JPH11139092A - 印章の彫刻方法及び印章彫刻機 - Google Patents

印章の彫刻方法及び印章彫刻機

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JPH11139092A
JPH11139092A JP32047897A JP32047897A JPH11139092A JP H11139092 A JPH11139092 A JP H11139092A JP 32047897 A JP32047897 A JP 32047897A JP 32047897 A JP32047897 A JP 32047897A JP H11139092 A JPH11139092 A JP H11139092A
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JP
Japan
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cutter
holding mechanism
stamp
seal
engraving
Prior art date
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Application number
JP32047897A
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English (en)
Inventor
Minoru Takagi
稔 高木
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NIPPON MICRO WARE KK
TOHAN DENSHI KIKI KK
Original Assignee
NIPPON MICRO WARE KK
TOHAN DENSHI KIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助治具、間隔調整機構、センサとその制御
回路を必要とせずに、適正な彫刻の深さを得られ、特殊
な寸法の印材も対応できる、容易に彫刻可能で安価な印
章の彫刻方法及び印章彫刻機を提供する。 【解決手段】 印章の彫刻方法は、Z軸方向にスライド
するよう自動制御されたカッター保持機構2と、X軸及
びY軸方向に移動するよう自動制御された印材保持機構
5からなり、該カッター保持機構2の端部に適宜の位置
決めをしてカッター3を保持させ、その後にカッター保
持機構2と印材保持機構5をあらかじめ制御回路により
計算された位置まで自動的に相対移動させ、さらに印材
保持機構5に印材10を嵌入してその彫刻面に該カッター
3の刃先を軽く当接した状態で印材10を保持固定し、彫
刻開始時には最初にカッター3を一旦Z軸方向にあらか
じめ決められた幅αだけ後退させ、その後に制御回路で
計算された距離までカッター3を印材10側に送り込むこ
とにより印材の彫刻をするようにしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補助治具、間隔調
整機構、カッター刃先センサーとその制御回路を必要と
しないで、適正な彫刻深さが得られ容易に彫刻可能な、
印材特に印章の彫刻方法及び印章彫刻機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子制御分野の発達により、
自動印章彫刻機として種々のものが実用化されている。
非接触加工が可能なレーザー加工等を応用したものもあ
るが、これらは高価であるという欠点が存在する。
【0003】カッターを使用した切削加工による印章彫
刻機の場合、被加工物である印材等のワークを固定し、
あるいは平面上をX軸・Y軸方向に移動させ、一方、カ
ッターについては垂直軸上をZ軸方向にスライドさせな
がら回転させて文字や図形・模様を立体的にワーク印面
に彫刻するものである。この場合、平面上に彫刻するこ
とは、印材等のワークの直径や面積と印材保持機構の機
械原点からの距離を制御部に記憶計算させることによ
り、容易に実施することができる。
【0004】しかしながら、彫刻すべき深さを計算どお
りの幅で実現するには、複雑な機構や補助治具が必要と
されてきた。それは、印材の長さが一定ではないことに
より、彫刻すべき深さに変化が生じ調整作業を余儀なく
される場合があり、また、カッターの摩耗、破損等によ
りカッター保持機構からカッターを取り外し、研磨した
り交換をしたりする必要があるが、再挿着時にはカッタ
ーの長さが変化するため調整作業が不可欠となるからで
ある。
【0005】たとえば、印材の長さが一定ではないこと
により、印材保持機構の彫刻基準面まで印材彫刻面を合
わせるようにするため、印材保持機構に当接させてカバ
ーしその内端面まで印材保持機構に挿入した印材の印面
を引き出して位置決めする補助治具があるが、その調整
にはかなりの時間と熟練を要し誤差も生じるという問題
があった。
【0006】カッターの長さが変化した場合に、カッタ
ー保持機構の彫刻基準面までカッターを引き出すように
するため、カッター保持機構にカバーしその内端面まで
カッター保持機構に挿入したカッターの先端を引き出し
て位置決めする補助治具もあるが、やはりその調整には
かなりの時間と熟練を要し誤差も生じるという問題があ
った。
【0007】あるいは、カッター保持機構や印材保持機
構に調整ねじを設け、印材の印面とカッターの刃先との
距離を調整する間隔調整機構もある。さらには、カッタ
ーの刃先をセンサを利用して検出し、印材の印面とカッ
ターの刃先との距離を調整する方法のものもあるが、こ
れらはいずれも複雑な構造や高価なものになるという問
題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら補助
治具、間隔調整機構、センサとその制御回路を必要とせ
ずに、適正な彫刻の深さが得られ、特殊な寸法の印材に
も対応できる、容易に彫刻可能で安価な印章の彫刻方法
及び印章彫刻機の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討の結果、基本的には、Z軸方向
にスライドするよう自動制御されたカッター保持機構
と、X軸及びY軸方向に移動するよう自動制御された印
材保持機構からなり、該カッター保持機構の端部に適宜
の位置決めをしてカッターを保持させ、その後にカッタ
ー保持機構と印材保持機構をあらかじめ制御回路により
計算された位置まで自動的に相対移動させ、さらに印材
保持機構に印材を嵌入してその彫刻面に該カッターの刃
先を軽く当接した状態で印材を保持固定し、彫刻開始時
には最初にカッターを一旦Z軸方向にあらかじめ決めら
れた幅だけ後退させ、その後に制御回路で計算された距
離までカッターを印材側に送り込むことにより印材の彫
刻をする手段を発明した。
【0010】なお、カッター保持機構のZ軸方向と、印
材保持機構の印材の嵌入方向がいずれも水平状態からな
るようにして、手動による印材の嵌入とカッターの刃先
への当接を行い易いようにすることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例、特に本発
明の一実施例の印章彫刻機を中心に図面に基づいて説明
する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に
記載された文言に限られず、それらと置換可能性及び置
換容易性のある均等な範囲にも及ぶ。図1は、本発明の
印章彫刻機の一実施例を示す斜視図であり、図2は、本
発明の一実施方法を説明する概略正面図である。
【0012】図1に示すように、機器本体1から突出
し、Z軸方向にスライドするよう自動制御され、その端
部に適宜位置決めをしたカッター3が保持されて全体が
回転するカッター保持機構2が存在する。
【0013】カッター保持機構2の端部に挿入され保持
されるカッター3は、図2では、ねじ12により固着され
ている。この固着方法に限定はないが、カッター2は高
速回転するので、カッター保持機構2から容易に緩んだ
り離脱しないようにしなければならない。また、カッタ
ー保持機構2の端部から樹立するカッター3の長さには
特に限定はない。カッター3自身は、印材10を彫刻する
に適した形状・強度のものを使用する。カッター保持機
構2は、図1の矢印Z方向にスライドするが、そのスラ
イド幅は機器本体1に内蔵されているコンピュータ・プ
ログラムにより制御されている。なお、前記のとおりカ
ッター保持機構2はZ軸方向にスライドし、X軸、Y軸
方向へは印材保持機構5がスライドすることとなってい
るが、これらX軸、Y軸、Z軸の表現は立体彫刻のため
の相対概念であるから、カッター保持機構2がX軸、Y
軸にも移動する機能を有している場合を排除するもので
はない。
【0014】次に、図1に示すように、機器本体1から
保持軸5を介してX軸及びY軸方向に移動するよう自動
制御され、コ字状の形状からなり、受け台8には受け溝
9があり、受け台8の上方には調整ねじ7により印材10
を保持固定する押圧部6が設けられている印材保持機構
5が存在する。
【0015】印材保持機構5の構造については特に限定
はない。実施例では、上記のように上下から印材10を挟
むようにしてあるが、左右から挟む方法、円筒状のもの
に嵌入しねじ等で固着する方法等も考えられる。また、
図1に示す矢印B方向に手動で印材保持機構5に挟むこ
とを想定している。ちなみに、本発明では、印章の彫刻
方法と印章彫刻機を発明の名称としても採択している
が、被彫刻物が印材以外のものにも応用利用することが
できるのは当然であり、例えば、平たいプレート板の場
合には、それを挟持できる保持機構の構造となる。
【0016】なお、カッター保持機構2のZ軸方向と、
印材保持機構5の印材10の嵌入方向は彫刻作業との関係
で平行でなければならないが、手動による印材10の嵌入
とカッター3の刃先への当接を行い易いようにするため
には、いずれも水平状態からなる場合が好ましい。但
し、垂直状態や傾斜状態であってもかまわない。
【0017】機器本体1には、被彫刻物に彫刻すべきデ
ータと、カッター保持機構2と印材保持機構5をあらか
じめ制御回路により計算された位置まで自動的に相対移
動させ、さらに印材保持機構5に印材10を嵌入してその
彫刻面に該カッター3を軽く当接した状態で印材10を保
持固定した後に、彫刻開始時には最初にカッター3を一
旦Z軸方向にあらかじめ決められた幅αだけ後退させ、
その後に計算された距離までカッター3を印材10側に送
り込むデータを内蔵した制御回路を有している。被彫刻
物としては、印材を対象にしているが、文字に限られ
ず、図形や模様でも良い。また、印章を対象にしている
が、それ以外の被彫刻物にも応用することができること
は前記のとおりである。
【0018】さて、最初に、カッター保持機構2の端部
にカッター3を保持した状態で、カッター保持機構2と
印材保持機構5をあらかじめ制御回路により計算された
位置まで相対移動させる。但し、移動方向に制限はな
い。図2に示すように、一点鎖線で表された位置から矢
印A方向に移動する。この場合、カッター保持機構2の
みの移動でも、印材保持機構5のみの移動でも、両者の
同時の移動でも良い。そして、カッター3の刃先は、印
材保持機構5に嵌入される印材の印面の中心部付近とな
る。但し、彫刻文字や彫刻図形等によっては、印材の印
面部分であれば、中心部に限定されず、外周面付近でも
かまわない。
【0019】次に、印材10を印材保持機構5の受け台8
に載せ、印材10の印面の反対側を手指等で押すことによ
り図2では右方向に移動させる。そして、カッター3の
刃先に軽く当接させ、接触点11で位置決めして調整ねじ
7により押圧部6を下降させ印材保持機構5に保持させ
る。この作業は熟練していなくても行うことが可能であ
る。この状態で、カッター3と印材10との位置決めが完
了し、彫刻準備の作業が終わる。
【0020】彫刻作業の開始時には、先にカッター3を
一旦Z軸方向に後退させる。後退幅は、あらかじめ設定
された幅、図2のα部分であるが、設定幅に限定はな
い。要は、カッター3の刃先が印材10の印面に当接した
状態のままX軸あるいはY軸方向に移動して彫刻作業を
開始すると、印面に引っ掻き傷を付けることとなり、彫
刻作業が失敗に帰する虞があるのでこれを回避する目的
での幅でよい。そして、その後に制御回路で計算された
距離までカッター3を印材10側に送り込み、彫刻対象物
について彫刻すべき入力データどおりに立体彫刻が行わ
れることとなる。
【0021】なお、彫刻対象が文字等の定型的な場合に
は、人名コード、書体、サイズ等をあらかじめ定めてお
き、必要な情報を入力すればその情報どおりに彫刻でき
るプログラムを組み込んでおいて、制御盤13への数字の
入力等のみで彫刻が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の印章の彫刻方法及び印章彫刻機では、カッ
ター保持機構2の端部にカッター3を保持した状態で、
カッター保持機構2と印材保持機構5をあらかじめ制御
回路により計算された位置まで相対移動させ、印材10を
印材保持機構5の受け台8に載せ、カッター3の刃先に
軽く当接させて固着することにより、その位置が彫刻作
業に際しての彫刻深さの基準面となるので、カッターの
長さや印材の長さ等に関係なく適正な彫刻の深さを得ら
れ、特殊な寸法の印材にも対応できるばかりでなく、従
来のような補助治具や間隔調整機構、センサとその制御
回路なども必要とせずに、容易に彫刻可能でしかも安価
な印章の彫刻方法及び印章彫刻機を提供できるという著
しい実用的効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印章彫刻機の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施方法を説明する概略正面図であ
る。
【符号の説明】
1 機器本体 2 カッター保持機構 3 カッター 5 印材保持機構 6 押圧部 8 受け台 9 受け溝 10 印材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Z軸方向にスライドするよう自動制御さ
    れたカッター保持機構2と、X軸及びY軸方向に移動す
    るよう自動制御された印材保持機構5からなり、該カッ
    ター保持機構2の端部に適宜の位置決めをしてカッター
    3を保持させ、その後にカッター保持機構2と印材保持
    機構5をあらかじめ制御回路により計算された位置まで
    自動的に相対移動させ、さらに印材保持機構5に印材10
    を嵌入してその彫刻面に該カッター3の刃先を軽く当接
    した状態で印材10を保持固定し、彫刻開始時には最初に
    カッター3を一旦Z軸方向にあらかじめ決められた幅α
    だけ後退させ、その後に制御回路で計算された距離まで
    カッター3を印材10側に送り込むことにより印材の彫刻
    をするようにしたことを特徴とする印章の彫刻方法。
  2. 【請求項2】 カッター保持機構2のZ軸方向と、印材
    保持機構5の印材10の嵌入方向がいずれも水平状態から
    なる請求項1記載の印章の彫刻方法。
  3. 【請求項3】 機器本体1から突出し、Z軸方向にスラ
    イドするよう自動制御され、その端部に適宜位置決めを
    したカッター3が保持されて全体が回転するカッター保
    持機構2と、機器本体1から保持軸5を介してX軸及び
    Y軸方向に移動するよう自動制御され、コ字状の形状か
    らなり、受け台8には受け溝9があり、受け台8の上方
    には調整ねじ7により印材10を保持固定する押圧部6が
    設けられている印材保持機構5からなり、機器本体1に
    は、被彫刻物に彫刻すべきデータと、カッター保持機構
    2と印材保持機構5をあらかじめ制御回路により計算さ
    れた位置まで自動的に相対移動させ、さらに印材保持機
    構5に印材10を嵌入してその彫刻面に該カッター3を軽
    く当接した状態で印材10を保持固定した後に、彫刻開始
    時には最初にカッター3を一旦Z軸方向にあらかじめ決
    められた幅αだけ後退させ、その後に計算された距離ま
    でカッター3を印材10側に送り込むデータを内蔵した制
    御回路を有し、機器本体1に制御盤13を設けたことを特
    徴とする印章彫刻機。
JP32047897A 1997-11-05 1997-11-05 印章の彫刻方法及び印章彫刻機 Pending JPH11139092A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002065269A1 (en) * 2001-02-13 2002-08-22 Neo Tek Research Co., Ltd. Input method and device for the control of three dimensional movements
CN104369601A (zh) * 2013-08-12 2015-02-25 邵文远 一种雕刻机主轴轴向微调机构
CN112810339A (zh) * 2021-02-08 2021-05-18 大连声鹭科技有限公司 一种自助制章机用输送系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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