JPH1114250A - 樹脂液を塗布又は含浸させたシート状素材の乾燥に先だって行う前処理装置 - Google Patents
樹脂液を塗布又は含浸させたシート状素材の乾燥に先だって行う前処理装置Info
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- JPH1114250A JPH1114250A JP16770397A JP16770397A JPH1114250A JP H1114250 A JPH1114250 A JP H1114250A JP 16770397 A JP16770397 A JP 16770397A JP 16770397 A JP16770397 A JP 16770397A JP H1114250 A JPH1114250 A JP H1114250A
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂液を含浸させ、又は樹脂液を塗布したシ
ート状素材を乾燥処理するに先だってマイグレーション
を防ぐために行う前処理装置を提供すること。 【解決手段】 樹脂液を塗布又は含浸させたシート材a
を通過させるチャンバー4内に、該シート状素材を挟ん
でノズル5を設け、該ノズル5から該シート素材aの表
裏に向かって高温の水蒸気(略100℃の飽和蒸気)を
吹き付けることで、マイグレーションを起すことなく、
マイグレーションを起こさない製品の加工処理速度とほ
ぼ同等の処理速度で乾燥処理を行うことができる。
ート状素材を乾燥処理するに先だってマイグレーション
を防ぐために行う前処理装置を提供すること。 【解決手段】 樹脂液を塗布又は含浸させたシート材a
を通過させるチャンバー4内に、該シート状素材を挟ん
でノズル5を設け、該ノズル5から該シート素材aの表
裏に向かって高温の水蒸気(略100℃の飽和蒸気)を
吹き付けることで、マイグレーションを起すことなく、
マイグレーションを起こさない製品の加工処理速度とほ
ぼ同等の処理速度で乾燥処理を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状素材、例
えば、スキー板素材、テニスラケットのフレーム素材、
グラスロッド素材に樹脂液を含浸させ、又は、家庭電化
製品等の電化製品に用される絶縁板素材を得るために、
紙等のシート材に樹脂液を含浸させ、又はガラスクロ
ス、グラスウール、ガラスマット等に樹脂液を塗布又は
含浸させた後、該シート状素材を乾燥処理するに先だっ
てマイグレーションを防ぐために行う前処理装置に関す
る。
えば、スキー板素材、テニスラケットのフレーム素材、
グラスロッド素材に樹脂液を含浸させ、又は、家庭電化
製品等の電化製品に用される絶縁板素材を得るために、
紙等のシート材に樹脂液を含浸させ、又はガラスクロ
ス、グラスウール、ガラスマット等に樹脂液を塗布又は
含浸させた後、該シート状素材を乾燥処理するに先だっ
てマイグレーションを防ぐために行う前処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状素材に樹脂液を塗布、又
は含浸させた製品を製造する製造装置において、シート
状素材を乾燥しようとすると、樹脂液中の溶剤が先ず蒸
発する。このとき樹脂固形分が移動する所謂マイグレー
ションを起こし、塗布斑(表面がナシ地やチリメン状に
なる)を生じたり、又はシート材内部から蒸発する溶剤
分とともに、樹脂固形分がシート状素材の表面に移動し
て、シート材内部の樹脂分が稀薄となることは知られて
いる。
は含浸させた製品を製造する製造装置において、シート
状素材を乾燥しようとすると、樹脂液中の溶剤が先ず蒸
発する。このとき樹脂固形分が移動する所謂マイグレー
ションを起こし、塗布斑(表面がナシ地やチリメン状に
なる)を生じたり、又はシート材内部から蒸発する溶剤
分とともに、樹脂固形分がシート状素材の表面に移動し
て、シート材内部の樹脂分が稀薄となることは知られて
いる。
【0003】このため、従来は、蒸発した溶剤を排出す
る排気装置を備える自然乾燥室で乾燥させたり、又は、
乾燥室の前半部を常温に近い低温に保って乾燥する低温
乾燥方式を用いたり、更に、塗布装置、又は含浸装置を
構成する室内に、温度30〜35℃、湿度70%程度に
調整されたエアを送り込んで溶剤分を蒸発させた後乾燥
処理することで、前記不具合を解消している。
る排気装置を備える自然乾燥室で乾燥させたり、又は、
乾燥室の前半部を常温に近い低温に保って乾燥する低温
乾燥方式を用いたり、更に、塗布装置、又は含浸装置を
構成する室内に、温度30〜35℃、湿度70%程度に
調整されたエアを送り込んで溶剤分を蒸発させた後乾燥
処理することで、前記不具合を解消している。
【0004】しかし、最後に示す手段をとったとして
も、このものは、比較的低温で処理するため、その加工
速度は3、5m/min程度で、マイグレーションを起
こさない製品の加工処理速度の約60%程度で処理する
を要し生産性が悪いという不具合がある。
も、このものは、比較的低温で処理するため、その加工
速度は3、5m/min程度で、マイグレーションを起
こさない製品の加工処理速度の約60%程度で処理する
を要し生産性が悪いという不具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不具合
を解消した樹脂液を塗布又は含浸させた基材の乾燥処理
装置を提供することを課題とする。
を解消した樹脂液を塗布又は含浸させた基材の乾燥処理
装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を達
成するため、請求項1記載の発明は、樹脂液を塗布又は
含浸させたシート状素材を通過させるチャンバー内に、
該シートシート状素材を挟んでノズルを設け、該ノズル
から該シート状素材の表裏に向かって高温の水蒸気を吹
き付けるようにしたことを特徴とし、かかる処理を行う
ことで、マイグレーションを起すことなく、マイグレー
ションを起こさない製品の加工処理速度とほぼ同等の処
理速度で乾燥処理することができる。
成するため、請求項1記載の発明は、樹脂液を塗布又は
含浸させたシート状素材を通過させるチャンバー内に、
該シートシート状素材を挟んでノズルを設け、該ノズル
から該シート状素材の表裏に向かって高温の水蒸気を吹
き付けるようにしたことを特徴とし、かかる処理を行う
ことで、マイグレーションを起すことなく、マイグレー
ションを起こさない製品の加工処理速度とほぼ同等の処
理速度で乾燥処理することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記水蒸気は温度が略100℃の飽和蒸気
であることを特徴とする。
明において、前記水蒸気は温度が略100℃の飽和蒸気
であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図示する実施の形態を説
明する。図面で1は、樹脂液を含浸させる装置2と乾燥
装置3との間に介在させて、シート状素材aを乾燥処理
するに先だって、該シート状素材aに塗布した樹脂液を
蒸散処理するための前処理装置を示す。
明する。図面で1は、樹脂液を含浸させる装置2と乾燥
装置3との間に介在させて、シート状素材aを乾燥処理
するに先だって、該シート状素材aに塗布した樹脂液を
蒸散処理するための前処理装置を示す。
【0009】該前処理装置1は、樹脂液を塗布又は含浸
させたシート状素材aを通過させるチャンバー4内に、
該シート状素材aを挟んでその両側にノズル5を相対向
させ、各ノズル5から該シート状素材aの表裏に向かっ
て高温の水蒸気を吹き付けるようにしたもので、図1に
示すものは、加熱空気(100℃以上)が供給されるプ
レドライヤー室6の一部を区切って前記チャンバー4を
設けたもので、該チャンバー4内を上方に向かって走る
シート状素材aを挟んで、その両側に該シート状素材a
の進行方向に直交するノズル5,5をシート状素材aの
移行方向に沿って3列に設け、各ノズル5から温度10
0℃の飽和蒸気を該シート状素材aに向かって0.2m/
sec程度の流速で吹き付けて、例えば該シート状素材a
に含浸させた樹脂液、例えばフェノール樹脂液に含まる
溶剤、例えばアセトンを蒸散させるようにした。なお、
この実施の形態では、該ノズル5、5の先端をシート状
素材aに対し50mmの間隔を存して対向させた。
させたシート状素材aを通過させるチャンバー4内に、
該シート状素材aを挟んでその両側にノズル5を相対向
させ、各ノズル5から該シート状素材aの表裏に向かっ
て高温の水蒸気を吹き付けるようにしたもので、図1に
示すものは、加熱空気(100℃以上)が供給されるプ
レドライヤー室6の一部を区切って前記チャンバー4を
設けたもので、該チャンバー4内を上方に向かって走る
シート状素材aを挟んで、その両側に該シート状素材a
の進行方向に直交するノズル5,5をシート状素材aの
移行方向に沿って3列に設け、各ノズル5から温度10
0℃の飽和蒸気を該シート状素材aに向かって0.2m/
sec程度の流速で吹き付けて、例えば該シート状素材a
に含浸させた樹脂液、例えばフェノール樹脂液に含まる
溶剤、例えばアセトンを蒸散させるようにした。なお、
この実施の形態では、該ノズル5、5の先端をシート状
素材aに対し50mmの間隔を存して対向させた。
【0010】なおノズル5の形状は横断面V字型とし、
且つノズル5、5間に適当の間隔を設けて、該ノズル5
からシート状素材aに集中して蒸気を吹き付けると共に
ノズル5、5の間隔から、シート状素材aから蒸散する
溶剤分が効率良く蒸散するようにした。なお、チャンバ
ー4内には、ノズル5,5から吹き出された蒸気とシー
ト材状素材aから蒸発放散した溶剤分が混入した蒸気
(以下混合蒸気と称する)が充満する。これがチャンバ
ー4の外に流出すると工場雰囲気を汚染する。そこで、
該チャンバー4内の混合蒸気をプレドライヤー室6に導
き、該プレドライヤー室6内の排気と共に脱臭装置(図
示しない)に導いて処理すると共に、プレドライヤー室
6の上下にバッファ室7、8を設け、両バッファ室7、
8に該チャンバー4から漏れ出る混合蒸気を回収し、こ
れを脱臭装置に導いて処理するようにした。
且つノズル5、5間に適当の間隔を設けて、該ノズル5
からシート状素材aに集中して蒸気を吹き付けると共に
ノズル5、5の間隔から、シート状素材aから蒸散する
溶剤分が効率良く蒸散するようにした。なお、チャンバ
ー4内には、ノズル5,5から吹き出された蒸気とシー
ト材状素材aから蒸発放散した溶剤分が混入した蒸気
(以下混合蒸気と称する)が充満する。これがチャンバ
ー4の外に流出すると工場雰囲気を汚染する。そこで、
該チャンバー4内の混合蒸気をプレドライヤー室6に導
き、該プレドライヤー室6内の排気と共に脱臭装置(図
示しない)に導いて処理すると共に、プレドライヤー室
6の上下にバッファ室7、8を設け、両バッファ室7、
8に該チャンバー4から漏れ出る混合蒸気を回収し、こ
れを脱臭装置に導いて処理するようにした。
【0011】なお、9、10は上方の排気室8に設けた
ガイドロール、11は樹脂液を含浸させる装置2からシ
ート状素材aを前処理装置1に供給するために、バッフ
ァ7の下方に設けた供給ロールを示し、シート状素材a
は供給ロール11とガイドロール9とで、チャンバー4
内を上方に案内され、該チャンバー4内で蒸気による溶
剤の蒸散を受けた後、プレドライヤー室6に入り、一旦
バッファ室8を通過した後再びプレドライヤー室6を通
過し乾燥装置3に供給される。なお、上方のバッファ室
8には、冷却空気を供給し、該ガイドロール9、10を
冷やすことで、該ガイドロール9、10にシート状素材
aに含浸させた樹脂が付着するのを防ぐようにした。こ
のような前処理装置1を用いれば、6m/min程度の高
速、即ち、マイグレーションを起こさない製品の加工処
理速度とほぼ同等の速度で乾燥処理が出来る。そして、
樹脂液を含浸させる装置2とは別室で前処理を行うこと
で、樹脂液を含浸させる装置2内の雰囲気が溶剤によっ
て汚染されることが少なくなって、該樹脂液を含浸させ
る装置2内のメンテナンスが行い易くなる利点がある。
ガイドロール、11は樹脂液を含浸させる装置2からシ
ート状素材aを前処理装置1に供給するために、バッフ
ァ7の下方に設けた供給ロールを示し、シート状素材a
は供給ロール11とガイドロール9とで、チャンバー4
内を上方に案内され、該チャンバー4内で蒸気による溶
剤の蒸散を受けた後、プレドライヤー室6に入り、一旦
バッファ室8を通過した後再びプレドライヤー室6を通
過し乾燥装置3に供給される。なお、上方のバッファ室
8には、冷却空気を供給し、該ガイドロール9、10を
冷やすことで、該ガイドロール9、10にシート状素材
aに含浸させた樹脂が付着するのを防ぐようにした。こ
のような前処理装置1を用いれば、6m/min程度の高
速、即ち、マイグレーションを起こさない製品の加工処
理速度とほぼ同等の速度で乾燥処理が出来る。そして、
樹脂液を含浸させる装置2とは別室で前処理を行うこと
で、樹脂液を含浸させる装置2内の雰囲気が溶剤によっ
て汚染されることが少なくなって、該樹脂液を含浸させ
る装置2内のメンテナンスが行い易くなる利点がある。
【0012】なお、前記チャンバー4内へのノズル5の
設置は、図2に示すごとく、シート状素材aの上下に相
対向させて、該シート状素材aの進行方向に直交するノ
ズル5,5をシート状素材aの移行方向に沿って4列に
設けても良い。
設置は、図2に示すごとく、シート状素材aの上下に相
対向させて、該シート状素材aの進行方向に直交するノ
ズル5,5をシート状素材aの移行方向に沿って4列に
設けても良い。
【0013】なお図2に示すものは、前記バッファ排気
室7、冷却室8を省略して樹脂液を含浸させる装置2と
乾燥装置3との間に直接介在させた。なお、図2におい
て12は、該チャンバー4のシート状素材aの導入口1
3にシート状素材aを導く導入ロール、14はチャンバ
ー4のシート状素材aの導出口15から導出するシート
状素材aを支える導出ロールを示す。なお、この実施の
形態では、該チャンバー4内に充満する混合蒸気がチャ
ンバー4の外に流出するを防ぐために。脱臭装置に連な
る排気筒16を介して該混合蒸気をチャンバー4外に排
出させるようにし、しかも該排気筒16から排出する流
速を制御して該チャンバー4内の混合蒸気圧を大気圧よ
り僅かに低く保つようにした。
室7、冷却室8を省略して樹脂液を含浸させる装置2と
乾燥装置3との間に直接介在させた。なお、図2におい
て12は、該チャンバー4のシート状素材aの導入口1
3にシート状素材aを導く導入ロール、14はチャンバ
ー4のシート状素材aの導出口15から導出するシート
状素材aを支える導出ロールを示す。なお、この実施の
形態では、該チャンバー4内に充満する混合蒸気がチャ
ンバー4の外に流出するを防ぐために。脱臭装置に連な
る排気筒16を介して該混合蒸気をチャンバー4外に排
出させるようにし、しかも該排気筒16から排出する流
速を制御して該チャンバー4内の混合蒸気圧を大気圧よ
り僅かに低く保つようにした。
【0014】また、チャンバー4の内壁には、内部の蒸
気が凝縮し結露する。これがシート状素材aの上に落露
すると不良品となる。これを防ぐため導入口13と導出
口15にドレン受けを設けるとともにヒータ17を設け
て、結露の防止するとともに、万一結露してもシート状
素材a上に結露が落下しないようにした。なお18は、
チャンバー4の下部に接続したドレンの排出管を示す。
気が凝縮し結露する。これがシート状素材aの上に落露
すると不良品となる。これを防ぐため導入口13と導出
口15にドレン受けを設けるとともにヒータ17を設け
て、結露の防止するとともに、万一結露してもシート状
素材a上に結露が落下しないようにした。なお18は、
チャンバー4の下部に接続したドレンの排出管を示す。
【0015】図3に示す実施の形態では、該チャンバー
4内に、シート状素材aの導入口13と導出口15を設
け、且つ該チャンバー4内上部の導入口13と導出口1
5の直上位置に位置させて、ガイドロール19、20を
設け、該導入口13からチャンバー4内に導入されるシ
ート状素材aを該ガイドロール19、20を介して導出
口15から導出させることで、該シート状素材aにチャ
ンバー4内を上方に向かって走行させる部分と下方に向
かって走行させる部分とを形成させ、上方に向って走行
する両部分の両側に前記ノズル5,5を対向させて、前
述と同様のノズル5をその走行方向にそれぞれ3本ずつ
対向させた。なお、この実施の形態では図2に示す実施
の形態と同様に、該チャンバー4の上端に設けた、脱臭
装置に連なる排気筒16を介して該チャンバー4内の混
合蒸気を排出するようにした。
4内に、シート状素材aの導入口13と導出口15を設
け、且つ該チャンバー4内上部の導入口13と導出口1
5の直上位置に位置させて、ガイドロール19、20を
設け、該導入口13からチャンバー4内に導入されるシ
ート状素材aを該ガイドロール19、20を介して導出
口15から導出させることで、該シート状素材aにチャ
ンバー4内を上方に向かって走行させる部分と下方に向
かって走行させる部分とを形成させ、上方に向って走行
する両部分の両側に前記ノズル5,5を対向させて、前
述と同様のノズル5をその走行方向にそれぞれ3本ずつ
対向させた。なお、この実施の形態では図2に示す実施
の形態と同様に、該チャンバー4の上端に設けた、脱臭
装置に連なる排気筒16を介して該チャンバー4内の混
合蒸気を排出するようにした。
【0016】なお、樹脂液を含浸させる装置2は、従来
知られているものと特にかわらず、図1に示すごとく、
チャンバー21内に、樹脂液を毛細管現象でシート状素
材aに浸透させるキッスロール22と、シート状素材a
に漬浸時間を持たせるためのタイミングロール23と、
シート状素材aを樹脂液に漬浸させる含浸槽24及びシ
ート状素材aに付着した樹脂液量を規制するスクイズロ
ール25とを備えて成る。但し、本装置では、樹脂液を
含浸させる装置2内では、前処理を施す必要がないので
該装置2内の雰囲気は常温常湿とする。26、27は該
チャンバー21に清浄空気を供給する供給口並びにチャ
ンバー21内の空気を排出させる排気口を示す。
知られているものと特にかわらず、図1に示すごとく、
チャンバー21内に、樹脂液を毛細管現象でシート状素
材aに浸透させるキッスロール22と、シート状素材a
に漬浸時間を持たせるためのタイミングロール23と、
シート状素材aを樹脂液に漬浸させる含浸槽24及びシ
ート状素材aに付着した樹脂液量を規制するスクイズロ
ール25とを備えて成る。但し、本装置では、樹脂液を
含浸させる装置2内では、前処理を施す必要がないので
該装置2内の雰囲気は常温常湿とする。26、27は該
チャンバー21に清浄空気を供給する供給口並びにチャ
ンバー21内の空気を排出させる排気口を示す。
【0017】なお、上述したものは、シート状素材aに
樹脂液を含浸させるものにつき説明したが、公知の手段
でシート状素材aに樹脂液を塗布するものに付いても同
様に処理することが出来る。
樹脂液を含浸させるものにつき説明したが、公知の手段
でシート状素材aに樹脂液を塗布するものに付いても同
様に処理することが出来る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1並びに請
求項2に記載の発明にあっては、マイグレーションを起
すことなく、マイグレーションを起こさない製品の加工
処理速度とほぼ同等の処理速度で乾燥処理することがで
きて、従来のものに比し作業能率を高めることが出来
る。
求項2に記載の発明にあっては、マイグレーションを起
すことなく、マイグレーションを起こさない製品の加工
処理速度とほぼ同等の処理速度で乾燥処理することがで
きて、従来のものに比し作業能率を高めることが出来
る。
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す截断側面図
【図2】 他の実施の形態を示す截断側面図
【図3】 更に他の実施の形態を示す截断側面図
1 前処理装置 2 樹脂液を含浸させる装置 3 乾燥装置 4 チャンバー
5 ノズル
5 ノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 樹脂液を塗布又は含浸させたシート状
素材の乾燥に先だって行う前処理装置
素材の乾燥に先だって行う前処理装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状素材、例
えば、スキー板素材、テニスラケットのフレーム素材、
グラスロッド素材に樹脂液を含浸させ、又は、家庭電化
製品等の電化製品に用される絶縁板素材を得るために、
紙等のシート材に樹脂液を含浸させ、又はガラスクロ
ス、グラスウール、ガラスマット等に樹脂液を塗布又は
含浸させた後、該シート状素材を乾燥処理するに先だっ
てマイグレーションを防ぐために行う前処理装置に関す
る。
えば、スキー板素材、テニスラケットのフレーム素材、
グラスロッド素材に樹脂液を含浸させ、又は、家庭電化
製品等の電化製品に用される絶縁板素材を得るために、
紙等のシート材に樹脂液を含浸させ、又はガラスクロ
ス、グラスウール、ガラスマット等に樹脂液を塗布又は
含浸させた後、該シート状素材を乾燥処理するに先だっ
てマイグレーションを防ぐために行う前処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状素材に樹脂液を塗布、又
は含浸させた製品を製造する製造装置において、シート
状素材を乾燥しようとすると、樹脂液中の溶剤が先ず蒸
発する。このとき樹脂固形分が移動する所謂マイグレー
ションを起こし、塗布斑(表面がナシ地やチリメン状に
なる)を生じたり、又はシート材内部から蒸発する溶剤
分とともに、樹脂固形分がシート状素材の表面に移動し
て、シート材内部の樹脂分が稀薄となることは知られて
いる。
は含浸させた製品を製造する製造装置において、シート
状素材を乾燥しようとすると、樹脂液中の溶剤が先ず蒸
発する。このとき樹脂固形分が移動する所謂マイグレー
ションを起こし、塗布斑(表面がナシ地やチリメン状に
なる)を生じたり、又はシート材内部から蒸発する溶剤
分とともに、樹脂固形分がシート状素材の表面に移動し
て、シート材内部の樹脂分が稀薄となることは知られて
いる。
【0003】このため、従来は、蒸発した溶剤を排出す
る排気装置を備える自然乾燥室で乾燥させたり、又は、
乾燥室の前半部を常温に近い低温に保って乾燥する低温
乾燥方式を用いたり、更に、塗布装置、又は含浸装置を
構成する室内に、温度30〜35℃、湿度70%程度に
調整されたエアを送り込んで溶剤分を蒸発させた後乾燥
処理することで、前記不具合を解消している。
る排気装置を備える自然乾燥室で乾燥させたり、又は、
乾燥室の前半部を常温に近い低温に保って乾燥する低温
乾燥方式を用いたり、更に、塗布装置、又は含浸装置を
構成する室内に、温度30〜35℃、湿度70%程度に
調整されたエアを送り込んで溶剤分を蒸発させた後乾燥
処理することで、前記不具合を解消している。
【0004】しかし、最後に示す手段をとったとして
も、このものは、比較的低温で処理するため、その加工
速度は3、5m/min程度で、マイグレーションを起
こさない製品の加工処理速度の約60%程度で処理する
を要し生産性が悪いという不具合がある。
も、このものは、比較的低温で処理するため、その加工
速度は3、5m/min程度で、マイグレーションを起
こさない製品の加工処理速度の約60%程度で処理する
を要し生産性が悪いという不具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不具合
を解消した樹脂液を塗布又は含浸させた基材の乾燥処理
装置を提供することを課題とする。
を解消した樹脂液を塗布又は含浸させた基材の乾燥処理
装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を達
成するため、請求項1記載の発明は、樹脂液を塗布又は
含浸させたシート状素材を通過させつつ、該シート状素
材の表裏に向かって高温の水蒸気を吹き付けるノズルを
備えたチャンバーを、プレドライヤー室内に設け、該プ
レドライヤー室を介して前記シート状素材を導出させる
と共に、該プレドライヤー室の排気を脱臭装置に導くよ
うにしたことを特徴とし、乾燥に先だって水蒸気により
樹脂液の蒸散処理をすることでマイグレーションを起こ
すことなく、しかも、従来例のようにマイグレーション
を起こさないように乾燥装置の前半部を常温に近い低温
に保つ必要がなく、この従来例のものに比し早い速度で
乾燥処理することができる。特に、該処理を施すチャン
バーを、プレドライヤー室内に設け、該プレドライヤー
室を介して前記シート状素材を導出させると共に、該プ
レドライヤー室の排気を脱臭装置に導くようにしたの
で、該チャンバー内で素材から蒸散放出される溶剤分が
混入した排気を、チャンバーの導出口からプレドライヤ
ー室内に流し、プレドライヤー室から脱臭装置に導くこ
とができて、工場の雰囲気を汚染するといった不具合を
解消できる。しかも、該シート状素材はプレドライヤー
室を通過するため、乾燥装置に入る前のシート状素材の
温度低下を防ぐことができる。
成するため、請求項1記載の発明は、樹脂液を塗布又は
含浸させたシート状素材を通過させつつ、該シート状素
材の表裏に向かって高温の水蒸気を吹き付けるノズルを
備えたチャンバーを、プレドライヤー室内に設け、該プ
レドライヤー室を介して前記シート状素材を導出させる
と共に、該プレドライヤー室の排気を脱臭装置に導くよ
うにしたことを特徴とし、乾燥に先だって水蒸気により
樹脂液の蒸散処理をすることでマイグレーションを起こ
すことなく、しかも、従来例のようにマイグレーション
を起こさないように乾燥装置の前半部を常温に近い低温
に保つ必要がなく、この従来例のものに比し早い速度で
乾燥処理することができる。特に、該処理を施すチャン
バーを、プレドライヤー室内に設け、該プレドライヤー
室を介して前記シート状素材を導出させると共に、該プ
レドライヤー室の排気を脱臭装置に導くようにしたの
で、該チャンバー内で素材から蒸散放出される溶剤分が
混入した排気を、チャンバーの導出口からプレドライヤ
ー室内に流し、プレドライヤー室から脱臭装置に導くこ
とができて、工場の雰囲気を汚染するといった不具合を
解消できる。しかも、該シート状素材はプレドライヤー
室を通過するため、乾燥装置に入る前のシート状素材の
温度低下を防ぐことができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記水蒸気は略100℃の飽和蒸気である
ことを特徴とする。
明において、前記水蒸気は略100℃の飽和蒸気である
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図示する実施の形態を説
明する。図面で1は、樹脂液を含浸させる装置2と乾燥
装置3との間に介在させて、シート状素材aを乾燥処理
するに先だって、該シート状素材aに塗布した樹脂液を
蒸散処理するための前処理装置を示す。
明する。図面で1は、樹脂液を含浸させる装置2と乾燥
装置3との間に介在させて、シート状素材aを乾燥処理
するに先だって、該シート状素材aに塗布した樹脂液を
蒸散処理するための前処理装置を示す。
【0009】該前処理装置1は、樹脂液を塗布又は含浸
させたシート状素材aを通過させるチャンバー4内に、
該シート状素材aを挟んでその両側にノズル5を相対向
させ、各ノズル5から該シート状素材aの表裏に向かっ
て高温の水蒸気を吹き付けるようにしたもので、図1に
示すものは、加熱空気(100℃以上)が供給されるプ
レドライヤー室6の一部を区切って前記チャンバー4を
設けたもので、該チャンバー4内を上方に向かって走る
シート状素材aを挟んで、その両側に該シート状素材a
の進行方向に直交するノズル5,5をシート状素材aの
移行方向に沿って3列に設け、各ノズル5から温度10
0℃の飽和蒸気を該シート状素材aに向かって0.2 m/se
c 程度の流速で吹き付けて、例えば該シート状素材aに
含浸させた樹脂液、例えばフェノール樹脂液に含まる溶
剤、例えばアセトンを蒸散させるようにした。なお、こ
の実施の形態では、該ノズル5、5の先端をシート状素
材aに対し50mmの間隔を存して対向させた。
させたシート状素材aを通過させるチャンバー4内に、
該シート状素材aを挟んでその両側にノズル5を相対向
させ、各ノズル5から該シート状素材aの表裏に向かっ
て高温の水蒸気を吹き付けるようにしたもので、図1に
示すものは、加熱空気(100℃以上)が供給されるプ
レドライヤー室6の一部を区切って前記チャンバー4を
設けたもので、該チャンバー4内を上方に向かって走る
シート状素材aを挟んで、その両側に該シート状素材a
の進行方向に直交するノズル5,5をシート状素材aの
移行方向に沿って3列に設け、各ノズル5から温度10
0℃の飽和蒸気を該シート状素材aに向かって0.2 m/se
c 程度の流速で吹き付けて、例えば該シート状素材aに
含浸させた樹脂液、例えばフェノール樹脂液に含まる溶
剤、例えばアセトンを蒸散させるようにした。なお、こ
の実施の形態では、該ノズル5、5の先端をシート状素
材aに対し50mmの間隔を存して対向させた。
【0010】なおノズル5の形状は横断面V字型とし、
且つノズル5、5間に適当の間隔を設けて、該ノズル5
からシート状素材aに集中して蒸気を吹き付けると共に
ノズル5、5の間隔から、シート状素材aから蒸散する
溶剤分が効率良く蒸散するようにした。なお、チャンバ
ー4内には、ノズル5,5から吹き出された蒸気とシー
ト材状素材aから蒸発放散した溶剤分が混入した蒸気
(以下混合蒸気と称する)が充満する。これがチャンバ
ー4の外に流出すると工場雰囲気を汚染する。そこで、
該チャンバー4内の混合蒸気をプレドライヤー室6に導
き、該プレドライヤー室6内の排気と共に脱臭装置(図
示しない)に導いて処理すると共に、プレドライヤー室
6の上下にバッファ室7、8を設け、両バッファ室7、
8に該チャンバー4から漏れ出る混合蒸気を回収し、こ
れを脱臭装置に導いて処理するようにした。
且つノズル5、5間に適当の間隔を設けて、該ノズル5
からシート状素材aに集中して蒸気を吹き付けると共に
ノズル5、5の間隔から、シート状素材aから蒸散する
溶剤分が効率良く蒸散するようにした。なお、チャンバ
ー4内には、ノズル5,5から吹き出された蒸気とシー
ト材状素材aから蒸発放散した溶剤分が混入した蒸気
(以下混合蒸気と称する)が充満する。これがチャンバ
ー4の外に流出すると工場雰囲気を汚染する。そこで、
該チャンバー4内の混合蒸気をプレドライヤー室6に導
き、該プレドライヤー室6内の排気と共に脱臭装置(図
示しない)に導いて処理すると共に、プレドライヤー室
6の上下にバッファ室7、8を設け、両バッファ室7、
8に該チャンバー4から漏れ出る混合蒸気を回収し、こ
れを脱臭装置に導いて処理するようにした。
【0011】なお、9、10は上方の排気室8に設けた
ガイドロール、11は樹脂液を含浸させる装置2からシ
ート状素材aを前処理装置1に供給するために、バッフ
ァ7の下方に設けた供給ロールを示し、シート状素材a
は供給ロール11とガイドロール9とで、チャンバー4
内を上方に案内され、該チャンバー4内で蒸気による溶
剤の蒸散を受けた後、プレドライヤー室6に入り、一旦
バッファ室8を通過した後再びプレドライヤー室6を通
過し乾燥装置3に供給される。なお、上方のバッファ室
8には、冷却空気を供給し、該ガイドロール9、10を
冷やすことで、該ガイドロール9、10にシート状素材
aに含浸させた樹脂が付着するのを防ぐようにした。こ
のような前処理装置1を用いれば、6m/min 程度の高
速、即ち、マイグレーションを起こさない製品の加工処
理速度とほぼ同等の速度で乾燥処理が出来る。そして、
樹脂液を含浸させる装置2とは別室で前処理を行うこと
で、樹脂液を含浸させる装置2内の雰囲気が溶剤によっ
て汚染されることが少なくなって、該樹脂液を含浸させ
る装置2内のメンテナンスが行い易くなる利点がある。
ガイドロール、11は樹脂液を含浸させる装置2からシ
ート状素材aを前処理装置1に供給するために、バッフ
ァ7の下方に設けた供給ロールを示し、シート状素材a
は供給ロール11とガイドロール9とで、チャンバー4
内を上方に案内され、該チャンバー4内で蒸気による溶
剤の蒸散を受けた後、プレドライヤー室6に入り、一旦
バッファ室8を通過した後再びプレドライヤー室6を通
過し乾燥装置3に供給される。なお、上方のバッファ室
8には、冷却空気を供給し、該ガイドロール9、10を
冷やすことで、該ガイドロール9、10にシート状素材
aに含浸させた樹脂が付着するのを防ぐようにした。こ
のような前処理装置1を用いれば、6m/min 程度の高
速、即ち、マイグレーションを起こさない製品の加工処
理速度とほぼ同等の速度で乾燥処理が出来る。そして、
樹脂液を含浸させる装置2とは別室で前処理を行うこと
で、樹脂液を含浸させる装置2内の雰囲気が溶剤によっ
て汚染されることが少なくなって、該樹脂液を含浸させ
る装置2内のメンテナンスが行い易くなる利点がある。
【0012】なお、前記チャンバー4内へのノズル5の
設置は、シート状素材aの上下に相対向させて、該シー
ト状素材aの進行方向に直交するノズル5,5をシート
状素材aの移行方向に沿って設けても良い。
設置は、シート状素材aの上下に相対向させて、該シー
ト状素材aの進行方向に直交するノズル5,5をシート
状素材aの移行方向に沿って設けても良い。
【0013】 また、チャンバー4の内壁には、内部の蒸
気が凝縮し結露する。これがシート状素材aの上に落露
すると不良品となる。これを防ぐため導入口13と導出
口15にドレン受けを設けるとともにヒータ17を設け
て、結露の防止するとともに、万一結露してもシート状
素材a上に結露が落下しないようにした。
気が凝縮し結露する。これがシート状素材aの上に落露
すると不良品となる。これを防ぐため導入口13と導出
口15にドレン受けを設けるとともにヒータ17を設け
て、結露の防止するとともに、万一結露してもシート状
素材a上に結露が落下しないようにした。
【0014】 なお、樹脂液を含浸させる装置2は、従来
知られているものと特にかわらず、図1に示すごとく、
チャンバー21内に、樹脂液を毛細管現象でシート状素
材aに浸透させるキッスロール22と、シート状素材a
に漬浸時間を持たせるためのタイミングロール23と、
シート状素材aを樹脂液に漬浸させる含浸槽24及びシ
ート状素材aに付着した樹脂液量を規制するスクイズロ
ール25とを備えて成る。但し、本装置では、樹脂液を
含浸させる装置2内では、前処理を施す必要がないので
該装置2内の雰囲気は常温常湿とする。26、27は該
チャンバー21に清浄空気を供給する供給口並びにチャ
ンバー21内の空気を排出させる排気口を示す。
知られているものと特にかわらず、図1に示すごとく、
チャンバー21内に、樹脂液を毛細管現象でシート状素
材aに浸透させるキッスロール22と、シート状素材a
に漬浸時間を持たせるためのタイミングロール23と、
シート状素材aを樹脂液に漬浸させる含浸槽24及びシ
ート状素材aに付着した樹脂液量を規制するスクイズロ
ール25とを備えて成る。但し、本装置では、樹脂液を
含浸させる装置2内では、前処理を施す必要がないので
該装置2内の雰囲気は常温常湿とする。26、27は該
チャンバー21に清浄空気を供給する供給口並びにチャ
ンバー21内の空気を排出させる排気口を示す。
【0015】 なお、上述したもには、シート状素材aに
樹脂液を含浸させるものにつき説明したが、公知の手段
でシート状素材aに樹脂液を塗布するものに付いても同
様に処理することが出来る。
樹脂液を含浸させるものにつき説明したが、公知の手段
でシート状素材aに樹脂液を塗布するものに付いても同
様に処理することが出来る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1並びに請
求項2に記載の発明にあっては、マイグレーションを起
すことなく、マイグレーションを起こさない製品の加工
処理速度とほぼ同等の処理速度で乾燥処理することがで
きて、従来のものに比し作業能率を高めることが出来
る。特に、該処理を施すチャンバーを、プレドライヤー
室内に設け、該プレドライヤー室を介して前記シート状
素材を導出させると共に、該プレドライヤー室の排気を
脱臭装置に導くようにしたので、該チャンバー内で素材
から蒸散放出される溶剤分が混入される排気は、チャン
バーの導出口からプレドライヤー室内に流し、プレドラ
イヤー室から脱臭装置に導くことができて、工場の雰囲
気を汚染するといった不具合を解消できる。しかも、該
シート状素材はプレドライヤー室を通過するため、乾燥
装置に入る前のシート状素材の温度の低下を防ぐことが
できる。
求項2に記載の発明にあっては、マイグレーションを起
すことなく、マイグレーションを起こさない製品の加工
処理速度とほぼ同等の処理速度で乾燥処理することがで
きて、従来のものに比し作業能率を高めることが出来
る。特に、該処理を施すチャンバーを、プレドライヤー
室内に設け、該プレドライヤー室を介して前記シート状
素材を導出させると共に、該プレドライヤー室の排気を
脱臭装置に導くようにしたので、該チャンバー内で素材
から蒸散放出される溶剤分が混入される排気は、チャン
バーの導出口からプレドライヤー室内に流し、プレドラ
イヤー室から脱臭装置に導くことができて、工場の雰囲
気を汚染するといった不具合を解消できる。しかも、該
シート状素材はプレドライヤー室を通過するため、乾燥
装置に入る前のシート状素材の温度の低下を防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す截断側面図
【符号の説明】 1 前処理装置 2 樹脂液を含浸させる
装置 3 乾燥装置 4 チャンバー
5 ノズル
装置 3 乾燥装置 4 チャンバー
5 ノズル
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】削除
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂液を塗布又は含浸させたシート状素
材を通過させるチャンバー内に、該シートシート状素材
を挟んでノズルを設け、該ノズルから該シート状素材の
表裏に向かって高温の水蒸気を吹き付けるようにしたこ
とを特徴とする樹脂液を塗布又は含浸させたシート状素
材の乾燥に先だって行う前処理装置。 - 【請求項2】 前記水蒸気は温度が略100℃の飽和蒸
気であることを特徴とする請求項1記載の樹脂液を塗布
又は含浸させたシート状素材の乾燥に先だって行う前処
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16770397A JPH1114250A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 樹脂液を塗布又は含浸させたシート状素材の乾燥に先だって行う前処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16770397A JPH1114250A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 樹脂液を塗布又は含浸させたシート状素材の乾燥に先だって行う前処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114250A true JPH1114250A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15854658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16770397A Pending JPH1114250A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 樹脂液を塗布又は含浸させたシート状素材の乾燥に先だって行う前処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114250A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002320898A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-05 | Yasui Seiki:Kk | 塗工方法および塗工装置 |
| US9214662B2 (en) | 2011-12-09 | 2015-12-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrode manufacturing method |
| CN110793294A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-02-14 | 深圳市腾达工业自动设备有限公司 | 一种立式卷料烘烤设备 |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP16770397A patent/JPH1114250A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002320898A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-05 | Yasui Seiki:Kk | 塗工方法および塗工装置 |
| US9214662B2 (en) | 2011-12-09 | 2015-12-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrode manufacturing method |
| CN110793294A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-02-14 | 深圳市腾达工业自动设备有限公司 | 一种立式卷料烘烤设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990406 |