JPH11148521A - 鳴き防止シム - Google Patents
鳴き防止シムInfo
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- JPH11148521A JPH11148521A JP9329462A JP32946297A JPH11148521A JP H11148521 A JPH11148521 A JP H11148521A JP 9329462 A JP9329462 A JP 9329462A JP 32946297 A JP32946297 A JP 32946297A JP H11148521 A JPH11148521 A JP H11148521A
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- JP
- Japan
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- shim
- rubber layer
- metal plate
- rubber
- lubricant
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/0006—Noise or vibration control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
- F16D65/095—Pivots or supporting members therefor
- F16D65/097—Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts
- F16D65/0971—Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts transmitting brake actuation force, e.g. elements interposed between brake piston and pad
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 潤滑剤を用いなくても鳴き防止効果があり、
しかもへたり、フロー等の耐久性の低下を防げる自動車
のディスクブレーキ用鳴き防止シムを提供することであ
る。 【解決手段】 シム構造体において、RCMの金属板1
の両面に設けられたゴム層2に、溝11又は凹部12を
複数設ける。この溝又は凹部により、ゴム層の見かけ上
の横弾性率が低下し、シムと水平方向の振動に起因する
鳴きに対して潤滑剤を用いなくても防止効果がある。ま
た縦弾性率はあまり変化しないため、へたり、フロー等
の耐久性の低下も防ぐことができる。
しかもへたり、フロー等の耐久性の低下を防げる自動車
のディスクブレーキ用鳴き防止シムを提供することであ
る。 【解決手段】 シム構造体において、RCMの金属板1
の両面に設けられたゴム層2に、溝11又は凹部12を
複数設ける。この溝又は凹部により、ゴム層の見かけ上
の横弾性率が低下し、シムと水平方向の振動に起因する
鳴きに対して潤滑剤を用いなくても防止効果がある。ま
た縦弾性率はあまり変化しないため、へたり、フロー等
の耐久性の低下も防ぐことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のディスク
ブレーキ用鳴き防止シムに係るもので、特にブレーキ制
動時に発生する高周波ノイズ(鳴き現象)を低減する制
振シム構造体の改良に関する。
ブレーキ用鳴き防止シムに係るもので、特にブレーキ制
動時に発生する高周波ノイズ(鳴き現象)を低減する制
振シム構造体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のディスクブレーキ用鳴き
防止シムとしては、図7に示すように鉄板(冷間圧延
板)、ステンレス鋼板、銅板等の薄い金属板1の両面に
ゴムコーティングによる薄いゴム層を設けて成るラバー
コートメタル(RCM)を素材とし、裏金(バックプレ
ート)4と摩擦材5とから成るディスクブレーキパッド
の裏金4に潤滑剤7を塗布したシム構造体Aを用いたも
の、或いは図8に示すように上記RCMにスリット9を
設け、背面に金属(SUS)板10を重畳して潤滑剤7
の保持力を高めたものがある。
防止シムとしては、図7に示すように鉄板(冷間圧延
板)、ステンレス鋼板、銅板等の薄い金属板1の両面に
ゴムコーティングによる薄いゴム層を設けて成るラバー
コートメタル(RCM)を素材とし、裏金(バックプレ
ート)4と摩擦材5とから成るディスクブレーキパッド
の裏金4に潤滑剤7を塗布したシム構造体Aを用いたも
の、或いは図8に示すように上記RCMにスリット9を
設け、背面に金属(SUS)板10を重畳して潤滑剤7
の保持力を高めたものがある。
【0003】また図9に示すように前記RCMの一方の
ゴム層表面に粘着剤層3を設けてシム構造体Aを作り、
バックプレート4と摩擦剤5とから成るディスクパッド
のバックプレート4に、粘着剤層3の面で接着し、RC
M−粘着剤層3−バックプレート4により拘束型制振構
造を形成し、それよりバックプレート4と前記RCMと
の間で剪断変形を起こし、この剪断変形により振動減衰
作用(鳴き防止作用)が得られるようになっているもの
もある。なお、6はブレーキピストン部材である。
ゴム層表面に粘着剤層3を設けてシム構造体Aを作り、
バックプレート4と摩擦剤5とから成るディスクパッド
のバックプレート4に、粘着剤層3の面で接着し、RC
M−粘着剤層3−バックプレート4により拘束型制振構
造を形成し、それよりバックプレート4と前記RCMと
の間で剪断変形を起こし、この剪断変形により振動減衰
作用(鳴き防止作用)が得られるようになっているもの
もある。なお、6はブレーキピストン部材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、ディスクブレー
キの高周波の鳴きは、シムに水平方向の振動に起因する
場合があり、コーティングゴムの横弾性率が高いと、振
動減衰能力が低下し、鳴き防止効果が現れにくい。また
ゴムの硬度を下げ横弾性率を低くしたものは、それに伴
い縦弾性率も低下してしまい、キャリパーのピストン圧
力に耐えられず、表面がゴム層のいわゆるへたりやフロ
ー又は剥離が起き易くなり、鳴き防止効果が持続されな
い。
キの高周波の鳴きは、シムに水平方向の振動に起因する
場合があり、コーティングゴムの横弾性率が高いと、振
動減衰能力が低下し、鳴き防止効果が現れにくい。また
ゴムの硬度を下げ横弾性率を低くしたものは、それに伴
い縦弾性率も低下してしまい、キャリパーのピストン圧
力に耐えられず、表面がゴム層のいわゆるへたりやフロ
ー又は剥離が起き易くなり、鳴き防止効果が持続されな
い。
【0005】かかる観点に鑑みると、RCMと潤滑剤か
ら成る図7の構成では、潤滑剤を塗布しても保持されな
いため、潤滑効果が長続きせず、表面のゴム層のへた
り、フロー、剥離が起き易い。
ら成る図7の構成では、潤滑剤を塗布しても保持されな
いため、潤滑効果が長続きせず、表面のゴム層のへた
り、フロー、剥離が起き易い。
【0006】また図8に示す構成では、スリットの所に
潤滑剤が集まり、シムと裏金間に均一に分散されにくい
し、その上スリットがあるため、RCMと裏金との接触
面積が減少してしまうから、振動を減衰させるゴムの効
果が十分に発揮されにくい。
潤滑剤が集まり、シムと裏金間に均一に分散されにくい
し、その上スリットがあるため、RCMと裏金との接触
面積が減少してしまうから、振動を減衰させるゴムの効
果が十分に発揮されにくい。
【0007】更に図9のシム構造体にあっては、ディス
クブレーキ作動時、摩擦によって発生する熱とピストン
部材から受ける押圧力により、ゴム層2の内部に含有さ
れている老化防止剤やオゾン劣化防止剤がゴム層表面に
析出移動(ブルーミング(blooming)現象と呼ばれてい
る)し、ゴム層2と粘着剤層3の界面に析出物層を作
る。このようにゴム層/粘着剤界面に移動した老化防止
剤やオゾン劣化防止剤(ワックス分)は60℃〜75℃
で溶融するため、RCMと接着剤層の剥離が生じる。こ
の状態になると、粘着剤層はバックプレート・RCM間
で拘束されないため、剪断変形を起こすことなく、制振
作用(鳴き防止作用)は低下する。
クブレーキ作動時、摩擦によって発生する熱とピストン
部材から受ける押圧力により、ゴム層2の内部に含有さ
れている老化防止剤やオゾン劣化防止剤がゴム層表面に
析出移動(ブルーミング(blooming)現象と呼ばれてい
る)し、ゴム層2と粘着剤層3の界面に析出物層を作
る。このようにゴム層/粘着剤界面に移動した老化防止
剤やオゾン劣化防止剤(ワックス分)は60℃〜75℃
で溶融するため、RCMと接着剤層の剥離が生じる。こ
の状態になると、粘着剤層はバックプレート・RCM間
で拘束されないため、剪断変形を起こすことなく、制振
作用(鳴き防止作用)は低下する。
【0008】本発明の目的は従来のラバーコートメタル
と潤滑剤又は粘着剤層を用いたシム構造体から成る鳴き
防止シムの前記欠点を解消することにある。
と潤滑剤又は粘着剤層を用いたシム構造体から成る鳴き
防止シムの前記欠点を解消することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の鳴き防止シムは、金属板と、該金
属板の少なくとも片面に設けられたゴム層とから成るシ
ム構造体を有し、該ゴム層に複数の溝又は凹部を設けた
ことを要旨とする。
め、請求項1の発明の鳴き防止シムは、金属板と、該金
属板の少なくとも片面に設けられたゴム層とから成るシ
ム構造体を有し、該ゴム層に複数の溝又は凹部を設けた
ことを要旨とする。
【0010】請求項2の発明の鳴き防止シムは、金属板
と、該金属板の両面に設けられたゴム層とから成るシム
構造体を有し、該ゴム層の一方又は両方に複数の溝又は
凹部を設けたことを要旨とする。
と、該金属板の両面に設けられたゴム層とから成るシム
構造体を有し、該ゴム層の一方又は両方に複数の溝又は
凹部を設けたことを要旨とする。
【0011】請求項3の発明の鳴き防止シムは、請求項
2の発明において、上記シム構造体のゴム層とブレーキ
パッドの裏金との間に潤滑剤が存在することを要旨とす
る。
2の発明において、上記シム構造体のゴム層とブレーキ
パッドの裏金との間に潤滑剤が存在することを要旨とす
る。
【0012】請求項4の発明の鳴き防止シムは、請求項
2又は3の発明において、上記シム構造体のゴム層の一
方の背面上に金属板が載置され、該金属板とゴム層の間
に潤滑剤が存在することを要旨とする。
2又は3の発明において、上記シム構造体のゴム層の一
方の背面上に金属板が載置され、該金属板とゴム層の間
に潤滑剤が存在することを要旨とする。
【0013】請求項5の発明の鳴き防止シムは、金属板
と、該金属板の片面のみに設けられたゴム層と、上記金
属板のゴム層のない面に設けられた粘着剤層と、から成
り、この粘着剤層をブレーキパッドへの接着部としたシ
ム構造体を有し、上記ゴム層に複数の溝又は凹部を設け
たことを要旨とする。
と、該金属板の片面のみに設けられたゴム層と、上記金
属板のゴム層のない面に設けられた粘着剤層と、から成
り、この粘着剤層をブレーキパッドへの接着部としたシ
ム構造体を有し、上記ゴム層に複数の溝又は凹部を設け
たことを要旨とする。
【0014】請求項6の発明の鳴き防止シムは、金属板
と、該金属板の両面に設けられたゴム層と、該ゴム層の
一方の面に設けられた粘着剤層と、から成り、この粘着
剤層をブレーキパッドへの接着部としたシム構造体を有
し、上記ゴム層に複数の溝又は凹部を設けたことを要旨
とする。
と、該金属板の両面に設けられたゴム層と、該ゴム層の
一方の面に設けられた粘着剤層と、から成り、この粘着
剤層をブレーキパッドへの接着部としたシム構造体を有
し、上記ゴム層に複数の溝又は凹部を設けたことを要旨
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の発明の実施態様としては、
金属板1の片面又は両面にゴム層2を設けて成るラバー
コートメタルを用い、上記ゴム層2の一方又は両方に複
数の溝11又は凹部12を設けたシム構造体とする。潤
滑剤は設けなくてもよい。
金属板1の片面又は両面にゴム層2を設けて成るラバー
コートメタルを用い、上記ゴム層2の一方又は両方に複
数の溝11又は凹部12を設けたシム構造体とする。潤
滑剤は設けなくてもよい。
【0016】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図1は本発明によるシム構造体の一実施例で、金属板1
の両面にゴム層2がコーティングされているラバーコー
トメタルを用いたシム構造体において、ゴム層2の両方
(又は一方)に、複数の溝11を設けている。なお溝1
2に代えて、図6に示すような、例えば、半球状の凹部
12を複数設けてもよい。図2は上記シム構造体を、デ
ィスクパッドのバックプレート4上に装着した状態を示
している。
図1は本発明によるシム構造体の一実施例で、金属板1
の両面にゴム層2がコーティングされているラバーコー
トメタルを用いたシム構造体において、ゴム層2の両方
(又は一方)に、複数の溝11を設けている。なお溝1
2に代えて、図6に示すような、例えば、半球状の凹部
12を複数設けてもよい。図2は上記シム構造体を、デ
ィスクパッドのバックプレート4上に装着した状態を示
している。
【0017】本発明の鳴き防止シムは、前記溝又は凹部
が設けてあるので、これを用いたディスクブレーキにお
いて、見かけ上のゴム層の横弾性率が低下し、シムと水
平方向の振動に起因する鳴きに対して、潤滑剤を用いな
くても、鳴き防止の効果が達成される。またゴム層の縦
弾性率はあまり変化しないため、へたりやフロー等の耐
久性の低下も防止できる。一例として弾性率の比(横/
縦)は、従来品を3として、本発明は1程度になる。
が設けてあるので、これを用いたディスクブレーキにお
いて、見かけ上のゴム層の横弾性率が低下し、シムと水
平方向の振動に起因する鳴きに対して、潤滑剤を用いな
くても、鳴き防止の効果が達成される。またゴム層の縦
弾性率はあまり変化しないため、へたりやフロー等の耐
久性の低下も防止できる。一例として弾性率の比(横/
縦)は、従来品を3として、本発明は1程度になる。
【0018】また、本発明のシムにおいては、潤滑剤を
用いてもよく、その場合にも、溝又は凹部が潤滑剤溜め
となるので、その保持力が向上する。
用いてもよく、その場合にも、溝又は凹部が潤滑剤溜め
となるので、その保持力が向上する。
【0019】更に潤滑剤とRCMの背面に金属(SU
S)板を用いるシム構造体に、本発明を適用する場合、
RCMにスリットを設ける必要がなく、潤滑剤の効果と
ゴム層の溝の効果が相互に十分に発揮される。この場
合、潤滑剤はRCMのゴム層と裏金及び又は背面金属板
との間に存在するようにする。
S)板を用いるシム構造体に、本発明を適用する場合、
RCMにスリットを設ける必要がなく、潤滑剤の効果と
ゴム層の溝の効果が相互に十分に発揮される。この場
合、潤滑剤はRCMのゴム層と裏金及び又は背面金属板
との間に存在するようにする。
【0020】図3は本発明のシム構造体の他の実施例
で、金属板1の片面にのみゴム層2を設けてあって、金
属板1のゴム層のない面には、粘着剤層3が直接に設け
られている。ゴム層2には複数の溝11(又は凹部)が
設けられている。
で、金属板1の片面にのみゴム層2を設けてあって、金
属板1のゴム層のない面には、粘着剤層3が直接に設け
られている。ゴム層2には複数の溝11(又は凹部)が
設けられている。
【0021】図4は図3のシム構造体をディスクパッド
のバックプレート4に接着した状態を示している。この
シム構造体の構成によれば、前述した溝による鳴き防止
効果があるばかりでなく、粘着剤層が金属板に直接接着
されているので、従来品のように粘着剤層界面の強度を
低下させるゴム層からの析出物の溶出はなく、したがっ
てRCMと粘着剤層が剥離することなく制振作用は維持
される。
のバックプレート4に接着した状態を示している。この
シム構造体の構成によれば、前述した溝による鳴き防止
効果があるばかりでなく、粘着剤層が金属板に直接接着
されているので、従来品のように粘着剤層界面の強度を
低下させるゴム層からの析出物の溶出はなく、したがっ
てRCMと粘着剤層が剥離することなく制振作用は維持
される。
【0022】なお、溝は金属板の両面又は片面のゴム層
のどちらに設けるかはブレーキシステムの構造や鳴きの
制振形態などに応じて決める。また溝は、ゴム層の厚み
を0.1mmとした場合、深さ0.01〜0.10〔m
m〕、ピッチ0.01〜50.00〔mm〕程度とす
る。例えば、深さ0.05mm、ピッチ0.45mmと
して半球状の凹部を複数ゴム表面に加工する。
のどちらに設けるかはブレーキシステムの構造や鳴きの
制振形態などに応じて決める。また溝は、ゴム層の厚み
を0.1mmとした場合、深さ0.01〜0.10〔m
m〕、ピッチ0.01〜50.00〔mm〕程度とす
る。例えば、深さ0.05mm、ピッチ0.45mmと
して半球状の凹部を複数ゴム表面に加工する。
【0023】更に金属板の上下面の溝付きゴム層に潤滑
剤を設けた場合、下面の潤滑剤保持機能の他に、上面と
キャリパー(ピストン)接触部の境界条件が変更される
ことによる振動伝達の変化が期待され、より鳴き防止効
果が増大する。
剤を設けた場合、下面の潤滑剤保持機能の他に、上面と
キャリパー(ピストン)接触部の境界条件が変更される
ことによる振動伝達の変化が期待され、より鳴き防止効
果が増大する。
【0024】図10は本発明の更に他の実施例で、RC
Mの一方のゴム層2に溝11(又は凹部)を設け、その
面に粘着剤層3を塗布して、この面をブレーキパッドの
接着部とする。このようにすれば図9の従来品に比べ粘
着剤層3がゴム層にくいこんだ構造となるので、剪断方
向の応力に対し、RCMと粘着剤層の剥離防止に有効で
ある。またキャリパーの圧力により粘着剤がフローする
ことも従来品よりも少なくなる。
Mの一方のゴム層2に溝11(又は凹部)を設け、その
面に粘着剤層3を塗布して、この面をブレーキパッドの
接着部とする。このようにすれば図9の従来品に比べ粘
着剤層3がゴム層にくいこんだ構造となるので、剪断方
向の応力に対し、RCMと粘着剤層の剥離防止に有効で
ある。またキャリパーの圧力により粘着剤がフローする
ことも従来品よりも少なくなる。
【0025】図5は、従来品に対する本発明品の鳴き発
生率の一例を示す。
生率の一例を示す。
【0026】本発明において、ゴム層に溝又は凹部をつ
ける方法には下記の方法がある。 (i)金属板にゴムをコーティングする際、コーティン
グ方法と工夫して溝(又は凹部)となる凹凸を作るよう
にする。 (ii)任意の溝形状のついたフィルム状シート(例え
ば、布)をゴムコーティングと同時に密着させ、乾燥、
加硫後にそのシートを剥離し、溝形状を転写する。 (iii)未加硫の乾燥したゴムを、任意形状のついたエ
ンボスロール等で挟み込み、プレス転写後、加硫する。 (iv)通常のRCMのゴム層を任意の形状の溝に切削等
の方法により加工する。 (v)通常のRCMのゴム層を、プレス打ち抜き加工時
に同時に機械的に溝を加工する。
ける方法には下記の方法がある。 (i)金属板にゴムをコーティングする際、コーティン
グ方法と工夫して溝(又は凹部)となる凹凸を作るよう
にする。 (ii)任意の溝形状のついたフィルム状シート(例え
ば、布)をゴムコーティングと同時に密着させ、乾燥、
加硫後にそのシートを剥離し、溝形状を転写する。 (iii)未加硫の乾燥したゴムを、任意形状のついたエ
ンボスロール等で挟み込み、プレス転写後、加硫する。 (iv)通常のRCMのゴム層を任意の形状の溝に切削等
の方法により加工する。 (v)通常のRCMのゴム層を、プレス打ち抜き加工時
に同時に機械的に溝を加工する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ム構造体を構成する少なくとも1つのゴム層に複数の溝
又は凹部を設けることにより、ゴム層の見かけ上の横弾
性率が低下し、シムと水平方向の振動に起因する鳴き
を、潤滑剤を用いなくても効果的に防止することがで
き、しかも潤滑剤を用いる場合でも、溝又は凹部が潤滑
剤溜めになりその保持力が向上する。
ム構造体を構成する少なくとも1つのゴム層に複数の溝
又は凹部を設けることにより、ゴム層の見かけ上の横弾
性率が低下し、シムと水平方向の振動に起因する鳴き
を、潤滑剤を用いなくても効果的に防止することがで
き、しかも潤滑剤を用いる場合でも、溝又は凹部が潤滑
剤溜めになりその保持力が向上する。
【図1】本発明の一実施例を示すディスクブレーキ用鳴
き防止シムの断面図である。
き防止シムの断面図である。
【図2】図1のシム構造体をディスクブレーキパッドに
装着した状態の断面図である。
装着した状態の断面図である。
【図3】本発明の更に他の実施例を示すディスクブレー
キ用鳴き防止シムの断面図である。
キ用鳴き防止シムの断面図である。
【図4】図3のシム構造体をディスクブレーキパッドに
装着した状態の断面図である。
装着した状態の断面図である。
【図5】従来品に対する本発明品の鳴き発生率の一例を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図6】本発明の他の実施例を示す図である。
【図7】従来の鳴き防止シムの一例を示す図である。
【図8】従来の鳴き防止シムの他の例を示す図である。
【図9】従来の鳴き防止シムの更に他の例を示す図であ
る。
る。
【図10】本発明の更に他の実施例を示すディスクブレ
ーキ用鳴き防止の断面図である。
ーキ用鳴き防止の断面図である。
1 金属板 2 ゴム層 3 粘着剤層 4 バックプレート 6 ブレーキピストン 7 潤滑剤 9 スリット 10 金属板 11 溝 12 凹部
Claims (6)
- 【請求項1】 金属板と、該金属板の少なくとも片面に
設けられたゴム層とから成るシム構造体を有し、該ゴム
層に複数の溝又は凹部を設けたことを特徴とする鳴き防
止シム。 - 【請求項2】 金属板と、該金属板の両面に設けられた
ゴム層とから成るシム構造体を有し、該ゴム層の一方又
は両方に複数の溝又は凹部を設けたことを特徴とする鳴
き防止シム。 - 【請求項3】 上記シム構造体のゴム層とブレーキパッ
ドの裏金との間に潤滑剤が存在することを特徴とする請
求項2記載の鳴き防止シム。 - 【請求項4】 上記シム構造体のゴム層の一方の背面上
に金属板が載置され、該金属板とゴム層の間に潤滑剤が
存在することを特徴とする請求項2又は3記載の鳴き防
止シム。 - 【請求項5】 金属板と、該金属板の片面のみに設けら
れたゴム層と、上記金属板のゴム層のない面に設けられ
た粘着剤層と、から成り、この粘着剤層をブレーキパッ
ドへの接着部としたシム構造体を有し、上記ゴム層に複
数の溝又は凹部を設けたことを特徴とする鳴き防止シ
ム。 - 【請求項6】 金属板と、該金属板の両面に設けられた
ゴム層と、該ゴム層の一方の面に設けられた粘着剤層
と、から成り、この粘着剤層をブレーキパッドへの接着
部としたシム構造体を有し、上記ゴム層に複数の溝又は
凹部を設けたことを特徴とする鳴き防止シム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9329462A JPH11148521A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 鳴き防止シム |
| US09/189,169 US6213257B1 (en) | 1997-11-13 | 1998-11-09 | Squeak preventing shim |
| KR1019980048316A KR19990045217A (ko) | 1997-11-13 | 1998-11-12 | 마찰음 방지 심 |
| EP98309309A EP0916865B1 (en) | 1997-11-13 | 1998-11-13 | Squeak preventing shim |
| DE69817733T DE69817733T2 (de) | 1997-11-13 | 1998-11-13 | Quietschverhindernde Unterlageplatte |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9329462A JPH11148521A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 鳴き防止シム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11148521A true JPH11148521A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18221654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9329462A Pending JPH11148521A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 鳴き防止シム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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