JPH11143370A - 表札及びこの表札の製造方法 - Google Patents

表札及びこの表札の製造方法

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JPH11143370A
JPH11143370A JP30187597A JP30187597A JPH11143370A JP H11143370 A JPH11143370 A JP H11143370A JP 30187597 A JP30187597 A JP 30187597A JP 30187597 A JP30187597 A JP 30187597A JP H11143370 A JPH11143370 A JP H11143370A
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JP
Japan
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sheet
ultraviolet
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paper
pattern
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JP30187597A
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Masami Yamazaki
正己 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】豊かなデザイン性のある絵柄を備え、色彩も自
由に設定することができるとともに、直射日光にあたっ
ても変色したり、色落ちすることなく長期の使用が可能
である表札及びこの表札の製造方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】タイル原板15の一面に、文字、数字及び
/又は絵柄からなる組み合わせである印刷パターンを施
した紫外線遮蔽シート14bを、接着層16を介して貼
設した上に、コート剤17をコーティングしてなる構成
をしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイル原板あるい
は樹脂成形体に文字、数字及び/又は絵柄が施されてな
る表札及びこの表札の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、家の門柱や戸口等の玄関先に
設置する表札は、適当な形に成形した木材や石材等に居
住者の氏名等を、墨等で書き込んだり、彫り込んだりし
たものが使用されている。しかし、上述した一般的な表
札では、単に文字や数字のみが記されているだけで味気
なく、華やかさに欠けるという問題があった。
【0003】また、最近では、洋風の家も増え、個性色
も豊かとなってきつつあり、表札といえども、従来の一
般的な形態をした表札では飽き足らず、デザインや色彩
に富んだ装飾性を兼ね備えた表札を求める傾向となって
きている。そこで、本発明者は、一般的な表札の概念を
打ち破り、タイルや樹脂成形体に、華やかな装飾を施し
たものを表札として用いることに着目した。
【0004】このような、色彩豊かな文字や絵柄を施し
た装飾タイルや樹脂成形体を製造するために、タイル原
板や樹脂成形体の上面部分にポスターや写真等の絵柄シ
ートを接着剤などで貼着した後、このタイル原板や樹脂
成形体の上面部分をコート剤でコーティングするように
する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法で製造されたものは、絵柄シートとして紙を使用した
とき、この絵柄シートの上面部分をコート剤でコーティ
ングする際にコート剤が紙に含浸してしまい、紙の色が
表面に浮き出てしまったり、絵柄の色が変色したりし
て、見た目が悪くなってしまうという問題があった。
【0006】また、従来から有る色彩豊かな文字や絵柄
を施した装飾タイルや樹脂成形体は、絵柄シートを印刷
する方法や絵柄シートの材質によっては、長期に渡る使
用において、絵柄部分の印刷が剥げてしまったり、絵柄
シートの貼着部分が剥離したりするなどの問題が起こる
恐れもあった。さらに、従来からの色彩豊かな文字や絵
柄を施した装飾タイルや樹脂成形体は、直射日光などを
浴び続けていると、絵柄シート、印刷されている絵柄、
あるいは絵柄シートをタイル原板や樹脂成形体に貼着す
る接着剤などが変性を起こし、装飾タイルの印刷されて
いる部分や表面を覆っているシート部分などの色がくす
んだり、変色してしまうという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記問題点を鑑みて、
容易に貼着部分が剥離することなく耐久性を有するとと
もに、表面にコート剤をコーティングしても、このコー
ト剤によって、絵柄シートが貼着されている下地の色が
タイル表面に浮き出たり、絵柄の色が変色したりするこ
となく、また、長期間直射日光を浴びても、印刷されて
いる部分などのタイル表面の色がくすんだり、変色した
りすることがなく、さらに、印刷される絵柄に豊かなデ
ザイン性を持たせたり、色彩を自由に設定することがで
き、華やかさをかもし出すことができる表札及びこの表
札の製造方法を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における表札は、タイル原板あるいは樹脂成
形体の一面に、文字、数字及び/又は絵柄からなる組み
合わせである印刷パターンを施した紫外線遮断シート
を、接着層を介して貼設し、さらに前記紫外線遮断シー
トの表面にコート剤をコーティングしてなる構成をして
いる。
【0009】なお、上記構成において、タイル原板と
は、タイルの形状をしてはいるが、表面の加工がなされ
ていない状態にあるタイル板をいい、特に大きさや分厚
さは関係ない。また、紫外線遮蔽シートとしては、熱可
塑性樹脂からなるプラスチックで形成されていれば半透
明であっても、不透明であっても構わなく、特に限定さ
れないが、透明なプラスチックフィルムに紫外線吸収剤
を混入させるなどして紫外線を遮断させるシートを用い
ると、文字、数字及び/又は絵柄をシートに施すことが
より容易となるため好ましい。
【0010】また、コート剤としては、前記紫外線遮断
シートの表面をコーティングできる透明な材料であれば
特に限定されなく、たとえば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)樹脂等が挙げられる。なお、上記コート剤の中で
も、特に、物理的及び化学的に耐性を有しているととも
に、軟弾性を有している樹脂剤であって、紫外線硬化樹
脂であると、コーティングした後に紫外線を照射するこ
とで、紫外線遮断シートの表面にコーティングしたコー
ト剤を短時間で硬化させることができるため好ましい。
【0011】さらに、紫外線遮断シートをタイル原板あ
るいは樹脂成形体の一面に貼着するために介する接着層
の形態としては、直射日光を浴びても、その熱や紫外線
によって変性が起こらず、長期間の使用に耐えうる性質
を有していれば、両面テープであっても、直接接着剤を
塗布した形態であっても構わなく、特に限定されない。
【0012】また、前記表札の製造方法は、紙に文字、
数字及び/又は絵柄からなる組み合わせである印刷パタ
ーンを描く第一工程と、印刷パターンを描いた紙を2枚
の紫外線遮断シートに挟み込んでラミネートする第二工
程と、ラミネートされた紫外線遮断シートを剥がし、印
刷パターンを描いた紙の付着した紫外線遮断シートを得
る第三工程と、印刷パターンを描いた紙の付着した紫外
線遮断シートを、薬液に漬けて紫外線遮断シートに付着
している紙を溶解させて剥がし、印刷パターンのみを紫
外線遮断シートに付着した状態にする第四工程と、印刷
パターンの付着した紫外線遮断シートを接着層を介して
タイル原板あるいは樹脂成形体に貼りつける第五工程
と、タイル原板あるいは樹脂成形体に貼りつけた紫外線
遮断シートの表面をコート剤でコーティングする第六工
程と、コーティングした紫外線遮断シートの表面に紫外
線を照射する第七工程とからなる。
【0013】なお、上記工程で用いられている薬液と
は、紙すなわちパルプを溶解する薬液のことをいい、た
とえば、硫酸塩、亜硫酸塩、苛性ソーダ等が挙げられる
が、紫外線遮断シートを浸食せずに紙を溶解することが
できる薬液であれば特に限定されない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる表札及び
表札の製造方法の一実施の形態を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は、本発明にかかる表札の製造方法の一
実施形態の工程の説明図である。先ず、第一工程とし
て、図1(a)に示すように、コンピューター11を用
いて、表札に記載すべき住人の住所、氏名及び模様から
なる印刷パターン102を描き、インクジェット式のプ
リンターでカラー印刷された紙10aをプリントアウト
する。このカラー印刷された紙10aを、図1(b)に
示すように、カラーコピー機12でカラーコピーしたも
のを、図1(c)に示すように原画10bとして使用す
る。
【0015】次に、第二工程として、図1(d)に示す
ように、二枚の紫外線を遮断する処理がなされている透
明な熱可塑性プラスチックシートである紫外線遮断シー
ト13・13で原画10bを挟み込み、一対の熱ロール
30a・30bの間を通し、ラミネートする。
【0016】その後、第三工程として、図1(e)に示
したように、ラミネートされた紫外線遮断シート13・
13を剥がし、片面に原画10bのカラーコピーにより
トナーで印刷パターン102が描かれている紙101の
付着した紫外線遮断シート14aを得る。
【0017】さらに、第四工程として、図1(f)に示
したように、トナーで印刷パターン102が描かれた紙
101の付着した紫外線遮断シート14aを、20℃〜
50℃好ましくは40℃に設定された、パルプを溶解す
る薬液((有)建都製、商品名:パルプ除去剤、以下
「薬液」とのみ記す。)Aに、1〜10分好ましくは3
分間浸漬させて、紫外線遮断シート14aの紙101部
分を取り除き、トナーによる印刷パターン102のみが
付着した紫外線遮断シート14bを得る。
【0018】次に、第五工程として、図1(g)に示し
たように、紫外線遮断シート14bをポリエステル系の
両面テープ((株)東洋インク製、商品名:ペットフィ
ルム)からなる接着層16を介してタイル原板15に貼
りつけ、紫外線遮断シート14bの周囲部分で縁取りの
余った部分を切り取る(図示せず)。
【0019】その後、第六工程として、図1(h)に示
したように、接着剤16でタイル原板15に貼りつけた
紫外線遮断シート14bの表面をコート剤17(FIN
E製、商品名:fine glass コート剤RG)
を噴霧して、コーティングを行い、表札となる表札原板
18を得る。
【0020】最後に、第七工程として、図1(i)に示
したように、ワット数が300W〜500Wの範囲にあ
る紫外線ランプ19が照射された状態にあるコンベア2
0に、表札原板18を、紫外線が2〜5秒あたる程度で
2・3回、紫外線が5〜10秒あたる程度で2・3回通
し、コーティング部分を乾燥させる。このとき、タイル
の裏側を養生テープ等を巻き付けて余計な所までコート
剤が付着しないようにしておくと作業性がよりよくな
る。
【0021】以上の工程により、図2に示したような、
デザイン性を持たせた絵柄を備え、色彩が豊かな表札1
が製造される。
【0022】このようにして、本発明の実施の形態で示
した表札及び表札の製造方法を行うと、第一工程でカラ
ーコピー12を行うため、トナーの発色作用と、紫外線
遮断シート13・13の相性がよく、さらに、熱を加え
るラミネートを行う際にも、熱によりトナーの色が変性
を起こしたりすることがないため、鮮やかな色を保持す
ることができる。
【0023】また、第四工程で、薬液Aの温度を40℃
に設定しているため、薬液Aが、効率よく紙部分を取り
除くことができる。このとき、薬液Aの温度が20℃を
下回れば、紙を取り除く効力が弱まり、50℃を上回る
と、作業の安全性の確保が困難となる。さらに、表面を
覆う紫外線遮断シート14bが紫外線を遮断するため、
この紫外線遮断シート14bに描かれている印刷パター
ン102が紫外線により変色したりすることなく、寿命
が長くなる。
【0024】加えて、接着層16として用いられている
両面テープの接着剤も、直射日光の熱や紫外線に対して
変性しにくい性質を有しているため、表札1を長期使用
しても、表層されている表札表面が変色したり、色落ち
することがなく、美しさを保ち続けることができる。
【0025】なお、紫外線を照射する第七工程は、行わ
なくてもコーティング部分は、硬化するが、硬化するま
でに時間が掛かり過ぎるため、硬化する最中に、埃等が
付着して汚れの原因となる可能性がある。したがって、
第七工程で、紫外線を紫外線遮断シート14bの表面を
コーティングしているコート剤17に照射することで、
コート剤17が短時間で固まり、コート剤17の艶や強
度が、自然にコート剤17を硬化させた時に比べて優れ
たものとすることができる。
【0026】因に、第七工程で紫外線を当てたとき、最
も効率よくコーティング部分を硬化させることができた
のは、1m20cmの機械(紫外線照射部分80cm)
を用いたとき、コンベアのスピードを15cm/sで3
回通し、2〜3cm/sで2回通した条件のときであっ
た。
【0027】なお、本発明にかかる表札は、上記実施の
形態には限定されない。たとえば、上記実施の形態で
は、タイルを用いて表札が製造されていたが、タイルの
代わりに樹脂成形体を用いても構わない。また、上記実
施の形態では、印刷を行った後にカラーコピーを行って
いたが、印刷するプリンターがレーザー式でトナーを用
いるものであれば、印刷された紙をそのまま原画として
使用することができる。
【0028】さらに、上記実施の形態では、原画を二枚
の透明な紫外線遮断シートでラミネートする際、図1
(d)に示すように、一対の熱ロール30a・30bの
間を通していたが、熱シーラー等のように、熱と圧力と
を紫外線遮断シートにかけることができれば、他の手段
を用いても構わない。加えて、紫外線遮断シートの表面
をコーティングする手段として、コート剤を噴霧する以
外に、刷毛塗り、スプレー、ロールコータ、静電塗装、
カーテン塗装、浸漬法、あるいは滴下等を行っても構わ
ない。
【0029】また、本発明にかかる表札は、家庭で用い
る表札に限定されるものでなく、たとえば、音楽教室や
会社事務所等の看板的な使用をしても構わないし、図柄
として、写真を用いても構わない。
【0030】
【発明の効果】以上のことより、本発明に示した表札
は、紫外線遮断シートに文字、数字及び/又は絵柄を施
し、タイル原板あるいは樹脂成形体の一面に貼設し、さ
らに、前記紫外線遮断シートの表面にコート剤をコーテ
ィングしてなるため、容易に貼着部分が剥離することな
く耐久性を有するとともに、コート剤をコーティングし
ても、絵柄シートを貼着する下地の色が表面に出たり、
絵柄の色が変色したり、直射日光を浴びても色がくすん
だり、変色したりすることがないだけでなく、豊かなデ
ザイン性を持たせた絵柄を備え、色彩も自由に設定する
ことができ、華やかさをかもし出すことができる。
【0031】また、上記表札の製造方法を行うと、効率
よく、簡便に、華やかな表札を作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表札の製造方法の一実施の形態を
示した説明図である。
【図2】本発明に係る表札の斜視図である。
【符号の説明】
1 表札 102 印刷パターン 13 紫外線遮断シート 14a 紫外線遮断シート 14b 紫外線遮断シート 15 タイル原板 16 接着剤 17 コート剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイル原板あるいは樹脂成形体の一面に、
    文字、数字及び/又は絵柄からなる組み合わせである印
    刷パターンを施した紫外線遮断シートを、接着層を介し
    て貼設し、さらに前記紫外線遮断シートの表面にコート
    剤をコーティングしてなることを特徴とする表札。
  2. 【請求項2】紙に文字、数字及び/又は絵柄からなる組
    み合わせである印刷パターンを描く第一工程と、印刷パ
    ターンを描いた紙を2枚の紫外線遮断シートに挟み込ん
    でラミネートする第二工程と、ラミネートされた紫外線
    遮断シートを剥がし、印刷パターンを描いた紙の付着し
    た紫外線遮断シートを得る第三工程と、印刷パターンを
    描いた紙の付着した紫外線遮断シートを、薬液に漬けて
    紫外線遮断シートに付着している紙を溶解させて剥が
    し、印刷パターンのみを紫外線遮断シートに付着した状
    態にする第四工程と、印刷パターンの付着した紫外線遮
    断シートを接着層を介してタイル原板あるいは樹脂成形
    体に貼りつける第五工程と、タイル原板あるいは樹脂成
    形体に貼りつけた紫外線遮断シートの表面をコート剤で
    コーティングする第六工程と、コーティングした紫外線
    遮断シートの表面に紫外線を照射する第七工程とからな
    る表札の製造方法。
JP30187597A 1997-11-04 1997-11-04 表札及びこの表札の製造方法 Pending JPH11143370A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434253B1 (ko) * 2001-12-31 2004-06-04 김희상 비닐봉지를 이용한 안내판에 있어서 빨강색 문자의유지방법

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434253B1 (ko) * 2001-12-31 2004-06-04 김희상 비닐봉지를 이용한 안내판에 있어서 빨강색 문자의유지방법

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