JPH11144029A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11144029A
JPH11144029A JP9303146A JP30314697A JPH11144029A JP H11144029 A JPH11144029 A JP H11144029A JP 9303146 A JP9303146 A JP 9303146A JP 30314697 A JP30314697 A JP 30314697A JP H11144029 A JPH11144029 A JP H11144029A
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Teruo Takanashi
照生 高梨
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検定作業の実行にとって有用な複数種類のコ
マ画像を表示することで、検定作業の円滑化を図る。 【解決手段】 検定処理時に、フィルムモニタ画像20
2、検定画像204及びプレビュー画像206の3種類
の画像のうち2つ以上を同時にディスプレイ164に表
示可能とする。例えば、上記3種類の画像を同時に表示
する場合には、フィルムモニタ画像202において検定
画像204の4コマに対応する範囲を枠線208で、プ
レビュー画像206に対応するコマ画像を枠線210
で、それぞれ表示し、検定画像204においてプレビュ
ー画像206に対応するコマ画像を枠線212で表示す
る。これにより、オペレータは現在検定中のコマ画像が
全コマのうちどのあたりのコマであるかを容易に認識で
き、プレビュー画像206で最終プリントイメージを参
照しながら、検定作業を実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に係
り、より詳しくは、記録媒体に記録されたコマ画像を読
み取り、読み取って得られた前記コマ画像のデジタル画
像データに基づいて、記録材料に記録される画像のデジ
タル画像データを得る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、写真フィルムに記録されたコ
マ画像をCCD等の読取センサによって光電的に読み取
り、該読み取りによって得られたデジタル画像データに
対し拡大縮小や各種補正等の画像処理を実行し、画像処
理済のデジタル画像データに基づき変調したレーザ光に
より記録材料へ画像をプリントする技術が知られてい
る。
【0003】このようにCCD等の読取センサによりコ
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取り(いわゆるプレスキャン)、コマ画像の濃度等に応
じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する光量やCC
Dの電荷蓄積時間等)を決定し、そして、この決定した
読取条件でコマ画像を再度読み取っていた(いわゆるフ
ァインスキャン)。また、このファインスキャンの実行
前、実行完了後又は実行中に、各コマ画像の画像データ
についての画像処理条件の検定作業を行っていた。
【0004】この検定作業では、例えば、仮に設定した
各コマ画像についての画像処理条件で各コマ画像の画像
データを画像処理して得られた検定用画像をディスプレ
イに表示し、オペレータがこの検定用画像を目視で確認
して、その画質、濃度、色バランス等が適正か否かを判
定し、適正である場合は該画像処理条件を採用し、適正
でない場合は画像処理条件を修正することで、各コマ画
像についての画像処理条件を決定していた。
【0005】ところが、上記のような検定作業時には、
その時点での検定対象の1コマのコマ画像のみをディス
プレイに表示していたため、オペレータにとっては、該
検定対象コマが1本の写真フィルムの全コマ(例えば、
24コマ)のうちのどのあたりのコマであるかを認識で
きず、該検定作業の進捗を把握することは困難であっ
た。
【0006】また、最終的に記録材料へ画像をプリント
する際に、所望の文字や予め作成された背景画像をコマ
画像にはめ込み合成してプリントする技術が広く知られ
ているが、特に、このようなプリントを実行する場合に
は、各コマ画像の検定作業を実行しながら、該検定作業
で設定された画像処理条件に基づくコマ画像の最終プリ
ントイメージ(例えば、所望の文字をはめ込み合成した
コマ画像)を同時に参照したいという要望が強く上がっ
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消するために成されたものであり、検定作業の実行
にとって有用な複数種類のコマ画像を表示することで、
検定作業の円滑化を図ることができる画像処理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像処理装置は、記録媒体に記録さ
れたコマ画像を読み取り、読み取って得られた前記コマ
画像のデジタル画像データに基づいて、記録材料に記録
される画像のデジタル画像データを得る画像処理装置で
あって、情報を表示する情報表示手段と、前記読み取っ
て得られた一連の複数の読取コマ画像、前記読み取って
得られたコマ画像から選択され且つ少なくとも色バラン
スと濃度の補正条件を設定するための所定数の検定コマ
画像、及び前記記録材料に記録される画像を表す出力コ
マ画像、のうち2つ以上を同時に前記情報表示手段に表
示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の画像処理装置では、
請求項1記載の画像処理装置において、前記表示制御手
段は、前記読取コマ画像と前記検定コマ画像とを同時に
表示させる場合、該読取コマ画像において該検定コマ画
像に対応する範囲を示す表示を行い、前記読取コマ画像
と前記出力コマ画像とを同時に表示させる場合、該読取
コマ画像において該出力コマ画像に対応する範囲を示す
表示を行い、前記検定コマ画像と前記出力コマ画像とを
同時に表示させる場合、該検定コマ画像において該出力
コマ画像に対応する範囲を示す表示を行うことを特徴と
する。
【0010】上記請求項1記載の画像処理装置では、写
真フィルムやCD−R(記録可能な追記型コンパクトデ
ィスク)等の記録媒体に記録されたコマ画像を読み取
り、読み取って得られたコマ画像のデジタル画像データ
に基づいて、記録材料(例えば、印画紙)に記録される
画像のデジタル画像データを得る。
【0011】本請求項1記載の画像処理装置では、以下
の3種類のコマ画像のうち2つ以上を同時に表示制御手
段によって情報表示手段(ディスプレイ)に表示させる
ことを特徴とする。
【0012】読み取って得られた一連の複数の読取コ
マ画像 読み取って得られたコマ画像から選択され且つ少なく
とも色バランスと濃度の補正条件を設定するための所定
数の検定コマ画像 記録材料に記録される画像を表す出力コマ画像 このうちの読取コマ画像を情報表示手段に表示させる
ことにより、オペレータは、記録媒体に記録された一連
のコマ画像を一度にまとめて見ることができ、一連のコ
マ画像の概要を容易に把握することができる。
【0013】の検定コマ画像は、オペレータによる検
定処理時に少なくとも色バランスと濃度の補正条件を設
定するために用いられるコマ画像であり、色バランスと
濃度の補正条件以外にも、記録される画像の倍率、記録
する画像の範囲、出力枚数等を設定するために用いても
良い。
【0014】例えば、検定処理時に表示制御手段は、最
初に、読み取って得られたコマ画像から選択された所定
数のコマ画像を情報表示手段に表示させる。そして、オ
ペレータにより、色バランスと濃度の補正条件が設定さ
れると、検定対象のコマ画像に対し、該色バランスと濃
度の補正条件に基づく補正を行い、補正完了後のコマ画
像を情報表示手段に表示させる。
【0015】の出力コマ画像は、記録材料に記録され
る最終出力イメージの画像を表しており、例えば、検定
対象のコマ画像に対し色バランスと濃度の補正条件に基
づく補正を完了したコマ画像や、該コマ画像に対し文字
・記号や予め作成された背景画像の型(テンプレート)
等をはめ込み合成した画像が挙げられる。
【0016】請求項1記載の発明では、以上のような検
定作業の実行にとって有用な、の読取コマ画像、の
検定コマ画像、の出力コマ画像の3種類のコマ画像の
うち2つ以上を同時に情報表示手段に表示させる。
【0017】上記3種類のコマ画像のうち、の読取コ
マ画像との検定コマ画像とを同時に情報表示手段に表
示することにより、の検定コマ画像がの複数の読取
コマ画像の中でどれに相当し、1本の写真フィルムの全
コマ(例えば、24コマ)のうちのどのあたりのコマで
あるかを容易に認識することができ、検定作業の進捗を
容易に把握することができる。なお、請求項2に記載し
たように、表示制御手段によって、の読取コマ画像に
おいての検定コマ画像に対応する範囲を示す表示を行
えば、の読取コマ画像との検定コマ画像との対応関
係をより容易に把握することが可能になる。
【0018】また、の読取コマ画像との出力コマ画
像とを同時に情報表示手段に表示した場合も、の出力
コマ画像がの複数の読取コマ画像の中でどれに相当
し、1本の写真フィルムの全コマ(例えば、24コマ)
のうちのどのあたりのコマであるかを容易に認識でき
る、という利点がある。
【0019】また、上記のような3種類のコマ画像のう
ち、の検定コマ画像との出力コマ画像とを同時に情
報表示手段に表示することにより、オペレータは、の
検定コマ画像に対する少なくとも色バランスと濃度の補
正条件を設定しながら、リアルタイムに又は補正条件設
定後の所定タイミングで、該補正条件に基づき補正され
たコマ画像の最終出力イメージを参照することができ、
検定作業を円滑に実行することができる。なお、この場
合も、請求項2に記載したように、表示制御手段によっ
て、の所定数の検定コマ画像においての出力コマ画
像に対応する範囲を示す表示を行えば、の検定コマ画
像との出力コマ画像との対応関係をより容易に把握す
ることが可能になる。
【0020】以上のように、検定作業の実行にとって有
用な、の読取コマ画像、の検定コマ画像、の出力
コマ画像の3種類のコマ画像のうち2つ以上を同時に情
報表示手段に表示することにより、検定作業の円滑化を
図ることができる。
【0021】なお、請求項2に記載された、対応する範
囲を示す表示の方法としては、該対応する範囲を囲む枠
線を表示しても良いし、該対応する範囲のコマ画像の外
側部分の色や濃度を、範囲外の色や濃度と異ならせても
良いし、該対応する範囲のコマ画像の近傍に所定のマー
クを表示しても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、発明の実施
形態を説明する。
【0023】[システム全体の概略構成]まず、本実施
形態に係るディジタルラボシステムについて説明する。
図1には本実施形態に係るディジタルラボシステム10
の概略構成が示されており、図2にはディジタルラボシ
ステム10の外観が示されている。図1に示すように、
このラボシステム10は、ラインCCDスキャナ14、
画像処理部16、レーザプリンタ部18、及びプロセッ
サ部20を含んで構成されており、ラインCCDスキャ
ナ14と画像処理部16は、図2に示す入力部26とし
て一体化されており、レーザプリンタ部18及びプロセ
ッサ部20は、図2に示す出力部28として一体化され
ている。
【0024】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(IX
240サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、
120サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写
真フィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。
ラインCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画
像をラインCCDで読み取り、画像データを出力する。
【0025】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、コマ画像以外の原稿(例えば反射
原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像デー
タ、コンピュータで生成された画像データ等(以下、こ
れらをファイル画像データと総称する)を外部から入力
する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介して入力
したり、通信回線を介して他の情報処理機器から入力す
る等)ことも可能なように構成されている。
【0026】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0027】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記
録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照
射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。ま
た、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査
露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現
像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これによ
り、印画紙上に画像が形成される。
【0028】[ラインCCDスキャナの構成]次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図3に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、ハロゲンランプやメタルハラ
イドランプ等から成り写真フィルム22に光を照射する
光源30を備えており、光源30の光射出側には、写真
フィルム22に照射する光を拡散光とする光拡散ボック
ス36が順に配置されている。
【0029】写真フィルム22は、光拡散ボックス36
の光射出側に配置されたフィルムキャリア38(図5参
照、図3では図示省略)によって、コマ画像の画面が光
軸と垂直になるように搬送される。なお、図3では長尺
状の写真フィルム22を示しているが、1コマ毎にスラ
イド用のホルダに保持されたスライドフィルム(リバー
サルフィルム)やAPSフィルムについては、各々専用
のフィルムキャリアが用意されており(APSフィルム
用のフィルムキャリアは磁気層に磁気記録された情報を
読み取る磁気ヘッドを有している)、これらの写真フィ
ルムも搬送することが可能とされている。
【0030】また、光源30と光拡散ボックス36との
間には、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロ
ー)の調光フィルタ114C、114M、114Yが射
出光の光軸に沿って順に設けられており、写真フィルム
22を挟んで光源30と反対側には、光軸に沿って、コ
マ画像を透過した光を結像させるレンズユニット40、
ラインCCD116が順に配置されている。図3ではレ
ンズユニット40として単一のレンズのみを示している
が、レンズユニット40は、実際には複数枚のレンズか
ら構成されたズームレンズであってもよい。
【0031】ラインCCD116は、CCDセルが一列
に多数配置されかつ電子シャッタ機構が設けられたセン
シング部が、間隔を空けて互いに平行に3ライン設けら
れており、各センシング部の光入射側にR、G、Bの色
分解フィルタの何れかが各々取付けられて構成されてい
る(所謂3ラインカラーCCD)。ラインCCD116
は、各センシング部の受光面がレンズユニット40の結
像点位置に一致するように配置されている。
【0032】また、各センシング部の近傍には転送部が
各センシング部に対応して各々設けられており、各セン
シング部の各CCDセルに蓄積された電荷は、対応する
転送部を介して順に転送される。また図示は省略する
が、ラインCCD116とレンズユニット40との間に
はシャッタが設けられている。
【0033】図4にはラインCCDスキャナ14の電気
系の概略構成が示されている。ラインCCDスキャナ1
4は、ラインCCDスキャナ14全体の制御を司るマイ
クロプロセッサ46を備えている。マイクロプロセッサ
46には、バス62を介してRAM64(例えばSRA
M)、ROM66(例えば記憶内容を書換え可能なRO
M)が接続されていると共に、モータドライバ48が接
続されており、モータドライバ48にはフィルタ駆動モ
ータ54が接続されている。フィルタ駆動モータ54は
調光フィルタ114C、114M、114Yを各々独立
にスライド移動させることが可能とされている。
【0034】マイクロプロセッサ46は、図示しない電
源スイッチのオンオフに連動して光源30を点消灯させ
る。また、マイクロプロセッサ46は、ラインCCD1
16によるコマ画像の読み取り(測光)を行う際に、フ
ィルタ駆動モータ54によって調光フィルタ114C、
114M、114Yを各々独立にスライド移動させ、ラ
インCCD116に入射される光量を各成分色光毎に調
節する。
【0035】またモータドライバ48には、レンズユニ
ット40の複数枚のレンズの位置を相対的に移動させる
ことでレンズユニット40のズーム倍率を変更するズー
ム駆動モータ70、レンズユニット40全体を移動させ
ることでレンズユニット40の結像点位置を光軸に沿っ
て移動させるレンズ駆動モータ106が接続されてい
る。マイクロプロセッサ46は、コマ画像のサイズやト
リミングを行うか否か等に応じて、ズーム駆動モータ7
0によってレンズユニット40のズーム倍率を所望の倍
率に変更する。
【0036】一方、ラインCCD116にはタイミング
ジェネレータ74が接続されている。タイミングジェネ
レータ74は、ラインCCD116や後述するA/D変
換器82等を動作させるための各種のタイミング信号
(クロック信号)を発生する。ラインCCD116の信
号出力端は、増幅器76を介してA/D変換器82に接
続されており、ラインCCD116から出力された信号
は、増幅器76で増幅されA/D変換器82でディジタ
ルデータに変換される。
【0037】A/D変換器82の出力端は、相関二重サ
ンプリング回路(CDS)88を介してインタフェース
(I/F)回路90に接続されている。CDS88で
は、フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルー
データ及び画素信号のレベルを表す画素データを各々サ
ンプリングし、各画素毎に画素データからフィードスル
ーデータを減算する。そして、演算結果(各CCDセル
での蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)を、I/
F回路90を介してスキャン画像データとして画像処理
部16へ順次出力する。
【0038】なお、ラインCCD116からはR、G、
Bの測光信号が並列に出力されるので、増幅器76、A
/D変換器82、CDS88から成る信号処理系も3系
統設けられており、I/F回路90からは、スキャン画
像データとしてR、G、Bの画像データが並列に出力さ
れる。
【0039】また、モータドライバ48にはシャッタを
開閉させるシャッタ駆動モータ92が接続されている。
ラインCCD116の暗出力については、後段の画像処
理部16で補正されるが、暗出力レベルは、コマ画像の
読み取りを行っていないときに、マイクロプロセッサ4
6がシャッタを閉止させることで得ることができる。
【0040】[画像処理部の構成]次に画像処理部16
の構成について図5を参照して説明する。画像処理部1
6は、ラインCCDスキャナ14に対応してラインスキ
ャナ補正部122が設けられている。ラインスキャナ補
正部122は、ラインCCDスキャナ14から並列に出
力されるR、G、Bの画像データに対応して、暗補正回
路124、欠陥画素補正部128、及び明補正回路13
0から成る信号処理系が3系統設けられている。
【0041】暗補正回路124は、ラインCCD116
の光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、ラ
インCCDスキャナ14から入力されたデータ(ライン
CCD116のセンシング部の各セルの暗出力レベルを
表すデータ)を各セル毎に記憶しておき、ラインCCD
スキャナ14から入力されたスキャン画像データから、
各画素毎に対応するセルの暗出力レベルを減ずることに
よって補正する。
【0042】また、ラインCCD116の光電変換特性
は各セル単位でのばらつきもある。欠陥画素補正部12
8の後段の明補正回路130では、ラインCCDスキャ
ナ14に画面全体が一定濃度の調整用のコマ画像がセッ
トされている状態で、ラインCCD116で前記調整用
のコマ画像を読み取ることによりラインCCDスキャナ
14から入力された調整用のコマ画像の画像データ(こ
の画像データが表す各画素毎の濃度のばらつきは各セル
の光電変換特性のばらつきに起因する)に基づいて各セ
ル毎にゲインを定めておき、ラインCCDスキャナ14
から入力された読取対象のコマ画像の画像データを、各
セル毎に定めたゲインに応じて各画素毎に補正する。
【0043】一方、調整用のコマ画像の画像データにお
いて、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく異な
っていた場合には、ラインCCD116の前記特定の画
素に対応するセルには何らかの異常があり、前記特定の
画素は欠陥画素と判断できる。欠陥画素補正部128は
調整用のコマ画像の画像データに基づき欠陥画素のアド
レスを記憶しておき、ラインCCDスキャナ14から入
力された読取対象のコマ画像の画像データのうち、欠陥
画素のデータについては周囲の画素のデータから補間し
てデータを新たに生成する。
【0044】また、ラインCCD116は3本のライン
(CCDセル列)が写真フィルム22の搬送方向に沿っ
て所定の間隔を空けて順に配置されているので、ライン
CCDスキャナ14からR、G、Bの各成分色の画像デ
ータの出力が開始されるタイミングには時間差がある。
ラインスキャナ補正部122は、コマ画像上で同一の画
素のR、G、Bの画像データが同時に出力されるよう
に、各成分色毎に異なる遅延時間で画像データの出力タ
イミングの遅延を行う。
【0045】ラインスキャナ補正部122の出力端はセ
レクタ132の入力端に接続されており、補正部122
から出力された画像データはセレクタ132に入力され
る。また、セレクタ132の入力端は入出力コントロー
ラ134のデータ出力端にも接続されており、入出力コ
ントローラ134からは、外部から入力されたファイル
画像データがセレクタ132に入力される。セレクタ1
32の出力端は入出力コントローラ134、イメージプ
ロセッサ部136A、136Bのデータ入力端に各々接
続されている。セレクタ132は、入力された画像デー
タを、入出力コントローラ134、イメージプロセッサ
部136A、136Bの各々に選択的に出力可能とされ
ている。
【0046】イメージプロセッサ部136Aは、メモリ
コントローラ138、イメージプロセッサ140、3個
のフレームメモリ142A、142B、142Cを備え
ている。フレームメモリ142A、142B、142C
は各々1フレーム分のコマ画像の画像データを記憶可能
な容量を有しており、セレクタ132から入力された画
像データは3個のフレームメモリ142の何れかに記憶
されるが、メモリコントローラ138は、入力された画
像データの各画素のデータが、フレームメモリ142の
記憶領域に一定の順序で並んで記憶されるように、画像
データをフレームメモリ142に記憶させる際のアドレ
スを制御する。
【0047】イメージプロセッサ140は、フレームメ
モリ142に記憶された画像データを取込み、階調変
換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮する
ハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネス
を強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像処
理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オート
セットアップエンジン144(後述)によって自動的に
演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行わ
れる。イメージプロセッサ140は入出力コントローラ
134に接続されており、画像処理を行った画像データ
は、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所定
のタイミングで入出力コントローラ134へ出力され
る。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述した
イメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので
説明を省略する。
【0048】ところで、本実施形態では個々のコマ画像
に対し、ラインCCDスキャナ14において異なる解像
度で2回の読み取りを行う。1回目の比較的低解像度で
の読み取り(以下、プレスキャンという)では、コマ画
像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィルムにおけ
る露光オーバのネガ画像)にも、ラインCCD116で
蓄積電荷の飽和が生じないように決定した読取条件(写
真フィルムに照射する光のR、G、Bの各波長域毎の光
量、CCDの電荷蓄積時間)でコマ画像の読み取りが行
われる。このプレスキャンによって得られた画像データ
(プレスキャン画像データ)は、セレクタ132から入
出力コントローラ134に入力され、更に入出力コント
ローラ134に接続されたオートセットアップエンジン
144に出力される。
【0049】オートセットアップエンジン144は、C
PU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM
150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出
力ポート152を備え、これらがバス154を介して互
いに接続されて構成されている。
【0050】オートセットアップエンジン144は、入
出力コントローラ134から入力された複数コマ分のコ
マ画像のプレスキャン画像データに基づいて、ラインC
CDスキャナ14による2回目の比較的高解像度での読
み取り(以下、ファインスキャンという)によって得ら
れた画像データ(ファインスキャン画像データ)に対す
る画像処理の処理条件を演算し、演算した処理条件をイ
メージプロセッサ部136のイメージプロセッサ140
へ出力する。この画像処理の処理条件の演算では、撮影
時の露光量、撮影光源種やその他の特徴量から類似のシ
ーンを撮影した複数のコマ画像が有るか否か判定し、類
似のシーンを撮影した複数のコマ画像が有った場合に
は、これらのコマ画像のファインスキャン画像データに
対する画像処理の処理条件が同一又は近似するように決
定する。
【0051】なお、画像処理の最適な処理条件は、画像
処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における
印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するの
か等によっても変化する。画像処理部16には2つのイ
メージプロセッサ部136A、136Bが設けられてい
るので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に
用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセッ
トアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件
を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136
Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部13
6A、136Bでは、同一のファインスキャン画像デー
タに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われ
る。
【0052】更に、オートセットアップエンジン144
は、入出力コントローラ134から入力されたコマ画像
のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリンタ
部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバランス等
を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザプリ
ンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する際に
同時に出力する。また、オートセットアップエンジン1
44は、外部から入力されるファイル画像データに対し
ても、上記と同様にして画像処理の処理条件を演算す
る。
【0053】入出力コントローラ134はI/F回路1
56を介してレーザプリンタ部18に接続されている。
画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用い
る場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が
行われた画像データは、入出力コントローラ134から
I/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザ
プリンタ部18へ出力される。また、オートセットアッ
プエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接
続されている。画像処理後の画像データを画像ファイル
として外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部
136で画像処理が行われた画像データは、入出力コン
トローラ134からオートセットアップエンジン144
を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
【0054】パーソナルコンピュータ158は、CPU
160、メモリ162、ディスプレイ164、キーボー
ド166(図2も参照、図8を用いて後述する)、マウ
ス177、ハードディスク168、CD−ROMドライ
バ170、搬送制御部172、拡張スロット174、及
び画像圧縮/伸長部176を備えており、これらがバス
178を介して互いに接続されて構成されている。搬送
制御部172はフィルムキャリア38に接続されてお
り、フィルムキャリア38による写真フィルム22の搬
送を制御する。また、フィルムキャリア38にAPSフ
ィルムがセットされた場合には、フィルムキャリア38
がAPSフィルムの磁気層から読み取った情報(例えば
画像記録サイズ等)が入力される。
【0055】また、メモリカード等の記憶媒体に対して
データの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)
や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置
は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュー
タ158に接続される。入出力コントローラ134から
外部への出力用の画像データが入力された場合には、前
記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイ
ルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力
される。また、拡張スロット174を介して外部からフ
ァイル画像データが入力された場合には、入力されたフ
ァイル画像データは、オートセットアップエンジン14
4を介して入出力コントローラ134へ出力される。こ
の場合、入出力コントローラ134では入力されたファ
イル画像データをセレクタ132へ出力する。
【0056】なお、画像処理部16は、プレスキャン画
像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、
ラインCCDスキャナ14で読み取られたコマ画像をデ
ィスプレイ164に表示したり、印画紙に記録すること
で得られる画像を推定してディスプレイ164に表示
し、キーボード166を介してオペレータにより画像の
修正等が指示されると、これを画像処理の処理条件に反
映することも可能とされている。
【0057】また、上記では、ラインCCDスキャナ1
4において、個々のコマ画像に対し異なる解像度で2回
の読み取りを行う例を記載したが、個々のコマ画像に対
し高解像度で1回のみ読み取りを行っても良い。
【0058】[検定作業時の画面表示について]本実施
形態のマイコン158は、検定作業時において、図6に
示すように、プレスキャンで読み取ったコマ画像を12
コマずつ表示したフィルムモニタ画像202と、フィル
ムモニタ画像202のうち検定作業の対象として4コマ
ずつ順に表示した検定画像204と、検定作業済のコマ
画像に予めオペレータが作成した文字列214やテンプ
レート等をはめ込み合成した最終出力イメージとしての
プリントプレビュー画像206との計3種類の画像のう
ち、指示に応じて2種類以上の画像を、同時にディスプ
レイ164に表示できるよう構成されている。
【0059】また、12コマのコマ画像を含むフィルム
モニタ画像202には、検定画像204の4コマのコマ
画像に対応する範囲を示す枠線208と、プリントプレ
ビュー画像206の1コマのコマ画像に対応するコマ画
像を示す枠線210とが表示される。これらの枠線20
8、210により、検定画像204の4コマ及びプリン
トプレビュー画像206の1コマがフィルムモニタ画像
202のどれに相当するかをオペレータは容易に把握す
ることができる。
【0060】さらに、4コマのコマ画像を含む検定画像
204には、プリントプレビュー画像206の1コマの
コマ画像に対応するコマ画像を示す枠線212が表示さ
れる。この枠線212により、プリントプレビュー画像
206の1コマが検定画像204のどれに相当するかを
オペレータは容易に把握することができる。
【0061】次に、図7を用いて、検定作業時の画面表
示を詳細に説明する。図7には、検定作業時にプリント
プレビュー画像206と検定画像204の2種類の画像
を同時し、このうち検定画像204に1つの対象コマ画
像230を表示した表示例200Sを示している。
【0062】この検定画像204には、その中央に対象
のコマ画像230が表示され、コマ画像230の左下に
は、表示されるコマ画像全体を、所定点(例えば、コマ
画像230の中心点)を中心に時計回りに回転させるた
めの第1の回転指示部234が、コマ画像230の右下
には、表示されるコマ画像全体を、所定点を中心に反時
計回りに回転させるための第2の回転指示部236が、
それぞれ設けられている。例えば、表示されるコマ画像
全体を時計回りに所定角度だけ回転させたい場合、オペ
レータは、マウス177で第1の回転指示部234をポ
イントし、このポイントにより画面上で回転するコマ画
像が所定角度だけ回転した時点でマウス177の押し下
げを停止することにより、コマ画像全体を画面上で時計
回りに所定角度だけ回転させることができる。
【0063】また、コマ画像230の右側には、プリン
ト倍率又は画像のトリミング倍率を指定するための倍率
指定部238、シアン色の色補正を行うためのC色補正
部240、マゼンタ色の色補正を行うためのM色補正部
242、黄色の色補正を行うためのY色補正部244、
画像全体の濃度補正を行うための濃度補正部246、及
びプリント枚数を指定するための枚数指定部248が設
けられており、これらの各補正部や指示部における右側
のパラメータ値調整部(上向き矢印が表示された数値増
加部と下向き矢印が表示された数値減少部)をマウス1
77で以下のように操作することにより、各種補正や指
示を行うことができる。例えば、画像全体の濃度をもっ
と低くしたい場合、オペレータは、濃度補正部246の
数値減少部246Bをマウス177でクリックする。1
回のクリックで、画面に表示された濃度値(例えば、濃
度値「1」)が1つ減少するので、濃度値が適度な値に
なった時点でマウス177のクリックを停止することに
より、画像全体の濃度を適度な値に設定することができ
る。
【0064】また、コマ画像230では、プリント出力
したい画像領域を示す領域設定枠232を、該領域設定
枠232の上下左右の4隅の拡縮ハンドル232A、2
32B、232C、232Dをマウス177で移動する
ことにより、設定することができる。このとき、縦横の
比(=アスペクト比)は一定に保持しつつ領域設定枠2
32を設定することができる。
【0065】なお、上記領域設定枠232のアスペクト
比は、プリントサイズ(C、H、Pサイズの何れか)に
応じて設定可能とされている。また、前述したコマ画像
の回転中心も、コマ画像230の中心点以外に、領域設
定枠232の中心点やその他任意の点に設定可能とされ
ている。
【0066】その他、検定処理用の補助画面として、フ
ィルムキャリアやマスク等の画像の読取(入力)に係る
機器の情報を表示する入力機情報表示画面216、プリ
ンタやプロセサー等の画像のプリント出力に係る機器の
情報を表示する出力機情報表示画面、入力される画像を
記録した写真フィルムの情報を表示する入力画像情報表
示画面、画像をプリントする印画紙等の情報を表示する
出力画像情報表示画面220、及びインデックスプリン
トを作成するか否か等のプリント処理の制御に関する情
報を設定・表示するためのシステム設定情報画面218
が設けられており、これらの各種の補助画面を表示させ
るためのアイコンがそれぞれに設けられている。図7に
は、入力画像情報表示画面用のアイコン222と出力機
情報表示画面用のアイコン224とを示している。
【0067】また、フィルムモニタ画像、検定画像、プ
リントプレビュー画像のそれぞれを表示させるためのア
イコンも設けられており、図7には、フィルムモニタ画
像用アイコン226を示している。
【0068】[キーボードの構成]図8には、本実施形
態におけるキーボード166の構成図を示す。このキー
ボード166には、プリント動作の開始・停止等の動作
を指示するためのコマンドキー、色バランスや濃度補
正等で補正の度合いを指示するためのフィールド選択キ
ー、項目選択等を行うためのコントローラー移動キー
、フィルムの移動を指示するためのフィルム移動キー
、その他のファンクションキーの計5種類のキーが
設けられている。
【0069】このうちコマンドキーとしては、プリン
ト動作を停止させるためのプリントストップキー36
2、全自動モードのスキャン動作を停止させるためのス
キャンキャンセルキー364、プリントの受付番号の更
新やカラーペーパーへのソートマークの付加等を指示す
るソートキー366、ヘルプ画面を表示させるためのヘ
ルプキー312、オートキャリアのフィルム送り動作の
全自動/半自動/手動を切り替えるためのフィルムドラ
イブキー322、標準サイズ・パノラマサイズ・ハイビ
ジョンサイズの画像が1つのフィルムに混在している場
合にフィルムサイズを切り替えるためのサイズ切替キー
324、出力するプリントサイズを選択するためのプリ
ントサイズ選択キー336、色バランスや画像濃度の補
正条件やプリント枚数の条件の保持を指示するためのホ
ールドキー334、及びプリント動作を開始させるため
のスタートキー378が設けられている。
【0070】また、フィールド選択キーとしては、プ
リント枚数を指定する際に操作される枚数焼キー34
8、シアン色について色補正を指示するためのC色補正
キー316、328、マゼンタ色について色補正を指示
するためのM色補正キー318、330、黄色について
色補正を指示するためのY色補正キー320、332、
及び濃度補正を指示するための濃度補正キー338、3
40、342、344、346が設けられており、上記
のうち10個のキー338、340、342、344、
328、330、332、316、318、320は順
に0〜9の数字を表すキーと共用されている。これら1
0個のキーは、検定画像230が選択されている場合、
色補正キーや濃度補正キーとして機能し、濃度補正フィ
ールド246が選択されている場合、数字を表すキーと
して機能する。
【0071】なお、カラーキーキャンセルキー350を
操作することにより、上記10個のキーで入力された色
補正の値がキャンセルされ、Nキー342を操作するこ
とにより、上記濃度補正キーで入力された濃度補正値が
キャンセルされる。
【0072】また、検定作業にて色補正や濃度補正を指
示する場合、オペレータは上記キーボード166の各種
色補正キーや濃度補正キーを操作しても良いし、前述し
た図7の検定画像204に表示された各種色補正部24
0、242、244や濃度補正部246をマウス177
でポイントしても良い。
【0073】また、コントローラー移動キーとして
は、ウインドウ内の入力枠の選択やプルダウンメニュー
の移動を指示するフィールド移動キー376、それぞれ
上下左右方向の項目を選択するための上向き矢印キー3
68、下向き矢印キー372、左向き矢印キー370、
右向き矢印キー374が設けられており、前述したスタ
ートキー378は入力操作の決定(例えば、検定完了な
ど)やファインスキャン開始指示等でも使用される。
【0074】また、フィルム移動キーとしては、選択
中の検定画像を低速で左送りするための左送りキー35
2、選択中の検定画像を低速で右送りするための右送り
キー358、検定画像の選択を1コマ戻すためのコマ戻
しキー354、検定画像の選択を1コマ送るためのコマ
送りキー356、及び選択中の検定画像を枚数0として
検定画像の選択を1コマ送るためのパスキー360が設
けられており、前述したスキャンキャンセルキー364
はフィルムがロードされている状態から巻き戻す場合
に、スタートキー378はフィルムが装填され且つ未ロ
ードの状態からロードする場合に、それぞれ使用され
る。
【0075】さらに、ファンクションキーとしては、
同時押し下げにより他のキーの機能割り当てを変更する
ためのシフトキー326やオルトキー314、及び画面
/モードに応じた各種機能を割り当て可能なファンクシ
ョンキー302、304、306、308、310が設
けられている。
【0076】[本実施形態の作用]次に、本実施形態の
作用として、プレスキャン、ファインスキャン、検定作
業時に、パソコン158のCPU160によって実行さ
れる制御ルーチン(図9)を説明する。なお、読取対象
の画像が記録されたフィルム22としては、APSフィ
ルムでも良いし、135フィルム等のその他のフィルム
でも良い。
【0077】オペレータがフィルム22をフィルムキャ
リア38の挿入口38A(図2参照)に挿入して、キー
ボード166のスタートキー378を操作すると、図9
の制御ルーチンがCPU160によって実行開始され
る。
【0078】図9のステップ402では、フィルム22
をフィルムキャリア38の内部へ取り込み、次のステッ
プ404で1コマ目から順にプレスキャンを開始する。
そして、次のステップ406ではプレスキャンで得られ
た各コマ画像の画像データより、各コマ画像に対するフ
ァインスキャン時の読取条件を設定する。このようにし
てフィルム22の各コマ画像に対し、プレスキャンと、
ファインスキャン時の読取条件の設定とを実行してい
く。
【0079】そして、全コマ画像に対しプレスキャン及
びファインスキャン時の読取条件の設定が完了すると、
ステップ410へ進み、プレスキャンを停止する。
【0080】次のステップ412では、フィルムモニタ
画像202(図6参照)として、最後にプレスキャンを
行った所定数(例えば、12コマ)のコマ画像を表示す
ると共に、最後にプレスキャンを行った4コマのコマ画
像を検定画像204(図6参照)として表示する。ま
た、ステップ412では、検定画像204にて検定対象
となっているコマ画像を枠線212で囲むと共に、フィ
ルムモニタ画像202にて検定対象となっているコマ画
像を枠線210で囲む。また、フィルムモニタ画像20
2にて、検定画像204の4コマのコマ画像に対応する
範囲を枠線208で囲む。そして、次のステップ414
で検定開始を促すメッセージをディスプレイ164に表
示して、オペレータに検定処理させる。
【0081】例えば、オペレータは、Y色やM色に対し
相対的にC色の濃度をもっと高くしたい場合、図7の検
定画像204に表示されたC色補正部240の数値増加
部240Aをマウス177でポイントするか、又は、図
8のキーボード166のC色補正キー328を操作す
る。
【0082】次のステップ416では、検定処理で色バ
ランスや画像全体の濃度の補正条件が入力されたか否か
を判定し、入力されたときにはステップ418へ進み、
入力された補正条件に基づいて検定対象のコマ画像に対
し補正を行う。そして、次のステップ420で補正済の
コマ画像を検定画像204とプリントプレビュー画像2
06に表示してステップ416へ戻る。その後、再び色
バランスや画像全体の濃度の補正条件が入力された場合
は、再度ステップ418、420の処理を実行する。
【0083】このようにプリントプレビュー画像206
には、検定処理にて色バランスや画像全体の濃度の補正
条件が入力される度に、該入力された補正条件に基づき
補正されたコマ画像の最終出力イメージがリアルタイム
に表示される。なお、検定対象のコマ画像の元のイメー
ジについては、フィルムモニタ画像202により参照す
ることができる。
【0084】オペレータは、スタートキー378を操作
することで、対象のコマ画像の検定完了を指示する。オ
ペレータにより検定完了が指示されると、ステップ42
4へ進み、検定画像204の4コマのコマ画像の全てに
対し検定作業が完了したか否かを判定する。ここで、未
完了であれば、ステップ426へ進み、検定画像204
において4コマのうち次の検定対象コマへ枠線212を
移動し且つフィルムモニタ画像202において次の検定
対象コマへ枠線210を移動して、次の検定対象コマを
容易に判別できるようにする。そして、ステップ416
へ戻り、次の検定対象コマに対する色バランスや画像全
体の濃度の補正条件の入力待ちを行う。
【0085】このようにして検定画像204の4コマの
コマ画像に対し、1コマずつ検定作業を実行していく。
そして、4コマとも検定作業が完了するに至る。この時
点でオペレータは、4コマのコマ画像を、後述するファ
インスキャン完了後にプリントするよう指示することが
できる。
【0086】そして、ステップ428へ進み、上記検定
作業が完了した4コマ(最初は、プレスキャンが最後に
行われた4コマ)に対してファインスキャンを実行す
る。このように、ファインスキャンは、フィルム22を
巻き戻しながら、プレスキャンとは逆のコマ順に実行さ
れる。
【0087】なお、オペレータによって、4つのコマ画
像をファインスキャン完了後にプリントするよう指示さ
れていた場合には、対象の4つのコマ画像のファインス
キャン完了後に、ファインスキャンで得られたデジタル
画像データに基づく画像が、図2の出力部28によりプ
リント出力される。
【0088】次のステップ430では、全コマに対し検
定作業とファインスキャンとが完了したか否かを判定す
る。全コマについては検定作業とファインスキャンとが
未完了であれば、ステップ412へ戻り、次の4つのコ
マ画像の検定作業へ移行する。
【0089】このようにして全コマに対し検定作業とフ
ァインスキャンとを4コマずつ実行していき、全コマに
対し検定作業とファインスキャンとが完了した時点で、
図9の制御ルーチンを終了する。なお、ファインスキャ
ンはフィルム22を巻き戻しながら実行していたため、
全コマのファインスキャン完了をもってフィルム22の
巻き戻しも完了し、フィルム22はフィルムキャリア3
8より排出される。
【0090】以上説明した制御ルーチンでは、検定処理
時に、フィルムモニタ画像202、検定画像204及び
プリントプレビュー画像206の3種類の画像をディス
プレイ164に同時に表示するとともに、フィルムモニ
タ画像202において検定画像204の4コマに対応す
る範囲を枠線208で表示する。また、フィルムモニタ
画像202においてプリントプレビュー画像206に対
応するコマ画像を枠線210で、検定画像204におい
てプリントプレビュー画像206に対応するコマ画像を
枠線212で、それぞれ表示する。
【0091】これにより、オペレータは、現在検定中の
コマ画像が全コマのうちどのあたりのコマであるかを容
易に認識することができる。また、プリントプレビュー
画像206で最終プリントイメージを参照しながら、検
定画像204において検定作業を行うことができる。
【0092】なお、上記実施形態では、検定処理で色バ
ランスや画像全体の濃度の補正条件が入力される度に、
該入力された補正条件に基づき補正されたコマ画像の出
力イメージをプリントプレビュー画像206にリアルタ
イムに表示する例を示したが、入力された補正条件に基
づき補正されたコマ画像は検定画像204にのみ表示
し、プリントプレビュー画像206にはオペレータが所
定の指示を行ったときに最終プリント出力イメージを表
示するように制御しても良い。
【0093】また、上記実施形態では、フィルム22に
記録された画像をラインCCDにより読み取る例につい
て説明したが、エリアCCDにより読み取っても良い。
エリアCCDを用いる場合には、フィルムモニタ画像2
02として該エリアCCDにより読み取った画像をその
まま表示することで、キャリアやマスク上のフィルムの
位置合わせのために、フィルムモニタ画像202を利用
することができる。
【0094】また、上記実施形態では、フィルムモニタ
画像202として、フィルム22のプレスキャンにより
得られたコマ画像をプレスキャン終了後に表示していた
が、フィルム22に対しプレスキャンとファインスキャ
ンの両方が終了した後、ファインスキャンにより得られ
たコマ画像を表示しても良い。その際、ファインスキャ
ンにより得られたコマ画像の画像データ量が多いので、
間引きした画像データに基づいてコマ画像を表示しても
良い。また、ファインスキャン終了後にプレスキャンに
より得られたコマ画像を表示しても良い。
【0095】また、上記実施形態では、検定処理時に、
フィルムモニタ画像202、検定画像204及びプリン
トプレビュー画像206の3つの画像をディスプレイ1
64に同時に表示する例を示したが、オペレータは各画
像の表示/不表示を自由に指定することができる。即
ち、1つの画像のみを表示させることはもちろん、上記
3つの画像のうち2つを適宜表示させることもできる。
【0096】また、上記実施形態では、各コマ画像に対
しプレスキャンとファインスキャンの2回の読み取りを
行う例を示したが、最初から各コマ画像に対し高解像度
でファインスキャンを行うことで、読取回数を1回とし
ても良い。例えば、ファインスキャンのみを行う場合
は、画素間引きした画像や階調限定した画像を検定画像
204として表示しても良い。
【0097】また、上記実施形態では、図6に示すよう
にフィルムモニタ画像202、検定画像204及びプリ
ントプレビュー画像206の3つの画像の関連を、枠線
208、210、212によって示す例を説明したが、
関連を示す方法はこれに限定されるものではなく、関連
するコマ画像の近傍に所定のマーク、文字、記号を表示
させても良い。
【0098】また、検定画像204に同時に表示するコ
マ数は、図6のように4コマに限定されるものではな
く、1〜3コマでも良いし、5コマ以上でも良い。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、検定作業の実行にとって有用な、読取コマ
画像、検定コマ画像、出力コマ画像の3種類のコマ画像
のうち2つ以上を同時に表示可能となるので、検定作業
の円滑化を図ることができる。
【0100】また、請求項2記載の発明によれば、同時
に表示させた複数種類のコマ画像同士の対応関係をより
容易に把握することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係るディジタルラボシステム
の概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成図で
ある。
【図4】ラインCCDスキャナの電気系の概略構成図で
ある。
【図5】画像処理部の概略構成図である。
【図6】フィルムモニタ画像、検定画像及びプリントプ
レビュー画像の概要を示す図である。
【図7】検定作業時に検定画像とプリントプレビュー画
像とを同時に表示した画面を示す図である。
【図8】キーボードの構成図である。
【図9】発明の実施形態における制御ルーチンを示す流
れ図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ 22 フィルム 38 フィルムキャリア 158 パーソナルコンピュータ 160 CPU 164 ディスプレイ 166 キーボード 177 マウス 202 フィルムモニタ画像(読取コマ画像) 204 検定画像(検定コマ画像) 206 プリントプレビュー画像(出力コマ画像) 208、210、212 枠線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されたコマ画像を読み取
    り、読み取って得られた前記コマ画像のデジタル画像デ
    ータに基づいて、記録材料に記録される画像のデジタル
    画像データを得る画像処理装置であって、 情報を表示する情報表示手段と、 前記読み取って得られた一連の複数の読取コマ画像、前
    記読み取って得られたコマ画像から選択され且つ少なく
    とも色バランスと濃度の補正条件を設定するための所定
    数の検定コマ画像、及び前記記録材料に記録される画像
    を表す出力コマ画像、のうち2つ以上を同時に前記情報
    表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、 前記読取コマ画像と前記検定コマ画像とを同時に表示さ
    せる場合、該読取コマ画像において該検定コマ画像に対
    応する範囲を示す表示を行い、 前記読取コマ画像と前記出力コマ画像とを同時に表示さ
    せる場合、該読取コマ画像において該出力コマ画像に対
    応する範囲を示す表示を行い、 前記検定コマ画像と前記出力コマ画像とを同時に表示さ
    せる場合、該検定コマ画像において該出力コマ画像に対
    応する範囲を示す表示を行うことを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
JP9303146A 1997-11-05 1997-11-05 画像処理装置 Pending JPH11144029A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9303146A JPH11144029A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 画像処理装置

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JP9303146A JPH11144029A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 画像処理装置

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JPH11144029A true JPH11144029A (ja) 1999-05-28
JPH11144029A5 JPH11144029A5 (ja) 2004-11-25

Family

ID=17917446

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006103100A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Noritsu Koki Co Ltd 画像受付装置
US7064858B2 (en) 2000-08-10 2006-06-20 Seiko Epson Corporation Apparatus and method for displaying preview images to print and a computer-readable medium having a program for displaying preview images to print recorded thereon

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