JPH11141011A - 耐火複合構成体及びその被覆方法 - Google Patents
耐火複合構成体及びその被覆方法Info
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- JPH11141011A JPH11141011A JP9303023A JP30302397A JPH11141011A JP H11141011 A JPH11141011 A JP H11141011A JP 9303023 A JP9303023 A JP 9303023A JP 30302397 A JP30302397 A JP 30302397A JP H11141011 A JPH11141011 A JP H11141011A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工性及び耐火性に優れた耐火複合構成体及
びその被覆方法を提供する。 【解決手段】 H鋼1の外周が、不燃性材料からなる層
(A)5と耐火膨張シート(B)4とが積層されてなる
耐火被覆材3によって被覆されてなり、該耐火被覆材3
とH鋼1との間隙には含水無機物を20重量%以上含有
する吸熱部材2─1,2−2が配置されている。
びその被覆方法を提供する。 【解決手段】 H鋼1の外周が、不燃性材料からなる層
(A)5と耐火膨張シート(B)4とが積層されてなる
耐火被覆材3によって被覆されてなり、該耐火被覆材3
とH鋼1との間隙には含水無機物を20重量%以上含有
する吸熱部材2─1,2−2が配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱、はり(梁)、
壁等の鉄骨に用いる耐火複合構成体であって、簡便に設
置することができ、かつ、優れた耐火性能を有する耐火
複合構成体及びその被覆方法に関する。
壁等の鉄骨に用いる耐火複合構成体であって、簡便に設
置することができ、かつ、優れた耐火性能を有する耐火
複合構成体及びその被覆方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の高層化に伴い、建築物の構造材
をなす梁、柱等として軽量な鉄骨が用いられるようにな
っている。建築物の構造材として用いられている鉄骨に
は、建設省告示第2999号や、JIS A1304に
より耐火性能基準が定められており、その基準を満たす
ために、鉄骨の表面を耐火性に優れた材料で被覆するこ
とが一般的に行われている。
をなす梁、柱等として軽量な鉄骨が用いられるようにな
っている。建築物の構造材として用いられている鉄骨に
は、建設省告示第2999号や、JIS A1304に
より耐火性能基準が定められており、その基準を満たす
ために、鉄骨の表面を耐火性に優れた材料で被覆するこ
とが一般的に行われている。
【0003】鉄骨に耐火性を付与するための被覆材料と
して、特開平6−32664号公報には、水ガラスや水
硬性セメントにバーミキュライト、ロックウール等の無
機成分を混合したものが開示されている。しかしなが
ら、このものは、施工時に現場で鉄骨に対して塗布又は
吹き付ける必要があり、施工性が悪かった。また、形成
される耐火被覆の厚さにむらが生じ易く、むらが生じた
場合は十分な耐火性を発揮することができなかった。ま
た、形成される耐火被覆層にひび割れが発生して耐火性
が低下する場合があった。さらには、湿式又は半乾式に
より吹き付けた場合は硬化するまでに長時間が必要であ
り、作業効率が悪かった。
して、特開平6−32664号公報には、水ガラスや水
硬性セメントにバーミキュライト、ロックウール等の無
機成分を混合したものが開示されている。しかしなが
ら、このものは、施工時に現場で鉄骨に対して塗布又は
吹き付ける必要があり、施工性が悪かった。また、形成
される耐火被覆の厚さにむらが生じ易く、むらが生じた
場合は十分な耐火性を発揮することができなかった。ま
た、形成される耐火被覆層にひび割れが発生して耐火性
が低下する場合があった。さらには、湿式又は半乾式に
より吹き付けた場合は硬化するまでに長時間が必要であ
り、作業効率が悪かった。
【0004】このような目的のために、例えば三井金属
塗料社等から耐火塗料が市販されているが、施工現場に
おいて2種類の塗料を混合する必要があるため、塗りむ
らが発生し易く、鉄骨に対して均一な耐火性を付与する
ことが困難であった。また、ケイ酸カルシウム板を鉄骨
の周りに囲むように設置する方法もあるが、厚いケイ酸
カルシウム板を使用し、これを、大量の釘、ビス等で固
定する必要があるため施工性が非常に悪く、さらに、ケ
イ酸カルシウム板の切削時に大量の粉塵は発生するとい
う問題点があった。
塗料社等から耐火塗料が市販されているが、施工現場に
おいて2種類の塗料を混合する必要があるため、塗りむ
らが発生し易く、鉄骨に対して均一な耐火性を付与する
ことが困難であった。また、ケイ酸カルシウム板を鉄骨
の周りに囲むように設置する方法もあるが、厚いケイ酸
カルシウム板を使用し、これを、大量の釘、ビス等で固
定する必要があるため施工性が非常に悪く、さらに、ケ
イ酸カルシウム板の切削時に大量の粉塵は発生するとい
う問題点があった。
【0005】実開昭62−163206号公報には、ロ
ックウールフェルト等からなる基材と、セラミック繊維
フェルトと、網状物とが重ね合わされ、線材で縫合わさ
れて一体化され、一方の突き付け端部に耳部が形成され
た耐火被覆材が開示されている。しかし、この耐火被覆
材を用いて鉄骨を被覆するには、耐火被覆材を鉄骨に当
て付けた後、耳部の部分を互い違いに重ね合わせて金属
網状物を重ね折りする必要があり、また、耐火被覆材を
鉄骨に固定するためには溶接ガンを用いて溶接ピン等を
立て、多数の箇所で掛け止めする必要があり、やはり施
工性に問題があった。
ックウールフェルト等からなる基材と、セラミック繊維
フェルトと、網状物とが重ね合わされ、線材で縫合わさ
れて一体化され、一方の突き付け端部に耳部が形成され
た耐火被覆材が開示されている。しかし、この耐火被覆
材を用いて鉄骨を被覆するには、耐火被覆材を鉄骨に当
て付けた後、耳部の部分を互い違いに重ね合わせて金属
網状物を重ね折りする必要があり、また、耐火被覆材を
鉄骨に固定するためには溶接ガンを用いて溶接ピン等を
立て、多数の箇所で掛け止めする必要があり、やはり施
工性に問題があった。
【0006】また、特開平2−108748号公報に
は、鉄骨構造物の周囲に耐火被覆材を取付けて鉄骨の耐
火被覆を形成するようにした構造物が開示されている。
この構造物は、金属板の内側に発泡断熱材料、耐火塗料
が塗布された発泡材料等を裏張りしたものであり、施工
性の良好なものであった。しかしながら、該構造物は、
金属板と断熱材料とのみからなるものであり、その耐火
性能には限度があるため、40mm以上の厚い被覆が必
要であった。
は、鉄骨構造物の周囲に耐火被覆材を取付けて鉄骨の耐
火被覆を形成するようにした構造物が開示されている。
この構造物は、金属板の内側に発泡断熱材料、耐火塗料
が塗布された発泡材料等を裏張りしたものであり、施工
性の良好なものであった。しかしながら、該構造物は、
金属板と断熱材料とのみからなるものであり、その耐火
性能には限度があるため、40mm以上の厚い被覆が必
要であった。
【0007】特開平7−133640号公報には、吸水
性ゲルをアルミ蒸着ポリエチレンでパックし、さらに、
セラミックマットで包んだ被覆材料が開示されている。
しかしながら、このものは、施工時にゲル部分を切断し
てしまったり、釘を内つけると内部に吸水性ゲルが漏れ
だして使用不能になったりする欠点があった。
性ゲルをアルミ蒸着ポリエチレンでパックし、さらに、
セラミックマットで包んだ被覆材料が開示されている。
しかしながら、このものは、施工時にゲル部分を切断し
てしまったり、釘を内つけると内部に吸水性ゲルが漏れ
だして使用不能になったりする欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、施工性及び耐火性に優れた耐火複合構成体及びその
被覆方法を提供することを目的とする。
み、施工性及び耐火性に優れた耐火複合構成体及びその
被覆方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の耐火複合構成体
は、H鋼の外周が、不燃性材料からなる層(A)と耐火
膨張シート(B)とが積層されてなる耐火被覆材によっ
て被覆されてなり、該耐火被覆材とH鋼との間隙には含
水無機物を20重量%以上含有する吸熱部材が配置され
ていることを特徴とする。
は、H鋼の外周が、不燃性材料からなる層(A)と耐火
膨張シート(B)とが積層されてなる耐火被覆材によっ
て被覆されてなり、該耐火被覆材とH鋼との間隙には含
水無機物を20重量%以上含有する吸熱部材が配置され
ていることを特徴とする。
【0010】本発明で用いられる耐火被覆材は、不燃性
材料からなる層(A)と耐火膨張シート(B)とが積層
されてなる。
材料からなる層(A)と耐火膨張シート(B)とが積層
されてなる。
【0011】上記不燃性材料からなる層(A)として
は、特に限定されず、例えば、鉄板、ステンレス板、ア
ルミニウム板、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼鈑、表面処理
鋼鈑、チタン板、ホーロー鋼鈑、フッ素樹脂塗装鋼鈑、
クラッド鋼鈑、銅板等に代表される金属板;けい酸カル
シウム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライト
セメント板、ロックウール板、スレート板、ALC板、
窯業系板、モルタル、プレキャストコンクリート板、ガ
ラスファイバーレインフォースドコンクリート板、セメ
ントと木片との複合体等に代表される無機質板などが挙
げられる。本発明においては、上記金属板又は無機質板
が複数枚積層されたものであってもよく、着色や意匠の
ために表面処理を施してもよい。
は、特に限定されず、例えば、鉄板、ステンレス板、ア
ルミニウム板、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼鈑、表面処理
鋼鈑、チタン板、ホーロー鋼鈑、フッ素樹脂塗装鋼鈑、
クラッド鋼鈑、銅板等に代表される金属板;けい酸カル
シウム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライト
セメント板、ロックウール板、スレート板、ALC板、
窯業系板、モルタル、プレキャストコンクリート板、ガ
ラスファイバーレインフォースドコンクリート板、セメ
ントと木片との複合体等に代表される無機質板などが挙
げられる。本発明においては、上記金属板又は無機質板
が複数枚積層されたものであってもよく、着色や意匠の
ために表面処理を施してもよい。
【0012】上記層(A)として無機質板を使用する場
合には、無機質板の密度は、0.2〜2.5gf/cm
3 が好ましく、より好ましくは、0.3〜2.2gf/
cm 3 である。密度が、0.2gf/cm3 未満である
と、耐熱性が低下して火炎が貫通するおそれがあり、
2.5gf/cm3 を超えると施工性に劣る。
合には、無機質板の密度は、0.2〜2.5gf/cm
3 が好ましく、より好ましくは、0.3〜2.2gf/
cm 3 である。密度が、0.2gf/cm3 未満である
と、耐熱性が低下して火炎が貫通するおそれがあり、
2.5gf/cm3 を超えると施工性に劣る。
【0013】上記耐火膨張シート(B)は、熱可塑性樹
脂及び/又はゴム成分、リン化合物、中和処理された熱
膨張性黒鉛ならびに無機充填剤を含有する樹脂組成物か
ら形成されるものが好ましい。
脂及び/又はゴム成分、リン化合物、中和処理された熱
膨張性黒鉛ならびに無機充填剤を含有する樹脂組成物か
ら形成されるものが好ましい。
【0014】上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分とし
ては、特に限定されず、例えば、例えば、ポリプロピレ
ン系樹脂、ポリエチレン系樹脂等のポリオレフィン系樹
脂、ポリ(1−)ブテン系樹脂、ポリペンテン系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリフェニ
レンエーテル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、天然ゴム(NR)、イソプ
レンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、1,2−
ポリブタジエンゴム(1,2−BR)、スチレン−ブタ
ジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ニ
トリルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレ
ン−プロピレンゴム(EPM、EPDM)、クロロスル
ホン化ポリエチレン(CSM)、アクリルゴム(AC
M、ANM)、エピクロルヒドリンゴム(CO、EC
O)、多加硫ゴム(T)、シリコーンゴム(Q)、フッ
素ゴム(FKM、FZ)、ウレタンゴム(U)等が挙げ
られ、これらは、単独で使用されてもよく、2種以上が
併用されてもよい。さらに、樹脂の溶融粘度、柔軟性、
粘着性等の調整のため、2種以上の樹脂をブレンドした
ものをベース樹脂として用いてもよい。
ては、特に限定されず、例えば、例えば、ポリプロピレ
ン系樹脂、ポリエチレン系樹脂等のポリオレフィン系樹
脂、ポリ(1−)ブテン系樹脂、ポリペンテン系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリフェニ
レンエーテル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、天然ゴム(NR)、イソプ
レンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、1,2−
ポリブタジエンゴム(1,2−BR)、スチレン−ブタ
ジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ニ
トリルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレ
ン−プロピレンゴム(EPM、EPDM)、クロロスル
ホン化ポリエチレン(CSM)、アクリルゴム(AC
M、ANM)、エピクロルヒドリンゴム(CO、EC
O)、多加硫ゴム(T)、シリコーンゴム(Q)、フッ
素ゴム(FKM、FZ)、ウレタンゴム(U)等が挙げ
られ、これらは、単独で使用されてもよく、2種以上が
併用されてもよい。さらに、樹脂の溶融粘度、柔軟性、
粘着性等の調整のため、2種以上の樹脂をブレンドした
ものをベース樹脂として用いてもよい。
【0015】上記クロロプレン系樹脂、塩素化ブチル系
樹脂等のハロゲン化された樹脂は、それ自体難燃性が高
く、熱による脱ハロゲン化反応により、架橋が起こり、
加熱後の残渣の強度が向上する点において好ましい。上
記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分として例示したもの
は、非常に柔軟でゴム的性質を持っていることから、上
記リン化合物、熱膨張性黒鉛を高充填することが可能で
あり、得られる耐火膨張シート(B)が柔軟でフレキシ
ブルなものとなる。より柔軟でフレキシブルな耐火膨張
シート(B)を得るためには、非加硫ゴムやポリエチレ
ン系樹脂が好適に用いられる。
樹脂等のハロゲン化された樹脂は、それ自体難燃性が高
く、熱による脱ハロゲン化反応により、架橋が起こり、
加熱後の残渣の強度が向上する点において好ましい。上
記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分として例示したもの
は、非常に柔軟でゴム的性質を持っていることから、上
記リン化合物、熱膨張性黒鉛を高充填することが可能で
あり、得られる耐火膨張シート(B)が柔軟でフレキシ
ブルなものとなる。より柔軟でフレキシブルな耐火膨張
シート(B)を得るためには、非加硫ゴムやポリエチレ
ン系樹脂が好適に用いられる。
【0016】上記ポリエチレン系樹脂としては例えば、
エチレン単独重合体、エチレンを主成分とした共重合
体、これらの混合物、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メ
タクリレート共重合体等が挙げられる。上記エチレンを
主成分とする共重合体としては、例えば、エチレン部を
主成分とするエチレンと他のαオレフィンとの共重合体
等が挙げられ、上記αオレフィンとしては例えば、1−
ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、
1−ブテン、1−ペンテン等が挙げられる。
エチレン単独重合体、エチレンを主成分とした共重合
体、これらの混合物、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メ
タクリレート共重合体等が挙げられる。上記エチレンを
主成分とする共重合体としては、例えば、エチレン部を
主成分とするエチレンと他のαオレフィンとの共重合体
等が挙げられ、上記αオレフィンとしては例えば、1−
ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、
1−ブテン、1−ペンテン等が挙げられる。
【0017】上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分に
は、更に、本発明における耐火膨張シート(B)の耐火
性能を阻害しない範囲で、架橋や変性が施されてもよ
い。上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分の架橋や変性
を行う時期については特に限定されず、予め架橋、変性
した熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分を用いてもよく、
後述のリン化合物や無機充填剤等の他の成分を配合する
際同時に架橋や変性してもよいし、又は、熱可塑性樹脂
及び/又はゴム成分に他の成分を配合した後に架橋や変
性してもよく、いずれの段階で行ってもよい。
は、更に、本発明における耐火膨張シート(B)の耐火
性能を阻害しない範囲で、架橋や変性が施されてもよ
い。上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分の架橋や変性
を行う時期については特に限定されず、予め架橋、変性
した熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分を用いてもよく、
後述のリン化合物や無機充填剤等の他の成分を配合する
際同時に架橋や変性してもよいし、又は、熱可塑性樹脂
及び/又はゴム成分に他の成分を配合した後に架橋や変
性してもよく、いずれの段階で行ってもよい。
【0018】上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分の架
橋方法については特に限定されず、熱可塑性樹脂又はゴ
ム成分について通常行われる架橋方法、例えば、各種架
橋剤、過酸化物等を使用する方法、電子線照射による方
法等が挙げられる。また、非加硫ゴムに関しては、リン
化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、無機充填剤、そ
の他の添加剤を配合した後に加硫してもよい。
橋方法については特に限定されず、熱可塑性樹脂又はゴ
ム成分について通常行われる架橋方法、例えば、各種架
橋剤、過酸化物等を使用する方法、電子線照射による方
法等が挙げられる。また、非加硫ゴムに関しては、リン
化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、無機充填剤、そ
の他の添加剤を配合した後に加硫してもよい。
【0019】上記リン化合物としては特に限定されず、
例えば、赤リン;トリフェニルホスフェート、トリクレ
ジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレ
ジルジフェニルホスフェート、キシレニルジフェニルホ
スフェート等の各種リン酸エステル;リン酸ナトリウ
ム、リン酸カリウム、リン酸マグネシウム等のリン酸金
属塩;ポリリン酸アンモニウム類;下記一般式(1)で
表される化合物等が挙げられる。これらのうち、耐火性
の観点から、赤リン、ポリリン酸アンモニウム類、及
び、下記一般式(1)で表される化合物が好ましく、性
能、安全性、費用等の点においてポリリン酸アンモニウ
ム類がより好ましい。
例えば、赤リン;トリフェニルホスフェート、トリクレ
ジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレ
ジルジフェニルホスフェート、キシレニルジフェニルホ
スフェート等の各種リン酸エステル;リン酸ナトリウ
ム、リン酸カリウム、リン酸マグネシウム等のリン酸金
属塩;ポリリン酸アンモニウム類;下記一般式(1)で
表される化合物等が挙げられる。これらのうち、耐火性
の観点から、赤リン、ポリリン酸アンモニウム類、及
び、下記一般式(1)で表される化合物が好ましく、性
能、安全性、費用等の点においてポリリン酸アンモニウ
ム類がより好ましい。
【0020】
【化1】
【0021】式中、R1 及びR3 は、水素、炭素数1〜
16の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、又は、炭素
数6〜16のアリール基を表す。R2 は、水酸基、炭素
数1〜16の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、炭素
数1〜16の直鎖状若しくは分岐状のアルコキシル基、
炭素数6〜16のアリール基、又は、炭素数6〜16の
アリールオキシ基を表す。
16の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、又は、炭素
数6〜16のアリール基を表す。R2 は、水酸基、炭素
数1〜16の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、炭素
数1〜16の直鎖状若しくは分岐状のアルコキシル基、
炭素数6〜16のアリール基、又は、炭素数6〜16の
アリールオキシ基を表す。
【0022】上記赤リンは、少量の添加で難燃効果が向
上する。上記赤リンとしては、市販の赤リンを用いるこ
とができるが、耐湿性、混練時に自然発火しない等の安
全性の点から、赤リン粒子の表面を樹脂でコーティング
したもの等が好適に用いられる。
上する。上記赤リンとしては、市販の赤リンを用いるこ
とができるが、耐湿性、混練時に自然発火しない等の安
全性の点から、赤リン粒子の表面を樹脂でコーティング
したもの等が好適に用いられる。
【0023】上記ポリリン酸アンモニウム類としては特
に限定されず、例えば、ポリリン酸アンモニウム、メラ
ミン変性ポリリン酸アンモニウム等が挙げられるが、取
扱い性等の点からポリリン酸アンモニウムが好適に用い
られる。市販品としては、例えば、ヘキスト社製「AP
422」、「AP462」、住友化学社製「スミセーフ
P」、チッソ社製「テラージュC60」等が挙げられ
る。
に限定されず、例えば、ポリリン酸アンモニウム、メラ
ミン変性ポリリン酸アンモニウム等が挙げられるが、取
扱い性等の点からポリリン酸アンモニウムが好適に用い
られる。市販品としては、例えば、ヘキスト社製「AP
422」、「AP462」、住友化学社製「スミセーフ
P」、チッソ社製「テラージュC60」等が挙げられ
る。
【0024】上記一般式(1)で表される化合物として
は特に限定されず、例えば、メチルホスホン酸、メチル
ホスホン酸ジメチル、メチルホスホン酸ジエチル、エチ
ルホスホン酸、プロピルホスホン酸、ブチルホスホン
酸、2−メチルプロピルホスホン酸、t−ブチルホスホ
ン酸、2,3−ジメチル−ブチルホスホン酸、オクチル
ホスホン酸、フェニルホスホン酸、ジオクチルフェニル
ホスホネート、ジメチルホスフィン酸、メチルエチルホ
スフィン酸、メチルプロピルホスフィン酸、ジエチルホ
スフィン酸、ジオクチルホスフィン酸、フェニルホスフ
ィン酸、ジエチルフェニルホスフィン酸、ジフェニルホ
スフィン酸、ビス(4−メトキシフェニル)ホスフィン
酸等が挙げられる。なかでも、t−ブチルホスホン酸
は、高価ではあるが、高難燃性の点においては好まし
い。上記リン化合物は、単独で用いても、2種以上を併
用してもよい。
は特に限定されず、例えば、メチルホスホン酸、メチル
ホスホン酸ジメチル、メチルホスホン酸ジエチル、エチ
ルホスホン酸、プロピルホスホン酸、ブチルホスホン
酸、2−メチルプロピルホスホン酸、t−ブチルホスホ
ン酸、2,3−ジメチル−ブチルホスホン酸、オクチル
ホスホン酸、フェニルホスホン酸、ジオクチルフェニル
ホスホネート、ジメチルホスフィン酸、メチルエチルホ
スフィン酸、メチルプロピルホスフィン酸、ジエチルホ
スフィン酸、ジオクチルホスフィン酸、フェニルホスフ
ィン酸、ジエチルフェニルホスフィン酸、ジフェニルホ
スフィン酸、ビス(4−メトキシフェニル)ホスフィン
酸等が挙げられる。なかでも、t−ブチルホスホン酸
は、高価ではあるが、高難燃性の点においては好まし
い。上記リン化合物は、単独で用いても、2種以上を併
用してもよい。
【0025】上記中和処理された熱膨張性黒鉛とは、従
来公知の物質である熱膨張性黒鉛を中和処理したもので
ある。上記熱膨張性黒鉛は、天然鱗状グラファイト、熱
分解グラファイト、キッシュグラファイト等の粉末を、
濃硫酸、硝酸、セレン酸等の無機酸と濃硝酸、過塩素
酸、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、重クロム酸塩、過酸
化水素等の強酸化剤とで処理することにより生成するグ
ラファイト層間化合物であり、炭素の層状構造を維持し
たままの結晶化合物である。
来公知の物質である熱膨張性黒鉛を中和処理したもので
ある。上記熱膨張性黒鉛は、天然鱗状グラファイト、熱
分解グラファイト、キッシュグラファイト等の粉末を、
濃硫酸、硝酸、セレン酸等の無機酸と濃硝酸、過塩素
酸、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、重クロム酸塩、過酸
化水素等の強酸化剤とで処理することにより生成するグ
ラファイト層間化合物であり、炭素の層状構造を維持し
たままの結晶化合物である。
【0026】上述のように酸処理して得られた熱膨張性
黒鉛は、更にアンモニア、脂肪族低級アミン、アルカリ
金属化合物、アルカリ土類金属化合物等で中和すること
により、上記中和処理された熱膨張性黒鉛とする。上記
脂肪族低級アミンとしては特に限定されず、例えば、モ
ノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、
エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等が挙げ
られる。
黒鉛は、更にアンモニア、脂肪族低級アミン、アルカリ
金属化合物、アルカリ土類金属化合物等で中和すること
により、上記中和処理された熱膨張性黒鉛とする。上記
脂肪族低級アミンとしては特に限定されず、例えば、モ
ノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、
エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等が挙げ
られる。
【0027】上記アルカリ金属化合物及びアルカリ土類
金属化合物としては特に限定されず、例えば、カリウ
ム、ナトリウム、カルシウム、バリウム、マグネシウム
等の水酸化物、酸化物、炭酸塩、硫酸塩、有機酸塩等が
挙げられる。
金属化合物としては特に限定されず、例えば、カリウ
ム、ナトリウム、カルシウム、バリウム、マグネシウム
等の水酸化物、酸化物、炭酸塩、硫酸塩、有機酸塩等が
挙げられる。
【0028】上記中和処理された熱膨張性黒鉛の粒度
は、20〜200メッシュが好ましい。粒度が200メ
ッシュより小さくなると、黒鉛の膨張度が小さく、所定
の耐火断熱層が得られず、粒度が20メッシュより大き
くなると、黒鉛の膨張度が大きいという利点はあるが、
熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分と混練する際に分散性
が悪くなり、物性の低下が避けられない。
は、20〜200メッシュが好ましい。粒度が200メ
ッシュより小さくなると、黒鉛の膨張度が小さく、所定
の耐火断熱層が得られず、粒度が20メッシュより大き
くなると、黒鉛の膨張度が大きいという利点はあるが、
熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分と混練する際に分散性
が悪くなり、物性の低下が避けられない。
【0029】上記中和処理された熱膨張性黒鉛の市販品
としては、例えば、日本化成社製「CA−60S」、東
ソー社製「GREP−EG」等が挙げられる。
としては、例えば、日本化成社製「CA−60S」、東
ソー社製「GREP−EG」等が挙げられる。
【0030】上記無機充填剤としては特に限定されず、
例えば、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシ
ウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化錫、酸化アンチ
モン、フェライト類等の金属酸化物;水酸化カルシウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、ハイド
ロタルサイト等の含水無機物;塩基性炭酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、炭
酸ストロンチウム、炭酸バリウム等の金属炭酸塩;硫酸
カルシウム、石膏繊維、けい酸カルシウム等のカルシウ
ム塩;シリカ、珪藻土、ドーンナイト、硫酸バリウム、
タルク、クレー、マイカ、モンモリロナイト、ベントナ
イト、活性白土、セピオライト、イモゴライト、セリサ
イト、ガラス繊維、ガラスビーズ、シリカ系バルン、窒
化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化けい素、カーボンブ
ラック、グラファイト、炭素繊維、炭素バルン、木炭粉
末、各種金属粉、チタン酸カリウム、硫酸マグネシウム
「MOS」(商品名)、チタン酸ジルコン酸鉛、アルミ
ニウムボレート、硫化モリブデン、炭化けい素、ステン
レス繊維、ホウ酸亜鉛、各種磁性粉、スラグ繊維、フラ
イアッシュ、脱水汚泥等が挙げられる。なかでも、含水
無機物及び金属炭酸塩が好ましい。
例えば、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシ
ウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化錫、酸化アンチ
モン、フェライト類等の金属酸化物;水酸化カルシウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、ハイド
ロタルサイト等の含水無機物;塩基性炭酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、炭
酸ストロンチウム、炭酸バリウム等の金属炭酸塩;硫酸
カルシウム、石膏繊維、けい酸カルシウム等のカルシウ
ム塩;シリカ、珪藻土、ドーンナイト、硫酸バリウム、
タルク、クレー、マイカ、モンモリロナイト、ベントナ
イト、活性白土、セピオライト、イモゴライト、セリサ
イト、ガラス繊維、ガラスビーズ、シリカ系バルン、窒
化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化けい素、カーボンブ
ラック、グラファイト、炭素繊維、炭素バルン、木炭粉
末、各種金属粉、チタン酸カリウム、硫酸マグネシウム
「MOS」(商品名)、チタン酸ジルコン酸鉛、アルミ
ニウムボレート、硫化モリブデン、炭化けい素、ステン
レス繊維、ホウ酸亜鉛、各種磁性粉、スラグ繊維、フラ
イアッシュ、脱水汚泥等が挙げられる。なかでも、含水
無機物及び金属炭酸塩が好ましい。
【0031】水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム
等の含水無機物は、加熱時の脱水反応によって生成した
水のために吸熱が起こり、温度上昇が低減されて高い耐
熱性が得られる点、及び、加熱残渣として酸化物が残存
し、これが骨材となって働くことで残渣強度が向上する
点で特に好ましい。水酸化マグネシウムと水酸化アルミ
ニウムは、脱水効果を発揮する温度領域が異なるため、
併用すると脱水効果を発揮する温度領域が広がり、より
効果的な温度上昇抑制効果が得られることから、併用す
ることが好ましい。
等の含水無機物は、加熱時の脱水反応によって生成した
水のために吸熱が起こり、温度上昇が低減されて高い耐
熱性が得られる点、及び、加熱残渣として酸化物が残存
し、これが骨材となって働くことで残渣強度が向上する
点で特に好ましい。水酸化マグネシウムと水酸化アルミ
ニウムは、脱水効果を発揮する温度領域が異なるため、
併用すると脱水効果を発揮する温度領域が広がり、より
効果的な温度上昇抑制効果が得られることから、併用す
ることが好ましい。
【0032】炭酸カルシウム、炭酸亜鉛等の金属炭酸塩
は、上記リン化合物としてポリリン酸アンモニウムを使
用した場合、ポリリン酸アンモニウムとの反応で膨張を
促すと考えられる。また、有効な骨材として働き、燃焼
後に形状保持性の高い残渣を形成する。
は、上記リン化合物としてポリリン酸アンモニウムを使
用した場合、ポリリン酸アンモニウムとの反応で膨張を
促すと考えられる。また、有効な骨材として働き、燃焼
後に形状保持性の高い残渣を形成する。
【0033】一般的に、無機充填剤は、骨材的な働きを
することから、残渣強度の向上や熱容量の増大に寄与す
ると考えられる。上記無機充填剤は、単独で用いても、
2種以上を併用してもよい。
することから、残渣強度の向上や熱容量の増大に寄与す
ると考えられる。上記無機充填剤は、単独で用いても、
2種以上を併用してもよい。
【0034】上記無機充填剤の粒径としては、0.5〜
100μmが好ましく、より好ましくは、1〜50μm
である。上記粒径が、0.5μm未満では二次凝集が起
こり、分散性が悪くなる。また、粒径が100μmを超
えると、成形体の表面性、樹脂組成物の力学的物性が低
下する。
100μmが好ましく、より好ましくは、1〜50μm
である。上記粒径が、0.5μm未満では二次凝集が起
こり、分散性が悪くなる。また、粒径が100μmを超
えると、成形体の表面性、樹脂組成物の力学的物性が低
下する。
【0035】上記無機充填剤の添加量が多いときは、上
記範囲のなかでも粒径の大きいものを選んで用いること
により、樹脂組成物の粘度低下を軽減し、成形性向上を
図るとよい。また、粒径の大きい無機充填剤と粒径の小
さいものを組み合わせて使用することがより好ましく、
組み合わせることによって、さらに高充填化が可能とな
る。
記範囲のなかでも粒径の大きいものを選んで用いること
により、樹脂組成物の粘度低下を軽減し、成形性向上を
図るとよい。また、粒径の大きい無機充填剤と粒径の小
さいものを組み合わせて使用することがより好ましく、
組み合わせることによって、さらに高充填化が可能とな
る。
【0036】耐火膨張シート(B)用樹脂組成物におい
て、上記リン化合物及び上記中和処理された熱膨張性黒
鉛の配合量は、上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分1
00重量部に対して、合計量で20〜300重量部がよ
り好ましく、20〜200重量部がさらに好ましい。上
記無機充填剤の配合量としては、上記熱可塑性樹脂及び
/又はゴム成分100重量部に対して、20〜500重
量部がより好ましく、60〜300重量部がさらに好ま
しい。
て、上記リン化合物及び上記中和処理された熱膨張性黒
鉛の配合量は、上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分1
00重量部に対して、合計量で20〜300重量部がよ
り好ましく、20〜200重量部がさらに好ましい。上
記無機充填剤の配合量としては、上記熱可塑性樹脂及び
/又はゴム成分100重量部に対して、20〜500重
量部がより好ましく、60〜300重量部がさらに好ま
しい。
【0037】上記中和処理された熱膨張性黒鉛と上記リ
ン化合物との重量比〔(中和処理された熱膨張性黒鉛)
/(リン化合物)〕は、0.05〜1が好ましい。中和
処理された熱膨張性黒鉛とリン化合物との重量比を、
0.05〜1とすることによって、燃焼残渣の形状保持
性と高い耐火性能を得ることができる。中和処理された
熱膨張性黒鉛の配合比率が多すぎると、燃焼時に膨張し
た黒鉛が飛散し、充分な膨張断熱層が得られない。一
方、リン化合物の配合比率が多すぎると、断熱層の形成
が充分ではなくなるので、充分な断熱効果が得られな
い。
ン化合物との重量比〔(中和処理された熱膨張性黒鉛)
/(リン化合物)〕は、0.05〜1が好ましい。中和
処理された熱膨張性黒鉛とリン化合物との重量比を、
0.05〜1とすることによって、燃焼残渣の形状保持
性と高い耐火性能を得ることができる。中和処理された
熱膨張性黒鉛の配合比率が多すぎると、燃焼時に膨張し
た黒鉛が飛散し、充分な膨張断熱層が得られない。一
方、リン化合物の配合比率が多すぎると、断熱層の形成
が充分ではなくなるので、充分な断熱効果が得られな
い。
【0038】上記耐火膨張シート(B)用樹脂組成物の
耐火性能は、必ずしも明らかではないが、以下のように
発現するものと考えられる。即ち、中和処理された熱膨
張性黒鉛は、加熱により膨張して断熱層を形成し、熱の
伝達を阻止する。無機充填剤は、その際熱容量の増大に
寄与する。リン化合物は、膨張断熱層の形状保持能力を
有する。
耐火性能は、必ずしも明らかではないが、以下のように
発現するものと考えられる。即ち、中和処理された熱膨
張性黒鉛は、加熱により膨張して断熱層を形成し、熱の
伝達を阻止する。無機充填剤は、その際熱容量の増大に
寄与する。リン化合物は、膨張断熱層の形状保持能力を
有する。
【0039】上記耐火膨張シート(B)用樹脂組成物に
は、該樹脂組成物の物性を阻害しない範囲で、難燃剤、
酸化防止剤、金属害防止剤、帯電防止剤、安定剤、架橋
剤、滑剤、軟化剤、顔料、粘着付与剤等の各種添加剤が
加えられてもよい。
は、該樹脂組成物の物性を阻害しない範囲で、難燃剤、
酸化防止剤、金属害防止剤、帯電防止剤、安定剤、架橋
剤、滑剤、軟化剤、顔料、粘着付与剤等の各種添加剤が
加えられてもよい。
【0040】特に、上記耐火膨張シート(B)に粘着性
を付与するために、粘着付与剤を添加することが好まし
い。粘着性の付与によって、施工性を向上させることが
できる。上記粘着付与剤としては汎用ものが使用でき、
例えば、粘着付与樹脂、可塑剤、油脂類、高分子低重合
物等が挙げられる。
を付与するために、粘着付与剤を添加することが好まし
い。粘着性の付与によって、施工性を向上させることが
できる。上記粘着付与剤としては汎用ものが使用でき、
例えば、粘着付与樹脂、可塑剤、油脂類、高分子低重合
物等が挙げられる。
【0041】上記樹脂組成物は、例えば、単軸押出機、
二軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキサー、
二本ロール等の公知の混練装置を用いて、各成分を溶融
混練することにより得られる。得られた樹脂組成物を、
例えば、プレス成形、押出成形、カレンダー成形等の従
来公知の成形方法によって、シート状に成形することに
より耐火膨張シート(B)を得ることができる。
二軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキサー、
二本ロール等の公知の混練装置を用いて、各成分を溶融
混練することにより得られる。得られた樹脂組成物を、
例えば、プレス成形、押出成形、カレンダー成形等の従
来公知の成形方法によって、シート状に成形することに
より耐火膨張シート(B)を得ることができる。
【0042】上記耐火膨張シート(B)は、25℃での
初期のかさ密度を0.8〜2g/cm3 であるものが好
ましい。25℃での初期のかさ密度を0.8〜2g/c
m3の範囲内とすることによって、上記耐火膨張シート
(B)に要求される断熱性、耐火性等の物性を損なわ
ず、しかも、作業性に優れたものとすることができる。
初期のかさ密度を0.8〜2g/cm3 であるものが好
ましい。25℃での初期のかさ密度を0.8〜2g/c
m3の範囲内とすることによって、上記耐火膨張シート
(B)に要求される断熱性、耐火性等の物性を損なわ
ず、しかも、作業性に優れたものとすることができる。
【0043】25℃における初期のかさ密度が、0.8
g/cm3 未満であると、樹脂組成物中に充分な量の膨
張剤、炭化剤、不燃性充填剤等を添加することができ
ず、加熱後の膨張倍率、残渣量が不充分となり、耐火断
熱層を形成することができない。25℃における初期の
かさ密度が、2.0g/cm3 を超えると、上記耐火膨
張シート(B)の重量が大きくなりすぎるために、大面
積の耐火膨張シート(B)の張り付け作業等における作
業性が低下する。より好ましくは、1〜1.8g/cm
3 である。
g/cm3 未満であると、樹脂組成物中に充分な量の膨
張剤、炭化剤、不燃性充填剤等を添加することができ
ず、加熱後の膨張倍率、残渣量が不充分となり、耐火断
熱層を形成することができない。25℃における初期の
かさ密度が、2.0g/cm3 を超えると、上記耐火膨
張シート(B)の重量が大きくなりすぎるために、大面
積の耐火膨張シート(B)の張り付け作業等における作
業性が低下する。より好ましくは、1〜1.8g/cm
3 である。
【0044】上記耐火膨張シート(B)は、500℃で
1時間加熱したときのかさ密度が0.05〜0.5g/
cm3 であるものが好ましい。500℃で1時間加熱し
たときのかさ密度が、0.05g/cm3 未満である
と、隙間が多すぎるため、膨張時の崩れにより耐火断熱
層を層として形成することができなくなり、0.5g/
cm3 を超えると、膨張倍率が不充分となり、耐火性能
を充分に発揮することができず、耐火断熱層を形成する
ことができなくなる。より好ましくは、0.1〜0.3
g/cm3 である。
1時間加熱したときのかさ密度が0.05〜0.5g/
cm3 であるものが好ましい。500℃で1時間加熱し
たときのかさ密度が、0.05g/cm3 未満である
と、隙間が多すぎるため、膨張時の崩れにより耐火断熱
層を層として形成することができなくなり、0.5g/
cm3 を超えると、膨張倍率が不充分となり、耐火性能
を充分に発揮することができず、耐火断熱層を形成する
ことができなくなる。より好ましくは、0.1〜0.3
g/cm3 である。
【0045】また、上記耐火膨張シート(B)の初期厚
みは、0.5〜40mmが好ましい。0.5mm未満で
あると、膨張しても充分な断熱性を発揮せず、40mm
を超えると、重量が重くなり、施工性に問題が生じる。
さらに好ましくは、1〜15mmである。ここで、初期
厚みとは、25℃における加熱膨張前の耐火膨張シート
(B)の厚み(mm)をいう。
みは、0.5〜40mmが好ましい。0.5mm未満で
あると、膨張しても充分な断熱性を発揮せず、40mm
を超えると、重量が重くなり、施工性に問題が生じる。
さらに好ましくは、1〜15mmである。ここで、初期
厚みとは、25℃における加熱膨張前の耐火膨張シート
(B)の厚み(mm)をいう。
【0046】本発明で用いられる吸熱部材は、含水無機
物を20重量%以上含有する。上記含水無機物は、加熱
時に脱水して吸熱効果を発揮するという特徴があり、上
記耐火膨張シート(B)と組合わせて用いることによ
り、より優れた耐火断熱性能を実現する。特に、周期表
II族及び III族に属する金属の水酸化物は発泡焼成物を
経て燃焼後も強固に形状を保持するという点で好まし
い。具体例としては、水酸化マグネシウム、水酸化アル
ミニウム、水酸化カルシウム、ハイドロタルサイト等が
挙げられる。
物を20重量%以上含有する。上記含水無機物は、加熱
時に脱水して吸熱効果を発揮するという特徴があり、上
記耐火膨張シート(B)と組合わせて用いることによ
り、より優れた耐火断熱性能を実現する。特に、周期表
II族及び III族に属する金属の水酸化物は発泡焼成物を
経て燃焼後も強固に形状を保持するという点で好まし
い。具体例としては、水酸化マグネシウム、水酸化アル
ミニウム、水酸化カルシウム、ハイドロタルサイト等が
挙げられる。
【0047】上記含水無機物は、粉体状のものが容器に
充填された形態であってもよく、熱可塑性樹脂及び/又
はゴム成分との混合組成物であってもよい。上記混合組
成物としては、熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分と水酸
化アルミニウムとを含有するものが好ましく、水酸化ア
ルミニウムの含有量は、熱可塑性樹脂及び/又はゴム成
分100重量部に対して30〜300重量部が好まし
い。
充填された形態であってもよく、熱可塑性樹脂及び/又
はゴム成分との混合組成物であってもよい。上記混合組
成物としては、熱可塑性樹脂及び/又はゴム成分と水酸
化アルミニウムとを含有するものが好ましく、水酸化ア
ルミニウムの含有量は、熱可塑性樹脂及び/又はゴム成
分100重量部に対して30〜300重量部が好まし
い。
【0048】また、上記吸熱部材はH鋼の凹部に存在さ
せるのが好ましく、H鋼の凹部内面に密着させて存在さ
せるのがより好ましい。
せるのが好ましく、H鋼の凹部内面に密着させて存在さ
せるのがより好ましい。
【発明の実施の形態】本発明の耐火複合構成体の断面模
式図の例を図1に示す。H鋼1の上下の凹部には吸熱部
材2−1,2−2が配置され、H鋼1全体を包み込むよ
うに耐火被覆材3が設置されている。耐火被覆材3は耐
火膨張シート(B)4がH鋼1側に、不燃性材料からな
るボード(A)が外周側になるように設置される。H鋼
1の外側へ被覆された吸熱部材2−1,2−2及び耐火
被覆材3は、例えばビス、ボルト等によって固定するこ
とができる。
式図の例を図1に示す。H鋼1の上下の凹部には吸熱部
材2−1,2−2が配置され、H鋼1全体を包み込むよ
うに耐火被覆材3が設置されている。耐火被覆材3は耐
火膨張シート(B)4がH鋼1側に、不燃性材料からな
るボード(A)が外周側になるように設置される。H鋼
1の外側へ被覆された吸熱部材2−1,2−2及び耐火
被覆材3は、例えばビス、ボルト等によって固定するこ
とができる。
【0049】本発明の耐火複合構成体は、H鋼1の凹部
に吸熱部材2−1,2−2を配置した後、H鋼1の外周
を耐火被覆材3によって被覆することにより、簡便に得
ることができる。
に吸熱部材2−1,2−2を配置した後、H鋼1の外周
を耐火被覆材3によって被覆することにより、簡便に得
ることができる。
【0050】(1)耐火被覆材の調製 ブチルゴム42重量部、粘着付与樹脂8重量部、ポリブ
テン50重量部、中和処理された熱膨張性黒鉛(日本化
成社製「CA−60S」)100重量部及び水酸化アル
ミニウム(日本軽金属社製「B703S」)100重量
部を二本ロールに供給して混練し、樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物を、90℃でTダイ押出機を用いて
成形し、6mm厚の耐火膨張シートを得た。この耐火膨
張シートと0.3mm厚のステンレス板とを、図2に模
式断面図を示すように圧着積層して耐火被覆材を作製し
た。
テン50重量部、中和処理された熱膨張性黒鉛(日本化
成社製「CA−60S」)100重量部及び水酸化アル
ミニウム(日本軽金属社製「B703S」)100重量
部を二本ロールに供給して混練し、樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物を、90℃でTダイ押出機を用いて
成形し、6mm厚の耐火膨張シートを得た。この耐火膨
張シートと0.3mm厚のステンレス板とを、図2に模
式断面図を示すように圧着積層して耐火被覆材を作製し
た。
【0051】(2)吸熱部材(イ)の調製 H鋼の凹部の鉄鋼面沿いに接触して設置するために、3
0mmの深さを持ったステンレス製の容器を作製した
後、容器内に水酸化アルミニウムを空間ができないよう
に充填し、その上に200mμ厚のガラスクロスで被覆
して、図3に示す吸熱部材(イ)を調製した。
0mmの深さを持ったステンレス製の容器を作製した
後、容器内に水酸化アルミニウムを空間ができないよう
に充填し、その上に200mμ厚のガラスクロスで被覆
して、図3に示す吸熱部材(イ)を調製した。
【0052】(3)吸熱部材(ロ)の調製 ブチルゴム42重量部、粘着付与樹脂8重量部、ポリブ
テン50重量部及び水酸化アルミニウム(日本軽金属社
製「B703S」)200重量部を二本ロールに供給し
て混練し、樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を、
90℃でTダイ押出機を用いて10mm厚の吸熱シート
を成形し、この吸熱シートの上に、0.3mm厚のステ
ンレス板を圧着積層して図4に示す吸熱部材(ロ)を調
製した。
テン50重量部及び水酸化アルミニウム(日本軽金属社
製「B703S」)200重量部を二本ロールに供給し
て混練し、樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を、
90℃でTダイ押出機を用いて10mm厚の吸熱シート
を成形し、この吸熱シートの上に、0.3mm厚のステ
ンレス板を圧着積層して図4に示す吸熱部材(ロ)を調
製した。
【0053】(実施例1)200mm(幅)×400m
m(高さ)×1550mm(長さ)のH鋼1の凹部に、
上記吸熱部材(イ)をそのガラスクロス側が接するよう
に配置し、さらに、H鋼1の外周を上記耐火被覆材のス
テンレス側が外側となるように隙間なく被覆して、図1
に示す耐火複合構成体を得た。この耐火複合構成体につ
き、JISA1304に準拠して耐火試験を行った結
果、試験開始60分後で裏面平均温度は313℃であっ
た。
m(高さ)×1550mm(長さ)のH鋼1の凹部に、
上記吸熱部材(イ)をそのガラスクロス側が接するよう
に配置し、さらに、H鋼1の外周を上記耐火被覆材のス
テンレス側が外側となるように隙間なく被覆して、図1
に示す耐火複合構成体を得た。この耐火複合構成体につ
き、JISA1304に準拠して耐火試験を行った結
果、試験開始60分後で裏面平均温度は313℃であっ
た。
【0054】(実施例2)200mm(幅)×400m
m(高さ)×1550mm(長さ)のH鋼1の凹部に、
上記吸熱部材(ロ)をそのステンレス側が外側となるよ
うに被覆し、さらに、H鋼1の外周を上記耐火被覆材の
ステンレス側が外側となるように隙間なく被覆して、図
1に示す耐火複合構成体を得た。この耐火複合構成体に
つき、JIS A1304に準拠して耐火試験を行った
結果、試験開始60分後で裏面平均温度は337℃であ
った。
m(高さ)×1550mm(長さ)のH鋼1の凹部に、
上記吸熱部材(ロ)をそのステンレス側が外側となるよ
うに被覆し、さらに、H鋼1の外周を上記耐火被覆材の
ステンレス側が外側となるように隙間なく被覆して、図
1に示す耐火複合構成体を得た。この耐火複合構成体に
つき、JIS A1304に準拠して耐火試験を行った
結果、試験開始60分後で裏面平均温度は337℃であ
った。
【0055】(実施例3)200mm(幅)×400m
m(高さ)×1550mm(長さ)のH鋼1の凹部に、
上記吸熱部材(イ)をそのステンレス側が外側となるよ
うに被覆し、さらに、H鋼1外周を上記耐火被覆材のス
テンレス側が外側となるように隙間なく被覆して、図1
に示す耐火複合構成体を得た。この耐火複合構成体につ
き、JISA1304に準拠して耐火試験を行った結
果、試験開始60分後で裏面平均温度は321℃であっ
た。
m(高さ)×1550mm(長さ)のH鋼1の凹部に、
上記吸熱部材(イ)をそのステンレス側が外側となるよ
うに被覆し、さらに、H鋼1外周を上記耐火被覆材のス
テンレス側が外側となるように隙間なく被覆して、図1
に示す耐火複合構成体を得た。この耐火複合構成体につ
き、JISA1304に準拠して耐火試験を行った結
果、試験開始60分後で裏面平均温度は321℃であっ
た。
【0056】(比較例1)図5に示したように、H鋼1
の凹部に吸熱部材を配置せず、H鋼1外周を上記耐火被
覆材3で覆い耐火複合構成体を得た。この耐火複合構成
体につき、JIS A1304に準拠して耐火試験を行
った結果、試験開始37分後で裏面平均温度は350℃
を超えた。
の凹部に吸熱部材を配置せず、H鋼1外周を上記耐火被
覆材3で覆い耐火複合構成体を得た。この耐火複合構成
体につき、JIS A1304に準拠して耐火試験を行
った結果、試験開始37分後で裏面平均温度は350℃
を超えた。
【0057】
【発明の効果】本発明の耐火複合構成体は、上述の構成
であり、加熱時に膨張断熱層を形成し、さらにその形状
を保持する耐火被覆材によって火焔の侵入を阻止でき、
さらに上記耐火被覆材と吸熱部材とによりH鋼の温度上
昇を低減することができる。よって、構造物に顕著な耐
火性能を付与でき、幅広い用途に使用可能である。
であり、加熱時に膨張断熱層を形成し、さらにその形状
を保持する耐火被覆材によって火焔の侵入を阻止でき、
さらに上記耐火被覆材と吸熱部材とによりH鋼の温度上
昇を低減することができる。よって、構造物に顕著な耐
火性能を付与でき、幅広い用途に使用可能である。
【図1】実施例の耐火複合構成体を示す模式断面図であ
る。
る。
【図2】耐火被覆材を示す模式断面図である。
【図3】吸熱部材(イ)を示す模式断面図である。
【図4】吸熱部材(ロ)を示す模式断面図である。
【図5】比較例1の耐火複合構成体を示す模式断面図で
ある。
ある。
1 H鋼 2−1,2−2 吸熱部材 3 耐火被覆材 4 耐火膨張シート(B) 5 不燃性材料からなるボード(層)(A)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 3:04 3:22)
Claims (5)
- 【請求項1】 H鋼の外周が、不燃性材料からなる層
(A)と耐火膨張シート(B)とが積層されてなる耐火
被覆材によって被覆されてなり、該耐火被覆材とH鋼と
の間隙には含水無機物を20重量%以上含有する吸熱部
材が配置されていることを特徴とする耐火複合構成体。 - 【請求項2】 H鋼の凹部に吸熱部材が配置され、上記
H鋼の外周が耐火被覆材により包み込まれてなることを
特徴とする請求項1記載の耐火複合構成体。 - 【請求項3】 吸熱部材が、熱可塑性樹脂及び/又はゴ
ム成分と水酸化アルミニウムとを含んでなり、熱可塑性
樹脂及び/又はゴム成分100重量部に対して、水酸化
アルミニウム30〜300重量部であることを特徴とす
る請求項1又は2記載の耐火複合構成体。 - 【請求項4】 耐火膨張シート(B)が、熱可塑性樹脂
及び/又はゴム成分、リン化合物、中和処理された熱膨
張性黒鉛ならびに無機充填剤を含有する樹脂組成物から
形成され、それぞれの含有量が、前記熱可塑性樹脂及び
/又はゴム成分100重量部に対して、前記リン化合物
及び中和処理された熱膨張性黒鉛の合計量20〜300
重量部、ならびに、無機充填剤20〜500重量部であ
り、前記中和処理された熱膨張性黒鉛とリン化合物との
重量比(中和処理された熱膨張性黒鉛/リン化合物)
が、0.05〜1であることを特徴とする請求項1〜3
のいずれか1項に記載の耐火複合構成体。 - 【請求項5】 H鋼の凹部に吸熱部材を配置した後、H
鋼の外周を耐火被覆材により被覆することを特徴とする
耐火複合構成体の被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9303023A JPH11141011A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 耐火複合構成体及びその被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9303023A JPH11141011A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 耐火複合構成体及びその被覆方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141011A true JPH11141011A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17916012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9303023A Pending JPH11141011A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 耐火複合構成体及びその被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11141011A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001098660A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 建築物の耐火構造 |
| JP2001107483A (ja) * | 1999-10-12 | 2001-04-17 | Sekisui Chem Co Ltd | 耐火被覆積層体 |
| JP2002081147A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 合成耐火被覆方法 |
| JP2015121012A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-07-02 | 積水化学工業株式会社 | 意匠性を付与した熱膨張材 |
| CN106759976A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-05-31 | 李如武 | 一种环保保温墙面的制作方法 |
| JP2021042623A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社竹中工務店 | 鉄骨梁構造 |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9303023A patent/JPH11141011A/ja active Pending
Cited By (8)
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| JP2019060235A (ja) * | 2013-11-21 | 2019-04-18 | 積水化学工業株式会社 | 意匠性を付与した熱膨張材 |
| CN106759976A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-05-31 | 李如武 | 一种环保保温墙面的制作方法 |
| CN106759976B (zh) * | 2016-12-09 | 2018-12-25 | 浙江爱尔菲集成家居有限公司 | 一种环保保温墙面的制作方法 |
| JP2021042623A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社竹中工務店 | 鉄骨梁構造 |
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