JPH11149280A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH11149280A
JPH11149280A JP31731297A JP31731297A JPH11149280A JP H11149280 A JPH11149280 A JP H11149280A JP 31731297 A JP31731297 A JP 31731297A JP 31731297 A JP31731297 A JP 31731297A JP H11149280 A JPH11149280 A JP H11149280A
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scanning
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crystal display
display device
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JP31731297A
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Shinji Uchida
真嗣 内田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚以上の液晶パネルで構成される液晶表示
装置から放射される電場を低減すること。 【解決手段】 複数本の走査電極列およびデータ電極列
を有する液晶パネルと、表示を無効とする非選択信号と
表示を有効とする選択信号とを生成して、選択期間内に
前記走査電極列に印加する走査電極駆動手段と、前記非
選択信号の電圧レベルを基準レベルとする前記データ電
圧を生成し印加するデータ電極駆動手段とを有する液晶
表示装置であって、前記液晶パネルは2以上に分割され
ており、当該分割された液晶表示パネルに1フレーム分
の画像を分割して画像表示を行う液晶表示装置におい
て、前記走査電極駆動手段は、前記分割された各液晶パ
ネル間における同一の選択期間内で、前記選択信号が同
じ電圧レベルのみにならないように、各液晶パネルに前
記選択信号の電圧レベルを分配する手段である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特に、1枚の液晶パネルを複数個の領域に分割し、
該分割領域毎に独立して液晶の駆動電力を供給して表示
を行う液晶表示装置に適用して有効な技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置の内で、特に、短冊
状の透明電極を2枚のガラス基板にそれぞれ設け、この
2枚のガラス基板でSTN(Super Twiste
d Nematic)液晶を挟み込み、各透明電極が交
差した領域を画素とする単純マトリックス液晶パネル、
いわゆる、STN液晶パネルを用いた液晶表示装置で
は、走査線の本数が480本、データ線の本数が640
本のいわゆるVGA表示を実現するにあたり、表示領域
を上下の分割するすなわち各データ線に対応する走査線
の本数を半分の240本に減らすことによってVGA表
示を行う、いわゆる、デュアルスキャン方式が一般的で
あった。
【0003】このデュアルスキャン方式のSTN液晶パ
ネルの駆動方法には、1フレーム期間内に、走査線を順
次1本ずつ選択していき、この選択期間に液晶の各画素
に電圧を印加するいわゆる線順次駆動法と、同時に複数
本の走査線を選択しながら液晶の各画素に電圧を印加す
るいわゆるアクティブ駆動法とがあった。
【0004】線順次駆動法には、0V(ゼロボルト)を
走査線を選択していない場合に印加する電圧(非選択電
圧)とし、28V〜40Vおよび−28V〜−40V程
度を走査線を選択した場合に印加する電圧(選択電圧)
とするAlt Pleshko駆動法(スマートアドレ
ッシングもしくはHIFASとも呼ばれる)があった。
また、標準的な駆動法として広く使用されている駆動法
として、非選択電圧が2Vでありこのときの選択電圧が
+30Vである組と、非選択電圧が+28Vでありこの
ときの選択電圧が0Vである組とを1フレーム毎に交互
に出力すると共に、データ線に印加する電圧をそれぞれ
の非選択電圧を基準として変動させるという駆動法があ
った。
【0005】また、アクティブ駆動法には、1フレーム
期間内に、全ての走査線を選択駆動する全ライン選択法
と、選択期間内に2〜7本程度の走査線を順次同時に選
択していき、この選択期間内に該当する走査線の各画素
に電圧を印加する複数ライン選択法とがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。単純
マトリックス液晶パネルを用いた従来の液晶表示装置で
は、全ライン選択法を用いた液晶表示装置を除くと、各
走査線が選択されるすなわちそれぞれの画素に電圧が印
加されるのは、1フレーム期間内に1〜7回程度とな
る。このとき、640×480ピクセルのVGA表示を
行うデュアルスキャン方式の液晶表示装置では、1フレ
ーム期間内の1/240が各走査線の選択時間となるの
で、選択電圧は15V〜40Vが必要であった。また、
このデュアルスキャン方式の従来の液晶表示装置では、
上下に分割した表示領域(液晶パネル)のそれぞれに独
立して走査線を駆動する走査線駆動回路を設け、各走査
線駆動回路に1フレーム期間を示すフレーム信号と、液
晶にかかる電界の方向を反転させるすなわち正と負のど
ちらの選択電圧を走査線に出力するかを指示する交流化
信号とを入力して、各液晶パネルに印加する選択電圧お
よび非選択電圧の制御をしていた。
【0007】このために、上下に分割したそれぞれの液
晶パネルには、15V〜40Vの選択電圧がそれぞれ同
一のタイミングで印加されることとなるので、液晶表示
パネルを分割しない単純マトリックス液晶パネルやアク
ティブマトリックス液晶パネルと比較して、液晶パネル
から少し(たとえば、30〜50cm)離れた位置にお
ける10〜100kHzの電場変化が増加してしまうと
いう問題があった。
【0008】特に、近年においては、情報機器や家電製
品等から放射される電磁波や電場による人体への影響が
懸念されており、これら不要な電磁波や電場の放射を抑
えることが重要となっている。
【0009】本発明の目的は、2枚以上の液晶パネルで
構成される液晶表示装置から放射される電場を低減する
ことが可能な技術を提供することにある。本発明の前記
ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述
及び添付図面によって明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。 (1)複数本の走査電極列およびデータ電極列を有し、
該走査電極に印加される走査電圧と前記データ電極列に
印加されるデータ電圧とに応じて画像を表示する液晶パ
ネルと、前記走査電極列の内から1以上の走査電極列を
順次選択して表示を有効とする2以上の電圧レベルから
なる選択信号と選択していない走査電極列に印加して表
示を無効とする1以上の電圧レベルからなる非選択信号
を生成して、選択期間内に前記走査電極列に印加する走
査電極駆動手段と、前記非選択信号の電圧レベルを基準
レベルとする前記データ電圧を生成し前記データ電極列
に印加するデータ電極駆動手段とを有する液晶表示装置
であって、前記液晶パネルは2以上に分割されており、
当該分割された液晶表示パネルに1フレーム分の画像を
分割して画像表示を行う液晶表示装置において、前記走
査電極駆動手段は、前記分割された各液晶パネル間にお
ける同一の選択期間内で、前記選択信号が同じ電圧レベ
ルのみにならないように、各液晶パネルに前記選択信号
の電圧レベルを分配する手段である。
【0011】(2)複数本の走査電極列およびデータ電
極列を有し、該走査電極に印加される走査電圧と前記デ
ータ電極列に印加されるデータ電圧とに応じて画像を表
示する液晶パネルと、前記走査電極列の内から1以上の
走査電極列を順次選択して表示を有効とする2以上の電
圧レベルからなる選択信号と選択していない走査電極列
に印加して表示を無効とする1以上の電圧レベルからな
る非選択信号を生成して、選択期間内に前記走査電極列
に印加する走査電極駆動手段と、前記非選択信号の電圧
レベルを基準レベルとする前記データ電圧を生成し前記
データ電極列に印加するデータ電極駆動手段とを有する
液晶表示装置であって、前記液晶パネルは2以上に分割
されており、当該分割された液晶表示パネルに1フレー
ム分の画像を分割して画像表示を行う液晶表示装置にお
いて、予め設定された第1の直交関数にしたがって選択
期間に応じた第1の走査関数を発生する第1の走査関数
発生手段と、前記直交関数の−1倍した第2の直交関数
にしたがって選択期間に応じた第2の走査関数を発生す
る第2の走査関数発生手段とを具備し、前記走査電極駆
動手段および前記データ電極駆動手段は、前記分割され
た各液晶パネルに、それぞれ異なる前記第1および第2
の走査関数に応じた選択信号、非選択信号およびデータ
電圧をそれぞれの走査電極列もしくはデータ電極列に印
加する。
【0012】前述した(1)の手段によれば、各液晶パ
ネル間における同一の期間内に、異なる電圧レベルの選
択信号を印加する、すなわち、非選択電圧を基準とした
場合に、各液晶パネルに印加される選択信号の電界方向
をそれぞれ逆方向とすることによって、液晶パネルの近
傍における当該選択電圧の印加に伴う電場の変動を逆方
向の電界によって相殺することができるので、液晶表示
装置から放射される電場を低減することができる。
【0013】前述した(2)の手段によれば、線順次駆
動法、複数ライン選択法および全ライン選択駆動法を表
現する直交関数である第1の直交関数と、その−1倍の
第2の直交関数とに応じて選択出力した選択信号、非選
択信号およびデータ電圧は、それぞれの信号の基準電位
に対して対象の関係となるので、第1の直交関数に従っ
て駆動される液晶パネルと、第2の直交関数によって駆
動される液晶パネルとでは、前述の(1)と同様に、液
晶パネルに印加される選択信号の電界方向を逆方向とす
ることができる、すなわち、液晶パネルの近傍における
当該選択電圧の印加に伴う電場の変動を逆方向の電界に
よって相殺することができるので、液晶表示装置から放
射される電場を低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、発明の実
施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明
する。なお、発明の実施の形態を説明するための全図に
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0015】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の液晶表示装置の概略構成を説明するためのブロッ
ク図であり、101は液晶コントローラ、102は液晶
パネル、103aは上側データドライバ(データ電極駆
動手段)、103bは下側データドライバ(データ電極
駆動手段)、104aは上側走査線ドライバ(走査電極
駆動手段)、104bは下側走査線ドライバ(走査電極
駆動手段)、105は走査関数発生手段、106は反転
手段、107は電源回路、108は表示システム本体を
示す。
【0016】図1において、液晶コントローラ101
は、データドライバ103a,103b、走査線ドライ
バ104a,104bおよび走査関数発生手段105
に、表示データおよび各種同期・制御信号を供給する周
知の液晶コントローラである。この液晶コントローラ1
01は、12ビットパラレルの表示データD0〜D1
1、表示データの取り込みに用いられるデータラッチク
ロックCL2、1ライン分信号であるライン転送クロッ
クCL1、先頭ラインクロックFLM、および、表示の
オン/オフ制御を行う表示オフ制御信号DISPOFF
を出力する。
【0017】液晶表示パネル102は、たとえば、横3
072ドット(1024ドット×3色),縦384ドッ
トで構成されるSTN液晶パネル(上側液晶パネル10
2a,下側液晶パネル102b)を上下に配置して、1
024×768ドットの高精細表示いわゆるXGA表示
を行うデュアルスキャン方式のSTN液晶表示パネルで
ある。
【0018】データドライバ103a,103bは、上
側液晶パネル102aおよび下側液晶パネル102bに
それぞれデータ電圧を供給する周知のデータドライバで
あり、本実施の形態1においては、出力数が240個の
周知のデータドライバIC(Integrated C
ircuit)を、それぞれ複数個ずつ使用する。な
お、データドライバ103a,103bの詳細について
は後述する。
【0019】走査線ドライバ104a,104bは、液
晶パネル102に走査電圧を供給する周知の走査線ドラ
イバであり、本実施の形態1においては、出力数が19
2個の周知の走査線ドライバICを4個使用する。
【0020】走査関数発生手段105は、先頭ラインク
ロックFLMとライン転送クロックCL1とを図示しな
い周知のカウンタでカウントし、そのカウント値からウ
ォルシュ関数である直交関数に基づいた走査関数と呼ば
れる2個の信号W1,W2を生成して出力する手段であ
る。この出力パターンとしては、2個の信号W1,W2
の“Highレベル”を「1」,“Lowレベル”を
「0」とした場合、「00」,「01」,「10」,
「11」の4通りとなる。ここで、この4通りの組み合
わせを、それぞれ0,1,2,3と十進表記した場合に
は、たとえば、走査関数W1,W2は、0132023
101320・・・・のように表すことができる。
【0021】反転手段106は、たとえば、図示するよ
うな周知のインバータ回路からなり、下側液晶パネル1
02bを駆動するデータドライバ103bおよび走査線
ドライバ104bに入力される走査関数W1,W2をそ
れぞれ反転する。
【0022】電源回路107は、本実施の形態1の液晶
表示装置の各部に駆動電圧を供給する回路であり、表示
システム本体108から入力される外部電源電圧Vc
c,VEEから、データ電圧VY0(たとえば、−5.
5V),VY1(たとえば、0(ゼロ)V),VY2
(たとえば、+5.5V)および走査電圧VX0(たと
えば、0V),VXL(たとえば、−20V),VXH
(+20V)を生成し供給する。また、電圧VCON
は、電源回路107の出力電圧を調整するための電圧で
ある。さらには、一般的なロジック電圧(Vcc=5ボ
ルト,GND=0ボルト)も供給する。
【0023】ただし、本実施の形態1の液晶表示装置で
は、下記の数1に示す6×6の正方行列を選択行列とす
る直交関数に従って、先頭ラインクロックFLMで決定
される1フレーム期間に2回の選択電圧が印加されると
共に、同一の走査期間内に2本の走査線(走査電極列)
に選択電圧を印加するパターンを、6走査線を1周期と
して、液晶パネル102の走査線を駆動するいわゆる複
数ライン選択法に基づく走査線駆動を用いている。
【0024】
【数1】
【0025】ただし、数1において、±1は選択状態を
示し、0(ゼロ)は非選択状態を示す。
【0026】次に、図6に本実施の形態1の液晶パネル
の各走査線に印加される選択電圧を説明するための図を
示し、以下、図6に基づいて、本実施の形態1の液晶表
示装置の動作を説明する。ただし、図6(a)はフレー
ム期間における第1番目の走査期間での選択電圧を示す
図であり、図6(b)は第2番目の走査期間での選択電
圧を示す図であり、図6(c)は第3番目の走査期間で
の選択電圧を示す図である。また、図6中における斜線
個所がそれぞれの走査期間における選択電圧が印加され
ている液晶画素すなわち走査線を示し、斜線の方向が非
選択電圧レベルを基準とした場合の選択電圧の電界方向
を示している。
【0027】図6に示すように、本実施の形態1の液晶
表示装置では、上側および下側液晶パネル102a,1
02bのそれぞれの384行分の走査線X1〜X384
が、隣り合う2行のブロック単位で駆動され、384回
の駆動で1フレーム分の走査が行われる。このとき、同
時に駆動される2つの走査線には、予め定められた4系
列の走査関数にしたがって決定される走査電圧VXHま
たは走査電圧VXLが印加される。さらには、本実施の
形態1の液晶表示装置では、上側液晶パネル102aに
接続されるデータドライバ103aおよび走査線ドライ
バ104aと、下側液晶パネル102bに接続されるデ
ータドライバ103bおよび走査線ドライバ104bと
では、入力される走査関数W1,W2の位相を反転手段
106によって反転させている。これにより、本実施の
形態1の液晶表示装置では、非選択電圧レベルを基準と
した場合における上側液晶パネル102aに印加される
選択電圧の電界方向と、下側液晶パネル102bに印加
される選択電圧の電界方向とそれぞれ異なる電界方向と
している。
【0028】従って、本実施の形態1の液晶表示装置で
は、図6(a)〜図6(c)に示すように、同一の走査
期間における非選択電圧レベルを基準とした場合の上側
液晶パネル102aに印加される選択電圧の電界方向
と、下側液晶パネル102bに印加される選択電圧の電
界方向とそれぞれ異なる電界方向とすることができる。
【0029】すなわち、本実施の形態1の液晶表示装置
では、数1で表現される直交関数に従って上側液晶パネ
ル102aの走査線を駆動すると共に、下記の数2に示
すように、数1を−1倍した直交関数に従って下側側液
晶パネル102bの走査線を駆動することによって、各
液晶パネル120a,120bに印加される選択電圧の
電界方向をそれぞれ逆方向としている。このとき、デー
タドライバ103a,103bから出力されるデータ電
圧の電界方向も、数1および数2の直交関数に従うこと
はいうまでもない。
【0030】
【数2】
【0031】図2は、本実施の形態1の走査線ドライバ
を構成する走査線ドライバICの概略構成を説明するた
めのブロック図であり、201はセレクタ、202はク
ロック制御回路、203は走査ラインセレクタ、204
は第1のレベルシフタ、205は第2のレベルシフタ、
206はデコーダ、207は電圧セレクタを示す。
【0032】図2において、セレクタ201は、出力X
1からX192の出力方向すなわち出力のシフト方向を
選択するシフト方向選択信号SHLに基づいて、2つの
端子DIO1およびDIO2(以下、DIO1/2と記
す)の内、どちら側の端子を入力端子とし他方を出力端
子とするかを選択する周知の入出切り換え手段(IO選
択手段)である。ただし、このDIO1/2端子から出
力される信号(走査完了信号)は、当該ICの出力X1
〜X192が全て終了したことを示す信号であり、また
入力される信号に基づいて、出力X1〜X192の出力
を開始する。
【0033】クロック制御回路202は、ライン転送ク
ロックCL1、先頭ラインクロックFLM、シフト方向
選択信号SHLおよび走査完了信号に基づいて、走査ラ
インセレクタ203を制御する制御信号を発生する周知
のクロック制御回路である。
【0034】走査ラインセレクタ203は、たとえば、
走査電圧出力端子数分(192個)の図示しないセレク
ト回路を有し、クロック制御回路の制御出力とに基づい
て、192本のライン選択信号S1〜S192を生成し
て第1のレベルシフタ204に出力する。このライン選
択信号S1〜S192は、それぞれ192個の走査線に
1対1で対応しており、同時に駆動する2つの走査線に
対応する2つのライン選択信号のみが同一の走査期間に
“High”となる。また、走査ラインセレクタ203
は、表示オフ制御信号DISPOFFが“Low”の場
合にはリセット状態となり、ライン選択信号を全て“L
ow”にする。
【0035】第1のレベルシフタ204は、ライン選択
信号S1〜S192および走査関数信号W1,W2のL
ow側(GND側)の電位を、当該走査線ドライバ10
4のLow側の電位であるVXLにレベルシフトする周
知のレベルシフタである。
【0036】第2のレベルシフタ205は、第1のレベ
ルシフタから出力されるライン選択信号S1〜S192
および走査関数信号W1,W2のHigh側(Vcc
側)の電位を、当該走査線ドライバ104のHigh側
の電位であるVXHにレベルシフトする周知のレベルシ
フタである。
【0037】デコーダ206は、レベルシフトされたラ
イン選択信号S1〜S192と走査関数信号W1,W2
とを比較して、各ライン選択信号毎に後述する対応関係
に従って、液晶駆動用の走査電圧VXL,VX0,VX
Hの内の1レベルを選択するための選択信号(192×
3出力)を出力する。ただし、本実施の形態1において
は、後に詳述するように、ライン選択信号がLowレベ
ルの場合に走査関数出力に係わらずVX0を選択する選
択信号を出力する。一方、ライン選択信号がHighレ
ベルの場合において、走査関数W1,W2が共にHig
hレベルの時にVXHを選択する選択信号を出力し、走
査関数W1がHighレベルであり走査関数W2がLo
wレベルの場合に、選択された出力の内で奇数番目の出
力はVXHを選択し偶数番目の出力がVXLを選択する
選択信号を出力する。また、ライン選択信号がHigh
レベルの場合において、走査関数W1,W2が共にLo
wレベルの時にはVXLを選択する選択信号を出力し、
走査関数W1がLowレベルであり走査関数W2がHi
ghレベルの場合には、選択された出力の内で奇数番目
の出力はVXLを選択し偶数番目の出力がVXHを選択
する選択信号を出力する。すなわち、走査関数が反転さ
れた場合には、選択信号が選択する電圧もVX0を基準
として反転される。
【0038】電圧セレクタ207は、たとえば、一端側
が電源回路107の出力VXL,VX0,VXHの内の
いずれか1つに接続され、他端側が1つの走査信号の出
力端子に接続される周知の3個のアナログスイッチ(た
とえば、周知のトランスファーゲート)群が、走査信号
の出力端子数分(192本)からなる。また、各アナロ
グスイッチの制御入力は選択信号にそれぞれ1対1で対
応しており、該選択信号出力に従って、各出力端子に3
つの走査電圧VXL,VX0,VXHの内の1つの走査
電圧を出力する。
【0039】ただし、本実施の形態1の走査線ドライバ
104a,104bは、図2に示す走査線ドライバIC
をそれぞれ2個ずつ使用して、各走査線ドライバを構成
している。
【0040】次に、図4および図5に本実施の形態1の
走査線ドライバ104の動作を説明するための図を示
し、以下、図4および図5に基づいて、走査線ドライバ
104a,104bの動作を説明する。特に、図4は上
側液晶パネル102aに走査電圧を供給する走査線ドラ
イバ104aの動作を説明するための図であり、図5は
下側走査線ドライバ104bの動作を説明するための図
である。
【0041】走査ラインセレクタ203は、クロック制
御回路202からの制御信号に基づいて、図4のS1〜
S384で示すように、ライン転送クロックに同期した
タイミングで、384本の出力の内の2ライン分を選択
するライン選択信号を出力する。このとき、本実施の形
態1では、6走査線を1周期として走査線を駆動するの
で、図4に示すように、6走査線分に相当するS1〜S
6に示すライン選択信号の信号群を1つのパターンとし
ている。次に、走査ラインセレクタ203から出力され
たライン選択信号は、第1のレベルシフタ204および
第2のレベルシフタ205によって、順次、High側
がVXHであり、Low側がVXLのライン選択信号に
変換される。このとき、走査関数W1,W2も同様に、
レベルシフトされる。デコーダ206では、入力された
ライン選択信号と走査関数W1,W2とを比較し、その
結果に基づいて、電圧セレクタ207の図示しないアナ
ログスイッチを選択することによって、2ラインずつ、
順番に、各入力に対応する走査電圧を走査線に出力す
る。このときの、各走査線X0〜X384に出力される
走査電圧を示したのが、図4のX1〜X384である。
【0042】一方、走査線ドライバ104bのように、
走査関数W1,W2の反転された信号が入力された場合
には、デコーダ206に入力されるライン選択信号は、
前述の場合と同じとなる。このとき、図5中のW1,W
2に示すように、走査関数W1,W2の値は反転されて
いるので、デコーダ206は走査電圧VX0を基準とし
て、前述する図4とは対象となる走査電圧を走査線に出
力する。このときの様子を示したのが図5中のX385
〜X768である。
【0043】このように、走査関数W1,W2を反転さ
せることによって、走査線に出力される走査電圧は、上
側液晶パネル102aと下側液晶パネル102bとで走
査電圧VX0を基準として、反対側の電圧レベルとな
る。すなわち、上側液晶パネル102aと下側液晶パネ
ル102bとでは、走査電圧VX0を基準とした場合
に、各ラインに印加される走査電圧の電界方向が逆向き
となる。
【0044】図3は、本実施の形態1のデータドライバ
103a,103bを構成するデータドライバICの概
略構成を説明するための図であり、301はデータ並べ
換え回路、302はシフトレジスタ、303は第1のラ
ッチ回路、304はクロック制御回路、305は第2の
ラッチ回路、306は第3のラッチ回路、307は演算
回路、308は第4のラッチ回路、309は液晶駆動回
路を示す。
【0045】図3において、データ並べ換え回路301
は、シフト方向選択信号SHLに基づいて、液晶コント
ローラ101から入力される表示データD0〜D11の
並び順を入れ替えて内部バスに出力する回路であり、た
とえば、表示データの各信号線に対応する2個の周知の
2入力AND回路と、この2個のAND回路の出力を入
力信号とする1個の2入力OR回路とによって構成され
る。
【0046】シフトレジスタ302は、シフト方向選択
信号SHLによってそのシフト構成が変更できる周知の
シフトレジスタであり、たとえば、表示データの取り込
み用のデータラッチクロックCL2の立ち下がりで第1
のラッチ回路303にデータ取り込み信号を出力する。
ただし、このシフトレジスタ302の2つの端子バーE
/IO1およびバーE/IO2は、一方の側が入力端子
として動作している場合には他方の側が出力端子として
機動作する周知の入出力端子であり、出力端子として動
作している場合に表示データのラッチの完了を示すラッ
チ完了クロックを出力し、入力端子として動作している
場合には隣りに配置されたデータドライバICからの完
了クロックを入力する端子として動作する。
【0047】第1のラッチ回路303は4個すなわち4
ビット分(4ビット)の周知のデータラッチ回路であ
り、シフトレジスタ302からのデータ取り込み信号に
よって、内部バスに出力される表示データD0〜D3,
D4〜D7,D8〜D11の内、当該ラッチ回路303
が接続される内部バスの表示データを取り込み、ラッチ
する。また、第1のラッチ回路303は、ラッチした表
示データをそれぞれ第2のラッチ回路305および第3
のラッチ回路306に出力する。
【0048】クロック制御回路304は、ライン転送ク
ロックCL1および先頭ラインクロックFLMに基づい
て、第2のラッチ回路305、第3のラッチ回路306
および第4のラッチ回路308のデータ取り込み信号、
並びに、演算回路307の選択信号を生成し、該当する
各回路に出力する回路である。
【0049】第2のラッチ回路305は、たとえば、2
40ビットの周知のラッチ回路で構成されており、第1
のラッチ回路303の出力をクロック制御回路304の
データ取り込み信号に基づいて取り込み、ラッチする。
【0050】第3のラッチ回路306は、たとえば、2
40ビットの周知のラッチ回路が12段で構成されたラ
ッチ回路であり、第1のラッチ回路303もしくは第2
のラッチ回路305の出力するデータをクロック制御回
路304からのデータ取り込み信号によって12ライン
分のデータを取り込み、ラッチする。また、この第3の
ラッチ回路306は、タッチしたデータを演算回路30
7に出力する。
【0051】演算回路307は、たとえば、240個の
周知の演算回路から構成されており、まず、クロック制
御回路304からの選択信号に従って第3のラッチ回路
306から入力される12ビットの内の2ビットを選択
する。次に、演算回路307は、該2ビットのデータの
上位側のビットと走査関数W1および2ビットのデータ
の下位側のビットと走査関数W2とをそれぞれ比較し
て、その一致数の合計を調べる。次に、演算回路307
は、合計数から3ビットの内から1ビットを選択するた
めの液晶駆動レベル選択信号を発生し、第4のラッチ回
路308に出力する。たとえば、合計数が“0(ゼ
ロ)”の場合にはデータ電圧VY0を選択する信号を出
力し、合計数が“1”の場合にはデータ電圧VY1を選
択する信号を出力し、合計数が“2”の場合にはデータ
電圧VY2を選択する信号をそれぞれ出力する。このと
きの走査関数W1,W2とデータ電圧との関係を示した
のが図7であり、この図から明らかなように、走査関数
W1,W2の値が反転されて入力された場合には、その
合計数は、2から「走査関数を反転する前の合計数」を
減算した場合と同じとなるので、演算回路307から出
力される液晶駆動レベル選択信号の内で、データ電圧V
Y0とデータ電圧VY2とを選択する信号が入れ替わる
のみとなる。
【0052】第4のラッチ回路308は、たとえば、2
40ビットの周知のラッチ回路で構成されており、クロ
ック制御回路304を介して供給されるライン転送クロ
ックCL1の立ち下がりで演算回路307から出力され
る液晶駆動レベル選択信号を取り込み、ラッチする。ま
た、第4のラッチ回路308は、このラッチした液晶駆
動レベル選択信号を液晶駆動用の信号にレベル変換した
後、この信号を液晶駆動回路309に出力する。
【0053】液晶駆動回路309は、たとえば、一端側
が電源回路107の出力VY0,VY1,VY2の内の
いずれか1つに接続され、他端側が1つのデータ線への
出力に接続される周知の3個のアナログスイッチ(たと
えば、周知のトランスファーゲート)群が、データ線へ
の出力数分(240本)からなる。また、各アナログス
イッチの制御入力は液晶駆動レベル選択信号に応じたレ
ベル選択信号にそれぞれ1対1で対応しており、該レベ
ル選択信号出力に従って、各データ線への出力端子に3
つのデータ電圧VY0,VY1,VY2の内の1つのデ
ータ電圧を出力する。ただし、図中に示すデータ電圧V
Y0L,VY0R、VY1L,VY1R、VY2L,V
Y2Rは、それぞれ液晶駆動回路309にY1側から入
力されるか、Y240側から入力されるデータ電圧かを
示しているのみで、その入力電圧は、それぞれVY0,
VY1,VY2である。
【0054】次に、図3に基づいて、本実施の形態1の
データドライバの動作を説明すると、シフトレジスタ3
02のデータ取り込み信号によって、まず、第1のラッ
チ回路303を構成する各ラッチ回路が順次に選択され
て、データ並べ回路301が内部バスに出力する1ライ
ン分の表示データが第1のラッチ回路303に取り込ま
れる。第1のラッチ回路303から出力された1ライン
分の表示データは、クロック制御回路304から第2の
ラッチ回路305および第3のラッチ回路306に出力
されるデータ取り込み信号によって、順次、第3のラッ
チ回路306の第1番目のプレーンから順番に取り込ま
れる。第3のラッチ回路306に取り込まれた表示デー
タは、演算回路307によって、第1行目の表示データ
から順番に、各プレーンから出力される12ビットの内
から2ビットづつが選択された後、各列ごとに一致数の
合計が求められ、その一致数に対応する液晶駆動用のデ
ータ電圧がデータ線への出力端子Y1に出力される。以
下同様に、240行目の表示データまでの液晶駆動用の
データ電圧がデータ線への出力端子に出力される。
【0055】従って、走査線ドライバ104bに入力さ
れる走査関数W1,W2を反転させた場合には、走査線
ドライバ104bに対応するデータドライバ103bに
入力される走査関数W1,W2も反転して入力すること
によって、液晶パネル102の各画素に印加される液晶
の駆動電圧の実行値を変化させることなく、上側液晶パ
ネル102aと下側液晶パネル102bとにおける選択
電圧の電界方向、すなわち、非選択電圧レベルを基準と
した場合の選択電圧レベルの電界方向を逆向きにでき
る。
【0056】その結果、上側液晶パネル102aと下側
液晶パネル102bとからそれぞれ放射される電場は逆
向きの電界によって打ち消されるので、その量を低減す
ることができる。
【0057】以上説明したように、本実施の形態1の液
晶表示装置では、上側液晶パネル102aに接続される
データドライバ103aおよび走査線ドライバ104a
には、数1および数2に示す直交関数に従う走査関数W
1,W2をそのまま入力し、一方、下側液晶パネル10
2bに接続されるデータドライバ103aおよび走査線
ドライバ104aには、この走査関数W1,W2の位相
を反転手段106で反転させた走査関数バーW1,バー
W2を入力させることによって、走査電圧VX0を基準
とした場合における上側液晶パネル102aに印加され
る選択電圧の電界方向と、下側液晶パネル102bに印
加される選択電圧の電界方向とを逆方向とする。
【0058】従って、本実施の形態1の液晶表示装置で
は、上側液晶パネル102aと下側液晶パネル102b
とからそれぞれ放射される電場は逆向きの電界によって
打ち消されるので、その量を低減することができる。
【0059】ただし、本実施の形態1の液晶表示装置に
おいては、同時に選択する走査線の数を2ラインとする
複数ライン選択法に基づく走査線駆動を用いているが、
これに限定されることはなく、同時に選択する走査線の
数を全ラインとする全ライン選択法を含む複数ライン選
択法に基づく走査線駆動法に適用可能なことはいうまで
もない。
【0060】ただし、本実施の形態1に示すように、走
査線への選択電圧の印加に伴って液晶パネル102から
放射される電場の低減における効果は、選択電圧が15
V以上となる、同時に選択する走査線の数が4ライン以
下の複数ライン選択法に基づく走査線駆動の液晶表示装
置において、特に、その効果がある。
【0061】一方、同時に選択する走査線の数を全ライ
ンとする全ライン選択法を含む、同時に選択する走査線
の数が多い複数ライン選択法の場合には、データライン
に印加されるデータ電圧が大きくなるので、この場合に
は、データ線(データ電極列)へのデータ電圧の印加に
伴って液晶パネル102から放射される電場の低減にお
ける効果がでてくる。
【0062】(実施の形態2)図8は本実施の形態2の
液晶表示装置の概略構成を説明するためのブロック図で
あり、701は液晶コントローラ、702a,702b
はデータドライバ(走査電極駆動手段)、703a,7
03bは走査線ドライバ(走査電極駆動手段)、704
は電源回路を示す。ただし、本実施の形態2の液晶表示
装置は、1走査期間に1本の走査線に選択電圧を印加す
る、いわゆる、HIFAS駆動方式の単純マトリックス
型の液晶表示装置である。なお、本実施の形態2におい
ては、前述した実施の形態1と庫となる部分のみ説明す
る。
【0063】図8において、液晶コントローラ701
は、データドライバ702a,702bおよび走査線ド
ライバ703a,703bに、表示データおよび各種同
期・制御信号を供給する周知の液晶コントローラであ
る。この液晶コントローラ701は、12ビットパラレ
ルの表示データD0〜D11、表示データの取り込みに
用いられるデータラッチクロックCL2、1ライン分信
号であるライン転送クロックCL1、先頭ラインクロッ
クFLM、表示のオン/オフ制御を行う表示オフ制御信
号DISPOFF、および、液晶パネル102の各画素
に印加する選択電圧の電界方向を変化させるための制御
信号である交流化信号Mを出力する。
【0064】データドライバ702a,702bは、上
側液晶パネル102aおよび下側液晶パネル102bに
それぞれデータ電圧を供給する周知のHIFAS駆動用
のデータドライバである。
【0065】走査線ドライバ703a,703bは、液
晶パネル102に走査電圧を供給する周知のHIFAS
駆動用の周知の走査線ドライバである。
【0066】電源回路107は、本実施の形態1の液晶
表示装置の各部に駆動電圧を供給する回路であり、表示
システム本体108から入力される外部電源電圧Vc
c,VEEから、データ電圧VY1(たとえば、5.5
V),VY2(たとえば、−5.5V)および走査電圧
VX0(たとえば、+2.5V),VXL(−32.5
V),VXH(たとえば、+37.5V)を生成し供給
する。
【0067】次に、図9に本実施の形態2の液晶パネル
の各走査線に印加される選択電圧を説明するための図を
示し、以下、図9に基づいて、本実施の形態2の液晶表
示装置の動作を説明する。ただし、図9(a)は任意の
フレーム期間における第1番目の走査期間での選択電圧
を示す図であり、図9(b)は第2番目の走査期間での
選択電圧を示す図であり、図9(c)は第3番目の走査
期間での選択電圧を示す図である。また、図9中におけ
る斜線個所がそれぞれの走査期間における選択電圧が印
加されている液晶画素すなわち走査線を示し、斜線の方
向が非選択電圧レベルを基準とした場合の選択電圧の電
界方向を示している。
【0068】図6に示すように、本実施の形態1の液晶
表示装置では、上側および下側液晶パネル102a,1
02bのそれぞれの384行分の走査線X1〜X384
が、それぞれ1行ずつで駆動され、384回の駆動で1
フレーム分の走査が行われる。このとき、駆動される走
査線には、交流化信号Mにしたがって決定される走査電
圧VXHまたは走査電圧VXLが印加される。さらに
は、本実施の形態2の液晶表示装置では、上側液晶パネ
ル102aに接続されるデータドライバ702aおよび
走査線ドライバ703aと、下側液晶パネル102bに
接続されるデータドライバ702bおよび走査線ドライ
バ703bとでは、入力される交流化信号Mの位相を反
転手段106によって反転させている。これにより、本
実施の形態2の液晶表示装置では、非選択電圧レベルを
基準とした場合における上側液晶パネル102aに印加
される選択電圧の電界方向と、下側液晶パネル102b
に印加される選択電圧の電界方向とそれぞれ異なる電界
方向としている。
【0069】従って、本実施の形態2の液晶表示装置で
は、図9(a)〜図9(c)に示すように、同一の走査
期間における非選択電圧レベルを基準とした場合の上側
液晶パネル102aに印加される選択電圧の電界方向
と、下側液晶パネル102bに印加される選択電圧の電
界方向とそれぞれ異なる電界方向とすることができる。
【0070】その結果、本実施の形態2の液晶表示装置
では、上側液晶パネル102aと下側液晶パネル102
bとからそれぞれ放射される電場は逆向きの電界によっ
て打ち消されるので、その量を低減することができる。
【0071】また、本実施の形態1の液晶表示装置で
は、対角成分を1とする直交行列に従って上側液晶パネ
ル102aの走査線を駆動すると共に、この直交行列を
−1倍した直交行列に従って下側側液晶パネル102b
の走査線を駆動することによって、各液晶パネル120
a,120bに印加される選択電圧の電界方向をそれぞ
れ逆方向としている。このとき、データドライバ702
a,702bから出力されるデータ電圧の電界方向も、
それぞれの直交行列に従うことはいうまでもない。
【0072】なお、本実施の形態においては、横102
4,縦384ドットの液晶パネル102a,102bを
2枚用い、この液晶パネル102a,102bを上下に
配置して1フレーム分の画像を表示するデュアルスキャ
ン方式の液晶表示装置について説明したが、これに限定
されることはなく、たとえば、4枚の液晶パネルを上下
左右に2枚ずつ配置して1フレーム分の画像を表示する
液晶表示装置にも適用可能なことはいうまでもない。
【0073】また、本実施の形態の液晶表示装置におい
ては、直交関数の−1倍の関数を発生する手段として
は、特に、専用の手段を用いることなく、反転手段によ
って走査関数を反転させることとしたが、専用の手段を
用いて演算を行ってもよいことはいうまでもない。以
上、本発明者によってなされた発明を、前記発明の実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記発
明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論
である。
【0074】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。2枚以上の液晶パネルで構成される液
晶表示装置から放射される電場を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の液晶表示装置の概略構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】本実施の形態1の走査線ドライバを構成する走
査線ドライバICの概略構成を説明するためのブロック
図である。
【図3】本実施の形態1のデータドライバを構成するデ
ータドライバICの概略構成を説明するための図であ
る。
【図4】本実施の形態1の走査線ドライバの動作を説明
するための図である。
【図5】本実施の形態1の走査線ドライバの動作を説明
するための図である。
【図6】本実施の形態1の液晶パネルの各走査線に印加
される選択電圧を説明するための図である。
【図7】本実施の形態1の液晶パネルにおける走査関数
W1,W2とデータ電圧との関係を説明するための図で
ある。
【図8】本実施の形態2の液晶表示装置の概略構成を説
明するためのブロック図である。
【図9】本実施の形態2の液晶パネルの各走査線に印加
される選択電圧を説明するための図である。
【符号の説明】 101…液晶コントローラ、102…液晶パネル、10
3a…上側データドライバ(データ電極駆動手段)、1
03b…下側データドライバ(データ電極駆動手段)、
104a…上側走査線ドライバ(走査電極駆動手段)、
104b…下側走査線ドライバ(走査電極駆動手段)、
105…走査関数発生手段、106…反転手段、107
…電源回路、108…表示システム本体、201…セレ
クタ、202…クロック制御回路、203…走査ライン
セレクタ、204…第1のレベルシフタ、205…第2
のレベルシフタ、206…デコーダ、207…電圧セレ
クタ、301…データ並べ換え回路、302…シフトレ
ジスタ、303…第1のラッチ回路、304…クロック
制御回路、305…第2のラッチ回路、306…第3の
ラッチ回路、307…演算回路、308…第4のラッチ
回路、309…液晶駆動回路、701…液晶コントロー
ラ、702a,702b…データドライバ、703a,
703b…走査線ドライバ、704…電源回路。
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】特に、近年においては、情報機器や家電製
品等から放射される不要な電磁波や電場の放射を抑える
ことが重要となっている。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の走査電極列およびデータ電極列
    を有し、該走査電極に印加される走査電圧と前記データ
    電極列に印加されるデータ電圧とに応じて画像を表示す
    る液晶パネルと、選択していない走査電極列に印加して
    表示を無効とする1以上の電圧レベルからなる非選択信
    号と前記走査電極列の内から1以上の走査電極列を順次
    選択して表示を有効とする2以上の電圧レベルからなる
    選択信号とを生成して、選択期間内に前記走査電極列に
    印加する走査電極駆動手段と、前記非選択信号の電圧レ
    ベルを基準レベルとする前記データ電圧を生成し前記デ
    ータ電極列に印加するデータ電極駆動手段とを有する液
    晶表示装置であって、前記液晶パネルは2以上に分割さ
    れており、当該分割された液晶表示パネルに1フレーム
    分の画像を分割して画像表示を行う液晶表示装置におい
    て、 前記走査電極駆動手段は、前記分割された各液晶パネル
    間における同一の選択期間内で、前記選択信号が同じ電
    圧レベルのみにならないように、各液晶パネルに前記選
    択信号の電圧レベルを分配する手段であることを特徴と
    する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の液晶表示装置におい
    て、 前記走査電極駆動手段手段は、同一の選択期間内におけ
    る隣り合う液晶パネルの選択信号の電圧レベルが同一の
    電圧レベルとならないように、前記選択信号の電圧レベ
    ルを分配する手段であることを特徴とする液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の液晶表示装置におい
    て、 前記走査電極駆動手段は、同一の選択期間内に、各液晶
    パネル毎の2本ずつの走査電極列に選択信号を供給する
    手段であることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の内のいずれか1項に
    記載の液晶表示装置において、 予め設定した直交関数に従って、選択期間内における前
    記走査駆動手段と前記データ駆動手段との出力電圧レベ
    ルを制御する制御信号を生成する手段と、該制御信号の
    位相を反転する反転手段とを具備し、前記走査電極駆動
    手段およびデータ電極駆動手段は、前記制御信号および
    反転された制御信号に基づいて、前記走査電極列および
    データ電極列をそれぞれ駆動することを特徴とする液晶
    表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の内のいずれか1項に
    記載の液晶表示装置において、 前記走査電極駆動手段は、第1の電圧レベルと第2の電
    圧レベルの選択信号を生成する手段と、第3の電圧レベ
    ルの非選択信号を生成する手段とを具備することを特徴
    とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の液晶表示装置におい
    て、 前記走査電極駆動手段は、第4の電圧レベルと第5の電
    圧レベルの非選択信号を生成する手段と、前記第1の電
    圧レベルの選択信号と前記第4の選択信号との組と、前
    記第2の電圧レベルの選択信号と前記第5の電圧レベル
    の非選択信号の組とを前記走査電極列に印加する手段と
    を具備することを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の液晶表示装置におい
    て、 前記第1の電圧レベルと前記第5の電圧レベル、およ
    び、前記第2の電圧レベルと前記第4の電圧レベルと
    は、それぞれ同一電圧レベルであることを特徴とする液
    晶表示装置。
  8. 【請求項8】 複数本の走査電極列およびデータ電極列
    を有し、該走査電極に印加される走査電圧と前記データ
    電極列に印加されるデータ電圧とに応じて画像を表示す
    る液晶パネルと、前記走査電極列の内から1以上の走査
    電極列を順次選択して表示を有効とする2以上の電圧レ
    ベルからなる選択信号と選択していない走査電極列に印
    加して表示を無効とする1以上の電圧レベルからなる非
    選択信号を生成して、選択期間内に前記走査電極列に印
    加する走査電極駆動手段と、前記非選択信号の電圧レベ
    ルを基準レベルとする前記データ電圧を生成し前記デー
    タ電極列に印加するデータ電極駆動手段とを有する液晶
    表示装置であって、前記液晶パネルは2以上に分割され
    ており、当該分割された液晶表示パネルに1フレーム分
    の画像を分割して画像表示を行う液晶表示装置におい
    て、 予め設定された第1の直交関数にしたがって選択期間に
    応じた第1の走査関数を発生する第1の走査関数発生手
    段と、前記直交関数の−1倍した第2の直交関数にした
    がって選択期間に応じた第2の走査関数を発生する第2
    の走査関数発生手段とを具備し、前記走査電極駆動手段
    および前記データ電極駆動手段は、前記分割された各液
    晶パネルに、それぞれ異なる前記第1および第2の走査
    関数に応じた選択信号、非選択信号およびデータ電圧を
    それぞれの走査電極列もしくはデータ電極列に印加する
    ことを特徴とする液晶表示装置。
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