JPH11141373A - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射量制御装置

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JPH11141373A
JPH11141373A JP9305992A JP30599297A JPH11141373A JP H11141373 A JPH11141373 A JP H11141373A JP 9305992 A JP9305992 A JP 9305992A JP 30599297 A JP30599297 A JP 30599297A JP H11141373 A JPH11141373 A JP H11141373A
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air temperature
maximum
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】いかなる吸気温の変化に対しても、エンジンや
駆動系の耐久性を損なわない範囲での最大トルクが得ら
れる最大噴射量に制御することのできる内燃機関の燃料
噴射量制御装置を提供する。 【解決手段】ディーゼルエンジン2は、エンジン回転数
を検出する回転数センサ35、同エンジン2に供給され
る空気の温度(吸気温)を検出する吸気温センサ72及
び同エンジン2への燃料噴射を制御する電子制御装置7
1を備える。エンジン回転数に応じてトルク限界の基準
最大噴射量が算出され、エンジン回転数及び吸気温に応
じてトルク限界の吸気温補正係数が算出される。トルク
限界の基準最大噴射量に上記吸気温補正係数を乗ずるこ
とにより、トルク限界の最大噴射量が算出される。同最
大噴射量は、吸気温が高いほど増量補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射量を制御する燃料噴射量制御装置に関し、特に全負荷
時における最大噴射量を好適に制御する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等のディーゼルエンジン
の全負荷時のトルク、すなわち最大トルクはエンジンや
駆動系の耐久性によって規制されており、この規制の範
囲内で同エンジンに供給される燃料の最大噴射量が設定
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記最大噴
射量は一般に、エンジン回転数に依存するマップにより
設定(算出)されている。しかし、同設定された最大噴
射量に対して実際に発生するトルクはエンジンに供給さ
れる空気の温度(吸気温)によってばらつきを有してい
ることが発明者によって確認されている。すなわち、吸
気温が低いときには空気密度が高いために発生トルクが
大きくなり、一方、吸気温が高いときには空気密度が低
いために発生トルクが小さくなる。したがって、最大噴
射量は高めにトルクが発生する吸気温が低い場合に合わ
せて少なめに設定しておく必要があり、この段階でトル
ク損失を招いていた。
【0004】なお従来、例えば特開昭58−25529
号公報に記載された装置のように、吸気温に応じて最大
噴射量を補正制御する装置はあったが、上記トルク損失
についてはこれを補償することはできなかった。
【0005】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、いかなる吸気温の変化に対し
ても、内燃機関や同機関の駆動系の耐久性を損なわない
範囲での最大トルクが得られる最大噴射量に制御するこ
とのできる内燃機関の燃料噴射量制御装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は内燃機関の回転数に応じて
トルク限界に係る燃料の最大噴射量を算出する最大噴射
量算出手段と、前記機関に供給される空気の温度を検出
する吸気温検出手段と、前記検出される吸気温に応じ
て、高い吸気温では前記算出される最大噴射量を増量補
正し、低い吸気温では同最大噴射量を減量補正する補正
手段とを備えることをその要旨とするものである。
【0007】上記トルク限界に係る燃料の最大噴射量は
上記機関や同機関の駆動系の耐久性を保証した上で最大
のトルクが得られる噴射量として算出される。ただし、
上記機関に生じる実際のトルクは、吸気温が高いときに
は空気密度が低いために小さくなる。したがって、この
小さめに発生する実際のトルクと設定されたトルク限界
値との間に余裕が生じる。そこで同構成によるように、
高い吸気温ではトルク限界に係る燃料の最大噴射量を増
量補正し、低い吸気温では同最大噴射量を減量補正する
ことにより、上記余裕の幅を少なくし、設定されたトル
ク限界値により近い値までトルクを高めることができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、内燃機関の回転
数に応じてトルク限界に係る燃料の最大噴射量を算出す
る第1の最大噴射量算出手段と、同じく内燃機関の回転
数に応じて黒煙限界に係る燃料の最大噴射量を算出する
第2の最大噴射量算出手段と、前記機関に供給される空
気の温度を検出する吸気温検出手段と、前記検出される
吸気温に応じて、高い吸気温では前記第1の最大噴射量
算出手段にて算出されるトルク限界に係る最大噴射量を
増量補正し、低い吸気温では同トルク限界に係る最大噴
射量を減量補正する第1の補正手段と、同じく前記検出
される吸気温に応じて、高い吸気温では前記第2の最大
噴射量算出手段にて算出される黒煙限界に係る最大噴射
量を減量補正し、低い吸気温では同黒煙限界に係る最大
噴射量を増量補正する第2の補正手段と、前記第1及び
第2の補正手段にて補正されたトルク限界に係る最大噴
射量及び黒煙限界に係る最大噴射量のうち小さい側の値
を最大噴射量として選択する選択手段とを備えることを
その要旨とするものである。
【0009】同構成によるように、高い吸気温ではトル
ク限界に係る燃料の最大噴射量を増量補正し、低い吸気
温では同最大噴射量を減量補正することにより、同補正
されたトルク限界に係る燃料の最大噴射量が最終的に最
大噴射量として選択される場合には、トルク限界値との
間の余裕の幅を少なくし、設定されたトルク限界値によ
り近い値までトルクを高めることができる。
【0010】一方、上記黒煙限界に係る燃料の最大噴射
量は黒煙の発生を抑制した上で最大のトルクが得られる
噴射量として算出される。ただし、上記黒煙が実際に発
生するときの噴射量は、吸気温が低いときには空気密度
が高いために多めとなる。したがって、この多めになる
黒煙が実際に発生するときの噴射量と上記算出される黒
煙限界に係る燃料の最大噴射量との間に余裕が生じる。
そこで上記に併せ、高い吸気温では黒煙限界に係る燃料
の最大噴射量を減量補正し、低い吸気温では同最大噴射
量を増量補正することにより、同補正された黒煙限界に
係る燃料の最大噴射量が最終的に最大噴射量として選択
される場合には、上記余裕の幅を少なくし、実際に黒煙
が発生するときの噴射量により近い値まで黒煙限界に係
る燃料の最大噴射量を補正することができる。すなわち
同構成によれば、いかなる吸気温の変化に対しても、上
記機関や同機関の駆動系の耐久性保証、及び黒煙の抑制
の両立を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をディーゼルエンジ
ンの燃料噴射量制御装置に具体化した一実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は、車両に搭載されたディーゼルエン
ジンの燃料噴射量制御装置を示す概略構成図であり、図
2は図1の分配型燃料噴射ポンプ1を拡大して示す断面
図である。
【0013】図1に示すように、このディーゼルエンジ
ン2は、同エンジン2に燃料を供給するための燃料噴射
ポンプ1を備える。その燃料噴射ポンプ1は、エンジン
2のクランクシャフト40にベルト等を介して駆動連結
されたドライブプーリ3及びドライブシャフト5を有す
る。燃料噴射ポンプ1は、そのドライブプーリ3の回転
によって駆動され、ディーゼルエンジン2の各気筒に設
けられた燃料噴射ノズル4から燃料を噴射する。
【0014】なお、ディーゼルエンジン2は、トランス
ミッション(図示しない)に駆動連結され、クランクシ
ャフト40等により駆動系が構成されている。このディ
ーゼルエンジン2では、シリンダボア41、ピストン4
2及びシリンダヘッド43によって各気筒に対応する主
燃焼室44が形成されている。また、各主燃焼室44に
連通する副燃焼室45が各気筒に対応して設けられてい
る。そして、各副燃焼室45には、燃料噴射ノズル4か
ら噴射される燃料が供給されるようになる。
【0015】ディーゼルエンジン2には、吸気通路47
及び排気通路48がそれぞれ設けられている。また、そ
の吸気通路47には過給機を構成するターボチャージャ
49のコンプレッサ50が設けられ、排気通路48には
ターボチャージャ49のタービン51が設けられてい
る。また、排気通路48には、過給圧を調節するウェイ
ストゲートバルブ52が設けられている。周知のよう
に、このターボチャージャー49は、排気ガスのエネル
ギーを利用してタービン51を回転させ、その同軸上に
あるコンプレッサ50を回転させて吸入空気を昇圧させ
る。この作用により、密度の高い混合気を主燃焼室44
へ送り込んで燃料を多量に燃焼させ、ディーゼルエンジ
ン2の出力を増大させる。
【0016】また、ディーゼルエンジン2には、排気ガ
ス再循環装置(EGR)が設けられている。その装置
は、排気通路48内の排気の一部を吸気通路47の吸入
ポート53へ還流させるEGR通路54と、そのEGR
通路54の途中に設けられたダイヤフラム式のEGRバ
ルブ55とからなる。さらに、そのEGRバルブ55を
負圧の導入調節によって開度調節させるために、デュー
ティ制御された電気信号により開度調節されるエレクト
リックバキュームレギュレーティングバルブ(EVR
V)56が設けられている。そして、このEVRV56
の作動により、EGRバルブ55の開度が調節され、こ
の調節により、EGR通路54を通じて排気通路48か
ら吸気通路47へ導かれるEGR量が調節される。
【0017】さらに、吸気通路47の途中には、アクセ
ルペダル57の踏込量に連動して開閉されるスロットル
バルブ58が設けられている。また、そのスロットルバ
ルブ58に平行してバイパス通路59が設けられ、同バ
イパス通路59にはバイパス絞り弁60が設けられてい
る。このバイパス絞り弁60は、2つのVSV(バキュ
ームスイッチングバルブ)61,62の制御によって駆
動される二段式のダイヤフラム室を有するアクチュエー
タ63によって開閉制御される。このバイパス絞り弁6
0は各種運転状態に応じて開閉制御される。例えば、ア
イドル運転時には騒音振動等の低減のために半開状態に
制御され、通常運転時には全開状態に制御され、更に運
転停止時には円滑な停止のために全閉状態に制御され
る。
【0018】図2に示すように、燃料噴射ポンプ1に設
けられたドライブシャフト5は、その先端にドライブプ
ーリ3を有し、その基端に円板状のパルサ7を有する。
このパルサ7の外周面には、ディーゼルエンジン2(図
1)の気筒数と同数の切歯が等角度間隔で形成され、更
に各切歯の間には複数の突起が等角度間隔で形成されて
いる。ドライブシャフト5の中程には、べーン式ポンプ
よりなる燃料フィードポンプ(この図では90度展開し
て図示)6が設けられている。ドライブシャフト5の基
端には、ローラリング9が同シャフト5に対して相対回
転可能に設けられ、同ローラリング9はその円周に沿っ
てカムローラ10を有する。
【0019】また、燃料噴射ポンプ1は、ドライブシャ
フト5と同軸上に設けられたプランジャ12を備える。
そのプランジャ12の基端には、カムプレート8が取り
付けられている。そのカムプレート8はエンジン2の気
筒数と同数のカムフェイス8aを有する。ここで、ロー
ラリング9内にはカップリング(図示しない)が収容さ
れ、そのカップリングはドライブシャフト5とカムプレ
ート8とを一体回転可能に連結するとともに、カムプレ
ート8及びプランジャ12の軸方向移動を許容する。ま
た、カムプレート8はスプリング11によって常にカム
ローラ10に向かって付勢係合されている。
【0020】ここで、ドライブシャフト5が回転される
ことにより、カムプレート8はカップリングを介して同
シャフト5と一体的に回転されるとともに、カムローラ
10との係合により気筒数と同数だけ軸方向へ往復移動
される。このカムプレート8の往復移動に伴い、プラン
ジャ12は回転しながら軸方向へ往復移動される。つま
り、カムプレート8のカムフェイス8aがローラリング
9のカムローラ10に乗り上げる過程でプランジャ12
が往動(リフト)され、その逆にカムフェイス8aがカ
ムローラ10を乗り下げる過程でプランジャ12が復動
される。
【0021】プランジャ12はポンプハウジング13に
形成されたシリンダ14に嵌挿されており、プランジャ
12の先端面とシリンダ14の底面との間が高圧室15
となっている。また、プランジャ12の先端側外周に
は、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の吸入溝16
と分配ポート17が形成されている。また、ポンプハウ
ジング13には、それら吸入溝16及び分配ポート17
に対応する分配通路18及び吸入ポート19が形成され
ている。
【0022】こうした燃料噴射ポンプ1にあっては、ド
ライブシャフト5が回転されて燃料フィードポンプ6が
駆動されることにより、燃料タンク(図示せず)から燃
料供給ポート20を介して燃料室21内へ燃料が供給さ
れる。また、プランジャ12が復動されて高圧室15が
減圧される吸入行程中に、吸入溝16の一つが吸入ポー
ト19に連通することにより、燃料室21から高圧室1
5へと燃料が導入される。一方、プランジャ12が往動
されて高圧室15が加圧される圧縮行程中に、分配通路
18から各気筒の燃料噴射ノズル4(図1)へ燃料が圧
送されて噴射される。
【0023】さらに、上記高圧室15には、燃料室21
と連通する燃料溢流(スピル)用の油通路22が形成さ
れており、その途中にはスピル時期を調整する電磁スピ
ル弁23が設けられている。この電磁スピル弁23はソ
レノイド24を有する常開型の弁であり、同ソレノイド
24への無通電時、同弁23が開かれた状態にあって
は、高圧室15と燃料室21とが連通して該高圧室15
内は減圧された状態に維持される。一方、ソレノイド2
4が通電されることで、電磁スピル弁23は閉じられ、
スピル用の油通路22が閉鎖される。すなわち、各燃料
噴射ノズル4に対応して、プランジャ12の往動が開始
される以前に電磁スピル弁23を閉じ、プランジャ12
の往動中に電磁スピル弁23を開弁させることで、高圧
室15内の燃料が減圧され、燃料噴射ノズル4からの燃
料噴射が即座に停止される。したがって、プランジャ1
2に往動中における電磁スピル弁23の開弁時期を制御
することで、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射終了時期
が変更され、燃料噴射量が調整される。
【0024】また一方、ポンプハウジング13の下側に
は、燃料噴射時期を制御するためのタイマ装置(この図
では90度展開して図示)26が設けられている。この
タイマ装置26は、ドライブシャフト5の回転方向に対
するローラリング9の位置を変更することにより、カム
フェイス8aがカムローラ10に係合する時期、すなわ
ちカムプレート8及びプランジャ12の往復移動時期を
変更するためのものである。
【0025】タイマ装置26は制御油圧により駆動され
るものであり、タイマハウジング27と、同ハウジング
27内に嵌装されたタイマピストン28と、同じくタイ
マハウジング27内一側の低圧室29にてタイマピスト
ン28を他側の加圧室30へ付勢するタイマスプリング
31等とから構成されている。タイマピストン28はス
ライドピン32を介してローラリング9に接続されてい
る。
【0026】タイマハウジング27の加圧室30には、
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置が決定される。また、そのタイマピ
ストン位置が決定されることにより、ローラリング9の
位置が決定され、カムプレート8を介してプランジャ1
2の往復移動タイミングが決定される。
【0027】タイマ装置26の制御油圧として作用する
燃料圧力を調整するために、タイマ装置26にはタイマ
制御弁(TCV)33が設けられている。すなわち、タ
イマハウジング27の加圧室30と低圧室29とが連通
路34によって連通されており、同連通路34の途中に
TCV33が設けられている。このTCV33は、デュ
ーティ制御された通電信号によって開閉制御される電磁
弁であり、同TCV33の開閉制御によって加圧室30
内の燃料圧力が調整される。そして、その燃料圧力の調
整によって、プランジャ12のリフトタイミングが制御
され、各燃料噴射ノズル4からの燃料噴射時期が制御さ
れる。
【0028】他方、ローラリング9の上部には、電磁ピ
ックアップコイルよりなる回転数センサ35が、パルサ
7の外周面に対向して取付けられている。この回転数セ
ンサ35はパルサ7の突起が横切る際に、それらの通過
を検出してエンジン回転数NEに相当するタイミング信
号、すなわち一定のクランク角度ごとのエンジン回転パ
ルスを出力する。また、この回転数センサ35は、その
エンジン回転パルスごとの瞬時回転数を検出する。さら
に、この回転数センサ35は、ローラリング9と一体で
あるため、タイマ装置26の制御動作に関わりなく、プ
ランジャリフトに対して一定のタイミングで基準となる
タイミング信号を出力する。
【0029】また、ディーゼルエンジン2にはこうした
回転数センサ35に加えて、同エンジン2の運転状態を
検出するための各種センサが設けられている。図1に示
すように、吸気通路47の入口に設けられたエアクリー
ナ64の近傍には、吸気温THAを検出する吸気温セン
サ72が設けられている。また、スロットルバルブ58
の近傍には、同スロットルバルブ58の開閉位置から、
ディーゼルエンジン2の負荷に相当するアクセル開度A
CCPを検出するアクセルセンサ73が設けられてい
る。吸入ポート53の近傍には、ターボチャージャ49
によって過給された後の吸入空気圧力、すなわち吸気圧
PMを検出する吸気圧センサ74が設けられている。さ
らに、エンジン2のウォータージャケットには、エンジ
ン2の冷却水温THWを検出する水温センサ75が設け
られている。また、エンジン2にはクランクシャフト4
0のエンジン回転再基準位置を検出するクランク角セン
サ76が設けられている。加えて、前記トランスミッシ
ョンには、そのギヤの回転によって回されるマグネット
77aによりリードスイッチ77bをオン・オフさせて
車両速度(車速)SPDを検出する車速センサ77が設
けられている。
【0030】上記のように燃料噴射ポンプ1及びディー
ゼルエンジン2に設けられた電磁スピル弁23、TCV
33、EVRV56、各VSV61,62及び各種セン
サ35,72〜77は電子制御装置(以下「ECU」と
いう)71に接続されている。そして、ECU71は各
センサ35,72〜77から出力される検出信号に基づ
き、電磁スピル弁23、TCV33、EVRV56及び
VSV61,62等を好適に制御する。
【0031】次に、図3に基づきECU71の構成につ
いて説明する。同図に示すように、ECU71は中央処
理装置(CPU)81、所定の制御プログラム及び関数
データ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(ROM)
82、CPU81の演算結果、エンジン回転数NE等の
データを一時記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)83、バッテリバックアップされた不揮発性のRA
MであるバックアップRAM84等を備えている。そし
て、ECU71は、これら各部と入力ポート85及び出
力ポート86等とをバス87によって接続した論理演算
回路として構成されている。
【0032】入力ポート85には、前述した吸気温セン
サ72、アクセルセンサ73、吸気圧センサ74及び水
温センサ75が、各バッファ88,89,90,91、
マルチプレクサ93及びA/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器94を介して接続されている。同じく、入力
ポート85には、前述した回転数センサ35、クランク
角センサ76及び車速センサ77が、波形整形回路95
を介して接続されている。そして、CPU81は入力ポ
ート85を介して入力される各センサ35,72〜77
等の検出信号を入力値として読み込む。また、出力ポー
ト86には各駆動回路96,97,99,100,10
1を介して電磁スピル弁23、TCV33、EVRV5
6及びVSV61,62等が接続されている。
【0033】次に、こうしたECU71により実行され
る燃料噴射量制御に係る処理動作について図4乃至図9
に従って説明する。図4は、「燃料噴射量制御」のため
の処理ルーチンを示すフローチャートであり、この処理
は所定のクランク角ごとの角度割り込みで実行される。
【0034】処理がこのルーチンへ移行すると、まずス
テップ101において、ECU71は、現在のエンジン
回転数NE及びアクセル開度ACCPの値を読み込み、
ステップ102に移行する。なおここで、エンジン回転
数NEは前記回転数センサ35からの出力に基づき算出
された値である。
【0035】ステップ102においてECU71は、エ
ンジン回転数NE及びアクセル開度ACCPをパラメー
タとする周知の2次元マップから、基本噴射量QBAS
Eを算出し、ステップ103に移行する。
【0036】次に、ステップ103においてECU71
は、後述する「最大噴射量算出ルーチン」に従って最大
噴射量QFULLを算出し、ステップ104に移行す
る。そして、ステップ104においてECU71は、上
記算出された最大噴射量QFULL及び基本噴射量QB
ASEのうち小さい側の値を最終噴射量QFINとして
算出し、ステップ105に移行する。
【0037】ステップ105においてECU71は、前
記最終噴射量QFINに相当する噴射量指令値(時間換
算値)TSPを算出し、ステップ106に移行する。そ
して、ステップ106において、上記算出された噴射量
指令値TSPを出力し、その後の処理を一旦終了する。
この噴射量指令値TSPの出力により、前記燃料噴射ポ
ンプ1の前記電磁スピル弁23が駆動制御され、燃料噴
射が実行される。
【0038】次に、本実施の形態において、上記最大噴
射量QFULLを算出し決定するための「最大噴射量算
出ルーチン」について、図5に基づき説明する。処理が
このルーチンへ移行すると、まずステップ201におい
て、ECU71は、吸気温THAの値を読み込み、ステ
ップ202に移行する。
【0039】ステップ202においてECU71は、先
に読み込んだエンジン回転数NEに関する図6の1次元
マップから黒煙限界の基準最大噴射量QFULSMを算
出する。この黒煙限界の基準最大噴射量QFULSM
は、ある基準温度において、黒煙の発生を抑制するため
の最大噴射量となっている。黒煙限界の基準最大噴射量
QFULSMを算出したECU71は、ステップ203
に移行する。
【0040】ステップ203においてECU71は、エ
ンジン回転数NE及び吸気温THAの2次元マップから
求められる黒煙に対する吸気温補正係数MQFASMを
算出する。この黒煙に対する吸気温補正係数MQFAS
Mは、吸気温THAに応じ、黒煙の発生を抑制する範囲
で最大トルクが得られるように上記黒煙限界の基準最大
噴射量QFULSMを補正するものである。同吸気温補
正係数MQFASMはあるエンジン回転数NEを選択し
た場合に、図7に示すように吸気温THAが上昇するに
従い、減少する特性を有している。なお、同吸気温補正
係数MQFASMは、上記基準温度において「1.0」
の値となる。この黒煙に対する吸気温補正係数MQFA
SMを上記黒煙限界の基準最大噴射量QFULSMに乗
ずることにより、黒煙限界の最大噴射量QFULSM’
(=MQFASM*QFULSM)が算出される。した
がって、黒煙限界の最大噴射量QFULSM’は、吸気
温THAが上記基準温度に対して低い側にある場合に
は、黒煙限界の基準最大噴射量QFULSMに対して多
めに補正され、一方、吸気温THAが上記基準温度に対
して高い側にある場合には、黒煙限界の基準最大噴射量
QFULSMに対して少なめに補正される。
【0041】このように黒煙に対する吸気温補正係数M
QFASMを算出したECU71は、ステップ204に
移行する。ステップ204においてECU71は、先に
読み込んだエンジン回転数NEに関する図8の1次元マ
ップから求められるトルク限界の基準最大噴射量QFU
LJを算出する。このトルク限界の基準最大噴射量QF
ULJは、ある基準温度において、エンジンや駆動系の
耐久性によって規制される最大噴射量となっている。ト
ルク限界の基準最大噴射量QFULJを算出したECU
71は、ステップ205に移行する。
【0042】ステップ205においてECU71は、エ
ンジン回転数NE及び吸気温THAの2次元マップから
求められるトルクに対する吸気温補正係数MQFATQ
を算出する。このトルクに対する吸気温補正係数MQF
ATQは、吸気温THAに応じ、エンジンや駆動系の耐
久性を損なわない範囲で最大トルクが得られるように上
記トルク限界の基準最大噴射量QFULJを補正するも
のである。同吸気温補正係数MQFATQはあるエンジ
ン回転数NEを選択した場合に、図9に示すように吸気
温THAが上昇するに従い、増加する特性を有してい
る。なお、同吸気温補正係数MQFATQは、上記基準
温度において「1.0」の値となる。また、同吸気温補
正係数MQFATQはエンジン回転数が高くなるに従
い、上記吸気温THAの上昇に対する増加率が低減され
る。このトルクに対する吸気温補正係数MQFATQを
上記トルク限界の基準最大噴射量QFULJに乗ずるこ
とにより、トルク限界の最大噴射量QFULTQ(=M
QFATQ*QFULJ)が算出される。したがって、
トルク限界の最大噴射量QFULTQは、吸気温THA
が基準温度に対して低い側にある場合には、トルク限界
の基準最大噴射量QFULJに対して少なめに補正さ
れ、一方、吸気温THAが基準温度に対して高い側にあ
る場合には、トルク限界の基準最大噴射量QFULJに
対して多めに補正される。
【0043】このようにトルクに対する吸気温補正係数
MQFATQを算出したECU71は、ステップ206
に移行する。ステップ206においてECU71は、上
記算出された黒煙限界の最大噴射量QFULSM’(=
MQFASM*QFULSM)とトルク限界の最大噴射
量QFULTQ(=MQFATQ*QFULJ)とを比
較し、小さい側の値を最大噴射量QFULLとして算出
する。この算出された最大噴射量QFULLがその後
(図4ステップ104)、基本噴射量QBASEとの比
較のもとに、いずれか小さい側の値が最終噴射量QFI
Nとして設定されるようになることは前述したとおりで
ある。
【0044】このように、本実施の形態にあっては、黒
煙限界の基準最大噴射量QFULSM及びトルク限界の
基準最大噴射量QFULJに対して吸気温THAに基づ
く各別の補正係数MQFASM,MQFATQを乗じる
ことにより、図10に示す態様でその補正が行われるよ
うになる。なお、同図10において細線で示される側が
上記黒煙限界の最大噴射量QFULSM’を表し、太線
で示される側が上記トルク限界の最大噴射量QFULT
Qを表す。また、各線において実線は前記吸気温THA
が基準温度であるときの特性、破線は同吸気温THAが
基準温度よりも高いときの特性、一点鎖線は同吸気温T
HAが基準温度よりも低いときの特性をそれぞれ示す。
【0045】前述のように、黒煙限界の最大噴射量QF
ULSM’は、黒煙限界の基準最大噴射量QFULSM
に前記図7に示した吸気温補正係数MQFASMを乗じ
た値であるため、同最大噴射量QFULSM’は高い吸
気温THAでは減量し、低い吸気温THAでは増量して
いる。これは、黒煙限界の基準最大噴射量QFULSM
はある基準温度において黒煙の発生を抑制した上で最大
のトルクが得られる噴射量であるが、上記黒煙が実際に
発生するときの噴射量は、吸気温THAが低いときには
空気密度が高いために多くなることによる。すなわち、
この多めになる黒煙が実際に発生するときの噴射量と黒
煙限界の基準最大噴射量QFULSMとの間に余裕が生
じる。そこで、高い吸気温THAでは黒煙限界の最大噴
射量QFULSM’を減量し、低い吸気温THAでは同
最大噴射量QFULSM’を増量することにより、上記
余裕の幅を少なくし、実際に黒煙が発生するときの噴射
量により近い値まで噴射量を補正してトルクを高めてい
る。
【0046】一方、トルク限界の最大噴射量QFULT
Qは、トルク限界の基準最大噴射量QFULJに前記図
9に示した吸気温補正係数MQFATQを乗じた値であ
るため、同最大噴射量QFULTQは高い吸気温THA
では増量し、低い吸気温THAでは減量している。これ
は、トルク限界の基準最大噴射量QFULJはある基準
温度においてエンジンや駆動系の耐久性を保証した上で
最大のトルクが得られる噴射量であるが、上記機関に実
際に生じるトルクは、吸気温THAが高いときには空気
密度が低いために小さくなることによる。すなわち、こ
の小さめに発生する実際のトルクとトルク限界値との間
に余裕が生じる。そこで、高い吸気温THAではトルク
限界の最大噴射量QFULTQを増量し、低い吸気温T
HAでは同最大噴射量QFULTQを減量することによ
り、上記余裕の幅を少なくし、トルク限界値に近い値ま
で噴射量を補正してトルクを高めている。
【0047】さて、同図10からわかるように、ある吸
気温THAにおいてエンジン回転数NEが高い場合に
は、トルク限界の最大噴射量QFULTQは黒煙限界の
最大噴射量QFULSM’よりも小さくなる傾向にあ
る。すなわち、エンジン回転数NEが高い場合には、上
記トルク限界の最大噴射量QFULTQが最大噴射量Q
FULLとして算出されるようになる(図5ステップ2
06参照)。トルク限界の最大噴射量QFULTQは、
吸気温補正係数MQFATQによりエンジンや駆動系の
耐久性を損なわない範囲で最大トルクが得られるように
増減補正されたものであることから、エンジン回転数N
Eが高い場合の上記最大噴射量QFULLは吸気温TH
Aに応じてエンジンや駆動系の耐久性を損なわない範囲
で最大トルクが得られるように、すなわち前述したトル
ク損失が補償されるように補正される。なお、このとき
の最大噴射量QFULLは、黒煙の発生までに余裕を有
した噴射量となっている。
【0048】一方、ある吸気温THAにおいてエンジン
回転数NEが低い場合には、黒煙限界の最大噴射量QF
ULSM’はトルク限界の最大噴射量QFULTQより
も小さくなる傾向にある。すなわち、エンジン回転数が
低い場合には、上記黒煙限界の最大噴射量QFULS
M’が最大噴射量QFULLとして算出される(図5ス
テップ206参照)。黒煙限界の最大噴射量QFULS
M’は、吸気温THAにより黒煙の発生を抑制する範囲
で最大トルクが得られるように増減補正されたものであ
ることから、エンジン回転数NEが低い場合の上記最大
噴射量QFULLは吸気温THAに応じて黒煙の発生を
抑制する範囲で最大トルクが得られるように制御され
る。なお、このときの最大噴射量QFULLは、トルク
限界値に相当する噴射量までに余裕を有した噴射量とな
っている。
【0049】ちなみに、上記算出された最大噴射量QF
ULLが、前記基本噴射量QBASEよりも小さい場
合、例えば全負荷時には、前記最終噴射量QFINとし
て採用され、同最終噴射量QFINに基づき、前記燃料
噴射ポンプ1の前記電磁スピル弁23が駆動制御され、
燃料噴射が実行されることは前述のとおりである(図4
ステップ104〜106)。
【0050】以上、このような制御態様においては、上
記トルク限界の最大噴射量QFULTQが最大噴射量Q
FULLとして算出され、更に同最大噴射量QFULL
が最終噴射量QFINとして採用される場合、例えば全
負荷時には、エンジンや駆動系の耐久性を損なわない範
囲で最大トルクが得られるように制御される。
【0051】一方、上記黒煙限界の最大噴射量QFUL
SM’が最大噴射量QFULLとして算出され、更に同
最大噴射量QFULLが最終噴射量QFINとして採用
される場合、例えば全負荷時には、吸気温THAに応じ
て黒煙の発生を抑制する範囲で最大トルクが得られるよ
うに制御される。
【0052】これらにより、吸気温THAに応じてエン
ジンや駆動系の耐久性を損なうことなく、黒煙の発生も
併せ抑制して最大トルクを得ることができる。以上詳述
したように、本実施の形態においては、以下に示す効果
が得られるようになる。
【0053】・吸気温THAに応じて、エンジンや駆動
系の耐久性を保証し、且つ、より好適なトルクを得る最
大噴射量を算出し、制御することができる。 ・吸気温THAに応じて、エンジンや駆動系の耐久性保
証、及び黒煙の発生抑制の両立を図り、且つ、好適なト
ルクを得る最大噴射量を算出し、制御することができ
る。
【0054】なお、本実施の形態は上記に限定されるも
のではなく、次のように変更してもよい。 ・本実施の形態においては、トルク限界の吸気温補正係
数MQFATQ及び黒煙限界の吸気温補正係数MQFA
SMをエンジン回転数NE及び吸気温THAの2次元マ
ップから算出した。これに対して、上記両吸気温補正係
数MQFATQ,MQFASMの少なくとも一方の値に
対するエンジン回転数NEの影響を吸収するよう同補正
係数MQFATQ,MQFASMに予め余裕を設定する
ならば吸気温THAのみの1次元マップから算出しても
よい。
【0055】・前記黒煙に対する基準最大噴射量QFU
LSMに対して吸気温THAの影響を吸収するよう同基
準最大噴射量QFULSMに予め適切な余裕を設定する
ならば、同黒煙に対する補正係数は必ずしも設けなくて
もよい。
【0056】次に、以上の実施の形態から把握すること
ができる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに
以下に記載する。 ・請求項1記載の内燃機関の燃料噴射量制御装置におい
て、前記算出されるトルク限界に係る燃料の最大噴射量
は前記機関回転数及び吸気温に応じて補正されることを
特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。同構成によ
れば、上記算出されるトルク限界に係る燃料の最大噴射
量に対して前記機関回転数及び吸気温に応じて補正を加
えることにより、設定されたトルク限界値により近い値
までトルクを高めることができる。
【0057】・請求項2記載の内燃機関の燃料噴射量制
御装置において、前記算出されるトルク限界に係る燃料
の最大噴射量及び前記算出される黒煙限界に係る燃料の
最大噴射量の少なくとも一方は、前記機関回転数及び吸
気温に応じて補正されることを特徴とする内燃機関の燃
料噴射量制御装置。同構成によれば、上記算出されるト
ルク限界に係る燃料の最大噴射量及び前記算出される黒
煙限界に係る燃料の最大噴射量の少なくとも一方に対し
て前記機関回転数及び吸気温に応じて補正を加えること
により、上記機関や同機関の駆動系の耐久性保証及び、
及び黒煙の発生抑制の両立を図り、且つ、より好適なト
ルクを得る最大噴射量を算出し、制御することができ
る。
【0058】・請求項1又は2記載の内燃機関の燃料噴
射量制御装置において、前記機関のアクセル開度を検出
するアクセル開度検出手段と、前記機関回転数及び前記
検出されたアクセル開度に基づき燃料の基本噴射量を算
出する基本噴射量算出手段と、前記算出された最大噴射
量及び前記算出された基本噴射量のうち小さい側の値を
最終噴射量として選択する最終噴射量選択手段と、を備
えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。
同構成によれば、アクセル開度に応じてより適切な燃料
噴射量を算出し、制御することができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、いかな
る吸気温の変化に対しても、内燃機関や同機関の駆動系
の耐久性を損なわない範囲で最大トルクを得る最大噴射
量を算出し、制御することができる。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、いかなる
吸気温の変化に対しても、内燃機関や同機関の駆動系の
耐久性保証、及び黒煙の発生抑制の両立を図り、且つ、
好適なトルクを得る最大噴射量を算出し、制御すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるディーゼルエンジ
ンの燃料噴射量制御装置を示す概略構成図。
【図2】同ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプの構成
を示す断面図。
【図3】ECUの回路構成を示すブロック図。
【図4】同実施の形態の燃料噴射量制御手順を示すフロ
ーチャート。
【図5】同実施の形態の最大噴射量算出ルーチンを示す
フローチャート。
【図6】エンジン回転数と黒煙限界の基準最大噴射量と
の関係を示すマップ。
【図7】吸気温と黒煙に対する吸気温補正係数との関係
を示すマップ。
【図8】エンジン回転数とトルク限界の基準最大噴射量
との関係を示すマップ。
【図9】吸気温とトルクに対する吸気温補正係数との関
係を示すマップ。
【図10】エンジン回転数と黒煙限界の最大噴射量及び
トルク限界の最大噴射量との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1…燃料噴射ポンプ、2…ディーゼルエンジン、35…
回転数センサ、40…クランクシャフト、71…EC
U、72…吸気温センサ、73…アクセルセンサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の回転数に応じてトルク限界に
    係る燃料の最大噴射量を算出する最大噴射量算出手段
    と、 前記機関に供給される空気の温度を検出する吸気温検出
    手段と、 前記検出される吸気温に応じて、高い吸気温では前記算
    出される最大噴射量を増量補正し、低い吸気温では同最
    大噴射量を減量補正する補正手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装
    置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の回転数に応じてトルク限界に
    係る燃料の最大噴射量を算出する第1の最大噴射量算出
    手段と、 同じく内燃機関の回転数に応じて黒煙限界に係る燃料の
    最大噴射量を算出する第2の最大噴射量算出手段と、 前記機関に供給される空気の温度を検出する吸気温検出
    手段と、 前記検出される吸気温に応じて、高い吸気温では前記第
    1の最大噴射量算出手段にて算出されるトルク限界に係
    る最大噴射量を増量補正し、低い吸気温では同トルク限
    界に係る最大噴射量を減量補正する第1の補正手段と、 同じく前記検出される吸気温に応じて、高い吸気温では
    前記第2の最大噴射量算出手段にて算出される黒煙限界
    に係る最大噴射量を減量補正し、低い吸気温では同黒煙
    限界に係る最大噴射量を増量補正する第2の補正手段
    と、 前記第1及び第2の補正手段にて補正されたトルク限界
    に係る最大噴射量及び黒煙限界に係る最大噴射量のうち
    小さい側の値を最大噴射量として選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227681A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Sanshin Ind Co Ltd 水上走行船用エンジンの運転制御装置
US6536402B2 (en) * 2001-05-04 2003-03-25 Caterpillar Inc. Programmable torque limit
JP2012057518A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Hino Motors Ltd 車両加速時における上限燃料噴射量の制御方法
CN106870183A (zh) * 2015-12-11 2017-06-20 博世汽车柴油系统有限公司 基于动力因数的车辆智能转矩控制器
JP2018178785A (ja) * 2017-04-06 2018-11-15 株式会社豊田自動織機 ディーゼルエンジン

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