JPH11146614A - 電動機回転子およびその製造方法 - Google Patents

電動機回転子およびその製造方法

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JPH11146614A
JPH11146614A JP9303982A JP30398297A JPH11146614A JP H11146614 A JPH11146614 A JP H11146614A JP 9303982 A JP9303982 A JP 9303982A JP 30398297 A JP30398297 A JP 30398297A JP H11146614 A JPH11146614 A JP H11146614A
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JP
Japan
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conductor bar
notch
brazing material
end ring
rotor
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Application number
JP9303982A
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English (en)
Inventor
Kaoru Ogawa
薫 小川
Takashi Watabe
隆 渡部
Yukio Makuta
行雄 幕田
Yuichi Nakatsuhama
勇一 中津浜
Koichiro Ohara
光一郎 大原
Hiromitsu Fuku
裕光 富久
Takashi Yasuhara
隆 安原
Yukiro Endo
幸郎 遠藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドリングと導体バーをろう付接合したか
ご型回転子巻線を有する電動機回転子を、容易かつ低コ
ストで信頼性・特性の優れたものとする。 【解決手段】 回転子鉄心51に設けたがご型巻線用溝
52と、該溝52内に挿入された導体バー60と、前記
鉄心51の両側に配置され前記導体バー60の端部に嵌
め合わせられるエンドリング70とからなる電動機回転
子50において、エンドリング70の周辺に放射状に設
けた導体バー嵌め合わせ用切欠き72に向けて傾斜した
ろう材載置用溝73を設け、該溝73上にろう材78を
載置した後加熱溶融して、溶融したろう材79を導体バ
ー60とエンドリング70との間に形成された間隙76
に流入させて導体バー60とエンドリング70を固定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的小容量の誘
導電動機などに備えられた回転子に関し、特に高効率化
を図った電動機回転子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の比較的小容量の汎用誘導電動機の
構造を、図1を用いて説明する。汎用誘導電動機は、ハ
ウジング10と、エンドブラケット20A,20Bと、
固定子30と、回転軸40と、回転子50と、導体バー
60と、エンドリング70A,70Bと、ファン80
と、エンドカバー90とから構成されている
【0003】ハウジング10は、鋳鉄など鉄系材料やア
ルミニウム合金などを鋳造してほぼ筒状に形成され、電
動機の外被を構成している。放熱フィン11が、ハウジ
ング10の外周に軸方向に沿った長さを有して放射状に
一体的に形成されている。
【0004】エンドブラケット20A,20Bは、それ
ぞれ軸受21A,21Bを有しており、ハウジング10
の両側の開口部にそれぞれインロー(印篭)嵌合して取
付けられている。
【0005】固定子30は、ケイ素鋼板を複数枚積層し
て形成された固定子鉄心31と、この固定子鉄心31の
内周部に複数形成された巻線用溝部に巻回された固定子
コイル32とで構成され、ハウジング10の内周部に嵌
合・固定されている。
【0006】回転軸40は、軸受21A,21Bを介し
てエンドブラケット20A,20Bに回転自在に保持さ
れている。また、回転軸40の一端部40Aは、エンド
ブラケット20Aを貫通して外部に突出し、出力軸とさ
れ、その他端部40Bは、エンドブラケット20Bを貫
通して突出し、冷却扇80(以下、ファンという)が装
着されている。
【0007】回転子50は、回転軸40の外周部に固定
子30と対向する位置に取付けられる。回転子50に
は、導体バー挿入用(かご型巻線用)溝52に挿入され
た導体バー60が設けられ、導体バー60の両端面は、
回転子50の両端面に設けたエンドリング70A,70
Bによって固定されている。さらに、回転子50は、エ
ンドリング70と一体的に形成された内部冷却扇を有す
ることができる。
【0008】エンドカバー90は、ファン80を覆うも
ので、その一側面に外気を取り込むための開孔91を有
している。また、エンドカバー90の開孔91と反対側
の他端は、開放された円筒形に形成され、エンドカバー
90をエンドブラケット20Bに組み付けたとき、エン
ドブラケット20Bおよびハウジング10の外径部との
間に径方向の隙間部92を形成している。
【0009】この回転電機は、予め固定子30をハウジ
ング10の内周壁に嵌合・固定しておき、その後、この
固定子30内に回転軸40を有する回転子50を挿入
し、かつ回転軸40にエンドブラケット20A,20B
内の軸受21A,21Bが嵌合するよう、エンドブラケ
ット20A,20Bをハウジング10の両端にそれぞれ
インロー嵌合させ、これらを図示を省略した複数本のボ
ルトを用いて取付けて組み立てられる。
【0010】回転軸40が駆動されてファン80が回転
すると、その回転力によりエンドカバー90の開孔91
から矢印の如く外気が吸い込まれ、吸い込まれた空気
は、隙間部92からエンドカバー90の他端側の外部に
吹き出され、エンドブラケット20B、ハウジング10
の放熱フィン11、エンドブラケット20Aの表面を通
風して、冷却作用が得られる。一方、回転電機の内部に
おいては、回転子50が回転すると、それに伴い内ファ
ンが回転して内部空気の流通を発生させ、発生した流通
空気は、回転子50、エンドリング70、固定子コイル
32および固定子鉄心31を冷却しながら通過した後、
ハウジング10に比べ、比較的温度上昇の低いエンドブ
ラケット20A,20Bの内側を通過することによって
冷却される。
【0011】なお、この種の電動機回転子に関連する公
知例として、特開昭61−251440号公報等を挙げ
ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転子50は、
回転子鉄心51のかご型巻線用溝52に挿入された導体
バー60をエンドリング70にろう付接合して、かご形
巻線部を形成している。すなわち、図11に示すよう
に、回転子鉄心51は、複数の薄い電磁鋼板を積層して
形成される。この回転子鉄心51には、軸方向に連通す
るかご型巻線用溝52が設けられている。一方、エンド
リング70は、図12に示すように、環状の扁平な導体
として形成され、エンドリング本体71の周囲に放射状
に設けられ、外周部が開放された導体バー嵌め合わせ用
の切欠き72が形成されている。図13に示すように、
回転子50は、回転子鉄心51のかご型巻線用溝52に
予め成形した導体バー60を挿入し、挿入した導体バー
60の端部をエンドリング70の導体バー嵌め合わせ用
の切欠き72に嵌め合わせ、この嵌め合わせ部の上にろ
う材を配置し、ろう材を加熱溶融して導体バー60とエ
ンドリング70とをろう付して接合し、かご形巻線を形
成している。
【0013】しかしながら、嵌め合わせ部をろう付接合
するにあたって、嵌め合わせ部の導体バー60とエンド
リング70の切欠き72との隙間を大きくとりすぎる
と、ろう付時に溶融したろう材が間隙から流出し、ろう
材を浪費する問題がある。
【0014】この問題に対処するために、ろう付けする
ための隙間を小さくすることが考えられるが、この場合
は、溶融したろう材が隙間に流入し難くなるばかりでな
く、ろう材が隙間以外の部分にも流出してしまい、接合
に必要となる量以上のろう材を供給することが必要とな
る。このことは、使用するろう材の量が増え、製造コス
トが高く付くという問題があった。一方、ろう材を必要
量のみに抑えると、ろう材が隙間に充分に流入しないこ
とから、接合部は十分な強度・電気伝導度が得られない
という問題点があった。
【0015】また、従来技術では、エンドリング70の
導体バー嵌め合わせ用切欠き72をエンドリング70の
径方向に向かって閉じるように形成すると、エンドリン
グ70を導体バー60に嵌め合わせることが難しくなり
作業性が非常に悪くなる。したがって、導体バー嵌め合
わせ用切欠き72は、かご型巻線形成時には、エンドリ
ング70の径方向に向かって開放していることが必要と
なる。この場合、嵌め合わせ部をろう付により接合する
ときに、溶融したろう材が切欠き72の開口部から流出
してしまい、嵌め合わせ部の接合に必要となる量以上の
ろう材が必要となって、コストが高く付くという問題が
あった。一方、ろう材を必要量のみに抑えた場合、開口
部よりろう材が流出してしまい、ろう材が該隙間に充分
に流入しないので、該接合部は十分な強度・電気伝導度
が得られないという問題点があった。
【0016】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
導体バーとエンドリングとをろう付けによって接合して
かご形巻線部を形成して回転子を形成する際、ろう材の
流出を防ぎかつ不要なろう材を用いることなく、低コス
トで信頼性・特性の優れた電動機を得ることができる電
動機回転子およびその製造方法を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解説するため
に、本発明は、薄板の電磁鋼板を所定枚数積層した積層
鉄心と、該積層鉄心に設けたかご形巻線用の溝に軸方向
に沿って挿通される導体バーと、前記積層鉄心の両側に
設けられるとともに前記導体バーに嵌め合わせられるエ
ンドリングとからなり、前記導体バーとエンドリングを
ろう付けしてかご形巻線部を形成した電動機回転子にお
いて、エンドリングに、周辺に放射状に配置した導体バ
ー嵌め合わせ用切欠きを設けるとともに、該切欠き側に
向かって傾斜した傾斜面を設けた。
【0018】また、本発明は、上記電動機回転子におい
て、導体バーを傾斜面の傾斜の底部より最適な長さ分突
き出して設けた。
【0019】さらに、本発明は、上記電動機の回転子に
おいて、エンドリングの導体バー嵌め合わせ用の切欠き
の開放端をかしめ変形させて堰を形成し、該切欠きが径
方向に向かって開放しない形状とした。
【0020】また、本発明は、上記電動機回転子におい
て、導体バーを傾斜面の傾斜の底部より最適な長さ分突
き出して設けるとともに、エンドリングの導体バー嵌め
合わせ用の切欠きの開放端をかしめ変形させて堰を形成
し、該切欠きが径方向に向かって開放しない形状とし
た。
【0021】上記課題を解決するために、本発明は、薄
板の電磁鋼板を所定枚数積層した積層鉄心と、該積層鉄
心に設けたかご形巻線用の溝に軸方向に沿って挿通され
る導体バーと、前記積層鉄心の両側に設けられるととも
に前記導体バーに嵌め合わせられるエンドリングとから
なり、前記導体バーとエンドリングとをろう付けして形
成した形巻線部を有する電動機回転子において、エンド
リングに、周辺に放射状に配置した導体バー嵌め合わせ
用切欠きを設けるとともに、該切欠き側に向かって傾斜
した傾斜面を、隣接する切欠きを連結するろう材設置用
溝として形成した。
【0022】さらに、本発明は、薄板の電磁鋼板を所定
枚数積層した積層鉄心と、該積層鉄心に設けたかご形巻
線用の溝に軸方向に沿って挿通される導体バーと、前記
積層鉄心の両側に設けられるとともに前記導体バーに嵌
め合わせられるエンドリングとからなり、前記導体バー
とエンドリングとをろう付けして形成した形巻線部を有
する電動機回転子において、エンドリングに、周辺に放
射状に配置した導体バー嵌め合わせ用切欠きを設けると
ともに、該切欠き側に向かって傾斜した傾斜面を、隣接
する切欠きを連結するろう材設置用溝として形成し、か
つ、エンドリングの導体バー嵌め合わせ用の切欠きの開
放端をかしめ変形させて堰を形成し、該切欠きが径方向
に向かって開放しない形状とした。
【0023】上記課題を解決するために、本発明は、薄
板の電磁鋼板を所定枚数積層した積層鉄心と、該積層鉄
心に設けたかご形巻線用の溝に軸方向に沿って挿通され
る導体バーと、前記積層鉄心の両側に設けられるととも
に前記導体バーに嵌め合わせられるエンドリングとから
なり、前記導体バーとエンドリングとをろう付けして形
成したかご形巻線部を有する電動機回転子において、エ
ンドリングに、周辺に放射状に配置した導体バー嵌め合
わせ用切欠きを設けるとともに、該切欠き側に向かって
傾斜した傾斜面を、該切欠きの上縁部を面取りして形成
した。
【0024】さらに、本発明は、薄板の電磁鋼板を所定
枚数積層した積層鉄心と、該積層鉄心に設けたかご形巻
線用の溝に軸方向に沿って挿通される導体バーと、前記
積層鉄心の両側に設けられるとともに前記導体バーに嵌
め合わせられるエンドリングとからなり、前記導体バー
とエンドリングとをろう付けして形成したかご形巻線部
を有する電動機回転子において、エンドリングに、周辺
に放射状に配置した導体バー嵌め合わせ用切欠きを設け
るとともに、該切欠き側に向かって傾斜した傾斜面を、
該切欠きの上縁部を面取りして形成し、かつ、エンドリ
ングの導体バー嵌め合わせ用の切欠きの開放端をかしめ
変形させて堰を形成し、該切欠きが径方向に向かって開
放しない形状とした。
【0025】上記課題を解決するために、本発明は、薄
板の電磁鋼板を所定枚数積層した積層鉄心と、該積層鉄
心に設けたかご形巻線用の溝に軸方向に沿って挿通され
る導体バーと、前記積層鉄心の両側に設けられるととも
に前記導体バーに嵌め合わせられるエンドリングとから
なり、前記導体バーとエンドリングとをろう付けしてか
ご形巻線部を形成した電動機回転子の製造方法におい
て、エンドリングに、周辺に放射状に配置した導体バー
嵌め合わせ用切欠きを設け、該切欠き側に向かって傾斜
した傾斜面を設け、導体バーの上方にろう材を配置し、
該ろう材を加熱溶融することによって、溶融したろう材
を、導体バーと導体バー嵌め合わせ用切欠きの間に設け
た間隙に流入させた。
【0026】本発明によれば、エンドリングに具備され
る傾斜面が前記導体バー側に向かって傾斜しているの
で、ろう付時に、溶融したろう材は前記ろう材設置用の
溝の傾斜に沿って前記嵌め合わせ部に流入する。このよ
うに、従来の方法のように前記嵌め合わせ部の隙間以外
に前記ろう材が流出することが無くなるので、この時使
用するろう材の量は接合に必要な量のみで済む。したが
って、ろう材を節約することができ、コストを低減する
ことができる。また、この溶融したろう材は、同様に、
前記ろう材設置用の溝の傾斜に沿って前記嵌め合わせ部
に流入するため、前記隙間には確実にろう材が充填され
ることから、前記嵌め合わせ部の接合部は十分な強度・
電気伝導度を持つ。
【0027】また、本発明では、導体バーが傾斜面の傾
斜の底部より最適な長さ分突き出していることから、ろ
う付時にろう材の表面張力により前記傾斜と前記導体バ
ーの前記突き出し部との間にろう材がとどまり、前記エ
ンドリングと前記導体バーとの接合面積を増やすことが
出来るので、前記嵌め合わせ部の接合部の強度・電気伝
導度が向上する。
【0028】本発明によれば、前記切欠が径方向に向か
って開放しない形状になるので、ろう付時に、溶融した
ろう材が前記開口部から流出することがなくなり、前記
嵌め合わせ部の接合に必要となる量のろう材の供給のみ
で済む。したがって、ろう材を節約することができ、コ
ストを低減することができる。また、同様に、ろう付時
に、溶融したろう材が前記開口部から流出しないので、
前記嵌め合わせ部の前記隙間に確実にろう材が充填さ
れ、前記嵌め合わせ部の接合部は十分な強度・電気伝導
度を持つ。また、上述のように前記切欠きをかしめ変形
させることにより、前記回転子にスキューを付けたとき
に前記スキューを保持する効果がある。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図4を用いて説明する。図1は、本発明にかかる
製造方法を適用した汎用誘導電動機の形状と構造を説明
する上半分を破断面で示した正面図である。図2は、本
発明にかかる製造方法が適用される誘導電動機のエンド
リングの構造を示す図で、図2(A)はエンドリングの
側面図、図2(B)は図2(A)に示したB−B線での
縦断面図、図2(C)は図2(A)に示したC−C線で
の拡大断面図である。図3は、回転子の構造を説明する
図で、図3(A)は回転子の側面図、図3(B)は図3
(A)に示したB−B線での縦断面図、図3(C)は図
3(A)に示したC−C線での拡大断面図である。図4
は、図3に示した回転子の積層鉄心のかご型巻線の製造
工程を説明する図で、図4(A)は回転子の側面図、図
4(B)は図4(A)に示したB−B線での縦断面図、
図4(C)は図4(A)に示したC−C線での拡大断面
図、図4(D)はろう付け後の図4(A)に示したC−
C線での拡大断面図である。
【0030】本発明にかかる汎用誘導電動機は、図1に
示すように、ハウジング10と、該ハウジング10の両
端に嵌合されたエンドブラケット20A,20Bと、前
記ハウジング10内に固定された固定子30と、前記エ
ンドブラケット20に設けた軸受21A,21Bに支持
された回転軸40と、該回転軸50に固定された回転子
50と、該回転子50に支持されたかご型巻線を形成す
る複数の導体バー60と、隣接する導体バー60の端部
を接合するエンドリング70と、ファン80と、エンド
カバー90を有して構成されている。
【0031】ハウジング10は、鋳鉄など鉄系材料やア
ルミニウム合金などを鋳造してほぼ筒状に形成され、電
動機の外被を構成している。放熱フィン11が、ハウジ
ング10の外周に軸方向に沿った長さを有して放射状に
一体的に形成されている。
【0032】エンドブラケット20A,20Bは、それ
ぞれ軸受21A,21Bを有しており、ハウジング10
の両側の開口部にそれぞれインロー嵌合して嵌合固定さ
れている。
【0033】固定子30は、ケイ素鋼板を複数枚積層し
て形成された固定子鉄心31と、この固定子鉄心31の
内周部に複数形成された巻線用溝部に巻回されたかご形
巻線固定子コイル32とで構成され、ハウジング10の
内周部に嵌合・固定されている。
【0034】回転軸40は、軸受21A,21Bを介し
てエンドブラケット20A,20Bに回転自在に保持さ
れている。また、回転軸40の一端部40Aは、エンド
ブラケット20Aを貫通して外部に突出し、出力軸とさ
れ、その他端部40Bは、エンドブラケット20Bを貫
通して突出し、冷却扇80が装着されている。
【0035】薄珪素鋼板51を積層して構成された回転
子50は、回転軸40の外周部に固定子30と対向する
位置に取付けられる。回転子50には、導体バー挿入用
溝52に挿入された導体バー60が設けられ、導体バー
60の両端面は、回転子50の両端面に設けたエンドリ
ング70A,70Bによって固定されてかご型回転子巻
線を形成している。
【0036】エンドカバー90は、ファン80を覆うも
ので、その一側面に外気を取り込むための開孔91を有
している。また、エンドカバー90の開孔91と反対側
の他端は、開放された円筒形に形成され、エンドカバー
90をエンドブラケット20Bに組み付けたとき、エン
ドブラケット20Bおよびハウジング10の外径部との
間に径方向の隙間部92を形成している。
【0037】固定子30は、薄電磁鋼板を所定枚数積層
して形成された積層鉄心31と、該積層鉄心31に設け
た図示を省略した固定子巻線用の溝に軸方向に沿って挿
入される固定子巻線32とを有して構成されている。
【0038】固定子30は、ハウジング10の内周壁に
予め嵌合・固定されており、この固定子30内に回転軸
40に固定された回転子50を挿入し、かつ回転軸40
にエンドブラケット20A,20Bに設けた軸受21
A,21Bが嵌合するよう、エンドブラケット20A,
20Bをハウジング10の両端にそれぞれインロー嵌合
させ、これらを複数本の図示を省略した複数本のボルト
によって取り付けて組み立てられる。
【0039】回転軸40は、略中央部に回転子50が固
定され、両端が軸受21に支持されている。その一端4
0Aは、エンドブラケット20Aから突出して出力軸と
されている。他端40Bはエンドブラケット20Bから
突出して冷却用ファン80が取り付けられている。
【0040】回転子50は、薄電磁鋼板を所定枚数積層
して形成された積層鉄心51と、該積層鉄心51に設け
たかご形巻線用の溝52に軸方向に沿って挿入される導
体バー60と該導体バー60の両端に設けられるエンド
リング70A,70Bからなるかご形巻線部とを有して
構成されている。エンドリングには内部ファンを設ける
ことができる。
【0041】回転軸40が駆動されて外ファン80が回
転すると、その回転力によりエンドカバー90の開孔9
1から矢印の如く外気が吸い込まれ、吸い込まれた空気
は、隙間部92からエンドカバー90の他端側の外部に
吹き出され、エンドブラケット20B、ハウジング10
の放熱フィン11、エンドブラケット20Aの表面を通
風して、冷却作用が得られる。
【0042】本発明は、上記汎用誘導電動機において、
かご型巻線の構造およびその製造方法に特徴を有してい
る。図2(A)〜図2(C)を用いてエンドリング70
の構造を説明する。図2は、エンドリング70の形状を
説明する図で、図2(A)はエンドリングの平面形状を
示し、図2(B)は図2(A)のB−B線での断面の態
様を示し、図2(C)は図2(A)のC−C線での断面
の態様を示している。エンドリング70は、所定の厚み
を有する環状に形成された本体71から構成される。本
体71には、内側から周辺部に向けた半径方向に開口す
る放射状の導体バー嵌め合わせ用切欠き72が外周にそ
って等間隔に設けられ、歯車状に形成されている。この
切欠き72は、積層鉄板51のかご型巻線用溝52に対
応した個所に設けられ、導体バー60の端部が挿入され
る。エンドリング70の歯の部分の上面には、ろう材を
配置するための環状の溝73が設けられるとともに、該
溝73は、歯の両側の切欠き72の間に頂点74が設け
られ、溝73の底面は切欠き72と接する底部75に向
けて傾斜している。このろう材設置用の溝72の傾斜角
度は、例えば15〜45°とされる。
【0043】図3および図4を用いて、回転子50の組
立方法を説明する。図3は、回転子の鉄心と導体バーと
エンドリングの配置関係を示す図である。図3(A)は
エンドリング70側からの側面図であり、図3(B)は
図3(A)のB−B線での断面図であり、図3(C)は
図3(A)のC−C線での拡大断面図である。図4は、
回転子50の組立工程を説明する図である。図4(A)
はエンドリング70側からの側面図であり、図4(B)
は図4(A)のB−B線での断面図であり、図4(C)
は図4(A)のC−C線での拡大断面図であり、図4
(D)はろう材を溶融して導体バー60とエンドリング
70を固着した後の図4(A)のC−C線での拡大断面
図である。
【0044】図3に示すように積層した回転子鉄心51
の複数の導体バー用溝52内に導体バー60を挿入した
後、その両端面に導体バー嵌め合わせ用切欠き72内に
導体バー60の端部が位置するようにエンドリング70
A,70Bを配置する。さらに、図3(C)に示すよう
に、導体バー60の端部はエンドリング70に設けたろ
う材設置用溝73の頂点74より下方に位置するととも
に、溝73の底部75より最適な長さ分突出するように
配置される。例えば、直径が85mmであり積層長さが
85mmの積層鉄心では、突出長さは、0.5〜1mm
が望ましい。
【0045】図4(A)〜図4(C)に示すように該エ
ンドリング70Aに設けられたろう材設置用の溝73内
の頂点74上に環状に形成されたろう材78を設置す
る。次いで、ろう材78を加熱溶融すると、溶融したろ
う材79は、切欠き72側に向かって傾斜したろう材設
置用の溝73内を、切欠き72と導体バー60の嵌め合
わせ部に向かって流れ、導体バー60と嵌め合わせ部の
切欠き72との隙間76内に充填され、固化した後導体
バー60とエンドリング70Aとを強固に接続する。こ
のとき、エンドリング70の切欠き72の開放端からろ
う材が多少流れ出るおそれがあるが、従来の手法に比べ
ると無駄なろう材の量を極めて少なくすることができ
る。
【0046】次に、他方のエンドリング70Bも同様に
してろう付を行い、回転子50にかご形巻線部を形成す
ることができる。
【0047】この実施の形態によれば、エンドリング7
0に設けたろう材設置用の溝73を導体バー60側に向
かって傾斜して設けたので、ろう付時にろう材78を溶
融すると、溶融したろう材79はろう材設置用の溝73
の傾斜に沿って嵌め合わせ部に流入する。このように、
従来の嵌め合わせ部をろう付けする時のように嵌め合わ
せ部の隙間以外に溶融したろう材が流出することはなく
なり、この時使用するろう材の量は接合に必要な量のみ
で済む。したがって、ろう材を節約することができ、コ
ストを低減することができる。また、この溶融したろう
材79は、同様に、該ろう材設置用の溝73の傾斜に沿
って該嵌め合わせ部に流入し、該嵌め合わせ部の該隙間
7lには確実にろう材が充填されることから、該嵌め合
わせ部の接合部は十分な強度・電気伝導度を持つことが
できる。
【0048】さらに、この実施の態様によれば、導体バ
ー60の端部が溝73の傾斜の底部75より最適な長さ
分突き出しているので、ろう付け時に溶融したろう材7
9の表面張力によって溝73の傾斜と導体バー60の突
出部との間にろう材79がとどまり、エンドリング70
と導体バー60との接合面積を増やすことが出来るの
で、該嵌め合わせ部の接合部の強度・電気伝導度を向上
させることができる。
【0049】次ぎに、本発明の第2の実施の態様を図5
および図6を用いて説明する。図5および図6は、本発
明の第2の実施の態様を説明する図である。図5(A)
は本発明にかかる回転子の製造過程における側面図であ
り、図5(B)は図5(A)のB−B線における縦断面
図である。図6はエンドリングをかしめる過程を示した
部分拡大側面図である。この実施の態様の特徴は、前記
実施の態様で示したエンドリング70の切欠き72の開
放端からの溶融したろう材の流出を阻止して、ろう材の
無駄をさらに低下させた点にある。すなわち、この実施
の態様は、エンドリング70の導体バー嵌め合わせ用の
切欠き72をかしめ変形させ、かしめ部に形成された堰
713によって切欠き72が径方向に向かって開放しな
い形状とし、切欠き72と該導体バー60の嵌め合わせ
部をろう付により接合してかご形巻線部を形成して回転
子50を形成する態様であり、図5(A)に示すよう
に、この実施の態様のエンドリング70は、かご型回転
子巻線組立時のろう材78を載置する時点で、導体バー
嵌め合わせ用の切欠き72の開放端部に溶融したろう材
の流出を防ぐ堰713が形成されている点に特徴を有し
ている。
【0050】この堰713の製造工程を図6を用いて説
明する。図6(A)は、回転子端部の拡大側面図であ
る。図6(B)〜図6(D)はかしめ工程を示す拡大側
面図であり、図6(E)はかしめ後の回転子端部の拡大
側面図である。かしめ加工が行われるエンドリング70
の外側に、中心に向けて移動可能に配置された加圧部材
100が配置される(A)。次いで、加圧部材100を
エンドリング70の外周壁面711に押し当て(B)、
さらに、加圧部材100をエンドリング70の外周壁面
711へ向けて加圧すると、エンドリング本体71は、
塑性変形して切欠き72の両側の端面712は内側へ移
動する(C)。加圧を続けると、切欠き72の両側の端
面712は互いに接触して(D)、切欠き72の開口端
に堰713が形成され、該切欠き72が径方向に向かっ
て開放しない形状とすることができる(E)。
【0051】このかしめ方法は、図6に示すようにかし
め治具を用いて、図のような方法でかしめるほかに、ポ
ンチでかしめる、ヒュージングでかしめる、アーク溶接
で固定する等がある。さらに、かしめる場所としては、
図に示したエンドリングの周辺端部711だけでなく、
切欠き72の幅よりも大きな幅を持つ一個のかしめ冶具
を用いて切欠き72の径方向からかしめることによっ
て、かしめ部に堰713を形成して該切欠72が径方向
に向かって開放しない形状にしてもよい。
【0052】このようにしてエンドリング本体71をか
しめ変形させて形成した堰713を有するエンドリング
70のろう材設置用の溝72にろう材78を載置した
後、該ろう材78を加熱溶融することによって、溶融し
たろう材79を切欠き72の開放端から流出させること
なく、導体バー60の端部とエンドリング70の嵌め合
わせ部をろう付けによって接合させる。次に、他方のエ
ンドリング70も同様にしてかしめ変形させ、該切欠き
72が径方向に向かって開放しない形状にして、導体バ
ー60の端部とエンドリング70の嵌め合わせ部をろう
付けによって接合させ、かご形巻線部を形成して回転子
50を形成することができる。
【0053】以上のようにこの発明の実施の形態によれ
ば、前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することが
できるとともに、堰713によって、溶融したろう材7
9は導体バー60の端部と切欠き70の間に留まり、溶
融したろう材79が切欠きの開放端から流出することを
確実に阻止することができる。
【0054】本発明によれば、該切欠72が径方向に向
かって開放しない形状になるので、ろう付時、第1の実
施の形態のように切欠き72が径方向に向かって開放し
ている場合のように、溶融したろう材79が該切欠き7
2の開口部から流出することがなくなり該嵌め合わせ部
の接合に必要となる量のろう材の供給のみで済む。この
ため、ろう材を節約することができ、コストを低減する
ことができる。また、同様に、ろう付時に、溶融したろ
う材79が該開口部から流出しないので、該嵌め合わせ
部の該隙間76には確実にろう材が充填され、該嵌め合
わせ部の接合部に十分な強度・電気伝導度を持たせるこ
とができる。また、上述のように該切欠き72をかしめ
変形させることによって、該回転子50にスキューを付
けたときに該スキューを保持する効果がある。
【0055】図7および図8を用いて本発明の第3の実
施の形態を説明する。図7(A)は、本発明の第3の実
施の態様にかかる回転子のかご型巻線形成前の側面図、
図7(B)は図7(A)のB−B線での断面図、図7
(C)は図7(B)のCに示すエンドリング近傍部分の
拡大断面図、図7(D)は図7(A)のDに示すエンド
リング近傍の拡大側面図である。図8は本発明の第3の
実施の態様にかかる回転子のかご型巻線形成工程を説明
する図であり、図8(A)は図7(C)と同様の部分拡
大断面図であり、図8(B)は図7(D)と同様の部分
拡大側面図、図8(C)は図7(A)のX−X線での拡
大断面図であり導体バー60の端面にろう材を乗せた状
態を示し、図8(D)は図8(C)のろう材を溶融した
後のかご型回転子巻線を形成した状態を説明する図であ
る。
【0056】この実施の形態では、図7に示すように、
ろう材配置用の溝73に代えて嵌合用切欠き72の上縁
部に傾斜面721を設けた点が、第1および第2の実施
の形態と異なっている。すなわち、この実施の形態で
は、エンドリング70に設けた嵌合用切欠き72の上縁
部を面取りしてエンドリング70の上面から切欠き72
に向かって傾斜した傾斜面721を設けた点に特徴を有
している。この傾斜面721は、導体バー60とエンド
リング70の間に形成された間隙76に向かって傾斜し
ており、切欠き72の上縁の3辺全てに設けることが好
ましい。
【0057】このエンドリングを用いたかご型回転子を
形成する工程を図8を用いて説明する。この実施の形態
では、図8(A)〜図8(C)に示すように、導体バー
60の端面に小さな短冊状に形成されたろう材78を載
置する。ろう材78の形状を適切な大きさとすることに
よって、導体バー60の端部と、3つの傾斜面721と
によって、位置決めを容易に行うことができる。このよ
うにろう材78を配置した後加熱溶融させることによっ
て、溶融したろう材79は、傾斜面721を流れ落ち
て、導体バー60とエンドリング70の間に形成された
間隙76に流れ込み、図8(D)に示すように導体バー
60とエンドリング70とを確実に固定することができ
る。以下同様に他の面のエンドリングと導体バーとを接
続することによって、かご型回転子巻線を形成すること
ができる。
【0058】図9、図10を用いて、本発明の第4の実
施の形態を説明する。図9(A)は、本発明の第4の実
施の態様にかかる回転子のかご型巻線形成前の側面図、
図9(B)は図9(A)のB−B線での断面図、図9
(C)は図9(B)のCに示すエンドリング近傍部分の
拡大断面図、図9(D)は図9(A)のDに示すエンド
リング近傍の拡大側面図である。図10は本発明の第4
の実施の態様にかかる回転子のかご型巻線形成工程を説
明する図であって導体バー60の端面にろう材を乗せた
状態を示し、図10(A)は図9(C)と同様の部分拡
大断面図であり、図10(B)は図9(D)と同様の部
分拡大側面図である。
【0059】この実施の形態は、第2の実施の形態と同
様に第3の実施の形態に示したエンドリング70の切欠
き72の開放端をかしめて堰713を設けた点に特徴を
有している。さらにエンドリング70の導体バー嵌め合
わせ用の切欠き72の開口端をかしめ変形させ、かしめ
部に形成された堰713によって切欠き72が径方向に
向かって開放しない形状にして、上述のように切欠き7
2と導体バー60の嵌め合わせ部をろう付により接合し
てかご形巻線部を形成して回転子50を形成する時につ
いて説明する。
【0060】このときのかしめ方法は、図6に示したと
同様な手法でかしめて堰713を形成する。また、かし
める場所としては、図示の場所だけでなく、切欠き72
の幅よりも大きな幅を持つ一個のかしめ冶具を用いて切
欠き72の径方向からかしめることによって、かしめ部
に堰713を形成して切欠き72が径方向に向かって開
放しない形状にしてもよい。次に、上述のように切欠き
72と導体バー60の嵌め合わせ部をろう付により接合
する。このとき、導体バー60の端部に載置されたろう
材78は、加熱により溶融し、溶融したろう材79は、
傾斜面721と堰713とで形成された空間内から流れ
出ることなく、全て間隙76内に流れ込んで、導体バー
60とエンドリング70を強固に接合することができ
る。次いで、他方のエンドリング70Bも同様にしてか
しめ変形させ、切欠き72が径方向に向かって開放しな
い形状にして、ろう付を行いかご形巻線部を形成して回
転子50を形成する。
【0061】この実施の形態によれば、切欠き72が径
方向に向かって開放しない形状になるので、ろう付時、
切欠き72が径方向に向かって開放しているときのよう
に、溶融したろう材79が切欠き72の開口部から流出
することがなくなるので、ろう材78を節約することが
でき、コストを低減することができる。また、同様に、
ろう付時に、溶融したろう材79が開口部から流出しな
いので、嵌め合わせ部の隙間76には確実にろう材が充
填され、嵌め合わせ部の接合部は十分な強度・電気伝導
度を持つ。また、上述のように切欠き72をかしめ変形
させることにより、回転子50にスキューを付けたとき
に該スキューを保持する効果がある。
【0062】ここで、この実施の形態による回転子には
スキューが付いていてもよい。また、導体バー60、か
ご形巻線用の溝52、エンドリング70の導体バー嵌め
合わせ用の切欠き72の断面形状は長方形以外の任意の
形状でもよい。さらに、ろう付け方法は、高周波加熱ろ
う付け、アーク加熱ろう付け、炉中加熱ろう付け等によ
るとよい。また、使用するろう材は固体状でもペースト
状でも良い。このように、本発明によれば、エンドリン
グと導体バーをろう付により接合してかご形巻線部を形
成して回転子を形成する際、低コストで信頼性・特性の
優れた電動機を製作することができる。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、エ
ンドリングと導体バーをろう付して回転子のかご形巻線
を製作するとき、高価なろう材78を必要量だけ使用す
ればよく、製造コストを低減することができるととも
に、強度・電気伝導度を向上させることができる。さら
に、切欠き72の開放端から流れ出るろう材がないの
で、流れでたろう材を処理する必要がなくなる。この結
果、エンドリングと導体バーをろう付により接合してか
ご形巻線部を形成して回転子を形成して電動機を製作す
る際、低コストで信頼性・特性の優れた電動機を製作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる汎用誘導電動機の構造を示す上
半分破断した正面図。
【図2】本発明に用いるエンドリングの構造示す説明
図。
【図3】本発明にかかる回転子の構造を示す説明図。
【図4】本発明にかかる回転子の組立工程を説明する
図。
【図5】本発明にかかる回転子の第2の実施の形態の構
造を示す説明図。
【図6】本発明にかかる回転子の第2の実施の形態の組
立工程を示す説明図。
【図7】本発明にかかる回転子の第3の実施の形態の構
造を示す説明図。
【図8】本発明にかかる回転子の第3の実施の形態の組
立工程を示す説明図。
【図9】本発明にかかる回転子の第4の実施の形態の構
造を示す説明図。
【図10】本発明にかかる回転子の第4の実施の形態の
組立工程を示す説明図。
【図11】回転子鉄心の構造を示す説明図。
【図12】従来技術の回転子のエンドリングの構成を示
す説明図。
【図13】従来技術の回転子の構成を示す説明図。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 放熱フィン 20 エンドブラケット 21 軸受 30 固定子 31 固定子鉄心 32 固定子巻線 40 回転軸 50 回転子 51 回転子積層鉄心 52 かご型巻線用溝 60 導体バー 70 エンドリング 71 エンドリング本体 72 導体バー嵌め合わせ用の切欠き 73 ろう材設置用の溝 74 溝頂点 75 溝底部 76 エンドリングと導体バーの嵌め合わせ部の間隙 78 ろう材 79 溶融したろう材 100 かしめ用治具 713 堰 721 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中津浜 勇一 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 大原 光一郎 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 富久 裕光 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 安原 隆 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 遠藤 幸郎 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板の電磁鋼板を所定枚数積層した積層
    鉄心と、該積層鉄心に設けたかご形巻線用の溝に軸方向
    に沿って挿通される導体バーと、前記積層鉄心の両側に
    設けられるとともに前記導体バーに嵌め合わせられるエ
    ンドリングとからなり、前記導体バーとエンドリングと
    をろう付けしてかご形巻線部を形成した電動機回転子に
    おいて、エンドリングは、周辺に放射状に配置した導体
    バー嵌め合わせ用切欠きを有するとともに、該切欠き側
    に向かって傾斜した傾斜面を有することを特徴とする電
    動機回転子。
  2. 【請求項2】 導体バーが傾斜面の傾斜の底部より最適
    な長さ分突き出していることを特徴とする請求項1記載
    の電動機回転子。
  3. 【請求項3】 エンドリングの導体バー嵌め合わせ用の
    切欠きの開放端をかしめ変形させて堰を形成し、該切欠
    きが径方向に向かって開放しない形状としたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の電動機回転子。
  4. 【請求項4】 エンドリングの導体バー嵌め合わせ用切
    欠きに向かって傾斜した傾斜面は、隣接する切欠きを連
    結するろう材設置用溝として形成されている請求項1な
    いし請求項3のいずれか記載の電動機回転子。
  5. 【請求項5】 エンドリングの導体バー嵌め合わせ用切
    欠きに向かって傾斜した傾斜面は、該切欠きの上縁部を
    面取りして形成されている請求項1ないし請求項3のい
    ずれか記載の電動機回転子。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5に記載された電
    動機回転子を製造する方法において、エンドリングに、
    周辺に放射状に配置した導体バー嵌め合わせ用切欠き
    と、該切欠き側に向かって傾斜した傾斜面を設け、導体
    バーの上方にろう材を配置し、該ろう材を加熱溶融する
    ことによって、溶融したろう材を、導体バーと導体バー
    嵌め合わせ用切欠きの間に設けた間隙に流入させること
    を特徴とする電動機回転子の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476587B1 (ko) * 1999-10-11 2005-03-17 현대중공업 주식회사 동바 타입 유도전동기의 브레징 방법
JP2010154730A (ja) * 2008-11-25 2010-07-08 Hitachi Ltd 電動機の回転子とその製造方法
US20130043760A1 (en) * 2011-08-15 2013-02-21 GM Global Technology Operations LLC Rotor for electric motor and brazing process
CN105364247A (zh) * 2015-12-22 2016-03-02 南车株洲电机有限公司 电机转子端环与导条的防裂焊接方法及防裂钎焊接头

Cited By (6)

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