JPH11136558A - Ccdカメラ - Google Patents

Ccdカメラ

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JPH11136558A
JPH11136558A JP9299030A JP29903097A JPH11136558A JP H11136558 A JPH11136558 A JP H11136558A JP 9299030 A JP9299030 A JP 9299030A JP 29903097 A JP29903097 A JP 29903097A JP H11136558 A JPH11136558 A JP H11136558A
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正 丸野
Sadafumi Torii
貞文 鳥居
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビニング時に高スキャン速度かつ高S/N比
で画像を読み出せ、CCDへの複雑な付加回路を必要と
しないCCDカメラを提供する。 【解決手段】 入出力インターフェース25を介して外
部から設定された撮影パターンに基づいて制御CPU2
4でCCD5からの画像情報読み出しを最適化する各画
像の画像読み出しパターンであるモードテーブルを設定
し、モードテーブルメモリ23に書き込む。このモード
テーブルデータを基にして、タイミング発生回路3は、
CCD5及びノイズ除去回路であるCDS回路6の動作
タイミングを制御するタイミング信号を送出する。これ
により、CCD5のビニング・サブアレイ動作時に見か
けの画素あたりの画像情報読み出し速度を非ビニング時
の画素当たりのそれとほぼ一致させ、高速かつ高S/N
比での画像取込を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDカメラに関
し、特に、高速撮影用のビニング・サブアレイ読み出し
機能を有するCCDカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】計測用等で用いられるCCDカメラは、
高S/N比が必要とされる。しかし、CCD自身に起因
する出力ノイズは、読み出し画素速度を速くすると増大
するので、高S/N比で読み出すためには、一般に数十
kHz〜数百kHzの読み出し画素速度が用いられてい
る。このため、CCDカメラが1画面を取得するのに要
するスキャン速度自体も遅かった。
【0003】さらに、高S/N比を達成する技術として
ビニングがある。これは、隣接する複数の画素の蓄積電
荷をCCD内部で加算して一度に読み出すものであり、
加算により信号レベルが上がるため、解像度の低下と引
き換えに検出感度を向上させ、高S/N比を達成するこ
とができる。
【0004】一般的なCCDでは、複数の画素を水平に
並べて1ラインを構成し、このラインを垂直に複数並べ
て2次元の撮像画素を構成している。そして、各ライン
の画素の蓄積電荷を1ライン分ずつ1ラインの画素数と
同数の電極から構成された水平転送レジスタに転送し、
この水平転送レジスタの個々の蓄積電荷を1つずつ読み
出す。これを繰り返すことにより、全撮像画素の蓄積電
荷を読み出して全画面の情報を得ている。
【0005】従来、ビニングを行う際には、ライン間の
電荷加算を水平転送レジスタ上で電荷加算を行うことに
より、加算中の水平転送レジスタからの読み出し動作を
省略することができるので、水平画素転送期間分だけス
キャン速度を向上させることができる。
【0006】さらに、画面全体のうちの一部の画像情報
のみを必要とする場合には、画像情報が不要な画素列か
らの電荷読み出しである水平転送を行わずにスキップす
ることにより、高速読み出しを可能としていた。これが
サブアレイ読み出し機能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のC
CDでは、ビニング動作時のスキャン速度向上は、水平
画素転送の間引きだけであったため、例えば、2×2画
素を1画素情報として読み込むビニングを行う場合で
も、垂直画素転送に所定の時間が必要なため、スキャン
速度は2倍まで向上させることができず、スキャン速度
を大幅に向上させることはできなかった。
【0008】水平転送を短縮化するには、複数の水平転
送レジスタから同時に読み出しを行う回路を付加する方
法があるが、ビニング画素数を可変とする場合には複雑
な回路が必要となり好ましくない。
【0009】また、サブアレイ読み出しの場合、水平転
送の間引きは行われないため、高速化に限界があった。
【0010】一方、高S/N比のCCDカメラでは、内
部で発生する低周波ノイズを除去するため、相関ダブル
サンプリング(Correlated Double Sampling:CDS)
回路が広く用いられている。このCDS回路のノイズ除
去性能は画素単位の読み出し速度に依存する。通常CD
S回路のノイズ除去性能は、各画素を1個ずつ読み出す
ときの読み出し速度で最適化されている。従来のCCD
のビニング動作では、みかけの画素の読み出し速度が水
平方向のビニング画素数に応じて長くなるため、ノイズ
除去性能が劣化するという問題点もあった。
【0011】本発明は、上記の問題点に鑑みて、ビニン
グ時に高スキャン速度かつ高S/N比で画像を読み出
せ、CCDへの複雑な付加回路を必要としないCCDカ
メラを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のCCDカメラは、二次元に撮像画素が配列
されており、隣接する複数の画素の蓄積電荷を加算して
読み出すビニングと、所定の画素領域の蓄積電荷のみを
指定して読み出すサブアレイ機能を備えるCCDカメラ
であって、撮像画素ごとの蓄積電荷の転送と消去のタイ
ミングを指示する信号を送出することにより、画素ごと
の電荷転送速度を制御するタイミング発生回路と、ビニ
ング及び/又はサブアレイ機能を利用した撮影パターン
に応じた各画素からの電荷読み出しパターンを求めて、
このパターンに応じてタイミング発生回路の信号送出パ
ターンを制御する制御回路と、を備えていることを特徴
とする。
【0013】これによれば、ビニング動作時には、画素
電荷の加算を高速で行うことにより、見かけの画素の電
荷読み出し、すなわち、隣接画素間の蓄積電荷加算と加
算電荷の読み出し、を非ビニング動作時の電荷読み出し
とほぼ同一の時間で実行する。また、サブアレイ動作時
には、画面中の不要画像領域の垂直転送だけでなく、水
平転送のスキップが可能となる。これらの転送動作は、
制御回路が撮影パターンに応じてタイミング発生回路の
信号送出パターンを変更することにより制御するので、
サブアレイ機能、ビニング機能を組み合わせた各種の撮
影パターンに対応して最適な画像読み出しが行える。
【0014】さらに、蓄積開始前と読み出し直前の電荷
量をサンプルホールドして、その差を有効な蓄積電荷量
として読み出すノイズ除去回路をさらに備えることが好
ましい。
【0015】このノイズ除去回路としてはCDS回路を
用いることができる。前述のように、本発明では、見か
けの画素の読み出し速度をほぼ一定に保持するので、C
SD回路は常に最適なノイズ除去性能を発揮する状態で
用いられ、ビニング動作時にも低周波ノイズが抑制され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。なお、理解を容易にするた
め、各図面において同一の構成要素には、可能な限り同
一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0017】図1は、本発明のCCDカメラのブロック
図である。このCCDカメラは、カメラ全体の制御の基
準となるクロック信号を発生するクロック回路1、カメ
ラの撮影パターンに応じて動作を制御する制御回路2、
制御回路2に対応して撮像動作を制御するタイミング信
号を送出するタイミング発生回路3、被写体4の画像を
撮影するCCD5、CCD5の出力からノイズを除去す
るCDS回路6及びアナログの画像データ信号をデジタ
ル信号に変換するA/Dコンバーター7からなる。
【0018】このうち、クロック回路1は、基準信号を
発生する発振器11と、この基準信号を分周して高速ク
ロック信号を発生する高速分周器12、高速クロック信
号をさらに分周して低速クロック信号を発生する低速分
周器13、制御回路2からのクロック選択信号に応じて
高速クロック信号と低速クロック信号のうちのいずれか
を画素クロック信号として出力するセレクター14から
なる。
【0019】また、制御回路2は、画素クロック信号を
受け取り、制御対象となる画素の垂直、水平のそれぞれ
の位置を計数する垂直、水平アドレスカウンター21、
22と、各画素の読み出しパターンをそれぞれの画素の
アドレスに対応させたモードテーブルとして格納する書
き換え可能なモードテーブルメモリ23、読み出しパタ
ーンを設定してモードテーブルメモリ23への読み書き
を行う制御CPU24、制御CPU24を外部から制御
可能な入出力インターフェース25、モードテーブルメ
モリ23から読み出した制御対象画素のモードテーブル
を一時的に格納するラッチ26からなる。ラッチ26
は、このモードテーブルに応じてモード選択信号とクロ
ック選択信号を生成して、タイミング発生回路3とセレ
クター14にそれぞれ出力する。
【0020】図2は、CCD5の一般的な構成を示す概
略図である。なお、ここでは、説明を容易にするため、
4×4画素として図示している。図2に示されるよう
に、水平方向に4列、垂直方向に4行(ライン)配置さ
れた画素のそれぞれに、垂直転送電極V1、V2が接続
されており、最下端に水平転送レジスタ52が各画素列
に対応して配置され、水平転送電極H1、H2が接続さ
れている。最右端の水平転送電極52には、読み出し回
路55が接続されている。この読み出し回路55は、リ
セットゲート53と、コンデンサー54からなり、読み
出した電荷量を電圧値に変換して出力FET56から出
力する。
【0021】図3は、CDS回路6の回路図である。こ
のCDS回路6は、二つのコンデンサCF、CSとスイッ
チSF、SS、減算アンプAFSからなり、サンプルホール
ドによってCCD5の読み出し回路55に起因するノイ
ズを除去する。
【0022】続いて、本発明の実施形態の動作について
説明する。最初に、図2〜5を参照してCCD5の蓄積
電荷読み出し動作について説明する。図4、図5は、そ
れぞれ垂直、水平の転送動作の説明図である。
【0023】まず、垂直転送動作について説明する。図
2に示されるように画素51の各ラインをA〜Dとする
と、読み出しは、DCBAの順に行われる。ここで、垂
直転送電極V1、V2に図4に示されるように位相の反
転したクロック信号を加える。時刻T1において各ライ
ンのV2電極下のポテンシャル井戸内に蓄積されていた
電荷は、時刻T2では、隣接するラインのV1電極下の
ポテンシャル井戸に移動する。つまり、ラインAの蓄積
電荷はラインBに、ラインBの蓄積電荷はラインCに順
送りされ、ラインDの蓄積電荷は、水平転送レジスタ5
2に送られる。時刻T3では、垂直転送電極V1、V2
に加えられるクロック信号は再び反転されて、時刻T1
と同一の状態に戻り、各ラインの蓄積電荷は、時刻T1
から1ライン分移動する。これを以下、1ラインシフト
と称する。これを繰り返すことにより、ラインDCBA
の順に蓄積電荷が水平転送レジスタに転送される。
【0024】各画素ごとに蓄積電荷を読み出す通常読み
出しでは、転送された電荷をラインごとに読み出す。サ
ブアレイ読み出しにおける不要ラインの場合は、水平転
送レジスタに転送された電荷は読み出されることなく、
消去される。また、垂直方向のビニングを行う場合は、
水平転送レジスタ上で電荷の加算を行う。
【0025】次に、水平転送動作について説明する。図
2に示されるように、各画素51および水平転送レジス
タ52の各列をa〜dとする。読み出しは、dcbaの
順に行われる。図5に示されるように、水平転送電極H
1、H2にそれぞれ位相の反転したクロック信号を加え
ると、図4に示された垂直転送動作と同様の原理で、各
列の水平転送レジスタ52に蓄積された電荷は、それぞ
れ隣の列の水平転送レジスタ52に順次転送される。そ
して、転送元の電荷は空になる。d列の水平転送レジス
タに転送された電荷は、図2に示すコンデンサー54に
転送される。このコンデンサー54の蓄積容量に応じた
電圧信号が出力FET56から出力される。水平転送レ
ジスタ52の列ごとに蓄積電荷を読み出す場合は、この
コンデンサー54への転送前にリセットゲート53を閉
じて、コンデンサー54の蓄積電荷を放出することによ
り、リセット動作を行う。一方、ビニング機能を用いる
場合は、このリセット動作を省略することで、コンデン
サー54で蓄積電荷を加算することができる。
【0026】ここで、コンデンサー54のリセット後の
容量は必ずしも一定にはならないので、その変動分がノ
イズとなり、そのままでは、信号特性が劣化する。CD
S回路6がこのノイズを除去する。具体的には、前述の
コンデンサー54のリセット動作時に、スイッチSF
一時的に閉じてコンデンサーCFにこの時の出力Vout
電圧値を保持した後、スイッチSFを開放する。次に、
コンデンサー54の電荷読み出し時に、スイッチSS
一時的に閉じてコンデンサーCSにこの時の出力Vout
電圧値を保持した後、スイッチSSを開放する。それぞ
れのコンデンサーに蓄積された電圧を減算アンプAFS
より減算することで、コンデンサー54がリセットされ
た後に転送された蓄積電荷、すなわち、水平転送レジス
タ52から転送された正味の蓄積電荷量のみを読み取る
ことができる。スイッチSF、SSの閉鎖、開放は、それ
ぞれF、Sサンプル信号により制御される。
【0027】さらに、図2、図6を参照してビニング動
作時の具体的な動作について説明する。図6は、CCD
5のタイミングチャートの一例である。ここでは、水平
方向に4画素ずつビニング動作を行う場合を例に説明す
る。ここでは、画素番号1〜4、5〜8、9〜12をそ
れぞれ見かけの一画素として画像情報、つまり蓄積電荷
を読み出している。
【0028】水平転送電極H1、H2には互いに反転位
相のクロック信号が印加されている。最初は、クロック
選択信号は、Lレベルにあり、水平転送電極H1、H2
には、周期t1の低速クロック信号が印加されている。
1番の画素の読み出し開始時点であるこの低速クロック
信号の位相反転と同時に、リセット信号VRGを一時的
にオンにして、リセットゲート53を閉じ、読み出し回
路55のコンデンサー54の電荷を放出して、その容量
をリセットする。これにより、CCD5の出力信号は、
所定の範囲のVoutに設定される。次に、Fサンプル信
号を送出して、前述のCDS回路6のコンデンサCF
この時の出力値を保持する。
【0029】その後、読み出し開始からt1/2時間、
つまり高速クロックの半周期経過後、クロック選択信号
をHレベルにする。これにより、水平転送電極H1、H
2には周期t2(ここで、t2<<t1)の高速クロッ
ク信号が印加される。この水平転送電極H1、H2の位
相反転により、1番の画素の蓄積電荷がCDS回路57
のコンデンサCFに転送される。この結果、CCD5の
出力信号Voutはこの蓄積電荷に相当する電圧値とな
る。前述したように、水平転送電極H1、H2の位相が
2度反転して元の位相に戻る度に画素電荷の水平転送が
行われて、2番、3番の画素の蓄積電荷がCDS回路6
のコンデンサーCFに転送されて、1番の画素の蓄積電
荷に加算される。
【0030】次に、4番の画素の蓄積電荷が水平転送レ
ジスタ52の出口側の水平転送電極H2下に転送された
時点、すなわち、高速クロックが3周期終了した時点
で、クロック選択信号を再びLレベルに戻す。これによ
り、水平転送電極H1、H2には、周期t1の低速クロ
ック信号が印加される。この切り替え時に4番の画素の
蓄積電荷は、CDS回路6のコンデンサCFに転送され
て、1〜3番の画素の蓄積電荷に加算される。この結
果、CCD5の出力信号Voutは、リセット時の電圧値
と1〜4番の画素の蓄積電荷の和に相当する電圧値とな
る。次に、Sサンプル信号が送出されて、前述のCDS
回路6のコンデンサーCSにこの時の出力値を保持す
る。前述したように、これらふたつのコンデンサー
F、CSの蓄積電荷量の差を減算アンプAFSで求める
と、これは、1〜4番の画素の蓄積電荷の和に相当する
電圧値が得られる。これを繰り返すことで、ビニング読
み出しが可能となる。
【0031】ここで、前述したように、t2<<t1が成
立するので、ビニングによる見かけの画素の読み出しに
必要な周期t1+3t2は、非ビニング時の1画素の読み
出しに必要な周期t1とほぼ等しい。したがって、ビニ
ング時の読み出し速度を高速化することが可能である。
また、CDS回路6のノイズ除去性能を周期t1で最適
化しておけば、常に最適なノイズ除去性能が得られる。
【0032】続いて、図1を参照して全体の動作を説明
する。発振器11から送られた基準信号を基に、高速分
周器12、低速分周器13は、それぞれ前述の周期t2
の高速クロック信号と周期t1の低速クロック信号を生
成する。セレクター14は、前述のクロック選択信号が
Hレベルなら高速クロック信号を、Lレベルなら低速ク
ロック信号を画素クロック信号としてそれぞれ出力す
る。
【0033】垂直アドレスカウンター21と水平アドレ
スカウンター22は、この画素クロック信号の周期数を
監視して、読み出しを行う画素位置を計数し、その垂直
アドレス(画素ラインの位置、図2のA〜Dに対応)と
水平アドレス(ライン内の列番号、図2のa〜dに対
応)をモードテーブルメモリ23に出力する。一方、制
御CPU24は、入出力インターフェース25を介して
外部から送られてきた撮影パターンをもとにして、最適
読み出しを行う読み出しパターン、すなわち、画素ごと
に蓄積電荷の転送、加算、消去のタイミングを設定する
モードテーブルを作成して、モードテーブルメモリに予
め格納しておく。前述の垂直アドレス、水平アドレスを
基にして対応する画素のモードテーブルデータがモード
テーブルメモリ23からラッチ26に出力される。そし
て、ラッチ26は、モードテーブルをもとに、いずれの
クロック信号を送出するべきかを表す前述のクロック選
択信号をセレクター14に送出し、あわせて電荷を加算
するかスキップするかなどを表すモード選択信号をタイ
ミング発生回路3に出力する。
【0034】タイミング発生回路3は、画素クロック信
号と、モード選択信号に応じて、CCD5の動作を制御
する各種のタイミング信号、例えば、リセット信号、水
平・垂直転送電極への印加信号、F、Sサンプル信号を
生成してCCD5とCDS回路6に出力する。CCD5
はこのタイミング信号を基にして被写体4の画像データ
を読み出してCDS回路6に出力し、CDS回路6でノ
イズが除去された画像データは、A/Dコンバーター7
を介してデジタル信号として出力される。
【0035】次に、具体的な読み出し動作について図7
を参照して説明する。図7は、ビニング・サブアレイ動
作のフローチャートである。
【0036】予め制御CPU24によりモードテーブル
が作成され、モードテーブルメモリ23に格納されてお
り、このモードテーブルに応じてタイミング発生回路3
からCCD5の転送動作を制御するタイミング信号が送
られてきている。
【0037】図7に示されるように、1フレーム分の読
み出しが開始されると(S1)、まず、このマップデー
タが最初の1ライン分(図2の場合はラインD)ラッチ
26に転送される(S2)。そして、この1ラインが垂
直サブアレイの対象、つまり1ライン全ての画像情報が
不要かどうかを判断する(S3)。垂直サブアレイ対象
の場合は、垂直転送を行い、水平転送レジスタに電荷を
転送後消去するか、あるいは転送せずに直接消去し、そ
のラインの垂直サブアレイ処理を終了する(S4)。垂
直サブアレイ対象でない、つまり読み出し対象の画面を
含む場合は、次に、垂直ビニング対象、つまり、当該ラ
インの各画素の電荷を次のラインの各画素の電荷と重ね
合わせるかどうかを判断する(S5)。垂直ビニング対
象である場合は、垂直転送を行い、水平転送レジスタに
電荷を転送し、その電荷を保持したまま次のラインの処
理に移る(S6)。前回のラインが垂直ビニング対象で
あった場合には、前回のラインの電荷が水平転送レジス
タに保持されているため、電荷を垂直方向について加算
することができる。つまり、この転送により、水平転送
レジスタ上で垂直ビニングを行うことができる。
【0038】垂直ビニング対象でない場合もラインの電
荷は、水平転送レジスタに転送される(S7)。次に、
そのラインの読み出し側、つまり図2では、d側の画素
からその画素が有効画面エリア内にあるかが判定され
る。有効画面エリア外の画素である場合は、水平転送レ
ジスタの電荷を1画素分シフトして、対象画素の電荷は
読み出されることなく消去され、次の画素の処理に移る
(S9)。有効画面エリアの画素である場合は、水平ビ
ニングの対象画素であるか、つまり次の画素と電荷を加
算するか否かを判断する(S10)。水平ビニング対象
である場合は、この電荷は、読み出し回路55内のコン
デンサー54(図2参照)に転送され(S11)、次に
S10に戻って次の画素の判定を行う。水平ビニング対
象でない、つまり次の画素と電荷の加算を行わない場合
は、その画素電荷を読み出し回路55内のコンデンサー
54に転送して読み出し、その後リセットゲート53を
閉じて、コンデンサー54の電荷を放出して、リセット
する(S12)。
【0039】続いて、水平有効エリアの読み出しが終了
したか否か、つまり次の画素が水平有効エリア内かどう
かを判断する(S13)。水平有効エリアであれば、S
10に戻って、水平ビニングあるいは読み出し動作を実
行する。水平有効エリア外の場合は、水平転送によりそ
の画素の電荷を消去する(S14)。そして、そのライ
ンが終了するまでこの電荷消去を繰り返す(S14、1
5)。S4、S6、S14により1ライン分の処理が終
了すると、そのラインが1フレームの最後のラインであ
ったかを判定し(S16)、最後のラインであれば、1
フレームの呼び出し処理を終了する(S17)。最後の
ラインでない場合は、S2に戻って、次のラインの処理
を行う。これを繰り返すことで、有効画面の画像データ
のみを読み出すことができる。
【0040】以上のような処理を行うことで、サブアレ
イ機能時には、画素情報が不要な領域の画素の垂直、水
平方向の電荷転送を間引くことができ、画像の読み出し
を高速化することが可能である。また、ビニング機能時
には、電荷の加算を高速で行うことができるので、見か
けの画素当たりの読み出し時間を略一定に保つことがで
きる。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、CCDカメラに画素単位に読み出しパターンを制御
するタイミング発生回路を備えているので、ビニング・
サブアレイ時の読み出し速度を高速化し、最適な読み出
し速度で画像を取り込むことができる。
【0042】さらに、ノイズ除去回路としてCDS回路
を併用することで、常にノイズ除去性能の最適な画素読
み出し速度で画像を取り込めるので、さらに高S/N比
を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCCDカメラのブロック図である。
【図2】図1のCCDカメラのCCD部分の概略図であ
る。
【図3】図1のCCDカメラのCDS回路の回路図であ
る。
【図4】図2のCCDの垂直転送動作の説明図である。
【図5】図2のCCDの水平転送動作の説明図である。
【図6】図1のCCDカメラの水平ビニング動作のタイ
ミング・チャートである。
【図7】図1のCCDカメラのビニング・サブアレイ動
作のフローチャートである。
【符号の説明】
1…クロック回路、2…制御回路、3…タイミング発生
回路、4…被写体、5…CCD、6…CDS回路、7…
A/Dコンバーター、11…発振器、12…高速分周
器、13…低速分周器、14…セレクター、21…垂直
アドレスカウンター、22…水平アドレスカウンター、
23…モードテーブルメモリ、24…制御CPU、25
…入出力インターフェース、26…ラッチ、51…画
素、52…水平転送レジスタ、53…リセットゲート、
54…コンデンサー、55…読み出し回路、56…出力
FET。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元に撮像画素が配列されており、隣
    接する複数の画素の蓄積電荷を加算して読み出すビニン
    グと、所定の画素領域の蓄積電荷のみを指定して読み出
    すサブアレイ機能を備えるCCDカメラにおいて、 前記撮像画素ごとの蓄積電荷の転送と消去のタイミング
    を指示する信号を送出することにより、画素ごとの電荷
    転送速度を制御するタイミング発生回路と、 ビニング及び/又はサブアレイ機能を利用した撮影パタ
    ーンに応じた各画素からの電荷読み出しパターンを求め
    て、このパターンに応じて前記タイミング発生回路の信
    号送出パターンを制御する制御回路と、 を備えるCCDカメラ。
  2. 【請求項2】 蓄積開始前と読み出し直前の電荷量をサ
    ンプルホールドして、その差を有効な蓄積電荷量として
    読み出すノイズ除去回路をさらに備える請求項1記載の
    CCDカメラ。
JP29903097A 1997-10-30 1997-10-30 Ccdカメラ Expired - Fee Related JP4015242B2 (ja)

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