JPH11133631A - 画像形成装置、画像形成方法、およびパターン形成方法、ならびにそれらに用いる感光体 - Google Patents
画像形成装置、画像形成方法、およびパターン形成方法、ならびにそれらに用いる感光体Info
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- JPH11133631A JPH11133631A JP6568798A JP6568798A JPH11133631A JP H11133631 A JPH11133631 A JP H11133631A JP 6568798 A JP6568798 A JP 6568798A JP 6568798 A JP6568798 A JP 6568798A JP H11133631 A JPH11133631 A JP H11133631A
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Abstract
たは環境に及ぼす影響を低減した画像形成装置および画
像形成方法、および簡便であり、かつ人体または環境に
及ぼす影響を低減したパターン形成方法の提供。 【解決手段】 光触媒を含んでなる光触媒層とその光触
媒層の上に設けられた疎水性層からなる感光体、または
光触媒および有機化合物を含んでなる疎水性感光層から
なる感光体であって、前記光触媒が光を照射されること
で、感光体表面の光を照射された部分の水との接触角を
変化させ、光が照射されていない部分の水との接触角と
差を生じさせるものである、感光体を露光して潜像を形
成させ、それを現像することにより画像を得る画像形成
方法および画像形成装置、ならびにパターン形成方法。
Description
するものである。さらには、その画像形成装置に用いる
感光体、ならびに画像形成方法に関するものである。さ
らに本発明は、前記感光体を利用した、パターン形成方
法にも関するものである。
れている乾式法では、粉体トナーを用いているため、高
品質の画像を出力するためには小粒径の粉体トナーを用
いる必要がある。しかしながら、粉体の粒径が5〜6μ
m以下になると、それを取り扱う人が大気中に浮遊する
トナーを吸い込んでしまった場合、肺に吸入された粉体
が代謝されずに塵肺などの疾病になる可能性があり、小
粒径トナーを用いた方法には限界があった。一方、有機
溶剤中にトナーを分散させたものを現像材として使用す
ることにより、粉体が大気中に飛散するのを防ぐ方法も
とられることがあるが、この方法では、トナーを画像記
録媒体に定着させる際に有機溶剤が大気中に揮発すると
いう問題が生じることがあった。一方、印刷分野で利用
されている印刷機の多くも有機溶剤が使用されている
が、有機溶剤を利用せず、溶剤として環境への負荷の小
さい水を利用することも可能である。しかし、印刷機に
おいては、原稿の版をおこす必要があり、電子写真のよ
うなオンデマンド印刷には不向きである。また、半導体
分野などにおいて、金属パターンを形成しようとする場
合、従来は金属を被覆しない部分へのマスキングが必要
であった。従って、金属パターンを形成させるには、マ
スキング工程、および金属パターン形成後のマスク材除
去工程が必須であった。それらの工程には非常に煩雑で
あるうえに、強酸などを含むマスク材除去液を使用する
場合が多く、作業者の安全性や環境への負荷などの観点
から問題が多かった。
電子写真式画像形成分野や印刷分野では、人体または環
境に及ぼす影響が少ないと同時にオンデマンド印刷も可
能である画像形成装置が望まれている。また、半導体分
野などでは、より簡便で、安全であり、環境への負荷が
小さい金属パターン形成方法が望まれている。
具備してなること、を特徴とするものである。 (1)光触媒を含んでなる光触媒層とその光触媒層の上
に設けられた疎水性層からなる感光体であって、前記光
触媒が光を照射されることで、感光体表面の光を照射さ
れた部分の水との接触角を変化させ、光が照射されてい
ない部分の水との接触角と差を生じさせるものである、
感光体、(2)前記感光体表面の水との接触角を均一に
するように疎水性層を均一化させる初期化手段、(3)
初期化手段により初期化された前記感光体に潜像を形成
させる露光手段、および(4)形成された潜像を現像す
る現像手段。
段を具備してなること、を特徴とするものである。 (1)光触媒を含んでなる光触媒層とその光触媒層の上
に設けられた疎水性層からなる感光体であって、前記光
触媒が光を照射されることで、感光体表面の光を照射さ
れた部分の水との接触角を変化させるものである、感光
体、(2)前記感光体表面の水との接触角を均一にする
ように疎水性層を均一化させる初期化手段、(3)初期
化手段により初期化された前記感光体に光を照射して潜
像を形成させる、光の照射量が制御できる露光手段、お
よび(4)前記感光体の表面にインクを供給して、形成
された潜像にインクを付着させて現像する手段。
段を具備してなること、を特徴とするものである。 (1)光触媒を含んでなる光触媒層とその光触媒層の上
に設けられた疎水性層からなる感光体であって、前記光
触媒が光を照射されることで、感光体表面の光を照射さ
れた部分の水との接触角を変化させ、光が照射されてい
ない部分の水との接触角と差を生じさせるものである、
感光体、(2)前記感光体表面の水との接触角を均一に
するように疎水性層を均一化させる初期化手段、(3)
初期化手段により初期化された前記感光体に潜像を形成
させる露光手段、(4)潜像が形成されていない部分の
疎水性層を硬化させる硬化手段、および(5)形成され
た潜像を現像する現像手段。
段を具備してなること、を特徴とするものである。 (1)光触媒および有機化合物を含んでなる疎水性感光
層からなる感光体であって、前記光触媒が光を照射され
ることで前記有機化合物を分解して、感光体表面の光を
照射された部分の水との接触角を変化させ、光が照射さ
れていない部分の水との接触角と差を生じさせるもので
ある、感光体、(2)前記感光体に潜像を形成させる露
光手段、および(3)形成された潜像を現像する現像手
段。
物を含んでなる疎水性層からなる感光体であって、光を
照射されることで、表面の光を照射された部分に形成さ
れている疎水性層が分解されて水との接触角が変化し、
光が照射されていない部分の水との接触角と差が生じる
こと、を特徴とするものである。
の工程からなること、を特徴とするものである。 (1)光触媒を含んでなる光触媒層とその光触媒層の上
に設けられた疎水性層からなる感光体であって、前記光
触媒が光を照射されることで、感光体表面の光を照射さ
れた部分の水との接触角を変化させ、光が照射されてい
ない部分の水との接触角と差を生じさせるものである、
感光体を準備し、(2)前記感光体表面の水との接触角
を均一にし、(3)前記感光体を露光して潜像を形成さ
せ、(4)形成された潜像部に金属イオン含有水溶液を
付着させ、金属または金属酸化物を析出させる。
刷が可能であり、かつ人体または環境に及ぼす影響を低
減した画像形成装置、および画像形成方法が提供され
る。また、本発明によれば、簡便であり、かつ人体また
は環境に及ぼす影響を低減したパターン形成方法が提供
される。
形成のプロセスのひとつを図2に従い、説明する。ま
ず、光触媒を含有する光触媒層を有する基板を準備す
る。この基板の表面に疎水性の被膜を形成させることに
より、表面の水との接触角を均一化(以下、初期化とい
う)させた後、光を照射すると、光を照射された部分は
光触媒の作用によって水の接触角が変化する、言い換え
ると疎水性が小さくなり、相対的に親水性が高くなる、
という特徴を有するものである(詳細後記)。以下、光
触媒層および疎水性層が設けられた基板を感光体と呼ぶ
(図1)。この基板(図2(a))の表面に、疎水性の
被膜を形成させて感光体とし、その表面を初期化した
後、光を像様に照射する(図2(b))。感光体の表面
のうち、光の照射を受けた部分は、光触媒の作用によ
り、化学変化が起こって親水性が高くなり、水との接触
角が変化する。この接触角の変化は、光の照射量に応じ
て連続的に起こり、それに伴い、親水性の度合いも連続
的に変化する。
物質が化学的に分解され、失われることもある。図2
(c)には、そのような疎水性被膜が失われた場合を図
示してある。このようにして、感光体表面に潜像が形成
される。潜像が形成された感光体に水性インクを供給す
ると、インクを感光体表面に像様に付着させることがで
きる(図2(d))。このとき、潜像部に付着するイン
クの量は、潜像部の親水性の度合いに応じて変化する。
インクが像様に付着した感光体に画像記録媒体、たとえ
ば紙、を圧着させ(図2(e))、次いで剥離すると、
感光体上に光照射した画像が画像記録媒体上にインクに
よる画像として転写される(図2(f))。
成のプロセスのひとつは以上の通りであるが、これを電
子写真のそれにあてはめて説明すると、光照射による感
光体の親水性化は電子写真感光体への静電潜像の書き込
みに、親水性部分への水性インクの付着は静電潜像への
トナーの付着に相当する。また、ここではインクとして
水性インクを用いるプロセスを記載したが、疎水性イン
クを用いると、光照射されていない部分をいわゆる陰画
として画像とすることも可能である。
説明する。まず、光触媒層を有する基板30の表面に初
期化部材(詳細後記)により、疎水性被膜32を形成さ
せる。図3(a)には初期化部材(イニシャライズロー
ラー)31による被膜形成が示されている。形成された
疎水性被膜は、必要に応じて均一化部材(詳細後記)に
より均一な被膜とされる。
表面に光源33(すなわち露光手段、詳細後記)から光
を照射して、潜像を形成させる。図3(b)には、マス
ク34を用いた像様露光が示されている。基板表面の露
光された部分34は、光触媒の作用によって親水性の度
合いが増す。すなわち、露光された部分35に潜像が形
成される。次いで、必要に応じて、潜像部分への水性イ
ンクの付着を容易にするため、または潜像部分の化学変
化した疎水性物質を除去するため、に水ローラーなどに
より基板表面を処理することもできる。
(c)には、インク供給部材(インクローラー)36に
より基板表面にインク37を供給することによる現像を
示している。インクの供給は、図3(c)に示したよう
なインクローラーによる方法の他、スプレー、ブラシ、
およびその他によりインクを供給する方法、または、露
光済み基板の一部または全部を直接インク貯留漕に浸漬
する方法、およびその他の任意の方法により行うことが
できる。いずれの方法によっても、基板に付着するイン
クのほとんどは基板表面の潜像が形成されている部分に
付着する。しかし、潜像の形成されていない部分にもイ
ンクが付着するおそれもあり、必要に応じてスクィーズ
部材により余分なインクを除去してもよい。スクィーズ
部材は、インクを吸収する素材からなるスクィーズロー
ラー、インクを掻き取るゴム製のブレード、およびその
他の任意のものを用いることができる。
を付着させた後、画像記録媒体38上にインクを転写さ
せる。インクを転写させる画像記録媒体としては、一般
に紙が用いられるが、布、表面が親水化処理された樹脂
や金属のフィルム、およびその他を用いることができ
る。これらの画像記録媒体38は、圧着部材により基板
に圧着されることが多いが、その圧着の方法には、圧着
ローラーによる方法、高圧ガスの吹き付けによる方法、
静電的引力による方法、およびその他の任意の方法を用
いることができる。
画像形成装置においては、一般的には、1回の露光で形
成させた像を、複数の画像記録媒体上に複製するのが普
通である。従って、図3に示した例においては、一般的
に、転写後の基板はさらに図3(c)の工程に移されて
インクが付与され、図3(d)の転写工程に移されて画
像を転写する、という工程が繰り返される。このとき、
図3(d)の転写工程の後に、潜像上に残ったインクや
潜像が形成された部分以外に付着したインクを除去する
ために、必要に応じてクリーニング部材により、クリー
ニング処理をすることができる。クリーニング部材は、
インクを吸収する素材からなるクリーニングローラー、
インクをかき落とす形状のブレード状部材、およびその
他の任意のものを用いることができる。
て、他の画像を形成させることも可能である。このよう
な場合、転写後の基板上には原理的には疎水性被膜だけ
が存在するので、そのまま初期化工程(図3(a))に
移せばよい。しかしながら、実際には転写後の基板表面
には親水性の部位と疎水性の部位に分かれている。この
状態の基板をそのまま初期化工程に移すと、初期化部材
により新たに設けられる疎水性被膜の厚みが一定になら
ないことがある。疎水性被膜の厚みが一定でないと、光
照射による親水化において、光量に応じた制御が不可能
となり、入力信号に応じた潜像形成が困難となることが
ある。このために、履歴消去部材(詳細後記)により疎
水性被膜をも除去してから初期化工程に移すことが好ま
しい。図3(e)には、光源39からの光照射による履
歴消去工程が示されている。
の方法で画像形成をする装置であるが、このように感光
体を平板としたものに限られるものではない。むしろオ
ンデマンド印刷に供しようとする場合には、以下に記す
るように感光体をドラム状として、連続的に画像を形成
させるほうが有利である。以下に、そのような、連続的
に画像を形成させることができる画像形成装置の一例に
ついて、図4に従い説明する。図4に示した画像形成装
置は、感光体の基板に相当する版形成ドラム40、初期
化手段を有する初期化部材42、均一化手段を有する均
一化部材43、露光手段を有する露光部材44、水ロー
ラー45、現像手段を有するインク供給部材46、スク
ィーズ部材47、圧着部材48、およびクリーニング部
材41を有するものである。
の表面に光触媒を含んだ光触媒層を形成させて、版形成
ドラム30とする。この版形成ドラムは画像形成のプロ
セスの進行に伴って回転しているが、以下、この版形成
ドラムの表面上の一部位がドラムの回転に従ってどのよ
うに処理されていくかを説明する。この版形成ドラムの
一部位に初期化部材32(詳細後記)により、疎水性の
被膜を形成させる。ここで版形成ドラム上に疎水性被膜
を形成させたものが前記感光体に相当する。形成された
疎水性被膜は、必要に応じて均一化部材43(詳細後
記)により均一な被膜とされる。
ドラムの当該部位に光源44(すなわち露光手段、詳細
後記)から光を照射して、潜像を形成させる。次いで、
潜像部分への水性インクの付着を容易にするため、また
は潜像部分の化学変化した疎水性物質を除去するため、
に水ローラー45により版形成ドラムの当該部位の表面
を処理する。
ドラムの当該部位の表面にインクを供給する。インクの
供給は、図4に示したようなインクローラーによる方法
の他、スプレー、ブラシ、およびその他によりインクを
供給する方法、または、版形成ドラムの一部を直接イン
ク貯留漕に浸漬する方法、およびその他の任意の方法に
より行うことができる。いずれの方法によっても、イン
クのほとんどは版形成ドラムの当該部位の表面の潜像が
形成されている部分に付着する。しかし、潜像の形成さ
れていない部分にもインクが付着するおそれもあり、必
要に応じてスクィーズ部材47により余分なインクを除
去してもよい。スクィーズ部材は、インクを吸収する素
材からなるスクィーズローラー、インクを掻き取るゴム
製のブレード、およびその他の任意のものを用いること
ができる。
分にインクを付着させた後、画像記録媒体48上にイン
クを転写させる。インクを転写させる画像記録媒体とし
ては、一般に紙が用いられるが、布、表面が親水化処理
された樹脂や金属のフィルム、およびその他を用いるこ
とができる。これらの画像記録媒体48は、圧着部材4
9により版形成ドラムに圧着されるが、その圧着の方法
には、図4に示すような圧着ローラーによる方法の他、
高圧ガスの吹き付けによる方法、静電的引力による方
法、およびその他の任意の方法を用いることができる。
図した装置においては、インクを版形成ドラムから画像
記録媒体に転写したのち、版形成ドラムの当該部位はさ
らなる画像形成に供されるために、再び初期化されるの
が普通である。その初期化に先立ち、画像記録媒体に転
写しきらなかったインクが版形成ドラムの表面上に残留
している可能性があるので、必要に応じてクリーニング
部材41により、残留インクを除去することができる。
クリーニング部材は、インクを吸収する素材からなるク
リーニングローラー、インクをかき落とす形状のブレー
ド状部材、およびその他の任意のものを用いることがで
きる。
には疎水性被膜だけが存在するので、そのまま初期化す
ればよい。しかしながら、実際には転写後の版形成ドラ
ム表面には親水性の部位と疎水性の部位に分かれてい
る。この状態の版形成ドラムをそのまま初期化すると、
初期化部材により新たに設けられる疎水性被膜の厚みが
一定にならないことがある。疎水性被膜の厚みが一定で
ないと、光照射による親水化において、光量に応じた制
御が不可能となり、入力信号に応じた潜像形成が困難と
なることがある。このために、履歴消去部材(詳細後
記)により疎水性被膜をも除去してから初期化すること
が好ましい。
は、版形成ドラムからインクが転写される部位から初期
化される部位までの間の任意の位置に配置することがで
きる。また、クリーニング部材、または履歴消去部材の
いずれか一方、または双方を複数配置することもでき
る。必要に応じて、残留インクと疎水性被膜とを同時に
除去する、クリーニング部材および履歴消去部材の双方
の機能を有する部材を用いることもできる。もし、クリ
ーニング部材または履歴消去部材を用いるならば、当該
部位がクリーニング部材または履歴消去部材による処理
がなされたあと、版形成ドラムは再び初期化部材により
初期化される。これによって、版形成ドラムの当該部位
の表面に疎水性被膜が被覆される。これで1サイクルが
完了する。
な複写機のように毎回異なる画像を形成させる場合に
は、上記のサイクルを繰り返すことにより目的が達成さ
れる。しかしながら、一般的な印刷機のように同じ画像
を複数形成させる場合には、2サイクル目以降は、初期
化、均一化、光照射の各プロセスは必要ではなく、省略
することもできる。
は潜像に耐刷性を持たせることが好ましい。潜像に耐刷
性を持たせるには、疎水性層を硬化させることにより達
成することができる。この硬化プロセス(詳細後記)
は、一般的には露光プロセスと現像プロセスの間に行わ
れる。この硬化プロセスは、2サイクル目以降は省略す
ることも、また断続的に繰り返すこともできる。
様において、感光体として、光触媒および有機化合物を
含んでなる疎水性感光層からなる感光体であって、光を
照射されることで、表面の光を照射された部分に形成さ
れている疎水性感光層が分解されて水との接触角が変化
し、光が照射されていない部分の水との接触角と差が生
じること、を特徴とするものを用いることもできる(詳
細後記)。このような感光体を、前記した画像形成装置
に用いて、前記したのと同様に画像形成することができ
る。この場合、光触媒含有層自身の疎水性が変化する
が、その他は前記した場合と同様のプロセスで画像形成
を行うことができる。
ことのできる感光体のひとつは、光触媒13およびそれ
を保持するバインダー材料14を含んでなる光触媒層1
2が、基板11上に設けられており、さらにその光触媒
層の上に疎水性層15が設けられたものである。その断
面の模式図を図1に示す。
される。この初期化は感光体の表面の疎水性被膜が均一
化されることにより行われる。そして、被覆された感光
体に光を像様に照射すると、光を照射された部分と照射
されていない部分とで水との接触角に差が生じるもので
ある。このような挙動は、光触媒が光により照射された
ときに、その近傍にある疎水性物質を化学変化させて、
親水化させるために起こる。その化学変化のメカニズム
は明らかではないが、光触媒が光照射により励起される
と正孔分離が起こり、引き続いて活性酸素および活性水
素が発生し、これらが近傍の有機物と反応することによ
ると考えられている。
をするものであれば任意のものを用いることができる
が、具体的にはTiO2、SnO2、WO3、V2O5、N
b2O5、Ta2O5、Fe2O3、SrTiO3、CdS、
ZnS、PbS、CdSe、GaP、およびその他が挙
げられる。また、必要に応じて、複数の光触媒を混合し
て用いてもよい。このように光触媒は任意のものを用い
ることができるが、これらのうち、その感度の高さと、
環境または人体への影響が小さいことからTiO2が特
に好ましい。TiO2は、ルチルタイプ、アナターゼタ
イプなどが知られているが、ぞれらのいずれであっても
よい。また、光触媒として用いるTiO2の粒径は、光
触媒の活性を高くするという観点から、透過型電子顕微
鏡観察によって測定した2次粒径が10nm〜5μmで
あることが好ましい。
ー材料14としては、(イ)金属酸化物、例えばSiO
2、Al2O3、In2O3、MgO、ZrO2、Y2O3、S
nO2、Cr2O3、La2O3、およびその他、(ロ)炭
化物、例えばSiC、WC、TiC、およびその他、
(ハ)窒化物セラミックス、例えばC3N4、Si3N4、
BN、TiN、およびその他、に代表される無機材料、
ならびに(ニ)有機材料、例えば、ポリカーボネート樹
脂、フェノール樹脂、ナイロン樹脂、シリコン樹脂、シ
ロキサン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ
エステル樹脂、ビニルアルコール樹脂、ポリアクリレー
ト樹脂、ブチラール樹脂、ポビニルアセタール樹脂、酢
酸ビニル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリスチレン
樹脂、ポリスルホン樹脂、アクリル樹脂、ポリフェニレ
ンオキシド樹脂、アルキド樹脂、スチレン−ブタジエン
共重合体樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重合体樹
脂、ウレタン樹脂、およびその他のポリマー、を用いる
ことができる。
とができ、必要に応じて、これらのうちの複数のバイン
ダーを任意の割合で混合して用いることもできる。しか
し、光触媒層のバインダー材料として有機材料を選んだ
場合、感光体の光が照射された部分のバインダー材料が
化学変化を起こすこともある。そうであっても、光照射
された感光体から同じ画像を繰り返し得る場合、光照射
された部分が所望の親水性を有すれば、画像形成の目的
は達成される。しかし、複写機のように、毎回異なった
画像を形成させる場合には、インク画像を画像記録媒体
に転写したあとの感光体は、光触媒層が復元されるべき
である。従って、このような用途を意図している場合に
は、光触媒層のバインダー材料として、光触媒による化
学変化が起こりにくいものが好ましく、少なくとも初期
化により感光体表面に形成される疎水性被膜よりも化学
変化が起こりにくいものを選択すべきである。特に好ま
しいのは金属酸化物、炭化物、または窒化物セラミック
スであり、これらをバインダー材料として用いた場合に
は、初期化−画像形成を繰り返す場合においても、感光
体の長寿命化が可能となる。
ス、金属、およびその他からなるものを用いることがで
きて、特に限定されないが、金属であることが好まし
い。金属はその性質から機械的強度が高く、加工性が高
いので、前記したような版形成ドラムに用いるような中
空ドラムの形成も容易であり、例えば、外径30mm、
長さ250mmのアルミニウム製ドラムは、たかだか1
mmの肉厚で十分な機械的強度を有する中空ドラムとし
て製造することができる。このことはこの部品単体、ひ
いては画像形成装置全体の軽量化に貢献し、大形ドラム
の製造を可能とする。また、金属材料を用いた場合、セ
ラミックス材料(例えばガラス)のような焼結を必要と
する物質に比べて寸法安定性の点で有利であり、外径を
長さ方向で一定に保ったり、偏心を抑制したりすること
が容易であり、高画質画像を得ることが容易となる。
属基板内部では電子の移動が容易であり、基板表面に設
けられた光触媒層中の光触媒が電子を受け取って還元さ
れることを防ぐ作用もある。さらに必要に応じて基板に
バイアス電圧を印加したり、接地したりすることもでき
る。また、金属表面は空気中では通常酸化膜が形成され
ており、疎水性被膜の塗設に有利である。さらには、疎
水性被膜を塗設した後、あるいは露光により潜像を形成
させた後に、必要に応じて疎水性被膜を加熱乾燥させる
ことができるが、高温(例えば300〜350℃)でも
寸法安定性が維持され、熱伝導性が高いために短時間で
冷却することができるので有利である。
例えばアルミニウム、ニッケル、鉄、銅、チタン、およ
びその他、の他、それらの合金、例えばステンレス、ジ
ュラルミン、およびその他が適当である。これらの中
で、特にアルミニウム、およびアルミニウム合金は、軽
量かつ高強度で加工性に優れているので好ましい。
びバインダー材料14を含有する塗布液を基板11上に
塗布することにより光触媒層を形成させて作成するのが
普通である。このような塗布液は、一般に水または有機
溶媒、例えばメタノールなどのアルコール、トルエンな
どの芳香族化合物、前記光触媒と、必要に応じて前記バ
インダー材料を溶解または分散させたものを用いる。こ
のような場合、光触媒とバインダー材料の混合比は特に
限定されない。これは、インクの種類が変わると、光を
照射した部分、または光を照射していない部分で、水と
の接触角が変化することがあるので、その調整のために
光触媒とバインダー材料の混合比を適宜変更することが
ある。
る方法は、スピンコーティング、ディップコーティン
グ、バーコーティング、スプレーコーティング、および
その他の任意の方法を用いることができる。
触媒との混合物を成形することにより、光触媒層そのも
のに基板の役割を兼ねさせることも可能である。さらに
は、例えばTiの基板を作成し、その表面を、例えばT
iO2に化学変化させることで、感光体とすることも可
能である。
0.01〜100μmであることが望ましく、成膜の強
度がより強固になる0.05〜10μmであることが特
に望ましい。光触媒層の膜厚が0.01μm未満である
と、光照射された部分と光照射されていない部分で水の
接触角の差が顕著に現れず、いわゆる電子写真における
カブリに相当するような現象が現れてしまうことがあ
る。また、光触媒層の膜厚が100μmを超えると、か
えって成膜強度が損なわれたり、クラックが発生するな
どの問題が発生することがある。
含んでいてもよい。この増感剤は、特定の波長の光を吸
収して励起され、その励起エネルギーを光触媒に移動さ
せることにより、特定の波長における光増感剤の感度を
上昇させるものである。このような増感剤は特に限定さ
れないが、その具体例としては、芳香族系増感剤、例え
ば、ピレン、ペリレン、トリフェニレン、およびその
他、キサンテン系増感剤、例えば、ローダミンB、ロー
ズベンガル、およびその他、シアニン系増感剤、例えば
チアカルボシアニン、オキサカルボシアニン、およびそ
の他、チアジン系増感剤、例えば、チオニン、メチレン
ブルー、トルイジンブルー、およびその他、アクリジン
系増感剤、例えば、アクリジンオレンジ、クロロフラビ
ン、アクリフラビン、およびその他、フタロシアニン系
増感剤、例えばフタロシアニン、メタルフタロシアニ
ン、およびその他、ポルフィリン系増感剤、例えばテト
ラフェニルポルフィリン、メタルポルフィリン、および
その他、クロロフィル系増感剤、クロロフィル、コロロ
フィリン、中心金属置換クロロフィル、およびその他、
金属錯体系増感剤、例えばルテニウムビピリジン錯体、
およびその他、フラーレン系増感剤、例えば、C60、C
70、およびその他、ヒドラゾン化合物、ピラゾリン化合
物、オキサゾール化合物、チアゾール化合物、チアジア
ゾール化合物、イミノ化合物、ケタジン化合物、エナミ
ン化合物、アミジン化合物、スチルベン化合物、ブタジ
エン化合物、カルバゾール化合物およびその他の低分子
増感剤、ならびにこれらの低分子化合物を高分子化合物
に導入した高分子増感剤が挙げられる。このほか、電子
写真用感光体の電荷発生剤および電荷輸送剤に用いられ
る化合物も増感剤として用いることができる。
き、また必要に応じて複数の増感剤を組み合わせて用い
ることができるが、一般的には、潜像を形成させるもに
用いる光の波長に応じて決められる。そのような観点か
ら、増感剤としてメタルポルフィリンやルテニウムビピ
リジン錯体が特に好ましい。増感剤を用いる場合、その
添加量は特に限定されないが、一般に光触媒1モルあた
り0.001〜1モル添加するのが普通である。また、
添加量を調整することで光触媒層の性能を制御すること
もできる。
る感光体のもうひとつは、光触媒53および有機化合物
55を含んでなる疎水性感光層52が、基板51上に設
けられたものである。その断面の模式図を図5に示す。
この感光体は、光照射により疎水性が変化する疎水性層
自体に光触媒が含まれている。すなわち、光触媒53は
基板51上に直接保持されておらず、光照射により疎水
性が変化する有機化合物54により保持されている。こ
こで、基板51には、前記したひとつめの感光体と同じ
ものを用いることができる。光触媒53の種類、添加
量、粒子径、およびその他も前記したひとつめの感光体
と同様である。
が変化するものが用いることができる。このような材料
としては、具体的には、(イ)ポリマー、例えば、ポリ
カーボネート樹脂、フェノール樹脂、ナイロン樹脂、シ
リコン樹脂、シロキサン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリエステル樹脂、ビニルアルコール樹脂、
ポリアクリレート樹脂、ブチラール樹脂、ポビニルアセ
タール樹脂、酢酸ビニル樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリスルホン樹脂、アクリル樹
脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、アルキド樹脂、スチ
レン−ブタジエン共重合体樹脂、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体樹脂、ウレタン樹脂、およびその他、
(ロ)炭化水素、例えばパラフィン、ロウ、およびその
他、(ハ)脂肪酸、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リノール
酸、およびその他、ならびにそれらの誘導体、例えば、
アミド、エステル、およびその他、(ニ)高級脂肪族ア
ルコール、(ホ)炭素数100未満の油脂、(ヘ)重合
度200未満(すなわちSi数200未満)のシリコー
ンオイル、およびその他、の有機化合物を用いることが
できる。これらの有機材料は、任意に選ぶことができ、
必要に応じて、これらのうちの複数の材料を任意の割合
で混合して用いることもできる。
んでいてもよい。用いることのできる増感剤の種類と添
加量は、ひとつめの感光体に用いることのできる増感剤
と同じである。また、光触媒を含有する疎水性感光層を
基板上に塗布する方法は、スピンコーティング、ディッ
プコーティング、バーコーティング、スプレーコーティ
ング、およびその他の任意の方法を用いることができ
る。
は0.01〜100μmであることが望ましく、0.0
5〜50μmであることが特に望ましい。光触媒層の膜
厚が0.01μm未満であると、光照射された部分と光
照射されていない部分で水の接触角の差が顕著に現れ
ず、いわゆる電子写真におけるカブリに相当するような
現象が現れてしまうことがある。また、疎水性感光層の
膜厚が100μmを超えると、かえって成膜強度が損な
われたり、クラックが発生するなどの問題が発生するこ
とがある。
面の水との接触角を均一にする手段である。このように
感光体表面と水との接触角を均一にするには、感光体表
面の疎水性層または疎水性感光層を均一化させればよ
い。以下、疎水性層および疎水性感光層を総称して疎水
性層と呼ぶ。また、疎水化剤という用語は、本発明の第
2の感光体に用いる光触媒と有機材料とを含むものも包
含するものとする。
は、任意のものを用いることができるが、その具体例は
図6〜10に示すようなものである。図6に示した初期
化部材は、疎水化剤を霧状に噴霧するもので、超音波振
動子61により、疎水化剤貯留タンク62に入った疎水
化剤63を霧状とし、版形成ドラム40上に噴霧する。
この例のように疎水化剤を霧状にして噴霧すると、薄く
て均一な被膜を形成させるのに有利である。
タンク62に疎水化剤63を満たし、版形成ドラムをそ
こに浸漬して、疎水化剤の被膜を形成させるものであ
る。このような方法で被膜を形成させると被膜は厚くな
る傾向がある。また、このような初期化部材を用いる場
合、疎水化剤は常温常圧で液体であることが普通であ
る。図8に示した初期化部材は、疎水化剤を含有、また
は担持させた中間媒体を接触させるものである。図8で
は、疎水化剤を中間媒体81を介して版形成ドラムに供
給する場合において、中間媒体を特にローラー形状とし
たものを示しており、ローラー形状の部材は軸を中心に
回転可能であって、一カ所のみが常に版形成ドラムに接
触することによって劣化することを避けることができる
点で有利である。しかしながら、このような中間媒体を
用いる場合でも、ローラー形状以外のものを選択するこ
とも可能である。
ンク62から疎水化剤63を注ぐことにより、版形成ド
ラム上に疎水化剤の被膜を形成させるものである。この
場合も図7の例同様、被膜は厚くなる傾向がある。図1
0に示した初期化部材は、スプレーノズル101から疎
水化剤を版形成ドラム40上に噴霧するものである。こ
の場合も、図6の例同様に薄くて均一な被膜を形成させ
るのに有利である。
層を均一化することができるが、疎水性被膜の厚さは、
画像の品質などに影響する。疎水性被膜の厚さは、一般
に0.01〜10μmである。この範囲内であれば、被
膜がより薄いと感度が上昇して、画像形成−初期化のイ
ンターバルを短くすることができ、逆に被膜がより厚い
と光の照射量を変えた場合の画像の階調制御が容易とな
る。しかしながらこの範囲を超えて、0.01μm以下
であると、光照射された部分と光が照射されていない部
分とで、水との接触角の差が顕著に現れず、明瞭な画像
が得にくくなる。また、10μmを超えると、感度が下
がる傾向がある。
られるような初期化部材を選択することができる。ま
た、一度、より厚い疎水性被膜を形成させたのち、後述
の均一化部材により薄層化させることもできる。
により均一化された疎水性被膜をさらに薄層化させるた
めの手段である。また、初期化部材により初期化された
疎水性被膜が十分に平滑でない場合には、その表面を均
一にする機能も有する。これらの機能を有する均一化部
材は、必要に応じて具備させるものであるが、具備する
場合には任意のものを用いることができる。そのような
均一化部材の具体例は、例えば図11〜14に示すもの
である。
状の部材のエッジを接触させることで掻き取り効果を持
たせ、薄層形成を容易にするものである。このとき、部
材の素材として弾性体を用いると版形成ドラムとの密着
性が増し、層厚を安定化させる効果がある。図12およ
び図13に示した初期化部材は、部材の面を版形成ドラ
ムに接触させるものであり、図11に例示した均一化部
材に比べて掻き取り効果は少なくなるが、均一化部材の
磨耗による接触面積の急激な変化が少なく、安定性に優
れている。この場合にも部材の素材に弾性体を用いる
と、図11の例と同様の効果が得られる。特に図13に
示したようなローラー形状の部材は軸を中心に回転可能
であり、一カ所のみが常に接触することによる部材の劣
化を避けることができる点で有利である。
状の部材のエッジを接触させ、過剰の疎水化剤を回転方
向に除去しようとするものである。その効果は図11に
示した均一化部材に近いが、掻き取り効果の点で差があ
るので、このような均一化部材の適用もできる。そのほ
か、均一化部材として発泡体、例えばスポンジ、を用い
ることにより、疎水化剤を吸収させることにより疎水性
層を薄層化することもできる。
初期化された感光体に光を照射して、潜像を形成させる
ための手段である。このような機能を有する露光部材、
すなわち光源としては、任意のものを用いることができ
るが、一般的には、(イ)レーザー、例えば気体レーザ
ー、固体レーザー、液体レーザー、半導体レーザー、色
素レーザー、およびその他、ならびに(ロ)蛍光体ヘッ
ド、例えばZnO系蛍光体ヘッド、SnO2系蛍光体ヘ
ッド、(ZnCd)S系蛍光体ヘッド、ZnS系蛍光体
ヘッド、およびその他、が用いられる。蛍光体ヘッドを
使用する場合には、その動作電圧を軽減させるために、
In2O3などの導電性物質を混合してもよい。露光部材
として用いる光源の種類は、組み合わせて用いる、光触
媒、または光触媒と併用する増感剤の吸収波長と、光源
の強度、およびその他の条件により選択されるのが普通
である。しかしながら、照射する光の波長は、一般的に
利用される光源で得ることが容易であることから、40
0〜800nmであることが好ましい。また、エネルギ
ーの高いレーザーを用いることにより、前記したような
光触媒による有機物の分解の他に、熱やアブレーション
による分解も期待することもできるので、光源としてレ
ーザーを用いることが好ましい場合もある。
表面の水との接触角は、照射する光の量に応じて連続的
に変化する。従って、光源の強度および/または光照射
時間を適宜制御することで、感光体の潜像部分の親水性
の度合いを任意に制御し、すなわち感光体の潜像部分に
付着するインクの量を制御して、画像の階調を制御する
ことが可能となる。
疎水性層の、露光手段により潜像が形成されていない部
分を硬化させて、耐刷性を向上させるための手段であ
る。疎水性層を硬化させる方法は任意であるが、具体的
には、疎水性層を形成する有機化合物自体を硬化させる
方法、潜像が形成されていない部分の疎水性層を選択的
に硬化可能な物質で覆い、次いで硬化可能な物質を硬化
させる方法、およびその他が挙げられるが、潜像が形成
されていない部分の疎水性層を選択的に硬化可能な物質
で覆い、次いで硬化可能な物質を硬化させる方法が好ま
しい。
により硬化させる方法、光を照射して光反応により硬化
させる方法、硬化反応を起こさせたり促進させたりする
物質を硬化可能な物質に供給する方法、およびその他が
挙げられるが、光を照射して光反応により硬化させる方
法が好ましい。
の方法において適用可能な方法で硬化させることができ
るものであれば任意のものを用いることができるが、光
照射により硬化する物質を用いる場合には、照射される
光の波長で透過率が高いものであることが好ましい。こ
のような条件を満たすものであれば、任意の物質を用い
ることができ、単体で光反応を起こして硬化する物質、
光重合開始剤と、その作用により架橋する単量体の混合
物、およびその他を用いることができる。具体的にはア
クリロイル類(例えばアクリルアミド類、アクリレート
類、特にフェニレンジアクリレート類、およびその
他)、不飽和ポリエステル類、不飽和ポリウレタン類、
アジド類、ジアゾ類、およびその他が挙げられる。
選択的に硬化可能な物質で覆い、次いで硬化可能な物質
を硬化させる場合、硬化可能な物質を疎水性層に供給す
る方法には任意の方法を用いることができるが、前記し
た初期化と同様の方法を用いることができる。従って、
硬化可能な物質を供給する部材には、前記した初期化部
材と同様の構造のものを用いることができる。
性層上に均一化にすることもできる。この方法には任意
の方法を用いることができるが、前記した均一化と同様
の方法を用いることができる。従って、硬化可能な物質
を疎水性層上で均一化させる部材には、前記した均一化
部材と同様の構造のものを用いることができる。なお、
疎水性層を覆う硬化可能な物質は、必ずしも密な層状構
造を有する必要はなく、表面に疎水性層が露出していて
もよい。すなわち、硬化可能な物質が疎水性層を網目状
に覆っていたり、疎水性層の表面上に硬化可能な物質が
不連続に散在していてもよい。
源には、潜像を形成せず、かつ硬化反応を起こさせるこ
とのできる波長の光を照射することができる光源であれ
ば、形状は特に限定されず、例えば前記した露光手段に
用いることのできるものから選択できる。
露光手段により形成された潜像を現像するための手段で
ある。このような機能を有する現像部材は任意である
が、露光済みの感光体にインクを塗布するインク供給部
材であることが好ましい。感光体表面へのインクの供給
は、任意の方法によることができるが、前記した初期化
部材と同様の構造であることができる。また、用いるイ
ンクも任意であるが、環境への影響を考えて、有機溶剤
の含有量が少ないものが好ましい。
は、感光体表面に付着したインクが画像記録媒体に転写
された後に、感光体表面に残っている疎水性被膜を除去
する手段である。このような手段による履歴消去過程
は、電子写真プロセスに置き換えると、除電部材に相当
するものである。このような機能を有する履歴消去部材
としては、基板上に残存した疎水性被膜を除去するもの
であれば任意のものを用いることができる。具体的に
は、ブレード状のスクィーズ部材(このような部材は、
残存インクを除去するクリーニング部材としての機能を
あわせもつ)のような機械的なもの、光照射、加熱、お
よびその他により有機物からなる疎水性被膜を分解する
化学的なもの、およびその他が挙げられる。これらの中
で、化学的に疎水性被膜を分解するもの、特に光照射に
より疎水性被膜を除去するものが好ましい。
去部材として利用できる光源としては任意のものを用い
ることができるが、具体的には、水銀ランプ、ナトリウ
ムランプ、メタルハライドランプ、ハロゲンランプ、蛍
光灯、白熱灯、紫外線ランプ、レーザー、LED発光素
子、EL発光素子、フォトルミネッセンス素子、カソー
ドルミネッセンス素子、およびその他が挙げられる。こ
れらの中では、コヒーレントな光を放射できるレーザー
が好ましく、例えばHe−Ne、CO2−N2、He−C
d、N2、Ar、Kr、F2、ArF、KrF、XeC
l、XeF、およびその他を用いた気体レーザー、2,
5−ジフェニルオキサゾール、4−メチルアンベリフェ
ロン、およびその他を用いたダイレーザー、およびその
他の液体レーザー、ルビーレーザー、YAGレーザーお
よびその他の固体レーザー、半導体レーザーなど、が挙
げられる。
用いる場合、感光体に光を照射する方法は任意である
が、その具体的な例は図15〜18に示すとおりであ
る。図15に示した履歴消去部材は、光源151から照
射された光をポリゴンミラー153により版形成ドラム
の長さ方向に照射するものである。必要に応じてレンズ
152およびfθレンズ154を設けることもできる。
図16および17に示した履歴消去部材は、光源からの
光をレンズ161を介して版形成ドラムの長さ方向に均
一に照射するものである。図18に示した履歴消去部材
は、光源151から放射される光を反射板181により
版形成ドラムの長さ方向に均一に収束させて照射するも
のである。これらの他にも、面発光型の光ファイバーに
レーザー等の光源から光を入射して版形成ドラムの長さ
方向に均一に光照射したり、各種の発光素子を版形成ド
ラムの長さ方向に均一に配置して光照射することもでき
る。また、前記の各種光源の光を非線形材料を通過させ
ることにより得られる高調波を版形成ドラムに照射する
こともできる。また、キセノン管などを高電圧で励起し
て発生するストロボ光などのパルス光を照射することも
できる。
る画像形成装置の一例は図19に示すものである。この
装置は、図4に示した画像形成装置に対して、硬化可能
な物質を供給する部材191、供給された硬化可能な物
質を均一化させる部材192、硬化可能な物質を硬化さ
せる手段193、および履歴消去部材194をさらに具
備してなる。この図19に記載された装置では、硬化可
能な物質が光硬化性樹脂であり、履歴消去部材が光照射
を行うための光源である場合を示している。
像様露光されてから現像されるまでの間に、硬化手段に
よって潜像が形成されていない部分に光硬化性物質が部
材191によって供給され、ついで部材192により均
一化され、さらに部材193によって硬化露光されて、
潜像が形成されていない部分が硬化される。これによっ
て、版形成ドラムの耐刷性が向上する。
ラム40が画像転写後にクリーニングされた後、再び初
期化されるまでの間に、潜像が形成されていない部分の
疎水性層が、履歴消去部材194から照射される光によ
り活性化される光触媒層の作用で分解して履歴が消去さ
れる。
返し形成させる場合、初期化、露光、硬化、および現
像、の過程を経たあと、現像を繰り返すこととなる。こ
の間、履歴消去、初期化、均一化、露光、および硬化の
各過程は省略することができる。そして、一連の画像形
成が終了した後、必要に応じて、履歴消去、初期化、均
一化、露光、硬化、および現像という次の処理が行われ
る。なお、このような画像形成装置は本発明の画像形成
装置の一例であり、それぞれの部材は、前記したものま
たはそれ以外のものと置き換えることができる。
成方法は、前記のいずれかの感光体を利用したものであ
る。すなわち、本発明の第一のパターン形成方法は、下
記の工程からなること、を特徴とするものである。 (1)光触媒を含んでなる光触媒層とその光触媒層の上
に設けられた疎水性層からなる感光体であって、前記光
触媒が光を照射されることで、感光体表面の光を照射さ
れた部分の水との接触角を変化させ、光が照射されてい
ない部分の水との接触角と差を生じさせるものである、
感光体を準備し、(2)疎水性層の厚さを均一にするこ
とで、前記感光体表面の水との接触角を均一にし、
(3)前記感光体を露光して、未露光の部分よりも親水
性の高い潜像を形成させ、(4)形成された潜像部に金
属イオン含有水溶液を付着させ、適当な方法で金属また
は金属酸化物を析出させる。
は、上記の第一のパターン形成方法において、感光体と
して前記の感光体の代わりに、光触媒および有機化合物
を含んでなる疎水性感光層からなる感光体であって、前
記光触媒が光を照射されることで、感光体表面の光を照
射された部分の水との接触角を変化させるものである、
感光体を用いたものである。
記した画像形成方法と現像手段が異なっている。以下
に、本発明のパターン形成方法について、特に前記の画
像形成方法と異なる点を中心に説明する。パターン形成
方法においては、ひとつの感光体を用いて複数のパター
ンを連続して形成させることは少ない。このため、一般
的に感光体は平板状のものが用いられることが多い。こ
のような平板状感光体を用いた本発明のひとつのパター
ン形成方法を図20に従い説明する。まず、光触媒を含
有する光触媒層202を有する基板(図20(a))を
準備する。この基板の表面に、疎水性被膜203を形成
させて感光体204とし、その表面を初期化した後、光
を像様に照射する(図20(b))。感光体の表面のう
ち、光の照射を受けた部分は、光触媒の作用により、化
学変化が起こって親水性が高くなり、水との接触角が変
化する。
物質が化学的に分解され、失われることもある。図20
(c)には、そのような疎水性被膜が失われた場合を図
示してある。なお、パターンの形成においては、形成さ
れるパターンの濃淡は無いことが望ましく、また金属パ
ターンが基板に固着していることが好ましいので、図2
0(c)のように露光された部分の疎水性被膜が完全に
失われることが好ましい。
水溶液205を供給すると、当該水溶液を感光体表面に
像様に付着させることができる(図20(d))。必要
に応じて、潜像が形成された部分以外に付着した当該水
溶液をスクィーズ部材により除去した後、適当な方法で
当該水溶液中の金属イオンを金属206または金属酸化
物206として析出させる。金属または金属酸化物を析
出させる方法は任意であるが、光還元法、無電解メッキ
法、および電解メッキ法が好ましい。図20(e)に
は、光源207からの光を基板全体に照射して金属を析
出させる光還元法が示されている。このようにして金属
または金属酸化物のパターンを形成させた後、必要に応
じて基板上に残存している疎水性被膜を除去して、パタ
ーンを形成させる(図20(f))。この疎水性被膜の
除去には、前記した画像形成方法において履歴消去手段
として挙げた手段を用いることができる。用いる金属イ
オン含有水溶液は特に限定されないが、パターンを配線
として使用する場合は無電解メッキ溶液として市販され
ているもの、例えば金、銅、ニッケル、スズ、パラジウ
ム、およびその他の無電解メッキ溶液、を用いることが
でき、またパターンをホログラムとして使用する場合に
は硝酸銀などを溶解させた溶液を用いることもできる。
粒径10nmのSiO2ゾルを、固形分重量比で50:
50の割合で混合し、固形分濃度10重量%、pH1.
5に調整して塗布液を調製した。この塗布液をアルミニ
ウム製ドラム上にスプレーコーティング法により膜厚
3.5μmに塗布して被膜を形成させ、その被膜を15
0℃で1時間乾燥させて版形成ドラム30(すなわち、
感光体)を得た。 <初期化部材>本実施例では、初期化部材32として図
4に示される、超音波振動子を用いた蒸気発生装置を用
いた。なお、疎水化剤にはリノール酸を用いた。 <均一化部材>本実施例では、均一化部材33として、
図9に示されるブレード状のものを用いた。均一化部材
の素材にはシリコーンゴムを用いた。 <光源>本実施例では、潜像を形成させるための光源3
4として、アルゴンイオンレーザーを用い、露光波長と
して388nmの紫外光を選択した。
記の各部材と、その他の部材から図3に示されるような
画像形成装置を作製し、画像形成を行った。図3に示さ
れるような画像形成装置において、版形成ドラムは図中
の矢印方向に回転しており、その回転に伴って画像形成
のプロセスは進行する。
により疎水化剤(リノール酸)が塗布され、これにより
版形成ドラム上に疎水性の被膜が形成される。この被膜
は、次いで均一化部材33により均一の厚さとされる。
次に、均一な疎水性の被膜が付与された版形成ドラム
は、光源34により像様に露光される。版形成ドラム上
の露光された部位の疎水化剤は化学変化し、引き続いて
水ローラー35により処理されることにより、露光され
た部位の疎水化剤が除去される。続いてインク供給部材
36によりインクが版形成ドラムに供給される。インク
は、疎水化剤の除去された部位に付着するが、それ以外
の部位にも余分なインクが付着しているので、この余分
なインクはスクィーズ部材37により除去される。さら
に、支持体39を転写部材38により版形成ドラムに圧
着させることにより、版形成ドラム上のインクを支持体
39に転写させることにより、明瞭な画像が得られる。
なお、支持体39に転写されずに残ったインクは、引き
続いてクリーニング部材31により除去される。このよ
うにして、本発明の画像形成装置により、明瞭な画像を
得ることができた。
ラム上の、画像形成に供した部位を再び初期化部材32
および均一化部材33で処理して、版形成ドラムの表面
全体を露光前の疎水化状態に初期化した。この状態か
ら、露光、インク供給、インクの支持体への転写、クリ
ーニング、および初期化を1サイクルとし、再度このプ
ロセスによる画像形成を行ったところ、優れた再現性で
画像を得ることができた。
に流動パラフィンを用いた以外は、実施例1と同様の方
法で画像出力を試みたところ、優れた再現性で画像を得
ることができた。
有する、内部に疎水化剤を吸収させたシリコーン製発泡
体の部材を用いた以外は、実施例1と同様の方法で画像
出力を試みたところ、優れた再現性で画像を得ることが
できた。
を有するシリコーン製発泡体の部材を用いた以外は、実
施例1と同様の方法で画像出力を試みたところ、優れた
再現性で画像を得ることができた。
mのSiO2ゾルを固形分重量比で50:50の割合で
混合し、固形分濃度10重量%、pH1.5に調整し
た。さらにこの溶液にZnポルフィリンのプロパノール
溶液を、Znポリフィリンの添加量が、塗布液の全固形
分の30重量%となるように添加して塗布液を調製し
た。この塗布液を引き上げ塗布法によりアルミニウム製
ドラムに塗布して光触媒層を形成させ、100℃で一昼
夜乾燥させた。乾燥後の光触媒層の厚さが5μmとなる
まで、この塗布−乾燥を繰り返し、版形成ドラムを得
た。得られた版形成ドラムを初期化した後He−Neレ
ーザーの543.5nmの光で像様に露光し、次いで水
で湿らせた水ローラーで処理して、露光された部分を洗
浄した。次に水性インクが入ったインク貯留槽に浸され
ているインクローラーを版形成ドラムに押し当て、水性
インクを版形成ドラムの露光された部分に供給した。次
いで、版形成ドラムの露光されていない部分に付着して
いる余分なインクを除去し、露光されている部分のイン
ク層の厚さを制御するためにスクィーズローラーで処理
した。さらに、紙を介した転写ローラーをドラムに押し
つけることで、版形成ドラム上のインクを紙に転写させ
て明瞭な画像を得た。紙に転写されずにドラムに残った
インクは、クリーニングローラーにより除去され、続い
て光照射された部分は初期化ローラーにより初期化され
て、版形成ドラムは再び全体が初期化された状態とされ
た。
の転写、クリーニング、初期化を1サイクルとし、再度
このサイクルによる画像の出力をしたところ、優れた再
現性で画像を得ることができた。また、ここでレーザー
による光照射量を変化させて、グレーパターンの画像出
力を行ったところ、20階調が得られた。
iO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・コ
ート樹脂、硬化剤、およびZnポルフィリンを含むプロ
パノール溶液を添加して塗布液を得た。TiO2は、塗
布液の全固形分の約40重量%、シロキサン・クリア・
コート樹脂は、塗布液の全固形分の約30重量%、光触
媒の増感剤であるZnポルフィリンは塗布液の全固形分
の約30重量%の割合となるように添加した。この塗布
液をアルミニウム製ドラムに引き上げ塗布法により塗布
し、形成された光触媒層を100℃で一昼夜乾燥させ、
膜厚10μmの光触媒層を有する版形成ドラムを得た。
この版形成ドラムを用いて、実施例5と同様の方法で画
像を出力したところ、再現性よく画像を得ることができ
た。また、ここでレーザーによる光照射量を変化させ
て、グレーパターンの画像出力を行ったところ、20階
調が得られた。
mのSiO2ゾルを固形分重量比で50:50の割合で
混合し、固形分濃度10重量%、pH1.5に調整し
た。さらにこの溶液にZnポルフィリンのプロパノール
溶液を、Znポリフィリンの添加量が、塗布液の全固形
分の30重量%となるように添加して塗布液を調製し
た。この塗布液を引き上げ塗布法によりアルミニウム製
ドラムに塗布して光触媒層を形成させ、100℃で一昼
夜乾燥させた。乾燥後の光触媒層の厚さが5μmとなる
まで、この塗布−乾燥を繰り返し、版形成ドラムを得
た。露光光源として、ピーク波長505nmのZnO系
蛍光体ヘッドを用いる他は実施例5と同様にして画像を
出力したところ、優れた再現性で画像を得ることができ
た。また、ここで蛍光体ヘッドによる光照射量を変化さ
せて、グレーパターンの画像出力を行ったところ、20
階調が得られた。
iO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・コ
ート樹脂、硬化剤、およびZnポルフィリンを含むプロ
パノール溶液を添加して塗布液を得た。TiO2は、塗
布液の全固形分の約40重量%、シロキサン・クリア・
コート樹脂は、塗布液の全固形分の約30重量%、光触
媒の増感剤であるZnポルフィリンは塗布液の全固形分
の約30重量%の割合となるように添加した。この塗布
液をアルミニウム製ドラムに引き上げ塗布法により塗布
し、形成された光触媒層を100℃で一昼夜乾燥させ、
膜厚10μmの光触媒層を有する版形成ドラムを得た。
この版形成ドラムを用い、ピーク波長505nmのZn
O系蛍光体ヘッドを用いて露光する以外は、実施例5と
同様の方法で画像を出力したところ、再現性よく画像を
得ることができた。また、ここでレーザーによる光照射
量を変化させて、グレーパターンの画像出力を行ったと
ころ、20階調が得られた。
mのSiO2ゾルを固形分重量比で50:50の割合で
混合し、固形分濃度10重量%、pH1.5に調整し
た。この塗布液をスプレーコーティング法によりアルミ
ニウム製ドラムに塗布して光触媒層を形成させ、150
℃で1時間させて、光触媒層の厚さが3.5μmの版形
成ドラムを得た。得られた版形成ドラムを初期化した
後、波長が388nmの紫外光で像様に露光し、次いで
水で湿らせた水ローラーで処理して、露光された部分を
洗浄した。次に水性インクが入ったインク貯留槽に浸さ
れているインクローラーを版形成ドラムに押し当て、水
性インクを版形成ドラムの露光された部分に供給した。
次いで、版形成ドラムの露光されていない部分に付着し
ている余分なインクを除去し、露光されている部分のイ
ンク層の厚さを制御するためにスクィーズローラーで処
理した。さらに、紙を介した転写ローラーをドラムに押
しつけることで、版形成ドラム上のインクを紙に転写さ
せて明瞭な画像を得た。紙に転写されずにドラムに残っ
たインクは、クリーニングローラーにより除去され、続
いて光照射された部分は初期化ローラーにより初期化さ
れて、版形成ドラムは再び全体が初期化された状態とさ
れた。この光照射、インクの付着、インクの紙への転
写、クリーニング、初期化を1サイクルとし、再度この
サイクルによる画像の出力をしたところ、優れた再現性
で画像を得ることができた。
iO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・コ
ート樹脂、および硬化剤を含むプロパノール溶液を添加
して塗布液を得た。TiO2は、塗布液の全固形分の約
40重量%、シロキサン・クリア・コート樹脂は、塗布
液の全固形分の約50重量%の割合となるように添加し
た。この塗布液をアルミニウム製ドラムに引き上げ塗布
法により塗布し、形成された光触媒層を150℃で1時
間乾燥させ、膜厚5μmの光触媒層を有する版形成ドラ
ムを得た。この版形成ドラムを用いて、実施例9と同様
の方法で画像を出力したところ、再現性よく画像を得る
ことができた。
mのSiO2ゾルを固形分重量比で50:50の割合で
混合し、固形分濃度10重量%、pH1.5に調整し
た。さらにこの溶液にZnポルフィリンのプロパノール
溶液を、Znポリフィリンの添加量が、塗布液の全固形
分の30重量%となるように添加して塗布液を調製し
た。この塗布液を引き上げ塗布法によりアルミニウム製
ドラムに塗布して光触媒層を形成させ、100℃で一昼
夜乾燥させて、乾燥後の光触媒層の厚さが5μmの版形
成ドラムを得た。この版形成ドラムを用い、露光する光
に波長532nmの可視光を用いる他は実施例9と同様
にして画像を出力したところ、優れた再現性で画像を得
ることができた。
iO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・コ
ート樹脂、硬化剤、およびZnポルフィリンを含むプロ
パノール溶液を添加して塗布液を得た。TiO2は、塗
布液の全固形分の約40重量%、シロキサン・クリア・
コート樹脂は、塗布液の全固形分の約30重量%、光触
媒の増感剤であるZnポルフィリンは塗布液の全固形分
の約30重量%の割合となるように添加した。この塗布
液をアルミニウム製ドラムに引き上げ塗布法により塗布
し、形成された光触媒層を100℃で一昼夜乾燥させ、
膜厚10μmの光触媒層を有する版形成ドラムを得た。
この版形成ドラムを用い、照射する光に波長532.2
nmの可視光を用いる他、を実施例9と同様の方法で画
像を出力したところ、再現性よく画像を得ることができ
た。
mのSiO2ゾルを所定の割合で混合し、固形分濃度1
0wt%、pH1.5に調整した後、その塗布液をアル
ミニウム製ドラム上にスプレーコーティング法により塗
布して膜厚3.5μmの被膜を得た。その被膜を150
℃で1時間乾燥させ、版形成ドラムを得た。作製した版
形成ドラムを初期化した後、388nmの紫外光を照射
して情報を書き込み、水で湿らせた水ローラーでドラム
上の情報書き込み部分の洗浄した。次にインクだめに浸
されているインクローラーを版形成ドラムに押し当て、
水性インクを版形成ドラムの親水部へ供給した。版形成
ドラム上の情報の書き込まれていない部分に付着してい
る余分なインクをスクィーズローラーで除去した。さら
に、紙を介した転写ローラーをドラムヘ押し付けること
で版形成ドラム上のインクを紙に転写して、明瞭な画像
サンブルを得た。紙に転写せずドラムに残ったインクは
クリーニングローラーにより除去された。情報の書き込
まれていた親水部を再度疎水的な状態へ戻すためのイニ
シャライズローラーを通過させ、画像形成体表面全体を
情報害き込み前の疎水化状態にした。この書き込み・イ
ンクの付着・インクの紙への転写・クリーニング・イニ
シャライズを1プロセスとし、再度このプロセスによる
画像サンブルの出力を行ったところ再現性の良い画像が
得られた。
TiO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・
コート樹脂および硬化剤を含むプロパノールを添加し得
た塗布剤を、アルミニウム製ドラム上へ引き上げ塗布法
により塗布した。その被膜を150℃で1時間乾燥さ
せ、膜厚5μmの疎水性被膜を有する版形成ドラムを得
た。添加するシロキサン・クリア・コート樹脂の割合
は、TiO2ゾルの固形分の約50wt%添加した。実
施例13と同様の画像出力プロセスを用い、画像サンプ
ルの出力を行ったところ、再現性良く画像が得られた。
mのSiO2ゾルを所定の割合で混合した。このとき固
形分濃度10wt%、pH1.5に調整した。さらにこ
の溶液にZnポルフィリンを含むプロパノールを添加し
て塗布剤を得た。アルミニウム製ドラム上へ引き上げ塗
布法により塗布し、膜厚10μmの疎水性感光層を得
た。その層を100℃で一昼夜乾燥させ、版形成ドラム
を得た。532nmの可視光を用いる以外は実施例13
と同様の画像出力プロセスを用いて画像サンプルの出力
を行ったところ、再現性良く画像か得られた。
TiO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・
コート樹脂、硬化剤およびZnポルフィリンを含むプロ
パノールを添加して得た塗布剤を、アルミニウム製ドラ
ム上へ引き上げ塗布法により塗布した。その被膜を10
0℃で一昼夜乾燥させ、膜厚10μmの疎水性感光層を
有する版形成ドラムを得た。添加するシロキサン・クリ
ア・コート樹脂の割合はTiO2ゾルの固形分の約30
wt%、光触媒の増感剤であるZnポルフィリンもまた
TiO2ゾルの固形分の約30wt%添加した。532
nmの可視光を用いる以外は実施例13と同様の画像出
力プロセスを用い画像サンプルの出力を行ったところ、
再現性良く画像が得られた。
mm)の表面に空気中で加熱して、酸化チタン膜を形成
せしめ、表面に光触媒能を有する酸化チタンを保持する
版形成ドラムを作製した。このドラムを初期化した後、
388nmの紫外光を照射して情報を書き込み、水で湿
らせた水ローラーでドラム上の情報書き込み部分を洗浄
した。次にインクだめに浸されているインクローラーを
版形成ドラムに押し当て、水性インクを画像形成体の親
水部へ供給した。版形成ドラム上の情報の書き込まれて
いない部分に付着している余分なインクをスクィーズロ
ーラーで除去した。さらに、紙を介した転写ローラーを
ドラムヘ押し付けることで版形成ドラム上のインクを紙
に転写して、明瞭な画像サンプルを得た。紙に転写せず
ドラムに残ったインクはクリーニングローラーにより除
去された。情報の書き込まれていた親水性部を再度疎水
的な状態へ戻すためのイニシャライズローラーを通過さ
せ、画像形成体表面全体を情報書き込み前の疎水化状態
にした。この書き込み・インクの付着・インクの紙への
転写・クリーニング・イニシャライズを1プロセスと
し、再度このプロセスによる画像サンプルの出力を行っ
たところ再現性の良い画像か得られた。
mのSiO2ゾルを所定の割合で混合し、固形分濃度1
0wt%、pH1.5に調整した後、その塗布液をアル
ミニウム製ドラム上にスプレーコーティング法により塗
布して、膜厚3.2μmの被膜を得た。その被膜を15
0℃で1時間乾燥させて、版形成ドラムを得た。この版
形成ドラムを図4の画像形成装置に取り付けて画出しを
行った。イニシャライズローラーで版形成ドラムに疎水
性被膜を形成させる。次に画像情報として388nmの
紫外光を照射して情報を書き込み、水で湿らせた水ロ一
ラーでドラム上の情報書き込み部分の洗浄した。次にイ
ンクだめに浸されているインクローラーを版形成ドラム
に押し当て、水性インクを画像形成体の親水性部へ供給
した。版形成ドラム上の情報の書き込まれていない部分
に付着している余分なインクをスクィーズローラーで除
去した。さらに、紙を介した転写ローラーをドラムへ押
し付けることで版形成ドラム上のインクを紙に転写さ
せ、明瞭な画像サンプルを得た。紙に転写せずドラムに
残ったインクはクリーニングローラーにより除去した。
その後、図4のBに設けられた、蛍光灯形状の紫外線ラ
ンプを配置した履歴消去装置により光を照射して、分解
されていない疎水性物質を強制的に分解させた。なお、
紫外線ランプは20Wのものを用いた。このイニシャラ
イズ・書き込み・インクの付着・インクの紙への転写・
クリーニング・履歴消去を1プロセスとし、再度このプ
ロセスによる画像サンプルの出力を行ったところ再現性
の良い画像が得られた。この方法でマクベス濃度計にて
測定した画像濃度1.48であった。また地汚れはなか
った。
mのSiO2ゾルを所定の割合で混合し、固形分濃度1
0wt%、PH1.5に調整した後、その塗布液をアル
ミニウム製ドラム上にスプレーコーティング法により塗
布して、膜厚3.2μmの被膜を得た。その被膜を15
0℃で1時間乾燥させ、版形成ドラムを得た。この版形
成ドラムを図4の画像形成装置に取り付けて画出しを行
った。イニシャライズローラーで版形成ドラムに疎水性
被膜を形成させる。次に画像情報として388nmの紫
外光を照射して情報を書き込み、水で湿らせた水ローラ
ーでドラム上の情報書き込み部分の洗浄した。次にイン
クだめに浸されているインクローラーを版形成ドラムに
押し当て、水性インクを版形成ドラムの親水性部へ供給
した。版形成ドラム上の情報の書き込まれていない部分
に付着している余分なインクをスクィーズローラーで除
去した。さらに、紙を介した転写ローラーをドラムヘ押
し付けることで版形成ドラム上のインクを紙に転写さ
せ、明瞭な画像サンプルを得た。その後、図4のAに設
けられた、蛍光灯形状の紫外線ランプを配置した履歴消
去装置により光を照射して、分解されていない疎水性物
質を強制的に分解させた。なお、紫外線ランプば20W
のものを用いた。次に紙に転写せずドラムに残ったイン
クはクリーニングローラーにより除去した。このイニシ
ャライズ・書き込み・インクの付着・インクの紙への転
写・履歴消去・クリーニングを1プロセスとし、再度こ
のプロセスによる画像サンプルの出力を行ったところ再
現性の良い画像が得られた.この方法でマクベス濃度計
にて測定した画像濃度は1.47であった。また地汚れ
はなかった。
ルおよび二次粒径10nmのSiO2ゾルを所定の割合
で混合し、固形分濃度10wt%、pH1.5に調整し
た後、その塗布液をアルミニウム製ドラム上にスプレー
コーティング法により塗布して、膜厚4.2μmの被膜
を得た。その被膜を150℃で1時間乾燥させ、版形成
ドラムを得た。この版形成ドラムを図4の画像形成装置
に取り付けて画出しを行った。イニシャライズローラー
42で版形成ドラム40に疎水性被膜を形成させる。次
に画像情報として光源44からの388nmの紫外光を
照射して情報を書き込み、水で湿らせた水ローラー45
でドラム上の情報書き込み部分の洗浄した。次にインク
だめに浸されているインクローラー46を版形成ドラム
40に押し当て、水性インクを版形成ドラムの親水性部
へ供給した。版形成ドラム上の情報の書き込まれていな
い部分に付着している余分なインクをスクィーズローラ
ー47で除去した。さらに、紙49を介した転写ローラ
ー48をドラムへ押し付けることで版形成ドラム上のイ
ンクを紙に転写させ、明瞭な画像サンプルを得た。その
後、図4のAに設けられた、蛍光灯形状の紫外線ランプ
を配置した履歴消去装置により光を照射して、分解され
ていない疎水性物質を強制的に分解させた。なお紫外線
ランプは10Wのものを用いた。次に紙に転写せずドラ
ムに残ったインクはクリーニングローラーにより除去し
た。さらに、図4のBに配置された、蛍光灯形状の紫外
線ランプを配置した履歴消去装置により光を照射して、
分解されていない疎水性物質を強制的に分解させた。な
お紫外線ランプは10Wのものを用いた。このイニシャ
ライズ・書き込み・インクの付着・インクの紙への転写
・履歴消去・クリーニング・履歴消去を1プロセスと
し、再度このプロセスによる画像サンプルの出力を行っ
たところ再現性の良い画像が得られた。この方法でマク
ベス濃度計にて測定した画像濃度は1.47であった。
また地汚れはなかった。
成とした。光源151に波長333.7nm、出力1.
2Wの窒素レーザーを用いて高速回転するポリゴンミラ
ー153に照射し、反射させて、版形成ドラム状を長さ
方向にスキャニングした。実施例18と同様な条件で画
出しを行った。繰り返し画像を出力したが、このプロセ
スでも再現性の良い画像が得られた。この方法で得られ
た画像をマクべス濃度計にて測定した画像濃度1.46
であった。また地汚れはなかった。
成とした。光源151に波長330nm、出力55mw
のHe−Cdレーザを用いて高速回転するポリゴンミラ
ー153に照射し、反射させて、版形成ドラム状を長さ
方向にスキャニングした。実施例18と同様な条件で画
出しを行った。繰り返し画像を出力したが、このプロセ
スでも再現性の良い画像が得られた。この方法で得られ
た画像をマクべス濃度計にて測定した画像濃度1.4で
あった。また地汚れはなかった。
成とした。光源151に波長440nm、出力5mWの
半導体レーザーを用いて高速回転するポリゴンミラー1
53に照射し、反射させて、版形成ドラム状を長さ方向
にスキャニングした。実施例18と同様な条件で画出し
を行った。繰り返し画像を出力したが、このプロセスで
も再現性の良い画像が得られた。この方法で得られた画
像をマクべス濃度計にて測定した画像濃度1.42であ
った。また地汚れはなかった。
成とした。光源151に波長420nm、出力1500
mcd、直径5φのLEDを1mmおきに長さ方向に配
置したものを用いた。実施例18と同様な条件で画出し
を行った。繰り返し画像を出力したが、このプロセスで
も再現性の良い画像が得られた。この方法で得られた画
像をマクべス濃度計にて測定した画像濃度1.44であ
った。また地汚れはなかった。
成とした。光源151として紫外線を発するEL発光素
子、例えばZnF2:Cd3+を用いたもの、を配置し
た。実施例18と同様な条件で画出しを行った。繰り返
し画像を出力したが、このプロセスでも再現性の良い画
像が得られた。この方法で得られた画像をマクべス濃度
計にて測定した画像濃度1.48であった。また地汚れ
はなかった。
成とした。光源151にボール状の水銀ランプを用い
た。石英レンズで光を集光して長方形の光を作り出し版
形成ドラムに照射できるようにした。実施例18と同様
な条件で画出しを行った。繰り返し画像を出力したが、
このプロセスでも再現性の良い画像が得られた。この方
法で得られた画像のマクべス濃度計にて測定した画像濃
度は1.41であった。また地汚れはなかった。
成とした。図18は横から斜視したものである。光源1
81にキセノンランプを設置した。さらに半円筒状の内
面に鏡面を持つカバーを配置して集光率を上げた。この
キセノンランプは図示しない高電圧電源で駆動され、白
色のパルス光が連続で照射できる性能を持つ。実施例1
8と同様な条件で画出しを行った。繰り返し画像を出力
したが、このプロセスでも再現性の良い画像が得られ
た。この方法で得られた画像のマクベス濃度計にて測定
した画像濃度は1.4であった。また地汚れはなかっ
た。
mのSi02ゾルを所定の割合で混合し、固形分濃度1
0wt%、pH1.5に調整した後、その塗布液をSU
S製平板にディッピング法により塗布して膜厚4.7μ
mの被膜を得た。その被膜を150℃で1時間乾燥さ
せ、版形成板を得た。この版形成板を用いて、図3に示
したプロセスで画像形成を行った。はじめにイニシャラ
イズローラーで版形成板に疎水性被膜を形成させる初期
化工程を行う。次に画像情報としてマスク画像を介した
388nmの紫外光を照射して情報を書き込む潜像形成
工程、次にインクローラーで、水性インクを親水性部へ
供給し現像する現像工程、さらに、紙を介した転写ロー
ラーをドラムへ押し付けることで版形成ドラム上のイン
クを紙に転写させる転写工程を行い、明瞭な画像サンプ
ルを得た。最後に紫外線ランプを配置した履歴消去装置
で光を照射して、分解されていない疎水性物質を強制的
に分解させた。なお、紫外線ランプは20Wのものを用
いた。この初期化工程、潜像形成工程、現像工程、転写
工程、履歴消去工程を200回繰り返した。画像サンプ
ル出力は再現性の良い画像が得られた。得られた画像の
マクべス濃度計による画像濃度は常に1.45であっ
た。また地汚れはなかった。
合、繰り返し印刷3回で濃度の低下が認められ、200
回目では画像濃度が0.55まで低下した。原因は初期
化工程で塗布される疎水性被膜が画像形成の操り返しに
より徐々に厚くなり、版形成板上に親水性インクが付着
できる親水性部が生成できにくくなったためと推定され
る。
合、繰り返し印刷4回で濃度の低下が認められ、200
回目では画像濃度が0.21まで低下した。原因は初期
化工程で塗布される疎水性被膜が画像形成の操り返しに
より徐々に厚くなり、版形成板上に親水性インクが付着
できる親水性部が生成できにくくなったためと推定され
る。
重量比で50:50の割合て混合し、疎水性感光層用塗
布剤とした。この疎水性感光層層用塗布剤を層形成ロー
ラーに供給し、層形成ローラー(初期化部材)から基材
上に疎水性感光層を形成させるようにした。このように
して疎水性感光層をもうけた画像形成体へ388nmの
紫外光を照射して情報を書き込み、水で湿らせた水ロー
ラーで画像形成体上の情報書き込み部分の洗浄した。次
にインクだめに浸されているインクローラを画像形成体
に押し当て、水性インクを画像形成体の親水性部へ供給
した。画像形成体上の情報の書き込まれていない部分に
付着している余分なインクをスクィーズローラーで除去
した。さらに、紙を介した転写ローラーを画像形成体へ
押し付けることで画像形成体上のインクを紙に転写し、
明瞭な画像サンプルを得た。紙に転写せずに残ったイン
クはクリーニングローラーにより除去された。情報の書
き込まれていた親水性部を再度疎水的な状態へ戻すこと
は、再度層形成ローラーを通過させる事で可能となる。
つまり層形成ローラーによる新たな疎水性感光用塗布剤
の供給と層の均一化により、画像形成体が初期化され
る。この書き込み・インクの付着・インクの紙への転写
・クリーニング、イニシャライズを1プロセスとし、再
度このプロセスによる画像サンプルの出力を行ったとこ
ろ再現性の良い画像が得られた。
ンを重量比で50:50の割合で混合して、疎水性感光
層用塗布剤とした以外は実施例29と同様の画像出力プ
ロセスを用い、画像サンプルの出力を行ったところ、再
現性良く画像が得られた。
よび増感剤としてZnポルフィリンを、重量比で45:
45:10の割合で混合し、疎水性感光層用塗布剤とし
た。露光に532nmの可視光を用いる以外は実施例2
9と同様の画像出力プロセスを用い画像サンプルの出力
を行ったところ、再現性良く画像が得られた。
粒径10nmのSiO2ゾルを固形分重量比で50:5
0の割合で混合し、固形分濃度10wt%、pH1.5
に調整して塗布液を調整した。この塗布液をアルミ製ド
ラム上にスプレーコーティング法により膜厚1μmに塗
布して被膜を形成させ、その被膜を150℃で1時間乾
燥させて版形成ドラムを得た。
32として図6に示される、超音波振動子を用いた蒸気
発生装置を用いた。なお、疎水化剤にはパルミチン酸を
用いた。
33として、図11に示されるブレード状のものを用い
た、均一化部材の素材にはシリコーンゴムを用いた。
ための光源34として、波長363.8nmのアルゴン
イオンレーザーを用いた。
消去するための光源として、紫外線蛍光灯を用いた。
記の部材と、その他の部材から図4に示されるような画
像形成装置を作製し、画像形成を行った。図4に示され
るような画像形成装置において、版形成ドラムは図中の
矢印方向に回転しており、その回転に伴って画像形成の
プロセスは進行する。
により疎水化剤(パルミチン酸)が塗布され、これによ
り版形成ドラム上に疎水性の被膜が形成される。この被
膜は、次いで均一化部材33により均一の厚さとされ
る。次に均一な疎水層が付与された版形成ドラムは、光
源34により像様に露光される。版形成ドラム上の露光
された部分の疎水化剤は、光触媒による分解反応によ
り、露光された部位の疎水化剤が除去される。続いてイ
ンク供給部材36により水性インクが版形成ドラムに供
給される。水性インクは、疎水化剤の除去された部位に
付着するが、それ以外の部位にも余分なインクが付着し
ているので、この余分なインクはスクィーズ部材37に
より除去される。さらに、支持体39を転写部材38に
より版形成ドラムに圧着させることにより、明瞭な画像
が得られた。なお、支持体39に転写されず残ったイン
クは、引き続いてクリーニング部材31により除去され
る。そこで、クリーニングされた感光体全体に紫外線蛍
光灯の光を照射し、感光体表面の疎水化剤を光触媒の強
い酸化力を利用することで、疎水化剤は分解し、潜像が
消去した。このようにして、本発明の画像形成装置によ
り、明瞭な画像を得ることができた。
ラム上の、画像形成に供した部位を再び初期化部材32
およびおよび均一部材33で処理して、版形成ドラムの
表面全体を露光前の疎水化状態に初期化した、この状態
から、露光、インク供給、インクの支持体への転写、ク
リーニング、潜像の露光による消去、および初期化を1
サイクルとし、再度このプロセスによる画像形成を行っ
たところ、優れた再現性で画像を得ることができた。
TiO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・
コート樹脂、および硬化剤を含むプロパノールを添加し
て塗布液を得た。TiO2は、塗布液の全固形分の約5
0重量%、シロキサン・クリア・コート樹脂は、塗布液
の全固形分の約50重量%の割合となるように添加し
た。この塗布液をアルミ製ドラムに引き上げ塗布法によ
り塗布し、形成された光触媒層を150℃で1時間乾燥
させ、膜厚1.5μmの光触媒層を有する版形成ドラム
を得た、この版形成ドラムを用いて、実施例32と同様
の方法で画像を出力したところ、再現性良く画像を得る
ことができた。
イオンレーザーのかわりにCO2レーザー用いた以外
は、実施例32と同様の方法で画像出力を試みたとこ
ろ、優れた再現性で画像を得ることができた。
りにリノール酸を用いた以外は、実施例32と同様の方
法で画像出力を試みたところ、優れた再現性で画像を得
ることができた。
有する、内部に疎水化剤を吸収させたシリコーン製発泡
体の部材を用いた以外は、実施例32と同様の方法で画
像出力を試みたところ、優れた再現性で画像を得ること
ができた。
を有するシリコーン製発泡体の部材を用いた以外は、実
施例32と同様の方法で画像出力を試みたところ、優れ
た再現性で画像を得ることができた。
クを用いた以外は実施例1と同様の方法で画像出力を試
みたところ、優れた再現性で光照射されていない部分の
画像、すなわち陰画、を得ることができた。
mのSiO2ゾルを固形分重量比50:50の割合で混
合し、固形分濃度10wt%、pH1.5に調整した。
さらにこの溶液にZnポルフィリンを含むプロパノール
をZnポルフィリンの添加量が、塗布液の全固体分の3
0重量%となるように添加して塗布液を調整した。この
塗布液を引き上げ塗布法によりアルミ製ドラムヘ塗布し
て光触媒層を形成させ、100℃で一昼夜乾燥させた。
乾燥後の光触媒層の厚さが1μmとなるまで、この塗布
一乾燥の工程を繰り返し、版形成ドラムを得た、使用す
る潜像消去用露光部材として、紫外線蛍光灯のかわりに
波長543.5nmのHe−Neレーザーを用いる以外
は、実施例32と同様の方法で画像出力を試みたとこ
ろ、優れた再現性で画像を得ることができた。
mのSiO2ゾルを固形分重量比で50:50の割合で
混合し、固形分濃度10wt%、pH1.5に調整して
塗布液を調整した。この塗布液を引き上げ塗布法により
アルミ製ドラム上に塗布して光触媒層を形成させ、10
0℃で一昼夜乾燥させた。乾燥後の光触媒層の厚さが1
μmとなるまで、この塗布一感想の工程を繰り返し、版
形成ドラムを得た。この版形成ドラムを画像形成装置に
取り付けて画出しを行った。
潜像形成までは実施例32と同様に行った。そのあと、
感光体表面にフェニレンジアクリレート類感光性樹脂を
スプレー塗布し、感光性樹脂を感光性樹脂を硬化させる
波長の紫外線を照射した。目視の結果、感光体の疎水層
のみに感光性樹脂が付着し、樹脂は硬化していた。
工程とさらに感光性樹脂塗布、硬化露光工程の後、イン
ク付着、インクの紙への転写工程を行った結果、明瞭な
画像を得ることができた。また、この感光体を繰り返し
使用してところ、耐刷性に非常に優れていた。
よる分解反応を起こさせる波長の紫外線を照射したとこ
ろ、感光体上の光硬化性樹脂は光触媒の強い酸化力によ
り分解し、感光体表面は全面光触媒層が露出していた。
露光、感光性樹脂塗布、硬化露光工程を行い、インク付
着、インクの紙への転写工程を行った結果、優れた再現
性で画像を得ることができた。
mのSiO2ゾルを固形分重量比で50:50の割合で
混合し、固形分濃度10wt%、pH1.5に調整し
た。さらにこの溶液にZnポルフィリンを含むプロパノ
ール溶液をZnポルフィリンの添加量が、塗布液の全固
形体分の約30重量%となるように添加して塗布溶液を
調整した。この塗布液をアルミ製ドラムに引き上げ塗布
法により塗布し、形成された光触媒層を100℃で一昼
夜乾燥させ、膜厚1μmの光触媒層を有する版形成ドラ
ムを得た。この版形成ドラムを用いて、実施例40と同
様にして画像を出力したところ、優れた再現性の画像を
得ることができた。
TiO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・
コート樹脂、硬化剤およびZnポルフィリンを含むプロ
パノールを添加し塗布液を得た。TiO2は、塗布液の
全固形体分の約40重量%、シロキサン・クリア・コー
ト樹脂は、塗布液の全固形分の約30重量%、光触媒の
増感剤であるZnポルフィリンは塗布液の全固形分の約
30重量%の割合となるように添加した。この塗布液を
アルミ製ドラムに引き上げ塗布法により塗布し、形成さ
れた光触媒層を100℃で一昼夜乾燥させ、膜厚1μm
の光触媒層を有する版形成ドラムを得た。この版形成ド
ラムを用いて、実施例40と同様にして画像を出力した
ところ、優れた再現性の画像を得ることができた。
クを用いた以外は実施例40と同様の方法で画像出力を
試みたところ、優れた再現性で光照射されていない部分
の画像、すなわち陰画、を得ることができた。
水を流し、ドラム表面の温度を100℃以下に保った以
外は、実施例32と同様の方法で画像出力を試みたとこ
ろ、優れた再現性で画像を得ることができた。また版形
成ドラムの潜像書き換え回数は、版形成ドラムを冷却し
ていない場合と比較し2倍向上した。
mのSiO2ゾルを固形分重量比で50:50の割合で
混合し、固形分濃度10wt%、pH1.5に調整して
塗布液を調整した、この塗布液をスプレーコーティング
法によりアルミニウム製ドラムに塗布して光触媒層を形
成させ、150℃で1時間乾燥させて、光触媒層の厚さ
が1.5μmの版形成ドラムを得た。
像様に露光し、次いで水で湿らせた水ローラーで処理し
て、露光された部分を洗浄した。次に水性インクが入っ
たインク貯留槽に浸されているインクローラーを版形成
ドラムに押し当て、水性インクを版形成ドラムの露光さ
れた部分に供給した。次いで、版形成ドラムの露光され
ていない部分に付着している余分なインクを除去し、露
光されている部分のインク層の厚さを制御するためにス
クィーズローラーで処理した。さらに、紙を介した転写
ローラーをドラムに押しつけることで、版形成ドラム上
のインクを紙に転写させて明瞭な画像を得た。紙に転写
されずにドラムに残ったインクは、クリーニンクローラ
ーにより除去され、続いて光照射された部分は初期化ロ
ーラーによって初期化されて、版形成ドラムは再び全体
が初期化された状態とされた。この光照射、インクの付
着、インクの紙への転写、クリーニング、初期化を1サ
イクルとし、再度このサイクルによる画像の出力をした
ところ、優れた再現性で画像を得ることができた。
mのSiO2ゾルを固形分重量比で50:50の割合で
混合し、固形分濃度10wt%、pH1.5に調整し
た。さらにこの溶液にZnポルフィリンを含むプロパノ
ール溶液をZnポルフィリンの添加重が、塗布液の全固
形体分の約30重量%となるように添加して塗布溶液を
調整した。この塗布液をアルミ製ドラムに引き上げ塗布
法により塗布し、形成された光触媒層を100℃で一昼
夜乾燥させ、膜厚1μmの光触媒層を有する版形成ドラ
ムを得た。この版形成ドラムを用いて、実施例45と同
様にして画像を出力したところ、優れた再現性の画像を
得ることができた。
TiO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・
コート樹脂、硬化剤およびZnポルフィリンを含むプロ
パノールを添加し塗布液を得た。TiO2は、塗布液の
全固形体分の約40重量%、シロキサン・クリア・コー
ト樹脂は、塗布液の全固形分の約30重量%、光触媒の
増感剤であるZnポルフィリンは塗布液の全固形分の約
30重量%の割合となるように添加した。この、塗布液
をアルミ製ドラムに引き上げ塗布法により塗布し、形成
された光触媒層を100℃で一昼夜乾燥させ、膜厚1μ
mの光触媒層を有する版形成ドラムを得た。この版形成
ドラムを用い、露光光源部材をアルゴンイオンレーザー
を用いる以外は実施例45と同様にして画像を出力した
ところ、優れた再現性の画像を得ることができた。
クを用いた以外は実施例45と同様の方法で画像出力を
試みたところ、優れた再現性で光照射されていない部分
の画像、すなわち陰画、を得ることができた。
mのSiO2ゾルを所定の割合で混合して、固形分濃度
10wt%、pH1.5に調整した後、その塗布液を石
英基板上に回転数1500rpmで10秒間スピンコー
ティングすることにより塗布して、膜厚0.44mの光
触媒被膜を得た。その被膜を150℃で1時間乾燥させ
た後、被膜表面に疎水化剤としてオレイン酸を塗布して
画像形成体を作成した。作製した画像形成体へ388n
mの紫外光をAr+レーザーを用い照射して潜像を書き
込み、潜像部分へ1mMの硝酸銀水溶液を流しかけ白色
光を照射することで銀を析出させた。その後、画像形成
体全面に紫外線を照射することで、銀の付着していない
部分のオレイン酸を分解させ、パターンを作成した。
外光をAr+レーザーを用い照射し潜像を書き込み、潜
像部分へ市販の無電解金めっき液を流しかけ金属か析出
するまで放置し金を析出させた。その後、画像形成体全
面に紫外線を照射することで、金の付着していない部分
の有機物を分解し、パ夕一ンを作成した。
mのSiO2ゾルを所定の割合で混合した。このとき固
形分濃度10wt%、pH1.5に調整した。さらにこ
の溶液にZnポルフィリンを含むプロパノールを添加し
塗布液を得た。この塗布液を石英基板上に回転数150
0rpmで10秒間スピンコーティングすることにより
塗布し膜厚0.4μmの光触媒被膜を得た。その被膜を
150℃で1時間乾燥させた後、被膜表面に疎水化剤と
してオレイン酸を塗布して画像形成体を作成した。作製
した画像形成体へ532nmの可視光をNd:YAGレ
ーザーを用い照射して、実施例49と同様の方法でパタ
ーンを作成した。
TiO2ゾルに、撥水性を有するシロキサン・クリア・
コート樹脂、硬化剤およびZnポルフィリンを含むプロ
パノールを添加し得た塗布液を、石英基板上へ引き上げ
塗布法により塗布し、その被膜を100℃で一昼夜乾燥
させることで膜厚10μmの光触媒層を得た。添加する
シロキサン・クリア・コート樹脂の割合はTiO2ゾル
の固形分の約30wt%、光触媒の増感剤であるZnポ
ルフィリンもまたTiO2ゾルの固形分の約30wt%
添加した。作製した画像形成体へ532nmの可視光を
Nd:YAGレーザーを用い照射し実施例49と同様の
方法でパターンを作成した。
mのSiO2ゾルを所定の割合で混合した。このとき固
形分濃度10wt%、pH1.5に調整した。さらにこ
の溶液にZnポルフィリンを含むプロパノールを添加し
塗布液を得た。この塗布液を石英基板上に回転数150
0rpmで10秒間スピンコーティングすることにより
塗布して、膜厚0.44mの光触媒被膜を得た。その被
膜を150℃で1時間乾燥させた後、被膜表面に疎水化
剤であるオレイン酸を塗布して画像形成体を作成した。
作製した画像形成体へ532nmの可視光をNd:YA
Gレーザーを用い照射して潜像を書き込み、潜像部分へ
市販の無電解金めっき液を流しかけ金属か析出するまで
放置し金を析出させた。その後、画像形成体全面に紫外
線を照射することで、金の付着していない部分の有機物
を分解し、パターンを作成した。
能であり、かつ人体または環境に及ぼす影響を低減した
画像形成装置、および簡便であり、かつ人体または環境
に及ぼす影響を低減したパターン形成方法が提供される
ことは、[発明の概要]の項に前記したとおりである。
を示す模式図。
成プロセスを示す模式図。
Claims (14)
- 【請求項1】(1)光触媒を含んでなる光触媒層とその
光触媒層の上に設けられた疎水性層からなる感光体であ
って、前記光触媒が光を照射されることで、感光体表面
の光を照射された部分の水との接触角を変化させ、光が
照射されていない部分の水との接触角と差を生じさせる
ものである、感光体、(2)前記感光体表面の水との接
触角を均一にするように疎水性層を均一化させる初期化
手段、(3)初期化手段により初期化された前記感光体
に潜像を形成させる露光手段、および(4)形成された
潜像を現像する現像手段を具備してなることを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】現像手段が、感光体の表面にインクを供給
することによるものである、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】光触媒層が、金属基板の表面上に形成され
ている、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】初期化手段が、疎水化剤の蒸気を感光体表
面に吹き付けて疎水性層を均一化させるものである、請
求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】初期化手段により均一化された疎水性層
を、さらに均一に薄層化させる均一化手段をさらに具備
してなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形
成装置。 - 【請求項6】均一化手段がブレード形状の弾性体であ
り、感光体と線または面で接触して疎水性層を均一に薄
膜化させるものである、請求項5に記載の画像形成装
置。 - 【請求項7】感光体上に付着したインクと画像記録媒体
とを接触させて、画像を転写させる圧着手段をさらに具
備してなる、請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像
形成装置。 - 【請求項8】画像を記録媒体に転写させた後、感光体上
に残存している疎水性層を除去する、履歴消去部材をさ
らに具備してなる、請求項7に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】履歴消去部材が、光照射により疎水性層を
除去するものである、請求項8に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】(1)光触媒を含んでなる光触媒層とそ
の光触媒層の上に設けられた疎水性層からなる感光体で
あって、前記光触媒が光を照射されることで、感光体表
面の光を照射された部分の水との接触角を変化させるも
のである、感光体、(2)前記感光体表面の水との接触
角を均一にするように疎水性層を均一化させる初期化手
段、(3)初期化手段により初期化された前記感光体に
光を照射して潜像を形成させる、光の照射量が制御でき
る露光手段、および(4)前記感光体の表面にインクを
供給して、形成された潜像にインクを付着させて現像す
る手段、を具備してなる画像形成装置。 - 【請求項11】(1)光触媒を含んでなる光触媒層とそ
の光触媒層の上に設けられた疎水性層からなる感光体で
あって、前記光触媒が光を照射されることで、感光体表
面の光を照射された部分の水との接触角を変化させ、光
が照射されていない部分の水との接触角と差を生じさせ
るものである、感光体、(2)前記感光体表面の水との
接触角を均一にするように疎水性層を均一化させる初期
化手段、(3)初期化手段により初期化された前記感光
体に潜像を形成させる露光手段、(4)潜像が形成され
ていない部分の疎水性層を硬化させる硬化手段、および
(5)形成された潜像を現像する現像手段を具備してな
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項12】(1)光触媒および有機化合物を含んで
なる疎水性感光層からなる感光体であって、前記光触媒
が光を照射されることで前記有機化合物を分解して、感
光体表面の光を照射された部分の水との接触角を変化さ
せ、光が照射されていない部分の水との接触角と差を生
じさせるものである、感光体、(2)前記感光体に潜像
を形成させる露光手段、および(3)形成された潜像を
現像する現像手段を具備してなることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項13】光触媒および有機化合物を含んでなる疎
水性層からなる感光体であって、光を照射されること
で、表面の光を照射された部分に形成されている疎水性
層が分解されて水との接触角が変化し、光が照射されて
いない部分の水との接触角と差が生じることを特徴とす
る感光体。 - 【請求項14】下記の工程からなることを特徴とするパ
ターン形成方法。 (1)光触媒を含んでなる光触媒層とその光触媒層の上
に設けられた疎水性層からなる感光体であって、前記光
触媒が光を照射されることで、感光体表面の光を照射さ
れた部分の水との接触角を変化させ、光が照射されてい
ない部分の水との接触角と差を生じさせるものである、
感光体を準備し、(2)前記感光体表面の水との接触角
を均一にし、(3)前記感光体を露光して潜像を形成さ
せ、(4)形成された潜像部に金属イオン含有水溶液を
付着させ、金属または金属酸化物を析出させる。
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-
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- 1998-03-16 JP JP06568798A patent/JP3403935B2/ja not_active Expired - Fee Related
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