JPH11142792A - 偏光装置および投射型表示装置 - Google Patents

偏光装置および投射型表示装置

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JPH11142792A
JPH11142792A JP9323849A JP32384997A JPH11142792A JP H11142792 A JPH11142792 A JP H11142792A JP 9323849 A JP9323849 A JP 9323849A JP 32384997 A JP32384997 A JP 32384997A JP H11142792 A JPH11142792 A JP H11142792A
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JP
Japan
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light
lenses
lens plate
prism array
emitted
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JP9323849A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sekine
淳 関根
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来方法の本来有する機能を十分に発揮さ
せ、さらなる高輝度偏光照明を達成する偏光装置および
投射型表示装置を提供する。 【解決手段】 光源部1と、この光源部1から射出した
光源光を複数のレンズ2aの開口によって決定される光
束に分割する第1レンズ板2と、この複数のレンズ2a
がそれぞれ輝点を構成する複数のレンズ3aを有する第
2レンズ板3と、この複数のレンズ3aの輝点から射出
された光が入射され、第1ガラスロッド5及びPBS6
を有するプリズムアレイ4と、該PBS6射出面に配置
されて当該プリズムアレイ4を射出したP又はS偏光の
一方を他方の偏光に変換させる1/2波長板50とを備
え、前記プリズムアレイ4の中央部に「実質的なガラス
ロッド」としての第1ガラスロッド5が配置された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投射型表示装置に
おいて使用される液晶ライトバルブの偏光照明装置に使
用する偏光装置及び、この偏光装置を使用した偏光照明
装置により照明された前記ライトバルブから射出された
変調光を映像としてスクリーン上に投射する投射型表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、液晶ライトバルブ等の矩形照
明領域を均一に照明する方法として2枚のレンズ板を用
いた、いわゆるフライアイインテグレータを使用した照
明装置が知られている。
【0003】そして、この照明装置における照明効率を
さらに向上させたものとして前記2枚のレンズ板の2枚
目の射出面に偏光ビームスプリッタアレイと1/2波長
板とを所定の位置に配置し、光源光の利用効率を目指し
た偏光照明装置ならびに当該照明装置を使用した投射型
表示装置の提案がなされている(特開平8−30473
9号公報参照)。
【0004】図6には、上記公報の実施例5の変形例と
して説明された偏光装置ならびに投射型表示装置の説明
として使用された前記公報中の図8を記載する。
【0005】この図6に示す従来例は、光源ランプ10
0と放物面鏡等の凹面鏡である放物面リフレクター10
1とから光源部102が構成され、この光源部102か
ら射出された略平行光束は、複数のレンズ103が平面
的に配置された第1レンズ板104に入射する。そし
て、この第1レンズ板104から射出された光は、第2
レンズ板105の複数のレンズ106に入射する。この
際には、第2レンズ板105の各レンズ106は、それ
ぞれ第1レンズ板104の各レンズ103の形状に対応
して形成されると共に、これらレンズ103の焦点位置
に配置されているため、第1レンズ板104の各レンズ
103からの光は第2レンズ板105のレンズ106に
集光される。
【0006】そして、この第2レンズ板105の射出面
側には、複数の偏光ビームスプリッタ(以下「PBS」
という。)107からなる偏光ビームスプリッタアレイ
(以下「PBSアレイ」という。)108が配置され、
このPBSアレイ108の射出面には、PBS107の
一つ置きに1/2波長板109が配置されている。さら
に、この1/2波長板109の射出面側には、コンデン
サーレンズ110が配置されている。
【0007】図に従えば、第1レンズ板104のレンズ
103に入射した略平行光束は前述のように第2レンズ
板105のレンズ106の略中央部に集光されて当該レ
ンズ106を射出し、PBSアレイ108を構成するP
BS107に入射し、これらPBS107の斜めに配置
された偏光分離部107aを透過して、そのまま射出す
るP偏光と、当該PBS107の偏光分離部107aに
よって反射され、隣接するPBS107に入射されるS
偏光とに偏光分離される。当該隣接するPBS107に
入射されたS偏光は、当該PBS107の偏光分離部1
07aによって反射され、前記レンズ106への入射光
軸と同じ方向に射出される。
【0008】そして、前記PBS107の射出面であっ
て、P偏光射出面には1/2波長板109が配置されて
おり、当該1/2波長板109に入射したP偏光はS偏
光に変換されて射出され、この結果、入射した光源光は
すべてS偏光として射出されることとなる。
【0009】当該S偏光はコンデンサーレンズ110を
経由してライトバルブ111に入射され、当該ライトバ
ルブ111が効率よく照明されることとなる。
【0010】このようなものにあっては、PBSアレイ
108や1/2波長板109等を配置することにより、
確かに第1レンズ板104ならびに第2レンズ板105
のみ使用する照明装置と比較すると、S偏光におけるラ
イトバルブ111への偏光照明と言う点においては、格
段に高輝度照明が可能となる。
【0011】つまり、第1レンズ板104と第2レンズ
板105を用い、PBSアレイ108等を使用しない方
法においては、ランダム偏光光がライトバルブ111に
対して照明されるために、当該ライトバルブ111に対
して入射光として使用されるのはその内の一方方向の直
線偏光光であるからである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近来の投射型
表示装置の投射像への高輝度化に対する要求はとどまる
ところを知らず、さらなる高輝度化が要望されている。
【0013】この点で、従来方法における偏光照明装置
は後述のように決して満足できるものでなく、本発明者
らはこの偏光照明装置を光源部を含んだ総合的な偏光装
置と見なして研究し、当該偏光装置が本来有する機能が
十分に発揮されていないことを見い出した。
【0014】そこで、本発明の課題は、従来方法の本来
有する機能を十分に発揮させ、さらなる高輝度偏光照明
を達成する事にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題に着目し、請
求項1に記載された発明は、光源部と、複数のレンズを
平面的に配置したレンズ板であって、前記光源部から射
出した光源光を当該複数のレンズの構成する開口によっ
て決定される光束に分割する第1レンズ板と、複数のレ
ンズを平面的に有する他のレンズ板であって、前記第1
レンズ板の複数のレンズがそれぞれ当該他のレンズ板の
複数のレンズ上に輝点を構成する第2レンズ板と、該第
2レンズ板の複数のレンズの個々の輝点から射出された
光が入射されるプリズムアレイであって、当該プリズム
アレイは、実質的に偏光分離部を有する偏光ビームスプ
リッタ及び実質的にガラスロッドのみから構成されるプ
リズムアレイと、該プリズムアレイを構成する前記偏光
ビームスプリッタ射出面に配置され、前記プリズムアレ
イに入射した前記輝点から射出した光を当該プリズムア
レイを構成する偏光ビームスプリッタによって偏光分離
されて当該プリズムアレイを射出したP偏光又はS偏光
の内の一方の偏光を他方の偏光に変換させるための1/
2波長板とを備えた偏光装置であって、前記プリズムア
レイの中央部には、前記実質的なガラスロッドが配置さ
れた偏光装置としたことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載された発明は、光源部を含
む偏光装置と、該偏光装置から射出するP偏光またはS
偏光をR光、G光ならびにB光に分解する色分解光学系
と、該色分解光学系による各色光を各色光の信号によっ
て変調して射出させる各色光毎に配置されたライトバル
ブと、該各色光のライトバルブの射出光から変調光を検
光する検光光学系と、該検光光学系による各色検光光を
色合成する合成光学系と、該合成光学系による合成光を
投射する投射光学系と、を有する投射型表示装置におい
て、前記偏光装置は、光源部と、複数のレンズを平面的
に配置したレンズ板であって、前記光源部から射出した
光源光を当該複数のレンズの構成する開口によって決定
される光束に分割する第1レンズ板と、複数のレンズを
平面的に有する他のレンズ板であって、前記第1レンズ
板の複数のレンズがそれぞれ当該他のレンズ板の複数の
レンズ上に輝点を構成する第2レンズ板と、該第2レン
ズ板の複数のレンズの個々の輝点から射出された光が入
射されるプリズムアレイであって、当該プリズムアレイ
は、実質的に偏光分離部を有する偏光ビームスプリッタ
及び実質的にガラスロッドのみから構成されるプリズム
アレイと、該プリズムアレイを構成する前記偏光ビーム
スプリッタ射出面に配置され、前記プリズムアレイに入
射した前記輝点から射出した光を当該プリズムアレイを
構成する偏光ビームスプリッタによって偏光分離されて
当該プリズムアレイを射出したP偏光又はS偏光の内の
一方の偏光を他方の偏光に変換させるための1/2波長
板とを備えた偏光装置であって、前記プリズムアレイの
中央部には、前記実質的なガラスロッドが配置された偏
光装置とした投射型表示装置であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】[本発明達成のための従来方法の
解析]図7は、従来方法における偏光照明装置の反射型
ライトバルブ112並びに偏光ビームスプリッタ113
を搭載した投射型表示装置の構成説明図である。
【0018】当図の記載によれば、第1および第2レン
ズ板104,105の光軸近辺に入射する光源光は、第
2レンズ板105のレンズ106に集光され、当該レン
ズ106中心に小さい輝点を形成する旨、説明されてい
る。
【0019】しかし、本発明者らは、上記従来の偏光装
置のうちの、第1レンズ板104ならびに第2レンズ板
105の中央部については、従来例記載(小さい輝点を
形成する)のとおりではなく、断面構成図である第2レ
ンズ板105の略中央部の光軸を挟む2個のレンズ10
6について、その輝点の大きさはほぼ当該2個のレンズ
106の形成する開口全体に及んでいることを実験によ
り見出した。
【0020】これは、光源部102の光源ランプ100
は、上記従来例の説明のように点光源ではなく、実際に
は有限の大きさを有しているからと理解され、実際には
図6における第1レンズ板104のレンズ103によっ
て第2レンズ板105の前記光軸を中心とした略中央部
に大きい面積の輝点を形成するのである。
【0021】つまり、第1レンズ板104の光軸周りの
略中央部に配置されるレンズ103には、光束は光軸に
平行に入射せず、所定の傾きを有して入射することがそ
の原因であり、その結果、当該レンズ103に入射した
光束は、第2レンズ板105の対応するレンズ106に
対してそのレンズ106の構成する開口全体の輝点とし
て入射するのである。
【0022】さらに、前記第2レンズ板105の光軸周
りのレンズ106全体に形成された大きい面積の輝点か
ら発する光束は、第2レンズ板105全体から発する光
束の殆どを占めている。
【0023】すなわち、図6に記載するように、第2レ
ンズ板105の中央部に近接するレンズ106の略中心
部に形成される輝点から射出する光束については、従来
例に記載の通りであって、近接するPBSアレイ108
のPBS107に入射され、偏光分離部107aを透過
した偏光であって、且つ、射出面に配置された1/2波
長板109にて偏光されたS偏光と、当該偏光分離部1
07aを反射して、隣接のPBS107に入射し、当該
PBS107の偏光分離部107aによって同様のS偏
光が射出される。
【0024】一方、前述のように第2レンズ板105の
光軸の周りは大きな輝点を有しているために、図7に記
載のように光軸近傍ならびにレンズ106の境界部分に
も第1レンズ板104からの入射光が存在し、輝点を形
成する。これら輝点からの射出光束が問題なのである。
【0025】すなわち、図7に記載のように、当該輝点
からの射出光は、近接PBS107に入射して、当該P
BS107の偏光分離部107aを透過するが、1/2
波長板109は配置されていないためにそのままP偏光
を射出し、一方、偏光分離部107aを反射したS偏光
は隣接のPBS107に入射して、偏光分離部107a
を反射して、射出面に配置された1/2波長板109に
て変換されてP偏光を射出してしまう。このP偏光は偏
光ビームスプリッタ113を透過してしまい、反射型ラ
イトバルブ112の照明に寄与するすることはできない
のである。また、ライトバルブ112が上記従来公報の
投射型表示装置における説明のように透過型ライトバル
ブ114であっても、当該ライトバルブ114の入射側
に配置したS偏光透過の偏光板によって吸収されてしま
い、ライトバルブ114の照明光、つまり、投射光とし
ては有効に使用されず、投射像の高輝度化を十分に満足
させていなかったのである。
【0026】かかる解析に基づき、以下に前記課題を解
決するための発明の実施の形態を記載する。
【0027】[発明の実施の形態1]図1乃至図4は、
本発明の実施の形態1に係る偏光装置ならびにそれを採
用した投射型表示装置を示す図である。
【0028】図1によれば、光源部1がランプ1aと放
物面鏡からなる凹面鏡1bとから構成され、この光源部
1から射出される略平行光束の光源光は、図示しない赤
外線吸収フィルターならびに紫外線吸収フィルターを経
由してレンズ2aを平面的に配置した第1レンズ板2に
入射され、当該第1レンズ板2の個々のレンズ2aによ
って形成される開口にて決定される光束に分割される。
そして、かかる光束が第2レンズ板3に入射されるよう
になっている。
【0029】この第2レンズ板3は、複数のレンズ3a
が平面的に配置され、これらレンズ3aが、前記第1レ
ンズ板2の個々のレンズ2aと対応して配置され、各レ
ンズ2aの焦点位置に設定されている。
【0030】これら各レンズ2a,3aは、それぞれ横
4×縦5個形成され、このような第1レンズ板2と第2
レンズ板3とで、いわゆるフライアイインテグレータが
構成されている。
【0031】そして、第1レンズ板2のレンズ2aを経
由した光源光は上記のように、対応する第2レンズ板3
のレンズ3aを通過し、第2レンズ板3の射出面に近接
または接着して配置されたプリズムアレイ4に入射され
る。
【0032】このプリズムアレイ4は、図4等に示すよ
うに、光軸O上(幅方向の中央部)で、レンズ3aの境
界部分に上下方向に沿って配置された第1ガラスロッド
5と、このガラスロッド5の両側に2つづつ配置された
PBS6と、更に、このPBS6の両側に配置された第
2ガラスロッド7とから構成されている。
【0033】この第1ガラスロッド5及びこの両側の一
つづつのPBS6の射出面には、1/2波長板50が貼
り付けられている。
【0034】従って、第1ガラスロッド5を透過したラ
ンダム偏光と、前記PBS6及び前記1/2波長板50
を経由したS偏光との混合光が射出される。
【0035】この混合光は、コンデンサーレンズ8を経
てクロスダイクロイックミラー11に入射される。この
クロスダイクロイックミラー11は、B光反射ダイクロ
イックミラー10とG,R光反射ダイクロイックミラー
9とが互いに直交し、入射光軸に対して45度の入射に
なるように配置されている。このクロスダイクロイック
ミラー11により、互いに平行であって、反対方向の光
軸であるR光と、G,R混合光とに色分離される。
【0036】この色分離されたB光は、折曲げミラー1
2によって光軸を直角に変えて進行し、当該B光の内の
S偏光が反射し、P偏光が透過するように偏光分離部を
配置したB光用偏光ビームスプリッタ13Bに入射され
る。
【0037】一方、前記R,G混合光は、折曲げミラー
14によって光軸を直角に変えて進行し、光軸上であっ
て入射光軸に対して45度の入射角に配置されたG光反
射ダイクロイックミラー15に入射され、反射されて光
軸を直角に変えて進行するG光と、そのまま進行するR
光とに色分離される。
【0038】すなわち、ダイクロイックミラー9、10
とダイクロイックミラー15によってR,G,B光に分
解する「色分解光学系」を構成している。
【0039】この色分離されたG光ならびにR光は、そ
れぞれS偏光が反射、P偏光が透過するように偏光分離
部が配置されているG光用偏光ビームスプリッタ13G
ならびにR光用偏光ビームスプリッタ13Rに入射され
る。
【0040】各色光用偏光ビームスプリッタ13B,1
3G,13Rに入射し、当該偏光ビームスプリッタ13
B,13G,13Rを反射、射出した各色S偏光射出面
近傍には、それぞれB光用ライトバルブ16B、G光用
ライトバルブ16G、R光用ライトバルブ16Rが配置
されている。
【0041】本実施の形態において使用した前記ライト
バルブ16R,16G,16Bは電気書き込み式反射型
ライトバルブであって、各色信号によって所定の画素部
分の入射偏光(S偏光)を選択された箇所のみ変調光
(P偏光)として、非選択箇所は入射光と同じS偏光と
して反射射出する機能を有する。
【0042】各色光用ライトバルブ16R,16G,1
6Bを射出した光は、それぞれ再度各色光用偏光ビーム
スプリッタ13B,13G,13Rに入射されて、当該
偏光ビームスプリッタ13B,13G,13Rの偏光分
離部により変調光のみを透過させて検光、射出させ、非
変調光は反射させて廃棄させる。これら偏光ビームスプ
リッタ13B,13G,13Rは、各色光用ライトバル
ブ16R,16G,16Bの射出光から変調光を検出す
る「検光光学系」を構成している。そして、当該各色検
光光が「合成光学系」を構成するクロスダイクロイック
プリズム18にそれぞれ異なる入射面から入射され色合
成を実施する。
【0043】このクロスダイクロイックプリズム18
は、内部にB光反射ダイクロイック膜18BならびにR
光反射ダイクロイック膜18Rを互いに直交するように
配置したプリズムであって、当該プリズム18に入射し
た前記検光光であるR光ならびにB光は、前記ダイクロ
イック膜18Rならびにダイクロイック膜18Bによっ
て反射されて互いに光軸を直角に変え、互いに同じ方向
に進行し、当該プリズム18を射出する。
【0044】一方、G光の検光光は、両ダイクロイック
膜18B,18Rをそのまま透過進行して、前記R光、
B光と同じ光軸方向に進行、射出されることにより、
R,G,B光の色合成が達成される。
【0045】当該合成光は「投射光学系」を構成する投
射レンズ19に入射されて図示しないスクリーン上にフ
ルカラー像として投射される。
【0046】以上が本発明に係る投射型表示装置の構成
である。
【0047】ここで、本発明に係る偏光装置について図
2乃至図4を用いてさらに詳細に説明する。
【0048】図4は、本発明に係る偏光装置の前記第2
レンズ板3、プリズムアレイ4ならびに1/2波長板7
を当該部材の射出面側から眺めた斜視図を示している。
【0049】第2レンズ板3のレンズ3aは、前記のよ
うに横4×縦5の配列を有しており、当該レンズ板3射
出面側には、断面が正方形の柱状体で縦方向に沿う第1
ガラスロッド5及び当該第1ガラスロッド5と同形状の
PBS6、断面が長方形の柱状体で縦方向に沿う第2ガ
ラスロッド7を有するプリズムアレイ4が配置されてい
る。このプリズムアレイ4は、隣接する第1ガラスロッ
ド5,PBS6及び第2ガラスロッド7の側面同士が接
着され、片側より、1個の第2ガラスロッド7、2個の
PBS6、1個の第1ガラスロッド5、2個のPBS
6、1個の第2ガラスロッド7の順に配置されている。
また、光軸Oの両側に配置された各2個づつのPBS6
は、偏光分離部6aの配置方向が、入射光の内の当該偏
光分離部6aによって反射されるS偏光が光軸Oに対し
て外側にそれぞれ反射されるように、入射光に対して4
5°の傾きを持って配置されている。
【0050】これら第1ガラスロッド5又はPBS6の
横幅は、前記レンズ板3のレンズ3aの横幅の半分の長
さであって、第1ガラスロッド5の配設位置は、光軸O
上で、前記第2レンズ板3のレンズ3aの境界位置に対
応して配置され、この第1ガラスロッド5の両側に隣接
するPBS6が、当該レンズ3aの中央部分と一致する
ように配置されている。また、このPBS6の更に両側
に隣接するPBS6が、レンズ3aの境界位置に対応し
て配置されている。さらに、第2ガラスロッド7は、P
BS6の1.5倍の幅に形成されている。
【0051】そして、そのプリズムアレイ4の射出面の
中央部の第1ガラスロッド5とその両側に配置した1個
のPBS6の射出面には、図4中斜線で示すように、1
/2波長板50が接着されて配置されている。
【0052】さらに図2、図3を用いて本発明の偏光装
置と投射型表示装置を説明する。
【0053】図2及び図3は、偏光装置を使用した投射
型表示装置の正面断面図であって、光軸Oの位置におけ
る投射型表示装置の偏光装置とコンデンサーレンズ8、
偏光ビームスプリッタ13ならびにライトバルブ16を
図示し、さらに光線図を示している。
【0054】投射型表示装置としては、図1に記載のよ
うに本来ならばR光、G光ならびにB光を説明すべきで
あるが、各色光ともライトバルブ16B,16G,16
Rまでの光路長はすべて同じであることより、色分解光
学系の説明は省略し、上記のように各ライトバルブ16
B,16G,16Rはライトバルブ16とし、各色光用
偏光ビームスプリッタ13B,13G,13Rは偏光ビ
ームスプリッタ13として図示した。
【0055】かかる図によれば、光源部1aから射出さ
れた略平行光の光源光は、前述のように第1レンズ板2
に入射され、当該レンズ板2を構成するレンズ2a(横
4×縦5個から構成されている)にて、当該レンズ2a
の形成する開口によって複数の光束に分割され、且つ各
分割された光束は、当該レンズ2aに対応する第2レン
ズ板3を構成するレンズ3aに入射されるわけである
が、前述のように、第2レンズ板3の光軸Oの周りの略
4個のレンズ3aに対しては、ランプ1a等の影響によ
り、外周部と異なり、そのレンズ3a中央部のみの輝点
は生じず、輝点は広がりを有し、それらの輝点の有する
光量は、第2レンズ板3に入射する光の内のほとんどを
有している。
【0056】図2中の光軸Oに隣接する第2レンズ板3
のレンズ3aに対しては、全面に高輝度の輝点が生じる
こととなるが、その輝点のうちのレンズ3aの略中央部
の輝点から射出した光は、PBS6に入射し、偏光分離
部6aを透過して当該PBS6射出面に配置された1/
2波長板50によってS偏光に変換されて射出される。
【0057】一方、PBS6の偏光分離部6aによって
反射されたS偏光は、それぞれ隣接するPBS6に入射
されて、当該PBS6の偏光分離部6aによって反射さ
れるが、射出面には1/2波長板50が配置されていな
いためにそのままS偏光として射出される。
【0058】これらS偏光は、コンデンサーレンズ8を
経て、偏光ビームスプリッタ13に入射され、当該偏光
ビームスプリッタ13の偏光分離部が前記S偏光を反射
する構成となっているために、反射されて射出され、当
該偏光ビームスプリッタ13の射出面近傍に配置された
反射型ライトバルブ16に入射され、当該ライトバルブ
16を照明する。
【0059】一方、図3に示すように、前記第2レンズ
板3の光軸Oの周りの輝点の光軸O部分(略中央)の輝
点から射出された光は、近接して配置された前記プリズ
ムアレイ4の中心部に配置した第1ガラスロッド5に入
射される。当該ガラスロッド5は断面形状が正方形状の
ロッドであり、当該ロッドに入射した前記射出光はその
まま射出して、1/2波長板50を経由するが、ランダ
ム偏光光のために偏光状態は変化せずにランダム偏光の
まま透過して射出され、コンデンサーレンズ8を経て偏
光ビームスプリッタ13に入射され、偏光分離部を透過
したP偏光成分は廃棄され、偏光分離部によって反射さ
れたS偏光は反射射出されて前記ライトバルブ16を照
明する。
【0060】してみれば、前記第1ガラスロッド5の射
出面には必ずしも1/2波長板50は必要はないが、当
該部分のみを除いて1/2波長板50を配置することは
かえってコストアップにつながることが考えられるため
に、本実施の形態1においては、1枚の1/2波長板5
0を前面に貼り付ける構成とした。
【0061】さらに、図2において光軸Oに隣接するレ
ンズ3aとその外側に配置される最も外側のレンズ3a
の境界部に入射する光については、それぞれPBS6に
入射されて透過するP偏光のみがコンデンサーレンズ8
を経由して偏光ビームスプリッタ13に入射されるが、
P偏光のためにライトバルブ16の照明に寄与できな
い。
【0062】しかし、この部分のレンズ3a上に輝点は
ほとんど存在せず、上記の説明のように、光軸Oに隣接
するレンズ3aの箇所に構成される輝点部が絶対的に光
量が多く、ライトパルプ16の照明光の減少にはならな
い。それよりも、本発明に係る光軸O近傍における輝点
から射出される光の半分を、ライトバルブ16への照明
光として使用できることは、ライトバルブ16ヘの高輝
度照明が達成できることより、高輝度の投射像を投射で
きるという大なる効果を奏することができる。
【0063】[発明の実施の形態2]図5には、この発
明の実施の形態2に係る投射型表示装置の構成説明図を
示す。
【0064】図1乃至図4に示す前実施の形態1に係る
偏光装置と異なるのはプリズムアレイ4が、前実施の形
態1においては断面形状が正方形の第1ガラスロッド5
及びPBS6、又は、長方形状の第2ガラスロッド7を
平面的に貼り付けた構成としたのに対し、この実施の形
態2では、異形のプリズムアレイ24を使用して、実質
的に前実施の形態1と同様の機能を発揮できるようにし
ている。なお、前実施の形態1と同じ構成部材について
は同じ符号を用いて図示した。
【0065】このプリズムアレイ24は、5つのプリズ
ム25,26,27,28,29を有し、これらプリズ
ム25,26,27,28,29の間に偏光分離膜30
が設けられている。
【0066】詳しくは、このプリズムアレイ24の両側
に配置されたプリズム25,29は、前実施の形態1の
第2ガラスロッド7と、PBS6を偏光分離部6aから
分離した片側の三角形のプリズムとを実質的に合わせた
断面形状で、台形形状を呈している。
【0067】また、それらプリズム25,29の内側に
隣接したプリズム26,28は、前記プリズム25,2
9と同じ厚みを有し、断面形状が平行四辺形状を呈し、
前実施の形態1の接合された2個のPBS6の互いに接
着された2個の三角形のプリズムを合わせた形状と実質
的に同じ形状を呈している。
【0068】さらに、光軸O上に配置された中央のプリ
ズム27は、断面形状が台形形状であって、前実施の形
態1の第1ガラスロッド5とその両側面に接着されたP
BS6の片側の三角形のプリズムを合わせた形状と実質
的に同じである。
【0069】そして、これら5つのプリズム25,2
6,27,28,29のそれぞれの斜面の一方に偏光分
離膜30を形成した後に接着剤にて接着して平面的に形
成したのが、この実施の形態2のプリズムアレイ24で
ある。
【0070】このプリズム27の射出面全面には、1/
2波長板50を配置することは前実施の形態1と同様で
ある。
【0071】本発明のプリズムアレイ24を用いれば前
実施の形態1と同様の効果を有して高輝度のライトバル
ブ16の照明が達成でき、高輝度の投射像を投射できる
投射型表示装置を提供できるという効果を同様に奏する
ことができる。
【0072】この実施の形態2では、異形のプリズムア
レイ24を用いており、中央のプリズム27の、実施の
形態1の第1ガラスロッド5に対応した部分が、特許請
求の範囲記載の「実質的なガラスロッド」に相当する。
また、プリズム27の両側の一部(三角形の部分)、プ
リズム26,28、プリズム25,29の内側の一部
(三角形の部分)及び偏光分離部30が、実施の形態1
の4つのPBS6に対応し、特許請求の範囲記載の「実
質的に偏光分離部を有する偏光ビームスプリッタ」に相
当する。
【0073】上記実施の形態1,2における偏光装置
は、それを使用する投射型表示装置において、ライトバ
ルブ16への照明光は前記偏光ビームスプリッタ13の
偏光分離部を反射したS偏光が入射照明する構成となっ
ていたが、その偏光分離部を透過したP偏光でライトバ
ルブ16を照明する構成としても良い。その際には、偏
光装置を射出される偏光を大部分P偏光とするように構
成する必要があるが、そのためには1/2波長板50を
配置する位置を、上記各実施の形態において1/2波長
板50を配置した個所には配置せず、逆に配置しなかっ
た個所に配置する構成とすることにより達成することが
出来る。
【0074】また、上記各実施の形態1,2において
は、偏光装置を構成する第2レンズ板3のレンズ3aが
横4×縦5個形成され、光軸O近傍の2×2個の領域に
わたって高輝度領域が発生する場合における実施の形態
であった。この高輝度領域は、第1レンズ板2ならびに
第2レンズ板3のレンズ2a,3aの大きさ、配置等に
依存せず、例えば、さらに第1レンズ板2ならびに第2
レンズ板3のレンズ2a,3aの数を増やした場合にお
いては、前記高輝度領域に含まれるレンズ3aの数はさ
らに増えることになり、それに伴ってプリズムアレイ4
を構成するPBS6の数は増えることとなるが、その高
輝度部分の領域は第2レンズ板3において本質的には大
きく変化しない。そのために、プリズムアレイ4,24
を構成する第1ガラスロッド5の数やプリズム25,2
9の大きさ等もそれに応じて変化することは言うまでも
ない。
【0075】さらに、本発明の実施の形態1,2におけ
る偏光装置は、図1に示す投射型表示装置に採用した場
合を説明したが、本発明の偏光装置を使用する投射型表
示装置は上記説明の構成の投射型表示装置に限定されな
いことはいうまでもない。
【0076】さらにまた、「色分解光学系」もクロスダ
イクロイックミラーによって反射されて反対側に色分離
されるB光とR光ならびに当該クロスダイクロイックミ
ラーを透過して進行するG光になるように構成しても良
いし、他の構成による「色分解光学系」によっても良
い。しかも、使用するライトバルブ16も反射型に限定
される必要はなく、透過型ライトバルブを使用してもよ
い。
【0077】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載された発明によれば、第2レンズ板の略中央部におい
ては、当該レンズ板を構成するレンズの中心部よりその
周辺部の方が光量分布が高い点に鑑み、プリズムアレイ
の中央部に実質的なガラスロッドを配置したため、従来
方法においては当該部分に対応する箇所から射出される
光はライトバルブを照明することができなかったのに対
して、当該部分からの射出光をライトバルブに対して照
明光として利用することができる。その結果、当該ライ
トバルブへの高輝度に照明を達成することができ、高輝
度の投射像を得ることができるという多大の効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る偏光装置と投射型
表示装置を説明する構成図である。
【図2】同実施の形態1に係る偏光装置を使用したライ
トバルブヘ照明を説明した光線図である。
【図3】同実施の形態1に係る偏光装置を使用したライ
トバルブヘの他の光線図である。
【図4】同実施の形態1に係る偏光装置に使用する1/
2波長板を配置したブリズムアレイならびに第2レンズ
板の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る偏光装置に使用す
る1/2波長板を配置したプリズムアレイを使用したラ
イトバルブヘの照明説明図である。
【図6】従来の偏光装置とライトバルプヘの照明光線図
である。
【図7】従来の偏光装置の問題点を説明した光線図であ
る。
【符号の説明】
1 光源部 2 第1レンズ板 2a 第1レンズ板を構成するレンズ 3 第2レンズ板 3a 第2レンズ板を構成するレンズ 4,24 プリズムアレイ 5 第1ガラスロッド 6 プリズムアレイを構成するPBS 6a 偏光分離部 7 第2ガラスロッド 8 コンデンサーレンズ 9,10,11,15 ダイクロイックミラー(色分解光学系) 12,14 折曲げミラー 13,13R,13G,13B 偏光ビームスプリッタ(検光光学系) 16,16R,16G,16B ライトバルブ 18 クロスダイクロイックプリズム(合成光学系) 19 投射レンズ(投射光学系) 25,26,27,28,29 プリズム 30 偏光分離部 50 1/2波長板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源部と、 複数のレンズを平面的に配置したレンズ板であって、前
    記光源部から射出した光源光を当該複数のレンズの構成
    する開口によって決定される光束に分割する第1レンズ
    板と、 複数のレンズを平面的に有する他のレンズ板であって、
    前記第1レンズ板の複数のレンズがそれぞれ当該他のレ
    ンズ板の複数のレンズ上に輝点を構成する第2レンズ板
    と、 該第2レンズ板の複数のレンズの個々の輝点から射出さ
    れた光が入射されるプリズムアレイであって、当該プリ
    ズムアレイは、実質的に偏光分離部を有する偏光ビーム
    スプリッタ及び実質的にガラスロッドのみから構成され
    るプリズムアレイと、 該プリズムアレイを構成する前記偏光ビームスプリッタ
    射出面に配置され、前記プリズムアレイに入射した前記
    輝点から射出した光を当該プリズムアレイを構成する偏
    光ビームスプリッタによって偏光分離されて当該プリズ
    ムアレイを射出したP偏光又はS偏光の内の一方の偏光
    を他方の偏光に変換させるための1/2波長板とを備え
    た偏光装置であって、 前記プリズムアレイの中央部には、前記実質的なガラス
    ロッドが配置されたことを特徴とする偏光装置。
  2. 【請求項2】光源部を含む偏光装置と、 該偏光装置から射出するP偏光またはS偏光をR光、G
    光ならびにB光に分解する色分解光学系と、 該色分解光学系による各色光を各色光の信号によって変
    調して射出させる各色光毎に配置されたライトバルブ
    と、 該各色光のライトバルブの射出光から変調光を検光する
    検光光学系と、 該検光光学系による各色検光光を色合成する合成光学系
    と、 該合成光学系による合成光を投射する投射光学系と、を
    有する投射型表示装置において、 前記偏光装置は、 光源部と、 複数のレンズを平面的に配置したレンズ板であって、前
    記光源部から射出した光源光を当該複数のレンズの構成
    する開口によって決定される光束に分割する第1レンズ
    板と、 複数のレンズを平面的に有する他のレンズ板であって、
    前記第1レンズ板の複数のレンズがそれぞれ当該他のレ
    ンズ板の複数のレンズ上に輝点を構成する第2レンズ板
    と、 該第2レンズ板の複数のレンズの個々の輝点から射出さ
    れた光が入射されるプリズムアレイであって、当該プリ
    ズムアレイは、実質的に偏光分離部を有する偏光ビーム
    スプリッタ及び実質的にガラスロッドのみから構成され
    るプリズムアレイと、 該プリズムアレイを構成する前記偏光ビームスプリッタ
    射出面に配置され、前記プリズムアレイに入射した前記
    輝点から射出した光を当該プリズムアレイを構成する偏
    光ビームスプリッタによって偏光分離されて当該プリズ
    ムアレイを射出したP偏光又はS偏光の内の一方の偏光
    を他方の偏光に変換させるための1/2波長板とを備え
    た偏光装置であって、 前記プリズムアレイの中央部には、前記実質的なガラス
    ロッドが配置された偏光装置としたことを特徴とする投
    射型表示装置。
JP9323849A 1997-10-15 1997-11-10 偏光装置および投射型表示装置 Pending JPH11142792A (ja)

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US09/172,264 US6067193A (en) 1997-10-15 1998-10-14 Polarization device and projection type display apparatus

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001025838A1 (en) * 1999-09-30 2001-04-12 Fujitsu General Limited Reflection type liquid crystal projector
KR100446941B1 (ko) * 2002-04-12 2004-09-01 일진다이아몬드(주) 프로젝션 디스플레이 장치

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