JPH11134718A - 光ディスク基板用スタンパ、並びにスタンパ用原盤及びその製造方法、並びに光ディスク基板及びその製造方法 - Google Patents
光ディスク基板用スタンパ、並びにスタンパ用原盤及びその製造方法、並びに光ディスク基板及びその製造方法Info
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- JPH11134718A JPH11134718A JP10240419A JP24041998A JPH11134718A JP H11134718 A JPH11134718 A JP H11134718A JP 10240419 A JP10240419 A JP 10240419A JP 24041998 A JP24041998 A JP 24041998A JP H11134718 A JPH11134718 A JP H11134718A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 全面で均一であってADIPエラーレートの
小さい光ディスクを作製することのできる光ディスク基
板を実現する。 【解決手段】 アドレス情報を有する蛇行したウォブル
溝からなるスパイラル状の凸部3aを備えた光ディスク
基板用スタンパ3を作製する際に、内周側の凸部3aの
高さを外周側の凸部3aの高さよりも小さくする。具体
的には、最内周部での凸部3aの高さH3は65nmで
あり、凸部3aの高さは外周側にいくにしたがって大き
くなり、H4=70nmに漸近している。
小さい光ディスクを作製することのできる光ディスク基
板を実現する。 【解決手段】 アドレス情報を有する蛇行したウォブル
溝からなるスパイラル状の凸部3aを備えた光ディスク
基板用スタンパ3を作製する際に、内周側の凸部3aの
高さを外周側の凸部3aの高さよりも小さくする。具体
的には、最内周部での凸部3aの高さH3は65nmで
あり、凸部3aの高さは外周側にいくにしたがって大き
くなり、H4=70nmに漸近している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光等の光学
的手段を用いて情報の記録、再生又は消去を行う光ディ
スクに用いられる光ディスク基板及びその製造方法、並
びに光ディスク基板用スタンパ、並びにスタンパ用原盤
及びその製造方法に関する。
的手段を用いて情報の記録、再生又は消去を行う光ディ
スクに用いられる光ディスク基板及びその製造方法、並
びに光ディスク基板用スタンパ、並びにスタンパ用原盤
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子計算機、情報処理システムの
発達による処理情報量の急激な増加と映像・音響情報の
デジタル化に伴い、低価格でしかも大容量の補助記憶装
置及びその記録媒体、特に光ディスクが注目されてい
る。
発達による処理情報量の急激な増加と映像・音響情報の
デジタル化に伴い、低価格でしかも大容量の補助記憶装
置及びその記録媒体、特に光ディスクが注目されてい
る。
【0003】図19に、従来の光ディスク基板を用いた
光ディスクの基本構成を示す。図19に示すように、光
ディスク基板11の上には、誘電体層12を介して記録
層13が形成されている。記録層13の上には、中間誘
電体層14、反射層15を介してオーバーコート層16
が形成されている。
光ディスクの基本構成を示す。図19に示すように、光
ディスク基板11の上には、誘電体層12を介して記録
層13が形成されている。記録層13の上には、中間誘
電体層14、反射層15を介してオーバーコート層16
が形成されている。
【0004】この場合、光ディスク基板11としては、
加工性、取扱性及びコスト等の面から、一般に、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、
エポキシ樹脂等のプラスチック材料が用いられる。
加工性、取扱性及びコスト等の面から、一般に、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、
エポキシ樹脂等のプラスチック材料が用いられる。
【0005】この光ディスク基板11は、図20に示す
ような射出成形装置を用いて作製される。すなわち、光
ディスク基板11は、光ディスク基板用スタンパ34を
保持した可動金型33と固定金型32との間に、溶融し
たポリカーボネート樹脂36を基板中心から高速射出
し、可動金型33と固定金型32とによって圧縮しなが
ら冷却する『射出成形法』によって作製される。尚、図
20中、31は光ディスク基板11としてポリカーボネ
ートが射出成形されるキャビティ(製品部)、35はポ
リカーボネート樹脂を供給するためのノズル、37はポ
リカーボネート樹脂を溶融するための加熱シリンダ、3
8はポリカーボネートの溶融樹脂を射出するためのスク
リュー、39はポリカーボネートのペレット、40はペ
レット39を乾燥するための乾燥装置である。
ような射出成形装置を用いて作製される。すなわち、光
ディスク基板11は、光ディスク基板用スタンパ34を
保持した可動金型33と固定金型32との間に、溶融し
たポリカーボネート樹脂36を基板中心から高速射出
し、可動金型33と固定金型32とによって圧縮しなが
ら冷却する『射出成形法』によって作製される。尚、図
20中、31は光ディスク基板11としてポリカーボネ
ートが射出成形されるキャビティ(製品部)、35はポ
リカーボネート樹脂を供給するためのノズル、37はポ
リカーボネート樹脂を溶融するための加熱シリンダ、3
8はポリカーボネートの溶融樹脂を射出するためのスク
リュー、39はポリカーボネートのペレット、40はペ
レット39を乾燥するための乾燥装置である。
【0006】記録層13に磁気光学効果を有する垂直磁
化膜を用いた光ディスク(光磁気記録媒体)の場合の情
報の記録及び消去は、レーザ光の照射によって記録層1
3を局部的に補償温度以上の保磁力の小さい温度もしく
はキュリー温度付近の温度以上に加熱し、その照射部に
おける記録層13の保磁力を低下させて、外部磁界の向
きに磁化させることによって行われる(いわゆる『熱磁
気記録』)。また、その記録信号の再生は、記録時及び
消去時のレーザ光よりも小さい強度のレーザ光を記録層
13に照射し、記録層13の記録状態、すなわち磁化の
向きに応じて反射光あるいは透過光の偏光面が回転する
状況(この回転は、いわゆるカー効果やファラデー効果
といった磁気光学効果に基づいて起こる)を検光子を用
いて光の強度変化として検出することによって行われ
る。この場合、逆向きの磁化間の干渉を小さくして高密
度記録を行うために、光磁気記録媒体の記録層13には
垂直磁気異方性を有する磁性材料が用いられる。
化膜を用いた光ディスク(光磁気記録媒体)の場合の情
報の記録及び消去は、レーザ光の照射によって記録層1
3を局部的に補償温度以上の保磁力の小さい温度もしく
はキュリー温度付近の温度以上に加熱し、その照射部に
おける記録層13の保磁力を低下させて、外部磁界の向
きに磁化させることによって行われる(いわゆる『熱磁
気記録』)。また、その記録信号の再生は、記録時及び
消去時のレーザ光よりも小さい強度のレーザ光を記録層
13に照射し、記録層13の記録状態、すなわち磁化の
向きに応じて反射光あるいは透過光の偏光面が回転する
状況(この回転は、いわゆるカー効果やファラデー効果
といった磁気光学効果に基づいて起こる)を検光子を用
いて光の強度変化として検出することによって行われ
る。この場合、逆向きの磁化間の干渉を小さくして高密
度記録を行うために、光磁気記録媒体の記録層13には
垂直磁気異方性を有する磁性材料が用いられる。
【0007】また、記録層13に相変化型光記録材料又
は有機材料を用いた光ディスクの場合には、同様に、レ
ーザ光を照射し、記録層13に光吸収による局部的な温
度上昇又は化学変化を誘起して記録が行われる。また、
その信号の再生は、記録時とは強度あるいは波長の異な
るレーザ光を照射し、記録によって誘起された記録層1
3の局部的な変化を、反射光あるいは透過光として検出
することによって行われる。
は有機材料を用いた光ディスクの場合には、同様に、レ
ーザ光を照射し、記録層13に光吸収による局部的な温
度上昇又は化学変化を誘起して記録が行われる。また、
その信号の再生は、記録時とは強度あるいは波長の異な
るレーザ光を照射し、記録によって誘起された記録層1
3の局部的な変化を、反射光あるいは透過光として検出
することによって行われる。
【0008】このような従来の光ディスクにおいては、
光スポットのトラッキングガイドのための案内溝、又は
プリピットを備えた光ディスク基板を用いることによ
り、高密度記録及びランダムアクセスが実現されてい
る。また、信号の記録再生を行う場合のディスク上のア
ドレス情報は、プリピットあるいは案内溝によって形成
される。アドレス情報を有する案内溝としては、蛇行さ
せて形成した案内溝が用いられる。そして、このアドレ
ス情報を検出する方法としては、径方向に分割された検
出器での差動信号を用いることによって検出する方法が
用いられる(以下、この検出方法を「ADIP」と略記
する。)。記録層13に垂直磁化膜を用いたミニディス
クにおいては、このADIPを用いてトラッキング制御
とアドレス検出とが行われている。
光スポットのトラッキングガイドのための案内溝、又は
プリピットを備えた光ディスク基板を用いることによ
り、高密度記録及びランダムアクセスが実現されてい
る。また、信号の記録再生を行う場合のディスク上のア
ドレス情報は、プリピットあるいは案内溝によって形成
される。アドレス情報を有する案内溝としては、蛇行さ
せて形成した案内溝が用いられる。そして、このアドレ
ス情報を検出する方法としては、径方向に分割された検
出器での差動信号を用いることによって検出する方法が
用いられる(以下、この検出方法を「ADIP」と略記
する。)。記録層13に垂直磁化膜を用いたミニディス
クにおいては、このADIPを用いてトラッキング制御
とアドレス検出とが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光ディ
スクにおいては、ADIP信号によって検出されるアド
レス情報を有する案内溝が形成された光ディスク基板を
用いる場合、特に内周側の案内溝を十分に形成すること
ができなかった。このため、内周部でのADIPジッタ
が大きくなり、アドレス読み出し時にエラーが発生して
いた。また、ADIPの周波数を基準としてモーターの
回転制御を行う記録再生装置の場合には、ディスクを取
り付けたモーターが回転しない等の不良が発生するとい
う問題があった。
スクにおいては、ADIP信号によって検出されるアド
レス情報を有する案内溝が形成された光ディスク基板を
用いる場合、特に内周側の案内溝を十分に形成すること
ができなかった。このため、内周部でのADIPジッタ
が大きくなり、アドレス読み出し時にエラーが発生して
いた。また、ADIPの周波数を基準としてモーターの
回転制御を行う記録再生装置の場合には、ディスクを取
り付けたモーターが回転しない等の不良が発生するとい
う問題があった。
【0010】図17に、従来の光ディスクの半径方向に
おけるADIPジッタの分布を示す。図17に示すよう
に、特にディスク内周部でADIPジッタが増加してい
る。また、図18に、集光された光ビームがデフォーカ
スした時のADIPジッタの特性を示す。図18に示す
ように、特にディスク内周部においては、フォーカスの
オフセットがない場合にもADIPジッタが大きいた
め、デフォーカスした時にはジッタがさらに増加してし
まい、その結果、ADIPのデフォーカスマージンが小
さくなってしまう。
おけるADIPジッタの分布を示す。図17に示すよう
に、特にディスク内周部でADIPジッタが増加してい
る。また、図18に、集光された光ビームがデフォーカ
スした時のADIPジッタの特性を示す。図18に示す
ように、特にディスク内周部においては、フォーカスの
オフセットがない場合にもADIPジッタが大きいた
め、デフォーカスした時にはジッタがさらに増加してし
まい、その結果、ADIPのデフォーカスマージンが小
さくなってしまう。
【0011】また、従来のような構成では、ディスク内
周部におけるウォブル振幅量が小さい位置ではデフォー
カスした場合にウォブル振幅量が急峻に低下するため、
ADIPのエラーレートが増加し、アドレス情報の検出
が困難であった。また、このため、回転信号をウォブル
信号(基準周波数)に同期させている場合には、ディス
クの回転が暴走するか、又は停止する等のトラブルが発
生するという問題があった。
周部におけるウォブル振幅量が小さい位置ではデフォー
カスした場合にウォブル振幅量が急峻に低下するため、
ADIPのエラーレートが増加し、アドレス情報の検出
が困難であった。また、このため、回転信号をウォブル
信号(基準周波数)に同期させている場合には、ディス
クの回転が暴走するか、又は停止する等のトラブルが発
生するという問題があった。
【0012】特に、ミニディスクのように、ディスク半
径が小さく、内周部まで信号の記録再生のための案内溝
が形成される構成では、案内溝に対応した凸部の形状
(凸部の高さ、凸部の幅、凸部のウォブル振幅量)が均
一な構成のスタンパを用いた場合であっても、射出成形
時の作製条件により、特に内周部においては、射出圧縮
圧力が大きくなる傾向にあるため、ADIP信号によっ
て検出されるアドレス情報を有するウォブルした案内溝
を安定して形成することが困難であり、ADIPジッタ
が増加するという問題があった。
径が小さく、内周部まで信号の記録再生のための案内溝
が形成される構成では、案内溝に対応した凸部の形状
(凸部の高さ、凸部の幅、凸部のウォブル振幅量)が均
一な構成のスタンパを用いた場合であっても、射出成形
時の作製条件により、特に内周部においては、射出圧縮
圧力が大きくなる傾向にあるため、ADIP信号によっ
て検出されるアドレス情報を有するウォブルした案内溝
を安定して形成することが困難であり、ADIPジッタ
が増加するという問題があった。
【0013】さらに、光ディスクの記録再生装置におい
ては、携帯性、信頼性が要求されており、また、径時変
化、環境温度の変化、振動による影響等の変動要因に影
響されないことが要求されている。このため、このよう
な条件の変化により、記録再生装置のデフォーカス量が
大きくなった場合でも、ディスク情報の安定した記録再
生が可能な光ディスクが要望されている。
ては、携帯性、信頼性が要求されており、また、径時変
化、環境温度の変化、振動による影響等の変動要因に影
響されないことが要求されている。このため、このよう
な条件の変化により、記録再生装置のデフォーカス量が
大きくなった場合でも、ディスク情報の安定した記録再
生が可能な光ディスクが要望されている。
【0014】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、アドレスを識別する
ことができないことに起因するエラー等の発生を防止す
ることのできる光ディスク基板及びその製造方法を提供
することを目的とする。
決するためになされたものであり、アドレスを識別する
ことができないことに起因するエラー等の発生を防止す
ることのできる光ディスク基板及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0015】また、本発明は、径方向においてほぼ均一
なADIP性能を有し、アドレス情報に関する特性の優
れた光ディスク基板を得ることのできる光ディスク基板
用スタンパ、並びにスタンパ用原盤及びその製造方法を
提供することを目的とする。
なADIP性能を有し、アドレス情報に関する特性の優
れた光ディスク基板を得ることのできる光ディスク基板
用スタンパ、並びにスタンパ用原盤及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る光ディスク基板用スタンパの第1の構
成は、アドレス情報を有するスパイラル状もしくは同心
円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク基板用スタンパ
であって、内周側の前記凸部の高さが外周側の前記凸部
の高さよりも小さいことを特徴とする。この光ディスク
基板用スタンパの第1の構成によれば、射出圧縮工程の
圧縮力と溶融樹脂の粘性と成形される光ディスク基板の
半径、溝深さとの関係から、溶融樹脂は内周側の案内溝
に関する特性が外周側よりも転写され易くなる(溶融樹
脂がスタンパの凸部間の溝に入り込み易くなる)。従っ
て、このスタンパを用いれば、径方向においてほぼ均一
なADIP性能を有し、アドレス情報に関する特性の優
れた光ディスク基板を実現することができる。
め、本発明に係る光ディスク基板用スタンパの第1の構
成は、アドレス情報を有するスパイラル状もしくは同心
円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク基板用スタンパ
であって、内周側の前記凸部の高さが外周側の前記凸部
の高さよりも小さいことを特徴とする。この光ディスク
基板用スタンパの第1の構成によれば、射出圧縮工程の
圧縮力と溶融樹脂の粘性と成形される光ディスク基板の
半径、溝深さとの関係から、溶融樹脂は内周側の案内溝
に関する特性が外周側よりも転写され易くなる(溶融樹
脂がスタンパの凸部間の溝に入り込み易くなる)。従っ
て、このスタンパを用いれば、径方向においてほぼ均一
なADIP性能を有し、アドレス情報に関する特性の優
れた光ディスク基板を実現することができる。
【0017】また、本発明に係る光ディスク基板用スタ
ンパの第2の構成は、アドレス情報を有するスパイラル
状もしくは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク
基板用スタンパであって、内周側の前記凸部の幅が外周
側の前記凸部の幅よりも小さいことを特徴とする。この
光ディスク基板用スタンパの第2の構成によれば、溶融
樹脂が径方向に対して均一に入り込み易くなる(案内溝
に関する特性が転写され易くなる)。従って、このスタ
ンパを用いれば、径方向においてほぼ均一なADIP性
能を有し、アドレス情報に関する特性の優れた光ディス
ク基板を実現することができる。
ンパの第2の構成は、アドレス情報を有するスパイラル
状もしくは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク
基板用スタンパであって、内周側の前記凸部の幅が外周
側の前記凸部の幅よりも小さいことを特徴とする。この
光ディスク基板用スタンパの第2の構成によれば、溶融
樹脂が径方向に対して均一に入り込み易くなる(案内溝
に関する特性が転写され易くなる)。従って、このスタ
ンパを用いれば、径方向においてほぼ均一なADIP性
能を有し、アドレス情報に関する特性の優れた光ディス
ク基板を実現することができる。
【0018】また、本発明に係る光ディスク基板用スタ
ンパの第3の構成は、アドレス情報を有するスパイラル
状もしくは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク
基板用スタンパであって、内周側の前記凸部のウォブル
振幅量が外周側の前記凸部のウォブル振幅量よりも大き
いことを特徴とする。この光ディスク基板用スタンパの
第3の構成によれば、溶融樹脂がウォブル方向に対して
均一に入り込み易くなる(蛇行した案内溝に関する特性
が転写され易くなる)。従って、このスタンパを用いれ
ば、径方向においてほぼ均一なADIP性能を有し、ア
ドレス情報に関する特性の優れた光ディスク基板を実現
することができる。
ンパの第3の構成は、アドレス情報を有するスパイラル
状もしくは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク
基板用スタンパであって、内周側の前記凸部のウォブル
振幅量が外周側の前記凸部のウォブル振幅量よりも大き
いことを特徴とする。この光ディスク基板用スタンパの
第3の構成によれば、溶融樹脂がウォブル方向に対して
均一に入り込み易くなる(蛇行した案内溝に関する特性
が転写され易くなる)。従って、このスタンパを用いれ
ば、径方向においてほぼ均一なADIP性能を有し、ア
ドレス情報に関する特性の優れた光ディスク基板を実現
することができる。
【0019】また、本発明に係るスタンパ用原盤の第1
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
スタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝深さ
が外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さいことを特徴
とする。このスタンパ用原盤の第1の構成によれば、ア
ドレス情報を有するスパイラル状もしくは同心円状の蛇
行した凸部を備えた光ディスク基板用スタンパであっ
て、内周側の凸部の高さが外周側の凸部の高さよりも小
さい光ディスク基板用スタンパを実現することができ
る。
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
スタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝深さ
が外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さいことを特徴
とする。このスタンパ用原盤の第1の構成によれば、ア
ドレス情報を有するスパイラル状もしくは同心円状の蛇
行した凸部を備えた光ディスク基板用スタンパであっ
て、内周側の凸部の高さが外周側の凸部の高さよりも小
さい光ディスク基板用スタンパを実現することができ
る。
【0020】また、本発明に係るスタンパ用原盤の第2
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
スタパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝幅が外
周側の前記案内溝の溝幅よりも小さいことを特徴とす
る。このスタンパ用原盤の第2の構成によれば、アドレ
ス情報を有するスパイラル状もしくは同心円状の蛇行し
た凸部を備えた光ディスク基板用スタンパであって、内
周側の凸部の幅が外周側の凸部の幅よりも小さい光ディ
スク基板用スタンパを実現することができる。
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
スタパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝幅が外
周側の前記案内溝の溝幅よりも小さいことを特徴とす
る。このスタンパ用原盤の第2の構成によれば、アドレ
ス情報を有するスパイラル状もしくは同心円状の蛇行し
た凸部を備えた光ディスク基板用スタンパであって、内
周側の凸部の幅が外周側の凸部の幅よりも小さい光ディ
スク基板用スタンパを実現することができる。
【0021】また、本発明に係るスタンパ用原盤の第3
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
スタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝のウォブ
ル振幅量が外周側の前記案内溝のウォブル振幅量よりも
大きいことを特徴とする。このスタンパ用原盤の第3の
構成によれば、アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク基板用
スタンパであって、内周側の凸部のウォブル振幅量が外
周側の凸部のウォブル振幅量よりも大きい光ディスク基
板用スタンパを実現することができる。
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
スタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝のウォブ
ル振幅量が外周側の前記案内溝のウォブル振幅量よりも
大きいことを特徴とする。このスタンパ用原盤の第3の
構成によれば、アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク基板用
スタンパであって、内周側の凸部のウォブル振幅量が外
周側の凸部のウォブル振幅量よりも大きい光ディスク基
板用スタンパを実現することができる。
【0022】また、本発明に係るスタンパ用原盤の第1
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記フォトレジストを内周側の膜
厚が外周側の膜厚よりも小さくなるように塗布すること
を特徴とする。このスタンパ用原盤の第1の製造方法に
よれば、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝から
なるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えたス
タンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝深さが
外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さいスタンパ用原
盤を効率良く作製することができる。
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記フォトレジストを内周側の膜
厚が外周側の膜厚よりも小さくなるように塗布すること
を特徴とする。このスタンパ用原盤の第1の製造方法に
よれば、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝から
なるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えたス
タンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝深さが
外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さいスタンパ用原
盤を効率良く作製することができる。
【0023】また、本発明に係るスタンパ用原盤の第2
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記フォトレジストの特性を径方
向で分布させ、内周側の前記フォトレジストの露光量を
外周側の前記フォトレジストの露光量よりも小さくする
ことを特徴とする。このスタンパ用原盤の第2の製造方
法によれば、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝
からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備え
たスタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝深
さが外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さいスタンパ
用原盤を効率良く作製することができる。
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記フォトレジストの特性を径方
向で分布させ、内周側の前記フォトレジストの露光量を
外周側の前記フォトレジストの露光量よりも小さくする
ことを特徴とする。このスタンパ用原盤の第2の製造方
法によれば、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝
からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備え
たスタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝深
さが外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さいスタンパ
用原盤を効率良く作製することができる。
【0024】また、本発明に係るスタンパ用原盤の第3
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時に照
射する前記レーザ光の強度を、内周側よりも外周側で大
きくなるように設定することを特徴とする。このスタン
パ用原盤の第3の製造方法によれば、アドレス情報を有
する蛇行したウォブル溝からなるスパイラル状もしくは
同心円状の案内溝を備えたスタンパ用原盤であって、内
周側の前記案内溝の溝幅が外周側の前記案内溝の溝幅よ
りも小さいスタンパ用原盤を効率良く作製することがで
きる。
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時に照
射する前記レーザ光の強度を、内周側よりも外周側で大
きくなるように設定することを特徴とする。このスタン
パ用原盤の第3の製造方法によれば、アドレス情報を有
する蛇行したウォブル溝からなるスパイラル状もしくは
同心円状の案内溝を備えたスタンパ用原盤であって、内
周側の前記案内溝の溝幅が外周側の前記案内溝の溝幅よ
りも小さいスタンパ用原盤を効率良く作製することがで
きる。
【0025】また、本発明に係るスタンパ用原盤の第4
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時に照
射する前記レーザ光を径方向に微小振動させ、前記微小
振動の振幅量を、内周側よりも外周側で大きくなるよう
に設定することを特徴とする。このスタンパ用原盤の第
4の製造方法によれば、アドレス情報を有する蛇行した
ウォブル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案
内溝を備えたスタンパ用原盤であって、内周側の前記案
内溝の溝幅が外周側の前記案内溝の溝幅よりも小さいス
タンパ用原盤を効率良く作製することができる。特に、
比較的溝幅の大きいスタンパ用原盤を作製する場合に、
有効である。
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時に照
射する前記レーザ光を径方向に微小振動させ、前記微小
振動の振幅量を、内周側よりも外周側で大きくなるよう
に設定することを特徴とする。このスタンパ用原盤の第
4の製造方法によれば、アドレス情報を有する蛇行した
ウォブル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案
内溝を備えたスタンパ用原盤であって、内周側の前記案
内溝の溝幅が外周側の前記案内溝の溝幅よりも小さいス
タンパ用原盤を効率良く作製することができる。特に、
比較的溝幅の大きいスタンパ用原盤を作製する場合に、
有効である。
【0026】また、本発明に係るスタンパ用原盤の第5
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時に照
射する前記レーザ光の径方向の蛇行量を、内周側よりも
外周側で小さくなるように設定することを特徴とする。
このスタンパ用原盤の第5の製造方法によれば、アドレ
ス情報を有する蛇行したウォブル溝からなるスパイラル
状もしくは同心円状の案内溝を備えたスタンパ用原盤で
あって、内周側の前記案内溝のウォブル振幅量が外周側
の前記案内溝のウォブル振幅量よりも大きいスタンパ用
原盤を効率良く作製することができる。
の製造方法は、ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時に照
射する前記レーザ光の径方向の蛇行量を、内周側よりも
外周側で小さくなるように設定することを特徴とする。
このスタンパ用原盤の第5の製造方法によれば、アドレ
ス情報を有する蛇行したウォブル溝からなるスパイラル
状もしくは同心円状の案内溝を備えたスタンパ用原盤で
あって、内周側の前記案内溝のウォブル振幅量が外周側
の前記案内溝のウォブル振幅量よりも大きいスタンパ用
原盤を効率良く作製することができる。
【0027】また、本発明に係る光ディスク基板の第1
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
光ディスク基板であって、内周側の前記案内溝の溝深さ
又は溝幅の少なくともいずれか一方が外周側の前記案内
溝の溝深さ又は溝幅よりも小さいことを特徴とする。こ
の光ディスク基板の第1の構成によれば、アドレスを識
別することができないことに起因するエラー等の発生を
防止することのできる光ディスクを実現することができ
る。
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
光ディスク基板であって、内周側の前記案内溝の溝深さ
又は溝幅の少なくともいずれか一方が外周側の前記案内
溝の溝深さ又は溝幅よりも小さいことを特徴とする。こ
の光ディスク基板の第1の構成によれば、アドレスを識
別することができないことに起因するエラー等の発生を
防止することのできる光ディスクを実現することができ
る。
【0028】また、前記本発明の光ディスク基板の第1
の構成においては、アドレス情報を検出する光学ヘッド
の受光部で受光する光ディスクからの反射光量に対し
て、案内溝のウォブル振幅による信号量の最大値が3%
以上であるのが好ましい。また、この場合には、内周側
と外周側での反射光量に対するウォブル振幅量の変化が
5%以下であるのが好ましい。
の構成においては、アドレス情報を検出する光学ヘッド
の受光部で受光する光ディスクからの反射光量に対し
て、案内溝のウォブル振幅による信号量の最大値が3%
以上であるのが好ましい。また、この場合には、内周側
と外周側での反射光量に対するウォブル振幅量の変化が
5%以下であるのが好ましい。
【0029】また、前記本発明の光ディスク基板の第1
の構成においては、光ディスクの径方向に複数に分割さ
れた受光部を有する光学ヘッドの対物レンズを焦点位置
からフォーカス方向に1μm以上変位させた位置におい
て、前記光学ヘッドの前記受光部で受光される光ディス
クからの全反射光量に対する案内溝のウォブル信号の振
幅量が前記光ディスクの異なった半径位置において一致
する変位量のフォーカス点を有するのが好ましい。
の構成においては、光ディスクの径方向に複数に分割さ
れた受光部を有する光学ヘッドの対物レンズを焦点位置
からフォーカス方向に1μm以上変位させた位置におい
て、前記光学ヘッドの前記受光部で受光される光ディス
クからの全反射光量に対する案内溝のウォブル信号の振
幅量が前記光ディスクの異なった半径位置において一致
する変位量のフォーカス点を有するのが好ましい。
【0030】これらの好ましい例によれば、ディスクの
種類ごとあるいはディスク個別に反射光量による記録再
生装置の利得を設定した場合に、十分なADIP信号の
信号振幅量を得ることができる。しかも、ディスク内で
は溝形状の変化によらずほぼ均一なADIP信号が得ら
れるため、アドレス情報の識別を確実に行うことができ
る。
種類ごとあるいはディスク個別に反射光量による記録再
生装置の利得を設定した場合に、十分なADIP信号の
信号振幅量を得ることができる。しかも、ディスク内で
は溝形状の変化によらずほぼ均一なADIP信号が得ら
れるため、アドレス情報の識別を確実に行うことができ
る。
【0031】また、前記本発明の光ディスク基板の第1
の構成においては、内周側の案内溝のウォブル振幅量が
外周側の前記案内溝のウォブル振幅量よりも大きいのが
好ましい。
の構成においては、内周側の案内溝のウォブル振幅量が
外周側の前記案内溝のウォブル振幅量よりも大きいのが
好ましい。
【0032】また、本発明に係る光ディスク基板の第2
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
光ディスク基板であって、内周側の前記案内溝のウォブ
ル振幅量が外周側の前記案内溝のウォブル振幅量よりも
大きいことを特徴とする。この光ディスク基板の第2の
構成によれば、アドレスを識別することができないこと
に起因するエラー等の発生を防止することのできる光デ
ィスクを実現することができる。
の構成は、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
光ディスク基板であって、内周側の前記案内溝のウォブ
ル振幅量が外周側の前記案内溝のウォブル振幅量よりも
大きいことを特徴とする。この光ディスク基板の第2の
構成によれば、アドレスを識別することができないこと
に起因するエラー等の発生を防止することのできる光デ
ィスクを実現することができる。
【0033】また、前記本発明の光ディスク基板の第2
の構成においては、内周側の案内溝の溝深さ又は溝幅の
少なくともいずれか一方が外周側の前記案内溝の溝深さ
又は溝幅よりも小さいのが好ましい。
の構成においては、内周側の案内溝の溝深さ又は溝幅の
少なくともいずれか一方が外周側の前記案内溝の溝深さ
又は溝幅よりも小さいのが好ましい。
【0034】また、前記本発明の光ディスク基板の第1
又は第2の構成においては、案内溝の溝幅、溝深さ又は
ウォブル振幅量の少なくともいずれかが、内周側から外
周側にかけて連続的に変化しているのが好ましい。
又は第2の構成においては、案内溝の溝幅、溝深さ又は
ウォブル振幅量の少なくともいずれかが、内周側から外
周側にかけて連続的に変化しているのが好ましい。
【0035】また、前記本発明の光ディスク基板の第1
又は第2の構成においては、案内溝の内周側と外周側の
溝幅の差が40nm以上であるのが好ましい。この好ま
しい例によれば、ディスク内周側における隣接トラック
からのウォブル信号の漏れ込みを小さくすることができ
る。
又は第2の構成においては、案内溝の内周側と外周側の
溝幅の差が40nm以上であるのが好ましい。この好ま
しい例によれば、ディスク内周側における隣接トラック
からのウォブル信号の漏れ込みを小さくすることができ
る。
【0036】また、前記本発明の光ディスク基板の第1
又は第2の構成においては、案内溝の内周側と外周側の
溝深さの差が3nm以上であるのが好ましい。この好ま
しい例によれば、デフォーカスした時のウォブル振幅の
変化量を小さくすることができるので、デフォーカス特
性を向上させることができる。
又は第2の構成においては、案内溝の内周側と外周側の
溝深さの差が3nm以上であるのが好ましい。この好ま
しい例によれば、デフォーカスした時のウォブル振幅の
変化量を小さくすることができるので、デフォーカス特
性を向上させることができる。
【0037】また、前記本発明の光ディスク基板の第1
又は第2の構成においては、案内溝の内周側と外周側の
ウォブル振幅量の差が3nm以上であるのが好ましい。
この好ましい例によれば、ディスク内周側におけるウォ
ブル振幅による信号量を増大させることができる。
又は第2の構成においては、案内溝の内周側と外周側の
ウォブル振幅量の差が3nm以上であるのが好ましい。
この好ましい例によれば、ディスク内周側におけるウォ
ブル振幅による信号量を増大させることができる。
【0038】また、本発明に係る光ディスク基板の第1
の製造方法は、アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸部
の高さが外周側の前記凸部の高さよりも小さいスタンパ
を用いて射出成形法により光ディスク基板を成形するこ
とを特徴とする。この光ディスク基板の第1の製造方法
によれば、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
光ディスク基板であって、内周側の前記案内溝の溝深さ
が外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さい光ディスク
基板を効率良く作製することができる。
の製造方法は、アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸部
の高さが外周側の前記凸部の高さよりも小さいスタンパ
を用いて射出成形法により光ディスク基板を成形するこ
とを特徴とする。この光ディスク基板の第1の製造方法
によれば、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝か
らなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた
光ディスク基板であって、内周側の前記案内溝の溝深さ
が外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さい光ディスク
基板を効率良く作製することができる。
【0039】また、本発明に係る光ディスク基板の第2
の製造方法は、アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸部
の幅が外周側の前記凸部の幅よりも小さいスタンパを用
いて射出成形法により光ディスク基板を成形することを
特徴とする。この光ディスク基板の第2の製造方法によ
れば、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝からな
るスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた光デ
ィスク基板であって、内周側の前記案内溝の溝幅が外周
側の前記案内溝の溝幅よりも小さい光ディスク基板を効
率良く作製することができる。
の製造方法は、アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸部
の幅が外周側の前記凸部の幅よりも小さいスタンパを用
いて射出成形法により光ディスク基板を成形することを
特徴とする。この光ディスク基板の第2の製造方法によ
れば、アドレス情報を有する蛇行したウォブル溝からな
るスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備えた光デ
ィスク基板であって、内周側の前記案内溝の溝幅が外周
側の前記案内溝の溝幅よりも小さい光ディスク基板を効
率良く作製することができる。
【0040】また、本発明に係る光ディスク基板の第3
の製造方法は、アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸部
のウォブル振幅量が外周側の前記凸部のウォブル振幅量
よりも大きいスタンパを用いて射出成形法により光ディ
スク基板を成形することを特徴とする。この光ディスク
基板の第3の製造方法によれば、アドレス情報を有する
蛇行したウォブル溝からなるスパイラル状もしくは同心
円状の案内溝を備えた光ディスク基板であって、内周側
の前記案内溝のウォブル振幅量が外周側の前記案内溝の
ウォブル振幅量よりも大きい光ディスク基板を効率良く
作製することができる。
の製造方法は、アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸部
のウォブル振幅量が外周側の前記凸部のウォブル振幅量
よりも大きいスタンパを用いて射出成形法により光ディ
スク基板を成形することを特徴とする。この光ディスク
基板の第3の製造方法によれば、アドレス情報を有する
蛇行したウォブル溝からなるスパイラル状もしくは同心
円状の案内溝を備えた光ディスク基板であって、内周側
の前記案内溝のウォブル振幅量が外周側の前記案内溝の
ウォブル振幅量よりも大きい光ディスク基板を効率良く
作製することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図10は本発明の第1の実施の形
態におけるスタンパ用原盤を作製するためのレーザカッ
ティング装置を示す構成図、図11は本発明の第1の実
施の形態における光ディスク基板用スタンパの製造方法
を示す工程図である。
をさらに具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図10は本発明の第1の実施の形
態におけるスタンパ用原盤を作製するためのレーザカッ
ティング装置を示す構成図、図11は本発明の第1の実
施の形態における光ディスク基板用スタンパの製造方法
を示す工程図である。
【0042】図10に示すように、アルゴンレーザ23
とノイズイータ26との間には、ミラー24、25が配
置されている。アルゴンレーザ23から発射されたレー
ザ光44は、ミラー24、25で順次反射してノイズイ
ータ26に入射し、このノイズイータ26によってノイ
ズが除去される。ノイズイータ26の後方には光強度変
調器27が配置されており、ノイズが除去されたレーザ
光44はこの光強度変調器27によって所定の強度に設
定される。光強度変調器27と集光レンズ22との間に
は、ミラー41、偏光ビームスプリッタ42が配置され
ている。また、集光レンズ22の後方には、フォトレジ
スト(感光剤)20が塗布されたガラス円盤21(以
下、フォトレジストが塗布されたガラス円盤を『フォト
レジスト原盤』という。)が配置されている。光強度変
調器27から出射したレーザ光44は、ミラー41で反
射した後、偏光ビームスプリッタ42を通過し、集光レ
ンズ22で集光されてフォトレジスト原盤に照射され
る。これにより、フォトレジスト原盤のレーザカッティ
ングが行われる。尚、図10中、28はフォーカス制御
のためのHe−Neレーザ、29は偏光ビームスプリッ
タ、30はフォーカス誤差信号を検出するためのセンサ
である。
とノイズイータ26との間には、ミラー24、25が配
置されている。アルゴンレーザ23から発射されたレー
ザ光44は、ミラー24、25で順次反射してノイズイ
ータ26に入射し、このノイズイータ26によってノイ
ズが除去される。ノイズイータ26の後方には光強度変
調器27が配置されており、ノイズが除去されたレーザ
光44はこの光強度変調器27によって所定の強度に設
定される。光強度変調器27と集光レンズ22との間に
は、ミラー41、偏光ビームスプリッタ42が配置され
ている。また、集光レンズ22の後方には、フォトレジ
スト(感光剤)20が塗布されたガラス円盤21(以
下、フォトレジストが塗布されたガラス円盤を『フォト
レジスト原盤』という。)が配置されている。光強度変
調器27から出射したレーザ光44は、ミラー41で反
射した後、偏光ビームスプリッタ42を通過し、集光レ
ンズ22で集光されてフォトレジスト原盤に照射され
る。これにより、フォトレジスト原盤のレーザカッティ
ングが行われる。尚、図10中、28はフォーカス制御
のためのHe−Neレーザ、29は偏光ビームスプリッ
タ、30はフォーカス誤差信号を検出するためのセンサ
である。
【0043】次に、本実施の形態における光ディスク基
板用スタンパの製造方法について、図10、図11を参
照しながら説明する。まず、研磨し、洗浄したガラス円
盤21の上に、ポジ型のフォトレジスト20を滴下した
後、スピンナーによるコーティングによってフォトレジ
スト原盤を作製する。次いで、このようにして作製した
フォトレジスト原盤を、図9に示すレーザカッティング
装置にセットする。その後、アルゴンレーザ23からレ
ーザ光44が発射され、このレーザ光44はミラー2
4、25で順次反射してノイズイータ26に入射する。
これにより、レーザ光44のノイズが除去される。次い
で、ノイズが除去されたレーザ光44は光強度変調器2
7に入射し、所定の強度に設定される。所定の強度に設
定されたレーザ光44は、ミラー41で反射した後、偏
光ビームスプリッタ42を通過し、集光レンズ22で集
光されてフォトレジスト原盤に照射される。これによ
り、照射部が露光され、フォトレジスト原盤のレーザカ
ッティングが行われる。
板用スタンパの製造方法について、図10、図11を参
照しながら説明する。まず、研磨し、洗浄したガラス円
盤21の上に、ポジ型のフォトレジスト20を滴下した
後、スピンナーによるコーティングによってフォトレジ
スト原盤を作製する。次いで、このようにして作製した
フォトレジスト原盤を、図9に示すレーザカッティング
装置にセットする。その後、アルゴンレーザ23からレ
ーザ光44が発射され、このレーザ光44はミラー2
4、25で順次反射してノイズイータ26に入射する。
これにより、レーザ光44のノイズが除去される。次い
で、ノイズが除去されたレーザ光44は光強度変調器2
7に入射し、所定の強度に設定される。所定の強度に設
定されたレーザ光44は、ミラー41で反射した後、偏
光ビームスプリッタ42を通過し、集光レンズ22で集
光されてフォトレジスト原盤に照射される。これによ
り、照射部が露光され、フォトレジスト原盤のレーザカ
ッティングが行われる。
【0044】本実施の形態の光ディスクは、トラックピ
ッチが1.6μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたスパイラル状のトラ
ッキング案内溝を備えた構成を有しており、その光ディ
スク基板用スタンパを作製するためのフォトレジスト原
盤のレーザカッティングにおいては、フォトレジスト2
0の粘度及びスピンナーの回転数を制御することによ
り、図13、図14に示すように、ガラス円盤21の最
内周部で膜厚65nm、外周側で膜厚70nmに漸近す
るようにフォトレジスト20を塗布した後、アルゴンレ
ーザ23から発射されるレーザ光44を所定の強度に設
定して、フォトレジスト原盤上に集光し照射する。これ
により、ガラス円盤21上のフォトレジスト20がカッ
ティングされる。
ッチが1.6μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたスパイラル状のトラ
ッキング案内溝を備えた構成を有しており、その光ディ
スク基板用スタンパを作製するためのフォトレジスト原
盤のレーザカッティングにおいては、フォトレジスト2
0の粘度及びスピンナーの回転数を制御することによ
り、図13、図14に示すように、ガラス円盤21の最
内周部で膜厚65nm、外周側で膜厚70nmに漸近す
るようにフォトレジスト20を塗布した後、アルゴンレ
ーザ23から発射されるレーザ光44を所定の強度に設
定して、フォトレジスト原盤上に集光し照射する。これ
により、ガラス円盤21上のフォトレジスト20がカッ
ティングされる。
【0045】次いで、このようにしてカッティングした
フォトレジスト原盤を現像する。これにより、露光部が
溶け出し、図12に示すようなスパイラル状の案内溝を
備え、内周側の溝深さが外周側の溝深さよりも小さい構
成のスタンパ用原盤が得られる。具体的には、最内周部
での溝深さD5は65nmであり、溝深さは外周側にい
くにしたがって大きくなり、D6=70nmに漸近して
いる。ここで、溝ピッチは1.6μmである。次いで、
現像したフォトレジスト原盤(スタンパ用原盤)のレジ
スト層の上に、スパッタリングによってニッケル導電膜
を形成し、表面を導体化する。次いで、スルファミン酸
ニッケル浴中で通電し、ガラス円盤21上にニッケルを
析出させて電鋳を行う。最後に、ガラス円盤21からの
剥離処理と洗浄を行う。以上の工程により、スタンパが
得られる。
フォトレジスト原盤を現像する。これにより、露光部が
溶け出し、図12に示すようなスパイラル状の案内溝を
備え、内周側の溝深さが外周側の溝深さよりも小さい構
成のスタンパ用原盤が得られる。具体的には、最内周部
での溝深さD5は65nmであり、溝深さは外周側にい
くにしたがって大きくなり、D6=70nmに漸近して
いる。ここで、溝ピッチは1.6μmである。次いで、
現像したフォトレジスト原盤(スタンパ用原盤)のレジ
スト層の上に、スパッタリングによってニッケル導電膜
を形成し、表面を導体化する。次いで、スルファミン酸
ニッケル浴中で通電し、ガラス円盤21上にニッケルを
析出させて電鋳を行う。最後に、ガラス円盤21からの
剥離処理と洗浄を行う。以上の工程により、スタンパが
得られる。
【0046】図8に、上記工程を経て得られたスタンパ
の断面を示す。図8に示すように、スタンパ3には、ピ
ッチが1.6μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたスパイラル状の凸部
3aが形成されている。このスタンパ3は、上記のスタ
ンパ用原盤を用いた作製方法により、スタンパ用原盤と
凹凸が反転し、スパイラル状の凸部3aを備え、内周側
の凸部3aの高さが外周側の凸部3aの高さよりも小さ
い構成となっている。具体的には、最内周部での凸部3
aの高さH3は65nmであり、凸部3aの高さは外周
側にいくにしたがって大きくなり、H4=70nmに漸
近している。
の断面を示す。図8に示すように、スタンパ3には、ピ
ッチが1.6μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたスパイラル状の凸部
3aが形成されている。このスタンパ3は、上記のスタ
ンパ用原盤を用いた作製方法により、スタンパ用原盤と
凹凸が反転し、スパイラル状の凸部3aを備え、内周側
の凸部3aの高さが外周側の凸部3aの高さよりも小さ
い構成となっている。具体的には、最内周部での凸部3
aの高さH3は65nmであり、凸部3aの高さは外周
側にいくにしたがって大きくなり、H4=70nmに漸
近している。
【0047】次に、以上のような構成のスタンパ3を用
いて光ディスク基板を作製する方法について、図面を参
照しながら説明する。図20は本実施の形態における光
ディスク基板の射出成形装置を示す断面図である。図2
0において、31は光ディスク基板としてポリカーボネ
ートが射出成形されるキャビティ(製品部)、32は固
定金型、33は可動金型である。3は1.6μmピッチ
でスパイラル状のトラッキング案内溝及びプリピット信
号を形成するためのスタンパであり、スタンパ3は可動
金型33に保持されている。35はポリカーボネート樹
脂を供給するためのノズル、36はポリカーボネートの
溶融樹脂、37はポリカーボネート樹脂を溶融するため
の加熱シリンダ、38はポリカーボネートの溶融樹脂を
射出するためのスクリュー、39はポリカーボネートの
ペレット、40はペレット39を乾燥するための乾燥装
置である。
いて光ディスク基板を作製する方法について、図面を参
照しながら説明する。図20は本実施の形態における光
ディスク基板の射出成形装置を示す断面図である。図2
0において、31は光ディスク基板としてポリカーボネ
ートが射出成形されるキャビティ(製品部)、32は固
定金型、33は可動金型である。3は1.6μmピッチ
でスパイラル状のトラッキング案内溝及びプリピット信
号を形成するためのスタンパであり、スタンパ3は可動
金型33に保持されている。35はポリカーボネート樹
脂を供給するためのノズル、36はポリカーボネートの
溶融樹脂、37はポリカーボネート樹脂を溶融するため
の加熱シリンダ、38はポリカーボネートの溶融樹脂を
射出するためのスクリュー、39はポリカーボネートの
ペレット、40はペレット39を乾燥するための乾燥装
置である。
【0048】まず、乾燥装置40の中のポリカーボネー
トのペレット39が加熱シリンダ37に供給され、加熱
シリンダ37内で加熱されて溶融樹脂36となる。次い
で、溶融樹脂36は、スクリュー38によって高温のま
まノズル35を通して固定金型32と可動金型33との
間の内周側から高速射出され、キャビティ31内に充填
される。この高速射出する速度領域から保圧領域を経て
溶融樹脂36がキャビティ31内に充填される工程が
『射出工程』であり、この射出工程の保圧領域とタイミ
ングを合わせて、固定金型32と可動金型33とにより
溶融樹脂36を圧縮する工程が『射出圧縮工程』であ
る。次いで、溶融樹脂36を冷却して成形が完了した
後、固定金型32から可動金型33を離し、ポリカーボ
ネートの光ディスク基板を取り出す。
トのペレット39が加熱シリンダ37に供給され、加熱
シリンダ37内で加熱されて溶融樹脂36となる。次い
で、溶融樹脂36は、スクリュー38によって高温のま
まノズル35を通して固定金型32と可動金型33との
間の内周側から高速射出され、キャビティ31内に充填
される。この高速射出する速度領域から保圧領域を経て
溶融樹脂36がキャビティ31内に充填される工程が
『射出工程』であり、この射出工程の保圧領域とタイミ
ングを合わせて、固定金型32と可動金型33とにより
溶融樹脂36を圧縮する工程が『射出圧縮工程』であ
る。次いで、溶融樹脂36を冷却して成形が完了した
後、固定金型32から可動金型33を離し、ポリカーボ
ネートの光ディスク基板を取り出す。
【0049】本実施の形態の光ディスク基板を製造する
に際しては、スパイラル状の凸部3aを備え、内周側の
凸部3aの高さが外周側の凸部3aの高さよりも小さく
設定されたスタンパ3(図7)が可動金型33に保持さ
れているため、射出圧縮工程の圧縮力と溶融したポリカ
ーボネートの粘性と成形される光ディスク基板の半径、
溝深さとの関係から、溶融したポリカーボネートは内周
側の案内溝に関する特性が外周側よりも転写され易くな
る(溶融樹脂36がスタンパ3の凸部3a間の溝に入り
込み易くなる)。このため、全面で凸部の形状(凸部の
高さ)が均一な構成のスタンパを用いて作製した光ディ
スク基板に比べ、径方向においてほぼ均一なADIP性
能が実現され、アドレス情報に関する特性が向上する。
その結果、この光ディスク基板を用いれば、アドレスを
識別することができないことに起因するエラー等の発生
を防止することのできる光ディスクを実現することがで
きる。
に際しては、スパイラル状の凸部3aを備え、内周側の
凸部3aの高さが外周側の凸部3aの高さよりも小さく
設定されたスタンパ3(図7)が可動金型33に保持さ
れているため、射出圧縮工程の圧縮力と溶融したポリカ
ーボネートの粘性と成形される光ディスク基板の半径、
溝深さとの関係から、溶融したポリカーボネートは内周
側の案内溝に関する特性が外周側よりも転写され易くな
る(溶融樹脂36がスタンパ3の凸部3a間の溝に入り
込み易くなる)。このため、全面で凸部の形状(凸部の
高さ)が均一な構成のスタンパを用いて作製した光ディ
スク基板に比べ、径方向においてほぼ均一なADIP性
能が実現され、アドレス情報に関する特性が向上する。
その結果、この光ディスク基板を用いれば、アドレスを
識別することができないことに起因するエラー等の発生
を防止することのできる光ディスクを実現することがで
きる。
【0050】図1に、本実施の形態のスタンパを用いて
作製した光ディスク基板の断面を示す。図1に示すよう
に、光ディスク基板1には、トラックピッチが1.6μ
mで、ADIP信号によって検出されるアドレス情報を
有するスパイラル状のトラッキング案内溝1aが形成さ
れている。
作製した光ディスク基板の断面を示す。図1に示すよう
に、光ディスク基板1には、トラックピッチが1.6μ
mで、ADIP信号によって検出されるアドレス情報を
有するスパイラル状のトラッキング案内溝1aが形成さ
れている。
【0051】図2に、本実施の形態の光ディスク基板の
AFMで測定したときの溝深さの半径方向における分布
を示す。図2に示すように、光ディスク基板1のトラッ
キング案内溝1aの深さは、図1にD1で示す最内周部
での64nmから漸次大きくなり、外周側で図1にD2
で示す69nmに漸近している。
AFMで測定したときの溝深さの半径方向における分布
を示す。図2に示すように、光ディスク基板1のトラッ
キング案内溝1aの深さは、図1にD1で示す最内周部
での64nmから漸次大きくなり、外周側で図1にD2
で示す69nmに漸近している。
【0052】光ディスクは、光ディスク基板1の上に誘
電体層、TbFeCo単層の記録膜からなる記録層、中
間誘電体層、反射層、オーバーコート層を順次形成する
ことによって作製される(図19参照)。
電体層、TbFeCo単層の記録膜からなる記録層、中
間誘電体層、反射層、オーバーコート層を順次形成する
ことによって作製される(図19参照)。
【0053】図15に、本実施の形態の光ディスクの半
径方向におけるADIPジッタの分布を示す。案内溝の
形成された記録領域の内周部の半径が小さい光ディスク
(例えば、ミニディスク)の場合には、ポリカーボネー
ト等の樹脂材料を用いた射出成形法によって光ディスク
基板を作製すると、ディスク内周部における樹脂の流動
方向の影響、あるいは転写性により、従来の光ディスク
においては、図17に示すように、ディスク内周部でA
DIPジッタが増加することが問題となっていた。しか
し、本実施の形態の光ディスクにおいては、図15に示
すように、ADIPジッタが改善され、ディスク全面に
わたってほぼ均一なADIP特性が得られている。これ
は、スタンパ3の内周側における凸部3aの高さを小さ
くしたことにより、トラッキング案内溝1aの特性の転
写性が向上し、優れたADIP性能が得られたからであ
ると考えられる。
径方向におけるADIPジッタの分布を示す。案内溝の
形成された記録領域の内周部の半径が小さい光ディスク
(例えば、ミニディスク)の場合には、ポリカーボネー
ト等の樹脂材料を用いた射出成形法によって光ディスク
基板を作製すると、ディスク内周部における樹脂の流動
方向の影響、あるいは転写性により、従来の光ディスク
においては、図17に示すように、ディスク内周部でA
DIPジッタが増加することが問題となっていた。しか
し、本実施の形態の光ディスクにおいては、図15に示
すように、ADIPジッタが改善され、ディスク全面に
わたってほぼ均一なADIP特性が得られている。これ
は、スタンパ3の内周側における凸部3aの高さを小さ
くしたことにより、トラッキング案内溝1aの特性の転
写性が向上し、優れたADIP性能が得られたからであ
ると考えられる。
【0054】また、図18に示すように、従来の光ディ
スクにおいては、ディスク外周部と比較すると、内周部
でのADIPジッタが大きいだけでなく、デフォーカス
した時にはADIPジッタが増加してさらに大きくなる
ため、実際の記録再生装置においては、ADIPに関す
るエラーによって様々な問題が生じていた。さらに、第
21図のADIPのエラーレートのデフォーカス量に対
する特性図に示すように、特に内周側では1.0μm以
下のデフォーカス量で,エラーレートは急増していた。
しかし、図16に示すように、本実施の形態の光ディス
クの場合には、±1.5μmのデフォーカス量までAD
IPジッタが比較的小さく、ADIPに関するエラーを
防止することができることも確認された。特に、直径が
86mm、64mm等の小径の光ディスク基板を用いた
場合には、半径25mmよりも内周側で溝深さを漸次小
さくしたときに効果が大きく、デフォーカス時のADI
P性能も向上している。
スクにおいては、ディスク外周部と比較すると、内周部
でのADIPジッタが大きいだけでなく、デフォーカス
した時にはADIPジッタが増加してさらに大きくなる
ため、実際の記録再生装置においては、ADIPに関す
るエラーによって様々な問題が生じていた。さらに、第
21図のADIPのエラーレートのデフォーカス量に対
する特性図に示すように、特に内周側では1.0μm以
下のデフォーカス量で,エラーレートは急増していた。
しかし、図16に示すように、本実施の形態の光ディス
クの場合には、±1.5μmのデフォーカス量までAD
IPジッタが比較的小さく、ADIPに関するエラーを
防止することができることも確認された。特に、直径が
86mm、64mm等の小径の光ディスク基板を用いた
場合には、半径25mmよりも内周側で溝深さを漸次小
さくしたときに効果が大きく、デフォーカス時のADI
P性能も向上している。
【0055】尚、本実施の形態においては、ディスク外
周側の溝深さがディスク最内周部の溝深さよりも5nm
だけ大きい光ディスク基板1を例に挙げて説明したが、
必ずしもこの構成の光ディスク基板に限定されるもので
はなく、ディスク構成、記録再生装置の光学ヘッドの特
性に合わせて溝深さを設定し、溝深さが外周側にいくに
したがって大きくなるように構成すれば、同等の効果が
得られる。また,本実施の形態においては、スタンパ用
原盤を作製する際に、フォトレジスト20の膜厚が外周
側にいくにしたがって大きくなるようにしたが、必ずし
もこの構成に限定されるものではなく、内周側の溝深さ
が外周側の溝深さよりも小さくなるようなスタンパ用原
盤の製造方法であれば、フォトレジストの特性を径方向
で分布させ、内周側で露光量の小さい特性とする方法、
あるいはその他の方法であってもよい。
周側の溝深さがディスク最内周部の溝深さよりも5nm
だけ大きい光ディスク基板1を例に挙げて説明したが、
必ずしもこの構成の光ディスク基板に限定されるもので
はなく、ディスク構成、記録再生装置の光学ヘッドの特
性に合わせて溝深さを設定し、溝深さが外周側にいくに
したがって大きくなるように構成すれば、同等の効果が
得られる。また,本実施の形態においては、スタンパ用
原盤を作製する際に、フォトレジスト20の膜厚が外周
側にいくにしたがって大きくなるようにしたが、必ずし
もこの構成に限定されるものではなく、内周側の溝深さ
が外周側の溝深さよりも小さくなるようなスタンパ用原
盤の製造方法であれば、フォトレジストの特性を径方向
で分布させ、内周側で露光量の小さい特性とする方法、
あるいはその他の方法であってもよい。
【0056】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態におけるスタンパも、上記第1の実施の形
態と同様に、図10に示すレーザカッティング装置を用
い、図11に示す手順に従って作製される。
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態におけるスタンパも、上記第1の実施の形
態と同様に、図10に示すレーザカッティング装置を用
い、図11に示す手順に従って作製される。
【0057】まず、研磨し、洗浄したガラス円盤21の
上に、ポジ型のフォトレジスト20を滴下した後、スピ
ンナーによるコーティングによってフォトレジスト原盤
を作製する。次いで、このようにして作製したフォトレ
ジスト原盤を、図10に示すレーザカッティング装置に
セットする。その後、アルゴンレーザ23からレーザ光
44が発射され、このレーザ光44はミラー24、25
で順次反射してノイズイータ26に入射する。これによ
り、レーザ光44のノイズが除去される。次いで、ノイ
ズが除去されたレーザ光44は光強度変調器27に入射
し、所定の強度に設定される。所定の強度に設定された
レーザ光44は、ミラー41で反射した後、偏光ビーム
スプリッタ42を通過し、集光レンズ22で集光されて
フォトレジスト原盤に照射される。これにより、照射部
が露光されフォトレジスト原盤のレーザカッティングが
行われる。
上に、ポジ型のフォトレジスト20を滴下した後、スピ
ンナーによるコーティングによってフォトレジスト原盤
を作製する。次いで、このようにして作製したフォトレ
ジスト原盤を、図10に示すレーザカッティング装置に
セットする。その後、アルゴンレーザ23からレーザ光
44が発射され、このレーザ光44はミラー24、25
で順次反射してノイズイータ26に入射する。これによ
り、レーザ光44のノイズが除去される。次いで、ノイ
ズが除去されたレーザ光44は光強度変調器27に入射
し、所定の強度に設定される。所定の強度に設定された
レーザ光44は、ミラー41で反射した後、偏光ビーム
スプリッタ42を通過し、集光レンズ22で集光されて
フォトレジスト原盤に照射される。これにより、照射部
が露光されフォトレジスト原盤のレーザカッティングが
行われる。
【0058】本実施の形態の光ディスクは、トラックピ
ッチが1.4μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたトラッキング案内溝
を備えた構成を有しており、その光ディスク基板用スタ
ンパを作製するためのフォトレジスト原盤のレーザカッ
ティングにおいては、フォトレジスト20の粘度とスピ
ンナーの回転数を制御することにより、ガラス円盤21
の内周部から外周部まで均一に65nmの膜厚となるよ
うにフォトレジスト20を塗布する。また、本実施の形
態においては、アルゴンレーザ23から発射されるレー
ザ光44の強度を大きくした場合に露光する部分の幅
(つまり、溝幅)が大きくなるという特性を利用し、フ
ォトレジスト原盤の内周部から外周側にかけて漸次レー
ザ光44の強度が大きくなるように設定して、フォトレ
ジスト原盤上に集光し照射する。これにより、ガラス円
盤21上のフォトレジスト20がカッティングされる。
ッチが1.4μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたトラッキング案内溝
を備えた構成を有しており、その光ディスク基板用スタ
ンパを作製するためのフォトレジスト原盤のレーザカッ
ティングにおいては、フォトレジスト20の粘度とスピ
ンナーの回転数を制御することにより、ガラス円盤21
の内周部から外周部まで均一に65nmの膜厚となるよ
うにフォトレジスト20を塗布する。また、本実施の形
態においては、アルゴンレーザ23から発射されるレー
ザ光44の強度を大きくした場合に露光する部分の幅
(つまり、溝幅)が大きくなるという特性を利用し、フ
ォトレジスト原盤の内周部から外周側にかけて漸次レー
ザ光44の強度が大きくなるように設定して、フォトレ
ジスト原盤上に集光し照射する。これにより、ガラス円
盤21上のフォトレジスト20がカッティングされる。
【0059】次いで、このようにしてカッティングした
フォトレジスト原盤を現像する。これにより、露光部が
溶け出し、スパイラル状の案内溝を備え、外周側の溝幅
が内周側の溝幅よりも大きい構成のスタンパ用原盤が得
られる。次いで、現像したフォトレジスト原盤(スタン
パ用原盤)のレジスト層の上に、スパッタリングによっ
てニッケル導電膜を形成し、表面を導体化する。次い
で、スルファミン酸ニッケル浴中で通電し、ガラス円盤
21上にニッケルを析出させて電鋳を行う。最後に、ガ
ラス円盤21からの剥離処理と洗浄を行う。以上の工程
により、スタンパが得られる。
フォトレジスト原盤を現像する。これにより、露光部が
溶け出し、スパイラル状の案内溝を備え、外周側の溝幅
が内周側の溝幅よりも大きい構成のスタンパ用原盤が得
られる。次いで、現像したフォトレジスト原盤(スタン
パ用原盤)のレジスト層の上に、スパッタリングによっ
てニッケル導電膜を形成し、表面を導体化する。次い
で、スルファミン酸ニッケル浴中で通電し、ガラス円盤
21上にニッケルを析出させて電鋳を行う。最後に、ガ
ラス円盤21からの剥離処理と洗浄を行う。以上の工程
により、スタンパが得られる。
【0060】図9に、上記工程を経て得られたスタンパ
の断面を示す。図9に示すように、スタンパ4には、ピ
ッチが1.4μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたスパイラル状の凸部
4aが形成されている。このスタンパ4は、上記のスタ
ンパ用原盤を用いた作製方法により、スタンパ用原盤と
凹凸が反転し、スパイラル状の凸部4aを備え、内周側
の凸部4aの幅が外周側の凸部4aの幅よりも小さい構
成となっている。具体的には、最内周部での凸部4aの
幅W3は0.9μmであり、凸部4aの幅は外周側にい
くにしたがって大きくなり、W4=0.95μmに漸近
している。
の断面を示す。図9に示すように、スタンパ4には、ピ
ッチが1.4μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたスパイラル状の凸部
4aが形成されている。このスタンパ4は、上記のスタ
ンパ用原盤を用いた作製方法により、スタンパ用原盤と
凹凸が反転し、スパイラル状の凸部4aを備え、内周側
の凸部4aの幅が外周側の凸部4aの幅よりも小さい構
成となっている。具体的には、最内周部での凸部4aの
幅W3は0.9μmであり、凸部4aの幅は外周側にい
くにしたがって大きくなり、W4=0.95μmに漸近
している。
【0061】以上のような構成のスタンパ4を用いて光
ディスク基板を作製する場合には、上記第1の実施の形
態と同様に、図20に示す光ディスク基板の射出成形装
置を用いた射出成形法によって作製される。
ディスク基板を作製する場合には、上記第1の実施の形
態と同様に、図20に示す光ディスク基板の射出成形装
置を用いた射出成形法によって作製される。
【0062】このスタンパ4を用い、ポリカーボネート
樹脂を用いた射出成形法によって光ディスク基板を作製
する場合には、スタンパ4の内周側の凸部4aの幅が外
周側の凸部4aの幅よりも小さい(従って、内周側の凸
部4a間の溝の幅が外周側の凸部4a間の溝の幅よりも
大きい)ために、溶融樹脂が径方向に対して均一に入り
込み易くなる(案内溝に関する特性が転写され易くな
る)。このため、全面で凸部の幅が均一な構成のスタン
パを用いて作製した光ディスク基板に比べ、径方向にお
いてほぼ均一なADIP性能が実現され、アドレス情報
に関する特性が向上する。その結果、この光ディスク基
板を用いれば、アドレスを識別することができないこと
に起因するエラー等の発生を防止することのできる光デ
ィスクを実現することができる。
樹脂を用いた射出成形法によって光ディスク基板を作製
する場合には、スタンパ4の内周側の凸部4aの幅が外
周側の凸部4aの幅よりも小さい(従って、内周側の凸
部4a間の溝の幅が外周側の凸部4a間の溝の幅よりも
大きい)ために、溶融樹脂が径方向に対して均一に入り
込み易くなる(案内溝に関する特性が転写され易くな
る)。このため、全面で凸部の幅が均一な構成のスタン
パを用いて作製した光ディスク基板に比べ、径方向にお
いてほぼ均一なADIP性能が実現され、アドレス情報
に関する特性が向上する。その結果、この光ディスク基
板を用いれば、アドレスを識別することができないこと
に起因するエラー等の発生を防止することのできる光デ
ィスクを実現することができる。
【0063】図3に、本実施の形態のスタンパを用いて
作製した光ディスク基板の断面を示す。図3に示すよう
に、光ディスク基板2には、トラックピッチが1.4μ
mで、ADIP信号によって検出されるアドレス情報を
有するスパイラル状のトラッキング案内溝2aが形成さ
れている。
作製した光ディスク基板の断面を示す。図3に示すよう
に、光ディスク基板2には、トラックピッチが1.4μ
mで、ADIP信号によって検出されるアドレス情報を
有するスパイラル状のトラッキング案内溝2aが形成さ
れている。
【0064】図4に、本実施の形態の光ディスク基板の
溝幅の半径方向における分布を示す。図4に示すよう
に、AFMにより溝の半値で測定した光ディスク基板2
のトラッキング案内溝2aの幅は、図3にW1で示す最
内周部での0.9μmから漸次大きくなり、外周側で図
3にW2で示す0.97μmに漸近している。
溝幅の半径方向における分布を示す。図4に示すよう
に、AFMにより溝の半値で測定した光ディスク基板2
のトラッキング案内溝2aの幅は、図3にW1で示す最
内周部での0.9μmから漸次大きくなり、外周側で図
3にW2で示す0.97μmに漸近している。
【0065】光ディスクは、光ディスク基板2の上に誘
電体層、TbFeCo単層の記録膜からなる記録層、中
間誘電体層、反射層、オーバーコート層を順次形成する
ことによって作製される(図19参照)。
電体層、TbFeCo単層の記録膜からなる記録層、中
間誘電体層、反射層、オーバーコート層を順次形成する
ことによって作製される(図19参照)。
【0066】本実施の形態の光ディスクの半径方向にお
けるADIPジッタの分布に関しては、上記第1の実施
の形態と同様に、ADIPジッタが改善され、ディスク
全面にわたってほぼ均一なADIP特性が得られた。こ
れは、スタンパ4の内周側における凸部4aの幅を小さ
くしたことにより、トラッキング案内溝2aの特性の転
写性が向上したからであると考えられる。また、このと
き、デフォーカスに対しても、安定したADIP特性を
示している。
けるADIPジッタの分布に関しては、上記第1の実施
の形態と同様に、ADIPジッタが改善され、ディスク
全面にわたってほぼ均一なADIP特性が得られた。こ
れは、スタンパ4の内周側における凸部4aの幅を小さ
くしたことにより、トラッキング案内溝2aの特性の転
写性が向上したからであると考えられる。また、このと
き、デフォーカスに対しても、安定したADIP特性を
示している。
【0067】尚、本実施の形態においては、フォトレジ
スト原盤にレーザ光44を集光し照射することによって
レーザカッティングを行う場合に、半径方向で照射する
レーザ光44の強度を変化させることにより、スパイラ
ル状の案内溝を備え、外周側の溝幅が内周側の溝幅より
も大きい構成のスタンパ用原盤を作製したが、スタンパ
用原盤の作製方法としては必ずしもこの方法に限定され
るものではない。比較的溝幅の大きいスタンパ用原盤を
作製する場合には、レーザ光44を半径方向に微小振動
させて案内溝を形成し、微小振動の振幅量を、内周側よ
りも外周側で大きくなるように設定する方法を用いるこ
ともできる。また、フォトレジストの特性を径方向で分
布させ、内周側のフォトレジストの露光量を外周側のフ
ォトレジストの露光量よりも小さくする方法を用いても
よい。
スト原盤にレーザ光44を集光し照射することによって
レーザカッティングを行う場合に、半径方向で照射する
レーザ光44の強度を変化させることにより、スパイラ
ル状の案内溝を備え、外周側の溝幅が内周側の溝幅より
も大きい構成のスタンパ用原盤を作製したが、スタンパ
用原盤の作製方法としては必ずしもこの方法に限定され
るものではない。比較的溝幅の大きいスタンパ用原盤を
作製する場合には、レーザ光44を半径方向に微小振動
させて案内溝を形成し、微小振動の振幅量を、内周側よ
りも外周側で大きくなるように設定する方法を用いるこ
ともできる。また、フォトレジストの特性を径方向で分
布させ、内周側のフォトレジストの露光量を外周側のフ
ォトレジストの露光量よりも小さくする方法を用いても
よい。
【0068】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態におけるスタンパも、上記第1の実施の形
態と同様に、図10に示すレーザカッティング装置を用
い、図11に示す手順に従って作製される。
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態におけるスタンパも、上記第1の実施の形
態と同様に、図10に示すレーザカッティング装置を用
い、図11に示す手順に従って作製される。
【0069】まず、研磨し、洗浄したガラス円盤21の
上に、ポジ型のフォトレジスト20を滴下した後、スピ
ンナーによるコーティングによってフォトレジスト原盤
を作製する。次いで、このようにして作製したフォトレ
ジスト原盤を、図10に示すレーザカッティング装置に
セットする。その後、アルゴンレーザ23からレーザ光
44が発射され、このレーザ光44はミラー24、25
で順次反射してノイズイータ26に入射する。これによ
り、レーザ光44のノイズが除去される。次いで、ノイ
ズが除去されたレーザ光44は光強度変調器27に入射
し、所定の強度に設定される。所定の強度に設定された
レーザ光44は、ミラー41で反射した後、偏光ビーム
スプリッタ42を通過し、集光レンズ22で集光されて
フォトレジスト原盤に照射される。これにより、照射部
が露光されフォトレジスト原盤のレーザカッティングが
行われる。
上に、ポジ型のフォトレジスト20を滴下した後、スピ
ンナーによるコーティングによってフォトレジスト原盤
を作製する。次いで、このようにして作製したフォトレ
ジスト原盤を、図10に示すレーザカッティング装置に
セットする。その後、アルゴンレーザ23からレーザ光
44が発射され、このレーザ光44はミラー24、25
で順次反射してノイズイータ26に入射する。これによ
り、レーザ光44のノイズが除去される。次いで、ノイ
ズが除去されたレーザ光44は光強度変調器27に入射
し、所定の強度に設定される。所定の強度に設定された
レーザ光44は、ミラー41で反射した後、偏光ビーム
スプリッタ42を通過し、集光レンズ22で集光されて
フォトレジスト原盤に照射される。これにより、照射部
が露光されフォトレジスト原盤のレーザカッティングが
行われる。
【0070】本実施の形態の光ディスクは、トラックピ
ッチが1.3μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたトラッキング案内溝
を備えた構成を有しており、その光ディスク基板用スタ
ンパを作製するためのフォトレジスト原盤のレーザカッ
ティングにおいては、フォトレジスト20の粘性とスピ
ンナーの回転数を制御することにより、ガラス円盤21
の内周部から外周部まで均一に65nmの膜厚となるよ
うにフォトレジスト20を塗布する。また、本実施の形
態においては、アルゴンレーザ23から発射されるレー
ザ光44を一定の周波数を基準としてアドレスに対応し
た変調を加えて蛇行させながら、フォトレジスト原盤上
に集光し照射する。この場合、照射するレーザ光44の
蛇行量は、内周側で大きく、外周側で小さくなるように
設定される。これにより、ガラス円盤21上のフォトレ
ジスト20がカッティングされる。
ッチが1.3μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたトラッキング案内溝
を備えた構成を有しており、その光ディスク基板用スタ
ンパを作製するためのフォトレジスト原盤のレーザカッ
ティングにおいては、フォトレジスト20の粘性とスピ
ンナーの回転数を制御することにより、ガラス円盤21
の内周部から外周部まで均一に65nmの膜厚となるよ
うにフォトレジスト20を塗布する。また、本実施の形
態においては、アルゴンレーザ23から発射されるレー
ザ光44を一定の周波数を基準としてアドレスに対応し
た変調を加えて蛇行させながら、フォトレジスト原盤上
に集光し照射する。この場合、照射するレーザ光44の
蛇行量は、内周側で大きく、外周側で小さくなるように
設定される。これにより、ガラス円盤21上のフォトレ
ジスト20がカッティングされる。
【0071】次いで、このようにしてカッティングした
フォトレジスト原盤を現像する。これにより、露光部が
溶け出し、内周側の溝部のウォブル振幅量が外周側の溝
部のウォブル振幅量よりも大きい構成のスタンパ用原盤
が得られる。次いで、現像したフォトレジスト原盤(ス
タンパ用原盤)のレジスト層の上に、スパッタリングに
よってニッケル導電膜を形成し、表面を導体化する。次
いで、スルファミン酸ニッケル浴中で通電し、ガラス円
盤21上にニッケルを析出させて電鋳を行う。最後に、
ガラス円盤21からの剥離処理と洗浄を行う。以上の工
程により、スタンパが得られる。
フォトレジスト原盤を現像する。これにより、露光部が
溶け出し、内周側の溝部のウォブル振幅量が外周側の溝
部のウォブル振幅量よりも大きい構成のスタンパ用原盤
が得られる。次いで、現像したフォトレジスト原盤(ス
タンパ用原盤)のレジスト層の上に、スパッタリングに
よってニッケル導電膜を形成し、表面を導体化する。次
いで、スルファミン酸ニッケル浴中で通電し、ガラス円
盤21上にニッケルを析出させて電鋳を行う。最後に、
ガラス円盤21からの剥離処理と洗浄を行う。以上の工
程により、スタンパが得られる。
【0072】本実施の形態のスタンパには、ピッチが
1.3μmで、ADIP信号によって検出されるアドレ
ス情報を有するウォブルした凸部が形成されている。こ
のスタンパは、上記のスタンパ用原盤を用いた作製方法
により、スタンパ用原盤と凹凸が反転し、スパイラル状
の凸部を備え、内周側の凸部のウォブル振幅量が外周側
の凸部のウォブル振幅量よりも大きい構成となってい
る。具体的には、最内周部での凸部のウォブル振幅量は
25nmであり、凸部のウォブル振幅量は外周側にいく
にしたがって小さくなり、20nmに漸近している。
1.3μmで、ADIP信号によって検出されるアドレ
ス情報を有するウォブルした凸部が形成されている。こ
のスタンパは、上記のスタンパ用原盤を用いた作製方法
により、スタンパ用原盤と凹凸が反転し、スパイラル状
の凸部を備え、内周側の凸部のウォブル振幅量が外周側
の凸部のウォブル振幅量よりも大きい構成となってい
る。具体的には、最内周部での凸部のウォブル振幅量は
25nmであり、凸部のウォブル振幅量は外周側にいく
にしたがって小さくなり、20nmに漸近している。
【0073】以上のような構成のスタンパを用いて光デ
ィスク基板を作製する場合には、上記第1の実施の形態
と同様に、図20に示す光ディスク基板の射出成形装置
を用いた射出成形法によって作製される。
ィスク基板を作製する場合には、上記第1の実施の形態
と同様に、図20に示す光ディスク基板の射出成形装置
を用いた射出成形法によって作製される。
【0074】このスタンパを用い、ポリカーボネート樹
脂を用いた射出成形法によって光ディスク基板を作製す
る場合には、スタンパの内周側の凸部のウォブル振幅量
が外周側の凸部のウォブル振幅量よりも大きいために、
溶融樹脂がウォブル方向に対して均一に入り込み易くな
る(案内溝に関する特性が転写され易くなる)。このた
め、全面で凸部のウォブル振幅量が均一な構成のスタン
パを用いて作製した光ディスク基板に比べ、径方向にお
いてほぼ均一なADIP性能が実現され、アドレス情報
に関する特性が向上する。その結果、この光ディスク基
板を用いれば、アドレスを識別することができないこと
に起因するエラー等の発生を防止することのできる光デ
ィスクを実現することができる。
脂を用いた射出成形法によって光ディスク基板を作製す
る場合には、スタンパの内周側の凸部のウォブル振幅量
が外周側の凸部のウォブル振幅量よりも大きいために、
溶融樹脂がウォブル方向に対して均一に入り込み易くな
る(案内溝に関する特性が転写され易くなる)。このた
め、全面で凸部のウォブル振幅量が均一な構成のスタン
パを用いて作製した光ディスク基板に比べ、径方向にお
いてほぼ均一なADIP性能が実現され、アドレス情報
に関する特性が向上する。その結果、この光ディスク基
板を用いれば、アドレスを識別することができないこと
に起因するエラー等の発生を防止することのできる光デ
ィスクを実現することができる。
【0075】図5に、本実施の形態のスタンパを用いて
作製した光ディスク基板の平面構造を示す。図5に示す
ように、光ディスク基板5には、トラックピッチが1.
3μmで、ADIP信号によって検出されるアドレス情
報を有するスパイラル状のトラッキング案内溝5aが形
成されている。
作製した光ディスク基板の平面構造を示す。図5に示す
ように、光ディスク基板5には、トラックピッチが1.
3μmで、ADIP信号によって検出されるアドレス情
報を有するスパイラル状のトラッキング案内溝5aが形
成されている。
【0076】図6に、本実施の形態の光ディスク基板の
トラッキング案内溝のウォブル振幅量の半径方向におけ
る分布を示す。図6に示すように、光ディスク基板5の
トラッキング案内溝5aのウォブル振幅量は、図5にA
1で示す最内周部での25nmから漸次小さくなり、外
周側で図5にA2で示す20nmに漸近している。
トラッキング案内溝のウォブル振幅量の半径方向におけ
る分布を示す。図6に示すように、光ディスク基板5の
トラッキング案内溝5aのウォブル振幅量は、図5にA
1で示す最内周部での25nmから漸次小さくなり、外
周側で図5にA2で示す20nmに漸近している。
【0077】光ディスクは、光ディスク基板5の上に誘
電体層、TbFeCo単層の記録膜からなる記録層、中
間誘電体層、反射層、オーバーコート層を順次形成する
ことによって作製される(図19参照)。
電体層、TbFeCo単層の記録膜からなる記録層、中
間誘電体層、反射層、オーバーコート層を順次形成する
ことによって作製される(図19参照)。
【0078】本実施の形態の光ディスクの半径方向にお
けるADIPジッタの分布に関しては、上記第1の実施
の形態と同様に、ADIPジッタが改善され、ディスク
全面にわたってほぼ均一なADIP特性が得られた。こ
れは、スタンパの内周側における凸部のウォブル振幅量
を大きくしたことにより、トラッキング案内溝5aのA
DIPに関する特性の転写性が向上したからであると考
えられる。尚、図7のウォブル振幅量に対するプッシュ
プル信号によって規格化したウォブル信号量の特性図に
示すように、ウォブル振幅量の増加にほぼ比例してAD
IPの信号量も大きくなっている。
けるADIPジッタの分布に関しては、上記第1の実施
の形態と同様に、ADIPジッタが改善され、ディスク
全面にわたってほぼ均一なADIP特性が得られた。こ
れは、スタンパの内周側における凸部のウォブル振幅量
を大きくしたことにより、トラッキング案内溝5aのA
DIPに関する特性の転写性が向上したからであると考
えられる。尚、図7のウォブル振幅量に対するプッシュ
プル信号によって規格化したウォブル信号量の特性図に
示すように、ウォブル振幅量の増加にほぼ比例してAD
IPの信号量も大きくなっている。
【0079】尚、本実施の形態においては、トラッキン
グ案内溝5aのウォブル振幅量が外周側にいくにしたが
って小さくなる構成(最内周部で25nm、外周側で2
0nm)で、最内周部と外周側のウォブル振幅量の差が
5nmの光ディスク基板を例に挙げて説明したが、必ず
しもこの構成の光ディスク基板に限定されるものではな
い。溶融樹脂の材料、射出位置及び流動方向、さらには
アドレス信号の構成と装置の検出方法に合わせて、ウォ
ブル振幅量を10nm〜150nm、最内周部と外周側
のウォブル振幅量の差を3nm〜20nmとした構成の
光ディスク基板であればよい。
グ案内溝5aのウォブル振幅量が外周側にいくにしたが
って小さくなる構成(最内周部で25nm、外周側で2
0nm)で、最内周部と外周側のウォブル振幅量の差が
5nmの光ディスク基板を例に挙げて説明したが、必ず
しもこの構成の光ディスク基板に限定されるものではな
い。溶融樹脂の材料、射出位置及び流動方向、さらには
アドレス信号の構成と装置の検出方法に合わせて、ウォ
ブル振幅量を10nm〜150nm、最内周部と外周側
のウォブル振幅量の差を3nm〜20nmとした構成の
光ディスク基板であればよい。
【0080】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態におけるスタンパも、上記第1の実施の形
態と同様に、図10に示すレーザカッティング装置を用
い、図11に示す手順に従って作製される。
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態におけるスタンパも、上記第1の実施の形
態と同様に、図10に示すレーザカッティング装置を用
い、図11に示す手順に従って作製される。
【0081】まず、研磨し、洗浄したガラス円盤21の
上に、ポジ型のフォトレジスト20を滴下した後、スピ
ンナーによるコーティングによってフォトレジスト原盤
を作製する。次いで、このようにして作製したフォトレ
ジスト原盤を、図10に示すレーザカッティング装置に
セットする。その後、アルゴンレーザ23からレーザ光
44が発射され、このレーザ光44はミラー24、25
で順次反射してノイズイータ26に入射する。これによ
り、レーザ光44のノイズが除去される。次いで、ノイ
ズが除去されたレーザ光44は光強度変調器27に入射
し、所定の強度に設定される。所定の強度に設定された
レーザ光44は、ミラー41で反射した後、偏光ビーム
スプリッタ42を通過し、集光レンズ22で集光されて
フォトレジスト原盤に照射される。これにより、照射部
が露光されフォトレジスト原盤のレーザカッティングが
行われる。
上に、ポジ型のフォトレジスト20を滴下した後、スピ
ンナーによるコーティングによってフォトレジスト原盤
を作製する。次いで、このようにして作製したフォトレ
ジスト原盤を、図10に示すレーザカッティング装置に
セットする。その後、アルゴンレーザ23からレーザ光
44が発射され、このレーザ光44はミラー24、25
で順次反射してノイズイータ26に入射する。これによ
り、レーザ光44のノイズが除去される。次いで、ノイ
ズが除去されたレーザ光44は光強度変調器27に入射
し、所定の強度に設定される。所定の強度に設定された
レーザ光44は、ミラー41で反射した後、偏光ビーム
スプリッタ42を通過し、集光レンズ22で集光されて
フォトレジスト原盤に照射される。これにより、照射部
が露光されフォトレジスト原盤のレーザカッティングが
行われる。
【0082】本実施の形態の光ディスクは、トラックピ
ッチが1.5μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたトラッキング案内溝
を備えた構成を有しており、その光ディスク基板用スタ
ンパを作製するためのフォトレジスト原盤のレーザカッ
ティングにおいては、フォトレジスト20の粘性とスピ
ンナーの回転数を制御することにより、ガラス円盤21
の内周部から外周部にかけて連続的に膜厚が大きくな
り、内周部で65nm、外周部で72nmの膜厚となる
ようにフォトレジスト20を塗布する。また、本実施の
形態においては、アルゴンレーザ23から発射されるレ
ーザ光44を一定の周波数を基準としてアドレスに対応
した変調を加えて蛇行させながら、フォトレジスト原盤
上に集光し照射する。この場合、照射するレーザ光44
の蛇行量は一定とし,蛇行させる信号よりも高い周波数
で微小振動させることにより、レーザ光を集光している
径よりも幅の広い溝を形成することが可能になる。この
場合、微小振動させる振幅量は、内周側で小さく、外周
側で大きくなるように設定される。これにより、ガラス
円盤21上のフォトレジスト20は、外周側での幅が広
い溝にカッティングされる。
ッチが1.5μmで、ADIP信号によって検出される
アドレス情報を有するウォブルしたトラッキング案内溝
を備えた構成を有しており、その光ディスク基板用スタ
ンパを作製するためのフォトレジスト原盤のレーザカッ
ティングにおいては、フォトレジスト20の粘性とスピ
ンナーの回転数を制御することにより、ガラス円盤21
の内周部から外周部にかけて連続的に膜厚が大きくな
り、内周部で65nm、外周部で72nmの膜厚となる
ようにフォトレジスト20を塗布する。また、本実施の
形態においては、アルゴンレーザ23から発射されるレ
ーザ光44を一定の周波数を基準としてアドレスに対応
した変調を加えて蛇行させながら、フォトレジスト原盤
上に集光し照射する。この場合、照射するレーザ光44
の蛇行量は一定とし,蛇行させる信号よりも高い周波数
で微小振動させることにより、レーザ光を集光している
径よりも幅の広い溝を形成することが可能になる。この
場合、微小振動させる振幅量は、内周側で小さく、外周
側で大きくなるように設定される。これにより、ガラス
円盤21上のフォトレジスト20は、外周側での幅が広
い溝にカッティングされる。
【0083】次いで、このようにしてカッティングした
フォトレジスト原盤を現像する。これにより、露光部が
溶け出し、外周側の溝部に対して内周側の溝部の深さ、
幅が小さい構成のウォブル溝が形成されたスタンパ用原
盤が得られる。次いで、現像したフォトレジスト原盤
(スタンパ用原盤)のレジスト層の上に、スパッタリン
グによってニッケル導電膜を形成し、表面を導体化す
る。次いで、スルファミン酸ニッケル浴中で通電し、ガ
ラス円盤21上にニッケルを析出させて電鋳を行う。最
後に、ガラス円盤21からの剥離処理と洗浄を行う。以
上の工程により、スタンパが得られる。
フォトレジスト原盤を現像する。これにより、露光部が
溶け出し、外周側の溝部に対して内周側の溝部の深さ、
幅が小さい構成のウォブル溝が形成されたスタンパ用原
盤が得られる。次いで、現像したフォトレジスト原盤
(スタンパ用原盤)のレジスト層の上に、スパッタリン
グによってニッケル導電膜を形成し、表面を導体化す
る。次いで、スルファミン酸ニッケル浴中で通電し、ガ
ラス円盤21上にニッケルを析出させて電鋳を行う。最
後に、ガラス円盤21からの剥離処理と洗浄を行う。以
上の工程により、スタンパが得られる。
【0084】本実施の形態のスタンパには、ピッチが
1.5μmで、ADIP信号によって検出されるアドレ
ス情報を有するウォブルした凸部が形成されている。こ
のスタンパは、上記のスタンパ用原盤を用いた作製方法
により、スタンパ用原盤と凹凸が反転し、スパイラル状
の蛇行した凸部を備え、内周側の凸部の高さ及び幅が外
周側の凸部の高さ及び幅よりも小さい構成となってい
る。具体的には、最内周部での凸部の高さは65nm、
幅は0.92μmであり、凸部の高さは外周側にいくに
したがって大きくなり、72nmに漸近している。ま
た、凸部の幅も外周では0.98μmに漸近している。
1.5μmで、ADIP信号によって検出されるアドレ
ス情報を有するウォブルした凸部が形成されている。こ
のスタンパは、上記のスタンパ用原盤を用いた作製方法
により、スタンパ用原盤と凹凸が反転し、スパイラル状
の蛇行した凸部を備え、内周側の凸部の高さ及び幅が外
周側の凸部の高さ及び幅よりも小さい構成となってい
る。具体的には、最内周部での凸部の高さは65nm、
幅は0.92μmであり、凸部の高さは外周側にいくに
したがって大きくなり、72nmに漸近している。ま
た、凸部の幅も外周では0.98μmに漸近している。
【0085】以上のような構成のスタンパを用いて光デ
ィスク基板を作製する場合には、上記第1の実施の形態
と同様に、図20に示す光ディスク基板の射出成形装置
を用いた射出成形法によって作製される。
ィスク基板を作製する場合には、上記第1の実施の形態
と同様に、図20に示す光ディスク基板の射出成形装置
を用いた射出成形法によって作製される。
【0086】このスタンパを用い、ポリカーボネート樹
脂を用いた射出成形法によって光ディスク基板を作製す
る場合には、スタンパの内周側の凸部の高さ、幅ともに
外周側の凸部の高さ、幅よりも小さいために、溶融樹脂
がウォブル溝に対して均一に入り込み易くなり、案内溝
に関する特性が転写され易くなる。このため、スタンパ
の凸部全面でのウォブル溝の形状が均一な構成のスタン
パを用いて作製した光ディスク基板に比べ、径方向にお
いてほぼ均一なADIP性能が実現され、アドレス情報
に関する特性が特に内周側で向上する。これは、スタン
パの内周側における凸部の高さ及び幅を小さくしたこと
により、トラッキング案内溝のADIPに関する特性の
転写性が向上したからであると考えられる。その結果、
この光ディスク基板を用いれば、アドレスを識別するこ
とができないことに起因するエラー等の発生を防止する
ことのできる光ディスクを実現することができる。
脂を用いた射出成形法によって光ディスク基板を作製す
る場合には、スタンパの内周側の凸部の高さ、幅ともに
外周側の凸部の高さ、幅よりも小さいために、溶融樹脂
がウォブル溝に対して均一に入り込み易くなり、案内溝
に関する特性が転写され易くなる。このため、スタンパ
の凸部全面でのウォブル溝の形状が均一な構成のスタン
パを用いて作製した光ディスク基板に比べ、径方向にお
いてほぼ均一なADIP性能が実現され、アドレス情報
に関する特性が特に内周側で向上する。これは、スタン
パの内周側における凸部の高さ及び幅を小さくしたこと
により、トラッキング案内溝のADIPに関する特性の
転写性が向上したからであると考えられる。その結果、
この光ディスク基板を用いれば、アドレスを識別するこ
とができないことに起因するエラー等の発生を防止する
ことのできる光ディスクを実現することができる。
【0087】光ディスクは、光ディスク基板5の上に誘
電体層、記録密度を高めるためにTbFeCo膜を含む
複数の磁性膜からなる記録層、中間誘電体層、反射層、
オーバーコート層を順次形成することによって作製され
る(図19参照)。
電体層、記録密度を高めるためにTbFeCo膜を含む
複数の磁性膜からなる記録層、中間誘電体層、反射層、
オーバーコート層を順次形成することによって作製され
る(図19参照)。
【0088】図22に、光学ヘッドの受光部で受光する
全光量によって規格化したウォブル信号の振幅量のデフ
ォーカス量に対する特性を、溝幅を変えた場合について
示す。このとき、ウォブルしている溝の蛇行量は23n
m,、深さは70nmである。また、図23に、同様に
全光量によって規格化したウォブル信号の振幅量のデフ
ォーカス量に対する特性を、溝深さを変えた場合につい
て示す。このとき、ウォブルしている溝の蛇行量は23
nm、溝幅は0.95μmである。
全光量によって規格化したウォブル信号の振幅量のデフ
ォーカス量に対する特性を、溝幅を変えた場合について
示す。このとき、ウォブルしている溝の蛇行量は23n
m,、深さは70nmである。また、図23に、同様に
全光量によって規格化したウォブル信号の振幅量のデフ
ォーカス量に対する特性を、溝深さを変えた場合につい
て示す。このとき、ウォブルしている溝の蛇行量は23
nm、溝幅は0.95μmである。
【0089】本実施の形態の光ディスク基板には、トラ
ックピッチが1.5μmで、ADIP信号の振幅量が2
3nmのスパイラル状の案内溝が形成されている。ここ
で、溝幅は、最内周部で0.92μmであり、外周側に
いくにしたがって大きくなり、97nmに漸近してい
る。また、溝深さは、最内周部で65nmであり、外周
側にいくにしたがって大きくなり、70nmに漸近して
いる。
ックピッチが1.5μmで、ADIP信号の振幅量が2
3nmのスパイラル状の案内溝が形成されている。ここ
で、溝幅は、最内周部で0.92μmであり、外周側に
いくにしたがって大きくなり、97nmに漸近してい
る。また、溝深さは、最内周部で65nmであり、外周
側にいくにしたがって大きくなり、70nmに漸近して
いる。
【0090】このとき、図22、図23に示すように、
受光部で検出される反射光量に対するウォブル信号の振
幅量の最大値は4%以上であり、しかも、フォーカスの
オフセット0近傍でほぼ最大となる。従って、記録再生
装置のフォーカスに対する利得が反射光量を基準として
設定された場合であっても、十分なADIP信号の変調
度を得ることができる。
受光部で検出される反射光量に対するウォブル信号の振
幅量の最大値は4%以上であり、しかも、フォーカスの
オフセット0近傍でほぼ最大となる。従って、記録再生
装置のフォーカスに対する利得が反射光量を基準として
設定された場合であっても、十分なADIP信号の変調
度を得ることができる。
【0091】また、本実施の形態においては、溝幅、溝
深さ共に内周側から外周側にかけて変化させているが、
図22に示すように、溝幅を小さくすることにより、光
学ヘッドによって検出されるウォブル振幅量は大きくな
る。このとき、溝幅を0.04μm以上小さくすること
により、ウォブル振幅量のピーク位置がマイナス方向に
0.2μm以上変化し、規格化したウォブル振幅量も5
%以上に増加する。一方、図23に示すように、溝深さ
を小さくすると、反射光量が相対的に大きくなるため
に、全光量によって規格化したウォブル振幅量は逆に小
さくなる。
深さ共に内周側から外周側にかけて変化させているが、
図22に示すように、溝幅を小さくすることにより、光
学ヘッドによって検出されるウォブル振幅量は大きくな
る。このとき、溝幅を0.04μm以上小さくすること
により、ウォブル振幅量のピーク位置がマイナス方向に
0.2μm以上変化し、規格化したウォブル振幅量も5
%以上に増加する。一方、図23に示すように、溝深さ
を小さくすると、反射光量が相対的に大きくなるため
に、全光量によって規格化したウォブル振幅量は逆に小
さくなる。
【0092】その結果、本実施の形態においては、光デ
ィスク内での溝形状による変化はあるものの、反射光量
によって規格化したADIP信号の特性は、ディスク全
面にわたって5%以下のほぼ均一な分布となる。
ィスク内での溝形状による変化はあるものの、反射光量
によって規格化したADIP信号の特性は、ディスク全
面にわたって5%以下のほぼ均一な分布となる。
【0093】また、図23に示すように、光ディスク内
周部で溝の深さを小さくしたことにより、反射光量に対
するADIPの信号量はやや小さくなる傾向にあるもの
の、デフォーカスした時の振幅量の低下が小さいため
に、実際のドライブ動作時にフォーカスオフセットした
場合にも十分なウォブル信号による変調度が得られる。
従って、ADIP信号を確実に再生することができる。
周部で溝の深さを小さくしたことにより、反射光量に対
するADIPの信号量はやや小さくなる傾向にあるもの
の、デフォーカスした時の振幅量の低下が小さいため
に、実際のドライブ動作時にフォーカスオフセットした
場合にも十分なウォブル信号による変調度が得られる。
従って、ADIP信号を確実に再生することができる。
【0094】さらに、本実施の形態の光ディスクの半径
方向におけるADIPジッタの分布に関しては、光ディ
スク全面にわたって十分なウォブル振幅量が得られるた
めに、上記第1の実施の形態と同様にADIPジッタが
改善され、光ディスクの全面にわたってほぼ均一なAD
IP特性が得られ、特に光ディスク内周部において優れ
た特性が得られた。
方向におけるADIPジッタの分布に関しては、光ディ
スク全面にわたって十分なウォブル振幅量が得られるた
めに、上記第1の実施の形態と同様にADIPジッタが
改善され、光ディスクの全面にわたってほぼ均一なAD
IP特性が得られ、特に光ディスク内周部において優れ
た特性が得られた。
【0095】そして、図23に示すように、溝深さを小
さくした場合、フォーカスのオフセット量に対するウォ
ブル振幅量の変化量は小さくなる傾向にある。このた
め、本実施の形態のように光ディスク内周部の溝深さを
小さくした構成では、反射光量に対するウォブル振幅量
の最大値としては外周側よりも内周側の方がやや小さく
なる。しかし、デフォーカスした時の変化量が小さいた
め、デフォーカス量が1.5μmの場合に、内周と外周
とのウォブル振幅量がほぼ一致し、それ以上のデフォー
カスが生じた場合には、内周側の方がADIPの振幅低
下によるエラーの可能性は低くなる。特に、溝深さを3
nm以上小さくすることにより、図23に示す規格化し
たウォブル振幅量の2%以上のデフォーカスの範囲を
0.1μm以上広くすることができる。
さくした場合、フォーカスのオフセット量に対するウォ
ブル振幅量の変化量は小さくなる傾向にある。このた
め、本実施の形態のように光ディスク内周部の溝深さを
小さくした構成では、反射光量に対するウォブル振幅量
の最大値としては外周側よりも内周側の方がやや小さく
なる。しかし、デフォーカスした時の変化量が小さいた
め、デフォーカス量が1.5μmの場合に、内周と外周
とのウォブル振幅量がほぼ一致し、それ以上のデフォー
カスが生じた場合には、内周側の方がADIPの振幅低
下によるエラーの可能性は低くなる。特に、溝深さを3
nm以上小さくすることにより、図23に示す規格化し
たウォブル振幅量の2%以上のデフォーカスの範囲を
0.1μm以上広くすることができる。
【0096】ここで、受光部での反射光量に対するウォ
ブル振幅量がフォーカスオフセット時に2%以上まで許
容されると考えれば、内周側の方がフォーカスオフセッ
ト可能な許容範囲が広く、しかもその時のADIPの信
号量も大きくなる。
ブル振幅量がフォーカスオフセット時に2%以上まで許
容されると考えれば、内周側の方がフォーカスオフセッ
ト可能な許容範囲が広く、しかもその時のADIPの信
号量も大きくなる。
【0097】このように、本実施の形態によれば、光デ
ィスク内周部でのデフォーカスに対する許容範囲が大き
くなるため、光ディスク内周領域を用いてフォーカスの
オフセット量を変化させながらフォーカスオフセット調
整を行う場合であっても、広いオフセット範囲での調整
が可能となる。
ィスク内周部でのデフォーカスに対する許容範囲が大き
くなるため、光ディスク内周領域を用いてフォーカスの
オフセット量を変化させながらフォーカスオフセット調
整を行う場合であっても、広いオフセット範囲での調整
が可能となる。
【0098】また、本実施の形態によれば、外周部で溝
幅を大きくした構成の光ディスク基板であるために、R
F信号の信号レベルを増大させることもできる。尚、本
実施の形態においては、トラッキング案内溝の溝幅及び
溝深さが外周側にいくにしたがって大きくなり、最内周
部と外周側との溝深さの差が5nm、溝幅の差が0.0
5μmの光ディスク基板を例に挙げて説明したが、必ず
しもこの構成の光ディスク基板に限定されるものではな
い。溶融樹脂の材料、射出位置及び流動方向、さらには
アドレス信号の構成と装置の検出方法に合わせて、反射
光量に対するウォブル振幅量が最大で3%以上、デフォ
ーカス時にも内周部で2%以上、また、内周部と外周部
での反射光量によって規格化したウォブル振幅量の変化
が5%以下である光ディスク基板であればよい。さらに
は、アドレス情報を有する案内溝の内周側の溝幅あるい
は溝深さの少なくともいずれか一方を小さくした構成を
有し、光ディスクの記録面からの反射光を、少なくとも
半径方向に複数に分割した受光部によって構成された光
学ヘッドでアドレス情報として検出する場合に、光学ヘ
ッドを焦点位置から1μm以上オフセットさせた位置に
おいて、光学ヘッドの受光部で受光する光ディスクから
の反射光量に対する前記案内溝のウォブル信号の振幅量
が2%以上であり、しかも溝形状が異なる場所でのウォ
ブル振幅量が一致するフォーカスのオフセット量を有す
る光ディスク基板であればよい。
幅を大きくした構成の光ディスク基板であるために、R
F信号の信号レベルを増大させることもできる。尚、本
実施の形態においては、トラッキング案内溝の溝幅及び
溝深さが外周側にいくにしたがって大きくなり、最内周
部と外周側との溝深さの差が5nm、溝幅の差が0.0
5μmの光ディスク基板を例に挙げて説明したが、必ず
しもこの構成の光ディスク基板に限定されるものではな
い。溶融樹脂の材料、射出位置及び流動方向、さらには
アドレス信号の構成と装置の検出方法に合わせて、反射
光量に対するウォブル振幅量が最大で3%以上、デフォ
ーカス時にも内周部で2%以上、また、内周部と外周部
での反射光量によって規格化したウォブル振幅量の変化
が5%以下である光ディスク基板であればよい。さらに
は、アドレス情報を有する案内溝の内周側の溝幅あるい
は溝深さの少なくともいずれか一方を小さくした構成を
有し、光ディスクの記録面からの反射光を、少なくとも
半径方向に複数に分割した受光部によって構成された光
学ヘッドでアドレス情報として検出する場合に、光学ヘ
ッドを焦点位置から1μm以上オフセットさせた位置に
おいて、光学ヘッドの受光部で受光する光ディスクから
の反射光量に対する前記案内溝のウォブル信号の振幅量
が2%以上であり、しかも溝形状が異なる場所でのウォ
ブル振幅量が一致するフォーカスのオフセット量を有す
る光ディスク基板であればよい。
【0099】また、上記実施の形態においては、トラッ
キング案内溝のトラックピッチが1.3μm〜1.6μ
m、溝幅が0.9μm〜1.0μmの光ディスク基板を
例に挙げて説明したが、必ずしもこの構成の光ディスク
基板に限定されるものではなく、トラッキング案内溝の
トラックピッチが1.3μm以下あるいは1.6μm以
上の光ディスク基板、ランドとグルーブの双方で記録再
生を行う構成の狭トラックの光ディスク基板のいずれの
場合であっても、そのトラックピッチに応じた溝幅の記
録領域を有する光ディスク基板であればよい。
キング案内溝のトラックピッチが1.3μm〜1.6μ
m、溝幅が0.9μm〜1.0μmの光ディスク基板を
例に挙げて説明したが、必ずしもこの構成の光ディスク
基板に限定されるものではなく、トラッキング案内溝の
トラックピッチが1.3μm以下あるいは1.6μm以
上の光ディスク基板、ランドとグルーブの双方で記録再
生を行う構成の狭トラックの光ディスク基板のいずれの
場合であっても、そのトラックピッチに応じた溝幅の記
録領域を有する光ディスク基板であればよい。
【0100】また、上記実施の形態においては、ウォブ
ルしたトラッキング案内溝あるいはプリピットを有する
光ディスク基板であって、それぞれ、外周側のトラッキ
ング案内溝の溝深さが内周側のトラッキング案内溝の溝
深さよりも大きい光ディスク基板、外周側のトラッキン
グ案内溝の溝幅が内周側のトラッキング案内溝の溝幅よ
りも大きい光ディスク基板、外周側のトラッキング案内
溝のウォブル振幅量が内周側のトラッキング案内溝のウ
ォブル振幅量よりも小さい光ディスク基板を例に挙げて
説明したが、これら3つの構成の少なくとも2つを組み
合わせた構成であって、信号領域内でランドとグルーブ
から反射される光量の比が一定の規格範囲内にある光デ
ィスク基板であってもよい。
ルしたトラッキング案内溝あるいはプリピットを有する
光ディスク基板であって、それぞれ、外周側のトラッキ
ング案内溝の溝深さが内周側のトラッキング案内溝の溝
深さよりも大きい光ディスク基板、外周側のトラッキン
グ案内溝の溝幅が内周側のトラッキング案内溝の溝幅よ
りも大きい光ディスク基板、外周側のトラッキング案内
溝のウォブル振幅量が内周側のトラッキング案内溝のウ
ォブル振幅量よりも小さい光ディスク基板を例に挙げて
説明したが、これら3つの構成の少なくとも2つを組み
合わせた構成であって、信号領域内でランドとグルーブ
から反射される光量の比が一定の規格範囲内にある光デ
ィスク基板であってもよい。
【0101】また、上記実施の形態においては、ポリカ
ーボネートを用いて作製され、スパイラル状のトラッキ
ング案内溝あるいはプリピットが形成された光ディスク
基板を例に挙げて説明したが、必ずしもこの構成の光デ
ィスク基板に限定されるものではなく、例えば、ポリオ
レフィン、アクリル、エポキシ等を用いて作製され、同
心円状のトラッキング案内溝あるいはプリピットが形成
された光ディスク基板であってもよい。
ーボネートを用いて作製され、スパイラル状のトラッキ
ング案内溝あるいはプリピットが形成された光ディスク
基板を例に挙げて説明したが、必ずしもこの構成の光デ
ィスク基板に限定されるものではなく、例えば、ポリオ
レフィン、アクリル、エポキシ等を用いて作製され、同
心円状のトラッキング案内溝あるいはプリピットが形成
された光ディスク基板であってもよい。
【0102】また、上記実施の形態においては、光ディ
スクの記録層としてTbFeCo単層あるいは複数の磁
性層からなる記録膜が用いられているが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、TbCo、GdCo、Gd
TbFe、DyFeCo等の希土類遷移金属合金もしく
はMnBi、PtMnSn、多結晶材料を用いた光磁気
材料、Te系、Ge系の材料を用いた相変化記録材料、
又は光感応性の有機材料を用いることもできる。また、
これらの材料を含み、かつ、材料又は組成の異なる複数
の記録膜からなる記録層、さらには、光変調オーバーラ
イト方式や磁気的な方式等の超解像再生に利用される交
換結合多層膜、あるいは、静磁界によって結合した多層
膜構成の記録膜からなる記録層であっても、同等あるい
はそれ以上の効果が得られる。
スクの記録層としてTbFeCo単層あるいは複数の磁
性層からなる記録膜が用いられているが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、TbCo、GdCo、Gd
TbFe、DyFeCo等の希土類遷移金属合金もしく
はMnBi、PtMnSn、多結晶材料を用いた光磁気
材料、Te系、Ge系の材料を用いた相変化記録材料、
又は光感応性の有機材料を用いることもできる。また、
これらの材料を含み、かつ、材料又は組成の異なる複数
の記録膜からなる記録層、さらには、光変調オーバーラ
イト方式や磁気的な方式等の超解像再生に利用される交
換結合多層膜、あるいは、静磁界によって結合した多層
膜構成の記録膜からなる記録層であっても、同等あるい
はそれ以上の効果が得られる。
【0103】また、上記実施の形態においては、光ディ
スク基板を作製するに際し、可動金型にスタンパが保持
される構成の射出成形装置を用いたが、必ずしもこの構
成の射出成形装置に限定されるものではなく、固定金型
にスタンパが保持される構成の射出成形装置を用いても
よい。
スク基板を作製するに際し、可動金型にスタンパが保持
される構成の射出成形装置を用いたが、必ずしもこの構
成の射出成形装置に限定されるものではなく、固定金型
にスタンパが保持される構成の射出成形装置を用いても
よい。
【0104】また、上記実施の形態においては、溝に信
号を記録する場合を例に挙げて説明したが、必ずしもこ
の構成に限定されるものではなく、ランド(凸部)の
み、あるいはランド(凸部)と溝の両方に信号を記録す
る場合にも、同等の効果が得られる。また、アドレス情
報を有する蛇行した溝によるADIP信号についても、
溝の両側に限定されるものではなく、溝の片側のみを蛇
行させた構成(溝とランド部の片側の境界のみがウォブ
ル溝で、もう一方がストレート溝)、あるいはディスク
に形成された案内溝の一部に集中して形成した構成、さ
らにはウォブル溝とプリピットを組み合わせた構成であ
っても、同等の効果が得られる。
号を記録する場合を例に挙げて説明したが、必ずしもこ
の構成に限定されるものではなく、ランド(凸部)の
み、あるいはランド(凸部)と溝の両方に信号を記録す
る場合にも、同等の効果が得られる。また、アドレス情
報を有する蛇行した溝によるADIP信号についても、
溝の両側に限定されるものではなく、溝の片側のみを蛇
行させた構成(溝とランド部の片側の境界のみがウォブ
ル溝で、もう一方がストレート溝)、あるいはディスク
に形成された案内溝の一部に集中して形成した構成、さ
らにはウォブル溝とプリピットを組み合わせた構成であ
っても、同等の効果が得られる。
【0105】溝の片側(溝とランド部の片側の境界)の
みがウォブル溝で形成され、溝部とランド部の両方に記
録可能な構成の光ディスクの場合には、案内溝の溝幅あ
るいは溝深さが外周側にいくにしたがって大きくなる構
成とすることにより、溝部とランド部とにおけるRF再
生信号の位相の差による信号振幅等の差をも小さくする
ことができる。
みがウォブル溝で形成され、溝部とランド部の両方に記
録可能な構成の光ディスクの場合には、案内溝の溝幅あ
るいは溝深さが外周側にいくにしたがって大きくなる構
成とすることにより、溝部とランド部とにおけるRF再
生信号の位相の差による信号振幅等の差をも小さくする
ことができる。
【0106】また、厚みが1mm以下のディスク基板を
用いた光ディスクであっても、ディスク面のチルト量に
対応して溝の形状を変化させることにより、反射光量を
基準としたADIP信号振幅の均一な特性が得られ、ア
ドレス情報の再生が容易になると共に、アドレス情報に
関するマージンの拡大が可能になる。
用いた光ディスクであっても、ディスク面のチルト量に
対応して溝の形状を変化させることにより、反射光量を
基準としたADIP信号振幅の均一な特性が得られ、ア
ドレス情報の再生が容易になると共に、アドレス情報に
関するマージンの拡大が可能になる。
【0107】また、上記実施の形態においては、スタン
パ用原盤からスタンパを作製する場合を例に挙げて説明
したが、必ずしもこの場合に限定されるものではなく、
スタンパ用原盤から、マスター盤あるいはマザー盤を用
いてスタンパを作製してもよい。
パ用原盤からスタンパを作製する場合を例に挙げて説明
したが、必ずしもこの場合に限定されるものではなく、
スタンパ用原盤から、マスター盤あるいはマザー盤を用
いてスタンパを作製してもよい。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
径方向においてほぼ均一なADIP特性が実現され、ア
ドレス情報に関する特性が向上する。その結果、アドレ
スを識別することができないことに起因するエラー等の
発生を防止することができる。また、内周部でのADI
P性能が向上することにより、内周部のTOC(Tableo
f Contents)領域あるいはUTOC(User Table of Co
ntents)領域等の記録再生条件に関する情報の読み出し
エラーも発生しにくく、記録再生条件を容易に設定する
ことが可能となる。さらに、本発明によれば、スタンパ
の性能のばらつき、光ディスク基板の成形条件の違いに
よるADIP特性の変動のほとんどない光ディスク基板
を実現することができる。
径方向においてほぼ均一なADIP特性が実現され、ア
ドレス情報に関する特性が向上する。その結果、アドレ
スを識別することができないことに起因するエラー等の
発生を防止することができる。また、内周部でのADI
P性能が向上することにより、内周部のTOC(Tableo
f Contents)領域あるいはUTOC(User Table of Co
ntents)領域等の記録再生条件に関する情報の読み出し
エラーも発生しにくく、記録再生条件を容易に設定する
ことが可能となる。さらに、本発明によれば、スタンパ
の性能のばらつき、光ディスク基板の成形条件の違いに
よるADIP特性の変動のほとんどない光ディスク基板
を実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の光ディスク基板を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の光ディスク基板の
溝深さの半径方向における分布を示す特性図である。
溝深さの半径方向における分布を示す特性図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の光ディスク基板を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の光ディスク基板の
溝幅の半径方向における分布を示す特性図である。
溝幅の半径方向における分布を示す特性図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の光ディスク基板の
溝形状を示す平面図である。
溝形状を示す平面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の光ディスク基板の
案内溝のウォブル振幅量の半径方向における分布を示す
特性図である。
案内溝のウォブル振幅量の半径方向における分布を示す
特性図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の光ディスクのウォ
ブル振幅量に対する規格化したウォブル信号量の特性図
である。
ブル振幅量に対する規格化したウォブル信号量の特性図
である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の光ディスク用スタ
ンパを示す断面図である。
ンパを示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の光ディスク用スタ
ンパを示す断面図である。
ンパを示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態における光ディスク用ス
タンパの製造装置を示す構成図である。
タンパの製造装置を示す構成図である。
【図11】本発明の実施の形態における光ディスク用ス
タンパの製造方法を示す工程図である。
タンパの製造方法を示す工程図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態における光ディス
ク用スタンパを製造するためのレーザカッティングした
フォトレジスト原盤を示す断面図である。
ク用スタンパを製造するためのレーザカッティングした
フォトレジスト原盤を示す断面図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態における光ディス
ク用スタンパを製造するためのフォトレジストを塗布し
たガラス円盤を示す断面図である。
ク用スタンパを製造するためのフォトレジストを塗布し
たガラス円盤を示す断面図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態におけるガラス円
盤に塗布したフォトレジストの膜厚の半径方向における
分布を示す特性図である。
盤に塗布したフォトレジストの膜厚の半径方向における
分布を示す特性図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態の光ディスクのA
DIPジッタの半径方向における分布を示す特性図であ
る。
DIPジッタの半径方向における分布を示す特性図であ
る。
【図16】本発明の第1の実施の形態における光ディス
クのADIPジッタとデフォーカス量との関係を示す特
性図である。
クのADIPジッタとデフォーカス量との関係を示す特
性図である。
【図17】従来の光ディスクのADIPジッタの半径方
向における分布を示す特性図である。
向における分布を示す特性図である。
【図18】従来の光ディスクのADIPジッタとデフォ
ーカス量との関係を示す特性図である。
ーカス量との関係を示す特性図である。
【図19】光ディスクの構成断面図である。
【図20】光ディスク基板の製造装置を示す構成図であ
る。
る。
【図21】従来の光ディスクのADIPエラーレートと
デフォーカス量との関係を示す特性図である。
デフォーカス量との関係を示す特性図である。
【図22】光ディスク基板の案内溝の溝幅を変化させた
場合の規格化されたウォブル振幅量とデフォーカス量と
の関係を示す特性図である。
場合の規格化されたウォブル振幅量とデフォーカス量と
の関係を示す特性図である。
【図23】光ディスク基板の案内溝の溝深さを変化させ
た場合の規格化されたウォブル振幅量とデフォーカス量
との関係を示す特性図である。
た場合の規格化されたウォブル振幅量とデフォーカス量
との関係を示す特性図である。
1、2、11 光ディスク基板 3 スタンパ 4 スタンパ 12 誘電体層 13 記録層 14 中間誘電体層 15 反射層 16 オーバーコート層 20 フォトレジスト 21 ガラス円盤 22 集光レンズ 23 アルゴンレーザ 24、25、41 ミラー 26 ノイズイータ 27 光強度変調器 28 He−Neレーザ 29、42 偏光ビームスプリッタ 30 フォーカス検出センサ 44 レーザビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 11/10 511 G11B 11/10 511C 541 541D
Claims (25)
- 【請求項1】 アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク基板用
スタンパであって、内周側の前記凸部の高さが外周側の
前記凸部の高さよりも小さいことを特徴とする光ディス
ク基板用スタンパ。 - 【請求項2】 アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク基板用
スタンパであって、内周側の前記凸部の幅が外周側の前
記凸部の幅よりも小さいことを特徴とする光ディスク基
板用スタンパ。 - 【請求項3】 アドレス情報を有するスパイラル状もし
くは同心円状の蛇行した凸部を備えた光ディスク基板用
スタンパであって、内周側の前記凸部のウォブル振幅量
が外周側の前記凸部のウォブル振幅量よりも大きいこと
を特徴とする光ディスク基板用スタンパ。 - 【請求項4】 アドレス情報を有する蛇行したウォブル
溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備
えたスタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝
深さが外周側の前記案内溝の溝深さよりも小さいことを
特徴とするスタンパ用原盤。 - 【請求項5】 アドレス情報を有する蛇行したウォブル
溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備
えたスタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝の溝
幅が外周側の前記案内溝の溝幅よりも小さいことを特徴
とするスタンパ用原盤。 - 【請求項6】 アドレス情報を有する蛇行したウォブル
溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を備
えたスタンパ用原盤であって、内周側の前記案内溝のウ
ォブル振幅量が外周側の前記案内溝のウォブル振幅量よ
りも大きいことを特徴とするスタンパ用原盤。 - 【請求項7】 ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記フォトレジストを内周側の膜
厚が外周側の膜厚よりも小さくなるように塗布すること
を特徴とするスタンパ用原盤の製造方法。 - 【請求項8】 ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記フォトレジストの特性を径方
向で分布させ、内周側の前記フォトレジストの露光量を
外周側の前記フォトレジストの露光量よりも小さくする
ことを特徴とするスタンパ用原盤の製造方法。 - 【請求項9】 ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、
レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
カッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用原盤
の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時に照
射する前記レーザ光の強度を、内周側よりも外周側で大
きくなるように設定することを特徴とするスタンパ用原
盤の製造方法。 - 【請求項10】 ガラス原盤にフォトレジストを塗布
し、レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウ
ォブル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内
溝をカッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用
原盤の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時
に照射する前記レーザ光を径方向に微小振動させ、前記
微小振動の振幅量を、内周側よりも外周側で大きくなる
ように設定することを特徴とするスタンパ用原盤の製造
方法。 - 【請求項11】 ガラス原盤にフォトレジストを塗布
し、レーザ光を用いてアドレス情報を有する蛇行したウ
ォブル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内
溝をカッティングし、現像する工程を備えたスタンパ用
原盤の製造方法であって、前記案内溝のカッティング時
に照射する前記レーザ光の径方向の蛇行量を、内周側よ
りも外周側で小さくなるように設定することを特徴とす
るスタンパ用原盤の製造方法。 - 【請求項12】 アドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
備えた光ディスク基板であって、内周側の前記案内溝の
溝深さ又は溝幅の少なくともいずれか一方が外周側の前
記案内溝の溝深さ又は溝幅よりも小さいことを特徴とす
る光ディスク基板。 - 【請求項13】 アドレス情報を検出する光学ヘッドの
受光部で受光する光ディスクからの反射光量に対して、
案内溝のウォブル振幅による信号量の最大値が3%以上
である請求項12に記載の光ディスク基板。 - 【請求項14】 内周側と外周側での反射光量に対する
ウォブル振幅量の変化が5%以下である請求項13に記
載の光ディスク基板。 - 【請求項15】 光ディスクの径方向に複数に分割され
た受光部を有する光学ヘッドの対物レンズを焦点位置か
らフォーカス方向に1μm以上変位させた位置におい
て、前記光学ヘッドの前記受光部で受光される光ディス
クからの全反射光量に対する案内溝のウォブル信号の振
幅量が前記光ディスクの異なった半径位置において一致
する変位量のフォーカス点を有する請求項12に記載の
光ディスク基板。 - 【請求項16】 内周側の案内溝のウォブル振幅量が外
周側の前記案内溝のウォブル振幅量よりも大きい請求項
12〜15のいずれかに記載の光ディスク基板。 - 【請求項17】 アドレス情報を有する蛇行したウォブ
ル溝からなるスパイラル状もしくは同心円状の案内溝を
備えた光ディスク基板であって、内周側の前記案内溝の
ウォブル振幅量が外周側の前記案内溝のウォブル振幅量
よりも大きいことを特徴とする光ディスク基板。 - 【請求項18】 内周側の案内溝の溝深さ又は溝幅の少
なくともいずれか一方が外周側の前記案内溝の溝深さ又
は溝幅よりも小さい請求項17に記載の光ディスク基
板。 - 【請求項19】 案内溝の溝幅、溝深さ又はウォブル振
幅量の少なくともいずれかが、内周側から外周側にかけ
て連続的に変化している請求項12〜17のいずれかに
記載の光ディスク基板。 - 【請求項20】 案内溝の内周側と外周側の溝幅の差が
40nm以上である請求項12〜17のいずれかに記載
の光ディスク基板。 - 【請求項21】 案内溝の内周側と外周側の溝深さの差
が3nm以上である請求項12〜17のいずれかに記載
の光ディスク基板。 - 【請求項22】 案内溝の内周側と外周側のウォブル振
幅量の差が3nm以上である請求項12〜17のいずれ
かに記載の光ディスク基板。 - 【請求項23】 アドレス情報を有するスパイラル状も
しくは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸
部の高さが外周側の前記凸部の高さよりも小さいスタン
パを用いて射出成形法により光ディスク基板を成形する
光ディスク基板の製造方法。 - 【請求項24】 アドレス情報を有するスパイラル状も
しくは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸
部の幅が外周側の前記凸部の幅よりも小さいスタンパを
用いて射出成形法により光ディスク基板を成形する光デ
ィスク基板の製造方法。 - 【請求項25】 アドレス情報を有するスパイラル状も
しくは同心円状の蛇行した凸部を備え、内周側の前記凸
部のウォブル振幅量が外周側の前記凸部のウォブル振幅
量よりも大きいスタンパを用いて射出成形法により光デ
ィスク基板を成形する光ディスク基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10240419A JPH11134718A (ja) | 1997-08-27 | 1998-08-26 | 光ディスク基板用スタンパ、並びにスタンパ用原盤及びその製造方法、並びに光ディスク基板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23150197 | 1997-08-27 | ||
| JP9-231501 | 1997-08-27 | ||
| JP10240419A JPH11134718A (ja) | 1997-08-27 | 1998-08-26 | 光ディスク基板用スタンパ、並びにスタンパ用原盤及びその製造方法、並びに光ディスク基板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11134718A true JPH11134718A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=26529912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10240419A Withdrawn JPH11134718A (ja) | 1997-08-27 | 1998-08-26 | 光ディスク基板用スタンパ、並びにスタンパ用原盤及びその製造方法、並びに光ディスク基板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11134718A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003021586A1 (en) * | 2001-07-30 | 2003-03-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical recording medium, stamper, and optical recording medium manufacturing method |
| JP2007193938A (ja) * | 2007-02-13 | 2007-08-02 | Ricoh Co Ltd | 光記録媒体 |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP10240419A patent/JPH11134718A/ja not_active Withdrawn
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