JPH11130986A - 有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材 - Google Patents
有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材Info
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- JPH11130986A JPH11130986A JP29909397A JP29909397A JPH11130986A JP H11130986 A JPH11130986 A JP H11130986A JP 29909397 A JP29909397 A JP 29909397A JP 29909397 A JP29909397 A JP 29909397A JP H11130986 A JPH11130986 A JP H11130986A
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- coating material
- solvent
- coating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被塗装面に直接塗装して光沢を有する厚膜の
凹凸状模様が形成できる有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材を
提供する。 【解決手段】 被塗装面に光沢を有する厚膜の凹凸状模
様が形成できる溶剤系の合成樹脂塗材である。ガラス転
移温度が+5〜+40℃の溶液型合成樹脂また非水分散
型合成樹脂15〜90重量部と、着色顔料0.1〜40
重量部と、粘度付与剤0.1〜20重量部が配合され、
溶剤を含み厚膜の凹凸状模様に塗装可能な粘度に調整さ
れている。
凹凸状模様が形成できる有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材を
提供する。 【解決手段】 被塗装面に光沢を有する厚膜の凹凸状模
様が形成できる溶剤系の合成樹脂塗材である。ガラス転
移温度が+5〜+40℃の溶液型合成樹脂また非水分散
型合成樹脂15〜90重量部と、着色顔料0.1〜40
重量部と、粘度付与剤0.1〜20重量部が配合され、
溶剤を含み厚膜の凹凸状模様に塗装可能な粘度に調整さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は有光沢溶剤系の厚
膜仕上塗材に関し、詳しくは、ローラー塗りや吹付け塗
装により光沢を有する凹凸状模様が形成できる厚膜仕上
塗材に係わる技術である。
膜仕上塗材に関し、詳しくは、ローラー塗りや吹付け塗
装により光沢を有する凹凸状模様が形成できる厚膜仕上
塗材に係わる技術である。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の内外装を凹凸状模様に仕
上げる厚膜仕上塗材としては、たとえばJIS A6909 複層
塗材C、JIS A6909 複層塗材E、JIS A6909 の防水形複
層塗材Eが知られている。そして、これら塗材の凹凸模
様を形成する工程は、下塗り+主材1回塗りまたは2回
塗り+上塗り2回塗りの計4〜5の工程であり、下塗
り、主材、上塗り3種の材料が必要とされる。
上げる厚膜仕上塗材としては、たとえばJIS A6909 複層
塗材C、JIS A6909 複層塗材E、JIS A6909 の防水形複
層塗材Eが知られている。そして、これら塗材の凹凸模
様を形成する工程は、下塗り+主材1回塗りまたは2回
塗り+上塗り2回塗りの計4〜5の工程であり、下塗
り、主材、上塗り3種の材料が必要とされる。
【0003】通常、新設の被塗装面の場合は、凹凸状模
様の形成に先だって、水系又は溶剤系の下塗り塗料が塗
装される。そして、有光沢の上塗りには、つや有の溶剤
系エナメルあるいはつや有の合成樹脂エマルション系エ
ナメルが塗装される。
様の形成に先だって、水系又は溶剤系の下塗り塗料が塗
装される。そして、有光沢の上塗りには、つや有の溶剤
系エナメルあるいはつや有の合成樹脂エマルション系エ
ナメルが塗装される。
【0004】塗装工程の簡略あるいは施工工期を短縮し
得る塗材としては、マイクロエマルションを用いたアク
リルエマルション系塗材があり、新設の被塗装面では下
塗り材が省略でき、塗装の一工程を省略することができ
る。
得る塗材としては、マイクロエマルションを用いたアク
リルエマルション系塗材があり、新設の被塗装面では下
塗り材が省略でき、塗装の一工程を省略することができ
る。
【0005】光沢を有する凹凸状模様を少ない塗装工程
で形成し得る弾性塗材としては、アクリルエマルション
系のJIS A6909 防水形外装薄塗材E・単層弾性材が用い
られる。この仕様は下塗材+主材2回塗りの計3工程よ
りなる。
で形成し得る弾性塗材としては、アクリルエマルション
系のJIS A6909 防水形外装薄塗材E・単層弾性材が用い
られる。この仕様は下塗材+主材2回塗りの計3工程よ
りなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、凹凸模様を形
成する塗材JIS A6909 複層塗材Cは、セメントを結合材
としているため、光沢がなく上塗材の塗装を必要とする
問題がある。JIS A6909複層塗材Eは、アクリルスチレ
ン系の合成樹脂エマルションを結合材として、凹凸模様
を形成させる塗材のため、体質顔料を多く配合してお
り、高顔料濃度となり、光沢はなく上塗りの塗装を必要
とする問題がある。これら凹凸模様を形成する塗材の工
程は、下塗り+主材1回または2回塗り+上塗り2回塗
りの4〜5工程であり、かつ下塗り・主材・上塗り3種
の材料が必要となり、工程及び工期に問題がある。ま
た、0℃以下の場合、凍結などにより造膜しないなど問
題がある。
成する塗材JIS A6909 複層塗材Cは、セメントを結合材
としているため、光沢がなく上塗材の塗装を必要とする
問題がある。JIS A6909複層塗材Eは、アクリルスチレ
ン系の合成樹脂エマルションを結合材として、凹凸模様
を形成させる塗材のため、体質顔料を多く配合してお
り、高顔料濃度となり、光沢はなく上塗りの塗装を必要
とする問題がある。これら凹凸模様を形成する塗材の工
程は、下塗り+主材1回または2回塗り+上塗り2回塗
りの4〜5工程であり、かつ下塗り・主材・上塗り3種
の材料が必要となり、工程及び工期に問題がある。ま
た、0℃以下の場合、凍結などにより造膜しないなど問
題がある。
【0007】前記した塗装工程の簡略あるいは施工工期
を短縮し得る塗材は、脆弱な下地、塗替の場合、下塗り
が必要である。
を短縮し得る塗材は、脆弱な下地、塗替の場合、下塗り
が必要である。
【0008】そこで本発明者は、上述した従来の塗材に
おける各問題点を解決すべく研究の結果、良好な有光沢
溶剤系の厚膜仕上塗材を知り得て、本発明を完成した。
おける各問題点を解決すべく研究の結果、良好な有光沢
溶剤系の厚膜仕上塗材を知り得て、本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明の課題は被塗装面(下
地)に直接塗装して光沢を有する厚膜の凹凸状模様が形
成できる有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材を提供することに
ある。
地)に直接塗装して光沢を有する厚膜の凹凸状模様が形
成できる有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被塗
装面に光沢を有する厚膜の凹凸状模様が形成できる溶剤
系の合成樹脂塗材であって、ガラス転移温度(以下、T
gという。)が+5〜+40℃の溶液型合成樹脂または
非水分散型合成樹脂15〜90重量部と、着色顔料0.
1〜40重量部と、粘度付与剤0.1〜20重量部が配
合され、溶剤を含み厚膜の凹凸状模様に塗装可能な粘度
に調整されていることを特徴とする。
装面に光沢を有する厚膜の凹凸状模様が形成できる溶剤
系の合成樹脂塗材であって、ガラス転移温度(以下、T
gという。)が+5〜+40℃の溶液型合成樹脂または
非水分散型合成樹脂15〜90重量部と、着色顔料0.
1〜40重量部と、粘度付与剤0.1〜20重量部が配
合され、溶剤を含み厚膜の凹凸状模様に塗装可能な粘度
に調整されていることを特徴とする。
【0011】この請求項1の発明の厚膜仕上塗材はロー
ラーあるいは吹付けなどの塗装手段にて被塗装面に塗装
して光沢を有する厚膜の凹凸状模様を形成させ得る。塗
膜はTgが+5〜40℃の合成樹脂を配合しているの
で、可撓性を有する。着色顔料は塗膜を所定の色調とな
し得る。粘度付与剤及び溶剤は塗材を塗装に必要な物性
に調整するに役立つ。また、粘度付与剤は塗膜に凹凸状
模様を得るために配合される。
ラーあるいは吹付けなどの塗装手段にて被塗装面に塗装
して光沢を有する厚膜の凹凸状模様を形成させ得る。塗
膜はTgが+5〜40℃の合成樹脂を配合しているの
で、可撓性を有する。着色顔料は塗膜を所定の色調とな
し得る。粘度付与剤及び溶剤は塗材を塗装に必要な物性
に調整するに役立つ。また、粘度付与剤は塗膜に凹凸状
模様を得るために配合される。
【0012】請求項2の発明は被塗装面に光沢を有する
厚膜の凹凸状模様を形成できる溶剤系の二剤型の合成樹
脂塗材であって、ガラス転移温度が+5〜+40℃の溶
液型合成樹脂または非水分散型合成樹脂15〜90重量
部と、着色顔料0.1〜40重量部と、粘度付与剤0.
1〜20重量部が配合され、溶剤を含み厚膜の凹凸状模
様に塗装可能な粘度に調整されてなる主剤成分と、この
主剤成分(混合成分)を硬化させる硬化剤とよりなるこ
とを特徴とする。
厚膜の凹凸状模様を形成できる溶剤系の二剤型の合成樹
脂塗材であって、ガラス転移温度が+5〜+40℃の溶
液型合成樹脂または非水分散型合成樹脂15〜90重量
部と、着色顔料0.1〜40重量部と、粘度付与剤0.
1〜20重量部が配合され、溶剤を含み厚膜の凹凸状模
様に塗装可能な粘度に調整されてなる主剤成分と、この
主剤成分(混合成分)を硬化させる硬化剤とよりなるこ
とを特徴とする。
【0013】この請求項2の発明の厚膜仕上塗材は、主
剤成分と硬化剤を混合し、ローラーあるいは吹付けなど
の塗装手段にて被塗装面に塗装して光沢を有する厚膜の
凹凸状模様を形成させ得る。塗膜はTgが+5〜40℃
の合成樹脂を配合しているので、可撓性を有する。着色
顔料は塗膜を所定の色調となし得る。粘度付与剤及び溶
剤は塗材を塗装に必要な物性に調整するに役立つ。主剤
成分は硬化剤により硬化させて塗膜となし得る。
剤成分と硬化剤を混合し、ローラーあるいは吹付けなど
の塗装手段にて被塗装面に塗装して光沢を有する厚膜の
凹凸状模様を形成させ得る。塗膜はTgが+5〜40℃
の合成樹脂を配合しているので、可撓性を有する。着色
顔料は塗膜を所定の色調となし得る。粘度付与剤及び溶
剤は塗材を塗装に必要な物性に調整するに役立つ。主剤
成分は硬化剤により硬化させて塗膜となし得る。
【0014】
【発明の実施の形態】溶液型合成樹脂または非水分散型
樹脂(NAD樹脂)とは、アクリル酸エステル、アクリ
ルポリオール、アクリル共重合樹脂(共重合モノマー:
スチレン、酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル、ベオバ、
塩化ビニル、塩化ビニリデン)、ポリ酢酸ビニル、エチ
レン酢酸ビニル、ベオバ、ポリウレタン、シリコン樹
脂、フッソ樹脂、エポキシ樹脂などの群から一種あるい
は複数種を選択して使用することができる。
樹脂(NAD樹脂)とは、アクリル酸エステル、アクリ
ルポリオール、アクリル共重合樹脂(共重合モノマー:
スチレン、酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル、ベオバ、
塩化ビニル、塩化ビニリデン)、ポリ酢酸ビニル、エチ
レン酢酸ビニル、ベオバ、ポリウレタン、シリコン樹
脂、フッソ樹脂、エポキシ樹脂などの群から一種あるい
は複数種を選択して使用することができる。
【0015】溶液型合成樹脂またはNAD樹脂は、塗膜
を可とう性となすため、Tg+40℃以下が好ましく、
大気中の油煙などによる汚染性からは、Tg5℃以上が
好ましい。溶液型合成樹脂またはNAD樹脂は、15〜
90重量部配合する。溶液型合成樹脂またはNAD樹脂
が、15重量部より少ない場合は、所定の光沢(60度
鏡面光沢度)が得られず、塗膜の有光沢仕上げができな
い。溶液型合成樹脂またはNAD樹脂が、90重量部を
越えた場合は、粘度付与剤による増粘及びチクソ性付与
ができず、塗膜の凹凸状模様が得られない。有光沢溶剤
系のこの厚膜仕上塗材には、必要により体質顔料、着色
顔料、マイカ粉・アルミ粉・プラスチックピグメント・
着色顔料・骨材・繊維などを用いることができる。
を可とう性となすため、Tg+40℃以下が好ましく、
大気中の油煙などによる汚染性からは、Tg5℃以上が
好ましい。溶液型合成樹脂またはNAD樹脂は、15〜
90重量部配合する。溶液型合成樹脂またはNAD樹脂
が、15重量部より少ない場合は、所定の光沢(60度
鏡面光沢度)が得られず、塗膜の有光沢仕上げができな
い。溶液型合成樹脂またはNAD樹脂が、90重量部を
越えた場合は、粘度付与剤による増粘及びチクソ性付与
ができず、塗膜の凹凸状模様が得られない。有光沢溶剤
系のこの厚膜仕上塗材には、必要により体質顔料、着色
顔料、マイカ粉・アルミ粉・プラスチックピグメント・
着色顔料・骨材・繊維などを用いることができる。
【0016】前記体質顔料としては炭酸カルシウム、沈
降性硫酸バリウム、焼成クレーなど、通常、塗料に使用
される材料を用いることができる。前記体質顔料の配合
量は60重量部以下、望ましくは0.1〜30重量部で
ある。体質顔料は、60重量部を越えると塗膜に所定の
光沢(60度鏡面光沢度)が得られず有光沢仕上げがで
きない。
降性硫酸バリウム、焼成クレーなど、通常、塗料に使用
される材料を用いることができる。前記体質顔料の配合
量は60重量部以下、望ましくは0.1〜30重量部で
ある。体質顔料は、60重量部を越えると塗膜に所定の
光沢(60度鏡面光沢度)が得られず有光沢仕上げがで
きない。
【0017】前記着色顔料としては酸化チタン、カーボ
ンブラック、黒鉛、酸化鉄黒、酸化鉄イエロー、酸化鉄
レッド、キナクリドンレッド、ナフトールレッド、レー
キレッド、ハンザエロー、チタンエロー、シアニンブル
ー、シアニングリーンなどを40重量部以下の量で用い
ることができる。着色顔料が40重量部より多くなると
塗膜物性が悪くなり、0.1重量部より少ないと着色効
果がない。前記マイカ粉、アルミ粉、プラスチックピグ
メント、着色骨材は、仕上りとして意匠性を付与する場
合に用いることができる。
ンブラック、黒鉛、酸化鉄黒、酸化鉄イエロー、酸化鉄
レッド、キナクリドンレッド、ナフトールレッド、レー
キレッド、ハンザエロー、チタンエロー、シアニンブル
ー、シアニングリーンなどを40重量部以下の量で用い
ることができる。着色顔料が40重量部より多くなると
塗膜物性が悪くなり、0.1重量部より少ないと着色効
果がない。前記マイカ粉、アルミ粉、プラスチックピグ
メント、着色骨材は、仕上りとして意匠性を付与する場
合に用いることができる。
【0018】溶剤系塗料用の粘度付与剤としては、無機
系粘度付与剤では微粉シリカ、ベントナイト、極微細沈
降炭酸カルシウム、複合系粘度付与剤では有機ベントナ
イト、表面処理微細炭酸カルシウムを用いることがで
き、有機系粘度付与剤では金属石ケン、水素添加ひまし
油、ポリアミドワックス、酸化ポリエチレン、植物油、
あまに重合油、脂肪酸二量体、界面活性剤(硫酸化油、
高級アルコール硫酸塩、脂肪酸エステル型、ポリエーテ
ル型)を用いることができる。
系粘度付与剤では微粉シリカ、ベントナイト、極微細沈
降炭酸カルシウム、複合系粘度付与剤では有機ベントナ
イト、表面処理微細炭酸カルシウムを用いることがで
き、有機系粘度付与剤では金属石ケン、水素添加ひまし
油、ポリアミドワックス、酸化ポリエチレン、植物油、
あまに重合油、脂肪酸二量体、界面活性剤(硫酸化油、
高級アルコール硫酸塩、脂肪酸エステル型、ポリエーテ
ル型)を用いることができる。
【0019】上記粘度付与剤以外には合成樹脂エマルシ
ョンを溶剤系塗料に対し粘度付与剤として使用すること
ができる。この合成樹脂エマルションは、アクリル酸エ
ステルエマルション、アクリル共重合エマルション(共
重合モノマー:スチレン、酢酸ビニル、エチレン・酢酸
ビニル、ベオバ、塩化ビニル、塩化ビニリデンなど)、
酢酸ビニルエマルション、エチレン・酢酸ビニルエマル
ション、ベオバ、ウレタン変性エマルション、シリコン
変性エマルション、フッソ変性エマルション、エポキシ
変性エマルションなどがある。合成樹脂エマルションの
うち水酸基含有またはソープフリーのエマルションが、
粘度付与剤として効果がある。
ョンを溶剤系塗料に対し粘度付与剤として使用すること
ができる。この合成樹脂エマルションは、アクリル酸エ
ステルエマルション、アクリル共重合エマルション(共
重合モノマー:スチレン、酢酸ビニル、エチレン・酢酸
ビニル、ベオバ、塩化ビニル、塩化ビニリデンなど)、
酢酸ビニルエマルション、エチレン・酢酸ビニルエマル
ション、ベオバ、ウレタン変性エマルション、シリコン
変性エマルション、フッソ変性エマルション、エポキシ
変性エマルションなどがある。合成樹脂エマルションの
うち水酸基含有またはソープフリーのエマルションが、
粘度付与剤として効果がある。
【0020】粘度付与剤は、0.1から20重量部まで
配合することができる。粘度付与剤が0.1重量部より
少い場合は、増粘せず塗膜の凹凸状模様が形成できな
い。粘度付与剤が20重量部をこえる場合は、塗膜の凹
凸状模様は形成できるが、光沢が低下する。
配合することができる。粘度付与剤が0.1重量部より
少い場合は、増粘せず塗膜の凹凸状模様が形成できな
い。粘度付与剤が20重量部をこえる場合は、塗膜の凹
凸状模様は形成できるが、光沢が低下する。
【0021】溶剤としてはキシレンなどの芳香族系溶
剤、ミネラルターペンなどの脂肪族系溶剤を使用するこ
とができる。
剤、ミネラルターペンなどの脂肪族系溶剤を使用するこ
とができる。
【0022】溶液型合成樹脂又は、NAD樹脂、体質顔
料、着色顔料、粘度付与剤及び溶剤を混合することによ
り、一剤型(一液型)の厚膜仕上げ塗材を得ることがで
きる。この塗剤は常温乾燥タイプである。
料、着色顔料、粘度付与剤及び溶剤を混合することによ
り、一剤型(一液型)の厚膜仕上げ塗材を得ることがで
きる。この塗剤は常温乾燥タイプである。
【0023】また、厚膜仕上塗材は溶液型合成樹脂又は
NAD樹脂、体質顔料、着色顔料、粘度付与剤及び溶剤
を混合した主剤成分と、この主剤成分を硬化させるため
の硬化剤との二剤型(二液型)とすることもできる。こ
の場合の硬化剤は主剤成分の溶剤あるいは主剤成分中の
反応基と反応して硬化する成分が使用される。
NAD樹脂、体質顔料、着色顔料、粘度付与剤及び溶剤
を混合した主剤成分と、この主剤成分を硬化させるため
の硬化剤との二剤型(二液型)とすることもできる。こ
の場合の硬化剤は主剤成分の溶剤あるいは主剤成分中の
反応基と反応して硬化する成分が使用される。
【0024】この二剤型はポリイソシアネートの硬化剤
を主剤成分のポリオールと反応させて主剤成分を硬化さ
せるポリオールタイプ(二剤型ウレタン樹脂塗材)とす
ることができる。この二剤型の塗材も常温で硬化させる
ことができる。
を主剤成分のポリオールと反応させて主剤成分を硬化さ
せるポリオールタイプ(二剤型ウレタン樹脂塗材)とす
ることができる。この二剤型の塗材も常温で硬化させる
ことができる。
【0025】このポリイソシアネートとしては、HMD
I(ヘキサメチレンジイソシアネート)、IPDI(イ
ソホロンジイソシアネート)などの無黄変型ポリイソシ
アネートを用いることができる。なお、MDI(ジフェ
ニルメタン4,4’ジイソシアネート)、TDI(トリ
レンジイソシアネート)などの黄変型ポリイソシアネー
トは、耐候性の点より好ましくない。また硬化剤はラク
トンなどのアダクトタイプを用いることができ、この場
合は塗膜を軟質になし得る。
I(ヘキサメチレンジイソシアネート)、IPDI(イ
ソホロンジイソシアネート)などの無黄変型ポリイソシ
アネートを用いることができる。なお、MDI(ジフェ
ニルメタン4,4’ジイソシアネート)、TDI(トリ
レンジイソシアネート)などの黄変型ポリイソシアネー
トは、耐候性の点より好ましくない。また硬化剤はラク
トンなどのアダクトタイプを用いることができ、この場
合は塗膜を軟質になし得る。
【0026】厚膜仕上塗材に配合する繊維成分として
は、人絹、綿などの繊維を塗材中に5重量部以下量で加
えることができる。この繊維は、たとえば0.1〜5mm
に切断したものを用いることが好ましい。配合する繊維
成分が5重量部を越えると繊維成分が表面に現れ、毛羽
立ちが大きくなり好ましくない。
は、人絹、綿などの繊維を塗材中に5重量部以下量で加
えることができる。この繊維は、たとえば0.1〜5mm
に切断したものを用いることが好ましい。配合する繊維
成分が5重量部を越えると繊維成分が表面に現れ、毛羽
立ちが大きくなり好ましくない。
【0027】なお、この厚膜仕上塗材には、塗膜特性を
損なわない範囲において、必要により、骨材など他の成
分を加えることができる。
損なわない範囲において、必要により、骨材など他の成
分を加えることができる。
【0028】この有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材は、建築
物に塗装することにより、凹凸状模様を形成することが
でき、施工工程の簡略・工期を短縮し得る有光沢溶剤系
の厚膜塗膜を得ることができる。塗装は、コンクリー
ト、モルタルなどの無機質建材、スレート板、サイディ
ングボード、石膏ボード類に対して、砂骨ローラー、吹
付ガンなどの塗装(塗布)手段を用いて塗装する。仕様
としてはたとえば、塗付量0.3〜3.0Kg/m2、膜
厚0.1mm〜3mmの基層塗りを行い、その後、凹凸状模
様の意匠仕上げを行う。この有光沢溶剤系の厚膜塗材
は、容易に凹凸状模様が形成でき、各種下地との付着性
が良好で下塗材が不要である。また、光沢を有するので
上塗材が不要である。常温の乾燥性はもちろん低温乾燥
性、凍結安定性が良好であり、たとえば−5℃でも施工
ができ、弾性、透湿性、低汚染性、耐候性の良好な塗膜
になる。
物に塗装することにより、凹凸状模様を形成することが
でき、施工工程の簡略・工期を短縮し得る有光沢溶剤系
の厚膜塗膜を得ることができる。塗装は、コンクリー
ト、モルタルなどの無機質建材、スレート板、サイディ
ングボード、石膏ボード類に対して、砂骨ローラー、吹
付ガンなどの塗装(塗布)手段を用いて塗装する。仕様
としてはたとえば、塗付量0.3〜3.0Kg/m2、膜
厚0.1mm〜3mmの基層塗りを行い、その後、凹凸状模
様の意匠仕上げを行う。この有光沢溶剤系の厚膜塗材
は、容易に凹凸状模様が形成でき、各種下地との付着性
が良好で下塗材が不要である。また、光沢を有するので
上塗材が不要である。常温の乾燥性はもちろん低温乾燥
性、凍結安定性が良好であり、たとえば−5℃でも施工
ができ、弾性、透湿性、低汚染性、耐候性の良好な塗膜
になる。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに説明
する。なお、説明に使用する表1〜表3において、塗料
成分に関する%は重量%を示し、配合量は重量部を示
す。
する。なお、説明に使用する表1〜表3において、塗料
成分に関する%は重量%を示し、配合量は重量部を示
す。
【0030】表1、表2に従って、Tgの異なる溶剤型
合成樹脂またはNAD樹脂を用いた実施例1〜15の厚
膜仕上塗材を調整した。調整は各実施例毎に各塗料成分
(塗料原料)を攪拌混合することにより行った。なお、
表1、表2において、各塗料成分の脂肪族溶剤可溶アク
リル樹脂ワニス、アクリル酸エステルNAD、芳香族溶
剤可溶アクリル樹脂ワニスはいずれも樹脂分50%、溶
剤50%のものである。
合成樹脂またはNAD樹脂を用いた実施例1〜15の厚
膜仕上塗材を調整した。調整は各実施例毎に各塗料成分
(塗料原料)を攪拌混合することにより行った。なお、
表1、表2において、各塗料成分の脂肪族溶剤可溶アク
リル樹脂ワニス、アクリル酸エステルNAD、芳香族溶
剤可溶アクリル樹脂ワニスはいずれも樹脂分50%、溶
剤50%のものである。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】各試験の比較としては、従来の塗料および
塗材を表3の配合にて比較例1〜5の厚膜仕上塗材を調
整した。調整は各比較例毎に各塗料成分を攪拌混合し
た。比較例1はJIS A6909 複層塗材C、比較例2はJIS
A6909 複層塗材E、比較例3は工程簡略・工期短縮型塗
材、比較例4は艶消し溶剤系塗材、比較例5はJISA6909
防水形外装薄塗材Eに相当する塗材である。
塗材を表3の配合にて比較例1〜5の厚膜仕上塗材を調
整した。調整は各比較例毎に各塗料成分を攪拌混合し
た。比較例1はJIS A6909 複層塗材C、比較例2はJIS
A6909 複層塗材E、比較例3は工程簡略・工期短縮型塗
材、比較例4は艶消し溶剤系塗材、比較例5はJISA6909
防水形外装薄塗材Eに相当する塗材である。
【0034】
【表3】
【0035】本例1〜15、比較例1〜5の塗材は作製
後、粘度、TI値の測定を行った。測定は次の方法に準
じて行った。
後、粘度、TI値の測定を行った。測定は次の方法に準
じて行った。
【0036】粘度…20℃の条件でB形回転粘度計で測
定した。ローター回転速度20rpm。 TI値…20℃の条件でB形回転粘度計を用い、ロータ
ー回転速度0.5rpm及び100rpmで粘度を測定
し、0.5rpmでの粘度を100rpmでの粘度で割
りTI値を求めた。TI値が小さい場合はニュートン流
動性(水あめ状)であり凹凸状模様ができない。TI値
が大きい場合チクソトロピー性(プリン状)であり、凹
凸状模様ができる。 測定結果は表4〜7に示すとおりであった。
定した。ローター回転速度20rpm。 TI値…20℃の条件でB形回転粘度計を用い、ロータ
ー回転速度0.5rpm及び100rpmで粘度を測定
し、0.5rpmでの粘度を100rpmでの粘度で割
りTI値を求めた。TI値が小さい場合はニュートン流
動性(水あめ状)であり凹凸状模様ができない。TI値
が大きい場合チクソトロピー性(プリン状)であり、凹
凸状模様ができる。 測定結果は表4〜7に示すとおりであった。
【0037】本例1〜15の塗材及び比較例1〜5は、
無機系素材(スレート板)試験板にすみやかに塗布し
た。試験板の作製は、調合した本例1〜15の1種ずつ
を無機質素材(スレート板)に1m2 あたり300gの
割合でウールローラーまたは吹付ガンを用い1回塗りを
行い、20℃標準状態で3時間乾燥した後、1m2 あた
り1000gの割合で砂骨ローラーまたは吹付ガンを用
い2回塗りを行った。本例1〜15を塗装した試験板
は、水平に7日間放置し各試験用とした。
無機系素材(スレート板)試験板にすみやかに塗布し
た。試験板の作製は、調合した本例1〜15の1種ずつ
を無機質素材(スレート板)に1m2 あたり300gの
割合でウールローラーまたは吹付ガンを用い1回塗りを
行い、20℃標準状態で3時間乾燥した後、1m2 あた
り1000gの割合で砂骨ローラーまたは吹付ガンを用
い2回塗りを行った。本例1〜15を塗装した試験板
は、水平に7日間放置し各試験用とした。
【0038】比較例1〜5は、本例と同様に下塗りを塗
装せず作製した。また比較例1,2,4は、下塗りと上
塗りを塗装した試験板、比較例3,5は、下塗りを塗装
した試験板を作製した。下塗りは芳香族系溶剤希釈型ア
クリル樹脂シーラー、上塗りは、芳香族系溶剤希釈型ア
クリル樹脂塗料を用いた。下塗りは、スレート板にウー
ルローラーを用い1m2 あたり100g塗装し、20℃
標準状態で1日乾燥した。比較例は塗装後、20℃標準
状態で1日乾燥、上塗りをウールローラーにて1m2 あ
たり120gを塗装、20℃標準状態で3時間乾燥後、
同様に上塗り2回目を塗装した。乾燥時間は、塗装後、
−5℃,5℃,20℃に放置し、試験を行った。
装せず作製した。また比較例1,2,4は、下塗りと上
塗りを塗装した試験板、比較例3,5は、下塗りを塗装
した試験板を作製した。下塗りは芳香族系溶剤希釈型ア
クリル樹脂シーラー、上塗りは、芳香族系溶剤希釈型ア
クリル樹脂塗料を用いた。下塗りは、スレート板にウー
ルローラーを用い1m2 あたり100g塗装し、20℃
標準状態で1日乾燥した。比較例は塗装後、20℃標準
状態で1日乾燥、上塗りをウールローラーにて1m2 あ
たり120gを塗装、20℃標準状態で3時間乾燥後、
同様に上塗り2回目を塗装した。乾燥時間は、塗装後、
−5℃,5℃,20℃に放置し、試験を行った。
【0039】光沢試験板は、調合した本例1〜15、比
較例1〜5を無機質素材(スレート板)に800μmフ
ィルムアプリケーターを用い、平滑に塗布し、20℃標
準状態に7日間放置後、試験を行った。仕上り(意匠
性)は、20℃標準状態に24時間放置後に試験を行っ
た。付着性、温冷繰返し作用に対する抵抗性、透水性、
耐候性は、塗装後20℃標準状態に7日間放置後試験を
行った。付着性、温冷繰返し作用に対する抵抗性は、下
地に脆弱下地(珪酸カルシウム板、比重0.8)、旧塗
膜(防水形複層塗材E、暴露1年)についても試験を行
った。
較例1〜5を無機質素材(スレート板)に800μmフ
ィルムアプリケーターを用い、平滑に塗布し、20℃標
準状態に7日間放置後、試験を行った。仕上り(意匠
性)は、20℃標準状態に24時間放置後に試験を行っ
た。付着性、温冷繰返し作用に対する抵抗性、透水性、
耐候性は、塗装後20℃標準状態に7日間放置後試験を
行った。付着性、温冷繰返し作用に対する抵抗性は、下
地に脆弱下地(珪酸カルシウム板、比重0.8)、旧塗
膜(防水形複層塗材E、暴露1年)についても試験を行
った。
【0040】透湿性は、125μmフィルムアプリケー
ターを用い、ろ紙に塗布し20℃標準状態に7日間放置
後、試験を行った。伸びの試験板は、JIS A6909 6. 31
に従い膜厚1mmの塗膜片を作製し、20℃標準状態に7
日間放置後、試験を行った。これらの各試験を行った結
果を表4に示した。
ターを用い、ろ紙に塗布し20℃標準状態に7日間放置
後、試験を行った。伸びの試験板は、JIS A6909 6. 31
に従い膜厚1mmの塗膜片を作製し、20℃標準状態に7
日間放置後、試験を行った。これらの各試験を行った結
果を表4に示した。
【0041】なお、塗材物性は次の方法に準じて行っ
た。乾燥時間は、塗装後、−5℃,5℃,20℃に放置
し、試験を行った。 乾燥時間…−5℃,5℃,20℃における塗装後、塗膜
形成するまでの時間を測定した。 仕上り…砂骨ローラー、吹付ガンを用い塗装し、凹凸状
模様の程度を評価した。
た。乾燥時間は、塗装後、−5℃,5℃,20℃に放置
し、試験を行った。 乾燥時間…−5℃,5℃,20℃における塗装後、塗膜
形成するまでの時間を測定した。 仕上り…砂骨ローラー、吹付ガンを用い塗装し、凹凸状
模様の程度を評価した。
【0042】塗膜の性能としては次の各試験を行った。 光沢…60度鏡面光沢度を測定。 付着性…塗膜をカッターナイフで交差に切り目を入れ、
ガムテープを塗膜に貼りつけ、ガムテープを剥し、塗膜
の剥離がないか確認した。 温冷繰返し作用に対する抵抗性…20℃の水に浸漬18
時間→−20℃3時間→60℃3時間を10サイクル繰
り返した後、標準板と比較し、塗膜に異常がないか確認
した。
ガムテープを塗膜に貼りつけ、ガムテープを剥し、塗膜
の剥離がないか確認した。 温冷繰返し作用に対する抵抗性…20℃の水に浸漬18
時間→−20℃3時間→60℃3時間を10サイクル繰
り返した後、標準板と比較し、塗膜に異常がないか確認
した。
【0043】透水性…JIS A6909 6. 13 透水性B法(ロ
ート法)による測定。 透湿性…JIS Z0208 防湿包袋材料の透湿度試験方法(カ
ップ法)による。
ート法)による測定。 透湿性…JIS Z0208 防湿包袋材料の透湿度試験方法(カ
ップ法)による。
【0044】耐汚染性…自然暴露1年後の試験板と標準
板との汚染の程度を比較した。 耐候性…自然暴露1年後の試験板と標準板との光沢、退
色の程度を比較した。 伸び…JIS A6909 6. 31 に従い、20℃における伸び率
を測定した。
板との汚染の程度を比較した。 耐候性…自然暴露1年後の試験板と標準板との光沢、退
色の程度を比較した。 伸び…JIS A6909 6. 31 に従い、20℃における伸び率
を測定した。
【0045】実施例1〜15及び比較例1〜5の試験の
結果は、表4〜表7に示すとおりである。表4〜表7中
の○□などの評価は良好○>□>△>×不良の程度を示
す。
結果は、表4〜表7に示すとおりである。表4〜表7中
の○□などの評価は良好○>□>△>×不良の程度を示
す。
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】
【0050】表4〜表7の試験結果より、本例1〜15
の各塗膜は、比較例1〜5の各塗膜よりも低温乾燥性に
優れ、光沢、付着性、温冷繰返し作用に対する抵抗性、
透水性、耐汚染性、耐候性、伸びに優れていることか
ら、無機素材、旧塗膜に直接塗装ができ、工程簡略、工
期短縮が可能で、かつ防水性を有した有光沢溶剤系塗材
であることがわかる。透湿性は、溶液樹脂ワニスよりN
AD樹脂を使用した方が優れており、耐汚染性、耐候性
は、1剤型より2剤型の方が優れていた。
の各塗膜は、比較例1〜5の各塗膜よりも低温乾燥性に
優れ、光沢、付着性、温冷繰返し作用に対する抵抗性、
透水性、耐汚染性、耐候性、伸びに優れていることか
ら、無機素材、旧塗膜に直接塗装ができ、工程簡略、工
期短縮が可能で、かつ防水性を有した有光沢溶剤系塗材
であることがわかる。透湿性は、溶液樹脂ワニスよりN
AD樹脂を使用した方が優れており、耐汚染性、耐候性
は、1剤型より2剤型の方が優れていた。
【0051】比較例1は、本例1〜15に比べ、低温乾
燥性、付着性、温冷繰返し作用に対する抵抗性、透水
性、耐汚染性、耐候性、伸びが劣った。比較例2は、本
例1〜15に比べ低温乾燥性、付着性、温冷繰返し作用
に対する抵抗性、透水性、耐汚染性、耐候性、伸びが劣
った。付着性より下塗りの塗装が必要であった。比較例
3は、本例1〜15に比べ低温乾燥性、耐汚染性、耐候
性、伸びが劣った。スレート板への付着は良好である
が、脆弱下地、旧塗膜への付着に問題があった。
燥性、付着性、温冷繰返し作用に対する抵抗性、透水
性、耐汚染性、耐候性、伸びが劣った。比較例2は、本
例1〜15に比べ低温乾燥性、付着性、温冷繰返し作用
に対する抵抗性、透水性、耐汚染性、耐候性、伸びが劣
った。付着性より下塗りの塗装が必要であった。比較例
3は、本例1〜15に比べ低温乾燥性、耐汚染性、耐候
性、伸びが劣った。スレート板への付着は良好である
が、脆弱下地、旧塗膜への付着に問題があった。
【0052】比較例4は、本例1〜15に比べ透湿性は
良好であったが、脆弱下地での付着性、透水性、耐汚染
性、耐候性、伸びが劣った。比較例5は、本例1〜15
に比べ低温乾燥性、付着性、温冷繰返し作用に対する抵
抗性、透水性、耐汚染性、耐候性において劣った。付着
性より下塗りの塗装が必要であった。本例1〜15は比
較例1〜5の問題点を解消するものである。
良好であったが、脆弱下地での付着性、透水性、耐汚染
性、耐候性、伸びが劣った。比較例5は、本例1〜15
に比べ低温乾燥性、付着性、温冷繰返し作用に対する抵
抗性、透水性、耐汚染性、耐候性において劣った。付着
性より下塗りの塗装が必要であった。本例1〜15は比
較例1〜5の問題点を解消するものである。
【0053】本例12において粘度付与剤は、アクリル
スチレンエマルションである日本エヌエスシー(株)製
造「ヨドゾールAD63」(Tg30℃、ソープフリ
ー)を用いた。
スチレンエマルションである日本エヌエスシー(株)製
造「ヨドゾールAD63」(Tg30℃、ソープフリ
ー)を用いた。
【0054】2剤型の硬化剤には、ラクトン変性したヘ
キサメチレンジイソシアネートとイソホロンジイソシア
ネートの混合物である旭化成工業(株)製造「デュラネ
ートTSE100」を各々表1に示す重量部ずつ計量し
て製造した。水酸基/イソシアネート比は1/1から1
/0.4の範囲で使用でき、今回1/1にて試験を行っ
た。
キサメチレンジイソシアネートとイソホロンジイソシア
ネートの混合物である旭化成工業(株)製造「デュラネ
ートTSE100」を各々表1に示す重量部ずつ計量し
て製造した。水酸基/イソシアネート比は1/1から1
/0.4の範囲で使用でき、今回1/1にて試験を行っ
た。
【0055】本例1〜11、13〜15において粘度付
与剤は、有機モンモリロナイトペーストであるボーシャ
ース社製造「ボルチセットペーストUZ」を用いた。
与剤は、有機モンモリロナイトペーストであるボーシャ
ース社製造「ボルチセットペーストUZ」を用いた。
【0056】本例1〜10,12〜15において樹脂成
分となる脂肪族系溶剤可溶アクリル樹脂ワニスは、日本
カーバイド(株)製造の「ニッセツKP1788A」
(Tg30℃)、本例1において樹脂成分となるアクリ
ル酸エステルNAD樹脂は、日本カーバイド(株)製造
の「ニッセツEU3240A」(Tg5℃)、本例2に
おいて樹脂成分となるアクリル酸エステルNAD樹脂
は、日本カーバイド(株)製造の「ニッセツU3239
A」(Tg10℃)、本例3,9,12において樹脂成
分となるアクリル酸エステルNAD樹脂は、日本カーバ
イド(株)製造の「ニッセツEU3870A」(Tg1
5℃)、本例4において樹脂成分となるアクリル酸エス
テルNAD樹脂は、日本カーバイド(株)製造の「ニッ
セツEU3214A」(Tg20℃)、本例5において
樹脂成分となるアクリル酸エステルNAD樹脂は、日本
カーバイド(株)製造の「ニッセツU3501A」(T
g25℃)、本例6において樹脂成分となるアクリル酸
エステルNAD樹脂は、日本カーバイド(株)製造の
「ニッセツEU3415A」(Tg30℃)、本例7に
おいて樹脂成分となるアクリル酸エステルNAD樹脂
は、日本カーバイド(株)製造の「ニッセツEU341
6A」(Tg35℃)、本例8において樹脂成分となる
アクリル酸エステルNAD樹脂は、日本カーバイド
(株)製造の「ニッセツEU3417A」(Tg40
℃)を用いた。
分となる脂肪族系溶剤可溶アクリル樹脂ワニスは、日本
カーバイド(株)製造の「ニッセツKP1788A」
(Tg30℃)、本例1において樹脂成分となるアクリ
ル酸エステルNAD樹脂は、日本カーバイド(株)製造
の「ニッセツEU3240A」(Tg5℃)、本例2に
おいて樹脂成分となるアクリル酸エステルNAD樹脂
は、日本カーバイド(株)製造の「ニッセツU3239
A」(Tg10℃)、本例3,9,12において樹脂成
分となるアクリル酸エステルNAD樹脂は、日本カーバ
イド(株)製造の「ニッセツEU3870A」(Tg1
5℃)、本例4において樹脂成分となるアクリル酸エス
テルNAD樹脂は、日本カーバイド(株)製造の「ニッ
セツEU3214A」(Tg20℃)、本例5において
樹脂成分となるアクリル酸エステルNAD樹脂は、日本
カーバイド(株)製造の「ニッセツU3501A」(T
g25℃)、本例6において樹脂成分となるアクリル酸
エステルNAD樹脂は、日本カーバイド(株)製造の
「ニッセツEU3415A」(Tg30℃)、本例7に
おいて樹脂成分となるアクリル酸エステルNAD樹脂
は、日本カーバイド(株)製造の「ニッセツEU341
6A」(Tg35℃)、本例8において樹脂成分となる
アクリル酸エステルNAD樹脂は、日本カーバイド
(株)製造の「ニッセツEU3417A」(Tg40
℃)を用いた。
【0057】本例11において樹脂成分となる芳香族溶
剤可溶アクリル樹脂ワニスは日本合成化学工業(株)製
造の「コーポニールA6378」(Tg30℃)、溶剤
はキシレンを用いた。
剤可溶アクリル樹脂ワニスは日本合成化学工業(株)製
造の「コーポニールA6378」(Tg30℃)、溶剤
はキシレンを用いた。
【0058】本例13において樹脂成分となるアクリル
酸エステルNAD樹脂は、日本カーバイド(株)製造の
「ニッセツU3391A」(Tg10℃)、本例14に
おいて樹脂成分となるアクリル酸エステルNAD樹脂
は、日本カーバイド(株)製造の「ニッセツU3367
A」(Tg20℃)を用いた。
酸エステルNAD樹脂は、日本カーバイド(株)製造の
「ニッセツU3391A」(Tg10℃)、本例14に
おいて樹脂成分となるアクリル酸エステルNAD樹脂
は、日本カーバイド(株)製造の「ニッセツU3367
A」(Tg20℃)を用いた。
【0059】本例1〜12は、硬化剤を別の容器に計量
し、主剤と硬化剤の2剤型とした。本例13〜15は、
主剤のみの1剤型とした。本例1〜15の塗材を用い、
無機系素材(スレート板)試験板にすみやかに塗布し
た。
し、主剤と硬化剤の2剤型とした。本例13〜15は、
主剤のみの1剤型とした。本例1〜15の塗材を用い、
無機系素材(スレート板)試験板にすみやかに塗布し
た。
【0060】
【発明の効果】請求項1,2の発明によれば、被塗装面
に直接塗装して光沢を有する厚膜の凹凸状模様を形成す
ることができる。
に直接塗装して光沢を有する厚膜の凹凸状模様を形成す
ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 被塗装面に光沢を有する厚膜の凹凸状模
様が形成できる溶剤系の合成樹脂塗材であって、ガラス
転移温度が+5〜+40℃の溶液型合成樹脂または非水
分散型合成樹脂15〜90重量部と、着色顔料0.1〜
40重量部と、粘度付与剤0.1〜20重量部が配合さ
れ、溶剤を含み厚膜の凹凸状模様に塗装可能な粘度に調
整されていることを特徴とした厚膜仕上塗材。 - 【請求項2】 被塗装面に光沢を有する厚膜の凹凸状模
様が形成できる溶剤系の二剤型の合成樹脂塗材であっ
て、ガラス転移温度が+5〜+40℃の溶液型合成樹脂
または非水分散型合成樹脂15〜90重量部と、着色顔
料0.1〜40重量部と、粘度付与剤0.1〜20重量
部が配合され、溶剤を含み厚膜の凹凸状模様に塗装可能
な粘度に調整されてなる主剤成分と、この主剤成分を硬
化させる硬化剤とよりなることを特徴とした厚膜仕上塗
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29909397A JPH11130986A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29909397A JPH11130986A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11130986A true JPH11130986A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17868080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29909397A Pending JPH11130986A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11130986A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004010723A (ja) * | 2002-06-05 | 2004-01-15 | Kansai Paint Co Ltd | 立体模様塗膜形成用塗料組成物 |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29909397A patent/JPH11130986A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004010723A (ja) * | 2002-06-05 | 2004-01-15 | Kansai Paint Co Ltd | 立体模様塗膜形成用塗料組成物 |
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