JPH11138081A - 塗工装置 - Google Patents

塗工装置

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JPH11138081A
JPH11138081A JP32214797A JP32214797A JPH11138081A JP H11138081 A JPH11138081 A JP H11138081A JP 32214797 A JP32214797 A JP 32214797A JP 32214797 A JP32214797 A JP 32214797A JP H11138081 A JPH11138081 A JP H11138081A
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JP
Japan
Prior art keywords
mist
coating apparatus
coating
blade
mist nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP32214797A
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English (en)
Inventor
Koichi Yuki
幸一 結城
Hiroaki Tagashira
弘章 田頭
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料の堆積成長を防止でき、しかもコーティ
ングヘッドに温度ムラが発生せず、作業員が負傷する危
険を無くした塗工装置を提供する。 【解決手段】 塗工装置のコーティングヘッドを構成す
るファウンテンヘッダー2、プレブレード13、掻取り
ブレード15、または塗工ロッド23のそれぞれの全幅
に、水とエアーを混合したミストを噴霧するミストノズ
ルA、A1、A2を配設し、常時前記ヘッダー2、ブレ
ード13、15またはロッド23に水分を付与し、塗料
が堆積しないようにした。水とエアーを混合したミスト
を用いるので、温度ムラが生じず、負傷の危険もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗工装置に関する。
さらに詳しくは、抄紙機で抄造された原紙の表面に塗料
を塗布するための塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗工装置には種々のタイプのものがある
が、いずれもヘッダーやブレード、ロッドで原紙の表面
に塗料を塗布するようになっている。これらの塗工装置
では、作業中に塗工液がヘッダーやブレードの背面、ロ
ッドホルダーに付着することがあり、このように塗工液
が付着後成長すると、塗面に筋が付いて塗工紙の品質を
低下させてしまう。そこで、上記のような問題を解決し
ようとした従来の塗工装置として、実用新案登録第25
01724号公報(従来例I)や特公平7−11034
6号公報(従来例II)に記載されたものが提案されてい
る。前記従来例Iは、ファウンテン型塗工装置であり、
ファウンテンヘッダーの先端のリップ部に蒸気を噴射し
て付着した塗料が乾かないようにしており、前記従来例
IIはプレブレード型塗工装置であり、ブレードに蒸気を
噴射して付着した塗料が乾かないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来例
I、IIでは、蒸気によってノズルやロッドの背表面を適
度に濡らし、塗料が乾いて堆積するのを防止できるが、
これらの方法では蒸気を使用することから対象物の温度
ムラが発生し、塗工装置の幅方向における塗工プロファ
イルを悪化させるという問題があった。また、蒸気の供
給パイプをコーティングヘッドの近傍に配置する必要が
あることから、装置の保守点検を行う際、例えば洗浄や
交換等の際に、高温の蒸気パイプと接触し、作業員が火
傷を負う危険があった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、塗料の堆積を
防止でき、しかもコーティングヘッドに温度ムラが発生
せず、作業員が負傷する危険を無くした塗工装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の塗工装置は、
塗工装置のコーティングヘッドを構成するヘッダー、ブ
レードまたはロッドの近傍に、水とエアーを混合したミ
ストを噴霧するミストノズルを配設し、前記ヘッダー、
ブレードまたはロッドの全幅にミストを噴霧し常時湿ら
せるようにしたことを特徴とする。請求項2の塗工装置
は、前記ミストノズルまたは該ミストノズルに水を供給
する給水配管に、水の圧力を調節する設定器を設けたこ
とを特徴とし、請求項3の塗工装置は、前記ミストノズ
ルまたは該ミストノズルに水を供給する給水配管に、水
の流量を調節する設定器を設けたことを特徴とする。圧
力を調節する設定器と流量を調節する設定器は、いずれ
か一方を設けることでもよいが、両方を設けることが好
ましく、請求項2を引用する請求項3の発明は圧力と流
量を調整する両方の設定器を設けた構成を特定してい
る。請求項4の塗工装置は、前記ミストノズルまたは該
ミストノズルにエアーを供給するエアー配管に、エアー
の圧力を調節する設定器を設けたことを特徴とし、請求
項5の塗工装置は、前記ミストノズルまたは該ミストノ
ズルにエアーを供給するエアー配管に、エアーの流量を
調節する設定器を設けたことを特徴とする。エアー圧力
を調節する設定器とエアー流量を調節する設定器は、い
ずれか一方を設けることでもよいが、両方を設けること
が好ましく、請求項4を引用する請求項5の発明は圧力
と流量を調節する両方の設定器を設けた構成を特定して
いる。また請求項2、3を引用する請求項4、5の発明
は水の流量と圧力を調節する設定器とエアーの流量と圧
力を調節する設定器の組合せの構成を特定している。請
求項6〜8は、各種の型式の塗工装置に係る構成を特定
したもので、請求項6の塗工装置は、ファウンテン型塗
工装置であって、該塗工装置のファウンテンヘッダーま
たはブレードに対してミストを噴霧するよう前記ミスト
ノズルが配置されていることを特徴とする。請求項7の
塗工装置は、プレブレード型塗工装置であって、該塗工
装置のプレブレードまたはブレードに対してミストを噴
霧するよう前記ミストノズルが配置されていることを特
徴とする。請求項8の塗工装置は、フィルム転写型塗工
装置であって、該塗工装置のロッドまたはグレードにミ
ストを噴霧するよう前記ミストノズルが配置されている
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は請求項1および請求項6の発
明の一実施形態に係るファウンテン型塗工装置の要部側
面図、図2は同塗工装置の要部斜視図、図3は請求項1
および請求項7の発明の一実施形態に係るプレブレード
型塗工装置の要部側面図、図4は請求項1および請求項
8の発明の一実施形態に係るフィルム転写型塗工装置の
要部側面図、図5はミストノズルの給水エアー配管図で
ある。
【0007】図1〜2に基づき、ファウンテン型塗工装
置の実施形態を説明する。1はバッキングロールで、こ
のバッキングロール1の回転により、バッキングロール
1の表面に沿って原紙Wが矢印方向に移動していく。2
はファウンテンヘッダーで、バッキングロール1の下方
に配置されている。また、このファウンテンヘッダー2
は、前リップ部3と後リップ部4を有し、前後リップ部
3、4の間のノズル5から上向きに塗料aを噴射するよ
うになっている。
【0008】ファウンテンヘッダー2は、バッキングロ
ール1と略同一の幅を有し、原紙Wの全幅に塗料を塗布
できるようになっている。前記ファウンテンヘッダー2
から原紙Wの進行方向前方に離れた位置には、ブレード
またはロッドからなる計量部6が配置されており、原紙
Wの表面に塗布された塗料aを平滑に掻き取るようにし
ている。
【0009】A1、A2はミストノズルで、前リップ部
3の背面と後リップ部4の背面に向けミストを噴霧する
位置に配置されている。また、その数はファウンテンヘ
ッダー2の全幅にミストを噴霧するに必要な数がファウ
ンテンヘッダー2の幅方向に沿って設けられている。し
たがって、幅の広い装置ほどミストノズルA1、A2の
数が増え、幅の狭い装置では、ミストノズルA1、A2
の数が少なくなり、例えば装置の幅方向の両端あるいは
一端のみの設置でよいこともある。なお、ノズルを用い
ずブレードを用いる塗工装置にあっては、ブレードにミ
ストを噴霧する位置にミストノズルA1、A2を配置す
ればよい。
【0010】前記ミストノズルA1、A2によってミス
トをファウンテンヘッダー2のリップ部3、4の背面に
吹きつけ、常時その表面が乾かないようにすると、塗料
が付着しても堆積しなくなる。このため、塗面cに筋が
付くような不都合が生じない。
【0011】つぎに、図3に基づき、プレブレード型塗
工装置の実施形態を説明する。バッキングロール1の回
転によりバッキングロール1の表面に沿って原紙Wが走
行する点は前記実施形態と同様である。11は塗工液供
給ヘッダー、12はアプリケータビームであり、13は
プレブレードである。プレブレード13は塗工液供給ヘ
ッダー11から供給された塗料aを供給する際に幅方向
に均一に塗料aを供給するために設けられている。
【0012】14はブレードビームで、この先端に掻取
りブレード15が取り付けられている。この掻取りブレ
ード15によって、原紙Wに塗布する塗料aの厚さを均
一にしている。16は液回収タンクで前記掻取りブレー
ド15によって掻き落とされた余分の塗料aを回収する
ものである。A1、A2、A3はミストノズルである。
ミストノズルA1、A2はプレブレード13にミストを
噴霧する位置に、ミストノズルA3は掻取りブレード1
5にミストを噴霧する位置に設けられている。
【0013】本実施形態においても、前記ミストノズル
A1、A2、A3によって、ミストを各ブレード13、
15の背面に吹き付け、常時その表面が乾かないように
しているので、塗料が堆積しなくなる。
【0014】つぎに、図4に基づき、フィルム転写型塗
工装置の実施形態を説明する。この実施形態において
も、バッキングロール1の回転によってバッキングロー
ル1の表面に沿って原紙Wが走行する。21はヘッダー
パイプ、22はノズルで塗料を供給している。23は塗
工ロッドで、ロッドホルダー24に回転可能に保持さ
れ、アジャスター25の先端に取り付けられている。そ
して、バッキングロール1の回転方向とは逆方向に回転
される塗工ロッド23によりヘッダーパイプ21から供
給された塗料aの厚さが均一になるように構成されてい
る。Aはミストノズルであり、前記塗工ロッド23及び
ロッドホルダー24に向けてミストを噴霧する位置に配
置されている。なお、ロッドを用いずブレードを用いる
塗工装置にあっては、ブレードにミストを噴霧する位置
にミストノズルAを配置すればよい。
【0015】本実施形態においても、前記ミストノズル
Aによって、ミストをロッド23及びロッドホルダー2
4に吹き付け、常時その表面が乾かないようにしている
ので、塗料がふりかかっても堆積しなくなる。
【0016】前記各ミストノズルAは、図5に示すよう
に、供給される水とエアーの圧力と流量を調節できるよ
うに構成するのが好ましい。ノズル口径によっても変わ
るが流量としては水は 1.1リットル/H〜15.6リットル
/H、空気は13.4リットル/分〜25リットル/分が好
ましい。ミストノズルAには水を供給する給水配管31
とエアーを供給するエアー配管41が接続されており、
ミストノズルA内で空気とエアーが混合し、ミストとな
って噴霧するようになっている。給水配管31には、給
水源であるポンプ32が接続され、配管途中にフィルタ
33、電磁開閉弁34、圧力制御弁35、流量制御弁3
6が介装されている。
【0017】エアー配管41には、エアー供給源である
コンプレッサ42、フィルタ43、エアータンク47が
接続され、配管途中に電磁開閉弁44、圧力制御弁4
5、流量制御弁46が介装されている。前記圧力制御弁
35、45および流量制御弁36、46は、ミストノズ
ルAに内蔵したものでもよく、配管31、41に介装し
たものでもよい。
【0018】電磁開閉弁34、44は、水やエアーの供
給を開始したり止めたりする制御のほか、間欠的に供給
する場合の制御にも用いられる。圧力制御弁35、45
と流量制御弁36、46は、塗工装置の運転条件や塗料
の種類、原紙の性状等により、水と空気の圧力および/
または流量を調節するために設けられており、いずれか
一方を用いてもよく、両方を用いてもよい。これらの圧
力制御弁35、45や流量制御弁36、46の設定値を
調節することにより、ヘッダーやブレードロッドが最低
の水量で常時湿らせるように調整する。
【0019】ミストノズルAから噴射される霧状の水
(ミスト)は通常は連続的に吹きつけられるが、湿り具
合により水量を少なくしてもよく、その場合は間欠的に
噴霧すればよい。この場合、前記電磁開閉弁34、44
により噴霧デューティ比を設定すればよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1および請求項6〜8の発明によ
れば、塗料を塗布するヘッダーやブレード、ロッドの全
幅にミストを噴霧するので、塗料が付着しても堆積する
ことがない。よって塗面に不具合が発生しない。また、
温度の低い水を用いるので、温度ムラが生じず、作業員
が火傷を負うこともない。請求項2〜5の塗工装置によ
れば、水とエアーの供給量や供給圧力を、塗工装置の運
転条件や、塗料の性状、原紙の種類に応じて最適に設定
できるので、最低の水量で塗料の堆積成長の抑制を効果
的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項6の発明の一実施形態に
係るファウンテン型塗工装置の要部側面図である。
【図2】同塗工装置の要部斜視図である。
【図3】請求項1および請求項7の発明の一実施形態に
係るプレブレード型塗工装置の要部側面図である。
【図4】請求項1および請求項8の発明の一実施形態に
係るフィルム転写型塗工装置の要部側面図である。
【図5】ミストノズルの給水エアー配管図である。
【符号の説明】
1 バッキングロール 2 ファウンテンヘッダー 13 プレブレード 15 掻取りブレード 23 塗工ロッド A ミストノズル A1 ミストノズル A2 ミストノズル A3 ミストノズル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗工装置のコーティングヘッドを構成する
    ヘッダー、ブレードまたはロッドの近傍に、水とエアー
    を混合したミストを噴霧するミストノズルを配設し、前
    記ヘッダー、ブレードまたはロッドの全幅にミストを噴
    霧し常時湿らせるようにしたことを特徴とする塗工装
    置。
  2. 【請求項2】前記ミストノズルまたは該ミストノズルに
    水を供給する給水配管に、水の圧力を調節する設定器を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の塗工装置。
  3. 【請求項3】前記ミストノズルまたは該ミストノズルに
    水を供給する給水配管に、水の流量を調節する設定器を
    設けたことを特徴とする請求項1または2記載の塗工装
    置。
  4. 【請求項4】前記ミストノズルまたは該ミストノズルに
    エアーを供給するエアー配管に、エアーの圧力を調節す
    る設定器を設けたことを特徴とする請求項1、2または
    3記載の塗工装置。
  5. 【請求項5】前記ミストノズルまたは該ミストノズルに
    エアーを供給するエアー配管に、エアーの流量を調節す
    る設定器を設けたことを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の塗工装置。
  6. 【請求項6】前記塗工装置がファウンテン型塗工装置で
    あって、該塗工装置のファウンテンヘッダーまたはブレ
    ードに対してミストを噴霧するよう前記ミストノズルが
    配置されていることを特徴とする請求項1、2、3、4
    または5記載の塗工装置。
  7. 【請求項7】前記塗工装置がプレブレード型塗工装置で
    あって、該塗工装置のプレブレードおよび掻取りブレー
    ドに対してミストを噴霧するよう前記ミストノズルが配
    置されていることを特徴とする請求項1、2、3、4ま
    たは5記載の塗工装置。
  8. 【請求項8】前記塗工装置がフィルム転写型塗工装置で
    あって、該塗工装置のロッドまたはブレードにミストを
    噴霧するよう前記ミストノズルが配置されていることを
    特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の塗工装
    置。
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