JPH11149679A - 光ディスク記録再生装置及び光ディスク記録の実証方法 - Google Patents
光ディスク記録再生装置及び光ディスク記録の実証方法Info
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- JPH11149679A JPH11149679A JP31743897A JP31743897A JPH11149679A JP H11149679 A JPH11149679 A JP H11149679A JP 31743897 A JP31743897 A JP 31743897A JP 31743897 A JP31743897 A JP 31743897A JP H11149679 A JPH11149679 A JP H11149679A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーバーライト可能な光ディスクへの記録と
同時にその記録データの実証(ベリファイ)を行うこと
を可能とする。 【解決手段】 光ピックアップ3と、光ピックアップ3
のレーザ発光を制御及び駆動するするDSP16及びレ
ーザドライバ6と、磁気超解像或いは磁気拡張光ディス
ク1と、記録信号を生成するエンコード/PRMLデコ
ード回路18と、記録信号とI−Vマトリクス回路5か
らの再生信号MOを比較してベリファイを行うベリファ
イ処理回路21とを有する。この構成で、記録の際に
は、レーザ光をパルス状に発光させ、記録信号に応じた
記録ピットの形成と同時に、その記録信号にて形成され
た記録ピットの再生信号MOを所定のタイミングにてサ
ンプリングした値と、そのときの記録信号とをベリファ
イ処理回路21にて比較することにより、同時ベリファ
イを行う。
同時にその記録データの実証(ベリファイ)を行うこと
を可能とする。 【解決手段】 光ピックアップ3と、光ピックアップ3
のレーザ発光を制御及び駆動するするDSP16及びレ
ーザドライバ6と、磁気超解像或いは磁気拡張光ディス
ク1と、記録信号を生成するエンコード/PRMLデコ
ード回路18と、記録信号とI−Vマトリクス回路5か
らの再生信号MOを比較してベリファイを行うベリファ
イ処理回路21とを有する。この構成で、記録の際に
は、レーザ光をパルス状に発光させ、記録信号に応じた
記録ピットの形成と同時に、その記録信号にて形成され
た記録ピットの再生信号MOを所定のタイミングにてサ
ンプリングした値と、そのときの記録信号とをベリファ
イ処理回路21にて比較することにより、同時ベリファ
イを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバーライトが
可能な光ディスクに対してデータの記録再生を行う光デ
ィスク記録再生装置及び光ディスク記録の実証方法に関
する。
可能な光ディスクに対してデータの記録再生を行う光デ
ィスク記録再生装置及び光ディスク記録の実証方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データの書き換えが可能な記
録メディアとしては、光磁気ディスクや相変化ディスク
等の光ディスクが普及している。このような光ディスク
では、例えば既に記録されているデータを消去すること
なく、直接上書きをしてデータの書き換えを行ういわゆ
るオーバーライト方式のものが知られている。
録メディアとしては、光磁気ディスクや相変化ディスク
等の光ディスクが普及している。このような光ディスク
では、例えば既に記録されているデータを消去すること
なく、直接上書きをしてデータの書き換えを行ういわゆ
るオーバーライト方式のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、書き換え可
能な光ディスクをコンピュータ用途の記録媒体として使
用し、この光ディスクにコンピュータデータを記録する
ような場合には、高い記録信頼性が要求される。このた
め、当該光ディスクをコンピュータ用途に使用した場合
には、データ記録後にその光ディスクを再生して正しく
記録がなされたかどうかを実証(以下、ベリファイとい
う)し、その記録の信頼性を確保することが行われてい
る。上記ベリファイ処理は、オーバーライト方式の光デ
ィスクを使用した場合も行われている。
能な光ディスクをコンピュータ用途の記録媒体として使
用し、この光ディスクにコンピュータデータを記録する
ような場合には、高い記録信頼性が要求される。このた
め、当該光ディスクをコンピュータ用途に使用した場合
には、データ記録後にその光ディスクを再生して正しく
記録がなされたかどうかを実証(以下、ベリファイとい
う)し、その記録の信頼性を確保することが行われてい
る。上記ベリファイ処理は、オーバーライト方式の光デ
ィスクを使用した場合も行われている。
【0004】しかし、上記オーバーライト方式の光ディ
スクは消去と記録を同時にできることが特徴の一つとな
っているにもかかわらず、上記ベリファイのために、記
録後に再度光ディスクを回転させて当該記録した場所を
再生しなければならず、上記オーバーライト方式の光デ
ィスクが備えている本来のパフォーマンス(性能)が低
下してしまうという問題がある。
スクは消去と記録を同時にできることが特徴の一つとな
っているにもかかわらず、上記ベリファイのために、記
録後に再度光ディスクを回転させて当該記録した場所を
再生しなければならず、上記オーバーライト方式の光デ
ィスクが備えている本来のパフォーマンス(性能)が低
下してしまうという問題がある。
【0005】また近年は、光ディスクにおける大容量
化,高密度化の要請から、例えば、レーザ光の短波長
化、トラックピッチの狭ピッチ化、対物レンズの開口数
NAの高NA化がなされており、このように大容量化,
高密度化等がなされることで、当該光ディスクをビデオ
信号などの大容量データの記録に使用することもできる
ようになってきている。
化,高密度化の要請から、例えば、レーザ光の短波長
化、トラックピッチの狭ピッチ化、対物レンズの開口数
NAの高NA化がなされており、このように大容量化,
高密度化等がなされることで、当該光ディスクをビデオ
信号などの大容量データの記録に使用することもできる
ようになってきている。
【0006】しかし、最近のビデオデータは、圧縮され
てコンピュータデータと変わらない状況になっているた
め、従来の非圧縮状態のビデオデータのようにデータ誤
りに対していわゆるドロップアウト補正処理を施せば済
む問題ではなくなってきており、記録時の信頼性が重要
となっている。また、上記光ディスクをビデオデータ記
録用に使う場合、コストの点からアクセスが遅くなる上
記ベリファイを行うことは好ましくない。
てコンピュータデータと変わらない状況になっているた
め、従来の非圧縮状態のビデオデータのようにデータ誤
りに対していわゆるドロップアウト補正処理を施せば済
む問題ではなくなってきており、記録時の信頼性が重要
となっている。また、上記光ディスクをビデオデータ記
録用に使う場合、コストの点からアクセスが遅くなる上
記ベリファイを行うことは好ましくない。
【0007】また、上記従来の光ディスクに対して、記
録と同時に再生してベリファイを行うこと(以下、同時
ベリファイと呼ぶ)も考えられるが、実際の再生ビーム
径と記録密度(ピットの大きさ)とに差があるため、当
該同時ベリファイ時に記録したピットを直ちに読み出す
のは困難である。なお、いわゆるPRML方式(partia
l response maximum likelihood方式)などの再生技術
により、再生ビームスポット径よりも記録ピットを小さ
くしても抜き取れるようになってきてはいるが、それで
も相対的にビームスポット径が記録ピットより大きく、
同時ベリファイ時に以前に書かれたピットが見えてしま
い、正確なベリファイ判定は難しい。
録と同時に再生してベリファイを行うこと(以下、同時
ベリファイと呼ぶ)も考えられるが、実際の再生ビーム
径と記録密度(ピットの大きさ)とに差があるため、当
該同時ベリファイ時に記録したピットを直ちに読み出す
のは困難である。なお、いわゆるPRML方式(partia
l response maximum likelihood方式)などの再生技術
により、再生ビームスポット径よりも記録ピットを小さ
くしても抜き取れるようになってきてはいるが、それで
も相対的にビームスポット径が記録ピットより大きく、
同時ベリファイ時に以前に書かれたピットが見えてしま
い、正確なベリファイ判定は難しい。
【0008】そこで、本発明は、このような実情を鑑み
てなされたものであり、オーバーライト可能な光ディス
クへの記録と同時にその記録データの実証(ベリファ
イ)を行うことが可能な光ディスク記録再生装置と光デ
ィスク記録の実証方法を提供することを目的とする。
てなされたものであり、オーバーライト可能な光ディス
クへの記録と同時にその記録データの実証(ベリファ
イ)を行うことが可能な光ディスク記録再生装置と光デ
ィスク記録の実証方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク記録
再生装置は、レーザ光発生手段から発生されるレーザ光
のパワーと発光時間を制御可能なレーザ発光制御手段
と、少なくとも記録層と再生層を備え、再生層上に所定
パワーのレーザ光を所定時間照射することにより、記録
層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大されて転写
される、オーバーライト可能な光ディスクと、記録信号
を生成する記録信号生成手段と、光ディスクからの再生
信号を生成する再生信号生成手段と、記録信号と再生信
号を比較する比較手段とを有し、光ディスクへの記録の
際には、レーザ光をパルス状に発光させ、記録信号に応
じた記録ピットの形成と同時に、その形成された記録ピ
ットの再生信号を所定のタイミングにてサンプリングし
た値と、その記録信号とを比較することで、同時実証を
行うにより、上述した課題を解決する。
再生装置は、レーザ光発生手段から発生されるレーザ光
のパワーと発光時間を制御可能なレーザ発光制御手段
と、少なくとも記録層と再生層を備え、再生層上に所定
パワーのレーザ光を所定時間照射することにより、記録
層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大されて転写
される、オーバーライト可能な光ディスクと、記録信号
を生成する記録信号生成手段と、光ディスクからの再生
信号を生成する再生信号生成手段と、記録信号と再生信
号を比較する比較手段とを有し、光ディスクへの記録の
際には、レーザ光をパルス状に発光させ、記録信号に応
じた記録ピットの形成と同時に、その形成された記録ピ
ットの再生信号を所定のタイミングにてサンプリングし
た値と、その記録信号とを比較することで、同時実証を
行うにより、上述した課題を解決する。
【0010】また、本発明の光ディスク記録の実証方法
は、少なくとも記録層と再生層を備え、再生層上に所定
パワーのレーザ光を所定時間照射することにより、記録
層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大されて転写
される、オーバーライト可能な光ディスクに対して記録
した記録データの正否を実証する実証方法であって、光
ディスクへの記録の際には、レーザ光をパルス状に発光
させ、記録信号に応じた記録ピットの形成と同時に、そ
の形成された記録ピットの再生信号を所定のタイミング
にてサンプリングした値と、その記録信号とを比較する
ことで同時実証を行うことにより、上述した課題を解決
する。
は、少なくとも記録層と再生層を備え、再生層上に所定
パワーのレーザ光を所定時間照射することにより、記録
層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大されて転写
される、オーバーライト可能な光ディスクに対して記録
した記録データの正否を実証する実証方法であって、光
ディスクへの記録の際には、レーザ光をパルス状に発光
させ、記録信号に応じた記録ピットの形成と同時に、そ
の形成された記録ピットの再生信号を所定のタイミング
にてサンプリングした値と、その記録信号とを比較する
ことで同時実証を行うことにより、上述した課題を解決
する。
【0011】すなわち本発明によれば、再生層上に所定
パワーのレーザ光を所定時間照射することにより、その
下層の記録層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大
されて転写されるオーバーライト可能な光ディスクを用
い、光ディスクへの記録の際には、レーザ光をパルス状
に発光させると共に、このレーザ光のパワー及びレーザ
光の照射時間を制御し、1回前のレーザパルスで記録さ
れた記録ピットを、次のレーザパルスの照射時に、ある
制限された転写用の窓(アパーチャ)で再生するように
しているため、記録と同時に実証が可能となっている。
パワーのレーザ光を所定時間照射することにより、その
下層の記録層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大
されて転写されるオーバーライト可能な光ディスクを用
い、光ディスクへの記録の際には、レーザ光をパルス状
に発光させると共に、このレーザ光のパワー及びレーザ
光の照射時間を制御し、1回前のレーザパルスで記録さ
れた記録ピットを、次のレーザパルスの照射時に、ある
制限された転写用の窓(アパーチャ)で再生するように
しているため、記録と同時に実証が可能となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1には、本発明実施の形態の光ディスク
記録再生装置の構成を示す。本実施の形態では、光ディ
スク1として、光磁気ディスクの一種であるいわゆる磁
気超解像(MSR:Magnetically induced Super Resol
ution)ディスクや磁気拡張(MAMMOS:Magnetic
AMplifying MO System)ディスクを使用する。これら磁
気超解像ディスクや磁気拡張ディスクの詳細については
後述する。また、本実施の形態では、光ディスク1の記
録面上に形成されたクロックマークを検出し、その光デ
ィスク1から再生されたクロックマーク信号を用いてP
LL(Phase-Locked Loop:位相同期ループ)をロック
してクロック信号を生成する、いわゆるサンプルサーボ
方式を採用している。
記録再生装置の構成を示す。本実施の形態では、光ディ
スク1として、光磁気ディスクの一種であるいわゆる磁
気超解像(MSR:Magnetically induced Super Resol
ution)ディスクや磁気拡張(MAMMOS:Magnetic
AMplifying MO System)ディスクを使用する。これら磁
気超解像ディスクや磁気拡張ディスクの詳細については
後述する。また、本実施の形態では、光ディスク1の記
録面上に形成されたクロックマークを検出し、その光デ
ィスク1から再生されたクロックマーク信号を用いてP
LL(Phase-Locked Loop:位相同期ループ)をロック
してクロック信号を生成する、いわゆるサンプルサーボ
方式を採用している。
【0014】先ず、図1に示す構成の基本的な動作から
説明する。
説明する。
【0015】この図1において、光ディスク1は、図示
しないスピンドル制御部によって回転速度がコントロー
ルされるスピンドルモータ2により回転駆動される。
しないスピンドル制御部によって回転速度がコントロー
ルされるスピンドルモータ2により回転駆動される。
【0016】光ピックアップ3は、レーザ光を発振する
レーザダイオードと、入射された光を電気信号に変換す
るフォトディテクタと、レーザ光を光ディスク上に集光
すると共に当該光ディスクで反射された光を取り込む対
物レンズと、対物レンズをフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に駆動する2軸アクチュエータと、対物レンズ
が取り込んだ反射光を上記フォトディテクタ上に導くた
めのビームスプリッタと、シリンドリカルレンズ等を主
要構成要素として有し、その他、必要によりコリメータ
レンズ等が設けられるものである。
レーザダイオードと、入射された光を電気信号に変換す
るフォトディテクタと、レーザ光を光ディスク上に集光
すると共に当該光ディスクで反射された光を取り込む対
物レンズと、対物レンズをフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に駆動する2軸アクチュエータと、対物レンズ
が取り込んだ反射光を上記フォトディテクタ上に導くた
めのビームスプリッタと、シリンドリカルレンズ等を主
要構成要素として有し、その他、必要によりコリメータ
レンズ等が設けられるものである。
【0017】上記光ピックアップ3のレーザダイオード
は、レーザドライバ6によって駆動され、そのレーザ光
が対物レンズを通して光ディスク1上に照射される。こ
の光ピックアップ3の対物レンズから出射されたレーザ
光は、光ディスク1上で反射され、再び光ピックアップ
3の対物レンズを通って戻ってくる。この反射されて戻
ってきた反射光は、光ピックアップ3内のビームスプリ
ッタによって反射され、シリンドリカルレンズを通って
フォトディテクタ上に集光され、このフォトディテクタ
によって電流信号に変換される。当該光ピックアップ3
からの出力電流信号は、後段のI−V(電流/電圧変
換)マトリクス回路5に送られる。当該I−Vマトリク
ス回路5では、上記フォトディテクタの出力電流信号を
電圧信号に変換すると共に、後述するような各種マトリ
クス演算を行うことで、各種サーボ信号及び再生信号M
Oを生成する。上記サーボ信号はいわゆる非点収差法に
より生成される。
は、レーザドライバ6によって駆動され、そのレーザ光
が対物レンズを通して光ディスク1上に照射される。こ
の光ピックアップ3の対物レンズから出射されたレーザ
光は、光ディスク1上で反射され、再び光ピックアップ
3の対物レンズを通って戻ってくる。この反射されて戻
ってきた反射光は、光ピックアップ3内のビームスプリ
ッタによって反射され、シリンドリカルレンズを通って
フォトディテクタ上に集光され、このフォトディテクタ
によって電流信号に変換される。当該光ピックアップ3
からの出力電流信号は、後段のI−V(電流/電圧変
換)マトリクス回路5に送られる。当該I−Vマトリク
ス回路5では、上記フォトディテクタの出力電流信号を
電圧信号に変換すると共に、後述するような各種マトリ
クス演算を行うことで、各種サーボ信号及び再生信号M
Oを生成する。上記サーボ信号はいわゆる非点収差法に
より生成される。
【0018】上記フォトディテクタは、図2に示すよう
に、光ディスク1から反射された0次光のスポット10
4用の4分割受光素子101と、ビームスプリッタ(P
BS)により分光された光のスポット105,106用
の受光素子102,103とを備えてなり、これら各受
光素子101,102,103が図中矢印にて示す光デ
ィスク1上のトラック方向に対応して配列されている。
に、光ディスク1から反射された0次光のスポット10
4用の4分割受光素子101と、ビームスプリッタ(P
BS)により分光された光のスポット105,106用
の受光素子102,103とを備えてなり、これら各受
光素子101,102,103が図中矢印にて示す光デ
ィスク1上のトラック方向に対応して配列されている。
【0019】上記I−Vマトリクス回路5では、これら
各受光素子101,102,103からの受光信号に対
して各種のマトリクス演算を行うことで、フォーカスサ
ーボ、トラッキングサーボを行う際に使用されるフォー
カスエラー信号やトラッキングエラー信号等を生成す
る。例えば、フォーカスエラー信号は、上記4分割受光
素子101を構成する受光素子101a〜101dから
の各受光信号a〜dを用い、(a+c)−(b+d)の
マトリクス演算により形成される。また、トラッキング
サーボを、いわゆる反射光強度分布方式や回折光方式
(或いはプッシュプル法)と呼ばれている方式(以下、
統一してプッシュプル法と呼ぶ)により行う場合におい
て、トラッキングエラー信号は、ディスク半径方向のプ
ッシュプル方式(以下、ラジアルプッシュプル方式と呼
ぶ)による(a+d)−(b+c)のマトリクス演算に
より形成される。このラジアルプッシュプル方式のマト
リクス演算により形成された信号を、以下RPP信号と
呼ぶ。また、再生信号MO(差信号)は、ビームスプリ
ッタ(PBS)により分光されて受光素子102にて生
成された受光信号iと受光素子103にて生成された受
光信号jの差(i−j)の演算により求められる。
各受光素子101,102,103からの受光信号に対
して各種のマトリクス演算を行うことで、フォーカスサ
ーボ、トラッキングサーボを行う際に使用されるフォー
カスエラー信号やトラッキングエラー信号等を生成す
る。例えば、フォーカスエラー信号は、上記4分割受光
素子101を構成する受光素子101a〜101dから
の各受光信号a〜dを用い、(a+c)−(b+d)の
マトリクス演算により形成される。また、トラッキング
サーボを、いわゆる反射光強度分布方式や回折光方式
(或いはプッシュプル法)と呼ばれている方式(以下、
統一してプッシュプル法と呼ぶ)により行う場合におい
て、トラッキングエラー信号は、ディスク半径方向のプ
ッシュプル方式(以下、ラジアルプッシュプル方式と呼
ぶ)による(a+d)−(b+c)のマトリクス演算に
より形成される。このラジアルプッシュプル方式のマト
リクス演算により形成された信号を、以下RPP信号と
呼ぶ。また、再生信号MO(差信号)は、ビームスプリ
ッタ(PBS)により分光されて受光素子102にて生
成された受光信号iと受光素子103にて生成された受
光信号jの差(i−j)の演算により求められる。
【0020】また、上記I−Vマトリクス回路5では、
ディスク接線方向のプッシュプル方式(以下、タンジェ
ンシャルプッシュプル方式と呼ぶ)による(a+b)−
(c+d)のマトリクス演算をも行う。このタンジェン
シャルプッシュプル方式のマトリクス演算により形成さ
れた信号を、以下TPP信号と呼ぶ。当該TPP信号
は、AGC(自動利得制御)回路8にて記録時や光量変
動による振幅変動の調整がなされた後、PLL回路11
に送られる。
ディスク接線方向のプッシュプル方式(以下、タンジェ
ンシャルプッシュプル方式と呼ぶ)による(a+b)−
(c+d)のマトリクス演算をも行う。このタンジェン
シャルプッシュプル方式のマトリクス演算により形成さ
れた信号を、以下TPP信号と呼ぶ。当該TPP信号
は、AGC(自動利得制御)回路8にて記録時や光量変
動による振幅変動の調整がなされた後、PLL回路11
に送られる。
【0021】当該PLL回路11は、上記TPP信号に
含まれるクロックマーク信号を用いてクロック情報を取
り出すために設けられたものである。このPLL回路1
1におけるクロックマーク信号を用いたクロック情報の
取り出し動作は、以下の図3のようになされる。図3の
(a)には、本実施の形態の光ディスク1のフォーマッ
トの一例を示す。この図3の(a)の例は、データエリ
アがグルーブ部で、クロックマークCMがランド部に形
成された例を挙げている。また、本実施の形態におい
て、グルーブ部は、光ディスク1の半径方向にウォブリ
ングされており、このウォブリングによりアドレス情報
を記録するようになされている。
含まれるクロックマーク信号を用いてクロック情報を取
り出すために設けられたものである。このPLL回路1
1におけるクロックマーク信号を用いたクロック情報の
取り出し動作は、以下の図3のようになされる。図3の
(a)には、本実施の形態の光ディスク1のフォーマッ
トの一例を示す。この図3の(a)の例は、データエリ
アがグルーブ部で、クロックマークCMがランド部に形
成された例を挙げている。また、本実施の形態におい
て、グルーブ部は、光ディスク1の半径方向にウォブリ
ングされており、このウォブリングによりアドレス情報
を記録するようになされている。
【0022】ここで、この図3の(a)に示すフォーマ
ットの光ディスク1からの反射光を前記フォトディテク
タにて受光した受光信号に対して、上記タンジェンシャ
ルプッシュプル方式によるマトリクス演算を行うと、そ
のマトリクス演算により得られたTPP信号には、上記
クロックマークCM上での光の回折により、当該クロッ
クマークCMに対応する位置に、図3の(b)に示すS
字カーブのような信号が形成される。上記光ディスク1
には、上記クロックマークCMがディスク1周に幾つか
設けられており、光ディスク記録再生装置では、このク
ロックマークCMに対応するS字カーブの信号から時間
基準(基準クロック)を作るようにしている。
ットの光ディスク1からの反射光を前記フォトディテク
タにて受光した受光信号に対して、上記タンジェンシャ
ルプッシュプル方式によるマトリクス演算を行うと、そ
のマトリクス演算により得られたTPP信号には、上記
クロックマークCM上での光の回折により、当該クロッ
クマークCMに対応する位置に、図3の(b)に示すS
字カーブのような信号が形成される。上記光ディスク1
には、上記クロックマークCMがディスク1周に幾つか
設けられており、光ディスク記録再生装置では、このク
ロックマークCMに対応するS字カーブの信号から時間
基準(基準クロック)を作るようにしている。
【0023】具体的いうと、本実施の形態の光ディスク
記録再生装置では、上記TPP信号をPLL回路11に
供給し、このPLL回路11において当該TPP信号の
上記S字カーブの部分をクロックマーク信号として検出
し、その中心のゼロクロス点ZXを基準として、図3の
(c)に示すようなクロック情報を生成する。すなわち
当該PLL回路11では、供給されたS字カーブのエッ
ジ(ゼロクロスZX)と、内部VOC(電圧制御発振
器)が発振したクロックの分周したものとを位相比較す
ることで、クロックマーク信号と内部のクロックとの同
期をとり、得られたクロック情報を出力する。なお、上
記クロックマークCMのような外部クロックを生成可能
なフォーマットの光ディスク1の場合は、後述する本発
明実施の形態における同時ベリファイ時に、記録するピ
ット位置が毎回同じであるため、初期に書かれたパター
ンの見え方が均一になり、有効な同時ベリファイが可能
になる。
記録再生装置では、上記TPP信号をPLL回路11に
供給し、このPLL回路11において当該TPP信号の
上記S字カーブの部分をクロックマーク信号として検出
し、その中心のゼロクロス点ZXを基準として、図3の
(c)に示すようなクロック情報を生成する。すなわち
当該PLL回路11では、供給されたS字カーブのエッ
ジ(ゼロクロスZX)と、内部VOC(電圧制御発振
器)が発振したクロックの分周したものとを位相比較す
ることで、クロックマーク信号と内部のクロックとの同
期をとり、得られたクロック情報を出力する。なお、上
記クロックマークCMのような外部クロックを生成可能
なフォーマットの光ディスク1の場合は、後述する本発
明実施の形態における同時ベリファイ時に、記録するピ
ット位置が毎回同じであるため、初期に書かれたパター
ンの見え方が均一になり、有効な同時ベリファイが可能
になる。
【0024】上記PLL回路11により生成されたクロ
ック情報は、タイミングジェネレータ(TG)17に送
られる。上記タイミングジェネレータ17は、上記クロ
ック情報に基づいて、データ同期信号やアドレスの位置
信号を生成及び検出するためのタイミング信号を生成す
る。
ック情報は、タイミングジェネレータ(TG)17に送
られる。上記タイミングジェネレータ17は、上記クロ
ック情報に基づいて、データ同期信号やアドレスの位置
信号を生成及び検出するためのタイミング信号を生成す
る。
【0025】上記タイミングジェネレータ17にて生成
されたタイミング信号として、データ同期信号はビット
タイミング信号BTとして後述するエンコード/PRM
Lデコード回路18に送られ、フレーム同期信号FTは
アドレスデコーダ12に送られる。
されたタイミング信号として、データ同期信号はビット
タイミング信号BTとして後述するエンコード/PRM
Lデコード回路18に送られ、フレーム同期信号FTは
アドレスデコーダ12に送られる。
【0026】アドレスデコーダ12には、上記AGC回
路8を介したRPP信号が供給されており、上記フレー
ム同期信号FTに基づいて、当該RPP信号からアドレ
ス情報を抽出する。すなわち、RPP信号の高域部に
は、前記グルーブ部のウォブリングにより記録されたア
ドレス情報が含まれており、このRPP信号に含まれた
アドレス情報が、当該RPP信号を2値化してバイフェ
ーズ変換及びCRCチェックすることで取り出される。
このアドレス情報ADはDSP(Digital SignalProces
sor)16に送られる。
路8を介したRPP信号が供給されており、上記フレー
ム同期信号FTに基づいて、当該RPP信号からアドレ
ス情報を抽出する。すなわち、RPP信号の高域部に
は、前記グルーブ部のウォブリングにより記録されたア
ドレス情報が含まれており、このRPP信号に含まれた
アドレス情報が、当該RPP信号を2値化してバイフェ
ーズ変換及びCRCチェックすることで取り出される。
このアドレス情報ADはDSP(Digital SignalProces
sor)16に送られる。
【0027】DSP16は、上記アドレス情報に基づい
て、読み出しシーク制御や、記録再生のセクタ位置管理
及び制御、光ピックアップ3のレーザ発光制御等を行
う。
て、読み出しシーク制御や、記録再生のセクタ位置管理
及び制御、光ピックアップ3のレーザ発光制御等を行
う。
【0028】また、上記I−Vマトリクス回路5にて生
成されたフォーカスエラー信号FEは、AGC回路8に
て振幅変動の調整がなされた後、アナログ/ディジタル
(A/D)変換器13を介してDSP16に送られ、こ
のDSP16にて光ディスク1に対して焦点が合うよう
に対物レンズを駆動制御するためのフォーカス制御デー
タが生成される。このフォーカス制御データは、PWM
(パルス幅変調)回路15に送られ、ここで光ピックア
ップ3の2軸アクチュエータのフォーカスコイルを駆動
するためのフォーカスコイル駆動信号FDが生成され
る。このフォーカスコイル駆動信号FDによって上記2
軸アクチュエータが駆動されることで、光ディスク1上
へのレーザ光の合焦がなされる。
成されたフォーカスエラー信号FEは、AGC回路8に
て振幅変動の調整がなされた後、アナログ/ディジタル
(A/D)変換器13を介してDSP16に送られ、こ
のDSP16にて光ディスク1に対して焦点が合うよう
に対物レンズを駆動制御するためのフォーカス制御デー
タが生成される。このフォーカス制御データは、PWM
(パルス幅変調)回路15に送られ、ここで光ピックア
ップ3の2軸アクチュエータのフォーカスコイルを駆動
するためのフォーカスコイル駆動信号FDが生成され
る。このフォーカスコイル駆動信号FDによって上記2
軸アクチュエータが駆動されることで、光ディスク1上
へのレーザ光の合焦がなされる。
【0029】トラッキングエラー信号は上記RPP信号
の低域成分であり、したがって当該RPP信号から高域
を除去した残りの信号が、AGC回路8にて振幅変動の
調整がなされた後、A/D変換器13を介してDSP1
6に送られる。このDSP16では、常にレーザ光のス
ポットがトラック中心(トラックセンタ)上にいるよう
に2軸アクチュエータを制御するトラッキング制御デー
タを生成し、当該トラッキング制御データも、PWM回
路15に送られる。このPWM回路15では、上記トラ
ッキング制御データに基づいて、光ピックアップ3の2
軸アクチュエータのトラッキングコイルを駆動するため
のトラッキングコイル駆動信号TDが生成される。この
トラッキングコイル駆動信号TDによって上記2軸アク
チュエータが駆動されることで、レーザ光のスポットが
トラックセンタ上にいるようなされる。
の低域成分であり、したがって当該RPP信号から高域
を除去した残りの信号が、AGC回路8にて振幅変動の
調整がなされた後、A/D変換器13を介してDSP1
6に送られる。このDSP16では、常にレーザ光のス
ポットがトラック中心(トラックセンタ)上にいるよう
に2軸アクチュエータを制御するトラッキング制御デー
タを生成し、当該トラッキング制御データも、PWM回
路15に送られる。このPWM回路15では、上記トラ
ッキング制御データに基づいて、光ピックアップ3の2
軸アクチュエータのトラッキングコイルを駆動するため
のトラッキングコイル駆動信号TDが生成される。この
トラッキングコイル駆動信号TDによって上記2軸アク
チュエータが駆動されることで、レーザ光のスポットが
トラックセンタ上にいるようなされる。
【0030】一方、上記I−Vマトリクス回路5にて生
成された再生信号MOは、AGC回路8にて振幅変動の
調整がなされた後、A/D変換器10に送られる。この
A/D変換器10は、上記PLL回路11にて生成され
たクロック情報に基づいて動作するものであり、当該A
/D変換器10は、上記I−Vマトリクス回路5から入
力される再生信号MOを、上記クロック情報に基づいて
生成したサンプリング周波数でサンプリングしてディジ
タル化すると共に、内蔵するディジタルイコライザ等に
よって波形等化を行い、エンコード/PRMLデコード
回路18のPRMLデコード部に送る。
成された再生信号MOは、AGC回路8にて振幅変動の
調整がなされた後、A/D変換器10に送られる。この
A/D変換器10は、上記PLL回路11にて生成され
たクロック情報に基づいて動作するものであり、当該A
/D変換器10は、上記I−Vマトリクス回路5から入
力される再生信号MOを、上記クロック情報に基づいて
生成したサンプリング周波数でサンプリングしてディジ
タル化すると共に、内蔵するディジタルイコライザ等に
よって波形等化を行い、エンコード/PRMLデコード
回路18のPRMLデコード部に送る。
【0031】当該エンコード/PRMLデコード回路1
8のPRMLデコード部では、上記A/D変換器10か
らの上記波形等化された波形信号を、PRMLによりデ
コードする。上記PRMLは、データに対応する波形の
間に波形干渉が生じてもデータを再生できる波形等化方
式の1方式であるパーシャルレスポンス方式(PR:pa
rtial response)と、波形に雑音が含まれた場合に最も
確からしいデータ系列を再生するビタビ復号方式を組み
合わせて使う信号処理方式である。このエンコード/P
RMLデコード回路18では、上記ビタビ復号によって
得られた2値化データを、その後、NRZI(Non Retu
rn to Zero Inverted)などで変調処理し、さらにEC
C(error correcting code)を解いて再生データとし
て出力する。
8のPRMLデコード部では、上記A/D変換器10か
らの上記波形等化された波形信号を、PRMLによりデ
コードする。上記PRMLは、データに対応する波形の
間に波形干渉が生じてもデータを再生できる波形等化方
式の1方式であるパーシャルレスポンス方式(PR:pa
rtial response)と、波形に雑音が含まれた場合に最も
確からしいデータ系列を再生するビタビ復号方式を組み
合わせて使う信号処理方式である。このエンコード/P
RMLデコード回路18では、上記ビタビ復号によって
得られた2値化データを、その後、NRZI(Non Retu
rn to Zero Inverted)などで変調処理し、さらにEC
C(error correcting code)を解いて再生データとし
て出力する。
【0032】上記エンコード/PRMLデコード回路1
8から出力された再生データは、インターフェイス回路
であるI/Fコントロール回路20を介し、例えばSC
SI(Small Computer System Interface)の信号線を
経由してホストコンピュータ23に送られる。また、上
記光ディスク1に記録されたデータが、いわゆるMPE
G(Moving Picture Image Coding Experts Group)方
式により圧縮されたビデオデータである場合には、上記
エンコード/PRMLデコード回路18から出力された
圧縮再生データはMPEGデコーダ22に送られる。こ
のMPEGデコーダ22では、MPEGの規格に則って
当該圧縮再生データを伸張復号化する。この再生ビデオ
データは、その後例えばモニタ24に送られて表示され
る。
8から出力された再生データは、インターフェイス回路
であるI/Fコントロール回路20を介し、例えばSC
SI(Small Computer System Interface)の信号線を
経由してホストコンピュータ23に送られる。また、上
記光ディスク1に記録されたデータが、いわゆるMPE
G(Moving Picture Image Coding Experts Group)方
式により圧縮されたビデオデータである場合には、上記
エンコード/PRMLデコード回路18から出力された
圧縮再生データはMPEGデコーダ22に送られる。こ
のMPEGデコーダ22では、MPEGの規格に則って
当該圧縮再生データを伸張復号化する。この再生ビデオ
データは、その後例えばモニタ24に送られて表示され
る。
【0033】また、光ディスク1にデータを記録する場
合には、例えばホストコンピュータ23から供給された
データがI/Fコントロール回路20を介してエンコー
ド/PRMLデコード回路18のエンコード部に送られ
る。
合には、例えばホストコンピュータ23から供給された
データがI/Fコントロール回路20を介してエンコー
ド/PRMLデコード回路18のエンコード部に送られ
る。
【0034】このエンコード部では、上記I/Fコント
ローラ20からのデータに誤り訂正符号の付加と所定の
エンコード処理とを施し、さらに光ディスク1への記録
のための所定の変調処理を行って生成した記録信号WD
を、上記タイミングジェネレータ17からの同期信号で
同期をとって、磁気ヘッドドライバ7に送る。当該磁気
ヘッドドライバ7は、上記記録信号WDに基づいて磁気
ヘッド4を駆動する。
ローラ20からのデータに誤り訂正符号の付加と所定の
エンコード処理とを施し、さらに光ディスク1への記録
のための所定の変調処理を行って生成した記録信号WD
を、上記タイミングジェネレータ17からの同期信号で
同期をとって、磁気ヘッドドライバ7に送る。当該磁気
ヘッドドライバ7は、上記記録信号WDに基づいて磁気
ヘッド4を駆動する。
【0035】この記録時の磁気ヘッド4は、光ディスク
1を挟んで前記光ピックアップ3と相対する位置に配置
される。また、当該記録時の光ピックアップ3は、光デ
ィスク1の記録面上の温度をいわゆるキュリー点まで上
昇させるだけのパワーを有するレーザ光を発生し、当該
レーザ光によりキュリー点まで温度が上昇した光ディス
ク1の記録面に対して、上記磁気ヘッド4が磁界を印加
し、その後、光ディスク1の回転に伴って当該記録面の
温度が低下することで上記印加した磁界が残り、これに
より記録が行われたことになる。
1を挟んで前記光ピックアップ3と相対する位置に配置
される。また、当該記録時の光ピックアップ3は、光デ
ィスク1の記録面上の温度をいわゆるキュリー点まで上
昇させるだけのパワーを有するレーザ光を発生し、当該
レーザ光によりキュリー点まで温度が上昇した光ディス
ク1の記録面に対して、上記磁気ヘッド4が磁界を印加
し、その後、光ディスク1の回転に伴って当該記録面の
温度が低下することで上記印加した磁界が残り、これに
より記録が行われたことになる。
【0036】なお、当該記録時のレーザダイオードのパ
ワー制御は、DSP(Digital Signal Processor)16
がレーザドライバ6を制御することにより行われる。通
常、上記光ディスク1には、最外周部や最内周部等に設
けられているROM領域に、当該ディスクに照射するレ
ーザ光の最適パワー値が記録されている。したがって、
上記DSP16は、当該光ディスクのROM領域から読
み取られたレーザ光の最適パワー値に基づいて、データ
を記録する際のレーザパワーを設定する。すなわち、D
SP16は、上記ROM領域から読み取られたレーザ光
の最適パワー値に基づいてレーザドライバ6の駆動制御
データを生成し、この駆動制御データがD/A(ディジ
タル/アナログ)変換器14にて上記レーザドライバ6
の駆動電圧に変換される。この駆動電圧によりレーザド
ライバ6が駆動される。
ワー制御は、DSP(Digital Signal Processor)16
がレーザドライバ6を制御することにより行われる。通
常、上記光ディスク1には、最外周部や最内周部等に設
けられているROM領域に、当該ディスクに照射するレ
ーザ光の最適パワー値が記録されている。したがって、
上記DSP16は、当該光ディスクのROM領域から読
み取られたレーザ光の最適パワー値に基づいて、データ
を記録する際のレーザパワーを設定する。すなわち、D
SP16は、上記ROM領域から読み取られたレーザ光
の最適パワー値に基づいてレーザドライバ6の駆動制御
データを生成し、この駆動制御データがD/A(ディジ
タル/アナログ)変換器14にて上記レーザドライバ6
の駆動電圧に変換される。この駆動電圧によりレーザド
ライバ6が駆動される。
【0037】その他、CPU(Central Processing Uni
t)19は、この光ディスク記録再生装置の全体の動作
を制御する。
t)19は、この光ディスク記録再生装置の全体の動作
を制御する。
【0038】次に、上述したような構成からなる本実施
の形態の光ディスク記録再生装置においては、前述した
記録と同時に再生を行って記録データの実証を行う同時
ベリファイを、以下のようにして実現している。
の形態の光ディスク記録再生装置においては、前述した
記録と同時に再生を行って記録データの実証を行う同時
ベリファイを、以下のようにして実現している。
【0039】ここで、本実施の形態にて使用する光ディ
スク1は、前述したように、磁気超解像(MSR)ディ
スクや磁気拡張(MAMMOS)ディスクを使用してい
る。
スク1は、前述したように、磁気超解像(MSR)ディ
スクや磁気拡張(MAMMOS)ディスクを使用してい
る。
【0040】上記磁気超解像とは、図4に示すように、
光ディスクが記録層と再生層とを有し、再生層はレーザ
ビームLbのビームスポットBsから記録層をマスクM
sする層であり、この再生層に再生用のレーザパワーを
照射することで当該再生層上に小さな窓(アパーチャA
p)が形成され、このアパーチャApに下層の記録層の
記録ビットRbの磁化の向きmtを転写し、その再生層
に転写された磁化の向きmtを観察することで、スポッ
ト径の大きなレーザビームLbでも高密度に記録された
記録ビットRbを読みとれるようにする方式である。な
お、図4の(a)には記録トラックDtとその上に照射
されたレーザビームスポットBsを示し、図4の(b)
には光ディスクの断面の一部を示している。
光ディスクが記録層と再生層とを有し、再生層はレーザ
ビームLbのビームスポットBsから記録層をマスクM
sする層であり、この再生層に再生用のレーザパワーを
照射することで当該再生層上に小さな窓(アパーチャA
p)が形成され、このアパーチャApに下層の記録層の
記録ビットRbの磁化の向きmtを転写し、その再生層
に転写された磁化の向きmtを観察することで、スポッ
ト径の大きなレーザビームLbでも高密度に記録された
記録ビットRbを読みとれるようにする方式である。な
お、図4の(a)には記録トラックDtとその上に照射
されたレーザビームスポットBsを示し、図4の(b)
には光ディスクの断面の一部を示している。
【0041】すなわち、当該磁気超解像ディスクにおい
ては、データ再生用のレーザパワーのレーザビームLb
を照射することによって、上記記録層から再生層に磁化
の向きmtが転写されることになるが、その時の再生レ
ーザパワーによって、アパーチャApの大きさ(再生層
上で記録層からの転写がなされる面積)を制御すること
ができるため、その再生レーザパワーをうまくコントロ
ールすれば、ディスクから再生される信号の周波数特性
を伸ばすことができる。また、光ディスクへの記録時に
おいて、記録レーザパワーとそのレーザビームが照射さ
れた光ディスク上の温度変化とを考慮して、記録と同時
に光ディスクから再生される再生信号MOを適切なタイ
ミングでサンプリングすれば、同時ベリファイが可能と
なる。
ては、データ再生用のレーザパワーのレーザビームLb
を照射することによって、上記記録層から再生層に磁化
の向きmtが転写されることになるが、その時の再生レ
ーザパワーによって、アパーチャApの大きさ(再生層
上で記録層からの転写がなされる面積)を制御すること
ができるため、その再生レーザパワーをうまくコントロ
ールすれば、ディスクから再生される信号の周波数特性
を伸ばすことができる。また、光ディスクへの記録時に
おいて、記録レーザパワーとそのレーザビームが照射さ
れた光ディスク上の温度変化とを考慮して、記録と同時
に光ディスクから再生される再生信号MOを適切なタイ
ミングでサンプリングすれば、同時ベリファイが可能と
なる。
【0042】図5及び図6を用い、本実施の形態におけ
る同時ベリファイについて、より具体的に説明する。図
5には、記録トラックDtとその上にレーザビームを照
射した時のレーザビームスポットBs及び当該レーザビ
ームにて記録がなされた直前の記録パターンWpと、レ
ーザダイオードを発光させるタイミングであるレーザパ
ルスLpとの関係を示す。また、図6には、上記レーザ
パルスに応じてレーザビームを照射したときの光ディス
ク上の温度プロファイルと、その時に再生層に形成され
るアパーチャAp及び当該レーザビームにて記録がなさ
れた直前の記録パターンWpと、記録と同時に再生され
る再生信号MOの波形との関係を示す。
る同時ベリファイについて、より具体的に説明する。図
5には、記録トラックDtとその上にレーザビームを照
射した時のレーザビームスポットBs及び当該レーザビ
ームにて記録がなされた直前の記録パターンWpと、レ
ーザダイオードを発光させるタイミングであるレーザパ
ルスLpとの関係を示す。また、図6には、上記レーザ
パルスに応じてレーザビームを照射したときの光ディス
ク上の温度プロファイルと、その時に再生層に形成され
るアパーチャAp及び当該レーザビームにて記録がなさ
れた直前の記録パターンWpと、記録と同時に再生され
る再生信号MOの波形との関係を示す。
【0043】この図5及び図6において、先ず記録用の
レーザパルスを光ディスク上に照射すると、当該光ディ
スクは徐々に温度が上昇し、再生用のレーザパワーのレ
ーザビームを照射した時と同じ温度まで上昇して行く。
再生用のレーザパワーのレーザビームが照射された時と
同じ温度まで上昇すると、当該光ディスクの再生層上に
は前記再生時の大きさのアパーチャApが形成され、当
該再生層のアパーチャAp内に記録層の記録ビットの磁
化の向きが転写されることになる。但し、この時点で
は、上記アパーチャApにて記録層からの転写が制限さ
れているために、以前に記録された記録パターン(初期
データ)よりも、直前に記録された記録パターンの方が
大きく見えることになる。したがって、この時点で得ら
れた再生信号MOの波形を適当なタイミング(図5中の
検出点)でサンプリングすれば、当該波形から”
0”、”1”の2値の検出が可能となる。なお、上記サ
ンプリングは、記録レーザパルスの立ち上がり以降であ
り、光ディスクの再生層の温度が、上記記録層の消去温
度に上昇する前であって且つ上記アパーチャApの形成
に必要な温度に上昇したときのタイミングとなされる。
上記サンプリングにより得られた値が、所定のスレショ
ルドレベルを越えたかどうかを判定すれば、直前に記録
したピットが正確に形成されたかどうかを判定すること
が可能になる。すなわち、同時ベリファイが可能にな
る。
レーザパルスを光ディスク上に照射すると、当該光ディ
スクは徐々に温度が上昇し、再生用のレーザパワーのレ
ーザビームを照射した時と同じ温度まで上昇して行く。
再生用のレーザパワーのレーザビームが照射された時と
同じ温度まで上昇すると、当該光ディスクの再生層上に
は前記再生時の大きさのアパーチャApが形成され、当
該再生層のアパーチャAp内に記録層の記録ビットの磁
化の向きが転写されることになる。但し、この時点で
は、上記アパーチャApにて記録層からの転写が制限さ
れているために、以前に記録された記録パターン(初期
データ)よりも、直前に記録された記録パターンの方が
大きく見えることになる。したがって、この時点で得ら
れた再生信号MOの波形を適当なタイミング(図5中の
検出点)でサンプリングすれば、当該波形から”
0”、”1”の2値の検出が可能となる。なお、上記サ
ンプリングは、記録レーザパルスの立ち上がり以降であ
り、光ディスクの再生層の温度が、上記記録層の消去温
度に上昇する前であって且つ上記アパーチャApの形成
に必要な温度に上昇したときのタイミングとなされる。
上記サンプリングにより得られた値が、所定のスレショ
ルドレベルを越えたかどうかを判定すれば、直前に記録
したピットが正確に形成されたかどうかを判定すること
が可能になる。すなわち、同時ベリファイが可能にな
る。
【0044】図5では、磁気超解像ディスクを例に挙げ
て説明したが、磁気拡張ディスクであっても同様のこと
が起こり、したがって磁気拡張ディスクにおいても同時
ベリファイが可能となる。
て説明したが、磁気拡張ディスクであっても同様のこと
が起こり、したがって磁気拡張ディスクにおいても同時
ベリファイが可能となる。
【0045】なお、本実施の形態にて使用した磁気超解
像ディスクや磁気拡張ディスクのような光ディスクでは
なく、従来より存在する一般的な記録密度の光ディスク
に対して上述同様の同時ベリファイを行う場合、記録ト
ラックDtとその上に記録用のレーザビームを照射した
時のレーザビームスポットBs及び当該記録用レーザビ
ームにて記録がなされた直前の記録パターンWpと、レ
ーザパルスLpとの関係は、図7に示すようになる。す
なわち例えば光磁気ディスクの場合は、磁界変調方式の
記録によってビームスポットBsよりも小さい記録パタ
ーンWp(記録ピット)が形成されるが、記録密度がビ
ームスポットBsの径に対して高くないため、上記ビー
ムスポットBs径内で、直前に記録された記録パターン
と共に以前に記録されたピットパターンが見えてしまう
(ビームスポットBs径内の半分以上で見えてしまう)
ことになる。したがって、同時ベリファイを行おうとし
た場合、直前に記録したピットパターンの再生波形か
ら”0”、”1”の2種類の振幅値が得られ、同時に以
前に記録されたピットパターン(オーバーライトで消去
すべきピットパターン)の再生波形からも”0”、”
1”の2種類の振幅値が得られ、結果として再生波形の
振幅値は3値が得られてしまうことになり、検出精度を
得ることが困難である。
像ディスクや磁気拡張ディスクのような光ディスクでは
なく、従来より存在する一般的な記録密度の光ディスク
に対して上述同様の同時ベリファイを行う場合、記録ト
ラックDtとその上に記録用のレーザビームを照射した
時のレーザビームスポットBs及び当該記録用レーザビ
ームにて記録がなされた直前の記録パターンWpと、レ
ーザパルスLpとの関係は、図7に示すようになる。す
なわち例えば光磁気ディスクの場合は、磁界変調方式の
記録によってビームスポットBsよりも小さい記録パタ
ーンWp(記録ピット)が形成されるが、記録密度がビ
ームスポットBsの径に対して高くないため、上記ビー
ムスポットBs径内で、直前に記録された記録パターン
と共に以前に記録されたピットパターンが見えてしまう
(ビームスポットBs径内の半分以上で見えてしまう)
ことになる。したがって、同時ベリファイを行おうとし
た場合、直前に記録したピットパターンの再生波形か
ら”0”、”1”の2種類の振幅値が得られ、同時に以
前に記録されたピットパターン(オーバーライトで消去
すべきピットパターン)の再生波形からも”0”、”
1”の2種類の振幅値が得られ、結果として再生波形の
振幅値は3値が得られてしまうことになり、検出精度を
得ることが困難である。
【0046】これに対して、上述した本実施の形態のよ
うに磁気超解像ディスクや磁気拡張ディスクを使用すれ
ば、以前の記録パターンが見えずに直前に記録された記
録パターンが大きく見えるため、図7の従来のディスク
のように3値化せずに2値の状態で検出できる。
うに磁気超解像ディスクや磁気拡張ディスクを使用すれ
ば、以前の記録パターンが見えずに直前に記録された記
録パターンが大きく見えるため、図7の従来のディスク
のように3値化せずに2値の状態で検出できる。
【0047】なお、図8には、参考のため、従来のディ
スクと、本実施の形態にて使用する磁気超解像ディスク
や磁気拡張ディスクの一部断面と、ビームプロファイル
とを示す。この図8の(a)には従来のディスクを示
し、記録層は1層のみである。これに対して、図8の
(b)には磁気超解像ディスクを、図8の(c)には磁
気拡張ディスクを示す。図8の(b)に示す磁気超解像
ディスクは、前述したように再生層と記録層からなり、
記録層の記録ビットの磁化の向きを再生層のアパーチャ
内に転写する。この磁気超解像ディスクによれば、従来
のディスクよりも1.4倍から1.5倍程度の記録密度
を実現できる。一方で、図8の(c)に示す磁気拡張デ
ィスクも磁気超解像ディスクと同じように再生層と記録
層からなるが、当該磁気拡張ディスクの場合には、再生
時に拡大再生磁界(再生交流磁界)を印加することで、
記録層の記録ビットの磁化の向きを再生層上で拡大して
転写するようにし、再生層からのレーザ光の反射ノイズ
を低減し、高い信号対雑音比を得られるようにしたもも
である。この磁気拡張ディスクによれば、従来のディス
クよりも2倍から3倍程度の記録密度を実現できる。
スクと、本実施の形態にて使用する磁気超解像ディスク
や磁気拡張ディスクの一部断面と、ビームプロファイル
とを示す。この図8の(a)には従来のディスクを示
し、記録層は1層のみである。これに対して、図8の
(b)には磁気超解像ディスクを、図8の(c)には磁
気拡張ディスクを示す。図8の(b)に示す磁気超解像
ディスクは、前述したように再生層と記録層からなり、
記録層の記録ビットの磁化の向きを再生層のアパーチャ
内に転写する。この磁気超解像ディスクによれば、従来
のディスクよりも1.4倍から1.5倍程度の記録密度
を実現できる。一方で、図8の(c)に示す磁気拡張デ
ィスクも磁気超解像ディスクと同じように再生層と記録
層からなるが、当該磁気拡張ディスクの場合には、再生
時に拡大再生磁界(再生交流磁界)を印加することで、
記録層の記録ビットの磁化の向きを再生層上で拡大して
転写するようにし、再生層からのレーザ光の反射ノイズ
を低減し、高い信号対雑音比を得られるようにしたもも
である。この磁気拡張ディスクによれば、従来のディス
クよりも2倍から3倍程度の記録密度を実現できる。
【0048】図1に示した本実施の形態の光ディスク記
録再生装置では、前記エンコード/PRMLデコード回
路18から磁気ヘッドドライバ7に送られる記録信号W
D(記録パターン)と、上記I−Vマトリクス回路5か
らの再生信号MOとを、ベリファイ処理回路21に送
り、当該ベリファイ処理回路21にて、上記記録信号W
Dと再生信号MOを用い、前記図6にて説明したような
タイミングで再生信号MOをサンプリングし、当該再生
信号MOのサンプリングにより得られた2値と、上記記
録信号WDの波形信号の2値とを比較することで、記録
が正確になされたか否かを、同時に行う同時ベリファイ
を実現している。
録再生装置では、前記エンコード/PRMLデコード回
路18から磁気ヘッドドライバ7に送られる記録信号W
D(記録パターン)と、上記I−Vマトリクス回路5か
らの再生信号MOとを、ベリファイ処理回路21に送
り、当該ベリファイ処理回路21にて、上記記録信号W
Dと再生信号MOを用い、前記図6にて説明したような
タイミングで再生信号MOをサンプリングし、当該再生
信号MOのサンプリングにより得られた2値と、上記記
録信号WDの波形信号の2値とを比較することで、記録
が正確になされたか否かを、同時に行う同時ベリファイ
を実現している。
【0049】上記ベリファイ処理回路21の同時ベリフ
ァイ結果は、例えばI/Fコントロール回路20を介し
てホストコンピュータ23に送られ、このホストコンピ
ュータ23がそのベリファイ結果をユーザに告知する。
この告知により、ユーザは記録が正しく行われた否かを
知ることができる。また、記録をリトライすることで、
信頼性を向上させることができる。
ァイ結果は、例えばI/Fコントロール回路20を介し
てホストコンピュータ23に送られ、このホストコンピ
ュータ23がそのベリファイ結果をユーザに告知する。
この告知により、ユーザは記録が正しく行われた否かを
知ることができる。また、記録をリトライすることで、
信頼性を向上させることができる。
【0050】また、本実施の形態にて使用するようなオ
ーバーライト方式の光ディスク1では、一般的に、デー
タの書き込みを行うときの照射レーザパワーが、データ
記録時の信頼性に関係することが知られている。すなわ
ち、例えばレーザパワーが低すぎれば、既に記録されて
いるデータの消し残りが生じてしまい、精度の高い記録
ができない。また、例えばレーザパワーが高すぎれば、
隣接トラックとのクロストークやクロスイレーズが生じ
てしまい、精度の高い記録ができない。さらに、環境の
変化や、記録再生装置又は光ディスクの固有の影響等も
存在し、このことからもレーザパワーの最適化が必要で
ある。言い換えれば、上記記録時に正常な記録が行われ
ない理由の一つとして、レーザパワーの設定値が最適に
なっていないことが挙げられる。
ーバーライト方式の光ディスク1では、一般的に、デー
タの書き込みを行うときの照射レーザパワーが、データ
記録時の信頼性に関係することが知られている。すなわ
ち、例えばレーザパワーが低すぎれば、既に記録されて
いるデータの消し残りが生じてしまい、精度の高い記録
ができない。また、例えばレーザパワーが高すぎれば、
隣接トラックとのクロストークやクロスイレーズが生じ
てしまい、精度の高い記録ができない。さらに、環境の
変化や、記録再生装置又は光ディスクの固有の影響等も
存在し、このことからもレーザパワーの最適化が必要で
ある。言い換えれば、上記記録時に正常な記録が行われ
ない理由の一つとして、レーザパワーの設定値が最適に
なっていないことが挙げられる。
【0051】したがって、このようにレーザパワーの設
定誤りによる非正常記録時において、上記同時ベリファ
イの結果をレーザパワー値の設定制御にフィードバック
すれば、良好な記録が可能となる。当該レーザパワーの
設定値制御に上記同時ベリファイ結果を使用する場合、
図1の構成では、上記ベリファイ処理回路21からの同
時ベリファイ結果を、上記I/Fコントロール回路20
を介してDSP16に送り、当該DSP16がレーザド
ライバ6を制御する。
定誤りによる非正常記録時において、上記同時ベリファ
イの結果をレーザパワー値の設定制御にフィードバック
すれば、良好な記録が可能となる。当該レーザパワーの
設定値制御に上記同時ベリファイ結果を使用する場合、
図1の構成では、上記ベリファイ処理回路21からの同
時ベリファイ結果を、上記I/Fコントロール回路20
を介してDSP16に送り、当該DSP16がレーザド
ライバ6を制御する。
【0052】本発明実施の形態によれば、上述したよう
な同時ベリファイを実現することで、記録の信頼性が確
保でき、また、記録後にベリファイのために光ディスク
を再度回転させる必要もないので、例えばビデオデータ
を記録するような場合に高いパフォーマンスを維持でき
る。特に、高密度化されたディスクでの信頼性の向上に
有効である。
な同時ベリファイを実現することで、記録の信頼性が確
保でき、また、記録後にベリファイのために光ディスク
を再度回転させる必要もないので、例えばビデオデータ
を記録するような場合に高いパフォーマンスを維持でき
る。特に、高密度化されたディスクでの信頼性の向上に
有効である。
【0053】
【発明の効果】本発明の光ディスク記録再生装置及び光
ディスク記録の実証方法においては、再生層上に所定パ
ワーのレーザ光を所定時間照射することにより、その下
層の記録層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大さ
れて転写されるオーバーライト可能な光ディスクを用
い、光ディスクへの記録の際には、レーザ光をパルス状
に発光させると共に、このレーザ光のパワー及びレーザ
光の照射時間を制御し、1回前のレーザパルスで記録さ
れた記録ピットを、次のレーザパルスの照射時に、ある
制限された転写用の窓(アパーチャ)で再生するように
しているため、光ディスクへの記録と同時にその記録デ
ータの実証(ベリファイ)が可能である。
ディスク記録の実証方法においては、再生層上に所定パ
ワーのレーザ光を所定時間照射することにより、その下
層の記録層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大さ
れて転写されるオーバーライト可能な光ディスクを用
い、光ディスクへの記録の際には、レーザ光をパルス状
に発光させると共に、このレーザ光のパワー及びレーザ
光の照射時間を制御し、1回前のレーザパルスで記録さ
れた記録ピットを、次のレーザパルスの照射時に、ある
制限された転写用の窓(アパーチャ)で再生するように
しているため、光ディスクへの記録と同時にその記録デ
ータの実証(ベリファイ)が可能である。
【図1】本発明実施の形態の光ディスク記録再生装置の
概略構成を示すブロック回路図である。
概略構成を示すブロック回路図である。
【図2】フォトディテクタ上の受光素子の配置とプッシ
ュプル方式の説明に用いる図である。
ュプル方式の説明に用いる図である。
【図3】光ディスク上のクロックマークとそのクロック
マークの再生信号に基づくクロック情報の取り出し動作
の説明に用いる図である。
マークの再生信号に基づくクロック情報の取り出し動作
の説明に用いる図である。
【図4】磁気超解像(MSR)ディスクの説明に用いる
図である。
図である。
【図5】光ディスク上のレーザビームスポット及び記録
パターンと、レーザダイオード発光用のレーザパルスと
の関係説明に用いる図である。
パターンと、レーザダイオード発光用のレーザパルスと
の関係説明に用いる図である。
【図6】記録用のレーザビーム照射による光ディスク上
の温度プロファイルと、再生層上のアパーチャ及び記録
パターンと、同時ベリファイ用の再生信号の波形との関
係説明に用いる図である。
の温度プロファイルと、再生層上のアパーチャ及び記録
パターンと、同時ベリファイ用の再生信号の波形との関
係説明に用いる図である。
【図7】本発明実施の形態の光ディスクとの比較のため
として、従来ディスクにおけるレーザビームスポット及
び記録パターンと、レーザダイオード発光用のレーザパ
ルスとの関係を示す図である。
として、従来ディスクにおけるレーザビームスポット及
び記録パターンと、レーザダイオード発光用のレーザパ
ルスとの関係を示す図である。
【図8】本実施の形態にて使用する磁気超解像ディスク
や磁気拡張ディスクの一部断面と、参考のための従来の
ディスクの一部断面と、ビームプロファイルとを示す図
である。
や磁気拡張ディスクの一部断面と、参考のための従来の
ディスクの一部断面と、ビームプロファイルとを示す図
である。
1 光ディスク、 2 スピンドルモータ、 3 光ピ
ックアップ、 4 磁気ヘッド、 5 I−Vマトリク
ス回路、 6 レーザドライバ、 7 磁気ヘッドドラ
イバ、 8,9 AGC回路、 10,13 A/D変
換器、 11PLL回路、 12 アドレスデコーダ、
14 D/A変換器、 15 PWM回路、 16
DSP、 17 タイミングジェネレータ、 18 エ
ンコード/PRMLデコード回路、 19 CPU、
20 I/Fコントロール回路、 21 ベリファイ処
理回路、 22 MPEGデコーダ、 23 ホストコ
ンピュータ、 24 モニタ
ックアップ、 4 磁気ヘッド、 5 I−Vマトリク
ス回路、 6 レーザドライバ、 7 磁気ヘッドドラ
イバ、 8,9 AGC回路、 10,13 A/D変
換器、 11PLL回路、 12 アドレスデコーダ、
14 D/A変換器、 15 PWM回路、 16
DSP、 17 タイミングジェネレータ、 18 エ
ンコード/PRMLデコード回路、 19 CPU、
20 I/Fコントロール回路、 21 ベリファイ処
理回路、 22 MPEGデコーダ、 23 ホストコ
ンピュータ、 24 モニタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F
Claims (6)
- 【請求項1】 レーザ光を発生するレーザ光発生手段
と、 上記レーザ光発生手段から発生されるレーザ光のパワー
とレーザ光の発光時間を制御可能なレーザ発光制御手段
と、 少なくとも記録層と再生層を備え、上記再生層上に所定
パワーのレーザ光を所定時間照射することにより、上記
記録層上の記録ピットが再生層上に縮小又は拡大されて
転写される、オーバーライト可能な光ディスクと、 上記光ディスクへの記録信号を生成する記録信号生成手
段と、 上記光ディスクから反射されたレーザ光を受光して再生
信号を生成する再生信号生成手段と、 上記記録信号と上記再生信号を比較する比較手段とを有
し、 上記光ディスクへの記録の際には、上記レーザ光をパル
ス状に発光させ、上記記録信号に応じた記録ピットの形
成と同時に、当該記録信号にて形成された記録ピットの
再生信号を所定のタイミングにてサンプリングした値
と、当該記録信号とを、上記比較手段にて比較すること
により、同時実証を行うことを特徴とする光ディスク記
録再生装置。 - 【請求項2】 上記光ディスクの記録層に記録されてい
る記録ピットが消去される前で、且つ、上記記録層から
再生層へ記録ピットが転写された後のパワー及び発光時
間でレーザ光を発光させた時点を、上記所定のタイミン
グとすることを特徴とする請求項1記載の光ディスク記
録再生装置。 - 【請求項3】 上記光ディスクの記録層に記録ピットを
形成可能なパワー及び発光時間でレーザ光を発光させた
後に、再生層上に形成される上記転写用の窓の大きさを
制限可能なパワー及び発光時間でレーザ光を発光させた
時点を、上記所定のタイミングとすることを特徴とする
請求項1記載の光ディスク記録再生装置。 - 【請求項4】 少なくとも記録層と再生層を備え、上
記再生層上に所定パワーのレーザ光を所定時間照射する
ことにより、上記記録層上の記録ピットが再生層上に縮
小又は拡大されて転写される、オーバーライト可能な光
ディスクに対して記録した記録データの正否を実証す
る、光ディスク記録の実証方法であって、 上記光ディスクへの記録の際には、上記レーザ光をパル
ス状に発光させ、記録信号に応じた記録ピットの形成と
同時に、当該記録信号にて形成された記録ピットの再生
信号を所定のタイミングにてサンプリングした値と、当
該記録信号とを、比較することにより、同時実証を行う
ことを特徴とする光ディスク記録の実証方法。 - 【請求項5】 上記光ディスクの記録層に記録されてい
る記録ピットが消去される前で、且つ、上記記録層から
再生層へ記録ピットが転写された後のパワー及び発光時
間でレーザ光を発光させた時点を、上記所定のタイミン
グとすることを特徴とする請求項4記載の光ディスク記
録の実証方法。 - 【請求項6】 上記光ディスクの記録層に記録ピットを
形成可能なパワー及び発光時間でレーザ光を発光させた
後に、再生層上に形成される上記転写用の窓の大きさを
制限可能なパワー及び発光時間でレーザ光を発光させた
時点を、上記所定のタイミングとすることを特徴とする
請求項4記載の光ディスク記録の実証方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31743897A JPH11149679A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 光ディスク記録再生装置及び光ディスク記録の実証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31743897A JPH11149679A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 光ディスク記録再生装置及び光ディスク記録の実証方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11149679A true JPH11149679A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18088228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31743897A Withdrawn JPH11149679A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 光ディスク記録再生装置及び光ディスク記録の実証方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11149679A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7738332B2 (en) | 2005-05-20 | 2010-06-15 | Hitachi, Ltd. | Reproduction method, optical disk drive, and IC circuit |
-
1997
- 1997-11-18 JP JP31743897A patent/JPH11149679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7738332B2 (en) | 2005-05-20 | 2010-06-15 | Hitachi, Ltd. | Reproduction method, optical disk drive, and IC circuit |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |