JPH11147823A - 血管新生阻害剤 - Google Patents

血管新生阻害剤

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JPH11147823A
JPH11147823A JP35601997A JP35601997A JPH11147823A JP H11147823 A JPH11147823 A JP H11147823A JP 35601997 A JP35601997 A JP 35601997A JP 35601997 A JP35601997 A JP 35601997A JP H11147823 A JPH11147823 A JP H11147823A
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JP
Japan
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acid
carbamoyl
imidazole
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Application number
JP35601997A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Harada
弘 原田
Yasuo Takehana
泰雄 竹花
Yoshiisa Nonaka
義功 野中
Toshikazu Yazaki
敏和 矢崎
Kiyoshi Kasai
潔 河西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛細血管内皮細胞の増殖抑制作用を有し、血
管新生に係わる疾患の予防および治療剤として有用な医
薬品組成物を提供する。 【解決手段】 【化1】 〔A,Bは一方が 【化2】 (R1はH,ハロゲン,水酸基,アルキル,アルコキシ
等、R2R3はH,ハロゲン,アルキル,アルコキシ
等、R4はアルコキシカルボニル)、他方がカルバモイ
ル〕で表わされるイミダゾール誘導体またはその薬理学
的に許容される塩を有効成分として含有することを特徴
とする血管新生阻害剤。例えば、リウマチ性関節炎、乾
癬症、糖尿病性網膜症、血管新生性緑内障等の血管新生
に起因する疾患の予防および治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血管新生阻害剤とし
て有用な医薬品組成物に関するものである。
【0002】さらに詳しく述べれば本発明は、血管新生
に係わる疾患の予防および治療に有用な、一般式
【0003】
【化3】
【0004】〔式中のAおよびBは、どちらか一方が一
般式
【0005】
【化4】
【0006】(式中のR1は水素原子、ハロゲン原子、
水酸基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ヒドロキ
シ低級アルコキシ基、シクロアルキルアルコキシ基、ア
ラルキルオキシ基、低級アシル基、モノまたはジ低級ア
ルキル置換アミノ基または低級アルコキシカルボニル基
であり、R2およびR3は同じでも異なっていてもよ
く、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基、シクロアルキルアルコキシ基またはアラル
キルオキシ基である)で表される基であり、他方がカル
バモイル基であり、R4は低級アルコキシカルボニル基
である〕で表されるイミダゾール誘導体またはそれらの
薬理学的に許容される塩を有効成分として含有すること
を特徴とする血管新生阻害剤に関するものである。
【0007】血管新生に係わる疾患としては、血管新生
がその発症原因の一つとして関与して発症する各種疾
患、例えば、リウマチ性関節炎、乾癬症、浮腫性硬化
症、糖尿病性網膜症、未熟児性網膜症、鎌状赤血球網膜
症、網膜静脈閉塞症、角膜移植または白内障手術に伴う
血管新生、血管新生性緑内障、虹彩ルベオーシス、老人
性円板状黄斑部変性症、各種腫瘍、粥状動脈硬化単外膜
の異常毛細血管網、コンタクトレンズ長期装用による角
膜内の血管新生などを挙げることができる。
【0008】
【従来の技術】血管新生とは、一般的に、プロテアーゼ
による血管の基底膜の消化・破壊、血管内皮細胞の遊走
・増殖および血管内皮細胞の分化による管腔形成、そし
て血管の再構成を伴う現象である。血管新生は生理的に
は黄体形成や胎盤形成に際して出現するもので、病態下
では上述したような疾患において出現する。例えば、網
膜症においては、先ず既存の網膜血管周囲の基底膜およ
び硝子体までのあいだに介在する網膜組織が破壊され、
次いで既存の血管を構成する血管内皮細胞が網膜組織の
破壊部位の間隙から遊走し、遊走した血管内皮細胞の隙
間を埋めるように血管内皮細胞が増殖した後、網膜硝子
体へ遊走した血管内皮細胞が血管を再構成することによ
り血管新生が進展する。
【0009】血管新生は種々の疾患と関係があり、例え
ば、上記疾患の発症あるいは進行過程に深く関わってい
る。従って、これらの疾患の予防または治療に向けて、
血管新生を阻害する物質を模索すべく鋭意研究が活発に
推進されている。例えば、血管新生阻害剤としては、血
管内皮細胞の増殖阻害作用を有する微生物代謝産物フマ
ギリン類縁体、コラゲナーゼ活性を阻害する作用を有す
るテトラサイクリン系抗生物質、ヘパリン結合性血管新
生因子の受容体への結合抑制作用を有する微生物由来D
−グルコーガラクタン硫酸等の薬剤が知られている。し
かしながら、前記一般式(I)で表されるイミダゾール
誘導体が血管内皮細胞の増殖抑制作用を有し、血管新生
阻害剤として有用であることは全く知られていない。
【0010】現在、血管新生阻害剤として臨床的に未だ
満足できる薬剤がないため、血管新生に係わる上記疾患
には十分な治療方法がない。特に糖尿病性網膜症におい
ては、外科的治療法を施行しない限り新生血管の退縮は
見られず、その新生血管からの出血による視力障害が問
題となっていることから、血管新生に対して優れた効果
を示す薬剤の開発が大いに切望されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、血管
新生を抑制する新規な血管新生阻害剤を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは血管新生に
対して抑制効果を示す化合物を見いだすべく鋭意研究し
た結果、前記一般式(I)で表されるある種のイミダゾ
ール誘導体がヒト毛細血管内皮細胞の増殖を顕著に抑制
する作用を有することを見出し、血管新生阻害剤として
極めて有用であるという知見を得、本発明をなすに至っ
た。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、一般式
【0014】
【化5】
【0015】〔式中のAおよびBは、どちらか一方が一
般式
【0016】
【化6】
【0017】(式中のR1は水素原子、ハロゲン原子、
水酸基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ヒドロキ
シ低級アルコキシ基、シクロアルキルアルコキシ基、ア
ラルキルオキシ基、低級アシル基、モノまたはジ低級ア
ルキル置換アミノ基または低級アルコキシカルボニル基
であり、R2およびR3は同じでも異なっていてもよ
く、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基、シクロアルキルアルコキシ基またはアラル
キルオキシ基である)で表される基であり、他方がカル
バモイル基であり、R4は低級アルコキシカルボニル基
である〕で表されるイミダゾール誘導体またはそれらの
薬理学的に許容される塩を有効成分として含有すること
を特徴とする血管新生阻害剤に関するものである。
【0018】前記一般式(I)で表される化合物におい
て、低級アルキル基とは、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、se
c−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソ
ペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、
ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖状または枝分かれ状
のアルキル基をいい、低級アルコキシ基とは、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブ
トキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、te
rt−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチルオ
キシ基、ネオペンチルオキシ基、tert−ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基等の炭素数1〜6の直鎖状ま
たは枝分かれ状のアルコキシ基をいい、アラルキルオキ
シ基とは、フェニル基、ナフチル基等の芳香族炭化水素
基で置換された前記低級アルコキシ基をいい、シクロア
ルキルアルコキシ基とは3〜7員環の環状アルキル基で
置換された前記低級アルコキシ基をいう。ハロゲン原子
とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子をい
い、低級アシル基とは、アセチル基、プロピオニル基、
ブチリル基等の直鎖状または枝分かれ状のアルキル基を
有する炭素数2〜7のアルキルカルボニル基をいう。ま
た、モノまたはジ低級アルキル置換アミノ基とは、前記
低級アルキル基でモノ置換されたアミノ基または同種ま
たは異種の前記低級アルキル基でジ置換されたアミノ基
をいう。
【0019】前記一般式(I)で表されるイミダゾール
誘導体は、ヒト毛細血管内皮細胞を用いたin vit
roの血管新生阻害作用確認試験において、ヒト毛細血
管内皮細胞の増殖を阻害する顕著な活性を示した。
【0020】このように、前記一般式(I)で表される
イミダゾール誘導体は、ヒト毛細血管において優れた内
皮細胞の増殖抑制効果を有するものであり、血管新生に
係わる疾患の予防および治療剤として非常に有用な化合
物である。従って、前記一般式(I)で表されるイミダ
ゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容される塩を
有効成分として用いることにより、血管新生阻害剤とし
て有用な医薬品組成物を製造することができる。
【0021】
【化7】
【0022】(式中のR10は水素原子、ハロゲン原
子、保護基を有する水酸基、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、保護基を有するヒドロキシ低級アルコキシ
基、シクロアルキルアルコキシ基、アラルキルオキシ
基、低級アシル基、保護基を有するモノ低級アルキル置
換アミノ基、ジ低級アルキル置換アミノ基または低級ア
ルコキシカルボニル基であり、R2およびR3は前記と
同じ意味をもつ)で表されるケイ皮酸誘導体またはその
酸ハライド、活性エステル等の反応性官能的誘導体と、
式
【0023】
【化8】
【0024】(式中のPおよびQは、どちらか一方がア
ミノ基であり、他方がカルバモイル基であり、R4は前
記と同じ意味をもつ)で表されるアミノイミダゾール誘
導体とを、不活性溶媒中、塩基の存在下、脱水剤または
縮合剤の存在下または非存在下に反応させ、必要に応じ
常法に従い保護基を除去することにより製造することが
できる。
【0025】前記製造方法において原料物質として用い
られる前記一般式(II)で表される化合物は、市販品
として購入するか、文献記載の公知の方法またはそれと
類似の方法により製造することができる。
【0026】前記製造方法において原料物質として用い
られる前記一般式(III)で表される化合物は、市販
品として購入するか、文献記載の公知の方法またはそれ
と類似の方法により製造することができる(Tetra
hedron,42巻,10号,2625〜2634ペ
ージ(1986年)等)。
【0027】前記一般式(I)で表されるイミダゾール
誘導体は、常法により、その薬理学的に許容される塩と
することができる。このような塩としては、塩酸、臭化
水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの鉱酸
との酸付加塩、ギ酸、酢酸、メタンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、プロピオン
酸、クエン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、酪酸、シ
ュウ酸、マロン酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ酸、炭
酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等の有機酸との酸付
加塩、リジン、アルギニン等の有機アミンとの塩、ナト
リウム塩、カリウム塩等の無機塩基との塩を挙げること
ができる。
【0028】また、前記一般式(I)で表される化合物
には、水和物やエタノール等の医薬品として許容される
溶媒との溶媒和物も含まれる。
【0029】前記一般式(I)で表される化合物は、不
飽和結合を有するため2つの幾何異性体が存在するが、
本発明においてはシス体(Z体)の化合物またはトラン
ス体(E体)の化合物のいずれの化合物を使用してもよ
い。
【0030】前記一般式(I)で表される化合物のう
ち、不斉炭素原子を有する化合物にはR配置およびS配
置の2つの光学異性体が存在するが、本発明においては
いずれの光学異性体を使用してもよく、それらの光学異
性体の混合物であっても構わない。
【0031】本発明の医薬品組成物を実際の治療に用い
る場合、用法に応じ種々の剤型のものが使用される。こ
のような剤型としては例えば、散剤、顆粒剤、細粒剤、
ドライシロップ剤、錠剤、カプセル剤、軟膏剤、注射剤
あるいは点眼剤などを挙げることができる。
【0032】これらの医薬品組成物は、その剤型に応じ
調剤学上使用される手法により適当な賦形剤、崩壊剤、
結合剤、滑沢剤、希釈剤、緩衝剤、等張化剤、防腐剤、
湿潤剤、乳化剤、分散剤、安定化剤、溶解補助剤などの
医薬品添加物と適宜混合または希釈・溶解し、常法に従
い調剤することにより製造することができる。
【0033】散剤は、例えば、前記一般式(I)で表さ
れるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容
される塩に、必要に応じ、適当な賦形剤、滑沢剤等を加
えよく混和して散剤とする。
【0034】錠剤は、例えば、前記一般式(I)で表さ
れるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容
される塩に、必要に応じ、適当な賦形剤、崩壊剤、結合
剤、滑沢剤等を加え常法に従い打錠して錠剤とする。錠
剤はまた必要に応じ、コーティングを施し、フィルムコ
ート錠、糖衣錠等にすることができる。
【0035】カプセル剤は、例えば、前記一般式(I)
で表されるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的
に許容される塩に、必要に応じ、適当な賦形剤、滑沢
剤、溶解補助剤等を加えよく混和した後、適当なカプセ
ルに充填してカプセル剤とする。また、常法により顆粒
あるいは細粒とした後充填してもよい。
【0036】軟膏剤として用いる場合は、眼軟膏として
使用してもよい。
【0037】注射剤として用いる場合、角膜、硝子体等
の患部組織またはその隣接組織中に細い注射針で直接注
入してもよく、また眼内潅流液として使用してもよい。
【0038】また、本製剤は徐放性製剤として投与して
もよい。例えば、担体として徐放性ポリマーを用いて、
前記一般式(I)で表されるイミダゾール誘導体または
それらの薬理学的に許容される塩をこれら徐放性ポリマ
ーのペレットあるいはマイクロカプセルに取り込ませ
て、このペレットあるいはマイクロカプセルを治療すべ
き組織中に外科的に移植することができる。徐放性ポリ
マーとしては、エチレンビニルアセテート、ポリヒドロ
メタクリレート、ポリアクリルアマイド、ポリビニルピ
ロリドン、メチルセルロース、乳酸ポリマー、ポリエチ
レングルコール、乳酸・グリコール酸コポリマー等を挙
げることができ、好ましくは、生分解性ポリマーである
乳酸ポリマー、乳酸・グリコール酸コポリマー等を挙げ
ることができる。
【0039】本発明の医薬品組成物を実際の治療に用い
る場合、その有効成分である前記一般式(I)で表され
るイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容さ
れる塩の投与量は患者の体重、年齢、性別、疾患の程度
等により適宜決定されるが経口投与の場合成人1日当た
り概ね0.1〜1000mgの範囲で、非経口投与の場
合は、成人1日当たり概ね0.01〜300mgの範囲
で、一回または数回に分けて適宜投与することができ
る。
【0040】また、有効成分である前記一般式(I)で
表されるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に
許容される塩の投与量は、治療する疾患の種類、患者の
症状および治療効果の相違により、適宜増減することが
できる。
【0041】
【実施例】本発明の内容を以下の参考例および実施例で
さらに詳細に説明するが、本発明はその内容に限定され
るものではない。
【0042】参考例1 (E)−3,5−ジメトキシ−4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)ケイ皮酸 3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシケイ皮酸(2.0
g)および炭酸カリウム(9.86g)をアルゴン雰囲
気下、N,N−ジメチルホルムアミド(50ml)中、
室温撹拌下にジシクロヘキシル−18−クラウン−6−
エーテル(50mg)および2−ブロモエタノール
(8.92g)を加えた。混合物を60℃で18時間反
応させた後、水を加え酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去して得られ
た油状物質(1.06g)を塩化メチレン(5ml)に
溶解した後、2規定水酸化ナトリウム水溶液(20m
l)を加え室温で3時間撹拌した。反応液を塩化メチレ
ンで洗浄した後、濃塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒
を減圧下に留去して、白色固体の(E)−3,5−ジメ
トキシ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)ケイ皮酸(3
69mg)を得た。
【0043】1H−NMR(400MHz,CDC
l3)δppm:3.70−3.80(m,2H),
3.91(s,6H),4.15−4.25(m,2
H),6.37(d,J=15.9Hz,1H),6.
80(s,2H),7.71(d,J=15.9Hz,
1H)
【0044】参考例2 (E)−4−(2−アセトキシエトキシ)−3,5−ジ
メトキシケイ皮酸 (E)−3,5−ジメトキシ−4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)ケイ皮酸(363.8mg)のピリジン(10
ml)溶液に無水酢酸(369ml)を加え、室温で2
4時間反応させた。反応液に水を加え、1.5時間撹拌
した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸お
よび水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧下に留去して、白色固体の(E)−4−
(2−アセトキシエトキシ)−3,5−ジメトキシケイ
皮酸(360.2mg)を得た。
【0045】1H−NMR(400MHz,CDC
l3)δppm:2.09(s,3H),3.88
(s,6H),4.20−4.40(m,4H),6.
36(d,J=15.9Hz,1H),6.77(s,
2H),7.70(d,J=15.9Hz,1H)
【0046】参考例3 (E)−3,4,5−トリメトキシシンナモイルクロリ
ド 3,4,5−トリメトキシケイ皮酸(10.0g)およ
び塩化チオニル(6.1ml)のトルエン(100m
l)溶液にN,N−ジメチルホルムアミド(0.1m
l)を加え、80℃で3時間撹拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣にヘキサンを加え、不溶物をろ取し、(E)
−3,4,5−トリメトキシシンナモイルクロリド(1
0.3g)を得た。
【0047】1H−NMR(400MHz,CDC
l3)δppm:3.911(s,3H),3.917
(s,3H),3.918(s,3H),6.55
(d,J=15.4Hz,1H),6.80(s,2
H),7.76(d,J=15.4Hz,1H)
【0048】参考例4 (E)−4−(2−アセトキシエトキシ)−3,5−ジ
メトキシケイ皮酸クロリド (E)−4−(2−アセトキシエトキシ)−3,5−ジ
メトキシケイ皮酸(360.2mg)のトルエン(10
ml)懸濁液に塩化チオニル(414.3mg)および
N,N−ジメチルホルムアミド1滴を加え、80℃で2
時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去して、(E)−4−
(2−アセトキシエトキシ)−3,5−ジメトキシケイ
皮酸クロリド(377.7mg)を得た。
【0049】1H−NMR(400MHz,CDC
l3)δppm:2.09(s,3H),3.89
(s,6H),4.25−4.45(m,4H),6.
55(d,J=15.4Hz,1H),6.79(s,
2H),7.75(d,J=15.4Hz,1H)
【0050】参考例5 イミノイソプロピルオキシ酢酸イソプロピル シアノギ酸イソプロピル(2.98g)のジエチルエー
テル(20ml)溶液に、イソプロピルアルコール
(3.6ml)を加えた。氷冷撹拌下、塩化水素ガスを
20分間通し、析出物をろ取した。炭酸カリウム(1.
43g)を水(1.32ml)に溶解し、氷冷撹拌下、
先に得た析出物を加えた後ジエチルエーテルで抽出し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下で溶媒
を留去して、イミノイソプロピルオキシ酢酸イソプロピ
ル(1.56g)を得た。
【0051】1H−NMR(CDCl3,400MH
z)δppm:1.2−1.5(m,12H),5.0
−5.3(m,2H),8.70(brs,1H)
【0052】参考例6 5(4)−アミノ−4(5)−カルバモイルイミダゾー
ル−2−カルボン酸イソプロピル イミノイソプロピルオキシ酢酸イソプロピル(1.56
g)及び2−アミノシアノ酢酸アミド(892mg)を
アルゴン雰囲気下、エタノール(10ml)中で1時間
加熱還流した。反応液が均一になった後、室温で15時
間撹拌した。析出物をろ取した後、ジエチルエーテル、
水およびジエチルエーテルで順次洗浄して、5(4)−
アミノ−4(5)−カルバモイルイミダゾール−2−カ
ルボン酸イソプロピル(1.06g)を得た。
【0053】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:1.29(d,J=6.3Hz,6
H),5.10(quint,J=6.3Hz,1
H),5.80(s,2H),6.7−7.2(m,2
H),12.28(brs,1H)
【0054】参考例7 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−〔4−
(2−アセトキシエトキシ)−3,5−ジメトキシシン
ナモイルアミノ〕イミダゾール−2−カルボン酸エチル (E)−4−(2−アセトキシエトキシ)−3,5−ジ
メトキシケイ皮酸クロリド(377.7mg)および5
(4)−アミノ−4(5)−カルバモイルイミダゾール
−2−カルボン酸エチル(255.2mg)のピリジン
(5ml)溶液を、アルゴン雰囲気下60℃で3時間反
応させた。反応液を水(200ml)に注ぎ、析出物を
ろ取し、水およびジエチルエーテルで順次洗浄した。析
出物を塩化メチレンに溶解し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒:塩化メチレン/メタ
ノール=10/1)で精製して、(E)−4(5)−カ
ルバモイル−5(4)−〔4−(2−アセトキシエトキ
シ)−3,5−ジメトキシシンナモイルアミノ〕イミダ
ゾール−2−カルボン酸エチル(130mg)を得た。
【0055】1H−NMR(CDCl3,400MH
z)δppm:1.44(t,J=7.1Hz,3
H),2.09(s,3H),3.91(s,6H),
4.20−4.45(m,4H),4.48(q,J=
7.1Hz,2H),5.47(brs,1H),6.
54(d,J=15.5Hz,1H),6.80(s,
2H),6.94(brs,1H),7.70(d,J
=15.5Hz,1H),10.19(s,1H),1
1.97(brs,1H)
【0056】参考例8 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸エチル(50mg)のメタノール溶
液(27ml)に2規定水酸化ナトリウム水溶液(1.
2ml)を加え室温で5日間撹拌した。析出物をろ去
し、ろ液を減圧下に濃縮し、残渣を水に溶かした。水溶
液に1規定塩酸(1.2ml)を加え、析出物をろ取し
た後、水で洗浄し、(E)−4(5)−カルバモイル−
5(4)−(3,4,5−トリメトキシシンナモイルア
ミノ)イミダゾール−2−カルボン酸(14mg)を得
た。
【0057】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:3.70(s,3H),3.84
(s,6H),7.08(s,2H),7.15−7.
7(m,4H),10.38(brs,1H)
【0058】実施例1 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸エチル(化合物1) (E)−3,4,5−トリメトキシシンナモイルクロリ
ド(39mg)及び5(4)−アミノ−4(5)−カル
バモイルイミダゾール−2−カルボン酸エチル(30m
g)をピリジン(1ml)に溶解し、50℃で2時間撹
拌した。ピリジンを減圧下で留去し、水を加えて析出物
をろ取した後、水およびジエチルエーテルで順次洗浄し
て、(E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−
(3,4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミ
ダゾール−2−カルボン酸エチル(23mg)を得た。
【0059】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:1.34(t,J=7.1Hz,3
H),3.72(s,3H),3.85(s,6H),
4.36(t,J=7.1Hz,2H),7.09
(s,2H),7.26(d,J=16.1Hz,1
H),7.41(brs,1H),7.5−7.85
(m,2H),10.45(brs,1H),12.8
3(brs,1H)
【0060】実施例2 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸イソプロピル(化合物2) 5(4)−アミノ−4(5)−カルバモイルイミダゾー
ル−2−カルボン酸イソプロピル(279.6mg)及
び(E)−3,4,5−トリメトキシシンナモイルクロ
リド(338.2mg)をピリジン(8ml)に溶解
し、アルゴン雰囲気下50℃で2時間撹拌した。ピリジ
ンを減圧下に留去し、水を加え、析出物をろ取した後、
水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水およびジエチル
エーテルで順次洗浄して、(E)−4(5)−カルバモ
イル−5(4)−(3,4,5−トリメトキシシンナモ
イルアミノ)イミダゾール−2−カルボン酸イソプロピ
ル(40.4mg)を得た。
【0061】1H−NMR(CDCl3,400MH
z)δppm:1.42(d,J=6.3Hz,6
H),3.90(s,3H),3.92(s,6H),
5.33(quint,J=6.3Hz,1H),5.
61(brs,1H),6.55,(d,J=15.5
Hz,1H),6.80(s,2H),7.01(br
s,1H),7.70(d,J=15.5Hz,1
H),10.20(s,1H),11.75−12.1
5(br,1H)
【0062】実施例3 実施例1または2と同様の方法で以下の化合物を合成し
た。 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,4
−ジメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾール−2−
カルボン酸エチル(化合物3)
【0063】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:1.33(t,J=7.0Hz,3
H),3.82(s,3H),3.84(s,3H),
4.34(q,J=7.0Hz,1H),7.03
(d,J=8.3Hz,1H),7.05−7.8
(m,6H),10.2−10.6(br,1H),1
2.6−13.1(br,1H)
【0064】実施例4 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸メチル(化合物4) (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸(31mg)を塩化メチレン(5m
l)及びメタノール(0.5ml)の混合液に加え、次
いで氷冷下に10%トリメチルシリルジアゾメタンヘキ
サン溶液(1ml)を加えて、そのまま30分間撹拌し
た。過剰のトリメチルシリルジアゾメタンを酢酸で処理
した後、減圧下に溶媒を留去した。残渣をアミノプロピ
ル化シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
塩化メチレン/メタノール=10/1)で精製し、
(E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸メチル(11mg)を得た。
【0065】1H−NMR(CDCl3,400MH
z)δppm:3.90(s,3H),3.92(s,
6H),4.01(s,3H),5.60(brs,1
H),6.54(d,J=15.5Hz,1H),6.
80(s,2H),6.94(brs,1H),7.6
9(d,J=15.5Hz,1H),10.21(s,
1H)
【0066】実施例5 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−〔3,5
−ジメトキシ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)シンナ
モイルアミノ〕イミダゾール−2−カルボン酸エチル
(化合物5) (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−〔4−
(2−アセトキシエトキシ)−3,5−ジメトキシシン
ナモイルアミノ〕イミダゾール−2−カルボン酸エチル
(700mg)のメタノール(21ml)溶液を0℃に
撹拌下、炭酸カリウム(296mg)の水(8ml)溶
液を滴下した。外温5℃で、20時間反応させた後、2
規定塩酸で中和し、塩化メチレンで抽出した。有機層を
水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で
溶媒を留去して、(E)−4(5)−カルバモイル−5
(4)−〔3,5−ジメトキシ−4−(2−ヒドロキシ
エトキシ)シンナモイルアミノ〕イミダゾール−2−カ
ルボン酸エチル(547.4mg)を得た。
【0067】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:1.33(t,J=7.1Hz,3
H),3.62(q,J=5.7Hz,2H),3.8
4(s,6H),3.92(t,J=5.7Hz,2
H),4.35(q,J=7.1Hz,2H),4.5
7(t,J=5.7Hz,1H),7.08(s,2
H),7.25(d,J=15.7Hz,1H),7.
39(brs,1H),7.55−7.75(m,2
H),10.45(brs,1H),12.80(br
s,1H)
【0068】実施例6 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸イソプロピル塩酸塩(化合物6) (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸イソプロピル(40mg)を塩化メ
チレン(2ml)に溶解し、飽和塩化水素イソプロピル
アルコール溶液を液性が酸性になるまで加えた。減圧下
に溶媒を留去して、(E)−4(5)−カルバモイル−
5(4)−(3,4,5−トリメトキシシンナモイルア
ミノ)イミダゾール−2−カルボン酸イソプロピル塩酸
塩(45.2mg)を得た。
【0069】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:1.34(d,J=6.3Hz,6
H),3.71(s,3H),3.85(s,6H),
5.1−5.25(m,1H),7.0−7.7(m,
6H),10.41(s,1H)
【0070】実施例7 実施例6と同様な方法により以下の化合物を合成した。 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−(3,
4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾー
ル−2−カルボン酸メチル塩酸塩(化合物7)
【0071】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:3.70(s,3H),3.84
(s,6H),3.87(s,3H),7.08(s,
2H),7.23(d,J=16.1Hz,1H),
7.43(brs,1H),7.55−7.75(m,
2H),10.40(brs,1H)
【0072】(E)−4(5)−カルバモイル−5
(4)−(3,4,5−トリメトキシシンナモイルアミ
ノ)イミダゾール−2−カルボン酸エチル塩酸塩(化合
物8)
【0073】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:1.33(t,J=7.1Hz,3
H),3.70(s,3H),3.84(s,6H),
4.35(q,J=7.1Hz,2H),7.08
(s,2H),7.23(d,J=15.4Hz,1
H),7.43(brs,1H),7.55−7.75
(m,2H),10.41(brs,1H)
【0074】(E)−4(5)−カルバモイル−5
(4)−(3,4−ジメトキシシンナモイルアミノ)イ
ミダゾール−2−カルボン酸エチル塩酸塩(化合物9)
【0075】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:1.34(t,J=7.1Hz,3
H),3.82(s,3H),3.84(s,3H),
4.36(q,J=7.1Hz,2H),7.03
(d,J=8.3Hz,1H),7.16(d,J=1
5.4Hz,1H),7.2−7.75(m,5H),
10.39(s,1H)
【0076】実施例8 (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−〔3,5
−ジメトキシ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)シンナ
モイルアミノ〕イミダゾール−2−カルボン酸エチル塩
酸塩(化合物10) (E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−〔3,5
−ジメトキシ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)シンナ
モイルアミノ〕イミダゾール−2−カルボン酸エチル
(300mg)を塩化メチレン/メタノール=10/1
の溶液(10ml)で溶解し、飽和塩化水素メタノール
溶液を溶液が酸性になるまで滴下した。減圧下に溶媒を
留去して、(E)−4(5)−カルバモイル−5(4)
−〔3,5−ジメトキシ−4−(2−ヒドロキシエトキ
シ)シンナモイルアミノ〕イミダゾール−2−カルボン
酸エチル塩酸塩(270.9mg)を得た。
【0077】1H−NMR(DMSO−d6,400M
Hz)δppm:1.33(t,J=7.1Hz,3
H),3.62(t,J=5.7Hz,2H),3.8
4(s,6H),3.92(t,J=5.7Hz,2
H),4.35(q,J=7.1Hz,2H),7.0
8(s,2H),7.23(d,J=15.6Hz,1
H),7.42(brs,1H),7.55−7.8
(m,2H),10.41(s,1H)
【0078】実施例9 ヒト毛細血管内皮細胞の増殖抑制作用 ヒト毛細血管内皮細胞の培養 正常ヒト皮膚毛細血管内皮細胞(Cell Syste
ms Corporation製)を内皮細胞培養培地
(MVE培地,Cell Systems Corpo
ration製)で継代培養して利用した。対数増殖期
に、培養液を除き、リン酸緩衝生理食塩水溶液(PBS
(−))を静かに加えて細胞を洗浄した。次にそのPB
S(−)を除き、0.02%のEDTAを含有した0.
25%トリプシン溶液を適宜加えて、位相差顕微鏡にて
細胞の状態を観察した。細胞が円球化しつつある状態
で、MVE培地をトリプシン溶液に等量加え、トリプシ
ンの作用を止めた。先の細いパスツールピペットにてピ
ペッティングを行い、細胞を培養プレートより剥がし
た。細胞浮遊液をスピッツ管に移し、培地を加えてパス
ツールピペットにて激しく20回程ピペッティングを行
い、100〜110Gで1分間遠心した。上清を捨て、
新しい培地を加え、パスツールピペットにてピペッティ
ングを行い、細胞浮遊液を作製した。細胞浮遊液の一部
を取り、血球計算盤を用い、生細胞数を位相差顕微鏡に
て計測した。細胞濃度は2.5×104個/mlになる
ように調製し、実験に使用した。
【0079】供試薬物の調製 被験化合物はジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解
し、各種濃度に調整した。
【0080】実験操作 コラーゲンコートした96穴プレート(岩城硝子製)に
細胞浮遊液200μlを添加し、37℃、5%炭酸ガス
−95%気相下で培養した。培養1日後に培養液を除去
し、PBS(−)で細胞を洗浄後、対照群には新しい培
養液(10%FBS含有MVE培地)200μl及びジ
メチルスルホキシド(DMSO)1μlを、無刺激群に
は新しい培養液(無血清MVE培地)200μl及びジ
メチルスルホキシド(DMSO)1μlを、薬物投与群
には新しい培養液(10%FBS含有MVE培地)20
0μl及び各種濃度の被験化合物のジメチルスルホキシ
ド(DMSO)溶液1μlをそれぞれ添加して、さらに
1日間培養した。薬物処置1日後、培養液にブロモデオ
キシウリジン(BrdU,最終濃度10μM)を添加
し、更に4時間培養した。培養終了後、BrdUの細胞
への取り込み量をELISAキット(アマシャム社製)
にて測定して培養能を求めた。
【0081】効果判定 対照群のBrdU取り込み量を100%、無刺激群を0
%として、被験化合物による50%抑制濃度(I
C50)を求めた。
【0082】結果 以下の表1に各種被験化合物IC50値を示す。
【0083】
【表1】
【0084】実施例10 急性毒性試験 雄性6週齢SD系ラットを1群4匹として4時間絶食
後、0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウムに
懸濁した(E)−4(5)−カルバモイル−5(4)−
(3,4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミ
ダゾール−2−カルボン酸エチル塩酸塩を100、30
0または1000mg/kgの用量で経口投与した。そ
の結果、投与24時間後、全投与群において死亡例は認
められず、特に異常も発生しなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C07D 233/90 C07D 233/90 C (72)発明者 河西 潔 長野県南安曇郡豊科町大字豊科1164−9 マルヤママンション305

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中のAおよびBは、どちらか一方が一般式 【化2】 (式中のR1は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、低級
    アルキル基、低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルコ
    キシ基、シクロアルキルアルコキシ基、アラルキルオキ
    シ基、低級アシル基、モノまたはジ低級アルキル置換ア
    ミノ基または低級アルコキシカルボニル基であり、R2
    およびR3は同じでも異なっていてもよく、水素原子、
    ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シ
    クロアルキルアルコキシ基またはアラルキルオキシ基で
    ある)で表される基であり、他方がカルバモイル基であ
    り、R4は低級アルコキシカルボニル基である〕で表さ
    れるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容
    される塩を有効成分として含有することを特徴とする血
    管新生阻害剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080207720A1 (en) * 2005-08-01 2008-08-28 Gerard Moinet Novel Imidazolecarboxamide Derivatives as Fructose-1,6-Bisphosphatase Inhibitors, and Pharmaceutical Compositions Comprising Same

Cited By (2)

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US20080207720A1 (en) * 2005-08-01 2008-08-28 Gerard Moinet Novel Imidazolecarboxamide Derivatives as Fructose-1,6-Bisphosphatase Inhibitors, and Pharmaceutical Compositions Comprising Same
US8362057B2 (en) * 2005-08-01 2013-01-29 MERCK Patent Gesellschaft mit beschränkter Haftung Imidazolecarboxamide derivatives as fructose-1,6-bisphosphatase inhibitors, and pharmaceutical compositions comprising same

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