JPH11138923A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH11138923A
JPH11138923A JP31194897A JP31194897A JPH11138923A JP H11138923 A JPH11138923 A JP H11138923A JP 31194897 A JP31194897 A JP 31194897A JP 31194897 A JP31194897 A JP 31194897A JP H11138923 A JPH11138923 A JP H11138923A
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一夫 大山
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西端  望
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の状態(コックリング、カール等)
にかかわらず、該記録媒体の記録ヘッド側への紙浮きを
防止すること。 【解決手段】 記録媒体7の搬送方向に伸びるリブ18が
搬送方向と交差する方向に複数設けられ、記録ヘッド1
の対向位置において記録媒体7を案内支持するプラテン
19と、記録領域よりも上流側で且つ記録媒体7の記録面
側に搬送方向と交差する方向に複数配置され、記録媒体
7を前記プラテン19側に押さえるように該記録媒体7の
剛性に応じて弾性変形する弾性部材23と、を有し、前記
弾性部材23を前記プラテン19のリブ18間の対向位置に且
つ前記プラテン19のリブ18間に入り込むように配置した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録手段によって記
録媒体に記録を行う記録装置に関し、詳細には、例えば
インクジェット方式のプリンタ等の記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット方式の記録装置に
おいて、鮮明で高品位な印字結果を得るためには、様々
な条件の記録媒体(インクの付与によってコックリング
を発生している記録媒体や、元々の湿気等によりカール
を発生している記録媒体)に対しても、プラテンから記
録ヘッドの方向への紙浮きを防止しつつ、記録媒体の表
面と記録ヘッドとの間隔(以下、「紙間」という)をで
きるだけ狭く設定する必要がある。
【0003】これらを実現する装置の第1の従来例とし
ては、特開平4−69264号公報等に記載されている
ように、記録媒体の搬送方向上流部をプラテン側に紙押
さえ部材で押し付ける構成がある。また第2の従来例と
しては、特開昭61−95966号公報、特開平3−2
9359号公報等に記載されているように、プラテンに
複数の小径の穴を設け、負圧発生手段を用いて発生させ
た吸引力により記録媒体をプラテンに密着させる構成が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例のように、印字範囲の上流部を紙押さえ部材
でプラテンに押し付ける構成では印字範囲が狭く、しか
も記録媒体をプラテン側に押し付けている位置(印字領
域よりも搬送方向上流部)から、該記録媒体が次に押し
付けられる位置(例えば排紙ローラ対)までの距離が短
い場合には有効な手段であったが、印字ヘッドの印字幅
が広く、次に押し付けられる位置までの距離が長い場合
には、押し付けている位置から離れるほど、その効果が
薄れ、コックリングや紙浮きが発生しやすかった。特に
記録画像が高濃度の場合、多量のインクが記録媒体に打
ち込まれ、大きなコックリングが発生し、印字ヘッドに
接触して画像を乱したり、ヘッドの目詰まりを発生する
ことになるため、紙間を広めに設定しておく必要があっ
た。
【0005】また、上記第2の従来例では、負圧発生手
段を用いて記録媒体を吸引するため、装置が大掛かりに
なり、コストが高く、また吸気/排気音が大きいという
問題があった。更にサイズの異なる記録媒体を用いる場
合、それぞれのサイズに合わせて、記録媒体が覆わない
プラテン上の小径の穴を封止する手段を新たに設けなけ
れば、所望の吸引力を得ることができないという問題が
あった。
【0006】そこで、本発明の目的は、低コスト且つ簡
単な構成で、記録媒体の状態(コックリング、カール
等)にかかわらず、該記録媒体の記録ヘッド側への紙浮
きを防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、搬送手段によって記録媒体
を搬送し、記録手段の記録領域にて記録を行う記録装置
において、記録媒体の搬送方向に伸びる凸部が搬送方向
と交差する方向に複数設けられ、記録手段の対向位置に
おいて記録媒体を案内支持するプラテンと、記録領域よ
りも上流側で且つ記録媒体の記録面側に搬送方向と交差
する方向に複数配置され、記録媒体を前記プラテン側に
押さえるように該記録媒体の剛性に応じて弾性変形する
弾性部材とを有し、前記弾性部材を前記プラテンの凸部
間の対向位置に且つ前記プラテンの凸部間に入り込むよ
うに配置したことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、記録領域よりも上流側
で且つ記録媒体の記録面側で、記録媒体を前記プラテン
側に押さえるように該記録媒体の剛性に応じて弾性変形
する弾性部材を、記録手段の対向位置において記録媒体
を案内支持するプラテンの凸部間の対向位置に且つ前記
凸部間に入り込むように配置しているので、少なくとも
記録領域において記録媒体を波打ち形状にし、該記録媒
体にコシを付与することができ、これにより、例えばカ
ールしている記録媒体を記録手段側に浮かなくすること
が可能となる。
【0009】また、弾性部材を用いているので、コック
リングの成長、即ち記録媒体の剛性の低下にあわせて該
記録媒体を確実にプラテンの凸部間側に押さえ込むこと
ができ、記録手段との接触を防げるので、記録媒体の記
録面と記録手段との間隔を狭く設定することが可能とな
る。
【0010】しかも記録媒体の剛性によって波打ちの付
与量が異なるので、例えば、コックリングが発生しやす
い薄手の記録媒体である普通紙等は大きめの波打ちを付
与でき、コックリングを確実にプラテンの凸部間に押さ
え込むことができる。また、より高品位な記録結果が要
求され、コックリングがほとんど発生しない厚手の記録
媒体である専用紙等では、紙自体の剛性が強いので波打
ち量が少なくなる分、記録媒体の記録面と記録手段との
間隔が狭くなり高品位な記録結果を得ることが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用した記録装置の実施の形態について具体的に説明す
る。
【0012】〔第1実施形態〕第1実施形態に係る記録
装置について図面を用いて詳しく説明する。まず、図1
及び図2を用いて本記録装置の概略構成について説明す
る。図1は本実施形態に係る記録装置の記録部周辺の断
面図、図2は概略斜視図である。
【0013】図1において、1は記録手段としての記録
ヘッドであり、記録媒体にインク像を記録するものであ
る。この装置における記録手段としては、記録ヘッドか
らインクを吐出して記録するインクジェット記録方式を
用いている。
【0014】前記記録ヘッド1は、キャリッジ2に着脱
自在に搭載されている。このキャリッジ2はガイドレー
ル3に摺動自在に支持され、且つキャリッジ2から突出
したガイドコロ4が支持レール5に摺動回転可能に支持
されている。従って、前記キャリッジ2が、不図示のキ
ャリッジモータによりタイミングベルト6を介してガイ
ドレール3と支持レール5上を走査し、該キャリッジ2
に搭載された記録ヘッド1から記録媒体の所定位置にイ
ンク滴を付与して記録を行う。
【0015】一方、記録媒体7は不図示の給紙機構によ
り、不図示のモータにより駆動される上流側搬送ローラ
8と、該上流側搬送ローラ8に付勢バネ11によって圧接
され従動回転するレジストローラ9とで形成されるレジ
ストローラ対10のニップ位置まで給紙され、斜行等を矯
正された後、該レジストローラ対10の回転により前記記
録ヘッド1の記録領域に搬送される。
【0016】そして、記録ヘッド1の記録領域下流に
は、記録領域を通過した記録媒体7を不図示の排紙トレ
イに排出する下流側搬送ローラ12と、該下流側搬送ロー
ラ12に付勢バネ15よって圧接され従動回転する拍車13が
設けられており、排紙ローラ対14を形成している。
【0017】尚、ここで拍車とは、記録媒体との接触面
積が小さく、記録後の記録面に接触しても該記録媒体の
記録像を乱すことがないように構成したものである。
【0018】次に記録領域近傍の構成について説明す
る。図1及び図2に示すように、記録ヘッド1の記録領
域上流には弾性部材取付板16が設けられている。記録ヘ
ッド1の対向位置には、記録媒体7を案内支持するプラ
テン19が配置されており、該プラテン19には記録媒体7
の搬送方向と平行な方向に伸びる凸部であるリブ18が記
録媒体搬送方向と交差する幅方向に複数形成されてい
る。このプラテン19は装置本体に固定されている。ま
た、記録媒体7を前記プラテン19側に押さえるように該
記録媒体7の剛性に応じて弾性変形する弾性部材23は、
記録ヘッド1の記録領域上流で且つ記録媒体7の記録面
側に搬送方向と交差する幅方向に複数配置され、前記プ
ラテン19のリブ18間に対向するように前記弾性部材取付
板16に両面テープ22を介して貼り付けられ、且つ前記リ
ブ18間に侵入するように配置されている。従って、記録
媒体7は、リブ18とリブ18間に侵入した弾性部材23によ
り、リブ18部分で頂点となり、リブ18間で谷となる波打
ち形状となる。これにより、少なくとも記録ヘッド1の
記録領域において記録媒体7にコシが付与されるので、
例えばカールしている記録媒体であっても記録ヘッド側
に浮かなくすることが可能となる。
【0019】尚、本実施形態では、前記弾性部材23は、
前記プラテン19のリブ18間の搬送方向と交差する方向に
おける略中央位置に配置されている。また本実施形態で
は、弾性部材23は、シート状のPETフィルムを加工し
たもの若しくは金属の薄板を使用している。
【0020】次に、図3及び図4を用いて記録前後の記
録媒体の挙動について、特にコックリングが発生しやす
い薄手の記録媒体である普通紙を例にとって説明する。
図3及び図4は図1におけるA矢視図であり、図3は記
録前の普通紙の状態を示し、図4は記録後にコックリン
グが発生した普通紙の状態を示したものである。
【0021】普通紙24は、レジストローラ対10により搬
送され、プラテン19のリブ18間に侵入するように配置さ
れた弾性部材23によって、プラテン19のリブ18で頂点と
なり、リブ18間で谷となる緩やかな波打ち形状が付与さ
れる。ここでの波打ち量(X)は、普通紙24の剛性と弾
性部材23の弾性力によって決まる。
【0022】この時の普通紙24の波打ち量(X)は、0.
1 〜0.3 mm程度であり、記録する際の紙面への吐出精
度はほとんど無視できる程度である。即ち、記録品位を
低下させるものではない。また、図4に示すように、弾
性部材23によって普通紙24は確実にプラテンリブ18に沿
う形になるため、記録品位を左右する紙間はプラテンリ
ブ18と記録ヘッド1の寸法を管理するだけで良いことと
なる。また、普通紙24の先端がプラテンリブ18から浮い
て、記録ヘッド1を擦ったりすることもなくなる。
【0023】次に、普通紙24に主な溶媒として水を用い
た記録インクが打ち込まれると、普通紙24は水分を吸収
することにより膨潤し、コックリングが発生する。ここ
で本実施形態では、弾性部材23により普通紙24をリブ18
間に下向きに付勢しているため、コックリングは確実に
下向きに発生し、図4におけるコックリングの発生した
普通紙25のように、波打ち量(X)から(X+Δx)へ
と増加することで、紙の膨潤を吸収し、記録ヘッド1側
に浮き上がるのを防止できる。しかも記録インクの打ち
込み量、即ち紙の剛性の低下に合わせて、徐々にコック
リング高さ(Δx)が増加するので、必要以上に紙間が
広がることがなく、高品位な記録結果を得ることが可能
となる。
【0024】また排紙ローラ対14をプラテン19上に設け
たリブ18の下流に設け、プラテン19の凹凸と略同一の断
面を持たせるように配置(排紙ローラ対14のニップ位置
がプラテンリブ18の頂点の位置と搬送方向同一直線上に
並ぶように配置)しているので、弾性部材23によって付
与された波打ちや、発生したコックリングが排紙ローラ
対14によって乱されることがない。
【0025】しかも、より高品位な記録結果が要求さ
れ、コックリングがほとんど発生しない厚手の記録媒体
である専用紙(厚紙)26では、紙自体の剛性が強いの
で、図5に示すように弾性部材23が弾性変形させられ、
波打ち量(Y)が少なくなる。その分、紙間が狭くな
り、より高品位な記録結果を得ることが可能になる。
【0026】また、雰囲気環境による記録媒体のカール
の問題がある。これは、雰囲気環境、特に急激な湿度変
化に関係し、高湿度な環境においては記録媒体が吸湿し
膨潤するために発生し、逆に低湿度の場合にもそれまで
含有されていた水分が記録媒体の外に放出されるために
記録媒体の収縮が発生し、カールとなるが、本実施形態
では、前述の如くして記録媒体に波打ちを施すことによ
り、記録媒体にコシの強さが与えられると同時に、記録
媒体のカールも矯正されるので、記録ヘッド側に浮くこ
とを防止できる。
【0027】〔第2実施形態〕第2実施形態に係る記録
装置について図面を用いて詳しく説明する。まず、図6
及び図7を用いて本記録装置の概略構成について説明す
る。図6は本実施形態に係る記録装置の記録部周辺の断
面図、図7は概略斜視図である。
【0028】図6において、1は記録手段としての記録
ヘッドであり、記録媒体にインク像を記録するものであ
る。この装置における記録手段としては、記録ヘッドか
らインクを吐出して記録するインクジェット記録方式を
用いている。
【0029】前記記録ヘッド1は、キャリッジ2に着脱
自在に搭載されている。このキャリッジ2はガイドレー
ル3に摺動自在に支持され、且つキャリッジ2から突出
したガイドコロ4が支持レール5に摺動回転可能に支持
されている。従って、前記キャリッジ2が、不図示のキ
ャリッジモータによりタイミングベルト6を介してガイ
ドレール3と支持レール5上を走査し、該キャリッジ2
に搭載された記録ヘッド1から記録媒体の所定位置にイ
ンク滴を付与して記録を行う。
【0030】一方、記録媒体7は不図示の給紙機構によ
り、不図示のモータにより駆動される上流側搬送ローラ
8と、該上流側搬送ローラ8に付勢バネ11によって圧接
され従動回転するレジストローラ9とで形成されるレジ
ストローラ対10のニップ位置まで給紙され、斜行等を矯
正された後、該レジストローラ対10の回転により前記記
録ヘッド1の記録領域に搬送される。
【0031】そして、記録ヘッド1の記録領域下流に
は、記録領域を通過した記録媒体7を不図示の排紙トレ
イに排出する下流側搬送ローラ12と、該下流側搬送ロー
ラ12に付勢バネ15よって圧接され従動回転する拍車13が
設けられており、排紙ローラ対14を形成している。
【0032】尚、ここで拍車とは、記録媒体との接触面
積が小さく、記録後の記録面に接触しても該記録媒体の
記録像を乱すことがないように構成したものである。
【0033】次に記録領域近傍の構成について説明す
る。図6及び図7に示すように、記録ヘッド1の記録領
域上流には記録媒体7をガイドしその上面規制を行うガ
イド部材としての紙押さえ板28が設けられ、記録媒体7
の記録面と記録ヘッド1の間隔(以下、「紙間」とい
う)を所定間隔にする位置に固定されている。記録ヘッ
ド1の対向位置には、記録媒体7を案内支持するプラテ
ン19が配置されており、該プラテン19には記録媒体7の
搬送方向と平行な方向に伸びる凸部であるリブ18が記録
媒体搬送方向と交差する方向に複数形成されている。こ
のプラテン19はプラテン支持台20に案内支持されてお
り、プラテン19の摺動面19aがプラテン支持台20のプラ
テン案内面20aに案内されることにより矢印D方向に移
動する。プラテン19とプラテン支持台20の間には付勢部
材としてのプラテンバネ21が掛けられている。このプラ
テンバネ21は、プラテン19の摺動面19aをプラテン支持
台20のプラテン案内面20aに倣わすとともに、プラテン
19の記録媒体支持面を搬送方向と平行に移動させ、記録
媒体7の記録面を紙押さえ板28へ圧接し、記録媒体7の
厚みによらず、紙間を一定に保持するための付勢力を発
生する。また、記録媒体7を前記プラテン19側に押さえ
るように該記録媒体7の剛性に応じて弾性変形する弾性
部材23は、記録ヘッド1の記録領域上流で且つ記録媒体
7の記録面側に搬送方向と交差する幅方向に複数配置さ
れ、前記プラテン19のリブ18間に対向するように前記紙
押さえ板28に両面テープ22を介して貼り付けられ、且つ
前記リブ18間に侵入するように配置されている。従っ
て、記録媒体7は、リブ18とリブ18間に侵入した弾性部
材23により、リブ18部分で頂点となり、リブ18間で谷と
なる波打ち形状となる。これにより、少なくとも記録ヘ
ッド1の記録領域において記録媒体7にコシが付与され
るので、例えばカールしている記録媒体であっても記録
ヘッド側に浮かなくすることが可能となる。
【0034】尚、本実施形態では、前記プラテン19は、
図7に示すように搬送方向に交差する方向に沿って複数
に分割され、各々にプラテンバネ21が掛けられている。
従って、記録媒体7の幅寸法(搬送方向と交差する方向
の寸法)の違いにかかわらず、記録媒体7を確実に紙押
さえ板28へ圧接することができる。
【0035】次に、図8及び図9を用いて記録前後の記
録媒体の挙動について、特にコックリングが発生しやす
い薄手の記録媒体である普通紙を例にとって説明する。
図8及び図9は図6におけるA矢視図であり、図8は記
録前の普通紙の状態を示し、図9は記録後にコックリン
グが発生した普通紙の状態を示したものである。
【0036】普通紙24の先端が、レジストローラ対10に
より搬送され、紙押さえ板28とプラテン19のリブ18間に
侵入する際に、普通紙24の厚みの分だけプラテン19が記
録ヘッド1に対し平行に押し下げられ、普通紙24と記録
ヘッド1との間隔が所定の間隔に保持される。同時に、
プラテン19のリブ18間に侵入するように配置された弾性
部材23によって、普通紙24はプラテン19のリブ18で頂点
となり、リブ18間で谷となる緩やかな波打ち形状が付与
される。ここでの波打ち量(X)は、普通紙24の剛性と
弾性部材23の弾性力によって決まる。
【0037】次に、普通紙24に主な溶媒として水を用い
た記録インクが打ち込まれると、普通紙24は水分を吸収
することにより膨潤し、コックリングが発生する。ここ
で本実施形態では、弾性部材23により普通紙24をリブ18
間に下向きに付勢しているため、コックリングは確実に
下向きに発生し、図9におけるコックリングの発生した
普通紙25のように、波打ち量(X)から(X+Δx)へ
と増加することで、紙の膨潤を吸収し、記録ヘッド1側
に浮き上がるのを防止できる。しかも記録インクの打ち
込み量、即ち紙の剛性の低下に合わせて、徐々にコック
リング高さ(Δx)が増加するので、必要以上に紙間が
広がることがなく、高品位な記録結果を得ることが可能
となる。
【0038】また排紙ローラ対14をプラテン19上に設け
たリブ18の下流に設け、プラテン19の凹凸と略同一の断
面を持たせるように配置(排紙ローラ対14のニップ位置
がプラテンリブ18の頂点の位置と搬送方向同一直線上に
並ぶように配置)しているので、弾性部材23によって付
与された波打ちや、発生したコックリングが排紙ローラ
対14によって乱されることがない。
【0039】しかも、より高品位な記録結果が要求さ
れ、コックリングがほとんど発生しない厚手の記録媒体
である専用紙26では、紙自体の剛性が強いので、図10に
示すように弾性部材23が弾性変形させられ、波打ち量
(Y)が少なくなる。その分、紙間が狭くなり、より高
品位な記録結果を得ることが可能になる。
【0040】また、雰囲気環境による記録媒体のカール
の問題がある。これは、雰囲気環境、特に急激な湿度変
化に関係し、高湿度な環境においては記録媒体が吸湿し
膨潤するために発生し、逆に低湿度の場合にもそれまで
含有されていた水分が記録媒体の外に放出されるために
記録媒体の収縮が発生し、カールとなるが、本実施形態
では、前述の如くして記録媒体に波打ちを施すことによ
り、記録媒体にコシの強さが与えられると同時に、記録
媒体のカールも矯正されるので、記録ヘッド側に浮くこ
とを防止できる。
【0041】尚、本実施形態では、プラテン19上に設け
られたリブ18の高さが全て同一の高さの場合を説明した
が、これに限定されるものではなく、前記プラテン19上
に設けられた複数のリブ18の高さが2種類以上ある構
成、例えば図11及び図12に示すように、リブ18よりも低
い補助リブ18aを配置した構成としても良い。
【0042】図11は記録前の普通紙24aの状態を表し、
図12は記録後にコックリングが発生した普通紙25aの状
態を表すものである。特にコックリングが大きく発生す
る薄手の記録媒体である普通紙等は、リブ18間だけで紙
の膨潤を吸収しようとした場合、1つ1つのコックリン
グが大きくなり、記録ヘッド1との間隔(紙間)が広が
ってしまう。これを防止するために、リブ18のピッチ
(搬送方向と交差する方向の間隔)を狭くし、1つ1つ
のコックリングを小さくしようとすると、記録前の状態
において、本来フラットであろうとする記録媒体に矛盾
が生じてしまい、いくつかのリブ18間で谷が形成でき
ず、逆に記録ヘッド側に突出する山が発生してしまうこ
とが実験で確認されている。そこで、このような記録媒
体においてもコックリングを低く押さえるために、リブ
18よりも高さの低い補助リブ18aをリブ18間に配置した
構成としている。この構成にすることで、記録前の状態
では普通紙24aは補助リブ18aに触れず、リブ18間で谷
となる波打ち形状が付与される(図11参照)。次に記録
後は普通紙25aの膨潤はリブ18間で分散し、更に補助リ
ブ18aに当接し、リブ18aと補助リブ18a間にも波打ち
(コックリング)が発生するので、1つ1つのコックリ
ングを低く押さえることが可能となる(図12参照)。
【0043】また、本実施形態においては、弾性部材23
の紙押さえ板28への取り付けを、両面テープ22によって
行う例を記載したが、これに限定されるものではなく、
同様の構成が得られる、例えば接着や別部材を使用した
組み付けとしても良い。
【0044】〔第3実施形態〕第3実施形態に係る記録
装置について図面を用いて詳しく説明する。図13は本実
施形態に係る記録装置の記録部周辺を示す概略斜視図、
図14は図13におけるA矢視図である。尚、前述した実施
形態と同一部材には同一符号を付し、説明を省略する。
【0045】本実施形態では、図13及び図14に示すよう
に、記録ヘッド1の記録領域下流に、前記弾性部材23が
プラテンリブ18間に侵入するのと同じ量だけ、下流側搬
送ローラ(排紙ローラ)12間に侵入するように拍車27を
設けた。尚、ここで拍車とは、記録媒体との接触面積が
小さく、記録後の記録面に接触しても該記録媒体の記録
像を乱すことがないように構成したものである。この拍
車27は、記録媒体の搬送に従動回転するように支持さ
れ、不図示の付勢手段により記録媒体の剛性の強弱に合
わせて、記録ヘッド1の方向へ移動可能な状態に付勢さ
れている。これにより、記録ヘッド1の記録領域下流に
おいて、拍車27が弾性部材23と同じ役割を果たす。従っ
て、記録媒体に対して記録領域の上流と下流で波打ち形
状を付与することが可能となるとともに、リブ18間で確
実にコックリングを下向きに発生させることができる。
【0046】また、記録媒体の後端が紙押さえ板28及び
弾性部材23を通過した後も、各排紙ローラ対14間の拍車
27によって波打ち形状を付与し続けることができるの
で、該記録媒体の後端が記録ヘッド側に浮くことを防止
できる。
【0047】〔第4実施形態〕第4実施形態に係る記録
装置について図面を用いて詳しく説明する。まず、図15
及び図16を用いて本記録装置の概略構成について説明す
る。図15は本実施形態に係る記録装置の記録部周辺の断
面図、図16は概略斜視図である。
【0048】図15において、1は記録手段としての記録
ヘッドであり、記録媒体にインク像を記録するものであ
る。この装置における記録手段としては、記録ヘッドか
らインクを吐出して記録するインクジェット記録方式を
用いている。
【0049】前記記録ヘッド1は、キャリッジ2に着脱
自在に搭載されている。このキャリッジ2はガイドレー
ル3に摺動自在に支持され、且つキャリッジ2から突出
したガイドコロ4が支持レール5に摺動回転可能に支持
されている。従って、前記キャリッジ2が、不図示のキ
ャリッジモータによりタイミングベルト6を介してガイ
ドレール3と支持レール5上を走査し、該キャリッジ2
に搭載された記録ヘッド1から記録媒体の所定位置にイ
ンク滴を付与して記録を行う。
【0050】一方、記録媒体7は不図示の給紙機構によ
り、不図示のモータにより駆動される上流側搬送ローラ
8と、該上流側搬送ローラ8に付勢バネ11によって圧接
され従動回転するレジストローラ9とで形成されるレジ
ストローラ対10のニップ位置まで給紙され、斜行等を矯
正された後、該レジストローラ対10の回転により前記記
録ヘッド1の記録領域に搬送される。
【0051】そして、記録ヘッド1の記録領域下流に
は、記録領域を通過した記録媒体7を不図示の排紙トレ
イに排出する下流側搬送ローラ12と、該下流側搬送ロー
ラ12に付勢バネ15よって圧接され従動回転する拍車13が
設けられており、排紙ローラ対14を形成している。
【0052】尚、ここで拍車とは、記録媒体との接触面
積が小さく、記録後の記録面に接触しても該記録媒体の
記録像を乱すことがないように構成したものである。
【0053】次に記録領域近傍の構成について説明す
る。図15及び図16に示すように、記録ヘッド1の記録領
域上流には記録媒体7をガイドしその上面規制を行うガ
イド部材としての厚紙規制部材29が設けられ、記録媒体
7の記録面と記録ヘッド1の間隔(以下、「紙間」とい
う)を所定間隔にする位置に固定されている。この厚紙
規制部材29は、プラテンリブ18と対向する位置に規制ガ
イド面29cを有しており、該規制ガイド面29c間に後述
する弾性部材23が配置されている。この厚紙規制部材29
の長手方向両側(記録媒体の搬送領域外)には、プラテ
ン19との突き当てを行うための突き当て面29a,29bが
設けられている。
【0054】19はプラテンであり、図15及び図16に示す
ように、記録領域下流で且つ記録媒体の記録面側に本体
シャーシ(不図示)と回動可能に支持するための回動軸
19c,19dが設けられている。更に一端を本体シャーシ
に他端をプラテン19に圧接させた付勢部材としての圧縮
バネ30が設けられ、該圧縮バネ30はプラテン19を図15の
矢印e方向に付勢している。またプラテン19の長手方向
両側(記録媒体の搬送領域外)には、それぞれ厚紙規制
部材29との突き当てを行うための突き当て部であるエン
ボス19e,19fが設けられている。従って、前述した圧
縮バネ30によって上方向(矢印e方向)に押圧されたプ
ラテン19は、エンボス19e,19fが厚紙規制部材29の突
き当て面29a,29bに突き当たることによって位置が決
まることになる。
【0055】図17にプラテン19と厚紙規制部材29の位置
関係を表す部分拡大図を示す。図17に示すように、プラ
テン19のエンボス19e,19fは厚紙規制部材29の突き当
て面29a,29bによって位置が決まるため、プラテンリ
ブ18と厚紙規制部材29の規制ガイド面29cとの間には隙
間hを一定にして設けることが可能となる。本実施形態
では、隙間hを0.2 〜0.3 mm程度としており、この隙
間hの寸法によって薄紙(薄手の記録媒体)と厚紙(厚
手の記録媒体)の記録面の調整を行っているが、動作に
ついては後述する。尚、厚紙規制部材29の取付面29dに
は前述した実施形態と同様の弾性部材23がリブ18間に侵
入するように両面テープ等により取り付けられている。
【0056】次に記録領域周辺部の動作について説明す
る。前述した実施形態と同様に、まず薄手の記録媒体で
ある普通紙に記録を行う場合について説明する。ここで
通常、普通紙の厚みtは0.1 〜0.15mm程度である。こ
の普通紙24は、前述した実施形態と同様にして、レジス
トローラ対10により斜行の矯正等が行われた後、プラテ
ン19のリブ18上に搬送されるが、その際の様子を図18
(a)に示す。
【0057】図18(a)に示すように、普通紙24は弾性
部材23の弾性力に反してプラテンリブ18上に搬送され
る。この時、前述した実施形態と同様に、リブ18で頂点
となり、リブ18間で谷となる緩やかな波打ちが形成され
るが、その波打ち量は普通紙24の剛性と弾性部材23の弾
性力によって決まる。
【0058】またプラテン19のリブ18と厚紙規制部材29
の規制ガイド面29cとの間には、前述の如き隙間(h=
0.2 〜0.3 mm程度)があるため、この隙間hに普通紙
24が搬送されることとなり、プラテン19は初期位置と同
じ位置にいることになる。即ち、前述した実施形態と同
様に、普通紙24はプラテン19のリブ18上に沿うようにな
り、記録媒体7の記録面と記録ヘッド1の間隔(以下、
「紙間」という)はプラテン19のリブ18面で決まること
になる。その後、波打ち形状が付与された普通紙24には
記録がなされ、その際のコックリング等については前述
した実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略す
る。
【0059】尚、記録品位が更に要求される特殊紙の場
合でも厚みtは0.2 mm以下となるため、前記プラテン
19は下がらず、初期位置にいることになる。
【0060】次に、厚手の記録媒体である厚紙(封筒
等)を通紙する場合について説明する。図18(b)に厚
紙を通紙した場合を示す。この時、厚紙の厚みtは0.3
mm以上としている。
【0061】図18(b)に示すように、厚紙26を通紙し
た場合には、該厚紙26は弾性部材23を弾性変形させると
ともに、厚紙規制部材29の規制ガイド面29cによってそ
の上面が規制されるため、プラテン19が回動軸19c,19
dを中心にして下方向(記録ヘッド1から離れる方向)
に下がるように回転移動することとなる。この際、厚紙
26とプラテンリブ18と間で摩擦力Fが発生するが、回転
中心である回動軸19c,19dを図の位置(記録領域より
も下流)にすることにより、モーメントM(M=F・
L)が発生し、その摩擦力Fによってプラテン19を圧縮
バネ30の力に抗して下方向に押し下げることができる。
尚、この圧縮バネ30の力は、記録媒体の厚みtが隙間h
以上である場合であっても、該記録媒体の記録面と記録
ヘッドとの間隔が所定間隔に保持されるように設定され
ている。
【0062】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、プラテンリブ18と厚紙規制部材29との間に適当な隙
間hを設け、且つプラテン19を記録媒体の厚みに応じて
記録ヘッド1に対して接近/離間方向に移動するように
構成しているので、記録品位を要求される普通紙や特殊
紙ではプラテン19のリブ18によって紙間を決めることが
でき、厚紙についてはプラテン19が、厚紙の侵入により
下がるので、ヘッドこすれ等を防止することができる。
【0063】またプラテン19のリブ18と厚紙規制部材29
の規制ガイド面29cとの間の隙間hについては、プラテ
ンと厚紙規制部材の2部品のみによって寸法が決まるた
め、位置精度もだしやすくなる。
【0064】更に普通紙におけるコックリングについて
も、前述した実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0065】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
プラテンを記録媒体の厚みに応じて記録手段に対して接
近/離間方向に移動する構成として、前記プラテン19を
記録媒体支持面が搬送方向と平行に移動するようにプラ
テン支持台20で案内支持し、プラテンバネ21によって紙
押さえ板28の方向に付勢した構成、或いは前記プラテン
19を記録領域下流に設けた回動軸19c,19dを中心にし
て記録ヘッド1に対して接近/離間方向に回転移動可能
にし、圧縮バネ30によって厚紙規制部材29の方向に付勢
した構成を例示したが、これに限定されるものではな
い。例えば、プラテンを搬送方向と直交する方向(記録
手段に対して接近/離間方向)に移動するようにガイド
部材で案内支持し、付勢部材によって記録手段の方向に
付勢した構成としても同様の効果が得られる。
【0066】また前述した実施形態では、前記プラテン
の凸部と前記ガイド部材との間に隙間を設ける構成とし
て、前記プラテン19の記録媒体の搬送領域外の両側に厚
紙規制部材29へのエンボス19e,19fを設け、該エンボ
ス19e,19fを前記厚紙規制部材29の突き当て面29a,
29bに突き当てることで前記隙間hを設ける構成を例示
したが、これに限定されるものではない。例えば、前記
プラテン19から回動軸19c,19dに至るまでのアーム部
を回転規制するストッパ部を設けて前記隙間を形成する
ようにしても同様の効果が得られる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録領域よりも上流側で且つ記録媒体の記録面側で、記
録媒体を前記プラテン側に押さえるように該記録媒体の
剛性に応じて弾性変形する弾性部材を、記録手段の対向
位置において記録媒体を案内支持するプラテンの凸部間
の対向位置に且つ前記凸部間に入り込むように配置して
いるので、少なくとも記録領域において記録媒体を波打
ち形状にし、該記録媒体にコシを付与することができ、
これにより、例えばカールしている記録媒体を記録手段
側に浮かなくすることができる。
【0068】また、弾性部材を用いているので、コック
リングの成長、即ち記録媒体の剛性の低下にあわせて該
記録媒体を確実にプラテンの凸部間側に押さえ込むこと
ができ、記録手段との接触を防げるので、記録媒体の記
録面と記録手段との間隔を狭く設定することができる。
【0069】しかも記録媒体の剛性によって波打ちの付
与量が異なるので、例えば、コックリングが発生しやす
い薄手の記録媒体である普通紙等は大きめの波打ちを付
与でき、コックリングを確実にプラテンの凸部間に押さ
え込むことができる。また、より高品位な記録結果が要
求され、コックリングがほとんど発生しない厚手の記録
媒体である専用紙等では、紙自体の剛性が強いので波打
ち量が少なくなる分、記録媒体の記録面と記録手段との
間隔が狭くなり高品位な記録結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る記録装置の記録部周辺の断
面図
【図2】第1実施形態に係る記録装置の記録部周辺の概
略斜視図
【図3】記録前の普通紙の状態を示す図1におけるA矢
視図
【図4】記録後にコックリングが発生した普通紙の状態
を示す図1におけるA矢視図
【図5】専用紙の状態を示す図1におけるA矢視図
【図6】第2実施形態に係る記録装置の記録部周辺の断
面図
【図7】第2実施形態に係る記録装置の記録部周辺の概
略斜視図
【図8】記録前の普通紙の状態を示す図6におけるA矢
視図
【図9】記録後にコックリングが発生した普通紙の状態
を示す図6におけるA矢視図
【図10】専用紙の状態を示す図6におけるA矢視図
【図11】リブ間に高さの異なる補助リブが設けられた
プラテン上における記録前の普通紙の状態を表す図
【図12】リブ間に高さの異なる補助リブが設けられた
プラテン上における記録後にコックリングが発生した普
通紙の状態を表す図
【図13】第3実施形態に係る記録装置の記録部周辺の
概略斜視図
【図14】図13におけるA矢視図
【図15】第4実施形態に係る記録装置の記録部周辺の
断面図
【図16】第4実施形態に係る記録装置の記録部周辺の
概略斜視図
【図17】厚紙規制部材とプラテンとの関係を表す要部
拡大図
【図18】記録領域周辺部の動作状態を表す図
【符号の説明】
X …波打ち量 1 …記録ヘッド 2 …キャリッジ 3 …ガイドレール 4 …ガイドコロ 5 …支持レール 6 …タイミングベルト 7 …記録媒体 8 …上流側搬送ローラ 9 …レジストローラ 10 …レジストローラ対 11 …付勢バネ 12 …下流側搬送ローラ 13 …拍車 14 …排紙ローラ対 15 …付勢バネ 16 …弾性部材取付板 18 …リブ 18a …補助リブ 19 …プラテン 19a …摺動面 19c,19d…回動軸 19e,19f…エンボス 20 …プラテン支持台 20a …プラテン案内面 21 …プラテンバネ 22 …両面テープ 23 …弾性部材 24 …普通紙 24a …普通紙 25 …普通紙 25a …普通紙 26 …専用紙(厚紙) 27 …拍車 28 …紙押さえ板 29 …厚紙規制部材 29a,29b…突き当て面 29c …規制ガイド面 29d …取付面 30 …圧縮バネ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段によって記録媒体を搬送し、記
    録手段の記録領域にて記録を行う記録装置において、 記録媒体の搬送方向に伸びる凸部が搬送方向と交差する
    方向に複数設けられ、記録手段の対向位置において記録
    媒体を案内支持するプラテンと、 記録領域よりも上流側で且つ記録媒体の記録面側に搬送
    方向と交差する方向に複数配置され、記録媒体を前記プ
    ラテン側に押さえるように該記録媒体の剛性に応じて弾
    性変形する弾性部材とを有し、 前記弾性部材を前記プラテンの凸部間の対向位置に且つ
    前記プラテンの凸部間に入り込むように配置したことを
    特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 搬送手段によって記録媒体を搬送し、記
    録手段の記録領域にて記録を行う記録装置において、 記録媒体の搬送方向に伸びる凸部が搬送方向と交差する
    方向に複数設けられ、記録手段の対向位置において記録
    媒体を案内支持するプラテンと、 記録領域よりも上流側で且つ記録媒体の記録面側におい
    て記録媒体をガイドしその上面規制を行うガイド部材
    と、 前記ガイド部材の搬送方向と交差する方向に複数取り付
    けられ、記録媒体を前記プラテン側に押さえるように該
    記録媒体の剛性に応じて弾性変形する弾性部材とを有
    し、 前記弾性部材を前記プラテンの凸部間の対向位置に且つ
    前記プラテンの凸部間に入り込むように配置すると共
    に、 前記プラテンを記録媒体の厚みに応じて前記記録手段に
    対して接近/離間方向に移動するように構成したことを
    特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の記録装置において、前
    記プラテンは、前記記録手段に対して接近/離間方向に
    且つ記録媒体支持面が搬送方向と平行に移動するように
    プラテン支持台に案内支持され、付勢部材によって前記
    ガイド部材の方向に付勢されていることを特徴とする記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記プラテンは搬送方向に交差する方向
    に沿って複数に分割されていることを特徴とする請求項
    2又は請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の記録装置において、前
    記プラテンは、記録領域よりも下流側に設けられた回転
    中心を中心にして前記記録手段に対して接近/離間方向
    に回転移動可能であり、付勢部材によって前記ガイド部
    材の方向に付勢されていることを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 前記プラテンの凸部と前記ガイド部材と
    の間には隙間が設けられており、記録媒体の厚みが前記
    隙間以下である場合には該記録媒体は前記隙間内を搬送
    され、記録媒体の厚みが前記隙間以上である場合には該
    記録媒体は前記プラテンを付勢部材の付勢力に抗して前
    記ガイド部材から離れる方向に回転移動させることを特
    徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記プラテンは、記録媒体の搬送領域外
    の少なくとも1カ所に前記ガイド部材との突き当て部を
    有し、該突き当て部を前記ガイド部材に突き当てること
    によって、プラテンの凸部とガイド部材との間に隙間を
    設けたことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段の記録領域よりも下流側に
    記録媒体を挟持搬送するローラ対を配置し、該ローラ対
    のニップ位置が前記プラテンの複数の凸部の頂点の位置
    と搬送方向同一直線上に並ぶように配置したことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録手段の記録領域よりも下流側で
    且つ前記プラテンの凸部間に対応する位置に、前記弾性
    部材と同様にして、記録媒体を前記プラテン側に押さえ
    るように弾性的に支持された回転可能なローラを配置し
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のローラ対のうちの記
    録媒体の記録面側のローラ及び請求項9に記載のローラ
    は、記録媒体との接触面積が小さく、記録後の記録面に
    接触しても該記録媒体の記録像を乱すことがないように
    構成したことを特徴とする記録装置。
  11. 【請求項11】 前記プラテン上に設けられた複数の凸
    部の高さは、2種類以上あることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記弾性部材の記録領域寄りの端部
    が、前記プラテンの凸部間に入り込んでいることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 前記弾性部材は、前記プラテンの凸部
    間の搬送方向と交差する方向における略中央位置に配置
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記プラテンの複数の凸部は、記録媒
    体の搬送方向と交差する方向に並んで配置されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装
    置。
  15. 【請求項15】 前記記録装置は、記録手段が信号に応
    じてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方
    式であることを特徴とする請求項1〜請求項14のいず
    れか1項に記載の記録装置。
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