JPH11145617A - ペースト充填方法およびペースト充填装置 - Google Patents

ペースト充填方法およびペースト充填装置

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JPH11145617A
JPH11145617A JP10249703A JP24970398A JPH11145617A JP H11145617 A JPH11145617 A JP H11145617A JP 10249703 A JP10249703 A JP 10249703A JP 24970398 A JP24970398 A JP 24970398A JP H11145617 A JPH11145617 A JP H11145617A
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清隆 蒲原
Takeyuki Fujii
武幸 藤井
Akio Ochi
昭夫 越智
Kanji Kato
寛治 加藤
Hirotada Minafuji
裕祥 皆藤
Kohei Harazono
講平 原薗
Toshihiko Yamamoto
敏彦 山本
Toshiaki Takenaka
敏昭 竹中
Yukihiro Hiraishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で安定した品質および生産性の優れたペ
ースト充填方法及びペースト充填装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 フィルム材を貼付し孔加工された積層体
である基材18を供給する供給部1、吸引孔13fを備
えたベッド13上に多孔質樹脂フィルム14を介し配置
され搬送されるフープ状の紙15e、その上面に載置さ
れる基材18の外周部に当接する版枠12、および基材
18の孔にペースト19を充填するスキージ機構3でな
る充填部2、充填後の基材18を紙15eの上面を水平
移動させ紙15eとの位置をずらすせん断部、せん断さ
れた基材18の非ペースト充填部を保持し紙15eから
分離し搬送する搬送部4、フィルム材を剥離し分離する
剥離部5、フィルム材を剥離したプリプレグである形成
層体37を取出す取出し部6で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に使
用される両面あるいは多層配線基板などを製造する際に
用いられるペースト充填方法及びペースト充填装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種におけるペースト充填方法
及びペースト充填装置について、図11〜図13を用い
て説明する。
【0003】図11は両面あるいは多層配線基板の製造
工程の一例を示す製造工程図、図12はプリプレグとフ
ィルム材でなる基材の構成を示す要部斜視図、そして図
13は従来のペースト充填装置の構成を示す要部断面図
である。
【0004】図11において、33はガラスエポキシ、
アラミドエポキシ、紙エポキシなどのプリプレグであ
り、このプリプレグ33の両面に、ポリエチレンテレフ
タレート(以下、PETと称する)、紙、ポリイミド、
あるいはそれらの複合体のフィルム材32を貼付け工程
において熱圧着などにより接着して貼付けることによ
り、図12に示すような積層体である基材18を形成す
る。
【0005】次に、図11に示す孔加工工程において前
記プリプレグ33とフィルム材32でなる基材18にド
リルやレーザ加工などにより、所定箇所に所定数の孔3
6を形成する。
【0006】次に、基材18の孔36に充填工程にてス
キージなどの手段により導体材や混合材および溶剤など
からなる導電性のペースト19を充填し、さらに、剥離
工程によりこの基材18からフィルム材32を剥離する
ことにより、プリプレグ33と孔36内に充填されたペ
ースト19でなる形成層体37を形成する。
【0007】この工程に続いて積層工程、樹脂硬化工
程、パターン形成工程により両面基板を形成するもので
あり、積層工程において形成層体37の両面に銅箔など
の導電箔35を積層し、樹脂硬化工程にて加熱プレスな
どにより加熱、加圧することにより、形成層体37のプ
リプレグ33と孔36内のペースト19を樹脂硬化させ
て導電箔35と強固に電気的かつ機械的に接合し、続い
て、この導電箔35に配線や接続などの所定の導電パタ
ーン38をパターン形成工程においてエッチングなどに
より形成して所定の両面基板39を形成する。
【0008】また、前記に続いて多層積層工程、樹脂硬
化工程、外層パターン形成工程により多層基板42を形
成するものであり、多層積層工程において両面基板39
の両面に前記で形成した形成層体37を介して銅箔など
の導電箔40を積層し貼合わせ、樹脂硬化工程において
加熱プレスなどにより加熱、加圧することにより、形成
層体37のプリプレグ33とペースト19を樹脂硬化さ
せて導電パターン38や導電箔40と強固に電気的かつ
機械的に接合し、外層パターン形成工程においてこの導
電箔40に配線や接続などの所定の導電パターン41を
エッチングなどにより形成し、所定の多層基板42を形
成するものである。
【0009】次に、従来のペースト充填装置について説
明する。図13において、13bは金属材などでなるス
テージであり、多孔質の焼結金属34を上面に設置し複
数の吸引孔13fを設けたベッド13を内蔵して構成さ
れており、このベッド13の下面にはそれぞれの吸引孔
13fの終端が集結し一本化された集結部に真空ポンプ
(図示せず)に接続された吸引管の吸引口13aが結合
されている。
【0010】13cはスライドシャフトであり、ブッシ
ュ13dを挿通して上下に摺動自在に設置されており
(駆動機構は図示せず)、その先端はステージ13bの
下面に結合され、ステージ13b、すなわちベッド13
の上下位置を設定保持あるいは調整するのである。
【0011】15は多孔質材として用いる通気性の良い
連続した帯状の紙であり、供給リール15aから供給さ
れ、ガイドローラ15bでガイドされてステージ13b
の上面、焼結金属34の上面、およびガイドローラ15
dを経由して巻取リール15cに巻取られる。
【0012】12は軽硬質のジュラルミンなどの金属材
あるいは硬質樹脂などでなる四角形状の版枠であり、下
面にペースト19の充填のための抜き孔(図示せず)を
設けた金属材あるいは合成樹脂材などでなる版12aが
張力を掛けて貼付されていると共に、焼結金属34の上
面に紙15を介して載置された基材18と版12aとが
所定のギャップで維持されるように設置されている。
【0013】3a、3bはスキージであり、一体として
左右移動自在なスキージヘッド3d、3cに個々に上下
移動自在に、かつ、所定の傾斜角度をもってそれぞれ装
着されたスキージホルダ27に上端がそれぞれ挟持され
保持されている。
【0014】19はペーストであり、版枠12内の版1
2aの上面に供給されており、スキージホルダ27の駆
動すなわちスキージ3a、3bの先端の移動動作により
基材18の孔36内に充填される。
【0015】次に動作について説明する。まず、版枠1
2およびスキージヘッド3c、3dを上昇させて待機位
置にする。
【0016】次に、図12に示す所定形状およびサイズ
の基材18を治具あるいは手動によりステージ13b上
の紙15の上面に載置し、供給リール15aおよび巻取
リール15cの回転駆動により、紙15を移動させて基
材18を焼結金属34上の所定位置にセットすると同時
に、吸引管の吸引口13aより真空吸引して基材18を
保持した後、版枠12およびスキージヘッド3c、3d
を所定位置に降下させ、続いてスキージヘッド3c、3
dを右方向に移動させることにより、版12a上のペー
スト19を基材18の孔36内に充填する。
【0017】次に、版枠12およびスキージヘッド3
c、3dを上昇させて待機位置にするとともに、吸引口
13aの真空吸引を停止し、続いて紙15を移動させて
孔36内にペースト19が充填された基材18を紙15
とともに焼結金属34の位置から離脱させて、作業者が
前記基材18を取出し、ペースト19が充填された部分
に接触せずに収納部にスペーサなどを介して断積みした
後、別途設けられた剥離装置に供給してプリプレグ33
からフィルム材32を剥離して形成層体37を形成して
いた。
【0018】なお、次に供給されて引き続き製造される
基材18の孔36内へのペースト19の充填は、前記動
作の後スキージ3aを上昇させ、代りにスキージ3bを
降下させて、スキージヘッド3c、3dを左方向に移動
させることにより行うものであり、往復ともにペースト
19の充填を行うことができるように構成されたもので
あった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成のペースト充填方法及びペースト充填装置では、
ペースト充填とフィルム材剥離の工程を別個の装置で行
っていたために、供給や取出しに作業者が操作する必要
があり、生産性の向上が困難であった。
【0020】また、作業者がペースト19の充填された
基材18を取出す際に、基材18が紙15と垂直方向に
剥離されて、充填したペースト19が紙15に付着し抜
け落ちたり、基材18が屈曲することがあり品質が安定
しなかった。
【0021】また、吸引の真空力を均一にするために用
いた焼結金属34に、目詰まりなどが発生するとその効
果が減少するものであり、焼結金属34自体が高価なも
のであった。
【0022】さらにまた、充填工程においてスキージ3
a、3bに付着したペースト19を除去する手段がな
く、スキージ3a、3bからのペースト19の自然落下
に依存した方式であることから、充填枚数の増加に伴い
ペースト19の落下性が低下して生産性が悪くなるとい
う課題を有していた。
【0023】本発明は前記従来の課題を解決しようとす
るものであり、安価で安定した品質で、生産性の優れた
ペースト充填装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のペースト充填方法は、間欠搬送可能な多孔質
材を少なくとも1つ以上配置した複数の真空吸着用の孔
を備えたベッド上で真空吸着状態の積層体でなる基材の
所定位置の孔にペーストを充填し、多孔質材で基材をベ
ッド端部に搬送した後、前記多孔質材を固定した状態で
前記基材のみを水平方向に少なくとも基材の孔径以上移
動させて多孔質材から剥離した後、真空吸着を解除して
基材を取出す、多孔質材で搬送して基材を取出すあるい
は、真空吸着を解除して多孔質材で基材を搬送して基材
を取出すものである。
【0025】また、上記ペースト充填方法におけるペー
スト充填装置は、表裏にフィルム材を有し、ペースト充
填用の孔加工がなされた基材を順次供給する供給部と、
複数の真空吸着用の孔を備えた金属製のベッド上に多孔
質樹脂フィルムを介して積層配置されて間欠搬送される
フープ状の第2の多孔質材、その第2の多孔質材の上面
に載置される前記基材のペースト充填部を除く外周部に
当接する版枠、および基材のペースト充填用の孔にペー
ストを充填するスキージからなる充填部と、充填後の基
材を第2の多孔質材の上面を水平移動させることにより
第2の多孔質材との位置をずらせるせん断部と、せん断
された基材の非ペースト充填部を保持して前記第2の多
孔質材から分離して搬送する搬送部と、基材からフィル
ム材を剥離して分離する剥離部と、フィルム材が剥離さ
れた状態の形成層体である基材を取出す取出し部からな
る構成としたものである。
【0026】本発明によれば、基材に加工された孔に確
実にペーストを充填することができ、さらに一度充填し
たペーストが孔から抜け落ちることなく、さらにたわみ
を発生させることなく搬送し、基材からフィルム材を剥
離し分離することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基材の所定位置に設けられた孔にスキージング法を
用いてペーストを充填する方法であって、間欠搬送自在
な多孔質材が少なくとも1つ以上近接して配置された複
数の真空吸着用の孔を設けたベッド上で、真空吸着状態
として前記基材の所定位置の孔にペーストを充填し、多
孔質材で基材をベッドの端部に搬送した後、多孔質材を
固定した状態で前記基材のみを水平方向に少なくとも基
材に設けられた孔径以上移動させて多孔質材から剥離し
て分離した後、真空吸着を解除して基材を取出すペース
ト充填方法としたものであり、ペースト充填後に多孔質
材で基材を搬送せずにその場で前記多孔質材を固定した
状態で前記基材のみを、水平方向に少なくとも基材の孔
径以上移動させて多孔質材から剥離し分離した後基材を
搬送するため、基材搬送時に発生する多孔質材のうねり
やしわの影響がなくなり、基材の孔に充填したペースト
が多孔質材に付着して抜け落ちることがなくなるという
作用を有する。
【0028】請求項2に記載の発明は、基材の所定位置
に設けられた孔にスキージング法を用いてペーストを充
填する方法であって、間欠搬送自在な多孔質材が少なく
とも1つ以上近接して配置された複数の真空吸着用の孔
を設けたベッド上で、真空吸着状態として前記基材の所
定位置の孔にペーストを充填した後、真空吸着を解除し
て多孔質材を固定した状態で前記基材のみを水平方向に
少なくとも基材に設けられた孔径以上移動させて多孔質
材から剥離して分離した後、多孔質材で搬送して基材を
取出すペースト充填方法としたものであり、基材のそり
による浮きや搬送時に多孔質材がテーブルに密着するた
め多孔質材のうねりやしわがなくなり、基材の孔に充填
したペーストが多孔質材に付着して抜け落ちることがな
くなるという作用を有する。
【0029】請求項3に記載の発明は、基材の所定位置
に設けられた孔にスキージング法を用いてペーストを充
填する方法であって、間欠搬送自在な多孔質材が少なく
とも1つ以上近接して配置された複数の真空吸着用の孔
を設けたベッド上で、真空吸着状態として前記基材の所
定位置の孔にペーストを充填し、多孔質材を固定した状
態で前記基材のみを水平方向に少なくとも基材に設けら
れた孔径以上移動させて多孔質材から剥離して分離した
後、真空吸着を解除して多孔質材で搬送して基材を取出
すペースト充填方法としたものであり、基材のそりによ
る浮きや搬送時の多孔質材のうねりやしわの影響がない
状態で水平移動して多孔質材から剥離できるため、基材
の孔に充填したペーストが垂直剥離によって多孔質材に
付着して抜け落ちることがなくなるという作用を有す
る。
【0030】請求項4に記載の発明は、基材搬送時の真
空吸着力をペースト充填時より小さくした請求項1に記
載のペースト充填方法としたものであり、真空吸引力を
基材搬送時に基材自身のそり部が浮かず、かつ多孔質材
にうねりやしわが発生しない吸引力にすればよく、基材
の搬送時にペースト充填時の真空吸引力より小さくする
ことで、多孔質材を低張力で搬送することができて多孔
質材の破断を防止できるという作用を有する。
【0031】請求項5に記載の発明は、多孔質材を固定
した状態で基材のみを水平方向に少なくとも基材に設け
られた孔径以上移動させて多孔質材から剥離して分離す
る時の真空吸着力を、ペースト充填時より小さくした請
求項3に記載のペースト充填方法としたものであり、多
孔質材を固定した状態で基材のみ水平方向に少なくとも
基材の孔径以上移動させて多孔質材からの剥離時の真空
吸引力をペースト充填時より小さくすることにより、多
孔質材を低張力で剥離でき、基材の破断を防止できると
いう作用を有する。
【0032】請求項6に記載の発明は、表裏にフィルム
材を貼付あるいは積層したペースト充填用の孔加工がな
された基材を順次供給する供給部、複数の真空吸着用の
孔を設けた金属材でなるベッドの上に、第1の多孔質材
を介して積層配置されて間欠搬送されるフープ状の第2
の多孔質材と、その第2の多孔質材の上面に載置される
前記基材のペースト充填部を除く外周部に当接する版枠
と、基材のペースト充填用の孔にペーストを充填するス
キージからなる充填部、ペースト充填後の基材を第2の
多孔質材上に載置して水平移動させることにより、第2
の多孔質材との位置をずらせるせん断部、せん断された
基材の非ペースト充填部を保持して前記第2の多孔質材
から剥離し分離して搬送する搬送部、基材からフィルム
材を剥離して分離する剥離部、およびフィルム材が剥離
し分離された状態の基材を取出す取出し部からなるペー
スト充填装置としたものであり、基材に加工された孔に
確実にペーストを充填することができ、さらに一度充填
したペーストが孔から抜け落ちることなく搬送し、基材
からフィルム材を剥離し分離することができるという作
用を有する。
【0033】請求項7に記載の発明は、せん断部が、所
定位置にピンを配置したせん断部材と、前記せん断部材
のピンと当接するベッド上に配置したピンの逃し溝から
なり、ペースト充填後の基材と、第1の多孔質材および
第2の多孔質材をせん断部材のピンで貫通して第1の多
孔質材と第2の多孔質材を固定した状態で、基材のみを
ピンの逃し溝内で平行移動して剥離して分離する構成の
請求項6に記載のペースト充填装置としたものであり、
剥離時に充填したペーストが第2の多孔質材に付着し抜
け落ちることを防止できるという作用を有する。
【0034】請求項8に記載の発明は、せん断部が、基
材の一端を挟持するチャックからなるせん断部材と、ベ
ッド上に載置される基材の非充填部と当接する部分のベ
ッドの所定位置に設けた逃し部からなり、逃し部にはま
り込んでせん断部材で基材を挟持し、第1の多孔質材と
第2の多孔質材を固定した状態で、基材のみを逃し部内
で平行移動して剥離して分離する構成の請求項6に記載
のペースト充填装置としたものであり、充填したペース
トが第2の多孔質材に付着し抜け落ちることを防止でき
るという作用を有する。
【0035】請求項9に記載の発明は、充填部のスキー
ジを、スキージ上に残留したペーストのかき落し部材を
設ける構成とした請求項6に記載のペースト充填装置と
したものであり、ペーストがスキージから自然落下する
までの時間を短縮できるという作用を有する。
【0036】請求項10に記載の発明は、充填部の版枠
上にスキージがある時に、版枠上面とスキージ下端面に
スキージ回避位置よりも小さい寸法のギャップを形成す
るスキージストッパー手段を設ける構成とした請求項6
に記載のペースト充填装置としたものであり、スキージ
版枠上にギャップが形成されることで版枠上にペースト
が残りやすくなりスキージから自然落下するまでの時間
を短縮できるという作用を有する。
【0037】請求項11に記載の発明は、充填部の版枠
の内周下面に、スキージの一部が摺動当接する薄板を設
ける構成とした請求項6に記載のペースト充填装置とし
たものであり、ペーストが版枠の下に回り込むのを防止
できるという作用を有する。
【0038】請求項12に記載の発明は、搬送部の基材
と第2の多孔質材との分離部を、基材の搬送方向に対し
て135度以上逆方向下面側に第2の多孔質材を分離す
る構成とした請求項6に記載のペースト充填装置とした
ものであり、第2の多孔質材による搬送中に充填したペ
ーストが第2の多孔質材に付着し抜け落ちることを防止
できるという作用を有する。
【0039】請求項13に記載の発明は、剥離部で基材
からフィルム材を剥離する剥離部を、基材の搬送方向に
対して135度以上逆方向にフィルム材を剥離する構成
とした請求項6に記載のペースト充填装置としたもので
あり、基材がプリプレグの場合フィルム材を破損するこ
となく、基材表面に発生する毛羽立ちを最小限にして剥
離することができるという作用を有する。
【0040】請求項14に記載の発明は、取出し部でフ
ィルム材が剥離し分離された基材の取出し時に、搬送方
向始端部側を保持するチャックと、これと交差する両サ
イドをそれぞれ保持するとともに、拡張方向にテンショ
ンを印加するサイドチャックを設ける構成とした請求項
6に記載のペースト充填装置としたものであり、基材を
水平移動してせん断する際に第2の多孔質材の移動を防
止できるという作用を有する。
【0041】請求項15に記載の発明は、せん断部で基
材を水平移動して第2の多孔質材との位置をずらす際
に、第2の多孔質材の移動を機械的に阻止するブレーキ
部を設ける構成とした請求項6〜8のいずれか一つに記
載のペースト充填装置としたものであり、基材にたわみ
を発生させずに搬送することができるという作用を有す
る。
【0042】請求項16に記載の発明は、充填部のスキ
ージに代えて、内部にペースト収納部を設けた弾性材料
よりなる充填ヘッドを設置し、この充填ヘッド一端を基
材上に密着してペーストに圧力を加えながらペースト充
填を行う構成とした請求項6に記載のペースト充填装置
としたものであり、微小な孔にペーストを充填すること
ができるという作用を有する。
【0043】請求項17に記載の発明は、ペースト充填
を開始する際、もしくは一時停止して再度ペースト充填
を開始する際に、ベッド上の第2の多孔質材を少なくと
も基材の長さ分を移送した後、前記第2の多孔質材の上
面に基材を載置する構成とした請求項6に記載のペース
ト充填装置としたものであり、ペースト交換時や待機中
に飛散したゴミなど多孔質材上にあっても多孔質材が移
送されて新たな面となるため、基材の孔にゴミが詰まり
ペーストが未充填となるのを防ぐという作用を有する。
【0044】請求項18に記載の発明は、ベッド上の第
2の多孔質材を、少なくとも基材の長さ分を移動する時
にベッドは真空吸引状態を保持する構成とした請求項6
または17に記載のペースト充填装置としたものであ
り、第2の多孔質材をベッド全面で吸引して送るため、
第2の多孔質材にしわやうねりが発生しなくなり、ペー
ストが第2の多孔質材に付着して抜け落ちるのを防止す
るという作用を有する。
【0045】請求項19に記載の発明は、ペースト充填
後の基材を第2の多孔質材上で水平移動させることによ
り第2の多孔質材との位置をずらした後、せん断された
基材の非ペースト充填部を保持し、前記第2の多孔質材
から剥離し分離して搬送する搬送部へ基材を搬送する際
に、基材の一部が搬送部に保持されると同時にベッドと
の真空吸引状態として搬送する構成とした請求項6に記
載のペースト充填装置としたものであり、第2の多孔質
材にしわやうねりが発生しなくなり、ペーストが第2の
多孔質材に付着して抜け落ちるのを防止するという作用
を有する。
【0046】請求項20に記載の発明は、せん断部でペ
ースト充填後の基材を、第2の多孔質材上で水平移動さ
せる際に、ベッドを真空吸引状態で第2の多孔質材との
位置をずらす構成とした請求項6に記載のペースト充填
装置としたものであり、第2の多孔質材のしわやうねり
の影響がなくなるとともに、基材自身の浮きの影響もな
くなり、ペーストが第2の多孔質材に付着して抜け落ち
るのを防止するという作用を有する。
【0047】請求項21に記載の発明は、せん断部でペ
ースト充填後の基材を、ベッドが真空吸引状態のままで
第2の多孔質材上で水平移動させる際に、ペースト充填
時の真空吸引力より小さくする構成とした請求項6に記
載のペースト充填装置としたものであり、せん断部材の
ピンへの負担の軽減と基材の破断を防止するという作用
を有する。
【0048】請求項22に記載の発明は、基材の周辺部
と、当接する部位もしくは少なくとも4つのコーナの真
空吸着力を大きくした複数の真空吸着用の孔を設けたベ
ッドとする構成とした請求項6、20、21のいずれか
一つに記載のペースト充填装置としたものであり、基材
のそりが発生しやすい基材周辺部を第2の多孔質材と密
着した状態で水平移動してせん断剥離することができる
ため、ペーストが第2の多孔質材に付着して抜け落ちる
のを防止するという作用を有する。
【0049】請求項23に記載の発明は、基材の周辺部
に当接する孔径を、他の孔径より大きくした複数の真空
吸着用の孔を設けたベッドとする構成とした請求項6、
20、21、22のいずれか一つに記載のペースト充填
装置としたものであり、基材のそりが発生しやすい基材
周辺部を第2の多孔質材と密着した状態で水平移動して
せん断剥離することができるため、ペーストが第2の多
孔質材に付着して抜け落ちるのを防止するという作用を
有する。
【0050】請求項24に記載の発明は、真空吸着源を
基材のペースト充填部と周辺部の2系統とする複数の真
空吸着用の孔を設けたベッドとする構成とした請求項
6、20、21、22、23のいずれか一つに記載のペ
ースト充填装置としたものであり、基材周辺部の真空吸
引力を大きくすることが可能となり、基材のそりが発生
しやすい基材周辺部を第2の多孔質材と密着した状態で
水平移動してせん断剥離することができるため、ペース
トが第2の多孔質材に付着して抜け落ちるのを防止する
という作用を有する。
【0051】請求項25に記載の発明は、真空吸着源を
1系統とし、ペースト充填部と基材の周辺部とに2分岐
して、真空吸着力を個別制御とした複数の真空吸着用の
孔を設けたベッドとする構成の請求項6、20、21、
22、23のいずれか一つに記載のペースト充填装置と
したものであり、基材のそりが発生しやすい基材周辺部
を第2の多孔質材と密着した状態で水平移動してせん断
剥離することができるため、ペーストが第2の多孔質材
に付着して抜け落ちるのを防止するという作用を有す
る。
【0052】請求項26に記載の発明は、多孔質材およ
び第1および第2の多孔質材が、通気性と液体の吸収性
を備えた紙などの不織布あるいは多孔質樹脂フィルムと
してなる請求項6〜8、12、15、17〜21のいず
れか一つに記載のペースト充填装置としたものであり、
通気性はベッドの真空吸着力を基材に伝達ができ、液体
の吸収性がよければペースト中の樹脂成分などを吸収し
て多孔質材との界面のペースト粘度を上昇させ、多孔質
材へのペースト付着量を少なく安定なものにすることが
できるという作用を有する。
【0053】請求項27に記載の発明は、基材が表裏に
フィルム材を有した不織布と熱硬化性樹脂、あるいは織
布と熱硬化性樹脂からなるプリプレグシートおよびセラ
ミックグリーンシートとしてなる請求項6〜8、12〜
25のいずれか一つに記載のペースト充填装置としたも
のであり、ペーストの充填が確実にできるという作用を
有する。
【0054】請求項28に記載の発明は、ペーストが
銅、銀およびこれらの合金の粉末を主成分とする構成と
した請求項6、9、16、17、19〜21のいずれか
一つに記載のペースト充填装置としたものであり、ペー
ストの充填が容易で、かつ導体抵抗が小さくなるという
作用を有する。
【0055】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるペースト充填装置の構成を示す要部断面図、図2は
同全体構成を示す斜視図、図3はロータリー式ペースト
充填装置の構成を示す要部斜視図、図4はダイコート方
式によるペースト充填装置の構成を示す要部断面図であ
る。なお、従来の技術で説明した部分と同一構成の部品
には同一の番号を付与しその詳細な説明は簡略化する。
【0056】まず、図2に示すようにペースト充填装置
の全体は、供給部1、充填部2、スキージ機構3、搬送
部4、剥離部5、取出し部6、そしてストッカー7によ
り構成されている。
【0057】図1において、8は垂直および水平方向に
移動自在なリフターであり、下面にチャックあるいは吸
着口などでなる保持体8bを1個あるいは複数個設置し
ており、供給部1の金属材あるいは樹脂材などでなる供
給板8aに載置された積層体でなる基材18を真空吸着
あるいはチャッキングなどを行い、リフター8の移動に
より充填部2に搬送する。
【0058】3c、3dはスキージヘッド、27はスキ
ージホルダ、3a、3bはスキージでありスキージ機構
3を構成している。
【0059】12は基材18の孔36内にペースト19
が充填される部分を除く外周部に当接する形状に構成さ
れた版枠、12aは版、13aは吸引口、13cはスラ
イドシャフト、13dはブッシュ、13bは一端を45
度以下の鋭角すなわち基材18の搬送方向に対して13
5度以上の形状とした金属材でなるステージであり、複
数の吸引孔13fを設けたベッド13を内蔵している。
【0060】14は均一な多孔質で耐溶剤性などに優れ
た樹脂材でなる第1の多孔質材として用いるフープ状の
多孔質樹脂フィルムであり、供給リール14aから供給
され、ステージ13bの一端および上面の一部、そして
ベッド13の上面を近接あるいは当接しながら経由して
巻取リール14bに巻取られる。
【0061】15eは通気性と液体の吸収性の優れたフ
ープ状の第2の多孔質材として用いる和紙などでなる搬
送用の紙であり、供給リール15aから供給され、ガイ
ドローラ15bでガイドされてベッド13の上面に前記
の構成配置により移動自在な多孔質樹脂フィルム14の
上面、およびステージ13bの鋭角に形成された一端側
を近接あるいは当接しながら経由して巻取リール15c
に巻取られることにより間欠搬送される。
【0062】9は供給リール15aとガイドローラ15
bの経路の間に設置されたブレーキ部であり、先端に紙
15eの片面に当接するゴム材などでなる弾性体11を
移動自在に取付けたアクチュエータ9aと、対向した位
置に紙15eを隔てて設置した金属材あるいは樹脂材な
どでなるブロック10で構成されており、アクチュエー
タ9aの駆動による弾性体11の移動とブロック10に
より紙15eを挟持して制動するものであり、以上によ
り充填部2が構成されている。
【0063】16はせん断チャックであり、チャッキン
グ動作および水平に移動自在であり、ペースト19が孔
36内に充填された基材18の一端を挟持して搬送部4
のベルトコンベアなどでなる搬送体4aに移載し、この
搬送体4aに隣接して配設された搬送体4bにより、搬
送体4aから搬送された基材18を剥離部5に搬送す
る。
【0064】5a、5bは剥離部5を構成する一対の剥
離板であり、搬送体4bの終端を挟み込むように一端が
45度以下の鋭角、すなわち形成層体37におけるプリ
プレグ33の搬送方向に対して135度以上で配設され
ており、基材18からフィルム材32を剥離してフィル
ム材32を剥離板5a、5bの下面、上面を近接あるい
は当接しながら経由してフィルム材保管部(図示せず)
に移動され、基材18からフィルム材32が剥離された
形成層体37におけるプリプレグ33は、取出し部6の
駆動ローラ6aにより左右に移動自在な取出し板6bに
載置されるように構成されたものである。
【0065】次に動作について説明する。まず、供給部
1の供給板8aに載置されているガラスエポキシ、アラ
ミドエポキシ、紙エポキシなどのプリプレグ33とフィ
ルム材32からなる積層体の基材18を1枚毎に位置決
めを行い、リフター8の保持体8bにより把持して充填
部2における紙15eの上面所定箇所へリフター8の移
動により搬送する。
【0066】次に、ブレーキ部9におけるアクチュエー
タ9aの駆動による弾性体11とブロック10による紙
15eの制動を開放し、紙15eを供給リール15aと
巻取リール15cの駆動により図中の右方向へ一定時間
毎に移動させ、目詰まりを防止しているフープ状の多孔
質樹脂フィルム14が配置されたベッド13の上面に搬
送して設定する。
【0067】なお、ペースト19の充填の開始時はペー
スト19の交換時の清掃作業で発生したゴミや、飛散し
たゴミが紙15e上に付着する場合があるため、運転開
始時および一時停止後再度運転する場合は、少なくとも
基材18のサイズ分の紙15eを自動送りした後に基材
18が搬送される。
【0068】所定位置に設定後、アクチュエータ9aに
よる弾性体11とブロック10により、紙15eを制動
して基材18をその位置で保持する。
【0069】そして、吸引管の吸引口13aより真空吸
引することにより、ベッド13の吸引孔13fにより真
空吸着して基材18を保持する。この際、多孔質樹脂フ
ィルム14により局部的な真空吸引力を全面均一の真空
吸引力に変換し、さらに通気性の良い紙15eを介し
て、基材18を均一に固定し保持するのである。続い
て、ベッド13を含むステージ13bを上昇あるいは、
版枠12とスキージ機構3を降下させることにより、版
枠12の版12aの下面と基材18の上面間が所定の間
隔に設定される。
【0070】次に、従来の技術において説明したものと
同じスキージ機構3すなわちスキージ3a、3bの駆動
動作により、基材18の孔36内に版12a上のペース
ト19が充填される。ペースト19は、平均2μmの
銅、銀およびこれらの合金の粉末を導電性のフィラーと
して用い、樹脂としては熱硬化型エポキシ樹脂(無溶剤
型)、硬化剤として酸無水物系の硬化剤をそれぞれ85
重量%、12.5重量%、2.5重量%となるように3
本ロールにて十分に混練したものである。
【0071】その後、吸引管の吸引口13aの真空吸引
を停止し、ステージ13bあるいは版枠12とスキージ
機構3を元の位置に復帰させ、弾性体11とブロック1
0による制動保持を開放し、紙15eを移動させて基材
18をステージ13bの鋭角でなる一端部に搬送させて
停止する。また、吸引管の吸引口13aの真空吸引状態
でステージ13bあるいは版枠12とスキージ機構3を
元の位置に復帰させ、弾性体11とブロック10による
制動保持を開放し、紙15eを移動させて基材18をス
テージ13bの鋭角でなる一端部に搬送させて停止すれ
ば、紙15eにしわやうねりを発生することなく搬送で
きるため、搬送中の紙15eと基材18の密着状態が安
定してペースト19が孔36から抜け落ちにくくなる。
【0072】さらに、搬送中の吸引力をペースト充填時
より小さくすれば、低張力で紙15eを移動できるた
め、紙15eの破断を防止できる。搬送中の吸引力は基
材18が紙15eから離脱あるいは摺動などして浮かな
い程度であればよい。
【0073】そして、紙15eの移動を弾性体11とブ
ロック10による制動保持により阻止した後、基材18
の非ペースト充填部である先端をせん断チャック16で
挟持し、紙15eに対して水平に基材18を少し移動さ
せて、紙15eの上面と基材18の孔36の下部におけ
るペースト19との当接を開放する。また、紙15eの
移動を弾性体11とブロック10による制動保持により
阻止した後、基材18の非ペースト充填部である先端を
せん断チャック16で挟持して保持し、紙15eに対し
て水平に基材18を少し移動させて、紙15eの上面と
基材18の孔36の下部におけるペースト19との当接
を開放する時も、吸引管の吸引口13aの真空吸引状態
で行えば、紙15eのうねりやしわがなく、紙15eと
基材18が密着した状態で基材18を平行移動できるた
め、紙15eからの剥離が安定する。
【0074】その後、前記紙15eの制動保持を開放
し、せん断チャック16による基材18の移動と同期し
て、紙15eは基材18の搬送方向に対し135度以上
の逆方向下面に移動して、巻取リール15cに巻取られ
る。
【0075】以上のようにして、ペースト19が紙15
eに付着することを最小限にしながらプリプレグ33と
フィルム材32からなる基材18は、非ペースト充填部
を順次挟持し保持され搬送部4に移載される。また、基
材18の一部が搬送部4に保持されると同時にベッド1
3を真空吸着状態にすれば、紙15eがベッド13に全
面吸着された状態で巻き取られるため、紙15eにしわ
やうねりのない状態で次の基材18の孔36へのペース
ト19が充填できて充填品質が安定する。この時の真空
吸着力も紙15eの破断などを防止するため、ペースト
充填時より小さくすればさらによい。
【0076】搬送部4の搬送体4a、4bにより基材1
8を剥離部5まで搬送した後、上下面ともに搬送方向に
対して135度以上の逆方向に基材18のフィルム材3
2を剥離板5b、5aを介して剥離する。
【0077】なお、上面もしくは下面のみフィルム材3
2を剥離する場合には、片側のみの構成とすればよい。
【0078】基材18のフィルム材32が剥離された形
成層体37は、取出し部6の取出し板6bにおいて位置
決めを行い、駆動ローラ6aなどの駆動により、図2に
示すストッカー7へ搬送されるのである。なおまた、多
孔質樹脂フィルム14は所定の充填回数すなわち基材1
8の孔36へのペースト19の充填が行われると、供給
リール14a、巻取リール14bの回転駆動により、新
規の多孔質樹脂フィルム14がベッド13の上に設定さ
れ所定の通気性を確保するのである。
【0079】次に主に充填部2の構成が異なる他の例と
して、ロータリー式ペースト充填装置を図3の要部斜視
図を用いて説明する。
【0080】図3において、17は金属材などでなり円
筒状の回動自在なドラムであり、ペースト19の供給や
充填などのための開口部17aを円周面に設けている。
18は基材、3aはスキージ、45は一端がドラム17
の両端を挿通した固定軸46に取付けられ、他端にスキ
ージ3aの上端を結合したスキージチャック、47はド
ラム17の片側端に固着され、かつ固定軸46の一端に
回転自在に取付けられたプーリである。
【0081】50は駆動モータであり、回転軸の先端に
プーリ49を結合しており、プーリ47との間に張架し
たベルト48によりドラム17を回転駆動させる。
【0082】52は固定軸46の他の先端が結合された
スライダであり、アクチュエータ53の駆動によりガイ
ドレール51に沿って上下に移動して固定軸46すなわ
ちスキージ3aを上下させ、スキージ3aの先端と基材
18との当接状態などを調整する。
【0083】54は一端に固定軸46の各先端が挿通
し、かつドラム17を回転自在に取付けた一対のアーム
であり、アクチュエータ55の駆動により、ドラム17
の外円周と基材18との当接の調整や押圧などの設定を
行う。
【0084】次に動作について説明する。まず、開口部
17aからペースト19を供給し、アクチュエータ5
3、55の駆動動作により、スキージ3aの先端および
ドラム17の両端外円周と基材18を当接させ、続いて
駆動モータ50の回転駆動により、スキージ3aを固定
したままドラム17を回動させて、基材18を移送しな
がら基材18の所定の孔36内にペースト19の充填を
行うものである。
【0085】また、基材18の微小な孔36内にペース
ト19を充填するために、図4に示すような、下部周囲
をゴム材などでなる弾性体シール20で、上部を金属材
あるいは樹脂材などでなる側板56により形成されたペ
ースト収納部59を内部に備えた充填ヘッド60にペー
スト19を供給し、上部よりペースト19に圧力を印加
(印加機構は図示せず)しながら、充填ヘッド60を左
方向に移動することにより基材18の微小な孔36内に
ペースト19を充填してもよい。
【0086】図5は、本発明における他の実施の形態に
おける充填部でのせん断部の構成を示す要部斜視図であ
る。図5において、21はせん断部材であるところの一
対のレバーであり、金属材でなり先端が鋭角の保持ピン
21aを一端に取付けており、上下および左右に移動自
在(駆動機構は図示せず)である。ベッド13には保持
ピン21aが貫通し、かつ移動動作においても内面に当
接しない形状およびサイズの真空吸着用孔(図示せず)
が設けられている。
【0087】また、ベッド13には基材18の非ペース
ト充填部である周辺部4つのコーナと当接する部位の吸
引孔を、他の吸引孔の2倍の孔径(図示せず)として基
材18の周辺部の真空吸着力を大きくしている。なお、
真空吸着源を2系統(図示せず)、あるいは真空吸着源
が1系統として2分岐して個別制御(図示せず)で基材
18の周辺部の真空吸着力を大きくしてもよい。
【0088】次に動作について説明する。充填部2にお
いてペースト19を充填し、スキージ機構3と版枠12
の上昇あるいは、ベッド13を降下させて版枠12と基
材18の間に十分なクリアランスを設定した後、ベッド
13の側部に待機している対のレバー21が、基材18
の非ペースト充填部の上面に揺動もしくはスライド動作
により移動する。
【0089】そして、保持ピン21aを基材18に対し
て垂直に降下させることにより、保持ピン21aの先端
を基材18、紙15eおよび多孔質樹脂フィルム14を
挿通して真空吸着孔に貫通させる。次に、ブレーキ部9
において紙15eを、弾性体11とブロック10により
制動保持して移動を阻止した後、対のレバー21を矢印
方向に移動させることにより、紙15eを固定したまま
(保持ピン21aの移動部分は紙15eと多孔質樹脂フ
ィルム14をカットしている)基材18を紙15eに対
して少し水平に移動させて、基材18の孔36の下部の
ペースト19と紙15eの当接を開放する。
【0090】この動作中を真空吸着状態で行えば、紙1
5eと基材18が密着した状態で紙15eから基材18
を剥離し分離することができる。また、真空吸着力はペ
ースト充填時より小さくした方が基材18の破断を防止
することができる。また、この時の真空吸着力は基材1
8が紙15eと摺動可能な当接状態で分離して浮かない
程度のものでよく、さらに基材18のそりが発生しやす
い周辺部、特に4つのコーナの部分の真空吸着力をわず
かに高くすれば、全体としてはさらに低い真空吸着力で
動作が可能となりさらによい。
【0091】その後、前記紙15eの移動阻止を開放
し、かつ保持ピン21aによる基材18の保持も開放し
た後、紙15eの移動により基材18の所定の搬送を行
うのである。
【0092】図6はせん断部の他の構成を示す要部斜視
図である。図6において、13gはベッド13の両側帯
に設けた切欠き形状の逃がし部、22は逃がし部13g
内に設置した一対のチャックであり、先端に開閉自在な
挟持爪22aを取付けており、垂直方向への設定および
水平方向に移動自在(駆動機構は図示せず)となってお
り、せん断部を構成している。
【0093】次に動作について説明する。充填部2にお
いてペースト19を充填し、スキージ機構3と版枠12
の上昇あるいはベッド13を降下させて版枠12と基材
18の間に十分なクリアランスを設定した後、逃がし部
13gに待機しているチャック22を基材18の非ペー
スト充填部である両側部に移動させ、続いて基材18の
非ペースト充填部である両側部をチャック22の挟持爪
22aの開閉により挟持する。
【0094】次に、紙15eをブレーキ部9における弾
性体11とブロック10により制動保持して移動を阻止
した後、基材18を紙15eに対して少し水平に移動さ
せ、基材18の孔36の下部のペースト19と紙15e
の当接を開放する。その後、前記紙15eの移動阻止を
開放し、かつ、挟持爪22aによる基材18の挟持も開
放して、紙15eの移動により基材18の所定の搬送を
行うものである。
【0095】図7(a)〜(e)は、本発明の実施の形
態におけるスキージ機構のスキージに付着したペースト
かき落とし機構およびその動作工程を説明する要部断面
図である。図7において、23は版12a上における開
口部のペースト充填部、24は非開口部の非ペースト充
填部、25はかき落とし部材である金属材などでなるプ
レートであり、曲げ加工された先端部がスキージ3bの
内側の側面に当接し、スキージ3bの縦方向すなわち長
手方向に移動自在に配設されている。
【0096】次に動作について説明する。基材18の孔
36にペースト19を充填するために、まず図7(a)
に示すように、スキージ3aを上昇させ、スキージ3b
が版枠12内に設けられた版12aのペースト充填部2
3周辺のペースト19を、版12a上の非ペースト充填
部24の所定箇所までペースト19をかいて移動させ
る。
【0097】次に図7(b)に示すようにスキージ3a
を降下させ、続いて図7(c)、(d)に示すように、
スキージ3a、3bを左方向に移動させるとともに、ス
キージ3aが版12aのペースト充填部23に到達する
までの間にプレート25を降下させて、スキージ3bの
内側の側面に付着したペースト19を強制的にかき落と
し、図7(e)に示すように、スキージ3aの先端近傍
に基材18の孔36に充填に必要なペースト19を供給
して、ペースト19を可能な限り充填用に有効活用する
のである。
【0098】なお、復路から往路に変わる場合、すなわ
ち図中の右方向の動作においても、スキージ3aにおけ
るかき落とし部材であるプレート(図示せず)の同じ動
作により行うことができる。
【0099】図8(a)〜(e)は、前記スキージ機構
の他のスキージに付着したペーストかき落としの動作工
程を説明する要部断面図である。動作について説明する
と、まず図8(a)に示すようにスキージ3bを上昇さ
せ、スキージ3aが版枠12内に設けられた版12aの
ペースト充填部23周辺などの残りのペースト19を、
版12a上の非ペースト充填部24の所定箇所までペー
スト19をかいて移動させる。
【0100】次に図8(b)に示すように、スキージ3
aはスキージストッパー(図示せず)の手段により上昇
を規制し、スキージ3aの回避位置に対して版12aと
は小さなギャップのみ上昇させると同時にスキージ3b
を降下させる。
【0101】そして、図8(c)に示すように、それま
での進行方向に対して逆方向すなわち左方向にスキージ
3a、3bを移動させる。この動作によりスキージ3a
に付着したペースト19をその粘度および表面張力など
により引っ張り、かつペースト19を非ペースト充填部
24に移動落下させ、スキージ3bの先端近傍に充填に
必要なペースト19を供給して有効活用できるようにす
る。
【0102】そして、図8(d)に示すように、スキー
ジ3aがペースト充填部23に到達寸前にスキージスト
ッパーを解除させてスキージ3aを上昇させ、続いて図
8(e)に示すように、さらにスキージ3a、3bを左
方向に移動させて、基材18の孔36にペースト19を
充填するものである。
【0103】なお、復路から往路に代わる場合、すなわ
ち右方向への動作においても、スキージ3bのスキージ
ストッパー(図示せず)による同じ動作により、前記と
同じ動作を行うことができるのである。
【0104】図9は、本発明の実施の形態における充填
部の版枠の構成を示す要部断面図である。図9におい
て、26は剛性の弱い金属製あるいは樹脂製などでなり
テープ状などの薄板であり、スキージ3a、3bの両端
に摺動当接する箇所で、版枠12に張付けられた版12
aのペースト充填部23の両端と版枠12に貼付けてあ
る。
【0105】そして、薄板26の厚みはスキージ3a、
3bの押圧力により追従する程度の剛性の厚みであり、
ベッド13と版枠12のクリアランスをシールして、ス
キージ3a、3bの動作によるペースト19が、版枠1
2の下面に回り込むことを防いでいる。
【0106】図10は、本発明の実施の形態における取
出し部の構成を示す要部平面図である。図10におい
て、28は2組の対の固定カムであり、形成層体37の
搬送方向先端に傾斜部を設けている。57は対の固定さ
れた搬送レール、58は搬送レール57に跨って移動自
在な摺動体、そして30は形成層体37におけるプリプ
レグ33の先端部を開閉により挟持する複数の取出し用
のチャックである。
【0107】31は開閉により形成層体37におけるプ
リプレグ33の両側帯を挟持する揺動式のサイドチャッ
クであり、一端を支点ピン31aにより揺動自在に保持
され、他端には円周が前記固定カム28の内面側に当接
する回転自在なカムフォロア31bが設けられており、
サイドチャック31を支点ピン31aを支点に揺動す
る。
【0108】そして、29は引張りタイプのバネであ
り、摺動体58とサイドチャック31のカムフォロア3
1b近傍に張架されており、カムフォロア31bを固定
カム28の内面側に付勢している。
【0109】次に動作について説明する。まず、基材1
8からフィルム材32を剥離する時に、形成層体37に
おけるプリプレグ33は進行方向先端部を取出し用のチ
ャック30により挟持されて、矢印の搬送方向に搬送さ
れる。
【0110】この際、形成層体37におけるプリプレグ
33の両側帯部を揺動式のサイドチャック31で挟持
し、固定カム28の傾斜部によりバネ29の張力で外側
にテンションをかけることとなり、形成層体37におけ
るプリプレグ33のたわみなどの発生を防いでいる。
【0111】搬送後、ペースト19を充填した所定の孔
36の部分に接触しないように、図1に示す取出し板6
bの四辺で形成層体37を受けて位置決めを行った後、
図2に示すストッカー7へ搬送するように構成されたも
のである。
【0112】以上説明した実施の形態では、基材に表裏
にフィルム材を有した不織布と熱硬化性樹脂からなるア
ラミドエポキシや紙フェノールと織布と熱硬化性樹脂か
らなるガラスエポキシのプリプレグシートを用いたが、
表裏にフィルム材を有したセラミックグリーンシートで
あってもよく、また、せん断部でピンで基材を貫通でき
ない場合には、あらかじめピンと当接する位置に孔加工
してピンを挿入すれば同じくペースト充填が可能であ
る。
【0113】
【発明の効果】以上のように本発明によるペースト充填
方法およびペースト充填装置は、ペースト充填、フィル
ム材剥離の2工程を連続して行うため、作業者による操
作が必要でなく、スキージに付着したペーストを強制的
にかき落とすために有効活用ができ、かつ工程時間が短
縮され生産性が向上する。
【0114】また、ペースト充填すなわち充填時に多孔
質樹脂フィルムが目詰まりを起こさず均一に基材を吸引
することができ、またせん断送りをすることにより、充
填したペーストが紙に付着し抜け落ちることを防止で
き、さらに基材をたわませることなく搬送し取出しする
ことができるため品質が安定するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるペースト充填装
置の構成を示す要部断面図
【図2】同ペースト充填装置の全体構成を示す斜視図
【図3】ロータリー式ペースト充填装置の構成を示す要
部斜視図
【図4】ダイコート方式によるペースト充填装置の構成
を示す要部断面図
【図5】同充填部におけるせん断部の構成を示す要部斜
視図
【図6】同他のせん断部の構成を示す要部斜視図
【図7】同スキージ機構のかき落し機構およびその動作
工程を説明する要部断面図
【図8】同スキージ機構の他のかき落し動作工程を説明
する要部断面図
【図9】同充填部の版枠の構成を示す要部断面図
【図10】同取出し部の構成を示す要部平面図
【図11】両面あるいは多層基板の製造工程の一例を示
す製造工程図
【図12】プリプレグとフィルム材でなる基材の構成を
示す要部斜視図
【図13】従来のペースト充填装置の構成を示す要部断
面図
【符号の説明】
1 供給部 2 充填部 3 スキージ機構 3a、3b スキージ 3c、3d スキージヘッド 4 搬送部 4a、4b 搬送体 5 剥離部 5a、5b 剥離板 6 取出し部 6a 駆動ローラ 6b 取出し板 7 ストッカー 8 リフター 8a 供給板 8b 保持体 9 ブレーキ部 9a アクチュエータ 10 ブロック 11 弾性体 12 版枠 12a 版 13 ベッド 13a 吸引口 13b ステージ 13c スライドシャフト 13d ブッシュ 13f 吸引孔 13g 逃がし部 14 多孔質樹脂フィルム 14a 供給リール 14b 巻取リール 15、15e 紙 15a 供給リール 15b、15d ガイドローラ 15c 巻取リール 16 せん断チャック 17 ドラム 17a 開口部 18 基材 19 ペースト 20 弾性体シール 21 レバー 21a 保持ピン 22 チャック 22a 挟持爪 23 ペースト充填部 24 非ペースト充填部 25 プレート 26 薄板 27 スキージホルダ 28 固定カム 29 バネ 30 チャック 31 サイドチャック 31a 支点ピン 31b カムフォロア 32 フィルム材 33 プリプレグ 34 焼結金属 35、40 導電箔 36 孔 37 形成層体 38、41 導電パターン 39 両面基板 42 多層基板 45 スキージチャック 46 固定軸 47 プーリ 48 ベルト 49 プーリ 50 駆動モータ 51 ガイドレール 52 スライダー 53 アクチュエータ 54 アーム 55 アクチュエータ 56 側板 57 搬送レール 58 摺動体 59 ペースト収納部 60 充填ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 寛治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 皆藤 裕祥 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 原薗 講平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 敏彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹中 敏昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平石 幸弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の所定位置に設けられた孔にスキー
    ジング法を用いてペーストを充填する方法であって、間
    欠搬送自在な多孔質材が少なくとも1つ以上近接して配
    置された複数の真空吸着用の孔を設けたベッド上で、真
    空吸着状態として前記基材の所定位置の孔にペーストを
    充填し、多孔質材で基材をベッドの端部に搬送した後、
    多孔質材を固定した状態で前記基材のみを水平方向に少
    なくとも基材に設けられた孔径以上移動させて多孔質材
    から剥離して分離した後、真空吸着を解除して基材を取
    出すペースト充填方法。
  2. 【請求項2】 基材の所定位置に設けられた孔にスキー
    ジング法を用いてペーストを充填する方法であって、間
    欠搬送自在な多孔質材が少なくとも1つ以上近接して配
    置された複数の真空吸着用の孔を設けたベッド上で、真
    空吸着状態として前記基材の所定位置の孔にペーストを
    充填した後、真空吸着を解除して多孔質材を固定した状
    態で前記基材のみを水平方向に少なくとも基材に設けら
    れた孔径以上移動させて多孔質材から剥離して分離した
    後、多孔質材で搬送して基材を取出すペースト充填方
    法。
  3. 【請求項3】 基材の所定位置に設けられた孔にスキー
    ジング法を用いてペーストを充填する方法であって、間
    欠搬送自在な多孔質材が少なくとも1つ以上近接して配
    置された複数の真空吸着用の孔を設けたベッド上で、真
    空吸着状態として前記基材の所定位置の孔にペーストを
    充填し、多孔質材を固定した状態で前記基材のみを水平
    方向に少なくとも基材に設けられた孔径以上移動させて
    多孔質材から剥離して分離した後、真空吸着を解除して
    多孔質材で搬送して基材を取出すペースト充填方法。
  4. 【請求項4】 基材搬送時の真空吸着力をペースト充填
    時より小さくした請求項1に記載のペースト充填方法。
  5. 【請求項5】 多孔質材を固定した状態で基材のみを水
    平方向に少なくとも基材に設けられた孔径以上移動させ
    て多孔質材から剥離して分離する時の真空吸着力を、ペ
    ースト充填時より小さくした請求項3に記載のペースト
    充填方法。
  6. 【請求項6】 表裏にフィルム材を貼付あるいは積層し
    たペースト充填用の孔加工がなされた基材を順次供給す
    る供給部、複数の真空吸着用の孔を設けた金属材でなる
    ベッドの上に、第1の多孔質材を介して積層配置されて
    間欠搬送されるフープ状の第2の多孔質材と、その第2
    の多孔質材の上面に載置される前記基材のペースト充填
    部を除く外周部に当接する版枠と、基材のペースト充填
    用の孔にペーストを充填するスキージからなる充填部、
    ペースト充填後の基材を第2の多孔質材上に載置して水
    平移動させることにより、第2の多孔質材との位置をず
    らせるせん断部、せん断された基材の非ペースト充填部
    を保持して前記第2の多孔質材から剥離し分離して搬送
    する搬送部、基材からフィルム材を剥離して分離する剥
    離部、およびフィルム材が剥離し分離された状態の基材
    を取出す取出し部からなるペースト充填装置。
  7. 【請求項7】 せん断部が、所定位置にピンを配置した
    せん断部材と、前記せん断部材のピンと当接するベッド
    上に配置したピンの逃し溝からなり、ペースト充填後の
    基材と、第1の多孔質材および第2の多孔質材をせん断
    部材のピンで貫通して第1の多孔質材と第2の多孔質材
    を固定した状態で、基材のみをピンの逃し溝内で平行移
    動して剥離して分離する構成の請求項6に記載のペース
    ト充填装置。
  8. 【請求項8】 せん断部が、基材の一端を挟持するチャ
    ックからなるせん断部材と、ベッド上に載置される基材
    の非充填部と当接する部分のベッドの所定位置に設けた
    逃し部からなり、逃し部にはまり込んでせん断部材で基
    材を挟持し、第1の多孔質材と第2の多孔質材を固定し
    た状態で、基材のみを逃し部内で平行移動して剥離して
    分離する構成の請求項6に記載のペースト充填装置。
  9. 【請求項9】 充填部のスキージを、スキージ上に残留
    したペーストのかき落し部材を設ける構成とした請求項
    6に記載のペースト充填装置。
  10. 【請求項10】 充填部の版枠上にスキージがある時
    に、版枠上面とスキージ下端面にスキージ回避位置より
    も小さい寸法のギャップを形成するスキージストッパー
    手段を設ける構成とした請求項6に記載のペースト充填
    装置。
  11. 【請求項11】 充填部の版枠の内周下面に、スキージ
    の一部が摺動当接する薄板を設ける構成とした請求項6
    に記載のペースト充填装置。
  12. 【請求項12】 搬送部の基材と第2の多孔質材との分
    離部を、基材の搬送方向に対して135度以上逆方向下
    面側に第2の多孔質材を分離する構成とした請求項6に
    記載のペースト充填装置。
  13. 【請求項13】 剥離部で基材からフィルム材を剥離す
    る剥離部を、基材の搬送方向に対して135度以上逆方
    向にフィルム材を剥離する構成とした請求項6に記載の
    ペースト充填装置。
  14. 【請求項14】 取出し部でフィルム材が剥離し分離さ
    れた基材の取出し時に、搬送方向始端部側を保持するチ
    ャックと、これと交差する両サイドをそれぞれ保持する
    とともに、拡張方向にテンションを印加するサイドチャ
    ックを設ける構成とした請求項6に記載のペースト充填
    装置。
  15. 【請求項15】 せん断部で基材を水平移動して第2の
    多孔質材との位置をずらす際に、第2の多孔質材の移動
    を機械的に阻止するブレーキ部を設ける構成とした請求
    項6〜8のいずれか一つに記載のペースト充填装置。
  16. 【請求項16】 充填部のスキージに代えて、内部にペ
    ースト収納部を設けた弾性材料よりなる充填ヘッドを設
    置し、この充填ヘッド一端を基材上に密着してペースト
    に圧力を加えながらペースト充填を行う構成とした請求
    項6に記載のペースト充填装置。
  17. 【請求項17】 ペースト充填を開始する際、もしくは
    一時停止して再度ペースト充填を開始する際に、ベッド
    上の第2の多孔質材を少なくとも基材の長さ分を移送し
    た後、前記第2の多孔質材の上面に基材を載置する構成
    とした請求項6に記載のペースト充填装置。
  18. 【請求項18】 ベッド上の第2の多孔質材を、少なく
    とも基材の長さ分を移動する時にベッドは真空吸引状態
    を保持する構成とした請求項6または17に記載のペー
    スト充填装置。
  19. 【請求項19】 ペースト充填後の基材を第2の多孔質
    材上で水平移動させることにより第2の多孔質材との位
    置をずらした後、せん断された基材の非ペースト充填部
    を保持し、前記第2の多孔質材から剥離し分離して搬送
    する搬送部へ基材を搬送する際に、基材の一部が搬送部
    に保持されると同時にベッドとの真空吸引状態として搬
    送する構成とした請求項6に記載のペースト充填装置。
  20. 【請求項20】 せん断部でペースト充填後の基材を、
    第2の多孔質材上で水平移動させる際に、ベッドを真空
    吸引状態で第2の多孔質材との位置をずらす構成とした
    請求項6に記載のペースト充填装置。
  21. 【請求項21】 せん断部でペースト充填後の基材を、
    ベッドが真空吸引状態のままで第2の多孔質材上で水平
    移動させる際に、ペースト充填時の真空吸引力より小さ
    くする構成とした請求項6に記載のペースト充填装置。
  22. 【請求項22】 基材の周辺部と、当接する部位もしく
    は少なくとも4つのコーナの真空吸着力を大きくした複
    数の真空吸着用の孔を設けたベッドとする構成とした請
    求項6、20、21のいずれか一つに記載のペースト充
    填装置。
  23. 【請求項23】 基材の周辺部に当接する孔径を、他の
    孔径より大きくした複数の真空吸着用の孔を設けたベッ
    ドとする構成とした請求項6、20、21、22のいず
    れか一つに記載のペースト充填装置。
  24. 【請求項24】 真空吸着源を基材のペースト充填部と
    周辺部の2系統とする複数の真空吸着用の孔を設けたベ
    ッドとする構成とした請求項6、20、21、22、2
    3のいずれか一つに記載のペースト充填装置。
  25. 【請求項25】 真空吸着源を1系統とし、ペースト充
    填部と基材の周辺部とに2分岐して、真空吸着力を個別
    制御とした複数の真空吸着用の孔を設けたベッドとする
    構成の請求項6、20、21、22、23のいずれか一
    つに記載のペースト充填装置。
  26. 【請求項26】 多孔質材および第1および第2の多孔
    質材が、通気性と液体の吸収性を備えた紙などの不織布
    あるいは多孔質樹脂フィルムとしてなる請求項6〜8、
    12、15、17〜21のいずれか一つに記載のペース
    ト充填装置。
  27. 【請求項27】 基材が表裏にフィルム材を有した不織
    布と熱硬化性樹脂、あるいは織布と熱硬化性樹脂からな
    るプリプレグシートおよびセラミックグリーンシートと
    してなる請求項6〜8、12〜25のいずれか一つに記
    載のペースト充填装置。
  28. 【請求項28】 ペーストが銅、銀およびこれらの合金
    の粉末を主成分とする構成とした請求項6、9、16、
    17、19〜21のいずれか一つに記載のペースト充填
    装置。
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