JPH11143726A - アプリケーション共有操作処理装置及び方法及びそのプログラム記憶媒体 - Google Patents

アプリケーション共有操作処理装置及び方法及びそのプログラム記憶媒体

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JPH11143726A
JPH11143726A JP31167097A JP31167097A JPH11143726A JP H11143726 A JPH11143726 A JP H11143726A JP 31167097 A JP31167097 A JP 31167097A JP 31167097 A JP31167097 A JP 31167097A JP H11143726 A JPH11143726 A JP H11143726A
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event
application
window
unit
input
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JP31167097A
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Kaori Suzuki
香緒里 鈴木
Shiro Nagashima
史朗 永嶋
Yoshikazu Ueki
美和 植木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、アプリケーション共有操作処理装置
に関し、利用者の負担(コンピュータリテラシ)なし
で、複数の利用者が同一のアプリケーションでの共同作
業を行うことを目的とする。 【解決手段】 複数のイベント処理部2は、各々がイベ
ントを入力するためのウィンドウを有する複数のアプリ
ケーションの各々に対応し、各々が、ウィンドウに対応
する入力手段を生成し、入力手段に入力されたイベント
を受け取り、このイベントをイベント統合部4に送出す
る。イベント統合部4は、複数のイベント処理部2から
受信した複数のイベントを統合して管理し、所定の条件
に従うイベントを送出する。複数のアプリケーション操
作部1は、複数のアプリケーションに対応し、イベント
統合部4の送出したイベントに応じて、対応するアプリ
ケーションを操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
共有操作処理装置及び方法及びそのプログラム記憶媒体
に関し、特に、既存のアプリケーションを複数の利用者
で操作することによって共同作業を行うことを可能にし
たアプリケーション共有操作処理装置及び方法及びその
プログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くのアプリケーション(アプリ
ケーションプログラム)、特に、パーソナルコンピュー
タで広く用いられるアプリケーションは、その殆どがG
UI(グラフィカルユーザインタフェース)を有する。
この一般に広く使用されているGUIを有するアプリケ
ーションを用いて、複数の利用者が情報を共有しながら
共同作業を行う場合がある。
【0003】例えば、複数の利用者が各々の計算機を互
いに接続する。そして、複数の利用者が、各々の計算機
で同一のアプリケーションによる処理を、他の計算機と
の間で情報を共有しながら共同して行う。例えば、アプ
リケーションが文書作成プログラムである場合には、同
一の文書が各計算機において作成される。
【0004】このように、複数の計算機で同一のアプリ
ケーションにより同一の結果を得るためには、複数の計
算機間における情報の共有が必須である。即ち、ある利
用者が自己の計算機から入力した情報は、他の計算機に
漏れなく優先的に送信されることが必要である。また、
ある利用者の入力によって情報が更新される場合、一旦
その更新が行われた後には、他の計算機が更新前の情報
を用いた処理を行うことがないようにする必要がある。
【0005】従って、ある情報の入力があった場合、自
計算機における情報の更新処理、他の計算機への当該情
報の送信処理、当該情報の入力から更新や送信の間の当
該情報の参照や更新の禁止処理を、一体不可分に行う必
要がある。そこで、従来は、前述のような処理を可能と
するために、情報共有のしくみを持つ専用のツールを用
いている。例えば、専用のツールとしては、メモリの共
有の制御や排他制御のためのツールがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、複数の
利用者で情報共有を行いながら同一のアプリケーション
での共同作業を行うためには、専用のツールを用いる必
要がある。このため、従来は、当該アプリケーションと
は別に、情報共有を実行するソフトウェアやハードウェ
アが必要であり、これを購入してその使い方を学習する
必要(コンピュータリテラシの必要)がある。これは利
用者にとっては大きな負担である。
【0007】また、専用のツールによれば、利用者は当
該ツールを介してアプリケーションを使用することにな
るので、既存の使い慣れているアプリケーションで作業
を行うことができない。このため、共同作業を行ってい
る割りには生産性はあまり向上せず、誤操作によるエラ
ーの発生を常に意識する必要がある。
【0008】本発明は、利用者の負担(コンピュータリ
テラシ)なしで、複数の利用者で情報共有を行いながら
同一のアプリケーションでの共同作業を行うことができ
るアプリケーション共有操作処理装置を提供することを
目的とする。
【0009】また、本発明は、利用者に専用ツールの存
在を意識させることなく、複数の利用者で情報共有を行
いながら同一のアプリケーションでの共同作業を行うこ
とができるアプリケーション共有操作処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】また、本発明は、複数の利用者で情報共有
を行いながら同一のアプリケーションでの共同作業を高
い生産性で行うことができるアプリケーション共有操作
処理装置を提供することを目的とする。
【0011】更に、本発明は、利用者の負担(コンピュ
ータリテラシ)なしで、複数の利用者で情報共有を行い
ながら同一のアプリケーションでの共同作業を行うこと
ができるアプリケーション共有操作処理装置を実現する
ためのプログラムを記憶したプログラム記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示し、本発明のアプリケーション共有操作処理装置
100を示す。
【0013】アプリケーション共有操作処理装置100
は、複数のアプリケーションの各々に対応する複数のイ
ベント処理部2と、イベント統合部4と、複数のアプリ
ケーションの各々に対応する複数のアプリケーション操
作部1とからなる。各々のアプリケーションはイベント
を入力するためのウィンドウを有する。イベント処理部
2は、各々が、ウィンドウに対応する入力手段を生成
し、この入力手段に入力されたイベントを受け取り、当
該イベントをイベント統合部4に送出する。イベント統
合部4は、複数のイベント処理部2から受信した複数の
イベントを統合して管理し、所定の条件に従うイベント
をイベント処理部2に送出する。アプリケーション操作
部1は、イベント統合部4の送出したイベントに応じ
て、対応するアプリケーションを操作する。
【0014】本発明のアプリケーション共有操作処理装
置100によれば、アプリケーションを操作するマウス
やキーボードからの入力であるイベントが、イベント処
理部2によって生成された入力手段により、アプリケー
ションに入力される以前に捕捉される。入力手段は利用
者に意識されることのない擬似的なウィンドウである。
従って、利用者は、アプリケーションのウィンドウに入
力しているとのみ意識しているが、実際には、イベント
処理部2の生成した入力手段に入力している。イベント
は当該アプリケーションのウィンドウから直接にはアプ
リケーションに入力されない。従って、イベントは、ア
プリケーション操作部1ではなく、イベント処理部2に
入力される。
【0015】そして、アプリケーションに送られる前段
階で捕捉されたイベントは、1個所のイベント統合部4
で統合されイベントの1個の時系列(キュー)として管
理される。イベント統合部4は、イベント列の中の所定
のイベントをイベント処理部2に送信する。これによ
り、複数のイベント処理部2に対して同一のイベントが
同時に送信されるので、複数の環境で実行している既存
のアプリケーションが常に同一の状態を保ちながら操作
される。このため、各々が異なるイベント処理部2及び
アプリケーション操作部1を使用している複数の利用者
によって、既存のアプリケーションの共有操作を行うこ
とができる。
【0016】また、本発明によれば、既存のアプリケー
ションの種類に依存しないため、入力手段を生成できる
アプリケーションであればどのような既存のアプリケー
ションでも対象とすることができる。更に、本発明によ
れば、統合の対象とするイベントはマウスやキーボード
のイベントなど利用者の操作に対応するイベントのみで
あるため、既存のアプリケーションが扱うその他のイベ
ントについては関知する必要がないので、簡便な処理が
可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施態様説明図で
あり、アプリケーション共有操作処理装置100の構成
を示す。
【0018】アプリケーション共有操作処理装置100
は、GUIを持つ既存のアプリケーション6のウィンド
ウ7に対応する入力手段10を生成し、この入力手段1
0に入力されたイベントを受け取り、これらのイベント
を統合し、複数の環境下で同じ状態を保ちながら共同作
業を行う。
【0019】アプリケーション共有操作処理装置100
は処理装置9と入出力装置11とからなる。処理装置9
はCPUとメモリとからなり、アプリケーション6、ア
プリケーション操作部1及び共有操作処理部8を備え
る。共有操作処理部8はイベント処理部2、イベント送
信部3、イベント受信部5及びイベント統合部4からな
る。アプリケーション6、アプリケーション操作部1及
び共有操作処理部8はメモリ上に存在するプログラムに
より実現される。入出力装置11は、入力装置であるマ
ウス13及びキーボード12と、表示画面を有する表示
装置14とを備える。
【0020】共有操作処理部8において、イベント統合
部4は全てのイベントを統合する必要があるので1個だ
け設けられる。これに対して、イベント処理部2、イベ
ント送信部3及びイベント受信部5は、複数のアプリケ
ーション6及び複数のアプリケーション操作部1の各々
に対応して設けられる。
【0021】アプリケーション操作部1は複数のアプリ
ケーション6の各々に対応して、複数設けられる。アプ
リケーション操作部1は、アプリケーション6を起動
し、また、イベントをアプリケーション6に与えること
によってアプリケーション6の操作を行う。アプリケー
ション操作部1は、イベント統合部4の送出したイベン
トをイベント処理部2を介して受け取り、これに応じて
アプリケーション6を操作する。
【0022】アプリケーション6は、GUI用のウィン
ドウ7を有し、これを表示装置14の画面上に表示す
る。利用者は、表示装置14の画面上に開設されたウィ
ンドウ7を見て、このウィンドウ7へマウス13及び/
又はキーボード12を用いて所定のイベントを入力す
る。利用者がウィンドウ7に入力したイベントは、通常
(共有操作処理部8が起動されていない場合)、アプリ
ケーション操作部1に入力される。アプリケーション6
は利用者によりウィンドウ7に入力された指示入力によ
り起動される。
【0023】アプリケーション6及びアプリケーション
操作部1は、後述する入出力装置11及び表示装置14
の各々に対応して設けられる。例えば、処理装置9は、
入出力装置11及び表示装置14からアプリケーション
6又はアプリケーション操作部1が起動されると、これ
に応じて、当該入出力装置11等に対応するアプリケー
ション6等を生成する。
【0024】イベント処理部2は、複数のアプリケーシ
ョン6及びアプリケーション操作部1に対応して、複数
設けられる。イベント処理部2は、アプリケーション6
のウィンドウ7に対応する入力手段10としてのウィン
ドウ10Aを生成し、表示装置14上の画面に表示す
る。利用者がこのウィンドウ10Aを見てこれにイベン
トを入力すると、イベント処理部2は、ウィンドウ10
Aを介して利用者の入力したイベントを受け取りイベン
ト送信部3に送る。これにより、既存のアプリケーショ
ン6を操作するマウス13やキーボード12のイベント
が、既存のアプリケーション6に送られる前の段階で捕
捉される。また、イベント処理部2は、イベント受信部
5からのイベントを受け取り、アプリケーション操作部
1にイベントを与える。
【0025】入力手段10又はウィンドウ10Aは、表
示装置14の画面上に開設されたGUI用のインタフェ
ースである。ウィンドウ10Aはウィンドウ7に対応す
る擬似的なウィンドウである。利用者には、ウィンドウ
7は見えず、ウィンドウ10Aのみが見える。従って、
利用者の入力したイベントはウィンドウ10Aに入力さ
れる。利用者は、ウィンドウ10Aへの入力であること
を知らず、意識する必要もない。従って、アプリケーシ
ョン共有操作処理装置100を用いるに際して、利用者
に対するコンピュータリテラシは不要である。
【0026】イベント処理部2がウィンドウ10Aを介
して受け取るイベントは、利用者の入力した全てのイベ
ントの中で、マウス13やキーボード12のイベントな
どの利用者の操作に対応するもののみである。このた
め、イベント処理部2が既存のアプリケーション6が扱
うその他のイベントについては関知する必要がないの
で、簡便な処理が可能となる。
【0027】また、イベント処理部2が受け取るイベン
トは、複数の情報の全てが揃った時点でそのイベントの
実行が可能となるものである。従って、後述するよう
に、あるイベントが起きるとイベント統合部4において
イベント列につながれて待ち状態となり、当該イベント
の実行を可能とする入力が全て揃った時点で、イベント
統合部4からイベント受信部5へ送出される。1つのイ
ベントの入力により直ちにアプリケーション6の操作を
行うことができるイベント入力は、例えば、イベント処
理部2が受け取ることなくアプリケーション操作部1に
入力される。なお、実際は、イベント処理部2が一旦受
け取った後、アプリケーション操作部1に送られ、アプ
リケーション操作部1はこれに応じてアプリケーション
6を操作する。
【0028】アプリケーション共有操作処理装置100
は、入力手段10を生成できこれを用いてイベントを受
け取ることができるアプリケーション6であれば、既存
のアプリケーション6の種類に依存することなく適用で
きる。このため、どのような既存アプリケーション6に
ついても、共有操作を可能にできる。
【0029】なお、入力手段10であるウィンドウ10
Aの生成及びこのウィンドウ10Aによるイベントの受
け取りについては、後述する。イベント送信部3はイベ
ント処理部2の送出したイベントをイベント統合部4に
送信する。イベント受信部5はイベント統合部4から送
られたイベントを受信してイベント処理部2に与える。
従って、イベント送信部3及びイベント受信部5は、イ
ベント処理部2とイベント統合部4との間の通信手段で
ある。
【0030】なお、イベント送信部3及びイベント受信
部5はイベント処理部2に含まれても良い。即ち、イベ
ント処理部2がその内部にイベント統合部4との間の通
信手段を有するようにしても良い。また、イベント統合
部4の送出するイベントを、アプリケーション操作部1
が直接受け取るようにしても良い。なお、図1の構成又
はイベント処理部2がイベント送信部3及びイベント受
信部5を備える構成によれば、通信機能をイベント処理
部2(及びイベント統合部4)にのみ設ければ良い。
【0031】イベント統合部4は、受信したイベントを
一旦整列させ、所定の順に送信する。具体的には、イベ
ント統合部4は、複数のイベント処理部2から受信した
複数のイベントを統合してイベントの列(キュー)とし
て管理し、所定の条件に従うイベントを送出する。即
ち、イベント列につながれて待ち状態となっているイベ
ントの中で、当該イベントの実行を可能とする入力が全
て揃ったものから、イベント統合部4からイベント受信
部5へ送出される。これにより、イベントを1個所で統
合してイベントの時系列としているので、複数の環境で
実行しているアプリケーション6が常に同一の状態を保
たれ操作される。このため、複数の利用者によって、ア
プリケーション6の共有操作を行うことができる。な
お、イベント統合部4は、イベント送信部3及びイベン
ト受信部5との間での通信を行うために、これらと同様
の通信手段(図示せず)を備える。
【0032】ここで、アプリケーション共有操作処理装
置100の行う処理をその順に説明する。表示装置14
の画面を見た利用者のマウス13又はキーボード12か
らの所定の入力に応じて、アプリケーション操作部1が
アプリケーション6を起動する。例えば、予め定められ
たアプリケーション6が起動されると、共有操作処理部
8も処理装置9のオペレーティングシステムにより自動
的に起動される。従って、利用者は共有操作処理部8を
意識することはない。また、アプリケーション6を起動
する資格を有する利用者は、共有操作処理部8を使用し
た当該アプリケーション6の共有操作処理が可能であ
る。
【0033】共有操作処理部8の起動により、イベント
処理部2がアプリケーション6のウィンドウ7に対応す
る入力手段10又はウィンドウ10Aを生成する。イベ
ント処理部2は、入力されたマウス13やキーボード1
2のイベントを入力手段10によって受け取り、イベン
ト送信部3へ渡す。イベント送信部3は受け取ったイベ
ントをイベント統合部4に送る。イベント統合部4は複
数のイベント送信部3から送付されたイベントを受信順
にイベントの列となるように統合する。
【0034】イベント統合部4は、イベントの列から所
定の(実行可能となった)イベントを取り出し、イベン
トを送信してきた(起動されている)イベント送信部3
に対応するイベント受信部5に対して、当該イベントを
送信する。イベント受信部5はイベントを受け取るとイ
ベント処理部2に渡す。イベント処理部2はイベントを
受け取るとアプリケーション操作部1に送る。
【0035】アプリケーション操作部1はイベント処理
部2から与えられた命令をアプリケーション6に送付す
る。これに応じて、アプリケーション6は当該イベント
に応じた処理を行う。
【0036】以上の説明から判るように、アプリケーシ
ョン共有操作処理装置100は、同一のアプリケーショ
ン6を用いて共同作業を行う場合において、各々のイベ
ント処理部2が共有すべき情報の管理が緩やかにされ
る。即ち、実際には、各々のイベント処理部2に共有情
報を所定の順に配信するのみで管理をしていない。ま
た、アプリケーション6を起動できる者であれば、他の
利用者が起動しているアプリケーション6を用いた処理
について共同で作業を行うことができる。
【0037】このように共有情報の管理を緩やかにした
ことにより、利用者の負担(コンピュータリテラシ)な
しで、又は、利用者に共有操作処理部8(専用ツール)
の存在を意識させることなく、複数の利用者が情報共有
を行いながら同一のアプリケーションでの共同作業を行
うことができるようにしている。また、共有情報の管理
を緩やかにしたことにより、アプリケーション6が例え
ばホストコンピュータにおいて1個だけ起動されるので
はなく、各々のイベント処理部2(又はデータ処理装
置)に対応する数だけ起動される。この結果、アプリケ
ーション6が例えば文書作成プログラムである場合、当
該文書がホストコンピュータにおいて1個だけ作成され
るのではなく、各々のイベント処理部2(又はデータ処
理装置)において作成される。
【0038】図2のアプリケーション共有操作処理装置
100をはじめとして、本発明のアプリケーション共有
操作処理装置は、上述の説明及び以下のフローチャート
を参照した説明に示すように計算機を動作させるプログ
ラムを用いて実現される。このプログラムはこれを記憶
するための適切な種々のプログラム記憶媒体に記憶され
る。このプログラムは、実際には、共有操作処理部8を
実現するプログラムとして提供される。
【0039】図3は、本発明のアプリケーション共有操
作処理装置100におけるアプリケーション共有操作処
理のフローチャートを示す。まず、利用者が、所定の入
力によりアプリケーション操作部1を起動し、アプリケ
ーション6を起動する。アプリケーション6は表示装置
14の画面上にそのウィンドウ7を表示する。以上は従
来と同様である。
【0040】次に、アプリケーション操作部1又はアプ
リケーション6の起動により共有操作処理部8が起動さ
れ、イベント処理部2が入力手段10又はウィンドウ1
0Aを生成して、これを表示装置14の画面上のウィン
ドウ7上に表示する。これにより、利用者にはウィンド
ウ7は見えなくなり、入力手段10又はウィンドウ10
Aのみが見え、これのみに入力が可能な状態となる。こ
の後、以下の処理が実行される。
【0041】S1;利用者が入力手段10(又はウィン
ドウ10A)からイベントを入力する。 S2;イベント処理部2は入力手段10に入力されたイ
ベントをイベント送信部3へ送る。
【0042】S3;イベント送信部3はイベント処理部
2からのイベントをイベント統合部4に送る。 S4;イベント統合部4は、複数のイベント送信部3か
ら受信したイベントをその到着順に並べ、イベント列を
作る。
【0043】S5;イベント統合部4は、到着順に並べ
たイベントの内から実行可能となったイベントを選び、
イベント列のより前にあるイベントから順に複数のイベ
ント受信部5に送る。
【0044】S6;イベント受信部5は、イベント統合
部4から受信したイベントを対応するイベント処理部2
に送る。 S7;イベント処理部2は、イベント受信部5から受け
取ったイベントを対応するアプリケーション操作部1に
送る。
【0045】S8;アプリケーション操作部1は、イベ
ント処理部2から受け取ったイベントをアプリケーショ
ン6に送る。 S9;アプリケーション6は、アプリケーション操作部
1から受け取ったイベントに応じた処理を行う。
【0046】図4は、イベント処理部2が実行する処理
のフローチャートを示し、図3の処理のS1、S2及び
S7に相当する処理を示す。 S10;アプリケーション操作部1で保持されているア
プリケーション6の(ウィンドウ7の)情報を得る。こ
れに先立ち、図8のS30においてアプリケーション6
が起動され、S31においてアプリケーション操作部1
がアプリケーション6からそのウィンドウ7についての
情報を得ている。
【0047】S11;アプリケーション6の情報に基づ
いて、ウィンドウ7の擬似的な入力手段10(ウィンド
ウ10A)を生成する。 S12;入力手段10にイベントが入力されているかど
うかを調べる。入力されている場合はS13を実行し、
入力されていない場合はS15を実行する。
【0048】S13;入力されたイベントが対象とする
イベントかどうかを調べる。対象とするイベントはマウ
ス13またはキーボード12の操作によるイベントであ
る。入力されたイベントが、対象とするイベントである
場合はS14を実行し、対象とするイベントでない場合
はS15を実行する。
【0049】S14;入力されたイベントをイベント送
信部3に送る。 S15;イベント受信部5からイベントが送付されてい
るかどうかを調べる。送付されている場合はS16を実
行し、送付されていない場合はS17を実行する。
【0050】S16;送付されたイベントをアプリケー
ション操作部1に送る。 S17;アプリケーション6が終了しているかどうかを
調べる。終了している場合は処理を終了し、終了してい
ない場合はS12以下を実行する。
【0051】図5は、イベント送信部3が実行する処理
のフローチャートを示し、図3のS3に相当する処理を
示す。 S18;イベント処理部2からイベントが送付されてい
るかどうかを調べる。送付されている場合はS19を実
行し、送付されていない場合はS20を実行する。
【0052】S19;送付されたイベントをイベント統
合部4へ送る。 S20;アプリケーション6が終了しているかどうかを
調べる。終了している場合は処理を終了し、終了してい
ない場合はS18以下を実行する。
【0053】図6は、イベント統合部4が実行する処理
のフローチャートを示し、図3のS4及びS5に相当す
る処理を示す。 S21;処理が終了するかどうかを調べる。終了する場
合は処理を終了し、終了しない場合はS22を実行す
る。
【0054】S22;いずれかのイベント送信部3から
イベントが送付されたかどうかを調べる。送付された場
合はS23を実行し、送付されていない場合はS21以
下を実行する。
【0055】S23;送付されたイベントのデータを読
む。この結果に基づいて、当該イベントが全く新しく起
きたイベントであればこれをイベント列の最後尾に並
べ、当該イベントが先に起きたイベントの情報であれば
これをイベント列の適切な位置に並べる。
【0056】S24;複数のイベント送信部3から送ら
れたイベントが到着順に並べられたイベント列の先頭か
ら1個のイベントを読み出し、イベントの情報が最初に
揃ったものからイベントとして切り出す。
【0057】S25;切り出したイベントをイベント受
信部5に送る。 S26;イベント列にイベントが無くなったかどうかを
調べる。無くなった場合はS22以下を実行し、イベン
ト列にまだイベントが残っている場合はS24以下を実
行する。
【0058】図7は、イベント受信部5が実行する処理
のフローチャートを示し、図3のS6に相当する処理を
示す。 S27;イベント統合部4からイベントが送付されてい
るかどうかを調べる。送付されている場合はS28を実
行し、送付されていない場合はS29を実行する。
【0059】S28;送付されたイベントをイベント処
理部2へ送る。 S29;アプリケーション6が終了しているかどうかを
調べる。終了している場合は処理を終了し、終了してい
ない場合はS27以下を実行する。
【0060】図8はアプリケーション操作部1が実行す
る処理のフローチャートを示し、図3のS8に相当する
処理を示す。 S30;アプリケーション6を起動する。
【0061】S31;対応するアプリケーション6にイ
ベントを送付するための情報及び当該アプリケーション
6のウィンドウ7の情報を、当該アプリケーション6か
ら得る。
【0062】S32;イベントがイベント処理部2から
送付されたかどうかを調べる。送付された場合はS33
を実行し、送付されていない場合はS32を所定の時間
間隔で繰り返し実行する。
【0063】S33;イベント処理部2から受け取った
イベントをアプリケーション6に送付する。 S34;アプリケーション6が終了しているかどうかを
調べる。終了している場合は処理を終了し、終了してい
ない場合はS32以下を実行する。
【0064】ここで、アプリケーション共有操作処理装
置100における入力手段10であるウィンドウ10A
の生成及びこのウィンドウ10Aによるイベントの受け
取りについて説明する。
【0065】イベント処理部2は、入力手段10として
アプリケーション6のウィンドウ7上に重なるウィンド
ウ10Aを生成し、生成したウィンドウ10Aをアプリ
ケーション6のウィンドウ7上に重ね、生成され重ねら
れたウィンドウ10Aを介して入力されたイベントを受
け取る。本発明においては、利用者に入力手段10の存
在を意識させてはならないので、入力手段10として
は、利用者にとってアプリケーション6のウィンドウ7
と同様に見えるものが好ましい。なお、入力手段10
は、利用者にその存在を意識させないもので、入力され
たイベントを受け取ることができるものであれば良い。
【0066】具体的には、ウィンドウ10Aは、例えば
透明なウィンドウ10Bとされる。イベント処理部2
は、入力手段10としてアプリケーション6のウィンド
ウ7と同じ位置、同じ大きさの透明なウィンドウ10B
を生成する。透明なウィンドウ10Bとはイベントの入
力の領域のみがウィンドウ7と全く同一に規定された無
色で透明のウィンドウである。従って、透明なウィンド
ウ10Bはウィンドウ7に完全に重なり、利用者には透
明なウィンドウ10Bは見えずウィンドウ7がそのまま
見える。利用者は、ウィンドウ10B上でマウス13の
操作やキーボード12の操作などをイベントとして入力
する。
【0067】これにより、利用者はアプリケーション6
のウィンドウ7を透明ウィンドウ10Bを通して見るこ
とができ、既存のアプリケーション6と全く同じ操作を
行うことができる。利用者がウィンドウ7であると認識
しているウィンドウのある領域に対してイベントを入力
すると、実際には、これに重なるウィンドウ10Bの全
く同一の領域に当該イベントが入力されたことになる。
従って、イベント処理部2は、ウィンドウ7上に重なる
透明なウィンドウ10B上でのマウス13の操作やキー
ボード12の操作などをイベントとして受け取る。
【0068】図9は、透明なウィンドウ10Bを用いて
イベント処理部2が実行する処理のフローチャートを示
す。 S35;アプリケーション操作部1で保持されているア
プリケーション6の情報を得る。また、当該アプリケー
ション6のウィンドウ7の位置、大きさを調べる。
【0069】S36;アプリケーション6のウィンドウ
7と同じ大きさの透明のウィンドウ10Bを生成し、当
該ウィンドウ7上に重ねる。透明のウィンドウ10Bが
受け取る(対象である)イベントはマウス13またはキ
ーボード12の操作によるイベントである。
【0070】S37;イベントが透明のウィンドウ10
Bに入力されているかどうかを調べる。入力されている
場合はS38を実行し、入力されていない場合はS39
を実行する。
【0071】S38;入力されたイベントをイベント送
信部3に送る。 S39;イベント受信部5からイベントが送付されてい
るかどうかを調べる。送付されている場合はS40を実
行し、送付されていない場合はS41を実行する。
【0072】S40;送付されたイベントをアプリケー
ション操作部1に送る。 S41;アプリケーション6が終了しているかどうかを
調べる。終了している場合は処理を終了し、終了してい
ない場合はS37以下を実行する。
【0073】ここで、ウィンドウ10Bに代えて、ウィ
ンドウ10Aは、アプリケーション6のウィンドウ7と
同じ画像を持つウィンドウ10Cであっても良い。イベ
ント処理部2は、アプリケーション6のウィンドウ7に
重なる(同じ位置、同じ大きさの)ウィンドウを生成
し、生成したウィンドウにアプリケーション6のウィン
ドウ7と同じ画像を張り付けてウィンドウ10Cとす
る。従って、ウィンドウ10Cはウィンドウ7と同一の
画像のウィンドウである。同一画像のウィンドウ10C
はウィンドウ7に完全に重なり、利用者にはウィンドウ
10Cのみが見えるがウィンドウ7がそのまま見えてい
るように認識される。利用者は、ウィンドウ10C上で
マウス13の操作やキーボード12の操作などをイベン
トとして入力する。
【0074】このために、イベント処理部2は、アプリ
ケーション6のウィンドウ7の中に含まれる画像の各々
についてその位置、大きさ、色等を調べ、各々について
同一の画像を生成し、これらを生成したウィンドウに貼
る。イベントが入力される毎にアプリケーション6のウ
ィンドウ7が変化するので、イベント処理部2は、イベ
ントがアプリケーション操作部1に入力される毎にアプ
リケーション6のウィンドウ7の画像を調べ、これを生
成したウィンドウに貼る。これにより、常に最新のイベ
ントを実行した状態のウィンドウ10Cが得られる。
【0075】これにより、利用者はアプリケーション6
のウィンドウ7と同じ画面を見ることができ、既存のア
プリケーション6と全く同じ操作を行うことができる。
利用者がウィンドウ7(であると認識しているウィンド
ウ)のある画像に対してイベントを入力すると、実際に
は、これに重なるウィンドウ10Cの全く同一の画像に
当該イベントが入力されたことになる。従って、イベン
ト処理部2は、ウィンドウ7上に重なる同一画像のウィ
ンドウ10C上でのマウス13の操作やキーボード12
の操作などをイベントとして受け取る。
【0076】図10は、イベント処理部2が実行する処
理のフローチャートを示す。 S42;アプリケーション操作部1で保持されているア
プリケーション6の情報を得る。また、当該アプリケー
ション6のウィンドウ7の位置、大きさ、画像を調ぺ
る。
【0077】S43;アプリケーション6のウィンドウ
7と同じ大きさ、同じ画像のウィンドウ10Cを生成
し、アプリケーション6のウィンドウ7上に重ねる。生
成したウィンドウ10Cが受け取るイベントはマウス1
3またはキーボード12の操作によるイベントである。
【0078】S44;イベントが同一画像のウィンドウ
10Cに入力されているかどうかを調べる。入力されて
いる場合はS45を実行し、入力されていない場合はS
46を実行する。
【0079】S45;入力されたイベントをイベント送
信部3に送る。 S46;イベント受信部5からイベントが送付されてい
るかどうかを調べる。送付されている場合はS47を実
行し、送付されていない場合はS50を実行する。
【0080】S47;送付されたイベントをアプリケー
ション操作部1に送る。 S48;アプリケーション6のウィンドウ7の画像を得
る。 S49;ウィンドウ10Cの画像をS48で得た画像で
更新する。これにより、S47において送付されたイベ
ントの実行により当該画像が変化しても、擬似的なウィ
ンドウ10Cは当該変化後の最新のウィンドウ7と一致
する。
【0081】S50;アプリケーション6が終了してい
るかどうかを調べる。終了している場合は処理を終了
し、終了していない場合はS44以下を実行する。アプ
リケーション共有操作処理装置100においては、入力
手段10として生成した擬似的なウィンドウ10A又は
10Cを利用して、アプリケーション6の共有操作処理
において、当該ウィンドウ10A等(入力手段10)に
種々の機能を付加することができる。これらの機能とし
ては、例えば、特定の位置にある領域への入力禁止、特
定の属性を持つ領域への入力禁止、入力禁止領域への独
占的な入力等がある。これにより、容易にアプリケーシ
ョン6の機能を限定することができ、また、特別の知識
(コンピュータリテラシ)なしで共有操作処理に向いた
機能を追加することができる。
【0082】例えば、特定の位置にある領域への入力禁
止は以下のように行われる。イベント処理部2が、ウィ
ンドウ10Aのうち、特定の領域の入力を禁止すること
によって当該アプリケーション6の機能を限定する。こ
のために、イベント処理部2は、入力禁止領域の情報を
有し、受け取った利用者の操作によるイベントの位置が
入力禁止領城内にあるかを調べ、領域内にある場合にの
み当該イベントをイベント送信部3に送る。一方、イベ
ント処理部2は、ウィンドウ10Aのうち特定の領域上
で利用者が操作を行ってもイベントとして入力しないよ
うにすることによって特定領域の入力を制限する。
【0083】入力禁止領域の設定は、後述するように、
例えばある利用者がウィンドウ10A上においてマウス
13やキーボード12を用いて何らかの方法により当該
領域を指定することにより行う。このために、共有操作
処理部8が、当該入力のためのガイドやパレット等を、
当該ウィンドウ10Aの中又は外の画面の一部やメニュ
ーバー等に表示する。
【0084】イベント処理部2は、ウィンドウ10Aに
イベントの入力があっても、入力禁止領域内で発生した
イベントは無視するため、既存のアプリケーション6の
機能を限定することができる。例えば、利用者は、重要
な事項の領域であると判断した領域についてはイベント
の入力を禁止することにより、当該重要な事項の不用意
な更新を禁止して保存することができる。
【0085】図11は、イベント処理部2が実行する処
理のフローチャートを示す。 S51;アプリケーション操作部1で保持されているア
プリケーション6の情報を得る。また、当該アプリケー
ション6に送られるイベントを奪うようにアプリケーシ
ョン6の情報を操作する。
【0086】S52;入力手段10(ウィンドウ10A
又は10C)を生成する。 S53;イベントが入力手段10に入力されているかど
うかを調べる。入力されている場合はS54を実行し、
入力されていない場合はS57を実行する。
【0087】S54;入力されたイベントが対象とする
イベントかどうかを調べる。対象とするイベントはマウ
ス13またはキーボード12の操作によるイベントであ
る。対象とするイベントである場合はS55を実行し、
そうでない場合はS57を実行する。
【0088】S55;入力されたイベントのウィンドウ
10Aにおける発生位置が入力禁止領域内かどうかを調
べる。入力禁止領域内にある場合はS57を実行し、入
力禁止領域内にない場合はS56を実行する。
【0089】S56;入力されたイベントをイベント送
信部3に送る。 S57;イベント受信部5からイベントが送付されてい
るかどうかを調べる。送付されている場合はS58を実
行し、送付されていない場合はS59を実行する。従っ
て、イベントはイベント送信部3に送られることなく、
無視される。
【0090】S58;送付されたイベントをアプリケー
ション操作部1に送る。 S59;アプリケーション6が終了しているかどうかを
調べる。終了している場合は処理を終了し、終了してい
ない場合はS53以下を実行する。
【0091】アプリケーション共有操作処理装置100
においては、入力禁止領域の設定は、例えばある利用者
がウィンドウ10C上においてマウス13やキーボード
12を用いて当該領域の属性(特定の色、透明度など)
を指定することにより行う。例えば当該領域の色が赤で
ある場合や、当該領域の透明度が一定以下である場合
に、イベント処理部2はその領域への入力が禁止された
と判断する。これにより、特定の属性を持つ領域への入
力を禁止することができる。入力禁止領域を指示する色
又は透明度は予め定められる。
【0092】イベント処理部2は、ウィンドウ10Cの
画像を周知の画像編集手段によって利用者に編集させ
る。このために、共有操作処理部8が、当該編集入力の
ためのガイドやパレット等を、当該ウィンドウ10Cの
中又は外の画面の一部やメニューバー等に表示する。こ
の画像編集手段により利用者がある領域の属性として例
えば前記の予め定められた色を指定すると、当該領域は
入力禁止とされる。
【0093】イベント処理部2は、ウィンドウ10Cの
うち、イベントが起こった位置のウィンドウ10Cの画
素の属性によって入力禁止領域を判定する。ウィンドウ
10Cの画像の特定の属性(特定の色、透明度など)に
よって入力禁止領域を判定するため、入力を禁止しよう
とする領域にその属性を付けることによって簡便に入力
禁止領域を設定することができる。例えば、入力禁止属
性を色で設定する場合には、周知の画像編集ツールを用
いて当該領域に色を塗ることにより、容易に当該属性を
設定できる。
【0094】図12は、イベント処理部2が実行する処
理のフローチャートを示す。 S60;アプリケーション操作部1で保持されているア
プリケーション6の情報を得る。また、当該アプリケー
ション6に送られるイベントを奪うようにアプリケーシ
ョン6の情報を操作する。
【0095】S61;入力手段10(ウィンドウ10
C)を生成する。 S62;イベントが入力手段10に入力されているかど
うかを調べる。入力されている場合はS63を実行し、
入力されていない場合はS66を実行する。
【0096】S63;入力されたイベントが対象とする
イベントかどうかを調べる。対象とするイベントはマウ
ス13またはキーボード12の操作によるイベントであ
る。対象とするイベントである場合はS64を実行し、
そうでない場合はS66を実行する。
【0097】S64;入力されたイベントのウィンドウ
10Cにおける発生位置が入力禁止領域内かどうかを調
べる。具体的には、入力されたイベントの発生位置の画
素の属性が入力禁止属性かどうかによって判定する。入
力禁止領域内にある場合はS66を実行し、入力禁止領
域内にない場合はS65を実行する。
【0098】S65;入力されたイベントをイベント送
信部3に送る。 S66;イベント受信部5からイベントが送付されてい
るかどうかを調べる。送付されている場合はS67を実
行し、送付されていない場合はS68を実行する。従っ
て、イベントはイベント送信部3に送られることなく、
無視される。
【0099】S67;送付されたイベントをアプリケー
ション操作部1に送る。 S68;アプリケーション6が終了しているかどうかを
調べる。終了している場合は処理を終了し、終了してい
ない場合はS62以下を実行する。
【0100】アプリケーション共有操作処理装置100
においては、前述のように設定した入力禁止領域を用い
て、ある利用者のみが当該領域に独占的に入力を行うよ
うにすることができる。このために、ウィンドウ10C
の画像の入力禁止領域の入力があったイベント処理部
(以下、上位のイベント処理部という)2が、当該領域
を他のイベント処理部(以下、下位のイベント処理部と
いう)2に送信する。これにより、下位のイベント処理
部2においては当該領域への入力が禁止され、上位のイ
ベント処理部2のみが入力禁止領域に独占的にイベント
を入力可能とされる。
【0101】上位のイベント処理部2は、例えば当該画
像について他よりも先に入力禁止としたイベント処理部
2である。従って、ウィンドウ10Cに複数の画像が含
まれている場合、ある画像については上位であるイベン
ト処理部2が、他の画像については下位のイベント処理
部2であって良い。なお、当該アプリケーション6を最
も先に起動したアプリケーション操作部1に対応するイ
ベント処理部2を上位のイベント処理部2としても良
い。
【0102】イベント処理部2は、入力手段10として
生成したウィンドウ10Cに含まれる画像と同じ画像を
生成し、そのうち入力を禁止する領域の画素に入力禁止
属性を付加する。入力禁止属性は、前述のように、当該
画像に特定の色や特定の透明度を与えることにより付加
される。入力禁止属性の付加は、周知の画像編集手段に
よって利用者に当該画像を編集させることによる。この
ために、共有操作処理部8が、当該編集入力のためのガ
イドやパレット等を、当該ウィンドウ10Aの中又は外
の画面の一部やメニューバー等に表示する。
【0103】イベント処理部2はこの編集した画像をイ
ベント送信部3に送る。イベント送信部3は当該画像を
イベントとしてイベント統合部4に送り、イベント統合
部4は当該画像をイベント受信部5に送り、イベント受
信部5は当該画像をイベント処理部2に送る。イベント
処理部2は、イベントとして受け取った画像が自分が送
信した面像でない場合、面像のうち入力禁止属性が付加
されている画素について、対応する画素の属性を入力禁
止属性とするように更新する。これにより、ある利用者
のみが入力禁止領域に独占的に入力可能となり、複数の
利用者の間で同時に同じ領域に入力しようとすることを
防ぐことができる。
【0104】図13及び図14は、合わせて1つのフロ
ーチャートを示し、イベント処理部2が実行する処理の
フローチャートを示す。 S69;アプリケーション操作部1で保持されているア
プリケーション6の情報を得る。また、当該アプリケー
ション6に送られるイベントを奪うようにアプリケーシ
ョン6の情報を操作する。
【0105】S70;入力手段10(ウィンドウ10
C)を生成する。 S71;入力禁止領域情報が入力されたかどうかを調べ
る。入力されている場合はS72を実行し、入力されて
いない場合はS73を実行する。
【0106】S72;入力禁止領域情報をイベント送信
部3に送る。なお、前述のように、この入力禁止領域情
報はイベント送信部3によってイベント統合部4に送ら
れ、更に、イベント統合部4によってイベント受信部5
を介してイベント処理部2に送られる。
【0107】S73;イベントが入力されているかどう
かを調べる。入力されている場合はS74を実行し、入
力されていない場合はS77を実行する。 S74;入力されたイベントが対象とするイベントかど
うかを調べる。対象とするイベントはマウス13または
キーボード12の操作によるイベントである。対象とす
るイベントである場合はS75を実行し、そうでない場
合はS77を実行する。
【0108】S75;入力されたイベントのウィンドウ
10Cにおける発生位置が入力禁止領域内かどうかを調
べる。具体的には、入力されたイベントの発生位置の画
素の属性が入力禁止属性かどうかによって判定する。入
力禁止領域内にある場合はS77を実行し、入力禁止領
域内にない場合はS76を実行する。
【0109】S76;入力されたイベントをイベント送
信部3に送る。 S77;イベント受信部5からイベントが送付されてい
るかどうかを調べる。送付されている場合はS78を実
行し、送付されていない場合はS81を実行する。従っ
て、イベントはイベント送信部3には送られず、無視さ
れる。
【0110】S78;送付されたイベントが入力禁止領
域情報かどうかを調べる。入力禁止領域情報である場合
はS79を実行し、入力禁止領域情報でない場合はS8
0を実行する。
【0111】S79;入力禁止領域情報を設定する。従
って、この後、当該イベント処理部2からの当該領域へ
の入力は禁止される。 S80;送付されたイベントをアプリケーション操作部
1に送る。
【0112】S81;アプリケーション6が終了してい
るかどうかを調べる。終了している場合は処理を終了
し、終了していない場合はS71以下を実行する。図1
5は本発明のアプリケーション共有操作処理装置100
の他の実施態様を示し、本発明のより一般的な実施態様
を示す。
【0113】アプリケーション共有操作処理装置100
は、1つのサーバ101(又はホストコンピュータ)
と、これに回線又はネットワークを介して接続された複
数のデータ処理装置(クライアント又は端末)102と
からなる。各々のデータ処理装置102は、アプリケー
ション6と、アプリケーション操作部1と、イベント処
理部2と、イベント送信部3と、イベント受信部5とを
備える。イベント送信部3及びイベント受信部5はイベ
ント処理部2に含まれても良い。サーバ101はイベン
ト統合部4を備える。サーバ101は、複数のデータ処
理装置102に接続され、イベント統合部4を備えるも
のであれば良い。
【0114】データ処理装置102の各々は、イベント
に応じてアプリケーション6を操作し、また、このため
にサーバ101との間でイベントの送受信を行う。即
ち、複数のデータ処理装置102はサーバ101にイベ
ントを送信し、サーバ101は複数のデータ処理装置1
02から受け取ったイベントを統合して所定のイベント
をデータ処理装置102の各々に送信する。
【0115】具体的には、複数のデータ処理装置102
の各々(のイベント処理部2)が、アプリケーション6
が有するウィンドウ7に対応する入力手段10(図示せ
ず)を生成して、この入力手段10に入力されたイベン
トを受け取り、当該イベントをサーバ101に送出す
る。サーバ101(のイベント統合部4)は、複数のデ
ータ処理装置102の各々から複数のイベントを受信
し、これらを統合して管理し、管理する複数のイベント
の内の所定の条件に従うイベントを複数のデータ処理装
置102の各々に送出する。複数のデータ処理装置10
2の各々(のイベント処理部2)が、サーバ101から
受信したイベントに応じてアプリケーション6を操作す
る。即ち、イベント処理部2が受信したイベントをアプ
リケーション操作部1に送出し、アプリケーション操作
部1が当該イベントに応じてアプリケーション6を操作
する。
【0116】これにより、図2の場合と同様にして、複
数の利用者が自己のデータ処理装置102をサーバ10
1を介して相互に接続して、共同して同一のアプリケー
ション6を用いて共同作業を行うことができる。特に、
データ処理装置102が互いに遠隔にある場合において
も、容易に同一のアプリケーション6を用いて共同作業
を行うことができる。
【0117】図15のアプリケーション共有操作処理装
置100は、上述の説明に示すように計算機を動作させ
るプログラムを用いて実現される。このプログラムはこ
れを記憶するための適切な種々のプログラム記憶媒体に
記憶される。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の同一のアプリケーションを共有して処理するアプ
リケーション共有操作処理装置において、アプリケーシ
ョンのウィンドウに対応する入力手段を生成してこの入
力手段に入力されたイベントを統合することにより、既
存のアプリケーションを操作するマウスやキーボードか
らの入力であるイベントをこれがアプリケーションに入
力される前に捕捉し統合することができるので、複数の
環境で実行している既存のアプリケーションが常に同一
の状態を保ちながら操作することができ、この結果、複
数の利用者によって、既存のアプリケーションの共有操
作を行うことができ、利用者に専用ツールの存在を意識
させることがないので、共有操作処理のための利用者の
負担(コンピュータリテラシ)を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施態様説明図である。
【図3】アプリケーション共有操作処理フローチャート
である。
【図4】イベント処理フローチャートである。
【図5】イベント送信処理フローチャートである。
【図6】イベント統合処理フローチャートである。
【図7】データ受信処理フローチャートである。
【図8】イベント処理フローチャートである。
【図9】イベント処理フローチャートである。
【図10】イベント処理フローチャートである。
【図11】イベント処理フローチャートである。
【図12】イベント処理フローチャートである。
【図13】イベント処理フローチャートである。
【図14】イベント処理フローチャートである。
【図15】本発明の他の実施態様説明図である。
【符号の説明】
1 アプリケーション操作部 2 イベント処理部 3 イベント送信部 4 イベント統合部 5 イベント受信部 6 アプリケーション 7 ウィンドウ 8 共有操作処理部 9 処理装置 10 入力手段(ウィンドウ) 11 入出力装置 12 キーボード 13 マウス 14 表示装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々がイベントを入力するためのウィン
    ドウを有する複数のアプリケーションの各々に対応し、
    各々が、前記ウィンドウに対応する入力手段を生成し、
    前記入力手段に入力された前記イベントを受け取り、当
    該イベントをイベント統合部に送出する複数のイベント
    処理部と、 複数の前記イベント処理部から受信した複数の前記イベ
    ントを統合して管理し、所定の条件に従うイベントを送
    出するイベント統合部と、 前記アプリケーションに対応し、前記イベント統合部の
    送出したイベントに応じて、対応する前記アプリケーシ
    ョンを操作する複数のアプリケーション操作部とからな
    ることを特徴とするアプリケーション共有操作処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記イベント処理部が、前記入力手段と
    して前記アプリケーションのウィンドウ上に重なるウィ
    ンドウを生成し、生成したウィンドウを前記アプリケー
    ションのウィンドウ上に重ね、前記生成され重ねられた
    ウィンドウを介して、入力されたイベントを受け取るこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション共有
    操作処理装置。
  3. 【請求項3】 イベントを入力するためのウィンドウを
    有するアプリケーションを、前記イベントに応じて操作
    するアプリケーション操作部と、 前記ウィンドウに対応する入力手段を生成し、前記入力
    手段に入力された前記イベントを受け取り、イベント統
    合部との間でイベントの送受信を行うイベント処理部と
    からなる複数のデータ処理装置と、 前記イベント処理部の各々から受信した複数の前記イベ
    ントを統合して管理し、所定の条件に従うイベントを前
    記イベント処理部の各々に送出するイベント統合部を備
    えるサーバとからなり、 前記複数のデータ処理装置の前記イベント処理部の各々
    が、対応する前記入力手段に入力された前記イベントを
    受け取ってイベント統合部に送出し、 前記イベント統合部が、前記複数のデータ処理装置の前
    記イベント処理部の各々から複数の前記イベントを受信
    し、これらを統合して管理し、管理する複数の前記イベ
    ントの内の所定の条件に従うイベントを前記複数のデー
    タ処理装置の前記イベント処理部の各々に送出し、 前記イベント処理部が、前記イベント統合部から受信し
    たイベントを前記アプリケーション操作部に送出し、 前記アプリケーション操作部が、前記イベント処理部の
    送出したイベントに応じて、前記アプリケーションを操
    作することを特徴とするアプリケーション共有操作処理
    装置。
  4. 【請求項4】 イベントに応じて同一のアプリケーショ
    ンを操作する複数のデータ処理装置と、 前記複数のデータ処理装置との間で前記イベントの送受
    信を行うサーバとからなるアプリケーション共有操作処
    理装置におけるアプリケーション共有操作処理方法であ
    って、 前記複数のデータ処理装置の各々が、 前記アプリケーションが有するウィンドウであってイベ
    ントを入力するためのウィンドウに対応する入力手段を
    生成し、 前記入力手段に入力された前記イベントを受け取り、 当該イベントを前記サーバに送出し、 前記サーバが、 前記複数のデータ処理装置の各々から複数の前記イベン
    トを受信し、 これらを統合して管理し、 管理する複数の前記イベントの内の所定の条件に従うイ
    ベントを前記複数のデータ処理装置の各々に送出し、 前記複数のデータ処理装置の各々が、前記サーバから受
    信したイベントに応じて前記アプリケーションを操作す
    ることを特徴とするアプリケーション共有操作処理方
    法。
  5. 【請求項5】 イベントを入力するためのウィンドウを
    有するアプリケーションに対応し、各々が、前記ウィン
    ドウに対応する入力手段を生成し、前記入力手段に入力
    された前記イベントを受け取り、当該ウィンドウをイベ
    ント統合部に送出する複数のイベント処理部と、 複数の前記イベント処理部から受信した複数の前記イベ
    ントを統合して、所定の順にイベントを送出するイベン
    ト統合部と、 前記アプリケーションに対応し、前記イベント統合部の
    送出したイベントに応じて、対応する前記アプリケーシ
    ョンを操作する複数のアプリケーション操作部とからな
    るアプリケーション共有操作処理装置を実現するプログ
    ラムを記憶することを特徴とするプログラム記憶媒体。
JP31167097A 1997-11-13 1997-11-13 アプリケーション共有操作処理装置及び方法及びそのプログラム記憶媒体 Pending JPH11143726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002175275A (ja) * 2000-08-28 2002-06-21 Abaco Pr Inc 制限されたクライアント装置がネットワーク接続されたサーバの全資源を使用することを可能にする方法および装置
JP2006146629A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Hitachi Ltd 画面共有システム及び情報処理装置

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