JPH11130452A - ガラス板の曲げ成形装置の加熱温度制御方法 - Google Patents

ガラス板の曲げ成形装置の加熱温度制御方法

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JPH11130452A
JPH11130452A JP30081897A JP30081897A JPH11130452A JP H11130452 A JPH11130452 A JP H11130452A JP 30081897 A JP30081897 A JP 30081897A JP 30081897 A JP30081897 A JP 30081897A JP H11130452 A JPH11130452 A JP H11130452A
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heating temperature
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】型式の異なる板ガラスに変更した際における1
枚目の板ガラスが受ける過剰加熱量を相殺して均一形状
の板ガラスを曲げ成形する。 【解決手段】本発明は、板ガラスがT1時間に受ける過
剰加熱量Q1を算出し、この過剰加熱量Q1を相殺する
相殺加熱量Q2を板ガラスに与えるためのT2時間を算
出する。そして、T1+T2時間後に、加熱ゾーンの加
熱温度がその型式板ガラスの加熱温度と等しくなるよう
に加熱ゾーンを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス板の曲げ成形
装置の加熱温度制御方法に係り、特に自動車用の窓用ガ
ラス板を所定の曲げ形状に成形するガラス板の曲げ成形
装置における加熱温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の窓用ガラス板を曲げ成形する場
合、所定の寸法形状に切断したガラス板を、リング状の
曲げ型上に載置して、複数の加熱ゾーン内に所定時間滞
在させながら順次隣り合う加熱ゾーンへ送り搬送しなが
ら、ガラス板の軟化温度(通常550〜650°C程
度)以上まで加熱する。これにより、ガラス板は自重に
より変形して曲げ型の形状に沿った形に曲げ成形され
る。
【0003】前記各加熱ゾーンにはヒータが設置され、
これらのヒータの設定温度はコンピュータによって制御
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の自動
車は少量に生産し、品種(型式)を多用化させた、いわ
ゆる少量多品種化の傾向が見られる。そのため、自動車
の窓用ガラス板の形状の型式毎に多種多様な形状が要求
される。したがって、自動車用曲げガラス板の量産時に
は、多くの型式のガラス板を同時に成形する必要が生
じ、このため、多くの型式に応じた曲げ型上にそれぞれ
の型式に応じた形状に切断されたガラス板を複数の加熱
ゾーン内に所定時間滞在させながら順次隣り合う加熱ゾ
ーンへ送り搬送させることが求められる。この場合、各
加熱ゾーン内の温度もその型式毎に設定しなければなら
ない。
【0005】しかしながら、従来の曲げ成形装置の加熱
温度制御方法では図7に示すように、α℃で加熱されて
いるA型式ガラス板から、β℃(α>β)で加熱される
B型式ガラス板に変更した場合、A型式のサイクルタイ
ムアップ後に温度変更を行うため、1枚目のB型式ガラ
ス板が図7上斜線で示す熱量Qだけ過剰に加熱されてし
まい、2枚目以降のB型式ガラス板とは異なった形状に
成形されるという欠点がある。なお、α<βの場合は、
変更後の1枚目のガラス板の受ける熱量が2枚目以降の
ガラス板と比較して不足するので、これもまた2枚目以
降のガラス板とは異なった形状に成形される。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、型式の異なるガラス板に変更した際における1
枚目のガラス板が受ける過剰加熱量や不足加熱量を相殺
することにより、形状の均一なガラス板を曲げ成形する
ことができるガラス板の曲げ成形装置の加熱温度制御方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、ガラス板を所定温度に設定された加熱ゾー
ン内に断続搬送することにより、ガラス板を加熱して所
定の曲げ形状に成形すると共に、型式の異なるガラス板
に応じて加熱ゾーンの加熱温度を可変してガラス板を曲
げ成形するガラス板の曲げ成形装置の加熱温度制御方法
において、前記加熱ゾーンに断続搬送するガラス板を、
第1型式ガラス板から第2型式ガラス板に変更した際に
おける、第1型式ガラス板の加熱温度から第2型式ガラ
ス板の加熱温度に加熱ゾーンの温度が到達するまでのT
1時間を取得し、前記T1時間に基づいて、第2型式ガ
ラス板が加熱ゾーンから受ける過剰加熱量若しくは不足
加熱量を算出し、前記算出した過剰加熱量若しくは不足
加熱量に基づいて、該過剰加熱量若しくは不足加熱量を
相殺する相殺加熱量を第2型式ガラス板に与えるための
T2時間を算出し、T1+T2時間後に、前記加熱ゾー
ンの加熱温度が第2型式ガラス板の加熱温度と等しくな
るように加熱ゾーンを制御することを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、まず、第1
型式ガラス板から第2型式ガラス板に変更した際におけ
る、第1型式ガラス板の加熱温度から第2型式ガラス板
の加熱温度に加熱ゾーンの温度が到達するまでのT1時
間を実機上で取得する。次に、取得した前記T1時間に
基づいて、第2型式ガラス板が加熱ゾーンから受ける過
剰加熱量若しくは不足加熱量を算出する。
【0009】次いで、算出した前記過剰加熱量若しくは
不足加熱量に基づいて、過剰加熱量若しくは不足加熱量
を相殺する相殺加熱量を第2型式ガラス板に与えるため
のT2時間を算出する。そして、T1+T2時間後に、
加熱ゾーンの加熱温度が第2型式ガラス板の加熱温度と
等しくなるように加熱ゾーンを制御する。この場合、請
求項2のように制御することが好ましい。
【0010】請求項2記載の発明によれば、第1型式ガ
ラス板から第2型式ガラス板に変更した直後における加
熱ゾーンの温度を、過剰加熱量若しくは不足加熱量に基
づき、下降させた後に上昇させる若しくは上昇させた後
に下降させて、T1+T2時間後に、加熱ゾーンの加熱
温度が第2型式ガラス板の加熱温度と等しくなるように
加熱ゾーンを制御する。なお、上記の「直後」は、型式
の異なるガラス板に変更した際における1枚目の第2型
式ガラス板が加熱ゾーンに滞在しているときを指すもの
であるが、この滞在時の、将に滞在が始まる時点から温
度制御を開始することが好ましい。
【0011】請求項3記載の発明によれば、まず、加熱
ゾーンに断続搬送するガラス板を、第1型式ガラス板か
ら第2型式ガラス板に変更する際における、第1型式ガ
ラス板の加熱温度から第2型式ガラス板の加熱温度に加
熱ゾーンの温度が到達するまでのT1’時間を取得す
る。次に、T1’時間に基づいて、第1型式ガラス板が
加熱ゾーンから受ける過剰加熱量若しくは不足加熱量を
算出する。
【0012】次いで、算出した過剰加熱量若しくは不足
加熱量に基づいて、過剰加熱量若しくは不足加熱量を相
殺する相殺加熱量を第1型式ガラス板に与えるためのT
2’時間を算出する。そして、T1’+T2’時間後
に、加熱ゾーンの加熱温度が第2型式ガラス板の加熱温
度と等しくなるように加熱ゾーンを制御する。この場
合、請求項4のように制御することが好ましい。
【0013】請求項4記載の発明によれば、第1型式ガ
ラス板から第2型式ガラス板に変更する直前における加
熱ゾーンの温度を、過剰加熱量若しくは不足加熱量に基
づき、下降させた後に上昇させる若しくは上昇させた後
に下降させてT1’+T2’時間後に、加熱ゾーンの加
熱温度が第2型式ガラス板の加熱温度と等しくなるよう
に加熱ゾーンを制御する。なお、上記の「直前」は、型
式の異なるガラス板に変更する前における最後の第1型
式ガラス板が加熱ゾーンに滞在しているときを指すもの
であるが、将に滞在が終わる時点で第2型式ガラス板の
加熱温度になるように制御することが好ましい。
【0014】これにより、本発明は、型式の異なるガラ
ス板に変更した際における1枚目のガラス板が受ける過
剰加熱量や不足加熱量を、若しくは型式の異なるガラス
板を変更する前における最後のガラス板が受ける過剰加
熱量や不足加熱量を相殺できるので、形状の均一なガラ
ス板を曲げ成形することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るガラス板の曲げ成形装置の加熱温度制御方法の好まし
い実施の形態について詳説する。図1に示す本実施の形
態のガラス板の曲げ成形装置は、主としてガラス板を曲
げ成形する加熱炉10と、その加熱炉10を統括制御す
るコンピュータ12とを有している。コンピュータ12
は、加熱炉10の各加熱ゾーンのヒータ温度を設定する
と共に型式に応じたガラス板の曲げ条件を入力するキー
ボード14、加熱温度制御システムプログラムが搭載さ
れたコンピュータ本体16、及び加熱炉10のヒータ設
定温度や各種機能及び稼働状況を表示するディスプレイ
18を備えている。加熱炉10の各加熱ゾーンとコンピ
ュータ12とは、各種データの交換が可能に接続されて
おり、キーボード14で入力されたヒータ温度により、
各加熱ゾーンのヒータが温度制御され、また、それらの
ヒータの実際の温度情報が伝送されてディスプレイ18
に表示される。
【0016】前記加熱炉10は図1に示すように2階建
てに構成され、1階部分が曲げ型20の復路を構成し、
上階部分がNo. 1〜No.5までの加熱ゾーンを構成
している。なお、No. 1、2の加熱ゾーンは、ガラス
板を常温から軟化温度まで加熱する加熱ゾーンであり、
No. 3、4の加熱ゾーンは実際に曲げ成形を行う成形
ゾーン、No. 5は除冷ゾーンである。
【0017】1階と2階とは、その両側でエレベータ2
2、24によって連結されている。曲げ成形前のガラス
板(図示せず)は、エレベータ22の位置に戻された曲
げ型20上に載置された後、エレベータ22の上昇移動
によりNo. 1の加熱ゾーンの直前にある待機室28ま
で搬送される。そして、前記ガラス板は、曲げ型20と
共に、搬送コンベア30によってNo. 1の加熱ゾーン
内に搬送され、そして、搬送コンベア30によるタクト
搬送によってNo. 1〜No. 4の加熱ゾーン内に順に
断続搬送されながら加熱される。ここでガラス板は、受
熱によって軟化し、そしてガラス板の重力作用によって
曲げ型20の形状に沿った曲げ形状に成形される。曲げ
成形されたガラス板は、搬送コンベア32によってN
o. 5の除冷ゾーンに搬送され、ここで所定の温度まで
除冷されたのち出口室34に搬送される。
【0018】出口室34に搬送されたガラス板は、前記
エレベータ24によって下降され、そして、取り出し用
のアーム36上に載せられた後、このアーム36の動作
によって図示しない後工程に移送される。ガラス板が取
り外された曲げ型20は、1階に設けられた搬送コンベ
ア38によって、先とは逆方向に搬送され、その終端位
置であるエレベータ22の位置まで移動される。そし
て、曲げ型20は、エレベータ22上において、曲げ成
形前のガラス板が載置されるまで待機される。なお、エ
レベータ22は、ガラス板がNo. 1の加熱ゾーンに搬
送されると1階まで下降移動され、復路を搬送されてき
た曲げ型20が載置されるまでその位置に待機してい
る。
【0019】次に、前記の如く構成されたガラス板の曲
げ成形装置の加熱温度制御方法について図2を参照して
説明する。図2のグラフは、縦軸にNo. 1加熱ゾーン
の設定温度、横軸にその加熱ゾーンに滞在する時間が示
され、α℃で加熱されているA型式ガラス板から、β℃
(α>β)で加熱されるB型式ガラス板に変更した場合
の温度グラフを示している。また、図3は、図2のグラ
フのI部を拡大したグラフである。
【0020】図2、図3に示すように、本実施の形態の
加熱温度制御方法によれば、まず、A型式ガラス板から
B型式ガラス板に変更した際における、A型式ガラス板
の加熱温度α℃からB型式ガラス板の加熱温度β℃にN
o. 1加熱ゾーンの温度が到達するまでのT1時間を実
機上で取得する。なお、T1時間は、実機上でも良く、
算出しても良い。
【0021】次に、取得した前記T1時間に基づいて、
B型式ガラス板がNo. 1加熱ゾーンから受ける過剰加
熱量Q1を算出する。次いで、算出した前記過剰加熱量
Q1に基づいて、過剰加熱量Q1を相殺する相殺加熱量
Q2をB型式ガラス板に与えるためのT2時間を算出す
る。そして、T1+T2時間後に、加熱ゾーンの加熱温
度がB型式ガラス板の加熱温度β℃と等しくなるよう
に、No. 1加熱ゾーンのヒータを制御する。
【0022】このように加熱温度を制御すると、1枚目
のB型式ガラス板のサイクルタイム中にB型式ガラス板
が受ける過剰加熱量Q1を相殺することができる。よっ
て、本実施の形態では、形状の均一なB型式ガラス板を
1枚目から成形することができる。なお、具体的なヒー
タの制御方法は、A型式ガラス板のサイクルタイムアッ
プ後にヒータをOFFし、T1時間+a時間後にヒータ
をONすれば良い。また、本実施の形態では、No. 1
加熱ゾーンの加熱温度制御方法について説明したが、他
の加熱ゾーンの加熱温度制御方法も同様である。
【0023】図4のグラフは、B型式ガラス板からA型
式ガラス板に変更した場合の温度グラフを示している。
この場合、従来の加熱温度制御方法では、1枚目のA型
式ガラス板が受ける熱量が2枚目以降のA型式ガラス板
よりも不足するので、本実施の形態の加熱温度制御方法
では、その不足加熱量を相殺するように加熱温度を制御
する。即ち、B型式ガラス板からA型式ガラス板に変更
した際における、B型式ガラス板の加熱温度β℃からA
型式ガラス板の加熱温度α℃に加熱ゾーンの温度が到達
するまでのT1時間を実機上で取得、又は算出する。
【0024】次に、取得したT1時間に基づいて、A型
式ガラス板が加熱ゾーンから受ける不足加熱量Q1を算
出する。次いで、算出した不足加熱量Q1に基づいて、
不足加熱量Q1を相殺する相殺加熱量Q2をA型式ガラ
ス板に与えるためのT2時間を算出する。そして、T1
+T2時間後に、加熱ゾーンの加熱温度がA型式ガラス
板の加熱温度α℃と等しくなるように加熱ゾーンのヒー
タを制御する。
【0025】このように加熱温度を制御すると、1枚目
のA型式ガラス板のサイクルタイム中にA型式ガラス板
が受ける不足加熱量Q1を相殺することができる。よっ
て、本実施の形態では、形状の均一なA型式ガラス板を
1枚目から成形することができる。次に、本発明におけ
る第2の実施の形態である制御方法を説明する。図5に
示すように、まず、A型式ガラス板からB型式ガラス板
に変更する際における、A型式ガラス板の加熱温度α℃
からB型式ガラス板の加熱温度β℃にNo. 1加熱ゾー
ンの温度が到達するまでのT1’時間を実機上で取得す
る。なお、T1’時間は、実機上でも良く、算出しても
良い。
【0026】次に、取得した前記T1’時間に基づい
て、B型式ガラス板がNo. 1加熱ゾーンから受ける不
足加熱量Q1’を算出する。次いで、算出した前記不足
加熱量Q1’に基づいて、不足加熱量Q1’を相殺する
相殺加熱量Q2’をB型式ガラス板に与えるためのT
2’時間を算出する。そして、T1’+T2’時間後
に、加熱ゾーンの加熱温度がB型式ガラス板の加熱温度
β℃と等しくなるように、No. 1加熱ゾーンのヒータ
を制御する。
【0027】このように加熱温度を制御すると、最後の
A型式ガラス板のサイクルタイム中にA型式ガラス板が
受ける不足加熱量Q1’を相殺することができる。よっ
て、本実施の形態では、形状の均一なB型式ガラス板を
1枚目から成形することができる。なお、具体的なヒー
タの制御方法は、A型式ガラス板のサイクルタイムアッ
プからT1’+T2’時間前にヒータの加熱条件を上
げ、所定時間経過後にヒータをOFFし、その後、再度
ヒータをONすれば良い。また、本実施の形態では、N
o. 1加熱ゾーンの加熱温度制御方法について説明した
が、他の加熱ゾーンの加熱温度制御方法も同様である。
【0028】図6のグラフは、B型式ガラス板からA型
式ガラス板に変更した場合の温度グラフを示している。
B型式ガラス板からA型式ガラス板に変更する際におけ
る、B型式ガラス板の加熱温度β℃からA型式ガラス板
の加熱温度α℃に加熱ゾーンの温度が到達するまでのT
1’時間を実機上で取得、又は算出する。
【0029】次に、取得したT1’時間に基づいて、B
型式ガラス板が加熱ゾーンから受ける過剰加熱量Q1’
を算出する。次いで、算出した過剰加熱量Q1’に基づ
いて、過剰加熱量Q1’を相殺する相殺加熱量Q2’を
B型式ガラス板に与えるためのT2’時間を算出する。
そして、B型式のサイクルタイムアップ時に、加熱ゾー
ンの加熱温度がA型式ガラス板の加熱温度α℃と等しく
なるようにB型式のサイクルタイムアップからT1’+
T2’時間前に加熱ゾーンのヒータを制御する。
【0030】このように加熱温度を制御すると、最後の
B型式ガラス板のサイクルタイム中にB型式ガラス板が
受ける過剰加熱量Q1を相殺することができる。よっ
て、本実施の形態では、形状の均一なA型式ガラス板を
1枚目から成形することができる。なお、型式変更の後
の温度を制御する第1の実施の形態は、変更を境に温度
制御の時間管理ができるので、変更前にさかのぼって温
度制御を管理する第2の実施の形態に比べ、温度制御の
時間管理が容易であり好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るガラ
ス板の曲げ成形装置の加熱温度制御方法によれば、型式
の異なるガラス板に変更した際における1枚目のガラス
板が受ける過剰加熱量や不足加熱量を相殺できるので、
形状の均一なガラス板を曲げ成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のガラス板の加熱温度制御方法が
適用された加熱ゾーンの説明図
【図2】過剰加熱量を相殺するための第1の制御方法を
示す加熱ゾーン温度と加熱時間との関係を示す図
【図3】図2上I部の拡大図
【図4】不足加熱量を相殺するための第1の制御方法を
示す加熱ゾーン温度と加熱時間との関係を示す図
【図5】過剰加熱量を相殺するための第2の制御方法を
示す加熱ゾーン温度と加熱時間との関係を示す図
【図6】不足加熱量を相殺するための第2の制御方法を
示す加熱ゾーン温度と加熱時間との関係を示す図
【図7】従来の加熱温度制御方法を説明する加熱ゾーン
温度と加熱時間との関係図
【符号の説明】
10…加熱炉 12…コンピュータ 14…キーボード 16…コンピュータ本体 18…ディスプレイ 20…曲げ型

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス板を所定温度に設定された加熱ゾー
    ン内に断続搬送することにより、ガラス板を加熱して所
    定の曲げ形状に成形すると共に、型式の異なるガラス板
    に応じて加熱ゾーンの加熱温度を可変してガラス板を曲
    げ成形するガラス板の曲げ成形装置の加熱温度制御方法
    において、 前記加熱ゾーンに断続搬送するガラス板を、第1型式ガ
    ラス板から第2型式ガラス板に変更した際における、第
    1型式ガラス板の加熱温度から第2型式ガラス板の加熱
    温度に加熱ゾーンの温度が到達するまでのT1時間を取
    得し、 前記T1時間に基づいて、第2型式ガラス板が加熱ゾー
    ンから受ける過剰加熱量若しくは不足加熱量を算出し、 前記算出した過剰加熱量若しくは不足加熱量に基づい
    て、該過剰加熱量若しくは不足加熱量を相殺する相殺加
    熱量を第2型式ガラス板に与えるためのT2時間を算出
    し、 T1+T2時間後に、前記加熱ゾーンの加熱温度が第2
    型式ガラス板の加熱温度と等しくなるように加熱ゾーン
    を制御することを特徴とするガラス板の曲げ成形装置の
    加熱温度制御方法。
  2. 【請求項2】第1型式ガラス板から第2型式ガラス板に
    変更した直後における加熱ゾーンの温度を、前記過剰加
    熱量若しくは不足加熱量に基づき、下降させた後に上昇
    させる若しくは上昇させた後に下降させて、T1+T2
    時間後に、前記加熱ゾーンの加熱温度が第2型式ガラス
    板の加熱温度と等しくなるように加熱ゾーンを制御する
    ことを特徴とする請求項1記載のガラス板の曲げ成形装
    置の加熱温度制御方法。
  3. 【請求項3】ガラス板を所定温度に設定された加熱ゾー
    ン内に断続搬送することにより、ガラス板を加熱して所
    定の曲げ形状に成形すると共に、型式の異なるガラス板
    に応じて加熱ゾーンの加熱温度を可変してガラス板を曲
    げ成形するガラス板の曲げ成形装置の加熱温度制御方法
    において、 前記加熱ゾーンに断続搬送するガラス板を、第1型式ガ
    ラス板から第2型式ガラス板に変更する際における、第
    1型式ガラス板の加熱温度から第2型式ガラス板の加熱
    温度に加熱ゾーンの温度が到達するまでのT1’時間を
    取得し、 前記T1’時間に基づいて、第1型式ガラス板が加熱ゾ
    ーンから受ける過剰加熱量若しくは不足加熱量を算出
    し、 前記算出した過剰加熱量若しくは不足加熱量に基づい
    て、該過剰加熱量若しくは不足加熱量を相殺する相殺加
    熱量を第1型式ガラス板に与えるためのT2’時間を算
    出し、 T1’+T2’時間後に、前記加熱ゾーンの加熱温度が
    第2型式ガラス板の加熱温度と等しくなるように加熱ゾ
    ーンを制御することを特徴とするガラス板の曲げ成形装
    置の加熱温度制御方法。
  4. 【請求項4】第1型式ガラス板から第2型式ガラス板に
    変更する直前における加熱ゾーンの温度を、前記過剰加
    熱量若しくは不足加熱量に基づき、下降させた後に上昇
    させる若しくは上昇させた後に下降させて、T1’+T
    2’時間後に、前記加熱ゾーンの加熱温度が第2型式ガ
    ラス板の加熱温度と等しくなるように加熱ゾーンを制御
    することを特徴とする請求項3記載のガラス板の曲げ成
    形装置の加熱温度制御方法。
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