈钢贸易有限公司 | 一种用于缠绕包装的自动翻钢机及方法 |
| CN108655239A (zh) * | 2018-06-04 | 2018-10-16 | 佛山市同鑫智能装备科技有限公司 | 一种铝材加工用冲压装置及冲压工艺 |
| CN110482187A (zh) * | 2018-05-15 | 2019-11-22 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种可逆式翻板机 |
| CN113798404A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-12-17 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种翻钢装置及方法 |
| CN117019894A (zh) * | 2023-10-07 | 2023-11-10 | 淄博瑞国冶金设备有限公司 | 一种钢坯翻转装置及翻转方法 |
| CN117645129A (zh) * | 2023-12-21 | 2024-03-05 | 中国重汽集团青岛重工有限公司 | 两级接替翻转自动卸料翻板机 |
| CN120312684A (zh) * | 2025-04-23 | 2025-07-15 | 广州粤研智能装备股份有限公司 | 一种液压控制系统及具有其的多层层叠薄钢板翻转机 |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29855597A patent/JPH11129014A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010024013A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Ihi Marine United Inc | 板状体の反転装置及び方法 |
| EP2196422A1 (de) * | 2008-12-09 | 2010-06-16 | Buechel Stabag AG | Wendevorrichtung zum Wenden eines Plattenstapels |
| JP2015107851A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 株式会社コスモグラフ | シート束搬送装置、及び冊子管理システム |
| CN104386513A (zh) * | 2014-10-30 | 2015-03-04 | 四川成峰机械有限公司 | 一种纸垛翻转装置 |
| CN104709512A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-06-17 | 上海宝钢不锈钢贸易有限公司 | 一种用于缠绕包装的自动翻钢机及方法 |
| CN110482187A (zh) * | 2018-05-15 | 2019-11-22 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种可逆式翻板机 |
| CN110482187B (zh) * | 2018-05-15 | 2021-02-19 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种可逆式翻板机 |
| CN108655239A (zh) * | 2018-06-04 | 2018-10-16 | 佛山市同鑫智能装备科技有限公司 | 一种铝材加工用冲压装置及冲压工艺 |
| CN113798404A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-12-17 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种翻钢装置及方法 |
| CN117019894A (zh) * | 2023-10-07 | 2023-11-10 | 淄博瑞国冶金设备有限公司 | 一种钢坯翻转装置及翻转方法 |
| CN117019894B (zh) * | 2023-10-07 | 2023-12-15 | 淄博瑞国冶金设备有限公司 | 一种钢坯翻转装置及翻转方法 |
| CN117645129A (zh) * | 2023-12-21 | 2024-03-05 | 中国重汽集团青岛重工有限公司 | 两级接替翻转自动卸料翻板机 |
| CN120312684A (zh) * | 2025-04-23 | 2025-07-15 | 广州粤研智能装备股份有限公司 | 一种液压控制系统及具有其的多层层叠薄钢板翻转机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11129014A (ja) | 金属板反転装置 | |
| CN210392959U (zh) | 用于机器人搬运码垛的货物夹取机构 | |
| CN111313100B (zh) | 叠片装置 | |
| JP2013123714A (ja) | 鋼板反転装置 | |
| CN115366158A (zh) | 一种基于图像识别技术的机械手及控制方法 | |
| CN117943824B (zh) | 螺丝操作机器人 | |
| CN111843361A (zh) | 一种机器人焊接变位装置 | |
| CN115351551A (zh) | 一种直接缝铁心生产片料传输定位装置 | |
| CN217147817U (zh) | 堆叠装置及机器人 | |
| CN218659062U (zh) | 一种长杆料抓取机械手 | |
| CN111348422A (zh) | 夹爪 | |
| CN214421704U (zh) | 一种抓取夹具及机械手 | |
| JPH085148Y2 (ja) | ワーク移載反転装置 | |
| CN223328530U (zh) | 产品翻面装置和自动化生产线 | |
| CN223326395U (zh) | 电芯模组搬运抓手及机器人 | |
| CN219990474U (zh) | 一种坩埚搬运装置 | |
| CN221066036U (zh) | 显示装置的画质检测设备 | |
| JP2586348Y2 (ja) | パイプの把持装置 | |
| CN223722576U (zh) | 一种建筑材料检测用吊取装置 | |
| CN222860494U (zh) | 一种工件抓取装置及设备 | |
| CN220787352U (zh) | 一种面板箱体搬运设备 | |
| CN223575505U (zh) | 应用于轴承滚子探伤机中的滚子翻转机构 | |
| CN216511487U (zh) | 一种板材码垛机 | |
| CN217349775U (zh) | 一种机械转运装置 | |
| CN219563129U (zh) | 夹取装置及作业机械 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |