JPH11145263A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH11145263A
JPH11145263A JP9305692A JP30569297A JPH11145263A JP H11145263 A JPH11145263 A JP H11145263A JP 9305692 A JP9305692 A JP 9305692A JP 30569297 A JP30569297 A JP 30569297A JP H11145263 A JPH11145263 A JP H11145263A
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JP
Japan
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suction
chuck
resist
coating
substrate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9305692A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sakai
光広 坂井
Tsutae Omori
伝 大森
Kazuhiko Murata
和彦 村田
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジスト膜の膜厚が不均一になるという塗膜
不良を生じることのない塗布装置を提供する。 【解決手段】 ガラス基板Gを保持しながら回転するチ
ャック80の保持面80a上において、この保持面80
aの同心円上の正方形の4つの頂点の位置に吸引孔81
を配設し、ガラス基板Gに対して吸引力の作用する部分
を4箇所に分散配置させた。その結果、一つの吸引孔8
1の直径を小さくすることができる。また、これに伴な
い、一つの吸引孔81について吸引力の影響による温度
の低下が抑えられた結果、レジスト膜の膜厚が吸引孔8
1の位置だけ部分的に厚くなることが防止され、膜厚の
不均一化という塗膜不良が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばLCDの製
造工程においてLCD用ガラス基板などの被処理基板を
保持しながら洗浄する洗浄装置や、被処理基板上にレジ
スト液を滴下、塗布する塗布装置などの被処理基板を保
持して処理する処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より塗布現像装置では、キャリアカ
セット内に収容されたLCD用ガラス基板(以下、「ガ
ラス基板」と略記す)などの被処理基板を取り出して洗
浄、乾燥、レジスト塗布、乾燥、露光、現像など各種の
処理を施しており、これら各種工程を行なうための処理
ユニットをいくつも搭載している。
【0003】ところで、上記処理ユニットの中には洗浄
装置やレジスト塗布装置など被処理基板を回転させなが
ら処理を行なうものがあり、これらの処理ユニットで
は、被処理体を保持しながらチャックの保持面上に被処
理体を吸着保持する構造となっている。
【0004】図11は従来の塗布装置や洗浄装置に用い
られるチャックの構造を示した垂直断面図である。
【0005】図11に示すように、チャック100の保
持面の中心には貫通した吸引孔101が設けられてい
る。この吸引孔101はチャック100の内部に設けら
れた吸引路102と接続され、吸引路102の他端側は
図示しない真空ポンプに接続され、この真空ポンプによ
り真空引きされてチャック100上に載置された被処理
基板を保持板上に吸着保持するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示したような従来型のチャック100では、被処理基
板のうち、チャック100上の吸引孔101の真上の位
置の一点に吸引力が作用する。吸引されて気圧が下がっ
た吸引路102内の温度は低下するため、被処理基板の
うち、吸引孔101の真上の位置の一点の温度が他の部
分より低くなり、レジスト塗布工程において他の部分よ
り塗布液が多量に付着して塗膜が厚くなる。その結果、
塗膜が不均一になるという塗膜不良を生じるという問題
がある。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、レジスト膜の膜厚が不均一になると
いう塗膜不良を生じることのない塗布装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明の処理装置は、被処理基板保
持面に露出する複数の吸引孔を分散配置し、この面で被
処理基板を保持するチャックと、前記吸引孔に連通する
吸引路と、前記吸引路から吸引する手段と、を具備す
る。
【0009】請求項2記載の本発明の処理装置は、請求
項1に記載の処理装置であって、前記吸引口は、被処理
基板の温度変化を抑制する大きさに形成されていること
を特徴とする。
【0010】請求項3記載の本発明の処理装置は、請求
項1に記載の処理装置であって、前記吸引孔が、直径1
mmの丸孔であることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の本発明の処理装置は、請求
項1〜3のいずれかに記載の処理装置であって、前記吸
引孔が、チャックの保持面の同心円上の位置に複数設け
られていることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の本発明の処理装置は、請求
項1〜3のいずれかに記載の処理装置であって、前記吸
引孔が、チャックの保持面の同心円上の位置に複数箇所
及び面の中心に設けられていることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の本発明の処理装置は、請求
項1〜3のいずれかに記載の処理装置であって、前記吸
引孔が、チャックの保持面の同心円上かつ正方形をなす
4箇所の位置に設けられていることを特徴とする。
【0014】請求項1の処理装置では、被処理基板とチ
ャックの保持面との間に吸引力を作用させるための吸引
孔を複数設け、チャックの保持面上に分散配置したの
で、被処理基板の温度が部分的に低下してレジスト膜の
膜厚が不均一になるという塗膜不良が防止される。
【0015】請求項2の処理装置では、請求項1に記載
の処理装置において、前記吸引口が、被処理基板の温度
変化を抑制する大きさに形成されているので、吸引孔に
作用する吸引力の影響で起こる温度変化が抑制され、被
処理基板の温度が部分的に低下してレジスト膜の膜厚が
不均一になるという塗膜不良が防止される。
【0016】請求項3の処理装置では、請求項1に記載
の処理装置において、吸引孔として、直径1mmの丸孔
としたので、吸引孔に作用する吸引力の影響で温度低下
する割合が少なくなり、被処理基板の温度が部分的に低
下してレジスト膜の膜厚が不均一になるという塗膜不良
が防止される。
【0017】請求項4の処理装置では、請求項1〜3の
いずれかに記載の処理装置において、吸引孔をチャック
の保持面の同心円の位置に複数設けたので、被処理基板
の温度が部分的に低下してレジスト膜の膜厚が不均一に
なるという塗膜不良が防止される。
【0018】請求項5の処理装置では、請求項1〜3の
いずれかに記載の処理装置において、前記吸引孔が、チ
ャックの保持面の同心円上の位置に複数箇所及び面の中
心に設けたので、被処理基板の温度が部分的に低下して
レジスト膜の膜厚が不均一になるという塗膜不良が防止
される。
【0019】請求項6の処理装置では、請求項1〜3の
いずれかに記載の処理装置において、前記吸引孔が、チ
ャックの保持面の同心円上かつ正方形をなす4箇所の位
置に設けたので、被処理基板の温度が部分的に低下して
レジスト膜の膜厚が不均一になるという塗膜不良が防止
される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態の詳細
を図面に基いて説明する。
【0021】図1は本発明の一実施形態に係るLCD用
ガラス基板の塗布・現像装置1の斜視図である。
【0022】この塗布・現像装置1では、その一端側に
カセットステーション3が設けられている。
【0023】このカセットステーション3には長方形を
なす被処理体としてのLCD用ガラス基板Gを収容した
複数のカセット2が載置されている。
【0024】カセットステーション3のカセット2の正
面側にはガラス基板Gの搬送及び位置決めを行うと共
に、ガラス基板Gを保持してメインアーム4との間で受
け渡しを行うための補助アーム5が設けられている。二
機のメインアーム4は、塗布・現像装置1の中央部を長
手方向に移動可能に直列に配置されており、その搬送路
の両側には、ガラス基板Gに対して各処理を行うための
各種処理ユニットが配置されている。
【0025】この塗布・現像装置1では、カセットステ
ーション3側の側方には、ガラス基板Gをブラシ洗浄す
るためのブラシスクラバ7及び高圧ジェット水により洗
浄を施すための高圧ジェット洗浄ユニット8等が並設さ
れている。
【0026】また、メインアーム4の搬送路を挟んで反
対側に二機の現像ユニット6が並設され、その隣りに二
機の加熱ユニット9が積み重ねて設けられている。
【0027】これら各機器の側方には、接続用インタフ
ェースユニット10を介して、ガラス基板Gにレジスト
を塗布する前にガラス基板Gを疎水処理するアドヒージ
ョンユニット11が設けられ、このアドヒージョンユニ
ット11の下方には冷却ユニット12が配置されてい
る。また、これらアドヒージョンユニット11及び冷却
ユニット12の側方に4個の加熱ユニット13が二列に
二個づつ積み重ねて配置される。メインアーム4の搬送
路を挟んで反対側にはガラス基板Gにレジストを塗布す
ることによってガラス基板Gの表面にレジスト膜(感光
膜)を形成するレジスト塗布ユニット14が配置されて
いる。
【0028】図示はしないが、レジスト塗布ユニット1
4の側部には、ガラス基板G上に形成された感光膜に所
定の微細パターンを露光するための露光装置等が設けら
れる。 メインアーム4は、図示されたX軸、Y軸、Z
軸の各方向に移動するためのX軸駆動機構、Y軸駆動機
構、およびZ軸駆動機構を備えており、更に、Z軸を中
心に回転するθ回転駆動機構を備えている。このメイン
アーム4が塗布・現像装置1の中央通路に沿って適宜走
行して、各処理ユニット6,9,11〜14の間でガラ
ス基板Gを搬送する。メインアーム4は、各処理ユニッ
ト6,9,11〜14内に処理前のガラス基板Gを搬入
し、また、各処理ユニット6,9,11〜14内から処
理後のガラス基板Gを搬出する。
【0029】図2はレジスト塗布ユニット14をX方向
に平行な平面で切断した場合の垂直断面図、図3はレジ
スト塗布ユニット14の平面図である。
【0030】次に、本実施形態に係るレジスト塗布ユニ
ット14について説明する。
【0031】このレジスト塗布ユニット14の中央部に
は環状の塗布部本体49と、その内側にカップCΡが配
設され、カップCΡの内側にはチャック80が配置され
ている。チャック80は真空吸着によってガラス基板G
を固定保持した状態で駆動モータ51によって回転駆動
される。
【0032】駆動モータ51は、歯車列82を介して回
転軸81に回転駆動力を伝達するようになっており、回
転軸81は昇降機構82により図中上下方向に昇降する
ようになっている。また、回転軸の内部には真空引きす
るための配管(図示省略)が配設されており、この配管
の上端はチャック表面に配設した吸引孔と連通してい
る。一方、この配管の下端は真空ポンプなどの吸引機構
と接続されており、この下端側から真空引きすることに
よりチャック表面の吸引孔から真空を作用させることが
できるようになっている。
【0033】ガラス基板G表面に塗布液としてのレジス
ト液を吐出するためのレジストノズル60は、レジスト
ノズルスキャンアーム61の先端部にノズル保持体(図
示省略)を介して取り付けられている。このレジストノ
ズルスキャンアーム61は、ユニット底板50の上に配
設された旋回機構63,64を介して配設されており、
これらの旋回機構63,64により水平面内を旋回でき
るようになっている。
【0034】図3は、本実施形態に係るレジスト塗布ユ
ニット14の概略平面図である。
【0035】レジストノズルスキャンアーム61は、レ
ジストノズル待機部65に収納できるようになってい
る。
【0036】さらに、レジストノズル待機部65ではレ
ジストノズル60の吐出口が溶媒雰囲気室に挿入され、
中で溶媒の雰囲気に晒されることで、レジストノズル6
0先端のレジスト液が固化または劣化しないようになっ
ている。
【0037】また、図2に示すように、レジストノズル
60は、レジスト供給管66を介してレジスト塗布ユニ
ット14の下方室内に配設されたレジスト液供給機構に
接続されている。
【0038】図4は本実施形態に係るチャック80の平
面図である。
【0039】図4に示すように、チャック80の保持面
80a、即ち上面には4つの吸引孔81が設けられてい
る。これらの吸引孔81はチャック80の保持面80a
の同心円上にあり、かつ、4つの吸引孔81はそれぞれ
正方形の4つの頂点に設けられている。
【0040】これらの吸引孔81の直径はいずれも1m
mとなっており、紙面に垂直に設けられ、かつ、保持面
を貫通するように設けられている。
【0041】図5は本実施形態に係るチャック80の垂
直断面図である。
【0042】図5に示すように、このチャック80では
保持板82にスリーブSが取り付けられた構造となって
おり、このスリーブSはボルト83を介して保持板82
の下面に固定されている。
【0043】スリーブSの内側側面86には係合部(図
示省略)が形成されており、この係合部を介してスリー
ブSとスピンドル84とが係合するようになっている。
【0044】スピンドル84は図示しないモータの駆動
軸と結合しており、モータの回転駆動力をチャック80
へ伝達する。
【0045】スリーブSとスピンドル84とはスピンド
ル84の回転方向に関して自由度がなく、スピンドルの
回転に伴なってスリーブS、ひいてはチャック80全体
が回転するようになっている。一方、スリーブSとスピ
ンドル84の図中上下方向には自由度があり、保持板8
2にスリーブSが固定されたチャック80はスピンドル
84に対して着脱可能に取り付けられている。
【0046】保持部材82の中心付近に設けられた吸引
孔81の下には空間85が形成されており、この空間8
5を介して4つの吸引孔81は互いに連通している。
【0047】この空間85は保持部材82の下面中央
部、スリーブSの内面上部、及びスピンドル84の上部
端面とで構成される。
【0048】スピンドル84には、上部端面の中心から
図中上下方向にわたって管状路86が設けられており、
この管状路86の上端は上記空間85と連通している。
一方、この管状路86のもう一方の端には図示しない真
空ポンプへと続く配管が接続されている。
【0049】このため、上記4つの吸引孔81は空間8
5、管状路86を介して、真空ポンプへと続く配管と接
続されており、真空ポンプを作動させると、管状路8
6、空間85内の空気が吸引されて真空に近い状態とな
り、上記吸引孔81に吸引力が作用するようになってい
る。
【0050】次に上記のように構成された塗布現像装置
1の動作を説明する。
【0051】本実施形態のレジスト塗布ユニット14を
備えた塗布現像装置1を起動すると、カセット2からガ
ラス基板Gが取り出され、メインアーム4により搬送さ
れ、レジスト塗布ユニット14内のチャック80上に載
置される。それと同時に図示しない真空ポンプが作動を
開始して真空配管内の空気を抜いてゆく。すると真空配
管内の気圧が下がり、スピンドル84内の管状路86、
空間85、ひいては吸引孔81に吸引力が作用して保持
面80a上に載置されたガラス基板Gを吸着して保持面
80a上に固定する。
【0052】この状態で以下のレジスト塗布操作が行わ
れる。
【0053】まず、チャック80が回転してガラス基板
Gを回転させ始めると同時に図示しないシンナー吐出機
構が作動してガラス基板Gのほぼ中心真上の位置からシ
ンナーをガラス基板Gに吐出する。滴下されたシンナー
は遠心力によりガラス基板G表面全体に広がり、余分の
シンナーは遠心力で振り切られ除去される。
【0054】次いで、レジストノズルスキャンアーム6
1が旋回してレジストノズル60をガラス基板Gのほぼ
中心の真上の位置まで移動させ、この位置でレジストノ
ズル60からレジスト液が滴下される。滴下されたレジ
スト液は前記シンナーと同様に遠心力によりガラス基板
G表面全体に広がり、余分のレジスト液は遠心力で振り
切られ除去される。
【0055】次いで、ガラス基板Gはレジスト塗布ユニ
ット14から取り出され、後続の処理ユニット、例えば
乾燥ユニットへと搬送される。
【0056】本実施形態に係るレジスト塗布ユニットで
は、ガラス基板Gを保持しながら回転するチャック80
の保持面80a上において、この保持面80aの同心円
上の正方形の4つの頂点の位置に吸引孔81を配設し、
ガラス基板Gに対して吸引力の作用する部分を4箇所に
分散配置させたので、一つの吸引孔81の直径を小さく
することができる。また、これに伴ない、一つの吸引孔
81について吸引力の影響による温度の低下が抑えられ
た結果、レジスト膜の膜厚が吸引孔81の位置だけ部分
的に厚くなることが防止され、膜厚の不均一化という塗
膜不良が防止される。
【0057】以下、上記実施形態に係る塗布現像装置で
レジスト塗布を行なった場合の具体的な実験の結果につ
いて説明する。
【0058】上記実施形態の塗布ユニットを備えた塗布
現像装置でレジスト塗布を行なって得られたレジスト膜
の膜厚測定を行なった。
【0059】図6は測定した膜厚データを表したチャー
トである。
【0060】チャートの横軸はガラス基板Gの水平方向
の位置を表し、以下の測定ではガラス基板Gの直径方向
に沿って中心から左右両側に10mmずつ離れた範囲に
わたって膜厚を測定した。縦軸の膜厚の単位はオングス
トロームである。
【0061】従って、チャート横軸の左端は中心から左
方向に10mm離れた位置に対応し、図中矢印は中心
に、右端は中心から右方向に10mm離れた位置にそれ
ぞれ対応する。
【0062】図6のチャートから分かるように、測定範
囲の膜厚値の分布の幅は狭く、膜厚の最小値から最大値
までが168.2オングストロームの範囲内に収まって
いる。 次に、比較のため、保持面の中心に直径2mm
の吸引孔が一つだけ設けられた従来のチャックを備えた
塗布ユニットを上記実施形態の塗布現像装置の塗布ユニ
ットと取換えて、上記実験と同じ条件でレジスト塗布を
行ない、得られたレジスト膜の膜厚測定を行なった。
【0063】図7は測定した膜厚データを表したチャー
トである。
【0064】図7のチャートから分かるように、測定範
囲の膜厚値の分布の幅は広く、膜厚の最小値から最大値
までが399.1オングストロームの範囲にわたってい
る。特に、矢印で示した中心部分での膜厚が最大とな
り、中心から離れるにつれて膜厚が薄くなっていること
が分かる。
【0065】次に、本発明に係る塗布ユニットの変形例
1及び2についてそれぞれ説明する。 図8は本発明の
塗布ユニットの変形例1に係るチャック90の平面図で
ある。 この変形例1では、チャックとして、保持面9
0aの中心に直径2mmの吸引孔92を備え、保持面9
0aの同心円上の正方形の4頂点の位置にそれぞれ直径
1mmの吸引孔92を備え、全体として5つの吸引孔を
有するチャック90を備えた塗布ユニットを使用した以
外は上記実施形態の塗布現像装置と同じ装置でレジスト
塗布を行ない、得られたレジスト膜の膜厚測定を行なっ
た。
【0066】図9は測定した膜厚データを表したチャー
トである。
【0067】図9のチャートから分かるように、ガラス
基板G中心近傍での膜厚値の分布の幅は狭く、矢印で示
した中心の膜厚と、この中心の図中右側に隣接する膜厚
の薄い部分(チャート上の谷の部分)の膜厚の差が33
3オングストロームの範囲内に収まっており、中心部分
だけが極端に膜厚が厚くなるのが防止されている。
【0068】次に、変形例2では、チャックとして、保
持面の中心に設けた直径2mmの吸引孔に多孔質の詰め
物をして中心の吸引孔を不完全な状態に塞いだものを用
いた以外は上記変形例1と同じ塗布現像装置でレジスト
塗布を行ない、得られたレジスト膜の膜厚測定を行なっ
た。
【0069】図10は測定した膜厚データを表したチャ
ートである。
【0070】図10のチャートから分かるように、測定
範囲の膜厚値の分布幅は上記従来のチャックを用いたも
のより狭く、膜厚の最小値から最大値までが342.3
オングストロームの範囲内に収まっている。
【0071】また、上記変形例1の結果と比較するとチ
ャート全体の起伏が少なくなり、膜厚がより均一化され
ていることが分かる。
【0072】なお、本発明は上述した実施形態には限定
されない。
【0073】例えば、上記実施形態や実施例では、チャ
ックとして吸引孔を4つまたは5つ設けたものを用いた
が、6つ以上の吸引孔を設けたものでもよく、正方形の
頂点以外の位置に設けてもよい。
【0074】また、上記実施形態では、一つの吸引路8
6に対して複数の吸引孔81を配設したものについて説
明したが、吸引路も複数備え、各吸引孔81に対して吸
引路を一つずつ接続した構造のものであってもよい。
【0075】更に、上記実施形態や実施例では、塗布ユ
ニットを例にして説明したが、洗浄装置などの被処理基
板を固定保持するユニットであれば適用可能である。
【0076】また、本発明は、LCD用ガラス基板G以
外の被処理基板、例えば半導体ウエハにレジスト液やそ
の他の処理液を塗布する処理ユニットや洗浄するユニッ
トにも適用可能である。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明によれば、被処理基板とチャックの保持面との間に
吸引力を作用させるための吸引孔を複数設け、チャック
の保持面上に分散配置したので、被処理基板の温度が部
分的に低下してレジスト膜の膜厚が不均一になるという
塗膜不良が防止される。
【0078】請求項2記載の本発明によれば、請求項1
に記載の処理装置において、前記吸引口が、被処理基板
の温度変化を抑制する大きさに形成されているので、吸
引孔に作用する吸引力の影響で起こる温度変化が抑制さ
れ、被処理基板の温度が部分的に低下してレジスト膜の
膜厚が不均一になるという塗膜不良が防止される。
【0079】請求項3記載の本発明によれば、請求項1
に記載の処理装置において、吸引孔として、直径1mm
の丸孔としたので、吸引孔に作用する吸引力の影響で温
度低下する割合が少なくなり、被処理基板の温度が部分
的に低下してレジスト膜の膜厚が不均一になるという塗
膜不良が防止される。
【0080】請求項4記載の本発明によれば、請求項1
〜3のいずれかに記載の処理装置において、吸引孔をチ
ャックの保持面の同心円の位置に複数設けたので、被処
理基板の温度が部分的に低下してレジスト膜の膜厚が不
均一になるという塗膜不良が防止される。
【0081】請求項5記載の本発明によれば、請求項1
〜3のいずれかに記載の処理装置において、前記吸引孔
が、チャックの保持面の同心円上の位置に複数箇所及び
面の中心に設けたので、被処理基板の温度が部分的に低
下してレジスト膜の膜厚が不均一になるという塗膜不良
が防止される。
【0082】請求項6記載の本発明によれば、請求項1
〜3のいずれかに記載の処理装置において、前記吸引孔
が、チャックの保持面の同心円上かつ正方形をなす4箇
所の位置に設けたので、被処理基板の温度が部分的に低
下してレジスト膜の膜厚が不均一になるという塗膜不良
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るレジスト塗布ユニット
を備えた塗布現像装置の平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るレジスト塗布ユニット
の断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るレジスト塗布ユニット
の平面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るチャックの平面図であ
る。
【図5】本発明の実施形態に係るチャックの垂直断面図
である。
【図6】本発明の実施形態に係る塗布現像装置で得られ
たレジスト膜の膜厚データを表したチャートである。
【図7】従来のチャックを備えた塗布現像装置で得られ
たレジスト膜の膜厚データを表したチャートである。
【図8】本発明の塗布ユニットの変形例1に係るチャッ
クの平面図である。
【図9】本発明の実施形態の変形例1に係る塗布現像装
置で得られたレジスト膜の膜厚データを表したチャート
である。
【図10】本発明の実施形態の変形例2に係る塗布現像
装置で得られたレジスト膜の膜厚データを表したチャー
トである。
【図11】従来のチャックの構造を示した垂直断面図で
ある。
【符号の説明】
G ガラス基板 80 チャック 81 吸引孔 85 空間 86 管状路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 和彦 熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成272 番地の4 東京エレクトロン九州株式会社 大津事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板保持面に露出する複数の吸引
    孔を分散配置し、この面で被処理基板を保持するチャッ
    クと、 前記吸引孔に連通する吸引路と、 前記吸引路から吸引する手段と、 を具備することを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の処理装置であって、 前記吸引口は、被処理基板の温度変化を抑制する大きさ
    に形成されていることを特徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の処理装置であって、 前記吸引孔が、直径1mmの丸孔であることを特徴とす
    る処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の処理装
    置であって、 前記吸引孔が、チャックの保持面の同心円上の位置に複
    数設けられていることを特徴とする処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の処理装
    置であって、 前記吸引孔が、チャックの保持面の同心円上の位置に複
    数箇所及び面の中心に設けられていることを特徴とする
    処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載の処理装
    置であって、 前記吸引孔が、チャックの保持面の同心円上かつ正方形
    をなす4箇所の位置に設けられていることを特徴とする
    処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60142226A (ja) * 1983-12-27 1985-07-27 ユナイテツド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイシヨン 圧力モニタ及び温度補償された圧力測定システム
KR101332340B1 (ko) * 2005-12-14 2013-11-22 주성엔지니어링(주) 박막 제조 장치
JP2015170617A (ja) * 2014-03-04 2015-09-28 東京エレクトロン株式会社 液処理装置

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