JPH11132015A - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents

弁開閉時期制御装置

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JPH11132015A
JPH11132015A JP29878697A JP29878697A JPH11132015A JP H11132015 A JPH11132015 A JP H11132015A JP 29878697 A JP29878697 A JP 29878697A JP 29878697 A JP29878697 A JP 29878697A JP H11132015 A JPH11132015 A JP H11132015A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力変動によるロックピンの退避孔内でのバ
タツキによって音のが発生すること及びロックピンが摩
耗することを抑制する。 【解決手段】 内燃機関の始動時に受容孔22と退避孔
34が同期するとともに進角用室R1に第1流体通路1
1、23、24、27を通して流体が供給される或いは
遅角用室R2に第2流体通路12、25を通して流体が
供給されるように構成し、また受容孔と退避孔の位置が
同期時に第3通路28、32が第1流体通路或いは前記
第2流体通路に連通し、受容孔と退避孔とが非同期時に
第3流体通路が第1流体通路或いは第2流体通路との連
通を遮断される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁装
置において吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するため
に使用される弁開閉時期制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弁開閉時期制御装置の1つとし
て、例えば実開平2−50105号公報に、弁開閉用の
回転軸(カムシャフトとこれに一体的に設けた内部ロー
タからなる)に所定範囲で相対回転可能に外装されクラ
ンク軸からの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前
記回転軸に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記
回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角
用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用
室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流
体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材に形成
され内部に前記回転軸に向けてばね付勢されたロックピ
ンを収容する退避孔と、前記回転軸に形成され前記回転
軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で前記退
避孔と同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される
受容孔と、この受容孔に流体を給排する第3流体通路と
を備えたものが開示されている。
【0003】上記公報に開示されている弁開閉時期制御
装置においては、受容孔に流体を給排する第3流体通路
が進角用室に流体を給排する第1流体通路に接続されて
常時連通しているため、第1流体通路を通して進角用室
に流体を供給し遅角用室から第2流体通路を通して流体
を排出すると、受容孔にも第1流体通路から第3流体通
路を通して流体が供給されて、ロックピンがばね付勢力
に抗して退避孔に退避し、ロックピンの頭部が受容孔か
ら外れてロックピンによるロックが解除された後に、回
転軸が回転伝達部材に対して進角側に相対回転する。ま
た、第2流体通路を通して遅角用室に流体を供給し進角
用室から第1流体通路を通して流体を排出すると、回転
軸が回転伝達部材に対して遅角側に相対回転すると共
に、受容孔からも第3流体通路から第1流体通路を通し
て流体が排出されて、ロックピンがばね付勢力により押
動され、回転軸と回転伝達部材の相対位相が所定の位相
で受容孔と退避孔が同期したときロックピンの頭部がば
ねの付勢力により受容孔に挿入されてロック(回転軸と
回転伝達部材の相対回転が規制)される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
開示されている弁開閉時期制御装置においては、退避孔
へ収容されたロックピンに第3流体通路の流体圧が受容
孔を通して作用すると、進角用室及び第1流体通路にて
生じる圧力変動が第3流体通路を通して受容孔に伝わっ
て、その圧力変動によりロックピンが退避孔内でバタツ
クことがあり、このロックピンのバタツキにより音が発
生することがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロックピンに
よるロックの目的が主として内燃機関の始動開始から所
定時間(回転が不安定で回転変動が大きいとき)におけ
る回転軸と回転伝達部材の不必要な相対回転を規制する
ことであることに着目し、上記した問題に対処すべくな
されたものであり、弁開閉用の回転軸に所定範囲で相対
回転可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達さ
れる回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材
の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回
転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用
室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室
に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体
を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記
回転軸に形成され内部に前記回転軸又は前記回転伝達部
材に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔
と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回
転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で前記
退避孔と同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入され
る受容孔と、該受容孔に流体を給排する第3流体通路と
を備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制
御するために使用される弁開閉時期制御装置において、
内燃機関の始動時に前記受容孔と前記退避孔が同期する
とともに前記進角用室に前記第1流体通路を通して流体
が供給される或いは前記遅角用室に第2流体通路を通し
て流体が供給されるように構成し、また前記受容孔と前
記退避孔の位置が同期時に前記第3通路が前記第1流体
通路或いは前記第2流体通路に連通し、前記受容孔と前
記退避孔とが非同期時に前記第3流体通路が前記第1流
体通路或いは前記第2流体通路との連通を遮断される構
成としたことに特徴がある。
【0006】上記した本発明による弁開閉時期制御装置
によれば、受容孔と退避孔の非同期時に第3流体通路へ
の流体が遮断されて、受容孔が密封化されるため、かか
る状態では第1流体通路或いは第2流体通路と受容孔間
での流体の変動はなく、進角用室及び遅角用室への流体
の給排を的確に制御することができて、吸気弁又は排気
弁の開閉時期を応答性良く制御することができるととも
に、仮に進角用室(第1流体通路)又は遅角用室(第2
流体通路)の流体圧が変動しても、その圧力変動は受容
孔に及ばず、ロックピンが退避孔内でバタツクことなく
て、ロックピンのバタツキによる音の発生及び摩耗を抑
制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従った弁開閉時期
制御装置の一実施形態を図面に基づき、説明する。
【0008】図1乃至図4に示した弁開閉時期制御装置
は、当該内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に支持さ
れたカムシャフト10とこれの先端部に一体的に組付け
た内部ロータ20とからなる弁開閉用の回転軸と、内部
ロータ20に所定範囲で相対回転可能に外装された外部
ロータ30、フロントプレート40、リアプレート50
及び外部ロータ30の外周に一体的に設けたタイミング
スプロケット31から成る回転伝達部材と、内部ロータ
20とフロントプレート40間に組付けたトーションス
プリング60と、内部ロータ20に組付けた4枚のベー
ン70と、外部ロータ30に組付けたロックピン80等
によって構成されている。なお、タイミングスプロケッ
ト31には、周知のように、図示省略したクランク軸か
らクランクスプロケットとタイミングチェーンを介して
図2の時計方向に回転動力が伝達されるように構成され
ている。
【0009】カムシャフト10は、吸気弁(図示省略)
を開閉する周知のカム(図示省略)を有していて、内部
にはカムシャフト10の軸方向に延びる進角通路11と
遅角通路12が設けられている。進角通路11は、カム
シャフト10に設けた径方向の通路及び環状溝14とシ
リンダヘッド100に設けた接続通路16を通して図示
しない切換弁の第1接続ポートに接続されている。ま
た、遅角通路12は、カムシャフト10に設けた径方向
の通路及び環状溝13とシリンダヘッド100に設けた
接続通路15を通して図示しない切換弁の第2接続ポー
トに接続されている。尚、切換弁は図示はしないが、ソ
レノイドへ通電することによりスプールをスプリングに
抗して移動できる周知なものであり、非通電時には当該
内燃機関によって駆動されるオイルポンプ(図示省略)
に接続された供給ポートが第2接続ポートに連通すると
共に、第1接続ポートが排出ポートに連通するように、
また通電時には供給ポートが第1接続ポートに連通する
と共に、第2接続ポートが排出ポートに連通するように
構成されている。このため、切換弁のソレノイドの非通
電時には遅角通路12に作動油が供給され、通電時には
進角通路11に作動油が供給される。
【0010】内部ロータ20は、単一の取付ボルト91
によってスペーサ90を介してカムシャフト10に一体
的に固着されていて、4枚の各ベーン70を夫々径方向
に移動可能に取り付けるためのベーン溝21を有すると
共に、図2に示した状態、すなわちカムシャフト10及
び内部ロータ20と外部ロータ30の相対位相が所定の
位相(最遅角位置)で同期したとき円筒状のロックピン
80の頭部が所定量嵌入される受容孔22と、この受容
孔22に進角通路11から作動油を給排可能な通路23
と、各ベーン70によって区画された進角用油室R1
(図2の上のものは除く)に進角通路11から作動油を
給排する通路24と、各ベーン70によって区画された
遅角用油室R2に遅角通路12から作動油を給排する通
路25を有している。図2の上の進角用油室R1には、
通路23の外方端が連通する内部ロータ20の外周に形
成される周方向溝27を介して作動油が給排されるよう
になっている。また、受容孔22が開口する内部ロータ
20の外周面には受容孔22の開口から後方に軸方向溝
28が形成されていると共に、通路23の外方端が開口
する内部ロータ20の外周面には通路の開口から後方に
軸方向溝26が形成されている。これら溝28、26は
図2に示す最遅角位置において、外部ロータ30の後端
面に形成される周方向溝32を介して連通されるように
なっていて、したがって受容孔22には最遅角状態にて
のみ進角通路11からの作動油が給排されるように構成
されている。尚、各ベーン70はベーン溝21の底部に
収容したベーンスプリング71(図1参照)によって径
方向外方に付勢されている。また、受容孔22の径は、
ロックピン80の外径(及びロックピン80の外径とほ
ぼ同等な後述する退避孔34の内径)よりも少量大きく
設定されている。
【0011】外部ロータ30は、内部ロータ20の外周
に所定範囲で相対回転可能に組付けられていて、その両
側にはフロントプレート40とリアプレート50が接合
され、4本の連結ボルト92によって一体的に連結され
ていて、リアプレート50が接合されるその後端外周に
タイミングスプロケット31が一体的に形成されてい
る。また、外部ロータ30の内周には周方向間隔で4個
の突部33が径方向内方に向けて夫々突出形成されてい
て、これら突部33の内周面が内部ロータ20の外周面
に摺接する構成で外部ロータ30が内部ロータ20に回
転自在に支承されており、1つの突部33にはロックピ
ン80とスプリング81を収容する退避孔34が形成さ
れていると共に、退避孔34の周方向両側に空洞部3
6、37が設けられている。
【0012】フロントプレート40は、円筒部41を有
する環状のプレートであり、各空洞部36、37に対応
して図示しない連通孔が設けられると共に、円筒部41
にトーションスプリング60の一端を係止する切り欠き
46が設けられている。リアプレート50は、環状のプ
レートであり、フロントプレート40と同様に、各空洞
部36、37に対応して図示しない連通孔が設けられて
いる。
【0013】トーションスプリング60は、一端をフロ
ントプレート40に係止し他端を内部ロータ20に係止
して組付けられており、内部ロータ20を外部ロータ3
0、フロントプレート40及びリアプレート50に対し
て図2の時計方向に付勢している。このトーションスプ
リング60は、内部ロータ20及び各ベーン70に対す
る進角側への回転を阻害する力を考慮して設けたもので
あり、内部ロータ20を外部ロータ30、フロントプレ
ート40及びリアプレート50に対して進角側へ付勢し
ており、これによって内部ロータ20の進角側への作動
応答性の向上が図られている。
【0014】各ベーン70は、両プレート40、50間
にて外部ロータ30の各突部33と内部ロータ20との
間に形成される流体圧室R0を進角用室R1と遅角用室
R2とに二分していて、図2の上の流体圧室R0を区画
する突部33の周方向端面に同流体圧室R0内に位置す
る1つのベーン70が当接することにより、当該弁開閉
時期制御装置により調整される位相(相対回転量)が制
限されるようになっている。
【0015】ロックピン80は、退避孔34内に軸方向
へ摺動可能に組付けられていて、スプリング81によっ
て内部ロータ20に向けて付勢されている。スプリング
81はロックピン80とリテーナ82の間に介装されて
いる。本実施形態においては、退避孔34の径方向外方
端に退避孔34をカムシャフト10の軸方向に貫通し、
その一端側が外部ロータ30の前端面に開口する溝35
が形成されていて、この溝35内には、外部ロータ30
の前端面から後端に向けて図5に示す板状のリテーナ8
2が嵌合され、スプリング81の一端を係止している。
リテーナ82は、その4隅に突部を有し、これら突部が
溝35内に嵌合されることにより、外部ロータ30の径
方向に保持されると共に、フロントプレート40と外部
ロータ30の後端側の溝35の底面との間で外部ロータ
30の軸方向に保持される。
【0016】上記のように構成した本実施形態の弁開閉
時期制御装置においては、当該内燃機関の停止時、各部
材が図1及び図2に示した状態(遅角用室R2の容積が
最大となり最遅角の状態でロックピン80によるロック
がなされている状態)にあり、また図示しないオイルポ
ンプが停止していて各接続通路15、16に作動油が供
給されない状態にある。このため、内燃機関の始動時に
は、大きな回転変動に伴うカムシャフト10、内部ロー
タ20及び各ベーン70等回転軸と外部ロータ30等回
転伝達部材の不必要な相対回転が規制され、回転軸と回
転伝達部材の不必要な相対回転に伴う不具合(例えば、
ベーン70による打音)を解消することができる。
【0017】また、この始動時には、図示しない切換弁
が通電されてオイルポンプから切換弁を介して接続通路
16に少なくとも所定時間作動油が供給されることによ
り、カムシャフト10の進角通路11及び通路24並び
に、通路23及び周方向溝27を通して進角用室R1に
作動油が供給されると共に、進角通路11、通路23、
軸方向溝26、周方向溝32及び軸方向溝28を通して
受容孔22に作動油が供給されるため、ロックピン80
がスプリング81に抗して移動し、内燃機関の始動開始
から所定時間(受容孔22に作動油が所定量供給される
に要する時間)経過後には、図3に示したように、ロッ
クピン80の頭部が受容孔22から退避孔34に退避し
て、ロックピン80によるロックが解除される。
【0018】したがって、内燃機関の始動開始から所定
時間経過した後には、図3に示したように、カムシャフ
ト10、内部ロータ20等回転軸と外部ロータ30等回
転伝達部材を相対回転可能とすることができて、当該内
燃機関の駆動状態に応じた図示しない切換弁の切換作動
に伴い、遅角用室R2から作動油を排出すると共に進角
用室R1へ作動油を供給することにより、カムシャフト
10、内部ロータ20等回転軸と外部ロータ30等回転
伝達部材を相対回転させて、図3の状態から図4の状態
を経て遅角用室R2の容積が最小となる状態(最進角状
態)とすることができるとともに、進角用室R1から作
動油を排出するとともに遅角用室R2へ作動油を供給す
ることにより、カムシャフト10、内部ロータ20等回
転軸と外部ロータ30等回転伝達部材を相対回転させ
て、最進角状態から図4の状態を経て図3の状態とする
ことができて、内燃機関の動弁装置において吸気弁の開
閉時期を的確に制御することができる。尚、進角用室R
1及び遅角用室R2の各油圧を保持することにより、例
えば図4に示す状態(最進角状態から所定量進角した状
態=中間進角状態)に保持することも可能である。
【0019】また、本実施形態の弁開閉時期制御装置に
おいては、受容孔22と退避孔34の非同期時(最進角
状態から所定量進角した時=中間進角時)に図4に示し
たように、周方向溝32及び軸方向溝28(第3流体通
路)への作動油の通路23及び軸方向溝26を介した給
排が遮断されて、受容孔22が密封化されるため、かか
る状態では通路23(及び軸方向溝26)と受容孔22
間で作動油の流動はなく、進角用室R1及び遅角用室R
2への作動油の給排を的確に制御することができて、吸
気弁の開閉時期を応答性良く制御することができると共
に、仮に通路23(及び軸方向溝26)の油圧が変動し
ても、その圧力変動は受容孔22には及ばず、ロックピ
ン80が退避孔34内でバタツクことがなくて、ロック
ピン80のバタツキによる音の発生を抑制することがで
きる。
【0020】上記実施形態においては、進角用室R1が
最小容積となる状態(最遅角状態)にて外部ロータ30
に組付けたロックピン80の頭部が内部ロータ20の受
容孔22に嵌入されるように構成したが、遅角用室R2
が最小容積となる状態(最進角状態)にて外部ロータに
組付けたロックピンの頭部が内部ロータの受容孔に嵌入
されるように構成して実施することも可能である。この
場合には、受容孔22への作動油を給排する第3流体通
路を遅角用室R2へ作動油を給排する通路25に受容孔
22と退避孔34の同期時に連通させ、非同期時(最進
角状態から所定量遅角した時)に第3流体通路と通路2
5との連通を遮断するように、第3流体通路を上記実施
形態のように軸方向溝及び周方向溝で形成すれば良い。
【0021】また、上記実施形態においては、吸気用の
カムシャフト10に組付けられる弁開閉時期制御装置に
本発明を実施したが、本発明は排気用のカムシャフトに
組付けられる弁開閉時期制御装置にも同様に実施し得る
ものである。また、上記実施形態では、各ベーン70を
ベーン溝21の底部に収容したベーンスプリング71に
より径方向外方に付勢する構成としたが、カムシャフト
10のジャーナル部の潤滑のために供給されるジャーナ
ル油圧をベーン70の背面に供給することによりベーン
スプリング71を廃止して実施することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、受容孔と
退避孔の非同期時に第3流体通路への流体が遮断され
て、受容孔が密封化されるため、仮に進角用室(第1流
体通路)又は遅角用室(第2流体通路)の流体圧が変動
しても、その圧力変動は受容孔に及ばず、ロックピンが
退避孔内でバタツクことなくて、ロックピンのバタツキ
による音の発生及び摩耗を抑制することができる。ま
た、受容孔が密封された状態では第1流体通路或いは第
2流体通路と受容孔間での流体の変動はないため、進角
用室及び遅角用室への流体の給排を的確に制御すること
ができて、吸気弁又は排気弁の開閉時期を応答性良く制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った弁開閉時期制御装置の一実施形
態を示す縦断側面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】図2に示したロックピンがスプリングに抗して
移動した状態の作動説明図である。
【図4】図3に示した状態から回転軸が回転伝達部材に
対して時計方向に僅かに相対回転した状態を示す作動説
明図である。
【符号の説明】
10 カムシャフト(回転軸) 11 進角通路 12 遅角通路 20 内部ロータ(回転軸) 22 受容孔 23 通路(第1流体通路) 24 通路(第1流体通路) 25 通路(第2流体通路) 27 周方向溝(第1流体通路) 28 軸方向溝(第3流体通路) 30 外部ロータ(回転伝達部材) 32 周方向溝(第3流体通路) 34 退避孔 40 フロントプレート(回転伝達部材) 50 リアプレート(回転伝達部材) 70 ベーン 80 ロックピン 81 スプリング R0 流体圧室 R1 進角用室 R2 遅角用室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁開閉用の回転軸に所定範囲で相対回転
    可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達される
    回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一
    方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝
    達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と
    遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流
    体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給
    排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記回転
    軸に形成され内部に前記回転軸又は前記回転伝達部材に
    向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、
    前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回転軸
    と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で前記退避
    孔と同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される受
    容孔と、該受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備
    えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御す
    るために使用される弁開閉時期制御装置において、内燃
    機関の始動時に前記受容孔と前記退避孔が同期するとと
    もに前記進角用室に前記第1流体通路を通して流体が供
    給される或いは前記遅角用室に第2流体通路を通して流
    体が供給されるように構成し、また前記受容孔と前記退
    避孔の位置が同期時に前記第3通路が前記第1流体通路
    或いは前記第2流体通路に連通し、前記受容孔と前記退
    避孔とが非同期時に前記第3流体通路が前記第1流体通
    路或いは前記第2流体通路との連通を遮断される構成と
    したことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
JP29878697A 1996-12-24 1997-10-30 弁開閉時期制御装置 Expired - Lifetime JP3845986B2 (ja)

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JP29878697A JP3845986B2 (ja) 1997-10-30 1997-10-30 弁開閉時期制御装置
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