JPH11144216A - ディスク装置用サスペンション - Google Patents

ディスク装置用サスペンション

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JPH11144216A
JPH11144216A JP9304454A JP30445497A JPH11144216A JP H11144216 A JPH11144216 A JP H11144216A JP 9304454 A JP9304454 A JP 9304454A JP 30445497 A JP30445497 A JP 30445497A JP H11144216 A JPH11144216 A JP H11144216A
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flexure
head
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康司 高木
Akinobu Ishizaka
昭信 石坂
Osamu Ogawara
収 大河原
Hideki Kashima
英樹 鹿島
Osamu Iriuchijima
修 入内嶌
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4826Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive
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    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4833Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショックが入力された時にヘッドが傾き過ぎ
ることを抑制できるような、耐衝撃性に優れたディスク
装置用サスペンションを提供する。 【解決手段】 ディスク装置用サスペンション20は、
ロードビーム21と、このロードビーム21に設けられ
かつ先端側にヘッド42を装着する可動部分としてのタ
ング部30を有するフレキシャ22と、フレキシャ22
に設けられかつタング部30の傾き角度を規制するリミ
ッター部材50とを具備している。リミッター部材50
は、フレキシャ22のアウトリガー部31,32の厚み
方向に離間対向するリミッターアーム55,56と、タ
ング後端部30aに対して厚み方向に離間対向するリミ
ッター前縁部61とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばパーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置等に内蔵されるハード
ディスクドライブのヘッドを支持するためのサスペンシ
ョンに関する。
【0002】
【従来の技術】図11にハードディスクドライブ(HD
D)1の一部を示す。このディスクドライブ1のキャリ
ッジ2は、ボイスコイルモータ等のポジショニング用モ
ータ3によって、軸2aを中心に旋回駆動されるように
なっている。このキャリッジ2は、モータ3のマグネッ
ト4の近傍に配置されるコイル部5と、コイル部5に固
定して設けられたアーム(アクチュエータアームとも称
す)6と、アーム6の先端側に位置するサスペンション
7と、サスペンション7の先端部に装着されるヘッド8
などから構成され、モータ3によってキャリッジ2を上
記方向に駆動することにより、ヘッド8がハードディス
ク9の所望トラック(記録面)まで移動するようになっ
ている。
【0003】ヘッド8は、ディスク9のトラックと対向
可能な位置に取付けたスライダ10と、スライダ10に
保持されたトランスジューサ(図示せず)などを備え、
ディスク9が高速回転することによってスライダ10が
ディスク9の表面から僅かに浮上し、ディスク9とスラ
イダ10との間にエアベアリングが形成されるようにな
っている。
【0004】図12から図14に、従来のサスペンショ
ン7の一例を示す。このサスペンション7は、精密な薄
板ばねからなるロードビーム11と、ロードビーム11
の先端部に固定された極薄い板ばねからなるフレキシャ
(flexure )12と、ロードビーム11の基部に固定さ
れたベースプレート13などを有し、フレキシャ12に
形成された舌状のタング12aにスライダ10が装着さ
れている。フレキシャ12は、低浮上時のスライダ10
の姿勢が柔軟に変化できるようにするため、その剛性
(スティッフネス)をかなり小さなものとしている。
【0005】ロードビーム11の先端部には、フレキシ
ャ12側に突出するディンプル15が形成されており、
図13に示すようにディンプル15の先端がフレキシャ
12のタング12aを押すようにしている。このためヘ
ッド8は、ディンプル15を中心としてピッチング(pit
ching)とローリング(rolling) などの三次元的な変位を
実現できる。なお、ディンプル15はロードビーム11
側に設ける代りにフレキシャ12側に設ける場合もあり
える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置の小型化に伴い、ハードディ
スクドライブ(HDD)の耐衝撃特性が重要なファクタ
になってきている。それは、いわゆるノードブック形パ
ソコンのような小形のハードディスク(2.5インチH
DD)を使用するものでは、パソコンケース等の筐体の
ショック吸収能力が低いからであり、また、ディスクト
ップ形パソコン(3.5インチHDD)では、組付作業
時にHDDの扱いを誤ると比較的大きな衝撃をHDDに
与えてしまうことがあるからである。
【0007】ところが前述した従来のサスペンション7
は、許容限度を越える衝撃を与える試験を行ったときに
ヘッド8が不安定な挙動を示し、ヘッド8やディスク9
が損傷することがあった。本発明者らは、高速度カメラ
等を使用してショック入力時のヘッド8の動きを観察し
たところ、ショック入力時に、図14に示すようにロー
ドビーム11の先端側が跳ね上がり、ヘッド8がピッチ
ングあるいはローリングなどを生じることによって、ヘ
ッド8のコーナー部分(角部8aなど)がディスク9の
表面に衝突し、ヘッド8やディスク9が損傷する原因に
なることが判った。特に、フレキシャ12とディンプル
15との間が離れる現象(ディンプルセパレート)は、
上記の問題を助長する要因となる。
【0008】図15は、従来のサスペンションに衝撃を
与えたときのヘッドとディンプルの変位量を測定した結
果である。試験条件は、衝撃作用時間(duration time)
が1msec,加速度 460Gである。図15に示されるよう
に、時間ゼロから5.5msecまでのディンプルセパレー
ションの平均値が0.21mmに及んでいる。図16は従
来のサスペンションに衝撃を与えたときのピッチ方向の
ヘッド傾き角の変化を測定したものであり、角度変化範
囲が36.78度と大きく、しかもヘッドの傾きがプラ
ス(+)とマイナス(−)方向とに往復している。
【0009】なお、ディンプルセパレーションを抑制し
たりヘッドの傾きを抑制する手段として、フレキシャの
剛性(スティッフネス)を大きくすることも考えられ
る。しかしながらフレキシャの剛性を高めると、スライ
ダの低浮上時にスライダの姿勢を柔軟に変化させること
が困難になるため、フレキシャの剛性を高くすることは
問題である。
【0010】従って本発明の目的は、フレキシャの剛性
を大きくせずとも、ショック入力時にヘッドが過剰に傾
いたりディンプルセパレーションが生じることを抑制で
き、耐衝撃性に優れたディスク装置用サスペンションを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を果たすための
本発明のサスペンションは、請求項1に記載したよう
に、ロードビームに設けられかつ先端側にヘッドを装着
する可動部分を有するフレキシャと、上記フレキシャに
設けられかつ上記可動部分の傾き角度を規制するリミッ
ター部材とを具備している。このものによれば、サスペ
ンションに衝撃が入力された時に、フレキシャの可動部
分が傾き過ぎることをリミッター部材によって抑制でき
る。
【0012】上記フレキシャは、請求項2に記載したよ
うに、左右一対のアウトリガー部とこれらアウトリガー
部間に位置するタング部とを備え、このタング部にヘッ
ドを構成するスライダ等を装着したものである。この場
合のタング部は、フレキシャの可動部分に相当する。
【0013】上記リミッター部材の一形態は、請求項3
に記載したように、アウトリガー部に対してその厚み方
向に離間対向するリミッターアームと、上記タング部の
後端部に対してその厚み方向に離間対向するリミッター
前縁部を有している。このものは、ヘッドがピッチ角プ
ラス方向に傾いたときに、タング部の後端部がリミッタ
ー前縁部に当接することにより、それ以上傾くことが抑
制される。また、ヘッドがピッチ角マイナス方向に傾い
たときには、アウトリガー部がリミッターアームに当接
することにより、それ以上傾くことが抑制される。
【0014】リミッター部材の別の形態は、請求項4に
記載したように、タング部の後端部に対してその厚み方
向の一面側に離間対向する第1のリミッター凸部と、タ
ング部の後端部に対してその厚み方向の他面側に離間対
向する第2のリミッター凸部とを有している。このもの
は、ヘッドがピッチ角プラス方向に傾いたときに、タン
グ部の後端部が第1のリミッター凸部に当接することに
より、それ以上傾くことが抑制される。また、ヘッドが
ピッチ角マイナス方向に傾いたときには、タング部の後
端部が第2のリミッター凸部に当接することにより、そ
れ以上傾くことが抑制される。
【0015】リミッター部材の更に別の形態は、請求項
5に記載したように、アウトリガー部に対してその厚み
方向に離間対向するリミッターアームと、タング部の後
端部に対してその厚み方向の一面側に離間対向する第1
のリミッター凸部と、タング部の後端部に対してその厚
み方向の他面側に離間対向する第2のリミッター凸部と
を有している。このものは、ヘッドがピッチ角プラス方
向に傾いたときに、タング部の後端部が第1のリミッタ
ー凸部に当接することにより、それ以上傾くことが抑制
される。また、ヘッドがピッチ角マイナス方向に傾いた
ときには、タング部の後端部が第2のリミッター凸部に
当接し、あるいはアウトリガー部がリミッターアームに
当接することにより、それ以上傾くことが確実に抑制さ
れる。
【0016】本発明は、請求項6に記載したように、ロ
ードビームとフレキシャの可動部分との間にディンプル
を設け、ディンプルを中心にヘッドが傾動できるように
したものにも適用される。このものにおいて、上記リミ
ッター部材は、ヘッドの傾きが過大になることを抑制す
る上で有効に機能する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図1〜図6を参照して説明する。図3に示すハード
ディスクドライブ装置(HDD)用のサスペンション2
0の一例は、ステンレス鋼などの精密な薄板ばねからな
るロードビーム21と、ロードビーム21にレーザ溶接
等によって固定された極薄い板ばねからなるフレキシャ
(flexure )22を含んでいる。フレキシャ22は例え
ば18μm〜30μm前後のばね性のある薄いステンレ
ス鋼板からなる。
【0018】ロードビーム21の基部にベースプレート
25が設けられており、ベースプレート25を介してロ
ードビーム21がキャリッジ(例えば図11に示すキャ
リッジ2)に固定されるようになっている。フレキシャ
22はロードビーム21の軸線方向(長手方向)に延び
ており、その先端部分に、可動部分として機能する舌状
のタング部30と、タング部30の左右両側にフレキシ
ャ22の長手方向に延びる左右一対のアウトリガー部3
1,32とが形成されている。
【0019】図4に示すようにタング部30の前端35
は、フレキシャ22の幅方向に延びる連設部36を介し
てアウトリガー部31,32の前端に連なっている。タ
ング部30の周囲には、エッチング等によって平面視コ
字形の隙間37が形成されている。
【0020】タング部30は、図2に示すように例えば
2〜3°以下のピッチ角θで傾斜するように曲げ加工さ
れている。タング部30とアウトリガー部31,32と
は、それぞれ、ピッチ角プラス(矢印P1方向)あるい
はマイナス方向(矢印P2方向)に撓むことができる。
タング部30の裏面はロードビーム21の先端部21a
に設けたディンプル40に当接している。ディンプル4
0は、タング部30側に突出する半球状の凸部であり、
ディンプル40の先端がフレキシャ22を押している。
【0021】タング部30にスライダ41が接着等によ
って固定されている。スライダ41には、磁電変換素子
としてのトランスジューサ(図示せず)が設けられてい
る。記録媒体であるハードディスクが高速回転すると、
スライダ41がディスク表面から低浮上し、ハードディ
スクとスライダ41との間にエアベアリングが形成され
るようになっている。スライダ41やトランスジューサ
等はヘッド42を構成する。
【0022】上記ディンプル40の先端がフレキシャ2
2のタング部30を押すため、スライダ41を乗せてい
るタング部30は、ディンプル40を中心とするピッチ
ング(図4中の矢印P方向)とローリング(図4中の矢
印R方向)といった三次元的な変位を実現できる。な
お、ディンプル40はロードビーム21側に設ける代り
に、フレキシャ22側に設ける場合もある。
【0023】フレキシャ22に配線部43が設けられて
いる。配線部43の一端側に第一の端子部45が設けら
れている。この端子部45はスライダ41の端子46に
電気的に接続される。図3に示すように配線部43の他
端側はフレキシャ22の長手方向に延び、ベースプレー
ト25の近傍に第二の端子部47が設けられている。第
二の端子部47は外部リード線(図示せず)に接続され
る。この実施例では、配線部43に湾曲部43aを設け
ることにより、配線部43を撓みやすくしているが、場
合によっては湾曲部43aを設けずにストレートな配線
形状としてもよい。
【0024】フレキシャ22に、タング部30の傾き角
度を規制するためのリミッター部材50が設けられてい
る。リミッター部材50はフレキシャ22と同程度の厚
さの極薄い金属板からなり、その基端側にはプレス加工
によってフレキシャ22側に凸となるように成形された
段部51を有する取付部52が設けられている。取付部
52の近傍には、プレスによる取付部52の成形を容易
にするために、適宜箇所に孔53があけられている。
【0025】リミッター部材50の先端側には、アウト
リガー部31,32に沿うように前方に突出する左右一
対のリミッターアーム55,56が設けられている。リ
ミッターアーム55,56間にはスライダ41との干渉
を避けるために、凹部57が形成されている。リミッタ
ーアーム55,56間の距離S(図4に示す)は、タン
グ幅Wよりも大きい。このリミッター部材50の外形輪
郭や孔53等は、エッチング等によって所定形状に形成
されている。
【0026】取付部52は、レーザ溶接等の適宜の固定
手段によってフレキシャ22に固定される。図1,2等
に示すように、取付部52がフレキシャ22に固定され
た状態において、このリミッター部材50は、取付部5
2を除く箇所60がフレキシャ22に対して厚み方向
(図2に矢印Fで示す方向)に離間対向するようにフレ
キシャ22から浮いた状態となっている。
【0027】そして、リミッターアーム55,56間に
位置するリミッター前縁部61が、タング後端部30a
に対して厚み方向に対向している。リミッター前縁部6
1とタング後端部30aとの間には、タング部30が厚
み方向にある程度変位できるようにするための隙間G1
が確保されている。
【0028】リミッターアーム55,56は、アウトリ
ガー部31,32のそれぞれの長手方向中間部に対し
て、厚み方向に離間対向している。これらリミッターア
ーム55,56とアウトリガー部31,32との間に
は、アウトリガー部31,32が厚み方向にある程度変
位できるようにするための隙間G2 が確保されている。
このような隙間G1 ,G2 を設けたことにより、ハード
ディスクに対するスライダ41の低浮上時の柔軟な変形
を可能ならしめている。
【0029】次に、上記第1実施形態のサスペンション
20の作用について説明する。サスペンション20に衝
撃が加わった場合、ヘッド42のピッチ角プラス方向
(図2中の矢印P1方向)の動きに対しては、タング後
端部30aが図2において上方に移動し、リミッター前
縁部61に当たることによって、それ以上傾くことが抑
制される。逆に、ピッチ角マイナス方向(図2中の矢印
P2方向)の動きに対しては、アウトリガー部31,3
2が図2において上方に移動し、リミッターアーム5
5,56に当たることによって、それ以上傾くことが抑
制される。
【0030】図5は、この第1実施形態のサスペンショ
ン20に衝撃を与えたときのヘッドとディンプルの変位
量を測定した衝撃試験結果を示している。試験条件は、
衝撃作用時間(duration time) が1msec,加速度 460G
である。図5に示されるように、この実施形態のサスペ
ンション20はヘッドとディンプルの変位量および移動
速度が小さく、時間ゼロから5.5msecまでのディンプ
ルセパレーションの平均値が0.11mmであった。
【0031】これに対し、リミッター部材を設けない従
来のサスペンションは、図15に示すように、ディンプ
ルセパレーションの平均値が0.21mmであった。デ
ィンプルセパレーションについて、第1実施形態のサス
ペンション20は、従来品に比較して47.6%の改善
率が達成された。
【0032】図6は、前記第1実施形態のサスペンショ
ン20に衝撃を与えたときのピッチ方向のヘッド傾き角
の変化を測定したものである。試験条件は衝撃作用時間
が1msec,加速度 460Gである。この実施形態のヘッド
の角度変化範囲は29.06度であり、しかもヘッドの
傾きがマイナス(−)方向に推移する頻度を低減させる
ことができている。
【0033】これに対し、リミッター部材を設けない従
来のサスペンションは、図16に示すように、角度変化
範囲が36.78度と大きく、しかもヘッドの傾きがプ
ラス(+)とマイナス(−)両方向に往復している。ヘ
ッドの傾きについて、第1実施形態のサスペンション2
0は、従来品に比較して18.0%の改善率が確認され
た。
【0034】なお、ローリング方向の変位については、
ピッチング方向の角度変化が双方のアウトリガー部3
1,32においてリミッターアーム55,56によって
規制されることにより、抑制することができる。
【0035】前記構成の第1実施形態のリミッター部材
50は、形状が単純であるためエッチングやプレスによ
る成形が容易である。しかもこのリミッター部材50
は、フレキシャ22の上方からフレキシャ22の上面に
重ねてレーザ溶接を行うだけでフレキシャ22に固定で
きるので、フレキシャ22に対するリミッター部材50
の組付けが容易である。
【0036】図7と図8は、この発明の第2の実施形態
のサスペンション20aを示している。このサスペンシ
ョン20aは、リミッター部材50aの構成が前記第1
実施形態のリミッター部材50と相違している。それ以
外の構成は前記第1実施形態のサスペンション20と共
通であるから、両者に共通の部位に共通の符号を付して
説明は省略する。
【0037】この第2実施形態のサスペンション20a
のリミッター部材50aは、フレキシャ22にレーザ溶
接等によって固定される取付部70と、タング後端部3
0aの上面(一方の面)に離間対向する第1のリミッタ
ー凸部71と、タング後端部30aの下面(他方の面)
に離間対向する第2のリミッター凸部72とを有してい
る。
【0038】図8に示すように、第1のリミッター凸部
71とタング後端部30aとの間には、タング後端部3
0aが厚み方向にある程度変位できるようにするための
隙間G3 が確保されている。第2のリミッター凸部72
とタング後端部30aとの間にも、タング後端部30a
が厚み方向にある程度変位できるようにするために隙間
G4 が確保されている。これらの隙間G3 ,G4 を設け
たことにより、ハードディスクに対するスライダ41の
低浮上時の柔軟な変形を可能ならしめている。なお、配
線部については図示を省略した。
【0039】このようなリミッター部材50aを備えた
サスペンション20aに衝撃が加わった場合、ヘッド4
2のピッチ角プラス方向(図8中の矢印P1方向)の動
きに対しては、タング後端部30aが図8において上方
に移動し、第1のリミッター凸部71に当たることによ
り、それ以上傾くことが抑制される。逆に、ピッチ角マ
イナス方向(図8中の矢印P2方向)の動きに対して
は、タング後端部30aが図8において下方に移動し第
2のリミッター凸部72に当たることによって、それ以
上傾くことが抑制される。
【0040】このような構成と作用を有する第2実施形
態のリミッター部材50aは、第1実施形態のリミッタ
ー部材50に比べて十分小形に構成することができ、質
量も小さくてすむという利点がある。
【0041】図9と図10は、この発明の第3の実施形
態のサスペンション20bを示している。このサスペン
ション20bも、リミッター部材50bの構成が前記第
1実施形態のリミッター部材50と相違するが、それ以
外の構成は第1実施形態のサスペンション20と共通で
あるから、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明
は省略する。
【0042】この第3実施形態のサスペンション20b
のリミッター部材50bは、フレキシャ22にレーザ溶
接等によって固定される取付部80と、第1実施形態と
同様の左右一対のリミッターアーム55,56と、第2
実施形態と同様のリミッター凸部71,72を有してい
る。なお、配線部については図示を省略した。
【0043】このようなリミッター部材50bを備えた
サスペンション20bに衝撃が加わった場合、ヘッド4
2のピッチ角プラス方向(図10中の矢印P1方向)の
動きに対しては、タング後端部30aが図10において
上方に移動し、第1のリミッター凸部71に当たること
によって、それ以上傾くことが抑制される。ピッチ角マ
イナス方向(図10中の矢印P2方向)に動くときに
は、タング後端部30aが図10において下方に移動し
て第2のリミッター凸部72に当たるか、あるいはアウ
トリガー部31,32が図10において上方に移動し、
リミッターアーム55,56に当たることによって、そ
れ以上傾くことが確実に抑制される。
【0044】なお、この発明を実施するに当たって、こ
の発明を構成するロードビームやフレキシャ、ヘッド、
ディンプル、可動部分(タング部)、リミッター部材等
の形状をはじめとして、各構成要素をそれぞれ適宜に変
形して実施できることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明によれば、衝
撃が入力したときにヘッドの姿勢が大きく変化すること
を、フレキシャの剛性を高めることなしに抑制でき、デ
ィンプルセパレーションも抑制される。請求項2に記載
したサスペンションは、衝撃が入力したときにアウトリ
ガー部とタング部とが撓むため、リミッター部材によっ
てタング部あるいはアウトリガー部の変位を規制するこ
とにより、ヘッドの角度変化が大きくなり過ぎたりディ
ンプルセパレーションが生じることを抑制できる。
【0046】請求項3に記載したリミッター部材は形状
および構成が簡単であり、製造が容易であるとともに、
フレキシャに対するリミッター部材の組付け(例えばレ
ーザ溶接や接着等)の作業を容易に行うことができる。
請求項4に記載したリミッター部材は小形軽量に構成す
ることができる。請求項5に記載したリミッター部材
は、衝撃入力時にヘッドの傾き角が大きくなり過ぎるこ
とを更に確実に抑制することができる。請求項6に記載
したように、ディンプルを中心としてヘッドが傾動する
ように構成したサスペンションにおいて、上記リミッタ
ー部材は、衝撃入力時のヘッドの傾きが過剰になること
を規制する上で有効に機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すディスク装置
用サスペンションの一部の平面図。
【図2】 図1に示されたサスペンションの側面図。
【図3】 図1に示されたサスペンションの全体の平面
図。
【図4】 図1に示されたサスペンションの一部の分解
斜視図。
【図5】 図1に示されたサスペンションの衝撃試験に
おけるヘッド等の変位を示す図。
【図6】 図1に示されたサスペンションの衝撃試験に
おけるヘッドの傾きの変化を示す図。
【図7】 本発明の第2の実施形態を示すディスク装置
用サスペンションの一部の平面図。
【図8】 図7に示されたサスペンションの側面図。
【図9】 本発明の第3の実施形態を示すディスク装置
用サスペンションの一部の平面図。
【図10】 図9に示されたサスペンションの側面図。
【図11】 ハードディスク装置を一部断面で示す側面
図。
【図12】 従来のサスペンションを示す斜視図。
【図13】 図12に示されたサスペンションを模式的
に示す側面図。
【図14】 図12に示されたサスペンションに衝撃が
入力した状態を模式的に示す側面図。
【図15】 図12に示されたサスペンションの衝撃試
験におけるヘッド等の変位を示す図。
【図16】 図12に示されたサスペンションの衝撃試
験におけるヘッドの傾き角の変化を示す図。
【符号の説明】
20,20a,20b…サスペンション 21…ロードビーム 22…フレキシャ 30…タング部 31,32…アウトリガー部 40…ディンプル 41…スライダ 42…ヘッド 50…リミッター部材 55,56…リミッターアーム 71,72…リミッター凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿島 英樹 神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4056番地 日本発条株式会社内 (72)発明者 入内嶌 修 神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4056番地 日本発条株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロードビームに設けられかつ先端側にヘッ
    ドを装着する可動部分を有するフレキシャと、 上記フレキシャに設けられかつ上記可動部分の傾き角度
    を規制するリミッター部材とを具備したことを特徴とす
    るディスク装置用サスペンション。
  2. 【請求項2】上記フレキシャは、その左右両側に位置す
    るアウトリガー部と、これら一対のアウトリガー部間に
    位置しかつ前端部がアウトリガー部に連なるタング部と
    を備え、このタング部に上記ヘッドを設けたことを特徴
    とする請求項1記載のディスク装置用サスペンション。
  3. 【請求項3】上記リミッター部材は、上記アウトリガー
    部に対してその厚み方向に離間対向するリミッターアー
    ムと、上記タング部の後端部に対してその厚み方向に離
    間対向するリミッター前縁部とを有することを特徴とす
    る請求項2記載のディスク装置用サスペンション。
  4. 【請求項4】上記リミッター部材は、上記タング部の後
    端部に対してその厚み方向の一面側に離間対向する第1
    のリミッター凸部と、上記タング部の後端部に対してそ
    の厚み方向の他面側に離間対向する第2のリミッター凸
    部とを有することを特徴とする請求項2記載のディスク
    装置用サスペンション。
  5. 【請求項5】上記リミッター部材は、上記アウトリガー
    部に対してその厚み方向に離間対向するリミッターアー
    ムと、上記タング部の後端部に対してその厚み方向の一
    面側に離間対向する第1のリミッター凸部と、上記タン
    グ部の後端部に対してその厚み方向の他面側に離間対向
    する第2のリミッター凸部とを有することを特徴とする
    請求項2記載のディスク装置用サスペンション。
  6. 【請求項6】上記フレキシャは、上記ロードビームと上
    記フレキシャの可動部分との間に介在するディンプルを
    備え、このディンプルを中心に上記フレキシャの可動部
    分を傾動可能としたことを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれか1項に記載のディスク装置用サスペンショ
    ン。
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