JPH11148097A - 生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤 - Google Patents
生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤Info
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- JPH11148097A JPH11148097A JP31364797A JP31364797A JPH11148097A JP H11148097 A JPH11148097 A JP H11148097A JP 31364797 A JP31364797 A JP 31364797A JP 31364797 A JP31364797 A JP 31364797A JP H11148097 A JPH11148097 A JP H11148097A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄力及び殺菌力が高く、使いやすい生鮮食
品用の固形殺菌洗浄剤を得る。 【解決手段】 (A)塩素系殺菌剤0.1〜80重量
%、(B)固形の酸0.1〜80重量%及び(C)界面
活性剤0.01〜80重量%を含有するものであり、1
重量%水溶液のpHが2〜12である生鮮食品用の固形
殺菌洗浄剤。(B)成分の作用により、(A)成分の殺
菌力と(C)成分の洗浄力が相乗的に向上される。しか
も、粉末状等の固形製剤であるため取り扱いやすく、保
存安定性も高い。
品用の固形殺菌洗浄剤を得る。 【解決手段】 (A)塩素系殺菌剤0.1〜80重量
%、(B)固形の酸0.1〜80重量%及び(C)界面
活性剤0.01〜80重量%を含有するものであり、1
重量%水溶液のpHが2〜12である生鮮食品用の固形
殺菌洗浄剤。(B)成分の作用により、(A)成分の殺
菌力と(C)成分の洗浄力が相乗的に向上される。しか
も、粉末状等の固形製剤であるため取り扱いやすく、保
存安定性も高い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜や果物を初め
とする生鮮食品の殺菌及び洗浄をすることができる生鮮
食品用の固形殺菌洗浄剤に関する。
とする生鮮食品の殺菌及び洗浄をすることができる生鮮
食品用の固形殺菌洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】大腸
菌、サルモネラ菌、ブドウ球菌等の有害菌による食中毒
事故が、年間を通して発生しており、その原因食物とし
ては、やはり野菜、果物等の生で食することの多い生鮮
食品であるのが実状である。一度に食する量が少ない各
家庭においては流水による洗浄でも通常は十分ではある
が、社員食堂用、病院用及び学校給食用等の大規模調理
施設においては、一度に大量の生鮮食品を扱うため、必
ずしも流水による洗浄処理では充分ではない場合があ
る。
菌、サルモネラ菌、ブドウ球菌等の有害菌による食中毒
事故が、年間を通して発生しており、その原因食物とし
ては、やはり野菜、果物等の生で食することの多い生鮮
食品であるのが実状である。一度に食する量が少ない各
家庭においては流水による洗浄でも通常は十分ではある
が、社員食堂用、病院用及び学校給食用等の大規模調理
施設においては、一度に大量の生鮮食品を扱うため、必
ずしも流水による洗浄処理では充分ではない場合があ
る。
【0003】野菜や果物等の殺菌洗浄方法としては、一
般の洗浄剤や野菜洗浄剤による洗浄、有機酸を配合した
野菜用殺菌洗浄剤による殺菌洗浄、塩素系殺菌剤による
洗浄等が知られている。
般の洗浄剤や野菜洗浄剤による洗浄、有機酸を配合した
野菜用殺菌洗浄剤による殺菌洗浄、塩素系殺菌剤による
洗浄等が知られている。
【0004】しかし、洗浄剤による洗浄だけは殺菌はで
きず、野菜用殺菌洗浄剤による殺菌洗浄では殺菌効果が
低く、いずれも大規模調理施設等においては満足できる
方法ではない。さらに、液体の塩素系殺菌剤による殺菌
では、野菜や果物への浸透性が弱いために充分な殺菌が
できず、食品添加物として認められている蔗糖脂肪酸エ
ステル、有機酸等と併用した場合には保存安定性の面で
製剤化が困難である。また、液体の塩素系殺菌剤の場合
には、使用時に酸と併用したときに有害な塩素ガスを発
生するという問題もある。
きず、野菜用殺菌洗浄剤による殺菌洗浄では殺菌効果が
低く、いずれも大規模調理施設等においては満足できる
方法ではない。さらに、液体の塩素系殺菌剤による殺菌
では、野菜や果物への浸透性が弱いために充分な殺菌が
できず、食品添加物として認められている蔗糖脂肪酸エ
ステル、有機酸等と併用した場合には保存安定性の面で
製剤化が困難である。また、液体の塩素系殺菌剤の場合
には、使用時に酸と併用したときに有害な塩素ガスを発
生するという問題もある。
【0005】そこで本発明は、粉末状等に固形製剤化す
ることにより、取り扱いやすく、保存安定性及び使用時
の安全性が高く、簡便でかつ確実に野菜や果物等の生鮮
食品の殺菌及び洗浄を行うことができる生鮮食品用の固
形殺菌洗浄剤を提供することを目的とする。
ることにより、取り扱いやすく、保存安定性及び使用時
の安全性が高く、簡便でかつ確実に野菜や果物等の生鮮
食品の殺菌及び洗浄を行うことができる生鮮食品用の固
形殺菌洗浄剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、殺菌成分である
塩素系殺菌剤と洗浄成分である界面活性剤とともに固形
の酸を用い、これらを粉末状等に固形製剤化することに
より、保存安定性が向上し、しかも使いやすく使用時の
安全性も高くなり、優れた殺菌力及び洗浄力が得られる
ことを見出し、本発明を完成したものである。
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、殺菌成分である
塩素系殺菌剤と洗浄成分である界面活性剤とともに固形
の酸を用い、これらを粉末状等に固形製剤化することに
より、保存安定性が向上し、しかも使いやすく使用時の
安全性も高くなり、優れた殺菌力及び洗浄力が得られる
ことを見出し、本発明を完成したものである。
【0007】即ち本発明は、(A)塩素系殺菌剤0.1
〜80重量%、(B)固形の酸0.1〜80重量%及び
(C)界面活性剤0.01〜80重量%を含有するもの
であり、1重量%水溶液のpHが2〜12であることを
特徴とする生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤を提供するもの
である。
〜80重量%、(B)固形の酸0.1〜80重量%及び
(C)界面活性剤0.01〜80重量%を含有するもの
であり、1重量%水溶液のpHが2〜12であることを
特徴とする生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤を提供するもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で用いる(A)成分の塩素
系殺菌剤としては、ジクロルイソシアヌル酸、ジクロル
イソシアヌル酸ナトリウム、ジクロルイソシアヌル酸カ
リウム、トリクロロイソシアヌル酸、サラシ粉、高度サ
ラシ粉、亜塩素酸ナトリウム等の水系で次亜塩素酸又は
亜塩素酸を発生しうるものを挙げることができるが、こ
れらの中でも食品添加物として認定されているサラシ
粉、高度サラシ粉、亜塩素酸ナトリウムが好ましい。こ
れらは1種又は2種以上を組み合わせて用いることがで
きる。
系殺菌剤としては、ジクロルイソシアヌル酸、ジクロル
イソシアヌル酸ナトリウム、ジクロルイソシアヌル酸カ
リウム、トリクロロイソシアヌル酸、サラシ粉、高度サ
ラシ粉、亜塩素酸ナトリウム等の水系で次亜塩素酸又は
亜塩素酸を発生しうるものを挙げることができるが、こ
れらの中でも食品添加物として認定されているサラシ
粉、高度サラシ粉、亜塩素酸ナトリウムが好ましい。こ
れらは1種又は2種以上を組み合わせて用いることがで
きる。
【0009】(A)成分の含有量は、充分な殺菌力を付
与するともに、他の成分との配合性を考慮すると、0.
1〜80重量%であり、好ましくは0.5〜50重量%
であり、特に好ましくは5〜10重量%である。
与するともに、他の成分との配合性を考慮すると、0.
1〜80重量%であり、好ましくは0.5〜50重量%
であり、特に好ましくは5〜10重量%である。
【0010】本発明で用いる(B)成分の20℃で固形
の酸としては、フマル酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、マレイン酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、マロン酸、アスパラギン酸、グルタミ
ン酸、アスコルビン酸、安息香酸、ピロリドンカルボン
酸、リン酸等を挙げることができるが、これらの中でも
食品添加物として認定されているフマル酸、コハク酸、
アジピン酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸、リンゴ酸、
酒石酸、リン酸、グルタミン酸、アスコルビン酸、安息
香酸が好ましい。これらは1種又は2種以上を組み合わ
せて用いることができる。
の酸としては、フマル酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、マレイン酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、マロン酸、アスパラギン酸、グルタミ
ン酸、アスコルビン酸、安息香酸、ピロリドンカルボン
酸、リン酸等を挙げることができるが、これらの中でも
食品添加物として認定されているフマル酸、コハク酸、
アジピン酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸、リンゴ酸、
酒石酸、リン酸、グルタミン酸、アスコルビン酸、安息
香酸が好ましい。これらは1種又は2種以上を組み合わ
せて用いることができる。
【0011】(B)成分の含有量は、洗浄力及び殺菌力
を高め、他の成分との配合性を考慮すると、0.1〜8
0重量%であり、好ましくは0.5〜50重量%であ
り、特に好ましくは5〜20重量%である。
を高め、他の成分との配合性を考慮すると、0.1〜8
0重量%であり、好ましくは0.5〜50重量%であ
り、特に好ましくは5〜20重量%である。
【0012】本発明で用いる(C)成分の界面活性剤と
しては、陰イオン界面活性剤又は非イオン界面活性剤を
挙げることができ、これらの中でも食品添加物として認
定されているオレイン酸ナトリウム、ソルビタン脂肪酸
エステル、蔗糖脂肪酸エステル、プロピレングリコール
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルが好まし
い。これらは1種又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができる。
しては、陰イオン界面活性剤又は非イオン界面活性剤を
挙げることができ、これらの中でも食品添加物として認
定されているオレイン酸ナトリウム、ソルビタン脂肪酸
エステル、蔗糖脂肪酸エステル、プロピレングリコール
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルが好まし
い。これらは1種又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができる。
【0013】(C)成分の含有量は、洗浄力を高めると
ともに、他の成分との配合性を考慮すると、0.01〜
80重量%であり、好ましくは0.01〜50重量%で
あり、特に好ましくは0.5〜50重量%である。
ともに、他の成分との配合性を考慮すると、0.01〜
80重量%であり、好ましくは0.01〜50重量%で
あり、特に好ましくは0.5〜50重量%である。
【0014】本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤に
は、さらに発泡剤を配合することができる。この発泡剤
は、(B)成分の有機酸との反応により二酸化炭素を発
生させ、それによる攪拌効果により(A)及び(B)成
分の浸透性を高め、洗浄力及び殺菌力を向上するように
作用するものである。発泡剤としては、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸アンモ
ニウム、炭酸水素アンモニウム等を挙げることができ
る。これらは1種又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができる。
は、さらに発泡剤を配合することができる。この発泡剤
は、(B)成分の有機酸との反応により二酸化炭素を発
生させ、それによる攪拌効果により(A)及び(B)成
分の浸透性を高め、洗浄力及び殺菌力を向上するように
作用するものである。発泡剤としては、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸アンモ
ニウム、炭酸水素アンモニウム等を挙げることができ
る。これらは1種又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができる。
【0015】発泡剤の配合量は、好ましくは0.1〜8
0重量%であり、特に好ましくは0.5〜50重量%で
ある。
0重量%であり、特に好ましくは0.5〜50重量%で
ある。
【0016】本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤に
は、さらにpH調整剤を配合することができる。このp
H調整剤は、使用時に水溶液にして使用する場合におい
て、塩素ガスが発生しないようなpHに調整するととも
に、増量剤及び安定性向上剤としても作用するものであ
る。pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化マグネシウム、水酸化バリウム、水酸化
カルシウム、水酸化リチウム、珪酸ナトリウム、珪酸カ
リウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、リン酸ア
ンモニウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン
酸カルシウム、酸性ピロリン酸ナトリウム、酸性ピロリ
ン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナト
リウム、メタリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、
ポリリン酸カリウム、メタリン酸カリウム、硫酸ナトリ
ウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、硫酸アンモニウム等を挙げることができる。これら
は1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ
る。
は、さらにpH調整剤を配合することができる。このp
H調整剤は、使用時に水溶液にして使用する場合におい
て、塩素ガスが発生しないようなpHに調整するととも
に、増量剤及び安定性向上剤としても作用するものであ
る。pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化マグネシウム、水酸化バリウム、水酸化
カルシウム、水酸化リチウム、珪酸ナトリウム、珪酸カ
リウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、リン酸ア
ンモニウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン
酸カルシウム、酸性ピロリン酸ナトリウム、酸性ピロリ
ン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナト
リウム、メタリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、
ポリリン酸カリウム、メタリン酸カリウム、硫酸ナトリ
ウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、硫酸アンモニウム等を挙げることができる。これら
は1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ
る。
【0017】pH調整剤の種類と量は、生鮮食品用の固
形殺菌洗浄剤の1重量%水溶液のpHが2〜12となる
よう適宜選択する。
形殺菌洗浄剤の1重量%水溶液のpHが2〜12となる
よう適宜選択する。
【0018】本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤に
は、殺菌力及び洗浄力をより向上させるため、さらに無
機過酸化物を配合することができる。無機過酸化物とし
ては、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、モノ過
硫酸カリ複塩、硫酸ナトリウム・塩化ナトリウム・過酸
化水素付加体等を挙げることができる。これらは1種又
は2種以上を組み合わせて用いることができる。
は、殺菌力及び洗浄力をより向上させるため、さらに無
機過酸化物を配合することができる。無機過酸化物とし
ては、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、モノ過
硫酸カリ複塩、硫酸ナトリウム・塩化ナトリウム・過酸
化水素付加体等を挙げることができる。これらは1種又
は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0019】無機過酸化物の配合量は、好ましくは0.
1〜50重量%であり、特に好ましくは3〜20重量%
である。
1〜50重量%であり、特に好ましくは3〜20重量%
である。
【0020】本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤に
は、さらに本発明の目的を損なわない範囲の他の成分、
例えば、上記以外の殺菌剤、造粒剤、増粘剤、香料、着
色剤等を配合することができる。
は、さらに本発明の目的を損なわない範囲の他の成分、
例えば、上記以外の殺菌剤、造粒剤、増粘剤、香料、着
色剤等を配合することができる。
【0021】本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤は、
殺菌洗浄効果及び安全性を高めるため、1重量%水溶液
のpHが2〜12であり、好ましくは3〜8である。
殺菌洗浄効果及び安全性を高めるため、1重量%水溶液
のpHが2〜12であり、好ましくは3〜8である。
【0022】本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤とし
ては、粉末状、粒状、顆粒状、錠剤状等の剤型が好まし
いが、固形製剤であればこれらに限定されるものではな
く、平板状、円柱状、直方体状のようなものであっても
よい。本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤の構成成分
が水を含まないものである場合には、各成分を混合し、
必要に応じて成形することにより製剤化することができ
る。構成成分の一部又は全部が水を含む場合には、含水
成分をアルカリ金属、アルカリ土類金属等の水酸化物、
珪酸塩、リン酸塩、硫酸塩と混合し、50〜120℃で
乾燥したのち、場合により残部の成分と混合することに
より製剤化することができる。
ては、粉末状、粒状、顆粒状、錠剤状等の剤型が好まし
いが、固形製剤であればこれらに限定されるものではな
く、平板状、円柱状、直方体状のようなものであっても
よい。本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤の構成成分
が水を含まないものである場合には、各成分を混合し、
必要に応じて成形することにより製剤化することができ
る。構成成分の一部又は全部が水を含む場合には、含水
成分をアルカリ金属、アルカリ土類金属等の水酸化物、
珪酸塩、リン酸塩、硫酸塩と混合し、50〜120℃で
乾燥したのち、場合により残部の成分と混合することに
より製剤化することができる。
【0023】本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤は、
使用時においては、例えば水溶液として野菜や果物等の
生鮮食品を浸漬したり、前記水溶液を野菜や果物等の生
鮮食品に噴霧したりすればよい。
使用時においては、例えば水溶液として野菜や果物等の
生鮮食品を浸漬したり、前記水溶液を野菜や果物等の生
鮮食品に噴霧したりすればよい。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
【0025】実施例1〜7及び比較例1〜4 表1に示す各成分を混合し、粉末状の生鮮食品用の固形
殺菌洗浄剤を製造した。なお、ソルビタンモノラウレー
トとしては花王株式会社製のレオドールSP−L10を
用い、蔗糖パルミチン酸エステルとしては三菱化学フー
ド株式会社製のリョートーシュガーエステルP−157
0を用い、蔗糖オレイン酸エステルとしては三菱化学フ
ード株式会社製のリョートーシュガーエステルO−15
70を用いた。これらの生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤
を、3.5゜DH硬水で500倍に希釈した水溶液を殺
菌洗浄液として用い、下記の洗浄力及び殺菌力の評価試
験をした。なお、希釈は、塩素ガスが発生しないよう、
水に本製剤を攪拌しながら少量ずつ添加することにより
行った。結果を表1に示す。
殺菌洗浄剤を製造した。なお、ソルビタンモノラウレー
トとしては花王株式会社製のレオドールSP−L10を
用い、蔗糖パルミチン酸エステルとしては三菱化学フー
ド株式会社製のリョートーシュガーエステルP−157
0を用い、蔗糖オレイン酸エステルとしては三菱化学フ
ード株式会社製のリョートーシュガーエステルO−15
70を用いた。これらの生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤
を、3.5゜DH硬水で500倍に希釈した水溶液を殺
菌洗浄液として用い、下記の洗浄力及び殺菌力の評価試
験をした。なお、希釈は、塩素ガスが発生しないよう、
水に本製剤を攪拌しながら少量ずつ添加することにより
行った。結果を表1に示す。
【0026】試験例1(洗浄力の評価試験) 市販のトマト5個に、展着剤(特製リノー)0.02%
を含有するボルドー液(4-4式)を1日1回、計3回散布
し、1日放置したものを試験用トマトとして用意した。
次に、5個の試験用トマトをそれぞれ半切りにし、これ
らの一方の半分のみを下記の条件で洗浄したのち、30
秒間、流水(水道水)で濯いだ。他方の半分は洗浄しな
かった。 (洗浄条件) 殺菌洗浄液:固形殺菌洗浄剤の3.5゜DH硬水500
倍希釈液 洗浄方法:浸漬攪拌法 洗浄温度:25±2℃ 洗浄時間:3分 攪拌回転数:100rpm 洗浄後の半切りトマトの外側果皮に付着している銅の残
存量と、無洗浄の対となる半切りトマトの外側果皮に付
着している銅の残存量を原子吸光分光分析法により測定
し、次式から洗浄率を求め、5個の平均値を示した。
を含有するボルドー液(4-4式)を1日1回、計3回散布
し、1日放置したものを試験用トマトとして用意した。
次に、5個の試験用トマトをそれぞれ半切りにし、これ
らの一方の半分のみを下記の条件で洗浄したのち、30
秒間、流水(水道水)で濯いだ。他方の半分は洗浄しな
かった。 (洗浄条件) 殺菌洗浄液:固形殺菌洗浄剤の3.5゜DH硬水500
倍希釈液 洗浄方法:浸漬攪拌法 洗浄温度:25±2℃ 洗浄時間:3分 攪拌回転数:100rpm 洗浄後の半切りトマトの外側果皮に付着している銅の残
存量と、無洗浄の対となる半切りトマトの外側果皮に付
着している銅の残存量を原子吸光分光分析法により測定
し、次式から洗浄率を求め、5個の平均値を示した。
【0027】
【数1】
【0028】試験例2(殺菌力の評価試験) 市販のキャベツの外側の葉2枚を剥がしたのち、それぞ
れの重さが100gになるように4分割した。次に、そ
れぞれの葉を剥がして適当な大きさに切断したのち、1
リットルのビーカーに入れ、そこに殺菌洗浄水(固形殺
菌洗浄剤の3.5゜DH硬水500倍希釈液)を注い
だ。キャベツと殺菌洗浄水の容量比は約1:10であっ
た。3分後にキャベツを取り出し、1リットルの水道水
で30秒間溜め濯ぎした。水道水を交換してこの溜め濯
ぎをもう一度行った。その後、キャベツをホモジナイズ
したものについて、食品衛生検査指針に従って、キャベ
ツ1g当たりの一般生菌数を測定し、次式から殺菌率を
求めた。この試験は5個のキャベツについて行い、結果
は計20サンプルの平均値として示した。
れの重さが100gになるように4分割した。次に、そ
れぞれの葉を剥がして適当な大きさに切断したのち、1
リットルのビーカーに入れ、そこに殺菌洗浄水(固形殺
菌洗浄剤の3.5゜DH硬水500倍希釈液)を注い
だ。キャベツと殺菌洗浄水の容量比は約1:10であっ
た。3分後にキャベツを取り出し、1リットルの水道水
で30秒間溜め濯ぎした。水道水を交換してこの溜め濯
ぎをもう一度行った。その後、キャベツをホモジナイズ
したものについて、食品衛生検査指針に従って、キャベ
ツ1g当たりの一般生菌数を測定し、次式から殺菌率を
求めた。この試験は5個のキャベツについて行い、結果
は計20サンプルの平均値として示した。
【0029】
【数2】
【0030】
【表1】
【0031】表1から明らかなとおり、実施例1〜7の
固形殺菌洗浄剤は、いずれも非常に高い洗浄力を及び殺
菌力を示した。これに対して、(A)の殺菌成分又は
(C)の洗浄成分を含有していない比較例1、3及び4
は、洗浄力及び殺菌力のいずれもが低かった。さらに、
(A)及び(C)成分を含有しているが(B)成分を含
有していない比較例2は、洗浄力及び殺菌力のいずれも
が実施例よりも低かった。この比較例2における殺菌率
93%という数値は、食中毒の重大性を考慮するととて
も満足できる数値ではない。これらの結果から、(A)
及び(C)成分による殺菌力及び洗浄力が、(B)成分
の作用により相乗的に向上されていることが確認され
た。
固形殺菌洗浄剤は、いずれも非常に高い洗浄力を及び殺
菌力を示した。これに対して、(A)の殺菌成分又は
(C)の洗浄成分を含有していない比較例1、3及び4
は、洗浄力及び殺菌力のいずれもが低かった。さらに、
(A)及び(C)成分を含有しているが(B)成分を含
有していない比較例2は、洗浄力及び殺菌力のいずれも
が実施例よりも低かった。この比較例2における殺菌率
93%という数値は、食中毒の重大性を考慮するととて
も満足できる数値ではない。これらの結果から、(A)
及び(C)成分による殺菌力及び洗浄力が、(B)成分
の作用により相乗的に向上されていることが確認され
た。
【0032】
【発明の効果】本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤
は、粉末状等の固形製剤にすることにより、塩素系殺菌
剤、界面活性剤及び固形の酸の三成分を安定に併用でき
るようになり、しかも固形の酸の作用により、塩素系殺
菌剤の殺菌力と界面活性剤の洗浄力を、相乗的に向上さ
せることができる。また、本発明の生鮮食品用の固形殺
菌洗浄剤は、粉末状等の固形製剤であるため、取り扱い
が簡便で、液体製品に比べて安全性も高い。このように
本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤によれば、確実に
殺菌洗浄を行うことができるため、大規模調理施設はも
ちろん、一般家庭における食中毒を防止し、不測の事態
の発生を防ぐことができる。また、使用直前に水に希
釈、溶解して浸漬用として用いることで強い殺菌、洗浄
力を安定に維持できる。さらに、液体系の場合のような
プラスチック容器等も不要となるため、保存運搬が容易
であり、ゴミの減量化にも役立つものである。
は、粉末状等の固形製剤にすることにより、塩素系殺菌
剤、界面活性剤及び固形の酸の三成分を安定に併用でき
るようになり、しかも固形の酸の作用により、塩素系殺
菌剤の殺菌力と界面活性剤の洗浄力を、相乗的に向上さ
せることができる。また、本発明の生鮮食品用の固形殺
菌洗浄剤は、粉末状等の固形製剤であるため、取り扱い
が簡便で、液体製品に比べて安全性も高い。このように
本発明の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤によれば、確実に
殺菌洗浄を行うことができるため、大規模調理施設はも
ちろん、一般家庭における食中毒を防止し、不測の事態
の発生を防ぐことができる。また、使用直前に水に希
釈、溶解して浸漬用として用いることで強い殺菌、洗浄
力を安定に維持できる。さらに、液体系の場合のような
プラスチック容器等も不要となるため、保存運搬が容易
であり、ゴミの減量化にも役立つものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C11D 10/02 1:04 1:66 3:48 3:39 3:28 3:20 3:33) (72)発明者 伊藤 純稔 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 日置 祐一 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)塩素系殺菌剤0.1〜80重量
%、(B)固形の酸0.1〜80重量%及び(C)界面
活性剤0.01〜80重量%を含有するものであり、1
重量%水溶液のpHが2〜12であることを特徴とする
生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤。 - 【請求項2】 さらに発泡剤を0.1〜80重量%含有
する請求項1記載の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤。 - 【請求項3】 さらにpH調整剤を含有する請求項1記
載の生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤。 - 【請求項4】 さらに、無機過酸化水素物を1〜50重
量%含有する請求項1記載の生鮮食品用の固形殺菌洗浄
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31364797A JPH11148097A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31364797A JPH11148097A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11148097A true JPH11148097A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18043834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31364797A Pending JPH11148097A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 生鮮食品用の固形殺菌洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11148097A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001041571A1 (en) * | 1999-12-10 | 2001-06-14 | Kao Corporation | Microbicide compositions |
| WO2001041572A1 (en) * | 1999-12-10 | 2001-06-14 | Kao Corporation | Methods of sterilization |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31364797A patent/JPH11148097A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001041571A1 (en) * | 1999-12-10 | 2001-06-14 | Kao Corporation | Microbicide compositions |
| WO2001041572A1 (en) * | 1999-12-10 | 2001-06-14 | Kao Corporation | Methods of sterilization |
| US6793846B2 (en) | 1999-12-10 | 2004-09-21 | Kao Corporation | Microbicide compositions |
| KR100737934B1 (ko) * | 1999-12-10 | 2007-07-13 | 가오가부시끼가이샤 | 살균방법 |
| KR100737951B1 (ko) * | 1999-12-10 | 2007-07-13 | 가오가부시끼가이샤 | 살균제 조성물 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |