JPH11130343A - 輪転機の減速胴付き折機 - Google Patents
輪転機の減速胴付き折機Info
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- JPH11130343A JPH11130343A JP29368697A JP29368697A JPH11130343A JP H11130343 A JPH11130343 A JP H11130343A JP 29368697 A JP29368697 A JP 29368697A JP 29368697 A JP29368697 A JP 29368697A JP H11130343 A JPH11130343 A JP H11130343A
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- reduction
- drum
- folding
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract 5
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 12
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 abstract 1
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、高速運転時においても折り丁の先
端である折り線部の破れや皺の発生がなくなり良好な折
り精度を確保でき、安定した高品質の折り丁の排出およ
び輪転機の更なる高速化が可能な輪転機の減速胴付き折
機を提供することにある。 【解決手段】 本発明では、くわえ胴4を有する平行折
り部1で形成された折り丁S1を受け取る減速胴5を備
え、かつ減速胴5をくわえ胴4の周速より遅く回転させ
る折機において、くわえ胴4と減速胴5との間に空隙V
を設け、この空隙Vにくわえ胴4から排出されてくる折
り丁S1を減速胴5に導入する折り丁搬送装置10と、
この折り丁搬送装置10に設置され、かつ折り丁S1の
先端部が減速胴5のくわえ替え位置に達するまで折り丁
S1の表面を押圧する折り丁押え手段70とを設けてい
る。
端である折り線部の破れや皺の発生がなくなり良好な折
り精度を確保でき、安定した高品質の折り丁の排出およ
び輪転機の更なる高速化が可能な輪転機の減速胴付き折
機を提供することにある。 【解決手段】 本発明では、くわえ胴4を有する平行折
り部1で形成された折り丁S1を受け取る減速胴5を備
え、かつ減速胴5をくわえ胴4の周速より遅く回転させ
る折機において、くわえ胴4と減速胴5との間に空隙V
を設け、この空隙Vにくわえ胴4から排出されてくる折
り丁S1を減速胴5に導入する折り丁搬送装置10と、
この折り丁搬送装置10に設置され、かつ折り丁S1の
先端部が減速胴5のくわえ替え位置に達するまで折り丁
S1の表面を押圧する折り丁押え手段70とを設けてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、減速胴を備えた輪
転機の折機に関するものである。
転機の折機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、チョッパ折り装置を備えた通常
の商業用輪転機の折機でチョッパ折りをする場合には、
先ず、印刷が施されて送り出されてくる連続紙を、のこ
胴と折胴との間で所定寸法に断裁し、折胴とくわえ胴と
の間でこの断裁線に平行に半分に折り畳んだ折り丁を形
成する。そして、くわえ胴から排出されてくる折り丁を
搬送ベルトによって移送し、この折り丁の先端である折
り線部をチョッパ折り装置のストッパに当てて停止さ
せ、この停止した折り丁の中央にチョッパブレードを突
っ込むことにより、断裁線に対して直角方向に半分に折
り畳んだチョッパ折り丁を形成している。
の商業用輪転機の折機でチョッパ折りをする場合には、
先ず、印刷が施されて送り出されてくる連続紙を、のこ
胴と折胴との間で所定寸法に断裁し、折胴とくわえ胴と
の間でこの断裁線に平行に半分に折り畳んだ折り丁を形
成する。そして、くわえ胴から排出されてくる折り丁を
搬送ベルトによって移送し、この折り丁の先端である折
り線部をチョッパ折り装置のストッパに当てて停止さ
せ、この停止した折り丁の中央にチョッパブレードを突
っ込むことにより、断裁線に対して直角方向に半分に折
り畳んだチョッパ折り丁を形成している。
【0003】ところが、このような減速胴を具備しない
通常の折機でチョッパ折りを行う場合には、印刷速度が
速くなり一定速度を越えて、くわえ胴から搬送ベルトに
送られてくる折り丁の搬送速度が速くなると、該折り丁
がチョッパ折り装置のストッパに当たったときの反発が
大きくなって折り精度が不安定になったり、あるいは折
り丁に傷が生じて印刷物の品質を低下させることにな
る。したがって、減速胴を具備しない通常の折機におい
ては、印刷速度を下げて運転しなければならず、生産性
の向上を図ることが困難であった。
通常の折機でチョッパ折りを行う場合には、印刷速度が
速くなり一定速度を越えて、くわえ胴から搬送ベルトに
送られてくる折り丁の搬送速度が速くなると、該折り丁
がチョッパ折り装置のストッパに当たったときの反発が
大きくなって折り精度が不安定になったり、あるいは折
り丁に傷が生じて印刷物の品質を低下させることにな
る。したがって、減速胴を具備しない通常の折機におい
ては、印刷速度を下げて運転しなければならず、生産性
の向上を図ることが困難であった。
【0004】そこで、従来よりチョッパ折りの印刷物を
扱う頻度の多い輪転機には、図5に例示するような減速
胴を備えた折機が用いられている。この種の折機では、
同図に示す如く、のこ胴2、折胴3およびくわえ胴4よ
り構成される平行折り部1からチョッパ折り装置9へ至
る間にくわえ胴4の周速より遅く回転する減速胴5と、
この減速胴5に対接して減速胴5と同一周速で回転する
受け渡し胴6が設けられている。しかも、これら減速胴
5と受け渡し胴6は、上下に間隔を置いて配設された2
組のチョッパ折り装置9a,9bにそれぞれ接続されて
おり、減速胴5から下段のチョッパ折り装置9bへ至る
経路と、減速胴5から受け渡し胴6を経て上段のチョッ
パ折り装置9aへ至る経路の2つの経路が設けられてい
る。
扱う頻度の多い輪転機には、図5に例示するような減速
胴を備えた折機が用いられている。この種の折機では、
同図に示す如く、のこ胴2、折胴3およびくわえ胴4よ
り構成される平行折り部1からチョッパ折り装置9へ至
る間にくわえ胴4の周速より遅く回転する減速胴5と、
この減速胴5に対接して減速胴5と同一周速で回転する
受け渡し胴6が設けられている。しかも、これら減速胴
5と受け渡し胴6は、上下に間隔を置いて配設された2
組のチョッパ折り装置9a,9bにそれぞれ接続されて
おり、減速胴5から下段のチョッパ折り装置9bへ至る
経路と、減速胴5から受け渡し胴6を経て上段のチョッ
パ折り装置9aへ至る経路の2つの経路が設けられてい
る。
【0005】このような減速胴5を備えた折機におい
て、印刷が施されて平行折り部1に送り込まれてきた連
続紙Wは、のこ胴2と折胴3との間で所定寸法に断裁さ
れ、折胴3とくわえ胴4との間でこの断裁線に平行して
半分に折り畳まれた折り丁S1が形成される。そして、
この折り畳まれた折り丁S1は、くわえ胴4から減速胴
5に胴上で受け渡され、減速胴5から下段のチョッパ折
り装置9bへ至る経路と、減速胴5から受け渡し胴6を
経て上段のチョッパ折り装置9aへ至る経路の2つの経
路に交互に送り出される。下段の搬送ベルト7a,7b
と、上段の搬送ベルト8a,8bとに1部ごと交互に移
載された折り丁S1は、搬送ベルト7a,7bおよび8
a,8bのそれぞれの間に挟持されながら搬送される。
そして、この折り丁S1の先端である折り線部がそれぞ
れ上段および下段のチョッパ折り装置9a,9bの各ス
トッパ19に当たって停止すると、この停止した折り丁
S1の中央にチョッパブレードが突っ込み、これにより
折り丁S1の断裁線に対して直角に半折りされた折り丁
S2が形成されることになる。
て、印刷が施されて平行折り部1に送り込まれてきた連
続紙Wは、のこ胴2と折胴3との間で所定寸法に断裁さ
れ、折胴3とくわえ胴4との間でこの断裁線に平行して
半分に折り畳まれた折り丁S1が形成される。そして、
この折り畳まれた折り丁S1は、くわえ胴4から減速胴
5に胴上で受け渡され、減速胴5から下段のチョッパ折
り装置9bへ至る経路と、減速胴5から受け渡し胴6を
経て上段のチョッパ折り装置9aへ至る経路の2つの経
路に交互に送り出される。下段の搬送ベルト7a,7b
と、上段の搬送ベルト8a,8bとに1部ごと交互に移
載された折り丁S1は、搬送ベルト7a,7bおよび8
a,8bのそれぞれの間に挟持されながら搬送される。
そして、この折り丁S1の先端である折り線部がそれぞ
れ上段および下段のチョッパ折り装置9a,9bの各ス
トッパ19に当たって停止すると、この停止した折り丁
S1の中央にチョッパブレードが突っ込み、これにより
折り丁S1の断裁線に対して直角に半折りされた折り丁
S2が形成されることになる。
【0006】このように減速胴5を備えた折機では、2
系列のチョッパ折り装置9aおよび9bを交互に用いる
ことにより、チョッパ折り装置への折り丁S1の搬送速
度を遅くすることが可能となる。この結果、輪転機の印
刷速度が速くなっても、折り丁S1がチョッパ折り装置
9a,9bのストッパ19に当たるときの反発が小さく
なり、折り精度が安定化するため、印刷速度を減速させ
ることなく、チョッパ折り時の高速運転を確保してい
た。
系列のチョッパ折り装置9aおよび9bを交互に用いる
ことにより、チョッパ折り装置への折り丁S1の搬送速
度を遅くすることが可能となる。この結果、輪転機の印
刷速度が速くなっても、折り丁S1がチョッパ折り装置
9a,9bのストッパ19に当たるときの反発が小さく
なり、折り精度が安定化するため、印刷速度を減速させ
ることなく、チョッパ折り時の高速運転を確保してい
た。
【0007】ところで、従来のこのような減速胴5を備
えた折機では、図6(A)〜(C)に示す如く、ストッ
パ51と図示しないカム機構によって開閉される爪52
を内蔵した減速胴5が、くわえ顎41と図示しないカム
機構によって開閉されるくわえ板42を内蔵したくわえ
胴4に対して微小な隙間を開けて近設されている。そし
て、平行折り部1の折胴3とくわえ胴4との間で断裁線
に対して平行に半分に折られた折り丁S1の先端である
折り線部が、図6(A)に示す如く、くわえ顎41とく
わえ板42との間でくわえられて、くわえ胴4の外周に
沿って搬送される。続いて、くわえ胴4における折り丁
S1のくわえ位置が減速胴5のストッパ51に近づいて
くると、図6(B)に示す如く、くわえ板42がそのカ
ム機構によってくわえ顎41から離れ、折り丁S1の先
端部を解放する。一方、減速胴5の爪52は、そのカム
機構によってくわえ胴4のくわえ顎41に折り込まれた
折り丁S1の折り線部を起こして剥がし、図6(C)に
示す如く、ストッパ51に当たった折り丁S1の先端部
を押えてつかみ、これを減速胴5が受け取っていた。次
いで、減速胴5に受け取られた折り丁S1は、1部ごと
に下段の搬送ベルト7a,7bと、受け渡し胴6を経て
上段の搬送ベルト8a,8bに移載され、それぞれの搬
送ベルト7a,7bおよび8a,8bによって上下段の
チョッパ折り装置9a,9bに導かれて、チョッパ折り
が行われる。
えた折機では、図6(A)〜(C)に示す如く、ストッ
パ51と図示しないカム機構によって開閉される爪52
を内蔵した減速胴5が、くわえ顎41と図示しないカム
機構によって開閉されるくわえ板42を内蔵したくわえ
胴4に対して微小な隙間を開けて近設されている。そし
て、平行折り部1の折胴3とくわえ胴4との間で断裁線
に対して平行に半分に折られた折り丁S1の先端である
折り線部が、図6(A)に示す如く、くわえ顎41とく
わえ板42との間でくわえられて、くわえ胴4の外周に
沿って搬送される。続いて、くわえ胴4における折り丁
S1のくわえ位置が減速胴5のストッパ51に近づいて
くると、図6(B)に示す如く、くわえ板42がそのカ
ム機構によってくわえ顎41から離れ、折り丁S1の先
端部を解放する。一方、減速胴5の爪52は、そのカム
機構によってくわえ胴4のくわえ顎41に折り込まれた
折り丁S1の折り線部を起こして剥がし、図6(C)に
示す如く、ストッパ51に当たった折り丁S1の先端部
を押えてつかみ、これを減速胴5が受け取っていた。次
いで、減速胴5に受け取られた折り丁S1は、1部ごと
に下段の搬送ベルト7a,7bと、受け渡し胴6を経て
上段の搬送ベルト8a,8bに移載され、それぞれの搬
送ベルト7a,7bおよび8a,8bによって上下段の
チョッパ折り装置9a,9bに導かれて、チョッパ折り
が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな減速胴5を備えた従来の折機には、次のような問題
点を有していた。 (1) 折り丁S1の受け渡しが、周速の速いくわえ胴
4から周速の遅い減速胴5へと周速の異なる胴間で行わ
れるため、くわえ胴4からの折り丁S1の先端部が減速
胴5のストッパ51に当接すると、折り丁S1が跳ね返
り、高速になると紙質によっては、折り丁S1の折り線
部に破れや皺が発生することがあり、良好な折り精度を
確保することが難しかしい上に、くわえ胴4から減速胴
5への同時くわえ替えが不可能である。しかも、くわえ
胴4の内部に折り込まれている折り丁S1の先端部を減
速胴5の爪52で剥がし、次にこの剥がされた折り丁S
1の先端部をつかむ動作を行うため、折り丁S1は一時
的に無拘束状態となって、受け渡しの乱れを生じ、これ
がチョッパ折りの精度不良を招いていた。 (2) 折り丁S1の無拘束状態を極力短縮させて受け
渡し精度を良くするためには、くわえ胴4のくわえ板4
2および減速胴5の爪52の開閉動作時間を更に短縮さ
せる必要があるが、これによると、装置自体の負荷が増
大して実用性がなくなる。したがって、従来の折機では
輪転機の更なる高速化が望めなかった。
うな減速胴5を備えた従来の折機には、次のような問題
点を有していた。 (1) 折り丁S1の受け渡しが、周速の速いくわえ胴
4から周速の遅い減速胴5へと周速の異なる胴間で行わ
れるため、くわえ胴4からの折り丁S1の先端部が減速
胴5のストッパ51に当接すると、折り丁S1が跳ね返
り、高速になると紙質によっては、折り丁S1の折り線
部に破れや皺が発生することがあり、良好な折り精度を
確保することが難しかしい上に、くわえ胴4から減速胴
5への同時くわえ替えが不可能である。しかも、くわえ
胴4の内部に折り込まれている折り丁S1の先端部を減
速胴5の爪52で剥がし、次にこの剥がされた折り丁S
1の先端部をつかむ動作を行うため、折り丁S1は一時
的に無拘束状態となって、受け渡しの乱れを生じ、これ
がチョッパ折りの精度不良を招いていた。 (2) 折り丁S1の無拘束状態を極力短縮させて受け
渡し精度を良くするためには、くわえ胴4のくわえ板4
2および減速胴5の爪52の開閉動作時間を更に短縮さ
せる必要があるが、これによると、装置自体の負荷が増
大して実用性がなくなる。したがって、従来の折機では
輪転機の更なる高速化が望めなかった。
【0009】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、高速運転時においても折り
丁の先端である折り線部の破れや皺の発生がなくなり良
好な折り精度を確保でき、安定した高品質の折り丁の排
出および輪転機の更なる高速化が可能な輪転機の減速胴
付き折機を提供することにある。
ものであって、その目的は、高速運転時においても折り
丁の先端である折り線部の破れや皺の発生がなくなり良
好な折り精度を確保でき、安定した高品質の折り丁の排
出および輪転機の更なる高速化が可能な輪転機の減速胴
付き折機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、くわえ胴を有
する平行折り部で形成された折り丁を受け取る減速胴を
備え、かつ該減速胴を前記くわえ胴の周速より遅く回転
させる折機において、前記くわえ胴と前記減速胴との間
に空隙を設け、この空隙に前記くわえ胴から排出されて
くる折り丁を前記減速胴に導入する折り丁搬送装置と、
この折り丁搬送装置に設置され、かつ前記折り丁の先端
部が前記減速胴のくわえ替え位置に達するまで前記折り
丁の表面を押圧する折り丁押え手段とを設けている。
題を解決するために、本発明においては、くわえ胴を有
する平行折り部で形成された折り丁を受け取る減速胴を
備え、かつ該減速胴を前記くわえ胴の周速より遅く回転
させる折機において、前記くわえ胴と前記減速胴との間
に空隙を設け、この空隙に前記くわえ胴から排出されて
くる折り丁を前記減速胴に導入する折り丁搬送装置と、
この折り丁搬送装置に設置され、かつ前記折り丁の先端
部が前記減速胴のくわえ替え位置に達するまで前記折り
丁の表面を押圧する折り丁押え手段とを設けている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の第1実施形態に係る減速胴
付き折機の概略配置図、図2はその要部の説明図であ
る。図1および図2における本実施形態の折機は、印刷
を施された連続紙Wが送り込まれてくる公知の平行折り
部1を有し、該平行折り部1はのこ胴2、折胴3および
くわえ胴4から構成されている。平行折り部1において
は、のこ胴2と折胴3との間で所定寸法に断裁され、折
胴3とくわえ胴4との間で断裁線と平行に2つに折られ
た折り丁S1が形成されるようになっている。上記平行
折り部1に関連して、くわえ胴4の周速よりも遅い速度
で回転しながら、該くらえ胴4から折り丁S1を受け取
る減速胴5と、この減速胴5に当接して配置され、当該
減速胴5と同一周速で回転しながら、減速胴5から折り
丁S1を受け取る受け渡し胴6とが設けられている。
付き折機の概略配置図、図2はその要部の説明図であ
る。図1および図2における本実施形態の折機は、印刷
を施された連続紙Wが送り込まれてくる公知の平行折り
部1を有し、該平行折り部1はのこ胴2、折胴3および
くわえ胴4から構成されている。平行折り部1において
は、のこ胴2と折胴3との間で所定寸法に断裁され、折
胴3とくわえ胴4との間で断裁線と平行に2つに折られ
た折り丁S1が形成されるようになっている。上記平行
折り部1に関連して、くわえ胴4の周速よりも遅い速度
で回転しながら、該くらえ胴4から折り丁S1を受け取
る減速胴5と、この減速胴5に当接して配置され、当該
減速胴5と同一周速で回転しながら、減速胴5から折り
丁S1を受け取る受け渡し胴6とが設けられている。
【0013】上記減速胴5および受け渡し胴6は、上下
に間隔を置いて配設される上段および下段のチョッパ折
り装置9a,9bに接続されており、下段のチョッパ折
り装置9bには減速胴5から排出されてくる折り丁S1
を受け取って搬送する上下の搬送ベルト7a,7bが設
けられ、上段のチョッパ折り装置9aには受け渡し胴6
から排出されてくる折り丁S1を受け取って搬送する上
下の搬送ベルト8a,8bが設けられている。上段およ
び下段のチョッパ折り装置9a,9bでは、搬送ベルト
7aと7bの間および搬送ベルト8aと8bの間にそれ
ぞれ挾持されて搬送されてくる折り丁S1にチョッパ折
りを行い、これによって折り丁S1の断裁線に対し直角
に半折りされた折り丁S2を形成している。
に間隔を置いて配設される上段および下段のチョッパ折
り装置9a,9bに接続されており、下段のチョッパ折
り装置9bには減速胴5から排出されてくる折り丁S1
を受け取って搬送する上下の搬送ベルト7a,7bが設
けられ、上段のチョッパ折り装置9aには受け渡し胴6
から排出されてくる折り丁S1を受け取って搬送する上
下の搬送ベルト8a,8bが設けられている。上段およ
び下段のチョッパ折り装置9a,9bでは、搬送ベルト
7aと7bの間および搬送ベルト8aと8bの間にそれ
ぞれ挾持されて搬送されてくる折り丁S1にチョッパ折
りを行い、これによって折り丁S1の断裁線に対し直角
に半折りされた折り丁S2を形成している。
【0014】本実施形態の減速胴付き折機は、上記のよ
うに構成された商業用オフセット輪転機の折機に適用さ
れたものであって、減速胴5と平行折り部1のくわえ胴
4との間に折り丁S1の長さとほぼ同じ寸法の空隙Vが
設けられている。そして、この空隙Vには、くわえ胴4
から排出されてくる折り丁S1を減速胴5へ向けて搬送
するための折り丁搬送装置10と、この折り丁搬送装置
10に設置され、かつ折り丁S1の先端部が減速胴5の
くわえ替え位置に達するまで折り丁S1の中腹部表面を
押圧して搬送する調整可能な折り丁押え手段70とが設
けられている。
うに構成された商業用オフセット輪転機の折機に適用さ
れたものであって、減速胴5と平行折り部1のくわえ胴
4との間に折り丁S1の長さとほぼ同じ寸法の空隙Vが
設けられている。そして、この空隙Vには、くわえ胴4
から排出されてくる折り丁S1を減速胴5へ向けて搬送
するための折り丁搬送装置10と、この折り丁搬送装置
10に設置され、かつ折り丁S1の先端部が減速胴5の
くわえ替え位置に達するまで折り丁S1の中腹部表面を
押圧して搬送する調整可能な折り丁押え手段70とが設
けられている。
【0015】上記折り丁搬送装置10には、くわえ胴4
の排出側外周面4aと、この外周面4aの上部に配設さ
れる回転自在なプーリ11,12と、くわえ胴4の外周
と同じ周速で機械的に回転駆動される駆動プーリ13と
にそれぞれ張架する第1上搬送ベルト14が設けられて
いる。また、くわえ胴4上に配設されている図示しない
紙剥がしガイドによって剥がされた折り丁S1を減速胴
5の爪52がくわえる所定位置の手前まで案内する(導
く)案内板20が設けられている。そして、この案内板
20の表面と、該案内板20の下部に配設された回転自
在なプーリ21,22と、くわえ胴4の外周と同じ周速
で機械的に回転駆動される駆動プーリ23とにそれぞれ
張架する下搬送ベルト24が設けられている。さらに、
案内板20の表面に沿って走行する下搬送ベルト24上
に移載された折り丁S1を挾持して搬送するため、案内
板20の上部に配設される回転自在なプーリ25,2
6,27と、図示しない単独可変速モータによって回転
駆動される駆動プーリ28とにそれぞれ張架する第2上
搬送ベルト29が設けられている。すなわち、折り丁搬
送装置10は、第1上搬送ベルト14と、案内板20
と、下搬送ベルト24と、第2上搬送ベルト29とから
構成されている。
の排出側外周面4aと、この外周面4aの上部に配設さ
れる回転自在なプーリ11,12と、くわえ胴4の外周
と同じ周速で機械的に回転駆動される駆動プーリ13と
にそれぞれ張架する第1上搬送ベルト14が設けられて
いる。また、くわえ胴4上に配設されている図示しない
紙剥がしガイドによって剥がされた折り丁S1を減速胴
5の爪52がくわえる所定位置の手前まで案内する(導
く)案内板20が設けられている。そして、この案内板
20の表面と、該案内板20の下部に配設された回転自
在なプーリ21,22と、くわえ胴4の外周と同じ周速
で機械的に回転駆動される駆動プーリ23とにそれぞれ
張架する下搬送ベルト24が設けられている。さらに、
案内板20の表面に沿って走行する下搬送ベルト24上
に移載された折り丁S1を挾持して搬送するため、案内
板20の上部に配設される回転自在なプーリ25,2
6,27と、図示しない単独可変速モータによって回転
駆動される駆動プーリ28とにそれぞれ張架する第2上
搬送ベルト29が設けられている。すなわち、折り丁搬
送装置10は、第1上搬送ベルト14と、案内板20
と、下搬送ベルト24と、第2上搬送ベルト29とから
構成されている。
【0016】一方、上記折り丁押え手段70は、第2上
搬送ベルト29の折り丁接触面に設けられた複数個の突
起29Rで構成されており、これら突起29Rはくわえ
胴4から排出されてくる折り丁S1の排出間隔に合わせ
て断続的に配置されている。
搬送ベルト29の折り丁接触面に設けられた複数個の突
起29Rで構成されており、これら突起29Rはくわえ
胴4から排出されてくる折り丁S1の排出間隔に合わせ
て断続的に配置されている。
【0017】次に、本実施形態の減速胴付き折機の作用
について説明する。まず、輪転機の運転を開始して連続
紙Wが折機に送り込まれると、この連続紙Wは平行折り
部1におけるのこ胴2と折胴3との間で所定寸法に断裁
され、折胴3とくわえ胴4との間で断裁線に対して平行
に2つに折られた折り丁S1が形成される。折り丁S1
は、その折り線部がくわえ胴4のくわえ板42とくわえ
顎41との間にくわえられて、くわえ胴4の外周に沿っ
て運ばれる。そして、くわえ胴4がさらに回転し、くわ
え板42がそのカム機構によってくわえ顎41から離
れ、折り丁S1がくわえから解放された後、この折り丁
S1は紙剥がしガイド(図示せず)によってくわえ胴4
から剥がされる。くわえ胴4から剥がされて第1上搬送
ベルト14とくわえ胴4の外周面とに挾持されて送られ
てきた折り丁S1は、第2上搬送ベルト29と下搬送ベ
ルト24との間で挾持されて案内板20の表面に沿って
滑走し、減速胴5のくわえ替え位置へ向けて搬送され
る。
について説明する。まず、輪転機の運転を開始して連続
紙Wが折機に送り込まれると、この連続紙Wは平行折り
部1におけるのこ胴2と折胴3との間で所定寸法に断裁
され、折胴3とくわえ胴4との間で断裁線に対して平行
に2つに折られた折り丁S1が形成される。折り丁S1
は、その折り線部がくわえ胴4のくわえ板42とくわえ
顎41との間にくわえられて、くわえ胴4の外周に沿っ
て運ばれる。そして、くわえ胴4がさらに回転し、くわ
え板42がそのカム機構によってくわえ顎41から離
れ、折り丁S1がくわえから解放された後、この折り丁
S1は紙剥がしガイド(図示せず)によってくわえ胴4
から剥がされる。くわえ胴4から剥がされて第1上搬送
ベルト14とくわえ胴4の外周面とに挾持されて送られ
てきた折り丁S1は、第2上搬送ベルト29と下搬送ベ
ルト24との間で挾持されて案内板20の表面に沿って
滑走し、減速胴5のくわえ替え位置へ向けて搬送され
る。
【0018】このとき、第2上搬送ベルト29の折り丁
接触面にある突起29Rが折り丁S1の表面を押えて搬
送し、折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ51に
当接するのとほぼ同時に、突起29Rが折り丁表面の押
え位置から離れる。これと同時に、減速胴5の爪52が
折り丁S1の先端である折り線部をくわえ、減速胴5へ
のくわえ替えが完了する。なお、第2上搬送ベルト29
の突起29Rが折り丁S1の中腹部を押える位置、即ち
折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ51に当接す
る瞬間に突起29Rを折り丁S1から離す最適のタイミ
ングは、駆動プーリ28の可変速モータによって調整運
転時のみならず、通常運転時にも容易にこの位相を調整
することができる。
接触面にある突起29Rが折り丁S1の表面を押えて搬
送し、折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ51に
当接するのとほぼ同時に、突起29Rが折り丁表面の押
え位置から離れる。これと同時に、減速胴5の爪52が
折り丁S1の先端である折り線部をくわえ、減速胴5へ
のくわえ替えが完了する。なお、第2上搬送ベルト29
の突起29Rが折り丁S1の中腹部を押える位置、即ち
折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ51に当接す
る瞬間に突起29Rを折り丁S1から離す最適のタイミ
ングは、駆動プーリ28の可変速モータによって調整運
転時のみならず、通常運転時にも容易にこの位相を調整
することができる。
【0019】減速胴5へ受け渡された折り丁S1は、1
部ごとに下段の搬送ベルト7a,7bと、受け渡し胴6
を経る上段の搬送ベルト8a,8bに移載され、それぞ
れの搬送ベルト7a,7bおよび8a,8bによって上
下段のチョッパ折り装置9a,9bに導かれ、折り丁S
1の断裁線に対して直角に半折りされた折り丁S2が形
成されることになる。このように2系列のチョッパ折り
装置9a,9bを交互に用いることにより、輪転機の印
刷速度を減速させることなく、高速運転状態でチョッパ
折りを行うことができる。
部ごとに下段の搬送ベルト7a,7bと、受け渡し胴6
を経る上段の搬送ベルト8a,8bに移載され、それぞ
れの搬送ベルト7a,7bおよび8a,8bによって上
下段のチョッパ折り装置9a,9bに導かれ、折り丁S
1の断裁線に対して直角に半折りされた折り丁S2が形
成されることになる。このように2系列のチョッパ折り
装置9a,9bを交互に用いることにより、輪転機の印
刷速度を減速させることなく、高速運転状態でチョッパ
折りを行うことができる。
【0020】以上述べた如く、本発明の第1実施形態に
係る減速胴付き折機では、くわえ胴4と減速胴5との間
にほぼ折り丁S1の長さを有する空隙Vを設け、この空
隙Vに、くわえ胴4にくわえられた折り丁S1を減速胴
5に導入するための折り丁押え手段70を備えた折り丁
搬送装置10を設けているので、次の効果を奏する。 (1) くわえ胴4から減速胴5への折り丁S1の受け
渡しが、上下搬送ベルト14,29,24を用いて行わ
れるため、くわえ板42とくわえ顎41にくわえられて
曲がっていた折り丁S1の折り線部が搬送中に真っすぐ
に延ばされ、減速胴5の爪52による受け取りが容易に
なるとともに、第2上搬送ベルト29の突起29Rが折
り丁S1の表面を押さえて、その先端が減速胴5のスト
ッパ51に当接する直前まで折り丁S1を拘束状態に保
ち、折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ51に当
たるのとほぼ同時に第2上搬送ベルト29の突起29R
が折り丁S1から離れ、折り丁S1を減速胴5の方向に
推し進める作用が無くなるため、高速運転においても、
折り線部の破れや皺の発生がなくなり、安定した高品質
の折り丁S2を排出することができる。 (2) くわえ胴4から減速胴5への折り丁S1の受け
渡しは、従来の如く円筒状の2つの胴間で行われるので
はなく、直線状のベルトと円筒状の胴間で行われるの
で、くわえ板42および爪52の開閉動作を緩やかに行
い、しかもその開閉量を最小限にできる。したがって、
これらの開閉装置の負荷は小さくなるため、輪転機の更
なる高速化が可能になる。
係る減速胴付き折機では、くわえ胴4と減速胴5との間
にほぼ折り丁S1の長さを有する空隙Vを設け、この空
隙Vに、くわえ胴4にくわえられた折り丁S1を減速胴
5に導入するための折り丁押え手段70を備えた折り丁
搬送装置10を設けているので、次の効果を奏する。 (1) くわえ胴4から減速胴5への折り丁S1の受け
渡しが、上下搬送ベルト14,29,24を用いて行わ
れるため、くわえ板42とくわえ顎41にくわえられて
曲がっていた折り丁S1の折り線部が搬送中に真っすぐ
に延ばされ、減速胴5の爪52による受け取りが容易に
なるとともに、第2上搬送ベルト29の突起29Rが折
り丁S1の表面を押さえて、その先端が減速胴5のスト
ッパ51に当接する直前まで折り丁S1を拘束状態に保
ち、折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ51に当
たるのとほぼ同時に第2上搬送ベルト29の突起29R
が折り丁S1から離れ、折り丁S1を減速胴5の方向に
推し進める作用が無くなるため、高速運転においても、
折り線部の破れや皺の発生がなくなり、安定した高品質
の折り丁S2を排出することができる。 (2) くわえ胴4から減速胴5への折り丁S1の受け
渡しは、従来の如く円筒状の2つの胴間で行われるので
はなく、直線状のベルトと円筒状の胴間で行われるの
で、くわえ板42および爪52の開閉動作を緩やかに行
い、しかもその開閉量を最小限にできる。したがって、
これらの開閉装置の負荷は小さくなるため、輪転機の更
なる高速化が可能になる。
【0021】図3は本発明の第2実施形態に係る減速胴
付き折機の要部の説明図、図4はその部分の斜視図であ
る。第1実施形態においては、くわえ胴4と減速胴5と
の間に設けられ、折り丁S1を減速胴5へ導入するため
の折り丁搬送装置10が、第1上搬送ベルト14と第2
上搬送ベルト29との2つに分れていたのに対し、第2
実施形態の折り丁搬送装置30では、上側の搬送ベルト
を一体化している。この一体化した上搬送ベルト35
は、くわえ胴4の排出側外周面4aと、この外周面4a
の上部に配設される回転自在なプーリ31と、くわえ胴
4の外周と同じ周速で機械的に回転駆動される駆動プー
リ34と、案内板20の上部に配設される回転自在なプ
ーリ32,33とにそれぞれ張架されている。
付き折機の要部の説明図、図4はその部分の斜視図であ
る。第1実施形態においては、くわえ胴4と減速胴5と
の間に設けられ、折り丁S1を減速胴5へ導入するため
の折り丁搬送装置10が、第1上搬送ベルト14と第2
上搬送ベルト29との2つに分れていたのに対し、第2
実施形態の折り丁搬送装置30では、上側の搬送ベルト
を一体化している。この一体化した上搬送ベルト35
は、くわえ胴4の排出側外周面4aと、この外周面4a
の上部に配設される回転自在なプーリ31と、くわえ胴
4の外周と同じ周速で機械的に回転駆動される駆動プー
リ34と、案内板20の上部に配設される回転自在なプ
ーリ32,33とにそれぞれ張架されている。
【0022】また、第1実施形態における折り丁押え手
段70が、第2上搬送ベルト29の折り丁接触面に設け
られた突起29Rであり、該突起29Rをくわえ胴4か
ら排出されてくる折り丁S1の排出間隔に合わせて断続
的に配置していたのに対し、第2実施形態では、上搬送
ベルト35の減速胴側先端のプーリ33が、揺動機構6
0を介して、くわえ胴4から排出されてくる折り丁S1
の排出タイミングに合わせ、上下方向に揺動可能に構成
されている。この揺動機構60は、フレーム(図示せ
ず)にベアリング61を介して軸着してプーリ33を回
転自在に軸支する偏心軸37と、くわえ胴4から折り丁
S1を1部排出する間に1回転するように歯付きプーリ
62により回転駆動されるカム36と、アーム38を介
して偏心軸37の軸端に取り付けられ、カム36の外周
面を転動するカムフォロア39とから構成されている。
段70が、第2上搬送ベルト29の折り丁接触面に設け
られた突起29Rであり、該突起29Rをくわえ胴4か
ら排出されてくる折り丁S1の排出間隔に合わせて断続
的に配置していたのに対し、第2実施形態では、上搬送
ベルト35の減速胴側先端のプーリ33が、揺動機構6
0を介して、くわえ胴4から排出されてくる折り丁S1
の排出タイミングに合わせ、上下方向に揺動可能に構成
されている。この揺動機構60は、フレーム(図示せ
ず)にベアリング61を介して軸着してプーリ33を回
転自在に軸支する偏心軸37と、くわえ胴4から折り丁
S1を1部排出する間に1回転するように歯付きプーリ
62により回転駆動されるカム36と、アーム38を介
して偏心軸37の軸端に取り付けられ、カム36の外周
面を転動するカムフォロア39とから構成されている。
【0023】次に、本実施形態の減速胴付き折機の作用
について説明する。第1実施形態と同様の手順で折り丁
S1がくわえ胴4から剥がされると、この折り丁S1
は、上搬送ベルト35とくわえ胴4の外周面とに挾持さ
れて送られ、この搬送ベルト35と下搬送ベルト24と
の間で搬送されて案内板20の表面に沿って滑走され、
減速胴5のくわえ替え位置へ向けて搬送される。そし
て、折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ51に当
接するのとほぼ同時に、上搬送ベルト35の減速胴側先
端のプーリ33の偏心軸37がカム36によって回動さ
れる。これに伴って、プーリ33が図3の鎖線で示す如
く、上方に浮上させられて案内板20から離れるので、
上搬送ベルト35は折り丁S1を減速胴5の方向に推し
進める作用を失うことになる。
について説明する。第1実施形態と同様の手順で折り丁
S1がくわえ胴4から剥がされると、この折り丁S1
は、上搬送ベルト35とくわえ胴4の外周面とに挾持さ
れて送られ、この搬送ベルト35と下搬送ベルト24と
の間で搬送されて案内板20の表面に沿って滑走され、
減速胴5のくわえ替え位置へ向けて搬送される。そし
て、折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ51に当
接するのとほぼ同時に、上搬送ベルト35の減速胴側先
端のプーリ33の偏心軸37がカム36によって回動さ
れる。これに伴って、プーリ33が図3の鎖線で示す如
く、上方に浮上させられて案内板20から離れるので、
上搬送ベルト35は折り丁S1を減速胴5の方向に推し
進める作用を失うことになる。
【0024】したがって、本発明の第2実施形態に係る
減速胴付き折機では、高速運転においても、折り丁S1
における折り線部の破れや皺の発生がなくなり、安定し
た運転が可能になる。その他は第1実施形態の場合と同
じであり、第1実施形態と同様の作用・効果が得られ
る。なお、折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ5
1に当接する直前にプーリ33が浮上して折り丁S1か
ら上搬送ベルト35を離す最適のタイミングは、カム3
6を回転駆動させる歯付きプーリ62を回動させて、カ
ム36の位相を調整することによって調整運転時のみな
らず、通常運転時にも容易に調整することが可能であ
る。
減速胴付き折機では、高速運転においても、折り丁S1
における折り線部の破れや皺の発生がなくなり、安定し
た運転が可能になる。その他は第1実施形態の場合と同
じであり、第1実施形態と同様の作用・効果が得られ
る。なお、折り丁S1の先端部が減速胴5のストッパ5
1に当接する直前にプーリ33が浮上して折り丁S1か
ら上搬送ベルト35を離す最適のタイミングは、カム3
6を回転駆動させる歯付きプーリ62を回動させて、カ
ム36の位相を調整することによって調整運転時のみな
らず、通常運転時にも容易に調整することが可能であ
る。
【0025】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変
形および変更を加え得るものである。
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変
形および変更を加え得るものである。
【0026】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る輪転機の減速
胴付き折機は、くわえ胴を有する平行折り部で形成され
た折り丁を受け取る減速胴を備え、かつ該減速胴を前記
くわえ胴の周速より遅く回転させる折機において、前記
くわえ胴と前記減速胴との間に空隙を設け、この空隙に
前記くわえ胴から排出されてくる折り丁を前記減速胴に
導入する折り丁搬送装置と、この折り丁搬送装置に設置
され、かつ前記折り丁の先端部が前記減速胴のくわえ替
え位置に達するまで前記折り丁の表面を押圧する折り丁
押え手段とを設けているので、次のような種々の効果が
得られる。すなわち、本発明の減速胴付き折機によれ
ば、折り丁の先端である折り線部が減速胴のストッパに
当接する直前まで折り丁押え手段によって拘束状態に保
たれ、折り丁の先端部が減速胴のストッパに当たるのと
ほぼ同時に折り丁押え手段が折り丁から離れるので、高
速運転時においても、折り線部の破れや皺の発生がなく
なり良好な折り精度を確保でき、安定した高品質の折り
丁を排出することができるとともに、輪転機の更なる高
速化を図ることができる。
胴付き折機は、くわえ胴を有する平行折り部で形成され
た折り丁を受け取る減速胴を備え、かつ該減速胴を前記
くわえ胴の周速より遅く回転させる折機において、前記
くわえ胴と前記減速胴との間に空隙を設け、この空隙に
前記くわえ胴から排出されてくる折り丁を前記減速胴に
導入する折り丁搬送装置と、この折り丁搬送装置に設置
され、かつ前記折り丁の先端部が前記減速胴のくわえ替
え位置に達するまで前記折り丁の表面を押圧する折り丁
押え手段とを設けているので、次のような種々の効果が
得られる。すなわち、本発明の減速胴付き折機によれ
ば、折り丁の先端である折り線部が減速胴のストッパに
当接する直前まで折り丁押え手段によって拘束状態に保
たれ、折り丁の先端部が減速胴のストッパに当たるのと
ほぼ同時に折り丁押え手段が折り丁から離れるので、高
速運転時においても、折り線部の破れや皺の発生がなく
なり良好な折り精度を確保でき、安定した高品質の折り
丁を排出することができるとともに、輪転機の更なる高
速化を図ることができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る減速胴付き折機の
概要を示す配置図である。
概要を示す配置図である。
【図2】本実施形態に係る減速胴付き折機の要部を拡大
して示す一部断面図である。
して示す一部断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る減速胴付き折機の
要部を拡大して示す一部断面図である。
要部を拡大して示す一部断面図である。
【図4】図3における減速胴付き折機の要部を示す部分
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来の減速胴付き折機の概要を示す配置図であ
る。
る。
【図6】従来の減速胴付き折機の要部を拡大して示すも
のであって、(a)はくわえ胴のくわえ顎とくわえ板と
の間で折り丁の先端部をくわえている状態を示す一部断
面図、(b)はくわえ板がくわえ顎から離れ、折り丁の
先端部を開放している状態を示す一部断面図、(c)は
減速胴のストッパに当たった折り丁の先端部を爪でつか
み、減速胴に受け渡されている状態を示す一部断面図で
ある。
のであって、(a)はくわえ胴のくわえ顎とくわえ板と
の間で折り丁の先端部をくわえている状態を示す一部断
面図、(b)はくわえ板がくわえ顎から離れ、折り丁の
先端部を開放している状態を示す一部断面図、(c)は
減速胴のストッパに当たった折り丁の先端部を爪でつか
み、減速胴に受け渡されている状態を示す一部断面図で
ある。
1 平行折り部 2 のこ胴 3 折胴 4 くわえ胴 5 減速胴 6 受け渡し胴 7a,7b 搬送ベルト 8a,8b 搬送ベルト 9a,9b チョッパ折り装置 10,30 折り丁搬送装置 11,12 プーリ 13 駆動プーリ 14 第1上搬送ベルト 20 案内板 21,22 プーリ 23 駆動プーリ 24 下搬送ベルト 25,26,27 プーリ 28 駆動プーリ 29 第2上搬送ベルト 29R 突起 31,32,33 プーリ 34 駆動プーリ 35 上搬送ベルト 36 カム 37 偏心軸 38 アーム 39 カムフォロア 41 くわえ顎 42 くわえ板 51 ストッパ 52 爪 60 揺動機構 61 ベアリング 62 歯付きプーリ 70 折り丁押え手段 S1,S2 折り丁 V 空隙
Claims (5)
- 【請求項1】 くわえ胴を有する平行折り部で形成され
た折り丁を受け取る減速胴を備え、かつ該減速胴を前記
くわえ胴の周速より遅く回転させる折機において、前記
くわえ胴と前記減速胴との間に空隙を設け、この空隙に
前記くわえ胴から排出されてくる折り丁を前記減速胴に
導入する折り丁搬送装置と、この折り丁搬送装置に設置
され、かつ前記折り丁の先端部が前記減速胴のくわえ替
え位置に達するまで前記折り丁の表面を押圧する折り丁
押え手段とを設けたことを特徴とする輪転機の減速胴付
き折機。 - 【請求項2】 上記折り丁搬送装置が、くわえ胴の排出
側外周面に張設される第1上搬送ベルトと、前記くわえ
胴から剥がされた状態で送り出されてくる折り丁を減速
胴のくわえ替え位置へ向けて案内する案内板と、この案
内板に沿って前記折り丁を搬送する変速可能な第2上搬
送ベルトと、前記折り丁を前記第2上搬送ベルトとの間
で挾持して搬送する下搬送ベルトとから構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の輪転機の減速胴付き
折機。 - 【請求項3】 上記折り丁押え手段が、第2上搬送ベル
トの折り丁接触面に設けられた突起であり、該突起は、
くわえ胴から排出されてくる折り丁の排出間隔に合わせ
て断続的に配置されていることを特徴とする請求項1に
記載の輪転機の減速胴付き折機。 - 【請求項4】 上記折り丁搬送装置が、くわえ胴から排
出されてくる折り丁を減速胴のくわえ替え位置へ向けて
案内する案内板と、この案内板に沿って前記折り丁を搬
送すべく前記くわえ胴の排出側外周面および前記案内板
の表面に張架される上搬送ベルトと、前記折り丁を前記
上搬送ベルトとの間で挾持して搬送する下搬送ベルトと
から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
輪転機の減速胴付き折機。 - 【請求項5】 上記折り丁搬送装置が、くわえ胴から排
出されてくる折り丁を減速胴のくわえ替え位置へ向けて
案内する案内板と、この案内板に沿って前記折り丁を搬
送すべく前記くわえ胴の排出側外周面および前記案内板
の表面に張架される上搬送ベルトと、前記折り丁を前記
上搬送ベルトとの間で挾持して搬送する下搬送ベルトと
から構成され、上記折り丁押え手段が、前記くわえ胴か
ら前記案内板の表面に沿って搬送されてくる折り丁の先
端部が減速胴のくわえ替え位置に達する直前に前記上搬
送ベルトの減速胴側先端を浮上せしめる揺動機構である
ことを特徴とする請求項1に記載の輪転機の減速胴付き
折機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29368697A JPH11130343A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 輪転機の減速胴付き折機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29368697A JPH11130343A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 輪転機の減速胴付き折機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11130343A true JPH11130343A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17797928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29368697A Withdrawn JPH11130343A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 輪転機の減速胴付き折機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11130343A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001068496A1 (fr) * | 1998-09-21 | 2001-09-20 | Komori Corporation | Dispositif de pliage en parallele et machine a pliage |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29368697A patent/JPH11130343A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001068496A1 (fr) * | 1998-09-21 | 2001-09-20 | Komori Corporation | Dispositif de pliage en parallele et machine a pliage |
| US6656102B1 (en) | 1998-09-21 | 2003-12-02 | Komori Corporation | Parallel folding device of folding machine |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |