JPH11135278A - パルス発生装置および放電灯点灯装置 - Google Patents

パルス発生装置および放電灯点灯装置

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JPH11135278A
JPH11135278A JP29605197A JP29605197A JPH11135278A JP H11135278 A JPH11135278 A JP H11135278A JP 29605197 A JP29605197 A JP 29605197A JP 29605197 A JP29605197 A JP 29605197A JP H11135278 A JPH11135278 A JP H11135278A
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power supply
diode
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Toshiaki Nakamura
俊朗 中村
Tsutomu Shiomi
務 塩見
Takeshi Kamoi
武志 鴨井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧にば
らつきがあっても出力電圧にばらつきが生じないパルス
発生装置を提供する。 【解決手段】整流回路5aは、交流電源Vsを整流しギ
ャップGのブレークダウン電圧よりも低い電圧を出力す
るn倍電圧整流回路よりなる。整流回路5bは、交流電
源Vsを整流しギャップGのブレークダウン電圧よりも
高い電圧を出力するn倍電圧整流回路よりなる。各整流
回路5a,5bの出力端間にそれぞれコンデンサC1,
C2が接続される。ギャップGの非導通時にコンデンサ
C2の両端電圧がインピーダンス要素Z2を介してギャ
ップGに印加されることによりギャップGが導通する。
ギャップGが導通するとインピーダンス要素Z1を介し
てコンデンサC1の両端電圧が負荷回路51に印加され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両端電圧がブレー
クダウン電圧に達すると導通する2端子の電圧応答形ス
イッチを用いたパルス発生装置およびそのパルス発生装
置をイグナイタとして用いた放電灯点灯装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、メタルハライドランプのよう
な高圧放電灯を点灯させる際には、点灯用の電源と、放
電を安定させるための安定器とのほかに、放電を開始さ
せるために放電灯に高電圧を印加するイグナイタが設け
られる。たとえば、特開平4−62796号公報には、
図39に示す構成の放電灯点灯装置が記載されている。
この構成では、交流電源Vs1に安定器4を介して放電
灯2を接続してあり、安定器4と放電灯2との間にパル
ス発生装置としてのイグナイタ3の出力部に設けたパル
ストランスPTの2次巻線が挿入してある。また、安定
器4の出力端間にはコンデンサCpを接続してある。
【0003】イグナイタ3は、交流電源Vs2を電源と
して直流高電圧を出力する直流高圧発生回路5と、直流
高電圧発生回路5の出力端間に接続したコンデンサC1
と、パルストランスPTの1次巻線を介してコンデンサ
C1の両端間に接続したギャップGとを備える。ギャッ
プGは、両端への印加電圧が所定のブレークダウン電圧
に達すると導通してコンデンサC1の電荷をパルストラ
ンスPTの1次巻線を介して急速に放電させる。このよ
うにしてパルストランスPTの1次巻線に瞬間的に電流
が流れると2次巻線には1次巻線と2次巻線との巻比に
応じた高電圧のパルス電圧が発生し、このパルス電圧を
放電灯2に印加して放電灯2を始動することができる。
ここにおいて、コンデンサCpはパルストランスPTで
発生した高電圧を放電灯2に効率よく印加するために設
けられている。
【0004】放電灯2を点灯させるための交流電源Vs
1と、イグナイタ3に給電する交流電源Vs2とは、図
39には別電源として記載しているが、同じ電源とする
場合もある。また、安定器4の出力端から交流電源Vs
2を得る場合もある。ギャップGは、両端への印加電圧
が所定のブレークダウン電圧に達すると導通し、ブレー
クダウン電圧より低いときには非導通になる2端子の電
圧応答形スイッチであり、この種の電圧応答形スイッチ
には、ギャップ(エアギャップおよびガスを封入した容
器内にギャップを設けたガスギャップ)のほか、SSS
(Silicon Symmetrical Switch) あるいは逆阻止2端子
サイリスタ(4層ダイオード)のような半導体トリガ素
子なども用いることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電圧応答形
スイッチのブレークダウン電圧には素子ごとのばらつき
や経年変化(ギャップGでは電極の消耗など)によるば
らつきがあり、またエアギャップでは、温度、湿度、雰
囲気、気圧などの影響を受け、ガスギャップや他の電圧
応答形スイッチでも温度の影響を受ける。すなわち、図
40に示すように、コンデンサC1の両端電圧とギャッ
プGが導通するタイミングとが、ブレークダウン電圧V
B1〜VB3のばらつきによってずれることになる。
【0006】ブレークダウン電圧が低いときには、パル
ストランスPTの2次巻線に放電灯2を始動するのに必
要な電圧を得ることができないという問題が生じる。逆
に、ブレークダウン電圧の低下を考慮してブレークダウ
ン電圧の最低電圧で放電灯2を始動するのに必要な最低
電圧が得られるように設計したとすると、ブレークダウ
ン電圧が上昇したきに過大な高電圧が発生することにな
る。つまり、装置の耐圧を高くするように設計する必要
があり、装置の大型化やコストの増大につながるという
問題がある。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、2端子の電圧応答形スイッチのブレ
ークダウン電圧にばらつきがあっても出力電圧にばらつ
きが生じないパルス発生装置を提供し、このパルス発生
装置をイグナイタに用いた放電灯点灯装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、交流
電源を整流し比較的低い電圧を出力するn倍電圧整流回
路よりなる第1の整流回路と、交流電源を整流し比較的
高い電圧を出力するn倍電圧整流回路よりなる第2の整
流回路と、各整流回路の出力端間にそれぞれ接続された
第1および第2のコンデンサと、非導通時に第2のコン
デンサの両端電圧を含む電圧が印加されると導通する電
圧応答形スイッチとを備え、電圧応答形スイッチが導通
すると第1のコンデンサの電荷を電圧応答形スイッチを
通して負荷回路に流すものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電圧応答形スイッチに第1および第2のコンデ
ンサが並列的に接続され、第1のコンデンサの両端電圧
の上限値は電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧よ
りも低く、第2のコンデンサの両端電圧は電圧応答形ス
イッチのブレークダウン電圧を越えるように設定されて
いるものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電圧応答形スイッチの非導通時に電圧応答形ス
イッチに第1および第2のコンデンサが直列的に接続さ
れ、第1のコンデンサの両端電圧の上限値は電圧応答形
スイッチのブレークダウン電圧よりも低く、第1および
第2のコンデンサの両端電圧の加算値は電圧応答形スイ
ッチのブレークダウン電圧を越えるように設定されてい
るものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記電圧応答形スイッチの導通時に電圧応答形スイ
ッチに第1および第2のコンデンサが並列的に接続され
るものである。請求項5の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記電圧応答形スイッチに第1のコンデンサが並
列的に接続されるとともに、前記電圧応答形スイッチの
非導通時に電圧応答形スイッチに交流電源と第2のコン
デンサとが直列的に接続され、第1のコンデンサの両端
電圧の上限値は電圧応答形スイッチのブレークダウン電
圧よりも低く、交流電源のピーク値と第2のコンデンサ
の両端電圧との加算値は電圧応答形スイッチのブレーク
ダウン電圧を越えるように設定されているものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電圧応答形スイッチの非導通時に電圧応答形ス
イッチに交流電源と第1および第2のコンデンサとが直
列的に接続され、第1のコンデンサの両端電圧の上限値
は電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧よりも低
く、交流電源のピーク値と第1および第2のコンデンサ
の両端電圧との加算値は電圧応答形スイッチのブレーク
ダウン電圧を越えるように設定されているものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記電圧応答形スイッチの導通時に電圧応答形スイ
ッチに第1および第2のコンデンサが並列的に接続され
るものである。請求項8の発明は、請求項5ないし請求
項7の発明において、前記電圧応答形スイッチの導通時
に交流電源から負荷回路へのエネルギの供給を阻止する
手段を設けたものである。
【0014】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、第1のコンデンサは複数個の分割コンデンサの直列
回路であって、前記電圧応答形スイッチの非導通時に電
圧応答形スイッチに交流電源と第1のコンデンサを構成
する分割コンデンサの一部と第2のコンデンサとが直列
的に接続され、第1のコンデンサの両端電圧の上限値は
電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧よりも低く、
交流電源のピーク値と前記分割コンデンサの両端電圧と
第2のコンデンサの両端電圧との加算値は電圧応答形ス
イッチのブレークダウン電圧を越えるように設定されて
いるものである。
【0015】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項9の発明において、第2のコンデンサの両端電圧を含
む電圧を前記電圧応答形スイッチに印加する経路内に負
荷回路が挿入され、該経路内で負荷回路よりもインピー
ダンスが十分に大きいインピーダンス要素を第2のコン
デンサに直列接続したものである。請求項11の発明
は、請求項10の発明において、第2のコンデンサの容
量を第1のコンデンサの容量よりも小さく設定すること
により、第2のコンデンサを等価的に前記インピーダン
ス要素として用いるものである。
【0016】請求項12の発明は、請求項5ないし請求
項9の発明において、第2のコンデンサの両端電圧を含
む電圧を前記電圧応答形スイッチに印加する経路内に負
荷回路が挿入され、該経路内で負荷回路よりもインピー
ダンスが十分に大きいインピーダンス要素を交流電源に
直列接続したものである。請求項13の発明は、請求項
10または請求項11の発明において、第2のコンデン
サとインピーダンス要素との直列回路に、第2のコンデ
ンサから第1のコンデンサへの電荷移動を阻止する別の
インピーダンス要素と第1のコンデンサとの直列回路を
並列的に接続したものである。
【0017】請求項14の発明は、請求項12の発明に
おいて、交流電源とインピーダンス要素と直列回路に、
第2のコンデンサから第1のコンデンサへの電荷移動を
阻止する別のインピーダンス要素と第1のコンデンサと
の直列回路を並列的に接続したものである。請求項15
の発明は、請求項13または請求項14の発明におい
て、上記別のインピーダンス要素は第1のコンデンサの
放電電流を流す極性で第1のコンデンサに直列的に接続
されたダイオードを含むものである。
【0018】請求項16の発明は、第1および第2のダ
イオードの直列回路と、第1および第2のコンデンサの
直列回路とを並列接続し、第1および第2のダイオード
の接続点と第1および第2のコンデンサの接続点との間
に交流電源を接続し、第1および第2のコンデンサの直
列回路の一端にインピーダンス要素を介して第1および
第2のダイオードの接続点との間に第3のコンデンサを
接続し、第1のインピーダンス要素と第3のコンデンサ
との接続点と第1および第2のコンデンサの直列回路の
他端との間に少なくとも電圧応答形スイッチを含む回路
を接続し、電圧応答形スイッチが導通することにより形
成される各コンデンサの放電経路のうちの少なくとも1
つに負荷回路を挿入したものである。
【0019】請求項17の発明は、請求項16の発明に
おいて、交流電源との接続部に電圧応答形スイッチへの
印加電圧の上昇を遅延させる遅延回路を設けたものであ
る。請求項18の発明は、請求項16の発明において、
交流電源と第3のコンデンサとの間に電圧応答形スイッ
チへの印加電圧の上昇を遅延させる遅延回路を設けたも
のである。
【0020】請求項19の発明は、請求項1ないし請求
項18の発明において、第1のコンデンサが負荷回路に
放電電流を流す極性とは逆の極性の電圧を第1のコンデ
ンサに充電させないバイパス回路が存在するパルス発生
装置において、該パイパス回路内にインピーダンス要素
を挿入したものである。請求項20の発明は、請求項1
ないし請求項19の発明において、第1のコンデンサが
負荷回路に放電電流を流す極性とは逆の極性の電流を流
す向きで第1のコンデンサと負荷回路との間に挿入した
放電用のダイオードを付加したものである。
【0021】請求項21の発明は、第1および第2のコ
ンデンサを交流電源を介して直列接続し、交流電源と第
2のコンデンサとの直列回路の両端間に第1のダイオー
ドを接続するとともに、交流電源と第1のコンデンサと
の直列回路の両端間に第2のダイオードを接続し、第3
のダイオードと第3のコンデンサとの直列回路を交流電
源から第1および第3のダイオードと第3のコンデンサ
と第2のダイオードとの経路で第3のコンデンサを充電
するように第1のコンデンサと第1のダイオードとの直
列回路に並列接続し、第4のダイオードと第4のコンデ
ンサとの直列回路を交流電源から第1のダイオードと第
4のコンデンサと第4および第2のダイオードとの経路
で第4のコンデンサを充電するように第2のコンデンサ
と第2のダイオードとの直列回路に並列接続し、第3の
コンデンサおよび第3のダイオードの接続点と第4のコ
ンデンサおよび第4のダイオードの接続点との間に負荷
回路と電圧応答形スイッチとの直列回路を接続し、交流
電源には少なくとも負荷回路よりもインピーダンスの大
きいインピーダンス要素を直列接続したものである。
【0022】請求項22の発明は、第1および第2のコ
ンデンサを交流電源を介して直列接続し、交流電源と第
2のコンデンサとの直列回路の両端間に第1のダイオー
ドを接続するとともに、交流電源と第1のコンデンサと
の直列回路の両端間に第2のダイオードを接続し、第3
のダイオードと第3のコンデンサとの直列回路を交流電
源から第2のコンデンサと第3のダイオードと第3のコ
ンデンサとの経路で第3のコンデンサを充電するように
第1のダイオードに並列接続し、第4のダイオードと第
4のコンデンサとの直列回路を交流電源から第4のコン
デンサと第4のダイオードと第1のコンデンサとの経路
で第4のコンデンサを充電するように第2のダイオード
に並列接続し、第3のコンデンサおよび第3のダイオー
ドの接続点と第4のコンデンサおよび第4のダイオード
の接続点との間に負荷回路と電圧応答形スイッチとの直
列回路を接続し、交流電源には少なくとも負荷回路より
もインピーダンスの大きいインピーダンス要素を直列接
続したものである。
【0023】請求項23の発明は、請求項1ないし請求
項22の発明において、負荷回路が少なくともパルスト
ランスを含み、パルストランスの1次巻線と電圧応答形
スイッチとが直列接続されているものである。請求項2
4の発明は、請求項1ないし請求項23記載のパルス発
生装置をイグナイタとして用いた放電灯点灯装置であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】
(基本構成1)本構成は、図1に示すように、交流電源
Vsを昇圧して整流(倍電圧整流またはn倍電圧整流)
する第1および第2の整流回路5a,5bを備え、各整
流回路5a,5bの出力端間にはそれぞコンデンサC
1,C2を接続してある。交流電源Vsは矩形波や正弦
波などどのような波形のものでもよい。各コンデンサC
1,C2にはそれぞれインピーダンス要素Z1,Z2が
直列接続され、コンデンサC1,C2とインピーダンス
要素Z1,Z2との各直列回路は互いに並列接続され
る。この並列回路には負荷回路51とギャップGとの直
列回路が接続される。
【0025】ここで、コンデンサC1の両端電圧はギャ
ップGのブレークダウン電圧よりも低くなるように整流
回路5aの出力電圧が設定され、コンデンサC2の両端
電圧はギャップGのブレークダウン電圧よりも十分に高
くなるように整流回路5bの出力電圧が設定される。ま
た、インピーダンス要素Z2のインピーダンスは負荷回
路51に比べて十分に大きく設定され、ギャップGが導
通したときにコンデンサC2の両端電圧が負荷回路51
にはほとんど印加されないようにしてある。また、コン
デンサC2の容量を小さくすることによっても等価的に
インピーダンスを大きくしてインピーダンス要素Z2を
大きくした場合と同様に機能させることができる。
【0026】一方、インピーダンス要素Z1は、コンデ
ンサC2とコンデンサC1との両端電圧の差による充電
電流がコンデンサC1に流れるのを阻止し、かつコンデ
ンサC1の放電電流を負荷回路51に十分に流すことが
できるように設定される。この種のインピーダンス要素
Z1の具体例は後述する実施形態において説明する。こ
こでは、インピーダンス要素Z1としてはコンデンサC
1の放電電流を流す極性に挿入されたダイオードを想定
し、インピーダンス要素Z2としては抵抗を想定し、負
荷回路51はパルストランスを想定しておけばよい。他
のインピーダンス要素Z1,Z2については後述する。
【0027】いま、コンデンサC2の両端電圧が上昇し
てインピーダンス要素Z2および負荷回路51を介して
ギャップGに印加される電圧がブレーウダウン電圧に達
するとギャップGが導通する。このとき、ギャップGが
導通するまではギャップGのインピーダンスは無限大で
あり、インピーダンス要素Z1はコンデンサC1への充
電電流を阻止しているから、コンデンサC2の両端電圧
はギャップGに印加される。
【0028】一方、ギャップGが導通すれば、インピー
ダンス要素Z2および負荷回路51を通してコンデンサ
C2が放電される。ここで、インピーダンス要素Z2は
負荷回路51よりも十分に大きいから、負荷回路51に
印加される電圧は小さくコンデンサC2の両端電圧は負
荷回路51にほとんど影響を与えない。一方、ギャップ
Gの導通に伴ってインピーダンス要素Z1を通してコン
デンサC1も放電され、コンデンサC1の両端電圧が負
荷回路51に印加されることになる。つまり、コンデン
サC1の両端電圧が一定であれば、負荷回路51に印加
される電圧もほぼ一定になる。
【0029】以上説明したように、ギャップGを導通さ
せるためにブレークダウン電圧よりも高い電圧を印加す
るが、ギャップGの導通時にはこの電圧が負荷回路51
にほとんど影響しないようにしてある。しかも、ギャッ
プGの導通後には、負荷回路51とギャップGとの直列
回路にギャップGのブレークダウン電圧よりも低い電圧
を印加して、ギャップGの導通状態が継続している間に
負荷回路51に一定電圧を印加することができるのであ
る。
【0030】(基本構成2)本構成は、図2に示すよう
に、整流回路5a,5bの出力端間に接続したコンデン
サC1,C2を直列接続し、負荷回路51とギャップG
との直列回路にインピーダンス要素Z1を介してコンデ
ンサC1を接続するとともに、負荷回路51とギャップ
Gとの直列回路にインピーダンス要素Z2を介してコン
デンサC1,C2の直列回路を接続した構成を有してい
る。
【0031】この構成では、コンデンサC1の両端電圧
はギャップGのブレークダウン電圧よりも低く設定さ
れ、コンデンサC1,C2の直列回路の両端電圧がギャ
ップGのブレークダウン電圧よりも高く設定される。他
の構成は基本構成1と同様であり、同符号を付した構成
は同様に機能する。したがって、コンデンサC1,C2
の直列回路の両端電圧がギャップGのブレークダウン電
圧に達するとギャップGが導通する。インピーダンス要
素Z2は負荷回路51よりも十分に大きなインピーダン
スを持つから、ギャップGが導通したときに、負荷回路
51はコンデンサC1,C2の直列回路の両端電圧の影
響をほとんど受けない。一方、ギャップGの導通によっ
てコンデンサC1が放電するから、負荷回路51にはコ
ンデンサC1の両端電圧が印加され、負荷回路51に印
加される電圧がほぼ一定になる。
【0032】以上説明したように、本構成でも基本構成
1とほぼ同様に動作することになる。 (基本構成3)本構成は、図3に示すように、整流回路
5a,5bの出力端間に接続されたコンデンサC1,C
2をインピーダンス要素Z2を介して直列接続し、この
直列回路を負荷回路51とギャップGとの直列回路に接
続するとともに、負荷回路51とギャップ51との直列
回路に、各コンデンサC1,C2をそれぞれインピーダ
ンス要素Z1,Z3を介して接続した構成を有する。
【0033】この構成では、インピーダンス要素Z1,
Z2は基本構成1と同様に設定され、新たに追加された
インピーダンス要素Z3はインピーダンス要素Z1と同
様にコンデンサC2への充電電流を阻止し、かつコンデ
ンサC2の放電電流が負荷回路51に十分に流れるよう
に設定される。したがって、基本構成2と同様に、コン
デンサC1,C2の両端電圧の合計電圧がギャップGの
ブレークダウン電圧に達するとギャップGが導通する。
本構成では、ギャップGが導通すると、コンデンサC
1,C2の電荷がそれぞれインピーダンス要素Z1,Z
3および負荷回路51を通して放電されるから、両コン
デンサC1,C2を並列した形で負荷回路51に電流を
流すことができ、負荷回路51に大きいエネルギを与え
ることができる。他の構成および動作は基本構成1と同
様である。
【0034】(基本構成4)本構成は、図4に示すよう
に、基本構成1の構成に負荷回路51としてパルストラ
ンスPTを用いたものである。パルストランスPTは、
図5に示すように1次巻線と2次巻線とを備え、昇圧ト
ランスとして巻比が設定されている。パルストランスP
Tの1次巻線にはギャップGが直列接続される。他の構
成および動作は基本構成1と同様であり、ギャップGの
導通によってコンデンサC1の両端電圧がパルストラン
スPTの1次巻線に印加されると、パルストランスPT
の2次巻線に高電圧のパルス電圧が出力されるのであ
る。
【0035】(基本構成5)本構成は、図6に示すよう
に、基本構成1の構成において、整流回路5a,5bの
一部を兼用したものである。すなわち、整流回路5aの
出力電圧は整流回路5bの出力電圧よりも低く、整流回
路5bを構成しているn倍電圧整流回路は一般に中間部
分で出力電圧よりも低い電圧を取り出すことが可能であ
ることが多いから、中間部分から取り出した電圧を整流
回路5aの出力電圧として用いることができる。他の構
成および動作は基本構成1と同様である。
【0036】(基本構成6)本構成は、図7に示すよう
に、整流回路5a,5bが互いに一部分ずつを共有する
ものである。図示例はこの概念を示すものであって、整
流回路5a,5bがそれぞれ非共有の個別回路部A,B
と、両者に共有の共通回路部Cとで構成されているので
ある。他の構成および動作は基本構成1と同様である。
【0037】(基本構成7)本構成は、図8に示すよう
に、整流回路5bの出力電圧によってコンデンサC2を
充電し、ギャップGを導通させるための電圧をコンデン
サC2と交流電源Vsとの加算電圧によて得るようにし
ているものである。したがって、パルストランスPTの
1次巻線とギャップとの直列回路を、交流電源Vsとコ
ンデンサC2とインピーダンス要素2との直列回路の両
端に接続した構成を採用している。他の構成および動作
は基本構成1と同様である。
【0038】(基本構成8)本構成は、図9に示すよう
に、基本構成1の構成において、負荷回路51としてパ
ルストランスPTを用いるとともに、インピーダンス要
素Z1としてコンデンサC1からパルストランスPTの
1次巻線に放電電流を流す極性に接続したダイオードを
用い、インピーダンス要素Z2として抵抗を用いたもの
である。
【0039】ギャップGが導通していない期間にはコン
デンサC1の両端電圧よりもコンデンサC2の両端電圧
が高いが、ダイオードZ1がオフであるからコンデンサ
C2の両端電圧がギャップGに印加される。コンデンサ
C2の両端電圧がギャップGのブレークダウン電圧に達
するとギャップGが導通するが、抵抗Z2をパルストラ
ンスPTのインピーダンスよりも十分に大きく設定して
いることによってパルストランスPTの1次巻線にはコ
ンデンサC2の両端電圧はほとんど印加されない。ま
た、ギャップGが導通することによってコンデンサC1
の電荷がパルストランスPTの1次巻線に急速に放電さ
れ、パルストランスPTの2次巻線に高電圧のパルス電
圧が出力される。他の構成および動作は基本構成1と同
様である。
【0040】(基本構成9)本構成は、図10に示すよ
うに、基本構成7として示したものにおいてインピーダ
ンス要素Z1,Z2として、それぞれ可飽和リアクトル
と抵抗とを用いたものである。他の構成および動作は基
本構成7と同様である。 (実施形態1)本実施形態は、図11に示すように、基
本構成1において、整流回路5aとして倍電圧整流回
路、整流回路5bとして4倍電圧整流回路を用い、イン
ピーダンス要素Z1,Z2をそれぞれ抵抗とダイオード
とし、負荷回路51をパルストランスPTとしたもので
ある。つまり、基本構成8において各整流回路5a,5
bとしてそれぞれ倍電圧整流回路と4倍電圧整流回路と
を用いたものである。各整流回路5a,5bは半波整流
回路である。
【0041】ギャップGにはジーメンス社製のFS08
X−1を用いている。このギャップGのブレークダウン
電圧は680〜1000Vの範囲で変動する。そこで、
交流電源Vsの電圧を300Vとし、整流回路5aの出
力電圧が600Vになり、整流回路5bの出力電圧が1
200Vになるようにしている。このような電圧の関係
によって、コンデンサC2の両端電圧が上昇すればギャ
ップGが導通するが、抵抗Z2がパルストランスPTの
インピーダンスよりも十分に大きいからパルストランス
PTの1次巻線にはコンデンサC2の電圧はほとんど印
加されない。また、ギャップGの導通によりコンデンサ
C1の電荷がダイオードZ1およびパルストランスPT
の1次巻線を通して放電され、このときパルストランス
PTの2次巻線に高電圧のパルスが出力される。
【0042】コンデンサC1,C2の放電電流が所定電
流以下になるとギャップGが非導通になり、コンデンサ
C1,C2が再度充電される。すなわち、交流電源Vs
として図12に示すような矩形波電圧を与えるものとし
て、交流電源Vsのピーク電圧がEであるとすれば、コ
ンデンサC1,C2の両端電圧はそれぞれ図12(b)
(c)のように変化する。ギャップGのブレークダウン
電圧は、図12(c)に示すように上限値VBHと下限
値VBLとの間で変動し、たとえばコンデンサC2の両
端電圧がVBD(VBH>VBD>VBL)に達したと
きにギャップGがオンになったとすると(図示例では時
刻ton)、コンデンサC1もこのタイミングで放電さ
れコンデンサC1,C2の両端電圧は0Vになる。その
後、回路動作を停止させなければ、再度充電されて上記
動作を繰り返す。
【0043】上述のように、本実施形態ではコンデンサ
C1の両端電圧の飽和電圧(=2E)をギャップGのブ
レークダウン電圧の下限値よりも低く設定し、コンデン
サC2の両端電圧の飽和電圧(=4E)をギャップGの
ブレークダウン電圧の上限値よりも高く設定してある。
また、コンデンサC2の両端電圧がギャップGのブレー
クダウン電圧の下限値に達するのは、コンデンサC1の
両端電圧が飽和する時点(図示例では時刻ta)以降に
なるように設計してある。このような関係に設定してお
くことによって、ギャップGのブレークダウン電圧のば
らつきによらず、パルストランスPTの1次巻線にほぼ
一定電圧を印加することができ、パルストランスPTの
2次巻線に電圧がほぼ一定なパルス電圧を発生させるこ
とができる。他の構成および動作は基本構成1ないし基
本構成8と同様である。
【0044】(実施形態2)本実施形態は、図13に示
すように、交流電源Vsに抵抗Z2を介して倍電圧整流
回路よりなる整流回路5aを接続し、整流回路5aの出
力端間に接続されたコンデンサC1と、このコンデンサ
C1に直列接続されたダイオードZ1とを整流回路5a
とともに用いて3倍電圧整流回路である整流回路5bを
構成し、整流回路5bの出力端間にコンデンサC2と抵
抗Z2と交流電源Vsとの直列回路を接続してある。さ
らに、コンデンサC1とダイオードZ1との直列回路の
両端間にパルストランスPTの1次巻線とギャップGと
の直列回路を接続してある。言い換えると、整流回路5
bである3倍電圧整流回路の一部を整流回路5aとして
用いるとともに、3倍電圧整流回路の一部を構成してい
るコンデンサおよびダイオードをコンデンサC1および
ダイオードZ1として用いている。
【0045】この構成では、コンデンサC1の両端電圧
の上限値は交流電源Vsのピーク電圧の2倍になり、コ
ンデンサC2の両端電圧の上限値は交流電源Vsのピー
ク電圧の3倍になるから、コンデンサC2が上限値まで
充電された後に交流電源Vsの極性が反転すると交流電
源Vsの4倍の電圧がパルストランスPTの1次巻線と
ギャップGとの直列回路に印加される。ただし、抵抗Z
2はパルストランスPTの1次巻線のインピーダンスよ
りも十分に大きく設定してあるから、パルストランスP
Tの1次巻線にはコンデンサC2による電圧はほとんど
印加されない。ここで、ギャップGの導通によりコンデ
ンサC1の電荷がダイオードZ1を通して放電され、パ
ルストランスPTの1次巻線に急速に電流が流れること
で、パルストランスPTの2次巻線に高電圧のパルス電
圧が出力される。
【0046】ここにおいて、ギャップGには実施形態1
と同様にジーメンス社製のFS08X−1を用い、交流
電源Vsのピーク電圧を300Vとしている。この関係
によってコンデンサC1の両端電圧の最大値は600
V、コンデンサC2の両端電圧の最大値は900Vにな
り、ギャップGの非導通時に印加可能な最大電圧はほぼ
1200Vになる。つまり、実施形態1と同様の関係で
動作することになる。
【0047】なお、本実施形態では、インピーダンス要
素Z2はコンデンサC2の両端電圧がパルストランスP
Tの1次巻線にほとんど印加されないようにする機能を
持つほか、コンデンサC1の充電電流を制限する限流要
素としても共用される。また、コンデンサC2はコンデ
ンサC1よりも容量を十分に小さくすることによって、
コンデンサC1の電荷をコンデンサC2に充電する際
に、コンデンサC1の電圧の低下を抑制し、コンデンサ
C1の両端電圧を安定に保つのが望ましい。
【0048】(実施形態3)本実施形態は、図14に示
すように、実施形態2と同様にインピーダンス要素21
を介して整流回路5aを接続し、整流回路5aの出力端
間に接続したコンデンサC1にダイオードZ11を直列
接続してある。また、整流回路5aは3倍電圧整流回路
であって、コンデンサC1とダイオードZ11とは6倍
電圧整流回路である整流回路5bの一部を構成してい
る。ただし、コンデンサC1とダイオードZ11との直
列回路にはダイオードZ12を介して抵抗Z22とコン
デンサC3との直列回路が接続され、また、コンデンサ
C1とダイオードZ11,Z12との直列回路には、ダ
イオードZ13を介してパルストランスPTの1次巻線
とギャップGとの直列回路が接続される。つまり、ダイ
オードZ11〜Z13がインピーダンス要素Z1として
機能する。
【0049】整流回路5bはコンデンサC3と抵抗Z2
2とダイオードZ13との直列回路の両端を出力端と
し、この出力端間にはコンデンサC2と抵抗Z21と交
流電源Vsとの直列回路が接続される。したがって、コ
ンデンサC2に交流電源Vsのピーク値の6倍の電圧が
充電された後に、交流電源Vsの極性が反転すると、ギ
ャップGには交流電源Vsのピーク値のほぼ7倍の電圧
を印加することができることになる。ここにおいて、整
流回路5bは6倍電圧整流回路であるから、最終段に設
けたコンデンサC3の両端電圧もギャップGのブレーク
ダウン電圧よりも高くなる可能性があるから、パルスト
ランスPTの1次巻線のインピーダンスよりも十分に大
きい抵抗Z22を直列に接続することによって、コンデ
ンサC3の両端電圧でギャップGが導通した場合でも、
パルストランスPTにはコンデンサC3の両端電圧がほ
とんど印加されないようにしてある。つまり、抵抗Z2
1,Z22はともにインピーダンス要素Z2としての機
能を有する。また、抵抗Z21は実施形態2における抵
抗Z2と同様に、整流回路5aの入力電流の限流要素と
しても機能する。他の構成および動作は実施形態1と同
様である。
【0050】(実施形態4)本実施形態は、基本的には
図8に示した基本構成7と同様の技術思想に基づくもの
であって、図15に示すように、交流電源Vsに抵抗Z
2を介してダイオードD11とコンデンサC11との直
列回路を接続するとともに、交流電源Vsに抵抗Z2を
介してダイオードD12とコンデンサC12との直列回
路を接続してある。ここに、各コンデンサC11,C1
2は交流電源Vsの電圧極性が互いに逆極性である期間
に充電されるようにダイオードD11,D12の極性が
設定されている。コンデンサC11,C12の直列回路
にはダイオードZ1を介してパルストランスPTの1次
巻線とギャップGとの直列回路が接続される。また、交
流電源Vsの両端間には、抵抗Z2とコンデンサC11
とダイオードZ1とともにコンデンサC2が直列接続さ
れる。
【0051】この構成では、交流電源Vsの電圧(図1
5に矢印で示す極性を正とする)が図16(a)のよう
に変化するとすれば、コンデンサC11は図16(b)
のように充放電され、コンデンサC12は図16(c)
のように充放電される。つまり、コンデンサC11,C
12はそれぞれ交流電源Vsのピーク電圧Eまで充電さ
れる。両コンデンサC11,C12の両端電圧がともに
交流電源Vsのピーク電圧Eまで充電されると、図16
(d)のようにコンデンサC11,C12の直列回路の
両端電圧は2Eになる。
【0052】また、コンデンサC11が交流電源Vsの
ピーク電圧Eまで充電された後に、交流電源Vsの極性
が反転すると、交流電源Vsの電圧にコンデンサC11
の両端電圧が加算されてコンデンサC2が充電され、図
16(e)のように、コンデンサC2の両端電圧が交流
電源Vsのピーク電圧Eの2倍になる。したがって、次
に、交流電源Vsの極性が反転すると、コンデンサC1
2と交流電源VsとコンデンサC2との直列回路によっ
てギャップGには、図16(f)のように最大で交流電
源Vsのピーク電圧Eの4倍の電圧が印加されることに
なる。
【0053】以後の動作は上述した各実施形態と同様で
あって、ギャップGが導通してダイオードZ1が導通
し、コンデンサC11,C12の直列回路の電荷がパル
ストランスPTの1次巻線に急速に流れてパルストラン
スPTの2次巻線に高電圧のパルス出力が発生する。こ
こに、ギャップGの導通前には交流電源Vsのピーク電
圧Eの4倍の電圧が印加されるが、ギャップGの導通時
には抵抗Z2の存在によってパルストランスPTの1次
巻線には交流電源Vsのピーク電圧Eの4倍の電圧では
なく、コンデンサC11,C12の直列回路の両端電圧
が印加される。
【0054】ここに、ギャップGはブレークダウン電圧
VBDの上限値VBHが交流電源Vsのピーク電圧Eの
4倍以下で下限値VBLが交流電源Vsのピーク電圧E
の2倍以上であればよい。たとえば、交流電源Vsの電
圧波形が矩形波であって、ピーク電圧が300Vである
とすれば、ジーメンス社製のFS08X−1を使用する
ことができる。
【0055】上述の動作から明らかなように、本実施形
態では、コンデンサC11,C12が実施形態2のコン
デンサC1と同様に機能し、コンデンサC2とコンデン
サC12とが実施形態2のコンデンサC2と同様に機能
する。また、コンデンサC2はコンデンサC11により
充電されるから、コンデンサC11の両端電圧を保つた
めに、コンデンサC2の容量はコンデンサC11よりも
十分に小さく設定するのが望ましい。また、コンデンサ
C11,C12の容量がコンデンサC2の容量よりも十
分に大きければ、パルストランスPTの2次巻線の出力
電圧は主としてコンデンサC11,C12の両端電圧に
よって決定される。また、インピーダンス要素Z2はギ
ャップGの導通開始時にパルストランスPTに高電圧が
印加されるのを防止する機能のほか、コンデンサC1
1,C12の充電時の限流要素としても機能する。ただ
し、交流電源Vsの電源波形の半周期の間にコンデンサ
C11,C12の両端電圧が交流電源Vsのピーク電圧
Eまで充電されるように設定される。このように設定す
ることで、交流電源Vsの電源波形の1周期毎にパルス
トランスPTの2次巻線に高電圧のパルス出力が得られ
る。
【0056】なお、パルストランスPTの2次巻線の出
力電圧へのコンデンサC2の両端電圧の影響をより低減
するには、パルストランスPTの1次巻線よりも十分に
大きいインピーダンスを有するインピーダンス要素を、
ダイオードD12とダイオードZ1との間でコンデンサ
C2に直列接続してもよい。パルストランスPTの2次
巻線の出力電圧を主としてコンデンサC2の電荷で制御
するのであれば、コンデンサC11,C12の直列回路
とパルストランスPTとの間にパルストランスPTの1
次巻線よりもインピーダンスの大きいインピーダンス要
素を接続してもよい。
【0057】(実施形態5)本実施形態は、図17に示
すように、実施形態4の構成を放電灯点灯装置のイグナ
イタ3として用いたものである。接続形態は、図39に
示した従来構成と同様であって、交流電源Vsは直流電
源PSと、直流電源PSの直流電圧を矩形波交流電圧に
変換する電力変換回路4aとにより構成される。電力変
換回路4aは、直流電圧を昇圧する極性反転形のDC−
DCコンバータと、DC−DCコンバータの出力を低周
波交番電圧に変換するインバータとにより構成される。
電力変換回路4aの出力端間には実施形態4として示し
たイグナイタ3が接続されるとともに、パルストランス
PTの2次巻線を介して高圧放電灯である放電灯2が接
続される。また、電力変換回路4aの出力端間にはコン
デンサCpも接続される。ここに、電力変換回路4aは
放電灯2の安定器としての機能も備えている。この電力
変換回路4aは放電灯2の始動前には始動後よりも高い
電圧を出力するように構成されている。この種の構成と
しては、タイマを用いて電源投入から一定時間は高電圧
を出力するものや、ランプ電流もしくはランプ電圧を検
出することにより放電灯2の点灯状態を検出して出力電
圧を制御するものなど周知のものがある。しかして、た
とえば始動前にはピーク電圧を300Vとし、始動後に
はピーク電圧を80Vとする。
【0058】この構成では、直流電源PSが接続される
と、電力変換装置4aから高いほうの電圧が出力され、
イグナイタ3は実施形態4として説明した図18(a)
〜(f)の動作によってパルストランスPTの2次巻線
に高電圧を出力する。すなわち、放電灯2には図18
(g)のように高電圧のパルスPLが印加され、放電灯
2に始動電圧が印加される。高圧放電灯では一般に始動
電圧が印加されると微放電が生じて発光管内にイオンが
生成され、その後、アーク放電に移行する。こうしてア
ーク放電に移行すれば電力変換装置4aの出力電圧が低
下するから、電力変換装置4aの出力電圧のピーク値の
4倍がギャップGのブレークダウン電圧に達しないよう
に電力変換装置4aの出力電圧を設定しておけば、パル
ストランスPTの2次巻線には高電圧のパルスは発生し
なくなる。つまり、イグナイタ3は停止する。
【0059】なお、本実施形態では、電力変換回路4a
を安定器に用いているが、商用電源のような交流電源を
電源としてチョークコイル(いわゆる銅鉄型の安定器)
を安定器として用いてもよい。また、イグナイタ3の電
源は放電灯2の電源とは別に設けてもよい。イグナイタ
3の動作は実施形態4と同様である。 (実施形態6)実施形態5において、図18(a)に示
しているように交流電源(電力変換回路4aの出力)の
極性の反転に要する時間が比較的長い場合に、高電圧の
パルスPLの発生するタイミングが、ギャップGのブレ
ークダウン電圧のばらつきによってばらつくことにな
る。これは図18(f)のように交流電源Vsの極性の
反転時の電圧変化に伴ってギャップGに印加される電圧
が上昇するからである。
【0060】一方、放電灯点灯装置のイグナイタ3とし
て用いる場合には、高電圧のパルスPLと交流電源Vs
の電圧(電力変換回路4aの出力電圧)とが加算されて
放電灯2に印加されるから、交流電源Vsの電圧が高い
時点で高電圧のパルスPLを発生させるのが望ましい。
つまり、極性反転後に交流電源Vsの電圧がピーク電圧
に達してから高電圧のパルスPLを発生させるのが望ま
しい。
【0061】そこで、図19に示すように、図8に示し
た基本構成7の構成において交流電源Vsとコンデンサ
C2との間に遅延回路5dを挿入する構成とすれば、交
流電源Vsの電圧をコンデンサC2の両端電圧に加算し
てギャップGに印加するタイミングを遅延させることが
でき、高電圧のパルスPLを発生させるタイミングをず
らすことが可能である。また、ギャップGに並列的(ギ
ャップGに並列ないしパルストランスPTの1次巻線と
ギャップGとの直列回路に並列)にコンデンサCd2を
接続し、インピーダンス要素Z2とコンデンサC2とに
よってギャップGに高電圧が印加されるタイミングを遅
らせても同様の機能を実現することができる。
【0062】このような知見に基づいて実施形態5の放
電灯点灯装置に変更を加えたものが図20に示す本実施
形態の具体回路であって、図17に示した回路において
抵抗Z2とコンデンサC2との接続点にコンデンサCd
1を接続し、抵抗Z2とコンデンサCd1との直列回路
を電力変換回路4aの出力端間に接続した構成としてい
る。この構成では、抵抗Z2とコンデンサCd1との直
列回路によって遅延回路5dが構成される。
【0063】電力変換回路4aの出力端間に遅延回路5
dを設けた場合の動作を図21に示す。図21(f)お
よび図21(g)のように実施形態5の構成に比較する
と高電圧のパルスPLが発生するタイミングが遅れ、交
流電源Vsの電圧がピーク値に達してから高電圧のパル
スPLが発生していることがわかる。他の構成および動
作は実施液体5と同様である。
【0064】(実施形態7)本実施形態は、図22に示
すように、実施形態6において説明したコンデンサCd
2を図17に示した実施形態5に付加したものである。
つまり、図17に示した実施形態5の回路においてパル
ストランスPTの1次巻線とギャップGとの直列回路の
両端間にコンデンサCd2を接続したものである。この
構成では抵抗Z2とコンデンサCd2とによってギャッ
プGに高電圧が印加されるタイミングを遅らせることが
でき、結果的に実施形態6と同様に動作する。他の構成
は実施形態5と同様である。
【0065】(実施形態8)本実施形態は、図23に示
すように、図13に示した実施形態2の構成において、
遅延回路5dを構成するためのコンデンサCd1を付加
したものである。すなわち、抵抗Z2におけるコンデン
サC2との接続点にコンデンサCd1の一端を接続し、
抵抗Z2とコンデンサCd1との直列回路を交流電源V
sの両端間に接続しているのである。この構成でも実施
形態6と同様に動作し、交流電源Vsの電圧がピーク値
に達してから高電圧のパルスを発生させることができ
る。他の構成および動作は実施形態2と同様である。
【0066】(実施形態9)ところで、実施形態1のよ
うな構成では、図24に示すように、コンデンサC1の
両端間をバイパスするような等価的なダイオードDxが
整流回路5aの内部に存在することになる。ギャップG
の導通によってコンデンサC1の電荷が放電した後にパ
ルストランスPTの1次巻線とギャップGとダイオード
DxとダイオードZ1とを通る還流経路が形成される。
【0067】このような回路を図39に示した従来の放
電灯点灯装置のイグナイタ3として用いたとすると、高
圧放電灯である放電灯2に始動用の高電圧のパルスを印
加して微放電が生じた段階で放電灯2がまだ高インピー
ダンスであるときに、上述した還流経路によってパルス
トランスPTの1次側が短絡されているのと等価な状態
になっており、高電圧のパルスのエネルギがパルストラ
ンスPTの1次側でほとんど消費されることになる。つ
まり、高電圧のパルスを放電灯2に印加するときに、そ
のエネルギの多くが放電灯2の始動に用いられずに消費
され、パルスのエネルギを放電灯2に有効に伝達するこ
とができない場合がある。
【0068】本実施形態は、このような問題を解決する
ものであって、図25に示すように、等価的なダイオー
ドDxにインピーダンス要素Zxを直列接続し、ダイオ
ードDxとインピーダンス要素Zxとの直列回路がコン
デンサC1に並列接続されるようにしているのである。
つまり、上述した還流経路にインピーダンス要素Zxを
挿入することによって還流経路に流れる電流を抑制し、
高電圧のパルスのエネルギが放電灯2に効率よく伝達さ
れるようにしているものである。ここに、インピーダン
ス要素Zxは、パルストランスPTの2次側に接続され
た付加のインピーダンスをZL、パルストランスPTの
巻比をkとするとき、Zx>ZL/kという関係に設定
するのが望ましい。
【0069】そこで、本実施形態では図26に示すよう
に、図17に示した実施形態5の構成の放電灯点灯装置
に上述の技術思想を適用している。すなわち、ダイオー
ドD11とコンデンサC11との間にインピーダンス要
素Zxを挿入し、コンデンサC11,C12の直列回路
の両端間にダイオードD11,D12のみによる還流経
路が形成されないようにし、この還流経路にインピーダ
ンス要素Zxを挿入することによって還流経路を通る電
流を抑制しているのである。なお、インピーダンス要素
ZxはコンデンサC11,C12の直列回路の両端間に
接続されるダイオードD11,D12の直列回路のどの
部分に挿入してもよい。このインピーダンス要素Zxと
して図27のように抵抗を用いることによって、コンデ
ンサC11の充電電流を制限する限流要素として兼用さ
せてもよい。インピーダンス要素Zxとしては、図28
に示すように、インダクタを用いることもできる。他の
構成および動作は実施形態5と同様である。
【0070】(実施形態10)本実施形態は、図29に
示すように、図13に示した実施形態2の構成に還流経
路に流れる電流を抑制するためのインピーダンス要素Z
xを付加したものである。すなわち、ダイオードZ1と
コンデンサC1との接続点と整流回路5aの出力端との
間にインピーダンス要素Zxを挿入してある。この構成
でも実施形態9と同様に動作し、放電灯点灯装置のイグ
ナイタとして用いたときに高電圧のパルスのエネルギを
効率よく放電灯に伝達することができる。他の構成およ
び動作は実施形態2と同様である。
【0071】(実施形態11)図25に示した構成のよ
うに還流経路にインピーダンス要素Zxが挿入されてい
る場合に、ギャップGが導通してパルストランスPTの
1次巻線に電流が流れてコンデンサC1の電荷が放出さ
れた後に、パルストランスPTに蓄積された磁気エネル
ギが放出されてコンデンサC1が再充電される。しかし
ながら、この期間におけるコンデンサC1の充電極性
は、整流回路5aによる充電極性とは逆極性になってい
るから、このエネルギを有効に利用することはできな
い。つまり、パルストランスPTの回生電流によるエネ
ルギがコンデンサC1に充電されても損失になることが
多い。
【0072】そこで、図30に示すように、ギャップG
とパルストランスPTの1次巻線との直列回路において
ギャップGの一端をダイオードZ1のカソードに接続
し、パルストランスPTの1次巻線の一端をコンデンサ
C1の負極に接続し、さらに、パルストランスPTの1
次巻線の他端とコンデンサC1の正極との間にパルスト
ランスPT側をアノードとしてダイオードDLを接続し
てある。したがって、パルストランスPTの磁気エネル
ギの放出によってコンデンサC1が逆極性に充電された
ときに、コンデンサC1の電荷がパルストランスPTの
1次巻線およびダイオードDLを通して放電され、パル
ストランスPTの出力として利用することが可能にな
る。
【0073】本実施形態では、図31に示すように、上
述の構成を図26に示した実施形態9の構成に適用して
いる。つまり、実施形態9とはパルストランスPTとギ
ャップGとを入れ換え、さらにギャップGとダイオード
Z1のアノードとの間にギャップG側をアノードとして
ダイオードDLを接続し、パルストランスPTの1次巻
線とダイオードDLとの直列回路の両端間にコンデンサ
C11,C12の直列回路を接続した形になっている。
本実施形態の特徴的な動作は上述した通りであって、ギ
ャップGが導通してコンデンサC11,C12の電荷が
放電され、パルストランスPTによって高電圧のパルス
が発生する。その後、コンデンサC11,C12の放電
後にパルストランスPTの磁気エネルギによってコンデ
ンサC11,C12が再充電されると、コンデンサC1
1,C12の電荷はパルストランスPTとダイオードD
Lとを通して放電され、損失となっていたコンデンサC
11,C12の蓄積エネルギをパルストランスPTで利
用することが可能になるのである。
【0074】(実施形態12)本実施形態は、図32に
示すように、図29に示した実施形態10の構成にダイ
オードDLを付加したものである。つまり、実施形態1
0とはパルストランスPTとギャップGとを入れ換え、
さらにギャップGとダイオードZ1のアノードとの間に
ギャップG側をアノードとしてダイオードDLを接続
し、パルストランスPTの1次巻線とダイオードDLと
の直列回路の両端間にコンデンサC1を接続した形にな
っている。この構成でも実施形態11と同様に動作し、
放電灯点灯装置のイグナイタとして用いたときに、損失
となっていたコンデンサC1の蓄積エネルギをパルスト
ランスPTで利用することが可能になる。他の構成およ
び動作は実施形態10と同様である。
【0075】(実施形態13)パルストランスPTの磁
気エネルギが損失になるのは、図9に示した基本構成8
のような構成(実施形態1の構成など)でも同様であっ
て、図24に示したように等価的なダイオードDxが存
在しているから、パルストランスPTの磁気エネルギは
ダイオードDxを通して流れ、コンデンサC1に蓄積さ
れた電荷もダイオードDxを通して放電される。そこ
で、図9ないし図24に示した構成を図33に示す接続
関係に変更することでコンデンサC1の蓄積エネルギを
有効利用している。
【0076】具体的には、整流回路5aの出力端間にコ
ンデンサC1とパルストランスPTの1次巻線との直列
回路を接続し、この直列回路の両端間にダイオードD1
を介してギャップGを接続している。この構成において
も、ギャップGはコンデンサC2に抵抗Z2を介して接
続されるからギャップGを導通させるための高電圧をコ
ンデンサC2によって印加することができ、また、コン
デンサC1にはダイオードZ1を介してギャップGとパ
ルストランスPTの1次巻線との直列回路が接続される
から、ギャップGが導通したときにパルストランスPT
の1次巻線にコンデンサC1によって電流を流すことが
できる。また、パルストランスPTの磁気エネルギによ
ってコンデンサC1に蓄積されたエネルギはパルストラ
ンスPTの1次巻線およびダイオードDxを通して放出
されるから、このエネルギもパルストランスPTで利用
することができる。つまり、損失となっていたコンデン
サC1の蓄積エネルギを有効に利用することが可能にな
る。
【0077】この構成を図17に示した実施形態5の構
成に適用すると図34の構成になる。すなわち、ダイオ
ードD11,D12の直列回路におけるダイオードD1
1のカソードとコンデンサC11,C12の直列回路に
おけるコンデンサC11側の一端との間にパルストラン
スPTの1次巻線を接続し、コンデンサC11,C12
の直列回路にダイオードZ1を介してギャップGを接続
しているのである。また、コンデンサC2にはギャップ
GとダイオードD12との直列回路が接続される。
【0078】この構成では、実施形態5と同様にコンデ
ンサC12の両端電圧と交流電源VsとコンデンサC2
の両端電圧との加算電圧がギャップGに印加され、ギャ
ップGが導通すると、交流電源Vs−ダイオードD11
−パルストランスPTの1次巻線−ダイオードZ1−ギ
ャップG−コンデンサC12−交流電源Vsの経路でパ
ルストランスPTの1次巻線に電流を流してパルストラ
ンスPTの2次巻線に高電圧のパルスを発生させるので
ある。また、コンデンサC12は逆極性に充電される
が、その電荷はダイオードD11,D12およびパルス
トランスPTの1次巻線を通して放電されるから、損失
にならずに有効利用が可能となる。他の構成および動作
は実施形態5と同様である。
【0079】(実施形態14)本実施形態は、図35に
示すように、図13に示した実施形態2の構成に図33
を用いて説明した構成を適用したものである。つまり、
整流回路5aの出力端間にパルストランスPTの1次巻
線とコンデンサC1との直列回路、およびダイオードZ
1とギャップGとの直列回路を接続しているものであ
る。また、ギャップGには交流電源Vsと抵抗Z2とコ
ンデンサC2との直列回路も接続される。この構成は、
図33に示した構成で説明した通りの動作であって、交
流電源VsとコンデンサC2の両端電圧との加算電圧で
ギャップGが導通すると、コンデンサC1の電荷がパル
ストランスPTの1次巻線−ダイオードZ1−ギャップ
Gの経路で放出され、パルストランスPTの2次巻線に
高電圧のパルスを出力することができる。また、パルス
トランスPTに蓄積されたエネルギによってコンデンサ
C1が逆極性に充電されるが、そのエネルギは整流回路
5aを通してパルストランスPTの1次巻線に流れ、パ
ルストランスPTで利用することができる。他の構成お
よび同動作は実施形態2と同様である。
【0080】(実施形態15)本実施形態は、ギャップ
を高電圧で導通させた後に一定電圧を印加する機能を図
36に示すように、チンメルマン(Zimmerman )回路と
称する整流回路を用いて実現したものである。チンメル
マン回路では、図37に示すようにコンデンサC31に
ダイオードD31のアノードを接続した直列回路と、コ
ンデンサC32にダイオードD32のカソードを接続し
た直列回路とを、ダイオードD31のカソードにコンデ
ンサC32が接続され、ダイオードD32のアノードに
コンデンサC31が接続される形で並列接続してある。
また、各直列回路のダイオードD31,D32とコンデ
ンサC31,C32との接続点間に交流電源Vsを接続
してある。さらに、ダイオードD33のカソードにコン
デンサC33を接続した直列回路をダイオードD33の
アノードをダイオードD31のカソードに接続する形
で、コンデンサC31とダイオードD31との直列回路
に並列接続してある。このような構成によって、各コン
デンサC31,C32の両端電圧が交流電源Vsのピー
ク電圧まで充電されると、コンデンサC31の両端電圧
と交流電源Vsの電圧とコンデンサC32の両端電圧と
の加算電圧がダイオードD33を介してコンデンサC3
3に印加され、コンデンサC33の両端電圧が交流電源
Vsのピーク電圧の3倍の電圧に達するのである。
【0081】図37の構成を基本構成として、図36に
示すように、コンデンサC31,C32とダイオードD
31,D32との接続点間に交流電源Vsと抵抗Z2と
の直列回路を接続し、また、ダイオードD33とコンデ
ンサC33との直列回路だけではなく、ダイオードD3
4とコンデンサC34との直列回路もコンデンサC31
とダイオードD31との直列回路に並列接続してある。
ただし、ダイオードD33とコンデンサC33との直列
回路は、ダイオードD33のカソードをコンデンサC3
3に接続してダイオードD33のアノードをダイオード
D31のカソードに接続していたが、ダイオードD34
とコンデンサC34との直列回路は、ダイオードD34
のアノードをコンデンサC34に接続してダイオードD
34のカソードをコンデンサC31(ダイオードD32
のアノード)に接続してある。また、パルストランスP
Tの1次巻線とギャップGとの直列回路の一端をダイオ
ードD33のカソードに接続し、他端をダイオードD3
4のアノードに接続してある。
【0082】この構成では、コンデンサC33,C34
の両端電圧はチンメルマン回路の上述した動作によって
交流電源Vsのピーク電圧の3倍になる。また、コンデ
ンサC31,C32の両端電圧は交流電源Vsのピーク
電圧になるから、コンデンサC34−コンデンサC32
−交流電源Vs−抵抗Z2−コンデンサC31−コンデ
ンサC33の直列回路の両端電圧は、交流電源Vsのピ
ーク電圧の5倍になる(つまり、上記直列回路でコンデ
ンサC33,C34の両端電圧の極性に交流電源Vsの
極性が一致するときに、コンデンサC31,C32の両
端電圧の極性は逆極性になるから、交流電源Vsのピー
ク電圧の7倍の電圧から2倍の電圧を差し引いた電圧が
上記直列回路の両端電圧になる)。この電圧をパルスト
ランスPTの1次巻線を介してギャップGに印加し、ギ
ャップGを導通させることができる。ここで、抵抗Z2
を設けていることによってギャップGの導通時にパルス
トランスPTの1次巻線に高電圧が印加されないように
してある。
【0083】ギャップGが導通すると、端子電圧が交流
電源Vsのピーク電圧の3倍になっているコンデンサC
33,C34の両端電圧がギャップGを介してパルスト
ランスPTの1次巻線に印加され、高電圧のパルスがパ
ルストランスPTの2次巻線に出力される。したがっ
て、本実施形態でも実施形態1と同様の機能を実現する
ことができる。なお、ダイオードD33,D34が実施
形態1におけるインピーダンス要素(ダイオード)Z1
に相当するものである。
【0084】(実施形態16)本実施形態は、図38に
示すように、図36に示した回路構成を変形したもので
ある。つまり、コンデンサC33とダイオードD33と
の直列回路およびコンデンサC34とダイオードD34
との直列回路を、コンデンサC31とダイオードD31
との直列回路に並列接続するのではなく、それぞれダイ
オードD31,D32に並列接続しているものである。
【0085】この構成では、コンデンサC33,C34
の端子電圧はそれぞれ交流電源Vsのピーク電圧の2倍
に達する。したがって、ギャップGが導通前にはコンデ
ンサC34−交流電源Vs−コンデンサC33の直列回
路によってギャップGには交流電源Vsのピーク電圧の
5倍までの電圧が印加され、ギャップGの導通後にはコ
ンデンサC31,C33の直列回路およびコンデンサC
32,C34の直列回路によって交流電源Vsのピーク
電圧の3倍の電圧がパルストランスPTの1次巻線に印
加される。つまり、動作は実施形態15と同様になる。
他の構成および動作は実施形態15と同様である。
【0086】上述した各実施形態では、2端子の電圧応
答形スイッチとしてギャップGを用いているが、SSS
のような他の電圧応答形スイッチでも本発明の技術思想
を適用することができる。
【0087】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、電圧応答形ス
イッチを導通させる電圧を印加するコンデンサと電圧応
答形スイッチの導通後に電圧応答スイッチを介して負荷
回路にパルス電圧を印加するコンデンサとを別に設けて
いるから、電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧に
ばらつきがあっても、負荷回路に印加する電圧は後者の
コンデンサの両端電圧でほぼ決定され、負荷回路に印加
するパルス電圧をほぼ一定電圧とすることができるとい
う利点がある。
【0088】請求項1の発明は、交流電源を整流し比較
的低い電圧を出力するn倍電圧整流回路よりなる第1の
整流回路と、交流電源を整流し比較的高い電圧を出力す
るn倍電圧整流回路よりなる第2の整流回路と、各整流
回路の出力端間にそれぞれ接続された第1および第2の
コンデンサと、非導通時に第2のコンデンサの両端電圧
を含む電圧が印加されると導通する電圧応答形スイッチ
とを備え、電圧応答形スイッチが導通すると第1のコン
デンサの電荷を電圧応答形スイッチを通して負荷回路に
流すものであり、n倍電圧整流回路を用いているから、
特別なトリガ回路などが不要であり、回路構成が簡単で
あるという利点を有する。
【0089】請求項3の発明のように、電圧応答形スイ
ッチの非導通時に電圧応答形スイッチに第1および第2
のコンデンサが直列的に接続され、第1のコンデンサの
両端電圧の上限値が電圧応答形スイッチのブレークダウ
ン電圧よりも低く、第1および第2のコンデンサの両端
電圧の加算値が電圧応答形スイッチのブレークダウン電
圧を越えるように設定されているものでは、第1および
第2のコンデンサの耐圧を比較的低く設定しながらも電
圧応答形スイッチのブレークダウン電圧を確保すること
ができる。
【0090】請求項4の発明のように、電圧応答形スイ
ッチの導通時に電圧応答形スイッチに第1および第2の
コンデンサが並列的に接続されるものでは、負荷回路に
比較的大きな電流を流すことができ、エネルギの大きい
パルスを発生させることが可能になる。請求項5の発明
のように、電圧応答形スイッチに第1のコンデンサが並
列的に接続されるとともに、電圧応答形スイッチの非導
通時に電圧応答形スイッチに交流電源と第2のコンデン
サとが直列的に接続され、第1のコンデンサの両端電圧
の上限値が電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧よ
りも低く、交流電源のピーク値と第2のコンデンサの両
端電圧との加算値が電圧応答形スイッチのブレークダウ
ン電圧を越えるように設定されているものや、請求項6
の発明のように、電圧応答形スイッチの非導通時に電圧
応答形スイッチに交流電源と第1および第2のコンデン
サとが直列的に接続され、第1のコンデンサの両端電圧
の上限値が電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧よ
りも低く、交流電源のピーク値と第1および第2のコン
デンサの両端電圧との加算値が電圧応答形スイッチのブ
レークダウン電圧を越えるように設定されているもの
や、請求項9の発明のように、第1のコンデンサが複数
個の分割コンデンサの直列回路であって、電圧応答形ス
イッチの非導通時に電圧応答形スイッチに交流電源と第
1のコンデンサを構成する分割コンデンサの一部と第2
のコンデンサとが直列的に接続され、第1のコンデンサ
の両端電圧の上限値が電圧応答形スイッチのブレークダ
ウン電圧よりも低く、交流電源のピーク値と前記分割コ
ンデンサの両端電圧と第2のコンデンサの両端電圧との
加算値が電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧を越
えるように設定されているものでは、第2のコンデンサ
の両端電圧を比較的低く設定することができ、第2のコ
ンデンサの耐圧を比較的小さくすることができる。
【0091】請求項8の発明のように、電圧応答形スイ
ッチの導通時に交流電源から負荷回路へのエネルギの供
給を阻止する手段を設けたものや、請求項10の発明の
ように、第2のコンデンサの両端電圧を含む電圧を電圧
応答形スイッチに印加する経路内に負荷回路が挿入さ
れ、該経路内で負荷回路よりもインピーダンスが十分に
大きいインピーダンス要素を第2のコンデンサに直列接
続したものや、請求項11の発明のように、第2のコン
デンサの容量を第1のコンデンサの容量よりも小さく設
定することにより、第2のコンデンサを等価的に前記イ
ンピーダンス要素として用いるものや、請求項12の発
明のように、第2のコンデンサの両端電圧を含む電圧を
前記電圧応答形スイッチに印加する経路内に負荷回路が
挿入され、該経路内で負荷回路よりもインピーダンスが
十分に大きいインピーダンス要素を交流電源に直列接続
したものでは、電圧応答形スイッチのブレークダウン電
圧のような高電圧が負荷回路に印加されるのを防止する
ことができ、負荷回路の耐圧を小さくすることができ
る。
【0092】請求項13の発明のように、第2のコンデ
ンサとインピーダンス要素との直列回路に、第2のコン
デンサから第1のコンデンサへの電荷移動を阻止する別
のインピーダンス要素と第1のコンデンサとの直列回路
を並列的に接続したものや、請求項14の発明のよう
に、交流電源とインピーダンス要素と直列回路に、第2
のコンデンサから第1のコンデンサへの電荷移動を阻止
する別のインピーダンス要素と第1のコンデンサとの直
列回路を並列的に接続したものでは、第2のコンデンサ
の電荷が第1のコンデンサの充電に用いられたりするこ
とがなく、電圧応答形スイッチに無駄なく印加すること
ができる。
【0093】請求項17の発明のように、第1および第
2のダイオードの直列回路と、第1および第2のコンデ
ンサの直列回路とを並列接続し、第1および第2のダイ
オードの接続点と第1および第2のコンデンサの接続点
との間に交流電源を接続し、第1および第2のコンデン
サの直列回路の一端にインピーダンス要素を介して第1
および第2のダイオードの接続点との間に第3のコンデ
ンサを接続し、第1のインピーダンス要素と第3のコン
デンサとの接続点と第1および第2のコンデンサの直列
回路の他端との間に少なくとも電圧応答形スイッチを含
む回路を接続し、電圧応答形スイッチが導通することに
より形成される各コンデンサの放電経路のうちの少なく
とも1つに負荷回路を挿入し、交流電源との接続部に電
圧応答形スイッチへの印加電圧の上昇を遅延させる遅延
回路を設けたものでは、放電灯点灯装置などに用いる際
に交流電源の極性反転が瞬時に行なわれなくても交流電
源がほぼピーク電圧に達してからパルス電圧を発生させ
ることが可能になる。
【0094】請求項19の発明のように、第1のコンデ
ンサが負荷回路に放電電流を流す極性とは逆の極性の電
圧を第1のコンデンサに充電させないバイパス回路が存
在するパルス発生装置において、該パイパス回路内にイ
ンピーダンス要素を挿入したものでは、負荷回路がバイ
パス回路によって短絡されることがない。請求項20の
発明のように、第1のコンデンサが負荷回路に放電電流
を流す極性とは逆の極性の電流を流す向きで第1のコン
デンサと負荷回路との間に挿入した放電用のダイオード
を付加したものでは、負荷回路が誘導性であって回生電
流が流れる場合のように、第1のコンデンサに逆極性の
電荷が充電されるような条件であっても、この電荷を放
電用のダイオードを介して負荷回路に流すことができ、
回生電流を無駄なく利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本構成1を示す概略回路図である。
【図2】基本構成2を示す概略回路図である。
【図3】基本構成3を示す概略回路図である。
【図4】基本構成4を示す概略回路図である。
【図5】負荷回路として用いるパルストランスを示す図
である。
【図6】基本構成5を示す概略回路図である。
【図7】基本構成6を示す概略回路図である。
【図8】基本構成7を示す概略回路図である。
【図9】基本構成8を示す概略回路図である。
【図10】基本構成9を示す概略回路図である。
【図11】実施形態1を示す回路図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】実施形態2を示す回路図である。
【図14】実施形態3を示す回路図である。
【図15】実施形態4を示す回路図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】実施形態5を示す回路図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】実施形態6の概念を示す概略回路図である。
【図20】同上の回路図である。
【図21】同上の動作説明図である。
【図22】実施形態7を示す回路図である。
【図23】実施形態8を示す回路図である。
【図24】実施形態9に対する比較例の概念を示す概略
回路図である。
【図25】実施形態9の概念を示す概略回路図である。
【図26】同上の回路図である。
【図27】同上の回路図である。
【図28】同上の回路図である。
【図29】実施形態10を示す回路図である。
【図30】実施形態11の概念を示す概略回路図であ
る。
【図31】同上の回路図である。
【図32】実施形態12を示す回路図である。
【図33】実施形態13の概念を示す概略回路図であ
る。
【図34】同上の回路図である。
【図35】実施形態14を示す回路図である。
【図36】実施形態15を示す回路図である。
【図37】同上の基本構成となるチンメルマン回路を示
す回路図である。
【図38】実施形態16を示す回路図である。
【図39】従来例を示す概略回路図である。
【図40】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
2 放電灯 3 イグナイタ 4 安定器 4a 電力変換回路 5a,5b 整流回路 5d 遅延回路 51 負荷回路 C1,C2 コンデンサ C11,C12 コンデンサ C31〜C34 コンデンサ Cd1,Cd2 コンデンサ D11,D12 ダイオード D31〜D34 ダイオード DL (放電用の)ダイオード G ギャップ PT パルストランス PS 直流電源 Vs 交流電源 Z1,Z2 インピーダンス要素 Z21,Z22 インピーダンス要素(抵抗) Zx インピーダンス要素

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流し比較的低い電圧を出力
    するn倍電圧整流回路よりなる第1の整流回路と、交流
    電源を整流し比較的高い電圧を出力するn倍電圧整流回
    路よりなる第2の整流回路と、各整流回路の出力端間に
    それぞれ接続された第1および第2のコンデンサと、非
    導通時に第2のコンデンサの両端電圧を含む電圧が印加
    されると導通する電圧応答形スイッチとを備え、電圧応
    答形スイッチが導通すると第1のコンデンサの電荷を電
    圧応答形スイッチを通して負荷回路に流すことを特徴と
    するパルス発生装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧応答形スイッチに第1および第
    2のコンデンサが並列的に接続され、第1のコンデンサ
    の両端電圧の上限値は電圧応答形スイッチのブレークダ
    ウン電圧よりも低く、第2のコンデンサの両端電圧は電
    圧応答形スイッチのブレークダウン電圧を越えるように
    設定されていることを特徴とする請求項1記載のパルス
    発生装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧応答形スイッチの非導通時に電
    圧応答形スイッチに第1および第2のコンデンサが直列
    的に接続され、第1のコンデンサの両端電圧の上限値は
    電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧よりも低く、
    第1および第2のコンデンサの両端電圧の加算値は電圧
    応答形スイッチのブレークダウン電圧を越えるように設
    定されていることを特徴とする請求項1記載のパルス発
    生装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧応答形スイッチの導通時に電圧
    応答形スイッチに第1および第2のコンデンサが並列的
    に接続されることを特徴とする請求項3記載のパルス発
    生装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧応答形スイッチに第1のコンデ
    ンサが並列的に接続されるとともに、前記電圧応答形ス
    イッチの非導通時に電圧応答形スイッチに交流電源と第
    2のコンデンサとが直列的に接続され、第1のコンデン
    サの両端電圧の上限値は電圧応答形スイッチのブレーク
    ダウン電圧よりも低く、交流電源のピーク値と第2のコ
    ンデンサの両端電圧との加算値は電圧応答形スイッチの
    ブレークダウン電圧を越えるように設定されていること
    を特徴とする請求項1記載のパルス発生装置。
  6. 【請求項6】 前記電圧応答形スイッチの非導通時に電
    圧応答形スイッチに交流電源と第1および第2のコンデ
    ンサとが直列的に接続され、第1のコンデンサの両端電
    圧の上限値は電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧
    よりも低く、交流電源のピーク値と第1および第2のコ
    ンデンサの両端電圧との加算値は電圧応答形スイッチの
    ブレークダウン電圧を越えるように設定されていること
    を特徴とする請求項1記載のパルス発生装置。
  7. 【請求項7】 前記電圧応答形スイッチの導通時に電圧
    応答形スイッチに第1および第2のコンデンサが並列的
    に接続されることを特徴とする請求項6記載のパルス発
    生装置。
  8. 【請求項8】 前記電圧応答形スイッチの導通時に交流
    電源から負荷回路へのエネルギの供給を阻止する手段を
    設けたことを特徴とする請求項5ないし請求項7記載の
    パルス発生装置。
  9. 【請求項9】 第1のコンデンサは複数個の分割コンデ
    ンサの直列回路であって、前記電圧応答形スイッチの非
    導通時に電圧応答形スイッチに交流電源と第1のコンデ
    ンサを構成する分割コンデンサの一部と第2のコンデン
    サとが直列的に接続され、第1のコンデンサの両端電圧
    の上限値は電圧応答形スイッチのブレークダウン電圧よ
    りも低く、交流電源のピーク値と前記分割コンデンサの
    両端電圧と第2のコンデンサの両端電圧との加算値は電
    圧応答形スイッチのブレークダウン電圧を越えるように
    設定されていることを特徴とする請求項1記載のパルス
    発生装置。
  10. 【請求項10】 第2のコンデンサの両端電圧を含む電
    圧を前記電圧応答形スイッチに印加する経路内に負荷回
    路が挿入され、該経路内で負荷回路よりもインピーダン
    スが十分に大きいインピーダンス要素を第2のコンデン
    サに直列接続したことを特徴とする請求項1ないし請求
    項9記載のパルス発生装置。
  11. 【請求項11】 第2のコンデンサの容量を第1のコン
    デンサの容量よりも小さく設定することにより、第2の
    コンデンサを等価的に前記インピーダンス要素として用
    いることを特徴とする請求項10記載のパルス発生装
    置。
  12. 【請求項12】 第2のコンデンサの両端電圧を含む電
    圧を前記電圧応答形スイッチに印加する経路内に負荷回
    路が挿入され、該経路内で負荷回路よりもインピーダン
    スが十分に大きいインピーダンス要素を交流電源に直列
    接続したことを特徴とする請求項5ないし請求項9記載
    のパルス発生装置。
  13. 【請求項13】 第2のコンデンサとインピーダンス要
    素との直列回路に、第2のコンデンサから第1のコンデ
    ンサへの電荷移動を阻止する別のインピーダンス要素と
    第1のコンデンサとの直列回路を並列的に接続したこと
    を特徴とする請求項10または請求項11記載のパルス
    発生装置。
  14. 【請求項14】 交流電源とインピーダンス要素と直列
    回路に、第2のコンデンサから第1のコンデンサへの電
    荷移動を阻止する別のインピーダンス要素と第1のコン
    デンサとの直列回路を並列的に接続したことを特徴とす
    る請求項12記載のパルス発生装置。
  15. 【請求項15】 上記別のインピーダンス要素は第1の
    コンデンサの放電電流を流す極性で第1のコンデンサに
    直列的に接続されたダイオードを含むことを特徴とする
    請求項13または請求項14記載のパルス発生装置。
  16. 【請求項16】 第1および第2のダイオードの直列回
    路と、第1および第2のコンデンサの直列回路とを並列
    接続し、第1および第2のダイオードの接続点と第1お
    よび第2のコンデンサの接続点との間に交流電源を接続
    し、第1および第2のコンデンサの直列回路の一端にイ
    ンピーダンス要素を介して第1および第2のダイオード
    の接続点との間に第3のコンデンサを接続し、第1のイ
    ンピーダンス要素と第3のコンデンサとの接続点と第1
    および第2のコンデンサの直列回路の他端との間に少な
    くとも電圧応答形スイッチを含む回路を接続し、電圧応
    答形スイッチが導通することにより形成される各コンデ
    ンサの放電経路のうちの少なくとも1つに負荷回路を挿
    入したことを特徴とするパルス発生装置。
  17. 【請求項17】 交流電源との接続部に電圧応答形スイ
    ッチへの印加電圧の上昇を遅延させる遅延回路を設けた
    ことを特徴とする請求項16記載のパルス発生装置。
  18. 【請求項18】 交流電源と第3のコンデンサとの間に
    電圧応答形スイッチへの印加電圧の上昇を遅延させる遅
    延回路を設けたことを特徴とする請求項16記載のパル
    ス発生装置。
  19. 【請求項19】 第1のコンデンサが負荷回路に放電電
    流を流す極性とは逆の極性の電圧を第1のコンデンサに
    充電させないバイパス回路が存在するパルス発生装置に
    おいて、該パイパス回路内にインピーダンス要素を挿入
    したことを特徴とする請求項1ないし請求項18記載の
    パルス発生装置。
  20. 【請求項20】 第1のコンデンサが負荷回路に放電電
    流を流す極性とは逆の極性の電流を流す向きで第1のコ
    ンデンサと負荷回路との間に挿入した放電用のダイオー
    ドを付加したことを特徴とする請求項1ないし請求項1
    9記載のパルス発生装置。
  21. 【請求項21】 第1および第2のコンデンサを交流電
    源を介して直列接続し、交流電源と第2のコンデンサと
    の直列回路の両端間に第1のダイオードを接続するとと
    もに、交流電源と第1のコンデンサとの直列回路の両端
    間に第2のダイオードを接続し、第3のダイオードと第
    3のコンデンサとの直列回路を交流電源から第1および
    第3のダイオードと第3のコンデンサと第2のダイオー
    ドとの経路で第3のコンデンサを充電するように第1の
    コンデンサと第1のダイオードとの直列回路に並列接続
    し、第4のダイオードと第4のコンデンサとの直列回路
    を交流電源から第1のダイオードと第4のコンデンサと
    第4および第2のダイオードとの経路で第4のコンデン
    サを充電するように第2のコンデンサと第2のダイオー
    ドとの直列回路に並列接続し、第3のコンデンサおよび
    第3のダイオードの接続点と第4のコンデンサおよび第
    4のダイオードの接続点との間に負荷回路と電圧応答形
    スイッチとの直列回路を接続し、交流電源には少なくと
    も負荷回路よりもインピーダンスの大きいインピーダン
    ス要素を直列接続したことを特徴とするパルス発生装
    置。
  22. 【請求項22】 第1および第2のコンデンサを交流電
    源を介して直列接続し、交流電源と第2のコンデンサと
    の直列回路の両端間に第1のダイオードを接続するとと
    もに、交流電源と第1のコンデンサとの直列回路の両端
    間に第2のダイオードを接続し、第3のダイオードと第
    3のコンデンサとの直列回路を交流電源から第2のコン
    デンサと第3のダイオードと第3のコンデンサとの経路
    で第3のコンデンサを充電するように第1のダイオード
    に並列接続し、第4のダイオードと第4のコンデンサと
    の直列回路を交流電源から第4のコンデンサと第4のダ
    イオードと第1のコンデンサとの経路で第4のコンデン
    サを充電するように第2のダイオードに並列接続し、第
    3のコンデンサおよび第3のダイオードの接続点と第4
    のコンデンサおよび第4のダイオードの接続点との間に
    負荷回路と電圧応答形スイッチとの直列回路を接続し、
    交流電源には少なくとも負荷回路よりもインピーダンス
    の大きいインピーダンス要素を直列接続したことを特徴
    とするパルス発生装置。
  23. 【請求項23】 負荷回路は少なくともパルストランス
    を含み、パルストランスの1次巻線と電圧応答形スイッ
    チとが直列接続されていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項22記載のパルス発生装置。
  24. 【請求項24】 請求項1ないし請求項23記載のパル
    ス発生装置をイグナイタとして用いたことを特徴とする
    放電灯点灯装置。
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