JPH11141301A - ツイン式スクロール流体機械 - Google Patents
ツイン式スクロール流体機械Info
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- JPH11141301A JPH11141301A JP24005098A JP24005098A JPH11141301A JP H11141301 A JPH11141301 A JP H11141301A JP 24005098 A JP24005098 A JP 24005098A JP 24005098 A JP24005098 A JP 24005098A JP H11141301 A JPH11141301 A JP H11141301A
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- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
吸込効率と高圧縮化を達成し得るツイン式スクロール流
体機械を提供する。 【解決手段】 端板の両面に螺旋状溝と螺旋状ラップと
を形成した旋回スクロールと、螺旋状溝と前記螺旋状ラ
ップに嵌合する螺旋状ラップとを有する固定スクロール
からなるツイン式スクロール流体機械において、一側ス
クロールの前記螺旋状溝のスクロール中心側周壁面20
aを半円形状面に形成するとともに、該半円形状面の前
記螺旋状溝の内側壁側に排出口20bを設け、前記スク
ロール中心側周壁面の奥側に、前記排出口から導通路3
1を介して吐出口7を形成し、前記螺旋状ラップに嵌合
する他側スクロールのラップ内周端が前記スクロール中
心側周壁面に沿って摺接し、前記排出口から圧縮流体を
排出可能に構成した。
Description
及び真空ポンプとして機能するツイン式スクロール流体
機械に係り、特に少なくとも軸方向両面に螺旋状ラップ
を形成した一の旋回スクロールと、前記ラップに嵌合す
る螺旋状ラップを有する複数の固定スクロールからな
り、前記旋回スクロールを自転させる事なく公転可能に
構成したツイン式スクロール流体機械に関する。
ング内に第1のラップを形成するとともに、その周壁と
中心域に夫々吸込口と吐出口を設けた固定スクロール
と、前記第1のラップに嵌合可能な第2のラップを有す
る旋回スクロールとからなり、例えば前記旋回スクロー
ルを自転させる事なく公転させる事により、前記吸込口
よりケーシング内に導入した気体を前記第1及び第2の
ラップ間に形成される密閉空間に取り込みながら、旋回
スクロールの公転運動とともに徐々にその容積を減少さ
せつつ中心に向かって移動させて圧縮させ、その高圧空
気を吐出口より外部に排出可能に構成したスクロール流
体機械は公知である。
一の固定スクロールラップと一の旋回スクロールラップ
同士を互いに嵌合させて膨張、圧縮若しくは圧送運動を
行なわしめる、いわゆる対面型スクロール流体機械(例
えば特開昭50−32512号公報)と、夫々軸方向両
面側にラップを形成した一の旋回スクロールの両面側
に、夫々前記ラップと嵌合可能なラップを有する一対の
固定スクロールを挟持させ、一の旋回スクロールの公転
運動によりその両面側で夫々所定の膨張、圧縮若しくは
圧送運動を行なわしめる、いわゆるツイン式スクロール
流体機械(特公昭63−42081号公報)が提案され
ている。
ずれのスクロール流体機械においても、両スクロールの
ラップ同士はいずれもほぼ同一巻数で且つ互いに180
°位相をずらして嵌合しているが為に、その吸込側にお
いても吐出側においても下記のような問題が生じる。即
ち、吸込側においては、スクロール外周側に位置するラ
ップ始端同士が180°位相をずらした位置で他側ラッ
プ側壁面と接触し、圧縮室を形成する構成を採るために
各ラップ始端位置に夫々吸込口を設けるか、若しくは1
80°隔てた位置に設けた1の吸込口と連通する半円弧
状の迂回路を、前記ラップ外周側に設ける必要があり、
結果として装置の大型化と加工工数の増大につながる。
事は180°位相をずらして複数の圧縮室が並行して圧
縮工程を行なう事になり、いわゆる高圧縮化が困難にな
るとともに、ラップ間に挟まれる密閉空間内への取込み
容積もその分小さくなり、吸込効率も向上し得ない。
部に回転軸その他を挿設する軸受け部が位置する為に、
その軸受け部外周側のインボリュート曲線の途中位置に
ラップ終端と吐出口を設けねばならず、而もこの状態で
夫々のラップ始端を180°位相をずらして配置する事
は、結果として最終圧縮室の容積が大きい状態のまま吐
出口に開放されてしまう為に、圧縮比が小さくなる。而
も最終圧縮室の容積が大きい事はシール線が長くなるた
めに、結果としてシール性が低下し且つ逆流も生じ易く
なるために、圧縮効率の低下につながる。
型スクロール流体機械においては旋回スクロールの主軸
をラップ背面側に設け、一方吐出口を固定スクロール中
心部に設けるように構成しているが、ツイン式のスクロ
ール流体機械においては後記実施の形態に示すごとく、
一対の固定スクロールに挟まれるごとく旋回スクロール
が配置されている為に、主軸を固定スクロール中心部を
貫装させて配設しなければならず、この為前記構成を採
る流体機械においては前記欠点がどうしても顕在してし
まう。
込側においては装置小型化を達成しながら吸込効率と高
圧縮化を達成し得るツイン式スクロール流体機械を提供
する事を目的とする。本発明の他の目的とする所は、吐
出効率の向上と高圧縮化を可能とするツイン式スクロー
ル流体機械を提供する事である。本発明の他の目的とす
る所は、ラップ同士のシール性の向上と圧縮効率の向上
を図るツイン式スクロール流体機械を提供する事であ
る。
旋状溝と螺旋状ラップとを形成した旋回スクロールと、
螺旋状溝と前記螺旋状ラップに嵌合する螺旋状ラップと
を有する固定スクロールからなり、前記旋回スクロール
を自転させる事なく公転可能に構成したツイン式スクロ
ール流体機械において、一側スクロールの前記螺旋状溝
のスクロール中心側周壁面を半円形状面に形成するとと
もに、該半円形状面の前記螺旋状溝の内側壁側に排出口
を設け、前記スクロール中心側周壁面の奥側に、前記排
出口から導通路を介して吐出口を形成し、前記螺旋状ラ
ップに嵌合する他側スクロールのラップ内周端が前記ス
クロール中心側周壁面に沿って摺接し、前記排出口から
圧縮流体を排出可能に構成したことを特徴とする。
のスクロール中心側周壁面を半円形状面に形成するとと
もに、該半円形状面の前記螺旋状溝の内側壁側に排出口
を設け、前記螺旋状ラップに嵌合する他側スクロールの
ラップ内周端が前記スクロール中心側周壁面に沿って摺
接し、前記排出口から圧縮流体を排出可能に構成してい
るので、螺旋状溝底面に吐出口を設けた場合より圧縮流
体をさらに圧縮することができ、圧縮効率の向上と高圧
縮化が可能である。
内側壁側に排出口を設けることにより、最終圧縮室の容
積を小さくする事ができ、その分吐出効率の向上と圧縮
比を高くする事が出来る。そして、前記排出口を螺旋状
溝の中心線よりも内側に形成することが望ましく、この
場合は、最終圧縮室の容積をさらに小さくする事がで
き、その分吐出効率の向上と圧縮比をさらに高くする事
が出来る。
るスクロール中心側周壁面を半円形状に形成し、前記ラ
ップ内周端がスクロール中心側周壁面に沿って摺接する
如く配置する事により前記ラップ内周端においてシール
性が向上するこの場合、ラップ内周端と吐出口を直接対
面させる事なく、前記スクロール中心側周壁面の奥側
に、前記導通路を介して吐出口を形成する事により、更
に前記効果が増進する。
形状は、その半径を旋回スクロールと固定スクロールの
偏心量、言い換えれば旋回半径とほぼ同一に設定するの
がよい。また、前記したように、最終圧縮室の容積が小
さくなる事はシール線も短くなり、結果としてシール性
の向上と逆流防止につながり、圧縮効率が向上する。
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただしこの
実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形
状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り
は、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではな
く、単なる説明例に過ぎない。
ロール圧縮機で、主軸6の中央クランク部に支承され軸
方向両面に夫々旋回ラップを形成した一の旋回スクロー
ル1と、前記各ラップに嵌合する固定ラップを形成した
一対の固定スクロール2A,2Bと、前記スクロールの
外周側に、夫々120゜づつ周方向に位置をずらして設
けた自転規制用の3個の偏心回転軸3とから構成されて
いる。
し、ケーシングとして機能するその周壁をシール部材を
介して当接させてその内部に密閉空間を形成するととも
に、その中心穴4に軸受け5を介して主軸6を貫装さ
せ、該主軸6が2点支持にて回転可能に軸支する。そし
て、前記軸受け5の周囲には後記するように螺旋状の固
定ラップ10が互いに対面させて対称位置に配置される
とともに、一の固定スクロール2Aの中心域側と外周縁
に夫々吐出口7と吸込口8を形成する。
軸方向両面に夫々旋回ラップを形成し、前記固定ラップ
10と互いに嵌合可能に構成すると共に、その周縁側に
偏心回転軸3を軸支する。そして、該偏心回転軸3の両
側支軸を固定スクロール2A,2Bに軸支し、二点支持
にて前記旋回スクロール1の自転規制を行なう。
省略するが、前記ツイン式のスクロール圧縮機において
は、一対の固定スクロール2A,2Bの中心部に主軸6
を貫装する軸受け5を設けねばならない為に、言い換え
れば吐出口7を中心部から外して設けねばならないため
に、小型化及び高圧縮化が困難であるという問題が生じ
る。
形態においては図2に示すようなラップ形状を採ること
ができる。例えば、図2において、10は固定スクロー
ル2側に形成されたラップで、中心部に設けた主軸6
(図3)を貫装する中心穴4周囲に沿ってインボリュー
ト状に形成した軸受け5部より螺旋状に略5.5π
(2.75巻数)の巻数で形成すると共に、前記ラップ
始端10aと軸受け5壁面に挟まれるスクロール溝20
始端側の周壁、すなわちスクロール中心側周壁面を半円
形状に形成し、該半円形状面20aに吐出口7を穿孔す
る。
形状は、その半径を旋回スクロール軸1aと固定スクロ
ール軸2aの偏心量x、言い換えれば旋回半径とほぼ同
一に設定する。一方、旋回スクロール1側のラップ15
は前記固定スクロール側のラップ10に対し、内周側に
180゜螺旋状に延設し、その始端15aを前記スクロ
ール溝始端10a側の半円形状面20aに近接対峙若し
くは旋回運動に対応して摺接可能に構成すると共に、そ
の摺接が容易なように先端部を半円形状に削成する。
クロール軸1aを中心として旋回させた場合、前記旋回
スクロール側のラップ端、すなわちラップ内周端15a
が、半円形状面20aに沿って摺接する事になり、円滑
な摺接運動が可能となる。
ップの内周端15aを吐出口7まで180゜延在する事
が出来たといえ、これにより、前記ラップ内周端15a
が吐出口7の入口端に達するまでは密閉空間30を維持
でき、前記吐出口7の180゜手前で前記最終圧縮室が
開放されていた従来のスクロール圧縮機に比較して、容
積比で24%、シール長さで33%も前記最終圧縮室を
縮小する事が出来、その分圧縮効率が向上する。
面20a前方の螺旋状溝内に吐出口7が形成されている
為に、前記ラップ内周端15aが吐出口7の入口端に達
した時点、より具体的には半円形状面20aにラップ内
周端15aが達する手前で、前記最終圧縮室30が開放
されてしまうという問題がある。
0aの奥側の軸受け5部に吐出口7を穿孔すると共に、
前記半円形状面20aの螺旋状溝の中心線より内側であ
る螺旋状溝の内側壁側に排出口20bを設け、該排出口
20bと吐出口7を連通させる導通路31を軸受け5に
形成している。
が軸受け5の螺旋状溝の内側壁側に近接するまで、前記
最終圧縮室30が開放されない為に、前記実施の形態に
比較して容積比で11%、シール長さで24%も前記最
終圧縮室を縮小する事が出来、一層圧縮効率が向上する
事が確認できた。
ロールのラップ外周端15b側も180゜螺旋を延長し
ており、固定スクロールのラップ外周端10bとの間で
一致した時点で最初のラップ密閉空間である吸込空間3
3を大にする事も出来ると共に、一の吸込口8(図3)
を固定スクロール2側の前記ラップ10a/15a一致
区域に設ければよく、これにより実施の形態の前記作用
が円滑に達成し得る。
ついての作用と構成を記載したが、本実施の形態はこれ
のみに限定される事なく、膨張機及び圧送機にも適用可
能である。
スクロールの螺旋状溝のスクロール中心側周壁面の前記
螺旋状溝の内側壁側に排出口を設けることにより、最終
圧縮室の容積を小さくする事ができ、その分吐出効率の
向上と圧縮比を高くする事が出来、圧縮効率の向上と高
圧縮化が可能である。
るスクロール中心側周壁面を半円形状に形成し、前記ラ
ップ内周端がスクロール中心側周壁面に沿って摺接する
如く配置する事により前記ラップ内周端においてシール
性が向上する。等の種々の著効を有す。
の配置状態を示す概略図である。
示す概略図である。
機の全体断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 端板の両面に螺旋状溝と螺旋状ラップと
を形成した旋回スクロールと、螺旋状溝と前記螺旋状ラ
ップに嵌合する螺旋状ラップとを有する固定スクロール
からなり、前記旋回スクロールを自転させる事なく公転
可能に構成したツイン式スクロール流体機械において、 一側スクロールの前記螺旋状溝のスクロール中心側周壁
面を半円形状面に形成するとともに、該半円形状面の前
記螺旋状溝の内側壁側に排出口を設け、 前記スクロール中心側周壁面の奥側に、前記排出口から
導通路を介して吐出口を形成し、 前記螺旋状ラップに嵌合する他側スクロールのラップ内
周端が前記スクロール中心側周壁面に沿って摺接し、前
記排出口から圧縮流体を排出可能に構成したことを特徴
とするツイン式スクロール流体機械。 - 【請求項2】 前記排出口を螺旋状溝の中心線よりも内
側に形成したことを特徴とする請求項1記載のツイン式
スクロール流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24005098A JP3235788B2 (ja) | 1990-03-23 | 1998-08-26 | ツイン式スクロール流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24005098A JP3235788B2 (ja) | 1990-03-23 | 1998-08-26 | ツイン式スクロール流体機械 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7204090A Division JPH0730682B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-03-23 | スクロール式流体機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141301A true JPH11141301A (ja) | 1999-05-25 |
| JP3235788B2 JP3235788B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=17053741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24005098A Expired - Lifetime JP3235788B2 (ja) | 1990-03-23 | 1998-08-26 | ツイン式スクロール流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3235788B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009125608A1 (ja) | 2008-04-07 | 2009-10-15 | 三菱電機株式会社 | スクロール流体機械 |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP24005098A patent/JP3235788B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009125608A1 (ja) | 2008-04-07 | 2009-10-15 | 三菱電機株式会社 | スクロール流体機械 |
| CN101981274A (zh) * | 2008-04-07 | 2011-02-23 | 三菱电机株式会社 | 涡旋流体机械 |
| JP5138032B2 (ja) * | 2008-04-07 | 2013-02-06 | 三菱電機株式会社 | スクロール流体機械 |
| US8475149B2 (en) | 2008-04-07 | 2013-07-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Scroll fluid machine having multiple discharge ports |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3235788B2 (ja) | 2001-12-04 |
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