JPH11146076A - 演算処理システムおよび固定型端末装置 - Google Patents

演算処理システムおよび固定型端末装置

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JPH11146076A
JPH11146076A JP31187197A JP31187197A JPH11146076A JP H11146076 A JPH11146076 A JP H11146076A JP 31187197 A JP31187197 A JP 31187197A JP 31187197 A JP31187197 A JP 31187197A JP H11146076 A JPH11146076 A JP H11146076A
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JP
Japan
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arithmetic processing
data
program
unit
terminal device
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JP31187197A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Matsuhashi
久博 松橋
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PDA等の省電力及び小容量の携帯端末機を
用いたとしても、容量の大きいデータや複雑な演算処理
を行うことができ、しかもそのデータ伝送速度が速い演
算処理システムを提供する。 【解決手段】 データの演算処理を行う演算処理部13
を有する固定型端末装置としての多機能電話装置3に対
して、携帯端末機としての電子手帖1から所定のプログ
ラムを伝送し、このプログラムを多機能電話装置3内の
演算処理部13で動作させて演算処理を行うようにする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能を有する
パーソナルコンピュータやPDA(パーソナル・デジタ
ル・アシスタント)等の携帯端末機を、街頭等に設置さ
れた固定型端末装置と通信させた際の演算処理システム
および固定型端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、街頭や駅コンコース等、人のよく
集まるような場所には、ISDN(デジタル)回線網を
使用した電話機(以下、ISDN電話機という)が設置
されている。このISDN電話機は、音がクリアーに聞
こえるというメリットの他に電子メール等のデジタルデ
ータの送受信が可能であるという利点を有している。す
なわち、ISDN電話機は、パーソナルコンピュータや
PDA等の携帯端末機を接続するためのモジュラージャ
ックを有しており、利用者は携帯端末機に接続した通信
ケーブルをモジュラージャックに差し込みISDN電話
機を介して公衆回線に接続することによりデータの送受
信が行えるようになっている。
【0003】そして、従来よりこのようなISDN電話
機と、パーソナルコンピュータやPDA等の携帯端末機
とを通信状態とした際に、双方のデータを相互通信する
ことが可能なデータ伝送システムが種々提案されてい
る。
【0004】例えば、図10に示すように、特開平3−
216055号公報記載の情報システムは、ISDN回
線網に接続された固定型端末装置101と、この固定型
端末装置101に無線信号によって接続可能な携帯端末
機102から構成されており、固定型端末装置101と
携帯端末機102が通信状態となっている際には、双方
のデータがそれぞれ一括して送受信可能となっている。
なお、固定型端末装置101と携帯端末機102とは、
無線信号によって接続されるようになっているので、携
帯端末機102を固定型端末装置101の受信可能範囲
内へ持っていけば、離れた位置からでもアクセスできる
こととなる。
【0005】また、図11に示すように、特開平5−3
0572号公報記載のデータ設定システムは、公衆電話
回線に接続されると共に携帯端末機としての電子手帖1
21と通信するための通信部111aを有する制御装置
111と、この制御装置111にそれぞれ接続された被
制御機器としての玄関の照明112、玄関の電気錠11
3、ホールの照明114、トイレの照明115、寝室の
照明116、寝室の電話機117、寝室の電動雨戸11
8、居間の照明119及び居間のテレビジョン120
と、制御装置111にデータを送信するための通信手段
を有する電子手帖121から構成されている。
【0006】このデータ設定システムでは、電子手帖1
21に各被制御機器を駆動させるためのデータをインプ
ットした後、そのデータを制御装置111へ伝送するこ
とによって、制御装置111がそのデータに基づいて各
被制御機器を制御駆動するようになっている。
【0007】なお、制御装置111は、電子手帖121
と赤外線通信信号によって通信可能となっているため、
電子手帖121を制御装置111の受信可能範囲内へ持
っていけば、離れた位置からでも制御装置111へデー
タを伝送出来るようになっている。また、制御装置11
1は公衆電話回線網に接続されているので、外部の電話
機のプッシュボタンを用いて暗号を制御装置111へ伝
送し、この暗号に基づいて制御装置111が各制御機器
を制御駆動できるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、各従
来技術のデータの伝送システムは、携帯端末機で演算処
理したデータもしくは他の装置で演算処理し携帯端末機
内へインストールしたデータを固定型端末装置101や
制御装置111へ赤外線等の無線信号で伝送するものと
なっている。しかしながら、上述したような各従来技術
では、データそのものを携帯端末機102や電子手帖1
21によって処理計算し、その結果を固定型端末装置1
01や制御装置111に伝送するようになっているの
で、簡単な内容のデータを伝送するような場合は何ら問
題が生じないが、複雑なデータや容量の大きいデータを
伝送する場合には、その処理時間が長くなり結果として
接続時間が長くなるという問題が生じている。
【0009】加えて、複雑で容量の大きいデータ自体を
携帯端末機102や電子手帖121内に記憶させておい
たり、それらで演算処理をさせるためには、携帯端末機
102や電子手帖121自体の記憶手段や演算処理部等
の各機能部分の容量を大きくする必要がある。加えて、
制御をするためのCPUも高速処理が可能で高性能なも
のが必要となる。これでは、携帯機として持ち運ぶには
不便となり、高価格なものとなってしまう。一方、この
ような問題から低機能で低価格な携帯機も存在している
が、低機能な携帯機では、高速処理、高速通信、複雑な
制御等が行えず、その利用範囲は極めて限られたものと
なっている。
【0010】本発明は、上記の問題点に鑑みて、PDA
等の省電力及び小容量の携帯端末機を用いたとしても、
容量の大きいデータや複雑な演算処理を行うことが出
来、しかもそのデータ伝送が早い演算処理システムを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的に鑑みて、
本発明の請求項1記載の演算処理システムは、演算処理
部を有する固定型端末装置と、この固定型端末装置と相
互通信することによってデータのやり取りを行うことが
可能な携帯端末機とを備え、携帯端末機から固定型端末
装置に少なくとも所定のプログラムを伝送し、このプロ
グラムを固定型端末装置内の演算処理部で動作させるよ
うにしている。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の演算処理システムにおいて、固定型端末装置内で処
理された結果を、携帯端末機に返送または固定型端末装
置に繋がれるネットワークを介して所定の記憶部に保存
するようにしている。
【0013】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の演算処理システムにおいて、プログラム
は、携帯端末機内においては圧縮されたデータとして保
存されると共に、それ自体で動作するプログラムとなっ
ている。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の演算処理システムにおいて、演算処理部
は、プログラムの動作環境に合わせた起動ソフトウェア
に基づいてプログラムの演算処理を行うようになってい
る。
【0015】さらに、請求項5記載の発明は、請求項
1,2または4記載の演算処理システムにおいて、固定
型端末装置は、送信されてくるプログラムの動作環境に
合わせた複数の起動ソフトウェアが予め備えられている
と共に、携帯端末機からプログラムが伝送されてきた際
に、複数の起動ソフトウェアの中からその伝送されてき
たプログラムの動作環境に合わせた起動ソフトウェアを
用いてプログラムを動作させている。
【0016】また、請求項6記載の発明は、請求項1か
ら5のいずれか1項記載の演算処理システムにおいて、
携帯端末機は、プログラムを送信した後は、このプログ
ラムを固定型端末装置で動作させるための入力手段とな
る。
【0017】さらに、請求項7記載の発明は、請求項1
から6のいずれか1項記載の演算処理システムにおい
て、固定型端末装置には、携帯端末機から伝送されてき
たプログラム等のデータを、固定型端末装置内での処理
が終了した後に消去するプログラム消去手段が設けられ
ている。
【0018】また、請求項8記載の発明は、請求項1か
ら7のいずれか1項記載の演算処理システムにおいて、
固定型端末装置と携帯端末機との間の通信は、赤外線通
信信号によって行われるようになっている。
【0019】またさらに、請求項9記載の発明は、請求
項1から8のいずれか1項記載の演算処理システムにお
いて、固定型端末装置は、公衆デジタル回線網に接続さ
れている。
【0020】また、上述した目的に鑑みて、請求項10
記載の固定型端末装置は、携帯端末機と無線によって相
互通信可能となる無線送受信部と、携帯端末機から送信
されてくるデータのうち少なくとも送られてきたプログ
ラムを動作させる演算処理部と、携帯端末機から送信さ
れてきたプログラム等のデータならびに演算処理部での
処理過程及び処理結果の少なくとも一部を表示する表示
部とを備えている。
【0021】さらに、請求項11記載の発明は、請求項
10記載の固定型端末装置において、無線を赤外線によ
る光通信とし、データに演算処理部の演算処理手順を指
定するマクロを含めている。
【0022】本発明の演算処理システムによれば、固定
型端末装置には、携帯端末機から伝送されてくるデータ
のうち少なくともプログラムを動作させる演算処理部を
設けている。そして、そのプログラムの動作環境に合わ
せた起動ソフトウェアに基づいてプログラムを動作させ
るようにすると、記憶容量が小さく演算処理能力も低い
携帯端末機でも十分なデータ処理が可能となる。すなわ
ち、低能力の携帯端末機内のプログラムを、記憶容量が
大きくデータ処理能力の高い固定型端末装置内で動作さ
せることにより、高速かつ高機能の演算処理することが
できる。
【0023】また、携帯端末機から固定型端末装置へプ
ログラム等のデータを伝送し固定型端末装置で演算処理
をさせる場合に、伝送したデータの演算処理環境と起動
ソフトウェアが合っている必要があるが、固定型端末装
置内に予め各種の起動ソフトウェアを用意しておくと、
演算処理部でのデータ処理が容易となる。
【0024】また、携帯端末機と固定型端末装置との通
信を赤外線通信信号で行うと、固定型端末装置への赤外
線通信信号が届く範囲なら固定型端末装置から離れた位
置でも容易にアクセス出来るものとなる。さらに、固定
型端末装置が、ISDN等の公衆デジタル回線網に接続
されたものとすると、携帯端末機及び固定型端末装置に
格納されていないプログラムや処理用データを、公衆デ
ジタル回線網を介してネットワーク上からダウンロード
して使用することが可能となる。また、公衆デジタル回
線網を介してインターネットやメールサーバーへ接続す
ることも可能になると共に、処理結果をそのネットワー
クを介して所定の記憶部に保存させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の演算処理シ
ステムを、図1から図9に示して説明する。
【0026】本発明の演算処理システムは、ノートタイ
プの携帯用パーソナルコンピュータやPDA等で構成さ
れる携帯端末機を、固定型端末装置と無線通信信号によ
り通信状態とした際に、携帯端末機から固定型端末装置
へ伝送するデータの演算処理を固定型端末装置内の演算
処理部で行うものとなっている。なお、本実施の形態で
は、通信機能を有する携帯端末機として手帖サイズの電
子計算機(以下、電子手帖という)1を用いたものとし
て説明する。また、固定型端末装置としては、ISDN
等の公衆デジタル回線網2に接続された多機能電話装置
3を用いたものとして説明する。
【0027】図1に示すように、本実施の形態の演算処
理システムは、街頭や駅のコンコース等の人の集まるよ
うなスペース等に設置固定される多機能電話装置3と、
この多機能電話装置3と相互通信をすることによってデ
ータのやり取りが可能な携帯端末機としての電子手帖1
とから構成される。なお、多機能電話装置3と電子手帖
1とが通信状態となっている場合における、データの演
算処理に必要な入力作業を行うための入力手段、及び演
算処理終了後のデータの出力作業を行うための出力手段
は、後述するように電子手帖1に設けられている。
【0028】多機能電話装置3は、公衆デジタル回線網
2に接続されており、入力された音声をデジタルデータ
に変換してネットワーク上を伝送するだけでなく、文字
データや画像データをもデジタルデータに変換して伝送
する機能を有する電話装置となっている。なお、電子手
帖1と多機能電話装置3との通信には、無線通信信号の
一種である赤外線通信信号が使用される。
【0029】この多機能電話装置3は、図2に示すよう
に、壁面より突出するように形成された固定用台4上に
ネジ止め等により一体的に設置固定されている。なお、
この多機能電話装置3は、利用者が多機能電話装置3を
使用する際に投入したコインが本体内部に多量に集積さ
れると共に、この本体自体も高価なものなので、盗難防
止のため、地面に固定された部材や移動不可能な建造物
の一部に固定されることが望ましいが、図2に示した固
定台4以外のものに固定されるようになっていても良
い。
【0030】このように固定台4に設置固定された多機
能電話装置3は、その本体前面部にプッシュダイヤル部
5と、コイン投入口6と、テレフォンカード挿入口7
と、テレフォンカード搬出口8と、表示部9と、ハンド
セット10と、無線送受信部となる赤外線信号送受信口
12とを有している。また、多機能電話装置3の内部に
は、図3に示すように、データを演算処理する演算処理
部13と、データを演算処理するためのBIOS(バイ
オス)、基本OS及びアプリケーションが予め格納され
ている記憶部14と、携帯端末機としての電子手帖1と
の通信を行うため無線送受信部としての端末側通信部1
5と、公衆回線回線網2との通信を行うための回線側通
信部16とを有している。
【0031】演算処理部13は、演算処理を行うCPU
で構成されており、表示部9、記憶部14、端末側通信
部15及び回線側通信部16と接続されている。この演
算処理部13は、端末側通信部15から入力される電子
手帖1から伝送されてきた圧縮プログラム40に基づく
演算処理や、回線側通信部16から入力される公衆デジ
タル回線網2経由でダウンロードしたアプリケーション
プログラムやデータの演算処理を行うものとなってい
る。
【0032】なお、後述するように記憶部14には、多
機能電話装置3の外部から演算処理部13に入力したプ
ログラムやデータを演算処理する際の動作環境に合わせ
るために予め複数種類の起動ソフトウェア44等が格納
されており、演算処理部13は、この記憶部14内に格
納された複数の起動ソフトウェア44のうちのどれかを
用いて電子手帖1内の圧縮プログラム40やプログラム
情報41等の演算処理を行うこととなる。ここで、電子
手帖1内のプログラム情報41は、後述するように、処
理対象のデータのネットワーク上の所在地、携帯端末を
持つ本人が行った作業の履歴情報用の各種の表題や見出
し用の情報となっている。
【0033】すなわち、ネットワーク経由でダウンロー
ドしたデータ(電子手帖1内の個別データ43も適宜含
む)を演算処理する圧縮プログラム40そのものを圧縮
した状態で電子手帖1から多機能電話装置3へ伝送し
て、多機能電話装置3内の演算処理部13の演算能力を
駆使してそれらのデータの演算処理をさせたり、公衆デ
ジタル回線網2を経由してアプリケーションプログラム
そのものもダウンロードし、そのアプリケーションプロ
グラムに基づいて電子手帖1内の個別データ43やダウ
ンロードしたデータの演算処理をしたりするようにな
る。なお、本実施の形態の演算処理システムによれば、
データの伝送は圧縮プログラム40とプログラム情報4
1と適宜必要とされる個別データ43となっているの
で、電子手帖1と多機能電話装置3との通信時間が短く
済む。その結果、通信に使用する電力の消費も省電力に
抑えられる。
【0034】なお、演算処理部13は、上述したように
して演算処理を行った処理結果や電話番号情報等を表示
部9へ送り、表示部9にその内容を表示させるようにな
っている。なお、演算処理部13は、図4に示すよう
に、通信管理業者の管理用の制御部となっていて、利用
者側からは書き換えられないように形成された管理側制
御部13aと、利用者が電子手帖1等の携帯端末機を用
いて書き換え可能な開放側制御部13bとから構成され
ている。
【0035】管理側制御部13aは、開放側制御部13
bのバスのデータを監視する等の手段により、その状態
を監視し異常な動作を防止するためのものとなってい
る。すなわち、管理側制御部13aは、開放側制御部1
3bと接続されており、常時開放側制御部13bをモニ
ターするようになっている。また、管理側制御部13a
には、開放側制御部13b及び開放側記憶部14bに入
力された圧縮プログラム40やダウンロードされたデー
タ、すなわち、電子手帖1から送信されてきた個別デー
タ43やダウンロードされたデータと、これらのデータ
を演算処理した後に格納された新たなデータを消去する
プログラム消去手段が設けられている。
【0036】これは、利用者が多機能電話装置3を利用
してデータの演算処理を行った後、他人にそのアプリケ
ーションプログラムやデータを見られたりコピーされな
いためである。また、この管理側制御部13aは、回線
側通信部16に接続されており、通信業者が管理センタ
ー側からのみ公衆デジタル回線網2を介して監視できる
ようになっていると共に、管理センター側からのみ書き
換えが可能となっている。なお、このように管理側制御
部13aは、利用者はアクセスすることが出来ないた
め、ハッキング等により不要なプログラムが定着させら
れたり、管理会社側の種々のプログラムを不正に改ざん
されたりということから防衛可能なものとなっている。
【0037】一方、開放側制御部13bは、端末側通信
部15に接続されている。そのため、開放側制御部13
bは、端末側通信部15を介して利用者が電子手帖1か
ら圧縮プログラム40や個別データ43を送信してきた
場合に、その圧縮プログラム40や個別データ43の動
作環境に合わせた起動ソフトウェア44を開放側記憶部
14bにインストールし、その起動ソフトウェア44に
よりデータを演算処理することが可能となっている。ま
た、開放側制御部13bで演算処理された処理結果は、
端末側通信部15から電子手帖1へ送信されたり、回線
側通信部16を介してネットワーク上の所定の記憶部に
保存されるようになっている。
【0038】一方、記憶部14は、通信管理業者の管理
用の記憶部となっていて利用者側からは書き換えられな
いように形成された管理側記憶部14aと、利用者が携
帯端末機を用いて使用可能な開放側記憶部14bとから
構成されている。
【0039】管理側記憶部14aには、開放側制御部1
3bで各種のデータの演算処理をするためのBIOS、
基本OSおよびアプリケーションからなる起動ソフトウ
ェア44や監視用のプログラム等が格納されており、必
要に応じてこれらの起動ソフトウェア44のコピーを管
理側制御部13aを介して開放側記憶部14bへ送るよ
うになっている。そして、開放側制御部13bは、開放
側記憶部14bに送られ格納された起動ソフトウェア4
4のコピーを用いて各種のデータの演算処理をすること
となる。なお、よく使用されている起動ソフトウェア4
4を予め開放側記憶部14bに格納しておき、利用者か
ら使用要求が発生したときにその要求内容に応じたもの
を接続し、短時間で稼動状態に入れるようにしても良
い。
【0040】一方、開放側記憶部14bは、管理側制御
部13aと接続されており、管理側記憶部14a内に格
納された起動ソフトウェア44のコピーまたは予め格納
された起動ソフトウェア44もしくは電子手帖1から送
信されてきた圧縮プログラム40が保存される。なお、
開放側記憶部14bは、複数の起動ソフトウェア44の
コピーまたはプログラム自体を同時に格納できるように
複数のセルから形成されており、これらの各セルは、そ
れぞれ開放側制御部13bにそれぞれスイッチ部材14
cを介して接続されている。なお、このスイッチ部材1
4cは、管理側制御部13aによって、必要に応じて切
り換えられるようになっている。これによって、開放側
制御部13bが、開放側記憶部14bの各セルに格納さ
れた起動ソフトウェア44を、必要に応じて駆動させた
り、送信されてきたプログラムを動作させたりするよう
になっている。
【0041】表示部9は、演算処理部13に接続されて
いる。そして、表示部9は、記憶部14、端末側通信部
15及び回線側通信部16から演算処理部13へ入力さ
れるデータや、演算処理部13で演算処理した後のデー
タ等が演算処理部13から送られてくるようになってお
り、これらの内容を表示する液晶画面で形成されてい
る。また、表示部9には、プッシュダイヤル部5で入力
された電話番号情報や多機能電話装置3の操作ガイダン
ス等も表示されるようになっている。なお、操作ガイダ
ンスは、管理側記憶部14aに格納されており、管理側
制御部13aによって開放側制御部13bを介して表示
部9へ常時送られ、表示部9に表示されるようになって
いる。
【0042】また、端末側通信部15は、携帯端末機と
しての電子手帖1と通信するためのもので、IrDAの
規格として知られている赤外線通信信号の送受信を行う
ための無線送受信部となっている。すなわち、端末側通
信部15は、図5に示すように、携帯端末機としての電
子手帖1から送信される赤外線通信信号を受信する受光
部15aと、多機能電話装置3内で生成されたデータや
公衆デジタル回線網2を介してネットワークからダウン
ロードしたデータ等を赤外線通信信号で携帯端末機に向
けて発信する発光部15bと、受光部15aから受信し
た赤外線通信信号をデジタル信号に生成して演算処理部
13へ供給したり、逆にデジタルデータを赤外線通信信
号に生成して発光部15bへ供給する信号生成部15c
とから構成されている。なお、この端末側通信部15
は、赤外線信号送受信口12の内側に配置されている。
【0043】また、回線側通信部16は、図6に示すよ
うに、カードリーダー部17と、コインセンサー部19
と、タイマー部20と、通信制御部21と、アナログ/
デジタル変換部22と、DTMF信号生成部23と、送
信部24と、受信部25から構成されている。
【0044】カードリーダー部17は、テレフォンカー
ド挿入口7の近傍に配置され、テレフォンカードが挿入
されるとそのカードの残度数を読み取って通信制御部2
1へ伝えると共に、通信制御部21より書き換え命令が
されるとテレフォンカードの残度数の書き換えを行う。
さらにカードリーダー部17は、必要に応じてテレフォ
ンカードに使用度数を表示したり残度数の目安を示すパ
ンチ穴を空けるようになっている。また、コインセンサ
ー部19は、コイン投入口6の近傍に配置され、コイン
投入口6から投入されるコインを判別してその投入金額
を通信制御部21へ伝えるものとなっている。
【0045】また、タイマー部20は、テレフォンカー
ドやコインが投入された後、プッシュダイヤル部5が操
作される等の状況により、多機能電話装置3が公衆デジ
タル回線網2を介して特定の相手と通信状態となると、
その通信状態となっている状態をモニターし時間を計測
するものとなっており、この計測結果を通信制御部21
に伝えるようになっている。
【0046】なお、公衆デジタル回線網2を利用した通
信がテレフォンカードを使用したものの場合は、通信制
御部21は、タイマー部20で計測された時間長及び通
信相手との距離等の諸事情から公衆デジタル回線網2側
で算出した利用金額に合わせてカードリーダー部17に
テレフォンカードの残度数を書き換えるための書き換え
命令信号を送信するようになっている。また、公衆デジ
タル回線網2を利用した通信がコインを使用したものの
場合は、通信制御部21は、投入されたコインによって
利用できる時間がなくなった際に、回線を切断するよう
になっている。
【0047】なお、本実施の形態の演算処理システムに
おける多機能電話装置3は、電子手帖1からのデータを
伝送用の赤外線通信信号を利用して離れた位置から受信
することが可能となっている。そのため、電子手帖1を
用いてデータの伝送を赤外線通信によって行う場合は、
電子手帖1から伝送するデータに利用者の所有するID
番号等の個人情報を付与させるようにして、管理会社が
この利用者の利用状況に応じて使用料金を計算し、後か
ら請求するシステムとすることができる。
【0048】通信制御部21は、回線側通信部16内の
各部を制御駆動するようになっており、カードリーダー
部17、コインセンサー部19、アナログ/デジタル変
換部22及びDTMF信号生成部23が接続されてい
る。また、DTMF信号生成部23は、通信制御部21
に入力されたデジタルデータを公衆デジタル回線網2の
プロトコルに合わせたDTMF信号に変換したり、受信
部25で受信した公衆デジタル回線網2からのDTMF
信号を通信制御部21で処理するためのデジタルデータ
に変換したりするためのものとなっている。
【0049】また、送信部24は、DTMF信号生成部
23でDTMF信号に生成したデジタルデータを公衆デ
ジタル回線網2へ伝送するためのものとなっている。さ
らに、受信部25は、公衆デジタル回線網2からのDT
MF信号を受信するためのものとなっている。
【0050】プッシュダイヤル部5は、電話番号入力等
を行うためのもので、「0」から「9」までの10種類
の番号及び「*」,「#」の2種類の記号等からなり、
DTMFトーンを発生させるための番号入力キーと、入
力した内容を表示部9で確認した後にその内容で間違い
がない場合に決定をさせるためのENTERキーと、入
力した内容が間違っている場合に入力した内容を消去す
るためのCLEARキーと、表示部9に表示された指示
部位を移動させるためのカーソルキー等から構成されて
いる。
【0051】プッシュダイヤル部5は、演算処理部13
に接続されており、操作した内容が演算処理部13に送
られるようになっている。例えば、番号入力キーで通信
したい相手方の電話番号を入力すると、この電話番号が
まず演算処理部13に送られ、さらに、演算処理部13
から表示部9へ送られて表示部9に表示されることとな
る。そして、表示された電話番号が正しい場合、ENT
ERキーを押すと、この入力した電話番号情報が演算処
理部13から回線側通信部16へ送られることとなる。
【0052】なお、回線側通信部16へ送られた電話番
号情報は、この電話番号に対応したDTMFトーンにD
TMF信号生成部23で変換され、送信部24から公衆
デジタル回線網2へ送られるようになっており、これに
よって相手方の電話装置を呼び出すこととなる。
【0053】一方、上述した多機能電話装置3と相互通
信可能な携帯端末機としての電子手帖1は、図1に示す
ように、本体部31と、この本体部31に旋回自在に支
承されたデジタルカメラ部32とを備えている。本体部
31は、液晶画面で形成された表示部33と、演算処理
に必要な入力作業を行う入力手段と演算処理結果を出力
する出力作業を行う出力手段とを兼用した入出力手段と
してのタッチパネル34及び入力用ペン35と、多機能
電話装置3との通信を行う際に赤外線通信信号を送受信
する赤外線信号送受信口36とが備えられている。
【0054】また、図3に示すように、本体部31の内
部には、各部を駆動制御するための制御部37と、圧縮
プログラム40、処理しようとするデータが置かれてい
るネットワーク上の所在地等の関係情報となるプログラ
ム情報41、電子手帖1内で所定の処理を行わせる独自
処理用プログラム42および電子手帖1内で処理される
個別データ43等が格納された記憶部38と、多機能電
話装置3との相互通信を行うための通信部39とが設け
られている。なお、圧縮プログラム40や個別データ4
3等は、圧縮されたものとなっているが、圧縮されない
ものとしても良い。
【0055】制御部37は、各種データの演算処理を行
うCPUで構成されている。このCPUは、管理側制御
部13aや開放側制御部13bのCPUに比べ機能的に
かなり落ちるものとなっている。そして、制御部37
は、表示部33、タッチパネル34、記憶部38、通信
部39及びデジタルカメラ部32とそれぞれ接続されて
いる。制御部37は、記憶部38に格納されたデータの
演算処理を行ったり、このデータを表示部33へ送って
表示部33に表示させたり、圧縮プログラム40及びプ
ログラム情報41を多機能電話装置3へ送信したりする
機能を有している。また、制御部37は、表示部33の
上側に被さるように貼付されたタッチパネル34の所定
の位置に入力ペン35で接触することによりイメージデ
ータとして入力されたデータをコードデータに変換する
機能を有している。また、制御部37は、デジタルカメ
ラ部32で入力した画像データを圧縮データとして記憶
部38に保存する機能を有している。
【0056】なお、本実施の形態の演算処理システムで
は、制御部37に演算処理機能が搭載されているが、演
算処理するデータの容量が大きかったり演算が複雑であ
るため電子手帖1で演算処理をするには時間がかかるも
しくは不可能という問題があるものに関しては、そのデ
ータを電子手帖1から多機能電話装置3へ伝送し多機能
電話装置3で演算処理をさせるようになっている。逆に
言えば、本実施の形態の演算処理システムでは、多機能
電話装置3を用いて電子手帖1内のデータの演算処理を
させることを可能としている。また、電子手帖1は、デ
ータ自体を持たず処理結果のみこの電子手帖1に保存す
ることも可能となっている。このため電子手帖1は、演
算処理機能が小さくて済み、装置全体をコンパクトにす
ることが可能となる。また、演算処理前の圧縮プログラ
ム40やその他の必要最小限のデータを圧縮した状態で
伝送することにより、電子手帖1内で演算処理した後の
通常のデータを伝送するものに比して通信時間も短縮さ
れる。
【0057】すなわち、記憶部38には、少なくとも電
話帳や住所録等の各種の個別データ43と、この各種の
個別データ43を電子手帖1内で演算処理を行うための
独自処理用プログラム42が圧縮された状態で格納され
ている。なお、この記憶部38は、制御部37を介して
通信部39に接続されており、制御部37の指示にした
がって個別データ43とその処理をする圧縮プログラム
40、またはネットワーク上からダウンロードするデー
タを保存するプログラム情報41とそのデータを処理す
る圧縮プログラム40、またはネットワーク上からダウ
ンロードするデータ及びそのデータを処理するアプリケ
ーションプログラムを指定するプログラム情報41を圧
縮した状態で通信部39へ送るようになっている。な
お、送信した個別データ43を処理するための起動ソフ
トウェア44そのものも、通信部39より赤外線通信信
号によって多機能電話装置3へ送るようにしてもよい。
【0058】なお、電子手帖1から多機能電話装置3へ
伝送される圧縮プログラム40には、図7に示すよう
に、必要により演算処理手順を指定するマクロが含まれ
ている。そして、多機能電話装置3が個別データ43や
ダウンロードしたデータの演算処理を行う際には、マク
ロによる処理手順の指示が多機能電話装置3より電子手
帖1に伝送され、この指示内容が表示部33に表示され
るようになっている。
【0059】そして、利用者が表示部33に表示された
指示内容に合わせて入力ペン35でタッチパネル34の
所定位置に接触することによって、多機能電話装置3で
演算処理が出来るようになっている。すなわち、タッチ
パネル34及び入力ペン35は、多機能電話装置3で個
別データ43等の演算処理をさせる際の入出力手段とな
っている。このため、例えば、多機能電話装置3の入力
部としてのプッシュダイヤル部5を入出力手段とするも
のと比して、文字入力やイメージ入力等、複雑な入力作
業をすることが出来る。なお、個別データ43等を送信
した後は、電子手帖1を入出力以外の他の機能を行えな
いものにモード変更するようにしても良い。
【0060】なお、多機能電話装置3の演算処理部13
内でトラブルが生じた場合に備えて、電子手帖1内に格
納された圧縮プログラム40、プログラム情報41およ
び個別データ43は、そのコピーを多機能電話装置3へ
伝送することとし、そのオリジナルは、常時記憶部38
内に残されるようにしている。
【0061】また、表示部33は、制御部37に接続さ
れており、デジタルカメラ部32から入力された画像デ
ータや、記憶部38及び通信部39から制御部37へ入
力されるデータや、制御部37で演算処理した後のデー
タ等が制御部37から送られてくるようになっている。
なお、表示部33は、液晶画面で形成されていると共
に、上側にはタッチパネル34が被せられている。
【0062】また、通信部39は、固定型端末装置とし
ての多機能電話装置3と相互通信するためのもので、赤
外線通信信号の送受信を行うためのものとなっている。
すなわち、通信部39は、図8に示すように、多機能電
話装置3から送信される赤外線通信信号を受信する受光
部39aと、電子手帖1内に格納されたデータを赤外線
通信信号で多機能電話装置3に向けて発信する発光部3
9bと、受光部39aから受信した赤外線通信信号をデ
ジタル信号に生成して制御部37へ供給したり、逆にデ
ジタルデータを赤外線通信信号に生成して発光部39b
へ供給する信号生成部39cとから構成されている。な
お、この通信部39は、赤外線信号送受信口36の内側
に配置されている。
【0063】上述したように構成された本発明の実施の
形態の演算処理システムの主な動作について図9に示し
て説明する。なお、多機能電話装置3は、携帯端末機と
しての電子手帖1を通信状態としてデータを伝送し、そ
のデータの演算処理を行う以外に種々の使用方法がある
が、ここでは、電子手帖1と通信状態とした場合の説明
をする。
【0064】なお、電子手帖1に備えたデータのコピー
を多機能電話装置3に伝送して、多機能電話装置3の演
算処理部13で演算処理を行う場合、主に次の6つの方
法がある。それは、 (1)個別データ43のコピーのみを伝送し、多機能電
話装置3に予め備えられた起動ソフトウェア44にした
がって個別データ43の演算処理を行う。 (2)個別データ43及び圧縮プログラム40のコピー
を伝送し、伝送した圧縮プログラム40にしたがって個
別データ43の演算処理を行う。 (3)個別データ43とプログラム情報41を伝送し、
公衆デジタル回線網2を介して多機能電話装置3へダウ
ンロードした圧縮プログラムにしたがい個別データ43
の演算処理を行う。 (4)圧縮プログラム40とプログラム情報41を伝送
し、ネットワークを介してダウンロードしたデータを演
算処理する。 (5)プログラム情報41を伝送し、プログラムとデー
タをネットワークからダウンロードしてそのダウンロー
ドしたデータを演算処理する。 (6)個別データ43、圧縮プログラム40および電子
手帖1のBIOS、基本OSを送信し、個別データ43
の演算処理を行う。である。
【0065】まず、上記の第1の方法の場合について説
明する。利用者が電子手帖1に格納された個別データ4
3を多機能電話装置3内の演算処理部13を用いて演算
処理を行いたい場合は、まず、電子手帖1の初期画面に
なっている表示部33を見ながら、各種データ40を呼
び出すための操作、すなわち入力ペン35でタッチパネ
ル34の所定の位置に接触する作業を行う(ステップS
1)。この所定の作業を行うと、記憶部38に格納され
た個別データ43のファイル名が表示部33に表示され
る。なお、このとき、個別データ43の演算処理を行う
ための圧縮プログラム40も同時に表示部33に表示さ
れる(ステップS2)。
【0066】次に、表示部33に表示された個別データ
43のうち多機能電話装置3へ伝送して演算処理したい
ものを指定する(ステップS3)。なお、個別データ4
3を指定する際、この個別データ43と同時にこの個別
データ43の演算処理を行わせるための圧縮プログラム
40のコピーも多機能電話装置3へ伝送して、この圧縮
プログラム40によって個別データ43の演算処理を行
う場合は、個別データ43と共に圧縮プログラム40を
指定する(ステップS4)。このステップS4の場合に
ついては、後述する。
【0067】そして、個別データ43のみを指定した場
合、指定した後に、表示部33に「通信開始」と示され
るような部位を、入力ペン35でタッチパネル34を接
触することによって、個別データ43のコピーが制御部
37から通信部39へ送られる(ステップS5)。さら
に、通信部39へ送られた個別データ43のコピーは、
通信部39で赤外線通信信号に変換されて発光部39b
から多機能電話装置3へ伝送される(ステップS6)。
【0068】このようにして、電子手帖1から多機能電
話装置3へ伝送されてきた赤外線通信信号による個別デ
ータ43は、多機能電話装置3の端末側通信部15の受
光部15aで受信される(ステップS7)。そして、こ
の個別データ43は、端末通信部15内の信号生成部1
5cで所定のデジタルデータに変換されて演算処理部1
3の開放側制御部13bに送られる(ステップS8)。
【0069】演算処理部13の管理側制御部13aで
は、開放側制御部13bに伝送されてきた個別データ4
3を解読して、演算処理をするための起動ソフトウェア
44が何かを識別する(ステップS9)。次に、管理側
制御部13bは、この個別データ43を演算処理するこ
とが可能な起動ソフトウェア44が記憶部14の管理側
記憶部14aに予め格納されているかどうかを検索する
(ステップS10)。そして、管理側記憶部14aにそ
の起動ソフトウェア44がある場合は、管理側制御部1
3aは、この起動ソフトウェア44をコピーして、その
コピーを管理側記憶部14aから開放側記憶部14bへ
送る(ステップS11)。そして、送られてきた開放側
記憶部14bのスイッチ部材14cをオンとすると、そ
の起動ソフトウェア44によって、演算処理部13は、
個別データ43の演算処理を行う(ステップS12)。
【0070】なお、予め開放側記憶部14bに各起動ソ
フトウェア44を保存させておく場合もある。この場
合、管理側制御部13aは、起動ソフトウェア44がイ
ンストールされている各開放側記憶部14bから必要な
ものを選択し、その開放側記憶部14bのスイッチ部材
14cを接続して必要な起動ソフトウェア44を開放側
記憶部14bから開放側制御部13bへ送るようになっ
ている。これによって、演算処理部13は、開放側記憶
部14bから管理側制御部13aに送られた起動ソフト
ウェア44にしたがって個別データ43の演算処理を行
う。
【0071】次に、上記の第2の方法について説明す
る。なお、上述したステップS1,S2については、第
1の方法の場合と同様である。電子手帖1で多機能電話
装置3へ伝送して演算処理を行う個別データ43の指定
を行う際に、記憶部38に格納されたこの個別データ4
3を演算処理するための圧縮プログラム40も同時に指
定して個別データ43と共に伝送する場合は、個別デー
タ43及び圧縮プログラム40が表示部33に表示され
た際に、伝送したい個別データ43及び圧縮プログラム
40を指定する(ステップS4)。そして、指定した
後、表示部33に「通信開始」と示されるような部位
を、入力ペン35でタッチパネル34を接触することに
よって、それらのデータが制御部37から通信部39へ
送られる(ステップS13)。
【0072】さらに、通信部39へ送られた個別データ
43及び圧縮プログラム40は、通信部39で赤外線通
信信号に変換されて発光部39bから多機能電話装置3
へ伝送される(ステップS14)。なお、この圧縮プロ
グラム40には、演算処理手順を指定したマクロが含ま
れている。
【0073】このようにして、電子手帖1から多機能電
話装置3へ伝送されてきた赤外線通信信号による個別デ
ータ43及び圧縮プログラム40のコピーは、多機能電
話装置3の端末側通信部15の受光部15aで受信され
る(ステップS15)。そして、この個別データ43及
び圧縮プログラム40は、端末通信部15内の信号生成
部15cで所定のデジタルデータに変換されて演算処理
部13の開放側制御部13bに送られる(ステップS1
6)。
【0074】演算処理部13の開放側制御部13bで
は、伝送されてきた圧縮プログラム40を伸張し、その
プログラムにしたがって、伝送されてきた個別データ4
3の演算処理を行う(ステップS12)。なお、このと
き、圧縮プログラム40に含まれたマクロによって、個
別データ43の演算処理をする際の処理手順が電子手帖
1の表示部33へ表示されることとなるので、操作し易
いものとなっている。また、圧縮プログラム40を動作
させるBIOSや基本OSは、先に示したステップS9
からステップS11で指定される。なお、この場合、起
動ソフトウェア中のアプリケーションソフトは除かれ
る。
【0075】次に、上記の第3の方法について説明す
る。この場合、ステップS1からステップS10までを
まず行わせるようにする。すなわち、電子手帖1から個
別データ43を多機能電話装置3へ伝送した後、ステッ
プS10の検索を行った結果、多機能電話装置3内にこ
の個別データ43を演算処理する起動ソフトウェア44
中に対象となるアプリケーションプログラムがなかった
場合は、その旨の信号を端末側通信部15を介して電子
手帖1へ赤外線通信信号で伝送する(ステップS1
7)。電子手帖1は、この信号を通信部39の受光部3
9aで受信すると、信号生成部39cで信号を所定のデ
ジタルデータに変換して制御部37へ伝送する(ステッ
プS18)。すると、制御部37は、多機能電話装置3
にアプリケーションプログラムが格納されていない旨を
表示部33へ伝送し、表示部33に表示させる(ステッ
プS19)。
【0076】なお、このとき表示部33には、例えば、
[1]「プログラム情報41を伝送し、アプリケーショ
ンプログラムをネットワークからダウンロードする」
[2]「処理を終了する」等のメッセージが表示され、
利用者は、この複数のメッセージの中から選択するよう
になっている。
【0077】[1]のメッセージを選択した(ステップ
S20)場合は、指定した個別データ43のコピーと、
アプリケーションプログラムを公衆デジタル回線網2上
からダウンロードする旨の信号(ネットワークアクセス
指令信号=プログラム情報41))とが、制御部37か
ら通信部39へ送られる(ステップS21)。さらに、
通信部39へ送られた個別データ43及びネットワーク
アクセス指令信号は、通信部39で赤外線通信信号に変
換されて発光部39bから多機能電話装置3へ伝送され
る(ステップS22)。
【0078】このようにして、電子手帖1から多機能電
話装置3へ伝送されてきた赤外線通信信号による個別デ
ータ43のコピー及びプログラム情報41であるネット
ワークアクセス指令信号は、多機能電話装置3の端末側
通信部15の受光部15aで受信される(ステップS2
3)。そして、これらのデータは、端末通信部15内の
信号生成部15cで所定のデジタルデータに変換されて
演算処理部13に送られる(ステップS24)。
【0079】演算処理部13では、伝送されてきたネッ
トワークアクセス指令信号に基づき、通信制御部21へ
公衆デジタル回線網2へアクセスするように指令する。
このようにして多機能電話装置3が公衆デジタル回線網
2へ接続されると、公衆デジタル回線網2に接続された
データベースから個別データ43を演算処理するための
アプリケーションプログラムがダウンロードされる(ス
テップS25)。すなわち、ネットワークアクセス指令
信号は、DTMF信号生成部23でDTMF信号に変換
されて送信部24より公衆デジタル回線網2へ発信され
る。すると、公衆デジタル回線網2は、所定の場所から
アプリケーションプログラムを多機能電話装置3へ送信
する。このアプリケーションプログラムは、多機能電話
装置3の受信部25でDTMF信号として受信され、D
TMF信号生成部23で所定のデジタルデータに変換さ
れて通信制御部21へ送られる。さらに、通信制御部2
1へ入力されたアプリケーションプログラムは、演算処
理部13に入力される。そして、ステップS9からステ
ップS11によって所定のBIOS、基本OSが選択さ
れた後、このアプリケーションプログラムにしたがい個
別データ43の演算処理が行われる(ステップS1
2)。
【0080】なお、この第3の方法の際、ステップS2
からすぐにステップS20に飛ぶようにしてもよい。す
なわち、個別データ43とプログラム情報41とを初め
から同時に多機能電話装置3へ送信し、アプリケーショ
ンプログラムをネットワーク上からとってくるようにし
ても良い。このようにして第1、第2または第3の方法
により演算処理部13で演算処理された個別データ43
は、演算処理部13から端末側通信部15を介して赤外
線通信信号によって電子手帖1へ返送される(ステップ
S26)。電子手帖1では、伝送されてきた演算処理後
の個別データ43を受光部39aから受信し、信号生成
部39cで所定のデジタルデータに変換した後、制御部
37に入力する(ステップS27)。なお、電子手帖1
は、演算処理後の個別データ43を受信すると、制御部
37より受信した旨の信号を多機能電話装置3へ送信す
る。
【0081】多機能電話装置3は、演算処理後の個別デ
ータ43を電子手帖1が受信したことを確認した後、電
子手帖1との通信状態が終了すると、開放側制御部13
b内の個別データ43、起動ソフトウェア44およびア
プリケーションプログラムをプログラム消去手段で全て
消去する。また、データ処理の際に使用された開放側記
憶部14b内のデータも消去する。これによって、開放
側制御部13bが処理が終了すると常に初期状態に戻る
こととなり、不正使用や不正コピー等を防止することが
できる。また、電子手帖1から多機能電話装置3へ伝送
された個別データ43及びアプリケーションプログラム
の内容等が他人に見られたりすることもなくなる。
【0082】なお、このように多機能電話装置3で演算
処理した個別データ43を制御部37に入力した後は、
利用者の使い勝手によって、記憶部38へ格納された演
算処理前の個別データ43へ上書きしたり、別個に記憶
保存したり、または単に表示部33へ表示させたりする
ことが可能となっている。また、先に示した第4から第
6の方法は、上述の第1から第3の方法と略同様または
展開したものであるので、その説明を省略することとす
る。
【0083】上述の実施の形態では、従来、携帯端末機
ではほとんど不可能とされていた動画の編集も可能とな
る。すなわち、デジタルカメラ32で取り込んだ画像を
独自処理用プログラム42で圧縮された個別データ43
とする。そして個別データ43と動画処理用の圧縮プロ
グラム40を多機能電話装置3に送信し、そのプログラ
ム40を利用して動画処理をする。そして、その処理結
果は、新個別データ43として携帯端末機としての電子
手帖1内に保存する。このようにして、動画処理を行う
ことが可能となる。
【0084】本発明の実施の形態における演算処理シス
テムは、上述したようなものとなっているが、上述した
実施の形態に限定されるものではなく、種々変更実施可
能なものとなっている。例えば、本実施の形態では、固
定型端末装置として公衆デジタル回線網2に接続された
多機能電話装置3を用いたが、特に公衆デジタル回線網
2に接続されたものでなくともよい。また、少なくとも
プログラムが携帯端末機から送信されるものであれば、
所定の効果を有するものとなる。
【0085】また、携帯端末機として、赤外線通信信号
による通信が可能な電子手帖1を用いたが、通信手段を
有していれば、例えば、パームトップコンピュータやノ
ートパソコン等、他の構成の携帯端末機を用いても良
い。また、電子手帖1と多機能電話装置3の通信におい
ても、赤外線通信信号以外の無線信号によって通信させ
てもよいし、また、従来の通信ケーブル及びISDN電
話との接続方法であるモジュラージャックを用いて接続
し有線通信信号によって通信させても良い。また、電子
手帖1の入出力手段は、タッチパネル34と入力ペン3
5から構成されているが、他の手段、例えば、キーボー
ドを用いたものでも良い。
【0086】また、本実施の形態の演算処理システムで
は、多機能電話装置3内に利用者側からはデータ等を侵
入させない管理側制御部13aと開放側制御部13bか
らなる演算処理部13を備え、演算処理後の各データは
プログラム消去手段により開放側制御部13bから消去
するようになっているが、特にこれに限定されるもので
はなく、演算処理部13は全て利用者に開放するように
構成しても良い。
【0087】さらに、多機能電話装置3の管理側記憶部
14aには、予め複数の起動ソフトウェア44が格納さ
れているが、この起動ソフトウェア44は、単数でも、
またなくても良い。しかしながら、起動ソフトウェア4
4が予め多機能電話装置3内に備えられていると、電子
手帖1から起動ソフトウェア44を伝送したり公衆デジ
タル回線網2から起動ソフトウェア44をダウンロード
する手間が省略できるので有効となる。
【0088】また、この演算処理システムでは、ハンド
セット10を持ち上げずにデータの送受信ができるよう
にしている。このため、歩きながら電子手帖1を操作し
てデータを多機能電話装置3へ送受信したり、駅のホー
ムに多機能電話装置3を設置して、電車の中からデータ
を送受信するようにすることができる。このような場
合、通信が自由にできてしまうため、通信料の課金が問
題となるが、先に示したように、所定の契約者のみ、こ
のようなハンドセット10の不要な通信ができるように
し、所定の契約者か否かは通信データ中のIDを認証す
ることによって行うことができる。一方、ハンドセット
10を持ち上げないと、データの送受信が出来ないよう
にしても良い。
【0089】また、上述の実施の形態では、マクロソフ
トを圧縮プログラム40中に入れたが、マクロを含まな
いようにしても良い。さらに、固定型端末装置として
は、多機能電話装置3ではなく、喫茶店や会議室等の壁
等に埋め込まれた電話機能のない端末装置としても良
い。加えて、赤外線通信時、時分割する等によって、複
数の使用者が同時に使用できるようにすることもでき
る。
【0090】さらに、データ伝送した後、固定型端末装
置側で処理動作しているとき、携帯端末機を完全なキー
ボードに変身させるようにしてもよい。例えば、表示部
には、キーボードのみ表示され入力のみが可能とするよ
うにすることができる。また伝送するデータとして、独
自処理用プログラム42と個別データ43とし、通常電
子手帖1内で行っている処理を固定型端末装置側で行う
ようにしても良い。この場合、高速、高機能なCPUを
使用できることとなり、高速処理が可能となる。
【0091】また、上述の実施の形態では、起動ソフト
ウェア44中のBIOSや基本OSを多機能電話装置3
内に用意したり、電子手帖1から送信したりしている
が、ネットワークを介して取り込むようにしても良い。
さらには、圧縮プログラム40等の各プログラムをそれ
らのBIOSやOSに依存しない独自で動作する性質の
ものとし、プログラムだけもしくはプログラムデータの
みを扱うようにしても良い。また、上述の実施の形態で
は、開放側制御部13bとなるCPU内を完全に空とし
ているが、全世界でよく使われるBIOSやOSは消去
せず保存するようにしても良い。
【0092】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、固定型端
末装置には、携帯端末機から伝送されてくるデータのう
ち少なくともプログラムを動作させる演算処理部を設け
ているので、演算処理能力の低い携帯端末機を用いた場
合でも、固定型端末装置と通信することによって複雑な
演算処理が可能となる。これによって、演算処理能力は
低いが、重量が軽く持ち運び便利であるという利点を有
する簡素な構成の携帯端末機における用途が広がること
となる。そのため、ユーザーにとっては、簡易な携帯端
末機でも十分に複雑な演算処理が可能となることから、
携帯端末機を持ち運ぶ際の重量負担が軽減される。
【0093】さらに、請求項2記載の発明によれば、固
定型端末装置内で処理された結果を、携帯端末機に返送
またはネットワークを介して所定の記憶部に保存するよ
うになっているので、処理後の結果を、さらに活用する
ことが可能となる。
【0094】また、請求項3記載の発明によれば、プロ
グラムが携帯端末機内において圧縮されたデータで保存
されているので、携帯端末機から固定型端末装置へ伝送
する際の接続時間が短縮されると共に、それ自体で動作
するようになっているので、演算処理時間も短縮され
る。
【0095】また、請求項4記載の発明によれば、演算
処理部が、プログラムの動作環境に合わせた起動ソフト
ウェアに基づいてプログラムの演算処理を行うようにな
っているので、プログラムを迅速かつ確実に演算処理す
ることができる。
【0096】また、請求項5記載の発明によれば、固定
型端末装置には、送信されてくるプログラムの動作環境
に合わせた複数の起動ソフトウェアが予め備えられてい
るので、複数の起動プログラムの中からその伝送されて
きたプログラムの動作環境に合わせた起動プログラムを
用いてデータの演算処理を行うことが可能で、多種多様
なデータに容易に対応でき、利便性の高いものとなる。
【0097】さらに、請求項6記載の発明によれば、携
帯端末機は、プログラムを固定型端末装置で動作させる
ための入力手段となるので、固定型端末装置の入力手段
を複雑なボタン構成とする必要がなく、固定型端末装置
をすっきりしたデザインとすることが可能となり、例え
ば、固定型端末装置を電話装置とする場合は、通常の電
話として使用するユーザーに単純で分かり易い装置とす
ることができる。
【0098】また、請求項7記載の発明によれば、固定
型端末装置には、固定型端末装置内での処理が終了した
後にデータを消去するプログラム消去手段が設けられて
いるので、利用者が携帯端末機から固定型端末装置へ伝
送したデータ及び起動ソフトウェア等を他人に見られた
り、またはコピーされたりするという問題が生じず、セ
キュリティー性の高いものとなる。
【0099】さらに、請求項8記載の発明によれば、固
定型端末装置と携帯端末機との間の通信は、赤外線通信
信号によって行われるので、利用者は、通信用のケーブ
ル等の通信用接続部品を持ち歩かないでもよくなり、利
便性の高いものとなる。また赤外線通信信号は、指向性
が高く、携帯端末機を固定型端末装置へそれ程近づけな
くとも通信が確実に可能となり、利便性の高いものとな
る。
【0100】また、請求項9記載の発明によれば、固定
型端末装置は、公衆デジタル回線網に接続されているの
で、携帯端末機から固定型端末装置へ伝送し演算処理を
したデータをネットワークを介して伝送したり、また、
ネットワークを介してデータをダウンロードしたり、さ
らにはデータの演算処理をさせるための起動プログラム
をダウンロードすることが可能となり、利便性の高いも
のとなる。
【0101】また、請求項10記載の発明によれば、携
帯端末機から伝送されてくるデータのうち少なくともプ
ログラムを動作させる演算処理部と、演算処理の処理経
過および処理結果の少なくとも一部を表示する表示部が
設けられているので、演算処理能力が低く、また表示部
を備えていない携帯端末機からでもデータを伝送するこ
とによって、そのデータの複雑な演算処理を十分に行
え、かつその処理経過及び結果を表示部から得ることが
可能となる。これによって、演算処理能力は低いが、重
量が軽く持ち運び便利であるという簡易な携帯端末機の
用途が広がる。
【0102】さらに、請求項11記載の発明によれば、
通信に赤外線による光通信を採用しているため、指向性
が強く、離れた位置からでも通信可能な固定型端末装置
とすることができる。また、演算処理部の演算処理手順
を指定するマクロをデータに含めたため、利用者は複雑
な操作を思考することなく、指示通りに操作するだけで
複雑なデータの演算処理を行うことが可能となり、利便
性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の演算処理システムの全体
構成を示した模式図である。
【図2】図1に示した演算処理システムの多機能電話装
置の全体を示した斜視図である。
【図3】図1に示した演算処理システムの電子手帖及び
多機能電話装置の内部構成を示したブロック図である。
【図4】図3に示した多機能電話装置の演算処理部及び
記憶部の内部構成を示したブロック図である。
【図5】図3に示した多機能電話装置の端末側通信部の
内部構成を示したブロック図である。
【図6】図3に示した多機能電話装置の通信制御部の内
部構成を示したブロック図である。
【図7】図3に示した電子手帖の記憶部の内部構造を示
したブロック図である。
【図8】図3に示した電子手帖の通信部の内部構造を示
したブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態の演算処理システムにおけ
る主な動作を説明するフローチャート図である。
【図10】従来技術のデータ伝送システムを示した模式
図である。
【図11】従来技術の他のデータ設定システムを示した
模式図である。
【符号の説明】
1 電子手帖(携帯端末機) 2 公衆デジタル回線網 3 多機能電話装置(固定型端末装置) 9 表示部 15 端末側通信部(無線送受信部) 13 演算処理部 33 表示部 34 タッチパネル(入力手段の一部) 35 入力ペン(入力手段の一部) 40 圧縮プログラム 41 プログラム情報 42 独自処理用プログラム 43 個別データ 44 起動ソフトウェア

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算処理部を有する固定型端末装置と、
    この固定型端末装置と相互通信することによってデータ
    のやり取りを行うことが可能な携帯端末機とを備え、上
    記携帯端末機から上記固定型端末装置に少なくとも所定
    のプログラムを伝送し、このプログラムを上記固定型端
    末装置内の上記演算処理部で動作させるようにしたこと
    を特徴とする演算処理システム。
  2. 【請求項2】 前記固定型端末装置内で処理された結果
    を、前記携帯端末機に返送または前記固定型端末装置に
    繋がれるネットワークを介して所定の記憶部に保存する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の演算処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記プログラムは、前記携帯端末機内に
    おいては圧縮されたデータとして保存されると共に、そ
    れ自体で動作するプログラムとしたことを特徴とする請
    求項1または2記載の演算処理システム。
  4. 【請求項4】 前記演算処理部は、前記プログラムの動
    作環境に合わせた起動ソフトウェアに基づいて前記プロ
    グラムの演算処理を行うようになっていることを特徴と
    する請求項1または2記載の演算処理システム。
  5. 【請求項5】 前記固定型端末装置は、前記送信されて
    くるプログラムの動作環境に合わせた複数の起動ソフト
    ウェアが予め備えられていると共に、前記携帯端末機か
    ら前記プログラムが伝送されてきた際に、上記複数の起
    動ソフトウェアの中からその伝送されてきたプログラム
    の動作環境に合わせた起動ソフトウェアを用いて前記プ
    ログラムを動作させることを特徴とする請求項1,2ま
    たは4記載の演算処理システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯端末機は、前記プログラムを送
    信した後は、このプログラムを前記固定型端末装置で動
    作させるための入力手段となることを特徴とする請求項
    1から5のいずれか1項記載の演算処理システム。
  7. 【請求項7】 前記固定型端末装置には、前記携帯端末
    機から伝送されてきた前記プログラム等のデータを、前
    記固定型端末装置内での処理が終了した後に消去するプ
    ログラム消去手段が設けられたことを特徴とする請求項
    1から6のいずれか1項記載の演算処理システム。
  8. 【請求項8】 前記固定型端末装置と前記携帯端末機と
    の間の通信は、赤外線通信信号によって行われることを
    特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の演算処
    理システム。
  9. 【請求項9】 前記固定型端末装置は、公衆デジタル回
    線網に接続されていることを特徴とする請求項1から8
    のいずれか1項記載の演算処理システム。
  10. 【請求項10】 携帯端末機と無線によって相互通信可
    能となる無線送受信部と、上記携帯端末機から送信され
    てくるデータのうち少なくとも送られてきたプログラム
    を動作させる演算処理部と、上記携帯端末機から送信さ
    れてきたプログラム等のデータならびに上記演算処理部
    での処理過程及び処理結果の少なくとも一部を表示する
    表示部とを備えることを特徴とする固定型端末装置。
  11. 【請求項11】 前記無線を赤外線による光通信とし、
    前記データに前記演算処理部の演算処理手順を指定する
    マクロを含めたことを特徴とする請求項10記載の固定
    型端末装置。
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