JPH11134086A - 監視装置とこれを用いた点検方法 - Google Patents

監視装置とこれを用いた点検方法

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JPH11134086A
JPH11134086A JP10232965A JP23296598A JPH11134086A JP H11134086 A JPH11134086 A JP H11134086A JP 10232965 A JP10232965 A JP 10232965A JP 23296598 A JP23296598 A JP 23296598A JP H11134086 A JPH11134086 A JP H11134086A
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JP10232965A
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English (en)
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Masayasu Futagawa
正康 二川
Masayuki Tani
谷  正之
Kimiya Yamatari
公也 山足
Koichiro Tanikoshi
浩一郎 谷越
Shinya Tanifuji
真也 谷藤
Atsuhiko Nishikawa
敦彦 西川
Atsuhiko Hirota
敦彦 廣田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視対象に異常が発生したときに迅速な点検
を可能にする。 【解決手段】 監視対象を複数のカメラで撮影しそのビ
デオ映像を画面上に表示する監視装置において、監視対
象個々の出力データの異常の有無を判定する手段と、異
常が発生したときこの異常監視対象物を撮影するカメラ
を選択する手段と、選択されたカメラに制御指令を送出
して前記異常監視対象物の撮影を行わせる手段と、該カ
メラによるビデオ映像を画面に表示すると共に該異常監
視対象物の表示を該ビデオ映像の他の表示物から区別化
して表示する手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道,道路網等の交通
システム,化学プラント,鉄鋼,電力,ガス,上下水道
場等の監視装置とこれを用いた点検方法に係り、特に、
現場に出向かなくても的確な監視を行うのに好適な監視
装置とこれを用いた点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プロセス制御監視システムにお
いては、中央操作室にモニタ装置を設置し、監視制御対
象をITVカメラで撮影し、その映像をモニタ装置に表
示する方法が採られている。また、監視制御対象から得
られるさまざまなプロセスデータや、操作員からの入力
データなどのプロセス制御情報は、制御用端末などの制
御機器が、文字,グラフ,表,図形などに変換してディ
スプレイに表示している。従来、ITVカメラ映像とこ
のプロセス制御情報の画面は別々に表示してあったり、
あるいは単に同一画面上に表示してあるだけであった。
従って、例えばある機器の操作,点検を実施する場合、
操作員はその機器の制御情報をプロセス制御情報用画面
に表示する操作とは別に、その機器の様子を詳しく見る
ために専用のボタンを用いてITVカメラの切り替え,
ズーミング,パンニングなどを行う必要があった。即
ち、操作員はプロセス監視制御を行う際、プロセス制御
情報の画面に関する操作と、ITVカメラ映像に関する
操作という2つの操作を行う必要があった。
【0003】そこでこの問題を解決するため、特開平2
−224101号公報記載のCRT監視制御装置におい
ては、プロセス制御情報用画面に関する操作によってI
TVカメラ映像に関する操作を行うようにしている。こ
の従来技術は、制御用端末等で表示するプロセス制御情
報の画面に、マウス,キーボードを用いて操作点検の対
象の名前を入力したり、その対象を表現した図形を選択
したり、あるいは操作盤上にある専用のボタンを押すこ
とにより、操作,点検する対象を決定する手段と、決定
した操作点検対象を映すITVカメラ映像を選択してI
TVカメラ映像選択指令を映像選択装置に送る手段と、
ITVカメラ映像とその対象に関連するプロセスデータ
をプロセス制御情報画面に合成して同時に表示する手段
とを有するシステムである。
【0004】この従来技術により、操作,点検対象をプ
ロセス制御画面で選択することで、その対象の映像を自
動的に画面に表示することができるようになり、操作員
の手間が省けるようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
は、操作,点検を実施する対象を表現した図形をマウス
等で指定したり、キーボードから名称を文字入力しなけ
ればならない。更に、操作,点検を実行する命令を入力
したり,操作点検対象の操作確認,点検確認などの入力
を行う際には、プロセス制御情報用画面内に表示された
対象の名前を表示したメニューとかその対象を表現した
図形などといった、対象を抽象的に明示するものを用い
て対象の指定,操作点検実行命令の入力,操作点検確認
入力を行わねばならない。
【0006】またこの従来技術は、図形,名前等,対象
を抽象的に表現するものからカメラ映像内の具体的な対
象を表示する構成のため、正確な入力を行わないと、別
の対象が表示されてしまう。操作,点検を実施する対象
を指定する場合、カメラ映像を見ていて明らかに異常が
起こったことが分かる時でも、「名前」,その対象を表
した「図形」などその対象を抽象化したものを指定入力
することで、操作,点検を実施する対象を指定するよう
になっている。この場合、カメラ映像上の操作点検を実
施する具体的な対象と、その対象の名前、その対象を表
した図形などといったその抽象的な表現との関連づけが
必要である。
【0007】一般に、プラントなどのプロセス制御監視
システムにおいては、操作点検の対象となる機器および
それを操作員が制御するためにディスプレイに表示する
グラフィックス情報画面の数は非常に多く、操作点検対
象の名前やそれを表現した図形とITVカメラ映像上の
具体的な機器との対応等、操作員が記憶すべき関連づけ
は非常に多い。このため、操作員はこれらの関連づけを
習得するためにあらかじめ長期にわたってトレーニング
を行う必要がある。
【0008】また、このような抽象的なものを通して操
作点検命令を入力していると、現場の様子が伝わりづら
い。例えば、プラントなどの保守点検作業時において
は、現場の状況を把握した作業が重要となってくる。グ
ラフィックスなどの抽象的なものを用いて対象を選択し
たり、操作点検命令を入力する従来のようなシステムに
おいては、作業時に対象選択ミス、操作ミスが起こる虞
があるため、現場にわざわざ出向いて作業を行っている
状況である。
【0009】また、操作,点検を実行する命令を入力し
たり、対象の操作確認や点検確認を操作員が入力する様
な場合、カメラ映像表示領域と図形,文字で作られた確
認あるいは命令の入力場所が離れていると、入力をする
際に映像から視線を移す必要がある。こういった場合
に、操作員は、時としてカメラ映像を見ずに、直接、入
力場所へ確認入力,操作命令を入力してしまう虞があ
る。このように、監視制御対象の状況を十分把握しなく
ても確認,命令などの入力ができるということは操作ミ
ス,点検ミスの原因となる。
【0010】一方、操作点検する機器それぞれに対して
その対象を映すカメラを設置することは、コストの面か
ら実用的でなく、一般には一つのカメラで幾つかの操作
点検を実施する対象を撮影している。従って、従来技術
のように、対象を指定してその操作,点検を行うと共
に、その対象を映したカメラ映像に切り替わることがで
きても、カメラ映像内に操作点検対象となりうる対象が
複数個映されることがある。
【0011】このような場合、実際どの対象を操作,点
検中なのか操作員に対して不明確になる。同様に、操
作,点検を実施する対象を指定する場合も、カメラ映像
内でその対象がどれに対応するのか不明確である。ま
た、操作,点検の確認をする際にも確認する対象がどれ
なのか、映像上で不明確である。また、操作や点検の対
象となる機器はそれぞれが独立しているものではない。
ある機器は他の機器に密接に関係していることがある。
操作,点検する場合は、このような関連する機器をも操
作員に明示する必要がある。また、カメラ映像内の具体
的な対象から、その名前,取り扱い方法,点検操作作業
状況,その対象に関連するプロセスデータ等の付加情報
を引き出せないため、映像を見ていてそのようなデータ
を引き出したい場合には、上述のような映像上の対象と
その名前,それを表した図形との対応を用いて引き出さ
なければならない。また、引き出したデータの表示場所
が映像上の対象と離れたところに表示されると、映像上
の対象とその対象に関連する情報とを同時に参照しづら
くなる。
【0012】さらに、操作,点検においては、定期点検
と異常時の点検,システムの管理責任者が行う点検とそ
うでない人が行う点検など、監視対象の状況,操作点検
の時期,操作点検を行う操作員,その操作員が属するグ
ループなどの要因で、操作,点検を実施するか否か、あ
るいは実施対象となるか否か、操作点検の内容は変わっ
てくる。従って、監視対象の状況,操作点検を行う人物
の情報等を含めたデータベース上のデータによって、明
示すべき操作点検対象、実施すべき操作点検内容を変更
する必要がある。
【0013】以上をまとめると、従来技術には、次のよ
うな問題がある。
【0014】(1)カメラ映像内には操作点検を実施す
る可能性のある対象が複数個含まれるので、操作点検を
実施している対象がカメラ映像内で不明確になる可能性
がある。
【0015】(2)監視制御対象から操作点検を実施す
る対象を指定する際、次に指定可能なあるいは指定すべ
き対象がカメラ映像内で不明確である。また、操作員が
対象を指定しても、どの対象が指定されたのかがカメラ
映像上では不明確である。
【0016】(3)操作点検を行う際、操作点検対象に
関連する対象が明示されない。
【0017】(4)操作点検を実施する際、文字,図形
といった抽象的なものを通して操作,点検のコマンドを
入力する必要がある。また監視制御対象を操作点検した
後など、確認入力を入力する場合でも、文字,図形とい
ったものを通して確認を行っている。
【0018】(5)カメラ映像上の対象から点検,操作
に関連する情報や、対象に関連するプロセスデータなど
の情報を引き出せない。
【0019】(6)カメラ映像上の対象の点検,操作に
関連する情報や、対象に関連するプロセスデータなどの
情報を明示する場所がカメラ映像上の対象の位置を考慮
していないため、操作員は映像内の対象とそれに関する
データを同時に参照するのが困難である。
【0020】(7)操作点検を実施する対象を指定する
際、その候補として明示するものは監視制御対象から得
られるプロセスデータや操作員,操作履歴等のデータに
依存したものでなければならない。そうでないと操作員
は、常に同じ対象の中から監視制御対象の状況をふまえ
て操作点検すべき対象を取捨選択する必要がある。
【0021】(8)操作点検を実施する際、その操作点
検内容は監視制御対象から得られるプロセスデータや操
作員,操作履歴等に依存したものでなければならない。
そうでないと操作点検内容の決定をすべて操作員が取捨
選択する必要がある。
【0022】本発明の目的は、上記の従来技術の問題点
のうちの少なくとも一つを解決し、操作員が行う操作,
点検の支援機能を改善した監視装置とこれを用いた点検
方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的は、監視対象を
複数のカメラで撮影しそのビデオ映像を画面上に表示す
る監視装置において、監視対象個々の出力データの異常
の有無を判定する手段と、異常が発生したときこの異常
監視対象物を撮影するカメラを選択する手段と、選択さ
れたカメラに制御指令を送出して前記異常監視対象物の
撮影を行わせる手段と、該カメラによるビデオ映像を画
面に表示すると共に該異常監視対象物の表示を該ビデオ
映像の他の表示物から区別化して表示する手段とを備え
ることで、達成される。
【0024】上記目的はまた、監視対象のビデオ映像を
表示するディスプレイと、操作員の操作入力を受け付け
る入力受付手段とを備える監視装置を用いた点検方法に
おいて、ディスプレイに表示されているビデオ映像上で
操作員が点検対象物を指定したとき当該対象物の表示を
該ビデオ映像中の他の表示物より強調表示し、操作員が
この強調表示されたビデオ映像を監視することで点検を
行い、点検終了後に操作員が前記入力受付手段から入力
する確認入力があったとき該確認入力を画面に示すこと
で、達成される。
【0025】
【作用】画面を監視することで異常の発生をすぐに知る
ことができるので迅速な点検が可能になる。また、点検
対象が強調表示されるので、点検対象が明確になり、よ
り確実な点検が可能となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例は図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例に係る監視装置
の構成図である。101は、道路,鉄道などの交通シス
テム,電力プラント,ガスプラント,上下水道システ
ム,鉄鋼プラント等における監視,制御の対象となる監
視制御対象(以下、監視対象と呼ぶ)であり、本実施例
の監視装置がこの監視対象を監視,制御する。本実施例
の監視装置を構成するデータ収集及び監視対象制御部
(以下、単に、制御用計算機と呼ぶ)102は、その監
視対象101から得られるデータ(以下、プロセスデー
タと呼ぶ)の収集をしたり、その監視対象の制御を行
う。制御用計算機102は、プロセスデータを、LAN
103を通して、データ表示及び入力受付制御部(以
下、単にワークステーションと呼ぶ)104とデータベ
ース115に送る。また、制御用計算機102は、ワー
クステーション104からLAN103を通して送られ
てくる制御命令を受け取り、監視対象101の制御を行
う。
【0027】データベース115は、制御用計算機10
2からLAN103を通って入力するプロセスデータを
記憶すると共に、制御対象101の設定値,操作員のI
D,グループID,操作履歴等のデータを記憶する。ワ
ークステーション104からの読み出し命令によって記
憶したデータを読み出し、ワークステーション104に
LAN103を通して送る。
【0028】ITVカメラ107は、監視対象101の
映像をケーブル108,スイッチャ110,ケーブル1
12を通してワークステーション104に送る。一方、
ワークステーション104は、カメラ切り替え命令をケ
ーブル113からスイッチャ110ヘ、カメラ制御信号
をケーブル113,スイッチャ110,ケーブル109
を通じてITVカメラ107に送る。スイッチャ110
は、送られてきたカメラ切り替え命令に従いカメラの切
り替えを行う。ITVカメラ107は、カメラ制御命令
に応じてズーム,パン等のカメラ制御を行う。
【0029】ワークステーション104では、制御用計
算機102から送られてきたプロセスデータ、データベ
ース115から送られてきたデータ、ITVカメラ10
7から送られてきた映像信号を処理し、CRT105に
表示する。また、操作員は、マウス,タブレット,タッ
チパネル等の入力装置106を用いて、ワークステーシ
ョン104に様々な入力命令を入力する。これらの入力
命令をワークステーション104は処理し、CRT表示
を変えたり、データベース115にデータ読み出し命令
を送ったり、LAN103を通して制御用計算機102
に制御信号を送り監視対象の制御を行うとともに、IT
Vカメラ107、スイッチャ110にカメラ切り替え信
号、カメラ制御信号を送る。
【0030】図2は、計算機104内の構成図である。
201はCPU、202は制御用プログラムやCRT画
面に表示するプロセス制御画面データ等を展開する主記
憶、203はハードディスク、204は入出力用ドライ
バである。
【0031】ITVカメラ107からケーブル112を
通って入出力用ドライバ204に入力する映像信号は、
ディジタイザ205でデジタル化され、動画用フレーム
バッファ206に描画される。
【0032】また、制御用計算機102が出すプロセス
データやデータベース115からのデータはケーブル1
11から、操作員の入力命令は入力装置106からケー
ブル114を通ってそれぞれ入出力用ドライバ204に
入り、ここからバス209を通ってCPU201に送ら
れる。CPU201は、それらの入力データを主記憶2
02上のプログラムにしたがって処理する。
【0033】ハードディスク203はプロセス制御画面
データを保存し、必要な際にCPU201が読み出し、
主記憶202上に展開し、CRT表示指令によってグラ
フィックス用フレームバッファ207に書き込まれる。
ブレンド回路208は動画用フレームバッファ206及
びグラフィックス画面用フレームバッファ207をブレ
ンドし、CRT105に表示する。
【0034】図3は、本実施例におけるCRT画面構成
の一例を表したものである。301は制御用計算機10
2から送られるプロセスデータを表示するプロセスデー
タ表示領域、302はITVカメラ107からの映像を
表示する映像表示領域、304はマウスなどのポインテ
ィングデバイスによって動くカーソル、303は操作員
からの入力を受け付けるボタン、305はメニューであ
る。
【0035】操作員からの入力を受け付けるものとして
は、303のようなボタンや305のようなメニューが
あるが、これは必要な時のみ表示してもよい。プロセス
データ表示領域301は、トレンドグラフ306や棒グ
ラフ,表307などを表示し、プロセスデータを操作員
に明示する。操作員は、プロセスデータ表示領域301
のデータと、映像表示領域302の映像を見ることによ
り監視対象101を監視し、カーソル304を用いて操
作用ボタン303を押したり、メニュー305の項目を
選択することにより、監視対象101の操作命令、制御
命令、あるいは表示画面の切り替え命令等を入力する。
【0036】上述したシステム構成,画面構成を基に、
本発明の実施例を更に具体的に述べる。まず、第1実施
例では、図3における点検ボタン303をカーソル30
4で押す(選択する)ことにより、図4の点検項目メニ
ュー405が表示される。図4において、映像表示領域
302は、ボイラA401,ボイラB402,ボイラC
403,給水器404を含むITVカメラ映像を表示し
ている。点検項目メニュー405の項目406をカーソ
ル304を用いて選択することで、ボイラA401を操
作,点検の対象とし、操作または点検を行う。この時、
映像表示領域302内で、選択されたことを明示するた
めに、ボイラA401を囲む矩形407を映像上に重ね
て描画し、ボイラAを強調する。即ち、表示中のITV
カメラ映像上に重ねてグラフィックスを描画することに
より点検,操作を行っている対象を強調する。これによ
って、カメラ映像内にたとえ複数個の操作点検を実施す
る対象となりうるものがあったにせよ、点検,操作中の
対象が映像上で明確になり、その対象の状況をより確実
に把握できる。もちろん、指定した項目に対する操作点
検の対象が表示中のカメラ映像では映せない場合には、
そのカメラからの映像に切り替える。
【0037】上記実施例以外の操作点検対象の強調の仕
方としては例えば、図5に示すように、ITVカメラ1
07に制御命令を送り遠隔操作することにより操作点検
対象(ここではボイラA401)を拡大して表示する、
といった方法がある。あるいは、ボイラAをよりわかり
やすく撮影できる別のITVカメラに切り替え、それを
遠隔操作する。即ち、まずスイッチャ110にカメラ切
替信号を送り、次にそのカメラに制御命令を送ることに
より、対象を拡大して表示する。つまり、上記例でいえ
ば、ボイラAを拡大表示する。
【0038】次に、この実施例の実現方法について述べ
る。ワークステーション104の主記憶202内に、図
7に示すような構造体を持つオブジェクト501を定義
する。ここでオブジェクト501は、表示に関する属性
定義内容(以下、簡単のため、表示属性定義内容と呼
ぶ)502と、プロセスデータ等のデータ、操作員が入
力するイベント及びそれによって駆動する動作に関する
属性定義内容(以下簡単のため、イベント属性定義内容
と呼ぶ)503とを持つ。
【0039】表示属性定義内容502の内容を図9で示
す。ここでは、オブジェクトの表示位置621,大きさ
622,形623,色,文字や線の太さなどの描画デー
タ624,そのオブジェクトが操作員からの入力イベン
トを受け取るかどうか(以下入力イベントを受け取る状
態の時活性化状態、受け取れない時非活性化状態と呼
ぶ)を表すオブジェクト状態変数626などの情報を定
義する。表示の際には、大きさ622,形623,描画
データ624の内容にしたがって描画を行う。また、操
作員が入力した入力イベントは、そのイベントの入力位
置情報と、ここで定義したオブジェクトの表示位置62
1,大きさ622,形623,オブジェクト状態変数6
26の値を用いて振り分ける。
【0040】図8は、イベント属性定義内容503の内
部構造について示したものである。イベント属性定義内
容503はイベントインデックステーブル601とその
イベントが起こったとき実行する動作を定義した動作テ
ーブル602とからなる。
【0041】イベントインデックステーブル601は、
イベント名603とそのオブジェクトに関連するプロセ
スデータ変数604を登録する。イベント名603に
は、操作員の入力、他のオブジェクトから送られる指令
などオブジェクトが受け取るすべてのイベントの名前を
登録する。プロセスデータ変数604は、プロセスデー
タベース610の対応するデータ格納場所611へのポ
インターである。制御対象102から得られるプロセス
データは、主記憶202上のプロセスデータベース61
0内の対応するデータ格納場所611に入れられ、各オ
ブジェクトはそのデータを参照する。
【0042】動作テーブル602は、イベントが起こっ
たとき実行する動作関数やプロセスデータを表示する際
の表示フォーマットなどを登録する。イベントが起こっ
たとき実行する動作としては、例えばCRT105に表
示するためのデータを作成する、他のオブジェクトに指
令を送る、制御用計算機102に制御命令を送る、CR
T105に表示しているITVカメラ映像302を切り
替えるための制御命令を送る、などがある。動作テーブ
ル602上のプロセスデータの欄に関しては、そのデー
タを表示する際の表示フォーマットのほか、そのデータ
の値がある一定値以上なら警告を出すなどの動作を定義
する。
【0043】このようなオブジェクトに関する記述は、
情報処理学会論文誌、第30巻、第9号、1200頁か
ら1210頁記載の谷他3名による「メタユーザインタ
ーフェイスを有するユーザインターフェイス構築支援シ
ステム」に記載されているUIDLを用いる。UIDLで記述し
たオブジェクトを用い、図11のアルゴリズムを実行す
る。ステップ701でシステムの立ち上げを行う。ステ
ップ702でCPU201は入出力用ドライバ204か
ら入力する操作員の入力情報、制御対象101からのプ
ロセスデータ、データベース115からのデータ、及び
他のオブジェクトからの指令の収集を行う。
【0044】操作員からの入力情報、他のオブジェクト
からの指令に関しては、CPU201がステップ703
で対応するオブジェクトに渡し、ステップ704でイベ
ント属性定義内容503内の対応する動作を実行する。
また、プロセスデータに関しては、ステップ702で収
集したデータをプロセスデータベース610に入れる。
ステップ703でCPU201が入力のあったプロセス
データを参照しているオブジェクトに対して、データを
参照させ、ステップ704でCPU201がイベント属
性定義内容503に定義したそのプロセスデータに対応
する動作を実行する。ステップ702で収集したすべて
のイベント、プロセスデータに関してステップ704,
705を繰り返した後、画面更新等の描画を行う場合
は、ステップ705でフレームバッファ207に描画し
動画像用フレームバッファ206とブレンド回路208
によってブレンドしたものをCRT105に表示する。
【0045】以上のオブジェクトとアルゴリズムを用い
て、図3で示したディスプレイ表示画面のグラフィック
スメニュー305やボタン303、プロセスデータ表示
領域301内の表307、グラフ306等を作成する。
例えばグラフィックスメニュー305の描画に関して
は、表示属性定義内容502に定義した内容を基にステ
ップ705で表示を行う。操作員がカーソル304を用
いてグラフィックスメニュー305に入力するイベント
はステップ703でグラフィックスメニューオブジェク
ト501に渡され、ステップ704でメニュー305内
の項目に対応する動作が実行される。また、グラフ30
6に関しては、制御対象から得られたプロセスデータを
ステップ703で参照し、ステップ704で動作テーブ
ル602上の表示フォーマットに従って描画データが作
られ、ステップ705で描画を行う。
【0046】次に、映像内の対象を認識し、グラフィッ
クスで強調表示する方法を述べる。監視対象を撮影する
ITVカメラ107、および映像内の操作点検を実施す
る対象あるいはその対象に関連する対象に関しても、図
7で示したオブジェクトを定義する。
【0047】ITVカメラ用のオブジェクト(以下カメ
ラオブジェクトと呼ぶ)の表示属性定義内容502の内
容は、図10で示した内容とする。カメラオブジェクト
は、ワークステーション104が、ITVカメラ107
に出力するカメラ制御信号の内容を属性として持つ。即
ち、ズーム値651,垂直角652,水平角653であ
る。また、関連オブジェクトリスト654として、その
カメラが映す操作点検に関する対象に対応するオブジェ
クトのリストを持つ。また、そのカメラからの映像が映
像表示領域302に表示されているか否かを示すオブジ
ェクト状態変数655、さらにはそのカメラが設置され
ている場所を示す位置情報656を持つ。
【0048】映像内の操作点検対象あるいはそれに関連
する対象用に定義するオブジェクト(簡単のため映像内
オブジェクトと呼ぶ)は、表示属性定義内容502に、
その対象の3次元モデル627を持つ。また、関連する
オブジェクトリスト625にその対象を映すカメラオブ
ジェクト名を記しておく。
【0049】図12において、カメラオブジェクトが持
つ位置情報655,水平角情報653,垂直角情報65
2及びズーム値651によって定まる平面802に、操
作点検対象のモデル627を射影し、像805を得る。
この時、実際のITVカメラ映像内における操作点検対
象は、像805の位置,大きさ,形で表示される。従っ
て、この射影した像から、表示中の映像内におけるその
対象の位置,大きさ,形を判別できる。
【0050】図11で示したアルゴリズムにより、映像
内オブジェクトの位置及び大きさを計算する。システム
立ち上げ時のステップ701やステップ704で映像の
切り替えを行う場合は、今までのカメラオブジェクトに
非表示の指令が出されると共に、新しく表示を行うカメ
ラオブジェクトに表示の指令が出される。表示の指令を
受け取ったカメラオブジェクトは、オブジェクト状態変
数655が表示の値になる。これとともに、関連するオ
ブジェクトリスト654に登録した映像内オブジェクト
に対してそのオブジェクトを活性化状態にする指令を出
す。
【0051】ステップ703でその指令を受け取った映
像内オブジェクトは活性化状態となり、以降、操作員の
入力イベントが取れるようになる。非表示の指令を受け
取ったカメラオブジェクトは、同様に、オブジェクト状
態変数655を非表示の値とし、関連するオブジェクト
リスト654に登録した映像内オブジェクトを非活性化
状態にする。
【0052】ITVカメラ107の遠隔操作を実行する
場合には、カメラオブジェクトに映像内オブジェクトの
射影像の再計算を実施するよう指令が送られる。その指
令をステップ703で受け取ったカメラオブジェクト
は、関連オブジェクトリスト654に登録したすべての
映像内オブジェクトに対して上記の射影像計算実行の指
令を送る。次に、ステップ703でその指令を受け取っ
た映像内オブジェクトは、その指令に対応する動作とし
て、ステップ704で3次元モデルデータ627から射
影像の再計算を行う。図12で示したようにズーム値を
変えれば、3次元モデル801は対応する平面803,
804に射影され、その像はそれぞれ806,807と
なる。この時、3次元モデルの射影像806あるいは8
07の位置,大きさ,形をオブジェクト501の表示属
性定義内容502の位置621,大きさ622,形62
3に登録する。これによって、ITVカメラ107の遠
隔操作を実施しない間は、表示属性内容502に登録し
た位置,大きさ,形によって映像内オブジェクトを取り
扱うことができる。
【0053】グラフィックスによって映像内の操作点検
中の対象を強調表示する場合は、その映像内オブジェク
トの位置621,大きさ622,形623に合わせてグ
ラフィックスを描画する。次に、カメラの切り替え、あ
るいは遠隔操作によって映像内の操作点検対象を拡大表
示することで、その対象を強調する場合を述べる。この
場合には、その対象に対応するオブジェクトのイベント
属性定義内容503内の動作テーブル602に、予めそ
の対象をその対象を拡大するようなカメラ切替命令やカ
メラ制御信号をカメラオブジェクトに出すように定義し
ておく。ステップ703でカメラオブジェクトがカメラ
切替命令を受け取れば、スイッチャ110にカメラ切替
信号を送る。また、カメラ制御信号を受け取れば、IT
Vカメラ107にそれを送る。さらにそのカメラオブジ
ェクトに登録してある映像内オブジェクトのリスト65
4を参照して、映像内オブジェクトに対して位置,大き
さ,形を再計算するよう指令を出す。
【0054】このように、ITVカメラおよびカメラ映
像内の操作点検を実施する対象およびそれに関連する対
象をオブジェクトとして登録することにより、ITVカ
メラ映像上におけるその対象の位置、大きさを認識する
ことができる。また、カメラオブジェクトの表示に関す
る属性定義内容502内の関連するオブジェクトリスト
654に、そのカメラが映す対象を登録しておくことに
より、カメラの遠隔操作を行ったときなど映像内オブジ
ェクトの位置,大きさ,形の再計算が必要な場合はそこ
に登録してある対象のみ再計算をすればよい。また、そ
の操作点検対象が選択された等、実行する動作をオブジ
ェクトに定義しておき、イベント入力時にはその動作を
実行することができる。この映像内オブジェクトに関し
てもUIDLで記述する。
【0055】第1実施例の場合には、次のようになる。
点検ボタン303を押したときステップ702,703
を経てそのイベントが点検ボタンオブジェクトに渡され
る。ステップ704で入力のあったイベントに対応する
動作として、点検項目メニューオブジェクトに表示及び
活性化の指令を送る。同様に、ステップ702,703
を経て表示及び活性化の指令を受け取った点検項目メニ
ューオブジェクトはステップ704,705で点検項目
メニュー405の表示を行う。点検項目メニュー405
が押されたとき、ステップ702,703を経て、点検
項目メニューオブジェクトにそのイベントが渡され、ス
テップ704で対応する動作として選択した項目の操作
点検命令を制御用計算機102に送ると共に、選択した
項目に対応する映像内オブジェクトに対して強調表示の
指令を送る。強調表示の指令を受け取った映像内オブジ
ェクトは、状態変数を調べ、非活性化状態ならば自分を
映すカメラオブジェクトに対してそのカメラの映像を表
示する指令を出す。これによって、その対象を映したカ
メラに切り替わる。活性化状態ならば、すでにその対象
を映したカメラの映像が表示されているので、矩形40
7の描画データを作成し、ステップ705で作成した矩
形の表示を行う。
【0056】次に、本発明の第2実施例を、図13を用
いて述べる。操作員が点検ボタン303(図3)を押す
ことにより、映像表示領域302内で選択できる或いは
選択すべき操作点検対象となる機器401,402,4
03,404を囲むような矩形407,901,90
2,903を映像に重ねて表示する。このように、操作
員が操作,点検する対象を選択する際に、グラフィック
スを映像に重ねて表示することによりその選択対象とな
る機器を強調する。これによって、映像上で操作点検を
実施すべき或いは実施できる対象が明確になる。
【0057】この実施例の実現方法は、前述した第1実
施例と同様に、UIDLで記述したオブジェクトを用いる。
点検ボタン303を押したとき、ステップ702,70
3で点検ボタンオブジェクトにイベントが渡り、ステッ
プ704で対応する動作として操作点検を実施する対象
として指定できる或いは指定すべきITVカメラ映像内
の映像内オブジェクトに矩形表示の指令を出す。ステッ
プ702,703を経て指令を受け取った映像内オブジ
ェクトは、ステップ704で矩形のデータを作成し、ス
テップ705でそれぞれ矩形407,801,802,
803を画面に表示する。
【0058】この実施例のように、映像内に選択できる
対象が複数個ある場合、その対象をより明確にするため
の方法を挙げる。図4で示したように、カーソル304
が操作点検項目メニュー405内のボイラAの項目40
6上にあるときのみ、ボイラA401を強調表示する矩
形407を描画する。これは、操作員が選択しようとす
る操作点検対象のみを強調する方法である。あるいは図
6で示したように、カーソル304をボイラAの項目4
06上に持ってくることにより、ボイラA401を強調
表示する矩形407の色や線の太さを変えたりその矩形
をハイライト表示、ブリンク表示させたりする。この方
法は、選択できる或いは選択すべき操作点検対象を映像
内で明示すると共に、選択しようとする操作点検対象を
さらに強調して表示するものである。
【0059】これらについても、第2実施例と同様に、
UIDLで記述したオブジェクトを用いて実現する。すなわ
ち、カーソル304が項目406上に来たというイベン
トが、ステップ702,703を経て、操作点検項目メ
ニュー405に対応するオブジェクトに渡される。ステ
ップ704で、対応する動作としてボイラA401に対
応するオブジェクトに対して強調表示の指令を送る。ス
テップ702,703を経て指令を受け取ったボイラA
401に対応するオブジェクトは、ステップ704,7
05で、矩形407を描画したり矩形407の色替え,
太さ替え,ブリンク表示を行う。
【0060】また、操作点検を実施する対象を指定する
際、このようなグラフィックスを用いた強調表示を行う
ことによって、映像上で指定すべき対象に優先順位を付
けることができる。即ち図13において、表示する矩形
407,901,902,903の色や線の太さ,線の
種類等を変えることによって、あるいはそこに数字等の
文字を重ねて表示することにより、操作,点検を実施す
る際の優先度,重要度などを映像上で明示することがで
きる。操作員は、映像上に明示された優先順位を基に、
次に操作,点検を実施する対象を指定することができ
る。
【0061】次に、第3実施例を図14を用いて述べ
る。映像表示領域302(図3)内に矩形407を表示
することにより、ボイラA401を強調表示する。操作
員はこの矩形407の内部にカーソル304を持ってい
き、操作点検等における確認入力を入力する。確認が行
われたことを明示するために、矩形407が消去され
る。即ち、点検,操作等に関する確認入力を、対象の映
像に直接入力することによって、操作員は実行した操
作,点検を確認する際、必ずその対象の映像を見る必要
があり、その対象の状況を把握した確認動作の実施がで
きる。また、確認入力を入力する際、映像上でその対象
を強調表示することにより、さらに確認動作をやりやす
いものにすることができる。さらには、その確認動作が
実行されたことを対象が映っている映像上で明示するこ
とによって、確認動作をより確実なものにすることがで
きる。以上のように、映像上で、確認対象の明示,確認
入力及び確認実行の明示を行うことにより、プラントな
どの現場で行われている指差し呼称のような動作を操作
室にいながら実施することができる。
【0062】以上の例は、操作点検における確認の例で
あるが、同様にプラント制御における様々な操作を実施
する際、操作員が行う操作点検対象の指定に関して、
(1)映像上で対象を直接指定でき、(2)指定の際そ
れを操作員が指定するよう、映像内の対象を強調表示
し、(3)操作員が対象の指定を行った時には映像上で
指定が行われたことを明示する、といった手段を有する
ことが可能である。これにより、現場にいる感覚で対象
の指定ができるだけでなく、現場では得られない計算機
の支援を受けることができる。
【0063】この実施例に関しても、第1実施例で述べ
たUIDLで記述したオブジェクトを用いて実現できる。操
作,点検完了などの情報は、制御用計算機102からL
AN103を通ってワークステーション104に入力す
る。ステップ702,703を経て、操作,点検を実行
した対象に対応するオブジェクトに操作,点検の確認指
令のイベントが渡り、ステップ704,705でその対
象を強調する矩形407を描画する。操作員がここにカ
ーソル304を持っていき確認入力を行うと、ステップ
702,703でその確認入力のイベントが操作点検対
象に関連するオブジェクトにわたる。この結果、ステッ
プ704で確認入力に対応する動作として矩形407を
消去する。
【0064】次に、第4実施例について、図14を用い
て述べる。ボイラA401を操作,点検する際、映像表
示領域302内で、その操作点検対象401をマウス等
の入力装置105で選択することにより、予め定めた操
作,点検内容を自動的に実施する。このように、操作,
点検を実施する際、映像上の操作点検対象を直接選択す
ることで、操作,点検を行う。操作員は映像を見て、操
作や点検を実施したい対象をマウス等を用い選択すれば
よく、直接的で迅速,確実な点検,操作の実現ができ
る。
【0065】この実施例に関しても、第1実施例で示し
たUIDLで記述したオブジェクトを用いて実現できる。即
ち、ステップ702,703において、操作員からの入
力イベントを取り込み、操作点検対象に対応するオブジ
ェクトに渡してやる。ステップ704で対応する動作と
して、そのオブジェクトに対応する機器に対して行う操
作,点検コマンドをLAN103を通して制御用計算機
102に送る。制御用計算機102は、送られてきたコ
マンドにしたがって操作,点検を実施する。
【0066】以上の4つの実施例を組み合わせれば、次
のように点検,操作を支援するシステムを作成できる。
図13で示したように、点検,操作を行う際に、映像上
で操作員が操作点検対象として指定すべき対象が強調表
示される。操作員はカーソルを、映像上の点検,操作を
実施したい対象に持っていき選択すると、その対象に対
して予め決められた点検,操作を実行するとともに、図
14に示すように選択されなかった対象の強調表示は消
え、操作,点検を実施中の対象のみを強調表示する。操
作,点検終了後、同じく図14において、操作員がその
対象に映像上で操作点検の確認入力をすることにより操
作,点検の確認を行うとともに強調表示を終了する。さ
らにこの後再び操作点検対象として選択できる候補が図
13のように強調表示される。このように操作点検対象
の選択,操作点検の実施,操作点検状況の把握,操作点
検の確認を、すべてCRTに表示しているITVカメラ
映像を用いて、直接的に行うことができる。これは第1
〜第4実施例を組み合わせただけなので、実現方法はそ
れぞれの実施例で説明した通りである。
【0067】また、幾つかの操作点検対象においては、
その操作点検対象内にさらに操作員が選択すべき対象を
含むような場合がある。例えばボイラAを操作点検対象
として選択しても、ボイラAに含まれる幾つかのバルブ
を操作点検の対象としてさらに指定する必要がある場合
は、例えば次のようにする。
【0068】図4において、メニュー405により項目
406を選択することで、ボイラA401を選択する。
この時、図15に示したようにボイラAの映像が拡大す
るとともに、ボイラAに含まれる幾つかの操作点検実施
可能な或いは実施すべき対象をサブメニュー1106で
表示すると共に、矩形1101,1102,1103,
1104,1105を描画することにより強調表示す
る。このように、カメラによる映像のズーミングとグラ
フィックスによる強調とを組み合わせることで、操作員
に操作点検対象をより明確に伝えることができる。
【0069】この例に関する実現方法は、以下の通りで
ある。操作点検項目メニュー405内の項目406が選
択されたときに実行する動作として、ITVカメラ10
7に対象401を拡大するような指令を送る、サブメニ
ュー406に関連するオブジェクトに対して表示の指令
を送る、矩形1101から1105に対応する映像内オ
ブジェクトに対して表示の指令を送る、といった動作を
操作点検項目メニューオブジェクトに定義しておく。サ
ブメニュー406や矩形1101から1105に対応す
るオブジェクトには送られてきた指令に対する動作とし
て、表示を行う動作を定義する。以上のように定義した
動作が、図11で示したアルゴリズムによってイベント
発生時に実行される。
【0070】次に、第5実施例について述べる。図16
において、映像上の対象をカーソル304を用いて指定
することによって、この対象の操作,点検に関係する関
連情報1201を表示する。また、この時関連情報を表
示している対象を、映像上で矩形407を描画すること
により、強調する。関連情報としては、例えば操作点検
対象の名称,点検時の点検内容,点検操作手順等のマニ
ュアル表示,操作点検状況,関連するプロセスデータな
どがある。
【0071】この時、例えば1201で示したように、
関連情報は選択した対象のすぐ隣に表示する。こうする
ことによって、映像上の対象から目を離すことなく、こ
の対象の関連情報を参照できる。あるいは選択した対象
及びそれに関連する対象、それに関するプロセスデータ
を明示する部分、などの領域は避け、選択した対象とは
直接的に関連しない情報を明示している部分に重ねて関
連情報を表示する。このようにすれば、選択した対象の
さまざまなデータが明示されていることになり、操作員
はそれらすべてを参照することができる。
【0072】以上のように、映像上の対象から様々な関
連情報を引き出すことができ、操作員は様々な情報を参
照しながら操作,点検を実施することができる。また、
関連情報を表示している対象を映像上で強調表示するこ
とで、その情報が映像内のどの対象に関連しているもの
なのかを明確にすることができる。
【0073】この実施例に関しても、実現方法は、第1
実施例で述べたUIDLで記述したオブジェクトを用いる。
即ち、ステップ702,703において、操作員が選択
した映像内オブジェクトにイベントを送り、ステップ7
04で対応する動作としてそのオブジェクトに関連する
関連情報をハードディスク203から読み出したり、監
視対象101から送られてくるプロセスデータを表示用
に処理したり、データベース115から読み込むことに
より、描画データを作成する。映像内オブジェクトの表
示位置621,大きさ622及び関連するオブジェクト
リスト625を用いて表示場所を決め、ステップ705
で表示を行う。
【0074】次に、第6実施例について述べる。この実
施例は、第2実施例を拡張して、制御対象101が出す
プロセスデータ,操作点検の履歴,操作員のID,グル
ープID等の操作点検に関するデータによって、選択す
べき或いは選択できる操作点検対象を決定し、それをI
TVカメラ映像上で強調表示するようにしたものであ
る。
【0075】すでに第1実施例および第2実施例で述べ
たように、図4で操作員が操作,点検する対象を指定す
る際に、カーソル304をメニュー405上に持ってい
くことにより、その項目406の操作点検対象401
を、映像上で矩形407を描画することにより強調表示
する。ここで、メニュー405内の項目406をカーソ
ル304を用いて指定することにより、操作点検対象4
01を選ぶ。今、この対象に関連するプロセスデータが
平常時の値でない場合には、図15で示したように、選
択された対象401の内にあり、さらに操作員が指定す
べき対象1101〜1105を映像上で強調表示する。
一方、平常時の操作点検の際には、このような細かい対
象の指定を省略できる。
【0076】さらに、プロセスデータの値によっては、
一刻も早く、対象の操作,点検を実施する必要がある。
この場合には、操作点検対象を選ぶ際、他の対象は強調
表示せず、操作点検が早急に必要な対象のみを強調表示
したり、図6の407で示したように強調表示する際の
矩形の色替え,線の太さ替え,ブリンク表示等を使っ
て、他の対象より強調の度合いを高くする。
【0077】このとき、特にプロセスデータの値が異常
を示した対象の映像が表示されていない場合には、その
対象を映せるカメラに切り替え、さらにそのカメラを遠
隔操作してその対象を表示し、さらにその対象を強調表
示することも可能である。
【0078】これによって、システムの立ち上げ時や制
御用計算機102がワークステーション104に送るプ
ロセスデータが異常な値である場合、操作員はそのプロ
セスデータを出力する対象の細部にわたって映像上で強
調表示されている対象を見ながら操作点検対象を指定し
たり、その異常なプロセスデータを出力している対象を
優先的に指定することができる。
【0079】また図17において、1301はグループ
ID,ユーザID入力部である。操作員は、入力機器1
06を用いて、ここにIDを入力する。入力したIDに
よって操作員が指定できる、あるいは指定すべき操作点
検対象を決定する。操作員が操作点検対象を指定する際
には、この操作点検対象のみをITVカメラ映像上で強
調表示する。これによって、操作員個人あるいはグルー
プ毎に決めた点検,操作すべき対象のみが強調表示され
るので、点検,操作対象の指定を簡略化すると共に、不
慣れな操作点検による操作ミス、点検ミスを防ぐことが
できる。
【0080】さらにこの際、図6の407で示したよう
に、強調表示する際の矩形の色,線の太さ替え,ブリン
ク表示等を用いることにより、操作員にその部分を優先
的に操作点検させたり、操作員にその部分を慎重に操作
点検するよう明示する、といったことが可能である。
【0081】この実施例に関する実現方法も、同様にUI
DLで記述したオブジェクトを用いる。制御用計算機10
2がワークステーション104に送るプロセスデータや
データベース115から送られるデータは、ステップ7
02でプロセスデータベース610内に保持される。ス
テップ702,703で操作点検対象の指定をするとい
う指令が操作点検対象のオブジェクトに対して送られた
場合、ステップ704で対応する動作としてプロセスデ
ータベース610内のデータ611の参照を行い、デー
タの値を評価し、上記のように操作点検対象の細部にわ
たって操作員に指定させるために、その細部の対象に対
応するオブジェクトに対して表示の指令を送ったり、そ
の対象を優先的に指定させるために、より強調表示をす
るといった動作を実行する。
【0082】一方、操作員がユーザID入力部1301
に入力するユーザIDは、ステップ702,703を経
て、ユーザID入力部1301に対応するオブジェクト
に渡される。ステップ704で、このユーザIDを表示
属性定義内容502内に保持しておく。操作点検対象を
指定するために強調表示を行うよう指令を受け取った映
像内オブジェクトは、ステップ704で、ユーザID入
力部に対応するオブジェクトが保持しているユーザID
を参照して強調表示を行うかどうかを決め、操作点検の
対象となるものは強調表示を行う。
【0083】次に、第7実施例について述べる。この実
施例は第4実施例を拡張して、制御対象101が出すプ
ロセスデータあるいは操作員のID,グループID等の
制御対象や操作,点検を行う操作員に関するデータによ
って、第4実施例のシステムが実行する点検,操作内容
を決定するものである。
【0084】例えば図14において、カーソル304で
映像上の対象の操作点検対象401を指定することによ
り、その対象の操作あるいは点検を実施する際、その対
象に関するプロセスデータが異常な値である場合には、
システムがその対象の細かい操作,点検を行う。そうで
ない場合には、簡単に済ませる。これによって、ITV
カメラ映像を見ていて、異常を発見したような場合、そ
の対象を指定してやることにより、その異常に対応した
操作,点検が自動的に実施される。また、操作員の入力
操作の簡略化が実現できる。
【0085】また、図17においては、ユーザID入力
部1301に操作員がIDを入力することにより、操作
員がその操作点検対象を指定した際に実行する点検,操
作内容を決定する。映像上に強調表示されている機器を
指定することにより、実行する操作,点検内容を、グル
ープID,ユーザID入力部に入力したIDによって決
定することにより、グループにおける点検,操作等の仕
事を分担することができる。また、点検操作内容の実行
を操作員によっては一部制限することにより誤った操
作,点検動作を防ぐことができる。
【0086】この実施例の実現方法は、第6実施例の実
現方法とほぼ同様である。ステップ702でプロセスデ
ータをプロセスデータベース610に保持する。ステッ
プ702,703で操作点検を実行するイベントを受け
取った時、対応する動作としてプロセスデータベース内
610のデータ611の参照を行い、データの値を評価
し、実行する操作,点検内容を決めて実行するといった
動作をステップ704で実行する。同様に、操作員がユ
ーザID入力部1301に入力するユーザIDは、ユー
ザID入力部1301に対応するオブジェクトに渡さ
れ、ステップ704でこのユーザIDを表示属性定義内
容502内に保持しておく。操作点検を実施する際に
は、ユーザID入力部に対応するオブジェクトが保持し
ているユーザIDを参照して操作点検内容を決めて実行
するといった動作をステップ704で実行する。
【0087】また第6,第7の施例と同様の方法で、第
5実施例は次のように拡張できる。即ち、操作員が映像
上の対象を選択するなどして引き出す関連情報の内容を
プロセスデータの値や操作員IDなどによって決定す
る。これによって、操作点検手順や操作点検マニュアル
などは参照した時点の対象の状況や参照した操作員に依
存したものになり、必要な情報をより簡単に得ることが
できる。
【0088】次に、第8実施例を述べる。この実施例
は、第1実施例を拡張したものである。図18で示す様
に、カーソル304を用い項目406を指定すること
で、ボイラA401の操作及び点検をする際、映像上で
その操作点検対象を矩形407を表示して強調するだけ
でなく、表示中のプロセスデータのうちその対象に関連
するプロセスデータ1401,1402,1403の色
を変えたり、ブリンクさせたりして強調表示を行う。ま
た、図6で示したように、操作,点検する際、映像上で
その操作点検対象を強調表示するだけでなく、その対象
に関連する対象も強調してやる。例えば図6において
は、ボイラA401を操作点検の対象とし、それに関連
する機器としてボイラB402,ボイラC403が強調
表示されている。ここで、操作点検対象とそれに関連す
る対象とは強調表示する矩形の色や線の太さ,ブリン
ク,ハイライト表示などによって区別することができ
る。このように、操作,点検を実施する際、映像内の操
作点検対象のみならず、それに関連するプロセスデータ
や、関連する映像内の対象を強調表示することにより、
操作点検対象を総合的に詳細に操作員に示すことが可能
となる。
【0089】これらの実施例の実現方法は、第1実施例
において、操作点検対象を強調表示することを定義した
動作テーブル602上に、関連する映像内オブジェク
ト、関連するプロセスデータを表示しているグラフオブ
ジェクトや表オブジェクトなどに対して上に挙げたよう
な強調表示をする指令を送る動作を付加しておく。ステ
ップ704においてこの動作を実行すると、関連する映
像内オブジェクトやグラフオブジェクト、表オブジェク
トに強調表示の指令が送られる。この指令はステップ7
02,703でそれぞれのオブジェクトに分配され、ス
テップ704でそれぞれのオブジェクトが上に挙げたよ
うな強調表示を行う。
【0090】第9実施例は、第2実施例を第8実施例と
同様に拡張したものである。即ち、図18において、操
作点検の対象を指定する際に、操作員がカーソル304
を項目406上に持ってくることにより、映像上で操作
点検対象401を矩形407を表示する等して強調する
だけでなく、表示中のプロセスデータのうちその対象に
関連するプロセスデータ1401,1402,1403
の色を変えたり、ブリンクさせたりして強調表示を行
う。
【0091】また、図6で示したように、操作,点検対
象を指定する際、映像上で操作点検実施可能な、あるい
は実施すべき対象を強調表示するだけでなくその対象に
関連する対象も強調してやる。例えば図6においては、
ボイラA401を操作員が指定すべきあるいは指定でき
る操作点検対象とし、それに関連する機器としてボイラ
B402,ボイラC403が強調表示されている。ここ
で、操作点検実施可能な或いはすべき対象とそれに関連
する対象とは強調表示する矩形の色や線の太さ,ブリン
ク,ハイライト表示などによって区別することができ
る。これによって、操作点検対象を指定する際、映像内
の操作点検実施可能なあるいは実施すべき対象及びそれ
に関連した映像内の対象、表示中の関連するプロセスデ
ータ等を把握した指定が可能になる。
【0092】この実施例は、操作点検可能なあるいは実
施すべき対象の強調表示を行うことを定義した動作テー
ブル602上に、第8実施例と同様に関連する映像内オ
ブジェクト、関連するプロセスデータを表示しているグ
ラフオブジェクトや表オブジェクトなどに対して強調表
示をする指令を送る動作を付加しておく。ステップ70
4においてこの動作を実行すると、関連する映像内オブ
ジェクトやグラフオブジェクト、表オブジェクトに強調
表示の指令が送られる。この指令はステップ702,7
03でそれぞれのオブジェクトに分配され、ステップ7
04でそれぞれのオブジェクトが上に挙げたような強調
表示を行う。第8実施例及び第2実施例の実現方法を合
わせることによって実現できる。
【0093】上述したように、本発明の実施例によれ
ば、監視制御対象を操作,点検する際、その操作点検実
施中の対象及び操作点検を実施可能なあるいは実施すべ
き対象を映像上で強調するので、対象選択ミスの防止、
操作点検対象の明確化を実現することができる。操作員
は現場の状況を良く把握したうえで操作点検対象の選択
を実施することができると共に、現在操作点検が行われ
ている対象の状況を十分把握できる。
【0094】また、映像上の操作点検対象を指定するこ
とによりその対象の操作点検を実施できる。これによっ
て、映像を見て異常がわかるような場合には、そこをマ
ウスなどのポインティングデバイスで操作点検の対象と
指定してやればよい。また、操作や点検の際には操作員
による確認が大切であるが、この確認も監視対象を映し
ている映像上で行うことにより、現場の状況を把握した
確認が実施できる。
【0095】これらの実現により操作員は操作室に居な
がら現場にいるような感覚で操作,点検を行うことがで
きる。
【0096】さらに、制御対象の状況によってそのとき
行われる操作内容、点検内容を決めたり、その対象とし
て選択できるものを決めることで、適切な操作あるいは
点検の実施を行うことができる。また、この際に映像上
で操作点検すべき対象のみを強調したり、強調表示方法
を操作点検の重要度,優先度などによって変えることに
よって、対象を操作員が指定する際、より的確な指定が
できる。
【0097】さらに、映像上の対象を指定することで、
その操作点検状況,操作点検手順,操作点検内容,その
他関連するプロセスデータ,関連する映像内の他の対象
等の情報を引き出すことができる。また、これらを表示
する位置を映像上の対象のすぐ近くに表示してやること
により、映像内の対象とそのデータを同時に参照するこ
とが容易になる。また、すでにトレンドグラフや表など
に表示しているデータやプラント全体図等おいても、関
連するものを強調してやることにより、総合的な監視,
操作を実現することが可能である。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、異常が発生したときに
迅速に操作点検を実施することが可能となる。また、点
検対象が強調表示されるために点検対象が明確になりよ
り確実な点検を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る監視装置の構成図であ
る。
【図2】図1に示すデータ表示,入力受付用計算機(ワ
ークステーション)内部の構成図である。
【図3】ディスプレイに表示する表示画面の一例を示す
図である。
【図4】点検項目メニューを示す図である。
【図5】強調表示の一例を示す図である。
【図6】強調表示の他の例を示す図である。
【図7】オブジェクト構成図である。
【図8】イベント属性定義内容の構成図である。
【図9】表示属性定義内容の構成図である。
【図10】カメラオブジェクトの表示属性定義内容の構
成図である。
【図11】本発明実施例の監視装置の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図12】ITVカメラ制御情報とオブジェクトが持つ
操作点検対象の3次元モデル及びそのモデルから映像内
に置ける操作点検対象の位置,大きさを作成するための
図である。
【図13】強調表示の別の例を示す図である。
【図14】強調表示の更に別の例を示す図である。
【図15】強調表示の更に別の例を示す図である。
【図16】強調表示の更に別の例を示す図である。
【図17】ID入力画面例を示す図である。
【図18】強調表示の更に別の例を示す図である。
【符号の説明】
101…制御,監視対象、102…データ収集および監
視対象制御部(制御用計算機)、104…表示及び操作
員入力受付用計算機(ワークステーション)、105…
CRT、106…操作員入力受付装置、107…ITV
カメラ、115…データベース、301…プロセスデー
タ表示領域、302…ITVカメラからのカメラ映像表
示領域、304…カーソル、305…トレンドグラフ、
405…操作点検項目メニュー、401…操作点検対象
(ボイラA)。
フロントページの続き (72)発明者 谷越 浩一郎 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 谷藤 真也 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 西川 敦彦 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 廣田 敦彦 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象を複数のカメラで撮影しそのビ
    デオ映像を画面上に表示する監視装置において、監視対
    象個々の出力データの異常の有無を判定する手段と、異
    常が発生したときこの異常監視対象物を撮影するカメラ
    を選択する手段と、選択されたカメラに制御指令を送出
    して前記異常監視対象物の撮影を行わせる手段と、該カ
    メラによるビデオ映像を画面に表示すると共に該異常監
    視対象物の表示を該ビデオ映像の他の表示物から区別化
    して表示する手段とを備えることを特徴とする監視装
    置。
  2. 【請求項2】 監視対象を複数のカメラで撮影し該カメ
    ラで撮影された映像をディスプレイに表示する監視装置
    において、監視対象個々の出力データの異常の有無を判
    定し異常が発生した監視対象を撮影しているカメラを選
    択し該選択されたカメラの映像を前記ディスプレイに表
    示する手段を備えることを特徴とする監視装置。
  3. 【請求項3】 監視対象のビデオ映像を表示するディス
    プレイと、操作員の操作入力を受け付ける入力受付手段
    とを備える監視装置を用いた点検方法において、ディス
    プレイに表示されているビデオ映像上で操作員が点検対
    象物を指定したとき当該対象物の表示を該ビデオ映像中
    の他の表示物より強調表示し、操作員がこの強調表示さ
    れたビデオ映像を監視することで点検を行い、点検終了
    後に操作員が前記入力受付手段から入力する確認入力が
    あったとき該確認入力を画面に示すことを特徴とする監
    視装置を用いた点検方法。
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