JPH11134014A - 削り残し部位の切削用ncデータ作成装置 - Google Patents
削り残し部位の切削用ncデータ作成装置Info
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- JPH11134014A JPH11134014A JP29703197A JP29703197A JPH11134014A JP H11134014 A JPH11134014 A JP H11134014A JP 29703197 A JP29703197 A JP 29703197A JP 29703197 A JP29703197 A JP 29703197A JP H11134014 A JPH11134014 A JP H11134014A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 削り残し部位の有無のチェックおよびその削
り残し部位を削るためのNCデータの作成に要している
工数を削減することにある。 【解決手段】 素材形状ビットマップを作成する手段1
と、工具形状ビットマップを作成する手段2と、素材形
状ビットマップに重ね合わせた工具軌跡に沿って工具形
状ビットマップを移動させ、その移動の間に素材形状ビ
ットマップに対して工具形状ビットマップが干渉した部
分をその素材形状ビットマップから削除して加工形状ビ
ットマップを作成する手段3と、製品3次元形状を所定
仕上げ代分オフセットしたオフセット形状を作成する手
段4と、加工形状ビットマップからオフセット形状を取
り除いて削り残し部位を抽出し、その削り残し部位の閉
じた輪郭線を求める手段5と、削り残し部位の閉じた輪
郭線の内側の閉領域を切削するための工具軌跡を表すN
Cデータを作成する手段6と、を具えることを特徴とす
る。
り残し部位を削るためのNCデータの作成に要している
工数を削減することにある。 【解決手段】 素材形状ビットマップを作成する手段1
と、工具形状ビットマップを作成する手段2と、素材形
状ビットマップに重ね合わせた工具軌跡に沿って工具形
状ビットマップを移動させ、その移動の間に素材形状ビ
ットマップに対して工具形状ビットマップが干渉した部
分をその素材形状ビットマップから削除して加工形状ビ
ットマップを作成する手段3と、製品3次元形状を所定
仕上げ代分オフセットしたオフセット形状を作成する手
段4と、加工形状ビットマップからオフセット形状を取
り除いて削り残し部位を抽出し、その削り残し部位の閉
じた輪郭線を求める手段5と、削り残し部位の閉じた輪
郭線の内側の閉領域を切削するための工具軌跡を表すN
Cデータを作成する手段6と、を具えることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CAM(コンピュー
タ支援加工)システムで形状を段階的に仕上げる場合に
用いて好適な、削り残し部位の切削用のNC(数値制
御)データ作成装置に関するものである。
タ支援加工)システムで形状を段階的に仕上げる場合に
用いて好適な、削り残し部位の切削用のNC(数値制
御)データ作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CAMシステムは通常、切削加工に用い
る工具の種類や工具軌跡を表すNCデータを作成するコ
ンピュータ制御式NCデータ作成装置と、そのNCデー
タ作成装置が作成したNCデータに基づいて切削工具を
移動させて切削加工を行うコンピュータ制御式工作機械
とを具えている。そしてかかるCAMシステムで、例え
ば金型の、製品形状の成形を行う型形状部の加工用NC
データを作成する場合には、金型の型形状部は概して複
雑な形状を持つとともに極めて硬い鋼材で形成されるこ
とから、その型形状部の形状特徴や工具の切削負荷を考
慮して、形状を段階的に仕上げてゆくようにNCデータ
を作成し、その際、例えば本願出願人が先に特開平7−
148644号公報にて開示したように、切削加工に用
いる工具を工具径の細いものに順次取り替えながら、前
の加工工程で削り残した部位を次の加工工程で切削して
ゆくように加工工程を設定するのが一般的である。
る工具の種類や工具軌跡を表すNCデータを作成するコ
ンピュータ制御式NCデータ作成装置と、そのNCデー
タ作成装置が作成したNCデータに基づいて切削工具を
移動させて切削加工を行うコンピュータ制御式工作機械
とを具えている。そしてかかるCAMシステムで、例え
ば金型の、製品形状の成形を行う型形状部の加工用NC
データを作成する場合には、金型の型形状部は概して複
雑な形状を持つとともに極めて硬い鋼材で形成されるこ
とから、その型形状部の形状特徴や工具の切削負荷を考
慮して、形状を段階的に仕上げてゆくようにNCデータ
を作成し、その際、例えば本願出願人が先に特開平7−
148644号公報にて開示したように、切削加工に用
いる工具を工具径の細いものに順次取り替えながら、前
の加工工程で削り残した部位を次の加工工程で切削して
ゆくように加工工程を設定するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CAM
システムがCAD(コンピュータ支援設計)システムで
作成した形状データ(CADデータ)から形状特徴を把
握して自動的にNCデータを出力する場合には、例えば
フィレット面の半径が微妙に変化していて工具軌跡の基
準となる案内稜線がうまく作成できない場合や、平面形
状がV形の凹部のように工具と壁面との接点が一方の壁
面から反対側の壁面に跳ぶ場合等、形状によっては当該
加工工程で使用する工具で削るべきか否かの判断が困難
なためにNCデータを自動的には出力しない場合があ
る。またCAMシステムの使用者が手動操作でCADデ
ータからNCデータを作成する場合にも、使用者の習熟
度によっては、考慮が不足して不測の削り残し部位が発
生する場合もあり得る。それゆえ従来は、削り残し部位
の有無のチェックおよびその削り残し部位を削るための
NCデータの作成に多くの工数が嵩むという不都合があ
った。
システムがCAD(コンピュータ支援設計)システムで
作成した形状データ(CADデータ)から形状特徴を把
握して自動的にNCデータを出力する場合には、例えば
フィレット面の半径が微妙に変化していて工具軌跡の基
準となる案内稜線がうまく作成できない場合や、平面形
状がV形の凹部のように工具と壁面との接点が一方の壁
面から反対側の壁面に跳ぶ場合等、形状によっては当該
加工工程で使用する工具で削るべきか否かの判断が困難
なためにNCデータを自動的には出力しない場合があ
る。またCAMシステムの使用者が手動操作でCADデ
ータからNCデータを作成する場合にも、使用者の習熟
度によっては、考慮が不足して不測の削り残し部位が発
生する場合もあり得る。それゆえ従来は、削り残し部位
の有無のチェックおよびその削り残し部位を削るための
NCデータの作成に多くの工数が嵩むという不都合があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決したNCデータ作成装
置を提供することを目的とするものであり、この発明の
削り残し部位の切削用NCデータ作成装置は図1にその
概念を示すように、素材の3次元形状を表す素材形状ビ
ットマップを作成する素材形状ビットマップ作成手段1
と、工具の3次元形状を表す工具形状ビットマップを作
成する工具形状ビットマップ作成手段2と、製品の3次
元形状を示すCADデータに基づいて作成した工具軌跡
を前記素材形状ビットマップに重ね合わせて、その工具
軌跡に沿って前記工具形状ビットマップを移動させ、そ
の移動の間に前記素材形状ビットマップに対して前記工
具形状ビットマップが干渉した部分をその素材形状ビッ
トマップから削除して加工形状ビットマップを作成する
加工形状ビットマップ作成手段3と、前記CADデータ
の製品3次元形状を所定仕上げ代分オフセットしたオフ
セット形状を作成するオフセット形状作成手段4と、前
記加工形状ビットマップから前記オフセット形状を取り
除いて、前記製品3次元形状から前記仕上げ代分以上突
出している削り残し部位を抽出し、その削り残し部位の
閉じた輪郭線を求める削り残し部位抽出手段5と、前記
削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切削する
ための工具軌跡を表すNCデータを作成するNCデータ
作成手段6と、を具えることを特徴としている。
の発明は、上記課題を有利に解決したNCデータ作成装
置を提供することを目的とするものであり、この発明の
削り残し部位の切削用NCデータ作成装置は図1にその
概念を示すように、素材の3次元形状を表す素材形状ビ
ットマップを作成する素材形状ビットマップ作成手段1
と、工具の3次元形状を表す工具形状ビットマップを作
成する工具形状ビットマップ作成手段2と、製品の3次
元形状を示すCADデータに基づいて作成した工具軌跡
を前記素材形状ビットマップに重ね合わせて、その工具
軌跡に沿って前記工具形状ビットマップを移動させ、そ
の移動の間に前記素材形状ビットマップに対して前記工
具形状ビットマップが干渉した部分をその素材形状ビッ
トマップから削除して加工形状ビットマップを作成する
加工形状ビットマップ作成手段3と、前記CADデータ
の製品3次元形状を所定仕上げ代分オフセットしたオフ
セット形状を作成するオフセット形状作成手段4と、前
記加工形状ビットマップから前記オフセット形状を取り
除いて、前記製品3次元形状から前記仕上げ代分以上突
出している削り残し部位を抽出し、その削り残し部位の
閉じた輪郭線を求める削り残し部位抽出手段5と、前記
削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切削する
ための工具軌跡を表すNCデータを作成するNCデータ
作成手段6と、を具えることを特徴としている。
【0005】かかるNCデータ作成装置にあっては、素
材形状ビットマップ作成手段1が、素材の3次元形状を
表す素材形状ビットマップを作成し、工具形状ビットマ
ップ作成手段2が、工具の3次元形状を表す工具形状ビ
ットマップを作成し、そして加工形状ビットマップ作成
手段3が、製品の3次元形状を示すCADデータに基づ
いて作成した工具軌跡を前記素材形状ビットマップに重
ね合わせて、その工具軌跡に沿って前記工具形状ビット
マップを移動させ、その移動の間に前記素材形状ビット
マップに対して前記工具形状ビットマップが干渉した部
分をその素材形状ビットマップから削除して加工形状ビ
ットマップを作成する。その一方ここでは、オフセット
形状作成手段4が、前記CADデータの製品3次元形状
を所定仕上げ代分オフセットしたオフセット形状を作成
し、削り残し部位抽出手段5が、前記加工形状ビットマ
ップから前記オフセット形状を取り除いて、前記製品3
次元形状から前記仕上げ代分以上突出している削り残し
部位を抽出し、その削り残し部位の閉じた輪郭線を求
め、そしてNCデータ作成手段6が、前記削り残し部位
の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切削するための工具軌
跡を表すNCデータを作成する。
材形状ビットマップ作成手段1が、素材の3次元形状を
表す素材形状ビットマップを作成し、工具形状ビットマ
ップ作成手段2が、工具の3次元形状を表す工具形状ビ
ットマップを作成し、そして加工形状ビットマップ作成
手段3が、製品の3次元形状を示すCADデータに基づ
いて作成した工具軌跡を前記素材形状ビットマップに重
ね合わせて、その工具軌跡に沿って前記工具形状ビット
マップを移動させ、その移動の間に前記素材形状ビット
マップに対して前記工具形状ビットマップが干渉した部
分をその素材形状ビットマップから削除して加工形状ビ
ットマップを作成する。その一方ここでは、オフセット
形状作成手段4が、前記CADデータの製品3次元形状
を所定仕上げ代分オフセットしたオフセット形状を作成
し、削り残し部位抽出手段5が、前記加工形状ビットマ
ップから前記オフセット形状を取り除いて、前記製品3
次元形状から前記仕上げ代分以上突出している削り残し
部位を抽出し、その削り残し部位の閉じた輪郭線を求
め、そしてNCデータ作成手段6が、前記削り残し部位
の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切削するための工具軌
跡を表すNCデータを作成する。
【0006】従って、この発明のNCデータ作成装置に
よれば、通常の如く製品の3次元形状を示すCADデー
タに基づいて作成した工具軌跡に沿って工具の3次元形
状を移動させて3次元加工形状を求め、その3次元加工
形状と製品の3次元形状とに基づき削り残し部位を自動
的に求めて、その削り残し部位を切削するためのNCデ
ータを自動的に作成することができるので、削り残し部
位の有無のチェックおよびその削り残し部位を削るため
のNCデータの作成に従来要していた工数を削減するこ
とができる。しかもこの発明の装置によれば、素材の3
次元形状を表す素材形状ビットマップと工具の3次元形
状を表す工具形状ビットマップとを用いて3次元加工形
状を求めることから、その3次元加工形状を求める演算
処理を簡単に行うことができるので、削り残し部位の有
無のチェックおよびその削り残し部位を削るためのNC
データの作成を短時間で行うことができる。
よれば、通常の如く製品の3次元形状を示すCADデー
タに基づいて作成した工具軌跡に沿って工具の3次元形
状を移動させて3次元加工形状を求め、その3次元加工
形状と製品の3次元形状とに基づき削り残し部位を自動
的に求めて、その削り残し部位を切削するためのNCデ
ータを自動的に作成することができるので、削り残し部
位の有無のチェックおよびその削り残し部位を削るため
のNCデータの作成に従来要していた工数を削減するこ
とができる。しかもこの発明の装置によれば、素材の3
次元形状を表す素材形状ビットマップと工具の3次元形
状を表す工具形状ビットマップとを用いて3次元加工形
状を求めることから、その3次元加工形状を求める演算
処理を簡単に行うことができるので、削り残し部位の有
無のチェックおよびその削り残し部位を削るためのNC
データの作成を短時間で行うことができる。
【0007】なお、この発明のNCデータ作成装置にお
ける前記削り残し部位抽出手段は、二つの前記閉じた輪
郭線間の距離が所定値以下場合にそれらの輪郭線で囲ま
れた閉領域同士を合成するものとしても良く、このよう
にすれば、NCデータ作成手段が削り残し部位の閉じた
輪郭線の内側の閉領域を切削するための工具軌跡を表す
NCデータを作成する際に、削り残し部位の閉領域の数
が少なくなるので、より短時間でそのNCデータを作成
することができる。
ける前記削り残し部位抽出手段は、二つの前記閉じた輪
郭線間の距離が所定値以下場合にそれらの輪郭線で囲ま
れた閉領域同士を合成するものとしても良く、このよう
にすれば、NCデータ作成手段が削り残し部位の閉じた
輪郭線の内側の閉領域を切削するための工具軌跡を表す
NCデータを作成する際に、削り残し部位の閉領域の数
が少なくなるので、より短時間でそのNCデータを作成
することができる。
【0008】またこの発明のNCデータ作成装置におけ
る前記削り残し部位抽出手段は、前記閉じた輪郭線の内
側の閉領域の面積が所定の第1の判定値よりも小さい場
合にその閉領域の面積を前記第1の判定値まで拡大する
ものとしても良く、このようにすれば、NCデータ作成
手段が削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切
削するための工具軌跡を表すNCデータを作成する際
に、削り残し部位の閉領域の面積が大きくなってNCデ
ータの作成がより容易になるので、より短時間でそのN
Cデータを作成することができる。
る前記削り残し部位抽出手段は、前記閉じた輪郭線の内
側の閉領域の面積が所定の第1の判定値よりも小さい場
合にその閉領域の面積を前記第1の判定値まで拡大する
ものとしても良く、このようにすれば、NCデータ作成
手段が削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切
削するための工具軌跡を表すNCデータを作成する際
に、削り残し部位の閉領域の面積が大きくなってNCデ
ータの作成がより容易になるので、より短時間でそのN
Cデータを作成することができる。
【0009】さらにこの発明のNCデータ作成装置にお
ける前記削り残し部位抽出手段は、前記閉じた輪郭線の
内側の閉領域の面積が前記第1の判定値よりも小さい所
定の第2の判定値よりも小さい場合にその閉領域を削除
するものとしても良く、このようにすれば、NCデータ
作成手段が削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域
を切削するための工具軌跡を表すNCデータを作成する
際に、削り残し部位の閉領域の数がより少なくなるの
で、より短時間でそのNCデータを作成することができ
る。
ける前記削り残し部位抽出手段は、前記閉じた輪郭線の
内側の閉領域の面積が前記第1の判定値よりも小さい所
定の第2の判定値よりも小さい場合にその閉領域を削除
するものとしても良く、このようにすれば、NCデータ
作成手段が削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域
を切削するための工具軌跡を表すNCデータを作成する
際に、削り残し部位の閉領域の数がより少なくなるの
で、より短時間でそのNCデータを作成することができ
る。
【0010】そしてこの発明のNCデータ作成装置にお
ける前記NCデータ作成手段は、前記削り残し部位の閉
じた輪郭線の内側の閉領域の長手方向を、その閉領域を
切削するための工具軌跡の延在方向とするものとしても
良く、このようにすれば、工具が一定方向により長い距
離移動するようになるので、加工時間がより短くなるN
Cデータを作成することができる。
ける前記NCデータ作成手段は、前記削り残し部位の閉
じた輪郭線の内側の閉領域の長手方向を、その閉領域を
切削するための工具軌跡の延在方向とするものとしても
良く、このようにすれば、工具が一定方向により長い距
離移動するようになるので、加工時間がより短くなるN
Cデータを作成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図2は、この発明の削り残し部位の切削用NCデー
タ作成装置の一実施例を適用したCAMシステムの概略
構成を示す構成図であり、このCAMシステムは、切削
加工に用いる工具の種類や工具軌跡を表すNCデータを
作成するコンピュータ制御式NCデータ作成装置7と、
そのNCデータ作成装置7が作成したNCデータに基づ
いて切削工具を移動させて切削加工を行うコンピュータ
制御式工作機械8とを具える通常のものである。
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図2は、この発明の削り残し部位の切削用NCデー
タ作成装置の一実施例を適用したCAMシステムの概略
構成を示す構成図であり、このCAMシステムは、切削
加工に用いる工具の種類や工具軌跡を表すNCデータを
作成するコンピュータ制御式NCデータ作成装置7と、
そのNCデータ作成装置7が作成したNCデータに基づ
いて切削工具を移動させて切削加工を行うコンピュータ
制御式工作機械8とを具える通常のものである。
【0012】そして、ここにおけるコンピュータ制御式
NCデータ作成装置7は、そのコンピュータの動作プロ
グラムを改変されて、上記実施例のNCデータ作成装置
を構成しており、このNCデータ作成装置7は、図3〜
図7に示す処理を実行して、通常のNCデータ作成装置
の動作プログラムで作成した通常のNCデータによる切
削加工で例えば製品としての金型の型形状部を形成する
場合に生ずる削り残し部位の切削用のNCデータを作成
する。
NCデータ作成装置7は、そのコンピュータの動作プロ
グラムを改変されて、上記実施例のNCデータ作成装置
を構成しており、このNCデータ作成装置7は、図3〜
図7に示す処理を実行して、通常のNCデータ作成装置
の動作プログラムで作成した通常のNCデータによる切
削加工で例えば製品としての金型の型形状部を形成する
場合に生ずる削り残し部位の切削用のNCデータを作成
する。
【0013】すなわち、このNCデータ作成装置7は、
あらかじめ、上記型形状部の3次元形状を示すCADデ
ータと、その型形状部のCADデータから当該NCデー
タ作成装置7が先に作成したその型形状部の切削加工用
の通常のNCデータと、図8(a)に示す如き、上記型
形状部を削り出すための素材Mの例えば直方体状の形状
と、図8(b)に示す如き、上記通常のNCデータで使
用している工具Tを含む各種工具の形状データを持つ工
具テーブルとを入力するとともに、後述する、NCデー
タの構成点間分割ピッチPT、仕上げ代FD、最低離間距離
MD、第1および第2の判定値等を当該CAMシステムの
操作者から指定されて、図3〜図7に示す一連の処理を
実行することにより、図9に示す如き、上記通常のNC
データによる工具軌跡CPN では発生する削り残し部位RP
を求めるとともに、その削り残し部位RPの切削用のNC
データを作成するものである。
あらかじめ、上記型形状部の3次元形状を示すCADデ
ータと、その型形状部のCADデータから当該NCデー
タ作成装置7が先に作成したその型形状部の切削加工用
の通常のNCデータと、図8(a)に示す如き、上記型
形状部を削り出すための素材Mの例えば直方体状の形状
と、図8(b)に示す如き、上記通常のNCデータで使
用している工具Tを含む各種工具の形状データを持つ工
具テーブルとを入力するとともに、後述する、NCデー
タの構成点間分割ピッチPT、仕上げ代FD、最低離間距離
MD、第1および第2の判定値等を当該CAMシステムの
操作者から指定されて、図3〜図7に示す一連の処理を
実行することにより、図9に示す如き、上記通常のNC
データによる工具軌跡CPN では発生する削り残し部位RP
を求めるとともに、その削り残し部位RPの切削用のNC
データを作成するものである。
【0014】上述した一連の処理においては、先ず、図
3中のステップ11で、素材形状Mから、図10(a)に示
す如き、素材形状ZマップMMを作成する。ここに、Zマ
ップとは、ビットマップの一種で、型形状部の座標系
の、水平面に相当するX−Y平面を、例えば1ビット毎
の枡目状に区切り、各ビット(枡目)の位置における、
高さに相当するZ軸方向の値で、立体表面の3次元形状
を表したものである。従って、このステップ11は、前記
素材形状ビットマップ作成手段1に相当する。
3中のステップ11で、素材形状Mから、図10(a)に示
す如き、素材形状ZマップMMを作成する。ここに、Zマ
ップとは、ビットマップの一種で、型形状部の座標系
の、水平面に相当するX−Y平面を、例えば1ビット毎
の枡目状に区切り、各ビット(枡目)の位置における、
高さに相当するZ軸方向の値で、立体表面の3次元形状
を表したものである。従って、このステップ11は、前記
素材形状ビットマップ作成手段1に相当する。
【0015】次のステップ12では、図10(b)に示すよ
うに、上記入力した通常のNCデータから上記工具Tの
種類を求め、上記入力した工具テーブルからその種類の
工具Tの工具形状を求めて、その工具形状から、工具形
状ZマップTMを作成する。従って、このステップ12は、
前記工具形状ビットマップ作成手段2に相当する。そし
て次のステップ13では、図10(c)に示すように、上記
入力した通常のNCデータによる工具軌跡CPN の各構成
点CP間を上記指定された構成点間分割ピッチPTで分割し
て各構成点CP間に分割点DPを設定し、続くステップ14で
は、図10(d)に示すように、各構成点CPおよび各分割
点DPにおいて、素材形状ZマップMMから工具形状Zマッ
プTMを削り取る。なお、このステップ14は、全ての構成
点および分割点ぶん繰り返し実行し、また上記ステップ
12〜ステップ14は、上記入力した通常のNCデータの全
てのパート(部分)ぶん繰り返し実行する。
うに、上記入力した通常のNCデータから上記工具Tの
種類を求め、上記入力した工具テーブルからその種類の
工具Tの工具形状を求めて、その工具形状から、工具形
状ZマップTMを作成する。従って、このステップ12は、
前記工具形状ビットマップ作成手段2に相当する。そし
て次のステップ13では、図10(c)に示すように、上記
入力した通常のNCデータによる工具軌跡CPN の各構成
点CP間を上記指定された構成点間分割ピッチPTで分割し
て各構成点CP間に分割点DPを設定し、続くステップ14で
は、図10(d)に示すように、各構成点CPおよび各分割
点DPにおいて、素材形状ZマップMMから工具形状Zマッ
プTMを削り取る。なお、このステップ14は、全ての構成
点および分割点ぶん繰り返し実行し、また上記ステップ
12〜ステップ14は、上記入力した通常のNCデータの全
てのパート(部分)ぶん繰り返し実行する。
【0016】次に、図4のステップ15へ進み、このステ
ップ15では、図10(e)に示すように、最終仕上げ工具
軌跡FCPNのNCデータについて上記処理が終了した時点
で、素材形状ZマップMMから工具形状ZマップTMを削り
取ったあとの削り残しを表す加工形状ZマップCMを確定
する。従って、上記ステップ13〜15は、前記加工形状ビ
ットマップ作成手段3に相当する。そして次のステップ
16では、図10(f)に示すように、先に入力したCAD
データの、型形状部の3次元形状(最終形状)を表す形
状モデルFMを、逆オフセット法を用いて、先に指定され
た仕上げ代FD分オフセットさせて、オフセット形状Zマ
ップOMを作成する。従って、このステップ16は、前記オ
フセット形状ビットマップ作成手段4に相当する。
ップ15では、図10(e)に示すように、最終仕上げ工具
軌跡FCPNのNCデータについて上記処理が終了した時点
で、素材形状ZマップMMから工具形状ZマップTMを削り
取ったあとの削り残しを表す加工形状ZマップCMを確定
する。従って、上記ステップ13〜15は、前記加工形状ビ
ットマップ作成手段3に相当する。そして次のステップ
16では、図10(f)に示すように、先に入力したCAD
データの、型形状部の3次元形状(最終形状)を表す形
状モデルFMを、逆オフセット法を用いて、先に指定され
た仕上げ代FD分オフセットさせて、オフセット形状Zマ
ップOMを作成する。従って、このステップ16は、前記オ
フセット形状ビットマップ作成手段4に相当する。
【0017】次のステップ17では、図10(f)中に斜線
を付して示すように、上記加工形状Zマップとオフセッ
ト形状Zマップとの差の部分を求め、その差の部分を削
り残し部位RPとする。そして続くステップ18では、削り
残し部位の閉じた輪郭線を後述で求めるために削り残し
判定フラグを設定し、図11(a)に示すように、Zマッ
プの削り残し部位RPに対応する各ビットについて、その
削り残し判定フラグをONにする。
を付して示すように、上記加工形状Zマップとオフセッ
ト形状Zマップとの差の部分を求め、その差の部分を削
り残し部位RPとする。そして続くステップ18では、削り
残し部位の閉じた輪郭線を後述で求めるために削り残し
判定フラグを設定し、図11(a)に示すように、Zマッ
プの削り残し部位RPに対応する各ビットについて、その
削り残し判定フラグをONにする。
【0018】次に、図5のステップ19へ進み、このステ
ップ19では、上記削り残し判定フラグがONのビットを
一つ抜き出して、図11(b)に1〜8で順番を示すよう
に、その抜き出したビットの周囲の八方向を右回りに探
索し、判定フラグがONのビットがあったら、今度はそ
のビットの周囲の八方向を先のビットの位置から右回り
に探索する、というようにして、例えば図11(c)に
〜で順番を示すように、判定フラグがOFFのビット
との境界を順次に抽出してゆく。そして次のステップ20
では、図11(d)に示すように、判断対象ビットの周囲
の八方向全て削り残し判定フラグがONかどうかを判断
し、例えば同図(d)の中央に示すように八方向全て削
り残し判定フラグがONの場合はその判断対象ビットは
処理済みフラグをONとして処理をスキップし、続くス
テップ21では、一回境界ビットとして使用したビットも
処理済みフラグをONとする。
ップ19では、上記削り残し判定フラグがONのビットを
一つ抜き出して、図11(b)に1〜8で順番を示すよう
に、その抜き出したビットの周囲の八方向を右回りに探
索し、判定フラグがONのビットがあったら、今度はそ
のビットの周囲の八方向を先のビットの位置から右回り
に探索する、というようにして、例えば図11(c)に
〜で順番を示すように、判定フラグがOFFのビット
との境界を順次に抽出してゆく。そして次のステップ20
では、図11(d)に示すように、判断対象ビットの周囲
の八方向全て削り残し判定フラグがONかどうかを判断
し、例えば同図(d)の中央に示すように八方向全て削
り残し判定フラグがONの場合はその判断対象ビットは
処理済みフラグをONとして処理をスキップし、続くス
テップ21では、一回境界ビットとして使用したビットも
処理済みフラグをONとする。
【0019】しかして右回りで境界ビットを求めてゆ
き、再び最初に処理を始めたビットに戻ったら、その時
点で、ステップ22にて、例えば図11(e)に示すよう
に、それらの境界ビットを順次に繋いだ閉じた輪郭線を
閉領域線CRL として登録する。なお、上記ステップ19〜
22は、上記削り残し判定フラグONのビットが全て処理
済みフラグONとなるまで繰り返し実行する。
き、再び最初に処理を始めたビットに戻ったら、その時
点で、ステップ22にて、例えば図11(e)に示すよう
に、それらの境界ビットを順次に繋いだ閉じた輪郭線を
閉領域線CRL として登録する。なお、上記ステップ19〜
22は、上記削り残し判定フラグONのビットが全て処理
済みフラグONとなるまで繰り返し実行する。
【0020】次に、図6のステップ23へ進み、このステ
ップ23では、後述するステップ24〜26での編集のため、
登録した上記各閉領域線CRL の読み出しを行う。そして
次のステップ24では、図12(a)に示すように、二本の
閉領域線CRL 間の距離が、先に指定された最低離間距離
MDよりも小さい場合に、それらの閉領域線CRL の内側の
閉領域同士を合成して、例えば同図(a)中破線で示す
如き一本の新たな閉領域線CRL で囲まれた閉領域とす
る。このステップ24は、閉領域の数分繰り返し実行す
る。
ップ23では、後述するステップ24〜26での編集のため、
登録した上記各閉領域線CRL の読み出しを行う。そして
次のステップ24では、図12(a)に示すように、二本の
閉領域線CRL 間の距離が、先に指定された最低離間距離
MDよりも小さい場合に、それらの閉領域線CRL の内側の
閉領域同士を合成して、例えば同図(a)中破線で示す
如き一本の新たな閉領域線CRL で囲まれた閉領域とす
る。このステップ24は、閉領域の数分繰り返し実行す
る。
【0021】次のステップ25では、図12(b)に示すよ
うに、先に指定された第1の判定値よりも小さい面積と
なる閉領域を拡大して、例えば同図(b)中破線で示す
如き新たな閉領域線CRL で囲まれた閉領域とし、続くス
テップ26では、図12(c)に示すように、先に指定され
た、上記第1の判定値より小さい第2の判定値よりも小
さい面積となる閉領域を削除する。これらステップ25,
26も、閉領域の数分繰り返し実行する。
うに、先に指定された第1の判定値よりも小さい面積と
なる閉領域を拡大して、例えば同図(b)中破線で示す
如き新たな閉領域線CRL で囲まれた閉領域とし、続くス
テップ26では、図12(c)に示すように、先に指定され
た、上記第1の判定値より小さい第2の判定値よりも小
さい面積となる閉領域を削除する。これらステップ25,
26も、閉領域の数分繰り返し実行する。
【0022】次に、図7のステップ27へ進み、このステ
ップ27では、図12(d)に示すように、上記閉領域の編
集後に残った各閉領域を、削り残し部位加工用領域RPR
とする。従って、上記ステップ18〜27は、前記削り残し
部位抽出手段5に相当する。そして、次のステップ28で
は、上記各削り残し部位加工用領域RPR の加工方向すな
わちその領域を切削するための工具軌跡の延在方向を、
図12(e)に示すように、その領域の長手方向、具体的
にはその領域内の、ビット間距離が最大値となる二つの
ビット間を結ぶ直線の方向とする。
ップ27では、図12(d)に示すように、上記閉領域の編
集後に残った各閉領域を、削り残し部位加工用領域RPR
とする。従って、上記ステップ18〜27は、前記削り残し
部位抽出手段5に相当する。そして、次のステップ28で
は、上記各削り残し部位加工用領域RPR の加工方向すな
わちその領域を切削するための工具軌跡の延在方向を、
図12(e)に示すように、その領域の長手方向、具体的
にはその領域内の、ビット間距離が最大値となる二つの
ビット間を結ぶ直線の方向とする。
【0023】上記以外の他の加工方案(工具軌跡ピッ
チ、リトラクト量、NCデータ作成トレランス等)につ
いては、次のステップ29で、あらかじめテーブルに記述
された設定値を参照して決定する。そしてその後は、ス
テップ30で、上記各削り残し部位加工用領域RPR と、そ
の領域についての加工方案とに基づき、通常の方法で、
それらの削り残し部位加工用領域RPR を切削する工具軌
跡を含むNCデータを作成して、それを出力する。従っ
て、上記ステップ28〜30は、前記NCデータ作成手段6
に相当する。
チ、リトラクト量、NCデータ作成トレランス等)につ
いては、次のステップ29で、あらかじめテーブルに記述
された設定値を参照して決定する。そしてその後は、ス
テップ30で、上記各削り残し部位加工用領域RPR と、そ
の領域についての加工方案とに基づき、通常の方法で、
それらの削り残し部位加工用領域RPR を切削する工具軌
跡を含むNCデータを作成して、それを出力する。従っ
て、上記ステップ28〜30は、前記NCデータ作成手段6
に相当する。
【0024】かくして上記実施例のNCデータ作成装置
によれば、通常の如く製品の3次元形状を示すCADデ
ータに基づいて作成した工具軌跡に沿って工具の3次元
形状を移動させて3次元加工形状を求め、その3次元加
工形状と製品の3次元形状とに基づき削り残し部位を自
動的に求めて、その削り残し部位を切削するためのNC
データを自動的に作成することができるので、削り残し
部位の有無のチェックおよびその削り残し部位を削るた
めのNCデータの作成に従来要していた工数を削減する
ことができる。しかもこの実施例の装置によれば、素材
の3次元形状を表す素材形状Zマップと工具の3次元形
状を表す工具形状Zマップとを用いて3次元加工形状を
求めることから、その3次元加工形状を求める演算処理
を簡単に行うことができるので、削り残し部位の有無の
チェックおよびその削り残し部位を削るためのNCデー
タの作成を短時間で行うことができる。
によれば、通常の如く製品の3次元形状を示すCADデ
ータに基づいて作成した工具軌跡に沿って工具の3次元
形状を移動させて3次元加工形状を求め、その3次元加
工形状と製品の3次元形状とに基づき削り残し部位を自
動的に求めて、その削り残し部位を切削するためのNC
データを自動的に作成することができるので、削り残し
部位の有無のチェックおよびその削り残し部位を削るた
めのNCデータの作成に従来要していた工数を削減する
ことができる。しかもこの実施例の装置によれば、素材
の3次元形状を表す素材形状Zマップと工具の3次元形
状を表す工具形状Zマップとを用いて3次元加工形状を
求めることから、その3次元加工形状を求める演算処理
を簡単に行うことができるので、削り残し部位の有無の
チェックおよびその削り残し部位を削るためのNCデー
タの作成を短時間で行うことができる。
【0025】さらに、この実施例のNCデータ作成装置
によれば、削り残し部位加工用領域RPR を切削するため
の工具軌跡を表すNCデータを作成する際に、二つの閉
領域線間の距離が所定値以下場合にそれらの閉領域線で
囲まれた閉領域同士を合成して、削り残し部位加工用領
域RPR の数を少なくするので、より短時間でそのNCデ
ータを作成することができる。
によれば、削り残し部位加工用領域RPR を切削するため
の工具軌跡を表すNCデータを作成する際に、二つの閉
領域線間の距離が所定値以下場合にそれらの閉領域線で
囲まれた閉領域同士を合成して、削り残し部位加工用領
域RPR の数を少なくするので、より短時間でそのNCデ
ータを作成することができる。
【0026】また、この実施例のNCデータ作成装置に
よれば、閉領域線の内側の閉領域の面積が所定の第1の
判定値よりも小さい場合にはその閉領域の面積を前記第
1の判定値まで拡大するので、削り残し部位加工用領域
RPR を切削するための工具軌跡を表すNCデータを作成
する際に、その削り残し部位加工用領域RPR の面積が大
きくなってNCデータの作成がより容易になり、それゆ
え、より短時間でそのNCデータを作成することができ
る。
よれば、閉領域線の内側の閉領域の面積が所定の第1の
判定値よりも小さい場合にはその閉領域の面積を前記第
1の判定値まで拡大するので、削り残し部位加工用領域
RPR を切削するための工具軌跡を表すNCデータを作成
する際に、その削り残し部位加工用領域RPR の面積が大
きくなってNCデータの作成がより容易になり、それゆ
え、より短時間でそのNCデータを作成することができ
る。
【0027】さらに、この実施例のNCデータ作成装置
によれば、閉領域線の内側の閉領域の面積が上記第1の
判定値より小さい第2の判定値よりも小さい場合にはそ
の閉領域を削除するので、削り残し部位加工用領域RPR
を切削するための工具軌跡を表すNCデータを作成する
際に、その削り残し部位加工用領域RPR の数がより少な
くなり、それゆえ、より短時間でそのNCデータを作成
することができる。
によれば、閉領域線の内側の閉領域の面積が上記第1の
判定値より小さい第2の判定値よりも小さい場合にはそ
の閉領域を削除するので、削り残し部位加工用領域RPR
を切削するための工具軌跡を表すNCデータを作成する
際に、その削り残し部位加工用領域RPR の数がより少な
くなり、それゆえ、より短時間でそのNCデータを作成
することができる。
【0028】そして、この実施例のNCデータ作成装置
によれば、削り残し部位加工用領域RPR の長手方向を、
その領域を切削するための工具軌跡の延在方向とするの
で、工具が一定方向により長い距離移動するようにな
り、それゆえ、加工時間がより短くなるNCデータを作
成することができる。
によれば、削り残し部位加工用領域RPR の長手方向を、
その領域を切削するための工具軌跡の延在方向とするの
で、工具が一定方向により長い距離移動するようにな
り、それゆえ、加工時間がより短くなるNCデータを作
成することができる。
【0029】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、上記実
施例では閉領域線で囲まれた閉領域の各種編集を行って
いるが、これらのうちの一つまたは複数を省略すること
もできる。また、上記実施例では製品としての金型の型
形状部を形成する場合に生ずる削り残し部位の切削用の
NCデータを作成したが、それ以外の製品を形成する場
合に生ずる削り残し部位の切削用のNCデータを作成す
ることもできる。
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、上記実
施例では閉領域線で囲まれた閉領域の各種編集を行って
いるが、これらのうちの一つまたは複数を省略すること
もできる。また、上記実施例では製品としての金型の型
形状部を形成する場合に生ずる削り残し部位の切削用の
NCデータを作成したが、それ以外の製品を形成する場
合に生ずる削り残し部位の切削用のNCデータを作成す
ることもできる。
【図1】この発明の削り残し部位の切削用NCデータ作
成装置の構成を示す概念図である。
成装置の構成を示す概念図である。
【図2】この発明の削り残し部位の切削用NCデータ作
成装置の一実施例の構成を示すブロック線図である。
成装置の一実施例の構成を示すブロック線図である。
【図3】上記実施例の装置がNCデータ作成のために実
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例の装置がNCデータ作成のために実
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
【図5】上記実施例の装置がNCデータ作成のために実
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例の装置がNCデータ作成のために実
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
【図7】上記実施例の装置がNCデータ作成のために実
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
行する一連の処理の一部を示すフローチャートである。
【図8】上記実施例の装置がNCデータ作成のために入
力する素材形状データおよび工具形状データを例示する
説明図である。
力する素材形状データおよび工具形状データを例示する
説明図である。
【図9】上記実施例の装置が求める削り残し部位を例示
する説明図である。
する説明図である。
【図10】上記実施例の装置がNCデータ作成のために
実行する一連の処理の一部を示す説明図である。
実行する一連の処理の一部を示す説明図である。
【図11】上記実施例の装置がNCデータ作成のために
実行する一連の処理の一部を示す説明図である。
実行する一連の処理の一部を示す説明図である。
【図12】上記実施例の装置がNCデータ作成のために
実行する一連の処理の一部を示す説明図である。
実行する一連の処理の一部を示す説明図である。
1 素材形状ビットマップ作成手段 2 工具形状ビットマップ作成手段 3 加工形状ビットマップ作成手段 4 オフセット形状作成手段 5 削り残し部位抽出手段 6 NCデータ作成手段 7 コンピュータ制御式NCデータ作成装置 8 コンピュータ制御式工作機械
Claims (5)
- 【請求項1】 素材の3次元形状を表す素材形状ビット
マップを作成する素材形状ビットマップ作成手段(1)
と、 工具の3次元形状を表す工具形状ビットマップを作成す
る工具形状ビットマップ作成手段(2)と、 製品の3次元形状を示すCADデータに基づいて作成し
た工具軌跡を前記素材形状ビットマップに重ね合わせ
て、その工具軌跡に沿って前記工具形状ビットマップを
移動させ、その移動の間に前記素材形状ビットマップに
対して前記工具形状ビットマップが干渉した部分をその
素材形状ビットマップから削除して加工形状ビットマッ
プを作成する加工形状ビットマップ作成手段(3)と、 前記CADデータの製品3次元形状を所定仕上げ代分オ
フセットしたオフセット形状を作成するオフセット形状
作成手段(4)と、 前記加工形状ビットマップから前記オフセット形状を取
り除いて、前記製品3次元形状から前記仕上げ代分以上
突出している削り残し部位を抽出し、その削り残し部位
の閉じた輪郭線を求める削り残し部位抽出手段(5)
と、 前記削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切削
するための工具軌跡を表すNCデータを作成するNCデ
ータ作成手段(6)と、 を具えることを特徴とする、削り残し部位の切削用NC
データ作成装置。 - 【請求項2】 前記削り残し部位抽出手段は、二つの前
記閉じた輪郭線間の距離が所定値以下場合にそれらの輪
郭線で囲まれた閉領域同士を合成することを特徴とす
る、請求項1記載の削り残し部位の切削用NCデータ作
成装置。 - 【請求項3】 前記削り残し部位抽出手段は、前記閉じ
た輪郭線の内側の閉領域の面積が所定の第1の判定値よ
りも小さい場合にその閉領域の面積を少なくとも前記第
1の判定値まで拡大することを特徴とする、請求項1ま
たは請求項2記載の削り残し部位の切削用NCデータ作
成装置。 - 【請求項4】 前記削り残し部位抽出手段は、前記閉じ
た輪郭線の内側の閉領域の面積が前記第1の判定値より
も小さい所定の第2の判定値よりも小さい場合にその閉
領域を削除することを特徴とする、請求項3記載の削り
残し部位の切削用NCデータ作成装置。 - 【請求項5】 前記NCデータ作成手段は、前記削り残
し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域の長手方向を、そ
の閉領域を切削するための工具軌跡の延在方向とするこ
とを特徴とする、請求項1から請求項4までの何れか記
載の削り残し部位の切削用NCデータ作成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29703197A JPH11134014A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 削り残し部位の切削用ncデータ作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29703197A JPH11134014A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 削り残し部位の切削用ncデータ作成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11134014A true JPH11134014A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17841336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29703197A Withdrawn JPH11134014A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 削り残し部位の切削用ncデータ作成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11134014A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007249281A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | Cad/cam装置、cad/cam装置用プログラムおよびcad/camデータ編集方法 |
| US7319913B2 (en) | 2003-05-30 | 2008-01-15 | Fujitsu Limited | Device and method for extracting unmachined shape |
| JP2010123107A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-06-03 | Matsuura Machinery Corp | 三次元造形物製造方法 |
| WO2011125129A1 (ja) * | 2010-04-07 | 2011-10-13 | 三菱電機株式会社 | 加工シミュレーション方法及びその装置並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
| JP2012014601A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Jtekt Corp | 加工シミュレーション装置および最適工程決定装置 |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP29703197A patent/JPH11134014A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7319913B2 (en) | 2003-05-30 | 2008-01-15 | Fujitsu Limited | Device and method for extracting unmachined shape |
| JP2007249281A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | Cad/cam装置、cad/cam装置用プログラムおよびcad/camデータ編集方法 |
| JP2010123107A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-06-03 | Matsuura Machinery Corp | 三次元造形物製造方法 |
| WO2011125129A1 (ja) * | 2010-04-07 | 2011-10-13 | 三菱電機株式会社 | 加工シミュレーション方法及びその装置並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
| CN102822754A (zh) * | 2010-04-07 | 2012-12-12 | 三菱电机株式会社 | 加工模拟方法及其装置以及使计算机执行该方法的程序 |
| JP5131409B2 (ja) * | 2010-04-07 | 2013-01-30 | 三菱電機株式会社 | 加工シミュレーション方法及びその装置並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
| JP2012014601A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Jtekt Corp | 加工シミュレーション装置および最適工程決定装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |