JPH1114363A - ドリフト検出補正手段 - Google Patents
ドリフト検出補正手段Info
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- JPH1114363A JPH1114363A JP9165537A JP16553797A JPH1114363A JP H1114363 A JPH1114363 A JP H1114363A JP 9165537 A JP9165537 A JP 9165537A JP 16553797 A JP16553797 A JP 16553797A JP H1114363 A JPH1114363 A JP H1114363A
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 72
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 95
- 238000000034 method Methods 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 雰囲気温度変化や、経時変化等によって発生
するドリフトを検出し、補正することができるドリフト
検出補正手段を提供すること。 【解決手段】 車両のロールレートを検出するロールレ
ート検出手段1と、検出されたロールレートからロール
角を算出するロール角算出手段2と、ロール角(X座
標)、及びロール角に対応するロールレート(Y座標)
に基づいて作成されるマップの重心点であり、零点との
差がドリフトとなる重心点を算出する重心点算出手段3
とを備えると共に、予め通常走行時における重心点を算
出しておくように、手段1、2、及び3を制御する第1
の制御手段4と、現走行時におけるロールレートを検出
し、検出されたロールレートからロール角を算出するよ
うに、手段1、及び2を制御する第2の制御手段5と、
現走行時におけるロール角、及びロール角に対応するロ
ールレートからドリフトの補正を行なう第1の補正手段
6とを装備する。
するドリフトを検出し、補正することができるドリフト
検出補正手段を提供すること。 【解決手段】 車両のロールレートを検出するロールレ
ート検出手段1と、検出されたロールレートからロール
角を算出するロール角算出手段2と、ロール角(X座
標)、及びロール角に対応するロールレート(Y座標)
に基づいて作成されるマップの重心点であり、零点との
差がドリフトとなる重心点を算出する重心点算出手段3
とを備えると共に、予め通常走行時における重心点を算
出しておくように、手段1、2、及び3を制御する第1
の制御手段4と、現走行時におけるロールレートを検出
し、検出されたロールレートからロール角を算出するよ
うに、手段1、及び2を制御する第2の制御手段5と、
現走行時におけるロール角、及びロール角に対応するロ
ールレートからドリフトの補正を行なう第1の補正手段
6とを装備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドリフト検出補正手
段に関し、より詳細には、車両のロールレートを検出す
る場合に、振動体を用いたジャイロセンサなどに生じる
ドリフトを検出し、補正するドリフト検出補正手段に関
する。
段に関し、より詳細には、車両のロールレートを検出す
る場合に、振動体を用いたジャイロセンサなどに生じる
ドリフトを検出し、補正するドリフト検出補正手段に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両横転の検出をより正確
に、より低価格で実現するために、通常は車両の旋回方
向に対する角速度の検出に利用しているジャイロセンサ
等を応用し、車両の前後方向を軸とした角速度(以下、
ロールレートと記す)を検出するロールレート検出手段
と、検出されたロールレートからロール角を算出するロ
ール角算出手段とを車両に装備し、そしてこれら検出さ
れたロールレートと算出されたロール角とを利用するこ
とで車両の横転を判定し、エアバックやベルトプリテン
ショナ等を動作させて乗員の保護を図る乗員保護システ
ムがある。
に、より低価格で実現するために、通常は車両の旋回方
向に対する角速度の検出に利用しているジャイロセンサ
等を応用し、車両の前後方向を軸とした角速度(以下、
ロールレートと記す)を検出するロールレート検出手段
と、検出されたロールレートからロール角を算出するロ
ール角算出手段とを車両に装備し、そしてこれら検出さ
れたロールレートと算出されたロール角とを利用するこ
とで車両の横転を判定し、エアバックやベルトプリテン
ショナ等を動作させて乗員の保護を図る乗員保護システ
ムがある。
【0003】図12は、X軸に時間Tをとり、Y軸にロ
ールレートωをとったグラフ図であり、時間ΔT毎に前
記ロールレート検出手段により検出されたロールレート
ωtを示している。また、時間tにおけるロール角θt
は、時間0から時間tまでに検出されたロールレートω
の総和、すなわちθt =ω1 ΔT+…+ωt ΔT(斜線
部の総和)である。
ールレートωをとったグラフ図であり、時間ΔT毎に前
記ロールレート検出手段により検出されたロールレート
ωtを示している。また、時間tにおけるロール角θt
は、時間0から時間tまでに検出されたロールレートω
の総和、すなわちθt =ω1 ΔT+…+ωt ΔT(斜線
部の総和)である。
【0004】従って、時間tにおけるロールレートωt
と車両傾斜姿勢を示すロール角θtとを求めることがで
き、車両の前後方向を軸とした状況(以下、車両傾斜状
態と記す)を判定することが可能となる。また、ロール
角をX軸にとり、ロールレートをY軸にとった2次元マ
ップに、時間tにおける車両傾斜状態を示した場合の座
標は(θt ,ωt )となる。
と車両傾斜姿勢を示すロール角θtとを求めることがで
き、車両の前後方向を軸とした状況(以下、車両傾斜状
態と記す)を判定することが可能となる。また、ロール
角をX軸にとり、ロールレートをY軸にとった2次元マ
ップに、時間tにおける車両傾斜状態を示した場合の座
標は(θt ,ωt )となる。
【0005】図13は、ロール角をX軸にとり、ロール
レートをY軸にとった2次元マップを示しており、斜線
部A1 、A2 はそれぞれ車両横転判定領域である。図中
Lは、車両走行中における車両傾斜状態の一例を示した
ものであり、車両が走行するにつれて点aから点bの方
向へ車両傾斜状態が変動しているものとする。車両傾斜
状態Lにおける点a〜点b間は車両が通常走行している
ことを示し、点cにて車両が横転し始めたことを示し、
点c〜点d間は車両が横転していることを示している。
レートをY軸にとった2次元マップを示しており、斜線
部A1 、A2 はそれぞれ車両横転判定領域である。図中
Lは、車両走行中における車両傾斜状態の一例を示した
ものであり、車両が走行するにつれて点aから点bの方
向へ車両傾斜状態が変動しているものとする。車両傾斜
状態Lにおける点a〜点b間は車両が通常走行している
ことを示し、点cにて車両が横転し始めたことを示し、
点c〜点d間は車両が横転していることを示している。
【0006】上記したように、前記ロールレート検出手
段により検出されたロールレートωと、前記ロール角算
出手段により算出されたロール角θとから車両傾斜状態
(θ,ω)を求め、車両傾斜状態(θ,ω)が車両横転
判定領域A1 、A2 内に位置するか否かを判断すること
によって、車両の横転を判定することができる。
段により検出されたロールレートωと、前記ロール角算
出手段により算出されたロール角θとから車両傾斜状態
(θ,ω)を求め、車両傾斜状態(θ,ω)が車両横転
判定領域A1 、A2 内に位置するか否かを判断すること
によって、車両の横転を判定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、雰囲気温度
の変化や、経時変化等により、振動体を用いたジャイロ
センサの特性は変動することがあるので、ジャイロセン
サを含んで構成されるロールレート検出手段の特性は変
動し、前記ロールレート検出手段により検出されるロー
ルレートωにドリフト成分が含まれ、正確なロールレー
トωを検出できず、その結果として、誤った横転判定を
してしまう虞がある。例えば、実際の車両傾斜状態はP
であるにも関わらず、ドリフトの影響でP’と算出され
た場合、P’は車両横転判定領域A1 内に位置している
ため、誤って横転判定され、エアバックが開いたり、ベ
ルトが締まったりといった事態が生じることが考えられ
る。
の変化や、経時変化等により、振動体を用いたジャイロ
センサの特性は変動することがあるので、ジャイロセン
サを含んで構成されるロールレート検出手段の特性は変
動し、前記ロールレート検出手段により検出されるロー
ルレートωにドリフト成分が含まれ、正確なロールレー
トωを検出できず、その結果として、誤った横転判定を
してしまう虞がある。例えば、実際の車両傾斜状態はP
であるにも関わらず、ドリフトの影響でP’と算出され
た場合、P’は車両横転判定領域A1 内に位置している
ため、誤って横転判定され、エアバックが開いたり、ベ
ルトが締まったりといった事態が生じることが考えられ
る。
【0008】一般に車両の横転は、横転の要因となる現
象が起きてから数秒程度で横転最大角(例えば、90de
g )になると考えられている。例えば、前記現象が起き
てから5秒で横転最大角90deg に達するとすると、平
均18deg/秒のロールレートが車両に生じた場合に横転
が起こることになる。ここで、雰囲気温度等による誤差
を含めた従来からあるジャイロセンサを用いて構成され
たロールレート検出手段からの検出結果は、下記の数1
式で表わされる。
象が起きてから数秒程度で横転最大角(例えば、90de
g )になると考えられている。例えば、前記現象が起き
てから5秒で横転最大角90deg に達するとすると、平
均18deg/秒のロールレートが車両に生じた場合に横転
が起こることになる。ここで、雰囲気温度等による誤差
を含めた従来からあるジャイロセンサを用いて構成され
たロールレート検出手段からの検出結果は、下記の数1
式で表わされる。
【0009】
【数1】VOUT =Dt(T) +印加角速度×センサ感度×
{1+Ds(T)/100 } Dt(T) :零点ドリフト特性 Ds(T) :感度変化率 上記数1式に基づいて、従来からあるジャイロセンサの
特性を角速度一定(18deg/秒)の条件で計算すると、
最大誤差ロールレート±20deg/秒、ロール角±90de
g (図14参照)が発生する。
{1+Ds(T)/100 } Dt(T) :零点ドリフト特性 Ds(T) :感度変化率 上記数1式に基づいて、従来からあるジャイロセンサの
特性を角速度一定(18deg/秒)の条件で計算すると、
最大誤差ロールレート±20deg/秒、ロール角±90de
g (図14参照)が発生する。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、雰囲気温度変化や、経時変化等によって発生する
ドリフトを検出し、補正することができるドリフト検出
補正手段を提供することを目的としている。
って、雰囲気温度変化や、経時変化等によって発生する
ドリフトを検出し、補正することができるドリフト検出
補正手段を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るドリフト検出補正手段
(1)は、車両のロールレートωを検出するロールレー
ト検出手段と、該ロールレート検出手段により検出され
たロールレートωからロール角θを算出するロール角算
出手段と、ロール角θをX軸、ロールレートωをY軸に
とり、前記ロール角算出手段により算出されたロール角
θ、及びロール角θに対応するロールレートωに基づい
て作成される2次元マップの重心点であり、零点(0,
0)との差が第1ドリフトとなる重心点(xO ,yO )
を算出する重心点算出手段とを備えると共に、予め通常
走行時における重心点(xO ,yO )を算出しておくよ
うに、前記ロールレート検出手段、前記ロール角算出手
段、及び前記重心点算出手段を制御する第1の制御手段
と、現走行時におけるロールレートωを検出し、検出さ
れたロールレートωからロール角θを算出するように、
前記ロールレート検出手段、及び前記ロール角算出手段
を制御する第2の制御手段と、現走行時におけるロール
角θ、及びロール角θに対応するロールレートωから前
記第1ドリフトの補正を行ない、補正後のロール角、及
びロールレートからなる(θ−xO ,ω−yO )を算出
する第1の補正手段とを備えていることを特徴としてい
る。
達成するために本発明に係るドリフト検出補正手段
(1)は、車両のロールレートωを検出するロールレー
ト検出手段と、該ロールレート検出手段により検出され
たロールレートωからロール角θを算出するロール角算
出手段と、ロール角θをX軸、ロールレートωをY軸に
とり、前記ロール角算出手段により算出されたロール角
θ、及びロール角θに対応するロールレートωに基づい
て作成される2次元マップの重心点であり、零点(0,
0)との差が第1ドリフトとなる重心点(xO ,yO )
を算出する重心点算出手段とを備えると共に、予め通常
走行時における重心点(xO ,yO )を算出しておくよ
うに、前記ロールレート検出手段、前記ロール角算出手
段、及び前記重心点算出手段を制御する第1の制御手段
と、現走行時におけるロールレートωを検出し、検出さ
れたロールレートωからロール角θを算出するように、
前記ロールレート検出手段、及び前記ロール角算出手段
を制御する第2の制御手段と、現走行時におけるロール
角θ、及びロール角θに対応するロールレートωから前
記第1ドリフトの補正を行ない、補正後のロール角、及
びロールレートからなる(θ−xO ,ω−yO )を算出
する第1の補正手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0012】上記ドリフト検出補正手段(1)によれ
ば、通常走行時に前記ロール角算出手段により算出され
たロール角θ、及びロール角θに対応するロールレート
ωに基づいて作成される2次元マップの重心点(xO ,
yO )が算出される。本来なら、前記ロールレート検出
手段の特性に変動がなければ、重心点(xO,yO )は
零点(0,0)と略一致するので、通常走行時に作成さ
れた重心点(xO ,yO )と零点(0,0)との差を第
1ドリフトと判断し、現走行時に検出及び算出されるロ
ールレートωとロール角θとからドリフトの補正が行な
われる。従って、補正後のロール角、及び該ロール角に
対応するロールレートは、(θ−xO ,ω−yO )とな
り、これに基づいて車両横転判定(図13参照)を行な
うことにより、正確な横転判定が可能となる。
ば、通常走行時に前記ロール角算出手段により算出され
たロール角θ、及びロール角θに対応するロールレート
ωに基づいて作成される2次元マップの重心点(xO ,
yO )が算出される。本来なら、前記ロールレート検出
手段の特性に変動がなければ、重心点(xO,yO )は
零点(0,0)と略一致するので、通常走行時に作成さ
れた重心点(xO ,yO )と零点(0,0)との差を第
1ドリフトと判断し、現走行時に検出及び算出されるロ
ールレートωとロール角θとからドリフトの補正が行な
われる。従って、補正後のロール角、及び該ロール角に
対応するロールレートは、(θ−xO ,ω−yO )とな
り、これに基づいて車両横転判定(図13参照)を行な
うことにより、正確な横転判定が可能となる。
【0013】本発明に係るドリフト検出補正手段(2)
は、上記ドリフト検出補正手段(1)において、通常走
行時における重心点(xO ,yO )を算出するにあたっ
て、所定範囲外の値を示すロールレートωが所定回数以
上、前記ロールレート検出手段により検出された場合に
限り、前記第1の補正手段による補正を行なうように制
御する第1の補正制御手段を備えていることを特徴とし
ている。
は、上記ドリフト検出補正手段(1)において、通常走
行時における重心点(xO ,yO )を算出するにあたっ
て、所定範囲外の値を示すロールレートωが所定回数以
上、前記ロールレート検出手段により検出された場合に
限り、前記第1の補正手段による補正を行なうように制
御する第1の補正制御手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0014】上記ドリフト検出補正手段(2)によれ
ば、通常走行時における重心点(xO,yO )を算出す
るにあたって、所定範囲外の値を示すロールレートωが
所定回数以上、検出された場合に限り、補正が行なわれ
る。すなわち、所定範囲外の値を示すロールレートωが
所定回数以上、検出されない場合には、ドリフト成分が
ほとんど含まれておらず、ドリフト補正の必要がないと
判断し、補正が行なわれないようにすることができる。
ば、通常走行時における重心点(xO,yO )を算出す
るにあたって、所定範囲外の値を示すロールレートωが
所定回数以上、検出された場合に限り、補正が行なわれ
る。すなわち、所定範囲外の値を示すロールレートωが
所定回数以上、検出されない場合には、ドリフト成分が
ほとんど含まれておらず、ドリフト補正の必要がないと
判断し、補正が行なわれないようにすることができる。
【0015】本発明に係るドリフト検出補正手段(3)
は、上記ドリフト検出補正手段(1)において、通常走
行時における重心点(xO ,yO )を算出するにあたっ
て、所定範囲外の値を示すロール角θが所定回数以上、
前記ロール角算出手段により算出された場合に限り、前
記第1の補正手段による補正を行なうように制御する第
2の補正制御手段を備えていることを特徴としている。
は、上記ドリフト検出補正手段(1)において、通常走
行時における重心点(xO ,yO )を算出するにあたっ
て、所定範囲外の値を示すロール角θが所定回数以上、
前記ロール角算出手段により算出された場合に限り、前
記第1の補正手段による補正を行なうように制御する第
2の補正制御手段を備えていることを特徴としている。
【0016】上記ドリフト検出補正手段(3)によれ
ば、通常走行時における重心点(xO,yO )を算出す
るにあたって、所定範囲外の値を示すロール角θが所定
回数以上、算出された場合に限り、補正が行なわれる。
すなわち、所定範囲外の値を示すロール角θが所定回数
以上、算出されない場合には、ドリフト成分がほとんど
含まれておらず、ドリフト補正の必要がないと判断し、
補正が行なわれないようにすることができる。
ば、通常走行時における重心点(xO,yO )を算出す
るにあたって、所定範囲外の値を示すロール角θが所定
回数以上、算出された場合に限り、補正が行なわれる。
すなわち、所定範囲外の値を示すロール角θが所定回数
以上、算出されない場合には、ドリフト成分がほとんど
含まれておらず、ドリフト補正の必要がないと判断し、
補正が行なわれないようにすることができる。
【0017】本発明に係るドリフト検出補正手段(4)
は、上記ドリフト検出補正手段(1)において、通常走
行時における重心点(xO ,yO )を算出するにあたっ
て、所定範囲外の値を示すロールレートωが所定回数以
上、前記ロールレート検出手段により検出された場合、
あるいは所定範囲外の値を示すロール角θが所定回数以
上、前記ロール角算出手段により算出された場合のいず
れかである時に限り、前記第1の補正手段による補正を
行なうように制御する第3の補正制御手段を備えている
ことを特徴としている。
は、上記ドリフト検出補正手段(1)において、通常走
行時における重心点(xO ,yO )を算出するにあたっ
て、所定範囲外の値を示すロールレートωが所定回数以
上、前記ロールレート検出手段により検出された場合、
あるいは所定範囲外の値を示すロール角θが所定回数以
上、前記ロール角算出手段により算出された場合のいず
れかである時に限り、前記第1の補正手段による補正を
行なうように制御する第3の補正制御手段を備えている
ことを特徴としている。
【0018】上記ドリフト検出補正手段(4)によれ
ば、通常走行時における重心点(xO,yO )を算出す
るにあたって、所定範囲外の値を示すロールレートωが
所定回数以上、検出された場合、あるいは所定範囲外の
値を示すロール角θが所定回数以上、算出された場合の
いずれかである時に限り、補正が行なわれる。すなわ
ち、所定範囲外の値を示すロールレートωが所定回数以
上、検出されず、また所定範囲外の値を示すロール角θ
が所定回数以上、算出されない場合には、ドリフト成分
がほとんど含まれておらず、ドリフト補正の必要がない
と判断し、補正が行なわれないようにすることができ
る。また、前記判断はロールレートθ、及びロール角ω
の両方を判断要素としているので、より正確に前記判断
を行なうことができる。
ば、通常走行時における重心点(xO,yO )を算出す
るにあたって、所定範囲外の値を示すロールレートωが
所定回数以上、検出された場合、あるいは所定範囲外の
値を示すロール角θが所定回数以上、算出された場合の
いずれかである時に限り、補正が行なわれる。すなわ
ち、所定範囲外の値を示すロールレートωが所定回数以
上、検出されず、また所定範囲外の値を示すロール角θ
が所定回数以上、算出されない場合には、ドリフト成分
がほとんど含まれておらず、ドリフト補正の必要がない
と判断し、補正が行なわれないようにすることができ
る。また、前記判断はロールレートθ、及びロール角ω
の両方を判断要素としているので、より正確に前記判断
を行なうことができる。
【0019】本発明に係るドリフト検出補正手段(5)
は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記ロール角算出手段により算出されるロ
ール角をθ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、θn
に対応するロールレートをそれぞれω1 、…、ωn とし
た場合、前記重心点算出手段が、((θ1 +…+θn )
/n,(ω1 +…+ωn )/n)を重心点として算出す
るものであることを特徴としている。
は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記ロール角算出手段により算出されるロ
ール角をθ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、θn
に対応するロールレートをそれぞれω1 、…、ωn とし
た場合、前記重心点算出手段が、((θ1 +…+θn )
/n,(ω1 +…+ωn )/n)を重心点として算出す
るものであることを特徴としている。
【0020】上記ドリフト検出補正手段(5)によれ
ば、検出されるロールレート、及び算出されるロール角
の平均によって重心点を算出しているので、より正確に
ドリフト成分を検出し、補正することが可能となる。
ば、検出されるロールレート、及び算出されるロール角
の平均によって重心点を算出しているので、より正確に
ドリフト成分を検出し、補正することが可能となる。
【0021】本発明に係るドリフト検出補正手段(6)
は、上記ドリフト検出補正手段(5)において、同一の
ロール角θk に対応するロールレートが複数ωk1、
ωk2、…存在する場合には、最大ロールレートωkMAX=
MAX{ωk1、…}、最小ロールレートωkMIN=MIN
{ωk1、…}のものだけを用いて重心点を算出すること
を特徴としている。
は、上記ドリフト検出補正手段(5)において、同一の
ロール角θk に対応するロールレートが複数ωk1、
ωk2、…存在する場合には、最大ロールレートωkMAX=
MAX{ωk1、…}、最小ロールレートωkMIN=MIN
{ωk1、…}のものだけを用いて重心点を算出すること
を特徴としている。
【0022】上記ドリフト検出補正手段(6)によれ
ば、同一のロール角θk に対応するロールレートが複数
存在する場合には、最大ロールレートωkMAX、最小ロー
ルレートωkMINのものだけを用いて重心点が算出され
る。すなわち、算出される重心点付近のものを考慮せ
ず、重心点から遠く離れているものだけを考慮するの
で、車両横転判定を行なう場合の精度をより一層高める
ことができる。
ば、同一のロール角θk に対応するロールレートが複数
存在する場合には、最大ロールレートωkMAX、最小ロー
ルレートωkMINのものだけを用いて重心点が算出され
る。すなわち、算出される重心点付近のものを考慮せ
ず、重心点から遠く離れているものだけを考慮するの
で、車両横転判定を行なう場合の精度をより一層高める
ことができる。
【0023】本発明に係るドリフト検出補正手段(7)
は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記ロール角算出手段により算出されるロ
ール角をθ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、θn
に対応するロールレートをそれぞれω1 、…、ωn とし
た場合、前記重心点算出手段が、ロール角θの平均値で
ある平均ロール角θA =θ1 +…+θn /nと平均ロー
ル角θA を微分して求められる値ωA とからなる
(θA,ωA )を重心点として算出するものであること
を特徴としている。
は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記ロール角算出手段により算出されるロ
ール角をθ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、θn
に対応するロールレートをそれぞれω1 、…、ωn とし
た場合、前記重心点算出手段が、ロール角θの平均値で
ある平均ロール角θA =θ1 +…+θn /nと平均ロー
ル角θA を微分して求められる値ωA とからなる
(θA,ωA )を重心点として算出するものであること
を特徴としている。
【0024】上記ドリフト検出補正手段(7)によれ
ば、ロール角θの平均値である平均ロール角θA 、及び
平均ロール角θA に基づいて算出されるロールレートω
A が重心点として算出される。すなわち、前記ロール角
算出手段により算出される頻度の高いロール角を利用し
ているので、より正確にドリフト成分を検出し、補正す
ることが可能となる。
ば、ロール角θの平均値である平均ロール角θA 、及び
平均ロール角θA に基づいて算出されるロールレートω
A が重心点として算出される。すなわち、前記ロール角
算出手段により算出される頻度の高いロール角を利用し
ているので、より正確にドリフト成分を検出し、補正す
ることが可能となる。
【0025】本発明に係るドリフト検出補正手段(8)
は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記ロールレート検出手段により検出され
るロールレートωのうち、最大、最小であるロールレー
トωMAX 、ωMIN 、及びロールレートωMAX 、ωMIN に
対応するロール角をそれぞれθ(ωMAX )、θ(ω
MIN )とした場合、前記重心点算出手段が、((θ(ω
MAX )+θ(ωMIN ))/2,(ωMAX +ωMIN )/
2)を重心点として算出するものであることを特徴とし
ている。
は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記ロールレート検出手段により検出され
るロールレートωのうち、最大、最小であるロールレー
トωMAX 、ωMIN 、及びロールレートωMAX 、ωMIN に
対応するロール角をそれぞれθ(ωMAX )、θ(ω
MIN )とした場合、前記重心点算出手段が、((θ(ω
MAX )+θ(ωMIN ))/2,(ωMAX +ωMIN )/
2)を重心点として算出するものであることを特徴とし
ている。
【0026】上記ドリフト検出補正手段(8)によれ
ば、前記重心点を2点間の中点として算出することがで
きるので、演算上の負担を小さくし、ドリフト成分の検
出効率を向上させることができる。
ば、前記重心点を2点間の中点として算出することがで
きるので、演算上の負担を小さくし、ドリフト成分の検
出効率を向上させることができる。
【0027】本発明に係るドリフト検出補正手段(9)
は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記ロールレート検出手段により検出され
るロールレートがωであり、所定のロール角θJ に対応
するロールレートのうち、最大、最小であるロールレー
トをそれぞれωMAX (θJ )、ωMIN (θJ )とした場
合、前記重心点算出手段が、(θJ ,(ωMAX (θJ )
+ωMIN (θJ ))/2)を重心点として算出するもの
であることを特徴としている上記ドリフト検出補正手段
(9)によれば、所定のロール角θJ に対応する2点間
の中点として重心点を算出することができるので、演算
上の負担を著しく小さし、ドリフト成分の検出効率をよ
り一層向上させることができる。
は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記ロールレート検出手段により検出され
るロールレートがωであり、所定のロール角θJ に対応
するロールレートのうち、最大、最小であるロールレー
トをそれぞれωMAX (θJ )、ωMIN (θJ )とした場
合、前記重心点算出手段が、(θJ ,(ωMAX (θJ )
+ωMIN (θJ ))/2)を重心点として算出するもの
であることを特徴としている上記ドリフト検出補正手段
(9)によれば、所定のロール角θJ に対応する2点間
の中点として重心点を算出することができるので、演算
上の負担を著しく小さし、ドリフト成分の検出効率をよ
り一層向上させることができる。
【0028】本発明に係るドリフト検出補正手段(1
0)は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(9)のい
ずれかにおいて、ロール角θをX軸、ロールレートωを
Y軸にとり、前記ロール角算出手段により算出されたロ
ール角θ、及びロール角θに対応するロールレートωの
うち最大、最小のものに基づいて2次元マップを作成す
るマップ作成手段と、予め、通常走行時におけるモニタ
用マップを作成しておくように前記ロールレート検出手
段、前記ロール角算出手段、及び前記マップ作成手段を
制御する第3の制御手段と、現走行の直前時における現
走行直前マップを作成しておくように、前記ロールレー
ト検出手段、前記ロール角算出手段、及び前記マップ作
成手段を制御する第4の制御手段とを備えると共に、前
記第1の補正手段により補正が行なわれた(θ−xO ,
ω−yO )に、モニタ用マップと現走行直前マップとの
差である第2ドリフトを補正として施す第2の補正手段
を備えていることを特徴としている。
0)は、上記ドリフト検出補正手段(1)〜(9)のい
ずれかにおいて、ロール角θをX軸、ロールレートωを
Y軸にとり、前記ロール角算出手段により算出されたロ
ール角θ、及びロール角θに対応するロールレートωの
うち最大、最小のものに基づいて2次元マップを作成す
るマップ作成手段と、予め、通常走行時におけるモニタ
用マップを作成しておくように前記ロールレート検出手
段、前記ロール角算出手段、及び前記マップ作成手段を
制御する第3の制御手段と、現走行の直前時における現
走行直前マップを作成しておくように、前記ロールレー
ト検出手段、前記ロール角算出手段、及び前記マップ作
成手段を制御する第4の制御手段とを備えると共に、前
記第1の補正手段により補正が行なわれた(θ−xO ,
ω−yO )に、モニタ用マップと現走行直前マップとの
差である第2ドリフトを補正として施す第2の補正手段
を備えていることを特徴としている。
【0029】上記ドリフト検出補正手段(10)によれ
ば、予め作成しておいたモニタ用マップと現走行直前マ
ップとの差が算出される。本来なら、前記ロールレート
検出手段の特性に変動がなければ、前記モニタ用マップ
と前記現走行直前マップとは略一致するので、前記モニ
タ用マップと前記現走行直前マップとの差を第2ドリフ
トと判断し、現走行時に検出及び算出されるロールレー
トωとロール角θとからドリフトの補正が行なわれる。
従って、第1ドリフト及び第2ドリフトを補正し、補正
後の内容に基づいて車両横転判定(図13参照)を行な
うことによって、より一層正確な横転判定が可能とな
る。
ば、予め作成しておいたモニタ用マップと現走行直前マ
ップとの差が算出される。本来なら、前記ロールレート
検出手段の特性に変動がなければ、前記モニタ用マップ
と前記現走行直前マップとは略一致するので、前記モニ
タ用マップと前記現走行直前マップとの差を第2ドリフ
トと判断し、現走行時に検出及び算出されるロールレー
トωとロール角θとからドリフトの補正が行なわれる。
従って、第1ドリフト及び第2ドリフトを補正し、補正
後の内容に基づいて車両横転判定(図13参照)を行な
うことによって、より一層正確な横転判定が可能とな
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドリフト検出
補正手段の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は実施の形態(1)に係るドリフト検出補正手段の要部
を概略的に示したブロック図である。図中1は車両のロ
ールレートを検出するロールレート検出手段を示してい
る。ロールレート検出手段1は、ロール角算出手段2、
及び重心点算出手段3に接続されている。
補正手段の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は実施の形態(1)に係るドリフト検出補正手段の要部
を概略的に示したブロック図である。図中1は車両のロ
ールレートを検出するロールレート検出手段を示してい
る。ロールレート検出手段1は、ロール角算出手段2、
及び重心点算出手段3に接続されている。
【0031】第1の制御手段4はロールレート検出手段
1、ロール角算出手段2、及び重心点算出手段3に接続
され、第2の制御手段5はロールレート検出手段1、及
びロール角算出手段2に接続されている。また、ロール
レート検出手段1、ロール角算出手段2、及び重心点算
出手段3はそれぞれ第1の補正手段6に接続されてい
る。ロール角算出手段2は、ロールレート検出手段1に
より検出されたロールレートから車両傾斜姿勢を示すロ
ール角を算出するものである(図12参照)。
1、ロール角算出手段2、及び重心点算出手段3に接続
され、第2の制御手段5はロールレート検出手段1、及
びロール角算出手段2に接続されている。また、ロール
レート検出手段1、ロール角算出手段2、及び重心点算
出手段3はそれぞれ第1の補正手段6に接続されてい
る。ロール角算出手段2は、ロールレート検出手段1に
より検出されたロールレートから車両傾斜姿勢を示すロ
ール角を算出するものである(図12参照)。
【0032】実施の形態(1)に係るドリフト検出補正
手段における第1の制御手段4の動作を図2に示したフ
ローチャートに基づいて説明する。第1の制御手段4
は、ロール角をX軸、ロールレートをY軸にとり、ロー
ル角算出手段2により算出されたロール角θ、及びロー
ル角θに対応するロールレートωに基づいて作成される
2次元マップの重心点であり、零点(0,0)との差が
第1ドリフトとなる重心点(xO ,yO )を通常走行時
におけるデータ(ロール角θ、及びロールレートω)か
ら算出しておくように、ロールレート算出手段1、ロー
ル角算出手段2、及び重心点算出手段3を制御するもの
である。
手段における第1の制御手段4の動作を図2に示したフ
ローチャートに基づいて説明する。第1の制御手段4
は、ロール角をX軸、ロールレートをY軸にとり、ロー
ル角算出手段2により算出されたロール角θ、及びロー
ル角θに対応するロールレートωに基づいて作成される
2次元マップの重心点であり、零点(0,0)との差が
第1ドリフトとなる重心点(xO ,yO )を通常走行時
におけるデータ(ロール角θ、及びロールレートω)か
ら算出しておくように、ロールレート算出手段1、ロー
ル角算出手段2、及び重心点算出手段3を制御するもの
である。
【0033】まずステップ1において、カウンタCを0
とし、次にステップ2において、タイマtを0とし、ス
テップ3に移る。ステップ3では、ロールレート検出手
段1にロールレートωC を検出させ、次にステップ4に
おいて、ロール角算出手段2にロールレート検出手段1
により検出されたロールレートωC を取り込ませ、ロー
ルレートω0 、…、ωC に基づいてロール角θC (=ω
0 ΔT+…+ωC ΔT)を算出させる。
とし、次にステップ2において、タイマtを0とし、ス
テップ3に移る。ステップ3では、ロールレート検出手
段1にロールレートωC を検出させ、次にステップ4に
おいて、ロール角算出手段2にロールレート検出手段1
により検出されたロールレートωC を取り込ませ、ロー
ルレートω0 、…、ωC に基づいてロール角θC (=ω
0 ΔT+…+ωC ΔT)を算出させる。
【0034】次にステップ5において、重心点算出手段
3にロール角算出手段2により算出されたロール角θC
とロールレート検出手段1により検出されたロールレー
トωC とを対応させて取り込ませ、次にステップ6に移
る。
3にロール角算出手段2により算出されたロール角θC
とロールレート検出手段1により検出されたロールレー
トωC とを対応させて取り込ませ、次にステップ6に移
る。
【0035】ステップ6では、カウンタCに1を加え、
次にステップ7において、カウンタCが所定回数C’以
上であるか否かを判断する。所定回数C’以上であれ
ば、通常走行時における重心点算出のために必要なデー
タを取り入れたとし、ステップ9に進む。一方、所定回
数C’以上でなければ、必要なデータを十分には取り入
れていないとし、ステップ8に進む。
次にステップ7において、カウンタCが所定回数C’以
上であるか否かを判断する。所定回数C’以上であれ
ば、通常走行時における重心点算出のために必要なデー
タを取り入れたとし、ステップ9に進む。一方、所定回
数C’以上でなければ、必要なデータを十分には取り入
れていないとし、ステップ8に進む。
【0036】ステップ8では、タイマtが所定時間ΔT
以上であるか否かを判断する。該判断は、所定時間ΔT
毎にロールレート検出手段1からロールレートωを検出
させるためのタイマ調整に利用するものであり、タイマ
tが所定時間ΔT以上であれば、ステップ2に戻る。一
方、タイマtが所定時間ΔT以上でなければ、ステップ
8に戻る。ステップ9では、取り入れさせたデータに基
づいて重心点算出手段3に前記重心点を算出させる。
以上であるか否かを判断する。該判断は、所定時間ΔT
毎にロールレート検出手段1からロールレートωを検出
させるためのタイマ調整に利用するものであり、タイマ
tが所定時間ΔT以上であれば、ステップ2に戻る。一
方、タイマtが所定時間ΔT以上でなければ、ステップ
8に戻る。ステップ9では、取り入れさせたデータに基
づいて重心点算出手段3に前記重心点を算出させる。
【0037】次に、実施の形態(1)に係るドリフト検
出補正手段における第2の制御手段5の動作を図3に示
したフローチャートに基づいて説明する。第2の制御手
段5は、現走行時におけるロールレートωを検出し、検
出されたロールレートωからロール角θを算出するよう
に、ロールレート検出手段1、及びロール角算出手段2
を制御するものである。
出補正手段における第2の制御手段5の動作を図3に示
したフローチャートに基づいて説明する。第2の制御手
段5は、現走行時におけるロールレートωを検出し、検
出されたロールレートωからロール角θを算出するよう
に、ロールレート検出手段1、及びロール角算出手段2
を制御するものである。
【0038】まずステップ11において、カウンタkを
0とし、次にステップ12において、タイマtを0とす
る。次にステップ13において、ロールレート検出手段
1によりロールレートωkを検出させ、次にステップ1
4において、ロール角算出手段2にロールレート検出手
段1により検出されたロールレートωk を取り込ませ、
ロールレートω0 、…、ωk に基づいてロール角θk
(=ω0 ΔT+…+ωk ΔT)を算出させ、ステップ1
5に移る。
0とし、次にステップ12において、タイマtを0とす
る。次にステップ13において、ロールレート検出手段
1によりロールレートωkを検出させ、次にステップ1
4において、ロール角算出手段2にロールレート検出手
段1により検出されたロールレートωk を取り込ませ、
ロールレートω0 、…、ωk に基づいてロール角θk
(=ω0 ΔT+…+ωk ΔT)を算出させ、ステップ1
5に移る。
【0039】ステップ15では、タイマtが所定時間Δ
T以上であるか否かを判断する。該判断は、所定時間Δ
T毎にロールレート検出手段1からロールレートωを検
出させるためのタイマ調整に利用するものであり、タイ
マtが所定時間ΔT以上であれば、ステップ16に移
り、カウンタkに1を加え、ステップ12に戻る。一
方、タイマtが所定時間ΔT以上でなければ、ステップ
15に戻る。次に、実施の形態(1)に係るドリフト検
出補正手段における第1の補正手段6の動作を図4に示
したフローチャートに基づいて説明する。第1の補正手
段6は、第1の制御手段5の制御によって求められた現
走行時におけるロール角θ、ロールレートωから第1ド
リフトの補正を行なうものである。
T以上であるか否かを判断する。該判断は、所定時間Δ
T毎にロールレート検出手段1からロールレートωを検
出させるためのタイマ調整に利用するものであり、タイ
マtが所定時間ΔT以上であれば、ステップ16に移
り、カウンタkに1を加え、ステップ12に戻る。一
方、タイマtが所定時間ΔT以上でなければ、ステップ
15に戻る。次に、実施の形態(1)に係るドリフト検
出補正手段における第1の補正手段6の動作を図4に示
したフローチャートに基づいて説明する。第1の補正手
段6は、第1の制御手段5の制御によって求められた現
走行時におけるロール角θ、ロールレートωから第1ド
リフトの補正を行なうものである。
【0040】まずステップ21において、重心点算出手
段3によって予め算出しておいた通常走行時における重
心点(xO ,yO )を取り込み、次にステップ22にお
いて、ロールレート検出手段1により新たにロールレー
トωが検出されたか否かを判断する。新たに検出された
と判断されれば、ステップ23に移る。一方、新たに検
出されたと判断されなければ、ステップ22に戻る。
段3によって予め算出しておいた通常走行時における重
心点(xO ,yO )を取り込み、次にステップ22にお
いて、ロールレート検出手段1により新たにロールレー
トωが検出されたか否かを判断する。新たに検出された
と判断されれば、ステップ23に移る。一方、新たに検
出されたと判断されなければ、ステップ22に戻る。
【0041】ステップ23では、ロールレート検出手段
1により検出されたロールレートωを取り込むと共に、
ロール角算出手段2により算出されたロール角θを取り
込み、ステップ24に移る。ステップ24では、第1ド
リフトの補正を行ない、(θ−xO ,ω−yO )を算出
し、ステップ22に戻る。
1により検出されたロールレートωを取り込むと共に、
ロール角算出手段2により算出されたロール角θを取り
込み、ステップ24に移る。ステップ24では、第1ド
リフトの補正を行ない、(θ−xO ,ω−yO )を算出
し、ステップ22に戻る。
【0042】上記実施の形態(1)に係るドリフト検出
補正手段によれば、通常走行時にロール角算出手段2に
より算出されたロール角θ、及びロール角θに対応する
ロールレートωに基づいて作成される2次元マップの重
心点(xO ,yO )が算出される。本来なら、ロールレ
ート検出手段1の特性に変動がなければ、重心点(x
O ,yO )は零点(0,0)と略一致するので、通常走
行時に作成された重心点(xO ,yO )と零点(0,
0)との差を第1ドリフトと判断し、現走行時に検出及
び算出されるロールレートωとロール角θとからドリフ
トの補正が行なわれる。従って、補正後のロール角、及
び該ロール角に対応するロールレートは、(θ−xO ,
ω−yO )となり、これに基づいて車両横転判定(図1
3参照)を行なうことにより、正確な横転判定が可能と
なる。
補正手段によれば、通常走行時にロール角算出手段2に
より算出されたロール角θ、及びロール角θに対応する
ロールレートωに基づいて作成される2次元マップの重
心点(xO ,yO )が算出される。本来なら、ロールレ
ート検出手段1の特性に変動がなければ、重心点(x
O ,yO )は零点(0,0)と略一致するので、通常走
行時に作成された重心点(xO ,yO )と零点(0,
0)との差を第1ドリフトと判断し、現走行時に検出及
び算出されるロールレートωとロール角θとからドリフ
トの補正が行なわれる。従って、補正後のロール角、及
び該ロール角に対応するロールレートは、(θ−xO ,
ω−yO )となり、これに基づいて車両横転判定(図1
3参照)を行なうことにより、正確な横転判定が可能と
なる。
【0043】図5は、実施の形態(2)に係るドリフト
検出補正手段の要部を概略的に示したブロック図であ
る。ここでは、図1に示したドリフト検出補正手段と同
様の構成については、その説明を省略する。図中7は補
正制御手段を示しており、ロールレート検出手段1、及
びロール角算出手段2はそれぞれ補正制御手段7に接続
され、補正制御手段7は第1の補正手段6に接続されて
いる。
検出補正手段の要部を概略的に示したブロック図であ
る。ここでは、図1に示したドリフト検出補正手段と同
様の構成については、その説明を省略する。図中7は補
正制御手段を示しており、ロールレート検出手段1、及
びロール角算出手段2はそれぞれ補正制御手段7に接続
され、補正制御手段7は第1の補正手段6に接続されて
いる。
【0044】実施の形態(2)に係るドリフト検出補正
手段における補正制御手段7の動作を図6に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。まずステップ31にお
いて、初期設定としてカウンタC、Cω、及びCθをそ
れぞれ0とし、次にステップ32において、ロールレー
ト検出手段1により新たにロールレートωが検出された
か否かを判断する。新たに検出されたと判断されれば、
ステップ33に移る。一方、新たに検出されたと判断さ
れなければ、ステップ32に戻る。
手段における補正制御手段7の動作を図6に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。まずステップ31にお
いて、初期設定としてカウンタC、Cω、及びCθをそ
れぞれ0とし、次にステップ32において、ロールレー
ト検出手段1により新たにロールレートωが検出された
か否かを判断する。新たに検出されたと判断されれば、
ステップ33に移る。一方、新たに検出されたと判断さ
れなければ、ステップ32に戻る。
【0045】ステップ33では、ロールレート検出手段
1により検出されたロールレートωC を取り込むと共
に、ロール角算出手段2により算出されたロール角θC
を取り込み、ステップ34に移る。ステップ34では、
取り込んだロールレートωC が所定範囲ωE 外であるか
否かが判断される。所定範囲ωE 外であると判断されれ
ば、ステップ35に移り、カウンタCωに1を加え、ス
テップ36に進む。一方、所定範囲ωE 外でないと判断
されれば、ステップ36に進む。
1により検出されたロールレートωC を取り込むと共
に、ロール角算出手段2により算出されたロール角θC
を取り込み、ステップ34に移る。ステップ34では、
取り込んだロールレートωC が所定範囲ωE 外であるか
否かが判断される。所定範囲ωE 外であると判断されれ
ば、ステップ35に移り、カウンタCωに1を加え、ス
テップ36に進む。一方、所定範囲ωE 外でないと判断
されれば、ステップ36に進む。
【0046】ステップ36では、取り込んだロール角θ
C が所定範囲θE 外であるか否かが判断される。所定範
囲θE 外であると判断されれば、ステップ37に移り、
カウンタCθに1を加え、ステップ38に進む。一方、
所定範囲θE 外でないと判断されれば、ステップ38に
進む。
C が所定範囲θE 外であるか否かが判断される。所定範
囲θE 外であると判断されれば、ステップ37に移り、
カウンタCθに1を加え、ステップ38に進む。一方、
所定範囲θE 外でないと判断されれば、ステップ38に
進む。
【0047】ステップ38では、カウンタCに1を加
え、次にステップ39において、カウンタCが所定回数
C’以上であるか否かを判断する。所定回数C’以上で
あれば、通常走行時における重心点算出のために必要な
データを取り入れる動作が終了であり、ステップ40に
進む。一方、所定回数C’以上でなければ、必要なデー
タを取り入れる動作は終了していないので、ステップ3
2に戻る。
え、次にステップ39において、カウンタCが所定回数
C’以上であるか否かを判断する。所定回数C’以上で
あれば、通常走行時における重心点算出のために必要な
データを取り入れる動作が終了であり、ステップ40に
進む。一方、所定回数C’以上でなければ、必要なデー
タを取り入れる動作は終了していないので、ステップ3
2に戻る。
【0048】ステップ40では、カウンタCωが所定回
数Cω’以上であるか否かを判断する。所定回数Cω’
以上であれば、ステップ42に移り、一方、所定回数C
ω’以上でなければ、ステップ41に移る。ステップ4
1では、カウンタCθが所定回数Cθ’以上であるか否
かを判断する。所定回数Cθ’以上であれば、ステップ
42に移り、一方、所定回数Cω’以上でなければ、ス
テップ43に移る。ステップ42では、第1の補正手段
6による補正が行なわれるように制御する。一方、ステ
ップ43では、第1の補正手段6による補正が行なわれ
ないように制御する。
数Cω’以上であるか否かを判断する。所定回数Cω’
以上であれば、ステップ42に移り、一方、所定回数C
ω’以上でなければ、ステップ41に移る。ステップ4
1では、カウンタCθが所定回数Cθ’以上であるか否
かを判断する。所定回数Cθ’以上であれば、ステップ
42に移り、一方、所定回数Cω’以上でなければ、ス
テップ43に移る。ステップ42では、第1の補正手段
6による補正が行なわれるように制御する。一方、ステ
ップ43では、第1の補正手段6による補正が行なわれ
ないように制御する。
【0049】上記実施の形態(2)に係るドリフト検出
補正手段によれば、通常走行時における重心点(xO ,
yO )を算出するにあたって、所定範囲ωE 外の値を示
すロールレートωが所定回数Cω’以上、検出された場
合、あるいは所定範囲θE 外の値を示すロール角θが所
定回数Cθ’以上、算出された場合のいずれかである時
に限り、補正が行なわれる。すなわち、所定範囲ωE 外
の値を示すロールレートωが所定回数Cω’以上、検出
されず、また所定範囲θE 外の値を示すロール角θが所
定回数Cθ’以上、算出されない場合には、ドリフト成
分がほとんど含まれておらず、ドリフト補正の必要がな
いと判断し、補正が行なわれないようにすることができ
る。
補正手段によれば、通常走行時における重心点(xO ,
yO )を算出するにあたって、所定範囲ωE 外の値を示
すロールレートωが所定回数Cω’以上、検出された場
合、あるいは所定範囲θE 外の値を示すロール角θが所
定回数Cθ’以上、算出された場合のいずれかである時
に限り、補正が行なわれる。すなわち、所定範囲ωE 外
の値を示すロールレートωが所定回数Cω’以上、検出
されず、また所定範囲θE 外の値を示すロール角θが所
定回数Cθ’以上、算出されない場合には、ドリフト成
分がほとんど含まれておらず、ドリフト補正の必要がな
いと判断し、補正が行なわれないようにすることができ
る。
【0050】図7は、実施の形態(3)に係るドリフト
検出補正手段の要部を概略的に示したブロック図であ
る。ここでは、図1に示したドリフト検出補正手段と同
様の構成については、その説明を省略する。図中8は、
マップ作成手段を示している。ロールレート検出手段
1、及びロール角算出手段2はそれぞれマップ作成手段
8に接続されている。
検出補正手段の要部を概略的に示したブロック図であ
る。ここでは、図1に示したドリフト検出補正手段と同
様の構成については、その説明を省略する。図中8は、
マップ作成手段を示している。ロールレート検出手段
1、及びロール角算出手段2はそれぞれマップ作成手段
8に接続されている。
【0051】第3の制御手段9はロールレート検出手段
1、ロール角算出手段2、及びマップ作成手段8に接続
され、第4の制御手段10はロールレート算出手段1、
ロール角算出手段2、及びマップ作成手段8に接続され
ている。また、ロールレート検出手段1、ロール角算出
手段2、マップ作成手段8、及び第1の補正手段6はそ
れぞれ第2の補正手段11に接続されている。また、マ
ップ作成手段8は、ロール角θをX軸、ロールレートω
をY軸にとり、ロール角算出手段2により算出されたロ
ール角θ、及びロール角θに対応するロールレートωの
うち最大、最小のものに基づいて2次元マップを作成す
るものである。
1、ロール角算出手段2、及びマップ作成手段8に接続
され、第4の制御手段10はロールレート算出手段1、
ロール角算出手段2、及びマップ作成手段8に接続され
ている。また、ロールレート検出手段1、ロール角算出
手段2、マップ作成手段8、及び第1の補正手段6はそ
れぞれ第2の補正手段11に接続されている。また、マ
ップ作成手段8は、ロール角θをX軸、ロールレートω
をY軸にとり、ロール角算出手段2により算出されたロ
ール角θ、及びロール角θに対応するロールレートωの
うち最大、最小のものに基づいて2次元マップを作成す
るものである。
【0052】また、第3の制御手段9は、通常走行時に
おけるデータ(ロール角θ、及びロールレートω)から
モニタ用マップを予め作成しておくように、ロールレー
ト検出手段1、ロール角算出手段2、及びマップ作成手
段8を制御するものであり、第4の制御手段10は、現
走行の直前時におけるデータから現走行直前マップを作
成しておくように、ロールレート検出手段1、ロール角
算出手段2、及びマップ作成手段8を制御するものであ
る。
おけるデータ(ロール角θ、及びロールレートω)から
モニタ用マップを予め作成しておくように、ロールレー
ト検出手段1、ロール角算出手段2、及びマップ作成手
段8を制御するものであり、第4の制御手段10は、現
走行の直前時におけるデータから現走行直前マップを作
成しておくように、ロールレート検出手段1、ロール角
算出手段2、及びマップ作成手段8を制御するものであ
る。
【0053】図8は、モニタ用マップの一例を示した図
である。図9は、モニタ用マップと現走行直前マップと
を示した図であり、図中M、Nはそれぞれモニタ用マッ
プ、現走行直前マップを示している。但し、ここでは説
明を容易にするために、これらマップM、Nをいずれも
円形状にしている。
である。図9は、モニタ用マップと現走行直前マップと
を示した図であり、図中M、Nはそれぞれモニタ用マッ
プ、現走行直前マップを示している。但し、ここでは説
明を容易にするために、これらマップM、Nをいずれも
円形状にしている。
【0054】本来なら、ロールレート検出手段1の特性
に変動がなければ、モニタ用マップMと現走行直前マッ
プNとは略一致するので、モニタ用マップMと現走行直
前マップNとの差(斜線部)を第2ドリフトとする。
に変動がなければ、モニタ用マップMと現走行直前マッ
プNとは略一致するので、モニタ用マップMと現走行直
前マップNとの差(斜線部)を第2ドリフトとする。
【0055】図中の点Q(θQ ,ωQ )は車両傾斜状態
の一状態を示しており、点Qと重心点G(xO ,yO )
とを結ぶ直線をLQ で示している。また、直線LQ とモ
ニタ用マップM、現走行直前マップNとがそれぞれ交わ
る点が点MQ 、NQ であり、点MQ と点NQ とを結ぶ線
分(ΔxQ ,ΔyQ )が車両傾斜状態Qにおける第2ド
リフトとなる。
の一状態を示しており、点Qと重心点G(xO ,yO )
とを結ぶ直線をLQ で示している。また、直線LQ とモ
ニタ用マップM、現走行直前マップNとがそれぞれ交わ
る点が点MQ 、NQ であり、点MQ と点NQ とを結ぶ線
分(ΔxQ ,ΔyQ )が車両傾斜状態Qにおける第2ド
リフトとなる。
【0056】実施の形態(3)に係るドリフト検出補正
手段における第2の補正手段11の動作を図10に示し
たフローチャートに基づいて説明する。ここでは、説明
を容易にするために、ステップ53で取り込むロール
角、及びロールレートをそれぞれθQ 、ωQ とする(図
9参照)。
手段における第2の補正手段11の動作を図10に示し
たフローチャートに基づいて説明する。ここでは、説明
を容易にするために、ステップ53で取り込むロール
角、及びロールレートをそれぞれθQ 、ωQ とする(図
9参照)。
【0057】まずステップ51において、マップ作成手
段8によって予め作成しておいたモニタ用マップMと現
走行直前マップNとを取り込み、次にステップ52にお
いて、ロールレート検出手段1により新たにロールレー
トωが検出されたか否かを判断する。新たに検出された
と判断されれば、ステップ53に移る。一方、新たに検
出されたと判断されなければ、ステップ52に戻る。
段8によって予め作成しておいたモニタ用マップMと現
走行直前マップNとを取り込み、次にステップ52にお
いて、ロールレート検出手段1により新たにロールレー
トωが検出されたか否かを判断する。新たに検出された
と判断されれば、ステップ53に移る。一方、新たに検
出されたと判断されなければ、ステップ52に戻る。
【0058】ステップ53では、ロールレート検出手段
1により検出されたロールレートωQ を取り込むと共
に、ロール角算出手段2により算出されたロール角θQ
を取り込み、ステップ54に移る。
1により検出されたロールレートωQ を取り込むと共
に、ロール角算出手段2により算出されたロール角θQ
を取り込み、ステップ54に移る。
【0059】ステップ54では、第2ドリフト(Δx
Q ,ΔyQ )を算出し、次にステップ55において、第
1の補正手段6により第1ドリフトの補正が行なわれた
(θQ−xO ,ωQ −yO )を取り込み、次にステップ
56において、第2ドリフトの補正を行ない(θQ −x
O −ΔxQ ,ωQ −yO −ΔyQ )を算出する。
Q ,ΔyQ )を算出し、次にステップ55において、第
1の補正手段6により第1ドリフトの補正が行なわれた
(θQ−xO ,ωQ −yO )を取り込み、次にステップ
56において、第2ドリフトの補正を行ない(θQ −x
O −ΔxQ ,ωQ −yO −ΔyQ )を算出する。
【0060】上記実施の形態(3)に係るドリフト検出
補正手段によれば、予め作成しておいたモニタ用マップ
Mと現走行直前マップNとの差が算出される。本来な
ら、ロールレート検出手段1の特性に変動がなければ、
モニタ用マップMと現走行直前マップNとは略一致する
ので、モニタ用マップNと現走行直前マップNとの差を
第2ドリフトと判断し、現走行時に検出及び算出される
ロールレートω、ロール角θからドリフトの補正が行な
われる。従って、第1ドリフト及び第2ドリフトを補正
し、補正後の内容に基づいて車両横転判定(図13参
照)を行なうことによって、より一層正確な横転検出が
可能となる。
補正手段によれば、予め作成しておいたモニタ用マップ
Mと現走行直前マップNとの差が算出される。本来な
ら、ロールレート検出手段1の特性に変動がなければ、
モニタ用マップMと現走行直前マップNとは略一致する
ので、モニタ用マップNと現走行直前マップNとの差を
第2ドリフトと判断し、現走行時に検出及び算出される
ロールレートω、ロール角θからドリフトの補正が行な
われる。従って、第1ドリフト及び第2ドリフトを補正
し、補正後の内容に基づいて車両横転判定(図13参
照)を行なうことによって、より一層正確な横転検出が
可能となる。
【0061】図11は、補正前、及び補正後の車両傾斜
状態と、車両横転判定領域との関係を示した図であり、
図中A1 、A2 はそれぞれ車両横転判定領域を示してい
る。補正後の車両傾斜状態、すなわち実際の車両傾斜状
態に近い状態を示す点Q’は、車両横転判定領域A1 、
A2 内には位置しておらず、実際には車両は横転してい
ない。ところが、補正前の車両傾斜状態を示す点Qは、
車両横転判定領域A1 内に位置しており、ドリフト補正
を行なわない場合には、車両が横転していると判断さ
れ、ベルトプリテンショナ等の乗員保護システムを搭載
した車両では、誤ってシステムが作動してしまう。すな
わち、上記したドリフト補正を行なうことによって、正
確に車両の横転判定をすることができ、乗員保護システ
ムの誤作動を回避するといったことが可能となる。
状態と、車両横転判定領域との関係を示した図であり、
図中A1 、A2 はそれぞれ車両横転判定領域を示してい
る。補正後の車両傾斜状態、すなわち実際の車両傾斜状
態に近い状態を示す点Q’は、車両横転判定領域A1 、
A2 内には位置しておらず、実際には車両は横転してい
ない。ところが、補正前の車両傾斜状態を示す点Qは、
車両横転判定領域A1 内に位置しており、ドリフト補正
を行なわない場合には、車両が横転していると判断さ
れ、ベルトプリテンショナ等の乗員保護システムを搭載
した車両では、誤ってシステムが作動してしまう。すな
わち、上記したドリフト補正を行なうことによって、正
確に車両の横転判定をすることができ、乗員保護システ
ムの誤作動を回避するといったことが可能となる。
【0062】上記実施の形態(1)〜(4)のいずれか
に係るドリフト検出補正手段の重心点算出手段3におけ
る重心点の算出について説明する。 1. ロール角算出手段2により算出されるロール角を
θ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、θn に対応す
るロールレートをそれぞれω1 、…、ωn とした場合、
((θ1 +…+θn )/n,(ω1 +…+ωn )/n)
を重心点として算出する。これにより、重心点は検出さ
れるロールレート、及び算出されるロール角の平均によ
って算出されるので、より正確にドリフト成分を検出
し、補正することができる。
に係るドリフト検出補正手段の重心点算出手段3におけ
る重心点の算出について説明する。 1. ロール角算出手段2により算出されるロール角を
θ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、θn に対応す
るロールレートをそれぞれω1 、…、ωn とした場合、
((θ1 +…+θn )/n,(ω1 +…+ωn )/n)
を重心点として算出する。これにより、重心点は検出さ
れるロールレート、及び算出されるロール角の平均によ
って算出されるので、より正確にドリフト成分を検出
し、補正することができる。
【0063】また、同一のロール角θk に対応するロー
ルレートが複数ωk1、ωk2、…存在する場合には、最大
ロールレートωkMAX=MAX{ωk1、…}、最小ロール
レートωkMIN=MIN{ωk1、…}のものだけを用いて
重心点を算出することにより、算出される重心点付近の
ものを考慮せず、重心点から遠く離れているものだけを
考慮することができ、車両横転判定を行なう場合の精度
をより一層高めることができる。
ルレートが複数ωk1、ωk2、…存在する場合には、最大
ロールレートωkMAX=MAX{ωk1、…}、最小ロール
レートωkMIN=MIN{ωk1、…}のものだけを用いて
重心点を算出することにより、算出される重心点付近の
ものを考慮せず、重心点から遠く離れているものだけを
考慮することができ、車両横転判定を行なう場合の精度
をより一層高めることができる。
【0064】2. ロール角算出手段2により算出され
るロール角をθ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、
θn に対応するロールレートをそれぞれω1 、…、ωn
とした場合、ロール角θの平均値である平均ロール角θ
A =θ1 +…+θn /nと平均ロール角θA を微分して
求められる値ωA とからなる(θA ,ωA )を重心点と
して算出する。これにより、重心点はロール角算出手段
2により算出される頻度の高いロール角を用いて算出さ
れるので、より正確にドリフト成分を検出し、補正する
ことができる。
るロール角をθ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、
θn に対応するロールレートをそれぞれω1 、…、ωn
とした場合、ロール角θの平均値である平均ロール角θ
A =θ1 +…+θn /nと平均ロール角θA を微分して
求められる値ωA とからなる(θA ,ωA )を重心点と
して算出する。これにより、重心点はロール角算出手段
2により算出される頻度の高いロール角を用いて算出さ
れるので、より正確にドリフト成分を検出し、補正する
ことができる。
【0065】3. ロールレート検出手段1により検出
されるロールレートωのうち、最大、最小であるロール
レートωMAX 、ωMIN 、及びロールレートωMAX 、ω
MIN に対応するロール角をそれぞれθ(ωMAX )、θ
(ωMIN )とした場合、((θ(ωMAX )+θ(ω
MIN ))/2,(ωMAX +ωMIN )/2)を重心点とし
て算出する。これにより、重心点は2点間の中点として
算出されるので、演算上の負担を小さくし、ドリフト成
分の検出効率を向上させることができる。
されるロールレートωのうち、最大、最小であるロール
レートωMAX 、ωMIN 、及びロールレートωMAX 、ω
MIN に対応するロール角をそれぞれθ(ωMAX )、θ
(ωMIN )とした場合、((θ(ωMAX )+θ(ω
MIN ))/2,(ωMAX +ωMIN )/2)を重心点とし
て算出する。これにより、重心点は2点間の中点として
算出されるので、演算上の負担を小さくし、ドリフト成
分の検出効率を向上させることができる。
【0066】4. ロールレート検出手段1により検出
されるロールレートωであり、所定のロール角θJ に対
応するロールレートのうち、最大、最小であるロールレ
ートをそれぞれωMAX (θJ )、ωMIN (θJ )とした
場合、(θJ ,(ωMAX (θJ )+ωMIN (θJ ))/
2)を重心点として算出する。
されるロールレートωであり、所定のロール角θJ に対
応するロールレートのうち、最大、最小であるロールレ
ートをそれぞれωMAX (θJ )、ωMIN (θJ )とした
場合、(θJ ,(ωMAX (θJ )+ωMIN (θJ ))/
2)を重心点として算出する。
【0067】これにより、重心点は所定のロール角θJ
に対応する2点間の中点として算出されるので、演算上
の負担を著しく小さくし、ドリフト成分の検出効率をよ
り一層向上させることができる。
に対応する2点間の中点として算出されるので、演算上
の負担を著しく小さくし、ドリフト成分の検出効率をよ
り一層向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態(1)に係るドリフト検出
補正手段の要部を概略的に示したブロック図である。
補正手段の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係るドリフト検出補正手段
における第1の制御手段の動作を示したフローチャート
である。
における第1の制御手段の動作を示したフローチャート
である。
【図3】実施の形態(1)に係るドリフト検出補正手段
における第2の制御手段の動作を示したフローチャート
である。
における第2の制御手段の動作を示したフローチャート
である。
【図4】実施の形態(1)に係るドリフト検出補正手段
における第1の補正手段の動作を示したフローチャート
である。
における第1の補正手段の動作を示したフローチャート
である。
【図5】実施の形態(2)に係るドリフト検出補正手段
の要部を概略的に示したブロック図である。
の要部を概略的に示したブロック図である。
【図6】実施の形態(2)に係るドリフト検出補正手段
における補正制御手段の動作を示したフローチャートで
ある。
における補正制御手段の動作を示したフローチャートで
ある。
【図7】実施の形態(3)に係るドリフト検出補正手段
の要部を概略的に示したブロック図である。
の要部を概略的に示したブロック図である。
【図8】モニタ用マップの一例を示した図である。
【図9】モニタ用マップと現走行直前マップとを示した
図である。
図である。
【図10】実施の形態(3)に係るドリフト検出補正手
段における第2の補正手段の動作を示したフローチャー
トである。
段における第2の補正手段の動作を示したフローチャー
トである。
【図11】ドリフト補正前及び補正後の車両傾斜状態
と、車両横転判定領域との関係を示した図である。
と、車両横転判定領域との関係を示した図である。
【図12】X軸に時間Tをとり、Y軸にロールレートω
をとったグラフ図である。
をとったグラフ図である。
【図13】X軸にロール角をとり、Y軸にロールレート
をとった2次元マップを示した図である。
をとった2次元マップを示した図である。
【図14】雰囲気温度がロールレートの検出、及びロー
ル角の算出に及ぼす影響を示した図である。
ル角の算出に及ぼす影響を示した図である。
1 ロールレート検出手段 2 ロール角算出手段 3 重心点算出手段 4 第1の制御手段 5 第2の制御手段 6 第1の補正手段 7 補正制御手段 8 マップ作成手段 9 第3の制御手段 10 第4の制御手段 11 第2の補正手段
Claims (10)
- 【請求項1】 車両のロールレートωを検出するロール
レート検出手段と、該ロールレート検出手段により検出
されたロールレートωからロール角θを算出するロール
角算出手段と、 ロール角θをX軸、ロールレートωをY軸にとり、前記
ロール角算出手段により算出されたロール角θ、及びロ
ール角θに対応するロールレートωに基づいて作成され
る2次元マップの重心点であり、零点(0,0)との差
が第1ドリフトとなる重心点(xO ,yO )を算出する
重心点算出手段とを備えると共に、 予め通常走行時における重心点(xO ,yO )を算出し
ておくように、前記ロールレート検出手段、前記ロール
角算出手段、及び前記重心点算出手段を制御する第1の
制御手段と、 現走行時におけるロールレートωを検出し、検出された
ロールレートωからロール角θを算出するように、前記
ロールレート検出手段、及び前記ロール角算出手段を制
御する第2の制御手段と、 現走行時におけるロール角θ、及びロール角θに対応す
るロールレートωから前記第1ドリフトの補正を行な
い、補正後のロール角、及びロールレートからなる(θ
−xO ,ω−yO )を算出する第1の補正手段とを備え
ていることを特徴とするドリフト検出補正手段。 - 【請求項2】 通常走行時における重心点(xO ,y
O )を算出するにあたって、所定範囲外の値を示すロー
ルレートωが所定回数以上、前記ロールレート検出手段
により検出された場合に限り、前記第1の補正手段によ
る補正を行なうように制御する第1の補正制御手段を備
えていることを特徴とする請求項1記載のドリフト検出
補正手段。 - 【請求項3】 通常走行時における重心点(xO ,y
O )を算出するにあたって、所定範囲外の値を示すロー
ル角θが所定回数以上、前記ロール角算出手段により算
出された場合に限り、前記第1の補正手段による補正を
行なうように制御する第2の補正制御手段を備えている
ことを特徴とする請求項1記載のドリフト検出補正手
段。 - 【請求項4】 通常走行時における重心点(xO ,y
O )を算出するにあたって、所定範囲外の値を示すロー
ルレートωが所定回数以上、前記ロールレート検出手段
により検出された場合、あるいは所定範囲外の値を示す
ロール角θが所定回数以上、前記ロール角算出手段によ
り算出された場合のいずれかである時に限り、前記第1
の補正手段による補正を行なうように制御する第3の補
正制御手段を備えていることを特徴とする請求項1記載
のドリフト検出補正手段。 - 【請求項5】 前記ロール角算出手段により算出される
ロール角をθ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、θ
n に対応するロールレートをそれぞれω1 、…、ωn と
した場合、 前記重心点算出手段が、((θ1 +…+θn )/n,
(ω1 +…+ωn )/n)を重心点として算出するもの
であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に
記載のドリフト検出補正手段。 - 【請求項6】 同一のロール角θk に対応するロールレ
ートが複数ωk1、ωk2、…存在する場合には、最大ロー
ルレートωkMAX=MAX{ωk1、…}、最小ロールレー
トωkMIN=MIN{ωk1、…}のものだけを用いて重心
点を算出することを特徴とする請求項5記載のドリフト
検出補正手段。 - 【請求項7】 前記ロール角算出手段により算出される
ロール角をθ1 、…、θn 、及びロール角θ1 、…、θ
n に対応するロールレートをそれぞれω1 、…、ωn と
した場合、 前記重心点算出手段が、ロール角θの平均値である平均
ロール角θA =θ1 +…+θn /nと平均ロール角θA
を微分して求められる値ωA とからなる(θA,ωA )
を重心点として算出するものであることを特徴とする請
求項1〜4のいずれかの項に記載のドリフト検出補正手
段。 - 【請求項8】 前記ロールレート検出手段により検出さ
れるロールレートωのうち、最大、最小であるロールレ
ートωMAX 、ωMIN 、及びロールレートωMAX 、ωMIN
に対応するロール角をそれぞれθ(ωMAX )、θ(ω
MIN )とした場合、 前記重心点算出手段が、((θ(ωMAX )+θ(ω
MIN ))/2,(ωMAX +ωMIN )/2)を重心点とし
て算出するものであることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかの項に記載のドリフト検出補正手段。 - 【請求項9】 前記ロールレート検出手段により検出さ
れるロールレートがωであり、所定のロール角θJ に対
応するロールレートのうち、最大、最小であるロールレ
ートをそれぞれωMAX (θJ )、ωMIN (θJ )とした
場合、 前記重心点算出手段が、(θJ ,(ωMAX (θJ )+ω
MIN (θJ ))/2)を重心点として算出するものであ
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載
のドリフト検出補正手段。 - 【請求項10】 ロール角θをX軸、ロールレートωを
Y軸にとり、前記ロール角算出手段により算出されたロ
ール角θ、及びロール角θに対応するロールレートωの
うち最大、最小のものに基づいて2次元マップを作成す
るマップ作成手段と、 予め、通常走行時におけるマップ(以下、モニタ用マッ
プと記す)を作成しておくように前記ロールレート検出
手段、前記ロール角算出手段、及び前記マップ作成手段
を制御する第3の制御手段と、 現走行の直前時におけるマップ(以下、現走行直前マッ
プと記す)を作成しておくように、前記ロールレート検
出手段、前記ロール角算出手段、及び前記マップ作成手
段を制御する第4の制御手段とを備えると共に、 前記第1の補正手段により補正が行なわれた(θ−x
O ,ω−yO )に、モニタ用マップと現走行直前マップ
との差である第2ドリフトを補正として施す第2の補正
手段を備えていることを特徴とする請求項1〜9のいず
れかの項に記載のドリフト検出補正手段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165537A JPH1114363A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ドリフト検出補正手段 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165537A JPH1114363A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ドリフト検出補正手段 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114363A true JPH1114363A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15814278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165537A Withdrawn JPH1114363A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ドリフト検出補正手段 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114363A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6304805B1 (en) | 1999-07-21 | 2001-10-16 | Denso Corporation | Vehicle behavior estimating and controlling method and system as well as body slip angle estimating method and system |
| JP2002310644A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-23 | Robert Bosch Gmbh | 車両の角度位置測定方法 |
| JP2008247387A (ja) * | 2008-06-23 | 2008-10-16 | Denso Corp | 車両用横転判定装置 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP9165537A patent/JPH1114363A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6304805B1 (en) | 1999-07-21 | 2001-10-16 | Denso Corporation | Vehicle behavior estimating and controlling method and system as well as body slip angle estimating method and system |
| JP2002310644A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-23 | Robert Bosch Gmbh | 車両の角度位置測定方法 |
| JP2008247387A (ja) * | 2008-06-23 | 2008-10-16 | Denso Corp | 車両用横転判定装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |