JPH11147842A - 糖尿病診断剤 - Google Patents
糖尿病診断剤Info
- Publication number
- JPH11147842A JPH11147842A JP9313077A JP31307797A JPH11147842A JP H11147842 A JPH11147842 A JP H11147842A JP 9313077 A JP9313077 A JP 9313077A JP 31307797 A JP31307797 A JP 31307797A JP H11147842 A JPH11147842 A JP H11147842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diabetes
- labeled
- administration
- carbon
- rats
- Prior art date
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- Pending
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- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 4位のジメチルアミノ基の炭素が13Cで
標識されたアミノピリン、エトキシ基の1位の炭素が13
Cで標識されたフェナセチン、又はメトキシ基の炭素が
13Cで標識されたメタセチンを含む糖尿病診断剤。 【効果】 本発明によれば、被験者の身体的負担が小さ
く、正確な検査結果を即時に知ることができ、かつ副作
用がなく安全に使用できる糖尿病診断剤が提供される。
本発明の糖尿病診断剤は、見逃しやすい状況下において
も健常人と糖尿病患者の判別をも可能にするものであ
る。
標識されたアミノピリン、エトキシ基の1位の炭素が13
Cで標識されたフェナセチン、又はメトキシ基の炭素が
13Cで標識されたメタセチンを含む糖尿病診断剤。 【効果】 本発明によれば、被験者の身体的負担が小さ
く、正確な検査結果を即時に知ることができ、かつ副作
用がなく安全に使用できる糖尿病診断剤が提供される。
本発明の糖尿病診断剤は、見逃しやすい状況下において
も健常人と糖尿病患者の判別をも可能にするものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糖尿病診断剤、詳
しくは4位のジメチルアミノ基の炭素が13Cで標識され
たアミノピリン、エトキシ基の1位の炭素が13Cで標識
されたフェナセチン、又はメトキシ基の炭素が13Cで標
識されたメタセチンを含む糖尿病診断剤に関する。
しくは4位のジメチルアミノ基の炭素が13Cで標識され
たアミノピリン、エトキシ基の1位の炭素が13Cで標識
されたフェナセチン、又はメトキシ基の炭素が13Cで標
識されたメタセチンを含む糖尿病診断剤に関する。
【0002】
【従来の技術】糖尿病診断の一次スクリーニングに一般
的に用いられている検査法は、尿糖検査、空腹時血糖値
検査である。これらの検査は簡便で特異度は高いが、感
度が低く、軽度の糖尿病患者では陰性となるため 7割以
上の患者が見逃されてしまい、糖尿病のスクリーニング
検査としては不充分であると考えられている(関川
他、Medical Practice 10:63, 1993)。一方、糖尿病の
確定診断に用いられるグルコース負荷テストは、大量の
グルコースを採取したことによる副作用、数時間の拘
束、度重なる採血が必要で、被験者の身体的負担が大き
く、手間もかかるため糖尿病のスクリーニング検査とし
て実施することは実際には不可能である。近年、過去の
一定期間の平均血糖値を反映する血中のHbA1Cやフルク
トサミン検査が、糖尿病のスクリーニング検査として一
部機関で導入されている。しかしながらこれらの検査法
も、軽度の糖尿病への感度、特異度が充分とは言えず、
また、測定値の施設間差の問題も残されているのが現状
である。
的に用いられている検査法は、尿糖検査、空腹時血糖値
検査である。これらの検査は簡便で特異度は高いが、感
度が低く、軽度の糖尿病患者では陰性となるため 7割以
上の患者が見逃されてしまい、糖尿病のスクリーニング
検査としては不充分であると考えられている(関川
他、Medical Practice 10:63, 1993)。一方、糖尿病の
確定診断に用いられるグルコース負荷テストは、大量の
グルコースを採取したことによる副作用、数時間の拘
束、度重なる採血が必要で、被験者の身体的負担が大き
く、手間もかかるため糖尿病のスクリーニング検査とし
て実施することは実際には不可能である。近年、過去の
一定期間の平均血糖値を反映する血中のHbA1Cやフルク
トサミン検査が、糖尿病のスクリーニング検査として一
部機関で導入されている。しかしながらこれらの検査法
も、軽度の糖尿病への感度、特異度が充分とは言えず、
また、測定値の施設間差の問題も残されているのが現状
である。
【0003】一方、糖尿病の通院患者の管理、治療効果
の判定においては、血糖値、HbA1C、フルクトサミン検
査が汎用されている。しかしながら、軽度の糖尿病では
空腹時に血糖値が低下してしまうため判定の基準にはな
らない。また、HbA1Cやフルクトサミン検査は前述の問
題点に加えて、結果を次の来院時まで知ることができな
いため、過去の検査結果をもとに患者への指示を行うこ
とになってしまうという欠点がある。かかる状況下、糖
尿病の診断、糖尿病患者の管理、治療効果の判定のため
の、軽度の糖尿病患者を対象とした際にも有効な、被験
者への負担が小さく、かつ結果が即時に精度よく得られ
る検査法の開発が望まれるところである。
の判定においては、血糖値、HbA1C、フルクトサミン検
査が汎用されている。しかしながら、軽度の糖尿病では
空腹時に血糖値が低下してしまうため判定の基準にはな
らない。また、HbA1Cやフルクトサミン検査は前述の問
題点に加えて、結果を次の来院時まで知ることができな
いため、過去の検査結果をもとに患者への指示を行うこ
とになってしまうという欠点がある。かかる状況下、糖
尿病の診断、糖尿病患者の管理、治療効果の判定のため
の、軽度の糖尿病患者を対象とした際にも有効な、被験
者への負担が小さく、かつ結果が即時に精度よく得られ
る検査法の開発が望まれるところである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、軽度
の糖尿病患者を対象とした際にも有効な、被検者の負担
が小さく、正確な検査結果を即時に得ることができる糖
尿病診断剤を提供することである。
の糖尿病患者を対象とした際にも有効な、被検者の負担
が小さく、正確な検査結果を即時に得ることができる糖
尿病診断剤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、4位のジメチルア
ミノ基の炭素が13Cで標識されたアミノピリン、エトキ
シ基の1位の炭素が13Cで標識されたフェナセチン、又
はメトキシ基の炭素が13Cで標識されたメタセチンを投
与し、呼気CO2 中の13C濃度の増加率を測定すること
により糖尿病を正確に診断することができることを見出
し、本発明を完成するに到った。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、4位のジメチルア
ミノ基の炭素が13Cで標識されたアミノピリン、エトキ
シ基の1位の炭素が13Cで標識されたフェナセチン、又
はメトキシ基の炭素が13Cで標識されたメタセチンを投
与し、呼気CO2 中の13C濃度の増加率を測定すること
により糖尿病を正確に診断することができることを見出
し、本発明を完成するに到った。
【0006】すなわち、本発明は、4位のジメチルアミ
ノ基の炭素が13Cで標識されたアミノピリン、エトキシ
基の1位の炭素が13Cで標識されたフェナセチン、又は
メトキシ基の炭素が13Cで標識されたメタセチンを含む
糖尿病診断剤である。以下、本発明を詳細に説明する。
ノ基の炭素が13Cで標識されたアミノピリン、エトキシ
基の1位の炭素が13Cで標識されたフェナセチン、又は
メトキシ基の炭素が13Cで標識されたメタセチンを含む
糖尿病診断剤である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の糖尿病診断剤のアミノピ
リンは4位のジメチルアミノ基の炭素が13Cで標識され
たアミノピリン(N,N-ジメチル-13C-アミノピリン)で
あり、フェナセチンはエトキシ基の1位の炭素が13Cで
標識されたフェナセチン(エトキシ-1-13C-フェナセ
チン)であり、メタセチンはメトキシ基の炭素が13Cで
標識されたメタセチン(メトキシ-13C-メタセチン)で
ある。N,N-ジメチル-13C-アミノピリン、エトキシ-1-
13C-フェナセチン、およびメトキシ-13C-メタセチン
の構造を下式にそれぞれ示す。
リンは4位のジメチルアミノ基の炭素が13Cで標識され
たアミノピリン(N,N-ジメチル-13C-アミノピリン)で
あり、フェナセチンはエトキシ基の1位の炭素が13Cで
標識されたフェナセチン(エトキシ-1-13C-フェナセ
チン)であり、メタセチンはメトキシ基の炭素が13Cで
標識されたメタセチン(メトキシ-13C-メタセチン)で
ある。N,N-ジメチル-13C-アミノピリン、エトキシ-1-
13C-フェナセチン、およびメトキシ-13C-メタセチン
の構造を下式にそれぞれ示す。
【0008】
【化1】
【0009】
【化2】
【0010】
【化3】
【0011】13Cは安定同位体であるので放射性同位体
と異なり放射線被曝の危険も一切ないので、本剤の安全
性に問題はない。本発明の糖尿病診断剤を用いる検査
は、これを被験者に単回投与あるいは持続投与し、投与
後の呼気CO2 中の13C濃度の増加を測定する呼気テス
トにより行う。具体的には、投与後の呼気CO2 中の13
C濃度を測定し、投与後一定時間(例えば5分、10分、1
5分)経過後における呼気CO2 中の13C濃度の増加率
(Δ13C(‰))、あるいは投与後一定時間までの呼気C
O2 中の13C濃度の増加率(Δ13C(‰))の経時変化
(立ち上がりの傾き、傾きの変化、ピークの時間等)の
データから糖尿病の診断を行う。さらに、かかる呼気テ
ストによる評価は、単独でも有用であるが、血糖値、Hb
A1C値、フルクトサミン値等と組み合わせて総合的に判
断することがより好ましい。
と異なり放射線被曝の危険も一切ないので、本剤の安全
性に問題はない。本発明の糖尿病診断剤を用いる検査
は、これを被験者に単回投与あるいは持続投与し、投与
後の呼気CO2 中の13C濃度の増加を測定する呼気テス
トにより行う。具体的には、投与後の呼気CO2 中の13
C濃度を測定し、投与後一定時間(例えば5分、10分、1
5分)経過後における呼気CO2 中の13C濃度の増加率
(Δ13C(‰))、あるいは投与後一定時間までの呼気C
O2 中の13C濃度の増加率(Δ13C(‰))の経時変化
(立ち上がりの傾き、傾きの変化、ピークの時間等)の
データから糖尿病の診断を行う。さらに、かかる呼気テ
ストによる評価は、単独でも有用であるが、血糖値、Hb
A1C値、フルクトサミン値等と組み合わせて総合的に判
断することがより好ましい。
【0012】ここで、呼気CO2 中の13C濃度の測定
は、ガスクロマトグラフ−質量分析法(GC-MS)、赤外
分光法、質量分析法、光電音響分光法、NMR(核磁気
共鳴)法で行うことができる。本発明の糖尿病診断剤
は、上記の4位のジメチルアミノ基の炭素が13Cで標識
されたアミノピリン、エトキシ基の1位の炭素が13Cで
標識されたフェナセチン、又はメトキシ基の炭素が13C
で標識されたメタセチン(以下、標識アミノピリン、標
識フェナセチン、又は標識メタセチンという)を単独
で、あるいは賦形剤または担体と混合し、投与経路に応
じて経口剤(錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒剤、液剤
等)、注射剤などに製剤化される。賦形剤または担体と
しては、当分野で常套的に使用され、薬剤学的に許容さ
れるものであればよく、その種類及び組成は、投与経路
や投与方法によって適宜変更される。例えば、液状担体
としては水が用いられる。固体担体としては、ヒドロキ
シプロピルセルロースなどのセルロース誘導体、ステア
リン酸マグネシウムなどの有機酸塩などが使用される。
注射剤の場合、一般に滅菌水、生理食塩水、各種緩衝液
が望ましい。また、凍結乾燥製剤とし経口剤として用い
ることもできる。
は、ガスクロマトグラフ−質量分析法(GC-MS)、赤外
分光法、質量分析法、光電音響分光法、NMR(核磁気
共鳴)法で行うことができる。本発明の糖尿病診断剤
は、上記の4位のジメチルアミノ基の炭素が13Cで標識
されたアミノピリン、エトキシ基の1位の炭素が13Cで
標識されたフェナセチン、又はメトキシ基の炭素が13C
で標識されたメタセチン(以下、標識アミノピリン、標
識フェナセチン、又は標識メタセチンという)を単独
で、あるいは賦形剤または担体と混合し、投与経路に応
じて経口剤(錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒剤、液剤
等)、注射剤などに製剤化される。賦形剤または担体と
しては、当分野で常套的に使用され、薬剤学的に許容さ
れるものであればよく、その種類及び組成は、投与経路
や投与方法によって適宜変更される。例えば、液状担体
としては水が用いられる。固体担体としては、ヒドロキ
シプロピルセルロースなどのセルロース誘導体、ステア
リン酸マグネシウムなどの有機酸塩などが使用される。
注射剤の場合、一般に滅菌水、生理食塩水、各種緩衝液
が望ましい。また、凍結乾燥製剤とし経口剤として用い
ることもできる。
【0013】製剤中における標識アミノピリン、標識フ
ェナセチン、又は標識メタセチンの含量は、製剤の種類
により異なるが、通常1〜100 重量%、好ましくは50〜1
00重量%である。例えば注射剤の場合には、通常1〜40
重量%となるように添加すればよい。カプセル剤、錠
剤、顆粒剤、粉剤の場合は、標識アミノピリン、標識フ
ェナセチン、又は標識メタセチンの含量は、約10〜100
重量%、好ましくは50〜100 重量%であり、残部は担体
である。
ェナセチン、又は標識メタセチンの含量は、製剤の種類
により異なるが、通常1〜100 重量%、好ましくは50〜1
00重量%である。例えば注射剤の場合には、通常1〜40
重量%となるように添加すればよい。カプセル剤、錠
剤、顆粒剤、粉剤の場合は、標識アミノピリン、標識フ
ェナセチン、又は標識メタセチンの含量は、約10〜100
重量%、好ましくは50〜100 重量%であり、残部は担体
である。
【0014】本発明の糖尿病診断剤の投与量は、投与に
よる呼気中の13CO2の増加を確認できる量が必要であ
り、患者の年齢、体重、検査目的により異なるが、例え
ば1回当たりの投与量は成人の場合、1〜2000mg/kg 体重
程度である。以下に、本発明を実施例により具体的に説
明するが、本発明の範囲はこれらに何ら影響されること
はない。
よる呼気中の13CO2の増加を確認できる量が必要であ
り、患者の年齢、体重、検査目的により異なるが、例え
ば1回当たりの投与量は成人の場合、1〜2000mg/kg 体重
程度である。以下に、本発明を実施例により具体的に説
明するが、本発明の範囲はこれらに何ら影響されること
はない。
【0015】
【実施例】本発明に使用する標識アミノピリン、標識フ
ェナセチン、又は標識メタセチンの13C標識位置におけ
る13C純度は99 %以上である。その他特に明記しない限
り特級試薬を用いた。 〔実施例1〕 呼気テストの方法 (1)軽度糖尿病ラットの作成 雄性Sprague-Dawley系(SD)ラットを、日本チャールズ
リバー社より購入した。新生児ラットについては、保育
親とともに購入した。購入したラットは、23±2 ℃、湿
度 55±10 %の条件で使用時まで飼育した。
ェナセチン、又は標識メタセチンの13C標識位置におけ
る13C純度は99 %以上である。その他特に明記しない限
り特級試薬を用いた。 〔実施例1〕 呼気テストの方法 (1)軽度糖尿病ラットの作成 雄性Sprague-Dawley系(SD)ラットを、日本チャールズ
リバー社より購入した。新生児ラットについては、保育
親とともに購入した。購入したラットは、23±2 ℃、湿
度 55±10 %の条件で使用時まで飼育した。
【0016】新生児期ラットへのストレプトゾトシン
(STZ)投与によりインスリン分泌不全タイプの糖尿病
を発症させた(細胞工学別冊、医学実験マニュアルシリ
ーズ糖尿病研究ストラテジー 清野進、岡芳和編、秀潤
社刊)。生後2日目のラットにSTZを90 mg/kgを皮下投与
した。STZは、クエン酸緩衝液(pH4.5)に溶解し、溶解
後5分以内に投与が終了するようにした。2日後に心臓よ
り血液を採取しTerumoメディエース(血糖測定セット)
を用いて随時血糖値を測定し、275 mg/dl以上の個体を
選抜した。これらのラットはSTZ投与5週間後から随時血
糖値が上昇を始め、7週間後にはほぼ全てのラットで随
時血糖値が高値を示す。しかしながら、空腹時血糖値の
上昇は軽度でほぼ正常値を示す。日本糖尿病学会の基準
(1982)によると、空腹時血糖値(静脈全血)120mg/dl以
上を糖尿病とみなしている(糖尿病検査マニュアル 繁
田幸男監修 南江堂刊)。そこで、空腹時血糖値検査か
らは糖尿病とみなされない、空腹時血糖値が120mg/dl未
満(随時血糖値250mg/dl以上)の上記インスリン分泌不
全タイプ糖尿病ラットを、軽度の糖尿病モデルとして使
用した。
(STZ)投与によりインスリン分泌不全タイプの糖尿病
を発症させた(細胞工学別冊、医学実験マニュアルシリ
ーズ糖尿病研究ストラテジー 清野進、岡芳和編、秀潤
社刊)。生後2日目のラットにSTZを90 mg/kgを皮下投与
した。STZは、クエン酸緩衝液(pH4.5)に溶解し、溶解
後5分以内に投与が終了するようにした。2日後に心臓よ
り血液を採取しTerumoメディエース(血糖測定セット)
を用いて随時血糖値を測定し、275 mg/dl以上の個体を
選抜した。これらのラットはSTZ投与5週間後から随時血
糖値が上昇を始め、7週間後にはほぼ全てのラットで随
時血糖値が高値を示す。しかしながら、空腹時血糖値の
上昇は軽度でほぼ正常値を示す。日本糖尿病学会の基準
(1982)によると、空腹時血糖値(静脈全血)120mg/dl以
上を糖尿病とみなしている(糖尿病検査マニュアル 繁
田幸男監修 南江堂刊)。そこで、空腹時血糖値検査か
らは糖尿病とみなされない、空腹時血糖値が120mg/dl未
満(随時血糖値250mg/dl以上)の上記インスリン分泌不
全タイプ糖尿病ラットを、軽度の糖尿病モデルとして使
用した。
【0017】(2)13C-呼気テスト (2)-1 静脈内投与 (1)で作成した糖尿病ラット(8週齢)と健常ラット
(8週齢)について、以下の呼気テストを実施した。一
晩絶食したラットをネンブタール腹腔内投与(50 mg/k
g)で麻酔し、手術台に固定した。尾静脈より血液を採
取し、Terumoメディエース(血糖測定セット)を用いて
血糖値を測定した。頭部に呼気吸引用のキャップを被
せ、標識アミノピリンを大腿静脈より所定量投与した。
ストロークポンプ [バリアブル・ストロークポンプ VS-
500、(株)柴田科学工業] を用いて呼気を約 100 ml/m
in の速度で吸引し、そのまま13CO2 アナライザー EX
-130S [(株)日本分光] のフローセルに導入した。呼
気吸引用のキャップとストロークポンプの間にはパーマ
ピュアドライヤー( MD-050-12P、Perma Pure INC. )
を設置して呼気中の水蒸気を除去した。
(8週齢)について、以下の呼気テストを実施した。一
晩絶食したラットをネンブタール腹腔内投与(50 mg/k
g)で麻酔し、手術台に固定した。尾静脈より血液を採
取し、Terumoメディエース(血糖測定セット)を用いて
血糖値を測定した。頭部に呼気吸引用のキャップを被
せ、標識アミノピリンを大腿静脈より所定量投与した。
ストロークポンプ [バリアブル・ストロークポンプ VS-
500、(株)柴田科学工業] を用いて呼気を約 100 ml/m
in の速度で吸引し、そのまま13CO2 アナライザー EX
-130S [(株)日本分光] のフローセルに導入した。呼
気吸引用のキャップとストロークポンプの間にはパーマ
ピュアドライヤー( MD-050-12P、Perma Pure INC. )
を設置して呼気中の水蒸気を除去した。
【0018】13CO2 アナライザーから出力されるデー
タはAD変換した後パーソナルコンピュータ(Apple Po
wer Macintosh 8500)に取込み、データ処理ソフトウェ
ア Lab VIEW (National Instruments)を用いて 5秒間隔
で 100msec毎 10 点のデータを積算平均し、13Catom
%、Δ13C(‰)、炭酸ガス濃度(%)に変換することで連続
測定 13C−呼気テストを行った。変換したデータはリ
アルタイムで画面表示した後、ハードディスク中に保存
した。呼気テスト中、直腸温をモニターし、小動物用体
温コントローラー TR-100 (Fine Science Tools INC.)
により、37± 0.5℃に維持した。また、吸引呼気中の炭
酸ガス濃度は 3± 0.5 %に維持した。実験終了後、ラッ
トは過剰量のネンブタールを投与し屠殺した。尚、Δ13
C(‰)は各時点の呼気CO2 中の13C濃度(13C tmin)
とCO2 標準ガスの13C濃度( 13C std)から下式によ
り算出した。
タはAD変換した後パーソナルコンピュータ(Apple Po
wer Macintosh 8500)に取込み、データ処理ソフトウェ
ア Lab VIEW (National Instruments)を用いて 5秒間隔
で 100msec毎 10 点のデータを積算平均し、13Catom
%、Δ13C(‰)、炭酸ガス濃度(%)に変換することで連続
測定 13C−呼気テストを行った。変換したデータはリ
アルタイムで画面表示した後、ハードディスク中に保存
した。呼気テスト中、直腸温をモニターし、小動物用体
温コントローラー TR-100 (Fine Science Tools INC.)
により、37± 0.5℃に維持した。また、吸引呼気中の炭
酸ガス濃度は 3± 0.5 %に維持した。実験終了後、ラッ
トは過剰量のネンブタールを投与し屠殺した。尚、Δ13
C(‰)は各時点の呼気CO2 中の13C濃度(13C tmin)
とCO2 標準ガスの13C濃度( 13C std)から下式によ
り算出した。
【0019】
【数1】Δ13C(‰)={(13C tmin-13C 0min)/13C s
td}×1000
td}×1000
【0020】(2)-2 経口投与 一晩絶食した健常ラット(8週齢又は9週齢)および糖尿
病ラット(8週齢又は9週齢)を無麻酔のままマイクロ照
射装置用ラットホルダー内に固定し、尾静脈より血液を
採取し、Terumoメディエース(血糖測定セット)を用い
て血糖値を測定した。ストロークポンプ [バリアブル・
ストロークポンプ VS-500、(株)柴田科学工業] を用
いて呼気を約 100〜300 ml/minの速度で吸引し、そのま
ま13CO2 アナライザー EX-130S [(株)日本分光] の
フローセルに導入した。ラットホルダーとストロークポ
ンプの間にはパーマピュアドライヤー( MD-050-12P、P
erma Pure INC. )を設置して呼気中の水蒸気を除去し
た。炭酸ガス濃度が安定した状態でいったんラットホル
ダーからラットを出し、標識フェナセチン又は標識メタ
セチンを、経口投与用ゾンデを用いて胃内に所定量投与
した。
病ラット(8週齢又は9週齢)を無麻酔のままマイクロ照
射装置用ラットホルダー内に固定し、尾静脈より血液を
採取し、Terumoメディエース(血糖測定セット)を用い
て血糖値を測定した。ストロークポンプ [バリアブル・
ストロークポンプ VS-500、(株)柴田科学工業] を用
いて呼気を約 100〜300 ml/minの速度で吸引し、そのま
ま13CO2 アナライザー EX-130S [(株)日本分光] の
フローセルに導入した。ラットホルダーとストロークポ
ンプの間にはパーマピュアドライヤー( MD-050-12P、P
erma Pure INC. )を設置して呼気中の水蒸気を除去し
た。炭酸ガス濃度が安定した状態でいったんラットホル
ダーからラットを出し、標識フェナセチン又は標識メタ
セチンを、経口投与用ゾンデを用いて胃内に所定量投与
した。
【0021】13CO2 アナライザーから出力されるデー
タはAD変換した後パーソナルコンピュータ(Apple Po
wer Macintosh 8500)に取込み、データ処理ソフトウェ
ア Lab VIEW (National Instruments)を用いて 5秒間隔
で 100msec毎 10 点のデータを積算平均し、13Catom
%、Δ13C(‰)、炭酸ガス濃度(%)に変換することで連続
測定 13C−呼気テストを行った。変換したデータはリ
アルタイムで画面表示した後、ハードディスク中に保存
した。呼気テスト中、直腸温をモニターし、小動物用体
温コントローラー TR-100 (Fine Science Tools INC.)
により、37± 0.5℃に維持した。また、吸引呼気中の炭
酸ガス濃度は 3± 0.5 %に維持した。実験終了後、ラッ
トは過剰量のネンブタールを投与し屠殺した。尚、Δ13
C(‰)は上記式より算出した。
タはAD変換した後パーソナルコンピュータ(Apple Po
wer Macintosh 8500)に取込み、データ処理ソフトウェ
ア Lab VIEW (National Instruments)を用いて 5秒間隔
で 100msec毎 10 点のデータを積算平均し、13Catom
%、Δ13C(‰)、炭酸ガス濃度(%)に変換することで連続
測定 13C−呼気テストを行った。変換したデータはリ
アルタイムで画面表示した後、ハードディスク中に保存
した。呼気テスト中、直腸温をモニターし、小動物用体
温コントローラー TR-100 (Fine Science Tools INC.)
により、37± 0.5℃に維持した。また、吸引呼気中の炭
酸ガス濃度は 3± 0.5 %に維持した。実験終了後、ラッ
トは過剰量のネンブタールを投与し屠殺した。尚、Δ13
C(‰)は上記式より算出した。
【0022】〔実施例2〕 N,N-ジメチル-13C-アミ
ノピリン呼気テスト 健常ラット(8週齢,空腹時血糖値 68.8±4.0mg/dl,n=
4)および糖尿病ラット(8週齢,随時血糖値 414.5±2
9.9mg/dl,空腹時血糖値 94.8±10.0mg/dl,n=4)に、
生理食塩水に溶解したN,N-ジメチル-13C-アミノピリン
(ICON社より購入)を大腿静脈より40mg/kg投与し、実
施例1に記載の方法に従って、呼気CO2中の13C濃度
の増加率(Δ13C(‰))を測定した。
ノピリン呼気テスト 健常ラット(8週齢,空腹時血糖値 68.8±4.0mg/dl,n=
4)および糖尿病ラット(8週齢,随時血糖値 414.5±2
9.9mg/dl,空腹時血糖値 94.8±10.0mg/dl,n=4)に、
生理食塩水に溶解したN,N-ジメチル-13C-アミノピリン
(ICON社より購入)を大腿静脈より40mg/kg投与し、実
施例1に記載の方法に従って、呼気CO2中の13C濃度
の増加率(Δ13C(‰))を測定した。
【0023】健常ラットでは、N,N-ジメチル-13C-アミ
ノピリン投与後約3分までΔ13C(‰)値は急激に増加し
たが、その後20分まで徐々に増加した。一方、糖尿病ラ
ットでは、投与後約5分までΔ13C(‰)値は急激に増加
したが、その後20分までほぼ一定値を示した(図1)。
投与後20分のΔ13C(‰)値は、糖尿病ラットで 193.62
±22.21 ‰、健常ラットで 92.2±12.64 ‰であり、糖
尿病ラットは健常ラットに比べて、非常に有意( p<
0.001 (ANOVA with Fischer LSD))に高かった。
ノピリン投与後約3分までΔ13C(‰)値は急激に増加し
たが、その後20分まで徐々に増加した。一方、糖尿病ラ
ットでは、投与後約5分までΔ13C(‰)値は急激に増加
したが、その後20分までほぼ一定値を示した(図1)。
投与後20分のΔ13C(‰)値は、糖尿病ラットで 193.62
±22.21 ‰、健常ラットで 92.2±12.64 ‰であり、糖
尿病ラットは健常ラットに比べて、非常に有意( p<
0.001 (ANOVA with Fischer LSD))に高かった。
【0024】また、投与後1分から2分における傾きは、
糖尿病ラットで 95.68±16.33 ‰/分、健常ラットで 4
1.16±8.89‰/分であり、糖尿病ラットは健常ラットに
比べて、非常に有意( p< 0.01 (ANOVA with Fischer
LSD))に大きかった。したがって、N,N-ジメチル-13C-
アミノピリン投与後一定時間後のΔ13C(‰)値、ある
いは、投与後のΔ13C(‰)値の増加の傾きから、糖尿
病を診断することが可能である。またこの糖尿病の診断
は、空腹時に正常血糖値を示す軽度の糖尿病に関して
も、診断することが可能である。
糖尿病ラットで 95.68±16.33 ‰/分、健常ラットで 4
1.16±8.89‰/分であり、糖尿病ラットは健常ラットに
比べて、非常に有意( p< 0.01 (ANOVA with Fischer
LSD))に大きかった。したがって、N,N-ジメチル-13C-
アミノピリン投与後一定時間後のΔ13C(‰)値、ある
いは、投与後のΔ13C(‰)値の増加の傾きから、糖尿
病を診断することが可能である。またこの糖尿病の診断
は、空腹時に正常血糖値を示す軽度の糖尿病に関して
も、診断することが可能である。
【0025】〔実施例3〕 エトキシ-1-13C-フェ
ナセチン呼気テスト 健常ラット(9週齢,空腹時血糖値 72±8.9mg/dl,n=
4)および糖尿病ラット(9週齢,随時血糖値 504.7±5
5.0mg/dl,空腹時血糖値 101.7±3.3mg/dl,n=3)に、
0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液を加
え懸濁したエトキシ-1-13C-フェナセチン(ICON社よ
り購入)を90mg/kg経口投与し、実施例1に記載の方法
に従って、呼気CO2中の13C濃度の増加率(Δ13C
(‰))を測定した。
ナセチン呼気テスト 健常ラット(9週齢,空腹時血糖値 72±8.9mg/dl,n=
4)および糖尿病ラット(9週齢,随時血糖値 504.7±5
5.0mg/dl,空腹時血糖値 101.7±3.3mg/dl,n=3)に、
0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液を加
え懸濁したエトキシ-1-13C-フェナセチン(ICON社よ
り購入)を90mg/kg経口投与し、実施例1に記載の方法
に従って、呼気CO2中の13C濃度の増加率(Δ13C
(‰))を測定した。
【0026】健常ラット、糖尿病ラットともに、エトキ
シ-1-13C-フェナセチン投与後30分までΔ13C(‰)値
は増加を続けた。(図2)。投与後30分のΔ13C(‰)値
は、糖尿病ラットで 119.85±13.87 ‰、健常ラットで
70.99±12.34 ‰であり、糖尿病ラットは健常ラットに
比べて、非常に有意( p< 0.01 (ANOVA with Fischer
LSD))に高かった。
シ-1-13C-フェナセチン投与後30分までΔ13C(‰)値
は増加を続けた。(図2)。投与後30分のΔ13C(‰)値
は、糖尿病ラットで 119.85±13.87 ‰、健常ラットで
70.99±12.34 ‰であり、糖尿病ラットは健常ラットに
比べて、非常に有意( p< 0.01 (ANOVA with Fischer
LSD))に高かった。
【0027】また、投与後10分から15分における傾き
は、糖尿病ラットで 30.88±5.62‰/5分、健常ラット
で 16.3±4.47‰/5分であり、糖尿病ラットは健常ラッ
トに比べて、有意( p< 0.05 (ANOVA with Fischer LS
D))に大きかった。したがって、エトキシ-1-13C-フ
ェナセチン投与後一定時間後のΔ13C(‰)値、あるい
は、投与後のΔ13C(‰)値の増加の傾きから、糖尿病を
診断することが可能である。またこの糖尿病の診断は、
空腹時に正常血糖値を示す軽度の糖尿病に関しても、診
断することが可能である。
は、糖尿病ラットで 30.88±5.62‰/5分、健常ラット
で 16.3±4.47‰/5分であり、糖尿病ラットは健常ラッ
トに比べて、有意( p< 0.05 (ANOVA with Fischer LS
D))に大きかった。したがって、エトキシ-1-13C-フ
ェナセチン投与後一定時間後のΔ13C(‰)値、あるい
は、投与後のΔ13C(‰)値の増加の傾きから、糖尿病を
診断することが可能である。またこの糖尿病の診断は、
空腹時に正常血糖値を示す軽度の糖尿病に関しても、診
断することが可能である。
【0028】〔実施例4〕 メトキシ-13C-メタセチ
ン呼気テスト 健常ラット(8週齢,空腹時血糖値 86±2.9mg/dl,n=
4)および糖尿病ラット(8週齢,随時血糖値 418.5±2
4.9mg/dl,空腹時血糖値 90.3±6.6mg/dl,n=4)に、0.
5%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液を加え
懸濁したメトキシ-13C-メタセチン(CIL社より購入)
を90mg/kg経口投与し、実施例1に記載の方法に従っ
て、呼気CO2中の13C濃度の増加率(Δ13C(‰))を
測定した。
ン呼気テスト 健常ラット(8週齢,空腹時血糖値 86±2.9mg/dl,n=
4)および糖尿病ラット(8週齢,随時血糖値 418.5±2
4.9mg/dl,空腹時血糖値 90.3±6.6mg/dl,n=4)に、0.
5%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液を加え
懸濁したメトキシ-13C-メタセチン(CIL社より購入)
を90mg/kg経口投与し、実施例1に記載の方法に従っ
て、呼気CO2中の13C濃度の増加率(Δ13C(‰))を
測定した。
【0029】メトキシ-13C-メタセチン投与後12分から
17分における傾きは、糖尿病ラットで -8.40±7.67‰/
5分、健常ラットで 16.05±7.71‰/5分であり、糖尿病
ラットは健常ラットに比べて、非常に有意( p< 0.01
(ANOVA with Fischer LSD))に小さかった。したがっ
て、メトキシ-13C-メタセチン投与後のΔ13C(‰)値の
増加の傾きから、糖尿病を診断することが可能である。
またこの糖尿病の診断は、空腹時に正常血糖値を示す軽
度の糖尿病に関しても、診断することが可能である。
17分における傾きは、糖尿病ラットで -8.40±7.67‰/
5分、健常ラットで 16.05±7.71‰/5分であり、糖尿病
ラットは健常ラットに比べて、非常に有意( p< 0.01
(ANOVA with Fischer LSD))に小さかった。したがっ
て、メトキシ-13C-メタセチン投与後のΔ13C(‰)値の
増加の傾きから、糖尿病を診断することが可能である。
またこの糖尿病の診断は、空腹時に正常血糖値を示す軽
度の糖尿病に関しても、診断することが可能である。
【0030】〔製剤例1〕 (注射剤) N,N-ジメチル-13C-アミノピリン10重量部に対し、生理
食塩水を加え全量を100重量部として、これを溶解後ミ
リポアフィルターを用いて除菌濾過した。この濾液をバ
イアル瓶にとり、密封して注射剤を得た。 〔製剤例2〕 (内服液剤) N,N-ジメチル-13C-アミノピリン10重量部に対し、精製
水を加え全量を100重量部として、これを溶解後ミリポ
アフィルターを用いて除菌濾過した。この濾液をバイア
ル瓶にとり、密封して内服液剤を得た。
食塩水を加え全量を100重量部として、これを溶解後ミ
リポアフィルターを用いて除菌濾過した。この濾液をバ
イアル瓶にとり、密封して注射剤を得た。 〔製剤例2〕 (内服液剤) N,N-ジメチル-13C-アミノピリン10重量部に対し、精製
水を加え全量を100重量部として、これを溶解後ミリポ
アフィルターを用いて除菌濾過した。この濾液をバイア
ル瓶にとり、密封して内服液剤を得た。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、被験者の身体的負担が
小さく、正確な検査結果を即時に知ることができ、かつ
副作用がなく安全に使用できる糖尿病診断剤が提供され
る。本発明の糖尿病診断剤は、空腹時に正常血糖値を示
す軽度の糖尿病患者をもスクリーニングすることがで
き、見逃しやすい状況下においても健常人と糖尿病患者
の判別が可能である。さらに、糖尿病の通院患者の管
理、治療効果の判定に有用である。
小さく、正確な検査結果を即時に知ることができ、かつ
副作用がなく安全に使用できる糖尿病診断剤が提供され
る。本発明の糖尿病診断剤は、空腹時に正常血糖値を示
す軽度の糖尿病患者をもスクリーニングすることがで
き、見逃しやすい状況下においても健常人と糖尿病患者
の判別が可能である。さらに、糖尿病の通院患者の管
理、治療効果の判定に有用である。
【図1】N,N-ジメチル-13C-アミノピリン投与後の呼気
中13CO2の増加を示す。
中13CO2の増加を示す。
【図2】エトキシ-1-13C-フェナセチン投与後の呼気
中13CO2の増加を示す。
中13CO2の増加を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 邦彦 千葉県船橋市滝台町104−1−405
Claims (3)
- 【請求項1】 4位のジメチルアミノ基の炭素が13Cで
標識されたアミノピリンを含む糖尿病診断剤。 - 【請求項2】 エトキシ基の1位の炭素が13Cで標識さ
れたフェナセチンを含む糖尿病診断剤。 - 【請求項3】 メトキシ基の炭素が13Cで標識されたメ
タセチンを含む糖尿病診断剤。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9313077A JPH11147842A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 糖尿病診断剤 |
| CA002250485A CA2250485C (en) | 1997-10-21 | 1998-10-14 | Diagnostic agent for diabetes |
| ES03000243T ES2304472T3 (es) | 1997-10-21 | 1998-10-19 | Agente de diagnostico para la diabetes que comprende un compuesto marcado con 13c. |
| EP03000243A EP1304124B1 (en) | 1997-10-21 | 1998-10-19 | Diagnostic agent for diabetes comprising 13C labelled compound |
| ES98308523T ES2196501T3 (es) | 1997-10-21 | 1998-10-19 | Utilizacion de aminoacidos marcados con c13 como agente de diagnostico en la diabetes. |
| EP98308523A EP0913161B1 (en) | 1997-10-21 | 1998-10-19 | Use of a 13C-labelled amino acid as a diagnostic agent for diabetes |
| DE69839314T DE69839314T2 (de) | 1997-10-21 | 1998-10-19 | Diagnosemittel für Diabetes, das 13C-markierte Zusammensetzung enthält |
| DE69812532T DE69812532T2 (de) | 1997-10-21 | 1998-10-19 | Verwendung einer 13C-markierten Aminosäure zur Diagnose von Diabetes |
| US09/176,246 US6509002B1 (en) | 1997-10-21 | 1998-10-21 | Diagnostic agent for diabetes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9313077A JPH11147842A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 糖尿病診断剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11147842A true JPH11147842A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18036921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9313077A Pending JPH11147842A (ja) | 1997-10-21 | 1997-11-14 | 糖尿病診断剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11147842A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115267100A (zh) * | 2021-04-30 | 2022-11-01 | 北京华亘安邦科技有限公司 | 13c美沙西汀颗粒剂及其制备方法和应用 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP9313077A patent/JPH11147842A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115267100A (zh) * | 2021-04-30 | 2022-11-01 | 北京华亘安邦科技有限公司 | 13c美沙西汀颗粒剂及其制备方法和应用 |
| EP4327805A4 (en) * | 2021-04-30 | 2024-10-09 | Beijing Richen-Force Science & Technology Co., Ltd | METHACETIN 13C GRANULE, ITS PREPARATION PROCESS AND ITS USE |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040121 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070109 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070807 |