JPH1113045A - 水田の畦保護カバー - Google Patents
水田の畦保護カバーInfo
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- JPH1113045A JPH1113045A JP18441697A JP18441697A JPH1113045A JP H1113045 A JPH1113045 A JP H1113045A JP 18441697 A JP18441697 A JP 18441697A JP 18441697 A JP18441697 A JP 18441697A JP H1113045 A JPH1113045 A JP H1113045A
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- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量で施工が容易であり、雑草の生育を防止
でき、モグラやザリガニが侵入して畦土が崩落したり水
漏れが生じるのを防止できる畦カバーを得る。 【解決手段】 カバー本体2と隔壁3とを一体に備えて
いる。カバー本体2は側壁6と頂壁5又は延長壁14と
を備えた逆L字形、逆U字形、く字形等の、畦の長手方
向に細長い部材とする。隔壁3はカバー本体2の内側に
畦の長手直角方向に鍔状に形成されており、畦の長手方
向に所定間隔でカバー本体2と一体に形成されている。
好ましくは、隔壁の端部に尖った形状の先端を形成す
る。隔壁3は、田の底土7及び畦土12に差し込まれ
て、カバー本体2を安定に定着させるとともに、カバー
本体2と畦土12との間の隙間を畦の長手方向に遮断
し、この隙間を通って昆虫やザリガニ、モグラ等の生物
が入り込むのを防止し、これらの生物が畦を崩落させた
り畦に穴を開けたりできないようにする。
でき、モグラやザリガニが侵入して畦土が崩落したり水
漏れが生じるのを防止できる畦カバーを得る。 【解決手段】 カバー本体2と隔壁3とを一体に備えて
いる。カバー本体2は側壁6と頂壁5又は延長壁14と
を備えた逆L字形、逆U字形、く字形等の、畦の長手方
向に細長い部材とする。隔壁3はカバー本体2の内側に
畦の長手直角方向に鍔状に形成されており、畦の長手方
向に所定間隔でカバー本体2と一体に形成されている。
好ましくは、隔壁の端部に尖った形状の先端を形成す
る。隔壁3は、田の底土7及び畦土12に差し込まれ
て、カバー本体2を安定に定着させるとともに、カバー
本体2と畦土12との間の隙間を畦の長手方向に遮断
し、この隙間を通って昆虫やザリガニ、モグラ等の生物
が入り込むのを防止し、これらの生物が畦を崩落させた
り畦に穴を開けたりできないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水田の畦に覆着
して畦の崩落や水漏れを防止し、かつ畦に雑草が生える
のを防止するのに使用する保護カバーに関するものであ
る。
して畦の崩落や水漏れを防止し、かつ畦に雑草が生える
のを防止するのに使用する保護カバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】畦は水田を区画して水田の水位を保つと
ともに、通路としての役割を備えている。通常、畦は土
で出来ており、時間の経過に伴う風化や動物の通行によ
り、崩れて細くなったり、水漏れが生じたりする。そこ
で、毎春田の底の柔らかい土を上塗りして補修する必要
があり、これを畦塗りと称している。この畦塗りの作業
及び畦に生えた雑草を除去する除草作業が相当な重労働
であり、高齢者の多い農家にとって大きな負担となって
いる。
ともに、通路としての役割を備えている。通常、畦は土
で出来ており、時間の経過に伴う風化や動物の通行によ
り、崩れて細くなったり、水漏れが生じたりする。そこ
で、毎春田の底の柔らかい土を上塗りして補修する必要
があり、これを畦塗りと称している。この畦塗りの作業
及び畦に生えた雑草を除去する除草作業が相当な重労働
であり、高齢者の多い農家にとって大きな負担となって
いる。
【0003】このような問題を解決する手段として、畦
をコンクリートブロックで構築したり、畦に保護カバー
を設けることが従来から行われている。畦全体をコンク
リートブロックで構築することは、工事が大掛りとな
り、また田起こしや稲刈りの際に耕耘機やコンバインを
移動するときに、畦が邪魔になるので、その都度畦の一
部を取り除いて作業が終わったあと再構築しなければな
らないという欠点がある。そこで一般には土で作った畦
の上にコンクリートブロックや合成樹脂製の保護カバー
を設けるという手段が採用される。
をコンクリートブロックで構築したり、畦に保護カバー
を設けることが従来から行われている。畦全体をコンク
リートブロックで構築することは、工事が大掛りとな
り、また田起こしや稲刈りの際に耕耘機やコンバインを
移動するときに、畦が邪魔になるので、その都度畦の一
部を取り除いて作業が終わったあと再構築しなければな
らないという欠点がある。そこで一般には土で作った畦
の上にコンクリートブロックや合成樹脂製の保護カバー
を設けるという手段が採用される。
【0004】畦の保護カバーとして最も一般的なものは
逆U字形のコンクリートブロックでできたいわゆる畦ブ
ロックである。一方、実開昭59−56232号公報に
は、合成樹脂で逆U字状断面に成形した畦用の保護カバ
ーが提唱されている。またより簡易な方法として、畦の
上面及び側面を黒いビニールシートやグラスファイバー
製のシートで覆うことも行われている。また畦の両側面
に沿って繊維強化樹脂(以下、FRP)製の波板を差し
込んで、畦の崩落を防止するという技術も公知である。
逆U字形のコンクリートブロックでできたいわゆる畦ブ
ロックである。一方、実開昭59−56232号公報に
は、合成樹脂で逆U字状断面に成形した畦用の保護カバ
ーが提唱されている。またより簡易な方法として、畦の
上面及び側面を黒いビニールシートやグラスファイバー
製のシートで覆うことも行われている。また畦の両側面
に沿って繊維強化樹脂(以下、FRP)製の波板を差し
込んで、畦の崩落を防止するという技術も公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】畦ブロックで畦を保護
する構造は広く行われているが、ブロックがコンクリー
ト製でその強度の点からある程度の肉厚を必要とするた
め重く、高齢者がこれを自分で設置することは困難であ
る。また畦ブロックを設置した後、畦ブロックの内部の
土が徐々に崩落して、畦ブロックと畦土との間に隙間を
生じ、水漏れ等が生じてくる。そこで数年毎に畦ブロッ
クを取り除いて、内部の畦を補修する必要があり、ブロ
ックが重いために、この作業が特に高齢者には非常な負
担になっている。
する構造は広く行われているが、ブロックがコンクリー
ト製でその強度の点からある程度の肉厚を必要とするた
め重く、高齢者がこれを自分で設置することは困難であ
る。また畦ブロックを設置した後、畦ブロックの内部の
土が徐々に崩落して、畦ブロックと畦土との間に隙間を
生じ、水漏れ等が生じてくる。そこで数年毎に畦ブロッ
クを取り除いて、内部の畦を補修する必要があり、ブロ
ックが重いために、この作業が特に高齢者には非常な負
担になっている。
【0006】実開昭59−56232号公報に開示され
た合成樹脂製の畦保護カバーは、畦ブロックは重量が重
いという欠点を解決しようとするものである。しかしこ
の畦保護カバーは、畦ブロックと同様に単純な逆U字状
断面の合成樹脂成形品であるため、浮き上がりやすく、
畦土との定着性に問題がある。また畦ブロックも同様で
あるが、畦土とカバーとの間に昆虫やザリガニ、モグラ
等が侵入して、そこに生じた隙間がこれらの生物の通路
となって、畦土の崩落を助長したり、これらの生物が畦
土を横断する穴を開けて、それが畦の水漏れの原因にな
る。
た合成樹脂製の畦保護カバーは、畦ブロックは重量が重
いという欠点を解決しようとするものである。しかしこ
の畦保護カバーは、畦ブロックと同様に単純な逆U字状
断面の合成樹脂成形品であるため、浮き上がりやすく、
畦土との定着性に問題がある。また畦ブロックも同様で
あるが、畦土とカバーとの間に昆虫やザリガニ、モグラ
等が侵入して、そこに生じた隙間がこれらの生物の通路
となって、畦土の崩落を助長したり、これらの生物が畦
土を横断する穴を開けて、それが畦の水漏れの原因にな
る。
【0007】畦の表面を柔軟なビニールシート等で覆う
構造は、畦に雑草が生育するのを防止する効果はある
が、畦土の崩落を防止する効果はあまり期待できない。
また畦の側面に沿って波板等を立設する構造は、波板が
浮き上がったり倒れたりして安定性に欠け、また畦に雑
草が生育するのを防止する効果は期待できない。さらに
このような構造においても、保護カバーと畦土の間に昆
虫やモグラ等の生物が侵入して畦土を崩落させたり水漏
れを生じさせたりする問題を解決できない。
構造は、畦に雑草が生育するのを防止する効果はある
が、畦土の崩落を防止する効果はあまり期待できない。
また畦の側面に沿って波板等を立設する構造は、波板が
浮き上がったり倒れたりして安定性に欠け、また畦に雑
草が生育するのを防止する効果は期待できない。さらに
このような構造においても、保護カバーと畦土の間に昆
虫やモグラ等の生物が侵入して畦土を崩落させたり水漏
れを生じさせたりする問題を解決できない。
【0008】この発明は、上記のような従来構造の問題
点を解決することを課題としており、軽量で施工が容易
であり、畦に雑草が生育するのを防止でき、かつ保護カ
バーと畦土との間に生物が侵入して、畦土を崩落させた
り水漏れを生じさせたりするのを防止することができ、
かつ畦に安定に定着されて浮き上がり等が生ずることの
ない畦保護カバーを得ることを課題としている。
点を解決することを課題としており、軽量で施工が容易
であり、畦に雑草が生育するのを防止でき、かつ保護カ
バーと畦土との間に生物が侵入して、畦土を崩落させた
り水漏れを生じさせたりするのを防止することができ、
かつ畦に安定に定着されて浮き上がり等が生ずることの
ない畦保護カバーを得ることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の畦保護カバー
は、カバー本体2と隔壁3とを一体に備えたものであ
る。カバー本体2の端部には、抑え4を一体に設けるこ
とができる。カバー本体2は前記実開昭59−5623
2号公報等で開示されている畦保護カバーと同様に、側
壁6と頂壁5又は延長壁14とを備えた逆L字形、逆U
字形、く字形(崖の形状によっては、直線状でも良
い。)の畦の長手方向に細長い部材である。隔壁3はカ
バー本体2の内側に畦の長手直角方向に鍔状に形成され
ており、畦の長手方向に所定間隔でカバー本体2と一体
に形成されている。好ましくはこの隔壁の両端は、カバ
ー本体の側壁6の下端から尖った形状で下方に延びるよ
うに形成される。
は、カバー本体2と隔壁3とを一体に備えたものであ
る。カバー本体2の端部には、抑え4を一体に設けるこ
とができる。カバー本体2は前記実開昭59−5623
2号公報等で開示されている畦保護カバーと同様に、側
壁6と頂壁5又は延長壁14とを備えた逆L字形、逆U
字形、く字形(崖の形状によっては、直線状でも良
い。)の畦の長手方向に細長い部材である。隔壁3はカ
バー本体2の内側に畦の長手直角方向に鍔状に形成され
ており、畦の長手方向に所定間隔でカバー本体2と一体
に形成されている。好ましくはこの隔壁の両端は、カバ
ー本体の側壁6の下端から尖った形状で下方に延びるよ
うに形成される。
【0010】カバー本体2の断面形状は、高さの等しい
田相互を区画する畦に設けるものでは、高さの等しい側
壁を両側に備えた断面逆U字形とし、高さの異なる田相
互の間の畦に設けるものは、両側の側壁の高さが異なる
断面形状とする。また畦の頂面が農道に続いているよう
な場合は、側壁6を頂壁5の一方にのみ設けた逆L字形
とするか、頂壁5の側壁6を設けない側に低い高さの差
込み壁10を設けた形とする。さらに、崖などと繋がる
畦においては、側壁とそれに繋がる延長壁14を一体に
した直線ないしく字形とする。
田相互を区画する畦に設けるものでは、高さの等しい側
壁を両側に備えた断面逆U字形とし、高さの異なる田相
互の間の畦に設けるものは、両側の側壁の高さが異なる
断面形状とする。また畦の頂面が農道に続いているよう
な場合は、側壁6を頂壁5の一方にのみ設けた逆L字形
とするか、頂壁5の側壁6を設けない側に低い高さの差
込み壁10を設けた形とする。さらに、崖などと繋がる
畦においては、側壁とそれに繋がる延長壁14を一体に
した直線ないしく字形とする。
【0011】なお頂壁5は歩行しやすいように平坦面と
され、また側壁6は標準的には緩いく字形ないし円弧形
に外側に膨らんだ形状とする。側壁6の高さはその下端
が田の底土の中にある程度差し込まれる高さとする。
され、また側壁6は標準的には緩いく字形ないし円弧形
に外側に膨らんだ形状とする。側壁6の高さはその下端
が田の底土の中にある程度差し込まれる高さとする。
【0012】隔壁3はカバ−本体2の内側面に鍔状に形
成され、カバ−本体2の内側面から一定高さで板状に突
設するように形成される。
成され、カバ−本体2の内側面から一定高さで板状に突
設するように形成される。
【0013】抑え4は、カバ−本体の長手方向片側にお
いて、その側の最も端の隔壁3を越えて延びるように形
成された部分であり、カバ−本体2の被覆部13の外側
面に内側面が密着する断面形状とするのが良い。
いて、その側の最も端の隔壁3を越えて延びるように形
成された部分であり、カバ−本体2の被覆部13の外側
面に内側面が密着する断面形状とするのが良い。
【0014】
【作用】この発明の畦保護カバーは、カバー本体2に上
記構造の隔壁3が鍔状に一体に設けられていることを特
徴とする。この隔壁3は、田の底土7及び畦本体を形成
する畦土12の中に差し込まれて、カバー本体2を安定
に定着させる作用を備えるとともに、カバー本体2と畦
土12との間の隙間を畦の長手方向に遮断し、この隙間
を通って昆虫やザリガニ、モグラ等の生物が入り込むの
を防止する。これにより、畦土と畦保護カバーとの間に
入り込んだ生物が畦土を崩落させたり、畦に穴を開けた
りするのを防止でき、従って畦を長期間に亘り良好な状
態に維持することができる。
記構造の隔壁3が鍔状に一体に設けられていることを特
徴とする。この隔壁3は、田の底土7及び畦本体を形成
する畦土12の中に差し込まれて、カバー本体2を安定
に定着させる作用を備えるとともに、カバー本体2と畦
土12との間の隙間を畦の長手方向に遮断し、この隙間
を通って昆虫やザリガニ、モグラ等の生物が入り込むの
を防止する。これにより、畦土と畦保護カバーとの間に
入り込んだ生物が畦土を崩落させたり、畦に穴を開けた
りするのを防止でき、従って畦を長期間に亘り良好な状
態に維持することができる。
【0015】隔壁3の両端部に下方に延びる尖った先端
部9を形成したものは、畦保護カバー1を畦の上に覆着
するとき、尖った先端部9が土中に差し込まれ、施工作
業を容易にするとともに、畦保護カバーの定着をより良
好にする。
部9を形成したものは、畦保護カバー1を畦の上に覆着
するとき、尖った先端部9が土中に差し込まれ、施工作
業を容易にするとともに、畦保護カバーの定着をより良
好にする。
【0016】抑え4は、畦保護カバーを直列に設置する
際に、隣接する畦保護カバ−のカバ−本体2の端部を上
から押さえて畦カバ−に隙間が生じないようにする。
際に、隣接する畦保護カバ−のカバ−本体2の端部を上
から押さえて畦カバ−に隙間が生じないようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】第1実施例の断面を図3に示す。
図3の畦保護カバ−1は、畦を挟んで隣り合う田の水位
が等しい場合に用いられる。畦保護カバ−1は、FRP
製のカバ−本体2と隔壁3と抑え4とを備えている。
図3の畦保護カバ−1は、畦を挟んで隣り合う田の水位
が等しい場合に用いられる。畦保護カバ−1は、FRP
製のカバ−本体2と隔壁3と抑え4とを備えている。
【0018】カバ−本体2は、長方形の頂壁5と頂壁長
手方向に高さの等しい2つの側壁6とを持ち、その断面
は逆U字形である。その長さは、軽トラックの荷台に積
むことができるように5〜6m程度とする。頂壁5は、
作業者や小型機械が通行できるだけの35cm程度の幅
とする。側壁6は、頂壁5の長手方向の側部からへの字
を帯びて外側に膨らみながら、鉛直下方に延びる。側壁
6は、実施例によって異なるが、使用状態においては、
底部からの高さ約10cmの所までは田の底土7に差し
込まれ、田の水位にもよるが、底部からの高さ20cm
付近に田の水面8が位置するような高さで制作される。
頂壁及び側壁の厚さは6〜7mm程度である。カバ−本
体2はFRP製であり、軽量で移送や施工が容易で、必
要な長さに切ることもできる。
手方向に高さの等しい2つの側壁6とを持ち、その断面
は逆U字形である。その長さは、軽トラックの荷台に積
むことができるように5〜6m程度とする。頂壁5は、
作業者や小型機械が通行できるだけの35cm程度の幅
とする。側壁6は、頂壁5の長手方向の側部からへの字
を帯びて外側に膨らみながら、鉛直下方に延びる。側壁
6は、実施例によって異なるが、使用状態においては、
底部からの高さ約10cmの所までは田の底土7に差し
込まれ、田の水位にもよるが、底部からの高さ20cm
付近に田の水面8が位置するような高さで制作される。
頂壁及び側壁の厚さは6〜7mm程度である。カバ−本
体2はFRP製であり、軽量で移送や施工が容易で、必
要な長さに切ることもできる。
【0019】なお、カバー本体2には、被覆部13が隔
壁3を設けていない長手方向片側端部に設けられてい
る。この本体被覆部13の外側面は、カバー本体2の厚
さ分だけ低くなっているので、抑え4が上に載った時
に、カバー本体2相互に段差ができない。
壁3を設けていない長手方向片側端部に設けられてい
る。この本体被覆部13の外側面は、カバー本体2の厚
さ分だけ低くなっているので、抑え4が上に載った時
に、カバー本体2相互に段差ができない。
【0020】隔壁3は、カバー本体2の内側面に、長手
方向片側端部及び長手方向の中間部分に約1m間隔で合
計5枚設けられる。隔壁3は、一定の高さ(例えば7c
m)で、その両端部は下方に尖る先端部9を形成してい
る。先端部9が尖っているので、畦保護カバ−を田の底
土7や土手11に差し込みやすい。
方向片側端部及び長手方向の中間部分に約1m間隔で合
計5枚設けられる。隔壁3は、一定の高さ(例えば7c
m)で、その両端部は下方に尖る先端部9を形成してい
る。先端部9が尖っているので、畦保護カバ−を田の底
土7や土手11に差し込みやすい。
【0021】隔壁3が畦土12中に差し込まれ、畦土と
カバー本体との隙間及び表面近くの畦土を長手方向に区
画することができる。今までは、畦側面及び畦上面を滑
らかな平面に仕上げることは困難であるため、どうして
もカバ−本体2と畦土12との間には隙間が開き、この
隙間を通って動物類がカバー本体2の長手方向に移動し
て、畦土12中に穴を開け、それらの穴によって田の漏
水や畦の崩壊が起こるという問題があった。カバー本体
2に隔壁3を設けた本発明においては、動物類は隔壁3
により前記隣接区画間を移動することが難しく、区画間
を貫通する穴ができにくい。また、外部からこれら区画
内に動物類が侵入することも難しい。このため、畦土中
に隣合う2つの田を繋ぐような穴が開きにくくなり、よ
り確実に田の漏水や畦の崩壊を防ぐ。また、この隔壁3
は、畦保護カバー1を畦にしっかりと固定するのにも役
立つ。
カバー本体との隙間及び表面近くの畦土を長手方向に区
画することができる。今までは、畦側面及び畦上面を滑
らかな平面に仕上げることは困難であるため、どうして
もカバ−本体2と畦土12との間には隙間が開き、この
隙間を通って動物類がカバー本体2の長手方向に移動し
て、畦土12中に穴を開け、それらの穴によって田の漏
水や畦の崩壊が起こるという問題があった。カバー本体
2に隔壁3を設けた本発明においては、動物類は隔壁3
により前記隣接区画間を移動することが難しく、区画間
を貫通する穴ができにくい。また、外部からこれら区画
内に動物類が侵入することも難しい。このため、畦土中
に隣合う2つの田を繋ぐような穴が開きにくくなり、よ
り確実に田の漏水や畦の崩壊を防ぐ。また、この隔壁3
は、畦保護カバー1を畦にしっかりと固定するのにも役
立つ。
【0022】抑え4は、カバ−本体と一体成形されてお
り、最端部の隔壁3から約50cm水平方向に突き出
し、抑え4と畦土12との間に隣に設置された他の畦保
護カバ−のカバ−本体の一部が嵌まる。このように、抑
え4を隣合う畦保護カバ−の一部に重ねることができ、
隣接する畦保護カバ−1の間に隙間が生じないように設
置することが可能となる。この場合、隣合う2つの畦保
護カバ−1は、一方の抑え4により、他方のカバ−本体
2の被覆部13を押さえるように設置する。このため、
畦保護カバ−1間に隙間が生じず、隙間から動物類が畦
土12中に侵入することを防ぐ。
り、最端部の隔壁3から約50cm水平方向に突き出
し、抑え4と畦土12との間に隣に設置された他の畦保
護カバ−のカバ−本体の一部が嵌まる。このように、抑
え4を隣合う畦保護カバ−の一部に重ねることができ、
隣接する畦保護カバ−1の間に隙間が生じないように設
置することが可能となる。この場合、隣合う2つの畦保
護カバ−1は、一方の抑え4により、他方のカバ−本体
2の被覆部13を押さえるように設置する。このため、
畦保護カバ−1間に隙間が生じず、隙間から動物類が畦
土12中に侵入することを防ぐ。
【0023】畦には隔壁3が、田の底土7や土手11に
は隔壁の先端部9が、田の底土7には側壁6の下部がそ
れぞれ差し込まれるので、カバ−本体2は動かないよう
にしっかりと固定される。
は隔壁の先端部9が、田の底土7には側壁6の下部がそ
れぞれ差し込まれるので、カバ−本体2は動かないよう
にしっかりと固定される。
【0024】畦保護カバ−1を畦に被せると、畦側面に
は側壁6が当接し、畦上面には頂壁5が当接する。側壁
6が畦の側面を保護するので、畦を貫通して隣り合う2
つの田を結ぶような穴を、ザリガニやモグラなどの水中
及び土中の動物は開けることができない。さらに、日光
が遮られて畦に雑草が生えず、草刈り作業を行う必要が
ない。
は側壁6が当接し、畦上面には頂壁5が当接する。側壁
6が畦の側面を保護するので、畦を貫通して隣り合う2
つの田を結ぶような穴を、ザリガニやモグラなどの水中
及び土中の動物は開けることができない。さらに、日光
が遮られて畦に雑草が生えず、草刈り作業を行う必要が
ない。
【0025】以下の実施例について、第1実施例と相違
する部分について説明し、第1実施例と同一の符号を付
し、その説明を省略する。
する部分について説明し、第1実施例と同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0026】第2実施例を図4に示す。図4の畦保護カ
バ−1は、畦を挟んで隣り合う田の水位が異なる場合に
用いられ、カバ−本体2は、長方形の頂壁5と、頂壁長
手方向に高さの異なる2つの側壁6とを持ち、その断面
は変形逆U字形である。
バ−1は、畦を挟んで隣り合う田の水位が異なる場合に
用いられ、カバ−本体2は、長方形の頂壁5と、頂壁長
手方向に高さの異なる2つの側壁6とを持ち、その断面
は変形逆U字形である。
【0027】第3実施例を図5に示す。図5の畦保護カ
バ−1は、畦を挟んで隣り合う田の水位が異なる場合
や、農道などの広い幅の土手が畦側面となっている場合
に用いられ、カバ−本体2は、長方形の頂壁5と頂壁長
手方向に1つだけの側壁6を持ち、その断面は逆L字形
である。頂壁5の側壁6を設けない側に低い高さの差込
み壁10が設けられている。この差込み壁10は、土手
や畦土中に差し込まれ畦保護カバー1をしっかりと土手
や畦に固定させるのに役立つ。
バ−1は、畦を挟んで隣り合う田の水位が異なる場合
や、農道などの広い幅の土手が畦側面となっている場合
に用いられ、カバ−本体2は、長方形の頂壁5と頂壁長
手方向に1つだけの側壁6を持ち、その断面は逆L字形
である。頂壁5の側壁6を設けない側に低い高さの差込
み壁10が設けられている。この差込み壁10は、土手
や畦土中に差し込まれ畦保護カバー1をしっかりと土手
や畦に固定させるのに役立つ。
【0028】第4実施例を図6に示す。図6の畦保護カ
バー1は、畦が崖などの斜面と連続している場合に用い
られ、カバー本体2は、1つだけの側壁6とこの側壁か
ら上方に延長された延長壁14とを持ち、その断面は緩
いく字形である。延長壁14は田の水面から稲の高さま
で斜面15を覆うように設けられる(例えば水面から7
0cm位まで)。延長壁14の上縁部には、実施例3と
同じように、差込み壁10が設けられている。このよう
な形状のカバー本体2により、稲の生える高さまでは、
斜面の雑草が生えることがない。図6の実施例では、隔
壁3の下端のみに尖った先端部が設けられているが、崖
の土質などにより必要があれば、上端にも水平方向に延
びる尖った先端を設ける。
バー1は、畦が崖などの斜面と連続している場合に用い
られ、カバー本体2は、1つだけの側壁6とこの側壁か
ら上方に延長された延長壁14とを持ち、その断面は緩
いく字形である。延長壁14は田の水面から稲の高さま
で斜面15を覆うように設けられる(例えば水面から7
0cm位まで)。延長壁14の上縁部には、実施例3と
同じように、差込み壁10が設けられている。このよう
な形状のカバー本体2により、稲の生える高さまでは、
斜面の雑草が生えることがない。図6の実施例では、隔
壁3の下端のみに尖った先端部が設けられているが、崖
の土質などにより必要があれば、上端にも水平方向に延
びる尖った先端を設ける。
【0029】第1ないし第4実施例のFRP製の畦保護
カバー1は、例えば、ハンドレイアップ法などにより容
易に製作できる。この場合、雄型を用いて補強繊維マッ
トとマトリックス樹脂とを積層する方法を採用すれば、
頂壁5の上面が粗面となり、滑りにくい構造となる。隔
壁3及び抑え4は別途製作し、カバー本体2に取り付け
た後、さらにFRP層を積層することにより、カバー本
体2と一体化できる。なお隔壁3及び抑え4は、心材を
アルミニウム板などの金属板とすることも可能である。
また、カバ−本体の長手方向端部に設置される隔壁3と
抑え4を一つの金属板で成形し、心材とすることも可能
である。
カバー1は、例えば、ハンドレイアップ法などにより容
易に製作できる。この場合、雄型を用いて補強繊維マッ
トとマトリックス樹脂とを積層する方法を採用すれば、
頂壁5の上面が粗面となり、滑りにくい構造となる。隔
壁3及び抑え4は別途製作し、カバー本体2に取り付け
た後、さらにFRP層を積層することにより、カバー本
体2と一体化できる。なお隔壁3及び抑え4は、心材を
アルミニウム板などの金属板とすることも可能である。
また、カバ−本体の長手方向端部に設置される隔壁3と
抑え4を一つの金属板で成形し、心材とすることも可能
である。
【0030】
【発明の効果】本発明の畦保護カバ−1は、軽量で、移
送や施工が容易で、畦の風化及び動物類による崩壊及び
漏水を防ぐので、長期間にわたり、畦切り及び畦塗り作
業を行う必要がない。さらに、カバー本体2により日光
が遮られて、雑草が生えないので、畦の除草作業も軽減
される。
送や施工が容易で、畦の風化及び動物類による崩壊及び
漏水を防ぐので、長期間にわたり、畦切り及び畦塗り作
業を行う必要がない。さらに、カバー本体2により日光
が遮られて、雑草が生えないので、畦の除草作業も軽減
される。
【図1】第1実施例の平面図
【図2】第1実施例の畦保護カバ−の配置例を示す図
【図3】第1実施例の断面図
【図4】第2実施例の断面図
【図5】第3実施例の断面図
【図6】第4実施例の断面図
2 カバ−本体 3 隔壁 4 抑え 5 頂壁 6 側壁 9 先端部 14 延長壁
Claims (3)
- 【請求項1】 側壁(6) と頂壁(5) とを備えたL字形な
いし逆U字形断面の細長いカバー本体(2) を備え、当該
カバー本体はその内側面にカバー本体の長手直角方向に
板状に突出する隔壁(3) を所定間隔で備えていることを
特徴とする、畦保護カバー。 - 【請求項2】 隔壁(3) がカバー本体(2) の内側面から
所定高さで突出する鍔状に一体に形成され、その両端に
下方に向いて尖った先端部(9) が形成され、カバー本体
(2) は長手方向の片側端部に水平方向に突き出た抑え
(4) を備えていることを特徴とする、請求項1記載の畦
保護カバー。 - 【請求項3】 側壁(6) と延長壁(14)とを備えた直線な
いしく字形断面の細長いカバー本体(2) を備え、当該カ
バー本体はその内側面にカバー本体の長手直角方向に所
定高さで鍔状に一体に突出する隔壁(3) を所定間隔で備
えていることを特徴とする、畦保護カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18441697A JP3145661B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 水田の畦保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18441697A JP3145661B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 水田の畦保護カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1113045A true JPH1113045A (ja) | 1999-01-19 |
| JP3145661B2 JP3145661B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=16152793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18441697A Expired - Fee Related JP3145661B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 水田の畦保護カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3145661B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2426519A (en) * | 2005-05-25 | 2006-11-29 | Pentax Corp | Collagen-coated carrier and method for manufacturing collagen-coated carrier |
| CN104335730A (zh) * | 2013-07-31 | 2015-02-11 | 江苏嘉贤米业有限公司 | 生态田埂 |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP18441697A patent/JP3145661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2426519A (en) * | 2005-05-25 | 2006-11-29 | Pentax Corp | Collagen-coated carrier and method for manufacturing collagen-coated carrier |
| CN104335730A (zh) * | 2013-07-31 | 2015-02-11 | 江苏嘉贤米业有限公司 | 生态田埂 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3145661B2 (ja) | 2001-03-12 |
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