JPH11142291A - 光学装置の検査方法及び装置 - Google Patents
光学装置の検査方法及び装置Info
- Publication number
- JPH11142291A JPH11142291A JP10239290A JP23929098A JPH11142291A JP H11142291 A JPH11142291 A JP H11142291A JP 10239290 A JP10239290 A JP 10239290A JP 23929098 A JP23929098 A JP 23929098A JP H11142291 A JPH11142291 A JP H11142291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical device
- optical
- light beam
- inspection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Abstract
この光束の一部から生成される参照光との干渉光を検出
する検査装置において、その干渉光の位相を高精度に検
出する。 【解決手段】 被検光学系3を通過した光束Lがプレー
ト8に形成されたピンホール10上に点像を形成する。
その点像からの計測光Lmと、その点像からの光束の内
でピンホール10で回折された参照光Lrとの干渉光を
観察系15で受光し、その干渉光によって形成される干
渉縞を撮像素子20で撮像する。プレート8を光束Lを
横切る方向、又は光束Lの光路に沿った方向に振動させ
ることによってヘテロダイン干渉光を生成し、その干渉
縞の各部の位相を高精度に検出する。
Description
波面収差等の光学特性の検査を行うための検査方法及び
検査装置に関し、特に紫外光やX線等を用いてマスクパ
ターンを基板上に転写する露光装置の投影光学系の検査
を行う場合に使用して好適なものである。
フィ工程で使用されている露光装置においては、半導体
素子等の微細度が益々向上するのに対応すべく、マスク
パターンの像をウエハ等の基板上に転写する投影光学系
の結像特性を更に高めることが求められている。このた
めには、投影光学系の波面収差の状態を高精度に計測す
る必要があり、従来よりその波面検査用として、露光光
とは異なるHe−Neレーザ光よりなる検査光を用いた
トワイマングリーン干渉計やフィゾー干渉計が使用され
ていた。この測定法は、He−Neレーザ光の持つ非常
に高い可干渉性を利用して、被検光学系を通過した光束
と別の参照面からの光束とを干渉させることで、被検光
学系を通過した光束の波面の状態を測定するものであ
る。
光束を用いる計測法では、振動等の影響で干渉縞が不規
則に変動し易い、高精度な基準平面波を作るために高精
度で大型の光学部品が必要になる、2つの光路の調整が
難しいといった不都合がある。そこで、被検光学系(光
学装置)を通過した光束の一部から参照光を生成するポ
イント・ディフラクション干渉計(PDI:例えば特開
昭57−64139号公報参照)が提案されている。ポ
イント・ディフラクション干渉計であれば、計測光と参
照光との光路はほぼ同じであるため、例えば可干渉性の
あまりよくない露光光であってもそのまま検査光として
も使用できると共に、光路の調整も容易である。
ム)として、KrFエキシマレーザ光(波長248n
m)のような紫外光の他に、ArFエキシマレーザ光
(波長193nm)のような遠紫外光も使用されつつあ
る。また、軟X線(波長:数10nm〜1nm程度)、
更には硬X線(波長:1nm程度以下)を露光光として
使用することも検討されている。このような短波長の露
光光に対しては、透過率の良好な硝材が少ないため、所
定の多層の反射コーティングを施した凹面鏡や平面鏡等
を組み合わせた投影光学系の使用が検討されている。な
お、例えばArFエキシマレーザ光については、透過用
の硝材として石英や蛍石等が知られているが、これらの
硝材を使用する場合には透過率を高くするために透過コ
ーティングの性能を高める必要がある。このような反射
コーティグ、又は透過コーティングの特性も含めて投影
光学系の波面検査を行うためには、検査光として露光光
を使用する必要があり、このためにもポイント・ディフ
ラクション干渉計が好適である。
投影光学系の波面検査を行う際には、ポイント・ディフ
ラクション干渉計であれば、検査光として露光光がその
まま使用できると共に、光路の調整も容易である。とこ
ろが、従来のポイント・ディフラクション干渉計で得ら
れる干渉縞は静止しているため、或る2つの計測点間の
干渉縞の位相差を高精度に計測することは困難であっ
た。そのために、波面検査の精度を高めることが困難で
あり、且つ検査結果の再現性もあまりよくないという不
都合があった。即ち、従来のポイント・ディフラクショ
ン干渉計は、種々の利点を有するにも拘らず、精度面で
は必ずしも十分ではなかった。
計以外の干渉計であっても、検出光として実際に被検光
学系に照射される照明光(露光光等)を使用して、被検
光学系を通過した光束の一部から参照光を生成するよう
な干渉計(例えばゾーンプレート干渉計)においては、
得られる干渉縞のSN比が悪くなり易いため、所望の計
測点での干渉縞の位相を高精度に検出できる手法が待た
れていた。
光学装置を通過した光束とこの光束の一部から生成され
る参照光との干渉光の位相を高精度に検出できる光学装
置の検査方法を提供することを第1の目的とする。更に
本発明は、検出用の照明光としてあまり可干渉性の良好
でない光束が使用された場合でも、干渉光の位相の2次
元的な分布を高精度に検出できる光学装置の検査方法を
提供することを第2の目的とする。
できる光学装置の検査装置、又はそのような検査方法を
実施できる露光装置を提供することを第3の目的とす
る。また、本発明は、そのような検査方法を用いて投影
光学系を高精度に検査することができる露光装置の製造
方法を提供することを第4の目的とする。
装置の検査方法は、光学装置を通った光束の波面検査を
行う検査方法であって、被検物である光学装置(5)に
光束(紫外光、X線等)を通すステップと、その光学装
置を通った光束を運動中の回折要素(10)に通して、
その光学装置を通った光束の一部から回折光を発生させ
るステップと、を具備してなるものである。斯かる本発
明によれば、例えばその光学装置(5)を通過した光束
から分岐される2つの光束の干渉光が検出されるため、
その光束の可干渉性があまり良好でない場合でもその干
渉光のコトラストが良好であり、その干渉光の2次元的
な位相分布を高精度に検出することができる。更に、そ
の回折要素(10)が運動していると、その干渉光の位
相が変化するため、その干渉光の位相分布が例えばヘテ
ロダイン干渉方式で高精度に検出される。
方法は、光学装置を通った光束の波面検査を行う検査方
法であって、被検物である光学装置(3)に光束を通す
ステップと、その光学装置を通った光束の一部を回折し
た回折光とその光学装置を通った他の光束との位相差を
変化させるステップと、その回折光とその他の光束との
位相差を変化させる間に、その回折光とその他の光束と
の干渉光を検出するステップと、を具備してなるもので
ある。斯かる本発明においても、その回折光とその光学
装置を通った光束との干渉光の位相が変化するため、例
えば初期状態での干渉光と、位相を所定角度(例えば9
0°)変化させたときの干渉光とを用いることによっ
て、その干渉光の位相(ひいては位相分布)が高精度に
検出される。
装置は、被検物である光学装置(3)を通った光束の光
路上に配置され、該光束の一部から回折光を発生させる
回折要素(10)と、その回折要素を運動させる駆動装
置(12)と、その回折要素の運動中にその回折光とそ
の光学装置を通った他の光束との干渉光を受光する検出
装置(15)と、を具備してなるものである。斯かる検
査装置によって本発明の第1の検査方法が実施される。
装置は、被検物である光学装置(3)を通った光束の光
路上に配置され、該光束の一部から回折光を発生させる
回折要素(10)と、その回折光とその光学装置を通っ
た他の光束との位相差を変化させる装置(12;22,
23)と、この装置によってその位相差を変化させてい
る間に、その回折光とその他の光束との干渉光を検出す
る検出装置(15)と、を具備してなるものである。斯
かる検査装置によって本発明の第2の検査方法が実施さ
れる。
装置は、被検物としての光学装置(3)を通過(透過、
又は反射)した光束(紫外光、X線等)の光路上に配置
されたピンホール状の回折部材(10)と、この回折部
材を振動させる駆動系(12)と、この駆動系を介して
回折部材(10)を振動させたときに被検物(3)を通
過した光束と回折部材(10)によって発生する回折光
とのヘテロダイン干渉光を受光する検出系(15)と、
を有し、その検出系の検出信号に基づいてその光学装置
の光学特性を検出するものである。
通過した計測光としての光束と、この光束の一部から回
折部材(10)によって発生する参照光としての回折光
との干渉光が検出される。この際に、回折部材(10)
を光学装置(3)からの光束の進行方向を横切る方向
(D1)、又はその進行方向(D2)に振動させること
によって、その参照光の位相が変化してヘテロダイン干
渉光が得られる。例えば検出系(15)によって2箇所
でそのヘテロダイン干渉光を光電変換し、得られる2つ
の検出信号(光ビート信号)の位相を比較することによ
って、その2箇所間での干渉光の位相差を高分解能で高
精度に検出できる。従って、本発明の第1の検査方法が
使用できる。また、この検査装置(以下の検査装置も同
様)は干渉計ともみなすことができる。
系である場合、本発明ではその被検物を通過した光束の
一部を参照光としているため、その露光装置で使用され
る露光光の可干渉性が例えばX線のように悪い場合で
も、その露光光を検査用の光束として使用できる。これ
によって、その被検物内のコーティング膜の影響を含め
た測定を行うことができる。また、そのヘテロダイン干
渉光をCCD型の2次元撮像素子で受光し、各画素から
の撮像信号の位相を比較することによって、その被検物
内の波面の位相の分布を細かいピッチで検出できる。
装置は、被検物としての光学装置(3)を通過した光束
より互いに光路の異なる2つの光束を発生する光路分割
系(22)と、この光路分割系から発生する2つの光束
(L0,L1)の内の一方の光束の光路上に配置されたピン
ホール状の回折部材(10)と、光路分割系(22)を
連続移動させる駆動系(23)と、この駆動系を介して
光路分割系(22)を連続移動させたときに光路分割系
(22)から発生する他方の光束と回折部材(10)に
よって発生する回折光とのヘテロダイン干渉光を受光す
る検出系(15)と、を有し、その検出系の検出信号に
基づいてその光学装置の光学特性を検出するものであ
る。
その光路分割系(22)としては例えば回折格子が使用
され、この回折格子をピッチ方向に連続移動させると、
この回折格子から発生する回折光の波面も移動して、周
波数変調が行われる。その波面の位相の変化速度は回折
光の次数によって異なるため、その回折格子から異なる
方向に発生する2つの光束の干渉光はヘテロダイン干渉
光となり、2つの計測点間での位相差を高精度に検出で
きる。従って、本発明の第1の検査方法が使用できる。
は、被検物としての光学装置(3)を通過した光束を回
折して互いに回折次数の異なる2つの光束(L0,L1)を
発生する所定ピッチの回折格子(22)と、この回折格
子から発生する2つの光束の内の一方の光束の光路上に
配置されたピンホール状の回折部材(10)と、回折格
子(22)を移動させる駆動系(26)と、この駆動系
を介して回折格子(22)をその所定ピッチの1/nず
つ(nは3以上の整数)所定回数ステップ移動させたと
きにそれぞれ回折格子(22)から発生する2つの光束
(L0,L1)の内の他方の光束と回折部材(10)によっ
て発生する回折光との干渉光を受光する検出系(15)
と、を有し、その検出系の検出信号に基づいてその光学
装置の光学特性を検出するものである。
回折格子(22)をピッチ方向に移動することによって
回折光の位相が変化し、得られる干渉光の位相も変化す
る。そして、回折格子(22)の位置を複数の位置に変
えてときに得られるその干渉光の強度を演算することに
よって、その干渉光の位相を高精度に検出できる。従っ
て、本発明の第2の検査方法が使用できる。
は、投影光学系(PL)を介して、マスク(R)に形成
されたパターンの像を基板(W)上に転写する露光装置
の製造方法であって、その検査対象の光学系としての投
影光学系に露光光を通すステップと、その投影光学系か
ら出射された露光光を回折要素(10)に通すステップ
であって、その回折要素の運動中にその投影光学系から
出射された露光光の一部から回折光を発生させるステッ
プと、を含む検査調整ステップを具備するものである。
斯かる製造方法によれば、本発明の検査方法によって、
その露光光の可干渉性が低い場合でも、実際に露光する
状態で高精度にその投影光学系の波面収差等が検査でき
るため、この検査結果に基づいてその投影光学系を高精
度に組み立てることができる。
系(PL)を介して、マスク(R)に形成されたパター
ンの像を基板(W)上に転写する露光装置であって、検
査対象の光学装置としてのその投影光学系から出射した
露光光の光路上に配置され、該露光光の一部から回折光
を発生させる回折要素(10;22)と、この回折要素
を運動させる駆動装置(12;23)と、この回折要素
の運動中にその回折光とその投影光学系から出射した他
の露光光との干渉光を受光する検出装置(15)と、を
有する光学検査装置(62)を具備してなるものであ
る。斯かる露光装置によれば、本発明の検査方法が使用
できる。
につき図1及び図2を参照して説明する。本例は、ステ
ッパーのような投影露光装置に装着される投影光学系の
波面検査を行うためのポイント・ディフラクション干渉
計に本発明を適用したものである。
のポイント・ディフラクション干渉計(PDI)を示
し、この図1において、波面検査の対象である被検光学
系3として、ArFエキシマレーザ光(波長193n
m)、F2 レーザ光(波長157nm)等の紫外光、又
は波長10nm程度以下のX線を露光光とする投影露光
装置の投影光学系が設置されている。本例の投影光学系
は、反射系のみで構成された結像系であり、マスクパタ
ーン(不図示)からの露光光は、第1ミラー4、凹面鏡
5、凸面鏡6、凹面鏡5、及び第2ミラー7を経てレジ
ストが塗布されたウエハ(不図示)に至り、このウエハ
上にマスクパターン像が投影されるように構成されてい
る。また、ミラー4,7、凹面鏡5、及び凸面鏡6の各
反射面には紫外光、又はX線に対する反射率を高めるた
めの多層の反射コーティング膜が形成されており、本例
ではこれらの多層の反射コーティング膜の特性、及び反
射面の微細な凹凸の影響を含めた波面収差の測定を行う
ために、検査用の光束として露光光そのものを使用す
る。
に、検査用の光束としてHe−Neレーザ光を使用する
ものとすると、He−Neレーザ光は多層の反射膜の上
層で反射されてしまい、下層の反射膜に起因する波面の
悪化等を検出することができなくなる。また、He−N
eレーザ光の波長はX線の波長の100倍程度であるた
め、反射面の凹凸等の検査精度がかなり低下する。この
点でも露光光そのものを使用する本例のポイント・ディ
フラクション干渉計が有利である。
えた光源系1から射出された露光光と同じ波長域の光束
Lは、小さい円形開口が形成されたパターン板2を照明
し、パターン板2内の開口を通過した光束Lは、被検光
学系3を介してポイント・ディフラクション用のプレー
ト8上にその開口の像(点像)を形成する。プレート8
は、光束Lを透過する基板より形成され、プレート8の
入射面には光束Lに対する透過率が5%以下で、且つ僅
かに光束Lを透過する膜9が形成され、この膜9の一部
に光束Lを透過するピンホール10が形成されている。
本例では、被検光学系3による点像はほぼピンホール1
0上に形成され、入射する光束Lの一部はピンホール1
0で回折されて参照光Lrになり、残りの光束はピンホ
ール10を含む領域を透過して計測光Lmとなり、参照
光Lr及び計測光Lmは干渉光として観察系15に入射
する。
も小さく形成されており、ピンホール10から発生する
回折光としての参照光Lrの波面は、その点像に対して
理想的な球面波Wrとなる。この球面波Wrと、計測光
Lmの波面Wmとを干渉させて得られる干渉縞の位相分
布を観察系15で観察することによって、計測光Lmの
波面Wm、即ち被検光学系3を通過した光束の波面の歪
み(球面収差等)が計測される。観察系15において、
参照光Lr及び計測光Lmよりなる干渉光は、マイクロ
チャネルプレート(MCP)16に入射する。マイクロ
チャネルプレート16は、それぞれ入射するビームのエ
ネルギーに応じた量の電子線を発生する微小なエレメン
トを多数2次元的に密に配列したものであり、マイクロ
チャネルプレート16の射出面に電子線の照射によって
例えば可視域の蛍光を発する蛍光板17が配置され、蛍
光板17から発生した蛍光は対物レンズ19を介して、
CCD型等の2次元の撮像素子20の撮像面に干渉縞を
形成する。
ト16の入射面に形成されている紫外光、又はX線によ
る干渉縞に比例するエネルギー分布の可視光による干渉
縞が形成されると共に、蛍光板17と撮像素子20の撮
像面とは共役であるため、この撮像面にはマイクロチャ
ネルプレート16の入射面に形成される干渉縞と相似の
干渉縞が形成される。撮像素子20の撮像信号Sはコン
ピュータよりなる制御装置13に供給されており、制御
装置13では、その撮像信号Sを処理して干渉縞の各部
の所定の基準点に対する位相差を検出する。
又はF2 レーザ光のような紫外光である場合には、CC
D型撮像素子であれば或る程度の感度を有するため、マ
イクロチャネルプレート16の代わりに直接その撮像素
子を配置するようにしてもよい。また、光束LがX線で
ある場合には、マイクロチャネルプレート16の代わり
にX線蛍光板を配置し、この裏面に撮像素子を配置する
ようにしてもよい。
測光Lmとを干渉させた干渉縞の撮像信号Sが出力され
るが、その干渉縞が静止している状態では2点間の位相
差を高精度に検出するのは困難である。特に、図1の構
成において、被検光学系3の結像性能が良好で波面収差
がほとんど無い状態では、計測光Lmも参照光Lrとほ
とんど同一の球心を有する球面波となるために、干渉縞
はほとんど発生しない。このような場合でも、2点間の
位相差を高精度に検出するために、本例ではプレート8
を振動させることによって、参照光Lrと計測光Lmと
の干渉光を、強度が時間と共に変動するヘテロダイン干
渉光にする。
して加振器12が接続され、制御装置13が発振回路1
4を介して加振器12を駆動することによって、プレー
ト8が入射する光束Lを横切る方向D1に所定の振幅で
振動するように構成されている。プレート8の振動の振
幅は、入射する光束Lにより形成される点像からピンホ
ール10が外れない程度に設定され、その振動の周波数
は撮像素子20が1画面分の撮像信号を順次読み出すた
めのサンプリング周波数よりも十分に低く設定されてい
る。加振器12としては、ボイスコイルモータや圧電素
子等が使用できる。このようにプレート8を入射する光
束Lを横切る方向D1に振動させると、参照光Lrの球
面波Wrの中心がその方向D1に振動するため、得られ
る干渉縞(図1の場合にはほぼ明暗の変化)もその方向
D1に振動する。従って、その振動中でプレート8が一
方向に移動しているときには、その干渉縞もその方向に
移動するため、制御装置13ではそれに同期して撮像素
子20から順次1画面分の撮像信号を読み出して内部の
画像メモリに格納していく。その後、制御装置13は、
内部の画像メモリから例えば2つの計測点に対応する撮
像信号(ほぼ正弦波状に変化する信号)を読み出し、こ
れら2つの撮像信号の位相差を求めることによって、2
つの計測点での干渉縞の位相差が高精度に求められる。
路に沿った方向D2に振動させてもよい。このようにプ
レート8(ピンホール10)を方向D2に振動させる
と、撮像素子20の撮像面には同心円状の干渉縞が形成
され、この干渉縞が中心から湧き出るように、或いは吸
い込まれるように流れる。そこで、例えばその干渉縞の
位相が360°変化するまでの間に、撮像素子20を介
して例えば数枚の干渉縞の像を撮像して、制御装置13
でその数枚の干渉縞を解析することで、2次元の位相分
布を求めることができる。この際に、例えば数枚の干渉
縞の各計測点の撮像信号を正弦波状の関数で補完するこ
とによって、位相分布を高精度に求めることができる。
同様に、各画素間の位相も補完することによって、計測
点の分解能も向上できる。
の光路に沿った方向D2に振動する場合に、或る時点で
撮像素子20によって観察される干渉縞21を示し、こ
の図2(a)において、干渉縞21は同心円状に変化す
るが、一部が被検光学系3の波面収差によって歪んでい
る。このとき、例えば中心から同じ距離にあり、且つ円
周方向に90°離れた2つの計測点A及びBでの位相差
を計測する場合、その干渉縞を撮像して得られる撮像信
号より、計測点A及びBの画素から読み出される撮像信
号を時系列に配列すると、それぞれ図2(b)及び
(c)に示す撮像信号SA及びSBが得られる。実際に
は撮像信号は所定の時間間隔で離散的に得られており、
撮像信号SA,SBは得られた撮像信号を正弦波で近似
したものである。この場合、2つの撮像信号SA,SB
の位相差Δφは極めて高い分解能で、且つ高精度に算出
できるため、結果として計測点A及びBの間の干渉縞の
位相差Δφも高精度に計測できることになる。更に、例
えば図2(a)の干渉縞21の中心の位相を基準とし
て、他の計測点での位相差を求めることによって、干渉
縞21の各点での位相分布が高精度に求められ、この位
相分布より図1の被検光学系3の波面検査が行われる。
ンホール10)を振動させることによってヘテロダイン
干渉光を得ているため、ポイント・ディフラクション干
渉計の実際の露光光を用いて計測できるという利点を活
かした上で、干渉縞の位相分布を高精度に計測すること
ができる。次に、本発明の第2の実施の形態につき図3
及び図4を参照して説明する。図1の実施の形態では、
参照光Lrと計測光Lmとが同じような波面になるた
め、被検光学系3の結像特性が良好である場合には干渉
縞ができなくなり、検出感度が低下する恐れがあった。
そこで、本例では特開昭57−64139号公報に開示
されているように、被検光学系による点像に対して参照
光の球心を相対的にシフトさせると共に、本発明による
ヘテロダイン化の技術を適用する。
のポイント・ディフラクション干渉計(PDI)を示
し、この図1に対応する部分に同一符号を付して示す図
3において、被検光学系3とピンホール10を有するプ
レート8との間に回折格子22が配置され、更に回折格
子22とプレート8との間に回折格子22からの0次光
及び+n次回折光(nは1以上の整数)以外の回折光を
遮光するための遮光板24が配置されている。光束Lが
X線である場合で波長が特に短いときには回折格子22
としてX線回折を起こす結晶が使用できる。
束Lは、被検光学系3によって集光されて回折格子22
に至り、回折格子22を透過した0次光L0 は、プレー
ト8の表面の小さい透過率を有する膜上に点像を形成す
る。その点像から発散する光束の内で、プレート8上の
膜を透過した光束としての計測光Lmは観察系15に入
射する。一方、光束Lによる回折格子22からの+n次
回折光L1 は、プレート8のピンホール10上に集光さ
れ、ピンホール10で回折される球面波よりなる参照光
Lrは、計測光Lmと共に干渉光として観察系15に入
射する。本例では、計測光Lmの波面の球心(点像)と
参照光Lrの波面の球心とが十分に離れているため、被
検光学系3に収差が無いときに得られる干渉縞は平行等
間隔の縞となる。そして、被検光学系3に球面収差があ
るときにはその縞の間隔が乱れるため、波面検査が容易
になる。
ると、異なる計測点間での位相差の検出を高精度に行う
のが困難である。そこで、図3において、回折格子22
にリニアモータ等の駆動部23を設け、干渉縞の計測時
に回折格子22をピッチ方向に一定の速度Vで移動する
ことによって+n次回折光L1 を周波数変調(位相変調
とも言える)して、ヘテロダイン干渉光を得る。
次回折光L1 が変調される様子を示し、先ず図4(a)
の状態では、光束Lの波長をλ、回折格子22のピッチ
をPとして、+n次回折光L1 の回折角θは、次式を満
たしている。 P・sin θ=n・λ (1) また、図4(a)の時点で位置27における0次光L0
の波面、及び+1次回折光L1 の波面25の位相は等し
いものとして、その位相をφ0 とすると、位置27での
0次光L0 、及び+1次回折光L1 の振幅Dはsin(φ0)
と表すことができる。次に、図4(a)の状態から時間
tが経過した状態を図4(b)とすると、回折格子22
はピッチ方向にa(=V・t)だけ移動しているため、
+1次回折光L1 の波面25の位相の進み量をφとする
と、進み量φは次のようになる。
27での0次光の振幅はsin(2π・ft+φ0)となり、
+1次回折光L1 の振幅D’は次のようになる。
る参照光Lrは、計測光Lmに対してn・V/Pだけ周
波数変調を受けていることになり、参照光Lr及び計測
光Lmよりなるヘテロダイン干渉光の強度は周波数n・
V/Pで正弦波状に変化する。従って、観察系15内の
撮像素子20(図1参照)でその周波数n・V/Pより
も高い周波数で干渉縞の撮像信号をサンプリングするこ
とによって、得られる干渉縞の各部の位相(例えば干渉
縞の中心を基準とした位相差)を高精度に検出できる。
5を参照して説明する。図3の実施の形態では、回折格
子22を移動してヘテロダイン干渉光を生成したが、本
例では回折格子22を所定のステップ量ずつ移動しては
干渉縞を撮像するものであり、図5において図3に対応
する部分には同一符号を付してその詳細説明を省略す
る。
ン干渉計を示し、この図5において、回折格子22を透
過する0次光L0 の一部が、プレート8の膜を透過して
波面Wmを有する計測光Lmとなり、回折格子22から
の+n次回折光(nは1以上の整数)L1 の一部が、プ
レート8上のピンホール10によって回折されて球面波
Wrよりなる参照光Lrとなる。そして、参照光Lrと
計測光Lmとを合成して得られる干渉縞が図3の観察系
15内の撮像素子で撮像される。
ゾ素子等からなる駆動素子26に固定され、駆動素子2
6によって回折格子22をピッチ方向に微少量ずつステ
ップ移動できるように構成されている。本例では、回折
格子22のピッチをPとしたとき、一例として回折格子
22が初期状態で静止しているときに干渉縞を撮像し、
次に回折格子22をP/4(位相差では90°)だけピ
ッチ方向に移動した後に干渉縞を撮像する。この場合、
回折格子22が各点で静止しているときに生成される干
渉縞はホモダイン干渉光ともみなすことができる。そし
て、回折格子22が初期状態での所望の計測点での干渉
縞の位相をΘとすると、回折格子22が初期状態でのそ
の計測点での干渉縞の強度I(0)、及びP/4だけ移
動した後のその干渉縞の強度I(90)は、所定の振幅
I0 を用いて次のように表すことができる。
ト分が含まれているが、このオフセット分は例えば所定
の領域内の画素の撮像信号を平均化することで算出でき
る。そこで、(4)式、(5)式ではそのオフセットは
差し引いてあるものとする。そこで、(4)式を(5)
式で除算すると次のようになる。
強度I(0),I(90)から計算できる。 Θ=arctan{I(0)/I(90)} (6) 従って、2つの干渉縞の撮像信号を用いて、(6)式よ
りその干渉縞の各部での位相を計算できるため、結果と
して位相分布を高精度に計算できる。
求めるために、0°、90°、180°、270°で干
渉縞を撮像することが望ましい。このためには、図5に
おいて、回折格子22が初期状態にあるとき、回折格子
22をP/4だけ移動した状態、回折格子22をP/2
だけ移動した状態、及び回折格子22を3P/4だけ移
動した状態でそれぞれ干渉縞を撮像すればよい。初期状
態における所望の計測点での干渉縞の位相をΘとする
と、所定のオフセットDCを用いて位相が0°、90
°、180°、270°での干渉縞の各強度I(0),
I(90),I(180),I(270)は次のように
なる。
度I(0)〜I(270)から正確に計算できる。 Θ=arctan{(I(0)-I(180))/(I(90)-I(270))} (11) なお、上記の実施の形態では、図1に示すように、被検
光学系3として反射系よりなる投影光学系が使用されて
いるが、被検光学系は屈折系、又は反射屈折系であって
もよいのは言うまでもない。また、被検光学系として
は、点像を形成しない(焦点を結ばない)光学系であっ
てもよい。この場合には、被検光学系とピンホール10
との間に収差が無視できる程小さい、或いは収差が高精
度に計測されている収束光学系を配置して、点像を形成
すればよい。
以外の照明系や、他の観察光学系等も使用できる。更
に、本発明はポイント・ディフラクション型のみなら
ず、被検光学系(被検物)を通過した光束の一部を参照
光にする干渉計全般に適用できるものである。次に、本
発明の第4の実施の形態につき図6を参照して説明す
る。本例は、露光装置に本発明による光学装置の検査装
置を備えたものである。
ト・ディフラクション干渉計(PDI)を備えた本例の
投影露光装置を示し、この図6において、露光光ELと
して波長5〜15nmに発振スペクトルを有する軟X線
領域のEUV(Extreme UltraViolet)光を用いて、ステ
ップ・アンド・スキャン方式でウエハWを露光する投影
露光装置の概略構成が示されている。図示していない
が、露光光ELはSOR(Synchrotron Orbital Radiat
ion)リング、又はレーザ・プラズマ光源から発振され
る。
(折り曲げミラーMのみを図示)によって、所定の入射
角Θ(例えば50mrad程度)でレチクルRに照射さ
れると共に、レチクルR上での照明領域が円弧状に規定
される。レチクルRは、モリブデン(Mo)とケイ素
(Si)とが交互に積層された多層膜からなる反射層上
に、EUV光を吸収する薄膜を塗布し、その薄膜をパタ
ーンニングしたものである。レチクルRはレチクルステ
ージRSTに保持されており、レチクルRで反射された
露光光ELは、投影光学系PLを通ってウエハW上に投
射される。
ントリックで、ウエハ側がテレセントリックであり、投
影倍率は1/4である。更に投影光学系PLは、複数の
反射光学素子のみからなる反射系であり、図6では4枚
のミラーM1〜M4から構成されている。第1ミラーM
1と第4ミラーM4とはその反射面が非球面であり、第
2ミラーM2はその反射面が平面であり、第3ミラーM
3はその反射面が球面である。4枚のミラーM1〜M4
はいずれもその表面にモリブデンとケイ素とが交互に積
層された多層膜からなる反射層が形成されている。ま
た、第4ミラーM4の一部に露光光ELを通す孔が形成
されており、第1ミラーM1で反射された露光光ELが
第2ミラーM2に到達できるようになっている。
れている。露光光ELに対してレチクルRを相対移動す
ると共に、レチクルRの移動に同期してウエハWを露光
光ELに対して相対移動して、レチクルRの回路パター
ンの像をウエハW上に転写するために、レチクルステー
ジRSTとウエハステージWSTとは、それぞれ不図示
の駆動系によって投影光学系PLの倍率に応じた速度比
で駆動される。
のレチクルRに対して走査方向の近傍に、図1のパター
ン板2の役割を果たすために露光光ELを反射するため
のスポット部が形成されたプレート61が固定されてい
る。更に、ウエハステージWSTは、走査方向、及びこ
の走査方向に直交する方向にステップ移動する機能をも
備えていると共に、ウエハステージWST上のウエハW
の近傍には、図1のピンホール10を有するプレート
8、観察系15、及び加振器12等からなる光学検査装
置62が設置されている。そして、投影光学系PLの波
面収差を検査する際には、露光光ELの照射領域にプレ
ート61が移動し、投影光学系PLを通過した露光光E
Lの照射領域に光学検査装置62が移動して、第1の実
施の形態で説明した手順で干渉光が撮像される。即ち、
本例の投影露光装置は、ポイント・ディフラクション干
渉計(PDI)として動作し、これによって実際に露光
を行う状態における投影光学系PLの波面収差が高精度
に計測される。
ステージWSTに対して着脱自在に構成しておき、投影
光学系PLの検査時に装着するようにしてもよい。ま
た、図6ではEUV光を用いる投影露光装置を示した
が、例えばKrF(波長248nm)、又はArF(波
長193nm)等のエキシマレーザを露光光ELとして
用い、複数の屈折光学系のみからなる屈折光学系、又は
少なくとも1つの反射光学素子(凹面鏡、ミラー等)と
複数の屈折光学素子とを組み合わせた反射屈折光学系を
投影光学系PLとして用いる投影露光装置であってもよ
い。更には、露光光ELとしてF2 レーザ光(波長15
7nm)を使用して、投影光学系PLとして反射系、又
は反射屈折系を使用する投影露光装置であってもよい。
子、撮像素子(CCD等)、薄膜磁気ヘッド、レチクル
等を製造するために用いられる露光装置に適用できる。
また、露光装置内で投影光学系以外の光学系(照明光学
系、アライメント光学系等)を検査する場合にも適用で
きる。なお、露光装置は、投影光学系の倍率に応じた速
度比でマスクと基板とを同期移動する走査型露光装置で
もよいし、あるいはマスクと基板とを静止させた状態で
マスクのパターンの全面に照明光を照射し、そのパター
ンを基板上に転写する一括型露光装置でもよい。また、
本発明は、露光装置以外の投影光学装置等の検査や製造
を行う場合にも適用できると共に、種々の光学装置の検
査や製造を行う場合に適用できる。
の光学素子から構成される照明光学系、及び投影光学系
PLを露光装置本体に組み込んでその光学調整を行うと
共に、多数の機械部品からなるレチクルステージRST
やウエハステージWSTを露光装置本体に取り付けて配
線や配管を接続し、更に光学検査装置62等を用いて総
合調整(電気調整、動作確認等)を行うことで製造する
ことができる。なお、その投影露光装置の製造は温度、
及びクリーン度等が管理されたクリーンルーム内で行う
ことが望ましい。
限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構
成を取り得る。
れば、ヘテロダイン干渉光が得られるため、被検物とし
ての光学装置を通過した光束とこの光束の一部から生成
される参照光との干渉光の位相を高精度に検出できる利
点がある。また、被検物を通過した光束から参照光(回
折光)を生成しているため、検出用の照明光としてあま
り可干渉性の良好でない光束も使用できる。従って、特
に紫外光やX線のような露光光のもとで使用される投影
光学系の波面検査を本発明の検査方法を用いて行う場合
に、その露光光を検査用の照明光として使用できるた
め、実際に使用される条件での収差を高精度に評価でき
る。
で撮像して、各画素の位相を検出することによって、干
渉光の位相の2次元的な分布を高精度に検出できる。次
に、本発明の第2の光学装置の検査方法によれば、干渉
光の位相を所定量ずつ変化させているため、得られる検
出信号を演算することによって所望の計測点での干渉縞
の位相を高精度に検出できる利点がある。また、検出用
の照明光としてあまり可干渉性の良好でない光束も使用
できる。
の光学装置の検査装置、又は本発明の露光装置によれ
ば、本発明の第1の光学装置の検査方法が使用できると
共に、本発明の第2、又は第5の光学装置の検査装置に
よれば、本発明の第2の光学装置の検査方法が使用でき
る。更に、本発明の露光装置の製造方法によれば、本発
明の第1の光学装置の検査方法を使用しているため、投
影光学系の光学特性が高精度に検査できる。
る。
の干渉縞の2点で得られる撮像信号を示す図である。
成図である。
の0次光と+n次回折光とを示す図、(b)は図4
(a)の状態から回折格子22が移動することによって
+n次回折光の波面が進む様子を示す図である。
示す拡大図である。
要部を示す一部を断面とした構成図である。
クション用のプレート、9…低い透過率の膜、10…ピ
ンホール、Lm…計測光、Lr…参照光、12…加振
器、15…観察系、20…撮像素子、22…回折格子、
23…駆動部、26…駆動素子、PL…投影光学系、R
…レチクル、W…ウエハ、62…光学検査装置
Claims (8)
- 【請求項1】 光学装置を通った光束の波面検査を行う
検査方法であって、被検物である光学装置に光束を通す
ステップと、 前記光学装置を通った光束を運動中の回折要素に通し
て、前記光学装置を通った光束の一部から回折光を発生
させるステップと、を具備してなることを特徴とする光
学装置の検査方法。 - 【請求項2】 光学装置を通った光束の波面検査を行う
検査方法であって、被検物である光学装置に光束を通す
ステップと、 前記光学装置を通った光束の一部を回折した回折光と前
記光学装置を通った他の光束との位相差を変化させるス
テップと、 前記回折光と前記他の光束との位相差を変化させる間
に、前記回折光と前記他の光束との干渉光を検出するス
テップと、を具備してなることを特徴とする光学装置の
検査方法。 - 【請求項3】 光学装置の検査装置であって、 被検物である光学装置を通った光束の光路上に配置さ
れ、該光束の一部から回折光を発生させる回折要素と、 前記回折要素を運動させる駆動装置と、 前記回折要素の運動中に前記回折光と前記光学装置を通
った他の光束との干渉光を受光する検出装置と、を具備
してなることを特徴とする光学装置の検査装置。 - 【請求項4】 光学装置の検査装置であって、 被検物である光学装置を通過した光束の光路上に配置さ
れたピンホール状の回折部材と、 該回折部材を振動させる駆動系と、 該駆動系を介して前記回折部材を振動させたときに前記
被検物を通過した光束と前記回折部材によって発生する
回折光とのヘテロダイン干渉光を受光する検出系と、を
有し、 前記検出系の検出信号に基づいて前記光学装置の光学特
性を検出することを特徴とする光学装置の検査装置。 - 【請求項5】 光学装置の検査装置であって、 被検物である光学装置を通過した光束より互いに光路の
異なる2つの光束を発生する光路分割系と、 該光路分割系から発生する2つの光束の内の一方の光束
の光路上に配置されたピンホール状の回折部材と、 前記光路分割系を連続移動させる駆動系と、 該駆動系を介して前記光路分割系を連続移動させたとき
に前記光路分割系から発生する他方の光束と前記回折部
材によって発生する回折光とのヘテロダイン干渉光を受
光する検出系と、を有し、 前記検出系の検出信号に基づいて前記光学装置の光学特
性を検出することを特徴とする光学装置の検査装置。 - 【請求項6】 光学装置の検査装置であって、 被検物である光学装置を通過した光束を回折して互いに
回折次数の異なる2つの光束を発生する所定ピッチの回
折格子と、 該回折格子から発生する2つの光束の一方の光束の光路
上に配置されたピンホール状の回折部材と、 前記回折格子を移動させる駆動系と、 該駆動系を介して前記回折格子を前記所定ピッチの1/
nずつ(nは3以上の整数)所定回数ステップ移動させ
たときにそれぞれ前記回折格子から発生する2つの光束
の他方の光束と前記回折部材によって発生する回折光と
の干渉光を受光する検出系と、を有し、 前記検出系の検出信号に基づいて前記光学装置の光学特
性を検出することを特徴とする光学装置の検査装置。 - 【請求項7】 投影光学系を介して、マスクに形成され
たパターンの像を基板上に転写する露光装置の製造方法
であって、 検査対象の光学装置としての前記投影光学系に露光光を
通すステップと、 前記投影光学系から出射された露光光を回折要素に通す
ステップであって、前記回折要素の運動中に前記投影光
学系から出射された露光光の一部から回折光を発生させ
るステップと、を含む検査調整ステップを具備すること
を特徴とする露光装置の製造方法。 - 【請求項8】 投影光学系を介して、マスクに形成され
たパターンの像を基板上に転写する露光装置であって、 検査対象の光学装置としての前記投影光学系から出射し
た露光光の光路上に配置され、該露光光の一部から回折
光を発生させる回折要素と、 前記回折要素を運動させる駆動装置と、 前記回折要素の運動中に前記回折光と前記投影光学系か
ら出射した他の露光光との干渉光を受光する検出装置
と、を有する光学検査装置を具備してなることを特徴と
する露光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23929098A JP4117585B2 (ja) | 1997-08-26 | 1998-08-25 | 光学装置の検査方法及び装置、露光装置、並びに露光装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-229142 | 1997-08-26 | ||
| JP22914297 | 1997-08-26 | ||
| JP23929098A JP4117585B2 (ja) | 1997-08-26 | 1998-08-25 | 光学装置の検査方法及び装置、露光装置、並びに露光装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11142291A true JPH11142291A (ja) | 1999-05-28 |
| JP4117585B2 JP4117585B2 (ja) | 2008-07-16 |
Family
ID=26528652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23929098A Expired - Lifetime JP4117585B2 (ja) | 1997-08-26 | 1998-08-25 | 光学装置の検査方法及び装置、露光装置、並びに露光装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4117585B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002042728A1 (fr) * | 2000-11-27 | 2002-05-30 | Nikon Corporation | Procede et dispositif permettant de mesurer les aberrations d'un systeme optique de projection et procede et dispositif d'exposition |
| JP2002357544A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-12-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | 測定装置 |
| JP2005156511A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Canon Inc | 測定方法及び装置、それを利用した露光方法及び装置、並びに、デバイス製造方法 |
| US7277182B2 (en) | 2003-07-05 | 2007-10-02 | Carl Zeiss Smt Ag | Apparatus for polarization-specific examination, optical imaging system, and calibration method |
| US7286245B2 (en) | 2002-07-29 | 2007-10-23 | Carl Zeiss Smt Ag | Method and apparatus for determining the influencing of the state of polarization by an optical system; and an analyser |
| US7289223B2 (en) | 2003-01-31 | 2007-10-30 | Carl Zeiss Smt Ag | Method and apparatus for spatially resolved polarimetry |
| JP2020197502A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | キヤノン株式会社 | 判別装置及び画像形成装置 |
| JP2021523352A (ja) * | 2018-05-11 | 2021-09-02 | テラダイン、 インコーポレイテッド | 試験システム用ハンドラ交換キット |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP23929098A patent/JP4117585B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002042728A1 (fr) * | 2000-11-27 | 2002-05-30 | Nikon Corporation | Procede et dispositif permettant de mesurer les aberrations d'un systeme optique de projection et procede et dispositif d'exposition |
| JP2002357544A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-12-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | 測定装置 |
| US7286245B2 (en) | 2002-07-29 | 2007-10-23 | Carl Zeiss Smt Ag | Method and apparatus for determining the influencing of the state of polarization by an optical system; and an analyser |
| US7289223B2 (en) | 2003-01-31 | 2007-10-30 | Carl Zeiss Smt Ag | Method and apparatus for spatially resolved polarimetry |
| US7277182B2 (en) | 2003-07-05 | 2007-10-02 | Carl Zeiss Smt Ag | Apparatus for polarization-specific examination, optical imaging system, and calibration method |
| JP2005156511A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Canon Inc | 測定方法及び装置、それを利用した露光方法及び装置、並びに、デバイス製造方法 |
| JP2021523352A (ja) * | 2018-05-11 | 2021-09-02 | テラダイン、 インコーポレイテッド | 試験システム用ハンドラ交換キット |
| JP2023169232A (ja) * | 2018-05-11 | 2023-11-29 | テラダイン、 インコーポレイテッド | 試験システム用ハンドラ交換キット |
| JP2020197502A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | キヤノン株式会社 | 判別装置及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4117585B2 (ja) | 2008-07-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6271896B2 (ja) | 干渉計測装置、リソグラフィ装置および物品の製造方法 | |
| JP3352249B2 (ja) | 位置ずれ検出装置 | |
| JP5787483B2 (ja) | 計測装置及び露光装置 | |
| US20090262323A1 (en) | Measurement apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method | |
| US20090225327A1 (en) | Position measurement apparatus, position measurement method, and exposure apparatus | |
| JP2010192470A (ja) | 計測装置、露光装置及びデバイスの製造方法 | |
| US5550635A (en) | Rotational deviation detecting method and system using a periodic pattern | |
| WO1998057362A1 (en) | Sensor and method for sensing the position of the surface of object, aligner provided with the sensor and method of manufacturing the aligner, and method of manufacturing devices by using the aligner | |
| US6650421B2 (en) | Method and apparatus for inspecting optical device | |
| US7684050B2 (en) | Shape measuring apparatus, shape measuring method, and exposure apparatus | |
| JP4117585B2 (ja) | 光学装置の検査方法及び装置、露光装置、並びに露光装置の製造方法 | |
| JP3581689B2 (ja) | 位相測定装置 | |
| JP5137526B2 (ja) | 形状測定装置、形状測定方法、および露光装置 | |
| US20160025480A1 (en) | Interferometric level sensor | |
| JPH1022207A (ja) | 位置検出装置 | |
| JPH08219718A (ja) | 面位置検出装置 | |
| JP2005183415A (ja) | シアリング干渉測定方法及びシアリング干渉計 | |
| JPH07161611A (ja) | 位置検出装置 | |
| JP2000088546A (ja) | 形状測定装置および測定方法 | |
| JPH02272305A (ja) | 位置合わせ装置及び位置合わせ方法 | |
| JPH10270347A (ja) | 位置ずれ検出方法及びその装置 | |
| JP3305058B2 (ja) | 露光方法及び装置 | |
| JPH1126359A (ja) | 面位置検出装置、該装置を備えた露光装置、及び該装置を用いたデバイスの製造方法 | |
| JP2000258300A (ja) | 投影光学系の結像特性計測装置及び計測方法並びに露光装置 | |
| JP3111556B2 (ja) | 微細パターンの形成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050714 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070625 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070710 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070908 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071011 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080227 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080328 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080410 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20190502 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |