JPH11144539A - 線材へのテープ巻き付け装置 - Google Patents

線材へのテープ巻き付け装置

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JPH11144539A
JPH11144539A JP30428397A JP30428397A JPH11144539A JP H11144539 A JPH11144539 A JP H11144539A JP 30428397 A JP30428397 A JP 30428397A JP 30428397 A JP30428397 A JP 30428397A JP H11144539 A JPH11144539 A JP H11144539A
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JP
Japan
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tape
wire
wire rod
winding
belt conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30428397A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kido
義勇 木戸
Kaneaki Sakamoto
兼昭 坂本
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National Institute for Materials Science
Original Assignee
National Research Institute for Metals
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープの巻き付け間隔の誤差が生じず、電気
的なトラブルに対しても作業が続けられ、さらに、テー
プの剥奪をも可能とする。 【解決手段】 ベルトコンベア(6A)(6B)により
線材(1)を推進させる線材推進部(A1 )と、テープ
(21)を線材(1)の表面に均等に巻き付けるテープ
回転巻着部(C1 )、および、線材推進部(A1 )の線
材推進速度とテープ回転巻着部(C1 )におけるテープ
巻き付け速度との同調をとるブラケット部(B1 )とを
備え、線材推進部(A1 )内のベルトコンベアの駆動回
転軸(15)とブラケット部(B1 )とは、ブラケット
部(B1 )が線材(1)を中心軸として回転(a)する
ように、ギャー(19)(20)を用いて接続し、ブラ
ケット部(B1 )とテープ回転巻着部(C1 )とは、テ
ープ回転巻着部(C1 )が線材(1)の周囲に位置する
ように固定接続し、線材(1)を推進することにより、
テープ回転巻着部(C1 )が線材(1)の周囲に回転
し、線材(1)にテープ(21)を均等に巻き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、線材への
テープ巻き付け装置に関するものである。さらに詳しく
はこの出願の発明は、大電力パルスマグネットに使用す
るコイル線材に、絶縁テープを巻き付ける場合等に有用
な線材へのテープ巻き付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来から、電線、補強線、光
ファイバー等の線材に対して、腐食防止、酸化防止、強
度補強、電磁的絶縁等の目的に応じて、テープが巻き付
けられてきており、そのための手段として線材へのテー
プ巻き付け装置が利用されてきてもいる。線材へのテー
プ巻き付け装置においては、腐食防止、酸化防止、強度
補強、電磁的絶縁等を効果的に実現するために、テープ
を線材に均等に巻き付けることが重要な要件とされてい
る。
【0003】そのための基本的な考えは、線材の推進速
度とテープの巻き付け速度との間に同調をとることであ
り、一般的には、線材ガイドローラーの周速をロータリ
ーエンコーダーで読みとることにより、推進される線材
の速度を計算し、その速度から、テープ巻き手段として
の回転体の駆動源であるモーターの回転速度を調整して
いた。
【0004】しかしながら、このような従来の線材への
テープ巻き付け装置においては、電気的に線材とテープ
の速度を制御しているために、それらの速度に誤差が生
じてしまい、長時間使用していると巻いたテープの位置
ずれが生じるという問題があった。また、このような従
来の線材へのテープ巻き付け装置においては、停電など
の電気的なトラブルに対して、その作業を停止しなくて
はならず、作業が非効率的になることが避けられなかっ
た。
【0005】さらに、従来の装置においては、テープを
巻き付け直すことが不可能であった。このような現状に
おいて、テープの巻き付け間隔の誤差がほとんど生じる
ことなく、均一巻き付けが可能であって、電気的なトラ
ブルに対しても作業が続けられ、さらに、テープの剥奪
をも可能とする線材へのテープ巻き付け装置が要望され
ていたが、これらの要求を満たしたものは残念ながら実
現されていない。
【0006】この出願の発明は、以上の通りの従来技術
の欠点に鑑みてなされたものであり、テープの巻き付け
間隔の誤差がほとんど生じず、均一巻き付けが可能であ
って、電気的なトラブルに対しても作業が続けられ、さ
らにはテープの剥奪をも可能とする、新しい線材へのテ
ープ巻き付け装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、ベルトコンベア手段によ
り線材を推進させる線材推進部と、テープを線材の表面
に巻き付けるテープ回転巻着部、並びに線材推進部での
線材推進速度とテープ回転巻着部におけるテープ巻き付
け速度との同調をとるブラケット部とを備え、線材推進
部内のベルトコンベア手段の駆動回転軸とブラケット部
とは、ブラケット部が線材を中心軸として回転するよう
に接続されており、ブラケット部にはテープ回転巻着部
が線材の周囲に位置するように接続固定されており、線
材推進部においてベルトコンベア手段により線材を推進
することにより、ブラケット部を介してテープ回転巻着
部が線材の周囲に回転し、線材にテープを巻き付けるこ
とを特徴とする線材へのテープ巻き付け装置を提供す
る。
【0008】さらに、この出願の発明としては、前記の
線材へのテープ巻き付け装置において、線材推進部にガ
イド手段が設けられており、その線材入線部分が、低摩
擦係数材料が配設されていることや、一対のベルトコン
ベア手段が、ベルト面が対向するように配置されてお
り、対向したベルト面により線材を挟みつけて推進させ
るようにしたこと、ベルトコンベア手段では、ベルトと
プーリとが共に歯付のものとされていること、複数のテ
ープ回転巻着部と線材とのなす角度を調整する機構がテ
ープ回転巻着部に配設されていること、テープ回転巻着
部が、線材を中心軸とする円周上において相互に間隔を
置いて配置されていること、またさらに、線材を大電力
用コイルに使用する電線とし、テープを絶縁テープとす
ることをも提供する。
【0009】以上のとおりのこの発明の装置において
は、従来の電気的制御の装置とは大きく異なり、テープ
巻き付け速度と線材推進速度との同調を機械的に実現し
たことに大きな特徴があり、(I)線材推進速度とテー
プ巻き付け速度との同調誤差がほとんどなく、(II)停
電などの電気的なトラブルが生じても使用でき、しかも
(III) 逆戻しすれば巻いたテープを自動的に剥がすこと
ができるといった、従来の装置では不可能であったこと
が実現可能とされる。
【0010】また、テープ回転巻着部を複数配置し、線
材の進行方向に対して、それらのテープの巻き着け位置
を適宜ずらすことにより、正確に位置がずれた多重巻き
線材の作製が可能となる。このような多重巻き線材は、
より効果的に腐食防止、酸化防止、強度補強および電磁
的絶縁を実現することになる。またさらに、この発明に
おいては、線材の外周が一定ではない場合、テープ回転
巻着部の線材に対する巻き付け角度を変えることを可能
とすることで、それによってテープの巻き付け速度を調
整して、誤差をほとんどなくすことが可能である。
【0011】この発明の線材へのテープ巻き付け装置
は、コイル巻き機械の作業工程として、取り付け取り外
し可能な一つのユニットとして使用することができ、各
種コイル巻線機に取り付け、取り外しが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】この出願の発明は以上のとおりの
特徴を持つものであるが、以下にその実施例を示し、さ
らに詳しくこの発明の実施の形態について説明する。
【0013】
【実施例】この発明の線材へのテープ巻き付け装置は、
たとえば図1の部分断面図に示したものをひとつの態様
として示すことができる。なお、図2は図1のX方向矢
視図である。この図1および図2に例示したように、こ
の発明の装置は、大きく分けて線材推進部(A1 )、ブ
ラケット部(B1 )、並びにテープ回転巻着部(C1
を備えている。
【0014】線材推進部(A1 )はその内部に配置した
ベルトコンベア手段の駆動により線材(1)を推進させ
る機能を有し、テープ回転巻着部(C1 )はテープ(2
1)を線材(1)に巻き付ける機能を有している。さら
に、ブラケット部(B1 )は線材推進部(A1 )のテー
プ推進速度とテープ回転巻着部(C1 )におけるテープ
巻き付け速度との同調をとるものとしている。
【0015】そして、この例においては、線材推進部
(A1 )内には、一対のベルト面が対向するベルトコン
ベア手段(6A)(6B)が配置されている。上側のベ
ルトコンベア手段(6A)は、たとえば2つのコンベア
フレーム(3)(5)内に組み込まれ、下側のベルトコ
ンベア手段(6B)は、たとえば2つのコンベアフレー
ム(2)(4)内に組み込まれている。ベルトコンベア
手段(6A)(6B)が回転駆動することにより、線材
を図1中のA方向に推進させる。
【0016】以上の構成において、ベルトコンベア手段
(6A)(6B)を構成する数個のベルトコンベア回転
軸のうち、たとえばひとつの回転軸をベルトコンベア駆
動回転軸(15)とする。線材推進部(A1 )は、ブラ
ケット部(B1 )に対して、たとえば図1に例示したよ
うな駆動回転軸(15)のベベルギャー(19)と、シ
ャフト(14)のベベルギャー(20)と、ギャー付軸
(11)との歯車機構により接続されており、ギャー付
軸(11)はブラケット部(B1 )に接続されている。
この構造によって、ベルトコンベア駆動回転軸(15)
の回転により、ブラケット部(B1)を線材(1)の周
りに回転させるようにしている。ブラケット部(B1
とテープ回転巻着部(C1 )とは固定されているので、
結果として、ベルトコンベア駆動回転軸(15)の回転
により、テープ回転巻着部(C1 )が線材(1)の周り
に回転される。
【0017】線材推進部(A1 )の線材入線部分には、
低摩擦係数の材料で作られた線材ガイド(9)を設ける
ことが望ましく、この線材ガイド(9)を設けることに
より、スムースに線材(1)を推進させることが可能と
なる。ベルトコンベア手段には、たとえばベルトテンシ
ョン調整ビス(18)などにより、そのベルトのテンシ
ョンを適宜調整できるようにしてもよい。
【0018】また、ベルトコンベア手段については、た
とえば図3に例示したように、歯形付プーリ(61)と
歯形付ベルト(63)で構成することが考慮される。安
定した効果的な線材(1)の推進が可能となる。ベルト
コンベア(6A)(6B)により線材(1)を挟みつけ
る把握力の調整には、把握力調整ボルト(64)を用い
ることができ、この把握力調整ボルト(64)を締める
と内部の圧縮スプリングが撓んで把握力が強くなり、逆
に把握力調整ボルト(64)を緩めると把握力は弱くな
る。
【0019】もちろん、ベルトコンベア手段による線材
(1)の推進については、対向するベルトコンベア手段
(6A)(6B)の構造だけでなく、ベルトコンベア
(6A)に代って、ローラ手段等を設けるようにしても
よい。ブラケット部(B)と線材推進部(A)との接続
についても、図1に例示した歯車構造に限定されること
はない。
【0020】また、テープ回転巻着部(C1 )について
は、図1の例では、駆動回転軸(15)の回転に対して
最終軸となるギャー付軸(11)に固定されたブラケッ
ト部(B1 )に、2個のテープ回転巻着部(C1 )が対
称位置で取り付けられている。テープ回転巻着部
(C1 )は、テープ案内体(13)とテープ押さえ板
(12)とによりテープ(21)を巻き付け保持する構
造を持つ。テープ案内体(13)はクランプピン(1
7)を軸にして、取り付けられている。
【0021】テープ(21)の引っ張り抵抗の調整は、
テープ支持力調整ボルト(22)を締め付けたり緩めた
りすることによって、内部の圧縮スプリングが適宜働い
て、任意の強さとすることができる。テープ回転巻着部
(C1 )は線材(1)に対して角度αに調整ができ、し
たがって、線材(1)に対して任意の角度でテープ(2
1)を巻き付けることができる。
【0022】したがって、線材の外周が変わる場合にお
いては、その分テープの巻き付け速度も変わるので、そ
の都度、角度αを変えることにより、そのテープ推進速
度の調整が可能である。また、テープ案内体(13)は
クランプピン(17)の軸心方向、すなわち、C、Dの
矢印方向にも位置をずらせることが望ましく、たとえ
ば、テープ回転巻着部(C1 )が2つ存在する場合に
は、これら2つのテープ回転巻着部(C1 )をずらし
て、テープを適宜ずらした二重巻きが可能となる。
【0023】またさらに、この発明においては、一旦巻
いたテープを剥がす場合には、線材を矢印B方向に戻せ
ば、テープ回転巻着部は矢印b方向に逆転するので、テ
ープを自動的に剥がすことができる。もちろん、この発
明においては、その作動の仕方として、ベルトコンベア
駆動回転軸(15)を手動または自動的に回転させても
よいし、また、ブラケット部(B1 )を手動または自動
的に回転させてもよく、またさらに、線材を直接的に引
っ張って作動させてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳しく述べた通り、この出願の発明
によって、テープの巻き付け間隔の誤差が生じず、電気
的なトラブルに対しても作業が続けられ、さらに、テー
プの剥奪をも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を示した部分断面図である。
【図2】この発明を示した部分側面図である。
【図3】この発明の一部であるベルトコンベアを示した
概略図である。
【符号の説明】
1 線材推進部 B1 ブラケット部 C1 テープ回転巻着部 1 線材 2 コンベアフレーム 3 コンベアフレーム 4 コンベアフレーム 5 コンベアフレーム 6 ベルトコンベア 9 線材ガイド 11 ギャー付軸 12 テープ押さえ板 13 テープ案内体 14 シャフト 15 駆動回転軸 16 シャフト 17 クランプピン 18 ベルトテンション調整ビス 19 ベベルギャー 20 ベベルギャー 21 テープ 22 テープ支持力調整ボルト 61 台形歯形付プーリ 62 ベルトの背中面 63 台形歯形付ベルト 64 把握力調整ボルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベア手段により線材を推進さ
    せる線材推進部と、テープを線材の表面に巻き付けるテ
    ープ回転巻着部、並びに線材推進部での線材推進速度と
    テープ回転巻着部におけるテープ巻き付け速度との同調
    をとるブラケット部とを備え、線材推進部内のベルトコ
    ンベア手段の駆動回転軸とブラケット部とは、ブラケッ
    ト部が線材を中心軸として回転するように接続されてお
    り、ブラケット部には、テープ回転巻着部が線材の周囲
    に位置するように接続固定されており、線材推進部にお
    いてベルトコンベア手段により線材を推進することによ
    り、ブラケット部を介してテープ回転巻着部が線材の周
    囲に回転し、線材にテープを巻き付けることを特徴とす
    る線材へのテープ巻き付け装置。
  2. 【請求項2】 線材推進部にガイド手段が設けられてお
    り、その線材入線部分には低摩擦係数材料が配設されて
    いる請求項1の線材へのテープ巻き付け装置。
  3. 【請求項3】 一対のベルトコンベア手段が、ベルト面
    が対向するように配置されており、対向したベルト面に
    より線材を挟みつけて推進させるようにした請求項1ま
    たは2の線材へのテープ巻き付け装置。
  4. 【請求項4】 ベルトコンベア手段について、ベルトと
    プーリとが共に歯付のものとされている請求項1ないし
    3のいずれかの線材へのテープ巻き付け装置。
  5. 【請求項5】 テープ回転巻着部と線材とのなす角度を
    調整する機構がテープ回転巻着部に配設されている請求
    項1ないし4のいずれかの線材へのテープ巻き付け装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のテープ回転巻着部が、線材を中心
    軸とする円周上において相互に間隔を置いて配置されて
    いる請求項1ないし5のいずれかの線材へのテープ巻き
    付け装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかの線材への
    テープ巻き付け装置であって、大電力用コイルに使用す
    る電線に絶縁テープを巻き付けることを特徴とする線材
    へのテープ巻き付け装置。
JP30428397A 1997-11-06 1997-11-06 線材へのテープ巻き付け装置 Pending JPH11144539A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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