JPH11140362A - インクジェット用インクの製造方法 - Google Patents

インクジェット用インクの製造方法

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JPH11140362A
JPH11140362A JP10245756A JP24575698A JPH11140362A JP H11140362 A JPH11140362 A JP H11140362A JP 10245756 A JP10245756 A JP 10245756A JP 24575698 A JP24575698 A JP 24575698A JP H11140362 A JPH11140362 A JP H11140362A
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pigment
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JP10245756A
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D Patel Raji
ディ パテル ラジ
E Kumisickraurinowicks Gregina
イー クミシックラウリノウィックス グレジーナ
A Hopper Michael
エイ ホッパー ミカエル
Maichajirouski Walter
マイチャジロウスキー ウォルター
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08F12/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
    • C08F12/02Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
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    • C08F12/06Hydrocarbons
    • C08F12/08Styrene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット印刷に適する顔料系カラ−水
性インク組成物の製造方法を提供する。 【解決手段】 カルボン酸と、油溶性連鎖移動剤と、部
分的に水溶性の連鎖移動剤とを含むモノマーの有機相
(1)と、非イオン系界面活性剤とアニオン系界面活性
剤とを含む(2)水相の存在下において、無機の過硫酸
塩の水溶性開始剤を添加し、重合を行い、カルボン酸を
伴ったポリマー粒子を含有するラテックスを得る。得ら
れたラテックス粒子を着色剤と共に凝集し、アニオン系
界面活性剤を効果的な量添加して混合する。得られた混
合物を、前記ポリマーのガラス転移点に略等しい又は略
高い温度で加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に水性インク
組成物に関する。特に、本発明は、カラー、特に顔料系
の水性インク組成物に関し、インクジェット印刷法、特
にサーマルインクジェット法に用いて特に好適である。
具体例では、本発明は、アニオン電荷帯電のラテックス
の製造に適する方法に関する。このラテックスは、ラテ
ックスと着色剤とから形成される凝結体を破壊または細
分化して、特に、顔料粒子を凝結し凝縮して、サブミク
ロンからミクロンのサイズ、例えば、約0.3〜約2μ
m、あるいは1.5μm(すべて容積平均)の粒径の顔
料粒子を生成することができる性質を有する。なお、粒
径はディスク型遠心分離法で測定される。
【0002】特に、本発明は、ラテックスを、例えば、
バッチまたはセミバッチ式エマルジョン重合法によって
製造する方法に関する。この方法では、温度、モノマー
組成、連鎖移動剤(CTA)のタイプや濃度、および界
面活性剤のタイプや濃度のようなパラメーターを定める
ことによって、凝結・凝縮後にサブミクロン顔料粒子を
形成できるコロイド性質または表面特性を有する製品を
得ることができる。
【0003】また、本発明の形態に含まれるものとして
は、凝結体の表面またはコロイド特性を改変することに
よって、微細粒子への凝縮に先だって凝結体に添加され
るアニオン系界面活性剤を必要としないようにすること
がある。この場合、ラテックスは、凝結される際、アニ
オン安定剤を添加して得られる混合物のものと同じゼー
タポテンシャルを示し、凝縮されて、凝結体の細分化ま
たは破壊が起こる。方法の一つでは、サブミクロン顔料
粒子の形成に好適な表面コロイド性質を有するラテック
スの製造プロセスがある。このプロセスでは、所望の表
面コロイド性質は、プロセス条件、例えば、(1)モノ
マー添加の順序、(2)用いる成分の濃度、(3)用い
るカルボン酸の濃度、例えば、モノマーの約3〜約20
重量%、好ましくは約5〜15重量%、(4)ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムのようなアニオン系界面
活性剤(直鎖または分枝型を問わない)のタイプや濃度
や純度、および/または(5)カルボン酸(例えば、ア
クリル酸やメタクリル酸)の連鎖移動剤(水に部分的に
可溶、例えば、四臭化炭素)に対する比、例えば、モノ
マーに対して1:0.5重量%、を種々調節して得られ
る。このプロセスでは、モノマーは、水溶性開始剤、例
えば、過硫酸アンモニアのような無機の過硫酸塩を用い
て非イオン系/アニオン系界面活性剤溶液中で重合され
る。有機開始剤、例えば、アゾビス化合物も選択的に用
いられる。このプロセスで生成されるのは、重量平均分
子量約10,000〜約60,000、好ましくは約2
0,000〜約40,000の範囲、ガラス転移点約2
0℃〜約60℃、好ましくは約25℃〜約50℃の範囲
を有するレジンである。このプロセスで得られるラテッ
クスは、サブミクロン着色剤、例えば、顔料粒子を一緒
に凝結させると、約3〜約5μmサイズの粒子となり、
これを、凝結体の粒子径を主として維持するためにアニ
オン系界面活性剤で安定化させ、次いで加熱すると、前
生成された凝結体が破壊、細分化され、約0.3〜約2
μmの粒径の着色剤、例えば、顔料粒子が得られる。こ
の粒子は、インクジェット用のインクとして好適であ
る。
【0004】
【従来の技術および課題】インクジェットプリンタ用イ
ンクの性能として要求される重要な点は、インクが安定
であって、沈積が最小限もしくは皆無であるというこ
と、空気に曝されているプリントヘッドにおいてインク
が流動状態を保つことである。さらに、インクがインク
ジェット印刷に選択されるためには、印刷後の紙のカー
ルが最小限であること、あるいは紙のカールを制御でき
ることが要求される。インクジェットプリンタににおけ
る問題点は、運転中および運転休止中のノズルの閉塞ま
たは固着である。これは、主としてノズルの開口部から
有機溶剤が蒸発することにより起こる。染料を基剤とす
るインクでは、これは極めて普通であり、カラー間の滲
みが容易に認められる。しかし、本発明では、これらの
問題は回避され、少なくとも最小限に抑えられる。例え
ば、このインクは、(1)染料でなく顔料から誘導され
るものであり、(2)媒体は、界面活性剤を含有する水
を基剤とするからである。
【0005】さらに、インクジェット用インク、特に顔
料系のカーボンブラック、シアン、マゼンタ、イエロー
基材のインクに要求される重要なことは、インクカート
リッジの寿命までの間は顔料の分散が実質的に安定な状
態で維持されることである。染料を基材とするインクジ
ェット用インクでは、種々の基板に印刷した後の耐水
性、耐スミア性、耐光性に欠点を有する恐れがある。顔
料ならば、多彩な基板に対して、高い光学密度、優れた
耐水性、許容できる耐スミア性、優れた耐光性を有する
イメージを定着できる。従って、多くの場合、顔料は染
料よりも好ましい着色剤である。ただし、顔料の分散を
安定化して、粒子の凝集および/または凝結および沈降
を防止できることが条件である。その上、高度の潜伏特
性を有し、インクカートリッジの寿命までの間は安定な
状態で維持される顔料系インクが必要である。また、1
回の処理または1パスで高い光学密度を与える顔料系イ
ンクが必要である。さらに重要なことは、インクジェッ
ト印刷法に選択されるインクでは、紙のカールおよび/
またはイメージのスミアが無くなるか、あるいはこれを
最小限に抑えることができるインクジェット用インクが
必要である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水、着色剤、
特に顔料粒子を含む水性インクジェットインク組成物に
関する。種々の態様で用いられる粒子は、少なくとも約
70%の粒子が直径約0.3〜約2μmを示す粒径分布
を有し、粒子には、紙のカールを減少あるいは最小限化
するある種の界面活性剤とモノマーが含まれる。より具
体的には、本発明のインクは、大部分の水と、着色剤、
特に顔料粒子と、レジン(樹脂)またはポリマー粒子と
から構成されている。レジンまたはポリマー粒子は、ス
チレン、ブチルアクリレート、アクリル酸を75:2
5:20〜約82:18:2の重量部の組成比で含む。
また、本発明は、高解像度印刷法に関し、この方法で
は、本発明のインク組成物をイメージ形式で基板に適用
する。本インクは、口径10〜約40μm範囲のノズル
を少なくとも一本有するプリンタにおいて、例えば、少
なくとも約20秒の待ち時間(latency)を有す
る。また、本インクを用いると、紙のカールが最小限に
抑えられ、時には全くなくなる。また、本インクの成分
には、アニオン系および非イオン系界面活性剤を含有す
る水に懸濁したレジンが含まれる。
【0007】実施の形態の中では、本発明は、レジン、
水、イオン系及び非イオン系界面活性剤からなるラテッ
クスを製造するプロセスに関する。レジンは、ラテック
ス分散物の約20〜約60重量%からなり、界面活性剤
は、レジンの約1〜約5重量%からなる。このプロセス
は、ラテックス合成の際に、油溶性開始剤、例えば、V
AZO64、2−メチル,2−2’−アゾビスプロパン
ニトリル、VAZO88、2−2’−アゾビスイソブチ
ルアミド二水和物などと、水溶性開始剤、例えば、過硫
酸カリウム、過硫酸ナトリウムまたは過硫酸アンモニウ
ムなどとを用いて行われる。これらのプロセスは、エマ
ルジョン重合法および微粒懸濁法と称することができ、
反応物であるモノマーの油相または有機相が水溶性の反
応媒体中に分散される程度によって区別される。この分
散後、モノマーの重合が行われ、水中にラテックス粒子
の分散物が形成される。エマルジョン重合法では、油相
(モノマー)と水相とが界面活性剤溶液の存在の下に穏
和な条件で単純に混合される。ポリマーの成長は、界面
活性剤水溶液中に形成される界面活性剤のミセル中にポ
リマーが核発生することから行われると信じられてい
る。これによって、生成するラテックス粒子の数が制御
され、従って反応完結後のラテックスの最終サイズが影
響を受ける。また、モノマーが、約500μmから約
2,000μmの範囲のサイズの油の大粒子からミセル
へ拡散し、開始剤と連鎖移動剤と反応する反応が進行す
るにつれて粒子が成長する。
【0008】本発明の形態は、レジンと顔料とを含むイ
ンクジェット用インク粒子を製造する方法を含む。この
方法は、(1)顔料とカチオン系界面活性剤とからなる
顔料水分散物を調製または供給し、(2)(1)の顔料
分散物と、本明細書に記載のように調製されたラテック
ス混合物とを激しく混合し(このラテックスは、重量平
均分子量約15,000〜約40,000、数平均分子
量約2,000〜約5,000、ガラス転移点約30℃
〜約60℃を有するポリマーまたはレジン粒子を、水、
アニオン系界面活性剤、および非イオン系界面活性剤中
に分散させたものである。)、(3)得られた均質の混
合物を、およそレジンのガラス転移点以下である約25
℃〜約50℃(つまりレジンのガラス転移点より約5℃
〜約20℃低い温度)で加熱し、顔料とレジンとから形
成された粒子を凝集物または不均質凝塊物とし、0.8
〜2μmサイズの粒子の静電気的に結合された凝結体を
形成させ、(4)レジンと顔料粒子とからなる凝結体に
対して約0.1〜約10重量%の量の範囲のアニオン系
界面活性剤または安定化コロイドを、上記静電気的に結
合のトナーサイズの凝結体に加え、その後に(3)の凝
結体を、レジンのガラス転移点以上、例えば、約50℃
〜約95℃に加熱し、レジンポリマーと顔料とからなる
約0.8〜約2μmサイズの粒子とし、(5)この分散
体を水に入れて希釈し、適切なインク処方濃度物を得
て、更に選択的に粘度変性剤を添加する方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の形態には、セミバッチ式
エマルジョン重合法によってポリマーラテックスを製造
する方法が含まれる。この方法は、(1)カルボン酸
と、油溶性連鎖移動剤と部分的に水溶性の連鎖移動剤と
の存在下にモノマー有機相を重合する方法であり、また
(2)非イオン系界面活性剤とアニオン系界面活性剤を
含有する水相の存在下に行われる。水相に添加されるの
は、水溶性開始剤、例えば、無機の過硫酸塩であり、得
られるラテックスは、ポリマーの粒子と、ポリマーに共
有結合したカルボン酸とを含有し、ポリマー粒子は、容
積平均径約0.03〜約0.3μmのサイズ範囲で、分
子量重量平均分子量約8,000〜約80,000、ガ
ラス転移点約20℃〜約70℃である。その後、約5℃
〜約15℃の温度、ラテックスポリマーのガラス転移点
に略等しいか略低い温度で加熱することによって前記ラ
テックスを着色剤粒子と凝結し、ポリマーと着色剤粒子
とのトナーサイズの凝結体を生成させる。着色剤粒子
は、容積平均径約1.0〜約5μmのサイズ範囲であ
る。その後、固形分の量基準で約0.01〜約10重量
%の量の範囲の効果的量のアニオン系界面活性剤を添加
し、引き続いて、得られた混合物をポリマーのガラス転
移点に略等しいか略高い温度で加熱し、前記凝結体を、
容積平均径約0.3〜約2μmのサイズ範囲の着色剤粒
子に崩壊するようにする。方法の一つでは、前記有機相
はスチレン/アクリレートのモノマーを含み、前記着色
剤は顔料であり、これに無機の過硫酸塩の前記開始剤
が、重合開始を主目的として添加される。この場合、得
られるラテックスは、スチレン/アクリル酸およびカル
ボン酸を含有し、粒子は、約0.08〜約0.2μmの
サイズ範囲で、分子量重量平均分子量約12,000〜
約60,000、ガラス転移点約30℃〜約60℃であ
る。このラテックスは、コロイド特性を有し、凝結体の
前記崩壊の結果約0.3〜約1.5μmのサイズ範囲の
顔料粒子となる。
【0010】方法の一つでは、前記モノマーが、前記非
イオン/アニオン系界面活性剤溶液中にカルボン酸とし
てアクリル酸を含有するスチレン/ブチルアクリレート
であり、前記サブミクロン着色剤粒子は、スチレン/ア
クリレート/カルボン酸と、非イオン/アニオン系界面
活性剤を含有する水の中に懸濁された顔料とからなる顔
料粒子である。方法の一つでは、インクジェットに適用
するのに好適な優れた表面コロイド特性を有するサブミ
クロン顔料粒子が得られる。方法の一つでは、カルボン
酸の量が、モノマー100部当たり約3〜約20部 、
あるいはモノマー100部当たり約5〜約20部であ
る。方法の一つでは、インク粒子がポリマーと着色剤か
らなり、ポリマーが固形分の重量基準で約90〜約97
重量%の量で存在し、着色剤が固形分の重量基準で約1
0〜約3重量%の量で存在し、着色剤は顔料である。
【0011】方法の一つでは、上記セミバッチ式重合法
が以下のように行われる。すなわち、(1)スチレン/
ブチルアクリレートのモノマーと連鎖移動剤と油性開始
剤とからなる油相を分離し、(2)水相を二つの部分、
反応器部分と供給部分とに分割し(水相は、アニオン系
と非イオン系界面活性剤を含み、界面活性剤の全濃度は
モノマーの約0.5〜約10重量%の範囲、好ましくは
約0.7〜約5重量%の範囲)、(3)油相の一部(全
油相の約60〜約80重量%の範囲の量で選択すること
ができる)を水相の一部(水相の重量の約40〜約80
重量%の範囲の量で選択することができる)に添加し、
その後、混合物を約5〜約60分間、好ましくは約7〜
約30分間、温度約20℃〜約40℃、好ましくは約2
5℃〜約35℃でエマルジョン化して、油相と水相との
エマルジョン混合物を得て、(4)過硫酸カリウムまた
は過硫酸アンモニウムの水溶性開始剤の一部を、反応混
合物に添加し、その後、この反応混合物を約5〜約60
分間、好ましくは約7〜約30分間、温度約20℃〜約
40℃、好ましくは約25℃〜約35℃、より好ましく
は室温で更にエマルジョン化し、(5)得られた混合物
(4)を温度約60℃〜約80℃まで加熱し、(6)油
相の残りの部分のエマルジョン前混合物を(5)の反応
器内容物に供給し(油/水および開始剤相の供給は約3
0分間〜4時間にわたって行われる)、(7)温度約6
0℃〜約80℃にて約4〜約6時間更に加熱して反応を
完結させ、その後冷却する。方法の一つでは、反応器/
供給比はモノマー処方物と水相との全重量の約20〜約
60%である。方法の一つでは、モノマーは、スチレン
アクリレート、スチレンイソプレン、またはスチレンメ
タクリレートである。方法の一つでは、ポリマーは、ス
チレン/ブチルアクリレート/アクリル酸の三元ポリマ
ーである。
【0012】レジン、レジン粒子、またはポリマーの例
を具体的に挙げると、例えば、ポリ(スチレン−ブタジ
エン)、ポリ(パラ−メチルスチレン−ブタジエン)、
ポリ(メタ−メチルスチレン−ブタジエン)、ポリ(ア
ルファ−メチルスチレン−ブタジエン)、ポリ(メチル
メタクリレート−ブタジエン)、ポリ(エチルメタクリ
レート−ブタジエン)、ポリ(プロピルメタクリレート
−ブタジエン)、ポリ(ブチルメタクリレート−ブタジ
エン)、ポリ(メチルアクリレート−ブタジエン)、ポ
リ(エチルアクリレート−ブタジエン)、ポリ(プロピ
ルアクリレート−ブタジエン)、ポリ(ブチルアクリレ
ート−ブタジエン)、ポリ(スチレン−イソプレン)、
ポリ(パラ−メチルスチレン−イソプレン)などのよう
な既知のポリマーがある。レジンとして選択されるスチ
レンアクリレート、スチレンブタジエン、スチレンメタ
クリレートまたはポリエステルは、種々の効果的好適
量、例えば、トナーの約85重量%〜約98重量%存在
する。また、ブルックヘブン(Brookhaven)
ディスク型遠心分離器測定の平均容積径で約0.01〜
約0.5μmの小さな平均粒子サイズを有する。レジン
粒子については、他の種類の粒子、他のサイズや他の有
効量も、本発明の形態に用いることができる。例えば、
コポリマーであるポリ(スチレンブチルアクリレートア
クリル酸)またはポリ(スチレンブタジエンアクリル
酸)がそうである。アクリル酸またはメタクリル酸の量
は、一般にモノマーの2〜20重量%の範囲であり、好
ましくは3〜15重量%の範囲である。
【0013】本発明のインク組成物用ラテックスレジン
の製造のために行われるエマルジョン重合に選択される
アニオン系界面活性剤の例を挙げると、例えば、ドデシ
ル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、ドデシルナフタレン硫酸ナトリウム、ジアルキル
ベンゼンアルキルの硫酸塩及びスルホン酸塩、アビエチ
ン酸、花王のネオゲンアール(NEOGEN R(商
標)),ネオゲンエスシー(NEOGEN SC(商
標))などがある。アニオン系界面活性剤が効果を示す
濃度は、ラテックスレジンの、例えば、約0.01〜約
10重量%、好ましくは約0.1〜約5重量%である。
【0014】非イオン系界面活性剤の例を挙げると、ロ
ーネ−ポウレナク(Rhone−Poulenac)社
より市販のジアルキルフェノキシポリ(エチレンオキ
シ)エタノール、例えば、IGEPAL CA−210
(商標),IGEPAL CA−520(商標),IG
EPAL CA−720(商標),IGEPAL CO
−890(商標),IGEPAL CO−720(商
標),IGEPAL CO−290(商標),IGEP
AL CO−210(商標),ANTAROX890
(商標),ANTAROX897(商標)がある。選択
される量は、ラテックスレジンの、例えば、約0.01
〜約10重量%、好ましくは約0.1〜約5重量%であ
る。
【0015】本発明のトナーおよびその処理の顔料分散
に用いられるカチオン系界面活性剤の例を挙げると、例
えば、ジアルキルベンゼンアルキルアンモニウムクロラ
イド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ア
ルキルベンジルメチルアンモニウムクロライド、アルキ
ルベンジルジメチルアンモニウムブロマイド、ベンズア
ルコニウムクロライド、セチルピリジニウムブロマイ
ド、C12,C15,C17トリメチルアンモニウムブロマイ
ド、ポリオキシエチルアルキルアミン、ドデシルベンジ
ルトリエチルアンモニウムクロライド、アルカリルケミ
カル社(Alkaril Chemical Comp
any)から市販のミラポル(MIRAPOL(商
標)),およびアルカクァット(ALKAQUAT(商
標))、花王ケミカルから市販のサニゾル(SANIZ
OL(商標))(ベンズアルコニウムクロライド)など
やこれらの混合物がある。この界面活性剤の有効量の幅
は広く、例えば、ラテックスレジンの約0.01〜約1
0重量%で用いられる。
【0016】凝結体のサイズが温度とともに更に成長す
るのを防止するために、凝結体の凝縮前に付加的に添加
する界面活性剤の例を挙げると、例えば、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルナフタレン硫酸ナ
トリウム、ジアルキルベンゼンアルキルの硫酸塩及びス
ルホン酸塩、アルドリッチ(Aldrich)から市販
のアビエチン酸、花王から市販のネオゲンアール(NE
OGEN R(商標))、ネオゲンエスシー(NEOG
EN SC(商標))などのアニオン系界面活性剤があ
る。非イオン系界面活性剤としては、例えば、ポリビニ
ールアルコール、ポリアクリル酸、メタローゼ、メチル
セルロース、エチルセルロース、プロピルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチ
レンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル、ローネ−ポウレナク社より市販のジア
ルキルフェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール、
例えば、IGEPAL CA−210(商標),IGE
PAL CA−520(商標),IGEPAL CA−
720(商標),IGEPAL CO−890(商
標),IGEPAL CO−720(商標),IGEP
AL CO−290(商標),IGEPAL CO−2
10(商標),ANTAROX890(商標),ANT
AROX897(商標)がある。これらの界面活性剤
は、凝縮の際に凝結体を安定化させるために主として機
能するが、添加の有効濃度は、例えば、反応混合物固形
物の全重量基準で約0.01〜約10重量%、好ましく
は約0.05〜約5重量%の範囲である。
【0017】水溶性開始剤の例は、過硫酸カリウムまた
は過硫酸アンモニウムなどであり、これら開始剤は、モ
ノマーの、例えば、約0.5〜約3重量%、好ましくは
約0.6〜約2重量%の濃度で幅広く選択することがで
きる。油溶性開始剤も、水溶性開始剤の代わりとして、
あるいは水溶性開始剤と組み合わせて、選択することが
でき、このような油溶性開始剤は、約0.5〜約5%の
量で、好ましくは約1.0〜約4重量%の範囲で一般に
選択される。
【0018】部分的に水溶性の連鎖移動剤の例は、四臭
化炭素、オクタンチオール、ブタンチオール、メルカプ
ト酢酸などである。この薬剤は、幅広い濃度で、例え
ば、約0.5〜約5重量%、好ましくは約1〜約4重量
%の濃度で選択することができる。
【0019】着色剤としては、顔料、染料、顔料と染料
の混合物、顔料の混合物、染料の混合物などがある。一
般に着色剤は、適切な量、例えば、約1〜約20重量
%、好ましくは約3〜約12重量%の濃度で用いられて
いる。着色剤の既知の成分としては、例えば、カーボン
ブラックのような顔料がある。他の例については、米国
特許第5,290,654号、第5,278,020
号、第5,370,963号、第5,418,108号
などを参照のこと。
【0020】他のインク成分やインク添加剤、例えば、
殺菌剤や湿潤剤なども知られており、本発明のインクと
して、適切な量を幅広い濃度で、例えば、約0.05〜
約5重量%、好ましくは約1〜約2重量%の濃度で選択
することができる。
【0021】
【実施例】
実施例 I ラテックスの調製:比較標準試料:非イオン/アニオン
系界面活性剤溶液(3%)中でスチレン/ブチルアクリ
レート/アクリル酸、82/18/2部(重量基準)の
エマルジョン重合を以下のように行って、ポリマーラテ
ックスを調製した。スチレン328g、ブチルアクリレ
ート72g、アクリル酸8g、ドデカンチオール12g
(3%)および四臭化炭素4g(1%)を脱イオン水5
00mlと混合した。この脱イオン水には、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウムアニオン系界面活性剤(活
性成分60%含有のネオゲンアール(NEOGEN R
(商標)))9g、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル非イオン系界面活性剤(70%活性のアンタロ
ックス(ANTAROX897(商標)))8.6gを
含むものであった。過硫酸アンモニウム開始剤4gを水
100gに溶かし、上記溶液に添加し、10分間混合し
た。次に、得られたエマルジョンを70℃で6時間重合
した。生成したラテックスは、水60%とスチレン/ブ
チルアクリレート/アクリル酸コポリマー82/18/
2部の固形物40%とを含み、ラテックス乾燥サンプル
のガラス転移点は、デュポン社(DuPont)のDS
Cで測定して54.5℃であり、ウォーターズ社(Wa
ters)のGPCで決定したラテックスレジン、つま
りポリマーの重量平均分子量は18,500、数平均分
子量は5,200であった。ペンケム社(Pen Ke
m Inc.)のレーザゼーメータ(Laser Ze
eMeter)で測定したゼータポテンシャルは、負の
値の−95mVであった。ブルックヘブンBl−90粒
子ナノサイザー(Particle Nanosize
r)にて測定したラテックスの粒子サイズは、150n
mであった。次に、本明細書に示されるように、前記の
ラテックスをインク製造用に選択した。
【0022】シアンインク粒子の調製:BHD6000
(固形分53%)サンスパースブルー(SUNSPER
SEBLUE(商標))顔料7.5gを、アルキルベン
ジルメチルアンモニウムクロライドのカチオン系界面活
性剤(サニゾルビー(SANIZOL B(商標)))
3.2g含有の脱イオン水240mlに、撹拌して分散
した。次に、このカチオン分散顔料を、水400g中に
前記調製済みラテックス(固形物40%)260gと同
時に添加した。IKA G45Mプローブで3分間5,
000rpmで均一混合した。次に、この混合物を反応
缶へ移し、その温度を45℃へ上げ、混合物をこの温度
で2時間保持した。得られた凝結体は、アニオン系およ
び非イオン系界面活性剤を含有する水溶液中の、トナー
重量基準で、顔料3.5重量%とレジン、つまりポリマ
ー96.5重量%とからなり、コウルターカウンタ(C
oulter Counter)で測定した容積平均径
は4.2μmで、コウルターカウンタ測定のGSDは
1.20であった。20%(重量/重量)ネオゲンアー
ル(NEOGEN R(商標))アニオン系界面活性剤
溶液90mlを上記凝結体へ添加し、反応器温度を(4
時間にわたって)93.0℃に上げて凝結体の凝縮を完
結させた。顔料の小さな粒子に崩壊した粒子は、ディス
ク型遠心分離器で測定した時、サイズは650nmであ
ることが分かった。これらサブミクロンサイズの顔料粒
子は、レジン96.5重量%と顔料3.5重量%とから
なり、レジンは、コポリマーの比で82:18:2部の
スチレン、ブチルアクリレート、アクリル酸からなり、
アニオンおよびカチオン系界面活性剤含有の水媒体中に
懸濁したものであった。水溶液環境中でこれらの粒子を
冷却した後(懸濁液からの粒子分離は行わず)インクジ
ェットプリンタにおいてジェット能力評価を行った。そ
の結果、ジェット能力が部分的にしか発揮されないこと
が示され、ある程度は、閉塞したインクジェットノズル
もあった。
【0023】実施例 II ラテックスの調製(界面活性剤タイプ):非イオン/ア
ニオン系界面活性剤溶液(3%)中でスチレン/ブチル
アクリレート/アクリル酸、82/18/2部(重量基
準)のエマルジョン重合を以下のように行って、ポリマ
ーラテックスを調製した。スチレン328g、ブチルア
クリレート72g、アクリル酸8g、ドデカンチオール
12g(3%)および四臭化炭素4g(1%)を脱イオ
ン水500mlと混合した。この脱イオン水には、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウムアニオン系界面活性
剤(活性成分を100%含有するDS−10(商標))
6g、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル非イ
オン系界面活性剤(70%活性のANTAROX897
(商標))8.6gを含むものであった。過硫酸アンモ
ニウム開始剤4gを水100gに溶かし、上記溶液に添
加し、10分間混合した。次に、得られたエマルジョン
を70℃で6時間重合した。生成したラテックスは、水
60%とスチレン/ブチルアクリレート/アクリル酸コ
ポリマー82/18/2部の固形物40%とを含み、ラ
テックス乾燥サンプルのガラス転移点は、デュポン社の
DSCで測定して54.5℃であり、ヒューレットパッ
カード(Hewlett Packard)社のGPC
で決定して重量平均分子量は18,000、数平均分子
量は5,000であった。ペンケム社のレーザゼーメー
タで測定したゼータポテンシャルは、−90mVであっ
た。ブルックヘブンBl−90粒子ナノサイザーにて測
定したラテックス粒子サイズは、165nmであった。
次に、本明細書に示されるように、前記のラテックスを
インク製造用に選択した。
【0024】シアンインク粒子の調製:BHD6000
(固形分53%)サンスパースブルー(SUNSPER
SEBLUE(商標))顔料7.5gを、アルキルベン
ジルメチルアンモニウムクロライドのカチオン系界面活
性剤(サニゾルビー(SANIZOL B(商標)))
3.2g含有の脱イオン水240mlに、撹拌して分散
した。次に、顔料のこのカチオン分散物を、水400g
中に前記調製済みの165nmラテックス(固形物40
%)260gと同時に添加した。IKA G45Mプロ
ーブで3分間5,000rpmで均一混合した。次に、
この混合物を反応缶へ移し、その温度を45℃へ上げ、
混合物をこの温度で2時間保持した。得られた凝結体
は、アニオン系および非イオン系界面活性剤を含有する
水溶液中の顔料3.5重量%とレジン96.5重量%と
からなり、コウルターカウンタで測定した時4.5μm
で、GSDは1.20であった。20%(重量/重量)
DS−10(商標)アニオン系界面活性剤溶液約70m
lを上記凝結体へ添加し、反応器温度を93.0℃に上
げ、この温度に4時間保持して、凝結体の凝縮を完結し
た。粒子は、顔料の小さな粒子に崩壊したことが分か
り、ディスク型遠心分離器で測定した時サイズは700
nmであることが分かった。これらの顔料粒子は、レジ
ン96.5重量%と顔料3.5重量%とからなってい
た。レジンは、コポリマーの比で82:18:2部の比
のスチレン、ブチルアクリレート、アクリル酸からでき
ている。室温、約25℃へ冷却後、これらの粒子をイン
クジェットプリンタにおいてジェット能力評価を行っ
た。結果は、後に示した。
【0025】実施例 III ラテックスの調製(アクリル酸:四臭化炭素比)−セミ
バッチ法:非イオン/アニオン系界面活性剤溶液(3
%)中でスチレン/ブチルアクリレート/アクリル酸、
82/18/6部(重量基準)のセミバッチエマルジョ
ン重合を以下のように行って、ポリマーラテックスを調
製した。スチレン164g、ブチルアクリレート36
g、アクリル酸24g、ドデカンチオール8g(2%)
および四臭化炭素4g(1%)を脱イオン水250ml
と混合した。この脱イオン水には、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムアニオン系界面活性剤(活性成分6
0%含有のネオゲンアール(NEOGEN R(商
標)))5g、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル非イオン系界面活性剤(70%活性のアンタロック
ス(ANTAROX)897(商標))4.3gを含む
ものであった。水50gに溶かした過硫酸アンモニウム
開始剤2gを、上記混合液に添加し、10分間混合し
た。次に、得られたエマルジョンを70℃まで加熱し
た。この時、スチレン164g、ブチルアクリレート3
6g、ドデカンチオール4g(1%)を含有した原料
を、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムアニオン系
界面活性剤(活性成分60%含有のネオゲンアール(N
EOGEN R(商標)))5gとポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル非イオン系界面活性剤(70%
活性のアンタロックス(ANTAROX897(商
標)))4.3gとを含む脱イオン水250mlと、過
硫酸アンモニウム2gとを混合し、2時間かけて反応器
に装入した。次いで、反応器内容物を6時間重合した。
生成したラテックスは、水60%と、スチレンブチルア
クリレートアクリル酸コポリマー82/18/6部の固
形物40%とを含み、ラテックス乾燥サンプルのガラス
転移点は、デュポン社のDSCで測定して55.8℃で
あり、ヒューレットパッカード社のGPCで決定した重
量平均分子量は21,000、数平均分子量は4,60
0であった。ペンケム社のレーザゼーメータ測定したゼ
ータポテンシャルは、−90mVであった。ブルックヘ
ブンBl−90粒子ナノサイザー にて測定したラテッ
クス粒子サイズは、165nmであった。次に、本明細
書に示されるように、前記のラテックスをインク製造用
に選択した。
【0026】シアンインク粒子の調製:BHD6000
(固形分53%)サンスパースブルー(SUNSPER
SEBLUE(商標))顔料7.6gを、アルキルベン
ジルメチルアンモニウムクロライドのカチオン系界面活
性剤(サニゾルビー(SANIZOL B(商標)))
3.0g含有の脱イオン水240mlに、撹拌して分散
した。次に、顔料のこのカチオン分散物を、水400g
中に前記調製済みのラテックス(固形物40%)260
gと同時に添加した。IKA G45Mプローブで3分
間5,000rpmで均一混合した。次に、この混合物
を反応缶へ移し、その温度を45℃へ上げ、混合物をこ
の温度で1時間保持した。得られた凝結体は、アニオン
系および非イオン系界面活性剤を含有する水溶液中の、
固形物重量基準で、顔料3.5重量%とレジン96.5
重量%とからなり、コウルターカウンタで測定した容積
平均径は各々約4.1μmで、GSDは1.24であっ
た。20%(重量/重量)ネオゲンアール(NEOGE
N R(商標))アニオン系界面活性剤溶液35mlを
上記凝結体へ添加した。93℃で15分以内に、凝結体
はバラバラになり始め、4時間でサイズは600nmへ
崩壊したことが見出された。サイズ測定は、ディスク型
遠心分離器で行った。これら微細顔料粒子は、レジン9
6.5重量%と顔料3.5重量%とからなり、レジン
は、スチレン、ブチルアクリレート、アクリル酸のコポ
リマーからなり、比はそれぞれ82:18:2部であっ
た。これらの粒子を冷却した後、インクジェットプリン
タにおいて試験を行った。その結果、ジェット能力が優
れ、インクノズルを閉塞しないことが立証された。
【0027】実施例 IV セミバッチ法によるラテックスの調製:(アクリル酸:
四臭化炭素比(3:1)と界面活性剤のタイプ(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとDS−1
0(商標))):非イオン/アニオン系界面活性剤溶液
(3%)中でスチレン/ブチルアクリレート/アクリル
酸、82/18/6部(重量基準)のセミバッチエマル
ジョン重合を以下のように行って、ポリマーラテックス
を調製した。スチレン164g、ブチルアクリレート3
6g、アクリル酸24g、ドデカンチオール8g(2
%)および四臭化炭素8g(2%)を脱イオン水250
mlと混合した。この脱イオン水には、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムアニオン系界面活性剤(活性成
分100%含有のDS−10(商標))3g、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル非イオン系界面活性
剤(70%活性のアンタロックス(ANTAROX)8
97(商標))4.3gを含むものであった。水50g
に溶かした過硫酸アンモニウム開始剤2gを、上記混合
液に添加し、10分間混合した。
【0028】次に、得られたエマルジョンを70℃まで
加熱した。この時、スチレン164g、ブチルアクリレ
ート36g、ドデカンチオール4g(1%)を含有した
原料を、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムアニオ
ン系界面活性剤(活性成分100%含有のDS−10
(商標))3gとポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル非イオン系界面活性剤(70%活性のANTAR
OX897(商標))4.3gとを含む脱イオン水25
0mlと、過硫酸アンモニウム2gとを混合し、1.5
時間かけて反応器に装入した。次いで、反応器内容物を
6時間重合した。生成したラテックスは、水60%と、
スチレンブチルアクリレートアクリル酸コポリマー82
/18/6部の固形物40%とを含み、ラテックス乾燥
サンプルのガラス転移点は、デュポン社のDSCで測定
して54.8℃であり、ヒューレットパッカード社のG
PCで決定した重量平均分子量は22,000、数平均
分子量は4,900であった。ペンケム社のレーザゼー
メータで測定したゼータポテンシャルは、−95mVで
あった。ブルックヘブンBl−90粒子ナノサイザーに
て測定したラテックス粒子サイズは、165nmであっ
た。このサブミクロンのラテックスは、スチレン、ブチ
ルアクリレート、アクリル酸のレジン粒子を82:1
8:6部の比で含むものであり、次に、本明細書に示さ
れるように、インク製造用に選択した。
【0029】シアンインク粒子の調製:BHD6000
(固形分53%)サンスパースブルー(SUNSPER
SEBLUE(商標))顔料7.6gを、アルキルベン
ジルメチルアンモニウムクロライドのカチオン系界面活
性剤(サニゾルビー(SANIZOL B(商標)))
3.0g含有の脱イオン水240mlに、撹拌して分散
した。次に、顔料のこのカチオン分散物を、水400g
中に前記調製済みのラテックス(固形物40%)260
gと同時に添加した。IKA G45Mプローブで3分
間5,000rpmで均一混合した。次に、この混合物
を反応缶へ移し、その温度を45℃へ上げ、混合物をこ
の温度で90分間保持した。得られた凝結体は、アニオ
ン系および非イオン系界面活性剤を含有する水溶液中
の、トナー重量基準で、顔料3.5重量%とレジン9
6.5重量%とからなり、コウルターカウンタで測定し
た粒子サイズは4.1μmで、GSDは1.19であっ
た。12%(重量/重量)DS−10(商標)アニオン
系界面活性剤溶液90mlを上記凝結体へ添加した。そ
の後、反応器温度を93℃にあげて、4時間保持し、凝
結体の凝縮を完結させた。4時間の終点で凝結体サイズ
は670nmに崩壊して解離した。サイズ測定は、ディ
スク型遠心分離器で行った。これら微細顔料粒子は、レ
ジン96.5重量%と顔料3.5重量%とからなり、レ
ジンは、スチレン、ブチルアクリレート、アクリル酸か
らなり、比はコポリマー基準で82:18:6部であっ
た。これらの粒子のジェット能力を試験した結果、ジェ
ット能力が優れ、インクノズルを閉塞しないことが判明
した。
【0030】イエローインク粒子の調製:YHD600
1(固形分45.7%)サンスパースイエロー(SUN
SPERSE YELLOW(商標))顔料30gを、
アルキルベンジルメチルアンモニウムクロライドのカチ
オン系界面活性剤(サニゾルビー(SANIZOL B
(商標)))2.8g含有の脱イオン水240mlに、
撹拌して分散した。次に、顔料のこのカチオン分散物
を、水400g中に前記調製済みのラテックス(固形物
40%)260gと同時に添加した。IKA G45M
プローブで3分間5,000rpmで均一混合した。次
に、この混合物を反応缶へ移し、その温度を45℃へ上
げ、混合物をこの温度で90分間保持した。得られた凝
結体は、アニオン系および非イオン系界面活性剤を含有
する水溶液中の、トナー重量基準で、顔料8.0重量%
とレジン92.0重量%とからなり、コウルターカウン
タで測定した粒子サイズは4.6μmで、GSDは1.
20であった。12%(重量/重量)DS−10(商
標)アニオン系界面活性剤溶液100mlを上記凝結体
へ添加した。その後、反応器温度を93.0℃にあげ
て、4時間保持し、凝結体の凝縮を完結させた。4時間
の終点で凝結体サイズは750nmに崩壊した。測定
は、ディスク型遠心分離器で行った。顔料粒子は、レジ
ン92.0重量%と顔料8.0重量%とからなり、レジ
ンは、スチレン、ブチルアクリレート、アクリル酸から
なり、比はコポリマー基準で82:18:6部であっ
た。これらの粒子のジェット能力を試験した時、これら
の粒子は、ジェット能力が優れていることが立証され、
イメージのスミアはなく、イメージは99%耐水性で、
イメージのカラー間の滲みは起きなかった。
【0031】マゼンタインク粒子の調製:QHD604
0(固形分40%)サンスパースマゼンタ(SUNSP
ERSEMAGENTA(商標))顔料22gを、アル
キルベンジルメチルアンモニウムクロライドのカチオン
系界面活性剤(サニゾルビー(SANIZOL B(商
標)))2.8g含有の脱イオン水240mlに、撹拌
して分散した。次に、顔料のこのカチオン分散物を、水
400g中に前記調製済みのラテックス(固形物40
%)260gと同時に添加した。IKA G45Mプロ
ーブで3分間5,000rpmで均一混合した。次に、
この混合物を反応缶へ移し、その温度を45℃へ上げ、
混合物をこの温度で90分間保持した。得られた凝結体
は、アニオン系および非イオン系界面活性剤を含有する
水溶液中の、トナー重量基準で、顔料6.0重量%とレ
ジン94.0重量%とからなり、コウルターカウンタで
測定した粒子サイズは4.5μmで、GSDは1.21
であることが見出された。12%(重量/重量)DS−
10(商標)アニオン系界面活性剤溶液100mlを上
記凝結体へ添加した。その後、反応器温度を93.0℃
に上げて、4時間保持し、凝結体の凝縮を完結させた。
4時間の終点で凝結体サイズは750nmに崩壊したこ
とが見出された。サイズ測定は、ディスク型遠心分離器
で行った。粒子は、レジン92.0重量%と顔料8.0
重量%とからなり、レジンは、スチレン、ブチルアクリ
レート、アクリル酸からなり、比はコポリマー基準で8
2:18:6部であった。これらの粒子のジェット能力
を試験し、その結果、ジェット能力が優れ、上記のシア
ンインクの結果と同じく、インクとして優れた結果を示
した。
【0032】二種類のラテックスを用いて得られたこれ
らのインクで処方された優秀な三色プリントによって、
異なる顔料を有するサブミクロン粒子のジェット能力が
試験された。HPプリンタで得られたプリントの結果か
ら、ジェット能力が優れることが示された。インクのオ
リフィスに閉塞がなかった。
【0033】実施例 V 油/水溶性開始剤を用いるラテックスの調製:非イオン
とアニオン系界面活性剤との混合界面活性剤溶液(3
%)中モノマーであるスチレンとブチルアクリレートと
を75:25の比で、アクリル酸を100部当たり2部
加え、連鎖移動剤(ドデカンチオール)を4%とし、エ
マルジョン重合を以下のように行って、ラテックスを調
製した。スチレン246g、ブチルアクリレート54
g、アクリル酸6g、ドデカンチオール12gを脱イオ
ン水600mlと混合した。この脱イオン水には、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウムアニオン系界面活性
剤(活性成分60%含有のネオゲンアール(NEOGE
N R(商標)))4.5g、非イオン系界面活性剤ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル(70%活性
のアンタロックス(ANTAROX)897(商標))
4.5gを含むものであった。次に、過硫酸アンモニウ
ム開始剤3g含有の水100gを、上記混合液に添加し
た。次に、得られたエマルジョンを70℃で8時間重合
した。得られたラテックスは、水70%、固形物30%
(全部重量%)で、スチレンと、ブチルアクリレート
と、アクリル酸との三元ポリマーからなり、ラテックス
乾燥サンプルのガラス転移点は、デュポン社のDSCで
測定したところ40℃であり、ラテックスレジンは、ウ
ォーター社のGPCで決定したところ重量平均分子量は
20,100、数平均分子量は3,980となった。ブ
ルックヘブンディスク型遠心分離器にて測定したラテッ
クスの容積平均粒子サイズは、175nmであった。ラ
テックスのゼータポテンシャルは、ペンケム社のレーザ
ゼーメータを用い、−90mVと測定された。
【0034】ラテックスV(シアン粒子)を用いる顔料
ラテックス粒子の調製:分散シアン顔料BHD6000
(サンケミカル社販売)サンスパースブルー(SUNS
PERSE BLUE(商標))顔料(固形分53%)
6.8gを、アルキルベンジルメチルアンモニウムクロ
ライドのカチオン系界面活性剤(サニゾルビー(SAN
IZOL B(商標)))1.5g含有の脱イオン水2
40mlに、撹拌して分散した。次に、シアン顔料のこ
のカチオン分散物を、水400g中にラテックスB(固
形物40%)346gと共に同時に添加した。IKA
G45Mプローブで3分間5,000rpmで均一混合
した。次に、この混合物を反応缶へ移し、その温度を3
0℃へ上げ、混合物をこの温度で90分間保持した。得
られた凝結体の容積平均粒子サイズは、ディスク型遠心
分離器を用いて測定すると0.95μmであった。20
%(重量/重量)アニオン系界面活性剤水溶液60ml
を上記凝結体へ添加した。その後、反応器温度を80℃
に上げて、4時間保持し、凝結体の凝縮を完結させた。
粒子サイズの測定を行ったが、容積平均径の増加は認め
られなかった。
【0035】ラテックスVを用いるラテックス顔料分散
物に対するインクジェット印刷試験:実施例IIにおい
て顔料分散ラテックス粒子調製から得られた分散物を、
脱イオン水で固形物濃度を5重量%に希釈した後にイン
クジェット印刷定着に用いた。生成されたシアンプリン
トは、実施例Iで得られたものと非常に似た印刷品質で
あることが分かった。ラインの解像度は優れており、紙
の上のカラー「滲み」は軽度であった。基材ラテックス
のガラス転移点が低いと、プリントの耐スミア性が優れ
る。ジェット噴射されたばかりのイメージを手で擦って
調べると、スミアがなく紙への定着が優れていることが
示された。耐スミア性を改良するためにプリントに熱を
改めて加える必要はなかった。
フロントページの続き (72)発明者 グレジーナ イー クミシックラウリノウ ィックス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート コロニアル サークル 41 (72)発明者 ミカエル エイ ホッパー カナダ オンタリオ州 トロント グレン ダンウェィン ロード 93 (72)発明者 ウォルター マイチャジロウスキー カナダ オンタリオ州 ミシソーガ ウェ ブ ドライブ 335 スィート ダブリュ ー1610

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボン酸と、油溶性連鎖移動剤と、部
    分的に水溶性の連鎖移動剤とを含むモノマーの有機相
    (1)と、非イオン系界面活性剤とアニオン系界面活性
    剤とを含む(2)水相の存在下において、無機の過硫酸
    塩の水溶性開始剤を添加し、重合を行い、カルボン酸を
    伴ったポリマー粒子を含有するラテックスを得るステッ
    プと、 前記ラテックス粒子を着色剤と共に凝集するステップ
    と、 アニオン系界面活性剤を効果的な量添加して得られた混
    合物を、前記モノマー又は複数のモノマーから得たポリ
    マーのガラス転移点に略等しい又は略高い温度で加熱す
    るステップと、 からなることを特徴とするインクジェット用インクの製
    造方法。
JP10245756A 1997-09-02 1998-08-31 インクジェット用インクの製造方法 Withdrawn JPH11140362A (ja)

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