JPH11142891A - エレクトロクロミックミラー - Google Patents

エレクトロクロミックミラー

Info

Publication number
JPH11142891A
JPH11142891A JP9342316A JP34231697A JPH11142891A JP H11142891 A JPH11142891 A JP H11142891A JP 9342316 A JP9342316 A JP 9342316A JP 34231697 A JP34231697 A JP 34231697A JP H11142891 A JPH11142891 A JP H11142891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
electrochromic
general formula
embedded image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9342316A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kobayashi
正明 小林
Izuru Sugiura
出 杉浦
Yoshinori Nishikitani
禎範 錦谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Oil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil Corp filed Critical Nippon Oil Corp
Priority to JP9342316A priority Critical patent/JPH11142891A/ja
Priority to EP98951693A priority patent/EP1045275A4/en
Priority to PCT/JP1998/004979 priority patent/WO1999023531A1/ja
Publication of JPH11142891A publication Critical patent/JPH11142891A/ja
Priority to US09/562,540 priority patent/US6437901B1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K9/00Tenebrescent materials, i.e. materials for which the range of wavelengths for energy absorption is changed as a result of excitation by some form of energy
    • C09K9/02Organic tenebrescent materials
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/15Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect
    • G02F1/1503Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect caused by oxidation-reduction reactions in organic liquid solutions, e.g. viologen solutions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K2211/00Chemical nature of organic luminescent or tenebrescent compounds
    • C09K2211/14Macromolecular compounds
    • C09K2211/1441Heterocyclic
    • C09K2211/1466Heterocyclic containing nitrogen as the only heteroatom
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/15Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect
    • G02F1/153Constructional details
    • G02F1/157Structural association of cells with optical devices, e.g. reflectors or illuminating devices

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性高分子化合物を利用したエレクトロク
ロミックミラーの提供。 【解決手段】 反射性導電基板と透明導電基板との間
に、イオン伝導性物質層とエレクトロクロミック発色層
とを挿設し、前記のエレクトロクロミック発色層にビオ
ロゲン構造を有する高分子化合物を含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の防眩ミラ
ーとして、あるいは屋内で使用される装飾用ミラーとし
て有用なエレクトロクロミックミラーに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
のエレクトロクロミック防眩ミラーとしては、例えは、
酸化タングステン(WO3 )のような無機酸化物を透明
導電膜上に真空蒸着またはスパッタリング法により成膜
したものを発色剤として用いているものが知られている
(特開昭63−18336)。しかし、これらの膜形成
では真空工程を使用する必要があり、コストが高くなる
という問題がある。そのため、安価な発色剤と簡便な工
程により製造することが可能なエレクトロクロミックミ
ラーの製造法が望まれていた。また,エレクトロクロミ
ック素子の一構成成分として、ビオロゲン化合物を使用
する方法も提案されているが、ビオロゲンの精製に多く
の手間がかかることや、素子の系中に不純物としてわず
かの酸が混入しても、酸による反応のためにビオロゲン
化合物や電解質などが劣化し、結果として着消色機能の
寿命が短くなることがあり、さらに改良が望まれてい
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は発色層として
特定の導電性高分子化合物を使用することにより、上記
問題点を解決したものである。すなわち、本発明に係る
エレクトロクロミックミラーは、反射性導電基板と、透
明導電基板と、前記両基板間に設けたイオン伝導性物質
層と、このイオン伝導性物質層と前記反射性導電基板と
の間または前記イオン伝導性物質層と前記透明導電基板
との間の少なくとも一方に設けたエレクトロクロミック
発色層とで構成され、前記のエレクトロクロミック発色
層が、(A)下記一般式(1)で表されるビオロゲン構
造を有する化合物
【化3】 (式中、X- 、Y- は同一であっても異なってもよく、
それぞれ個別にハロゲンアニオン、ClO4 - 、BF4
- 、PF6 - 、CH3 COO- 、CH3 (C6 4 )S
3 - から選ばれる対アニオンを示す。)および(B)
4,4’−ジピリジルおよび/または下記の一般式
(2)で表される1置換の4,4’−ジピリジニウム塩
【化2】(式中、X- は、ハロゲンアニオン、ClO4
- 、BF4 - 、PF6 - 、CH3COO- 、CH3 (C
6 4 )SO3 - から選ばれる対アニオンを示す。)を
含有していることを特徴とする。そして、本発明に係る
エレクトロクロミックミラーの一態様は、それが全固体
型であることを特徴とする。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明において、反射性導電基板
及び透明導電基板として使用される導電基板は、電極と
しての機能を有する基板であればよく、具体的には、基
板全体を導電性材料で構成させても差し支えなく、ま
た、導電性を持たない基板とこれに配設された電極と
で、本発明の導電基板を構成させても差し支えない。本
発明で使用される導電基板の少なくとも一方は透明導電
基板であり、他方は光を反射できる反射性導電基板であ
る。これらの透明電導基板及び反射性導電基板は両者と
も、その表面が平面でも曲面でもよく、また、応力によ
って変形するものであってもよい。前記透明導電基板の
形態としては、通常、透明基板および該基板上に形成さ
れた透明電極層からなる積層体が挙げられる。また、反
射性導電基板の形態としては、(1)透明又は不透明な
基板上に反射性電極層を設けた積層体、(2)透明基板
の一方の面に透明電極層を、他方の面に反射層を設けた
積層体、(3)透明基板基板上に反射層を、その反射層
上に透明電極層を設けた積層体、および(4)基板自体
が反射層と導電性即ち電極機能を兼ね備える板状体、な
どが挙げられる。前記透明基板としては、特に限定され
ず、例えば、無色あるいは有色ガラス、強化ガラス等が
用いられる他、無色あるいは有色の透明性樹脂でもよ
い。具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリアミド、ポリサルフォン、ポ
リエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、
ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネート、ポリ
イミド、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン等が
挙げられる。なお、本発明における透明とは10〜10
0%の透過率を有することであり、また、本発明におけ
る基板は常温において平滑な面を有するものである。前
記透明電極層としては、本発明の目的を果たすものであ
る限り特に限定されず、例えば、金、銀、クロム、銅、
タングステン等の金属薄膜、金属酸化物からなる導電膜
などが挙げられる。前記金属酸化物としては、例えば,
ITO(In2 3 −SnO2 )、酸化錫、酸化銀、酸
化亜鉛、酸化バナジウム等が挙げられる。電極層の膜厚
は、通常100〜5,000オングスロトーム、好まし
くは500〜3,000オングスロトームが望ましい。
また、表面抵抗(抵抗率)は、通常0.5〜500Ω/
cm2 、好ましくは1〜50Ω/cm2 が望ましい。前
記電極層の形成方法としては特に限定されず、電極を構
成する前記金属および金属酸化物等の種類により、適宜
公知の方法が選択できる。通常、真空蒸着法,イオンプ
レーティング法、スパッタリング法、あるいはゾルゲル
法等で形成することができる。この際、電極層の膜厚は
電極層の透明性が損なわれない範囲で選択される。ま
た、前記透明電極層には、酸化還元能の付与、導電性の
付与、電気二重層容量の付与の目的で、部分的に不透明
な電極活性物質を付与することもできるが、その付与量
は電極層全体の透明性が損なわれない範囲で選ばれる。
不透明な電極活性物質としては、例えば、銅、銀、金、
白金、鉄、タングステン、チタン、リチウム等の金属;
ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロール、フタロ
シアニンなどの酸化還元能を有する有機物;活性炭、グ
ラファイトなどの炭素材、V2 5 ,MnO2 ,Ni
O,Ir2 3 などの金属酸化物またはこれらの混合物
を用いることができる。また、これらを電極層に結着さ
せるために、さらに各種樹脂を用いてもよい。この不透
明な電極活性物質等を電極に付与するには、例えば、I
TO透明電極上に、活性炭素繊維、グラファイト、アク
リル樹脂等からなる組成物をストライプ状またはドット
状等の微細パターンに形成したり,金(Au)薄膜状上
に、V2 5 、アセチレンブラック、ブチルゴム等から
なる組成物をメッシュ状に形成したりすることができ
る。前記反射性電極層としては、電気化学的に安定で鏡
面が得られるものであれば特に限定されないが,例え
ば、金、白金、タングステン、タンタル、レニウム、オ
スミウム、イリジウム、銀、ニッケル、パラジウム等の
金属膜や、白金ーパラジウム、白金ーロジウム、ステン
レス等の合金膜が挙げられる。この際電極層の反射性お
よび鏡面性を満たす範囲で、反射性電極層を基板上また
は透明基板上に設置する必要がある。反射性電極層の形
成方法としては、特に限定されず公知の方法を適宜用い
ることができ、例えば、真空蒸着法、イオンプレーティ
ング法、スパッタリング法などが採用可能である。反射
性電極層を設ける基板としては特に限定されず、この基
板は透明または不透明であってもよい。具体的には前記
透明基板として例示されたもののほか、各種プラスチッ
ク、樹脂、ガラス、木材、石材等を挙げることができ
る。前記反射板または反射層としては,鏡面が得られる
のもであれば,どのような材料でも特に限定されない
が、例えば、銀、クロム、アルミニウム、ステンレス等
があげられる。 基板自体が反射層と電極機能を兼ね備
える前記板状体としては、前記反射性電極層として例示
したもののうち、自己支持性があるものが挙げられる。
【0005】本発明のエレクトロクロミックミラーに用
いられるイオン伝導性物質は、反射性導電基板と透明導
電基板(以下これらを対向導電基板と呼ぶ)の間に挿設
される。挿設方法は特に限定されず、真空注入法、大気
注入法、メニスカス法等によって対向させ、かつその周
辺部がシールされた導電基板の間に設けた間隙に注入す
る方法や、スパッタリング法、蒸着法、ゾルゲル法等に
よって導電基板の電極上にイオン伝導性物質の層を形成
した後、対向導電基板を合わせる方法やフィルム状のイ
オン導電性物質を用いて合わせガラス化する方法等を用
いることができる。このイオン伝導性物質は、後述する
エレクトロクロミック層に着色、消色、色変化等を起こ
させることができるものを指し、通常室温で1×10-7
S/cm以上のイオン伝導度を示す物質であるのが好ま
しい。イオン伝導性物質としては、特に限定されなく、
液系イオン伝導性物質、ゲル化液系イオン伝導性物質あ
るいは固体系イオン伝導性物質等を用いることができ
る。本発明においては、特に固体系イオン伝導性物質が
望ましく、これにより、本発明のエレクトロクロミック
ミラーを種々の実用性能に優れた全固体型ミラーとする
ことができる。
【0006】前記液系イオン導電性物質としては、溶媒
に塩類、酸類、アルカリ類等の支持電解質を溶解したも
の等を用いることができる。前記溶媒としては、支持電
解質を溶解できるものであれば特に限定されないが、特
に極性をするものが好ましい。具体的には水や、メタノ
ール、エタノール、プロピレンカーボネート、エチレン
カーボネート、ジメチルスルホキシド、ジメトキシエタ
ン、アセトニトリル、γ−ブチロラクトン、γ−バレロ
ラクトン,スルホラン、ジメチルホルムアミド、ジメト
キシエタン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、プ
ロピオンニトリル、グルタロニトリル、アジポニトリ
ル、メトキシアセトニトリル、ジメチルアセトアミド、
メチルピロリジノン、ジメチルスルホキシド、ジオキソ
ラン、スルホラン、トリメチルホスフェイト、ポリエチ
レングリコール等の有機極性溶媒が挙げられ、好ましく
は、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、
ジメチルスルホキシド、ジメトキシエタン、アセトニト
リル、γ−ブチロラクトン、スルホラン、ジオキソラ
ン、ジメチルホルムアミド、ジメトキシエタン、テトラ
ヒドロフラン、アジポニトリル、メトキシアセトニトリ
ル,ジメチルアセトアミド、メチルピロリジノン、ジメ
チルスルホキシド、ジオキソラン、スルホラン、トリメ
チルホスフェイト、ポリエチレングリコールなどの有機
極性溶媒が望ましい。これらは、使用に際して単独もし
くは混合物として使用できる。支持電解質としての塩類
は、特に限定されず、各種のアルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩などの無機イオン塩や4級アンモニウム塩や
環状4級アンモニウム塩などがあげられ、具体的にはL
iClO4 、LiSCN,LiBF4 、LiAsF6
LiCF3 SO3 、LiPF6 、LiI、NaI、Na
SCN、NaClO4 、NaBF4 、NaAsF6 、K
SCN,KCl等のLi、Na、Kのアルカリ金属塩等
や、(CH3 )4 NBF4 、(C2 5 4 NBF4
(n−C4 9 4 NBF4 、(C2 5 4 NBr、
(C2 5 4 NClO4 、(n−C4 9 4 NCl
4 等の4級アンモニウム塩および環状4級アンモニウ
ム塩等、もしくはこれらの混合物が好適なものとして挙
げられる。支持電解質としての酸類は、特に限定され
ず、無機酸、有機酸などが挙げられ、具体的には硫酸、
塩酸、リン酸類、スルホン酸類、カルボン酸類などが挙
げられる。支持電解質としてのアルカリ類は、特に限定
されず、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウムなどが挙げられる。
【0007】前記ゲル化液系イオン伝導性物質として
は、前記液系イオン伝導性物質に、さらにポリマーを含
有させたり、ゲル化剤を含有させたりして粘稠若しくは
ゲル状としたもの等を用いることができる。前記ポリマ
ーとしては、特に限定されず、例えばポリアクリロニト
リル、カルボキシメチルセルロース、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレンオキサイド、ポリウレタン、ポリアクリレ
ート、ポリメタクリレート、ポリアミド、ポリアクリル
アミド、セルロース、ポリエステル、ポリプロピレンオ
キサイド、ナフィオンなどが挙げられる。前記ゲル化剤
としては、特に限定されず、オキシエチレンメタクリレ
ート、オキシエチレンアクリレート、ウレタンアクリレ
ート、アクリルアミド、寒天、などが挙げられる。 前
記固体系イオン伝導性物質としては、室温で固体であ
り、かつイオン導電性を有するものであれば特に限定さ
れず、ポリエチレンオキサイド、オキシエチレンメタク
リレートのポリマー、ナフィオン、ポリスチレンスルホ
ン酸、Li3 N、Na- β- Al2 3 、Sn(HPO
4 2 ・H2 Oなどが挙げることができ、特にオキシア
ルキレンメタクリレート系化合物、オキシアルキレンア
クリレート系化合物またはウレタンアクリレート系化合
物を重合することによって得られる高分子化合物等を用
いた高分子固体電解質が好ましい。
【0008】前記高分子固体電解質の第1の例として
は、下記一般式(3)で示されるウレタンアクリレー
ト,前記有機極性溶媒,および前記支持電解質を含む組
成物(以下組成物Aと略す)を固化することにより得ら
れる高分子固体電解質が挙げられる。
【化5】 (式中R1 およびR2 は同一または異なる基であって、
一般式(4)〜(6)から選ばれる基を示す。R3 およ
びR4 は同一または異なる基であって、炭素数1〜2
0、好ましくは2〜12の2価炭化水素残基を示す。Y
はポリエーテル単位、ポリエステル単位、ポリカーボネ
ート単位またはこれらの混合単位を示す。またnは1〜
100、好ましくは1〜50、さらに好ましくは1〜2
0の範囲の整数を示す。)
【化6】
【化7】
【化8】 一般式(4)〜(6)に於いて、R5 〜R7 は同一また
は異なる基であって、水素原子または炭素数1〜3のア
ルキル基を示す。またR8 は炭素数1〜20の、好まし
くは炭素数2〜8の2〜4価有機残基を示す。かかる有
機残基としては、具体的には、アルキルトリル基、アル
キルテトラリル基、下記一般式(7)で示されるアルキ
レン基等の炭化水素残基が挙げられる。
【化7】一般式(7)に於いて、R9 は炭素数1〜3の
アルキル基または水素を示し、p は0〜6の整数を示
す。pが2以上の場合R9 は同一でも異なっても良い。
また、前記の炭化水素残基は、水素原子の一部が炭素数
1〜6、好ましくは1〜3のアルコキシ基、炭素数6〜
12のアリールオキシ基などの含酸素炭化水素基により
置換されている基でもよい。一般式(3)〜(5)に於
けるR8 としては具体的には、 等を好ましく挙げることができる。一般式(3)のR3
及びR4 で示される2価炭化水素残基としては、鎖状2
価炭化水素基、芳香族炭化水素基、含脂環炭化水素基な
どが挙げられるが、鎖状2価炭化水素基としては、先の
一般式(7)で示されるアルキレン基等を挙げることが
できる。また、前記芳香族炭化水素基および含脂環炭化
水素基としては、下記一般式(8)〜(10)で示され
る炭化水素基等が挙げられる。
【化10】
【化11】
【化12】 一般式(8)〜(10)に於いて、R10およびR11は同
一または異なる基であって、フェニレン基、置換フェニ
レン基(アルキル置換フェニレン基等)、シクロアルキ
レン基、置換シクロアルキレン基(アルキル置換シクロ
アルキレン基等)を示す。R12〜R15は同一または異な
る基であって、水素原子または炭素数1〜3のアルキル
基を示す。また、qは1〜5の整数を示す。一般式
(3)に於けるR3 およびR4 の具体例は、下記の一般
式(11)〜(17)で例示できる。
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【化18】
【化19】 一般式(3)に於けるYはポリエーテル単位、ポリエス
テル単位およびポリカーボネート単位またはこれらの混
合単位を示すが、このポリエーテル単位、ポリエステル
単位、ポリカーボネート単位及びこれらの混合単位とし
ては、それぞれ下記の一般式(a)〜(d)で示される
単位を挙げることができる。
【化20】
【化21】
【化22】
【化23】 一般式(a)〜(d)に於いて、R16〜R21は同一また
は異なる基であって、炭素数1〜20、好ましくは2〜
12の2価の炭化水素残基を示す。特にR24は炭素数2
〜6程度が好ましい。前記R16〜R21としては、直鎖ま
たは分岐のアルキレン基などが好ましく、具体的には、
18としてはメチレン基、エチレン基、トリメチレン
基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチ
レン基、プロピレン基等が好ましい。また、R16〜R17
およびR19〜R21としてはエチレン基、プロピレン基な
どが好ましい。また、mは2〜300、好ましくは10
〜200の整数を示す。また、rは1〜300、好まし
くは2〜200の整数、sは1〜200、好ましくは2
〜100の整数、tは1〜200、好ましくは2〜10
0の整数、uは1〜300、好ましくは10〜200の
整数を示す。また、一般式(a)〜(d)に於いて、各
単位は同一でも、異なる単位の共重合でも良い。即ち、
複数のR16〜R21が存在する場合、R16同志、R17
志、R18同志、R19同志、R20同志およびR21同志は同
一でも異なっても良い。前記共重合体の例としてはエチ
レンオキサイドとプロピレンオキサイドの共重合単位な
どが特に好適な例として挙げられる。前記一般式(3)
で示されるウレタンアクリレートの分子量は、通常、重
量平均分子量で2,500〜30,000、好ましくは
3,000〜20,000が望ましい。前記ウレタンア
クリレート1分子中の重合官能基数は、好ましくは2〜
6、さらに好ましくは2〜4が望ましい。前記一般式
(3)で示されるウレタンアクリレートは、公知の方法
により容易に製造することができ、その製法は特に限定
されるものではない。有機極性溶媒(有機非水溶媒)の
添加量はウレタンアクリレート100重量部に対して通
常100〜1200重量部、好ましくは200〜900
重量部%の割合である。有機非水溶媒の添加量が少なす
ぎると,イオン伝導度も十分ではなく、また有機非水溶
媒の添加量が多すぎると機械強度が低下してしまう場合
がある。
【0009】支持電解質としては、本発明の目的を損な
わない限り特に限定されないが、先に例示したものが好
適なものとして挙げられる。添加量としては有機非水溶
媒に対し0.1〜30重量%、好ましくは1〜20重量
%である。前記組成物Aは、基本的には前記ウレタンア
クリレート、有機非水溶媒(有機極性溶媒)および支持
電解質からなる基本成分を固化することにより得られる
が、この組成物には本発明の目的を損なわない範囲で任
意成分を必要に応じて加えることができ、そうした任意
成分としては、例えば架橋剤や重合開始剤(光または
熱)などが挙げられる。前記第1の例の高分子固体電解
質は、組成物Aを適宜公知の方法により所望個所に注入
した後、固化することにより対向する導電基板の間に介
在させることができる。ここでいう固化とは、重合性ま
たは架橋性の成分などが、重合(重縮合)や架橋の進行
に伴い硬化し、組成物全体として常温において実質的に
流動しない状態となることをいう。なお、この場合ネッ
トワーク状の基本構造を有する。
【0010】前記高分子固体電解質の第2の例として
は、下記一般式(18)で表される単官能アクリロイル
変性ポリアルキレンオキシド、多官能アクリロイル変性
ポリアルキレンオキシド、前記有機極性溶媒、および前
記支持電解質を含む組成物(以下組成物Bと略す)を固
化することにより得られる高分子固体電解質が挙げられ
る。
【化24】 (式中,R22,R23,R24およびR25は、各々水素また
は1〜5の炭素原子を有するアルキル基であり,nは1
以上の整数を示す) 一般式(18)に於いて、R22,R23,R24およびR25
は、各々水素または1〜5の炭素原子を有するアルキル
基であるが、そのアルキル基としては,メチル基,エチ
ル基,i-プロピル基,n-プロピル基,n-ブチル基,t-ブ
チル基,n-ペンチル基等が挙げられ、互いに同一でも異
なってもよく、特にR22は水素、メチル基、R23は水
素、メチル基、R24は水素、メチル基、R25は水素、メ
チル基、エチル基であることが好ましい。一般式(1
8)のnは、1以上の整数、通常1≦n≦100、好ま
しくは2≦n≦50、さらに好ましくは2≦n≦30の
範囲の整数を示す。一般式(18)で示される化合物の
具体例としては、オキシアルキレンユニットを1〜10
0、好ましくは2〜50、さらに好ましくは1〜20の
範囲で持つメトキシポリエチレングリコールメタクリレ
ート、メトキシポリプロピレングリコールメタクリレー
ト、エトキシポリエチレングリコールメタクリレート、
エトキシポリプロピレングリコールメタクリレート、メ
トキシポリエチレングリコールアクリレート、メトキシ
ポリプロピレングリコールアクリレート、エトキシポリ
エチレングリコールアクリレート、エトキシポリプロピ
レングリコールアクリレート、またはこれらの混合物等
を挙げることができる。一般式(18)のnが2以上の
場合、オキシアルキレンユニットは互いに異なるいわゆ
る共重合オキシアルキレンユニットを持つものでもよ
く、その具体例としては、例えば、オキシエチレンユニ
ットを1〜50、好ましくは1〜20の範囲で持ち、か
つオキシプロピレンユニットを1〜50、好ましくは1
〜20の範囲で持つところの、メトキシポリ(エチレン
・プロピレン)グリコールメタクリレート、エトキシポ
リ(エチレン・プロピレン)グリコールメタクリレー
ト、メトキシポリ(エチレン・プロピレン)グリコール
アクリレート、エトキシポリ(エチレン・プロピレン)
グリコールアクリレート、またはこれらの混合物などが
挙げられる。
【0011】本発明で使用可能な多官能アクリロイル変
性ポリアルキレンオキシドとしては、一般式(19)で
示される、いわゆる2官能アクリロイル変性ポリアルキ
レンオキシド及び一般式(20)で表される、いわゆる
3官能以上の多官能アクリロイル変性ポリアルキレンオ
キシドなどが挙げられる。
【化25】 (式中、R26、R27、R28およびR29は、各々水素また
は1〜5の炭素原子を有するアルキル基であり,mは1
以上の整数を示す。)
【化26】 (式中、R30、R31およびR32は、各々水素または1〜
5の炭素原子を有するアルキル基であり,pは1以上の
整数を示し、qは2〜4の整数であり、Lはq価の連結
基を示す) 前記一般式(19)において、式中のR26、R27、R28
およびR29は、各々水素または1〜5の炭素原子を有す
るアルキル基であるが、このアルキル基としては、メチ
ル基、エチル基、i-プロピル基、n-プロピル基、n-ブチ
ル基、t-ブチル基、n-ペンチル基等が挙げられる。特に
26は水素、メチル基、R27は水素、メチル基、R28
水素、メチル基、R29は水素、メチル基であることが好
ましい。また、一般式(19)中のmは、1以上の整
数、通常1≦m≦100、好ましくは2≦m≦50、さ
らに好ましくは2≦m≦30の範囲の整数を示すが、そ
うした化合物の具体例は、オキシアルキレンユニットを
1〜100、好ましくは2〜50、さらに好ましくは1
〜20の範囲で持つポリエチレングリコールジメタクリ
レート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジメタクリレート、またはこれらの混合物
等を挙げることができる。また、mが2以上の場合、オ
キシアルキレンユニットが互いに異なるいわゆる共重合
オキシアルキレンユニットを持つものでもよく、その例
としては、例えば、オキシエチレンユニットを1〜5
0、好ましくは1〜20の範囲で持ち、かつオキシプロ
ピレンユニットを1〜50、好ましくは1〜20の範囲
で持つところの、ポリ(エチレン・プロピレン)グリコ
ールジメタクリレート,ポリ(エチレン・プロピレン)
グリコールジアクリレート、またはこれらの混合物など
が挙げられる。一般式(20)に於けるR30,R31およ
びR32は、各々水素または1〜5の炭素原子を有するア
ルキル基であるが、このアルキル基としては、メチル
基、エチル基、i-プロピル基、n-プロピル基、n-ブチル
基、t-ブチル基、n-ペンチル基等が挙げられる。特にR
30,R31およびR32は水素、メチル基が好ましい。ま
た、式中のpは1以上の整数、通常1≦p≦100、好
ましくは2≦p≦50さらに好ましくは2≦p≦30の
範囲の整数を示すものである。qは連結基Lの連結数で
あり,2≦q≦4の整数を示す。連結基Lとしては、通
常、炭素数1〜30、好ましくは1〜20の二価、三価
または四価の炭化水素基である。二価炭化水素基として
は、アルキレン基、アリーレン基、アリールアルキレン
基、アルキルアリーレン基、またはこれらを基本骨格と
して有する炭化水素基などが挙げられ、具体的には、 などが挙げられる。また、三価の炭化水素基としては、
アルキルトリル基、アリールトリル基、アリールアルキ
ルトリル基、アルキルアリールトリル基、またはこれら
を基本骨格として有する炭化水素基などが挙げられ、具
体的には (Bzはベンゼン環を示す)などが挙げられる。また、
四価の炭化水素基としては、アルキルテトラリル基、ア
リールテトラリル基、アリールアルキルテトラリル基、
アルキルアリールテトラリル基、またはこれらを基本骨
格として有する炭化水素基などが挙げられ、具体的には (Bzはベンゼン環を示す)等が挙げられる。こうした
化合物の具体例としては、オキシアルキレンユニットを
1〜100、好ましくは2〜50、さらに好ましくは1
〜20の範囲で持つトリメチロールプロパントリ(ポリ
エチレングリコールアクリレート)、トリメチロールプ
ロパントリ(ポリエチレングリコールメタクリレー
ト)、トリメチロールプロパントリ(ポリプロピレング
リコールアクリレート)、トリメチロールプロパントリ
(ポリプロピレングリコールメタクリレート)、テトラ
メチロールメタンテトラ(ポリエチレングリコールアク
リレート)、テトラメチロールメタンテトラ(ポリエチ
レングリコールメタクリレート)、テトラメチロールメ
タンテトラ(ポリプロピレングリコールアクリレー
ト)、テトラメチロールメタンテトラ(ポリプロピレン
グリコールメタクリレート)、2,2−ビス[4−(ア
クリロキシポリエトキシ)フェニル]プロパン、2,2
−ビス[4−(メタクリロキシポリエトキシ)フェニ
ル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロキシポリ
イソプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス
[4−(メタクリロキシポリイソプロポキシ)フェニ
ル]プロパン、またはこれらの混合物等を挙げることが
できる。また、pが2以上の場合、オキシアルキレンユ
ニットが互いに異なるいわゆる共重合オキシアルキレン
ユニットを持つものでもよく、例えば、オキシエチレン
ユニットを1〜50、好ましくは1〜20の範囲で持
ち、かつオキシプロピレンユニットを1〜50、好まし
くは1〜20の範囲で持つところの、トリメチロールプ
ロパントリ(ポリ(エチレン・プロピレン)グリコール
アクリレート)、トリメチロールプロパントリ(ポリ
(エチレン・プロピレン)グリコールメタクリレー
ト)、テトラメチロールメタンテトラ(ポリ(エチレン
・プロピレン)グリコールアクリレート)、テトラメチ
ロールメタンテトラ(ポリ(エチレン・プロピレン)グ
リコールメタクリレート)、またはこれらの混合物など
がその具体例である。もちろん、前記一般式(19)で
示される2官能アクリロイル変性ポリアルキレンオキシ
ドと前記一般式(20)で表される3官能以上の多官能
アクリロイル変性ポリアルキレンオキシドを併用しても
よい。一般式(19)で示される化合物と一般式(2
0)で示される化合物を併用する場合、その重量比は通
常0.01/99.9〜99.9/0.01、好ましく
は1/99〜99/1、さらに好ましくは20/80〜
80/20の範囲が望ましい。本発明に使用される一般
式(1)で示される化合物と多官能アクリロイル変性ポ
リアルキレンオキシドの重量比は通常1/0.001〜
1/1,好ましくは1/0.05〜1/0.5の範囲で
ある。前記極性有機溶媒の配合割合としては、一般式
(18)で示される化合物および多官能アクリロイル変
性ポリアルキレンオキシドの重量和に対して通常50〜
800重量%、好ましくは100〜500重量%の範囲
が望ましい。また、前記支持電解質の配合割合は、一般
式(18)で示される化合物、多官能アクリロイル変性
ポリアルキレンオキシドおよび極性有機溶媒の重量和に
対して通常1〜30重量%、好ましくは3〜20重量%
の範囲である。前記組成物Bは、これらの各成分の他
に、任意成分として、本発明を損なわない限り、さらに
別の成分を必要に応じて加えることができる。任意成分
としては、特に限定されないが、光重合のための光重合
開始剤や熱重合するための熱重合開始剤等を挙げること
ができる。本発明に使用される重合開始剤の使用量は,
一般式(18)で示される化合物および、多官能アクリ
ロイル変性ポリアルキレンオキシドの重量和に対して通
常0.005〜5重量%、好ましくは0.01〜3重量
%の範囲である。
【0012】前記第2の例の高分子固体電解質は、組成
物Bを適宜公知の方法により所望個所に注入した後、固
化することにより対向する導電性基板の間に介在させる
ことができる。ここでいう固化とは、重合性または架橋
性の成分、例えば単官能または多官能アクリロイル変性
ポリアルキレンオキシドなどが、重合(重縮合)や架橋
の進行にともない硬化し、組成物全体として常温におい
て実質的に流動しない状態となることをいう。なお、こ
の場合、通常単官能または多官能アクリロイル変性ポリ
アルキレンオキシドはともににネットワーク状の基本構
造をとる。本発明には、上記した以外のイオン伝導性物
質も勿論使用可能である。
【0013】次に、本発明のエレクトロクロミック発色
層について説明する、本発明におけるエレクトロクロミ
ック層は、(A)下記一般式(1)で表されるビオロゲ
ン構造を有する化合物(以下「化合物A」という)と、
【化27】 (B)4,4’−ジピリジル(以下「化合物B1」と呼
ぶ)または下記一般式(2)で表される1置換の4,
4’−ジピリジニウム塩(以下「化合物B2」と呼ぶ)
を含有していることを特徴とする。以下、「化合物B
1」と「化合物B2」を総称して「化合物B」と呼ぶ。
【化28】 まず、化合物Aについて説明する。化合物Aは前記一般
式(1)で表されるビオロゲン構造を有している。一般
式(1)で表される構造において、X- ,Y- は対アニ
オンを表し、それぞれ同一であっても異なってもよく、
ハロゲンアニオン、ClO4 - ,BF4 -,PF6 -
CH3 COO- ,CH3 (C6 4 )SO3 - から選ば
れるアニオンを表す。前記ハロゲンアニオンとしては、
- ,Cl- ,Br- ,I- 等が挙げられる。前記ビオ
ロゲン構造を有する化合物としては、エレクトロクロミ
ック性を示すものである限り、特に限定されなく、前記
ビオロゲン構造単位そのものまたは該構造を含む単位を
繰り返し単位としたもの、または前記ビオロゲン構造の
末端に高分子量置換基を有するもの、高分子化合物の分
子鎖の一部が前記ビオロゲン構造を有する基により置換
されたもの、等のいわゆる高分子化合物、前記ビオロゲ
ン構造を含む低分子化合物のいずれでもよい。高分子化
合物のうち、前記前記ビオロゲン構造を含む単位を繰り
返し単位とした化合物については、ビオロゲン構造を側
鎖として有する側鎖型高分子化合物でもビオロゲン構造
を主鎖中に有する主鎖型高分子化合物のどちらでもよ
い。該側鎖型高分子化合物における主鎖部分の繰り返し
単位としては、特に限定されなく、例えば、炭化水素単
位、含酸素炭化水素単位、含窒素炭化水素単位、ポリシ
ロキサン単位、またはこれらの共重合単位などが挙げら
れる。前記ビオロゲン構造を有する化合物としては、例
えば、下記一般式(21)で表される重合体または共重
合体が挙げられる。
【化29】 一般式(21)中、mは1以上の整数、好ましくは1〜
1000の整数、nは0以上の整数、好ましくは0〜1
000の整数を示す。また、R33は炭素数1〜20、好
ましくは1〜12の2価の炭化水素残基または単なる共
有結合(即ち、前記炭化水素残基を介さずポリマー鎖に
直接ビオロゲン基が結合した形態)を示し、該炭化水素
残基としては、炭化水素基または含酸素炭化水素基が挙
げられる。前記炭化水素基としては、メチレン基,エチ
レン基,プロピレン基,テトラメチレン基,ペンタメチ
レン基,ヘキサメチレン基等の脂肪族炭化水素基,フェ
ニレン基,ビフェニレン基,ベンジリデン基等の芳香族
炭化水素基などが挙げられ、また,含酸素炭化水素基と
しては−OCH2 −基,−OCH2 CH2 −基,−OC
2 CH2 CH2 −基等の脂肪族アルコキシレン基,−
OCH2 CH2 O−基,−OCH2 CH2 CH2 O−基
等の脂肪族ジアルコキシレン基,−O(C64 )−
基,−OCH2 (C6 4 )−基等の芳香族アリーロキ
シ基,−O(C6 4 )O−基,−OCH2 (C
6 4 )O−基等の芳香族ジアリーロキシ基等が挙げら
れる。X- ,Y- はビオロゲンの対アニオンで一価の陰
イオンを示し,それぞれ同一でも異なってもよく,例え
ばF- ,Cl- ,Br- ,I- 等のハロゲンアニオンま
たはClO4 - ,BF4 - ,PF6 - ,CH3 CO
- ,CH3 (C6 4 )SO3 - 等が挙げられる。R
34,R35,R36は炭素数1〜20、好ましくは1〜12
の炭化水素基,ヘテロ原子含有置換基基,ハロゲン原子
を表し、該炭化水素基としては、例えばメチル基,エチ
ル基,プロピル基,ヘキシル基等のアルキル基,フェニ
ル基,トリル基,ベンジル基,ナフチル基等のアリール
基等が挙げられ、ヘテロ原子含有置換基としては、炭素
数1〜20、好ましくは1〜12の含酸素炭化水素基や
アミド基,アミノ基,シアノ基などが挙げられ、該含酸
素炭化水素基としては、メトキシ基,エトキシ基等のア
ルコキシル基,フェノキシ基,トリロキシ等のアリーロ
キシ基,カルボキシル基,カルボン酸エステル基などが
挙げられる。なお、一般式(21)で表される化合物が
共重合体の場合、その繰り返し単位の共重合様式は、ブ
ロック、ランダム、交互のいずれでもよい。ビオロゲン
構造を有する化合物の他の例としては、下記一般式(2
2)で表される重合体または共重合体が挙げられる。
【化30】 一般式(22)において、式中,m,nおよびX- ,Y
- は一般式(21)と同様のものを表すが、n=0であ
ることがより望ましい。R37,R39は各々一般式(2
1)のR33と同じものを表し、各々同一でも異なっても
よい。また、R38,R40は一般式(21)のR34と同じ
ものを表し、各々同一でも異なってもよい。なお、一般
式(22)で表される化合物が共重合体の場合、その繰
り返し単位の共重合様式は、ブロック、ランダム、交互
のいずれでもよい。ビオロゲン構造を有する化合物の別
の例としては、下記一般式(23)で表される重合体ま
たは共重合体が挙げられる。
【化31】 一般式(23)において、m,nおよびX- ,Y- は一
般式(21)と同様のものを表すが、n=0であること
がより望ましい。R41は一般式(21)のR33と同じも
のを表し、R42,R43,R44は一般式(21)のR34
同じものを表し、各々同一でも異なってもよい。なお、
一般式(23)で表される化合物が共重合体の場合、そ
の繰り返し単位の共重合様式は、ブロック、ランダム、
交互のいずれでもよい。さらに別の例としては、下記一
般式(24)で表される重合体が挙げられる。
【化32】 一般式(24)において、pは0以上の整数を示し、好
ましくは0〜20であり、qは1〜1000の整数を示
す。また、R45は一般式(21)のR33と同じものを示
す。さらに、ビオロゲン構造を有する化合物の例として
は、下記一般式(25)で表される重合体または共重合
体が挙げられる。
【化33】 一般式(25)において、rは1以上の整数を示し、好
ましくは1〜1000である。R46は一般式(21)の
33と同じものを示し、R47は一般式(21)のR35
同じものを示す。
【0014】本発明において用いられる前記ビオロゲン
構造を有する化合物について、その代表例を前記一般式
(21)〜(25)で例示したが、それら一般式に包含
される化合物と、包含されないが本発明で使用可能な化
合物との具体例を摘記すれば、次の通りである。具体例
を表す式に於いて、Prはプロピル基を示す。
【化34】
【化35】
【化36】
【化37】
【化38】
【化39】
【化40】
【化41】
【化42】
【化43】
【化44】
【化45】
【化46】
【化47】
【化48】 次に化合物Bについて説明する。化合物Bには、前述の
通り、4,4’−ジピリジル(化合物B1)と、一般式
(2)で表される1置換4,4’−ジピリジニウム塩
(化合物B2)が包含される。なお、1置換ジピリジウ
ム塩の置換構造は,何種類のものの混合物であっても構
わない。化合物B2としては、化合物Aと併用する際に
エレクトロクロミック性を示すものである限り、特に限
定されなく、1置換ジピリジン構造単位そのもの(1置
換4,4’−ジピリジニウム塩の末端が水素のもの)、
該構造を含む単位を繰り返し単位としたもの、または1
置換4,4’−ジピリジニウム塩の末端に高分子量置換
基を有するもの、等のいわゆる高分子化合物や、1置換
4,4’−ジピリジニウム塩の末端が水素のもの、また
は1置換4,4’−ジピリジニウム塩の末端に低分子量
置換基を有するもの、等のいわゆる低分子化合物のいず
れでもよい。高分子化合物のうち、前記1置換ジピリジ
ン構造を含む単位を繰り返し単位とした化合物について
は、1置換ジピリジン構造を側鎖として有する側鎖型高
分子化合物でも,高分子鎖末端に1置換ジピリジン構造
を有する高分子鎖でも良い。該側鎖型高分子化合物にお
ける主鎖部分の繰り返し単位としては、特に限定されな
く、例えば、炭化水素単位、含酸素炭化水素単位、含窒
素炭化水素単位、ポリシロキサン単位、またはこれらの
共重合単位などが挙げられる。化合物B2としては、例
えば、下記一般式(26)で表される重合体または共重
合体が挙げられる。
【化49】 一般式(26)中、mは1以上の整数、好ましくは1〜
1000の整数、nは0以上の整数、好ましくは0〜1
000の整数を示す。また、R48は炭素数1〜20、好
ましくは1〜12の2価の炭化水素残基または単なる共
有結合(即ち、前記炭化水素残基を介さずポリマー鎖に
直接1置換ジピリジン基が結合した形態)を示し、該炭
化水素残基としては、炭化水素基または含酸素炭化水素
基が挙げられる。前記炭化水素基としては、メチレン
基,エチレン基,プロピレン基,テトラメチレン基,ペ
ンタメチレン基,ヘキサメチレン基等の脂肪族炭化水素
基,フェニレン基,ビフェニレン基,ベンジリデン基等
の芳香族炭化水素基などが挙げられ、また,含酸素炭化
水素基としては−OCH2 −基,−OCH2 CH2
基,−OCH2 CH2 CH2 −基等の脂肪族アルコキシ
レン基,−OCH2 CH2 O−基,−OCH2 CH2
2 O−基等の脂肪族ジアルコキシレン基,−O(C6
4 )−基,−OCH2 (C6 4 )−基等の芳香族ア
リーロキシ基,−O(C6 4 )O−基,−OCH
2 (C6 4 )O−基等の芳香族ジアリーロキシ基等が
挙げられる。X- は1置換ジピリジンの対アニオンで一
価の陰イオンを示し,それぞれ同一でも異なってもよ
く,例えばF- ,Cl- ,Br- ,I- 等のハロゲンア
ニオンまたはClO4 - ,BF4 - ,PF6 - ,CH3
COO- ,CH3 (C6 4 )SO3 - 等が挙げられ
る。R49,R50は炭素数1〜20、好ましくは1〜12
の炭化水素基,ヘテロ原子含有置換基基,ハロゲン原子
を表し、該炭化水素基としては、例えばメチル基,エチ
ル基,プロピル基,ヘキシル基等のアルキル基,フェニ
ル基,トリル基,ベンジル基,ナフチル基等のアリール
基等が挙げられ、ヘテロ原子含有置換基としては、炭素
数1〜20、好ましくは1〜12の含酸素炭化水素基や
アミド基,アミノ基,シアノ基などが挙げられ、該含酸
素炭化水素基としては、メトキシ基,エトキシ基等のア
ルコキシル基,フェノキシ基,トリロキシ等のアリーロ
キシ基,カルボキシル基,カルボン酸エステル基などが
挙げられる。なお、一般式(26)で表される化合物が
共重合体の場合、その繰り返し単位の共重合様式は、ブ
ロック、ランダム、交互のいずれでもよい。1置換ジピ
リジン構造を有する化合物の別の例としては、下記一般
式(27)で表される重合体または共重合体が挙げられ
る。
【化50】 一般式(27)において、m,nおよびX- は一般式
(26)と同様のものを表すが、n=0であることがよ
り望ましい。R51は一般式(26)のR48と同じものを
表し、R52,R53は一般式(26)のR49と同じものを
表し、各々同一でも異なってもよい。また、R51は一般
式(27)ではR53が結合しているピリジン環のどこか
に結合しているが,一般式(27)の何も置換していな
いピリジン環のどこかに結合していても良い。なお、一
般式(27)で表される化合物が共重合体の場合、その
繰り返し単位の共重合様式は、ブロック、ランダム、交
互のいずれでもよい。さらに、1置換ジピリジン構造を
有する化合物の例としては、下記一般式(28)で表さ
れる重合体または共重合体が挙げられる。
【化51】 一般式(28)において、rは1以上の整数を示し、好
ましくは1〜1000である。R54は一般式(26)の
48と同じものを示す。
【0015】本発明において用いられる前記1置換ジピ
リジン構造を有する化合物について、その代表例を前記
一般式(26)〜(28)で例示したが、それら一般式
に包含される化合物と、包含されないが本発明で使用可
能な化合物との具体例を摘記すれば、次の通りである。
【化52】
【化53】
【化53】
【化55】
【化56】
【化57】
【化58】
【化59】
【化60】
【化61】
【化62】
【化63】
【化64】
【化65】
【化66】
【化67】 これらの化合物A、化合物B1および化合物B2は、公
知の方法により容易に製造することができる。本発明の
エレクトロクロミック層は、前述の通り化合物Aおよび
化合物Bを含有するが、典型的には化合物Aと化合物B
からなる組成物から構成される。化合物Aと化合物Bか
らなる組成物の製造方法は、化合物Aと化合物Bを各々
別個に製造したのち混合する方法はもちろんのこと、化
合物Aおよび化合物B(典型的には化合物B2)を各々
誘導する前駆体または原料を用い、当該前駆体またはお
よび原料を所望の条件において反応させ、目的の前記組
成物を形成せしめる方法などが挙げられ、特に工業的に
は後者の方法が好ましい。例えば、化合物B1は一般に
市販されており、容易に入手可能である。また、化合物
B1を出発物質とし、窒素原子に導入したい側鎖、また
は、重合可能な官能基を有する化合物の内、窒素原子に
結合させたい原子にハロゲン原子などを結合させたもの
を、4,4’−ジピリジル(化合物B1)に対して等モ
ル以上(通常4,4’−ジピリジルに対して1〜3倍
(モル倍)程度)を、不活性溶媒(アルコール類,ペン
タン,ヘキサン,シクロヘキサン,ジエチルエーテル,
アセトン,ベンゼン,トルエン,酢酸エチル,アセトニ
トリル,ジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキシド
などのハロゲンを含まず、4,4’−ジピリジルと反応
しない有機溶媒)中で作用させ、一定時間加熱撹拌した
後、溶媒および未反応のハロゲン化化合物を減圧溜去す
ることにより、化合物Aおよび化合物B2、そして未反
応の化合物B1の混合物が得られる。本発明に用いるビ
オロゲンの精製方法としては,再結晶やカラム分離が一
般的であるが,本発明ではこれらの操作を簡略化し,原
料化合物であるハロゲン化化合物や,反応に用いた溶媒
の除去のみで充分である。また、化合物(A)と化合物
(B)の組成比(モル組成比)は、A:Bが通常1:9
9〜99.9:0.1、好ましくは80:20〜99.
9:0.1、さらに好ましくは95:5〜99:1が望
ましい。
【0016】本発明のエレクトロクロミック発色層は、
化合物Aと化合物Bを必須に含有するが、典型的には発
色層の実質的全てが化合物Aおよび化合物Bだけで構成
される。前記化合物をエレクトロクロミック発色層とす
るには、通常、前記導電基板上に前記化合物を膜状また
は層状に形成せしめることにより得ることができる。膜
または層を形成する方法は特に限定されないが、化合物
Aおよび化合物Bを溶媒に溶解し、その溶液を前記導電
基板に塗布、乾燥する方法、化合物Aおよび化合物Bを
加熱することにより溶融し、その溶融物を前記導電性基
板上に流延したのち冷却する方法などが挙げられ、特に
前者が好ましい。前者の方法において用いられる溶媒と
しては、化合物Aおよび化合物Bを溶解し、塗布後揮発
により除去されうるものであれば、特に限定されない
が、例えばジメチルスルフォキシド、ジメチルアセトア
ミド、ジメチルフォルムアミド、N−メチルピロリド
ン、γーバレロラクトン、ジメトキシエタン、アセトニ
トリル、プロピオンニトリル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、メタノール、エタノール、プロパノール、ク
ロロホルム、トルエン、ベンゼン、ニトロベンゼン、ジ
オキソラン等が挙げられる。また、塗布法としてはキャ
ストコート、スピンコート、ディップコート、スプレー
コート、ブレードコート、フローコートのいずれでもよ
い。乾燥方法も常法により適宜行うことができる。こう
して得られるエレクトロクロミック発色層は、電圧を印
可することで容易に酸化還元され着消色する。前記エレ
クトロクロミック発色層の厚さは、通常0.01μm〜
50μm、好ましくは0.1μm〜20μmが望まし
い。また、必要であれば化合物Aおよび化合物Bに、さ
らに発色を助長する化合物を併用してもよい。
【0017】本発明のエレクトロクロミックミラーは、
前記の通り、反射性導電基板と、透明導電基板と、前記
両基板間に挿設されたイオン伝導性物質層と、このイオ
ン伝導性物質層と前記反射性導電基板との間または前記
イオン伝導性物質層と前記透明導電基板との間の少なく
とも一方に挿設されたエレクトロクロミック発色層とで
構成され、前記のエレクトロクロミック発色層が、化合
物Aおよび化合物Bを含有していることを特徴とする
が、その基本構成について次に説明する。本発明に係る
エレクトロクロミックミラーの代表的な構成例は、図1
〜図4に示される。図1に例示されるエレクトロクロミ
ックミラーは、透明基板1の一方の面に透明電極層2を
形成した透明導電基板上に、エレクトロクロミック発色
層3を形成した第一の積層体と、透明又は不透明な基板
7の上に反射性電極層6を形成した反射性導電性基板か
らなる第二の積層体とを、エレクトロクロミック発色層
3及び反射性電極層6が向き合うよう適宜に間隔で対向
させ、ここにイオン伝導性物質を挟持させてなるもので
ある。図2に例示されるエレクトロクロミックミラ−
は、透明基板1の一方の面に透明電極層2を形成した透
明導電性基板上に、エレクトロクロミック発色層3を形
成した第一の積層体と、透明基板1の一方の面に透明電
極層2を、他方の面に反射層8を形成した第二の積層体
とを、第一の積層体のエレクトロクロミック発色層3と
第二の積層体の透明電極層2が向き合うよう適宜な間隔
で対向させ、ここにイオン伝導性物質を挟持させてなる
ものである。図3に例示されるエレクトロクロミックミ
ラーは、透明基板1の一方の面に透明電極層2を形成し
た透明導電基板(第一の積層体)と、透明又は不透明な
基板7上に反射性電極層6を形成し、その反射性電極層
の上にエレクトロクロミック発色層3を形成した第二の
積層体とを、第一の積層体の透明電極層と第二の積層体
のエレクトロクロミック発色層3とが向き合うよう適宜
な間隔で対向させ、ここにイオン伝導性物質を挟持させ
てなるものである。図4に例示されるエレクトロクロミ
ックミラーは、透明基板1の一方の面に透明電極層2を
形成した透明導電基板(第一の積層体)と、透明基板1
の一方の面に透明電極層2を、さらにその上にエレクト
ロクロミック発色層3を形成し、透明基板1の他方の面
に反射層8を形成した第二の積層体とを、第一の積層体
の透明電極層2と第二の積層体のエレクトロクロミック
発色層3とが向き合うよう適宜な間隔で対向させ、ここ
にイオン伝導性物質を挟持させてなるものである。もち
ろん、図1〜4に示すエレクトロクロミックミラーは、
それぞれの電極間に電圧を印加することによりエレクト
ロクロミック現象による発色・消色を起こすことができ
る。電圧印加手段としては公知のものを利用することが
できる。
【0018】本発明のエレクトロクロミックミラーを構
成する各膜および層の形成方法としては、特に限定され
るものではなく、各膜および層を前述の製法に従い順次
作成する方法ができる。例えば、図1に示す構成のエレ
クトロクロミックミラーの場合、透明基板1上に前述の
方法により透明電極層2を形成し、次いで前述の方法に
よりエレクトロクロミック発色層3を形成して積層板を
得る(積層板A)。別に、基板7上に前述の方法により
反射性電極層6を形成して積層板を得る(積層板B)を
得る。続いて、積層板Aと積層板Bを1〜1000μm
程度の間隔で対向させ、注入口を除いた周囲をシール材
5でシールし、注入口付きの空セルを作成する。イオン
伝導性物質4またはその前駆体(通常液状)を前述の方
法で注入し、イオン伝導性物質層6を形成することによ
りエレクトロクロミックミラーを得ることができる。前
記積層板AとBを対向させる際、間隔を一定に確保する
ためにスペーサーを用いることができる。スペーサーと
しては特に限定されないが、ガラス、ポリマー等で構成
されるビーズまたはシートを用いることができる。スペ
ーサーは、対向する導電基板の間隙に挿入したり、導電
基板の電極上に樹脂等の絶縁物で構成される突起状物を
形成する方法等より設けることができる。また、イオン
導電性物質層4の形成には、例えば、前記固体系イオン
導電性物質の前駆体等を対向する導電基板の間隙に注入
し、その後硬化させる方法等により形成することができ
る。硬化方法としては、特に限定されないが、光による
方法、熱による方法、経時的に硬化する反応液を注入直
前に混合した後、直ちに注入し硬化させる方法等が挙げ
られる。なお、注入口は適宜に封止すればよい。また、
他の方法としては、透明基板1上に前述の方法により透
明電極層2、エレクトロクロミック発色層3及びイオン
導電性物質層4を、記載順に順次形成して積層体を得る
(積層体A’)。別に、基板7上に前述の方法により反
射性電極層6を形成して積層体を得る(積層体B’)を
得る。ついで、積層体A’のイオン伝導性物質層と、積
層体B’の反射性電極層とが密着するように、両積層体
を1〜1000μm程度の間隔で対向させ、周囲をシー
ル材5でシールする方法が挙げられる。また、図2に示
す構成のエレクトロクロミックミラーの場合、透明基板
1の一方の面に透明電極層2、もう一方の面に反射層8
を形成させ、以後図1に示す構成の場合と同様の手順に
よりエレクトロクロミックミラーを得ることができる。
図3および図4に示されるエレクトロクロミックミラー
ついても、図1および図2に示される構成の場合と同様
の手順により製造することができる。本発明のエレクト
ロクロミックミラーの代表的な構成例については、前述
の図1〜4に示されているとおりであるが、本発明のエ
レクトロクロミックミラーは、これらの構成に何ら限定
されるものではなく、さらに他の構成要件を具備しても
よい。他の構成要件としては、例えば、紫外線反射層や
紫外線吸収層などの紫外線カット層、ミラー全体もしく
は各膜層の表面保護を目的とするオーバーコート層など
が挙げられ、前記紫外線カット層としては、透明基板1
の外界側もしくは透明電極層側、オーバーコート層とし
ては、透明基板1の外界側や反射層8の外界側などに設
置することが好適な態様として挙げられる。
【0019】
【発明の効果】本発明のエレクトロクロミックミラー
は、特定の化合物を含有するエレクトロクロミック層を
用いることにより応答速度が速く、十分な耐久性やメモ
リー性を有する。本発明のエレクトロクロミックミラー
は、特定の化合物を含有するエレクトロクロミック層を
用いるため、比較的容易にかつ安価に製造することがで
き、また、係る化合物の仕様を変更することにより着色
濃度が容易に調節できるという優れた特徴を有する。イ
オン伝導性物質層として固体電解質を用いることが容易
であり、したがって、電解質溶液が飛び散ることがな
く,大型で安全性が高いミラーを作ることができる。ま
た、本発明においては、ビオロゲン化合物として、ビオ
ロゲンを必ずしも十分精製しないものを用いることがで
きるという工業的に大きな効果がある。さらに、ミラー
系中にわずかに混入する酸などが混入しても、ビオロゲ
ン化合物や電解質などが劣化の劣化が起こりにくく、そ
の結果着消色機能の寿命が短くなることを防ぎ,長期に
亘り安定した性能を発揮するエレクトロクロミックミラ
ーを製造することができる。以上のことから、本発明の
エレクトロクロミックミラーは、自動車等の車両用に代
表される防眩ミラーや、装飾用ミラーなどに好適に使用
することができる。
【0020】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明を具体的に説明
するが,発明は実施例に制限されるものではない。 実施例1(1)エレクトロクロミック化合物の合成 アセトン中で4,4’−ジピリジルと1−ブロモプロパ
ンとをアセトン加熱還流下で等モル作反応させた後,ア
セトン溶媒と未反応の1−ブロモプロパンを溜去して得
られた4−(4' −ジピリジル)ピリジニウムを含む固
体に,ジメチルホルムアミド中100℃で1,2−ジブ
ロモエタンを反応させ、1−プロピル−1' −ブロモエ
チル−4,4' −ジピリジニウムブロマイドを含むビオ
ロゲン混合物を得た。これをNaOH水溶液により脱H
Brして、1−プロピル−1' −ビニル−4,4' −ジ
ピリジニウムブロマイドを含むビオロゲン混合物モノマ
ーとした。このようにして得られたモノマーを、ジ−t
−ブチルパーオキサイドを触媒として130℃でバルク
重合させ、下記構造のポリマー(平均分子量約4,00
0,nは約10)を主成分とする固体(固体A)得た。
【化68】 得られたポリマーをメタノールを用いてソックスレー抽
出した。メタノールを除去して得られた溶出物を液体ク
ロマトグラフィーおよび 1H−NMRで評価したとこ
ろ,4,4’−ジピリジルであった。量は,最初に反応
させた4,4’−ジピリジルの約0.1%であった。
4,4’−ジピリジルを上記ソックスレー抽出処理によ
り除去したポリマーについて,水溶液中,濃度既知のH
Br水溶液で中和滴定反応を行ったところ,初期に反応
させた4,4’−ジピリジルに対してモル比にして約3
%のHBrが消費された。すなわち,約3モル%の化合
物B2がポリマー中に存在することが確認された。(2)エレクトロクロミックミラーの作製 前記(1)で製造した固体Aをニトロベンゼンに溶解さ
せて10重量%溶液とし、これを実施例1で用いたと同
様の積層板Bの白金薄膜面(反射性電極側)に塗布し、
ホットプレート上で加熱してニトロベンゼンを除いて、
エレクトロクロミック該化合物の薄膜を得て(膜厚約5
μm)、これをエレクトロクロミック層付き反射性導電
基板とした(積層板C)。一方、透明導電性基板とし
て、透明電極層としてパラジウムの付いたガラス基板を
用い、これを積層板Dとし、該パラジウムの周辺部に,
電解質前駆体溶液の注入口の部分を除いてエポキシ系接
着剤を線状に塗布し、積層板Cのエレクトロクロミック
層と積層板Dの透明電極層がとが向き合うように両積層
板を重ね合わせ、加圧しながら接着剤を硬化させ、注入
口付き空セルを作製した。他方で、メトキシポリエチレ
ングリコールモノメタクリレート(新中村化学工業株式
会社製 MEO4)[オキシエチレンユニット数4]
1.0g、ポリエチレングリコールジメタクリレート
(新中村化学工業株式会社製 9G)[オキシエチレン
ユニット数9]0.02g、γ−ブチロラクトン 4.
0gの混合溶液に,過塩素酸リチウム0.4gを添加し
て均一溶液とした。暗室内で、上記均一溶液に光重合開
始剤である1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン(メルク社
製、商品名「ダイキュア−1116」)0.02gを添
加し、得られた均一溶液を脱気後、上述のようにして作
成したセルの注入口より電解質前駆体として注入した。
注入口をエポキシ系接着剤で封止した後、透明基板側か
ら蛍光灯の光を当てて電解質前駆体を硬化させ、固体型
電解質を得た。このようにして図3に示す構成の全固体
型エレクトロクロミックミラーを得た。このミラーは組
み立てた時点では着色しておらず,反射率は約85%で
あった。また、電圧を印可すると応答性に優れ、良好な
エレクトロクロミック特性を示した。すなわち,1.5
Vの電圧を印可すると着色し、反射率約15%となっ
た。電圧印可を停止後も着色状態を維持し100時間後
も反射率10%であった。このミラーの着消色挙動を繰
り返し試験で評価したところ約15万回以上一定の着色
度合いを示した。 実施例2(1)エレクトロクロミック化合物の合成 アセトン中で4,4’−ジピリジルと1−クロロプロパ
ン,p−クロロメチルスチレンを加熱還流下で各等モル
作反応させた後,アセトン溶媒を溜去して,N−プロピ
ル−N’−(p−ビニルフェニルメチル)ジピリジニウ
ムジクロライドを主成分とする固体を得た。この固体に
対してこれ以上の精製処理は行わなかった。100ml
の3つ口フラスコに、上記化合物 5g、アクリルアミ
ド 0.92g、純水 30ml加えてマグネチックス
ターラーで撹拌した後、30%過酸化水素水を0.1m
l加えて50℃に加熱した。12時間後反応溶液をアセ
トンに注いでポリマーを析出させたところ、下記構造を
有するポリマー(平均分子量約3,500,m,nとも
に約7.5)を主成分とする固体Bを得た。
【化69】 得られた固体Bをメタノールを用いてソックスレー抽出
した。メタノールを除去して得られた溶出物を液体クロ
マトグラフィーおよび 1H−NMRで評価したところ,
4,4’−ジピリジルであった。量は,最初に反応させ
た4,4’−ジピリジルの約0.1%であった。4,
4’−ジピリジルを上記ソックスレー抽出処理により除
去したポリマーについて,水溶液中,濃度既知のHBr
水溶液で中和滴定反応を行ったところ,初期に反応させ
た4,4’−ジピリジルに対してモル比にして約2%の
HBrが消費された。すなわち,約2%の1置換ジピリ
ジニウム塩がポリマー中に存在することが確認された。(2)エレクトロクロミックミラーの作製 前記(1)で製造した固体Bをニトロベンゼンに溶解さ
せて10重量%溶液とし、これを実施例1で用いたと同
様の積層板Bの白金薄膜面(反射性電極側)に塗布し、
ホットプレート上で加熱してニトロベンゼンを除いて、
エレクトロクロミック該化合物の薄膜を得て(膜厚約5
μm)、これをエレクトロクロミック層付き反射性導電
基板とした(積層板C)。一方、透明導電性基板とし
て、透明電極層としてパラジウムの付いたガラス基板を
用い、これを積層板Dとし、該パラジウムの周辺部に,
電解質前駆体溶液の注入口の部分を除いてエポキシ系接
着剤を線状に塗布し、積層板Cのエレクトロクロミック
層と積層板Dの透明電極層がとが向き合うように両積層
板を重ね合わせ、加圧しながら接着剤を硬化させ、注入
口付き空セルを作製した。他方で、メトキシポリエチレ
ングリコールモノメタクリレート(新中村化学工業株式
会社製 MEO4)[オキシエチレンユニット数4]
1.0g、ポリエチレングリコールジメタクリレート
(新中村化学工業株式会社製 9G)[オキシエチレン
ユニット数9]0.02g、γ−ブチロラクトン 4.
0gの混合溶液に,過塩素酸リチウム0.4gを添加し
て均一溶液とした。暗室内で、上記均一溶液に光重合開
始剤である1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン(メルク社
製、商品名「ダイキュア−1116」)0.02gを添
加し、得られた均一溶液を脱気後、上述のようにして作
成したセルの注入口より電解質前駆体として注入した。
注入口をエポキシ系接着剤で封止した後、透明基板側か
ら蛍光灯の光を当てて電解質前駆体を硬化させ、固体型
電解質を得た。このようにして図3に示す構成の全固体
型エレクトロクロミックミラーを得た。このミラーは組
み立てた時点では着色しておらず,反射率は約85%で
あった。また、電圧を印可すると応答性に優れ、良好な
エレクトロクロミック特性を示した。すなわち,1.5
Vの電圧を印可すると着色し、反射率約15%となっ
た。電圧印可を停止後も着色状態を維持し100時間後
も反射率10%であった。このミラーの着消色挙動を繰
り返し試験で評価したところ、約15万回以上一定の着
色度合いを示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレクトロクロミックミラーの構成の
一つを示す断面図である。
【図2】本発明のエレクトロクロミックミラーの構成の
他の一つを示す断面図である。
【図3】本発明のエレクトロクロミックミラーの構成の
別の一つを示す断面図である。
【図4】本発明のエレクトロクロミックミラーの構成の
さらに別の一つを示す断面図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 透明電極層 3 エレクトロクロミック発色層 4 イオン伝導性物質層 5 シール材 6 反射性電極層 7 基板 8 反射層
【化4】
【化9】
【化54】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射性導電基板と、透明導電基板と、前
    記両基板間に設けたイオン伝導性物質層と、このイオン
    伝導性物質層と前記反射性導電基板との間または前記イ
    オン伝導性物質層と前記透明導電基板との間の少なくと
    も一方に設けたエレクトロクロミック発色層とで構成さ
    れ、前記のエレクトロクロミック発色層が、(A)下記
    の一般式(1)で表されるビオロゲン構造を有する化合
    物 【化1】 (式中、X- 、Y- は同一であっても異なってもよく、
    それぞれ個別にハロゲンアニオン、ClO4 - 、BF4
    - 、PF6 - 、CH3 COO- 、CH3 (C6 4 )S
    3 - から選ばれる対アニオンを示す。)および(B)
    4,4’−ジピリジルおよび/または下記の一般式
    (2)で表される1置換の4,4’−ジピリジニウム塩 【化2】 (式中、X- は、ハロゲンアニオン、ClO4 - 、BF
    4 - 、PF6 - 、CH3COO- 、CH3 (C6 4
    SO3 - から選ばれる対アニオンを示す。)を含有して
    いることを特徴とするエレクトロクロミックミラー。
  2. 【請求項2】 前記エレクトロクロミックミラーが全固
    体型であることを特徴とする請求項1記載のエレクトロ
    クロミックミラー。
JP9342316A 1997-11-05 1997-11-05 エレクトロクロミックミラー Pending JPH11142891A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9342316A JPH11142891A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 エレクトロクロミックミラー
EP98951693A EP1045275A4 (en) 1997-11-05 1998-11-05 ELECTROCHROMIC MIRROR
PCT/JP1998/004979 WO1999023531A1 (fr) 1997-11-05 1998-11-05 Miroir electrochromique
US09/562,540 US6437901B1 (en) 1997-11-05 2000-05-02 Electrochromic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9342316A JPH11142891A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 エレクトロクロミックミラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11142891A true JPH11142891A (ja) 1999-05-28

Family

ID=18352791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9342316A Pending JPH11142891A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 エレクトロクロミックミラー

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6437901B1 (ja)
EP (1) EP1045275A4 (ja)
JP (1) JPH11142891A (ja)
WO (1) WO1999023531A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004309798A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Sony Corp 電解質およびそれを用いた電気化学表示装置
JP2007298713A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Univ Waseda エレクトロクロミックディスプレイ
JP2008197679A (ja) * 2001-06-25 2008-08-28 Univ Of Washington 積層エレクトロクロミック素子
JP2009500677A (ja) * 2005-07-11 2009-01-08 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト ポリマー4,4′−ビピリジニウム構造体、エレクトロクロミック活性層用配合物及びそのための使用
JP2013037365A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Samsung Electronics Co Ltd エレクトロクロミック素子及びピクセル構造体並びに電子素子
KR20210080955A (ko) * 2019-12-23 2021-07-01 부산대학교 산학협력단 하이브리드 전기 변색 소재, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 전기 변색 소자

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1147882B1 (en) * 2000-03-28 2007-05-23 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Transparent conductive film, transparent conductive sheet and touchpanel
US7042628B1 (en) 2002-10-18 2006-05-09 Finisar Corporation Variable electrochromic optical attenuator
US7170921B1 (en) 2002-10-18 2007-01-30 Finisar Corporation Magneto-optic variable optical attenuator
US7196744B1 (en) 2002-10-18 2007-03-27 Finisar Corporation Optical transceiver package with a liquid crystal variable optical attenuator
WO2005062110A1 (en) 2003-12-22 2005-07-07 Lg Chem, Ltd. Electrochromic material with improved lifetime
US7898728B2 (en) * 2005-08-08 2011-03-01 Siemens Aktiengesellschaft Method for producing an electrochromic display
US7593154B2 (en) 2005-10-11 2009-09-22 Sage Electrochromics, Inc. Electrochromic devices having improved ion conducting layers
US8388824B2 (en) * 2008-11-26 2013-03-05 Enthone Inc. Method and composition for electrodeposition of copper in microelectronics with dipyridyl-based levelers
US20100152364A1 (en) * 2008-12-12 2010-06-17 The Goodyear Tire & Rubber Company Polymers, rubber compositions, and tires
FR2948356B1 (fr) 2009-07-22 2011-08-19 Saint Gobain Dispositif electrochrome
JP5689071B2 (ja) * 2009-11-06 2015-03-25 国立大学法人九州大学 エレクトロクロミック材料
US10003149B2 (en) 2014-10-25 2018-06-19 ComponentZee, LLC Fluid pressure activated electrical contact devices and methods
US12509625B2 (en) 2019-07-30 2025-12-30 Polyceed Inc. Electrochromic devices using non-halogenated anions
WO2021021725A1 (en) 2019-07-30 2021-02-04 Polyceed Inc. Electrochromic dyes and their use in electrochromic devices
EP4291947A4 (en) * 2021-02-12 2025-01-01 Sage Electrochromics, Inc. CONTROLLED REFLECTION IN ELECTROCHROMIC DEVICES
CN117518666A (zh) * 2023-10-31 2024-02-06 华南理工大学 一种基于反射型薄膜的光电结构及其制备与应用

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51107150A (ja) * 1975-03-17 1976-09-22 Matsushita Electric Industrial Co Ltd
JPS5437080A (en) * 1977-08-30 1979-03-19 Nippon Chem Ind Co Ltd:The Display material
JPS584956B2 (ja) * 1978-05-22 1983-01-28 日本電信電話株式会社 エレクトロクロミツク表示材料
JPS58136685A (ja) * 1982-02-08 1983-08-13 Pilot Pen Co Ltd:The エレクトロクロミツク表示材料およびその製造法並びにエレクトロクロミツク表示体
JPS608267B2 (ja) * 1982-11-30 1985-03-01 株式会社東芝 電気発色表示素子
JPS59217787A (ja) * 1983-05-25 1984-12-07 Japan Electronic Ind Dev Assoc<Jeida> エレクトロクロミツク材料
US4902108A (en) * 1986-03-31 1990-02-20 Gentex Corporation Single-compartment, self-erasing, solution-phase electrochromic devices, solutions for use therein, and uses thereof
US4841021A (en) * 1987-11-30 1989-06-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polypyridinium
US4898923A (en) * 1987-11-30 1990-02-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polypyridinium copolymer
JP2511489B2 (ja) * 1988-03-11 1996-06-26 カシオ計算機株式会社 エレクトロクロミック表示素子
US5818636A (en) * 1990-02-26 1998-10-06 Molecular Displays, Inc. Complementary surface confined polmer electrochromic materials, systems, and methods of fabrication therefor
JPH0795170B2 (ja) * 1990-08-21 1995-10-11 ダイソー株式会社 ポリビオロゲン修飾電極およびその用途
US5142406A (en) * 1990-10-30 1992-08-25 The Regents Of The University Of California Electrochromic optical switching device
DE69426040T2 (de) * 1993-02-26 2001-05-17 Donnelly Corp., Holland Elektrochrome polymerische Festfilme, Herstellung elektrochromer Vorrichtungen mit solchen Filmen, und Verfahren zur Herstellung solcher Festfilme und Vorrichtungen
US5471554A (en) * 1993-11-12 1995-11-28 Ppg Industries, Inc. Primer for electrochromic device with plastic substrate
US5928572A (en) * 1996-03-15 1999-07-27 Gentex Corporation Electrochromic layer and devices comprising same
JPH1018336A (ja) 1996-07-05 1998-01-20 Komatsu Ltd 作業機アタッチメントの簡易着脱装置
US5998617A (en) * 1997-04-02 1999-12-07 Gentex Corporation Electrochromic compounds
JPH1138454A (ja) * 1997-07-15 1999-02-12 Nippon Oil Co Ltd エレクトロクロミックミラー
US6285486B1 (en) * 1997-07-15 2001-09-04 Nippon Oil Co., Ltd. Electrochromic mirror and electrochromic devices
EP1041425A4 (en) * 1997-12-19 2007-05-02 Nippon Mitsubishi Oil Corp ELECTROCHROMIC ELEMENT

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008197679A (ja) * 2001-06-25 2008-08-28 Univ Of Washington 積層エレクトロクロミック素子
JP2004309798A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Sony Corp 電解質およびそれを用いた電気化学表示装置
JP2009500677A (ja) * 2005-07-11 2009-01-08 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト ポリマー4,4′−ビピリジニウム構造体、エレクトロクロミック活性層用配合物及びそのための使用
JP2007298713A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Univ Waseda エレクトロクロミックディスプレイ
JP2013037365A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Samsung Electronics Co Ltd エレクトロクロミック素子及びピクセル構造体並びに電子素子
KR20210080955A (ko) * 2019-12-23 2021-07-01 부산대학교 산학협력단 하이브리드 전기 변색 소재, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 전기 변색 소자

Also Published As

Publication number Publication date
WO1999023531A1 (fr) 1999-05-14
EP1045275A1 (en) 2000-10-18
US6437901B1 (en) 2002-08-20
EP1045275A4 (en) 2008-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11142891A (ja) エレクトロクロミックミラー
JPH1138454A (ja) エレクトロクロミックミラー
US6203154B1 (en) Electrochromic element
EP0995786B1 (en) Electrochromic device
US6519072B2 (en) Electrochromic device
JP4360663B2 (ja) エレクトロクロミックミラー
US6285486B1 (en) Electrochromic mirror and electrochromic devices
US6532098B1 (en) Electrochromic element
JPH11183938A (ja) エレクトロクロミック素子
US6657768B2 (en) Electrochromic device
JPH11183940A (ja) エレクトロクロミック素子
JP4227716B2 (ja) エレクトロクロミック素子
US6538792B1 (en) Electrochromic device
JPH11183941A (ja) エレクトロクロミック素子
JP2000235198A (ja) エレクトロクロミック素子
JPH11142893A (ja) エレクトロクロミックミラー
JPH11183939A (ja) エレクトロクロミック素子
JP2000057844A (ja) 高分子固体電解質
JPH11142892A (ja) エレクトロクロミックミラー
JPH1138453A (ja) エレクトロクロミックミラー
JP2002311459A (ja) エレクトロクロミックミラーの駆動方法
JP2002311460A (ja) エレクトロクロミックミラーの駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090324