JPH11148870A - 保温容器用温度検知装置および保温容器収納体 - Google Patents
保温容器用温度検知装置および保温容器収納体Info
- Publication number
- JPH11148870A JPH11148870A JP9315518A JP31551897A JPH11148870A JP H11148870 A JPH11148870 A JP H11148870A JP 9315518 A JP9315518 A JP 9315518A JP 31551897 A JP31551897 A JP 31551897A JP H11148870 A JPH11148870 A JP H11148870A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- container
- contents
- detecting device
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器内の内容物の温度をその水位等に左右さ
れることなく、内容物の温度を検出することができる保
温容器用温度検知装置および保温容器収納体を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 温水、冷水等の内容物を入れた保温容器
の内容物の温度を検出する温度検知器Aが、内容物の蒸
気温度または前記内容物から放射される赤外線を検出し
得るように、保温容器の開口部に配置した保温容器用温
度検知装置であり、容器内の内容物の温度が周囲温度よ
り高い場合は、容器内の蒸気温度を検出し、容器内の内
容物の温度が周囲温度より低い場合は、容器内の内容物
から放射される赤外線を検出することで、内容物の温度
を正確に検出する。
れることなく、内容物の温度を検出することができる保
温容器用温度検知装置および保温容器収納体を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 温水、冷水等の内容物を入れた保温容器
の内容物の温度を検出する温度検知器Aが、内容物の蒸
気温度または前記内容物から放射される赤外線を検出し
得るように、保温容器の開口部に配置した保温容器用温
度検知装置であり、容器内の内容物の温度が周囲温度よ
り高い場合は、容器内の蒸気温度を検出し、容器内の内
容物の温度が周囲温度より低い場合は、容器内の内容物
から放射される赤外線を検出することで、内容物の温度
を正確に検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保温容器用温度検
知装置、同温度検知装置を備える保温容器収納体に関
し、詳しくは魔法瓶等のガラス製の真空容器やステンレ
ス等の金属製の真空二重瓶等の真空断熱性容器や電子ジ
ャー付き電気炊飯器等に使用される温度検知装置に関
し、この温度検知装置を装着した保温容器収納体に関す
るものである。
知装置、同温度検知装置を備える保温容器収納体に関
し、詳しくは魔法瓶等のガラス製の真空容器やステンレ
ス等の金属製の真空二重瓶等の真空断熱性容器や電子ジ
ャー付き電気炊飯器等に使用される温度検知装置に関
し、この温度検知装置を装着した保温容器収納体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、保温、保冷のための容器
として魔法瓶があり、積極的な保温容器としては、内容
物の温度をヒータで加熱して温度を維持する電気ポット
等がある。また、炊飯器においても電子ジャーの機能が
付加されている。電気ポット等の容器は、通常ステンレ
ス等の金属製である。このような容器では、容器内の水
温検知が容器壁に取り付けた温度センサで容器壁の温度
を検知することによって、容器内の内容物の温度を検知
することができる。しかし、魔法瓶等のガラス製真空容
器の内容物の温度の計測は、その側壁から温度センサを
差し込むことは不可能であるので、温度センサを内容物
に差し込んで計測することになるが、一般の魔法瓶には
このような機能は付加されていない。また、電子ジャー
付き炊飯器では、保温用のヒータが側面に設けられてお
り、その温度を計測する温度センサは、その側壁部に設
けられている。
として魔法瓶があり、積極的な保温容器としては、内容
物の温度をヒータで加熱して温度を維持する電気ポット
等がある。また、炊飯器においても電子ジャーの機能が
付加されている。電気ポット等の容器は、通常ステンレ
ス等の金属製である。このような容器では、容器内の水
温検知が容器壁に取り付けた温度センサで容器壁の温度
を検知することによって、容器内の内容物の温度を検知
することができる。しかし、魔法瓶等のガラス製真空容
器の内容物の温度の計測は、その側壁から温度センサを
差し込むことは不可能であるので、温度センサを内容物
に差し込んで計測することになるが、一般の魔法瓶には
このような機能は付加されていない。また、電子ジャー
付き炊飯器では、保温用のヒータが側面に設けられてお
り、その温度を計測する温度センサは、その側壁部に設
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】保温容器がステンレス
等の金属製である場合、容器内の水温の検知は、容器壁
に温度センサを取り付けて容器壁の温度を検知すること
で、容器内の内容物の温度を容易に検知することができ
る。しかし、ガラス等で作られた魔法瓶等の容器では、
二重構造で且つ容器壁間の空間を真空にした構造である
ので、容器の外壁に温度センサを取り付けて容器内温度
を検知することは不可能である。
等の金属製である場合、容器内の水温の検知は、容器壁
に温度センサを取り付けて容器壁の温度を検知すること
で、容器内の内容物の温度を容易に検知することができ
る。しかし、ガラス等で作られた魔法瓶等の容器では、
二重構造で且つ容器壁間の空間を真空にした構造である
ので、容器の外壁に温度センサを取り付けて容器内温度
を検知することは不可能である。
【0004】従って、魔法瓶内の熱湯等の温度検知をす
る場合は、温度センサを直接内容物に挿入して温度を検
知する方法が一般的に行われている。しかし、この方法
は、衛生上の問題があり、通常の魔法瓶には設置されて
いない。仮に、魔法瓶の内容物の温度を温度センサを内
容物に挿入して計測する場合、容器内の内容物の量の多
少を考慮して、容器内の底部近辺まで届くように温度セ
ンサを配置しない限り、内容物の温度計測が正確にでき
ない欠点がある。さらに、容器内に氷等の固形物を入れ
たときは、温度センサが内容物を出し入れするときに、
温度センサが障害になったり、または容器内の温度セン
サの引出線の処理等の種々の問題があり、現実的ではな
い。
る場合は、温度センサを直接内容物に挿入して温度を検
知する方法が一般的に行われている。しかし、この方法
は、衛生上の問題があり、通常の魔法瓶には設置されて
いない。仮に、魔法瓶の内容物の温度を温度センサを内
容物に挿入して計測する場合、容器内の内容物の量の多
少を考慮して、容器内の底部近辺まで届くように温度セ
ンサを配置しない限り、内容物の温度計測が正確にでき
ない欠点がある。さらに、容器内に氷等の固形物を入れ
たときは、温度センサが内容物を出し入れするときに、
温度センサが障害になったり、または容器内の温度セン
サの引出線の処理等の種々の問題があり、現実的ではな
い。
【0005】一方、断熱性の金属製容器では、容器側面
に温度センサを設置することで、内容物の温度を検出し
ているが、温度センサの設置位置を固定した構造である
ので、温度センサの設置位置によっては、内容物の温度
を正確に検出することができない。即ち、容器内の水位
が変動して、温度センサの設置位置より、水位が低下し
ている場合、内容物の温度を正確に検出することができ
ない欠点がある。従って、炊飯ジャーや電気ポットのよ
うな金属製の内釜や容器を有し、内釜や容器外壁に温度
センサを設置した構造のこれら機器では、容器内の内容
物の水位が変動すると正確な温度検知ができない欠点が
ある。
に温度センサを設置することで、内容物の温度を検出し
ているが、温度センサの設置位置を固定した構造である
ので、温度センサの設置位置によっては、内容物の温度
を正確に検出することができない。即ち、容器内の水位
が変動して、温度センサの設置位置より、水位が低下し
ている場合、内容物の温度を正確に検出することができ
ない欠点がある。従って、炊飯ジャーや電気ポットのよ
うな金属製の内釜や容器を有し、内釜や容器外壁に温度
センサを設置した構造のこれら機器では、容器内の内容
物の水位が変動すると正確な温度検知ができない欠点が
ある。
【0006】本発明は、上述のような課題に鑑みなされ
たものであり、容器内の内容物の温度をその水位等に左
右されることなく、内容物の温度を検出することができ
る保温容器用温度検知装置および保温容器収納体を提供
することを目的とするものである。
たものであり、容器内の内容物の温度をその水位等に左
右されることなく、内容物の温度を検出することができ
る保温容器用温度検知装置および保温容器収納体を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
温水、冷水等の内容物を入れた保温容器の内容物の温度
を検出する温度検知器が、前記内容物の蒸気温度または
前記内容物から放射される赤外線を検出し得るように、
前記保温容器の開口部に配置したことを特徴とする保温
容器用温度検知装置である。この発明では、容器内の内
容物の温度が周囲温度より高い場合は、容器内の蒸気温
度を検出し、容器内の内容物の温度が周囲温度より低い
場合は、主に容器内の内容物から放射される赤外線を検
出することで、内容物の温度を検出している。
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
温水、冷水等の内容物を入れた保温容器の内容物の温度
を検出する温度検知器が、前記内容物の蒸気温度または
前記内容物から放射される赤外線を検出し得るように、
前記保温容器の開口部に配置したことを特徴とする保温
容器用温度検知装置である。この発明では、容器内の内
容物の温度が周囲温度より高い場合は、容器内の蒸気温
度を検出し、容器内の内容物の温度が周囲温度より低い
場合は、主に容器内の内容物から放射される赤外線を検
出することで、内容物の温度を検出している。
【0008】また、請求項2の発明は、前記温度検知器
が、ケースと、前記ケースの一面に設けられた樹脂フィ
ルムと、前記樹脂フィルムの裏面側に設けられた蒸気温
検知用感熱素子と、前記蒸気温検知用感熱素子により検
出した温度を補償する温度補償用感熱素子とからなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の保温容器用温度検知装
置である。この発明では、樹脂フィルムに蒸気温検知用
感熱素子を密着固定して、樹脂フィルムが熱を吸収し易
い材質とし、温度補償用感熱素子を備えることで、周囲
温度を検出して、内容物が少ない場合であっても、内容
物の温度を正確に検出することができる。
が、ケースと、前記ケースの一面に設けられた樹脂フィ
ルムと、前記樹脂フィルムの裏面側に設けられた蒸気温
検知用感熱素子と、前記蒸気温検知用感熱素子により検
出した温度を補償する温度補償用感熱素子とからなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の保温容器用温度検知装
置である。この発明では、樹脂フィルムに蒸気温検知用
感熱素子を密着固定して、樹脂フィルムが熱を吸収し易
い材質とし、温度補償用感熱素子を備えることで、周囲
温度を検出して、内容物が少ない場合であっても、内容
物の温度を正確に検出することができる。
【0009】また、請求項3の発明は、前記温度補償用
感熱素子が、前記温度検知器内に設けられるか、または
前記温度検知器外に設けられていることを特徴とする請
求項2に記載の保温容器用温度検知装置である。この発
明では、より正確に周囲温度を検出し得る位置を選択し
て、温度補償用感熱素子の出力によって、蒸気温検知用
感熱素子の温度検出を補正して正確に内容物の温度を検
出することができる。
感熱素子が、前記温度検知器内に設けられるか、または
前記温度検知器外に設けられていることを特徴とする請
求項2に記載の保温容器用温度検知装置である。この発
明では、より正確に周囲温度を検出し得る位置を選択し
て、温度補償用感熱素子の出力によって、蒸気温検知用
感熱素子の温度検出を補正して正確に内容物の温度を検
出することができる。
【0010】また、請求項4の発明は、前記真空断熱性
容器等の保温容器を収納する収納本体の蓋部材に、前記
温度検知器と前記温度検知器から内容物の温度を表示す
る温度表示器とを配置したことを特徴とする請求項1,
2または3に記載の保温容器用温度検知装置である。こ
の発明では、内容物の温度を収納本体の蓋部材に設けた
温度表示器に表示することで、温度検知器の外部引出線
の処理が容易である。
容器等の保温容器を収納する収納本体の蓋部材に、前記
温度検知器と前記温度検知器から内容物の温度を表示す
る温度表示器とを配置したことを特徴とする請求項1,
2または3に記載の保温容器用温度検知装置である。こ
の発明では、内容物の温度を収納本体の蓋部材に設けた
温度表示器に表示することで、温度検知器の外部引出線
の処理が容易である。
【0011】また、請求項5の発明は、前記保温容器が
魔法瓶の真空断熱性容器、電子ジャー付き電気炊飯器の
釜、または電気ポットの容器であることを特徴とする請
求項1,2または3に記載の保温容器用温度検知装置で
ある。この発明では、これらの容器内の内容物の温度を
正確に計測できる機能を有する保温容器用温度検知装置
である。
魔法瓶の真空断熱性容器、電子ジャー付き電気炊飯器の
釜、または電気ポットの容器であることを特徴とする請
求項1,2または3に記載の保温容器用温度検知装置で
ある。この発明では、これらの容器内の内容物の温度を
正確に計測できる機能を有する保温容器用温度検知装置
である。
【0012】また、請求項6の発明は、魔法瓶の真空断
熱性容器、電子ジャー付き電気炊飯器の釜、または電気
ポットの容器を収納する収納本体の蓋部材に、温度検知
器と前記温度検知器からの出力信号から内容物の温度を
表示する温度表示器とを備える温度検知装置を配置した
ことを特徴とする保温容器収納体である。この発明で
は、これらの容器内の内容物の温度を正確に計測して表
示する機能を有する保温容器収納体である。
熱性容器、電子ジャー付き電気炊飯器の釜、または電気
ポットの容器を収納する収納本体の蓋部材に、温度検知
器と前記温度検知器からの出力信号から内容物の温度を
表示する温度表示器とを備える温度検知装置を配置した
ことを特徴とする保温容器収納体である。この発明で
は、これらの容器内の内容物の温度を正確に計測して表
示する機能を有する保温容器収納体である。
【0013】このように、本発明の保温容器用温度検知
装置は、魔法瓶のような真空断熱性容器の開口部(湯
口)に密着するように温度検知器を配置し、その温度検
知面が真空断熱性容器内に向くように配置されている。
具体的には真空断熱性容器の収納本体の上蓋の裏面側に
設置されており、温度検知器の温度検知面が内容物から
の赤外線を遮ることのない位置に配置されている。従っ
て、周囲温度より低い内容物から放射される赤外光が温
度検知器の検知面に到達して、容器内の温度を正確に検
出することができるとともに、容器内の内容物の温度が
周囲温度より高い場合は、内容物から発生する蒸気温度
を検出することで、内容物の温度を検出することができ
る。また、このような保温容器用温度検知装置を備える
保温容器収納体である。さらに、本発明の保温容器用温
度検知装置の温度検知器は、温度補償用感熱素子が温度
検知器内、または温度検知器外に設けられることによっ
て、周囲温度を検出することで、内容物の温度が周囲温
度より低い場合であっても内容物の温度を正確に検出す
ることができる。
装置は、魔法瓶のような真空断熱性容器の開口部(湯
口)に密着するように温度検知器を配置し、その温度検
知面が真空断熱性容器内に向くように配置されている。
具体的には真空断熱性容器の収納本体の上蓋の裏面側に
設置されており、温度検知器の温度検知面が内容物から
の赤外線を遮ることのない位置に配置されている。従っ
て、周囲温度より低い内容物から放射される赤外光が温
度検知器の検知面に到達して、容器内の温度を正確に検
出することができるとともに、容器内の内容物の温度が
周囲温度より高い場合は、内容物から発生する蒸気温度
を検出することで、内容物の温度を検出することができ
る。また、このような保温容器用温度検知装置を備える
保温容器収納体である。さらに、本発明の保温容器用温
度検知装置の温度検知器は、温度補償用感熱素子が温度
検知器内、または温度検知器外に設けられることによっ
て、周囲温度を検出することで、内容物の温度が周囲温
度より低い場合であっても内容物の温度を正確に検出す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る保温容器用温
度検知装置および保温容器収納体温度検知装置の実施の
形態について、図面を参照して説明する。先ず、本発明
の保温容器用温度検知装置の温度検知器について、図1
を参照して説明する。図1(a)はその斜視図、図1
(b)はそのX−Y線に沿った断面図である。図1の温
度検知器Aは、樹脂等からなるケース1の開放端に樹脂
フィルム2が配置され、樹脂フィルム2のケース1の内
面側にサーミスタ等による蒸気温検知用感熱素子3が接
着剤等で密着固定されている。感熱素子3のリード線4
は、中継基板5を介して外部引出線6に接続されてい
る。7はケース1の他の開放端を閉塞する蓋部材であ
る。なお、樹脂フィルム2は、例えばポリエステル等の
樹脂であって、熱吸収の良好な材質が好ましい。また、
蓋部材7または樹脂フィルム2は、ケース1と一体に形
成してもよい。
度検知装置および保温容器収納体温度検知装置の実施の
形態について、図面を参照して説明する。先ず、本発明
の保温容器用温度検知装置の温度検知器について、図1
を参照して説明する。図1(a)はその斜視図、図1
(b)はそのX−Y線に沿った断面図である。図1の温
度検知器Aは、樹脂等からなるケース1の開放端に樹脂
フィルム2が配置され、樹脂フィルム2のケース1の内
面側にサーミスタ等による蒸気温検知用感熱素子3が接
着剤等で密着固定されている。感熱素子3のリード線4
は、中継基板5を介して外部引出線6に接続されてい
る。7はケース1の他の開放端を閉塞する蓋部材であ
る。なお、樹脂フィルム2は、例えばポリエステル等の
樹脂であって、熱吸収の良好な材質が好ましい。また、
蓋部材7または樹脂フィルム2は、ケース1と一体に形
成してもよい。
【0015】続いて、図2(a)〜(c)を参照して、
温度検知器Aの他の実施例を説明する。なお、図2の実
施例では、図1と同一部分には同一符号が付与されてい
る。同図(a)の温度検知器Aは、ケース1の一方の開
放端に設けられた樹脂フィルム2に、蒸気温検知用感熱
素子3がケース内の内側に接着剤等で密着固定されてい
る。ケース1の他の開放端の蓋部材7に、ケース1内の
内側に温度補償用感熱素子3′が接着剤等で密着固定さ
れている。感熱素子3と温度補償用感熱素子3′は、ケ
ース1内の空洞8に設けられ、空洞部8の空気層によっ
て熱的絶縁性が保持されている。
温度検知器Aの他の実施例を説明する。なお、図2の実
施例では、図1と同一部分には同一符号が付与されてい
る。同図(a)の温度検知器Aは、ケース1の一方の開
放端に設けられた樹脂フィルム2に、蒸気温検知用感熱
素子3がケース内の内側に接着剤等で密着固定されてい
る。ケース1の他の開放端の蓋部材7に、ケース1内の
内側に温度補償用感熱素子3′が接着剤等で密着固定さ
れている。感熱素子3と温度補償用感熱素子3′は、ケ
ース1内の空洞8に設けられ、空洞部8の空気層によっ
て熱的絶縁性が保持されている。
【0016】なお、同図(b)の温度検知器Aは、蒸気
温検知用感熱素子3と温度補償用感熱素子3′との熱的
絶縁を発泡性樹脂層9で保持した実施例である。また、
同図(c)の温度検知器Aは、樹脂フィルム2に蒸気温
検知用感熱素子3が接着剤等で密着固定され、樹脂フィ
ルム2に感熱素子3を接着し、樹脂フィルム2と熱絶縁
性フィルム10とで感熱素子3を挟み、樹脂性基板7′
に温度補償用感熱素子3′を接着して、熱絶縁性フィル
ム10と樹脂性基板7′とで温度補償用感熱素子3′を
挟むように接着固定される。感熱素子3は中央の固定位
置に配置され、温度補償用感熱素子3′はその周囲の位
置に配置するようにしてもよい。
温検知用感熱素子3と温度補償用感熱素子3′との熱的
絶縁を発泡性樹脂層9で保持した実施例である。また、
同図(c)の温度検知器Aは、樹脂フィルム2に蒸気温
検知用感熱素子3が接着剤等で密着固定され、樹脂フィ
ルム2に感熱素子3を接着し、樹脂フィルム2と熱絶縁
性フィルム10とで感熱素子3を挟み、樹脂性基板7′
に温度補償用感熱素子3′を接着して、熱絶縁性フィル
ム10と樹脂性基板7′とで温度補償用感熱素子3′を
挟むように接着固定される。感熱素子3は中央の固定位
置に配置され、温度補償用感熱素子3′はその周囲の位
置に配置するようにしてもよい。
【0017】図3は、本発明に係る保温容器用温度検知
装置の温度検知器の他の実施例を示している。同図
(a)は、温度検知器の斜視図であり、同図(b)はそ
の断面図である。同図の温度検知器Aは、例えば、円筒
形のケース1の一方の開放端に、蒸気温検知用感熱素子
3が接着固定された樹脂フィルム2が設けられ、その円
筒または四角形のケース1の途中に温度補償用感熱素子
3′を接着固定した基板7aが設けられている。無論、
ケース1は四角形であってもよい。そして、感熱素子3
と温度補償用感熱素子3′のリード線4がそれぞれ外部
引出線6に接続されている。なお、温度補償用感熱素子
3′は、温度検知器Aの外に設ける場合は、温度検知器
A内に収納する必要はない。なお、円筒形のケース1の
直径は、5〜10φ程度である。
装置の温度検知器の他の実施例を示している。同図
(a)は、温度検知器の斜視図であり、同図(b)はそ
の断面図である。同図の温度検知器Aは、例えば、円筒
形のケース1の一方の開放端に、蒸気温検知用感熱素子
3が接着固定された樹脂フィルム2が設けられ、その円
筒または四角形のケース1の途中に温度補償用感熱素子
3′を接着固定した基板7aが設けられている。無論、
ケース1は四角形であってもよい。そして、感熱素子3
と温度補償用感熱素子3′のリード線4がそれぞれ外部
引出線6に接続されている。なお、温度補償用感熱素子
3′は、温度検知器Aの外に設ける場合は、温度検知器
A内に収納する必要はない。なお、円筒形のケース1の
直径は、5〜10φ程度である。
【0018】図4(a),(b)は、上記実施例の使用
の一例を示す断面図であり、魔法瓶の要部を示してい
る。図4(a)は、温水、冷水等の温度を維持する真空
断熱性容器である保温容器11に収納本体12が設けら
れ、収納本体12を密封する蓋部材18に雌ねじが形成
されている。この雌ねじにねじ付きケース13を螺合す
ることで、ねじ付きケース13がパッキング14で蓋部
材18に固着され、蓋部材18で保温容器11を閉じる
ことにより、容器内の内容物が漏れない密封構造とな
る。ねじ付きケース13は封止部材15で封止されてい
る。図2の温度検出器Aが、ねじ付きケース13内の外
底面に固定されている。また、図4(b)の温度検出器
Aは、図3の温度検出器Aがねじ付きケース13内に設
けられている。その容器の密封構造は、上記で説明した
通りである。ねじ付きケース13内に図2の温度検出器
Aが収納され、その外部引出線6をねじ付きケース13
内に挿通させて引き出している。検知面である樹脂フィ
ルム2は、ケ−ス13の底面に密着している。ケース1
3の底面の樹脂の厚さは可能な限り、薄い方が望まし
い。なお、魔法瓶の既存の蓋をケースと利用して温度検
知器を形成してもよい。
の一例を示す断面図であり、魔法瓶の要部を示してい
る。図4(a)は、温水、冷水等の温度を維持する真空
断熱性容器である保温容器11に収納本体12が設けら
れ、収納本体12を密封する蓋部材18に雌ねじが形成
されている。この雌ねじにねじ付きケース13を螺合す
ることで、ねじ付きケース13がパッキング14で蓋部
材18に固着され、蓋部材18で保温容器11を閉じる
ことにより、容器内の内容物が漏れない密封構造とな
る。ねじ付きケース13は封止部材15で封止されてい
る。図2の温度検出器Aが、ねじ付きケース13内の外
底面に固定されている。また、図4(b)の温度検出器
Aは、図3の温度検出器Aがねじ付きケース13内に設
けられている。その容器の密封構造は、上記で説明した
通りである。ねじ付きケース13内に図2の温度検出器
Aが収納され、その外部引出線6をねじ付きケース13
内に挿通させて引き出している。検知面である樹脂フィ
ルム2は、ケ−ス13の底面に密着している。ケース1
3の底面の樹脂の厚さは可能な限り、薄い方が望まし
い。なお、魔法瓶の既存の蓋をケースと利用して温度検
知器を形成してもよい。
【0019】図5(a),(b)は、本発明の温度検知
器の他の実施例を示し、魔法瓶等の保存容器の蓋に温度
検知器が形成されている。図5は、温水、冷水等の温度
を維持する真空断熱性容器である保温容器11が収納本
体12に設けられ、収納本体12を密封する蓋部材18
に形成された雌ねじに、パッキング14が設けられたね
じ付きケース13を螺合させている。蓋部材18で保温
容器11を密封する構造を有している。同図(a)は、
ねじ付きケース13は樹脂製であり、ねじ付きケース1
3は、封止部材15で封止され、ねじ付きケース13の
内底面の樹脂フィルムに蒸気温検知用感熱素子3が接着
剤で密着固定されている。そのリード線4は、封止部材
15に設けられた中継基板5を介して外部引出線6に接
続されている。同図(b)は、ねじ付きケース13の内
底面の樹脂フィルムに蒸気温検知用感熱素子3が接着剤
で接着され、かつねじ付きケース13を封止する封止部
材15に温度補償用感熱素子3′が接着されている。こ
れらのリード線4は、蓋部材15に設けられた中継基板
5を介して外部引出線6に接続されている。これらのケ
ース13の底面の樹脂の厚さは可能な限り、薄い方が望
ましい。
器の他の実施例を示し、魔法瓶等の保存容器の蓋に温度
検知器が形成されている。図5は、温水、冷水等の温度
を維持する真空断熱性容器である保温容器11が収納本
体12に設けられ、収納本体12を密封する蓋部材18
に形成された雌ねじに、パッキング14が設けられたね
じ付きケース13を螺合させている。蓋部材18で保温
容器11を密封する構造を有している。同図(a)は、
ねじ付きケース13は樹脂製であり、ねじ付きケース1
3は、封止部材15で封止され、ねじ付きケース13の
内底面の樹脂フィルムに蒸気温検知用感熱素子3が接着
剤で密着固定されている。そのリード線4は、封止部材
15に設けられた中継基板5を介して外部引出線6に接
続されている。同図(b)は、ねじ付きケース13の内
底面の樹脂フィルムに蒸気温検知用感熱素子3が接着剤
で接着され、かつねじ付きケース13を封止する封止部
材15に温度補償用感熱素子3′が接着されている。こ
れらのリード線4は、蓋部材15に設けられた中継基板
5を介して外部引出線6に接続されている。これらのケ
ース13の底面の樹脂の厚さは可能な限り、薄い方が望
ましい。
【0020】図6は、本発明に係る温度検知装置が装着
された保温容器収納体である魔法瓶である。この魔法瓶
は、収納本体12内に真空断熱性容器の保温容器11が
設けられ、揚水パイプ17が真空断熱性容器である保温
容器11に挿入され、蓋部材18には、押圧部20が設
けられている。押圧部20によってベローズ19を圧縮
することにより、水面が押圧され、保温容器11内に挿
入された揚水パイプ17に連通したパイプから水を取り
出すことができる。蓋部材18の底部には、温度検知器
Aが装着されている。その外部引出線6が、蓋部材18
の外表面に設けられた表示器16に接続されている。こ
の表示器16には、温度をダイナミック表示するための
数値に変換する回路部が形成されている。この保温容器
収納体に使用される温度検知器Aが図2の場合は、温度
補償用感熱素子が含まれているが、温度補償用感熱素子
を含まない図1の温度検知器Aを使用する場合は、表示
器16の近傍に温度補償用感熱素子を配置することで、
低温から高温までの内容物の温度を検知することができ
る。なお、図6は、魔法瓶の実施例であるが電気ポッ
ト、電子ジャー付き電気炊飯器にも適用できることは明
らかであり、詳細説明は省略する。
された保温容器収納体である魔法瓶である。この魔法瓶
は、収納本体12内に真空断熱性容器の保温容器11が
設けられ、揚水パイプ17が真空断熱性容器である保温
容器11に挿入され、蓋部材18には、押圧部20が設
けられている。押圧部20によってベローズ19を圧縮
することにより、水面が押圧され、保温容器11内に挿
入された揚水パイプ17に連通したパイプから水を取り
出すことができる。蓋部材18の底部には、温度検知器
Aが装着されている。その外部引出線6が、蓋部材18
の外表面に設けられた表示器16に接続されている。こ
の表示器16には、温度をダイナミック表示するための
数値に変換する回路部が形成されている。この保温容器
収納体に使用される温度検知器Aが図2の場合は、温度
補償用感熱素子が含まれているが、温度補償用感熱素子
を含まない図1の温度検知器Aを使用する場合は、表示
器16の近傍に温度補償用感熱素子を配置することで、
低温から高温までの内容物の温度を検知することができ
る。なお、図6は、魔法瓶の実施例であるが電気ポッ
ト、電子ジャー付き電気炊飯器にも適用できることは明
らかであり、詳細説明は省略する。
【0021】上記のように、本発明の温度検知装置で
は、真空断熱性容器の内容物が周囲温度よりも高い場合
は、この容器の密封空間の蒸気温を検知し、内容物が周
囲温度よりも低い場合は、前記内容物から放射される赤
外線を検知する構造であるために、上記樹脂フィルム
は、赤外線吸収率のよい材料を使用するのが最も好まし
い。また、樹脂フィルムは、厚さが約0.2mmのポリ
エステルを用いた。無論、ねじ付きケースの場合、蓋と
しての機械的強度を維持する厚さとする必要があり、そ
の結果として、温度の検出感度の低下がある場合、この
低下を予め予測して回路部で補正して、内容物の温度を
計測してもよい。また、赤外光の吸収率がほぼ100%
となるように、ポリエステルを基材として、これにカー
ボンブラック、あるいは無機顔料を分散させた樹脂フィ
ルムを用いてもよい。
は、真空断熱性容器の内容物が周囲温度よりも高い場合
は、この容器の密封空間の蒸気温を検知し、内容物が周
囲温度よりも低い場合は、前記内容物から放射される赤
外線を検知する構造であるために、上記樹脂フィルム
は、赤外線吸収率のよい材料を使用するのが最も好まし
い。また、樹脂フィルムは、厚さが約0.2mmのポリ
エステルを用いた。無論、ねじ付きケースの場合、蓋と
しての機械的強度を維持する厚さとする必要があり、そ
の結果として、温度の検出感度の低下がある場合、この
低下を予め予測して回路部で補正して、内容物の温度を
計測してもよい。また、赤外光の吸収率がほぼ100%
となるように、ポリエステルを基材として、これにカー
ボンブラック、あるいは無機顔料を分散させた樹脂フィ
ルムを用いてもよい。
【0022】図7は、図6で示した魔法瓶の内容物の温
度を計測した結果について説明する。図7(a)は、魔
法瓶に内容物(熱湯)を入れ、魔法瓶の開口部(湯口)
を密封した蓋部分に、本発明の温度検知装置を取り付け
て、蒸気温検知用感熱素子で内容物の温度を測定した結
果であり、図7(b)は、本発明による温度検知装置に
よって周囲温度より低い内容物の温度を測定した結果を
示し、蒸気温検知用感熱素子と温度補償用感熱素子との
検出温度差を示している。
度を計測した結果について説明する。図7(a)は、魔
法瓶に内容物(熱湯)を入れ、魔法瓶の開口部(湯口)
を密封した蓋部分に、本発明の温度検知装置を取り付け
て、蒸気温検知用感熱素子で内容物の温度を測定した結
果であり、図7(b)は、本発明による温度検知装置に
よって周囲温度より低い内容物の温度を測定した結果を
示し、蒸気温検知用感熱素子と温度補償用感熱素子との
検出温度差を示している。
【0023】図6の魔法瓶に熱湯を入れ、ねじ付きケー
スで密封した空間が蒸気で満たされる。魔法瓶の開口部
に設置された温度検知器Aの蒸気温検知用感熱素子は、
蒸気で満たされた空間の温度を検知する。即ち、図7
(a)の特性曲線(イ)から明らかなように、周囲温度
が約25℃以上の領域では、内容物の温度と本発明の温
度検知装置の蒸気温検知用感熱素子で検知した温度とが
ほぼ直線関係にあり、容器内の密封空間の蒸気の温度を
検知することで、この蒸気温度が内容物の温度にほぼ近
い温度であることが明らかである。
スで密封した空間が蒸気で満たされる。魔法瓶の開口部
に設置された温度検知器Aの蒸気温検知用感熱素子は、
蒸気で満たされた空間の温度を検知する。即ち、図7
(a)の特性曲線(イ)から明らかなように、周囲温度
が約25℃以上の領域では、内容物の温度と本発明の温
度検知装置の蒸気温検知用感熱素子で検知した温度とが
ほぼ直線関係にあり、容器内の密封空間の蒸気の温度を
検知することで、この蒸気温度が内容物の温度にほぼ近
い温度であることが明らかである。
【0024】しかしながら、内容物の温度が周囲温度よ
りも低い領域においては、蒸気温検知用感熱素子で検知
した温度が内容物の温度に関係なく殆ど変化していな
い。即ち、内容物の温度が周囲温度よりも低い場合は、
容器内の密封空間の蒸気温度を検知する方法では内容物
の温度を検出することはできない。以上のことから、真
空断熱性容器内の内容物の温度の計測は、内容物の温度
が周囲温度より高い場合には、蒸気温検知用感熱素子に
よって、内容物の温度検知ができることが明らかにな
る。
りも低い領域においては、蒸気温検知用感熱素子で検知
した温度が内容物の温度に関係なく殆ど変化していな
い。即ち、内容物の温度が周囲温度よりも低い場合は、
容器内の密封空間の蒸気温度を検知する方法では内容物
の温度を検出することはできない。以上のことから、真
空断熱性容器内の内容物の温度の計測は、内容物の温度
が周囲温度より高い場合には、蒸気温検知用感熱素子に
よって、内容物の温度検知ができることが明らかにな
る。
【0025】一方、周囲温度に比べて内容物の温度が低
い場合、蒸気温検知用感熱素子のみでは内容物の温度を
計測することはできないが、温度補償用感熱素子を備え
ることで、計測することができる。例えば、魔法瓶内に
冷水を入れることによって、内容物の温度が周囲温度よ
りも低くなる。この場合、図7(b)に示すように、蒸
気温検知用感熱素子と温度補償用感熱素子間に温度差が
現れてくる。即ち、蒸気温検知用感熱素子は、内容物か
ら放射される赤外線による輻射温度を検知することにな
る。これら二つの感熱素子による温度差は、図7(b)
では内容物の温度が0℃の場合で約4℃であり、内容物
の温度に比例して温度差が生じる。従って、内容物の温
度が周囲温度よりも低い領域においては、この温度差を
検知することによって、内容物の温度を非接触で検知す
ることができる。
い場合、蒸気温検知用感熱素子のみでは内容物の温度を
計測することはできないが、温度補償用感熱素子を備え
ることで、計測することができる。例えば、魔法瓶内に
冷水を入れることによって、内容物の温度が周囲温度よ
りも低くなる。この場合、図7(b)に示すように、蒸
気温検知用感熱素子と温度補償用感熱素子間に温度差が
現れてくる。即ち、蒸気温検知用感熱素子は、内容物か
ら放射される赤外線による輻射温度を検知することにな
る。これら二つの感熱素子による温度差は、図7(b)
では内容物の温度が0℃の場合で約4℃であり、内容物
の温度に比例して温度差が生じる。従って、内容物の温
度が周囲温度よりも低い領域においては、この温度差を
検知することによって、内容物の温度を非接触で検知す
ることができる。
【0026】図8は、上述した本発明の温度検知装置の
検知回路の概略図である。温度検知器Aの蒸気温検知用
感熱素子で検知した温度Tsが周囲温度Tcよりも高い
場合(Ts≧Tc)は、表示器は温度Tsを内容物の温
度としてデジタル信号に変換して液晶表示器等の表示器
16に表示する。また、蒸気温検知用感熱素子で検知し
た温度Tsが温度補償用感熱素子で計測した周囲温度T
cよりも低い場合(Ts<Tc)、TsとTcの温度を
演算回路21で計算してその結果を表示する。演算回路
21には、蒸気温検知用感熱素子と温度補償用感熱素子
の出力を比較する比較器が含まれており、この比較器か
らの出力に応じて、蒸気温検知用感熱素子の出力、また
は蒸気温検知用感熱素子と温度補償用感熱素子の出力差
(温度差)を、内容物の温度と判断して表示する。温度
差の場合は、蒸気温検知用感熱素子の出力から温度差を
差し引いた値を、内容物の温度とする。
検知回路の概略図である。温度検知器Aの蒸気温検知用
感熱素子で検知した温度Tsが周囲温度Tcよりも高い
場合(Ts≧Tc)は、表示器は温度Tsを内容物の温
度としてデジタル信号に変換して液晶表示器等の表示器
16に表示する。また、蒸気温検知用感熱素子で検知し
た温度Tsが温度補償用感熱素子で計測した周囲温度T
cよりも低い場合(Ts<Tc)、TsとTcの温度を
演算回路21で計算してその結果を表示する。演算回路
21には、蒸気温検知用感熱素子と温度補償用感熱素子
の出力を比較する比較器が含まれており、この比較器か
らの出力に応じて、蒸気温検知用感熱素子の出力、また
は蒸気温検知用感熱素子と温度補償用感熱素子の出力差
(温度差)を、内容物の温度と判断して表示する。温度
差の場合は、蒸気温検知用感熱素子の出力から温度差を
差し引いた値を、内容物の温度とする。
【0027】なお、上記した実施例において、温度補償
用感熱素子をケース内に一体化した構造の温度検知装置
を開示し、さらに表示器近傍に設ける構造を開示した
が、このような構造に限定されるものではなく、温度補
償用感熱素子は、魔法瓶等の保温容器収納体の外気温を
検知できる場所であれば何れの場所であってもよく、実
施例に限定するものではない。
用感熱素子をケース内に一体化した構造の温度検知装置
を開示し、さらに表示器近傍に設ける構造を開示した
が、このような構造に限定されるものではなく、温度補
償用感熱素子は、魔法瓶等の保温容器収納体の外気温を
検知できる場所であれば何れの場所であってもよく、実
施例に限定するものではない。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、真空断
熱性容器等の容器内の内容物の温度を非接触による方法
で低温から高温域までの温度計測を簡単に実施すること
ができる利点があり、殊に、容器の内容物の温度が周囲
温度より低い場合には、保温容器内の内容物をその蒸気
温度と内容物が放射する赤外光によって検出することが
できる利点がある。
熱性容器等の容器内の内容物の温度を非接触による方法
で低温から高温域までの温度計測を簡単に実施すること
ができる利点があり、殊に、容器の内容物の温度が周囲
温度より低い場合には、保温容器内の内容物をその蒸気
温度と内容物が放射する赤外光によって検出することが
できる利点がある。
【0029】また、本発明によれば、温度検出器が内容
物に浸されることがないので、衛生的である利点である
とともに、内容物の出し入れに支障がない利点がある。
また、本発明によれば、図9に示したように、容器内の
内容物の量(水量)に関わりなく、温度を計測すること
ができる利点がある。
物に浸されることがないので、衛生的である利点である
とともに、内容物の出し入れに支障がない利点がある。
また、本発明によれば、図9に示したように、容器内の
内容物の量(水量)に関わりなく、温度を計測すること
ができる利点がある。
【0030】また、本発明によれば、魔法瓶の真空断熱
性容器、電子ジャー付き電気炊飯器の釜、または電気ポ
ットの容器の内容物の量に関わりなく、正確に内容物の
温度を検出することができる温度検出装置を提供するこ
とができる利点があるとともに、このような温度検出装
置を備える保温容器を提供することができる。
性容器、電子ジャー付き電気炊飯器の釜、または電気ポ
ットの容器の内容物の量に関わりなく、正確に内容物の
温度を検出することができる温度検出装置を提供するこ
とができる利点があるとともに、このような温度検出装
置を備える保温容器を提供することができる。
【図1】(a)は、本発明に係る保温容器用温度検出装
置の温度検知器の一実施例を示した一部分解斜視図、
(b)はその断面図である。
置の温度検知器の一実施例を示した一部分解斜視図、
(b)はその断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明に係る保温容器用温
度検出装置の温度検知器の他の実施例の断面図である。
度検出装置の温度検知器の他の実施例の断面図である。
【図3】(a)は、本発明に係る保温容器用温度検出装
置の温度検出器の他の実施例を示した斜視図、(b)
は、その断面図である。
置の温度検出器の他の実施例を示した斜視図、(b)
は、その断面図である。
【図4】(a),(b)は、本発明の保温容器収納体に
設置した温度検知器を示す断面図である。
設置した温度検知器を示す断面図である。
【図5】(a),(b)は、本発明の保温容器収納体の
温度検知器の一実施例を示す断面図である。
温度検知器の一実施例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る保温容器収納体の温度検出装置の
一実施形態を示す断面図である。
一実施形態を示す断面図である。
【図7】(a),(b)は、本発明の実施形態を説明す
るための図である。
るための図である。
【図8】本発明の温度検出装置の回路の概略を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図9】本発明の容器内の水量と検出能力との関係を示
す図である。
す図である。
1 ケース 2 樹脂フィルム 3 蒸気温検知用感熱素子 3′ 温度補償用感熱素子 4 リード線 5 中継基板 6 外部引出線 7 蓋部材 7′ 樹脂性基板 8 空洞部 9 発泡性樹脂 10 熱絶縁性フィルム 11 保温容器 12 収納本体 13 ねじ付きケース 14 パッキング 15 封止部材 16 温度表示器 17 揚水パイプ 18 蓋部材 19 ベローズ 20 押圧部材
Claims (6)
- 【請求項1】 温水、冷水等の内容物を入れた保温容器
の内容物の温度を検出する温度検知器が、前記内容物の
蒸気温度または前記内容物から放射される赤外線を検出
し得るように、前記保温容器の開口部に配置したことを
特徴とする保温容器用温度検知装置。 - 【請求項2】 前記温度検知器が、ケースと、前記ケー
スの一面に設けられた樹脂フィルムと、前記樹脂フィル
ムの裏面側に設けられた蒸気温検知用感熱素子と、前記
蒸気温検知用感熱素子により検出した温度を補償する温
度補償用感熱素子とからなることを特徴とする請求項1
に記載の保温容器用温度検知装置。 - 【請求項3】 前記温度補償用感熱素子が、前記温度検
知器内に設けられるか、または前記温度検知器外に設け
られていることを特徴とする請求項2に記載の保温容器
用温度検知装置。 - 【請求項4】 前記真空断熱性容器等の保温容器を収納
する収納本体の蓋部材に、前記温度検知器と前記温度検
知器から内容物の温度を表示する温度表示器とを配置し
たことを特徴とする請求項1,2または3に記載の保温
容器用温度検知装置。 - 【請求項5】 前記保温容器が魔法瓶の真空断熱性容
器、電子ジャー付き電気炊飯器の釜、または電気ポット
の容器であることを特徴とする請求項1,2または3に
記載の保温容器用温度検知装置。 - 【請求項6】 魔法瓶の真空断熱性容器、電子ジャー付
き電気炊飯器の釜、または電気ポットの容器を収納する
収納本体の蓋部材に、温度検知器と前記温度検知器から
の出力信号から内容物の温度を表示する温度表示器とを
備える温度検知装置を配置したことを特徴とする保温容
器収納体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9315518A JPH11148870A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 保温容器用温度検知装置および保温容器収納体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9315518A JPH11148870A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 保温容器用温度検知装置および保温容器収納体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11148870A true JPH11148870A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18066315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9315518A Pending JPH11148870A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 保温容器用温度検知装置および保温容器収納体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11148870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003086649A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-20 | Anritsu Keiki Kk | 温度センサ付きウエハ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62125281A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-06 | 矢田 明喜男 | 時計付デジタル温度計を内蔵した扉、蓋、栓 |
| JPH06273233A (ja) * | 1993-03-23 | 1994-09-30 | Toshiba Corp | 輻射熱センサ |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP9315518A patent/JPH11148870A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62125281A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-06 | 矢田 明喜男 | 時計付デジタル温度計を内蔵した扉、蓋、栓 |
| JPH06273233A (ja) * | 1993-03-23 | 1994-09-30 | Toshiba Corp | 輻射熱センサ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003086649A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-20 | Anritsu Keiki Kk | 温度センサ付きウエハ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8118189B2 (en) | Temperature-indicating sleeve and related container | |
| US4487208A (en) | Fast response thermoresistive temperature sensing probe | |
| JPS63194133A (ja) | マイクロ波で加熱される物体の加熱状態を監視する方法およびその装置 | |
| US20090212059A1 (en) | Insulated water bottle assembly | |
| US7798706B2 (en) | Temperature-indicating container | |
| US20070121702A1 (en) | Temperature-indicating container | |
| US3348408A (en) | Reference source for calibration of thermographic instruments | |
| JPS6158171B2 (ja) | ||
| US3559484A (en) | Nursing bottle with bimetal thermometer | |
| KR20110001881U (ko) | 온도 표시 가능한 휴대용 진공보온병 | |
| JPH11148870A (ja) | 保温容器用温度検知装置および保温容器収納体 | |
| JP5011083B2 (ja) | 液体容器の液量・液温検知ユニット | |
| EP1433407B1 (en) | A thermally insulatable vessel and a thermally insulatable vessel system | |
| CN108324054A (zh) | 一种测温显示饮用容器及其电路装置与方法 | |
| US4637737A (en) | Apparatus for measurement of water conditions in a watermattress | |
| CN210268946U (zh) | 一种温度显示系统及杯子 | |
| JPH0695045B2 (ja) | 低温冷却放射検出装置 | |
| US3529473A (en) | Non-contact temperature measuring device | |
| CN217845416U (zh) | 一种防水温度计 | |
| KR200351710Y1 (ko) | 온도계를 구비한 보온병 | |
| RU2373502C1 (ru) | Устройство для измерения температуры теплоносителя | |
| CN211205568U (zh) | 奶温计 | |
| JP2589638Y2 (ja) | 液体容器 | |
| JP2002257636A (ja) | 瓶用液体温度計 | |
| CN220137590U (zh) | 用于特定蛋白分析仪的温控装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041109 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060119 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |