JPH11140507A - リプレスリシンター用矯正方法およびこの方法に用いる矯正用金型装置 - Google Patents

リプレスリシンター用矯正方法およびこの方法に用いる矯正用金型装置

Info

Publication number
JPH11140507A
JPH11140507A JP30269197A JP30269197A JPH11140507A JP H11140507 A JPH11140507 A JP H11140507A JP 30269197 A JP30269197 A JP 30269197A JP 30269197 A JP30269197 A JP 30269197A JP H11140507 A JPH11140507 A JP H11140507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
work
punch
straightening
repress
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30269197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3374963B2 (ja
Inventor
Tadashi Morita
正 森田
Masao Ikoshi
正夫 井越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP30269197A priority Critical patent/JP3374963B2/ja
Publication of JPH11140507A publication Critical patent/JPH11140507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3374963B2 publication Critical patent/JP3374963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末冶金のリプレスリシンターにおいて外周
面一端側に凸部2を有するワーク1を矯正するに際し、
凸部2の段部5側に矯正不良が生じることを防ぐ。 【解決手段】 ダイプレート21に対してダイ36を所定範
囲上下動自在に支持するとともに、スプリング33により
上方へ付勢する。ワーク1をダイ36内に装填したとき、
ワーク1の凸部2を最初からダイ36の段部37に当接させ
る。これにより、加圧に伴うワーク1の外周面の膨らみ
を防止できる。上パンチ46による加圧に伴い、スプリン
グ33の付勢に抗してダイ36が所定量下降し、その途中で
ワーク1が下パンチ42に接する。これにより、ワーク1
の凸部2と他の部分とで圧縮比は均等になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末冶金において
粉末成形工程と仮焼結工程と矯正工程と本焼結工程とか
らなるリプレスリシンターに用いられる矯正方法および
この方法に用いる矯正用金型装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】粉末冶金において、原
料粉末を圧縮成形して圧粉体を成形し、この圧粉体を低
温度で加熱して仮焼結した後、焼結体に再圧縮である矯
正を施して焼結体の密度を上げ、さらに焼結体を前記仮
焼結時よりも高温度で加熱して本焼結を行うことがあ
る。いわゆるリプレスリシンターである。前記矯正はコ
イニングなどともいわれ、物理特性の向上などを目的と
したものである。特にリプレスリシンターは、焼結体の
密度の上昇を目的としたものであり、そのために矯正前
の仮焼結では加熱温度を低くして矯正時に焼結体を大き
く潰せるようにしている。
【0003】図4は、このような矯正が施される焼結体
からなるワーク1の一例を示している。このワーク1
は、ほぼ円筒形状になっているが、外周面一端側に凸部
2を有している。また、図6および図7は、前記ワーク
1の矯正に用いられる矯正用金型装置の一例を示してい
る。11はダイプレートで、このダイプレート11に段付き
ダイ12がダイ押さえ13により固定されている。ダイ12
は、上下方向を軸方向とするほぼ円筒形状になってお
り、凸部2を含めたワーク1の外周面を形成するもので
ある。そして、ダイ12の内周面には、凸部2の下面を形
成する上向きの水平な段部14が形成されている。また、
15はコアロッドで、このコアロッド15は、上下方向を軸
方向とする円柱形状になっていてダイ12内に同軸的に位
置しており、ワーク1の内周面を形成するものである。
これらダイ12およびコアロッド15の位置は固定してお
り、ダイ12の上面とコアロッド15の上端とは同高に位置
している。また、16は下パンチで、この下パンチ16は、
上下方向を軸方向とする円筒形状になっていて前記ダイ
12とコアロッド15との間に下側から上下摺動自在に嵌合
しており、ワーク1の下端面を形成するものである。さ
らに、17は上パンチで、この上パンチ17は、上下方向を
軸方向とする円筒形状になっていて前記ダイ12とコアロ
ッド15との間に上側から上下摺動自在にかつ挿脱自在に
嵌合し、ワーク1の上端面を形成するものである。
【0004】そして、矯正に際しては、上パンチ17がダ
イ12およびコアロッド15間から上方へ抜けるともに、下
パンチ16が上昇してその上端がダイ12の上面と同高に位
置した状態で、下パンチ16上にワーク1が搬入される。
ついで、下パンチ16が下降し、ワーク1が下パンチ16と
ともに下降してダイ12およびコアロッド15間に装填され
る。図6は装填が完了した時点の状態を示しているが、
この状態でワーク1は下パンチ16上に載ったままであ
り、ワーク1の凸部2はダイ12の段部14から上方へ離れ
て位置している。加圧もこの位置から始まる。そして、
図7に示すように上パンチ17が下降してダイ12およびコ
アロッド15間に嵌合し、これらダイ12およびコアロッド
15間で両パンチ16,17によりワーク1が加圧されること
により、このワーク1が再圧縮されて矯正される。この
加圧の途中の段階でワーク1の凸部2がダイ12の段部14
に接し、その後はダイ12の段部14と上パンチ17とによっ
て凸部2が圧縮される。このように凸部2に対する圧縮
がワーク1の他の部分よりも遅れて始まることにより、
ワーク1の圧縮代は凸部2よりも他の部分の方が大きく
なり、各部分のそれぞれで圧縮比が均等になる。加圧完
了後、上パンチ17が再び上昇してダイ12およびコアロッ
ド15間から抜けるとともに、下パンチ16が上昇してダイ
12およびコアロッド15間からワーク1が抜き出される。
その後、この再圧縮されたワーク1が搬出されるととも
に次のワーク1が搬入されて以上の工程が繰り返され
る。
【0005】例えば長さが20mm程度のワーク1である
と、焼結が一回のみ行われる粉末冶金において焼結後に
行われる通常の矯正の場合、圧縮代は 0.4mm程度であ
る。しかし、リプレスリシンターにおける矯正の場合、
圧縮代は 2.5〜3mm程度にもなり、焼結体からなるワー
ク1中にあった気孔はほとんど潰される。特にこのよう
に圧縮代が大きい場合、前記従来の矯正方法および矯正
用金型装置では、ワーク1の凸部2がダイ12の段部14か
ら浮いた状態で加圧を開始するため次のような問題を生
じていた。すなわち加圧中、ワーク1の外周面において
凸部2の下方でダイ12の段部14よりも上方の部分はダイ
12による規制を受けないため、図7に示すように外方へ
膨らんで膨出部3を生じる。この膨出部3は凸部2とは
別に潰れていき、そのため再圧縮後のワーク1の凸部2
は、図8に示すように下部に細い溝部4がある形状にな
り、ワーク1が不良品となる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、リプレスリシンターにおいて凸部を有す
るワークを矯正する際に、矯正不良が生じることを防止
できるリプレスリシンター用矯正方法およびこの方法に
用いる矯正用金型装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のリプレ
スリシンター用矯正方法は、前記目的を達成するため
に、原料粉末を圧縮して圧粉体を成形し、この圧粉体を
低温度で加熱して仮焼結し、この仮焼結により得られた
焼結体を再圧縮して矯正し、この矯正後の焼結体を高温
度で加熱して本焼結するリプレスリシンターに用いられ
る矯正方法であって、外周面一端側に凸部を有するワー
クを段付きダイ内で前記凸部側に位置する一側パンチと
前記凸部と反対側に位置する他側パンチとにより加圧し
て矯正する矯正方法において、ワークの凸部がダイ内の
段部に当接した状態で前記一側パンチによる加圧を開始
し、この一側パンチによる加圧に伴い前記ダイを前記一
側パンチによる加圧方向へ所定量移動させた後、前記ダ
イを停止させて加圧を行うものである。
【0008】このように加圧の開始当初からワークの凸
部がダイの段部に当接していることにより、ワークの外
周面全体がダイに確実に規制され、ワークの外周面が不
正な変形を生じることを防止できる。また、一側パンチ
による加圧に伴いダイが一側パンチによる加圧方向へ所
定量移動した後、ダイが停止してパンチによる加圧が続
けられることにより、ワークの圧縮代は凸部よりも他の
部分の方が大きくなる。これにより、加圧の開始当初か
らワークの凸部がダイの段部に当接するにもかかわら
ず、ワークの凸部および他の部分のそれぞれで圧縮代が
所定のものになる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明のリプ
レスリシンター用矯正方法において、前記一側パンチに
よる加圧開始時点でワークが前記他側パンチから離れて
位置しており、前記ダイの移動の途中でワークが前記他
側パンチに接するものである。
【0010】このように加圧開始時点でワークが前記他
側パンチから離れて位置するようにすれば、加圧開始時
点からワークの凸部がダイの段部に確実に当接するよう
にできる。そして、一側パンチの加圧によりダイが若干
移動すると、ワークが他側パンチに当接し、この他側パ
ンチによる加圧が行われるようになる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のリプレスリシンター用矯正方法に用いる矯正用金型装
置であって、段部により内部の一側が太孔部になり他側
がより細い細孔部になっているダイと、このダイ内に前
記太孔部側から摺動自在にかつ挿脱自在に嵌合される一
側パンチと、前記ダイ内に前記細孔部側から摺動自在に
嵌合された他側パンチと、前記ダイを保持するダイプレ
ートとを備え、前記ダイは、前記ダイプレートに対して
前記パンチの移動方向へ所定範囲移動自在になっている
とともに、付勢手段により前記一側パンチ側へ付勢され
ているものである。
【0012】ダイ内で、その段部にワークの凸部が当接
した状態で一側パンチにより加圧を開始すると、付勢手
段による付勢に抗してダイが一側パンチによる加圧方向
へ移動する。そして、ダイは所定範囲移動した後停止
し、その後はダイの段部と一側パンチとによりワークの
凸部も圧縮される。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明のリプレスリシンター
用矯正方法およびこの方法に用いる矯正用金型装置の一
実施例について図1から図3を参照しながら説明する。
なお、再圧縮である矯正の対象となるワーク1は先に説
明した図4に示すものである。
【0014】まず金型装置の構成を説明する。21はダイ
プレートで、このダイプレート21は下ダイプレート部材
22上に上ダイプレート部材23を固定してなるもので、上
下に貫通する孔部24を有している。そして、この孔部24
の内周面には環状の凹部25が形成されている。この凹部
25は、下ダイプレート部材22により形成される上向きの
下段差面26を下端に有しているとともに、上ダイプレー
ト部材23により形成される下向きの上段差面27を上端に
有している。前記孔部24内にはほぼ筒状のダイホルダー
31が上下方向へ摺動自在に嵌合されて保持されている。
このダイホルダー31は、前記孔部24の凹部25内に位置す
る凸部32を外周面に有しており、この凸部32の下面と前
記凹部25の下段差面26との間に付勢手段としての複数の
スプリング33が装着されている。なお、ダイホルダー31
の下面には、スプリング33を下側から押さえるスプリン
グ押さえ34が固定されている。このようにして、ダイホ
ルダー31は、その凸部32が前記凹部25の上段差面27に当
接する上限位置とスプリング33が最大限圧縮された下限
位置との間で所定範囲移動自在になっているとともに、
このスプリング33により上方へ付勢されている。
【0015】そして、ダイホルダー31の内周側に上下方
向を軸方向とするほぼ円筒形状の段付きダイ36が固定さ
れている。このダイ36は水平な上向きの段部37を内周面
に有しており、ダイ36の内部は段部37より上側が太孔部
38になっているとともに、段部37より下側がより細い細
孔部39になっている。ダイ36は、ワーク1の外周面を形
成するもので、段部37によりワーク1の凸部2の下面
(段部)5を形成するものである。なお、ダイ36の上面
とダイホルダー31の上面とは同一水平面上に位置してお
り、このダイホルダー31およびダイ36の上限位置におい
てそれらの上面はダイプレート21の上面と同一高さに位
置する。
【0016】41は上下方向を軸方向とするコアロッド
で、このコアロッド41は前記ダイ36内の中心部に位置し
ており、ワーク1の内周面を形成するものである。コア
ロッド41は前記ダイプレート21とともに位置が固定して
おり、上面はダイプレート21の上面と同高に位置してい
る。
【0017】42は他側パンチとしての下パンチで、この
下パンチ42は上下方向を軸方向とするほぼ円筒形状にな
っており、前記コアロッド41の外周側に位置して前記ダ
イ36の細孔部39内に下側から摺動自在に嵌合している。
すなわち、下パンチ42はワーク1の凸部2と反対側の下
端面を形成するものである。また、下パンチ42はホルダ
ー43を介して下パンチプレート44上に固定されており、
この下パンチプレート44とともに上下方向へ移動するも
のである。
【0018】46は一側パンチとしての上パンチで、この
上パンチ46は上下方向を軸方向とするほぼ円筒形状にな
っており、前記コアロッド41の外周側に位置して前記ダ
イ36の太孔部38内に上側から摺動自在にかつ挿脱自在に
嵌合するものである。すなわち、上パンチ46はワーク1
の凸部2側の上端面を形成するものである。また、上パ
ンチ46は図示していない上パンチプレートの下側に固定
されており、この上パンチプレートとともに上下方向へ
移動するものである。
【0019】つぎに、前記金型装置を用いた矯正方法に
ついて説明する。リプレスリシンターでは、原料粉末を
粉末成形プレスにより圧縮成形して圧粉体を造り、この
圧粉体を焼結炉により低温度で加熱して仮焼結した後、
前記矯正用金型装置を組み付けた矯正プレスにより焼結
体に再圧縮である矯正を施して焼結体の密度を上げ、さ
らに焼結体を焼結炉により前記仮焼結時よりも高温度で
加熱して本焼結を行う。
【0020】図1は矯正後のワーク1の抜き出し時およ
びワーク1の搬入時の状態を示している。この状態では
上パンチ46がダイ36およびコアロッド41から上方へ抜け
ており、スプリング33の付勢によりダイ36が上限位置に
あるとともに、下パンチ42も上昇してその上端面がダイ
36の上面と同高に位置している。この状態で下パンチ42
上にワーク1が搬入される。その後、図2に示すように
下パンチ42が下降し、この下パンチ42上に載っているワ
ーク1がダイ36とコアロッド41との間に装填される。こ
の装填が完了した時点ではワーク1の凸部2がダイ36の
段部37上に当接するが、ワーク1の下端面は下パンチ42
の上端面から上方へ若干離れて位置する。この状態で加
圧が始まる。
【0021】すなわち、下降する上パンチ46がダイ36と
コアロッド41との間に嵌合し、図2に鎖線で示すように
ワーク1の上端面に当接することにより加圧が始まる。
この加圧の初期段階では上パンチ46の加圧により、スプ
リング33の付勢に抗してダイホルダー31とともにダイ36
が所定量下降する。このダイ36の下降の途中でワーク1
の下端面が下パンチ42の上端面に当接する。この時点か
ら下パンチ42による加圧が始まり、この下パンチ42と上
パンチ46とによりワーク1が圧縮される。さらに、ダイ
36が下限位置に達して停止した後は上パンチ46とダイ36
の段部37とによりワーク1の凸部2も圧縮される。図3
は加圧が完了した時点を示している。
【0022】その後、上パンチ46がダイ36とコアロッド
41との間から抜け、それに伴ってスプリング33の付勢に
よりダイ36も上限位置まで上昇する。また、下パンチ42
が図1に示す位置まで上昇してダイ36とコアロッド41と
の間からワーク1が抜き出される。その後、この再圧縮
されたワーク1が搬出されるとともに次のワーク1が搬
入されて以上の工程が繰り返される。
【0023】前述の矯正方法によれば、加圧の開始当初
からワーク1の凸部2がダイ36の段部37に当接している
ことにより、加圧の開始から完了までワーク1の外周面
全体がダイ36に確実に規制され、リプレスリシンターで
あるために圧縮代が大きいにもかかわらず、ワーク1の
外周面が不正な変形を生じることを防止でき、矯正不良
を防止できる。すなわち、従来のようにワーク1の凸部
2の下側に膨出部3や溝部4が生じることを防止でき
る。
【0024】また、ダイプレート21に対してダイ36を所
定範囲上下動自在とするとともにスプリング33によって
上方へ付勢したことにより、加圧の開始当初からワーク
1の凸部2がダイ36の段部37に当接するにもかかわら
ず、ワーク1の凸部2と他の部分とで別個に圧縮代を設
定できる。すなわち、上パンチ46による加圧に伴いダイ
36が所定量下降した後、ダイ36が停止してパンチ42,46
による加圧が続けられることにより、ワーク1の圧縮代
は凸部2よりも他の部分の方が大きくなる。これによ
り、ワーク1の凸部2および他の部分のそれぞれで圧縮
代を所定のものにできる。
【0025】しかも、加圧開始時点では、ワーク1が下
パンチ42から若干浮いて位置するようにしたので、例え
ば寸法誤差があったとしても、加圧開始時点からワーク
1の凸部2がダイ36の段部37に確実に当接する。したが
って、ワーク1の凸部2の下面5側に矯正不良が生じる
ことをより確実に防止できる。
【0026】さらに、ダイプレート21に対してダイ36を
上下動自在に支持し、このダイ36をスプリング33により
上方へ付勢した前記金型装置の構成は簡単なものであっ
て、その製作費を安価にできるとともに、作動の信頼性
も高い。
【0027】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例ではダイプレート21に対してダイ36を上方へ
付勢する付勢手段をスプリングにしたが、付勢手段はそ
れに限るものではなく、エアシリンダーなどであっても
よい。ただし、前記実施例のようにスプリングを用いれ
ば、金型装置の構成が簡素なものとなり、金型製作に要
するコストも低減できる。また、矯正の対象となるワー
ク1は、図4に示すように外周面一端側の全周に凸部2
が鍔状にあるものには限らず、図5に示すように外周面
一端側に一つないし複数の凸部2が部分的にあるもので
あってもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明のリプレスリシンター用
矯正方法によれば、ワークの一端側の凸部がダイ内の段
部に当接した状態で前記凸部側に位置する一側パンチに
よる加圧を開始し、この一側パンチによる加圧に伴いダ
イを一側パンチによる加圧方向へ所定量移動させた後、
ダイを停止させて加圧を行うので、リプレスリシンター
であるために圧縮代が大きかったとしても、ワークの凸
部および他の部分のそれぞれで所定の圧縮代を確保しな
がら、凸部の段部側に矯正不良が生じることを防止でき
る。
【0029】請求項2の発明のリプレスリシンター用矯
正方法によれば、請求項1の発明の効果に加えて、一側
パンチによる加圧開始時点でワークが他側パンチから離
れて位置しており、前記ダイの移動の途中でワークが前
記他側パンチに接するので、加圧開始時点からワークの
凸部がダイの段部に確実に当接するようにでき、凸部の
段部側に矯正不良が生じることをより確実に防止でき
る。
【0030】請求項3の発明の矯正用金型装置によれ
ば、段部を有するダイが、ダイプレートに対してパンチ
の移動方向へ所定範囲移動自在になっているとともに、
付勢手段により一側パンチ側へ付勢されているので、簡
単な構成の金型装置で、請求項1または2の矯正方法を
実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す矯正用金型装置の断面
図で、ワークの装填前を示している。
【図2】同上矯正用金型装置の断面図で、ワークを装填
した状態を示している。
【図3】同上矯正用金型装置の断面図で、ワークの加圧
時を示している。
【図4】矯正されるワークの一例を示す斜視図である。
【図5】矯正されるワークの他の例を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の矯正用金型装置の一例を示す断面図で、
ワークを装填した状態を示している。
【図7】同上断面図で、ワークの加圧完了時点を示して
いる。
【図8】同上矯正されたワークの断面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 凸部 21 ダイプレート 33 スプリング(付勢手段) 36 段付きダイ 37 段部 38 太孔部 39 細孔部 42 下パンチ(他側パンチ) 46 上パンチ(一側パンチ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料粉末を圧縮して圧粉体を成形し、こ
    の圧粉体を低温度で加熱して仮焼結し、この仮焼結によ
    り得られた焼結体を再圧縮して矯正し、この矯正後の焼
    結体を高温度で加熱して本焼結するリプレスリシンター
    に用いられる矯正方法であって、外周面一端側に凸部を
    有するワークを段付きダイ内で前記凸部側に位置する一
    側パンチと前記凸部と反対側に位置する他側パンチとに
    より軸方向に加圧して矯正する矯正方法において、ワー
    クの凸部がダイ内の段部に当接した状態で前記一側パン
    チによる加圧を開始し、この一側パンチによる加圧に伴
    い前記ダイを前記一側パンチによる加圧方向へ所定量移
    動させた後、前記ダイを停止させて加圧を行うことを特
    徴とするリプレスリシンター用矯正方法。
  2. 【請求項2】 前記一側パンチによる加圧開始時点でワ
    ークが前記他側パンチから離れて位置しており、前記ダ
    イの移動の途中でワークが前記他側パンチに接すること
    を特徴とする請求項1記載のリプレスリシンター用矯正
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のリプレスリシン
    ター用矯正方法に用いる矯正用金型装置であって、段部
    により内部の一側が太孔部になり他側がより細い細孔部
    になっているダイと、このダイ内に前記太孔部側から摺
    動自在にかつ挿脱自在に嵌合される一側パンチと、前記
    ダイ内に前記細孔部側から摺動自在に嵌合された他側パ
    ンチと、前記ダイを保持するダイプレートとを備え、前
    記ダイは、前記ダイプレートに対して前記パンチの移動
    方向へ所定範囲移動自在になっているとともに、付勢手
    段により前記一側パンチ側へ付勢されていることを特徴
    とする矯正用金型装置。
JP30269197A 1997-11-05 1997-11-05 リプレスリシンター用矯正方法およびこの方法に用いる矯正用金型装置 Expired - Fee Related JP3374963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30269197A JP3374963B2 (ja) 1997-11-05 1997-11-05 リプレスリシンター用矯正方法およびこの方法に用いる矯正用金型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30269197A JP3374963B2 (ja) 1997-11-05 1997-11-05 リプレスリシンター用矯正方法およびこの方法に用いる矯正用金型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11140507A true JPH11140507A (ja) 1999-05-25
JP3374963B2 JP3374963B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=17912040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30269197A Expired - Fee Related JP3374963B2 (ja) 1997-11-05 1997-11-05 リプレスリシンター用矯正方法およびこの方法に用いる矯正用金型装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3374963B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018131208A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 住友電工焼結合金株式会社 サイジング用金型及びサイジング方法
CN112373102A (zh) * 2020-11-18 2021-02-19 乐清市托普斯机械有限公司 一种粉末或颗粒成型用顶出冲头
CN115740092A (zh) * 2022-11-18 2023-03-07 扬州保来得科技实业有限公司 一种粉末冶金薄法兰件整形模具及整形方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018131208A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 住友電工焼結合金株式会社 サイジング用金型及びサイジング方法
CN108575087A (zh) * 2017-01-13 2018-09-25 住友电工烧结合金株式会社 定型模具和定型方法
JPWO2018131208A1 (ja) * 2017-01-13 2019-11-07 住友電工焼結合金株式会社 サイジング用金型及びサイジング方法
CN108575087B (zh) * 2017-01-13 2020-05-22 住友电工烧结合金株式会社 定型模具和定型方法
CN112373102A (zh) * 2020-11-18 2021-02-19 乐清市托普斯机械有限公司 一种粉末或颗粒成型用顶出冲头
CN115740092A (zh) * 2022-11-18 2023-03-07 扬州保来得科技实业有限公司 一种粉末冶金薄法兰件整形模具及整形方法
CN115740092B (zh) * 2022-11-18 2024-02-06 扬州保来得科技实业有限公司 一种粉末冶金薄法兰件整形模具及整形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3374963B2 (ja) 2003-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1241870A (en) Hydro mechanical pressing method and punch and die therefor
JP2004298917A (ja) 傘状粉末成形体の成形方法および成形装置
JP3374963B2 (ja) リプレスリシンター用矯正方法およびこの方法に用いる矯正用金型装置
JP3872138B2 (ja) 粉末成形装置
JPH0551604A (ja) 焼結用粉末成形品の加圧成形装置
JPH05302102A (ja) 粉末成形方法
JPS59107003A (ja) 段付き焼結鍛造部品の製造方法
JP2007222879A (ja) 粉末成形用金型及び粉末成形方法
JP2969330B2 (ja) 粉末プレス装置
JPH09143508A (ja) 粉末成形用ダイセット装置
JP2535135Y2 (ja) 圧粉成形装置
JPS6330361B2 (ja)
JP3099615B2 (ja) 横孔を有する粉末成形体の成形方法およびその装置
JPH10118797A (ja) 粉末成形方法およびこの方法に用いる粉末成形用金型装置
JP3144450B2 (ja) 圧粉体成形用金型
KR20060023264A (ko) 펀치 프레스 장치
JPH03319Y2 (ja)
JP2003268413A (ja) 寸法精度の高い焼結機械部品の製造方法とその装置
JPH084184Y2 (ja) 歯車成形用金型装置
JP3714597B2 (ja) 鍛造方法及び鍛造装置
JP3173157B2 (ja) 粉末成形装置
JPH01119604A (ja) 粉末成形法
JPH049116Y2 (ja)
JPH08323499A (ja) 金型装置
JPH0788699A (ja) 金型装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021031

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees