JPH11142783A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH11142783A
JPH11142783A JP9310492A JP31049297A JPH11142783A JP H11142783 A JPH11142783 A JP H11142783A JP 9310492 A JP9310492 A JP 9310492A JP 31049297 A JP31049297 A JP 31049297A JP H11142783 A JPH11142783 A JP H11142783A
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    • G02B17/0856Catadioptric systems comprising a refractive element with a reflective surface, the reflection taking place inside the element, e.g. Mangin mirrors
    • G02B17/086Catadioptric systems comprising a refractive element with a reflective surface, the reflection taking place inside the element, e.g. Mangin mirrors wherein the system is made of a single block of optical material, e.g. solid catadioptric systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変形プリズムを接眼光学系とする画像表示装
置の反射面、透過面の有効領域以外の領域での反射、透
過による不要光を低減させてフレアー光、ゴースト光の
ない解像感の良い画像表示装置。 【解決手段】 接眼光学系と用いるプリズム部材10
が、光束をプリズム内部に入射させる作用を持った第1
面1と、光束をプリズム内部で反射させる作用を持った
第2面2と、光束をプリズム内部から射出させる作用を
持った第3面3とを含み、第2面2の有効反射領域(虚
像を形成する有効光束を反射する領域)以外の非有効反
射領域の一部に、フレアー若しくはゴーストの発生を防
止する作用を有する反射防止部材である黒コーティング
12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置に関
し、特に、観察者の頭部又は顔面に保持することが可能
な頭部又は顔面装着型画像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来公知な画像表示装置として、本出願
人の特開平8−313829号のものがある。この画像
表示装置は、画像表示素子の表示画像を接眼光学系であ
る3面で構成された変形プリズムによって観察者の眼球
に投影するものである。この変形プリズムは、観察者視
軸に対してそれぞれの面が偏心している3面で形成され
た空間を屈折率が約1.5の光学的に透明な媒質によっ
て満たされており、画像表示素子から発する光の入射面
を第1面、観察者眼球とは反対側の面である反射面を第
2面、観察者眼球に近接した面を第3面とすると、画像
表示素子から射出した光線の経路は、変形プリズムの第
1面から屈折して入射し、第3面で第2面側へ内部反射
し、第2面で第3面側へ内部反射して第3面から屈折し
て射出して、観察者眼球に到達するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような偏心した
面によって構成された変形プリズムは、プリズム内部に
おける反射において臨界角を越えない場合、アルミニウ
ム等の反射率の高い金属コーティングを施す必要があ
る。また、有効領域以外の領域も存在し、その部分では
透過のみならず内部反射等の現象が発生する。したがっ
て、画像表示素子から射出した光線、あるいは外部から
入射した光線は、上記の正規の表示光の経路だけでな
く、他の光線経路によって観察者の眼球に到達する光も
存在し、さらに、有効領域以外の部分における透過、反
射によって観察者の眼球に到達する光も存在する。これ
らの光は、観察者にとって不要な光であり、ゴーストあ
るいはフレアーとなって認識され、解像感、MTFを低
下させるため、観察画像に悪影響を与えることになる。
【0004】そこで、本出願人の特開平9−65245
号においては、このような画像表示装置において、画像
表示素子からの光が正規の表示光の経路以外の光路をた
どって観察者の瞳に入射してゴースト光となり、表示領
域外にゴースト像等を形成すること、及び、外界の外光
が変形プリズムの何れかの面で反射されて観察者の瞳に
入射してフレアー光、ゴースト光となり、画像表示を劣
化させることを防止するために、接眼光学系と観察者の
眼球との間に遮光部材を設けることを提案している。
【0005】しかしながら、この場合でも、上記のよう
な変形プリズムの第2面の有効領域以外の反射領域から
反射されてフレアー、ゴーストとなる不要光、及び、画
像表示素子に面した第1面の有効領域以外の透過領域か
ら外光が入射してフレアー、ゴーストとなる不要光を必
ずしも十分には除去できなかった。
【0006】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、反射面を含み偏
心した3面以上の面からなる変形プリズムを接眼光学系
とする画像表示装置において、反射面、透過面の有効領
域以外の領域での反射、透過による不要光を低減させて
フレアー光、ゴースト光のない解像感の良い画像表示装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像表示装置は、画像表示素子と、前記画像表示素
子により形成された画像を虚像として観察できるように
導く接眼光学系とを有する画像表示装置において、前記
接眼光学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n>
1)媒質によって形成されたプリズム部材を有し、前記
プリズム部材が、光束をプリズム内部に入射させる作用
を持った第1面と、光束をプリズム内部で反射させる作
用を持った第2面と、光束をプリズム内部から射出させ
る作用を持った第3面とを含み、少なくとも前記第2面
の有効反射領域(前記虚像を形成する有効光束を反射す
る領域)以外の非有効反射領域の一部に、フレアー若し
くはゴーストの発生を防止する作用を有する反射防止部
材を設けたことを特徴とするものである。
【0008】本発明のもう1つの画像表示装置は、画像
表示素子と、前記画像表示素子により形成された画像を
虚像として観察できるように導く接眼光学系とを有する
画像表示装置において、前記接眼光学系が、屈折率
(n)が1よりも大きい(n>1)媒質によって形成さ
れたプリズム部材を有し、前記プリズム部材が、光束を
プリズム内部に入射させる作用を持った第1面と、光束
をプリズム内部で反射させる作用を持った第2面と、光
束をプリズム内部から射出させる作用を持った第3面と
を含み、少なくとも前記第1面の有効透過領域(前記虚
像を形成する有効光束を透過させる領域)以外の非有効
透過領域の一部に、フレアー若しくはゴーストの発生を
防止する作用を有する遮光部材を設けたことを特徴とす
るものである。
【0009】本発明のさらにもう1つの画像表示装置
は、画像表示素子と、前記画像表示素子により形成され
た画像を虚像として観察できるように導く接眼光学系と
を有する画像表示装置において、前記接眼光学系が、屈
折率(n)が1よりも大きい(n>1)媒質によって形
成されたプリズム部材を有し、前記プリズム部材が、光
束をプリズム内部に入射させる作用を持った第1面と、
光束をプリズム内部で反射させる作用を持った第2面
と、光束を内部反射させる作用とプリズム内部から射出
させる作用とを持った第3面と、前記第1面と前記第3
面との間の光路上に配置され、プリズム内部の光束を反
射する作用を持った第4面とを含み、少なくとも前記第
3面の有効反射領域(前記虚像を形成する有効光束を反
射する領域)及び有効透過領域(前記虚像を形成する有
効光束を透過させる領域)以外の非有効領域の一部に、
フレアー若しくはゴーストの発生を防止する作用を有す
る反射防止部材を設けたことを特徴とするものである。
【0010】本発明においては、画像表示装置の接眼光
学系として用いられるプリズム部材の反射面又は透過面
の有効反射領域又は有効透過領域の外の非有効領域にフ
レアー若しくはゴーストの発生を防止する作用を有する
反射防止部材あるいは遮光部材を設けてあるので、これ
らの非有効領域での反射、透過による不要光を低減させ
ることができ、フレアー光、ゴースト光のない解像感の
良い画像表示装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像表示装置のい
くつかの実施例について説明する。図1(a)に本出願
人の特開平8−313829号による画像表示装置の光
学系の光路図を示す。この画像表示装置においては、3
つの光学面1〜3からなる変形プリズム10を接眼光学
系として用いており、変形プリズム10は、観察者視軸
8に対してそれぞれの面が偏心している3面1〜3で形
成された空間を屈折率が1より大きい光学的に透明な媒
質によって満たされており、画像表示素子9から発する
光の入射面を第1面1、観察者眼球Eとは反対側の面で
ある反射面を第2面2、観察者眼球Eに近接した面を第
3面3とすると、画像表示素子9から射出した光線の経
路は、変形プリズム10の第1面1から屈折して入射
し、第3面3で第2面2側へ内部反射し、第2面2で第
3面3側へ内部反射して第3面3から屈折して射出し
て、観察者眼球Eの瞳7に到達するものである。そし
て、変形プリズム10の反射面である第2面2には反射
コーティング11が施され、裏面鏡となっている。
【0012】このような画像表示装置において、図1
(a)に示した正規の表示光の経路以外に、図1(b)
に示したような経路が存在する。すなわち、画像表示素
子9から比較的大きな角度で射出した光は第1面1に入
射し、第2面2の第1面1寄りの有効反射領域外の領域
に達し、ここで反射されて第3面3に大きな入射角で入
射し全反射されて、再び第2面2の今度は第1面1とは
反対側の有効反射領域外の領域に達して反射され、第1
面1を透過して観察者眼球Eの瞳7に到達してゴースト
光となる。
【0013】そこで、本発明においては、図1(c)に
示すように、第2面2の第1面1寄りの有効反射領域外
の領域に反射コーティング11を施す代わりに、あるい
は、その領域の反射コーティング11を除去してその代
わりに、黒コーティング12を施してこの不要光をその
領域で吸収させるようにする。その代わりに、図2
(b)に示すように、第2面2の第1面1とは反対側の
有効反射領域外の領域に、同様に黒コーティング12を
施してもよい。あるいは、図1(c)の領域の黒コーテ
ィング12と図2(b)の領域の黒コーティング12と
を併用するようにしてもよい。なお、図2(a)は図1
(b)と同様の図である。
【0014】ここで用いる黒コーティング12として
は、反射率よりも吸収率の大きな黒色塗料を用いる。そ
して、その黒色塗料の屈折率は変形プリズム10の屈折
率と略等しいものが望ましい。
【0015】なお、このような黒コーティング12によ
る吸収の代わりに、第2面2の第1面1寄りの有効反射
領域外の領域、あるいは、第2面2の第1面1とは反対
側の有効反射領域外の領域の何れか一方あるいは双方
を、図3に示すように、第2面2のその有効反射領域外
の領域の面を粗面13とすることにより、入射する不要
光を散乱させてフレアー光又はゴースト光の光量を低下
させるようにしても有効である(図3の場合は、第2面
2の第1面1とは反対側の有効反射領域外の領域のみを
粗面13としている。)。この粗面13に上記のような
黒色塗料を塗ればより高い効果が得られる。なお、散乱
面として粗面13の代わりに微細な波状面としてもよ
い。また、黒コーティング12あるいは粗面13の代わ
りに、屈析率が1よりも大きい媒質をコーティングした
反射防止コーティングを用いることもできる。
【0016】なお、黒コーティング12、粗面13、あ
るいは、屈析率が1よりも大きい媒質をコーティングし
た反射防止コーティングを用いる代わりに、第2面2の
非有効反射領域部分を図4(a)に示すように、非連続
にしてその部分での反射光を図4(a)のように底面T
でトラップし、ゴーストの発生を防止することが可能で
ある。
【0017】さらに、第2面2の非有効反射領域部分を
図4(b)に示すように、有効反射領域の傾きとは異な
る傾きにして、図4(b)に示すように、第2面2に入
射するゴースト光R1をカットする。また、カットされ
ないゴースト光は非有効反射領域において反射されない
面の傾き角度にする。その場合、有効反射領域において
反射し、眼球E側に進行する光R2があるが、第2面2
における反射点が図の下側になるため、観察者眼球Eほ
りも下側に到達することになり、観察者にはゴースト像
を見ることはない。したがって、ゴーストを防止するこ
とが可能である。
【0018】なお、画像表示装置の接眼光学系として用
いる変形プリズム10としては、図1(a)に示すよう
な形状のものに限らず、後記する図5、図8〜図15の
ような変形プリズム10の場合にも、図1〜図3と同様
に、有効反射領域外の領域に黒コーティング12、粗面
13あるいは反射防止コーティングを施すことが望まし
い。
【0019】その他に、図5(a)に示したような変形
プリズム10を画像表示装置の接眼光学系として用いる
場合にもこのような黒コーティング12、粗面13ある
いは反射防止コーティングは有効である。図5(a)の
場合は、変形プリズム10は、観察者視軸8に対してそ
れぞれの面が偏心している4つの面1〜4で形成された
空間を屈折率が1より大きい光学的に透明な媒質によっ
て満たされており、画像表示素子9から発する光の入射
面を第1面1、観察者眼球Eとは反対側の面である反射
面を第2面2、観察者眼球Eに近接した面を第3面3、
第1面1と第2面2の間に位置し第3面3に面する反射
面を第4面4とすると、画像表示素子9から射出した光
線の経路は、変形プリズム10の第1面1から屈折して
入射し、第4面4で第3面3側へ内部反射し、第3面3
から第2面2側へ内部反射し、第2面2で第3面3側へ
内部反射して第3面3から屈折して射出して、観察者眼
球Eの瞳7に到達するものである。第3面3は全反射面
となっている。
【0020】このような画像表示装置において、図5
(a)に示した正規の表示光の経路以外に、図5(b)
に示したような経路が存在する。すなわち、画像表示素
子9から比較的大きな画角で射出した光は第1面1に入
射し、透過光は第4面4で反射されて第1面1側に戻り
その面に大きな入射角で入射して全反射され、その後第
3面3の第1面1寄りの有効反射領域外の領域に達して
反射され、再び第4面4に入射し、再度第3面3に大き
な入射角で入射して全反射され、今度は第2面2に達し
て反射され、第1面1を透過して観察者眼球Eの瞳7に
到達してゴースト光となる。
【0021】そこで、本発明により、図5(c)に示す
ように、第3面3の第1面1寄りの有効反射領域外の領
域に前記のような黒コーティング12を施して全反射を
行わせずにこの不要光をその領域で吸収させるようにす
ることができる。もちろん、この場合もその他の有効反
射領域外の領域、又はその他の面の有効反射領域外の領
域に黒コーティング12を施してもよいし、その代わり
に前記のような粗面13を設けてもよい。また、反射防
止コーティングを用いてもよい。
【0022】さて、以上は変形プリズム10の反射面の
有効反射領域外の領域に黒コーティング12、粗面13
あるいは反射防止コーティング等の反射防止部材を設け
る実施例であったが、画像表示素子9から発する光の入
射面である第1面1の正規の表示光が通過する有効透過
領域外の領域に遮光部材を設けることにより不要光を遮
断してフレアー光、ゴースト光をなくすことが有効であ
る。
【0023】図6はその1実施例を説明するため図であ
り、図6(a)に図1で説明した変形プリズム10の斜
視図を示す。変形プリズム10の第1面1には画像表示
素子9が近接して面している。第1面1への有効透過領
域1’は画像表示素子9の表示画面の輪郭形状と略一致
する矩形をしており、その外側の領域へ入射する光はフ
レアーあるいはゴーストの原因となる。そこで、本発明
により、第1面1の有効透過領域1’の外側に遮光部材
として黒コーティング14を施すことが有効となる。こ
こで用いる黒コーティング14としては、透過率よりも
吸収率の大きな黒色塗料を用いることが望ましい。
【0024】図7は図6の変形を示すもので、図7
(a)に示すように、画像表示素子9の表示画面の輪郭
形状と略一致する矩形形状の透明板15を用意し、その
外周に黒コーティング14を施し、それを図7(b)に
示すように第1面1に貼り付け、この透明板15を介し
て画像表示素子9からの表示光を変形プリズム10の第
1面1に入射させるようにしても、画像表示素子9が発
する不要光を遮断することもできる。
【0025】また、透明板15の外周に黒コーティング
14を設けなくとも、図7(c)に示すように、透明板
15を貼り付けた第1面1の外側に黒コーティング14
を施すようにしても、不要外光を遮断することもでき
る。
【0026】さらに、図7(d)のように、図7(b)
と(c)の両方の黒コーティング14を施すようにする
とより有効に不要光を遮断することができる。
【0027】以上の図1〜図7に説明した反射防止部
材、遮光部材は図1、図5の変形プリズム10に限ら
ず、例えば次のような変形プリズム10の場合にも適用
できる。
【0028】図8の画像表示装置の接眼光学系として用
いる変形プリズム10は、4つの光学面1〜4からな
り、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏
心プリズム体であり、画像表示素子9に対向して配置さ
れた透過面の第1面1を経て変形プリズム10に入射し
た画像表示素子9からの表示光は、偏心配置の反射面の
第4面4に入射し、そこで反射された光は、観察者視軸
8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置された反射面の
第2面2に入射して反射され、その反射光は、第4面4
への入射光と交差してから、観察者視軸8上に第2面2
と観察者の瞳7との間に配置された透過面の第3面3を
経て変形プリズム10から射出し、観察者視軸8に沿っ
て進み、観察者の瞳7に中間像が結像されることなく入
射し、観察者の網膜上に結像する。
【0029】図9の画像表示装置の接眼光学系として用
いる変形プリズム10は、3つの光学面1〜3からな
り、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏
心プリズム体であり、画像表示素子9に対向して配置さ
れた透過面の第1面1を経て変形プリズム10に入射し
た画像表示素子9からの表示光は、偏心配置の反射面の
第2面2に入射し、そこで反射された光は、観察者視軸
8上に第2面2と観察者の瞳7との間に配置された透過
面の第3面3を経て変形プリズム10から射出し、観察
者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7に中間像が結像さ
れることなく入射し、観察者の網膜上に結像する。
【0030】図10の画像表示装置の接眼光学系として
用いる変形プリズム10は、4つの光学面1〜4からな
り、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏
心プリズム体であり、画像表示素子9に対向して配置さ
れた透過面の第1面1を経て変形プリズム10に入射し
た画像表示素子9からの表示光は、偏心配置の反射面の
第4面4に入射し、そこで反射された光は、観察者視軸
8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置された反射面の
第2面2に入射して反射され、その反射光は、観察者視
軸8上に第2面2と観察者の瞳7との間に配置された透
過面の第3面3を経て変形プリズム10から射出し、観
察者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7に中間像が結像
されることなく入射し、観察者の網膜上に結像する。
【0031】図11の画像表示装置の接眼光学系として
用いる変形プリズム10は、4つの光学面1〜3、5か
らなり、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされ
た偏心プリズム体であり、画像表示素子9に対向して配
置された透過面の第1面1を経て変形プリズム10に入
射した画像表示素子9からの表示光は、反射面の第5面
5に入射して反射され、その反射光は、第1面1が兼ね
る反射面の第4面に入射し、そこで反射された光は、観
察者視軸8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置された
反射面の第2面2に入射して反射され、その反射光は、
観察者視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との間に配置
された透過面の第3面3を経て変形プリズム10から射
出し、観察者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7に中間
像が結像されることなく入射し、観察者の網膜上に結像
する。
【0032】図12の画像表示装置の接眼光学系として
用いる変形プリズム10は、4つの光学面1〜4からな
り、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏
心プリズム体であり、画像表示素子9に対向して配置さ
れた透過面の第1面1を経て変形プリズム10に入射し
た画像表示素子9からの表示光は、観察者視軸8上に観
察者の瞳7と対向して偏心配置された反射面の第2面2
が兼ねる反射面の第5面5に入射して反射され、その反
射光は、反射面の第4面に入射し、そこで反射された光
は、観察者視軸8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置
された反射面の第2面2に入射して反射され、その反射
光は、観察者視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との間
に配置された透過面の第3面3を経て変形プリズム10
から射出し、観察者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7
に中間像が結像されることなく入射し、観察者の網膜上
に結像する。
【0033】図13の画像表示装置の接眼光学系として
用いる変形プリズム10は、4つの光学面2〜5からな
り、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏
心プリズム体であり、観察者視軸8上に観察者の瞳7と
対向して偏心配置された反射面の第2面2が兼ね、画像
表示素子9に対向して配置された透過面の第1面1を経
て変形プリズム10に入射した画像表示素子9からの表
示光は、反射面の第5面5に入射して反射され、その反
射光は、第2面2が兼ねる反射面の第6面6に入射して
反射され、その反射光は、反射面の第4面に入射し、そ
こで反射された光は、観察者視軸8上に観察者の瞳7と
対向して偏心配置された反射面の第2面2に入射して反
射され、その反射光は、観察者視軸8上に第2面2と観
察者の瞳7との間に配置された透過面の第3面3を経て
変形プリズム10から射出し、観察者視軸8に沿って進
み、観察者の瞳7に中間像が結像されることなく入射
し、観察者の網膜上に結像する。
【0034】図14の画像表示装置の接眼光学系として
用いる変形プリズム10は、3つの光学面2〜4からな
り、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏
心プリズム体であり、観察者視軸8上に観察者の瞳7と
対向して偏心配置された反射面の第2面2が兼ね、画像
表示素子9に対向して配置された透過面の第1面1を経
て変形プリズム10に入射した画像表示素子9からの表
示光は、観察者視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との
間に配置された第3面3が兼ねる反射面の第5面5に入
射し、そこで反射された光は、反射面の第4面4に入射
して反射され、その反射光は、観察者視軸8上に観察者
の瞳7と対向して偏心配置された反射面の第2面2に入
射して反射され、その反射光は、第5面5で反射された
光と交差してから、観察者視軸8上に第2面2と観察者
の瞳7との間に配置された透過面の第3面3を経て変形
プリズム10から射出し、観察者視軸8に沿って進み、
観察者の瞳7に中間像が結像されることなく入射し、観
察者の網膜上に結像する。
【0035】図15の画像表示装置の接眼光学系として
用いる変形プリズム10は、3つの光学面2〜4からな
り、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏
心プリズム体であり、観察者視軸8上に観察者の瞳7と
対向して偏心配置された反射面の第2面2が兼ね、画像
表示素子9に対向して配置された透過面の第1面1を経
て変形プリズム10に入射した画像表示素子9からの表
示光は、反射面の第4面4に入射して反射され、そこで
反射された光は、観察者視軸8上に観察者の瞳7と対向
して偏心配置された反射面の第2面2に入射して反射さ
れ、その反射光は、観察者視軸8上に第2面2と観察者
の瞳7との間に配置された透過面の第3面3を経て変形
プリズム10から射出し、観察者視軸8に沿って進み、
観察者の瞳7に中間像が結像されることなく入射し、観
察者の網膜上に結像する。
【0036】ところで、図1〜図15に示した変形プリ
ズム10は、画像表示素子9からの表示光が入射する第
1面1と変形プリズム10から射出して瞳7に入射させ
る第3面3が別々の面からなるものであったが、第1面
1と第3面3を同じ面にすることも可能である。その1
例を図16(a)に示す。この例の場合、画像表示装置
の接眼光学系として用いる変形プリズム10は、2つの
光学面1、2からなり、その間が屈折率が1より大きい
媒質で満たされた偏心プリズム体であり、画像表示素子
9に対向して配置された入射面射出面兼用の第1面1
(3)を経て変形プリズム10に入射した画像表示素子
9からの表示光は、偏心配置の反射面の第2面2に入射
し、そこで反射された光は、観察者視軸8上に第2面2
と観察者の瞳7との間に配置された透過面でもある第1
面1(第3面3)を経て変形プリズム10から射出し、
観察者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7に中間像が結
像されることなく入射し、観察者の網膜上に結像する。
【0037】この例の逆追跡の数値データを数値例1と
して後記するが、この例の場合には、変形プリズム10
を実際の形にするため上面20等を設けて形状を整えな
ければならない。その場合に、ゴースト光の光路を示し
たのが図16(b)である。この場合は、上面20は平
面としており、かつ、反射面2の非有効反射領域の中上
端部2’に注目している。この例の場合のゴースト光の
光路を逆追跡した数値データを後記のゴースト光追跡数
値例1として示す。そのデータ中、面番号4が上面20
を示す。
【0038】図16(b)において、画像表示素子9か
ら比較的大きな角度で射出した非有効光21は、入射面
射出面兼用の第1面1を経て変形プリズム10に入射し
た後、上面20で全反射し、反射面2の非有効反射領域
の上端部2’で反射し、入射面射出面兼用の第1面1
(3)を介して観察者眼球Eの瞳7にゴースト光として
入射してしまう。
【0039】このように、具体的に変形プリズム10を
設計したとき、入射面射出面兼用の第1面1では有効光
の通過する領域(図16(a))とゴースト光21の通
過する領域(図16(b))とが重なっているため、こ
の部分にフレアー光やゴースト光の発生を防止する部材
を設けることはできない。そこで、非有効領域である上
面20や上端部2’での反射を抑えることが最もフレア
ー光、ゴースト光防止の効果的である。そこで、上面2
0や上端部2’に、反射防止部材として前記のように光
吸収用の黒色塗料を塗る等して、瞳7に入射する光21
を途中でなくすことが必要であることが分かる。
【0040】図17は図1に対応する実施例の画像表示
装置の光学系の表示光光路図(a)とゴースト光光路図
(b)であり、この例の逆追跡数値データを数値例2と
して、また、ゴースト光の逆追跡数値データをゴースト
光追跡数値例2として後記する。この実施例の場合は、
画像表示装置の接眼光学系として用いる変形プリズム1
0は、観察者視軸8に対してそれぞれの面が偏心してい
る3つの光学面1〜3からなり、この3面1〜3で形成
された空間を屈折率が1より大きい光学的に透明な媒質
によって満たされいる偏心プリズム体であり、画像表示
素子9に対向して配置された第1面1を経て変形プリズ
ム10に入射した画像表示素子9からの表示光は、観察
者視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との間に配置され
た透過面でもある第3面3で第2面2側へ内部反射し、
反射面の第2面2で第3面3側へ内部反射し、今度は第
3面3を経て変形プリズム10から射出し、観察者視軸
8に沿って進み、観察者の瞳7に中間像が結像されるこ
となく入射し、観察者の網膜上に結像する。
【0041】この例のゴースト光の光路を示したのが図
17(b)である。この場合は、画像表示素子9から比
較的大きな角度で射出した非有効光21は、入射面の第
1面1を経て変形プリズム10に入射した後、第2面2
の上端部2’で全反射し、第3面3の下端近傍で全反射
し、その反射光は第2面2の下端近傍で反射され、第1
面1を介して観察者眼球Eの瞳7にゴースト光として入
射してしまう。そこで、第2面2の上端部2’に、反射
防止部材として前記のように光吸収用の黒色塗料を塗る
等して、瞳7に入射する光21を途中でなくすことが必
要であることが分かる。
【0042】図18は図5に対応する実施例の画像表示
装置の光学系の表示光光路図(a)とゴースト光光路図
(b)であり、この例の逆追跡数値データを数値例3と
して、また、ゴースト光の逆追跡数値データをゴースト
光追跡数値例3として後記する。この実施例の場合、変
形プリズム10は、観察者視軸8に対してそれぞれの面
が偏心している4つの面1〜4で形成された空間を屈折
率が1より大きい光学的に透明な媒質によって満たされ
ており、画像表示素子9からの表示光は、画像表示素子
9に対向して配置された第1面1を経て変形プリズム1
0に入射し、第3面と対向した反射面の第4面4で第3
面3側へ内部反射し、その反射光は透過面でもある第3
面3で第2面2側へ内部反射し、今度は反射面の第2面
2で第3面3側へ内部反射し、第3面3を経て変形プリ
ズム10から射出し、観察者視軸8に沿って進み、観察
者の瞳7に中間像が結像されることなく入射し、観察者
の網膜上に結像する。
【0043】この例のゴースト光の光路を示したのが図
18(b)である。この場合は、画像表示素子9から比
較的大きな角度で射出した非有効光21は、入射面の第
1面1を経て変形プリズム10に入射した後、第4面4
の上端部4’で全反射し、第3面3の上端部3’で全反
射し、第4面4の下端近傍で全反射し、その反射光は第
3面3の下端近傍で全反射し、第2面2の下端近傍で反
射し、第1面1を介して観察者眼球Eの瞳7にゴースト
光として入射してしまう。そこで、第4面4の上端部
4’、第3面3の上端部3’に、反射防止部材として前
記のように光吸収用の黒色塗料を塗る等して、瞳7に入
射する光21を途中でなくすことが必要であることが分
かる。
【0044】以下に、上記の数値例1〜3とそれらのゴ
ースト光追跡数値例1〜3の逆追跡数値データについて
説明する。後述する各数値例の構成パラメータ、ゴース
ト光追跡数値例においては、図16(a)に示すよう
に、逆光線追跡で、変形プリズム10の射出瞳(観察者
瞳と一致)7の中心を光学系の原点として、光軸(観察
者視軸と一致)8を射出瞳7の中心(原点)を通る軸上
主光線で定義し、射出瞳7から光軸8に沿って進む方向
をZ軸方向、このZ軸に直交し射出瞳7中心を通り、光
線が変形プリズム10によって折り曲げられる面内の方
向をY軸方向、Y軸、Z軸に直交し、射出瞳7中心を通
る方向をX軸方向とし、射出瞳7から変形プリズム10
に向かう方向をZ軸の正方向、光軸8から画像表示素子
9の側をY軸の正方向、そしてこれらY軸、Z軸と右手
系を構成する方向をX軸の正方向とする。なお、光線追
跡は変形プリズム10の射出瞳7側の物体側から変形プ
リズム10に入射する方向としている。
【0045】そして、偏心が与えられている面について
は、その面の面頂位置の変形プリズム10の原点である
射出瞳7の中心からのX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の
偏心量と、その面の中心軸(自由曲面、回転対称非球面
については、それぞれ以下の(c)式、(f)式のZ
軸)のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする傾き角
(それぞれα、β、γ(°))とが与えられている。な
お、その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対
しての反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対しての
時計回りを意味する。その他、球面の曲率半径、面間
隔、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられ
ている。
【0046】なお、回転非対称面である自由曲面の形状
は以下の式により定義する。その定義式のZ軸が回転非
対称面の軸となる。 Z=Σn Σm nmn n-m ただし、Σn はΣのnが0〜k、Σm はΣのmが0〜n
を表す。
【0047】また、面対称自由曲面(対称面を1つのみ
有する自由曲面)を、この自由曲面を表す式により定義
する場合は、その対称面により生ずる対称性をX方向に
求める場合は、Xの奇数次項を0に(例えばX奇数次項
の係数を0にする)、その対称面により生ずる対称性を
Y方向に求める場合は、Yの奇数次項を0に(例えばY
奇数次項の係数を0にする)すればよい。
【0048】ここで、例としてk=7(7次項)で、X
方向に対称な面対称自由曲面を上記定義式を展開した形
で表すと、以下の式となる。
【0049】 Z=C2 +C3 Y+C4 X +C5 2 +C6 YX+C7 2 +C8 3 +C9 2 X+C10YX2 +C113 +C124 +C133 X+C142 2 +C15YX3 +C164 +C175 +C184 X+C193 2 +C202 3 +C21YX4 +C225 +C236 +C245 X+C254 2 +C263 3 +C272 4 +C28YX5 +C296 +C307 +C316 X+C325 2 +C334 3 +C343 4 +C352 5 +C36YX6 +C377 ・・・(a) そして、X奇数次項の係数C4 ,C6 ,C9 ・・・を0
とする(後記の数値実施例)。なお、後記する構成のパ
ラメータ中において、記載のない非球面に関する係数は
0である。
【0050】また、面対称自由曲面の他の定義式とし
て、Zernike多項式がある。この面の形状は以下
の式(b)により定義する。その定義式のZ軸がZer
nike多項式の軸となる。 X=R×cos(A) Y=R×sin(A) Z=D2 +D3 Rcos(A)+D4 Rsin(A) +D5 2 cos(2A)+D6 (R2 −1)+D7 2 sin(2A) +D8 3 cos(3A) +D9 (3R3 −2R)cos(A) +D10(3R3 −2R)sin(A)+D113 sin(3A) +D124cos(4A)+D13(4R4 −3R2 )cos(2A) +D14(6R4 −6R2 +1)+D15(4R4 −3R2 )sin(2A) +D164 sin(4A) +D175 cos(5A) +D18(5R5 −4R3 )cos(3A) +D19(10R5 −12R3 +3R)cos(A) +D20(10R5 −12R3 +3R)sin(A) +D21(5R5 −4R3 )sin(3A) +D225 sin(5A) +D236cos(6A)+D24(6R6 −5R4 )cos(4A) +D25(15R6 −20R4 +6R2 )cos(2A) +D26(20R6 −30R4 +12R2 −1) +D27(15R6 −20R4 +6R2 )sin(2A) +D28(6R6 −5R4 )sin(4A) +D296sin(6A)・・・・・ ・・・(b) なお、上記においてX方向に対称な面として表した。た
だし、Dm (mは2以上の整数)は係数である。
【0051】本発明において使用可能なその他の面の表
現例として、上記定義式(Z=ΣnΣm nm
n n-m )を、(a)式と同様、X方向に対称な面で、
k=7とした面を表す場合、以下の(c)式のように展
開することもできる。
【0052】 Z=C2 +C3 Y+C4 |X| +C5 2 +C6 Y|X|+C7 2 +C8 3 +C9 2 |X|+C10YX2 +C11|X3 | +C124 +C133 |X|+C142 2 +C15Y|X3 |+C164 +C175 +C184 |X|+C193 2 +C202 |X3 | +C21YX4 +C22|X5 | +C236 +C245 |X|+C254 2 +C263 |X3 | +C272 4 +C28Y|X5 |+C296 +C307 +C316 |X|+C325 2 +C334 |X3 | +C343 4 +C352 |X5 |+C36YX6 +C37|X7 | ・・・(c) なお、後記する構成パラメータにおいて、データの記載
されていない非球面に関する項は0である。屈折率につ
いてはd線(波長587.56nm)に対するものを表
記してある。長さの単位はmmである。
【0053】以下の数値例1〜3において、図16の数
値例1の場合は、第1面1、第2面2、図17の数値例
2の場合は、第1面1〜第3面3、図18の数値例3の
場合は、第1面1〜第4面4が全て偏心した前記の
(a)式で定義される自由曲面からなる。
【0054】以下に、上記数値例1〜3の構成パラメー
タとそれらゴースト光追跡数値例1〜3を示す。なお、
ゴースト光追跡数値例1において、面番号4は上面2
0、面番号5は第1面1であり、ゴースト光追跡数値例
2において、面番号5は第2面2、面番号6は第1面1
であり、ゴースト光追跡数値例3において、面番号6は
第3面3、面番号7は第4面4、面番号8は第1面1で
ある。また、ゴースト光追跡数値例2において、瞳の位
置が相対的に数値例2より+Z方向へ移動しているの
は、コースト光線追跡を行いやすくするためであり、図
17(b)に追跡結果を示すように、本来の瞳7の位置
にゴースト光が入射している。
【0055】 数値例1 面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数 1 ∞(瞳) 2 自由曲面 偏心(1) 1.5254 56.2 3 自由曲面 偏心(2) 1.5254 56.2 4 自由曲面 偏心(1) 像 面 ∞ 偏心(3) 自由曲面 C5 1.1128×10-27 1.3993×10-28 9.6645×10-410 1.2235×10-312 -6.8248×10-514 -3.2220×10-516 1.0344×10-517 1.5998×10-619 1.3888×10-621 -7.4398×10-7 自由曲面 C5 -1.0561×10-17 2.8750×10-28 -3.0206×10-310 2.6710×10-312 -1.7050×10-514 2.0491×10-516 2.7370×10-517 8.3324×10-719 -9.2625×10-721 2.3689×10-7 偏心(1) X 0.00 Y -2.53 Z 25.37 α -7.36 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 26.27 Z 52.42 α 31.89 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 20.45 Z 28.97 α -45.00 β 0.00 γ 0.00 。
【0056】 ゴースト光追跡数値例1 面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数 1 ∞(瞳) 2 自由曲面 偏心(1) 1.5254 56.2 3 自由曲面 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ∞ 偏心(3) 1.5254 56.2 5 自由曲面 偏心(1) 像 面 ∞ 偏心(4) 自由曲面 C5 1.1128×10-27 1.3993×10-28 9.6645×10-410 1.2235×10-312 -6.8248×10-514 -3.2220×10-516 1.0344×10-517 1.5998×10-619 1.3888×10-621 -7.4398×10-7 自由曲面 C5 -1.0561×10-17 2.8750×10-28 -3.0206×10-310 2.6710×10-312 -1.7050×10-514 2.0491×10-516 2.7370×10-517 8.3324×10-719 -9.2625×10-721 2.3689×10-7 偏心(1) X 0.00 Y -2.53 Z 25.37 α -7.36 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 26.27 Z 52.42 α 31.89 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 10.00 Z 52.00 α 52.00 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 20.45 Z 28.97 α -45.00 β 0.00 γ 0.00 。
【0057】 数値例2 面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数 1 ∞(瞳) 2 自由曲面 偏心(1) 1.4922 57.5 3 自由曲面 偏心(2) 1.4922 57.5 4 自由曲面 偏心(1) 1.4922 57.5 5 自由曲面 偏心(3) 像 面 ∞ 偏心(4) 自由曲面 C5 -4.4223×10-37 -4.1581×10-38 -2.9680×10-410 2.8812×10-512 -7.3481×10-614 4.4914×10-616 6.2722×10-717 -8.1897×10-819 1.2907×10-721 9.2494×10-9 自由曲面 C5 -9.2658×10-37 -1.0130×10-28 -7.5606×10-510 2.1034×10-512 2.1393×10-614 -2.7793×10-616 -1.2842×10-617 -6.4123×10-919 -2.8338×10-821 -5.4578×10-9 自由曲面 C5 -2.9258×10-27 3.2305×10-38 -2.2320×10-310 7.4280×10-412 1.7812×10-414 2.7445×10-416 -6.5178×10-617 -7.7579×10-619 -2.3770×10-521 2.1584×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 7.04 Z 27.95 α 17.58 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 39.00 α -11.96 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 16.89 Z 32.66 偏心(4) X 0.00 Y 20.82 Z 34.81 α 60.31 β 0.00 γ 0.00 。
【0058】 ゴースト光追跡数値例2 面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数 1 ∞(瞳) 2 自由曲面 偏心(1) 1.4922 57.5 3 自由曲面 偏心(2) 1.4922 57.5 4 自由曲面 偏心(1) 1.4922 57.5 5 自由曲面 偏心(2) 1.4922 57.5 6 自由曲面 偏心(3) 像 面 ∞ 偏心(4) 自由曲面 C5 -4.4223×10-37 -4.1581×10-38 -2.9680×10-410 2.8812×10-512 -7.3481×10-614 4.4914×10-616 6.2722×10-717 -8.1897×10-819 1.2907×10-721 9.2494×10-9 自由曲面 C5 -9.2658×10-37 -1.0130×10-28 -7.5606×10-510 2.1034×10-512 2.1393×10-614 -2.7793×10-616 -1.2842×10-617 -6.4123×10-919 -2.8338×10-821 -5.4578×10-9 自由曲面 C5 -2.9258×10-27 3.2305×10-38 -2.2320×10-310 7.4280×10-412 1.7812×10-414 2.7445×10-416 -6.5178×10-617 -7.7579×10-619 -2.3770×10-521 2.1584×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 7.04 Z 15.95 α 17.58 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 27.00 α -11.96 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 16.89 Z 20.66 α 70.77 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 20.82 Z 22.81 α 60.31 β 0.00 γ 0.00 。
【0059】 数値例3 面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数 1 ∞(瞳) 2 自由曲面 偏心(1) 1.5254 56.2 3 自由曲面 偏心(2) 1.5254 56.2 4 自由曲面 偏心(1) 1.5254 56.2 5 自由曲面 偏心(3) 1.5254 56.2 6 自由曲面 偏心(4) 像 面 ∞ 偏心(5) 自由曲面 C5 -3.6911×10-47 -8.8876×10-38 -6.8334×10-510 -1.6292×10-412 -4.9977×10-714 -3.3636×10-616 2.6709×10-617 -4.0743×10-10 19 -7.4264×10-821 1.1323×10-7 自由曲面 C5 -4.3372×10-37 -8.6703×10-38 -5.9743×10-510 -2.7245×10-512 1.2159×10-614 -1.0043×10-616 -2.5364×10-817 -3.3859×10-819 -2.2080×10-821 -9.2979×10-9 自由曲面 C5 -3.4913×10-47 -3.5118×10-38 -9.1030×10-510 -1.3279×10-412 -9.4802×10-714 -1.8853×10-616 2.6882×10-617 3.9933×10-819 -7.2847×10-821 3.8837×10-7 自由曲面 C5 5.3077×10-37 1.0870×10-28 -5.4504×10-410 -6.1272×10-412 1.3463×10-514 -5.4972×10-516 -2.2752×10-517 -3.2003×10-719 -1.0693×10-621 5.3863×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 9.24 Z 38.43 α -0.52 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.00 Z 47.61 α -26.69 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 29.83 Z 51.75 α 4.88 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 37.91 Z 43.09 α -41.02 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 40.00 Z 40.94 α -38.58 β 0.00 γ 0.00 。
【0060】 ゴースト光追跡数値例3 面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数 1 ∞(瞳) 2 自由曲面 偏心(1) 1.5254 56.2 3 自由曲面 偏心(2) 1.5254 56.2 4 自由曲面 偏心(1) 1.5254 56.2 5 自由曲面 偏心(3) 1.5254 56.2 6 自由曲面 偏心(1) 1.5254 56.2 7 自由曲面 偏心(3) 1.5254 56.2 8 自由曲面 偏心(4) 像 面 ∞ 偏心(5) 自由曲面 C5 -3.6911×10-47 -8.8876×10-38 -6.8334×10-510 -1.6292×10-412 -4.9977×10-714 -3.3636×10-616 2.6709×10-617 -4.0743×10-10 19 -7.4264×10-821 1.1323×10-7 自由曲面 C5 -4.3372×10-37 -8.6703×10-38 -5.9743×10-510 -2.7245×10-512 1.2159×10-614 -1.0043×10-616 -2.5364×10-817 -3.3859×10-819 -2.2080×10-821 -9.2979×10-9 自由曲面 C5 -3.4913×10-47 -3.5118×10-38 -9.1030×10-510 -1.3279×10-412 -9.4802×10-714 -1.8853×10-616 2.6882×10-617 3.9933×10-819 -7.2847×10-821 3.8837×10-7 自由曲面 C5 5.3077×10-37 1.0870×10-28 -5.4504×10-410 -6.1272×10-412 1.3463×10-514 -5.4972×10-516 -2.2752×10-517 -3.2003×10-719 -1.0693×10-621 5.3863×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 9.24 Z 38.43 α -0.52 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.00 Z 47.61 α -26.69 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 29.83 Z 51.75 α 4.88 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 37.91 Z 43.09 α -41.02 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 40.00 Z 40.94 α -38.58 β 0.00 γ 0.00 。
【0061】さて、本発明の以上のようなフレア光、ゴ
ースト光による表示画像の劣化を防止した変形プリズム
10からなる接眼光学系を2組使用することによって、
片目を閉じて観察像を観察する必要がなくなる。両眼で
観察できると、観察者にとって疲れない観察が可能とな
る。また、両眼に視差のある画像を提示することによっ
て、立体像としての観察も可能となる。また、本発明の
接眼光学系を2組使用し、観察者頭部に支持する支持機
構を付けることによって、楽な姿勢で観察像を観察する
ことが可能となる。
【0062】上記のように、本発明による接眼光学系を
用い、この光学系と画像表示素子からなる組を左右一対
用意し、それらを眼輻距離だけ離して支持することによ
り、両眼で観察できる据え付け型又は頭部装着式画像表
示装置のようなポータブル型の画像表示装置として構成
することができる。このようなポータブル型の画像表示
装置の1例の全体の構成を図19に示す。表示装置本体
50には、上記のような接眼光学系が左右1対備えら
れ、それらに対応して像面に液晶表示素子からなる画像
表示素子が配置されている。本体50に左右に連続して
図示のような側頭フレーム51が設けられ、両側の側頭
フレーム51は頭頂フレーム52でつながれており、ま
た、両側の側頭フレーム51の中間には板バネ53を介
してリアフレーム54が設けてあり、リアフレーム54
を眼鏡のツルのように観察者の両耳の後部に当て、ま
た、頭頂フレーム52を観察者の頭頂に載せることによ
り、表示装置本体50を観察者の眼前に保持できるよう
になっている。なお、頭頂フレーム52の内側には海綿
体のような弾性体からなる頭頂パッド55が取り付けて
あり、同様にリアフレーム54の内側にも同様なパッド
が取り付けられており、この表示装置を頭部に装着した
ときに違和感を感じないようにしてある。
【0063】また、リアフレーム54にはスピーカ56
が付設されており、画像観察と共に立体音響を聞くこと
ができるようになっている。このようにスピーカ56を
有する表示装置本体50には、映像音声伝達コード57
を介してボータブルビデオカセット等の再生装置58が
接続されているので、観察者はこの再生装置58を図示
のようにベルト箇所等の任意の位置に保持して、映像、
音響を楽しむことができるようになっている。図示の5
9は再生装置58のスイッチ、ボリューム等の調節部で
ある。なお、頭頂フレーム52の内部に、映像処理・音
声処理回路等の電子部品を内蔵させてある。
【0064】なお、コード57は先端をジャックにし
て、既存のビデオデッキ等に取り付け可能としてもよ
い。さらに、TV電波受信用チューナーに接続してTV
観賞用としてもよいし、コンピュータに接続してコンピ
ュータグラフィックスの映像や、コンピュータからのメ
ッセージ映像等を受信するようにしてもよい。また、邪
魔なコードを排斥するために、アンテナを接続して外部
からの信号を電波によって受信するようにしてもよい。
【0065】以上、本発明の画像表示装置をいくつかの
実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施
例に限定されず種々の変形が可能である。
【0066】以上の本発明の画像表示装置は、例えば次
のように構成することができる。
【0067】〔1〕 画像表示素子と、前記画像表示素
子により形成された画像を虚像として観察できるように
導く接眼光学系とを有する画像表示装置において、前記
接眼光学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n>
1)媒質によって形成されたプリズム部材を有し、前記
プリズム部材が、光束をプリズム内部に入射させる作用
を持った第1面と、光束をプリズム内部で反射させる作
用を持った第2面と、光束をプリズム内部から射出させ
る作用を持った第3面とを含み、少なくとも前記第2面
の有効反射領域(前記虚像を形成する有効光束を反射す
る領域)以外の非有効反射領域の一部に、フレアー若し
くはゴーストの発生を防止する作用を有する反射防止部
材を設けたことを特徴とする画像表示装置。
【0068】〔2〕 上記〔1〕記載の画像表示装置に
おいて、前記反射防止部材は、屈析率が1よりも大きい
媒質をコーティングすることによって構成された反射防
止コーティングであることを特徴とする画像表示装置。
【0069】〔3〕 上記〔1〕記載の画像表示装置に
おいて、前記反射防止部材は、光線の反射率よりも吸収
率の方が高い作用を持った光吸収部材であることを特徴
とする画像表示装置。
【0070】〔4〕 上記〔1〕記載の画像表示装置に
おいて、前記反射防止部材は、前記有効反射領域の面に
比べて面の粗さが粗い形状に形成された面であることを
特徴とする画像表示装置。
【0071】〔5〕 上記〔4〕記載の画像表示装置に
おいて、前記反射防止部材は、反射光を散乱させて前記
フレアー若しくはゴーストとなる光線の強度を低下させ
る作用を持った波状面にて形成されていることを特徴と
する画像表示装置。
【0072】〔6〕 上記〔1〕記載の画像表示装置に
おいて、前記第2面における非有効反射領域の面が有効
反射領域の面とは非連続な面からなり、その非連続部分
を前記反射防止部材としていることを特徴とする画像表
示装置。
【0073】〔7〕 上記〔1〕記載の画像表示装置に
おいて、前記第2面における非有効反射領域の面は有効
反射領域の面の傾きと異なる面の傾きを有し、その非有
効反射領域の面により前記反射防止部材を構成している
ことを特徴とする画像表示装置。
【0074】〔8〕 上記〔1〕から〔7〕の何れか1
項記載の画像表示装置において、前記第2面の有効反射
領域が反射ミラーコーティングを施したミラー反射面に
て形成されていると共に、少なくとも前記第2面の非有
効反射領域中、前記ミラー反射面よりも前記画像表示素
子側の一部領域に前記反射防止部材を設けたことを特徴
とする画像表示装置。
【0075】
〔9〕 上記〔1〕から〔7〕の何れか1
項記載の画像表示装置において、前記第2面の有効反射
領域が反射ミラーコーティングを施したミラー反射面に
て形成されていると共に、少なくとも前記第2面の非有
効反射領域中、前記ミラー反射面を挟んで前記画像表示
素子と反対側の一部領域に前記反射防止部材を設けたこ
とを特徴とする画像表示装置。
【0076】〔10〕 画像表示素子と、前記画像表示
素子により形成された画像を虚像として観察できるよう
に導く接眼光学系とを有する画像表示装置において、前
記接眼光学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n>
1)媒質によって形成されたプリズム部材を有し、前記
プリズム部材が、光束をプリズム内部に入射させる作用
を持った第1面と、光束をプリズム内部で反射させる作
用を持った第2面と、光束をプリズム内部から射出させ
る作用を持った第3面とを含み、少なくとも前記第1面
の有効透過領域(前記虚像を形成する有効光束を透過さ
せる領域)以外の非有効透過領域の一部に、フレアー若
しくはゴーストの発生を防止する作用を有する遮光部材
を設けたことを特徴とする画像表示装置。
【0077】〔11〕 上記〔10〕記載の画像表示装
置において、前記遮光部材は光線の透過率よりも吸収率
の方が高い作用を持った光吸収部材であることを特徴と
する画像表示装置。
【0078】〔12〕 上記〔11〕記載の画像表示装
置において、前記光吸収部材は、黒色塗料を接着させて
形成されていることを特徴とする画像表示装置。
【0079】〔13〕 上記〔10〕から〔12〕の何
れか1項記載の画像表示装置において、前記第1面が前
記画像表示素子と対向配置されていると共に、前記遮光
部材は、前記第1面の有効透過領域と非有効透過領域と
の問に、前記第1面から前記画像表示素子側に伸びた遮
光壁により形成されていることを特徴とする画像表示装
置。
【0080】〔14〕 上記〔13〕記載の画像表示装
置において、前記遮光壁は、その稜線の形状が前記画像
表示素子の表示画面の輪郭形状と略一致するように形成
されていることを特徴とする画像表示装置。
【0081】〔15〕 上記〔10〕から〔12〕の何
れか1項記載の画像表示装置において、前記第1面の前
記非有効透過領域中、少なくとも有効透過領域を挟ん
で、左右方向の一部領域に遮光部材を設けたことを特徴
とする画像表示装置。
【0082】〔16〕 上記〔10〕から〔12〕の何
れか1項記載の画像表示装置において、前記第1面の前
記非有効透過領域の全面に遮光部材を設けたことを特徴
とする画像表示装置。
【0083】〔17〕 上記〔1〕から〔16〕の何れ
か1項記載の画像表示装置において、前記プリズム部材
の前記第3面が、光束を射出させる作用と共に、前記第
1面と前記第2面との間の光路上でプリズム内部に入射
した光束を反射させる作用をも有することを特徴とする
画像表示装置。
【0084】〔18〕 上記〔17〕記載の画像表示装
置において、前記プリズム部材は、光束を透過若しくは
反射させる光学作用を持った面が前記第1面と前記第2
面と前記第3面の3つの面のみから構成され、前記第1
面を入射した光束が前記第3面で反射された後前記第2
面で反射され前記第3面より射出されるように構成され
たことを特徴とする画像表示装置。
【0085】〔19〕 上記〔1〕から〔17〕の何れ
か1項記載の画像表示装置において、前記プリズム部材
が、前記第1面と前記第3面との間の光路上に配置さ
れ、プリズム内部の光束を反射する作用を持った第4面
を有することを特徴とする画像表示装置。
【0086】〔20〕 画像表示素子と、前記画像表示
素子により形成された画像を虚像として観察できるよう
に導く接眼光学系とを有する画像表示装置において、前
記接眼光学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n>
1)媒質によって形成されたプリズム部材を有し、前記
プリズム部材が、光束をプリズム内部に入射させる作用
を持った第1面と、光束をプリズム内部で反射させる作
用を持った第2面と、光束を内部反射させる作用とプリ
ズム内部から射出させる作用とを持った第3面と、前記
第1面と前記第3面との間の光路上に配置され、プリズ
ム内部の光束を反射する作用を持った第4面とを含み、
少なくとも前記第3面の有効反射領域(前記虚像を形成
する有効光束を反射する領域)及び有効透過領域(前記
虚像を形成する有効光束を透過させる領域)以外の非有
効領域の一部に、フレアー若しくはゴーストの発生を防
止する作用を有する反射防止部材を設けたことを特徴と
する画像表示装置。
【0087】〔21〕 上記〔1〕から〔20〕の何れ
か1項記載の画像表示装置において、同一の面が前記第
1面と前記第3面を兼ねていることを特徴とする画像表
示装置。
【0088】〔22〕 上記〔1〕から〔21〕の何れ
か1項記載の画像表示装置において、前記画像表示素子
を観察者眼球前方に保持するために観察者の頭部に支持
する支持部材を設けたことを特徴とする頭部装着型画像
表示装置。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、画像表示装置の接眼光学系として用いられる
プリズム部材の反射面又は透過面の有効反射領域又は有
効透過領域の外の非有効領域にフレアー若しくはゴース
トの発生を防止する作用を有する反射防止部材あるいは
遮光部材を設けてあるので、これらの非有効領域での反
射、透過による不要光を低減させることができ、フレア
ー光、ゴースト光のない解像感の良い画像表示装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の画像表示装置における反射
防止部材の配置を説明するための光路図である。
【図2】図1の変形を説明するための光路図である。
【図3】反射防止部材の変形を説明するための図であ
る。
【図4】反射防止部材のさらに別の変形を説明するため
の図である。
【図5】本発明の別の実施例の画像表示装置における反
射防止部材の配置を説明するための光路図である。
【図6】本発明の1実施例の画像表示装置における遮光
部材の配置を説明するための斜視図である。
【図7】図6の変形を説明するための斜視図である。
【図8】本発明の反射防止部材及び遮光部材が適用可能
な別の変形プリズムの光路を説明するための図である。
【図9】本発明の反射防止部材及び遮光部材が適用可能
な別の変形プリズムの光路を説明するための図である。
【図10】本発明の反射防止部材及び遮光部材が適用可
能な別の変形プリズムの光路を説明するための図であ
る。
【図11】本発明の反射防止部材及び遮光部材が適用可
能な別の変形プリズムの光路を説明するための図であ
る。
【図12】本発明の反射防止部材及び遮光部材が適用可
能な別の変形プリズムの光路を説明するための図であ
る。
【図13】本発明の反射防止部材及び遮光部材が適用可
能な別の変形プリズムの光路を説明するための図であ
る。
【図14】本発明の反射防止部材及び遮光部材が適用可
能な別の変形プリズムの光路を説明するための図であ
る。
【図15】本発明の反射防止部材及び遮光部材が適用可
能な別の変形プリズムの光路を説明するための図であ
る。
【図16】本発明の数値例1の光学系の表示光光路図と
ゴースト光光路図である。
【図17】本発明の数値例2の光学系の表示光光路図と
ゴースト光光路図である。
【図18】本発明の数値例3の光学系の表示光光路図と
ゴースト光光路図である。
【図19】本発明による接眼光学系を組み込んだポータ
ブル型の画像表示装置の1例の全体の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…第1面 1’…有効透過領域 2…第2面 2’…第2面の上端部 3…第3面 3’…第3面の上端部 4…第4面 4’…第4面の上端部 5…第5面 6…第6面 7…観察者の瞳 8…観察者視軸 9…画像表示素子 10…変形プリズム 11…反射コーティング 12…黒コーティング 13…粗面 14…黒コーティング 15…透明板 20…変形プリズムの上面 21…ゴースト光 50…表示装置本体 51…側頭フレーム 52…頭頂フレーム 53…板バネ 54…リアフレーム 55…頭頂パッド 56…スピーカ 57…映像音声伝達コード 58…再生装置 59…スイッチ、ボリューム等の調節部 E…眼球 T…底面 R1、R2…ゴースト光

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示素子と、前記画像表示素子によ
    り形成された画像を虚像として観察できるように導く接
    眼光学系とを有する画像表示装置において、前記接眼光
    学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n>1)媒質
    によって形成されたプリズム部材を有し、 前記プリズム部材が、光束をプリズム内部に入射させる
    作用を持った第1面と、光束をプリズム内部で反射させ
    る作用を持った第2面と、光束をプリズム内部から射出
    させる作用を持った第3面とを含み、 少なくとも前記第2面の有効反射領域(前記虚像を形成
    する有効光束を反射する領域)以外の非有効反射領域の
    一部に、フレアー若しくはゴーストの発生を防止する作
    用を有する反射防止部材を設けたことを特徴とする画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 画像表示素子と、前記画像表示素子によ
    り形成された画像を虚像として観察できるように導く接
    眼光学系とを有する画像表示装置において、前記接眼光
    学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n>1)媒質
    によって形成されたプリズム部材を有し、 前記プリズム部材が、光束をプリズム内部に入射させる
    作用を持った第1面と、光束をプリズム内部で反射させ
    る作用を持った第2面と、光束をプリズム内部から射出
    させる作用を持った第3面とを含み、 少なくとも前記第1面の有効透過領域(前記虚像を形成
    する有効光束を透過させる領域)以外の非有効透過領域
    の一部に、フレアー若しくはゴーストの発生を防止する
    作用を有する遮光部材を設けたことを特徴とする画像表
    示装置。
  3. 【請求項3】 画像表示素子と、前記画像表示素子によ
    り形成された画像を虚像として観察できるように導く接
    眼光学系とを有する画像表示装置において、前記接眼光
    学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n>1)媒質
    によって形成されたプリズム部材を有し、 前記プリズム部材が、光束をプリズム内部に入射させる
    作用を持った第1面と、光束をプリズム内部で反射させ
    る作用を持った第2面と、光束を内部反射させる作用と
    プリズム内部から射出させる作用とを持った第3面と、
    前記第1面と前記第3面との間の光路上に配置され、プ
    リズム内部の光束を反射する作用を持った第4面とを含
    み、 少なくとも前記第3面の有効反射領域(前記虚像を形成
    する有効光束を反射する領域)及び有効透過領域(前記
    虚像を形成する有効光束を透過させる領域)以外の非有
    効領域の一部に、フレアー若しくはゴーストの発生を防
    止する作用を有する反射防止部材を設けたことを特徴と
    する画像表示装置。
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