JPH11133382A - 液晶装置のアドレス方法および装置ならびに液晶装置 - Google Patents
液晶装置のアドレス方法および装置ならびに液晶装置Info
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- JPH11133382A JPH11133382A JP10246256A JP24625698A JPH11133382A JP H11133382 A JPH11133382 A JP H11133382A JP 10246256 A JP10246256 A JP 10246256A JP 24625698 A JP24625698 A JP 24625698A JP H11133382 A JPH11133382 A JP H11133382A
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- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
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- Liquid Crystal (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画素の選択状態および非選択状態の間の良好
な差異を与える。 【解決手段】 ストローブ信号およびデータ信号によっ
て液晶装置の画素をアドレスするように、複数の第1電
極の1つにストローブ信号を付与する一方、複数の第2
電極の1つにデータ信号を付与する。データ信号は、1
つの期間およびその期間より長くない識別部とを各々有
する選択データ信号および非選択データ信号を含んでい
る。識別部において、選択および非選択データ信号は異
なっている。画素に、状態の速い変化についての理想的
な波形にほぼ一致する選択合成信号AおよびBを付与
し、2つの状態間の良好な差異を与える非選択合成信号
CおよびDを付与する。ストローブ信号は、データ信号
の識別部と同時に付与される第1部と、データ信号の識
別部の後に付与される第2部とを含んでいる。この第2
部に大電圧の部分を含むことで、改善された性能および
アドレス速度が得られる。
な差異を与える。 【解決手段】 ストローブ信号およびデータ信号によっ
て液晶装置の画素をアドレスするように、複数の第1電
極の1つにストローブ信号を付与する一方、複数の第2
電極の1つにデータ信号を付与する。データ信号は、1
つの期間およびその期間より長くない識別部とを各々有
する選択データ信号および非選択データ信号を含んでい
る。識別部において、選択および非選択データ信号は異
なっている。画素に、状態の速い変化についての理想的
な波形にほぼ一致する選択合成信号AおよびBを付与
し、2つの状態間の良好な差異を与える非選択合成信号
CおよびDを付与する。ストローブ信号は、データ信号
の識別部と同時に付与される第1部と、データ信号の識
別部の後に付与される第2部とを含んでいる。この第2
部に大電圧の部分を含むことで、改善された性能および
アドレス速度が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、大型の強誘
電性液晶装置に適用される液晶装置のアドレス方法およ
び装置ならびにそのアドレス方法を用いた液晶装置に関
するものである。
電性液晶装置に適用される液晶装置のアドレス方法およ
び装置ならびにそのアドレス方法を用いた液晶装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ装置および液晶シャッ
タ装置は、周知のように、計算機、コンピュータディス
プレイ等に長年用いられている。その一つとして、ツイ
ストネマティック液晶を用いたタイプのディスプレイ
は、液晶を挟持する一対の基板に直交する軸に対してら
せんを形成するように、その一対の基板によって液晶分
子が配向されることで良く知られている。このディスプ
レイでは、電極が基板上に設けられており、液晶分子の
らせんの配列を解くように、これらの電極を介して液晶
に電圧を印加する。これによって、液晶分子が光学的に
活性化されるので、液晶分子がらせんを形成するときに
基板間を通過するどのような偏光も変化する。液晶素子
の基板上に偏光子を設けることによって、電圧の印加の
有無に応じて明状態および暗状態が得られる。
タ装置は、周知のように、計算機、コンピュータディス
プレイ等に長年用いられている。その一つとして、ツイ
ストネマティック液晶を用いたタイプのディスプレイ
は、液晶を挟持する一対の基板に直交する軸に対してら
せんを形成するように、その一対の基板によって液晶分
子が配向されることで良く知られている。このディスプ
レイでは、電極が基板上に設けられており、液晶分子の
らせんの配列を解くように、これらの電極を介して液晶
に電圧を印加する。これによって、液晶分子が光学的に
活性化されるので、液晶分子がらせんを形成するときに
基板間を通過するどのような偏光も変化する。液晶素子
の基板上に偏光子を設けることによって、電圧の印加の
有無に応じて明状態および暗状態が得られる。
【0003】上記のツイストネマティック液晶素子に
は、応答速度が低いこと、および液晶分子に駆動電圧が
印加されなくなったときに(かなりゆっくりとした速度
であったとしても)単一の安定位置に戻ってしまうこと
の2つの主な欠点がある。大型のディスプレイ装置で
は、各液晶画素を駆動するために個々に電気的に接続す
ることが不可能であるので、多数の液晶画素をアドレス
するためには、マルチプレクスの形態をとる必要があ
る。液晶分子は、駆動電圧が印加されないときに安定状
態に戻るので、ディスプレイのコントラストを十分に得
るためには、周期的な間隔でアドレスされなければなら
ない。加えて、ネマティック液晶ディスプレイの応答速
度は、一般に、動画(すなわち、ビデオレート)の表示
には適していない。
は、応答速度が低いこと、および液晶分子に駆動電圧が
印加されなくなったときに(かなりゆっくりとした速度
であったとしても)単一の安定位置に戻ってしまうこと
の2つの主な欠点がある。大型のディスプレイ装置で
は、各液晶画素を駆動するために個々に電気的に接続す
ることが不可能であるので、多数の液晶画素をアドレス
するためには、マルチプレクスの形態をとる必要があ
る。液晶分子は、駆動電圧が印加されないときに安定状
態に戻るので、ディスプレイのコントラストを十分に得
るためには、周期的な間隔でアドレスされなければなら
ない。加えて、ネマティック液晶ディスプレイの応答速
度は、一般に、動画(すなわち、ビデオレート)の表示
には適していない。
【0004】強誘電性液晶材料を用いた液晶ディスプレ
イ装置および液晶シャッタ装置は、高速応答が可能であ
る。これらの装置は、近接した間隔の基板という物理的
制限によって、カイラルスメクティック相の自発的なら
せん構造が解かれた状態に保持されるように、一般に非
常に薄く形成されている。このような装置では、液晶材
料の選択、液晶材料の状態および物理的な大きさによっ
て、双安定状態が得られる。第1極性の電圧がそのよう
な液晶装置に印加されるとき、液晶分子は時間と電圧と
の積(τV)があるしきい値を超えると、第1の位置ま
たは状態をとる。逆極性の電圧が印加されるとき(およ
び時間と電圧との積がτVしきい値を超えるとき)、液
晶分子は第2の位置または第2の状態をとる。液晶分子
がそのように光学的に活性である上記の2つの位置で
は、偏光子を用いることによって、光透過の異なる状態
が得られる。液晶分子(より厳密にはダイレクタ)は、
逆極性の電圧が印加されるまで同じ位置を維持する。こ
のような装置では、双安定性を示すとともに、ツイスト
ネマティック液晶装置より高速応答が可能である。これ
らの特性は、強誘電性液晶に基づく液晶装置を大型の液
晶アレイ装置(ディスプレイ、シャッタなど)に用いる
ために適している。
イ装置および液晶シャッタ装置は、高速応答が可能であ
る。これらの装置は、近接した間隔の基板という物理的
制限によって、カイラルスメクティック相の自発的なら
せん構造が解かれた状態に保持されるように、一般に非
常に薄く形成されている。このような装置では、液晶材
料の選択、液晶材料の状態および物理的な大きさによっ
て、双安定状態が得られる。第1極性の電圧がそのよう
な液晶装置に印加されるとき、液晶分子は時間と電圧と
の積(τV)があるしきい値を超えると、第1の位置ま
たは状態をとる。逆極性の電圧が印加されるとき(およ
び時間と電圧との積がτVしきい値を超えるとき)、液
晶分子は第2の位置または第2の状態をとる。液晶分子
がそのように光学的に活性である上記の2つの位置で
は、偏光子を用いることによって、光透過の異なる状態
が得られる。液晶分子(より厳密にはダイレクタ)は、
逆極性の電圧が印加されるまで同じ位置を維持する。こ
のような装置では、双安定性を示すとともに、ツイスト
ネマティック液晶装置より高速応答が可能である。これ
らの特性は、強誘電性液晶に基づく液晶装置を大型の液
晶アレイ装置(ディスプレイ、シャッタなど)に用いる
ために適している。
【0005】一般に、電極は、画素と呼ばれる画像要素
をマトリクス状に形成するために、2枚の電極上にそれ
ぞれ直交する方向に設けられている。第1基板上の電極
(行電極)が第2基板上の電極(列電極)と交差する点
は、液晶アレイ装置における画素を特定する。そのよう
な液晶アレイ装置をアドレスするために、いくつかのマ
ルチプレクスの形態が用いられる。液晶アレイ装置にお
ける行の全てに連続してストローブ信号に続くブランキ
ング信号を付与することは、一般的な技術である。ブラ
ンキング信号は、行における画素の全てが同じ状態(通
常は暗状態)をとることを確実にするために用いられ
る。そして、ストローブ信号が行電極に付与される一
方、その行電極における画素の状態が、列電極に付与さ
れる複数のデータ信号を適切に用いたときに変更され
る。アドレスされた画素の状態を変化させる選択データ
信号および画素を同じ状態、すなわちブランキング信号
によってもたらされる状態に維持する非選択データ信号
の2つのデータ信号のうちの1つが、通常、各列電極に
与えられる。ストローブ信号は、所望の状態をとるため
に各画素における強誘電性液晶材料に十分に長い時間、
各行電極に付与され、また、順次後続の行電極に付与さ
れる。液晶アレイ装置における列電極に付与されるデー
タ信号は、上記の順次ストローブ信号が付与される行電
極における画素の所望の状態に応じて変化する。したが
って、全ての画素アレイをアドレスするためには、行電
極毎のストローブ信号の付与時間と液晶アレイ装置にお
ける行電極の数との積に等しい時間が必要である。その
詳細については、英国特許公報2,232,802号に
記載されている。
をマトリクス状に形成するために、2枚の電極上にそれ
ぞれ直交する方向に設けられている。第1基板上の電極
(行電極)が第2基板上の電極(列電極)と交差する点
は、液晶アレイ装置における画素を特定する。そのよう
な液晶アレイ装置をアドレスするために、いくつかのマ
ルチプレクスの形態が用いられる。液晶アレイ装置にお
ける行の全てに連続してストローブ信号に続くブランキ
ング信号を付与することは、一般的な技術である。ブラ
ンキング信号は、行における画素の全てが同じ状態(通
常は暗状態)をとることを確実にするために用いられ
る。そして、ストローブ信号が行電極に付与される一
方、その行電極における画素の状態が、列電極に付与さ
れる複数のデータ信号を適切に用いたときに変更され
る。アドレスされた画素の状態を変化させる選択データ
信号および画素を同じ状態、すなわちブランキング信号
によってもたらされる状態に維持する非選択データ信号
の2つのデータ信号のうちの1つが、通常、各列電極に
与えられる。ストローブ信号は、所望の状態をとるため
に各画素における強誘電性液晶材料に十分に長い時間、
各行電極に付与され、また、順次後続の行電極に付与さ
れる。液晶アレイ装置における列電極に付与されるデー
タ信号は、上記の順次ストローブ信号が付与される行電
極における画素の所望の状態に応じて変化する。したが
って、全ての画素アレイをアドレスするためには、行電
極毎のストローブ信号の付与時間と液晶アレイ装置にお
ける行電極の数との積に等しい時間が必要である。その
詳細については、英国特許公報2,232,802号に
記載されている。
【0006】ストローブ信号という用語は、液晶アレイ
装置において、第1電極に付与される信号の部分が、第
2電極に付与される特定の信号と共同して、アドレスさ
れた画素がとる状態の間の差異を与えることを言及する
ために用いられる。このストローブ信号は、第2電極に
付与される特定の信号の期間の前後にわたる部分を含ん
でいる。
装置において、第1電極に付与される信号の部分が、第
2電極に付与される特定の信号と共同して、アドレスさ
れた画素がとる状態の間の差異を与えることを言及する
ために用いられる。このストローブ信号は、第2電極に
付与される特定の信号の期間の前後にわたる部分を含ん
でいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ディスプレイ装置また
はシャッタ装置のサイズおよび分解能が増大するにつれ
て、行の数が増加し、かつ/またはフレームレート(例
えば、フリッカを生じさせないような条件で設定された
フレームレート)が、強誘電性液晶材料がアドレスされ
るために十分な速度を有する一方、装置における双安定
状態の間の差異を維持するようなものが必要となる。
はシャッタ装置のサイズおよび分解能が増大するにつれ
て、行の数が増加し、かつ/またはフレームレート(例
えば、フリッカを生じさせないような条件で設定された
フレームレート)が、強誘電性液晶材料がアドレスされ
るために十分な速度を有する一方、装置における双安定
状態の間の差異を維持するようなものが必要となる。
【0008】このような問題に対しては、画素アレイを
2つの部分に分けてアドレスすることが1つの解決策と
して挙げられる。このため、一対の基板の一方において
両端から延びる2組の行電極群が設けられる。2つのス
トローブは、ある一定の時間付与されるが、1つのスト
ローブ信号が画素アレイの一方の半分に付与され、もう
1つのストローブ信号が画素アレイ他の半分に付与され
る。画素アレイの2つの行を同時にアドレスすることが
できるので、フレームレートが見かけ上倍増する。その
ような構成においては、データ信号を与えるためのアド
レス回路が2つ必要になるということが主な欠点とな
る。また、上記の構成では、列電極が2つの画素アレイ
の部分で中断されるので、アドレス回路への余分な接続
が必要となり、それによってコストが増大する。
2つの部分に分けてアドレスすることが1つの解決策と
して挙げられる。このため、一対の基板の一方において
両端から延びる2組の行電極群が設けられる。2つのス
トローブは、ある一定の時間付与されるが、1つのスト
ローブ信号が画素アレイの一方の半分に付与され、もう
1つのストローブ信号が画素アレイ他の半分に付与され
る。画素アレイの2つの行を同時にアドレスすることが
できるので、フレームレートが見かけ上倍増する。その
ような構成においては、データ信号を与えるためのアド
レス回路が2つ必要になるということが主な欠点とな
る。また、上記の構成では、列電極が2つの画素アレイ
の部分で中断されるので、アドレス回路への余分な接続
が必要となり、それによってコストが増大する。
【0009】さらに、他の問題は温度である。液晶材料
は、ある温度では十分速く動作するものの、装置の温度
が低くなると、ゆっくり動作するようになり、これによ
ってフレームレートが維持できなくなる。これは、後続
するラインにまでおよぶストローブ信号の拡張(英国特
許公報第2,262,831号に開示されているよう
に)によって、ある程度まで回復するものの、後続ライ
ンにおけるあるデータパターンのための時間/電圧動作
範囲を減少させてしまう。それゆえ、ストローブ信号の
拡張にも限界が有り、このために動作温度の補償が必要
となる。
は、ある温度では十分速く動作するものの、装置の温度
が低くなると、ゆっくり動作するようになり、これによ
ってフレームレートが維持できなくなる。これは、後続
するラインにまでおよぶストローブ信号の拡張(英国特
許公報第2,262,831号に開示されているよう
に)によって、ある程度まで回復するものの、後続ライ
ンにおけるあるデータパターンのための時間/電圧動作
範囲を減少させてしまう。それゆえ、ストローブ信号の
拡張にも限界が有り、このために動作温度の補償が必要
となる。
【0010】大画面のディスプレイでは、温度、配向の
質、画素パターンのスイッチング履歴および/または電
圧(例えば、ラインにおける透過上の問題を生じさせる
ような信号の形状および大きさ)が大きく変化する。他
の問題は、選択および非選択合成信号の間の差異が全体
として小さくなるように(例えば時間/電圧における)
動作領域が制限されることである。これは、動作がパネ
ル全体で均一に起こらないこと、および2つの安定状態
が確実に得られないことを意味する。
質、画素パターンのスイッチング履歴および/または電
圧(例えば、ラインにおける透過上の問題を生じさせる
ような信号の形状および大きさ)が大きく変化する。他
の問題は、選択および非選択合成信号の間の差異が全体
として小さくなるように(例えば時間/電圧における)
動作領域が制限されることである。これは、動作がパネ
ル全体で均一に起こらないこと、および2つの安定状態
が確実に得られないことを意味する。
【0011】本発明の目的は、このような不利な点を改
善する液晶装置のためのアドレス方法および装置ならび
にそのアドレス方法を用いた液晶装置を提供することに
ある。
善する液晶装置のためのアドレス方法および装置ならび
にそのアドレス方法を用いた液晶装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の液晶装置のアドレス方法は、第1および第2信号が画
素をアドレスし、第2信号が、互いに異なる第1データ
信号と第2データ信号とを少なくとも有し、第1および
第2データ信号が、1つの期間と、該期間より長くな
く、第1および第2データ信号が異なる識別期間とを有
する液晶装置において、複数の第1電極の1つに第1信
号を付与するとともに、複数の第2電極の1つに第2信
号を付与する液晶装置のアドレス方法において、上記第
1信号が上記第2信号の識別期間において付与される第
1部と、該第1部より大きい電圧の大電圧部を含み、上
記第2信号の識別期間の後に付与される第2部とを有し
ていることを特徴としている。
の液晶装置のアドレス方法は、第1および第2信号が画
素をアドレスし、第2信号が、互いに異なる第1データ
信号と第2データ信号とを少なくとも有し、第1および
第2データ信号が、1つの期間と、該期間より長くな
く、第1および第2データ信号が異なる識別期間とを有
する液晶装置において、複数の第1電極の1つに第1信
号を付与するとともに、複数の第2電極の1つに第2信
号を付与する液晶装置のアドレス方法において、上記第
1信号が上記第2信号の識別期間において付与される第
1部と、該第1部より大きい電圧の大電圧部を含み、上
記第2信号の識別期間の後に付与される第2部とを有し
ていることを特徴としている。
【0013】強誘電性液晶(また反強誘電性液晶すなわ
ちAFLC)装置において、画素の選択および非選択に
ついて異なる初期の部分を有する、ストローブ信号およ
びデータ信号の組み合わせによってアドレスされる。画
素の選択および非選択は、第1ラインの画素が完全に保
持される前に次のラインをアドレスすることを可能にす
る。そのような技術を用いる試みは、選択および非選択
の場合に組み合わされた信号間にあまり差異がないとい
う結果に至る。換言すれば、画素のとる状態が、付与さ
れたデータ信号によって要求された状態であることの確
実さが低下する。これは、一般に、液晶の温度、印加電
圧、配向等の変化をもたらす。
ちAFLC)装置において、画素の選択および非選択に
ついて異なる初期の部分を有する、ストローブ信号およ
びデータ信号の組み合わせによってアドレスされる。画
素の選択および非選択は、第1ラインの画素が完全に保
持される前に次のラインをアドレスすることを可能にす
る。そのような技術を用いる試みは、選択および非選択
の場合に組み合わされた信号間にあまり差異がないとい
う結果に至る。換言すれば、画素のとる状態が、付与さ
れたデータ信号によって要求された状態であることの確
実さが低下する。これは、一般に、液晶の温度、印加電
圧、配向等の変化をもたらす。
【0014】上記のように差異を大きく減少させること
なくアドレス速度を増大できることが現在分かってい
る。これは、ある行のためのデータ信号(第2信号)に
おける選択部(第1データ信号)または非選択部(第2
データ信号)の識別期間が一度(またはしばらく後に)
その付与されるともはや列電極(第2電極)に付与され
ないという装置のその行に付与されるストローブ信号
(第1信号)の電圧を増大させることによって実現され
る。また、これにより、各行がそれぞれのデータ信号で
アドレスを必要とする時間の総和を減少させることによ
ってフレームレートを高めることができる。画素の選択
および非選択状態間の差異が小さいという問題は、以下
により詳しく述べるように、より大きい電圧を有するス
トローブ信号の部分によって軽減される。
なくアドレス速度を増大できることが現在分かってい
る。これは、ある行のためのデータ信号(第2信号)に
おける選択部(第1データ信号)または非選択部(第2
データ信号)の識別期間が一度(またはしばらく後に)
その付与されるともはや列電極(第2電極)に付与され
ないという装置のその行に付与されるストローブ信号
(第1信号)の電圧を増大させることによって実現され
る。また、これにより、各行がそれぞれのデータ信号で
アドレスを必要とする時間の総和を減少させることによ
ってフレームレートを高めることができる。画素の選択
および非選択状態間の差異が小さいという問題は、以下
により詳しく述べるように、より大きい電圧を有するス
トローブ信号の部分によって軽減される。
【0015】また、本発明は、以下のように、請求項1
のアドレス方法に対応するアドレス装置およびそのよう
な装置を含む液晶装置にも関する。
のアドレス方法に対応するアドレス装置およびそのよう
な装置を含む液晶装置にも関する。
【0016】本発明の請求項16に記載の液晶装置のア
ドレス装置は、第1および第2信号が画素をアドレス
し、第2信号が、互いに異なる第1データ信号と第2デ
ータ信号とを少なくとも有し、第1および第2データ信
号が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1および
第2データ信号が異なる識別期間とを有する液晶装置に
おいて、複数の第1電極の1つに第1信号を付与する第
1信号付与手段と、複数の第2電極の1つに第2信号を
付与する第2信号付与手段とを備えた液晶装置のアドレ
ス装置において、上記第1信号付与手段が、上記第2信
号の識別期間において付与される第1部と、該第1部よ
り大きい電圧の大電圧部を含み、上記第2信号の識別期
間の後に付与される第2部とを有する上記第1信号を付
与することを特徴としている。
ドレス装置は、第1および第2信号が画素をアドレス
し、第2信号が、互いに異なる第1データ信号と第2デ
ータ信号とを少なくとも有し、第1および第2データ信
号が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1および
第2データ信号が異なる識別期間とを有する液晶装置に
おいて、複数の第1電極の1つに第1信号を付与する第
1信号付与手段と、複数の第2電極の1つに第2信号を
付与する第2信号付与手段とを備えた液晶装置のアドレ
ス装置において、上記第1信号付与手段が、上記第2信
号の識別期間において付与される第1部と、該第1部よ
り大きい電圧の大電圧部を含み、上記第2信号の識別期
間の後に付与される第2部とを有する上記第1信号を付
与することを特徴としている。
【0017】本発明の請求項31に記載の液晶装置は、
液晶を挟持する一対の基板上に形成される複数の第1お
よび第2電極からなるアレイと、上記第1電極の1つに
第1信号を付与する第1信号手段と、第1信号とともに
画素をアドレスし、互いに異なる第1データ信号と第2
データ信号とを少なくとも有し、該第1および第2デー
タ信号が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1お
よび第2データ信号が異なる識別期間とを有する第2信
号を上記第2電極の1つに付与する第2信号付与手段と
を備えた液晶装置において、上記第1信号付与手段が、
上記第2信号の識別期間において付与される第1部と、
該第1部より大きい電圧の大電圧部を含み、上記第2信
号の識別期間の後に付与される第2部とを有する上記第
1信号を付与することを特徴としている。
液晶を挟持する一対の基板上に形成される複数の第1お
よび第2電極からなるアレイと、上記第1電極の1つに
第1信号を付与する第1信号手段と、第1信号とともに
画素をアドレスし、互いに異なる第1データ信号と第2
データ信号とを少なくとも有し、該第1および第2デー
タ信号が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1お
よび第2データ信号が異なる識別期間とを有する第2信
号を上記第2電極の1つに付与する第2信号付与手段と
を備えた液晶装置において、上記第1信号付与手段が、
上記第2信号の識別期間において付与される第1部と、
該第1部より大きい電圧の大電圧部を含み、上記第2信
号の識別期間の後に付与される第2部とを有する上記第
1信号を付与することを特徴としている。
【0018】通常、上記の液晶は、少なくとも1種の液
晶を含む液晶混合物からなる。
晶を含む液晶混合物からなる。
【0019】本発明の実施例において、ストローブ信号
は、液晶装置の少なくとも連続する2つの行電極に同時
に付与される。ストローブ信号の第2(拡張)部の間、
ストローブ信号が付与される画素もまた、それに続く行
の画素のためのデータ信号を必要とする。これらの信号
は、ストローブ信号の拡張部が付与される行における画
素のために補正された信号である必要はない。本発明
は、強誘電性液晶の性能特性の研究およびストローブ信
号の第2部(すなわち拡張部)を変更することによるそ
の実現に基づいており、拡張部の間にその行における画
素に付与されるデータ信号の効果が最小化される。した
がって、行の数によって分割されるフレームレートに等
しい装置のラインアドレス時間が短縮される。その結
果、画素アレイ全体をアドレスするために要する時間が
短くなる。
は、液晶装置の少なくとも連続する2つの行電極に同時
に付与される。ストローブ信号の第2(拡張)部の間、
ストローブ信号が付与される画素もまた、それに続く行
の画素のためのデータ信号を必要とする。これらの信号
は、ストローブ信号の拡張部が付与される行における画
素のために補正された信号である必要はない。本発明
は、強誘電性液晶の性能特性の研究およびストローブ信
号の第2部(すなわち拡張部)を変更することによるそ
の実現に基づいており、拡張部の間にその行における画
素に付与されるデータ信号の効果が最小化される。した
がって、行の数によって分割されるフレームレートに等
しい装置のラインアドレス時間が短縮される。その結
果、画素アレイ全体をアドレスするために要する時間が
短くなる。
【0020】本発明は、請求項1、16または31に記
載のように、第1(ストローブ)信号における第2部の
一部(または全体)は、初期部(第1部)より高い電圧
振幅を有している(大電圧部)。
載のように、第1(ストローブ)信号における第2部の
一部(または全体)は、初期部(第1部)より高い電圧
振幅を有している(大電圧部)。
【0021】第1(ストローブ)信号における第2部の
一部は、請求項10、26または41に記載のように、
液晶装置の温度補償のために変更される。この変更は、
具体的には、ストローブ信号における第2部に、第2部
の最も高い電圧より低い電圧の部分またはストローブ信
号における第1部の最も高い電圧より低い電圧の部分を
含ませることを伴う。この低電圧部は、液晶装置の差異
を改善することができる。また、上記の変更は、請求項
11、27または42に記載のように、液晶装置の温度
補償のために、第2部の期間の変更であってもよい。
一部は、請求項10、26または41に記載のように、
液晶装置の温度補償のために変更される。この変更は、
具体的には、ストローブ信号における第2部に、第2部
の最も高い電圧より低い電圧の部分またはストローブ信
号における第1部の最も高い電圧より低い電圧の部分を
含ませることを伴う。この低電圧部は、液晶装置の差異
を改善することができる。また、上記の変更は、請求項
11、27または42に記載のように、液晶装置の温度
補償のために、第2部の期間の変更であってもよい。
【0022】ストローブ信号の第2部の持続時間は、本
発明の範囲内で変更できる。第2部がラインアドレス時
間(L.A.T.)より長くならないように形成されるとき、
ストローブ信号のための駆動回路は、ストローブ信号を
液晶装置の2つの行に同時に与えることのみを必要とす
る。しかしながら、ストローブ信号の第2部は、高いア
ドレス速度、改善された差異、温度補償またはこれらの
いずれかの組み合わせを与えるために1つのラインアド
レス時間を超えて長くなる。第2部を1つのL.A.T.に制
限することは、ストローブ信号駆動回路の構成を簡素化
することができる。
発明の範囲内で変更できる。第2部がラインアドレス時
間(L.A.T.)より長くならないように形成されるとき、
ストローブ信号のための駆動回路は、ストローブ信号を
液晶装置の2つの行に同時に与えることのみを必要とす
る。しかしながら、ストローブ信号の第2部は、高いア
ドレス速度、改善された差異、温度補償またはこれらの
いずれかの組み合わせを与えるために1つのラインアド
レス時間を超えて長くなる。第2部を1つのL.A.T.に制
限することは、ストローブ信号駆動回路の構成を簡素化
することができる。
【0023】第1(ストローブ)信号の第2部は、デー
タ信号に依存しない液晶のための最適のスイッチング電
圧信号に近づけるために形成される。その後の行には、
第2(データ)信号の付与が強制されないので、ここで
はある程度の妥協が必要である。
タ信号に依存しない液晶のための最適のスイッチング電
圧信号に近づけるために形成される。その後の行には、
第2(データ)信号の付与が強制されないので、ここで
はある程度の妥協が必要である。
【0024】本発明の請求項12、27または42の記
載のように、アドレス方法、アドレス装置または液晶装
置の第1部の期間(ラインアドレス時間)は、強誘電性
液晶の最小保持時間より少なくなるように構成される。
載のように、アドレス方法、アドレス装置または液晶装
置の第1部の期間(ラインアドレス時間)は、強誘電性
液晶の最小保持時間より少なくなるように構成される。
【0025】本発明の請求項6、21または36に記載
のように、ストローブ信号の少なくとも一部は、例え
ば、ストローブ信号の第2部のような連続して変化する
信号であるように形成される。これにより、ストローブ
信号が最小および最大トルク曲線により近づくことがで
き、スイッチング性能および差異が改善される。
のように、ストローブ信号の少なくとも一部は、例え
ば、ストローブ信号の第2部のような連続して変化する
信号であるように形成される。これにより、ストローブ
信号が最小および最大トルク曲線により近づくことがで
き、スイッチング性能および差異が改善される。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、強誘電性液晶素子のいわ
ゆる標準的な動作のための印加パルス幅(τ)対電圧
(V)の動作曲線図を示している。本液晶素子の液晶分
子(ダイレクタと呼ばれる平均の分子の方向によって表
される)が特定の状態を占めると仮定すると、グラフ
は、液晶分子に他の状態(正しい極性の信号が付与され
ると仮定して)をとらせるために必要な印加電圧および
時間の組み合わせを示している。図1に示す曲線の右上
側の領域(ハッチングの部分)にあるτおよびVの組み
合わせは画素の状態を変え、印加電圧が除かれてもその
状態を維持する(保持状態)。一方、曲線の左下側の領
域にあるτおよびVの組み合わせは画素の状態を変えな
い。ある程度までのより高い電圧の印加は、液晶ダイレ
クタの状態をより速く変化させる。したがって、強誘電
性液晶素子への印加電圧を増大させることによって、よ
り速い動作を得ることができる。
ゆる標準的な動作のための印加パルス幅(τ)対電圧
(V)の動作曲線図を示している。本液晶素子の液晶分
子(ダイレクタと呼ばれる平均の分子の方向によって表
される)が特定の状態を占めると仮定すると、グラフ
は、液晶分子に他の状態(正しい極性の信号が付与され
ると仮定して)をとらせるために必要な印加電圧および
時間の組み合わせを示している。図1に示す曲線の右上
側の領域(ハッチングの部分)にあるτおよびVの組み
合わせは画素の状態を変え、印加電圧が除かれてもその
状態を維持する(保持状態)。一方、曲線の左下側の領
域にあるτおよびVの組み合わせは画素の状態を変えな
い。ある程度までのより高い電圧の印加は、液晶ダイレ
クタの状態をより速く変化させる。したがって、強誘電
性液晶素子への印加電圧を増大させることによって、よ
り速い動作を得ることができる。
【0027】動作曲線が複数種の線(図3参照)からな
るので、上記のグラフは幾分簡素化されている。また、
画素(だけでなく表示パネル全体)における分子の全が
同じ信号で正確に状態が変化するわけではない。それゆ
え、画素(第1点在としばしば呼ばれる)内のスイッチ
ングプロセスの開始に対応する曲線および状態が変化し
た画素の全てに対応するもう1つの曲線が短いパルス幅
または電圧を除いて存在する。したがって、動作曲線
は、部分スイッチング領域(例えば、後述の図3参照)
と呼ばれることのある有限の幅を有している。
るので、上記のグラフは幾分簡素化されている。また、
画素(だけでなく表示パネル全体)における分子の全が
同じ信号で正確に状態が変化するわけではない。それゆ
え、画素(第1点在としばしば呼ばれる)内のスイッチ
ングプロセスの開始に対応する曲線および状態が変化し
た画素の全てに対応するもう1つの曲線が短いパルス幅
または電圧を除いて存在する。したがって、動作曲線
は、部分スイッチング領域(例えば、後述の図3参照)
と呼ばれることのある有限の幅を有している。
【0028】しかしながら、強誘電性液晶材料は温度変
化に非常に敏感であり、強誘電性液晶素子への高い電圧
の印加は該素子の電極による電力消費を大きくする。こ
れにより、素子の温度が上昇するとともに動作曲線が移
動する。マルチプレクス法による液晶アレイのアドレス
では、列電極が常に熱効果を有するアドレス信号(デー
タ信号)を必要としているので、このような問題が顕著
になる。したがって、ストローブ信号において設けられ
る厳しい仕様と同様に小さい振幅を有することがデータ
信号を構成するためには望ましい。
化に非常に敏感であり、強誘電性液晶素子への高い電圧
の印加は該素子の電極による電力消費を大きくする。こ
れにより、素子の温度が上昇するとともに動作曲線が移
動する。マルチプレクス法による液晶アレイのアドレス
では、列電極が常に熱効果を有するアドレス信号(デー
タ信号)を必要としているので、このような問題が顕著
になる。したがって、ストローブ信号において設けられ
る厳しい仕様と同様に小さい振幅を有することがデータ
信号を構成するためには望ましい。
【0029】しかしながら、小さいデータ信号は、状態
の変化のために必要な画素と、同じ状態に維持するため
に必要な画素との間の差異についての問題をもたらす。
マルチプレクス駆動された素子において、同じストロー
ブ信号は、行における全ての画素に付与される一方、選
択および非選択データ信号は、状態が変化する画素と状
態が変化しない画素との間の差異を与える。したがっ
て、ストローブ信号と非選択データ信号との組み合わせ
は上記曲線の左側にあり、ストローブ信号と選択データ
信号との組み合わせは上記曲線の右側にある。上記の動
作曲線が画素内の液晶分子の異なる振る舞いによって有
限の幅を有するので、大きいデータ信号電圧は、良好な
差異を与えるために有効である(軸に対して曲線が全体
的に移動する)。液晶アレイにおける温度、配向および
印加電圧といったパラメータの変化もまた、大きいデー
タ信号の利用を促す。しかしながら、上記のように、デ
ータ信号が液晶アレイの列電極に常に付与されることか
ら、これが液晶アレイによる電力消費の主な要因となる
ので、データ信号電圧をできるだけ小さくすることが望
ましい。例えば、データ信号の電圧が高ければ、前述の
ような結果として液晶アレイの不要な熱を生じさせるこ
とになる。
の変化のために必要な画素と、同じ状態に維持するため
に必要な画素との間の差異についての問題をもたらす。
マルチプレクス駆動された素子において、同じストロー
ブ信号は、行における全ての画素に付与される一方、選
択および非選択データ信号は、状態が変化する画素と状
態が変化しない画素との間の差異を与える。したがっ
て、ストローブ信号と非選択データ信号との組み合わせ
は上記曲線の左側にあり、ストローブ信号と選択データ
信号との組み合わせは上記曲線の右側にある。上記の動
作曲線が画素内の液晶分子の異なる振る舞いによって有
限の幅を有するので、大きいデータ信号電圧は、良好な
差異を与えるために有効である(軸に対して曲線が全体
的に移動する)。液晶アレイにおける温度、配向および
印加電圧といったパラメータの変化もまた、大きいデー
タ信号の利用を促す。しかしながら、上記のように、デ
ータ信号が液晶アレイの列電極に常に付与されることか
ら、これが液晶アレイによる電力消費の主な要因となる
ので、データ信号電圧をできるだけ小さくすることが望
ましい。例えば、データ信号の電圧が高ければ、前述の
ような結果として液晶アレイの不要な熱を生じさせるこ
とになる。
【0030】図1における点AおよびBについて考察す
れば、点Aは、ストローブ電圧Vsからデータ電圧Vd
を減じた(Vs −Vd )の組み合わせ(すなわち合成)
の電圧に対応する一方、点Bは、ストローブ電圧Vs に
データ電圧Vd を加えた(Vs +Vd )合成の電圧に対
応している。点Aは非選択合成信号を与える一方、点B
は選択合成信号を与える。明らかに点AおよびBが動作
曲線の(それぞれの側)に存在するので、そのような組
み合わせまたは合成信号は、良好な差異を与えることが
期待できる。例えば、素子の発熱によって曲線が移動す
るときでさえ、点AおよびBに対応する信号は、まだ曲
線の適切な側にあり、適切なスイッチングを与える。し
かしながら、この場合、データ信号のための電圧Vd に
大きな値が必要になる。
れば、点Aは、ストローブ電圧Vsからデータ電圧Vd
を減じた(Vs −Vd )の組み合わせ(すなわち合成)
の電圧に対応する一方、点Bは、ストローブ電圧Vs に
データ電圧Vd を加えた(Vs +Vd )合成の電圧に対
応している。点Aは非選択合成信号を与える一方、点B
は選択合成信号を与える。明らかに点AおよびBが動作
曲線の(それぞれの側)に存在するので、そのような組
み合わせまたは合成信号は、良好な差異を与えることが
期待できる。例えば、素子の発熱によって曲線が移動す
るときでさえ、点AおよびBに対応する信号は、まだ曲
線の適切な側にあり、適切なスイッチングを与える。し
かしながら、この場合、データ信号のための電圧Vd に
大きな値が必要になる。
【0031】Vd のより小さい値を用いたときの状況
を、例えば点CおよびDの領域に示す。点Cは非選択合
成信号(Vs −Vd )に対応する一方、点Dは選択合成
信号(Vs +Vd )に対応している。データ信号のより
小さい電圧は、素子に与えられる発熱電力を制限する効
果がある。しかしながら、外的要因(例えば、バックラ
イトまたは周辺温度の発生源)によってもなお、素子の
温度が変わる。このような温度変化は、図1に示す動作
曲線を移動させるが、点CおよびDの双方が動作曲線に
ついて同じ側にある状態までの動作曲線の移動距離が短
いので、点CおよびDに応じたアドレス方法によって与
えられる差異が正しく機能しない。
を、例えば点CおよびDの領域に示す。点Cは非選択合
成信号(Vs −Vd )に対応する一方、点Dは選択合成
信号(Vs +Vd )に対応している。データ信号のより
小さい電圧は、素子に与えられる発熱電力を制限する効
果がある。しかしながら、外的要因(例えば、バックラ
イトまたは周辺温度の発生源)によってもなお、素子の
温度が変わる。このような温度変化は、図1に示す動作
曲線を移動させるが、点CおよびDの双方が動作曲線に
ついて同じ側にある状態までの動作曲線の移動距離が短
いので、点CおよびDに応じたアドレス方法によって与
えられる差異が正しく機能しない。
【0032】この問題に対して提案される解決法は、図
2のτVグラフにおける動作曲線によって示される、い
わゆる反転動作である。これは、Ferroelectrics, 199
1, Vol.122,pp.63-79にて公表された、Surgury らによ
る"The JOERS/Alvey Ferroelectric Multiplexing Sche
me" に、より詳細に記載されており、また、英国特許公
開公報第2146743号にも記載されている。この反
転動作は、自発分極(Ps )の比較的小さい値および/
または比較的高い誘電二軸性(∂ε)を有する強誘電性
液晶材料を用いることによって得られる。これは、Ps
/ε0 dεについての小さい値を導くとともに、動作曲
線において屈曲部を生じさせる。したがって、ある点の
後で実際に印加される電圧の増大が、画素を他の状態に
保持させるために必要なパルス幅を増大させていること
が分かる。このような現象が生じる理由は、次のように
説明される。また、動作曲線は、反転部分の右側でかな
りの急勾配である。
2のτVグラフにおける動作曲線によって示される、い
わゆる反転動作である。これは、Ferroelectrics, 199
1, Vol.122,pp.63-79にて公表された、Surgury らによ
る"The JOERS/Alvey Ferroelectric Multiplexing Sche
me" に、より詳細に記載されており、また、英国特許公
開公報第2146743号にも記載されている。この反
転動作は、自発分極(Ps )の比較的小さい値および/
または比較的高い誘電二軸性(∂ε)を有する強誘電性
液晶材料を用いることによって得られる。これは、Ps
/ε0 dεについての小さい値を導くとともに、動作曲
線において屈曲部を生じさせる。したがって、ある点の
後で実際に印加される電圧の増大が、画素を他の状態に
保持させるために必要なパルス幅を増大させていること
が分かる。このような現象が生じる理由は、次のように
説明される。また、動作曲線は、反転部分の右側でかな
りの急勾配である。
【0033】動作曲線のハッチングにて示す領域は選択
(すなわち画素の状態変化)に対応する一方、残余の領
域は非選択(画素の元の状態維持)に対応する。点Eお
よびFは、ストローブ信号およびデータ信号の組み合わ
せ(Vs −Vd およびVs +Vd )に図1の各点と同様
にそれぞれ対応する。しかしながら、この場合、点Fは
非選択動作点に対応する一方、点Eは選択動作点に対応
する。非選択動作点は、選択動作点より高い電圧値を有
しており、これが反転動作と呼ばれる由縁である。この
ような反転動作は、動作曲線の反転部分の急な勾配のた
めに、2つの状態間の差異を改善する。
(すなわち画素の状態変化)に対応する一方、残余の領
域は非選択(画素の元の状態維持)に対応する。点Eお
よびFは、ストローブ信号およびデータ信号の組み合わ
せ(Vs −Vd およびVs +Vd )に図1の各点と同様
にそれぞれ対応する。しかしながら、この場合、点Fは
非選択動作点に対応する一方、点Eは選択動作点に対応
する。非選択動作点は、選択動作点より高い電圧値を有
しており、これが反転動作と呼ばれる由縁である。この
ような反転動作は、動作曲線の反転部分の急な勾配のた
めに、2つの状態間の差異を改善する。
【0034】図3は、図2のグラフに類似するが、実験
の結果から導かれたものである。部分スイッチング曲線
の2組は、ACスタビライズのない場合および交流5V
が印加されるACスタビライズの場合を示している。A
Cスタビライズのない場合(×および丸にて示す)は、
常時付与されるデータ信号でマルチプレクス駆動される
液晶アレイにとって実用的ではないので、ここではその
結果については述べない。2つの曲線のうちの1つ(+
にて示す)は、スイッチングの開始を表す曲線である。
これは、また、第1点在曲線と呼ばれており、(sp)
としてグラフに示される。他の曲線(◇にて示す)は、
スイッチングの完了を表す曲線であり、(cl)として
グラフに示される。
の結果から導かれたものである。部分スイッチング曲線
の2組は、ACスタビライズのない場合および交流5V
が印加されるACスタビライズの場合を示している。A
Cスタビライズのない場合(×および丸にて示す)は、
常時付与されるデータ信号でマルチプレクス駆動される
液晶アレイにとって実用的ではないので、ここではその
結果については述べない。2つの曲線のうちの1つ(+
にて示す)は、スイッチングの開始を表す曲線である。
これは、また、第1点在曲線と呼ばれており、(sp)
としてグラフに示される。他の曲線(◇にて示す)は、
スイッチングの完了を表す曲線であり、(cl)として
グラフに示される。
【0035】図4は、上述のJOERS/Alvey のアドレス法
に係るストローブ信号およびデータ信号を示している。
ストローブ信号は、期間tのゼロボルトの部分と、その
後に続く等しい期間tのVs ボルトの部分とを含んでい
る。選択データ信号は、期間tの+Vd ボルトの部分
と、その後に続く等しい期間tの−Vd ボルトの部分と
を含んでいる。非選択データ信号は、期間tの−Vd ボ
ルトの部分と、その後に続く等しい期間tの+Vd ボル
トの部分とを含んでいる。これらの信号が液晶画素にお
いて組み合わされて付与されるので、これらの信号間で
実質的な減算がなされ、その結果の合成信号は(合成=
ストローブ−データ)のように表される。選択合成信号
は、期間tの電圧+Vd と、その後に続く等しい期間t
の電圧(Vs −Vd )とを含んでいる。非選択合成信号
は、期間tの電圧−Vd と、その後に続く等しい期間t
の電圧(Vs +Vd )とを含んでいる。ストローブ信号
は、この例においては、単一のラインアドレス時間を超
えて拡張されない。
に係るストローブ信号およびデータ信号を示している。
ストローブ信号は、期間tのゼロボルトの部分と、その
後に続く等しい期間tのVs ボルトの部分とを含んでい
る。選択データ信号は、期間tの+Vd ボルトの部分
と、その後に続く等しい期間tの−Vd ボルトの部分と
を含んでいる。非選択データ信号は、期間tの−Vd ボ
ルトの部分と、その後に続く等しい期間tの+Vd ボル
トの部分とを含んでいる。これらの信号が液晶画素にお
いて組み合わされて付与されるので、これらの信号間で
実質的な減算がなされ、その結果の合成信号は(合成=
ストローブ−データ)のように表される。選択合成信号
は、期間tの電圧+Vd と、その後に続く等しい期間t
の電圧(Vs −Vd )とを含んでいる。非選択合成信号
は、期間tの電圧−Vd と、その後に続く等しい期間t
の電圧(Vs +Vd )とを含んでいる。ストローブ信号
は、この例においては、単一のラインアドレス時間を超
えて拡張されない。
【0036】図5は、ストローブ信号が1つのラインア
ドレス時間(L.A.T.)を超えて拡張される先行技術のア
ドレス法のためのデータ信号およびストローブ信号を示
している。MALVERN 2の構成波形において、ストローブ
信号は、L.A.T.の半分拡張され、MALVERN 3の構成波形
において、ストローブ信号は、1つのL.A.T.分だけ拡張
されている。単一のL.A.T.において、データ信号は、+
Vd の部分およびその後にさらに続くtの期間の−Vd
の部分からなるか、またはこの信号の反転からなるかの
いずれかである。アドレスされた画素の状態は、2つの
データ信号が付与されることにより決定される。正に変
化するストローブ信号を用いれば、−Vd の部分および
その後に続く+Vd の部分からなるデータ信号が第1の
状態(例えば黒)に画素を維持する一方、+Vd の部分
およびその後に続く−Vd の部分から成るデータ信号が
画素の状態(例えば白)を変えることになる。通常、ブ
ランキング信号は、ストローブ信号が付与される前に液
晶アレイの行に短い期間付与される。ブランキング信号
の目的は、特定の行における全ての画素を与えられたデ
ータに関わらず1つの状態(通常は黒)にセットするこ
とである。ブランキング信号がストローブ信号の数ライ
ン前で発生するので、画素は、ブランキング信号を補助
するかまたは補助しない、先の数ラインのためのデータ
パルスを受ける。そして、ストローブ信号が付与される
とき、白となるべき画素がスイッチされる一方、黒とな
るべき画素がスイッチされないままにある。ブランキン
グ信号の代わりとして、2つのストローブ信号、すなわ
ち、まず白にスイッチするためのストローブ信号と、次
に画素を黒にスイッチするためのストローブ信号とが必
要に応じて付与される。このような信号の構成は多くの
時間を要するので、ブランキング信号が通常用いられ
る。
ドレス時間(L.A.T.)を超えて拡張される先行技術のア
ドレス法のためのデータ信号およびストローブ信号を示
している。MALVERN 2の構成波形において、ストローブ
信号は、L.A.T.の半分拡張され、MALVERN 3の構成波形
において、ストローブ信号は、1つのL.A.T.分だけ拡張
されている。単一のL.A.T.において、データ信号は、+
Vd の部分およびその後にさらに続くtの期間の−Vd
の部分からなるか、またはこの信号の反転からなるかの
いずれかである。アドレスされた画素の状態は、2つの
データ信号が付与されることにより決定される。正に変
化するストローブ信号を用いれば、−Vd の部分および
その後に続く+Vd の部分からなるデータ信号が第1の
状態(例えば黒)に画素を維持する一方、+Vd の部分
およびその後に続く−Vd の部分から成るデータ信号が
画素の状態(例えば白)を変えることになる。通常、ブ
ランキング信号は、ストローブ信号が付与される前に液
晶アレイの行に短い期間付与される。ブランキング信号
の目的は、特定の行における全ての画素を与えられたデ
ータに関わらず1つの状態(通常は黒)にセットするこ
とである。ブランキング信号がストローブ信号の数ライ
ン前で発生するので、画素は、ブランキング信号を補助
するかまたは補助しない、先の数ラインのためのデータ
パルスを受ける。そして、ストローブ信号が付与される
とき、白となるべき画素がスイッチされる一方、黒とな
るべき画素がスイッチされないままにある。ブランキン
グ信号の代わりとして、2つのストローブ信号、すなわ
ち、まず白にスイッチするためのストローブ信号と、次
に画素を黒にスイッチするためのストローブ信号とが必
要に応じて付与される。このような信号の構成は多くの
時間を要するので、ブランキング信号が通常用いられ
る。
【0037】MALVERN 2のアドレス法におけるストロー
ブ信号は、図の上部に示される。このストローブ信号
は、ゼロボルトの期間tと、その後に続く+Vs の電圧
を有する2tの期間とを含んでいる。データ信号は、ス
トローブ信号と組み合わされて、MALVERN 2に示される
合成信号を行A、B、CおよびDにおける図の列に与え
る。ストローブ信号が後続の行のラインアドレス時間に
まで拡張するので、その後続の行のアドレスのために液
晶アレイに付与されるデータ信号を考慮しなければなら
ない。これらのデータ信号は、もちろん選択(白)また
は非選択(黒)データ信号のいずれか一方である。ここ
では、4つの組み合わせが考えられる。データ信号A
は、アドレスされた行が白画素であり、後続の行におい
ても白画素が続く場合に対応している。データ信号B
は、アドレスされた行が白画素であり、後続の行におい
て黒画素が続く場合に対応している。データ信号Cは、
アドレスされた行が黒画素であり、後続の行においても
黒画素が続く場合に対応している。データ信号Dは、ア
ドレスされた行が黒画素であり、後続の行において白画
素が続く場合に対応している。これらのデータ信号がMA
LVERN 2のストローブ信号と組み合わされると、合成信
号はA、B、CおよびDに示すようになる(同図の中
列)。
ブ信号は、図の上部に示される。このストローブ信号
は、ゼロボルトの期間tと、その後に続く+Vs の電圧
を有する2tの期間とを含んでいる。データ信号は、ス
トローブ信号と組み合わされて、MALVERN 2に示される
合成信号を行A、B、CおよびDにおける図の列に与え
る。ストローブ信号が後続の行のラインアドレス時間に
まで拡張するので、その後続の行のアドレスのために液
晶アレイに付与されるデータ信号を考慮しなければなら
ない。これらのデータ信号は、もちろん選択(白)また
は非選択(黒)データ信号のいずれか一方である。ここ
では、4つの組み合わせが考えられる。データ信号A
は、アドレスされた行が白画素であり、後続の行におい
ても白画素が続く場合に対応している。データ信号B
は、アドレスされた行が白画素であり、後続の行におい
て黒画素が続く場合に対応している。データ信号Cは、
アドレスされた行が黒画素であり、後続の行においても
黒画素が続く場合に対応している。データ信号Dは、ア
ドレスされた行が黒画素であり、後続の行において白画
素が続く場合に対応している。これらのデータ信号がMA
LVERN 2のストローブ信号と組み合わされると、合成信
号はA、B、CおよびDに示すようになる(同図の中
列)。
【0038】データ信号Aは、アドレスされた画素が白
にスイッチされる選択合成信号を与える。データ信号B
は、また、選択信号を与えるが、後述するように、これ
はむしろあまり満足できる結果が得られない。データ信
号CおよびDは、非選択合成信号を与える。
にスイッチされる選択合成信号を与える。データ信号B
は、また、選択信号を与えるが、後述するように、これ
はむしろあまり満足できる結果が得られない。データ信
号CおよびDは、非選択合成信号を与える。
【0039】MALVERN 3のストローブ信号および合成信
号は、同図の右側列に示される。データ信号A、B、C
およびDから導かれる合成信号の効果は、MALVERN 2の
ストローブ信号についての効果と同じである。また、ス
トローブ信号の拡張(MALVERN 4、MALVERN 5等)は、
可能であるが、後述するような欠点による影響を受け
る。ストローブ信号の中間の期間は、例えば、MALVERN
0.5およびMALVERN 1.5は、国際特許出願公開公報
WO95/24715号にあるように可能である。
号は、同図の右側列に示される。データ信号A、B、C
およびDから導かれる合成信号の効果は、MALVERN 2の
ストローブ信号についての効果と同じである。また、ス
トローブ信号の拡張(MALVERN 4、MALVERN 5等)は、
可能であるが、後述するような欠点による影響を受け
る。ストローブ信号の中間の期間は、例えば、MALVERN
0.5およびMALVERN 1.5は、国際特許出願公開公報
WO95/24715号にあるように可能である。
【0040】図6(a)は、(MALVERN )アドレス法に
よるいくつかの拡張されたストローブ信号についての印
加電圧(V)対スイッチング時間(τ)のグラフを示し
ている。曲線M1は、特定の画素に関連するデータ信号
が付与される期間を超えて拡張されないストローブ信号
についての動作曲線を示す。曲線M2は、上記のMALVER
N 2アドレス法に対応している。同様に、曲線M3、M
4およびM5は、MALVERN 3、MALVERN 4およびMALVER
N 5にそれぞれ対応している。このグラフから分かるよ
うに、ストローブ信号の拡張が大きくなるにつれてスイ
ッチングが速くなり、最小電圧がグラフの下端にまで至
る。しかしながら、ストローブ信号の拡張量が増大する
につれて(本願の対応図を参照)、曲線によって特定さ
れる領域(選択領域)がより狭くなる。これは、選択と
非選択との間の差異が、満足できる動作のためには小さ
過ぎるか、または存在さえしないことを意味している。
よるいくつかの拡張されたストローブ信号についての印
加電圧(V)対スイッチング時間(τ)のグラフを示し
ている。曲線M1は、特定の画素に関連するデータ信号
が付与される期間を超えて拡張されないストローブ信号
についての動作曲線を示す。曲線M2は、上記のMALVER
N 2アドレス法に対応している。同様に、曲線M3、M
4およびM5は、MALVERN 3、MALVERN 4およびMALVER
N 5にそれぞれ対応している。このグラフから分かるよ
うに、ストローブ信号の拡張が大きくなるにつれてスイ
ッチングが速くなり、最小電圧がグラフの下端にまで至
る。しかしながら、ストローブ信号の拡張量が増大する
につれて(本願の対応図を参照)、曲線によって特定さ
れる領域(選択領域)がより狭くなる。これは、選択と
非選択との間の差異が、満足できる動作のためには小さ
過ぎるか、または存在さえしないことを意味している。
【0041】図6(b)は、印加されたストローブ電圧
およびデータ電圧についての温度対最小保持時間(τ)
のグラフを示している。この図から、より高次のストロ
ーブ信号の拡張は、高温での使用に適さないことが分か
る。
およびデータ電圧についての温度対最小保持時間(τ)
のグラフを示している。この図から、より高次のストロ
ーブ信号の拡張は、高温での使用に適さないことが分か
る。
【0042】本発明は、第2(データ)信号と同時に付
与されるストローブ信号の初期部分より高い電圧で拡張
されたストローブの部分の少なくとも一部を設けること
によってこの問題に対処する。これが2つの状態間の差
異を改善する理由は、後述のように説明される。
与されるストローブ信号の初期部分より高い電圧で拡張
されたストローブの部分の少なくとも一部を設けること
によってこの問題に対処する。これが2つの状態間の差
異を改善する理由は、後述のように説明される。
【0043】図7は、例えば、液晶表示装置としてのパ
ッシブ強誘電性液晶アレイ装置(以降、単に液晶アレイ
装置と称する)10を示している。この液晶アレイ装置
10は、第1透明基板(以降、単に基板と称する)12
およびスペーサビーズ(図示せず)のような周知の手段
によって基板12と間隔をおいて配される第2透明基板
(以降、単に基板と称する)20を備えている。基板1
2には、基板20に対向する表面上に透明な錫酸化物か
らなる複数の電極16…が設けられている。電極16…
は、互いに平行に配されるとともに、各々が基板12の
第1端と、電気的コネクタ14が配される第2端との間
にわたって形成されている。電気的コネクタ14は、電
極16…を列ドライバ18に接続するために設けられて
いる。一方、基板20には、互いに平行に配されるとと
もに、基板12上の電極16…に直交する複数の透明な
電極22…が設けられている。電極22…は、基板20
の第1端と、電気的コネクタ24が配される第2端との
間にわたって形成されている。電気的コネクタ24は、
電極22…を行ドライバ26に接続するために設けられ
ている。行ドライバ26および列ドライバ18は、とも
にプログラムされたマイクロプロセッサまたは特定用途
向け集積回路(ASIC)を通常含むコントローラ28
に接続されている。本液晶アレイ装置10においては、
他の電極構成、例えば、7セグメントディスプレイ、
r,θディスプレイ等を適用することができる。また、
本液晶アレイ装置10は、周知の(図示しない)偏光手
段および配向層も含んでいる。本液晶アレイ装置10に
おいては、偏光子が各基板に設けられていてもよいし、
あるいは偏光色に関連して設けられる単一の偏光子が配
されていてもよい。また、本液晶アレイ装置10におい
て、両基板上の電極は、1本おきに基板の反対側の端部
で行および列ドライバ18・26に接続されていてもよ
い。さらに、本液晶アレイ装置10は、ディフューザ、
カラーフィルタ、マイクロレンズ等のような光学素子を
有していてもよい。続いて、本液晶アレイ装置10の動
作について説明する。
ッシブ強誘電性液晶アレイ装置(以降、単に液晶アレイ
装置と称する)10を示している。この液晶アレイ装置
10は、第1透明基板(以降、単に基板と称する)12
およびスペーサビーズ(図示せず)のような周知の手段
によって基板12と間隔をおいて配される第2透明基板
(以降、単に基板と称する)20を備えている。基板1
2には、基板20に対向する表面上に透明な錫酸化物か
らなる複数の電極16…が設けられている。電極16…
は、互いに平行に配されるとともに、各々が基板12の
第1端と、電気的コネクタ14が配される第2端との間
にわたって形成されている。電気的コネクタ14は、電
極16…を列ドライバ18に接続するために設けられて
いる。一方、基板20には、互いに平行に配されるとと
もに、基板12上の電極16…に直交する複数の透明な
電極22…が設けられている。電極22…は、基板20
の第1端と、電気的コネクタ24が配される第2端との
間にわたって形成されている。電気的コネクタ24は、
電極22…を行ドライバ26に接続するために設けられ
ている。行ドライバ26および列ドライバ18は、とも
にプログラムされたマイクロプロセッサまたは特定用途
向け集積回路(ASIC)を通常含むコントローラ28
に接続されている。本液晶アレイ装置10においては、
他の電極構成、例えば、7セグメントディスプレイ、
r,θディスプレイ等を適用することができる。また、
本液晶アレイ装置10は、周知の(図示しない)偏光手
段および配向層も含んでいる。本液晶アレイ装置10に
おいては、偏光子が各基板に設けられていてもよいし、
あるいは偏光色に関連して設けられる単一の偏光子が配
されていてもよい。また、本液晶アレイ装置10におい
て、両基板上の電極は、1本おきに基板の反対側の端部
で行および列ドライバ18・26に接続されていてもよ
い。さらに、本液晶アレイ装置10は、ディフューザ、
カラーフィルタ、マイクロレンズ等のような光学素子を
有していてもよい。続いて、本液晶アレイ装置10の動
作について説明する。
【0044】図8は、分かりやすくするために、バリア
層、カラーフィルタ等のような特徴部分が省かれたパッ
シブ強誘電性液晶装置の簡素化された断面を示す。液晶
アレイ装置10(図7)の単一の画素30は、正面図で
あり、上から下へ順に、偏光子32、透明基板(以降、
単に基板と称する)34、電極構造36、配向層38、
液晶層40、配向層42、電極構造44、透明基板(以
降、単に基板と称する)46および偏光子48を備えて
いる。液晶層40は、通常、強誘電性液晶装置として通
常1.5μm〜2μmの厚みを有している。偏光子32
・48は、液晶の異なる状態を観察できるように配され
ている。配向層38・42は、液晶およびFLCの技術
において知られるようにラビングされたポリイミド層か
らなる。このような配向層38・42は、電極構造が形
成された後の基板上にスピンコートされ、柔らかい布や
他の材料を用いて一軸方向にラビングされる。この配向
層38・42は、表面安定化強誘電性液晶装置(SSF
LCD)における表面安定性を与える。2枚の基板34
・46に付与されるラビング方向は、通常、互いに平行
であり、逆方向に向いている。また、他の配向技術とし
ては、誘電体の蒸着、光配向技術、グレーティング等を
用いてもよい。画素は、液晶アレイにおける1本の列電
極と1本の行電極との交差部分として特定される。本液
晶アレイ装置10をディスプレイとして用いるには、反
射モードとして動作する場合、基板構造の一方に鏡が設
けられるが、透過モードで動作させるためには、通常、
光源によって背後から光が照射される。
層、カラーフィルタ等のような特徴部分が省かれたパッ
シブ強誘電性液晶装置の簡素化された断面を示す。液晶
アレイ装置10(図7)の単一の画素30は、正面図で
あり、上から下へ順に、偏光子32、透明基板(以降、
単に基板と称する)34、電極構造36、配向層38、
液晶層40、配向層42、電極構造44、透明基板(以
降、単に基板と称する)46および偏光子48を備えて
いる。液晶層40は、通常、強誘電性液晶装置として通
常1.5μm〜2μmの厚みを有している。偏光子32
・48は、液晶の異なる状態を観察できるように配され
ている。配向層38・42は、液晶およびFLCの技術
において知られるようにラビングされたポリイミド層か
らなる。このような配向層38・42は、電極構造が形
成された後の基板上にスピンコートされ、柔らかい布や
他の材料を用いて一軸方向にラビングされる。この配向
層38・42は、表面安定化強誘電性液晶装置(SSF
LCD)における表面安定性を与える。2枚の基板34
・46に付与されるラビング方向は、通常、互いに平行
であり、逆方向に向いている。また、他の配向技術とし
ては、誘電体の蒸着、光配向技術、グレーティング等を
用いてもよい。画素は、液晶アレイにおける1本の列電
極と1本の行電極との交差部分として特定される。本液
晶アレイ装置10をディスプレイとして用いるには、反
射モードとして動作する場合、基板構造の一方に鏡が設
けられるが、透過モードで動作させるためには、通常、
光源によって背後から光が照射される。
【0045】図9は、図8に示すような薄い画素におけ
る強誘電性液晶分子またはダイレクタDを、横側から見
た状態および後ろ側から見た状態について、平行な配向
層のラビング方向とともに示している。この例は、C2
配向のスメクティックC* 相における液晶を示すが、本
発明は、C2配向のスメクティックC* 相における液
晶、均一に傾いたブックシェルフ層における液晶等を有
するFLCDにも同様に適用できる。このような液晶装
置は、液晶が注入されている間およびその後の加熱によ
ってスメクティック相における液晶を配列するように処
理される。液晶は、等方相にある間に装置内で自在に流
動し、そして、コレステリック相およびネマティック相
を介して光学的に活性なスメクティックC* 相になるま
で徐冷される。液晶材料の多様性は、環境温度で光学的
に活性なスメクティックC* 相を示すことで知られてい
る。スメクティックC* 相にある強誘電性液晶は、通
常、1から100μmのオーダーのピッチの螺旋構造を
有する。しかしながら、薄い装置において、このような
液晶材料を配することによって、螺旋構造が全て解け
て、液晶分子のダイレクタDが図9に示すようにほぼ同
じ方向を向くようになる。
る強誘電性液晶分子またはダイレクタDを、横側から見
た状態および後ろ側から見た状態について、平行な配向
層のラビング方向とともに示している。この例は、C2
配向のスメクティックC* 相における液晶を示すが、本
発明は、C2配向のスメクティックC* 相における液
晶、均一に傾いたブックシェルフ層における液晶等を有
するFLCDにも同様に適用できる。このような液晶装
置は、液晶が注入されている間およびその後の加熱によ
ってスメクティック相における液晶を配列するように処
理される。液晶は、等方相にある間に装置内で自在に流
動し、そして、コレステリック相およびネマティック相
を介して光学的に活性なスメクティックC* 相になるま
で徐冷される。液晶材料の多様性は、環境温度で光学的
に活性なスメクティックC* 相を示すことで知られてい
る。スメクティックC* 相にある強誘電性液晶は、通
常、1から100μmのオーダーのピッチの螺旋構造を
有する。しかしながら、薄い装置において、このような
液晶材料を配することによって、螺旋構造が全て解け
て、液晶分子のダイレクタDが図9に示すようにほぼ同
じ方向を向くようになる。
【0046】強誘電性液晶材料は、また図8に示すよう
に、上側の配向層38と下側の配向層42との間に挟持
されている。2つの配向層38・42にラビングが施さ
れた結果、強い表面配向力が装置の基板において液晶分
子を保持するが、基板から離れるにつれて、その効果が
減少する。C2配向のスメクティックC* 相にある液晶
材料は、それ自身で、複数のシェブロン形状層50(図
9)が配列する構造になる。図9は、また、より完全に
するために、シェブロン形状層50を後端方向から見た
様子を示している。なお、基板間の実際の構成は、配向
および印加電界に依存して複雑である。また、図9は、
少しの電界の印加または電界の印加のない状態での液晶
材料の一例を示している。説明を簡単にするために、次
に述べる理論的考察においては、ダイレクタDは例を通
じて配向φにある単一の構造であると仮定している。
に、上側の配向層38と下側の配向層42との間に挟持
されている。2つの配向層38・42にラビングが施さ
れた結果、強い表面配向力が装置の基板において液晶分
子を保持するが、基板から離れるにつれて、その効果が
減少する。C2配向のスメクティックC* 相にある液晶
材料は、それ自身で、複数のシェブロン形状層50(図
9)が配列する構造になる。図9は、また、より完全に
するために、シェブロン形状層50を後端方向から見た
様子を示している。なお、基板間の実際の構成は、配向
および印加電界に依存して複雑である。また、図9は、
少しの電界の印加または電界の印加のない状態での液晶
材料の一例を示している。説明を簡単にするために、次
に述べる理論的考察においては、ダイレクタDは例を通
じて配向φにある単一の構造であると仮定している。
【0047】図10(a)は、種々の印加電圧における
基板からの距離に対するダイレクタの面内でのねじれの
グラフを示している。左側の曲線および右側の点線は、
2つの保持された状態を表している。状態の変化におけ
るプロセスの4つの段階を示す図10(b)を考慮する
ことによって、このグラフをより良く理解することがで
きる。図10(b)において、液晶分子は、上側基板近
傍のものを1として1から8までの番号が付されてい
る。1番目および8番目の液晶分子は、それぞれ対応す
る基板によって拘束され、常にグラフにおける0°の位
置を占めている。4番目および5番目の液晶分子は、互
いに(このC* の場合)拘束し合い、2つの安定状態の
みをとる。それは、装置に双安定挙動を与える2つの状
態である。2、3、6および7番目の液晶分子は、ほと
んど拘束されることはない。図10(b)における液晶
分子の第2組から分かるように、これらの4つの液晶分
子は、状態を(4番目および5番目の液晶分子の前に)
最初に変化させる。一旦十分な電圧が印加されると、こ
れらの2つの液晶分子が状態を変化させるとともに、状
態が保持される。
基板からの距離に対するダイレクタの面内でのねじれの
グラフを示している。左側の曲線および右側の点線は、
2つの保持された状態を表している。状態の変化におけ
るプロセスの4つの段階を示す図10(b)を考慮する
ことによって、このグラフをより良く理解することがで
きる。図10(b)において、液晶分子は、上側基板近
傍のものを1として1から8までの番号が付されてい
る。1番目および8番目の液晶分子は、それぞれ対応す
る基板によって拘束され、常にグラフにおける0°の位
置を占めている。4番目および5番目の液晶分子は、互
いに(このC* の場合)拘束し合い、2つの安定状態の
みをとる。それは、装置に双安定挙動を与える2つの状
態である。2、3、6および7番目の液晶分子は、ほと
んど拘束されることはない。図10(b)における液晶
分子の第2組から分かるように、これらの4つの液晶分
子は、状態を(4番目および5番目の液晶分子の前に)
最初に変化させる。一旦十分な電圧が印加されると、こ
れらの2つの液晶分子が状態を変化させるとともに、状
態が保持される。
【0048】図11(a)は、その周りでFLC材料の
液晶分子(すなわちダイレクタ)が動くと考えられる1
つのスイッチングコーンを示している。同図は、ダイレ
クタDCおよびDC’がとりうる十分スイッチされた双
方の位置を示す。強誘電性液晶装置は、実質的なDC電
界の結果としてコーンの一方側に都合よく切り替えを行
う。また、分子の偏光ダイレクタPs およびPs ’をそ
れぞれ同図に示す。しかしながら、実際は、後述するよ
うに、ダイレクタはこれらの十分スイッチされた位置を
占めることはない。
液晶分子(すなわちダイレクタ)が動くと考えられる1
つのスイッチングコーンを示している。同図は、ダイレ
クタDCおよびDC’がとりうる十分スイッチされた双
方の位置を示す。強誘電性液晶装置は、実質的なDC電
界の結果としてコーンの一方側に都合よく切り替えを行
う。また、分子の偏光ダイレクタPs およびPs ’をそ
れぞれ同図に示す。しかしながら、実際は、後述するよ
うに、ダイレクタはこれらの十分スイッチされた位置を
占めることはない。
【0049】図11(b)は、その端から見た図(いわ
ゆる平面図)であって、位置DCから位置DC’の間で
のコーンの周囲におけるダイレクタのいくつかの位置を
示している。位置DCはφ=0°の角度を表しており、
位置DC’はφ=180°の角度を表している。図を見
れば、ダイレクタが、ある極性の印加電界の影響下で時
計回りの方向にコーンの周りを回転すると考えられる。
しかしながら、液晶分子のダイレクタは、安定した極性
および十分な大きさの印加電界の影響を持続した状態
で、位置DCおよびDC’のみを占める。そのような電
界が存在しないときには、ダイレクタは、十分スイッチ
された位置からある程度離れた位置にコーンの周囲を移
動して緩和した状態になる。この例では、φacと示され
た角度が、画素に付与される一定のAC信号を用いた結
果としてダイレクタが占める位置であるので、ダイレク
タはこの角度から移動を開始する。AC電界は、画素ア
レイと同様に装置をアドレスした結果として連続して印
加される。このAC電界については、さらに以下に説明
する。φacは、装置の基板からのダイレクタの距離を表
す機能を果たすが、ここでは説明を補助するためにユニ
フォームダイレクタのモデルを用いる。理想的には、角
度φacおよびφac’は、装置の平面内において、すなわ
ちダイレクタを装置に対し垂直な方向から見た場合、±
22.5°の角度に対応している。ACスタビライズさ
れたダイレクタの方向成分が装置の平面内において2
2.5°であるとき、ダイレクタの2つのACスタビラ
イズ位置が、その偏光軸が互いに交差する2つの偏光子
を用いた装置において最も良好な輝度を与えるように4
5°離れていることがわかる。
ゆる平面図)であって、位置DCから位置DC’の間で
のコーンの周囲におけるダイレクタのいくつかの位置を
示している。位置DCはφ=0°の角度を表しており、
位置DC’はφ=180°の角度を表している。図を見
れば、ダイレクタが、ある極性の印加電界の影響下で時
計回りの方向にコーンの周りを回転すると考えられる。
しかしながら、液晶分子のダイレクタは、安定した極性
および十分な大きさの印加電界の影響を持続した状態
で、位置DCおよびDC’のみを占める。そのような電
界が存在しないときには、ダイレクタは、十分スイッチ
された位置からある程度離れた位置にコーンの周囲を移
動して緩和した状態になる。この例では、φacと示され
た角度が、画素に付与される一定のAC信号を用いた結
果としてダイレクタが占める位置であるので、ダイレク
タはこの角度から移動を開始する。AC電界は、画素ア
レイと同様に装置をアドレスした結果として連続して印
加される。このAC電界については、さらに以下に説明
する。φacは、装置の基板からのダイレクタの距離を表
す機能を果たすが、ここでは説明を補助するためにユニ
フォームダイレクタのモデルを用いる。理想的には、角
度φacおよびφac’は、装置の平面内において、すなわ
ちダイレクタを装置に対し垂直な方向から見た場合、±
22.5°の角度に対応している。ACスタビライズさ
れたダイレクタの方向成分が装置の平面内において2
2.5°であるとき、ダイレクタの2つのACスタビラ
イズ位置が、その偏光軸が互いに交差する2つの偏光子
を用いた装置において最も良好な輝度を与えるように4
5°離れていることがわかる。
【0050】スイッチングコーンにおける他の重要な点
は、ダイレクタが2つの十分にスイッチされた位置DC
およびDC’の間の正確に半分のφs に位置することで
ある。ダイレクタが一度この位置にスイッチされると、
ダイレクタは、(液晶分子が保持される上記の位置で)
スイッチングのプロセスが完結するために(φac’で停
止するものの)、DC’に向かって自然に移動し続け
る。電界の印加の結果、φに変化しやすいダイレクタに
おける実質的なトルクが得られるとき、スイッチングが
生じる。スイッチング速度は、トルクの大きさおよびダ
イレクタが移動してきた方向の総変化に依存する。強誘
電性液晶装置は、実質的なDC電界の印加の結果として
コーンの一方側(図11(b)に示すように右または左
のいずれか)に都合よくスイッチする。移動開始時の方
向がφacである場合、スイッチングは、適切な極性の実
質的なDC電界がφs (一度ダイレクタがφs を通過す
ると、画素が他の状態に保持されるとともに、ダイレク
タがDC電界が除かれたコーンの他の側に緩和する)に
向かって作用するときにスイッチングが起こる。上記の
ような強誘電性液晶ディスプレイのための従来のスイッ
チング技術は一定レベルでのストローブ信号の拡張を用
いているが、本発明は、移動するダイレクタの位置に応
じて合成信号を考慮し、その合成信号にマッチしたスト
ローブ信号の拡張を用いることによって本強誘電性液晶
装置の性能が強調されるという理解に基づいている。特
に、ストローブ信号の最初のL.A.T.の間にダイレクタの
位置φsに達する必要はない。
は、ダイレクタが2つの十分にスイッチされた位置DC
およびDC’の間の正確に半分のφs に位置することで
ある。ダイレクタが一度この位置にスイッチされると、
ダイレクタは、(液晶分子が保持される上記の位置で)
スイッチングのプロセスが完結するために(φac’で停
止するものの)、DC’に向かって自然に移動し続け
る。電界の印加の結果、φに変化しやすいダイレクタに
おける実質的なトルクが得られるとき、スイッチングが
生じる。スイッチング速度は、トルクの大きさおよびダ
イレクタが移動してきた方向の総変化に依存する。強誘
電性液晶装置は、実質的なDC電界の印加の結果として
コーンの一方側(図11(b)に示すように右または左
のいずれか)に都合よくスイッチする。移動開始時の方
向がφacである場合、スイッチングは、適切な極性の実
質的なDC電界がφs (一度ダイレクタがφs を通過す
ると、画素が他の状態に保持されるとともに、ダイレク
タがDC電界が除かれたコーンの他の側に緩和する)に
向かって作用するときにスイッチングが起こる。上記の
ような強誘電性液晶ディスプレイのための従来のスイッ
チング技術は一定レベルでのストローブ信号の拡張を用
いているが、本発明は、移動するダイレクタの位置に応
じて合成信号を考慮し、その合成信号にマッチしたスト
ローブ信号の拡張を用いることによって本強誘電性液晶
装置の性能が強調されるという理解に基づいている。特
に、ストローブ信号の最初のL.A.T.の間にダイレクタの
位置φsに達する必要はない。
【0051】ストローブ(およびそれに応じた合成)信
号の形態を決定する最も重要な2つの要素は、ダイレク
タのスイッチング角度および印加電圧に各々別々に関連
する強誘電トルクおよび誘電トルクである。加えて、誘
電トルクは、強誘電トルクと逆に作用する。これについ
ては、図12(a)および図12(b)を参照して、以
下により詳細に説明する。
号の形態を決定する最も重要な2つの要素は、ダイレク
タのスイッチング角度および印加電圧に各々別々に関連
する強誘電トルクおよび誘電トルクである。加えて、誘
電トルクは、強誘電トルクと逆に作用する。これについ
ては、図12(a)および図12(b)を参照して、以
下により詳細に説明する。
【0052】次の説明において用いる選択および非選択
という用語は、画素の状態を変化させようとする信号お
よび画素の状態を変化させないようにする信号をそれぞ
れ指す。これは、図2について述べられた反転動作に対
応している。その反転は、図1について述べられた通常
の動作が用いられるときに生じる。
という用語は、画素の状態を変化させようとする信号お
よび画素の状態を変化させないようにする信号をそれぞ
れ指す。これは、図2について述べられた反転動作に対
応している。その反転は、図1について述べられた通常
の動作が用いられるときに生じる。
【0053】図12は、図5に示すDATA信号の可能
な組み合わせに関連したMALVERN 2のストローブ信号の
ための電圧対時間のグラフを示している。曲線A、B、
CおよびDは、図5に示す合成信号A、B、CおよびD
に対応している。曲線Cは、次のL.A.T.におけるデータ
信号が現在アドレスされている行のデータ信号と同じで
あるような非選択合成信号に対応している。曲線Dは、
次のL.A.T.におけるデータ信号が現在アドレスされてい
る行のデータ信号と異なるような非選択合成信号に対応
している。両曲線Cおよび曲線Dの場合、(非選択の場
合におけるスイッチングが望ましくないので)かなり長
いスイッチング時間を与え、このために、適度な差異を
与える。曲線Aは、次のL.A.T.におけるデータ信号が現
在アドレスされている行のデータ信号と同じであるよう
な選択合成信号に対応している。この曲線は、動作電圧
の広い範囲を有する良好な性能を示す。合成曲線Bは、
次のL.A.T.におけるデータ信号が現在アドレスされてい
る行のデータ信号と異なるような選択合成信号に対応し
ている。この曲線Bに対応する合成信号は、曲線Aに対
応する合成信号の終端に向かって電圧が増大する部分を
欠いている。その結果、動作範囲が減少し、曲線Bの屈
曲部がより鋭くなり、曲線Aについて状態を変化させる
ためのパルス幅より長いパルス幅が必要となる。また、
次のL.A.T.におけるデータ信号が抑えられないので、ア
ドレス信号は、曲線Bが適用されるという想定のもとで
動作するように構成されなければならない。したがっ
て、このような状況下で、MALVERN 2によって得られる
差異は駆動回路に厳しい制約を与えることになる。
な組み合わせに関連したMALVERN 2のストローブ信号の
ための電圧対時間のグラフを示している。曲線A、B、
CおよびDは、図5に示す合成信号A、B、CおよびD
に対応している。曲線Cは、次のL.A.T.におけるデータ
信号が現在アドレスされている行のデータ信号と同じで
あるような非選択合成信号に対応している。曲線Dは、
次のL.A.T.におけるデータ信号が現在アドレスされてい
る行のデータ信号と異なるような非選択合成信号に対応
している。両曲線Cおよび曲線Dの場合、(非選択の場
合におけるスイッチングが望ましくないので)かなり長
いスイッチング時間を与え、このために、適度な差異を
与える。曲線Aは、次のL.A.T.におけるデータ信号が現
在アドレスされている行のデータ信号と同じであるよう
な選択合成信号に対応している。この曲線は、動作電圧
の広い範囲を有する良好な性能を示す。合成曲線Bは、
次のL.A.T.におけるデータ信号が現在アドレスされてい
る行のデータ信号と異なるような選択合成信号に対応し
ている。この曲線Bに対応する合成信号は、曲線Aに対
応する合成信号の終端に向かって電圧が増大する部分を
欠いている。その結果、動作範囲が減少し、曲線Bの屈
曲部がより鋭くなり、曲線Aについて状態を変化させる
ためのパルス幅より長いパルス幅が必要となる。また、
次のL.A.T.におけるデータ信号が抑えられないので、ア
ドレス信号は、曲線Bが適用されるという想定のもとで
動作するように構成されなければならない。したがっ
て、このような状況下で、MALVERN 2によって得られる
差異は駆動回路に厳しい制約を与えることになる。
【0054】図13(a)は、図11(b)に示すDC
およびφs の間のダイレクタの位置に対してプロットさ
れたダイレクタに作用する強誘電トルクを示している。
強誘電トルクは、グラフに示すようにコーンの周囲のダ
イレクタの位置に依存しており、また、特定のダイレク
タの向きについての印加電界の大きさおよび方向に線形
的に関係している。このトルクは、ダイレクタをスイッ
チングコーンの周りに回転させるようにダイレクタに作
用する。図13(b)に示す誘電または静電トルクは、
通常0°または180°に近いφacの値での材料の静電
自由エネルギーを減じることを目的とする強誘電材料か
らもたらされる。誘電トルクは、強誘電トルクに反する
ように作用し、グラフに示すようにダイレクタの位置で
変化するとともに、印加電界による電圧の方形(パルス
波形)の面積に比例する。2つのトルクの効果は、選択
信号が付与されるときにダイレクタの高速スイッチング
を与えることであると考えられるが、それ以外のときに
はダイレクタの状態を変えるのに十分なスイッチングを
行わない。典型的な強誘電材料にとって、誘電トルクの
条件(ε0 EεE)は、印加電界が大きいときを除く強
誘電トルクの条件(Ps E)より小さい。したがって、
誘電トルクの条件に基づく効果が装置の速度を減じると
き、印加電界が増大するにつれてスイッチング速度が最
大値まで増大する。図13(a)および図13(b)
は、異なるスケールであり、2つのトルク条件のダイレ
クタの向きについての依存性を図示するためのグラフで
ある。
およびφs の間のダイレクタの位置に対してプロットさ
れたダイレクタに作用する強誘電トルクを示している。
強誘電トルクは、グラフに示すようにコーンの周囲のダ
イレクタの位置に依存しており、また、特定のダイレク
タの向きについての印加電界の大きさおよび方向に線形
的に関係している。このトルクは、ダイレクタをスイッ
チングコーンの周りに回転させるようにダイレクタに作
用する。図13(b)に示す誘電または静電トルクは、
通常0°または180°に近いφacの値での材料の静電
自由エネルギーを減じることを目的とする強誘電材料か
らもたらされる。誘電トルクは、強誘電トルクに反する
ように作用し、グラフに示すようにダイレクタの位置で
変化するとともに、印加電界による電圧の方形(パルス
波形)の面積に比例する。2つのトルクの効果は、選択
信号が付与されるときにダイレクタの高速スイッチング
を与えることであると考えられるが、それ以外のときに
はダイレクタの状態を変えるのに十分なスイッチングを
行わない。典型的な強誘電材料にとって、誘電トルクの
条件(ε0 EεE)は、印加電界が大きいときを除く強
誘電トルクの条件(Ps E)より小さい。したがって、
誘電トルクの条件に基づく効果が装置の速度を減じると
き、印加電界が増大するにつれてスイッチング速度が最
大値まで増大する。図13(a)および図13(b)
は、異なるスケールであり、2つのトルク条件のダイレ
クタの向きについての依存性を図示するためのグラフで
ある。
【0055】ダイレクタに付与される合成トルクΓは、
数学的な計算によって得られる。これは、1992年に
発行されたLiquid Crystals Vol. 11 no. 3 に掲載され
ているM.J.Towler, J.C.Jones およびE.P.Raynesによる
“The effect of the biaxial permittivity tensor an
d tilted layer geometry on the switching of ferroe
lectric liquid crystals"に示されている。付与された
トルク(弾性および慣性トルクを無視する)は、次式に
よって表される。
数学的な計算によって得られる。これは、1992年に
発行されたLiquid Crystals Vol. 11 no. 3 に掲載され
ているM.J.Towler, J.C.Jones およびE.P.Raynesによる
“The effect of the biaxial permittivity tensor an
d tilted layer geometry on the switching of ferroe
lectric liquid crystals"に示されている。付与された
トルク(弾性および慣性トルクを無視する)は、次式に
よって表される。
【0056】
【数1】
【0057】上式における各符号は、以下の例で用いら
れる値とともに次のように表される。 η :液晶のスイッチング粘度(100cP) Ps :強誘電性自発分極(+5nCcm-2) φ :コーン周りのダイレクタの角度 V :印加電圧 d :装置の基板間の間隔(1.5μm) ε0 :真空の誘電率(8.886×10-12 ) θ :スメクティックC相におけるコーン角(すなわ
ち、ダイレクタとスメクティック層の法線方向との間の
角度;22.5°) δ :基板に対するスメクティック層の法線のチルト角
(0.85θ) Δε:一軸誘電異方性(−1) ∂ε:誘電二軸性(+0.4)
れる値とともに次のように表される。 η :液晶のスイッチング粘度(100cP) Ps :強誘電性自発分極(+5nCcm-2) φ :コーン周りのダイレクタの角度 V :印加電圧 d :装置の基板間の間隔(1.5μm) ε0 :真空の誘電率(8.886×10-12 ) θ :スメクティックC相におけるコーン角(すなわ
ち、ダイレクタとスメクティック層の法線方向との間の
角度;22.5°) δ :基板に対するスメクティック層の法線のチルト角
(0.85θ) Δε:一軸誘電異方性(−1) ∂ε:誘電二軸性(+0.4)
【0058】図14は、上記のパラメータ値を有する装
置のダイレクタ方向に対する合成トルクの(異なる印加
電圧についての)複数の曲線曲線を示している。10ボ
ルトに対応する曲線は、曲線のうちで最も勾配が緩やか
であるが、50°および90°の間のダイレクタの全て
の角度での正のスイッチングトルクΓに対応している。
Γの正の値でダイレクタ角φを90°に移動させる一
方、負の値でダイレクタをAC電界安定化条件φacに向
かって移動させる。20ボルトから60ボルトまでのよ
り高い範囲の電圧についての曲線は、より高い電圧の印
加がスイッチング角φの小さい値に対する負のスイッチ
ングトルクを生じさせることを示している。これは、あ
る特定の強誘電性液晶装置のτV曲線において最小値が
存在することによる。ある特定の印加電圧を越えると、
誘電トルクが強誘電トルクに対し優勢になり始め、画素
がスイッチしなくなる。
置のダイレクタ方向に対する合成トルクの(異なる印加
電圧についての)複数の曲線曲線を示している。10ボ
ルトに対応する曲線は、曲線のうちで最も勾配が緩やか
であるが、50°および90°の間のダイレクタの全て
の角度での正のスイッチングトルクΓに対応している。
Γの正の値でダイレクタ角φを90°に移動させる一
方、負の値でダイレクタをAC電界安定化条件φacに向
かって移動させる。20ボルトから60ボルトまでのよ
り高い範囲の電圧についての曲線は、より高い電圧の印
加がスイッチング角φの小さい値に対する負のスイッチ
ングトルクを生じさせることを示している。これは、あ
る特定の強誘電性液晶装置のτV曲線において最小値が
存在することによる。ある特定の印加電圧を越えると、
誘電トルクが強誘電トルクに対し優勢になり始め、画素
がスイッチしなくなる。
【0059】この場合、ダイレクタがほぼφ=60°の
角度でAC安定化されていると考えられるとき、10ボ
ルトの印加電圧が正のスイッチングトルクを与えるとと
もに、ダイレクタがφ=90°に向かって回転し始め
る。ダイレクタがほぼφ=72°の点に達するとき、2
0ボルトの電圧がより大きいトルクを与えるので、駆動
電圧を増大できることがグラフから分かる。ダイレクタ
がほぼφ=83°の点に達するとき、印加電圧が、例え
ば、グラフに示される60ボルトの最大値にまで大きく
増大しうることがグラフから分かる。一度φの値が90
°を超えると、画素が保持されるとともに、駆動電圧が
除去される。これは、スイッチング電圧がすぐに除去さ
れることから、液晶アレイ画素のためのスイッチングプ
ロセスにおける重要な部分である。
角度でAC安定化されていると考えられるとき、10ボ
ルトの印加電圧が正のスイッチングトルクを与えるとと
もに、ダイレクタがφ=90°に向かって回転し始め
る。ダイレクタがほぼφ=72°の点に達するとき、2
0ボルトの電圧がより大きいトルクを与えるので、駆動
電圧を増大できることがグラフから分かる。ダイレクタ
がほぼφ=83°の点に達するとき、印加電圧が、例え
ば、グラフに示される60ボルトの最大値にまで大きく
増大しうることがグラフから分かる。一度φの値が90
°を超えると、画素が保持されるとともに、駆動電圧が
除去される。これは、スイッチング電圧がすぐに除去さ
れることから、液晶アレイ画素のためのスイッチングプ
ロセスにおける重要な部分である。
【0060】本発明は、強誘電性LCDにとって、スイ
ッチングプロセスの間の選択信号の電圧レベルを変化さ
せることによって装置のスイッチング性能を改善するこ
と、およびそのスイッチングプロセスが隣接する行で重
複することの実現のためになされたものである。非選択
合成信号は、(i)ダイレクタを移動させるには小さ過ぎ
る電圧の印加、(ii) 負であり、かつ誤った方向にダイ
レクタを移動させる電圧の印加、または(iii)前記の式
における誘電項が強誘電項と等しいか、もしくは超える
ような大きい電圧の印加のいずれかによって、画素を初
期状態のままにしておくように構成される。これらの技
術は、任意に組み合わされて用いられる。考慮すべきこ
とは、まず、動作速度(またはL.A.T.)の減少であり、
それから、非選択合成信号の効果によって他の状態への
偽のスイッチングを確実に生じさせないようにすること
である。
ッチングプロセスの間の選択信号の電圧レベルを変化さ
せることによって装置のスイッチング性能を改善するこ
と、およびそのスイッチングプロセスが隣接する行で重
複することの実現のためになされたものである。非選択
合成信号は、(i)ダイレクタを移動させるには小さ過ぎ
る電圧の印加、(ii) 負であり、かつ誤った方向にダイ
レクタを移動させる電圧の印加、または(iii)前記の式
における誘電項が強誘電項と等しいか、もしくは超える
ような大きい電圧の印加のいずれかによって、画素を初
期状態のままにしておくように構成される。これらの技
術は、任意に組み合わされて用いられる。考慮すべきこ
とは、まず、動作速度(またはL.A.T.)の減少であり、
それから、非選択合成信号の効果によって他の状態への
偽のスイッチングを確実に生じさせないようにすること
である。
【0061】加えて、あるダイレクタ方向に対し、上記
の他の例がほぼ一定に変化する電圧波形で画素を駆動す
るために拡張されうるように、最大合成トルクΓを与え
るスイッチング電圧が存在する。上記のトルク式の差を
求めること、合成トルクをゼロに設定すること、および
第2の差が負であることをチェックすることによって、
最大トルクのための最適なスイッチング電圧を導くこと
ができる。これは、Vについての次式で与えられる。
の他の例がほぼ一定に変化する電圧波形で画素を駆動す
るために拡張されうるように、最大合成トルクΓを与え
るスイッチング電圧が存在する。上記のトルク式の差を
求めること、合成トルクをゼロに設定すること、および
第2の差が負であることをチェックすることによって、
最大トルクのための最適なスイッチング電圧を導くこと
ができる。これは、Vについての次式で与えられる。
【0062】
【数2】
【0063】なお、上式における要素は前述した通りで
ある。
ある。
【0064】また、トルク式は、強誘電性液晶装置のダ
イレクタに付与されるトルクを存在させない電圧を算出
するために用いることができる。これは、以下に詳述す
るように、他の状態に保持される画素(選択)と他の状
態に保持されない画素(非選択)との間の差異を与える
ために重要である。まず、V=0というよくある場合
と、および強誘電および誘電トルクが平衡し、かつ反対
の状態にあるときとが挙げられる。
イレクタに付与されるトルクを存在させない電圧を算出
するために用いることができる。これは、以下に詳述す
るように、他の状態に保持される画素(選択)と他の状
態に保持されない画素(非選択)との間の差異を与える
ために重要である。まず、V=0というよくある場合
と、および強誘電および誘電トルクが平衡し、かつ反対
の状態にあるときとが挙げられる。
【0065】
【数3】
【0066】上式は、最大トルクを与えるために必要な
倍の電圧を与える。
倍の電圧を与える。
【0067】図15は、最大トルクおよび2つのゼロト
ルクの場合のダイレクタ方向に対する電圧の3つの曲線
を示す。ゼロトルクの場合、誤ったスイッチングを確実
に生じさせないために選択および非選択信号の間に良好
な差異を与えることが重要である。選択および非選択信
号ならびに2つの信号間の差異を説明するために、従来
のマルチプレクスアドレス法について説明する。
ルクの場合のダイレクタ方向に対する電圧の3つの曲線
を示す。ゼロトルクの場合、誤ったスイッチングを確実
に生じさせないために選択および非選択信号の間に良好
な差異を与えることが重要である。選択および非選択信
号ならびに2つの信号間の差異を説明するために、従来
のマルチプレクスアドレス法について説明する。
【0068】図16は、ストローブ信号が行電極に連続
して付与される強誘電性液晶アレイ装置のための従来の
単一パルス反転アドレス法を示している。ストローブ信
号は、正に変化するストローブ信号STB+および負に
変化するストローブ信号STB−を含んでいる。ストロ
ーブ信号は、ゼロボルトのタイムスロットと、その後に
続くそれぞれVs ボルトの大きさの等しいタイムスロッ
トとを有している。Vd の大きさを有する2つのデータ
信号DAT1およびDAT2のうちいずれか一方は、必
要に応じて列電極に印加される。ストローブ信号が特定
の行に付与される一方、列駆動回路は、適切なデータ信
号を各列電極に与える。これらのデータ信号のうち1つ
は、STB+またはSTB−のいずれか一方と組み合わ
されるとき、画素の状態を変化させる(選択)一方、ス
トローブ信号と組み合わされた他のデータ信号は、画素
の状態を変化させない(非選択)。
して付与される強誘電性液晶アレイ装置のための従来の
単一パルス反転アドレス法を示している。ストローブ信
号は、正に変化するストローブ信号STB+および負に
変化するストローブ信号STB−を含んでいる。ストロ
ーブ信号は、ゼロボルトのタイムスロットと、その後に
続くそれぞれVs ボルトの大きさの等しいタイムスロッ
トとを有している。Vd の大きさを有する2つのデータ
信号DAT1およびDAT2のうちいずれか一方は、必
要に応じて列電極に印加される。ストローブ信号が特定
の行に付与される一方、列駆動回路は、適切なデータ信
号を各列電極に与える。これらのデータ信号のうち1つ
は、STB+またはSTB−のいずれか一方と組み合わ
されるとき、画素の状態を変化させる(選択)一方、ス
トローブ信号と組み合わされた他のデータ信号は、画素
の状態を変化させない(非選択)。
【0069】図16において、DAT1とSTB+との
組み合わせは、RES1で示され、非選択合成信号を与
える。合成信号が画素のいずれか一方側の電極に印加さ
れるので、合成信号を得るためには、ストローブ信号お
よびデータ信号を減算することが必要である。DAT2
およびSTB+の組み合わせの結果、RES2で示され
る選択合成信号が得られる。それゆえ、データ信号の変
化によって、画素は、元の状態のままに維持されるか、
または正に変化するパルスによって(この例で)特定さ
れる状態にスイッチされる。したがって、より高い電圧
信号は、非選択動作を与える。
組み合わせは、RES1で示され、非選択合成信号を与
える。合成信号が画素のいずれか一方側の電極に印加さ
れるので、合成信号を得るためには、ストローブ信号お
よびデータ信号を減算することが必要である。DAT2
およびSTB+の組み合わせの結果、RES2で示され
る選択合成信号が得られる。それゆえ、データ信号の変
化によって、画素は、元の状態のままに維持されるか、
または正に変化するパルスによって(この例で)特定さ
れる状態にスイッチされる。したがって、より高い電圧
信号は、非選択動作を与える。
【0070】ここで述べる(前述の文献参照)JOERS/Al
vey 駆動法は、τV特性において最小値を有する材料に
好適に用いられ、以下のように動作する。ストローブ電
圧は、タイムスロットにおける第1部のゼロ電圧の部分
を含み、これがデータ信号と組み合わされるとき、その
組み合わせが±Vd の前置パルスと、それに続く電圧V
s ±Vd のタイムスロットとを与える。τV最小モード
にあるFLC装置が動作することによって、(+Vd ,
Vs −Vd )の選択合成信号と、(−Vd ,Vs +Vd
)の非選択合成信号とが得られる。前置パルスVd
は、DC安定化された状態φ=0°またはその極性に依
存するφ=90°のいずれかに向かって、ダイレクタD
のスイッチを初期状態から開始させる。第2タイムスロ
ットの間に、Vs が印加されているときもまた、ダイレ
クタは、もはやその初期位置φacにないが、選択信号の
ための位置φA (図11(b))または非選択信号のた
めのφ=0°にある。これは、スイッチングと状態の変
化および無変化のための信号との差異を改善するので、
他の状態への装置の保持がVs −Vd の印加では生じる
が、Vs +Vd の印加では生じないという結果をもたら
す。
vey 駆動法は、τV特性において最小値を有する材料に
好適に用いられ、以下のように動作する。ストローブ電
圧は、タイムスロットにおける第1部のゼロ電圧の部分
を含み、これがデータ信号と組み合わされるとき、その
組み合わせが±Vd の前置パルスと、それに続く電圧V
s ±Vd のタイムスロットとを与える。τV最小モード
にあるFLC装置が動作することによって、(+Vd ,
Vs −Vd )の選択合成信号と、(−Vd ,Vs +Vd
)の非選択合成信号とが得られる。前置パルスVd
は、DC安定化された状態φ=0°またはその極性に依
存するφ=90°のいずれかに向かって、ダイレクタD
のスイッチを初期状態から開始させる。第2タイムスロ
ットの間に、Vs が印加されているときもまた、ダイレ
クタは、もはやその初期位置φacにないが、選択信号の
ための位置φA (図11(b))または非選択信号のた
めのφ=0°にある。これは、スイッチングと状態の変
化および無変化のための信号との差異を改善するので、
他の状態への装置の保持がVs −Vd の印加では生じる
が、Vs +Vd の印加では生じないという結果をもたら
す。
【0071】画素を他の状態にスイッチするために他の
極性のストローブパルスSTB−が必要であり、このス
トローブパルスとデータ信号波形DAT1とで選択合成
信号RES3が得られ、このストローブパルスとデータ
信号波形DAT2とで非選択合成波形RES4が得られ
る。しかしながら、この駆動法は、ストローブ信号の2
つの期間をアドレスされるべき各行に付与することを必
要とする。その他、ストローブ信号より一度に5および
10行の間先行して各行に順次ブランキング信号を付与
する技術がある。ブランキング信号は、(装置の他の行
をアドレスした結果として)DAT1またはDAT2信
号波形のいずれが各画素に印加されるかに関わらず、行
における画素の全てを1つまたは他の状態にスイッチす
るために十分な大きさの電圧と時間との積を有する。し
たがって、例えば暗状態となるべき画素が、すでに暗状
態であり、そのうち明状態にスイッチされる画素のみ
が、選択合成信号を付与されることを必要とするので、
1つのストローブ信号のみを行に付与することが必要で
ある。ブランキング信号は、図25を参照して後により
詳細に説明する。
極性のストローブパルスSTB−が必要であり、このス
トローブパルスとデータ信号波形DAT1とで選択合成
信号RES3が得られ、このストローブパルスとデータ
信号波形DAT2とで非選択合成波形RES4が得られ
る。しかしながら、この駆動法は、ストローブ信号の2
つの期間をアドレスされるべき各行に付与することを必
要とする。その他、ストローブ信号より一度に5および
10行の間先行して各行に順次ブランキング信号を付与
する技術がある。ブランキング信号は、(装置の他の行
をアドレスした結果として)DAT1またはDAT2信
号波形のいずれが各画素に印加されるかに関わらず、行
における画素の全てを1つまたは他の状態にスイッチす
るために十分な大きさの電圧と時間との積を有する。し
たがって、例えば暗状態となるべき画素が、すでに暗状
態であり、そのうち明状態にスイッチされる画素のみ
が、選択合成信号を付与されることを必要とするので、
1つのストローブ信号のみを行に付与することが必要で
ある。ブランキング信号は、図25を参照して後により
詳細に説明する。
【0072】画素の状態の最も速い変化のために、反対
の状態に保持される画素のためのスイッチングプロセス
において最大トルクをもたらす合成信号および状態が変
化しないままの画素のための最も低いトルクをもたらす
合成信号を与えることが必要である。これは、連続的に
変化するデータ信号および/またはストローブ信号の組
み合わせによって得ることができる。ストローブ信号が
方形波信号となるように形成されるとともに、データ信
号が変化しうるように形成されるか、ストローブ信号が
変化しうるように形成されるとともに、データ信号が方
形波信号となるように形成されるか、または両データ信
号およびストローブ信号が連続的に変化するように形成
されるかのいずれかである。
の状態に保持される画素のためのスイッチングプロセス
において最大トルクをもたらす合成信号および状態が変
化しないままの画素のための最も低いトルクをもたらす
合成信号を与えることが必要である。これは、連続的に
変化するデータ信号および/またはストローブ信号の組
み合わせによって得ることができる。ストローブ信号が
方形波信号となるように形成されるとともに、データ信
号が変化しうるように形成されるか、ストローブ信号が
変化しうるように形成されるとともに、データ信号が方
形波信号となるように形成されるか、または両データ信
号およびストローブ信号が連続的に変化するように形成
されるかのいずれかである。
【0073】上記のスイッチングモデルを用いることに
よって、トルク対ダイレクタ方向の特性から時間の関数
としての理想的な印加電圧を算出するためのトルク式の
数的な統合を用いることが可能である。用いられるトル
ク式は、M.J.TowlerおよびJ.C.Jones によるThe Procee
dings FLC, Tokyo 1993, page 164 に開示された実験的
な融通の利く条件を含んでいる。これは、本発明に係る
装置に実際に付与される信号においていくつかの制限が
あることからわかるように、実用上の制約にも関わら
ず、最適な合成信号を計算することを可能にする。前述
のパラメータを用いて概算された1組の合成信号を図1
7に示す。曲線Aは、可能な限り最も速いスイッチング
のために画素に付与される合成信号を表している。ダイ
レクタの方向φが90°に近づくほど、静電トルクに対
するトルク特性への小さい寄与が減少していく。したが
って、印加される最適な電圧が無限大に漸近し、明らか
に、この電圧を実施例に用いることができない。しかし
ながら、数的な統合の結果は、画素の保持のための絶対
的な最短の時間が、この特定の材料のパラメータの設定
に適した13.4μsであることを示す。印加される最
大電圧に制限があることによって、実際の印加電圧信号
は、この最大値をわずかに超えるのみの保持時間を与え
るように求められる。曲線Bは、非スイッチング合成曲
線を示し、曲線Cは、最大負トルクを発生するための電
圧信号を示す。曲線BおよびCの電圧は、画素の状態を
曲線Aの印加電界がスイッチングを生じさせる状態から
変化させない。
よって、トルク対ダイレクタ方向の特性から時間の関数
としての理想的な印加電圧を算出するためのトルク式の
数的な統合を用いることが可能である。用いられるトル
ク式は、M.J.TowlerおよびJ.C.Jones によるThe Procee
dings FLC, Tokyo 1993, page 164 に開示された実験的
な融通の利く条件を含んでいる。これは、本発明に係る
装置に実際に付与される信号においていくつかの制限が
あることからわかるように、実用上の制約にも関わら
ず、最適な合成信号を計算することを可能にする。前述
のパラメータを用いて概算された1組の合成信号を図1
7に示す。曲線Aは、可能な限り最も速いスイッチング
のために画素に付与される合成信号を表している。ダイ
レクタの方向φが90°に近づくほど、静電トルクに対
するトルク特性への小さい寄与が減少していく。したが
って、印加される最適な電圧が無限大に漸近し、明らか
に、この電圧を実施例に用いることができない。しかし
ながら、数的な統合の結果は、画素の保持のための絶対
的な最短の時間が、この特定の材料のパラメータの設定
に適した13.4μsであることを示す。印加される最
大電圧に制限があることによって、実際の印加電圧信号
は、この最大値をわずかに超えるのみの保持時間を与え
るように求められる。曲線Bは、非スイッチング合成曲
線を示し、曲線Cは、最大負トルクを発生するための電
圧信号を示す。曲線BおよびCの電圧は、画素の状態を
曲線Aの印加電界がスイッチングを生じさせる状態から
変化させない。
【0074】本発明は、選択合成信号に応じて画素の保
持を完成させるためにストローブ信号の第2部または拡
張部を提供できるように、選択および非選択合成信号の
初期部によって与えられる差異を利用している。非選択
信号が付与される画素のダイレクタは、ストローブ信号
の第1部の終わりで選択信号が付与される画素のダイレ
クタに対し、異なる角度に位置している。次に、ストロ
ーブ信号における非特定部は、保持を完成させるために
選択画素に影響を及ぼすが、まだ非選択画素を保持しな
い(実際は、より高い電圧が、実際にスイッチング速度
を低下させる、より高い誘電トルクをもたらす)。した
がって、非選択合成信号はより低下し、動作領域は拡大
する。これは、図15を参照することによって理解され
る。選択合成信号の識別部が画素に付与された後、ダイ
レクタ角は80°になる。非選択合成信号の識別部が
(例えば、負の前置パルスを用いることによって)付与
された後、ダイレクタ角は70°になる。そして、スト
ローブ信号の第2部(拡張部)は、実質的に最大トルク
曲線に従うように構成される。非選択画素のためのダイ
レクタ角が異なるので、同じストローブ信号は、ゼロト
ルク曲線の上により近づくトルクをもたらす。それゆ
え、非選択画素は状態を変えない。マルチプレクス駆動
されるアレイにおいて、非特定ストローブ信号がストロ
ーブ信号の第2部に設けられるので、アレイの次の行が
アドレスされる。その結果、L.A.T.が減少し、フレーム
レートが増大するとともに、動作ウインドウ(動作領
域)が拡大する。本発明の概念は、強誘電および誘電ト
ルクの相互作用とともにストローブ信号の初期部に設け
られる差異を利用している。
持を完成させるためにストローブ信号の第2部または拡
張部を提供できるように、選択および非選択合成信号の
初期部によって与えられる差異を利用している。非選択
信号が付与される画素のダイレクタは、ストローブ信号
の第1部の終わりで選択信号が付与される画素のダイレ
クタに対し、異なる角度に位置している。次に、ストロ
ーブ信号における非特定部は、保持を完成させるために
選択画素に影響を及ぼすが、まだ非選択画素を保持しな
い(実際は、より高い電圧が、実際にスイッチング速度
を低下させる、より高い誘電トルクをもたらす)。した
がって、非選択合成信号はより低下し、動作領域は拡大
する。これは、図15を参照することによって理解され
る。選択合成信号の識別部が画素に付与された後、ダイ
レクタ角は80°になる。非選択合成信号の識別部が
(例えば、負の前置パルスを用いることによって)付与
された後、ダイレクタ角は70°になる。そして、スト
ローブ信号の第2部(拡張部)は、実質的に最大トルク
曲線に従うように構成される。非選択画素のためのダイ
レクタ角が異なるので、同じストローブ信号は、ゼロト
ルク曲線の上により近づくトルクをもたらす。それゆ
え、非選択画素は状態を変えない。マルチプレクス駆動
されるアレイにおいて、非特定ストローブ信号がストロ
ーブ信号の第2部に設けられるので、アレイの次の行が
アドレスされる。その結果、L.A.T.が減少し、フレーム
レートが増大するとともに、動作ウインドウ(動作領
域)が拡大する。本発明の概念は、強誘電および誘電ト
ルクの相互作用とともにストローブ信号の初期部に設け
られる差異を利用している。
【0075】図18は、数的な統合の計算から導かれた
時間対ダイレクタの方向のグラフを示している。図17
と比較することによって、理想的な電圧が無限大に近づ
くとき、ダイレクタの方向がすでに90°の値に非常に
近づいている。この結果、印加電圧の制限は、理論的な
最大値から非常にわずか動作速度を減じるのみである。
時間対ダイレクタの方向のグラフを示している。図17
と比較することによって、理想的な電圧が無限大に近づ
くとき、ダイレクタの方向がすでに90°の値に非常に
近づいている。この結果、印加電圧の制限は、理論的な
最大値から非常にわずか動作速度を減じるのみである。
【0076】図19は、本発明に係るストローブ信号を
示す。この信号は、時間tのゼロ電圧と、それに続く時
間tの+Vs 電圧と、さらに続く時間tの+XVs 電圧
とを含んでいる。装置のL.A.T.が2tに等しいので、ス
トローブ信号は、前述のMALVERN 2のアドレス法に共通
して、後続のL.A.T.に至る過程の半分まで拡張すること
になる。データ信号A、B、CおよびDの4つの組み合
わせは、左側の列に示し、図5について前述している。
本発明に係るストローブ信号に関連するこれらのデータ
信号の組み合わせから導かれた合成信号は、前述の同様
な方法で導かれ、右側の列に示される。合成信号Bが第
3期間tにおいて合成信号Aより低い電圧ではあるが、
MALVERN 2のアドレス法のための図5に示す合成信号B
より図16に示す最適な信号の形にかなり近づいている
ことがこの図から分かる。非選択合成信号CおよびD
は、スイッチングを与えないか、または非常に遅いスイ
ッチングを与えるために、常に十分に高い電圧に維持さ
れる。第1タイムスロットにおけるこれらの信号の負に
変化する部分は、また、状態を変化させる誤った方向に
画素のダイレクタを移動させることで差異を補助してい
る。
示す。この信号は、時間tのゼロ電圧と、それに続く時
間tの+Vs 電圧と、さらに続く時間tの+XVs 電圧
とを含んでいる。装置のL.A.T.が2tに等しいので、ス
トローブ信号は、前述のMALVERN 2のアドレス法に共通
して、後続のL.A.T.に至る過程の半分まで拡張すること
になる。データ信号A、B、CおよびDの4つの組み合
わせは、左側の列に示し、図5について前述している。
本発明に係るストローブ信号に関連するこれらのデータ
信号の組み合わせから導かれた合成信号は、前述の同様
な方法で導かれ、右側の列に示される。合成信号Bが第
3期間tにおいて合成信号Aより低い電圧ではあるが、
MALVERN 2のアドレス法のための図5に示す合成信号B
より図16に示す最適な信号の形にかなり近づいている
ことがこの図から分かる。非選択合成信号CおよびD
は、スイッチングを与えないか、または非常に遅いスイ
ッチングを与えるために、常に十分に高い電圧に維持さ
れる。第1タイムスロットにおけるこれらの信号の負に
変化する部分は、また、状態を変化させる誤った方向に
画素のダイレクタを移動させることで差異を補助してい
る。
【0077】図20は、図15に示す最大トルクおよび
最大トルク曲線に関する図19に示す合成信号A、B、
CおよびDを示している。
最大トルク曲線に関する図19に示す合成信号A、B、
CおよびDを示している。
【0078】ストローブ信号における後続部で印加され
る低下した電圧は、非選択信号が付与された画素のスイ
ッチング速度を増加させない。これは、スイッチング速
度が増加したときには動作範囲が小さくなることから有
利である。
る低下した電圧は、非選択信号が付与された画素のスイ
ッチング速度を増加させない。これは、スイッチング速
度が増加したときには動作範囲が小さくなることから有
利である。
【0079】印加電圧が、非選択データ信号を受けるア
ドレスラインの後に、その位置でダイレクタのためのゼ
ロトルク式によって与えられた電圧に近づくので、良好
な差が維持される。一方、選択データ信号は、最大トル
ク式によって与えられる最大トルクの条件に近い合成信
号を与える。これは、図15を考慮することによって、
次のように定性的に説明される。本発明のストローブ信
号において電圧がVsまたはXVs (|X|>1)であ
る2つのスロットが方向角φのほぼ等しい変化に対応す
るためには、図15の曲線はほぼリニアであると考えら
れる。AC安定化条件はφ=65°であると予想され
る。第1タイムスロットt(例えば+5V)における選
択合成信号によるダイレクタの初期の変位は、例えば7
0°へのダイレクタの移動となる。その後の2つのタイ
ムスロットにおいて、画素が反対の状態に保持される
(選択される)が、そのとき、ダイレクタは、それぞれ
のタイムスロットで70°から80°および80°から
90°になる。20Vの合成選択信号のレベルにおい
て、スイッチングの次の部分における位置が、最適値、
すなわち、ほぼφ=75°に近づくように、ストローブ
信号の第2タイムスロットの電圧レベルVs は、約25
Vに選ばれる。第3タイムスロットにおいて、画素に付
与されるデータ信号は、次のラインのためのデータ信号
であり、XVs が55Vとなるように選ばれる。合成信
号は、特定の値に制限されないので、ここではXVs +
Vd (=60V)またはXVs −Vd (=50V)のい
ずれか一方に設定される。これらの合成信号は、ほぼ同
じスイッチングトルクを与え、両スイッチングトルクは
最適値に近づく。
ドレスラインの後に、その位置でダイレクタのためのゼ
ロトルク式によって与えられた電圧に近づくので、良好
な差が維持される。一方、選択データ信号は、最大トル
ク式によって与えられる最大トルクの条件に近い合成信
号を与える。これは、図15を考慮することによって、
次のように定性的に説明される。本発明のストローブ信
号において電圧がVsまたはXVs (|X|>1)であ
る2つのスロットが方向角φのほぼ等しい変化に対応す
るためには、図15の曲線はほぼリニアであると考えら
れる。AC安定化条件はφ=65°であると予想され
る。第1タイムスロットt(例えば+5V)における選
択合成信号によるダイレクタの初期の変位は、例えば7
0°へのダイレクタの移動となる。その後の2つのタイ
ムスロットにおいて、画素が反対の状態に保持される
(選択される)が、そのとき、ダイレクタは、それぞれ
のタイムスロットで70°から80°および80°から
90°になる。20Vの合成選択信号のレベルにおい
て、スイッチングの次の部分における位置が、最適値、
すなわち、ほぼφ=75°に近づくように、ストローブ
信号の第2タイムスロットの電圧レベルVs は、約25
Vに選ばれる。第3タイムスロットにおいて、画素に付
与されるデータ信号は、次のラインのためのデータ信号
であり、XVs が55Vとなるように選ばれる。合成信
号は、特定の値に制限されないので、ここではXVs +
Vd (=60V)またはXVs −Vd (=50V)のい
ずれか一方に設定される。これらの合成信号は、ほぼ同
じスイッチングトルクを与え、両スイッチングトルクは
最適値に近づく。
【0080】ストローブ信号が第3タイムスロット(拡
張部)の間に増大することによる変化量は、Xの値を決
定する。上記の例では、Xの値は2に設定されている。
Xの値をより大きくして、図20(a)ないし(d)に
示す最適値により近づく合成信号を得ようとするとき、
実際には制約がある。通常、Xの値は、2より大きくな
らないように制限されている。このXの値でさえ、ある
液晶装置にダメージを与えるような電圧をもたらすおそ
れがある。1.5を超えないXの値は、いくつかの材料
には好適である。しかしながら、低いvmin 材料をもつ
材料は、電気的ダメージに対抗することができ、または
(全ての材料がダメージに対し敏感である)非常に低い
温度ではX=4の値をとることも可能である。
張部)の間に増大することによる変化量は、Xの値を決
定する。上記の例では、Xの値は2に設定されている。
Xの値をより大きくして、図20(a)ないし(d)に
示す最適値により近づく合成信号を得ようとするとき、
実際には制約がある。通常、Xの値は、2より大きくな
らないように制限されている。このXの値でさえ、ある
液晶装置にダメージを与えるような電圧をもたらすおそ
れがある。1.5を超えないXの値は、いくつかの材料
には好適である。しかしながら、低いvmin 材料をもつ
材料は、電気的ダメージに対抗することができ、または
(全ての材料がダメージに対し敏感である)非常に低い
温度ではX=4の値をとることも可能である。
【0081】ここで、非選択合成信号(図19における
CおよびD)について考察する。第1タイムスロットの
間の非選択合成信号は、ダイレクタを60°にまで戻る
ように変位させる。第2スロットにおいて付与される合
成信号は、ゼロトルクを与えるレベルより高いVs −V
d (=30V)である。したがって、ダイレクタは、φ
=60°から移動せず、ゼロトルクに対応する電圧降下
(=20V)より低くならない限り移動することはな
い。従来のMALVERN 2駆動法(図5)の第3タイムスロ
ットにおいて、画素パターンの合成電圧は、状態の誤っ
た変化を生じさせる20Vとなり、それによって、動作
範囲を制限するとともに、さらなるストローブの拡張を
確実に妨げる。しかしながら、本発明に係るストローブ
電圧は、第3タイムスロットにおけるゼロトルク条件を
さらに上回ってもなお増大する結果、良好な差異をもた
らす。この効果は、配向、温度および電圧変化によって
ダイレクタの位置が変化し始めるところでさえも得られ
る。ストローブ信号が適切に選択された場合、ダイレク
タの位置によってトルク式において大きな意味をもつ合
成トルクの誘電項に対して電圧が十分高いので、スイッ
チング速度が非選択合成信号に対応して増大することは
ない。
CおよびD)について考察する。第1タイムスロットの
間の非選択合成信号は、ダイレクタを60°にまで戻る
ように変位させる。第2スロットにおいて付与される合
成信号は、ゼロトルクを与えるレベルより高いVs −V
d (=30V)である。したがって、ダイレクタは、φ
=60°から移動せず、ゼロトルクに対応する電圧降下
(=20V)より低くならない限り移動することはな
い。従来のMALVERN 2駆動法(図5)の第3タイムスロ
ットにおいて、画素パターンの合成電圧は、状態の誤っ
た変化を生じさせる20Vとなり、それによって、動作
範囲を制限するとともに、さらなるストローブの拡張を
確実に妨げる。しかしながら、本発明に係るストローブ
電圧は、第3タイムスロットにおけるゼロトルク条件を
さらに上回ってもなお増大する結果、良好な差異をもた
らす。この効果は、配向、温度および電圧変化によって
ダイレクタの位置が変化し始めるところでさえも得られ
る。ストローブ信号が適切に選択された場合、ダイレク
タの位置によってトルク式において大きな意味をもつ合
成トルクの誘電項に対して電圧が十分高いので、スイッ
チング速度が非選択合成信号に対応して増大することは
ない。
【0082】図21(a)および(b)は、本発明およ
び従来のMALVERN (図5)のアドレス技術の双方のライ
ンアドレス時間(l.a.t.)を図示した曲線を示す。図2
1(a)は、本発明において画素パターンに依存する差
異が大きく増大する変化を示し、図21(b)は、スト
ローブ信号の第2(後続)部の電圧レベルを変更したと
きの効果を示す。
び従来のMALVERN (図5)のアドレス技術の双方のライ
ンアドレス時間(l.a.t.)を図示した曲線を示す。図2
1(a)は、本発明において画素パターンに依存する差
異が大きく増大する変化を示し、図21(b)は、スト
ローブ信号の第2(後続)部の電圧レベルを変更したと
きの効果を示す。
【0083】図21(a)において、従来技術に対応す
る曲線は破線にて示され、本発明の実施例の極性は実線
で示される。MALVERN 2のストローブ信号は、3タイム
スロットにそれぞれ対応する0,+Vs ,+Vs からな
り、本発明の実施例のストローブ信号は、3タイムスロ
ットにそれぞれ対応する0,+Vs ,+3Vs からな
る。選択データ信号が採り得る2組の電圧は、■によっ
て示される曲線に対応する−Vd ,+Vd ,−Vd 、お
よび●によって示された曲線に対応する−Vd ,+Vd
,+Vd である。非選択データ信号が採り得る2組の
電圧は、□によって示される曲線に対応する+Vd ,−
Vd ,+Vd 、および○によって示された曲線に対応す
る+Vd ,−Vd ,−Vd である。選択合成曲線は、低
電圧での高速保持を示すグラフの下側に向かって集まっ
ている。しかしながら、従来のアドレス技術の非選択合
成曲線は、選択合成曲線とあまり差がなく、わずかに高
いだけである。それとは対照的に、本発明の実施例に係
る非選択曲線は、選択合成曲線と大きな差をもって離れ
ている。例えば、40Vのストローブ信号電圧で、20
0μsのラインアドレス時間は、望ましくない保持を生
じさせるために必要である。MALVERN 2駆動法において
は、40Vのストローブ信号電圧の場合、同図ではかろ
うじて100μsのラインアドレス時間となっている。
る曲線は破線にて示され、本発明の実施例の極性は実線
で示される。MALVERN 2のストローブ信号は、3タイム
スロットにそれぞれ対応する0,+Vs ,+Vs からな
り、本発明の実施例のストローブ信号は、3タイムスロ
ットにそれぞれ対応する0,+Vs ,+3Vs からな
る。選択データ信号が採り得る2組の電圧は、■によっ
て示される曲線に対応する−Vd ,+Vd ,−Vd 、お
よび●によって示された曲線に対応する−Vd ,+Vd
,+Vd である。非選択データ信号が採り得る2組の
電圧は、□によって示される曲線に対応する+Vd ,−
Vd ,+Vd 、および○によって示された曲線に対応す
る+Vd ,−Vd ,−Vd である。選択合成曲線は、低
電圧での高速保持を示すグラフの下側に向かって集まっ
ている。しかしながら、従来のアドレス技術の非選択合
成曲線は、選択合成曲線とあまり差がなく、わずかに高
いだけである。それとは対照的に、本発明の実施例に係
る非選択曲線は、選択合成曲線と大きな差をもって離れ
ている。例えば、40Vのストローブ信号電圧で、20
0μsのラインアドレス時間は、望ましくない保持を生
じさせるために必要である。MALVERN 2駆動法において
は、40Vのストローブ信号電圧の場合、同図ではかろ
うじて100μsのラインアドレス時間となっている。
【0084】図21(b)は、ストローブ信号の拡張期
間で印加電圧を増加させることの利点を示している。同
図において、点線は、0,+Vs ,+Vs の電圧を有す
るストローブ信号に対応する選択(下側)および非選択
(上側)合成信号、すなわち、MALVERN 2駆動法の合成
信号を示している。やや短い破線は、0,+Vs ,+
1.5Vs の電圧を有するストローブ信号に対応し、改
善された差異を表す選択(上側)および非選択(下側)
合成信号を示している。最も長い破線は、0,+Vs ,
+3Vs の電圧を有するストローブ信号に対応し、図2
1(a)に示す合成信号に対応する選択(上側)および
非選択(下側)合成信号を示している。実線は、0,+
Vs ,+4.5Vs の電圧を有するストローブ信号に対
応し、ストローブ電圧が20Vにまで低下しても、実に
良好な差異を示す選択(上側)および非選択(下側)合
成信号を示している。
間で印加電圧を増加させることの利点を示している。同
図において、点線は、0,+Vs ,+Vs の電圧を有す
るストローブ信号に対応する選択(下側)および非選択
(上側)合成信号、すなわち、MALVERN 2駆動法の合成
信号を示している。やや短い破線は、0,+Vs ,+
1.5Vs の電圧を有するストローブ信号に対応し、改
善された差異を表す選択(上側)および非選択(下側)
合成信号を示している。最も長い破線は、0,+Vs ,
+3Vs の電圧を有するストローブ信号に対応し、図2
1(a)に示す合成信号に対応する選択(上側)および
非選択(下側)合成信号を示している。実線は、0,+
Vs ,+4.5Vs の電圧を有するストローブ信号に対
応し、ストローブ電圧が20Vにまで低下しても、実に
良好な差異を示す選択(上側)および非選択(下側)合
成信号を示している。
【0085】図22(a)および(b)は、従来技術の
ストローブ信号およびデータ信号ならびに本発明に係る
ストローブ信号およびデータ信号の他の例を示してい
る。同図において、左側から右側側にかけて8つのタイ
ムスロットが示されている。ラインアドレス時間(L.A.
T.)は、2つのタイムスロットに対応している。Aは非
選択データ信号を示し、Bは選択データ信号を示してい
る。これらは、従来のJOERS/Alvey アドレス法に用いら
れるデータ信号と同じものである。本発明のストローブ
信号は、そのようなデータ信号とともに用いられるが、
他のデータ信号とともに用いられてもよい。Cは、参考
として、JOERS/Alvey アドレス法のストローブ信号を示
している。Dも、参考として、MALVERN 2アドレス法の
ストローブ信号を示している。
ストローブ信号およびデータ信号ならびに本発明に係る
ストローブ信号およびデータ信号の他の例を示してい
る。同図において、左側から右側側にかけて8つのタイ
ムスロットが示されている。ラインアドレス時間(L.A.
T.)は、2つのタイムスロットに対応している。Aは非
選択データ信号を示し、Bは選択データ信号を示してい
る。これらは、従来のJOERS/Alvey アドレス法に用いら
れるデータ信号と同じものである。本発明のストローブ
信号は、そのようなデータ信号とともに用いられるが、
他のデータ信号とともに用いられてもよい。Cは、参考
として、JOERS/Alvey アドレス法のストローブ信号を示
している。Dも、参考として、MALVERN 2アドレス法の
ストローブ信号を示している。
【0086】EないしWは、本発明に係る典型的なスト
ローブ信号を示している。
ローブ信号を示している。
【0087】ストローブ信号Eは、第1タイムスロット
におけるゼロボルトの部分、第2タイムスロットにおけ
るVs の電圧の部分および第3タイムスロットにおける
XVs の電圧の部分を含んでいる。このストローブ信号
Eは、第3タイムスロットの後にゼロボルトに戻る。ま
た、このストローブ信号Eは、図20に示すストローブ
信号に対応し、Xの値は、良好な差異に応じた高速動作
を得るために変更される。Xの値としては、通常2が用
いられる。データ信号AおよびBは、第1および第2タ
イムスロットにおいてのみアドレスされる画素に関連す
る。したがって、ストローブ信号Eの第3タイムスロッ
トの部分は、その信号の第2部(すなわち拡張部)を含
んでいる。その信号は、第4タイムスロットにおけるX
Vs または2XVs の電圧を与えることによってさらに
拡張される。マトリクスアドレス型アレイ装置におい
て、後続の行は、第3タイムスロットの開始からアドレ
スされていく。
におけるゼロボルトの部分、第2タイムスロットにおけ
るVs の電圧の部分および第3タイムスロットにおける
XVs の電圧の部分を含んでいる。このストローブ信号
Eは、第3タイムスロットの後にゼロボルトに戻る。ま
た、このストローブ信号Eは、図20に示すストローブ
信号に対応し、Xの値は、良好な差異に応じた高速動作
を得るために変更される。Xの値としては、通常2が用
いられる。データ信号AおよびBは、第1および第2タ
イムスロットにおいてのみアドレスされる画素に関連す
る。したがって、ストローブ信号Eの第3タイムスロッ
トの部分は、その信号の第2部(すなわち拡張部)を含
んでいる。その信号は、第4タイムスロットにおけるX
Vs または2XVs の電圧を与えることによってさらに
拡張される。マトリクスアドレス型アレイ装置におい
て、後続の行は、第3タイムスロットの開始からアドレ
スされていく。
【0088】ストローブ信号Fは、ストローブ信号Eよ
り長いが、ストローブ信号Eにおける第1ないし第3タ
イムスロットの波形と同じ波形を含んでいる。しかしな
がら、ストローブ信号Fは、第4タイムスロットにおい
てX1 Vs の値にまでさらに増大し、かつ第5タイムス
ロットにおいてX2 Vs の値にまでさらに増大する。こ
のストローブ信号Fは、さらに第5タイムスロットの終
わりでゼロに戻る。このようなストローブ信号Fは、低
温での使用に特に適している。
り長いが、ストローブ信号Eにおける第1ないし第3タ
イムスロットの波形と同じ波形を含んでいる。しかしな
がら、ストローブ信号Fは、第4タイムスロットにおい
てX1 Vs の値にまでさらに増大し、かつ第5タイムス
ロットにおいてX2 Vs の値にまでさらに増大する。こ
のストローブ信号Fは、さらに第5タイムスロットの終
わりでゼロに戻る。このようなストローブ信号Fは、低
温での使用に特に適している。
【0089】MALVERN 方式にしたがって、ストローブ信
号を(電圧を増大させることなく)、例えば、第3アド
レスラインまで拡張させると、例えば、わずかの差異が
得られるか、または差異が得られない(図6(a)およ
び(b)参照)。本発明は、ストローブ信号Fのような
ストローブ信号を用いることを明確に意図している場
合、ストローブ信号がラインを超えて十分拡張されると
きでさえ、ある程度の差異を保持するために特に有用で
ある。
号を(電圧を増大させることなく)、例えば、第3アド
レスラインまで拡張させると、例えば、わずかの差異が
得られるか、または差異が得られない(図6(a)およ
び(b)参照)。本発明は、ストローブ信号Fのような
ストローブ信号を用いることを明確に意図している場
合、ストローブ信号がラインを超えて十分拡張されると
きでさえ、ある程度の差異を保持するために特に有用で
ある。
【0090】ストローブ信号Gは、第1ないし第3タイ
ムスロットにおいて、MALVERN 2のストローブ信号と同
じ波形を有している。ストローブ電圧は、第4タイムス
ロットにおいて、XVs に増大し、第4タイムスロット
が終わるとゼロボルトに戻る。このストローブ信号G
は、ストローブ波形の増大する電圧部がデータ信号の識
別部がなくなるとすぐに発生することを必要としない。
ムスロットにおいて、MALVERN 2のストローブ信号と同
じ波形を有している。ストローブ電圧は、第4タイムス
ロットにおいて、XVs に増大し、第4タイムスロット
が終わるとゼロボルトに戻る。このストローブ信号G
は、ストローブ波形の増大する電圧部がデータ信号の識
別部がなくなるとすぐに発生することを必要としない。
【0091】ストローブ信号Hは、ストローブ信号Eに
おける第1ないし第3タイムスロットの波形と等しい波
形を有している。このストローブ信号Hは、第4および
第5タイムスロットにおいてVs に低下する。また、こ
のストローブ信号は、液晶装置の光学的コントラストお
よび輝度のための温度補償および最適化に用いられる。
温度補償については、さらに後述する。
おける第1ないし第3タイムスロットの波形と等しい波
形を有している。このストローブ信号Hは、第4および
第5タイムスロットにおいてVs に低下する。また、こ
のストローブ信号は、液晶装置の光学的コントラストお
よび輝度のための温度補償および最適化に用いられる。
温度補償については、さらに後述する。
【0092】ストローブ信号Jは、第1タイムスロット
がゼロボルトであり、第2ないし第5タイムスロットが
Vs の電圧を有している。このストローブ信号Jは、第
6ないし第8タイムスロットでXVs の電圧を有してい
る。また、このストローブ信号Jは、合成信号(この例
における第1および第2タイムスロット)の識別部がス
トローブ信号の小さい部分であるような、非常に高速で
アドレスされる強誘電性液晶装置に特に適用できる。こ
れは、ストローブ信号Fと同様に、低温での使用に特に
適している。
がゼロボルトであり、第2ないし第5タイムスロットが
Vs の電圧を有している。このストローブ信号Jは、第
6ないし第8タイムスロットでXVs の電圧を有してい
る。また、このストローブ信号Jは、合成信号(この例
における第1および第2タイムスロット)の識別部がス
トローブ信号の小さい部分であるような、非常に高速で
アドレスされる強誘電性液晶装置に特に適用できる。こ
れは、ストローブ信号Fと同様に、低温での使用に特に
適している。
【0093】ストローブ信号Kは、ほぼ連続的に変化す
る電圧部分を含んでいる。すなわち、ストローブ信号K
では、タイムスロット別にそれぞれ異なる電圧を印加す
ることが強制されないということである。そのような信
号を出力する装置については、図26について後述す
る。このストローブ信号Kは、第1タイムスロットにお
いてゼロボルトであり、第2タイムスロットにおいてV
s の電圧を有する。電圧は、第3および第4スロットタ
イムにおいてXVs の電圧にまで徐々に増大し、第5タ
イムスロットにおいてその終わりにゼロボルトに戻るま
でXVs の電圧を維持する。図20を考慮すれば、スト
ローブ信号Kが最小および最大トルク曲線により近づく
ことができ、スイッチング性能および差異が改善される
ことが分かる。
る電圧部分を含んでいる。すなわち、ストローブ信号K
では、タイムスロット別にそれぞれ異なる電圧を印加す
ることが強制されないということである。そのような信
号を出力する装置については、図26について後述す
る。このストローブ信号Kは、第1タイムスロットにお
いてゼロボルトであり、第2タイムスロットにおいてV
s の電圧を有する。電圧は、第3および第4スロットタ
イムにおいてXVs の電圧にまで徐々に増大し、第5タ
イムスロットにおいてその終わりにゼロボルトに戻るま
でXVs の電圧を維持する。図20を考慮すれば、スト
ローブ信号Kが最小および最大トルク曲線により近づく
ことができ、スイッチング性能および差異が改善される
ことが分かる。
【0094】ストローブ信号のほぼ連続して変化する電
圧部分が、第2部または拡張部と同様に(またはその代
わりとして)、ストローブ信号の第1部において付与さ
れる。ストローブ信号Lは、そのようなストローブ信号
である。第1タイムスロットにおいて、電圧はゼロから
xVs (xは1より小さい)の値にまでほぼ幾何級数的
に増大する。第2タイムスロットにおいて、ストローブ
電圧は、Vs の値にまでほぼ直線的に増大する。第3、
第4および第5タイムスロットにおいて、ストローブ電
圧は、XVs の値にまでほぼ直線的に増大する。また、
図20を参照することによって、良好な状態変化性能お
よび差異の改善を与えるために、このストローブ信号L
が、ほぼ最小および最大トルク曲線により近づけること
が分かる。
圧部分が、第2部または拡張部と同様に(またはその代
わりとして)、ストローブ信号の第1部において付与さ
れる。ストローブ信号Lは、そのようなストローブ信号
である。第1タイムスロットにおいて、電圧はゼロから
xVs (xは1より小さい)の値にまでほぼ幾何級数的
に増大する。第2タイムスロットにおいて、ストローブ
電圧は、Vs の値にまでほぼ直線的に増大する。第3、
第4および第5タイムスロットにおいて、ストローブ電
圧は、XVs の値にまでほぼ直線的に増大する。また、
図20を参照することによって、良好な状態変化性能お
よび差異の改善を与えるために、このストローブ信号L
が、ほぼ最小および最大トルク曲線により近づけること
が分かる。
【0095】ストローブ信号Mは、第1タイムスロット
におけるゼロボルト部を有しない他のストローブ信号で
ある。いる。第1および第2タイムスロットにおいて、
電圧はVs であり、第3タイムスロットにおいて、第3
タイムスロットの終わりにゼロボルトに戻る前までXV
s である。
におけるゼロボルト部を有しない他のストローブ信号で
ある。いる。第1および第2タイムスロットにおいて、
電圧はVs であり、第3タイムスロットにおいて、第3
タイムスロットの終わりにゼロボルトに戻る前までXV
s である。
【0096】ストローブ信号Nは、低いストローブ電圧
が第1タイムスロットにおいて存在するとともに、波形
の残余の部分が、例えばストローブ信号Fのような他の
ストローブ信号に類似しているストローブ信号を示して
いる。このストローブ信号Nと非選択のデータ信号Aと
の組み合わせは、実質的にゼロボルト合成信号(および
ゼロスイッチングトルク)をもたらす。このタイムロッ
トにおいて印加される非ゼロストローブ電圧は、用いら
れるべきデータ電圧をより小さい値にすることを、(そ
の結果もたらされる電力消費についての利益を伴って)
可能にする。
が第1タイムスロットにおいて存在するとともに、波形
の残余の部分が、例えばストローブ信号Fのような他の
ストローブ信号に類似しているストローブ信号を示して
いる。このストローブ信号Nと非選択のデータ信号Aと
の組み合わせは、実質的にゼロボルト合成信号(および
ゼロスイッチングトルク)をもたらす。このタイムロッ
トにおいて印加される非ゼロストローブ電圧は、用いら
れるべきデータ電圧をより小さい値にすることを、(そ
の結果もたらされる電力消費についての利益を伴って)
可能にする。
【0097】ストローブ信号Pは、液晶アレイの熱効果
を補償するために変更されている。温度補償は、第4タ
イムスロットにおけるストローブ信号の持続時間を変え
ることによって行われる。同図において、ストローブ信
号は、第4タイムスロットのほぼ半ばでゼロボルトに戻
る。温度補償は、ゼロボルトに戻ることを早めるかまた
は遅らせることによって行われる。温度補償について
は、ストローブ信号Qに関してより詳細に説明する。
を補償するために変更されている。温度補償は、第4タ
イムスロットにおけるストローブ信号の持続時間を変え
ることによって行われる。同図において、ストローブ信
号は、第4タイムスロットのほぼ半ばでゼロボルトに戻
る。温度補償は、ゼロボルトに戻ることを早めるかまた
は遅らせることによって行われる。温度補償について
は、ストローブ信号Qに関してより詳細に説明する。
【0098】ストローブ信号Qは、液晶アレイの熱効果
を補償するために変更されたストローブ信号を示す。温
度計測技術は、大型液晶アレイにおける温度変化の詳細
を求めるための技術として知られている。温度補償は、
RAMにおける他の信号に対応するデータを設けるとと
もに、適切に変更されたデータ信号を出力するためにR
AMのアドレスを変えることによって容易に実行するこ
とができる。さらに詳しくは、特に、国際特許出願公開
公報WO95/24715号、英国特許出願公開公報G
B2207272号および米国特許第4923285号
に開示されている。
を補償するために変更されたストローブ信号を示す。温
度計測技術は、大型液晶アレイにおける温度変化の詳細
を求めるための技術として知られている。温度補償は、
RAMにおける他の信号に対応するデータを設けるとと
もに、適切に変更されたデータ信号を出力するためにR
AMのアドレスを変えることによって容易に実行するこ
とができる。さらに詳しくは、特に、国際特許出願公開
公報WO95/24715号、英国特許出願公開公報G
B2207272号および米国特許第4923285号
に開示されている。
【0099】これらの先行技術に教示されている温度補
償技術は、本発明に係るストローブ信号に適用される。
ストローブ信号Qは、ストローブ信号Hにおける第1な
いし第3タイムスロットの波形と同じ波形を有してい
る。このストローブ電圧は、第4タイムスロットにおい
て(XVs の値を維持することができるが)Vs の値に
戻る。また、ストローブ信号Qは、第4タイムスロット
におけるどの時点でもゼロボルトに戻るようになってい
る。前述のように、強誘電性液晶装置の動作曲線は、使
用時において移動する。これは、幾つかの方法でストロ
ーブ信号を変化させることによって補償される。ストロ
ーブ信号PおよびQにおいて、第2部(すなわち拡張
部)の持続時間は、使用時に温度が上昇するにつれて短
縮される。また、上記の第2部は、液晶アレイ装置の温
度が低下したときに延長される。本液晶装置は、温度変
化を検出するために温度センサ(図示せず)を備えてお
り、検出された温度変化に基づいて、第2部の持続時間
または電圧を変化するように構成されている。
償技術は、本発明に係るストローブ信号に適用される。
ストローブ信号Qは、ストローブ信号Hにおける第1な
いし第3タイムスロットの波形と同じ波形を有してい
る。このストローブ電圧は、第4タイムスロットにおい
て(XVs の値を維持することができるが)Vs の値に
戻る。また、ストローブ信号Qは、第4タイムスロット
におけるどの時点でもゼロボルトに戻るようになってい
る。前述のように、強誘電性液晶装置の動作曲線は、使
用時において移動する。これは、幾つかの方法でストロ
ーブ信号を変化させることによって補償される。ストロ
ーブ信号PおよびQにおいて、第2部(すなわち拡張
部)の持続時間は、使用時に温度が上昇するにつれて短
縮される。また、上記の第2部は、液晶アレイ装置の温
度が低下したときに延長される。本液晶装置は、温度変
化を検出するために温度センサ(図示せず)を備えてお
り、検出された温度変化に基づいて、第2部の持続時間
または電圧を変化するように構成されている。
【0100】ストローブ信号Rは、他の温度補償された
ストローブ信号を示している。ストローブ信号Pのスト
ローブ信号に対し、このストローブ信号Rは、第4タイ
ムスロットの最後でゼロボルトに戻る。しかしながら、
第4タイムスロットの間の電圧xVs は、温度補償を行
うために変更される。ある状況下では、電圧を変更する
ことより、むしろ、最終タイムスロットにおけるストロ
ーブ信号の持続時間を変更すること好ましい。
ストローブ信号を示している。ストローブ信号Pのスト
ローブ信号に対し、このストローブ信号Rは、第4タイ
ムスロットの最後でゼロボルトに戻る。しかしながら、
第4タイムスロットの間の電圧xVs は、温度補償を行
うために変更される。ある状況下では、電圧を変更する
ことより、むしろ、最終タイムスロットにおけるストロ
ーブ信号の持続時間を変更すること好ましい。
【0101】ストローブ信号Sは、拡張部における低電
圧部が拡張部における高電圧部(この場合、第4タイム
スロット)の前の第3タイムスロットで温度補償を行
う。
圧部が拡張部における高電圧部(この場合、第4タイム
スロット)の前の第3タイムスロットで温度補償を行
う。
【0102】ストローブ信号Tは、反転部、すなわち、
前の正電圧のタイムスロットに続く負電圧の部分を有し
ている。このストローブ波形は、第1ないし第3タイム
スロットのためのストローブ信号Eと同様の波形を含
み、その後に−Vs の電圧の第4タイムスロットが続
く。反転部は、非選択合成信号に応じて部分的に回転す
るダイレクタが極力速く無表示の状態に戻ることを確実
にする。反転部の大きさおよび持続時間は、選択合成信
号に応じて保持される画素が確実に非保持状態とならな
いように選択されなければならない。
前の正電圧のタイムスロットに続く負電圧の部分を有し
ている。このストローブ波形は、第1ないし第3タイム
スロットのためのストローブ信号Eと同様の波形を含
み、その後に−Vs の電圧の第4タイムスロットが続
く。反転部は、非選択合成信号に応じて部分的に回転す
るダイレクタが極力速く無表示の状態に戻ることを確実
にする。反転部の大きさおよび持続時間は、選択合成信
号に応じて保持される画素が確実に非保持状態とならな
いように選択されなければならない。
【0103】ストローブ信号Vは、反転部を有するスト
ローブ波形のさらに他の例を示している。このストロー
ブ信号Vは、ストローブ信号Tにおける第1ないし第3
タイムスロットの波形と同じ波形を含むが、第4タイム
スロットにおける−XVs のストローブ電圧を含んでい
る。
ローブ波形のさらに他の例を示している。このストロー
ブ信号Vは、ストローブ信号Tにおける第1ないし第3
タイムスロットの波形と同じ波形を含むが、第4タイム
スロットにおける−XVs のストローブ電圧を含んでい
る。
【0104】ストローブ信号Wは、ストローブ信号Dの
第1ないし第3タイムスロットと同様の波形を同タイム
スロットに有し、その後に続く−Vs の電圧の第4タイ
ムスロットおよび−XVs の第5タイムスロットを有し
ている。したがって、この波形は、ストローブ信号Wの
反転部において前述の本発明の原理を利用している。
第1ないし第3タイムスロットと同様の波形を同タイム
スロットに有し、その後に続く−Vs の電圧の第4タイ
ムスロットおよび−XVs の第5タイムスロットを有し
ている。したがって、この波形は、ストローブ信号Wの
反転部において前述の本発明の原理を利用している。
【0105】反転部は、次のように発生し得るコントラ
ストの低下を防止することを目的としている。非選択の
場合においては、画素に過渡現象が生じることによっ
て、画素の部分が実際に状態を変化する。反転部は、画
素のそのような部分を黒に戻すことを目的としている。
また、反転部は、選択合成信号が付与されるこれらの画
素の保持を解除しないように構成されなければならな
い。
ストの低下を防止することを目的としている。非選択の
場合においては、画素に過渡現象が生じることによっ
て、画素の部分が実際に状態を変化する。反転部は、画
素のそのような部分を黒に戻すことを目的としている。
また、反転部は、選択合成信号が付与されるこれらの画
素の保持を解除しないように構成されなければならな
い。
【0106】図23は、本発明に係るストローブ信号の
他のいくつかの例を示す。この場合、ストローブ信号
は、図22(a)の異なるデータ信号AおよびBととも
に付与される。非選択データ信号A1 は、第1および第
2タイムスロットのための図22(a)のデータ信号A
と等しい。同様に、選択データ信号B1 も、図22
(a)に示す第1および第2タイムスロットのデータ信
号Bと等しい。しかしながら、図23示すデータ信号A
1 およびB1 は、ゼロボルトに戻る第3タイムスロット
をさらに含んでいる。3つのタイムスロットからなるデ
ータ信号A1 およびB1 の場合、図22(a)のデータ
信号AおよびBと同様、2つのタイムスロットの持続時
間のみで識別される。図23に示す2つのデータ信号A
1 およびB1 は、第3タイムスロットにおいて同じであ
るので、この期間ではこれらを識別することはできな
い。
他のいくつかの例を示す。この場合、ストローブ信号
は、図22(a)の異なるデータ信号AおよびBととも
に付与される。非選択データ信号A1 は、第1および第
2タイムスロットのための図22(a)のデータ信号A
と等しい。同様に、選択データ信号B1 も、図22
(a)に示す第1および第2タイムスロットのデータ信
号Bと等しい。しかしながら、図23示すデータ信号A
1 およびB1 は、ゼロボルトに戻る第3タイムスロット
をさらに含んでいる。3つのタイムスロットからなるデ
ータ信号A1 およびB1 の場合、図22(a)のデータ
信号AおよびBと同様、2つのタイムスロットの持続時
間のみで識別される。図23に示す2つのデータ信号A
1 およびB1 は、第3タイムスロットにおいて同じであ
るので、この期間ではこれらを識別することはできな
い。
【0107】ストローブ信号C1 は、第1タイムスロッ
トにおいてゼロボルトであり、第2および第3タイムス
ロットの間に+Vs であり、第3タイムスロットの終わ
りにゼロボルトに戻る従来技術のストローブ信号であ
る。したがって、このストローブ信号C1 は、データ信
号のL.A.T.の間にのみ付与される。
トにおいてゼロボルトであり、第2および第3タイムス
ロットの間に+Vs であり、第3タイムスロットの終わ
りにゼロボルトに戻る従来技術のストローブ信号であ
る。したがって、このストローブ信号C1 は、データ信
号のL.A.T.の間にのみ付与される。
【0108】ストローブ信号D1 は、これらのデータ信
号に付与される従来のMALVERN のストローブ信号であ
る。ストローブ信号C1 に対し、このストローブ信号D
1 は、Vs の電圧のさらに1つのタイムスロット(第4
タイムスロット)を余分に有している。
号に付与される従来のMALVERN のストローブ信号であ
る。ストローブ信号C1 に対し、このストローブ信号D
1 は、Vs の電圧のさらに1つのタイムスロット(第4
タイムスロット)を余分に有している。
【0109】ストローブ信号E1 ないしN1 は、本発明
に係るストローブ信号を示している。
に係るストローブ信号を示している。
【0110】ストローブ信号E1 は、図22(a)に示
すストローブ信号Eと同じであり、第3タイムスロット
の間に+XVs にまで増大した後、ゼロボルトに戻る。
このストローブ信号は、1つのL.A.T.を超えて拡張され
ないが、第3タイムスロットにおける大電圧部がデータ
信号A1 およびB1 の識別部の後に設けられるので、本
発明に係るストローブ信号に含まれる。
すストローブ信号Eと同じであり、第3タイムスロット
の間に+XVs にまで増大した後、ゼロボルトに戻る。
このストローブ信号は、1つのL.A.T.を超えて拡張され
ないが、第3タイムスロットにおける大電圧部がデータ
信号A1 およびB1 の識別部の後に設けられるので、本
発明に係るストローブ信号に含まれる。
【0111】ストローブ信号F1 は、図22(a)に示
すストローブ信号Fと同じである。データ信号A1 およ
びB1 と関連するこのストローブ信号F1 の機能は、ス
トローブ信号Fについて説明した機能と類似している。
すストローブ信号Fと同じである。データ信号A1 およ
びB1 と関連するこのストローブ信号F1 の機能は、ス
トローブ信号Fについて説明した機能と類似している。
【0112】ストローブ信号G1 は、図22(a)に示
すストローブ信号Gと同じである。この場合、データ信
号A1 およびB1 が3タイムスロットの長さであるの
で、ストローブ信号G1 の大電圧部は、後続するL.A.T.
の間にある第4タイムスロットにおいて設けられる。
すストローブ信号Gと同じである。この場合、データ信
号A1 およびB1 が3タイムスロットの長さであるの
で、ストローブ信号G1 の大電圧部は、後続するL.A.T.
の間にある第4タイムスロットにおいて設けられる。
【0113】ストローブ信号H1 は、図22(a)に示
すストローブ信号Jと同じである。また、このストロー
ブ信号H1 の大電圧部は、対応するデータ信号A1 およ
びB1 の識別部の直後には設けられない。
すストローブ信号Jと同じである。また、このストロー
ブ信号H1 の大電圧部は、対応するデータ信号A1 およ
びB1 の識別部の直後には設けられない。
【0114】ストローブ信号J1 は、図22(a)に示
すストローブ信号Kと同じである。このストローブ信号
信号J1 は、データ信号A1 およびB1 (すなわち、第
3タイムスロットの間)の識別部の終わりに続いて+V
s から増大するが、第4タイムスロットの間に増大し続
け、第5タイムスロットの間に最も高い値を維持した
後、ゼロボルトに戻る。したがって、このストローブ信
号J1 は、L.A.T.とそれに続くL.A.T.の間で増大し続け
る。
すストローブ信号Kと同じである。このストローブ信号
信号J1 は、データ信号A1 およびB1 (すなわち、第
3タイムスロットの間)の識別部の終わりに続いて+V
s から増大するが、第4タイムスロットの間に増大し続
け、第5タイムスロットの間に最も高い値を維持した
後、ゼロボルトに戻る。したがって、このストローブ信
号J1 は、L.A.T.とそれに続くL.A.T.の間で増大し続け
る。
【0115】ストローブ信号K1 は、図22(a)に示
すストローブ信号Lと同じである。このストローブ信号
K1 は、第1タイムスロットの間に連続して変化する部
分と、ストローブ信号K1 の持続時間のうち同様に連続
して変化し続ける4つのタイムスロットの部分とを含ん
でいる。
すストローブ信号Lと同じである。このストローブ信号
K1 は、第1タイムスロットの間に連続して変化する部
分と、ストローブ信号K1 の持続時間のうち同様に連続
して変化し続ける4つのタイムスロットの部分とを含ん
でいる。
【0116】ストローブ信号L1 は、図22(b)に示
すストローブ信号Nと同じである。このストローブ信号
L1 は、第1タイムスロットの間に非ゼロ電圧を有す
る。そのストローブ信号L1 は1つのL.A.T.を超えて拡
張されないが、ストローブ信号L1 の最も高い電圧の部
分がデータ信号A1 およびB1 の識別部の後の第3タイ
ムスロットの間に発生する。
すストローブ信号Nと同じである。このストローブ信号
L1 は、第1タイムスロットの間に非ゼロ電圧を有す
る。そのストローブ信号L1 は1つのL.A.T.を超えて拡
張されないが、ストローブ信号L1 の最も高い電圧の部
分がデータ信号A1 およびB1 の識別部の後の第3タイ
ムスロットの間に発生する。
【0117】ストローブ信号M1 およびN1 は、図22
(b)に示すストローブ信号Vと等しく、これらは反転
部を有している。これらのストローブ信号M1 およびN
1 の効果は前述の通りである。
(b)に示すストローブ信号Vと等しく、これらは反転
部を有している。これらのストローブ信号M1 およびN
1 の効果は前述の通りである。
【0118】3スロット(1,1,0)のデータ信号A
1 およびB1 とともに付与される、本発明に係るストロ
ーブ信号の例をすでに述べたが、これらは、限定的に解
釈されるべきではない。他のストローブ信号、例えば、
温度補償効果を有するストローブ信号は、(1,1,
0)のデータ信号A1 およびB1 と同時に付与される。
1 およびB1 とともに付与される、本発明に係るストロ
ーブ信号の例をすでに述べたが、これらは、限定的に解
釈されるべきではない。他のストローブ信号、例えば、
温度補償効果を有するストローブ信号は、(1,1,
0)のデータ信号A1 およびB1 と同時に付与される。
【0119】図24は、本発明に係るストローブ信号の
さらに他の例を示している。この場合、ストローブ信号
は、いわゆる(2,1,1)データ信号A2 およびB2
とともに付与される。データ信号A2 は、電圧+2Vd
の第1タイムスロットと、それに続く−Vd の電圧の2
つのタイムスロットとを含んでいる。データ信号B
2は、−Vd の電圧の第1タイムスロットと、それに続
く+Vd の電圧の2つのタイムスロットとを含んでい
る。ストローブ信号C2 ないしH2 は、これらのデータ
信号とともに用いられるストローブ信号の好適な例を示
している。
さらに他の例を示している。この場合、ストローブ信号
は、いわゆる(2,1,1)データ信号A2 およびB2
とともに付与される。データ信号A2 は、電圧+2Vd
の第1タイムスロットと、それに続く−Vd の電圧の2
つのタイムスロットとを含んでいる。データ信号B
2は、−Vd の電圧の第1タイムスロットと、それに続
く+Vd の電圧の2つのタイムスロットとを含んでい
る。ストローブ信号C2 ないしH2 は、これらのデータ
信号とともに用いられるストローブ信号の好適な例を示
している。
【0120】ストローブ信号C2 は、第4タイムスロッ
トの間の大電圧部を含み、その後にゼロボルトに戻る。
トの間の大電圧部を含み、その後にゼロボルトに戻る。
【0121】ストローブ信号D2 は、第2および第3タ
イムスロットの間(すなわち、データ信号の識別部の
間)に電圧が増大するが、さらに後続のL.A.T.における
第4タイムスロットの間に増大する。
イムスロットの間(すなわち、データ信号の識別部の
間)に電圧が増大するが、さらに後続のL.A.T.における
第4タイムスロットの間に増大する。
【0122】ストローブ信号E2 は、図23に示すスト
ローブ信号H1 およびJ1 と同じストローブ信号であ
り、その最大電圧部がデータ信号A2 およびB2 の識別
部の最終部分の後にある時間をおいて生じる。
ローブ信号H1 およびJ1 と同じストローブ信号であ
り、その最大電圧部がデータ信号A2 およびB2 の識別
部の最終部分の後にある時間をおいて生じる。
【0123】ストローブ信号F2 は、図22(a)に示
すストローブ信号Kと類似している。この場合、データ
信号A2 およびB2 の識別部が3つのタイムスロットに
わたるので、ストローブ信号F2 が第3タイムスロット
の最終部から増大し始める。
すストローブ信号Kと類似している。この場合、データ
信号A2 およびB2 の識別部が3つのタイムスロットに
わたるので、ストローブ信号F2 が第3タイムスロット
の最終部から増大し始める。
【0124】ストローブ信号G2 は、図23に示すスト
ローブ信号K1 と同じであり、5つのタイムスロットの
間で連続して電圧が増大し続ける部分を含んでいる。
ローブ信号K1 と同じであり、5つのタイムスロットの
間で連続して電圧が増大し続ける部分を含んでいる。
【0125】ストローブ信号H2 は、データ信号A2 お
よびB2 の識別部に対応する3つのタイムスロットの間
で+Vs の電圧を維持する部分を有している。このスト
ローブ信号H2 は、第4タイムスロットにおいてXVs
にまで増大した後に第4タイムスロットの最終部でゼロ
ボルトに戻る。
よびB2 の識別部に対応する3つのタイムスロットの間
で+Vs の電圧を維持する部分を有している。このスト
ローブ信号H2 は、第4タイムスロットにおいてXVs
にまで増大した後に第4タイムスロットの最終部でゼロ
ボルトに戻る。
【0126】ストローブ信号J2 は、第1タイムスロッ
ト間のゼロボルト、第2タイムスロットの間の+Vs 、
第3タイムスロットの間の+X1 Vs および第4タイム
スロットの間の+X2 Vs を有している。したがって、
ストローブ信号J2 の電圧は、第4タイムスロット間の
反転部において低下するが、データ信号A2 およびB2
の識別部の後に増大する。
ト間のゼロボルト、第2タイムスロットの間の+Vs 、
第3タイムスロットの間の+X1 Vs および第4タイム
スロットの間の+X2 Vs を有している。したがって、
ストローブ信号J2 の電圧は、第4タイムスロット間の
反転部において低下するが、データ信号A2 およびB2
の識別部の後に増大する。
【0127】ストローブ信号K2 は、図22に示すスト
ローブ信号Wと同じである。このストローブ信号K
2 は、第4および第5タイムスロットにおける反転部で
電圧が低下し、第5タイムスロットの最終部でゼロボル
トに戻る。
ローブ信号Wと同じである。このストローブ信号K
2 は、第4および第5タイムスロットにおける反転部で
電圧が低下し、第5タイムスロットの最終部でゼロボル
トに戻る。
【0128】本発明に係るストローブ信号の例について
は、(2,1,1)データ信号とともに用いる場合につ
いて説明したが、このような使用方法に限定的に解釈さ
れることはない。本発明に係る他のストローブ信号は、
図22に示す温度補償のためのストローブ信号Pおよび
Qのように、(2,1,1)データ信号とともに付与さ
れてもよい。
は、(2,1,1)データ信号とともに用いる場合につ
いて説明したが、このような使用方法に限定的に解釈さ
れることはない。本発明に係る他のストローブ信号は、
図22に示す温度補償のためのストローブ信号Pおよび
Qのように、(2,1,1)データ信号とともに付与さ
れてもよい。
【0129】図22ないし図24に示すストローブ信号
は、(反転した極性の2つのストローブ信号を用いた)
双極アドレス法、または、より一般的には、ブランキン
グ信号アドレス法に用いられる。ブランキング信号を用
いたアドレス法の例を図25(a)および(b)に示
す。ブランキング信号BLは、通常、ストローブ信号S
Tの前の5から10行にマルチプレクス駆動される液晶
アレイの行電極に付与される。液晶アレイは、黒または
白のいずれかの無表示状態になるが、黒(すなわち、無
または低光透過率)がより一般的である。データ信号が
それぞれの画素に付与されるとき、ブランキング信号B
Lも同時に付与されるので、ブランキング信号BLは、
その列の画素を確実に保持するために十分な電圧と時間
との積を必要とする。ブランキング信号BLについて他
に考慮すべきことは、後続するストローブ信号STとと
もにDCバランスがとれていることである。好ましくな
いイオン効果(他の効果における)は、液晶アレイの行
に付与される信号またはデータ信号が長期間にわたって
ゼロでないときに生じる。実際、実質的なDC電圧は、
最終的には、付与される信号に関わらず液晶の状態を変
化させるが、液晶材料の破壊さえ引き起こしかねない。
したがって、ブランキング信号BLは、後続するストロ
ーブ信号STとともにDCバランスがとれていなければ
ならない。
は、(反転した極性の2つのストローブ信号を用いた)
双極アドレス法、または、より一般的には、ブランキン
グ信号アドレス法に用いられる。ブランキング信号を用
いたアドレス法の例を図25(a)および(b)に示
す。ブランキング信号BLは、通常、ストローブ信号S
Tの前の5から10行にマルチプレクス駆動される液晶
アレイの行電極に付与される。液晶アレイは、黒または
白のいずれかの無表示状態になるが、黒(すなわち、無
または低光透過率)がより一般的である。データ信号が
それぞれの画素に付与されるとき、ブランキング信号B
Lも同時に付与されるので、ブランキング信号BLは、
その列の画素を確実に保持するために十分な電圧と時間
との積を必要とする。ブランキング信号BLについて他
に考慮すべきことは、後続するストローブ信号STとと
もにDCバランスがとれていることである。好ましくな
いイオン効果(他の効果における)は、液晶アレイの行
に付与される信号またはデータ信号が長期間にわたって
ゼロでないときに生じる。実際、実質的なDC電圧は、
最終的には、付与される信号に関わらず液晶の状態を変
化させるが、液晶材料の破壊さえ引き起こしかねない。
したがって、ブランキング信号BLは、後続するストロ
ーブ信号STとともにDCバランスがとれていなければ
ならない。
【0130】図25(a)は、本発明の一実施例に係る
ストローブ信号STとともに単純な方形のブランキング
信号BL(ストローブ信号との拡大率は一定でない)を
示している。この図において、水平軸は時間を表してい
る。図25(b)は、ストローブ信号STとともに交流
のブランキング信号BT’を示している。当業者に自明
であるように、多数の他のブランキング信号を本発明に
係るストローブ信号とともに付与することができる。
ストローブ信号STとともに単純な方形のブランキング
信号BL(ストローブ信号との拡大率は一定でない)を
示している。この図において、水平軸は時間を表してい
る。図25(b)は、ストローブ信号STとともに交流
のブランキング信号BT’を示している。当業者に自明
であるように、多数の他のブランキング信号を本発明に
係るストローブ信号とともに付与することができる。
【0131】図26は、本発明に係る連続的に変化する
電圧信号を生成するために考えられる駆動構成のブロッ
ク図を示している。液晶アレイ102は、番号1,2,
3…nにて示す1番目からn番目の複数の行を含んでい
る。この液晶アレイ102の駆動は、液晶アレイ102
に付与される信号のタイミングを管理するクロック発生
器104によって制御される。クロック発生器104
は、ランダムアクセスメモリ(RAM)130、デジタ
ル/アナログ変換器(DAC)131、RAM132、
DAC133およびマルチプレクサ(MUX)134を
介して液晶アレイ102の行の全てに接続される行ドラ
イバ106に接続されている。
電圧信号を生成するために考えられる駆動構成のブロッ
ク図を示している。液晶アレイ102は、番号1,2,
3…nにて示す1番目からn番目の複数の行を含んでい
る。この液晶アレイ102の駆動は、液晶アレイ102
に付与される信号のタイミングを管理するクロック発生
器104によって制御される。クロック発生器104
は、ランダムアクセスメモリ(RAM)130、デジタ
ル/アナログ変換器(DAC)131、RAM132、
DAC133およびマルチプレクサ(MUX)134を
介して液晶アレイ102の行の全てに接続される行ドラ
イバ106に接続されている。
【0132】行ドライバ106は、RAM130および
132に一連のアドレス波形を与える。そして、これら
のRAM130および132は、DAC131および1
33にそれぞれデータ信号を与える。また、両DAC1
31および133は、例えば、図22(a)に示すスト
ローブ信号KまたはLを与えるために、RAM130お
よび132に記憶されている値に対応する信号を発生す
る。
132に一連のアドレス波形を与える。そして、これら
のRAM130および132は、DAC131および1
33にそれぞれデータ信号を与える。また、両DAC1
31および133は、例えば、図22(a)に示すスト
ローブ信号KまたはLを与えるために、RAM130お
よび132に記憶されている値に対応する信号を発生す
る。
【0133】本発明の実施例に係る2つの連続する行電
極が同時にアドレスされるので、RAMおよびDACの
対が設けられている。これらは、同期して重複し、かつ
マルチプクサ134によって適切に付与される信号を出
力する。それゆえ、RAM130およびDAC131か
らの信号は、液晶アレイ102のn番目の行に与えられ
る。この信号の供給が停止する前に、RAM132およ
びDAC133は、n+1番目の行に(n番目の行に付
与される信号に同期して遅延する)信号を与える。この
信号がn+1番目の行に与えられるとき、n番目の行に
与えられる信号の供給が停止するとともに、RAM13
0およびDAC131がn+2番目の行への同じストロ
ーブ信号の供給を開始するために行ドライバ106によ
って制御される。このプロセスは、RAM130および
DAC131の対によるRAM132およびDAC13
3の飛び越し、およびその逆の飛び越しで続けられる。
極が同時にアドレスされるので、RAMおよびDACの
対が設けられている。これらは、同期して重複し、かつ
マルチプクサ134によって適切に付与される信号を出
力する。それゆえ、RAM130およびDAC131か
らの信号は、液晶アレイ102のn番目の行に与えられ
る。この信号の供給が停止する前に、RAM132およ
びDAC133は、n+1番目の行に(n番目の行に付
与される信号に同期して遅延する)信号を与える。この
信号がn+1番目の行に与えられるとき、n番目の行に
与えられる信号の供給が停止するとともに、RAM13
0およびDAC131がn+2番目の行への同じストロ
ーブ信号の供給を開始するために行ドライバ106によ
って制御される。このプロセスは、RAM130および
DAC131の対によるRAM132およびDAC13
3の飛び越し、およびその逆の飛び越しで続けられる。
【0134】液晶アレイ102の2つの行よりも多くの
行が同時にアドレスされる場合、RAMおよびDACの
対もそれに応じて必要になる。例えば、3つの行を同時
にアドスする場合などである。図24に示す実施例で
は、標準的な方形ブランキングパルスが行ドライバ10
6の制御下におけるマルチプレクサ134によって付与
されるものとする。さらに、図23に示すストローブ信
号KおよびLについて説明したストローブ信号と同様に
連続的に変化するブランキング信号を供給することもま
た可能である。この場合、さらなるRAMおよびDAC
の対がストローブ信号の前に対応するブランキング信号
を出力することが必要である。
行が同時にアドレスされる場合、RAMおよびDACの
対もそれに応じて必要になる。例えば、3つの行を同時
にアドスする場合などである。図24に示す実施例で
は、標準的な方形ブランキングパルスが行ドライバ10
6の制御下におけるマルチプレクサ134によって付与
されるものとする。さらに、図23に示すストローブ信
号KおよびLについて説明したストローブ信号と同様に
連続的に変化するブランキング信号を供給することもま
た可能である。この場合、さらなるRAMおよびDAC
の対がストローブ信号の前に対応するブランキング信号
を出力することが必要である。
【0135】図26に示す構成において、連続的に変化
するデータ信号を出力することも考えられる。しかしな
がら、これは実際には必要なく、図22(a)に示す単
純な選択および非選択データ信号AおよびBが用いられ
る。この場合、液晶アレイ102の列電極に選択および
非選択信号を出力するためのRAMおよびDACの対が
省かれる。
するデータ信号を出力することも考えられる。しかしな
がら、これは実際には必要なく、図22(a)に示す単
純な選択および非選択データ信号AおよびBが用いられ
る。この場合、液晶アレイ102の列電極に選択および
非選択信号を出力するためのRAMおよびDACの対が
省かれる。
【0136】クロック発生器104は、また、ストロー
ブ信号を付与する毎に特定の行における各画素の所望の
状態に関連するデータを出力するデータ源108に接続
されている。クロック発生器104からの信号は、新た
な行がアドレスされる毎にデータ源108からシフトレ
ジスタ110へ上記のデータを出力させる。シフトレジ
スタ110は、ディスプレイの各列毎に1つずつ出力Q
1ないしQnを有しており、これらの出力はそれぞれn
個のアナログスイッチ112のうちの1つを制御する。
シフトレジスタ110の出力の制御下にあっては、アナ
ログスイッチ112は、液晶アレイ102のそれぞれの
列に選択または非選択データ信号のいずれか一方を出力
する。選択データ信号は、ランダムアクセスメモリ(R
AM)116からのデジタルデータをアナログ信号とし
て出力するデジタル/アナログ変換器(DAC)120
によって供給される。非選択データ信号は、RAM11
4からのデジタルデータをアナログ信号として出力する
DAC120によって供給される。RAM114および
RAM116は、例えば、図12に示す選択および非選
択データ信号のデジタルデータを格納している。また、
RAM114および116は、RAMのデータ信号出力
を表すデジタル信号を出力するために速いレートでカウ
ントアップする並列信号を出力する。DAC118およ
び120は、それらの信号をほぼ連続して変化する信号
の対に変換する。その信号は、アナログスイッチ112
のそれぞれの極に与えられる。関連するデータ信号は、
複数のアナログスイッチ112および液晶アレイ120
における各画素に付与され得るストローブ信号波形およ
びデータ信号波形の必要な組み合わせによってDAC1
18および120の出力から選択される。RAM114
およびRAM116は、十分に高いレートでクロック供
給される必要があり、RAM/DACの組み合わせは、
所望の信号波形を正確に再現するために十分に高い分解
能を備えていなければならない。
ブ信号を付与する毎に特定の行における各画素の所望の
状態に関連するデータを出力するデータ源108に接続
されている。クロック発生器104からの信号は、新た
な行がアドレスされる毎にデータ源108からシフトレ
ジスタ110へ上記のデータを出力させる。シフトレジ
スタ110は、ディスプレイの各列毎に1つずつ出力Q
1ないしQnを有しており、これらの出力はそれぞれn
個のアナログスイッチ112のうちの1つを制御する。
シフトレジスタ110の出力の制御下にあっては、アナ
ログスイッチ112は、液晶アレイ102のそれぞれの
列に選択または非選択データ信号のいずれか一方を出力
する。選択データ信号は、ランダムアクセスメモリ(R
AM)116からのデジタルデータをアナログ信号とし
て出力するデジタル/アナログ変換器(DAC)120
によって供給される。非選択データ信号は、RAM11
4からのデジタルデータをアナログ信号として出力する
DAC120によって供給される。RAM114および
RAM116は、例えば、図12に示す選択および非選
択データ信号のデジタルデータを格納している。また、
RAM114および116は、RAMのデータ信号出力
を表すデジタル信号を出力するために速いレートでカウ
ントアップする並列信号を出力する。DAC118およ
び120は、それらの信号をほぼ連続して変化する信号
の対に変換する。その信号は、アナログスイッチ112
のそれぞれの極に与えられる。関連するデータ信号は、
複数のアナログスイッチ112および液晶アレイ120
における各画素に付与され得るストローブ信号波形およ
びデータ信号波形の必要な組み合わせによってDAC1
18および120の出力から選択される。RAM114
およびRAM116は、十分に高いレートでクロック供
給される必要があり、RAM/DACの組み合わせは、
所望の信号波形を正確に再現するために十分に高い分解
能を備えていなければならない。
【0137】行ドライバ106は、ストローブ信号に先
立って図16に示すタイプの双方向ストローブ信号また
はブランキング信号を出力するために構成されている。
そのブランキング信号は、それが付与されるときに画素
に付与されるデータ波形に関わらず、特定の行における
画素をすでに与えられた状態に保持するために選ばれ
る。また、ブランキングパルスは、通常、ストローブ信
号より5行から10行ほど前に設けられる。ブランキン
グパルスがストローブパルスよりかなり前に設けられる
と、表示画像の乱れが著しくなる。一方、ブランキング
パルスがストローブ信号のすぐ前に設けられると、スイ
ッチされるべき画素のダイレクタがφacよりもむしろφ
=0°に近づき、これによって動作速度が低下してしま
う。なお、ブランキングパルスは、少なくとも連続的に
変化する部分を含むように構成されていてもよい。
立って図16に示すタイプの双方向ストローブ信号また
はブランキング信号を出力するために構成されている。
そのブランキング信号は、それが付与されるときに画素
に付与されるデータ波形に関わらず、特定の行における
画素をすでに与えられた状態に保持するために選ばれ
る。また、ブランキングパルスは、通常、ストローブ信
号より5行から10行ほど前に設けられる。ブランキン
グパルスがストローブパルスよりかなり前に設けられる
と、表示画像の乱れが著しくなる。一方、ブランキング
パルスがストローブ信号のすぐ前に設けられると、スイ
ッチされるべき画素のダイレクタがφacよりもむしろφ
=0°に近づき、これによって動作速度が低下してしま
う。なお、ブランキングパルスは、少なくとも連続的に
変化する部分を含むように構成されていてもよい。
【0138】選択および非選択のほぼ連続的に変化する
データ信号が互いに反転した形態である場合、RAM1
14およびDAC118を省くことができる。この場
合、非DAC120の出力に接続される反転バッファを
用いることによって、選択波形から選択波形を得ること
ができる。データ源108が並列形式の所望のデータを
出力できる場合、シフトレジスタ110を省くことがで
き、アナログスイッチ112を直接制御するようにデー
タ源108に接続する。クロック発生器104は、ま
た、液晶装置からの動作データに応じたデータ信号を変
更する目的で設けられている。例えば、使用時の液晶ア
レイ102の温度上昇に応じてデータ信号の振幅および
/または形状を変化させることが求められる。
データ信号が互いに反転した形態である場合、RAM1
14およびDAC118を省くことができる。この場
合、非DAC120の出力に接続される反転バッファを
用いることによって、選択波形から選択波形を得ること
ができる。データ源108が並列形式の所望のデータを
出力できる場合、シフトレジスタ110を省くことがで
き、アナログスイッチ112を直接制御するようにデー
タ源108に接続する。クロック発生器104は、ま
た、液晶装置からの動作データに応じたデータ信号を変
更する目的で設けられている。例えば、使用時の液晶ア
レイ102の温度上昇に応じてデータ信号の振幅および
/または形状を変化させることが求められる。
【0139】図27は、市販の液晶SCE8が封入され
た、セル厚が1.5μmのセルに本発明を適用した実験
結果を示している。グラフにおける■は、本発明に係る
ストローブ信号を用いることによって得られる結果を表
しており、この場合、他の期間での電圧が第1の期間に
用いられた2倍の電圧である結果の1つである。□は、
MALVERN 2 アドレス法によって得られた結果を表してい
る。このグラフにおいて、水平軸は、2つのアドレス法
間の比較を正しく行うために、平均のストローブ電圧を
示している。
た、セル厚が1.5μmのセルに本発明を適用した実験
結果を示している。グラフにおける■は、本発明に係る
ストローブ信号を用いることによって得られる結果を表
しており、この場合、他の期間での電圧が第1の期間に
用いられた2倍の電圧である結果の1つである。□は、
MALVERN 2 アドレス法によって得られた結果を表してい
る。このグラフにおいて、水平軸は、2つのアドレス法
間の比較を正しく行うために、平均のストローブ電圧を
示している。
【0140】従来のアドレス法による動作領域は、□で
示される2つの曲線によって囲まれ、本発明の実施例の
動作領域は、■で示される曲線によって囲まれている。
同図における垂直軸は、それぞれの場合における最小ラ
インアドレス時間を示している。全ての結果は、最悪の
場合の画素パターンを用いて得られた。それは、状態の
所望の変化に対する問題の原因となる後続のアドレスラ
インにおける画素パターンである。このため、最も遅い
スイッチングの結果(上側の2曲線)に対し、最も速い
スイッチングをもたらす画素パターンが用いられた。逆
に、最も速いスイッチング(下側の2曲線)に対し、最
も遅いスイッチングをもたらす画素パターンが用いられ
た。したがって、上記の曲線は、動作を補正する場合に
限定される。
示される2つの曲線によって囲まれ、本発明の実施例の
動作領域は、■で示される曲線によって囲まれている。
同図における垂直軸は、それぞれの場合における最小ラ
インアドレス時間を示している。全ての結果は、最悪の
場合の画素パターンを用いて得られた。それは、状態の
所望の変化に対する問題の原因となる後続のアドレスラ
インにおける画素パターンである。このため、最も遅い
スイッチングの結果(上側の2曲線)に対し、最も速い
スイッチングをもたらす画素パターンが用いられた。逆
に、最も速いスイッチング(下側の2曲線)に対し、最
も遅いスイッチングをもたらす画素パターンが用いられ
た。したがって、上記の曲線は、動作を補正する場合に
限定される。
【0141】本発明の第1の着想は、MALVERN 2のアド
レス法が不十分な改善しかなしえなかったことを明らか
にしている。しかしながら、非常に短いラインアドレス
時間に関連するグラフの部分を見ることが重要である。
60μsのラインアドレス時間は、考えられる中でSC
E8にとって極めて良好であり、このL.A.T.における動
作領域は、本発明に係るストローブ信号の場合にかなり
大きくなる。
レス法が不十分な改善しかなしえなかったことを明らか
にしている。しかしながら、非常に短いラインアドレス
時間に関連するグラフの部分を見ることが重要である。
60μsのラインアドレス時間は、考えられる中でSC
E8にとって極めて良好であり、このL.A.T.における動
作領域は、本発明に係るストローブ信号の場合にかなり
大きくなる。
【0142】図28は、図27に示す結果をもたらす液
晶装置の実験結果の他のグラフを示している。このグラ
フは、MALVERN アドレス法の動作領域および本発明に係
る3つの異なるアドレス法の動作領域を示している。全
ての場合において、ストローブ信号の拡張の期間は同じ
である。
晶装置の実験結果の他のグラフを示している。このグラ
フは、MALVERN アドレス法の動作領域および本発明に係
る3つの異なるアドレス法の動作領域を示している。全
ての場合において、ストローブ信号の拡張の期間は同じ
である。
【0143】従来のアドレス法は、アドレスされる電圧
をラインを超えて増大させないストローブ信号の単一の
拡張を用いている。動作領域は、×にて印される2つの
曲線によって示される(M2ストローブ0,1,1)。
をラインを超えて増大させないストローブ信号の単一の
拡張を用いている。動作領域は、×にて印される2つの
曲線によって示される(M2ストローブ0,1,1)。
【0144】本発明に係る3つのアドレス法は、アドレ
スされるラインの後の2、3および4回のストローブ信
号電圧の増大に一致している。2倍の電圧での動作領域
は、◇(M2ストローブ0,1,2)にて示される2つ
の曲線間にある。電圧を3倍したときの動作領域は、○
(M2ストローブ1,1,3)にて示される2つの曲線
間にある。電圧を4倍したときの動作領域は、□(M2
ストローブ0,1,4)にて示される2つの曲線間にあ
る。
スされるラインの後の2、3および4回のストローブ信
号電圧の増大に一致している。2倍の電圧での動作領域
は、◇(M2ストローブ0,1,2)にて示される2つ
の曲線間にある。電圧を3倍したときの動作領域は、○
(M2ストローブ1,1,3)にて示される2つの曲線
間にある。電圧を4倍したときの動作領域は、□(M2
ストローブ0,1,4)にて示される2つの曲線間にあ
る。
【0145】この例において、ストローブ電圧を2倍し
たときの拡張されたストローブ信号は、速度および印加
電圧の双方において従来技術での改善を与える。他の2
つのアドレス法は、印加電圧について利点を与えるのみ
である。しかしながら、他の材料、装置等について、電
圧を3倍および4倍したときに拡張されたストローブ信
号が最良の改善を与えることの実現が重要である。
たときの拡張されたストローブ信号は、速度および印加
電圧の双方において従来技術での改善を与える。他の2
つのアドレス法は、印加電圧について利点を与えるのみ
である。しかしながら、他の材料、装置等について、電
圧を3倍および4倍したときに拡張されたストローブ信
号が最良の改善を与えることの実現が重要である。
【0146】本発明は、以下の利点を含んでいる。
【0147】1.ラインアドレス時間が短い。選択合成
信号は、各画素パターンについて可能な限り最適なトル
ク曲線に近づくように自動的に用意される。
信号は、各画素パターンについて可能な限り最適なトル
ク曲線に近づくように自動的に用意される。
【0148】2.動作領域が改善される。これは、配
向、温度および電圧の変化に対する感度を鈍くするの
で、非常に重要である。また、これは、さらに多数のL.
A.T.(拡張されたストローブ信号の付加スロットが同じ
レベルであっても)によってストローブ信号の拡張を可
能にする。ストローブ信号が拡張する後続のスロットが
大きい電圧を有する場合、ストローブ信号が拡張される
範囲もまた大きくなる。例えば、低温および高温範囲が
近づきやすくなる。
向、温度および電圧の変化に対する感度を鈍くするの
で、非常に重要である。また、これは、さらに多数のL.
A.T.(拡張されたストローブ信号の付加スロットが同じ
レベルであっても)によってストローブ信号の拡張を可
能にする。ストローブ信号が拡張する後続のスロットが
大きい電圧を有する場合、ストローブ信号が拡張される
範囲もまた大きくなる。例えば、低温および高温範囲が
近づきやすくなる。
【0149】3.増大したストローブ電圧レベルと比較
されるスイッチングにおいて、その期間または直後のい
ずれか一方に後続するストローブ信号の拡張が生じるよ
うなデータの相違による画素パターン依存性は、より一
層少なくなる。
されるスイッチングにおいて、その期間または直後のい
ずれか一方に後続するストローブ信号の拡張が生じるよ
うなデータの相違による画素パターン依存性は、より一
層少なくなる。
【0150】4.温度補償の付加的な方法は、冷却過程
において増大するストローブ信号の拡張の度合いのみで
はなく、また(あるいはその代わりに)ストローブ信号
の正確な形状、すなわち増大のステップが温度で変化す
る。
において増大するストローブ信号の拡張の度合いのみで
はなく、また(あるいはその代わりに)ストローブ信号
の正確な形状、すなわち増大のステップが温度で変化す
る。
【0151】5.ストローブ信号において用いられる増
大した電圧は、多数のラインを有する装置の全体の電力
消費にとってはさほど重要でない(すなわち、不利な点
は少ない)。ストローブ信号が電圧をより効率的に用い
ることを確実にするので、MALVERN 2およびMALVERN 3
のような駆動技術についても平均のストローブ電圧を増
大する必要はない。
大した電圧は、多数のラインを有する装置の全体の電力
消費にとってはさほど重要でない(すなわち、不利な点
は少ない)。ストローブ信号が電圧をより効率的に用い
ることを確実にするので、MALVERN 2およびMALVERN 3
のような駆動技術についても平均のストローブ電圧を増
大する必要はない。
【0152】6.特に、反転パルス(反転部)がまた付
加されるとき、コントラストおよび輝度が改善される。
加されるとき、コントラストおよび輝度が改善される。
【0153】本発明は、明示されたか示唆されたかに関
わらず、当業者によって理解されるように、ここで開示
された他の発明もまた含んでいる。
わらず、当業者によって理解されるように、ここで開示
された他の発明もまた含んでいる。
【0154】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
液晶装置のアドレス方法は、第1および第2信号が画素
をアドレスし、第2信号が、互いに異なる第1データ信
号と第2データ信号とを少なくとも有し、第1および第
2データ信号が、1つの期間と、該期間より長くなく、
第1および第2データ信号が異なる識別期間とを有する
液晶装置において、複数の第1電極の1つに第1信号を
付与するとともに、複数の第2電極の1つに第2信号を
付与する液晶装置のアドレス方法において、上記第1信
号が上記第2信号の識別期間において付与される第1部
と、該第1部より大きい電圧の大電圧部を含み、上記第
2信号の識別期間の後に付与される第2部とを有してい
る構成である。
液晶装置のアドレス方法は、第1および第2信号が画素
をアドレスし、第2信号が、互いに異なる第1データ信
号と第2データ信号とを少なくとも有し、第1および第
2データ信号が、1つの期間と、該期間より長くなく、
第1および第2データ信号が異なる識別期間とを有する
液晶装置において、複数の第1電極の1つに第1信号を
付与するとともに、複数の第2電極の1つに第2信号を
付与する液晶装置のアドレス方法において、上記第1信
号が上記第2信号の識別期間において付与される第1部
と、該第1部より大きい電圧の大電圧部を含み、上記第
2信号の識別期間の後に付与される第2部とを有してい
る構成である。
【0155】本発明の請求項16に係る液晶装置のアド
レス装置は、第1および第2信号が画素をアドレスし、
第2信号が、互いに異なる第1データ信号と第2データ
信号とを少なくとも有し、第1および第2データ信号
が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1および第
2データ信号が異なる識別期間とを有する液晶装置にお
いて、複数の第1電極の1つに第1信号を付与する第1
信号付与手段と、複数の第2電極の1つに第2信号を付
与する第2信号付与手段とを備えた液晶装置のアドレス
装置において、上記第1信号付与手段が、上記第2信号
の識別期間において付与される第1部と、該第1部より
大きい電圧の大電圧部を含み、上記第2信号の識別期間
の後に付与される第2部とを有する上記第1信号を付与
する構成である。
レス装置は、第1および第2信号が画素をアドレスし、
第2信号が、互いに異なる第1データ信号と第2データ
信号とを少なくとも有し、第1および第2データ信号
が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1および第
2データ信号が異なる識別期間とを有する液晶装置にお
いて、複数の第1電極の1つに第1信号を付与する第1
信号付与手段と、複数の第2電極の1つに第2信号を付
与する第2信号付与手段とを備えた液晶装置のアドレス
装置において、上記第1信号付与手段が、上記第2信号
の識別期間において付与される第1部と、該第1部より
大きい電圧の大電圧部を含み、上記第2信号の識別期間
の後に付与される第2部とを有する上記第1信号を付与
する構成である。
【0156】本発明の請求項31に係る液晶装置は、液
晶を挟持する一対の基板上に形成される複数の第1およ
び第2電極からなるアレイと、上記第1電極の1つに第
1信号を付与する第1信号手段と、第1信号とともに画
素をアドレスし、互いに異なる第1データ信号と第2デ
ータ信号とを少なくとも有し、該第1および第2データ
信号が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1およ
び第2データ信号が異なる識別期間とを有する第2信号
を上記第2電極の1つに付与する第2信号付与手段とを
備えた液晶装置において、上記第1信号付与手段が、上
記第2信号の識別期間において付与される第1部と、該
第1部より大きい電圧の大電圧部を含み、上記第2信号
の識別期間の後に付与される第2部とを有する上記第1
信号を付与する構成である。
晶を挟持する一対の基板上に形成される複数の第1およ
び第2電極からなるアレイと、上記第1電極の1つに第
1信号を付与する第1信号手段と、第1信号とともに画
素をアドレスし、互いに異なる第1データ信号と第2デ
ータ信号とを少なくとも有し、該第1および第2データ
信号が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1およ
び第2データ信号が異なる識別期間とを有する第2信号
を上記第2電極の1つに付与する第2信号付与手段とを
備えた液晶装置において、上記第1信号付与手段が、上
記第2信号の識別期間において付与される第1部と、該
第1部より大きい電圧の大電圧部を含み、上記第2信号
の識別期間の後に付与される第2部とを有する上記第1
信号を付与する構成である。
【0157】このように、第2部に大電圧の部分を含む
ことで、改善された性能およびアドレス速度が得られる
という効果を奏する。
ことで、改善された性能およびアドレス速度が得られる
という効果を奏する。
【0158】本発明の請求項10に係る液晶装置のアド
レス方法は、温度変化を検出し、かつ温度変化に応じて
上記第1信号における第2部の一部の電圧を変更するの
で、特別な構成を用いることなく、液晶装置の温度補償
を行うことができる。
レス方法は、温度変化を検出し、かつ温度変化に応じて
上記第1信号における第2部の一部の電圧を変更するの
で、特別な構成を用いることなく、液晶装置の温度補償
を行うことができる。
【0159】本発明の請求項25に係る液晶装置のアド
レス装置または請求項40に係る液晶装置も同様の効果
を奏する。
レス装置または請求項40に係る液晶装置も同様の効果
を奏する。
【0160】本発明の請求項11に係る液晶装置のアド
レス方法は、温度変化を検出し、かつ温度変化に応じて
上記第1信号における第2部の期間を変更するので、特
別な構成を用いることなく、液晶装置の温度補償を行う
ことができる。
レス方法は、温度変化を検出し、かつ温度変化に応じて
上記第1信号における第2部の期間を変更するので、特
別な構成を用いることなく、液晶装置の温度補償を行う
ことができる。
【0161】本発明の請求項26に係る液晶装置のアド
レス装置または請求項41に係る液晶装置も同様の効果
を奏する。
レス装置または請求項41に係る液晶装置も同様の効果
を奏する。
【図1】強誘電性液晶装置のための印加電圧(V)対時
間(τ)のグラフである。
間(τ)のグラフである。
【図2】他の強誘電性液晶装置のための印加電圧(V)
対時間(τ)のグラフである。
対時間(τ)のグラフである。
【図3】他の強誘電性液晶装置のための実験的に導かれ
た電圧(V)対時間(τ)の結果のグラフである。
た電圧(V)対時間(τ)の結果のグラフである。
【図4】先行技術のストローブ波形、データ波形および
合成波形を示す波形図である。
合成波形を示す波形図である。
【図5】他の先行技術のストローブ波形、データ波形お
よび合成波形を示す波形図である。
よび合成波形を示す波形図である。
【図6】(a)は図4に示すタイプのアドレス法のため
の電圧(V)対時間(τ)のグラフであり、(b)は図
4に示すタイプのアドレス法のための温度(T)対最小
保持時間(τ)のグラフである。
の電圧(V)対時間(τ)のグラフであり、(b)は図
4に示すタイプのアドレス法のための温度(T)対最小
保持時間(τ)のグラフである。
【図7】図7は、本発明が適用される液晶装置の構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】図7に示す上記液晶装置の一部を示す側面図で
ある。
ある。
【図9】一対の基板間の多数の強誘電性液晶分子を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】(a)は種々の印加電圧における基板からの
距離に応じたダクレクタの面内ねじれを示すグラフであ
り、(b)は一対の基板間に分布するダイレクタととも
にいくつかの強誘電性液晶のスメクティック層を示す説
明図である。
距離に応じたダクレクタの面内ねじれを示すグラフであ
り、(b)は一対の基板間に分布するダイレクタととも
にいくつかの強誘電性液晶のスメクティック層を示す説
明図である。
【図11】図11(a)および(b)は、強誘電性液晶
におけるDCスイッチされた状態およびスイッチングプ
ロセスを示す説明図である。
におけるDCスイッチされた状態およびスイッチングプ
ロセスを示す説明図である。
【図12】図12は、先行技術のアドレス法の印加電圧
対保持時間のグラフである。
対保持時間のグラフである。
【図13】(a)はダイレクタ角対強誘電トルクのグラ
フであり、(b)はダイレクタ角対誘電トルクのグラフ
である。
フであり、(b)はダイレクタ角対誘電トルクのグラフ
である。
【図14】典型的な強誘電性液晶のダイレクタ角および
印加電圧に対するスイッチングトルクの変化を示すグラ
フである。
印加電圧に対するスイッチングトルクの変化を示すグラ
フである。
【図15】強誘電性液晶のゼロトルクおよび最大トルク
の双方のスイッチング角度対電圧のグラフである。
の双方のスイッチング角度対電圧のグラフである。
【図16】先行技術の多数のストローブ信号およびデー
タ信号の波形を示す波形図である。
タ信号の波形を示す波形図である。
【図17】強誘電性液晶のゼロスイッチングトルク、最
大スイッチングトルクおよび負の最大スイッチングトル
クの時間対印加電圧のグラフである。
大スイッチングトルクおよび負の最大スイッチングトル
クの時間対印加電圧のグラフである。
【図18】最大トルクを発生するための図13(a)お
よび(b)に示す電圧についてのスイッチング時間対ダ
イレクタ配向φを示す。
よび(b)に示す電圧についてのスイッチング時間対ダ
イレクタ配向φを示す。
【図19】本発明に係る液晶アレイ装置に適用されるデ
ータ信号およびストローブ信号の波形を示す波形図であ
る。
ータ信号およびストローブ信号の波形を示す波形図であ
る。
【図20】(a)ないし(d)は最小および最大トルク
曲線とともに本発明に係る選択および非選択合成信号の
波形を示す図である。
曲線とともに本発明に係る選択および非選択合成信号の
波形を示す図である。
【図21】(a)および(b)は、先行技術および本発
明についてのストローブ電圧に対するラインアドレス時
間のグラフである。
明についてのストローブ電圧に対するラインアドレス時
間のグラフである。
【図22】(a)および(b)は、先行技術のデータ信
号およびストローブ信号ならびに該データ信号と組み合
わされる本発明に係るストローブ信号を示す波形図であ
る。
号およびストローブ信号ならびに該データ信号と組み合
わされる本発明に係るストローブ信号を示す波形図であ
る。
【図23】先行技術のデータ信号およびこれと関連して
用いられる本発明に係る他のストローブ信号を示す波形
図である。
用いられる本発明に係る他のストローブ信号を示す波形
図である。
【図24】先行技術のデータ信号およびこれと関連して
用いられる本発明に係るさらに他のストローブ信号を示
す波形図である。
用いられる本発明に係るさらに他のストローブ信号を示
す波形図である。
【図25】(a)および(b)は本発明に係るストロー
ブ信号とブランキング信号との組み合わせを示す波形図
である。
ブ信号とブランキング信号との組み合わせを示す波形図
である。
【図26】変化するストローブ信号とブランキング信号
との付与のための本発明に係るアドレス装置の構成を示
すブロック図である。
との付与のための本発明に係るアドレス装置の構成を示
すブロック図である。
【図27】従来のアドレス技術と比較される本発明の実
験結果を示すグラフである。
験結果を示すグラフである。
【図28】図27の実験結果として同じ装置を用いた従
来のアドレス技術に比較される実験結果を示すグラフで
ある。
来のアドレス技術に比較される実験結果を示すグラフで
ある。
16 電極(第2電極) 18 列ドライバ(第2信号付与手段) 22 電極(第1電極) 26 行ドライバ(第1信号付与手段、ブラン
キング信号付与手段) 40 液晶層 34・46 透明基板
キング信号付与手段) 40 液晶層 34・46 透明基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390040604 イギリス国 THE SECRETARY OF ST ATE FOR DEFENCE IN HER BRITANNIC MAJES TY’S GOVERNMENT OF THE UNETED KINGDOM OF GREAT BRITAIN AN D NORTHERN IRELAND イギリス国 ハンプシャー ジーユー14 0エルエックス ファーンボロー アイヴ ェリー ロード(番地なし) ディフェン ス エヴァリュエイション アンド リサ ーチ エージェンシー (72)発明者 ジョン クリフォード ジョーンズ イギリス国,ウスターシャー ダブリュ・ アール・13 5・イー・ディー,モルヴァ ーン,レイ シントン,クロウクロフト, ザ・オールド グラナリー(番地なし) (72)発明者 ジョナサン レニー ヒューズ イギリス国,ウスターシャー ダブリュ・ アール・2 4・ジェイ・ダブリュ,ウー スター,セント ジョンズ,ハンブリー アベニュー 4
Claims (45)
- 【請求項1】第1および第2信号が画素をアドレスし、
第2信号が、互いに異なる第1データ信号と第2データ
信号とを少なくとも有し、第1および第2データ信号
が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1および第
2データ信号が異なる識別期間とを有する液晶装置にお
いて、複数の第1電極の1つに第1信号を付与するとと
もに、複数の第2電極の1つに第2信号を付与する液晶
装置のアドレス方法において、 上記第1信号が、上記第2信号の識別期間において付与
される第1部と、該第1部より大きい電圧の大電圧部を
含み、上記第2信号の識別期間の後に付与される第2部
とを有していることを特徴とする液晶装置のアドレス方
法。 - 【請求項2】上記第1信号における第2部の大電圧部
が、上記第1信号における第1部と同じ極性を有してい
ることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置のアドレ
ス方法。 - 【請求項3】上記第1信号における第2部が、さらに電
圧の大きい部分を少なくとも1つ含んでいることを特徴
とする請求項1または2に記載の液晶装置のアドレス方
法。 - 【請求項4】上記第1信号における第2部が、低電圧の
部分をさらに含んでいることを特徴とする請求項1に記
載の液晶装置のアドレス方法。 - 【請求項5】上記第1信号における第2部が、異なる画
素をアドレスする上記第2信号と少なくとも部分的に一
致して付与されることを特徴とする請求項1ないし4の
いずれかに記載の液晶装置のアドレス方法。 - 【請求項6】上記第1信号における第2部の電圧レベル
が、ほぼ連続して変化することを特徴とする請求項1な
いし5のいずれかに記載の液晶素子のアドレス方法。 - 【請求項7】上記第1信号における第2部が、上記第1
信号における第1部より短い期間を有していることを特
徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液晶素子
のアドレス方法。 - 【請求項8】上記第1信号における第2部が、上記第1
信号における第1部より長い期間を有していることを特
徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液晶装置
のアドレス方法。 - 【請求項9】上記画素に付与される合成信号が、上記第
1信号における第1部および上記第1データ信号の組み
合わせと、上記第1信号において上記第1部に後続する
第2部および上記第1または第2データ信号のいずれか
一方の組み合わせとを含み、上記第1信号において液晶
装置のほぼ最適なトルクスイッチング信号を与えること
を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の液晶
装置のアドレス方法。 - 【請求項10】温度変化を検出し、かつ温度変化に応じ
て上記第1信号における第2部の一部の電圧を変更する
ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の
液晶装置のアドレス方法。 - 【請求項11】温度変化を検出し、かつ温度変化に応じ
て上記第1信号における第2部の期間を変更することを
特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の液晶装
置のアドレス方法。 - 【請求項12】上記第1信号における第1部の期間が、
液晶装置の最小保持時間より短いことを特徴とする請求
項1ないし11のいずれかに記載の液晶装置。 - 【請求項13】上記第1信号を付与する前に第1電極に
ブランキング信号を付与することを特徴とする請求項1
ないし12のいずれかに記載の液晶装置のアドレス方
法。 - 【請求項14】上記第1信号における第2部の大電圧部
の大きさが、上記第1信号における第1部の電圧の大き
さの2倍より小さいことを特徴とする請求項1ないし1
3のいずれかに記載の液晶装置のアドレス方法。 - 【請求項15】上記第1信号における第2部の大電圧部
の大きさが、上記第1信号における第1部の電圧の大き
さの1.5倍より小さいことを特徴とする請求項14に
記載の液晶装置のアドレス方法。 - 【請求項16】第1および第2信号が画素をアドレス
し、第2信号が、互いに異なる第1データ信号と第2デ
ータ信号とを少なくとも有し、第1および第2データ信
号が、1つの期間と、該期間より長くなく、第1および
第2データ信号が異なる識別期間とを有する液晶装置に
おいて、複数の第1電極の1つに第1信号を付与する第
1信号付与手段と、複数の第2電極の1つに第2信号を
付与する第2信号付与手段とを備えた液晶装置のアドレ
ス装置において、 上記第1信号付与手段が、上記第2信号の識別期間にお
いて付与される第1部と、該第1部より大きい電圧の大
電圧部を含み、上記第2信号の識別期間の後に付与され
る第2部とを有する上記第1信号を付与することを特徴
とする液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項17】上記第1信号付与手段が、上記第1信号
における第1部と同じ極性を有している上記大電圧部を
有する上記第1信号を出力することを特徴とする請求項
16に記載の液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項18】上記第1信号付与手段が、さらに電圧の
大きい部分を少なくとも上記第2部に1つ含む上記第1
信号を出力することを特徴とする請求項16または17
に記載の液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項19】上記第1信号付与手段が、上記第2部に
低電圧の部分をさらに含む上記第1信号を出力すること
を特徴とする請求項16に記載の液晶装置のアドレス装
置。 - 【請求項20】上記第1信号付与手段が、上記第1信号
における第2部を、異なる画素をアドレスする上記第2
信号と少なくとも部分的に一致して付与することを特徴
とする請求項16ないし19のいずれかに記載の液晶装
置のアドレス装置。 - 【請求項21】上記第1信号付与手段が、ほぼ連続して
変化する電圧レベルを有する上記第2部を出力すること
を特徴とする請求項16ないし20のいずれかに記載の
液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項22】上記第1信号付与手段が、上記第1信号
における第1部より短い期間を有している上記第2部を
出力することを特徴とする請求項16ないし21のいず
れかに記載の液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項23】上記第1信号付与手段が、上記第1信号
における第1部より長い期間を有している上記第2部を
出力することを特徴とする請求項16ないし21のいず
れかに記載の液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項24】上記画素に付与される合成信号が、上記
第1信号における第1部および上記第1データ信号の組
み合わせと、上記第1信号において上記第1部に後続す
る第2部および上記第1または第2データ信号のいずれ
か一方の組み合わせとを含み、かつ上記第1信号におい
て液晶装置のほぼ最適なトルクスイッチング信号を与え
るように、上記第1信号付与手段および上記第2信号付
与手段が、それぞれ上記第1信号および上記第2信号を
付与することを特徴とする請求項16ないし23のいず
れかに記載の液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項25】温度変化を検出する検出手段と、温度変
化に応じて上記第1信号における第2部の一部の電圧を
変更する電圧変更手段とをさらに備えていることを特徴
とする請求項16ないし24のいずれかに記載の液晶装
置のアドレス装置。 - 【請求項26】温度変化を検出する検出手段と、温度変
化に応じて上記第1信号における第2部の期間を変更す
る期間変更手段とをさらに備えていることを特徴とする
請求項16ないし25のいずれかに記載の液晶装置のア
ドレス装置。 - 【請求項27】上記第1信号付与手段が、上記第1部の
期間が液晶装置の最小保持時間より短い上記第1信号を
出力することを特徴とする請求項16ないし26のいず
れかに記載の液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項28】上記第1信号を付与する前に第1電極に
ブランキング信号を付与するブランキング信号付与手段
をさらに備えていることを特徴とする請求項16ないし
27のいずれかに記載の液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項29】上記第1信号付与手段が、上記第2部の
大電圧部の大きさが上記第1部の電圧の大きさの2倍を
超えない上記第1信号を出力することを特徴とする請求
項16ないし28のいずれかに記載の液晶装置のアドレ
ス装置。 - 【請求項30】上記第1信号付与手段が、上記第2部の
大電圧部の大きさが上記第1部の電圧の大きさの1.5
倍を超えない上記第1信号を出力することを特徴とする
請求項29に記載の液晶装置のアドレス装置。 - 【請求項31】液晶を挟持する一対の基板上に形成され
る複数の第1および第2電極からなるアレイと、上記第
1電極の1つに第1信号を付与する第1信号手段と、第
1信号とともに画素をアドレスし、互いに異なる第1デ
ータ信号と第2データ信号とを少なくとも有し、該第1
および第2データ信号が、1つの期間と、該期間より長
くなく、第1および第2データ信号が異なる識別期間と
を有する第2信号を上記第2電極の1つに付与する第2
信号付与手段とを備えた液晶装置において、 上記第1信号付与手段が、上記第2信号の識別期間にお
いて付与される第1部と、該第1部より大きい電圧の大
電圧部を含み、上記第2信号の識別期間の後に付与され
る第2部とを有する上記第1信号を付与することを特徴
とする液晶装置。 - 【請求項32】上記第1信号付与手段が、上記第1信号
における第1部と同じ極性を有している上記大電圧部を
有する上記第1信号を出力することを特徴とする請求項
31に記載の液晶装置。 - 【請求項33】上記第1信号付与手段が、さらに電圧の
大きい部分を少なくとも上記第2部に1つ含む上記第1
信号を出力することを特徴とする請求項31または32
に記載の液晶装置。 - 【請求項34】上記第1信号付与手段が、上記第2部に
低電圧の部分をさらに含む上記第1信号を出力すること
を特徴とする請求項31に記載の液晶装置。 - 【請求項35】上記第1信号付与手段が、上記第1信号
における第2部を、異なる画素をアドレスする上記第2
信号と少なくとも部分的に一致して付与することを特徴
とする請求項31ないし34のいずれかに記載の液晶装
置。 - 【請求項36】上記第1信号付与手段が、ほぼ連続して
変化する電圧レベルを有する上記第2部を出力すること
を特徴とする請求項31ないし35のいずれかに記載の
液晶装置。 - 【請求項37】上記第1信号付与手段が、上記第1信号
における第1部より短い期間を有している上記第2部を
出力することを特徴とする請求項31ないし35のいず
れかに記載の液晶装置。 - 【請求項38】上記第1信号付与手段が、上記第1信号
における第1部より長い期間を有している上記第2部を
出力することを特徴とする請求項31ないし36のいず
れかに記載の液晶装置。 - 【請求項39】上記画素に付与される合成信号が、上記
第1信号における第1部および上記第1データ信号の組
み合わせと、上記第1信号において上記第1部に後続す
る第2部および上記第1または第2データ信号のいずれ
か一方の組み合わせとを含み、かつ上記第1信号におい
て液晶装置のほぼ最適なトルクスイッチング信号を与え
るように、上記第1信号付与手段および上記第2信号付
与手段が、それぞれ上記第1信号および上記第2信号を
付与することを特徴とする請求項31ないし38のいず
れかに記載の液晶装置。 - 【請求項40】温度変化を検出する検出手段と、温度変
化に応じて上記第1信号における第2部の一部の電圧を
変更する電圧変更手段とをさらに備えていることを特徴
とする請求項31ないし39のいずれかに記載の液晶装
置。 - 【請求項41】温度変化を検出する検出手段と、温度変
化に応じて上記第1信号における第2部の期間を変更す
る期間変更手段とをさらに備えていることを特徴とする
請求項31ないし40のいずれかに記載の液晶装置。 - 【請求項42】上記第1信号付与手段が、上記第1部の
期間が液晶装置の最小保持時間より短い上記第1信号を
出力することを特徴とする請求項31ないし41のいず
れかに記載の液晶装置。 - 【請求項43】上記第1信号を付与する前に第1電極に
ブランキング信号を付与するブランキング信号付与手段
をさらに備えていることを特徴とする請求項31ないし
42のいずれかに記載の液晶装置。 - 【請求項44】上記第1信号付与手段が、上記第2部の
大電圧部の大きさが上記第1部の電圧の大きさの2倍を
超えない上記第1信号を出力することを特徴とする請求
項31ないし43のいずれかに記載の液晶装置。 - 【請求項45】上記第1信号付与手段が、上記第2部の
大電圧部の大きさが上記第1部の電圧の大きさの1.5
倍を超えない上記第1信号を出力することを特徴とする
請求項44に記載の液晶装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| GB9718369.3 | 1997-08-29 | ||
| GBGB9718369.3A GB9718369D0 (en) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | Multiplexing Method and Apparatus |
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|---|---|
| JPH11133382A true JPH11133382A (ja) | 1999-05-21 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10246256A Pending JPH11133382A (ja) | 1997-08-29 | 1998-08-31 | 液晶装置のアドレス方法および装置ならびに液晶装置 |
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|---|---|
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| JP (1) | JPH11133382A (ja) |
| GB (1) | GB9718369D0 (ja) |
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Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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