JPH11132073A - エンジンの回転数制御方法および回転数制御装置 - Google Patents

エンジンの回転数制御方法および回転数制御装置

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JPH11132073A
JPH11132073A JP29245897A JP29245897A JPH11132073A JP H11132073 A JPH11132073 A JP H11132073A JP 29245897 A JP29245897 A JP 29245897A JP 29245897 A JP29245897 A JP 29245897A JP H11132073 A JPH11132073 A JP H11132073A
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JP
Japan
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engine speed
power generation
speed
alternator
engine
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JP29245897A
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English (en)
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Tatsuya Shimazaki
達也 嶋▲崎▼
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アイドリング時にバッテリがあがることを防止
でき、かつコストアップをまねかないエンジン回転数制
御装置を提供する。 【解決手段】ECU1は検出部15と発電出力演算手段
16とエンジン回転数制御手段17とを備えている。検
出部15は発電時比率計測手段18と回転数検出手段1
9とを備えている。発電出力演算手段16はオルタネー
タ3のFR端子11からの信号に基いて発電時比率計測
手段18が計測したオルタネータ3のFRデューティ比
DRと、回転数検出手段19が検出したエンジン回転数
Neとから発電出力信号Pを演算する。エンジン回転数
制御手段17は、発電出力信号Pに基いてエンジン回転
数を増加するか否かを判定する。制御手段24は、中高
回転域で所定値を超えた発電出力が発電出力演算手段1
6によって検出され、かつ、エンジンがアイドリング状
態に戻ったときに、アイドリング回転数を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の電力負荷な
どに応じてエンジン回転数を制御するエンジンの回転数
制御方法および回転数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両に用いられる電力供給
装置としてのオルタネータは、アイドリング時のエンジ
ン回転数の低回転化、道路事情の悪化および車両の電力
負荷の増大により、低回転域においても大きな発電出力
が望まれる傾向にある。
【0003】一般的な、オルタネータの発電出力は、エ
ンジンのアイドリング時において、小さくなる傾向があ
る。このため、道路事情の悪化による長時間における徐
行などの、車両の使用電力が大きくかつオルタネータの
出力が小さい使用条件下においては、バッテリの蓄電容
量が減少し、所謂バッテリあがりを招く恐れがある。こ
のバッテリあがりを防止する手段として、オルタネータ
の容量を増加して発電出力を増大する方法では、オルタ
ネータが大型化するためオルタネータ自身が大きな負荷
となって運転域全域においてエンジン出力を低下させる
こととなる。
【0004】また、アイドリング時にオルタネータの発
電出力が100%に達していればアイドリング回転数を
高める(アイドルアップを行う)ことも考えられるが、
そうすると、元来、オルタネータの発電出力が小さいア
イドリング時等の低回転域では少量の電気負荷によって
もオルタネータの発電出力が100%に達してしまうた
め、比較的電気負荷が低く、アイドルアップを行う必要
がないときであっても必要以上にアイドルアップを行っ
てしまうことがある。
【0005】さらに、バッテリと車両の各装置との接続
線に電流センサや電気負荷スイッチを設け、この電流セ
ンサが所定値以上の電流を検知した際あるいは電気負荷
スイッチのオン・オフ状態を検出した際に、アイドリン
グ時のエンジン回転数を増加させることが提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した電流センサや
電気負荷スイッチは、比較的高価であり、さらに各接続
線、電流センサ、電気負荷スイッチのショート、断線等
による誤検出の可能性、また誤検出を防止するためのフ
ェイルセーフシステム等が必要となり、コストの上昇と
共に回路の複雑化を招くおそれがある。
【0007】従って本発明の目的は、エンジンがアイド
リング状態でかつ車両の使用電力が大きな場合に、所謂
バッテリあがりを確実に防止できるとともに、コストア
ップや回路の複雑化をまねくことがないエンジン回転数
制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明のエンジン回
転数制御方法は、エンジン回転数が中高回転域にあると
きにたとえばオルタネータの発電出力などに基いて車両
の電力負荷に関連した情報を得、アイドリング状態に戻
った時に、前記電力負荷が所定値を超えているときにエ
ンジン回転数を増加する。
【0009】このため、エンジンがアイドリング状態で
かつ車両の使用電力が大きな場合に、比較的高価な電流
センサを用いなくとも、エンジン回転数を増加させるこ
とができる。
【0010】請求項2に記載の本発明のエンジン回転数
制御方法は、エンジン回転数がしきい値を超えた中高回
転域にあるときに、オルタネータの発電出力に関連した
信号を検出して記憶しておき、エンジンの回転数が前記
しきい値より低いアイドリング状態となったときに、記
憶していたオルタネータの発電出力に関連した信号が所
定値を超えているときにエンジン回転数を増加する。
【0011】このようにすると、例えば走行中などのエ
ンジン回転数がしきい値を超えている時にオルタネータ
の発電出力に関連した信号を検出して記憶しておくの
で、正確に車両の電力負荷を把握することができる。さ
らに、例えば一時停止などのエンジン回転数が前記しき
い値より低いアイドリング状態のときに、走行中に把握
した車両に電力負荷に基いてエンジン回転数を増加する
こととなる。
【0012】請求項3に記載の本発明のエンジン回転数
制御装置は、記憶手段がエンジン回転数がしきい値以上
の中高回転域のときにオルタネータの発電出力信号に関
する情報を記憶し、エンジンがアイドリング状態となっ
たときに、制御手段が、記憶手段が記憶している前記発
電出力信号が所定値を超えているときにエンジン回転数
を増加させることとなる。
【0013】請求項3に記載の発明の実施にあたって、
請求項4に記載の本発明のように、オルタネータがその
フィールドコイルへの通電をオン・オフすることにより
発電出力を変化させるフィールドコイル制御回路を有し
ており、エンジンの中高回転域における前記フィールド
コイルへの通電時間比を検出することによって、オルタ
ネータの発電出力を検出するようにしても良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施形態に
ついて、図1から図4を参照して説明する。図1に示す
ように、エンジン回転数制御装置としてのエンジンコン
トロールユニット1(以下ECUと呼ぶ)は、車載バッ
テリ2に接続されかつこのバッテリ2の電圧を規定範囲
内に保つようにエンジンの駆動力によって発電する電力
供給装置としてのオルタネータ3を備えた自動車に用い
られる装置である。
【0015】前記オルタネータ3は、フィールドコイル
制御回路としての電圧レギュレータ4と、フィールドコ
イル5と、ステータコイル6と、整流器7などを備えて
いる。
【0016】電圧レギュレータ4は、一つのトランジス
タ8を備えかつS端子9を介してバッテリ2と接続して
おり、このS端子9におけるバッテリ2の電圧が所定の
値を下回るとフィールドコイル5に印加するようになっ
ている。また、電圧レギュレータ4は、バッテリ2の電
圧が所定の値以上の場合にはフィールドコイル5に印加
しないようになっている。
【0017】フィールドコイル5は、電圧レギュレータ
4と接続し、エンジンの回転に伴って回転するようにな
っている。ステータコイル6は第1ないし第3相巻線1
0a,10b,10cを有する3相交流発電機を構成し
ている。前記ステータコイル6の前記巻線10a,10
b,10cは、前記フィールドコイル5が印加されて回
転すると、互いに(2/3)πづつ位相のずれた3相交
流を生じるようになっている。
【0018】電圧レギュレータ4は、フィールドコイル
5の通電をオン・オフすることによって、フィールドコ
イル5への通電時間比に応じて、オルタネータ3の単位
時間当たりの発電出力を変化させるようになっている。
【0019】整流器7は、3相全波整流器から構成され
ており、前記ステータコイル6およびバッテリ2などと
接続している。整流器7は前記ステータコイル6の巻線
10a,10b,10cが生じた3相交流を直流に変換
して、バッテリ2に充電するようになっている。
【0020】前述したように構成されることによって、
オルタネータ3は、バッテリ2の電圧が所定の値を下回
るとフィールドコイル5に印加してステータコイル6に
よって発電し、バッテリ2に充電する。そして、バッテ
リ2の電圧が前述した所定の値を下回らないようにして
いる。
【0021】オルタネータ3は、単位時間あたりにフィ
ールドコイル5が印加されている通電時間比、所謂、F
Rデューティ比(時比率)と、発電出力とが互いに比例
するようになっている。前述した構成によって、オルタ
ネータ3は、そのフィールドコイル5がエンジンの回転
によって回転して発電するとともに、エンジンの回転数
および車両の電力負荷に応じて単位時間当たりの発電出
力が変化するようになっている。また、オルタネータ3
は、FR端子11およびG端子12を介して、ECU1
に接続している。
【0022】ECU1は、公知のCPU、ROMおよび
RAMなどを有した演算装置であって、検出部15と、
発電出力演算手段16と、エンジン回転数制御手段17
とを備えている。検出部15は、発電検出手段としての
発電時比率計測手段18と、回転数検出手段19とを備
えている。
【0023】発電時比率計測手段18は、前記オルタネ
ータ3のFR端子11を介して、オルタネータ3の単位
時間当たりの発電出力に関連しかつ車両の電力負荷に関
連した情報としてのFRデューティ比DRを計測する。
発電時比率計測手段18は、このFRデューティ比DR
を発電出力演算手段16に向かって出力するようになっ
ている。回転数検出手段19は、単位時間あたりのエン
ジン回転数Neを検出し、かつこのエンジン回転数Ne
を発電出力演算手段16に向かって出力するようになっ
ている。
【0024】発電出力演算手段16は、図2に示すオル
タネータ3の発電出力マップ20を記憶している。この
マップ20は、FRデューティ比が100%時に、エン
ジン回転数の変化に対するオルタネータ3が発電する発
電出力の変化を示している。なお、図2中の二点鎖線は
FRデューティ比が50%のときの発電出力である。
【0025】発電出力演算手段16は、前記回転数検出
手段17が、中高回転域の例えば1500ないし200
0rpmなどの所定のしきい値以上のエンジン回転数を
検出した際に、前記発電時比率計測手段18が検出した
オルタネータ3のFRデューティ比DRと、回転数検出
手段19が検出したエンジン回転数Neとから、前記発
電出力マップ20に基いて、車両の電力負荷に関連した
情報としてのオルタネータ3が発電中の発電出力(デー
タ)を所定時間間隔で演算するようになっている。
【0026】そして、発電出力演算手段16はこの発電
出力の信号Pをエンジン回転数制御手段17に向かって
出力するようになっている。たとえば、図2に示すよう
にエンジン回転数Ne(rpm)でFRデューティ比D
%のときのオルタネータ3の発電出力はPw(アンペ
ア)となる。
【0027】エンジン回転数制御手段17は、記憶手段
21と、演算手段22と、判定手段23と、制御手段2
4とを備えている。記憶手段21は、前記発電出力演算
手段16が所定時間間隔で演算したデータとしての発電
出力信号Pを所定数記憶するようになっている。
【0028】演算手段22は、前記記憶手段21が記憶
した所定数の発電出力信号Pの平均値を演算するように
なっている。判定手段23は、前記演算手段22が演算
した発電出力信号Pの平均値に基いて、オルタネータ3
の発電出力の小さい運転状態、例えばアイドリング時等
においてエンジンの回転数を増加するか否かを判定する
機能を有している。
【0029】判定手段23は、前記演算手段22が演算
した発電出力信号Pの平均値が所定値を超えているか否
かを判定し、前記所定値を超えていると判定した際に、
オルタネータ3の発電出力の小さい運転状態においてエ
ンジンの回転数を増加すると判定するようになってい
る。
【0030】制御手段24は、前記判定手段23の判定
結果に基いてエンジン回転数を制御する機能を有してお
り、設定部26と、アイドリング判定部27と、制御部
28とを備えている。
【0031】設定部26は、目標エンジン回転数を設定
する機能を有している。設定部26は、前記判定手段2
3がデータの平均値が所定値を超えていないと判定した
場合には、目標エンジン回転数を現在のエンジン回転数
である第1のアイドリング回転数に設定し、前記判定手
段23がデータの平均値が所定値を超えていると判定し
た場合には、目標エンジン回転数を前記第1のアイドリ
ング回転数よりも高い第2のアイドリング回転数に設定
するようになっている。なお、前記第2のアイドリング
回転数と第1のアイドリング回転数との差は、図2に示
すオルタネータ3の発電出力マップ20などの性能に応
じて適宜設定するのが望ましい。
【0032】アイドリング判定部27は、エンジンがア
イドリング状態であるか否かを判定する機能を有してい
る。アイドリング判定部27は、例えば回転数検出手段
19が検出するエンジン回転数や、アクセルペダルなど
と接続しているスロットルの開度や、図示しない車速検
出手段が検出する車速などに基いて、エンジンがアイド
リング状態であるか否かを判定するようになっている。
アイドリング判定部27は、エンジン回転数に基いて、
エンジンがアイドリング状態であるか否かを判定するの
が望ましい。
【0033】なお、前記アイドリング判定部27は、オ
ルタネータ3の発電出力が低下する運転状態をアイドリ
ング状態であるか否かによって判定しているものである
が、図2に示す様にオルタネータ3の発電出力はアイド
リング状態よりもやや高い回転数であっても発電出力は
アイドリング状態よりも大きいものの高回転時の発電出
力に比べて小さいため前記アイドリング判定部27はオ
ルタネータ3の発電出力に応じて、その設定値を適宜設
定しても良い。
【0034】前記制御部28は、前記アイドリング判定
部27がアイドリング状態であると判定した際に、前記
設定部26が設定した目標エンジン回転数に基いてエン
ジン回転数を制御するようになっている。
【0035】制御部28は、エンジン回転数が前記目標
エンジン回転数であるか否かを判定するとともに、エン
ジン回転数が目標エンジン回転数ではないと判定した場
合には、エンジン回転数を目標エンジン回転数に近付け
るように制御するようになっている。
【0036】前述した構成によれば、図3に示すよう
に、まずステップS1でデータ番号をリセットしてステ
ップS2に進む。ステップS2ではタイマをリセットし
ステップS3に進む。ステップS3ではステップS2で
タイマがリセットされてから所定時間が経過した後、ス
テップS4に進む。
【0037】ステップS4では、回転数検出手段19が
検出したエンジン回転数Neが所定のしきい値以上であ
るか否かを判定して、エンジン回転数が所定のしきい値
以上であると判定した場合にはステップS5に進み、エ
ンジン回転数が所定のしきい値を下回っていると判定し
た場合には図3および図4に示すステップS20に進
む。
【0038】ステップS5では、前記発電時比率計測手
段18がオルタネータ3のFRデューティ比DRを計測
して、ステップS6に進む。ステップS6では、前記発
電出力演算手段16が、前記発電出力マップ20、FR
デューティ比DRおよびエンジン回転数Neに基いて、
前記データとしてのオルタネータ3が発電中の発電出力
を演算して、ステップS7に進む。
【0039】ステップS7では、前述したステップS6
で演算したデータが所定数以上記憶手段21に記憶され
ているか否かを判定し、データの数が所定数を下回る場
合にはステップS8に進み、データの数が所定数以上の
場合にはステップS1に戻る。
【0040】ステップS8に進んだ場合には、データが
番号付けされた後記憶手段21に記憶されてステップS
2に戻る。また、ステップS1に戻った場合には、リセ
ットされた番号が付けられた後、記憶手段21に記憶さ
れてステップS2に進む。
【0041】ステップS4からステップS20に進んだ
場合には、図4に示すように、ステップ21に進む。ス
テップ21では、前記演算手段22が前記記憶手段21
に記憶されたデータの平均値を演算してステップS22
に進む。
【0042】ステップS22では、前記判定手段23
が、前記ステップS21で演算したデータの平均値が所
定値を超えているか否かを判定し、所定値を超えている
と判定した場合にはステップS23に進み、所定値以下
と判定した場合にはステップS24に進む。
【0043】ステップS23では、前記設定部26が目
標エンジン回転数を前記第2のアイドリング回転数とし
て設定し、ステップS24では、設定部26が目標エン
ジン回転数を前記第1のアイドリング回転数として設定
する。ステップS23とステップS24からステップS
25に進む。
【0044】ステップS25では、アイドリング判定部
27が、エンジンがアイドリング状態であるか否かを判
定し、アイドリング状態であると判定した場合にはステ
ップS26に進み、アイドリング状態ではないと判定し
た場合にはステップS9に進む。ステップS9に進んだ
場合には、ステップS2に戻る。
【0045】ステップS26では、制御部28が、エン
ジン回転数Neが目標エンジン回転数であるか否かを判
定し、目標エンジン回転数である場合にはステップS2
5に戻り、目標エンジン回転数ではない場合にはステッ
プS27に進む。ステップS27では、制御部28が、
エンジン回転数を目標エンジン回転数に近付けるように
エンジン回転数を制御し、ステップS25に戻る。
【0046】上記実施形態のエンジン回転数制御装置と
してのECU1によれば、回転数検出手段19が所定の
しきい値以上のエンジン回転数を検出した場合に、つま
りエンジン回転数が比較的大きく、オルタネータ3の発
電出力が常に100%出力に達しない様な例えば走行中
に、オルタネータ3が発電中の発電出力を演算し、所定
数記憶しておくため、車両に必要とされる電力を確実に
把握することができる。
【0047】また、エンジン回転数が小さくなった場合
に、つまり一時停止や徐行する場合に、判定手段23が
発電出力などのデータの平均値が所定値を超えているか
否かを判定することなどによって、必要に応じてエンジ
ン回転数を増加させる。したがって、オルタネータ3の
発電出力が大きい運転時において、車両が必要としてい
る電力の大きさを確実に把握して、オルタネータ3の発
電出力が小さい運転時において必要に応じてエンジン回
転数を増加させるので、車両の使用電力が大きな場合に
も、バッテリあがりを確実に抑制することができる。
【0048】また、判定手段23が走行中のオルタネー
タ3の発電出力の平均値が所定値を超えたと判定したと
きのみ、制御手段24がエンジン回転数を増加させるの
で、不必要にエンジン回転数を増加させることがない。
【0049】さらに、エンジン回転数を増加させる場合
に、アイドリング判定部がアイドリング状態であるか否
かを判定し、アイドリング状態のときのみエンジン回転
数を増加させるので、より一層不必要にエンジン回転数
を増加させることがない。
【0050】また、走行中に必要な発電出力を把握する
際に、所定時間間隔で得られた所定数の発電出力の平均
値を使用するので、確実に正確な電力を把握することが
できる。
【0051】さらに、エンジン回転数と、オルタネータ
3のFRデューティ比とから、オルタネータ3が発電中
の発電出力を求めるので、正確に車両に必要とされる電
力を求めることができるとともに、高価な電流センサを
用いる必要がない。このため、システムの複雑化やコス
トアップの原因になることがない。
【0052】図5および図6は、本発明の第2の実施形
態を示し、第1の実施形態と同一構成部分および同一ス
テップには同一符号を付して説明を省略する。本実施形
態において、ECU1は、発電出力演算手段16を備え
ずに、図6に示すステップS5aに示すように、エンジ
ン回転数Neが前記所定のしきい値以上の場合に、車両
の電力負荷に関連した情報でかつオルタネータ3の発電
出力に関連した信号としてのオルタネータ3のFRデュ
ーティ比DR(データ)を計測する。
【0053】そして、オルタネータ3のFRデューティ
比DRを所定時間間隔で所定数、前記記憶手段21に記
憶しておき、エンジン回転数が所定のしきい値を下回っ
た場合に、前記第1の実施形態と同様に図4に示すステ
ップS21からステップS27の手順に基いて、エンジ
ン回転数を増加させるようになっている。
【0054】本実施形態によれば、前述した第1の実施
形態の効果に加えて、エンジン回転数Neとオルタネー
タ3のFRデューティ比DRとからオルタネータ3の発
電出力を演算せずに、FRデューティ比DRの平均値に
基いて目標エンジン回転数を設定するので、複雑なプロ
グラムを構成する必要がなく演算処理速度を向上するこ
とができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によると、エン
ジンがアイドリング状態でかつ車両の使用電力が大きな
場合に、比較的高価な電流センサを用いなくとも、エン
ジン回転数を増加させることができる。
【0056】したがって、エンジンがアイドリング状態
でかつ車両の使用電力が大きな場合に、バッテリあがり
を確実に抑制することができるとともに、電流センサな
どの付加電装品を用いる必要がないのでコストが高くな
ることがない。
【0057】請求項2に記載の本発明によると、エンジ
ン回転数が所定のしきい値を超えた走行中にオルタネー
タの発電出力に関連した信号を検出して記憶しておき、
この発電出力信号は既存のオルタネータのFR端子等か
ら検出することが可能である。したがって、コストアッ
プをまねくことなく正確に車両の電力負荷を把握するこ
とができる。
【0058】さらに、例えば一時停止などのエンジン回
転数が前記しきい値より低いアイドリング状態のとき
に、走行中に把握した車両に電力負荷に基いてエンジン
回転数を増加することとなる。したがって、確実に必要
な電力を把握して、必要に応じてエンジン回転数を増加
させるので、車両の負荷電力が大きな場合にも、バッテ
リあがりを確実に抑制することができる。
【0059】請求項3に記載の本発明によると、エンジ
ン回転数が中高回転域となる走行中に記憶手段がオルタ
ネータの発電出力信号に関する情報を記憶するので、確
実に車両の電力負荷を把握することができる。エンジン
がアイドリング状態となると制御手段が、前記発電出力
信号が所定値を超えたエンジン回転数を増加するので、
車両の電力負荷が大きな時に確実にエンジン回転数増加
することとなる。
【0060】したがって、エンジンがアイドリング状態
でかつ車両の使用電力が大きな場合に、比較的高価な電
流センサを用いなくとも、エンジン回転数を増加させる
ことができる。
【0061】請求項4に記載の本発明によると、請求項
3の効果に加え、フィールドコイルへの通電時間比を既
存のオルタネータのFR端子の状態を検出することによ
って、オルタネータの発電出力を検出するので、簡単な
構成でありながらより確実に車両の電力負荷を把握する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のエンジン回転数制御
装置とオルタネータなどを示すブロック線図。
【図2】図1に示された実施形態の発電出力演算手段が
記憶しているオルタネータの発電出力マップを示す図。
【図3】図1に示されたエンジン回転数制御装置の処理
の手順を示すフローチャート。
【図4】図1に示されたエンジン回転数制御装置の処理
の手順を示すフローチャート。
【図5】この発明の第2の実施形態のエンジン回転数制
御装置とオルタネータなどを示すブロック線図。
【図6】図5に示されたエンジン回転数制御装置の処理
の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…エンジンコントロールユニット(エンジン回転数制
御装置) 2…バッテリ 3…オルタネータ 4…電圧レギュレータ(フィールドコイル制御回路) 5…フィールドコイル 18…発電時比率計測手段(発電検出手段) 19…回転数検出手段 21…記憶手段 24…制御手段 DR…FRデューティ比(オルタネータの発電出力に関
連した信号) Ne…エンジン回転数 P…発電出力信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン回転数が所定のしきい値を越えた
    中高回転域にあるときに車両の電力負荷に関連した情報
    を得、上記中高回転域での電力負荷が所定値を越えてい
    ることが検出されかつエンジンがアイドリング状態に戻
    ったときに、エンジンの回転数を第1のアイドリング回
    転数よりも高い第2のアイドリング回転数に設定し、上
    記中高回転域での電力負荷が所定値を越えていなかった
    ときには、エンジンがアイドリング状態に戻ったときに
    エンジンの回転数を上記第1のアイドリング回転数に維
    持することを特徴とするエンジンの回転数制御方法。
  2. 【請求項2】エンジン回転数および車両の電力負荷に応
    じて単位時間あたりの発電出力が変化するオルタネー
    タ、の発電出力に関連した信号を検出するとともに、 エンジンの回転数を検出し、 エンジン回転数が予め設定されたしきい値以上の中高回
    転域に至ったときに上記オルタネータの発電出力に関連
    した信号を記憶しておき、 エンジン回転数が上記しきい値より低いアイドリング状
    態となったときに、 上記記憶されたオルタネータの発電出力信号が所定値を
    越えていればエンジンの回転数を第1のアイドリング回
    転数よりも高い第2のアイドリング回転数に設定し、 上記記憶されたオルタネータの発電出力信号が所定値を
    越えていなければエンジン回転数を第1のアイドリング
    回転数に設定することを特徴とするエンジンの回転数制
    御方法。
  3. 【請求項3】エンジンの回転に伴って回転しかつエンジ
    ン回転数および車両の電力負荷に応じて単位時間あたり
    の発電出力が変化するオルタネータと、 エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、 上記オルタネータの単位時間あたりの発電出力を検出す
    る発電検出手段と、 エンジン回転数が予め設定されたしきい値以上の中高回
    転域に至ったたときの上記オルタネータの発電出力信号
    に関する情報を記憶する記憶手段と、 エンジンがアイドリング状態となったときに、上記記憶
    されたオルタネータの発電出力が所定値を越えていなけ
    ればエンジンの回転数を第1のアイドリング回転数に設
    定し、上記記憶されたオルタネータの発電出力が上記所
    定値を越えていればエンジンの回転数を上記第1のアイ
    ドリング回転数よりも高い第2のアイドリング回転数に
    設定する制御手段と、 を具備したことを特徴とするエンジンの回転数制御装
    置。
  4. 【請求項4】上記オルタネータは、そのフィールドコイ
    ルへの通電をオン・オフすることによりフィールドコイ
    ルへの通電時間比に応じて単位時間当たりの発電出力を
    変化させるフィールドコイル制御回路を有し、エンジン
    の中高回転域における上記フィールドコイルへの通電時
    間比を検出することにより中高回転域での上記オルタネ
    ータの発電出力を検出することを特徴とする請求項3記
    載のエンジンの回転数制御装置。
JP29245897A 1997-10-24 1997-10-24 エンジンの回転数制御方法および回転数制御装置 Withdrawn JPH11132073A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115320519A (zh) * 2022-07-07 2022-11-11 江铃汽车股份有限公司 一种适用于燃油车低速发电性能提升的控制方法

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