JPH11142150A - 回動体の回動微調整装置 - Google Patents

回動体の回動微調整装置

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JPH11142150A
JPH11142150A JP9307295A JP30729597A JPH11142150A JP H11142150 A JPH11142150 A JP H11142150A JP 9307295 A JP9307295 A JP 9307295A JP 30729597 A JP30729597 A JP 30729597A JP H11142150 A JPH11142150 A JP H11142150A
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JP
Japan
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turning
laser
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rotating
rotation
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Application number
JP9307295A
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English (en)
Inventor
Teizo Maekawa
禎造 前川
Katsuyuki Isozaki
勝行 磯崎
Fumio Tokuyasu
文雄 徳安
Takatoshi Morishige
隆利 森重
Masashi Maekawa
雅司 前川
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SUMITOMO KANAGATA GIJUTSU KK
Original Assignee
SUMITOMO KANAGATA GIJUTSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動体の回動における微調整操作が正確に且
つ容易に行える回動体の回動微調整装置を提供するこ
と。 【解決手段】 固定部に回動自在に取り付けられた円筒
又は円柱状の回動体Tを所望に回動させるための装置に
おいて、調整装置主体8と、取付部9とから構成されて
おり、前記調整装置主体8は、回動操作部と雄ネジ部を
有する軸体80と、前記軸体80の雄ネジ部にネジ対偶
状態に且つ回動不能に取り付けられていると共に前記軸
体80の回動により直線移動せしめられるスライド体8
1と、前記スライド体81と接触しスライド体81の直
線移動により回動せしめられる従動ローラ82とを具備
し、他方、取付部9は、固定部の外周に外嵌する態様で
調整装置主体8を固定部に取り付ける取付用ベルト90
を具備し、従動ローラ82と回動体Tの回動軸芯を平行
にする態様で、両者を接触させるようにして使用され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円筒又は円柱状
の回動体の回動微調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、建築用の墨出し作業を墨出し
用レーザー装置により行うようになってきているが、こ
の装置は基本的には、水平や鉛直のレーザー光線を発す
る装置主体と、前記装置主体が回動自在に且つ抜止め状
態に載置されている台座と、前記台座に取り付けられた
脚とから構成されている。
【0003】この装置は、例えば、壁面に描かれている
基準鉛直線に装置主体から照射された一本の鉛直のレー
ザー光線を一致させて投影し、他の壁面や床面に前記基
準鉛直線を基準とした他の鉛直線を投影させるような使
い方がされる場合がある。
【0004】しかしながら、装置主体から照射された一
本の鉛直のレーザー光線を基準鉛直線に一致させて投影
することが非常に困難であり、特に装置から壁面までの
距離が大きければ大きい程その作業は困難となる。例え
ば、1000M先の床壁面に投影された鉛直線とか、レ
ーザライン光線にレーザの点を微動させるような作業は
困難を極める。
【0005】なお、このような問題は墨出し用レーザー
装置に限られるものではなく、固定部に回動自在に取り
付けられた回動体(装置の主部またはほぼ全体)を所望
の方向に微量だけ回動させる必要があるような装置では
全て同じ問題を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、回動体の回動における微調整操作が正確に且つ容易
に行える回動体の回動微調整装置を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
ける回動体の回動微調整装置は、固定部に回動自在に取
り付けられた円筒又は円柱状の回動体Tを所望に回動さ
せるための装置において、調整装置主体8と、取付部9
とから構成されており、前記調整装置主体8は、回動操
作部と雄ネジ部を有する軸体80と、前記軸体80の雄
ネジ部にネジ対偶状態に且つ回動不能に取り付けられて
いると共に前記軸体80の回動により直線移動せしめら
れるスライド体81と、前記スライド体81と接触しス
ライド体81の直線移動により回動せしめられる従動ロ
ーラ82とを具備し、他方、取付部9は、固定部の外周
に外嵌する態様で調整装置主体8を固定部に取り付ける
取付用ベルト90を具備し、従動ローラ82と回動体T
の回動軸芯を平行にする態様で、両者を接触させるよう
にして使用される。
【0008】なお、上記装置において、固定部を円形状
としてあり、取付用ベルト90の形状を円形状としてあ
り、前記取付用ベルト9には、固定部の外周に外嵌した
状態で拡縮径せしめることができる手段を具備させてあ
ることが好ましい。
【0009】また、上記装置において、従動ローラ82
は、その外周部をゴム材で構成してあることが好まし
い。
【0010】ここで、この回動体の回動微調整装置にお
ける機能については以下の発明の実施の形態の欄で明ら
かにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。
【0012】この墨出し用レーザー装置は、図1に示す
ように、装置主体Aと、前記主体Aが回動自在に且つ抜
止め状態に載置されている座台Bと、前記座台Bに取り
付けられた三本の脚Cとから構成されており、前記装置
主体Aを構成する円筒形状のカバー5a1 をこの発明の
実施形態の回動微調整装置Dにより装置主体Aを回動さ
せるようにしたものである。
【0013】以下に、上記した装置主体A、座台B、脚
C、回動微調整装置Dについて詳述する。〔装置主体Aの構成について〕 装置主体Aは、図2に示
すように、レーザーユニット取付け体1と、前記レーザ
ーユニット取付け体1を鉛直方向に吊り下げる支持体2
と、前記レーザーユニット取付け体1及び支持体2を包
被するカバー5aとを具備する構成としてある。
【0014】レーザーユニット取付け体1は、図2に示
すように、レーザーユニット3eが取り付けられるパイ
プ部10と、レーザーユニット3a,3b,3c,3d
が取り付けられ且つ下端外周部にゴムリングORを装着
した重りWが取り付けられたパイプ部11と、レーザー
ユニット3fが内蔵されたパイプ部12とから構成され
たアルミ管より構成されており、パイプ部11に取り付
けられるレーザーユニット3a,3b,3c,3dは、
図2や図3に示すようにレーザーユニット3aと、レー
ザーユニット3c,3dと、レーザーユニット3bとが
平面視で正確に90°間隔となる方向に配置されてい
る。
【0015】レーザーユニット3a,3b,3c,3
d,3e(レーザーユニットの共通符号3で示す)は、
図4に示すように、シリンドリカルレンズ4a,4b,
4c,4d,4e(シリンドリカルレンズの共通符号4
で示す)の取付け部と、レンズ31及びフォーカス固定
ネジ32並びに半導体レーザー33を有するユニット本
体ケース30と、重量バランスメタル及び半導体レーザ
ー位置決め部となる部分34と、電子装置35とから構
成されている円柱状のものとしてある。なお、レーザー
ユニット3fにはシリンドリカルレンズは取り付けられ
ていないが、これは求心点Oを投影するためである。
【0016】ここで、シリンドリカルレンズ4eは、図
5に示すようにレーザーユニット3eからのレーザー光
線の通過路にT字型(直線型のものをT字状に組み合わ
せて成る:斜線部で示す)に配置されたものが、シリン
ドリカルレンズ4a,4b,4c,4dは図6の斜線部
で示す直線型のもの(斜線部で示す)がそれぞれ使用さ
れており、レーザーユニット3a,3b,3c,3d,
3eからのレーザー光線の通過路に配置されている。
【0017】したがって、レーザーユニット3eからの
レーザー光線は、図7に示すように、シリンドリカルレ
ンズ4eに入射して十字の線(ラインL1とラインL2
とが直交する)として分散投影され、レーザーユニット
3a,3b,3c,3dからのレーザー光線は、図8に
示すように、シリンドリカルレンズ4a,4b,4c,
4dに入射して水平線又は鉛直線(L3,L4,L5,
L6)として分散投影され、レーザーユニット3fから
のレーザー光線は、図9に示すように、求心点Oとして
投影されることになる。そして、図15に示すように、
前記シリンドリカルレンズ4eに入射して分散投影され
た十字状の線L1,L2のうち、線L1がシリンドリカ
ルレンズ4cに入射して分散投影された線L5と重な
り、線L2がシリンドリカルレンズ4a,4bに入射し
て分散投影された線L3,L4と重なり、さらに、前記
シリンドリカルレンズ4a,4b,4cに入射して分散
投影された線L3,L4,L5又はその延長線が、レー
ザーユニット3fから鉛直方向に投射された求心点O上
で交差する。
【0018】なお、上記レーザーユニット3eの上端部
には、図2や図11に示すように、シリンドリカルレン
ズ4e等を保護するためのキャップ5e(上壁に十字の
光通過窓が形成されている)が着脱可能に取り付けられ
ている。また、蓋5a2 には図2に示す如く、使用時に
は取り外されるカバーキャップ5yが螺着されている
が、これは装置不使用時に粉塵が装置内部に侵入するの
を防止するためである。
【0019】支持体2は、図2や図10に示すように、
円板状の座部22上に四本の支柱21を直立姿勢で設け
ると共にその上端に取付け板23を介して所謂ジャイロ
20を取り付けて構成してあり、上記したレーザーユニ
ット取付け体1はこれのパイプ部10をジャイロ20の
内リング20cに挿入固定する態様で吊り下げられてい
る。
【0020】ジャイロ20は、図10に示すように、外
・中・内リング20a,20b,20cとを有してお
り、外リング20aに対して中リング20bを軸20d
により、中リング20bに対して内リング20cを軸2
0eにより、それぞれ揺動自在に取り付けるようにして
構成されている。したがって、レーザーユニット取付け
体1を重量調整等により鉛直姿勢となるように吊り下げ
ることができるものとなる。
【0021】カバー5aは、図2に示すように、両端開
放の円筒体5a1 と、これの上に設けられる落とし込み
の蓋5a2 とから構成されている。
【0022】なお、このカバー5aとパイプ部11との
間の空間部分には、3本の電池Dが電気的接続状態に収
納できる電池収納筒55’を2本設けてあり、前記電池
Dがレーザーユニット用の電源となるものとしてある
(図2参照)。
【0023】円筒体5a1 には、図1に示す如くレーザ
ーユニット3a,3b,3c,3dとの対向部分に切欠
53,54,55,56を形成してある。
【0024】蓋5a2 には、図2や図11に示すよう
に、押し込み式のスイッチ50と、AC/DC変換スイ
ッチ51と、AC電源用ジャック52、電池収納蓋5
3’とを設けてあり、スイッチ50が押し込まれること
により各レーザーユニットを出力状態にされるようにし
てある。なお、この蓋5a2 には水平水準器や光量調整
用ツマミを設けることも可能であり、これを備えたもの
では、回りが明るくても確実に視認できる。〔座台Bの構成について〕 座台Bは、図2に示すよう
に、上面側に座部22をベアリングBRを介して回動自
在に且つ抜け止め状態に載せ置く(この構成については
詳述しない)ためのもので、その内部には減振装置7、
及び固定装置6を設けてある。
【0025】減振装置7は、図2に示すように、パイプ
部12に取り付けられた銅製の環状板71と、この環状
板71の上下に配置された環状のマグネット70とから
構成されており、レーザーユニット取付け体1に揺れが
発生した場合において、マグネット70の働きで環状板
71にうず電流を発生させて前記揺れを数秒間で静止さ
せるものである。つまり、レーザーユニット取付け体1
に対して電磁ブレーキとして機能する。
【0026】固定装置6は、図2に示すように、台座B
内に設けた環状板部b1と孔付き蓋部材b2との間の空
間部分に設けられており、ツマミ部65(図12参照)
を介して可動部6aを固定部6bに対して回動させるこ
とにより3個ブレーキコマ63相互を接近(図14の二
点鎖線の位置から一点鎖線の位置に移動)せしめ、3個
のブレーキコマ63によりレーザーユニット取付け体1
を中央で位置決め固定するものである。
【0027】可動部6aは、図2や図13に示すよう
に、コマ用スペーサ64cを介して上下に配置されてい
る可動板61と、上下の可動板61の間に設けられたブ
レーキゴマ63と、前記可動板61,61に取り付けら
れたツマミ部65とから構成されている。
【0028】可動板61は、図13に示すように、全体
としては環状円板に形成されており、120°角度間隔
でブレーキゴマ案内用スリット61a及び回動案内用ス
リット61bを設けたものとしてある。
【0029】ブレーキゴマ63は、図13に示すよう
に、コマ部63aとこれの上下端に形成された軸部63
bとから構成されている。
【0030】ツマミ部65は、図13に示すように、可
動板61,61により挟み込む態様でビス止めされた取
付体65bと、この取付体65bに螺入されたツマミ主
体65aとから構成されている。
【0031】固定部6bは、図2や図13に示すよう
に、環状板部b1の下面、及び孔付き蓋部材b2の上面
に取り付けられる二枚の固定板60により構成されてい
る。
【0032】固定板60は、図13に示すように、環状
板により構成されており、120°間隔で放射線方向に
延びるブレーキゴマ案内用スリット60aを有するもの
としてある。
【0033】この固定装置6では、図12や図14に示
すように上記可動部6aは固定板60に挟み込まれてお
り、この状態においてブレーキゴマ63の軸部63bが
ブレーキゴマ案内用スリット61a及びブレーキゴマ案
内用スリット60aに挿入されたものとなっていると共
に、可動板61はボルト64a及びスペーサー64bの
存在によりツマミ部65を介して円滑に回動できるよう
になっている。
【0034】したがって、ツマミ部65を左側に移動さ
せると、可動部6aは図12の二点鎖線の状態から一点
鎖線の状態に移動変化し、3つのブレーキゴマ63によ
りレーザーユニット取付け体1は確実に中央で位置決め
固定される。なお、3つのブレーキゴマ63によるレー
ザーユニット取付け体1の位置決め固定は、ツマミ主体
65aをネジ込んでこれの頭部と座台ケーシングとを圧
接させることにより維持できるようにしてある。〔脚Cの構成について〕 脚Cは、図1や図2に示すよう
に、長さ調整可能な構成としてあり、少し開くことがで
きる構成としてある。〔回動微調整装置Dの構成について〕 回動微調整装置D
は、図16や図17に示すように、台座B(課題を解決
するための手段の欄に記載の固定部と対応する)に回動
自在に取り付けられた装置主体A(課題を解決するため
の手段の欄に記載の回動体Tと対応する)を所望に回動
させるための装置であって、同図に示す如く、調整装置
主体8と、前記調整装置主体8を台座Bに着脱自在に取
り付けるための取付部9とから構成されている。
【0035】前記調整装置主体8は、図20や図21に
示すように、保持部材83と、雄ネジ部を有する軸体8
0と、前記軸体80の雄ネジ部にネジ対偶状態に且つ回
動不能に取り付けられているスライド体81と、前記ス
ライド体81と接触しスライド体81の直線移動により
回動せしめられる従動ローラ82とを有するものとして
ある。
【0036】保持部材83は、図20や図21に示すよ
うに、一定間隔で配置された二枚の板材83a,83a
と、前記板材83a,83aの端縁相互を繋ぐ連結板材
83bと、前記した上側の板材83aから垂れ下がる左
右の垂下片83c,83cとから構成されている。
【0037】軸体80は、図20や図22に示すよう
に、板材83a,83a相互の空間部分に配置させると
共にその両端を垂下片83c,83cの基端部近傍に支
持させており、一方の垂下片83cから突出する部分に
回動操作部となる摘まみ部80aを設けてある。
【0038】スライド体81は、図19や図20示すよ
うに、軸体80の雄ネジ部が螺入される雌ネジ81aが
形成されたコ字状の板材と、表面側に設けられたゴム板
81bとを有するもので、軸体80の回動に伴って回動
することなく左右動させるべく、上縁を上側の板材83
aに接触する態様で、板材83a,83a相互間に内装
させてある。なお、この実施形態では前記軸体の雄ネジ
部と雌ネジ81aは螺入時においてできるだけガタ付き
のないものを使用している。
【0039】従動ローラ82は、図18や図20に示す
ように、板材83a,83a相互間に架設された軸体8
2aと、これに回動自在に嵌め込まれたローラ82bと
から構成されており、前記ローラ82bはその外周部に
ゴムリング82cを装着したものとしてある。そして、
図18〜図20に示すように、前記ローラ82bのゴム
リング82cをスライド体81のゴム板81bとを接触
させるようにして、スライド体81の動きに対してロー
ラ82bが滑ることなく確実に回動するようにしてあ
る。
【0040】取付部9は、図18や図19に示すよう
に、調整装置主体8を台座Bの円形状部に取り付けるた
めのもので、図19や図21に示す如く、左右の板材9
1a,91aとこれら相互を繋ぐ連結板材91bから成
る略コ字状の保持部91と、前記した左右の板材91
a,91a相互間に取り付けられた円形状の取付用ベル
ト90とを具備するものとしてある。ここで、前記取付
用ベルト90は外力が作用しない状態では台座Bの円形
状部のよりも大径となるように設定してある。
【0041】前記板材91a,91aにおける連結板材
91b近傍には、図18や図20に示すように、軸体9
2を介して上記垂下片83c,83cが軸支されてお
り、調整装置主体8が上下方向に首振り可能に取り付け
られている。また、前記板材91a,91aにおける取
付用ベルト90との接続端近傍には、図19や図21に
示すように、一端側にツマミ93aを有した軸体93を
螺子対偶状態に架設してあり、前記ツマミ93aを正逆
回動することにより取付用ベルト90が拡縮径するよう
にしてある。
【0042】また、前記連結板材91bの背面には、図
17や図18に示すように、軸94bにより軸支された
レバー94aを揺動させる態様で操作されるカム機構9
4を取り付けてあり、前記カム機構94を図17の実線
に示す状態にしたときには図18の実線に示す如く従動
ローラ82のゴムリング82cが装置主体Aに圧接状態
になるべく下側に首振りを行うようになっている。な
お、図18や図19に示された符号94cは板バネであ
るが、この板バネ94cはレバー94aが不用意に図1
7の二点鎖線の状態に戻るのを阻止するために設けられ
たものである。
【0043】ここで、この回動微調整装置Dの図16〜
図19に示した台座Bへの取り付けは、以下のようにし
て行われる。 先ず、カム機構94を図17の二点鎖線の状態にして
調整装置主体8を自由に首振りできる状態にしておき、
また、取付用ベルト90の径をツマミ93aの回動操作
(緩める操作)により台座Bの上端円形部の径よりも大
径にしておく。 次に、台座Bの上端円形部に取付用ベルト90を外嵌
し、ツマミ93aを回動させて取付用ベルト90を縮径
せしめ、回動微調整装置Dを台座Bにしっかりと取り付
ける。 続いて、カム機構94を図17の実線の状態に操作し
て図18の実線に示す如く従動ローラ82のゴムリング
82cを装置主体Aに圧接させると、回動微調整装置D
の台座Bへの取り付けは完了する。〔回動微調整装置Dの機能について〕 この回動微調整装
置Dは、図18の実線に示す如く台座Bに取り付けられ
て使用されるが、この装置Dを使用した場合、装置主体
Aから照射された一本の鉛直のレーザー光線を基準鉛直
線に一致させて投影するような作業が非常に円滑にでき
る。何故ならば、回動微調整装置Dでは、摘まみ部80
aの一回動によりスライド体81が移動する距離は軸体
80の雄ネジ部の1リードだけ(一条ネジの場合)であ
り、装置主体Aが回動する量(角度)は軸体80の雄ネ
ジ部の1リードと対応する僅かな量(角度)だけである
からである。したがって、例えば、10M先の壁面に投
影された鉛直線を装置主体Aを回動させて1mmだけ移
動させるような作業でも非常に簡単にできることにな
る。
【0044】なお、この回動微調整装置Dにより上記作
業をする場合、先ず、調整装置主体8を図18の二点鎖
線の状態にしておき、手で装置主体Aを回してラフに調
整し、その後、調整装置主体8を図18の実線の状態に
して摘まみ部80aにより微調整すればよい。これによ
り、短時間で精度の良い墨出し作業ができる。〔この墨出し用レーザー装置の機能について〕 この装置
を使用して室内に直交する壁材を設置する場合、以下の
ようにすればよい(図15参照)。 スイッチ50を押し込んで、レーザーユニット3a,
3b,3c,3d,3e,3fを出力状態にし、レーザ
ーユニット3fからのレーザー光線の点(求心点O)を
床面に形成されている基準墨上の規定位置に合わせて装
置を設置する。 脚Cの長さを調整をしながら装置全体にある程度の水
平度を出す。この状態で、固定装置6を開放状態にする
と、レーザーユニット取付け体1は鉛直姿勢になる。 座台Bに対して装置主体Aを回動させて後述する線L
4を前記基準墨に合わせる。
【0045】この状態では、レーザーユニット3eから
のレーザー光線がシリンドリカルレンズ4eに入射して
天井には十字状の線L1,L2(線L1,L2の交点が
求心点Oの鉛直線上にある)が分散投影され、また、レ
ーザユニット3a,3b,3cからのレーザー光線がシ
リンドリカルレンズ4a,4b,4cに入射して側壁面
及び床面には90°間隔毎に鉛直線L3,L4,L5が
分散投影され、レーザーユニット3dからのレーザー光
線がシリンドリカルレンズ4dに入射して側壁面には鉛
直線L5に直交する水平線L6が分散投影され、さら
に、線L1と鉛直線L5と求心点Oが重なり、線L2と
鉛直線L3,L4と求心点Oが重なっている。したがっ
て、床面には正確に90°間隔になる線L3と線L5、
及び線L4と線L5が形成されている(正確な90°大
矩、180°大矩が形成されている)。 上記の状態では、基準墨が至る側壁と隣合う側壁・
天井・床面には線L1及び線L3、線L2及び線L3、
線L2及び線L4が形成されているが、この線L1及び
線L3,線L2及び線L3、線L2及び線L4に合わせ
て壁材を設置すると、室内に90°間隔や180°間隔
に壁材を計測誤差なく容易に設置できる。 〔他の態様の装置について〕 なお、各レーザーユニット
3a,3b,3c,3d,3e,3fを、青色のレーザ
ー光線を投射する青色半導体レーザー・ダイオードと、
赤色のレーザー光線を投射する赤色半導体レーザー・ダ
イオードと、緑色のレーザー光線を投射する緑色半導体
レーザー・ダイオードと、これら三種の色を混合して所
望の色を投射する光混合器とを有するものとすれば、前
記した青色・赤色・緑色半導体レーザー・ダイオードの
光量を各別にかえることにより天井・側壁面・床面に投
影されるレーザー光線の色を変化させ得るものとするこ
とができる。この場合、レーザー光線の色をかえること
により天井、側壁面、床面の色に関係なく確実に視認で
きるものとなる。
【0046】また、この発明の回動微調整装置の形式
は、固定部に回動自在に取り付けられた回動体(装置の
主部またはほぼ全体)を所望の方向に微量だけ回動させ
る必要があるような装置であれば、同様に採用できる。
【0047】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
【0048】発明の実施の形態の欄に記載した内容か
ら、回動体の回動における微調整操作が正確に且つ容易
に行える回動体の回動微調整装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である墨出し用レーザー装
置の正面図。
【図2】前記墨出し用レーザー装置の断面図。
【図3】図2に示した墨出し用レーザー装置のX−X断
面図。
【図4】前記墨出し用レーザー装置に使用されているレ
ーザーユニットの部分断面図。
【図5】前記墨出し用レーザー装置の使用されているシ
リンドリカルレンズの配置を示す平面図。
【図6】前記墨出し用レーザー装置に使用されているシ
リンドリカルレンズを示す説明図。
【図7】前記墨出し用レーザー装置に使用されているシ
リンドリカルレンズと、これによりレーザーユニットか
らのレーザー光線が分散投影されてなる十字線を示す説
明図。
【図8】前記墨出し用レーザー装置に使用されているシ
リンドリカルレンズと、これによりレーザーユニットか
らのレーザー光線が分散投影されてなる線を示す説明
図。
【図9】前記墨出し用レーザー装置に使用されているレ
ーザーユニットからのレーザー光線により形成される求
心点を示す説明図。
【図10】前記墨出し用レーザー装置に使用されている
ジャイロの平面図。
【図11】前記墨出し用レーザー装置の平面図。
【図12】前記墨出し用レーザー装置の固定装置の斜視
図。
【図13】前記固定装置の分解斜視図。
【図14】前記固定装置の動きを示す断面図。
【図15】墨出し用レーザー装置の使用方法を説明する
ための斜視図。
【図16】前記墨出し用レーザー装置の座部に取り付け
られた回動微調整装置の側面図。
【図17】前記墨出し用レーザー装置の座部に取り付け
られた回動微調整装置の背面図。
【図18】前記回動微調整装置の断面図。
【図19】前記回動微調整装置の平面図。
【図20】前記回動微調整装置を部分断面した斜視図。
【図21】前記回動微調整装置を部分断面した斜視図。
【図22】前記回動微調整装置を正面図。
【符号の説明】
T 回動体 8 調整装置主体 9 取付部 80 軸体 81 スライド体 82 従動ローラ 90 取付用ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳安 文雄 大阪市淀川区西中島5丁目11番9号 新大 阪中里ビル10F−A 有限会社住友金型技 術 レーザー事業部内 (72)発明者 森重 隆利 大阪市淀川区西中島5丁目11番9号 新大 阪中里ビル10F−A 有限会社住友金型技 術 レーザー事業部内 (72)発明者 前川 雅司 大阪市淀川区西中島5丁目11番9号 新大 阪中里ビル10F−A 有限会社住友金型技 術 レーザー事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部に回動自在に取り付けられた円筒
    又は円柱状の回動体(T)を所望に回動させるための装
    置において、調整装置主体(8)と、取付部(9)とか
    ら構成されており、前記調整装置主体(8)は、回動操
    作部と雄ネジ部を有する軸体(80)と、前記軸体(8
    0)の雄ネジ部にネジ対偶状態に且つ回動不能に取り付
    けられていると共に前記軸体(80)の回動により直線
    移動せしめられるスライド体(81)と、前記スライド
    体(81)と接触しスライド体(81)の直線移動によ
    り回動せしめられる従動ローラ(82)とを具備し、他
    方、取付部(9)は、固定部の外周に外嵌する態様で調
    整装置主体(8)を固定部に取り付ける取付用ベルト
    (90)を具備し、従動ローラ(82)と回動体(T)
    の回動軸芯を平行にする態様で、両者を接触させるよう
    にして使用されることを特徴とする回動体の回動微調整
    装置。
  2. 【請求項2】 固定部を円形状としてあり、取付用ベル
    ト(90)の形状を円形状としてあり、前記取付用ベル
    ト(9)には、固定部の外周に外嵌した状態で拡縮径せ
    しめることができる手段を具備させてあることを特徴と
    する請求項1記載の回動体の回動微調整装置。
  3. 【請求項3】 従動ローラ(82)は、その外周部をゴ
    ム材で構成してあることを特徴とする請求項1又は2記
    載の回動体の回動微調整装置。
JP9307295A 1997-11-10 1997-11-10 回動体の回動微調整装置 Pending JPH11142150A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007024789A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Matsushita Denko Denro System Kk レーザー墨出し器
JP2008309724A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Audio Technica Corp レーザー墨出し器およびその回転微調整機構

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