JPH11149734A - スライダ、ヘッド、ヘッド装置及び記録再生装置 - Google Patents
スライダ、ヘッド、ヘッド装置及び記録再生装置Info
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- JPH11149734A JPH11149734A JP10028925A JP2892598A JPH11149734A JP H11149734 A JPH11149734 A JP H11149734A JP 10028925 A JP10028925 A JP 10028925A JP 2892598 A JP2892598 A JP 2892598A JP H11149734 A JPH11149734 A JP H11149734A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
- G11B5/6005—Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
止でき、外乱や振動に対する高い浮上安定性を有する量
産性に優れた小型薄型のスライダ及びヘッドを提供す
る。 【解決手段】 前部面100は空気流入端LE側に設け
られ、空気の流れ方向aに一致する長さの途中で終わ
る。第1及び第2の正圧発生部110、120のそれぞ
れは、表面112、122がほぼ同一の高さ平面を構成
し、長さ方向Xと直交する幅方向Yの両側に互いに間隔
を隔てて配置され、空気流入端LE側にステップ面11
1、121を有する。ステップ面111、121は前部
面100から立ち上がる。第1の負圧発生部130は、
空気の流れ方向aで見て前部面100の後方に設けら
れ、前部面100よりも低い底面を有する。
Description
ヘッド、ヘッド装置及び記録再生装置に関する。
られる記録再生装置では、動圧空気軸受けの原理を応用
し、スライダに揚力を発生させて、ディスク状媒体上で
浮上させる浮動型のヘッドが用いられている。この種の
記録再生装置では、スライダは、ディスク状媒体が停止
しているときはディスク状媒体に接触しており、ディス
ク状媒体が回転すると、その回転によって発生する空気
流をスライダの浮上面に受け、ある浮上隙間を保って、
ディスク状媒体上で浮上し、情報の記録及び再生を行
う。現在、記録再生装置の主流は、磁気ヘッド及び磁気
ディスクを用いた磁気記録再生装置(磁気ディスク装
置)であり、特公昭57−569号公報及びU.S.Pat.N
o.3,823,416号にはテーパーフラット型のスライダが開
示されている。
するための要素の一つに、浮上隙間の低減があげられ
る。近年、高密度記録に対応して、磁気記録再生装置で
は、変換素子部の浮上隙間を25nm以下まで低下させ
ることが要求されている。またディスク状媒体の全面に
わたって最大記録密度で記録するゾーンビットレコーデ
ィングの採用に当たり、ディスク状媒体の内周から外周
にわたる全シーク領域において、浮上隙間ができるだけ
均一であることが望まれている。
を大容量化する手段の一つとして、磁気抵抗効果を用い
た素子(以下MR素子と称する)を、読み取り素子とし
て使用したヘッドが提案され、実用に供されている。M
R素子は、信号出力がディスク状媒体の周速に依存する
従来の誘導型の変換素子と異なって、信号出力がディス
ク状媒体の周速に依存しない。従って、MR素子を読み
取り素子として用いたヘッドによれば、ディスク状媒体
の周速に依存しない読み取り信号を得ることができる。
MR素子を搭載したヘッドでは、ディスク状媒体の記録
域の全域にわたって、ほぼ一定の浮上隙間をとるよう
に、その浮上面の幾何学的形状を設計しなければならな
い。
ら約35〜50μm内側に位置している。このような構
造のヘッドを、25nm以下の極低浮上量で浮上させる
場合、スライダの空気流出端側とディスク状媒体との接
触を防止する手段として、浮上状態でのスライダ長さ方
向の姿勢角(ピッチ角)を3×10-4(rad)より小さくす
る必要がある。特許第2573236号公報には、ピッ
チ角の小さい領域において、浮上状態を安定化する技術
が開示されているが、テーパフラット型であるため、浮
上隙間25nm以下の領域においては、ディスク状媒体
の内周から外周にかけて、均一な浮上隙間を維持するこ
とが困難であり、スライダの空気流出端とディスク状媒
体との接触によるヘッドクラッシュ等の障害を回避する
ことが困難である。
て、負圧力を利用した負圧スライダの設計が検討されて
いる。このような負圧スライダは、特公平7−1619
号公報、U.S.Pat.No.4,734,803号に開示されている。し
かし、磁気記憶装置中に存在する塵埃が負圧スライダの
凹部に付着し、スライダの浮上特性を大きく変化させる
他、スライダがディスク状媒体面に吸着する等の問題が
ある。従って、負圧スライダを実用化するためには、塵
埃による影響を回避でき、しかも浮上開始特性(テイク
オフ特性)が良好で、吸着現象を回避し得る新規な浮上
面を持つヘッドを開発しなければならない。磁気記憶装
置中に存在する塵埃付着に関わる問題点は負圧スライダ
に限らず、他のタイプのスライダにおいても同様に生じ
る。
ダの追従性の向上も重要な課題である。スライダとディ
スク状媒体との間に形成される空気膜はバネの性質をも
ち、スライダはこの空気膜とヘッド支持機構の復元力と
でバランスしながら浮上している。ディスク状媒体の振
動周波数が高くなると、スライダ質量の慣性力によりス
ライダの追従性が悪くなる。追従性のよいスライダを設
計するには、空気膜剛性を高くとることが重要である。
来のスライダによって満たすことはきわめて困難であ
り、新規なヘッドの開発が要求されている。更に、最
近、ニア.フィールド記録方式に係る光ディスク装置
が、磁気記録再生装置の限界を越える高密度記録の達成
可能であるとして、注目されている。ニア.フィールド
記録方式に係る光ディスク装置でも、浮動型スライダが
用いられる。従って、このような光記録再生装置におい
ても、磁気記録再生装置において説明したと同様の技術
的課題を解決しなければならない。
の高密度化及び記憶容量の増大化に極めて有効なスライ
ダ、ヘッド、ヘッド装置及び記録再生装置を提供するこ
とである。
空気ベアリング面を有するスライダ及びヘッドを提供す
ることである。
以下の浮上間隔においても、ディスク状媒体との接触を
防止し得るスライダ及びヘッドを提供することである。
以下の浮上間隔においても、外乱や振動に対する高い浮
上安定性を有するスライダ、ヘッド、ヘッド装置及び記
録再生装置を提供することである。
ピッチ角を3×10-4(rad)以下に設定し得るスライダ、
ヘッド、ヘッド装置及び記録再生装置を提供することで
ある。
優れた小型、薄型のスライダ及びヘッドを提供すること
である。
ング等の高精度パターン形成技術の適用によって、一体
加工の可能なスライダ及びヘッドを提供することであ
る。
ため、本発明に係るスライダは、移動するディスク状媒
体と対向され、媒体対向面に空気揚力動圧を受ける。前
記スライダは、媒体対向面に、前部面と、第1の正圧発
生部と、第2の正圧発生部と、第1の負圧発生部とを有
する。前記前部面は、空気流入端側に設けられ、空気の
流れ方向に一致する長さの途中で終わっている。前記第
1の正圧発生部及び第2の正圧発生部のそれぞれは、表
面がほぼ同一の高さ平面を構成し、前記幅方向の両側に
間隔を隔てて配置され、前記空気流入端側にステップ面
を有し、前記ステップ面が前記前部面から立ち上がる。
前記第1の負圧発生部は、前記空気の流れ方向で見て前
記前部面の後方に設けられ、前記前部面よりも低い底面
を有する。
イダの空気流出端側に備えられる。磁気ヘッドでは、変
換素子は電磁変換素子であり、二ア.フィールド記録再
生用ヘッドでは光学素子である。本発明に係るヘッド
は、記録再生装置への適用において、媒体対向面とは反
対側に位置する面を、ヘッド支持機構によって支持し、
媒体対向面をディスク状媒体と対向させ、ディスク状媒
体の回転によって生じる空気流によって浮上させる。2
5nm以下の極微小浮上量では、表面精度の高いディス
ク状媒体、例えば表面荒さRa≦1μmのディスク媒体
と組み合わせる。
に、第1及び第2の正圧発生部、及び、第1の負圧発生
部を有する。第1及び第2の正圧発生部は、スライダの
幅方向に互いに間隔を隔てて配置される。第1の負圧発
生部は2つの第1の正圧発生部の間に位置している。従
って、ディスク状媒体を回転させたとき、空気流入端側
に、幅方向に間隔を隔てて、第1及び第2の正圧発生部
による2つの揚力動圧が発生し、これらの2の揚力動圧
の間で、第1の負圧発生部による負圧が発生する。
び第2の正圧発生部との間に、第1及び第2の正圧発生
部の表面よりも低く、かつ、第1の負圧発生部の底面よ
りも高い前部面を有するから、第1及び第2の正圧発生
部において、高空気膜剛性を発生させ、安定した浮上特
性を得ることができる。
リング面の構造は新規であり、25nm以下の浮上間隔
においても、安定した浮上特性を維持し、ディスク状媒
体との接触を防止し得ることが確認された。
面積を所定の大きさにすることにより、空気流入側の負
荷容量を大きくすることができる。これにより、空気膜
剛性が高まり、25nm以下の超低浮上化をはかった場
合、低ピッチ角状態が安定に維持される。また、高空気
膜剛性が維持されるために、ディスク状媒体表面に対す
る追従性能も向上する。このため、浮上量を、25nm
以下に低下させた場合でも、最小浮上隙間となるスライ
ダの空気流出端部において、ヘッドと、ディスク状媒体
面との接触を防止できる。
的に同一高さ平面を構成し、幅方向の両側に間隔を隔て
て配置されれているから、ロール角も安定化する。
の構造によれば、25nm以下の浮上間隔においても、
高空気膜剛性により、外乱や振動に対する高い浮上安定
性を有することが確認された。
よれば、3×10-4(rad)以下のピッチ角に設定すること
が可能であり、25nm以下の浮上間隔においてもスラ
イダの空気流出端とディスク状媒体との接触を回避する
ことができる。
て、前縁となる部分が閉じていなければならない。この
場合、前縁は、ステップとして構成する。ステップの高
さ、及び、ステップに連なる面の大きさ、形状等は、2
5nm以下の浮上間隔において、必要な浮上特性を得る
ために選択される。
ステップによって形成することの利点は、上述した浮上
特性が得られるほか、これらの部分を、ドライエッチン
グ等の高精度パターン形成技術を適用することによっ
て、一体加工ができる点にある。
度化及び記憶容量の増大化に極めて有効で、かつ、量産
性に優れた小型、薄型のヘッドを得ることができる。第
1及び第2の正圧発生部において、ステップの高さ、及
び、ステップに連なる表面の面積の大きさ、形状等は、
25nm以下の浮上間隔において、必要な浮上特性を得
るために選択される。
て、媒体対向面に、更に、第3の正圧発生部を含んでい
てもよい。前記第3の正圧発生部は、空気流出端側に備
えられ、前記空気流入端側のステップ面が前記第1の負
圧発生部の底面からステップ状に立ち上がる。かかる構
造であると、ディスク状媒体を回転させたとき、空気の
流れ方向に沿って、空気流入端側に、第1及び第2の正
圧発生部による2つの揚力動圧が発生し、空気流出端側
に第3の正圧発生部による揚力動圧が発生し、第1及び
第2の正圧発生部による2つの揚力動圧と、第3の正圧
発生部による揚力動圧との間で、第1の負圧発生部によ
る負圧が発生する。このような圧力分布特性を生じる空
気ベアリング面の構造は新規であり、25nm以下の浮
上間隔においても、ディスク状媒体との接触を防止し得
ることが確認された。
態様として、媒体対向面側に、第4の正圧発生部と、第
5の正圧発生部とを有していてもよい。前記第4の正圧
発生部は、前記第1の正圧発生部の後方に間隔を隔てて
備えられ、前記空気流入端側にステップ面を有する。前
記第5の正圧発生部は、前記第2の正圧発生部の後方に
間隔を隔てて備えられ、前記空気流入端側にステップ面
を有する。かかる構造によれば、空気流出端側に第4及
び第5の正圧発生部による2つの正圧空気軸受が生じる
ので、空気流出端側の負荷容量が大きくなることによ
り、空気膜剛性が高まり、ディスク状媒体表面に対する
追従性能が、一層向上する。第4及び第5の正圧発生部
を設ける場合、前記スライダは、媒体対向面側に、更
に、第2及び第3の負圧発生部を有していてもよい。前
記第2及び第3の負圧発生部は、それぞれが、前記第1
の正圧発生部と前記第4の正圧発生部との間、及び、前
記第2の正圧発生部と前記第5の正圧発生部との間に設
けられる。
させたとき、第1の正圧発生部、第2の負圧発生部及び
第4の正圧発生部による一連の空気軸受と、第2の正圧
発生部、第3の負圧発生部及び第5の正圧発生部からな
る一連の空気軸受とが、スライダの幅方向の両側におい
て、並列的に発生する。更に、第1の正圧発生部、第2
の正圧発生部、第2の負圧発生部、第3の負圧発生部、
第4の正圧発生部及び第5の正圧発生部によって囲まれ
た領域内において、第1の負圧発生部による負圧が発生
する。
新規であり、25nm以下の浮上間隔においても、安定
姿勢を保ち、ディスク状媒体との接触を防止し得ること
が確認された。
生部、第4の正圧発生部及び第5の正圧発生部を、でき
るだけ、スライダの4隅に寄せて配置することにより、
4隅に高空気膜剛性部を配置し、ディスク状媒体に対す
るヘッドの追従性を向上させることできる。
り、空気流入側の負荷容量が大きくなり、空気膜剛性が
高まるので、25nm以下の超低浮上状態において、低
ピッチ角度を実現するとともに、この低ピッチ角度を安
定に維持し、ヘッドの追従性能を、更に、改善できる。
上述した新規な構造のヘッドによれば、3×10-4(rad)
以下の低ピッチ角に設定することが可能である。また、
高い空気膜剛性を得ることができるから、25nm以下
の浮上間隔においてもスライダの空気流出端とディスク
状媒体との接触を回避し得ることが確認された。
れば、25nm以下の浮上隙間において、外乱やディス
ク状媒体の振動、埃塵による浮上隙間変動を小さく押さ
え、安定した低浮上隙間特性を確保し得ることが確認さ
れた。
第3の負圧発生部は、スライダの媒体対向面に対して、
ドライエッチング等の高精度パターン形成技術を適用す
ることによって、一体加工によって形成することができ
る。
度化及び記憶容量の増大化に極めて有効で、かつ、量産
性に優れた小型、薄型のヘッドを得ることができる。
圧発生部及び第3の負圧発生部のそれぞれは、第1の正
圧発生部及び第2の正圧発生部から立ち下がる凹部でな
る。第4の正圧発生部及び第5の正圧発生部のそれぞれ
は、凹部の表面から立ち上がっている。第1の負圧発生
部は第2の負圧発生部及び第3の負圧発生部を構成する
凹部の表面より低くなるように設けられる。
構成する凹部は、その表面が、空気の流入側から中央部
に向かって先細り状に形成されており、さらに中央部か
ら流出側に末拡がり状に形成されていることが望まし
い。かかる構造によれば、ディスクの内外周において、
浮上特性を均一化することができる。
の負圧発生部を有する場合であっても、前述した第3の
正圧発生部を含むことができる。第3の正圧発生部は、
スライダの空気流出端側において、スライダの幅方向の
ほぼ中心に設けられ、第1の負圧発生部を構成する第2
の面から立ち上がる。変換素子は、第3の正圧発生部の
空気流出端中央に搭載される。かかる構造であると、記
録再生装置として用いた場合に、ディスク状媒体の全面
にわたってロール角変動の影響を受けにくい浮上特性を
得ることができる。
幅方向に配向され、各組において連続させる構造を取る
ことがある。この場合は、空気流入側の負荷容量が、更
に大きくなって、空気膜剛性が高まるので、25nm以
下の超低浮上状態において、低ピッチ角度を安定に維持
するとともに、ヘッドの追従性能を改善できる。
空気流出端まで延長して設け、変換素子を、第1の正圧
発生部または第2の正圧発生部の少なくとも一方に搭載
してもよい。
さが1.25mm以下、幅が1.0mm以下、重さが
1.6mg以下である。
ダの幅方向の中心軸に関して対称とすることが望まし
い。かかる構造であれば、機械加工を用いないドライエ
ッチング等のマイクロファブリケーションで一体加工す
ることが可能であり、量産加工寸法管理が容易で、か
つ、量産性も高くなる。
の表面との境界はステップ状とし、ステップの深さを
0.3μm以上に選定する。また、第4の正圧発生部、
第5の正圧発生部及び凹部は、面を画定する端縁が直
線、曲線もしくはこれらの組合せからなる。
ヘッドの第1の実施例(実施例1)を示す斜視図、図2
は図1に示したヘッドを媒体対向面側からみた平面図、
図3は図2に示したヘッドの正面図、図4は図2に示し
たヘッドの側面図、図5は図2の5ー5線に沿った断面
図である。図示するように、本発明に係るヘッドは、ス
ライダ1と、変換素子2、3とを含む。実施例に示され
た変換素子2、3は、電磁変換素子であり、記録素子及
び再生素子の2つを含んでいる。スライダ1は、媒体対
向面に、前部面100と、第1の正圧発生部110と、
第2の正圧発生部120と、第1の負圧発生部130と
を有する。前部面100は、空気流入端LE側から設け
られ、空気の流れ方向aに一致する長さLの途中で終わ
っている。第1の正圧発生部110及び第2の正圧発生
部120のそれぞれは、表面112、122がほぼ同一
の高さ平面を構成し、長さ方向Xと直交する幅方向Yの
両側に互いに間隔を隔てて配置されている。また、空気
流入端LE側に位置するステップ面111、121が、
前部面100からステップ状に立ち上がる。
よりも低い位置にあって、空気流入端側に位置する前縁
に立ち上りステップ面131を有する。第1の負圧発生
部130は、前部面100の終端からステップ状に落ち
込み、空気流出端TRまで連続する。
向aでみて、前縁となる部分133が閉じていなければ
ならない。この場合、前縁は、典型的には、ステップ面
131として構成する。ステップの高さ、及び、ステッ
プに連なる面の大きさ、形状等は、25nm以下の浮上
間隔において、必要な浮上特性を得るために選択され
る。ステップの具体的な値は、約2.5μm程度であ
る。スライダ1は、長さLが1.25mm以下、幅Wが
1.00mm以下、重さを1.6mg以下であることが
望ましい。変換素子2、3は、スライダ1の空気流出端
TRに備えられている。
は、更に、媒体対向面側に、第3の正圧発生部140を
有する。第3の正圧発生部140は、空気流出端TR側
に備えられ、空気流入端LE側のステップ面141が第
1の負圧発生部130からステップ状に立ち上がる。第
3の正圧発生部140は、幅方向Yの中央部に配置さ
れ、空気流出端TRまで連続している。変換素子2、3
は、第3の正圧発生部140に搭載されている。第3の
正圧発生部140の表面142は、第1、第2の正圧発
生部110、120の表面112、122と実質的に同
一高さ平面を構成している。第1、第2の正圧発生部1
10、120、第1の負圧発生部130、及び、第3の
正圧発生部140は、長さ方向Xの中心軸線に関して、
対称的に配置されている。
120、140を構成するステップの高さh1、h2、
h3、及び、ステップ面111、121、141に連な
る表面112、122、142の大きさ、形状等は、2
5nm以下の浮上間隔において、必要な浮上特性を得る
ために選択される。具体的には、高さh1、h2は0.
6〜1.0μmの範囲に設定される。
第1の負圧発生部130及び第3の正圧発生部140
を、ステップによって形成することの利点は、必要な浮
上特性を確保することのほか、これらの部分を、ドライ
エッチング等の高精度パターン形成技術を適用すること
によって、一体加工ができる点にある。
気軸受部110、120、140の表面112、12
2、142を画定する端縁は、直線、曲線またはこれら
の組み合わせによって構成される。
子部分の拡大断面図である。書き込み素子を構成する変
換素子3は誘導型薄膜磁気変換素子であり、読み取り素
子を構成する変換素子2はMR素子である。なお、二
ア.フィールド記録用ヘッドの場合は、変換素子は光学
素子である。
は、MR素子2に対する上部シールド膜を兼ねている下
部磁性膜31、上部磁性膜32、コイル膜33、アルミ
ナ等でなるギャップ膜34、有機樹脂で構成された絶縁
膜35及びアルミナ等でなる保護膜36などを有してい
る。下部磁性膜31及び上部磁性膜32の先端部は微小
厚みのギャップ膜34を隔てて対向する下部ポール部P
1及び上部ポール部P2となっており、下部ポール部P
1及び上部ポール部P2において書き込みを行なう。下
部磁性膜31及び上部磁性膜32は、そのヨーク部が下
部ポール部P1及び上部ポール部P2とは反対側にある
バックギャップ部において、磁気回路を完成するように
互いに結合されている。絶縁膜35の上に、ヨーク部の
結合部のまわりを渦巻状にまわるように、コイル膜33
を形成してある。コイル膜33の巻数および層数は任意
である。
ものが提案され、実用に供されている。例えばパーマロ
イ等による異方性磁気抵抗効果素子を用いたもの、巨大
磁気抵抗(GMR)効果膜を用いたもの等がある。本発
明において、何れのタイプであってもよい。MR素子2
は、下部シールド膜21と、上部シールド膜を兼ねてい
る下部磁性膜31との間において、絶縁膜22の内部に
配置されている。絶縁膜22はアルミナ等によって構成
されている。実施例とは異なって、誘導型磁気変換素子
3だけを備え、これを読み書き素子として用いたもので
あってもよい。
への適用において、媒体対向面とは反対側に位置する面
をヘッド支持機構によって支持し、媒体対向面をディス
ク状媒体と対向させ、ディスク状媒体の回転によって生
じる空気流によって浮上させる。25nm以下の極微小
浮上量では、表面精度の高いディスク状媒体と組み合わ
せる。
す図である。本発明に係る磁気記録再生装置は、ディス
ク状媒体4、周知のヘッド支持機構5、本発明に係るヘ
ッド6及び位置決め装置7を含んでいる。ディスク状媒
体4は、図示しない回転駆動機構により、矢印aの方向
に回転駆動される。位置決め装置7は、ロータリ・アク
チュエータ方式であり、ヘッド支持機構5の一端側を支
持しディスク状媒体4の面上で所定角度(スキュー角)
で、矢印b1またはb2の方向に駆動する。それによっ
て、所定のトラックにおいて、ディスク状媒体4への書
き込み及び読み出しが行なわれる。ヘッド6は、ヘッド
支持機構5の自由端に、ピッチ動作及びロール動作が許
容され、かつ、ディスク状媒体4の面の方向に荷重が加
わるようにように取り付けられている。
支持機構5は、金属薄板でなる支持体51の長手方向の
一端にある自由端に、同じく金属薄板でなる可撓体52
を取付け、この可撓体52の下面にヘッド6を取付けた
構造となっている。ヘッド支持機構5は、ディスク状媒
体4にヘッド6を押付ける荷重を与える。図示の可撓体
52は、支持体51の長手方向軸線と略平行して伸びる
2つの外側枠部521、522と、支持体51から離れ
た端において外側枠部521、522を連結する横枠5
23と、横枠523の略中央部から外側枠部521、5
22に略平行するように延びていて先端を自由端とした
舌状片524とを有する。横枠523のある方向とは反
対側の一端は、支持体51の自由端付近に溶接等の手段
によって取付けられている。
重用突起525が設けられている。この荷重用突起52
5により、支持体51の自由端から舌状片524へ荷重
が伝えられる。荷重用突起525は、ヘッド6に対する
荷重点P1が、ヘッド6の重心C1より、流入端方向
に、オフセット量△Dだけオフセットされている。但
し、荷重用突起525は、ヘッド6に対する荷重点P1
が、ヘッド6の重心C1と一致するように配置してもよ
い。
手段によって取付けてある。ヘッド6は、長さ方向がヘ
ッド支持機構5の長さ方向に一致するように、ヘッド支
持機構5に取付けられている。本発明に適用可能なヘッ
ド支持機構5は、上記実施例1に限らない。これまで提
案され、またはこれから提案されることのあるヘッド支
持機構を、広く適用できる。例えば、支持体51と舌上
部524とを、特開平6ー215513号公報に開示さ
れている技術に従って一体化したもの、または、タブテ
ープ(TAB)等のフレキシブルな高分子系配線板を用
いて一体化したもの等を用いることもできる。
装置の動作を説明する図である。読み書き動作におい
て、ヘッド6を支持するヘッド支持機構5が、ロータリ
・アクチュエータ方式位置決め装置7によりピポット中
心O1を中心にして、矢印b1、b2の方向にスイング
するごとく駆動される。ディスク状媒体4上のヘッド6
の位置は、通常、スキュー角θによって表現される。本
発明において、スキュー角θは、スライダ1の幅方向Y
の中心線の傾きとして説明する。
生装置をモデル化して示す図である。ヘッド支持機構5
からバネ荷重が加えられているヘッド6に対して、第
1、第2及び第3の正圧発生部110、120及び14
0において揚力動圧が発生し、第1、第2の正圧発生部
110、120と第3の正圧発生部140との間で、第
1の負圧発生部130による負圧が発生する。ヘッド6
は、バネ荷重と、揚力動圧及び負圧とが釣り合う微小浮
上量g1及びピッチ角βで浮上する。浮上量g1は変換
素子2、3の浮上高さであり、空気流出端TRとディス
ク状媒体4との間に生じる浮上間隔g2とは区別され
る。
るヘッドを用いた磁気記録再生装置によって得られる効
果を説明する。ヘッド6、ヘッド支持機構5及びディス
ク状媒体4の条件は次のとおりである。
データである。横軸にとられた規格化スライダ長は、空
気流入端LEから長さ方向にとった位置Xと、スライダ
1の全長Lとの比(X/L)で表されている。縦軸にと
られた規格化圧力はスライダ1に加わる圧力P及び大気
圧Paについて、(P/Pa−1)として求められたも
のである。曲線L1はスライダ1の幅方向Yの一端縁か
らの距離y=0.08mmの位置の圧力分布特性を示
し、曲線L2は距離y=0.30mmの位置の圧力分布
特性を示している。
規格化圧力との関係を三次元的に示したコンピュータシ
ュミレーションデータである。
は、媒体対向面側に、第1〜第3の正圧発生部110、
120、140及び第1の負圧発生部130を有し、第
1の負圧発生部130は第1、第2の正圧発生部11
0、120と第3の正圧発生部140との間に位置して
いる。従って、図11及び図12からも明らかなよう
に、ディスク状媒体4を回転させたとき、空気の流れ方
向aに沿って、第1、第2の正圧発生部110、120
による揚力動圧が発生し、空気流出端TRの側に第3の
正圧発生部140による2つの揚力動圧が発生し、前記
2つの揚力動圧の間で、第1の負圧発生部130による
負圧が発生(特性L2参照)する。このような圧力分布
特性を生じる空気ベアリング面の構造は新規であり、2
5nm以下の浮上間隔においても、ディスク状媒体との
接触を防止し得る。
示すデータである。スライダ位置はディスク状媒体の半
径位置及びスキュー角によって表示されている。スキュ
ー角については、図9を参照して説明したとおりであ
る。図13に示すように、上述した新規な空気ベアリン
グ面の構造を有するヘッドによれば、スキュー角(−
4.3〜13.25度)の広い範囲で、ほぼ10nm程
度の極微小浮上量g1が確保されている。しかもスキュ
ー角(−4.3〜13.25度)のきわめて広い範囲
で、外乱や振動に対する高い浮上安定性を有する。
係を示す。図14に示すように、本発明に係る新規な空
気ベアリング面の構造を有するヘッドによれば、3×10
-4(rad)以下のピッチ角に設定することが可能であり、
25nm以下の浮上量g1においてもスライダ1の空気
流出端TRとディスク状媒体4との接触を回避すること
ができる。
20、140及び第1の負圧発生部130は、スライダ
1の媒体対向面に対して、ドライエッチング等の高精度
パターン形成技術を適用することによって、一体加工に
よって形成することができる。
度化及び記憶容量の増大化に極めて有効で、かつ、量産
性に優れた小型、薄型のヘッドを得ることができる。
本発明に係るヘッドは、空気流入端LEにテーパを設け
ない。このため、ピッチ角が抑えられる。また、第1の
正圧発生部110の表面112及び第2の正圧発生部1
20の表面122の長さが小さいことから、浮上力を抑
えて浮上量を低下させると同時に、ディスク回転速度や
空気流入方向に対する正圧力の変化が小さく、スライダ
1の浮上安定性を保つことができる。以上のデータをま
とめると、 浮上量:8〜12nm 1.1×10-4(rad)<ピッチ角β<2.2×10-4(rad) なる特性を示すヘッド及び磁気記録再生装置を得ること
ができる。
120の高さh1、h2を変えたときのスキュー角と浮
上量g1との関係を示すデータである。曲線L3は高さ
h1、h2を0.6μmにしたときの特性、曲線L4は
高さh1、h2を0.8μmにしたときの特性をそれぞ
れ示している。このデータによれば、第1、第2の正圧
発生部110、120の高さh1、h2をコントロール
することによって、浮上量g1を制御することができ
る。高さh1、h2が0.6μmより小さくなると、浮
上量g1を25nm以下に押さえることが難しくなる。
高さh1、h2が大きくなると、浮上量g1は小さくな
るが、1.0μmを越えると、第3の正圧発生部140
の表面142の空気流出端TR(図1〜図5参照)が、
ディスク状媒体4に接触する。
h1、h2を変えたときのスキュー角とピッチ角との関
係を示すデータである。曲線L5は高さh1、h2を
0.6μmにしたときの特性、曲線L6は高さh1、h
2を0.8μmにしたときの特性をそれぞれ示してい
る。このデータによれば、ステップ面111、121の
高さh1、h2をコントロールすることによって、ピッ
チ角を制御することができる。高さh1、h2が0.6
μmよりも小さくなると、スキュー角の大きい領域(例
えば13.25度)でピッチ角を3×10-4(rad)以下に
押さえることが難しくなる。高さh1、h2が0.8μ
mよりも大きくなると、スキュー角の小さい領域(例え
ば0度)で、ピッチ角が1×10-4(rad)以下になり、空
気流入端側で衝突を生じる危険性が高くなり、1μmを
越えると接触してしまう。上述のデータを総合すると、
ステップ面111、121の高さh1、h2は0.6〜
1.0μmの範囲に設定することが望ましい。
に及ぼす影響を示すデータである。図17において、横
軸にディスク状媒体の面に対して垂直となる方向の振動
周波数(Hz)をとり、縦軸に振幅比(△g1/b)を
とってある。△g1は浮上量g1の変動値であり、bは
ディスク状媒体振動振幅値である。曲線L7は(長さ×
幅×厚み)が0.8×0.6×0.3(mm)であるス
ライダを用いたときの特性、曲線L8は同じく1.25
×1.0×0.3(mm)であるスライダを用いたとき
の特性を示している。浮上量g1は25nmに設定して
ある。
気膜の剛性は小さくなるが、スライダ質量が低減されて
いるため、図17に示すように、ディスク状媒体の振動
に対する追従性は劣化しない。長さが1.25mm以
下、幅が1.00mm以下、重さを1.6mg以下であ
るスライダ1の場合、スライダのサイズの影響を受ける
ことなく、良好な追従性が得られる。
施例2)を示す斜視図、図19は図18に示したヘッド
を媒体対向面側からみた平面図である。
は、スライダは1、媒体対向面側に、前部面100、第
1の正圧発生部110、第2の正圧発生部120、第3
の正圧発生部140、第4の正圧発生部150、及び、
第5の正圧発生部160を有する。第4の正圧発生部1
50は、第1の正圧発生部110の後方に間隔を隔てて
備えられ、空気流入端LE側にステップ面151を有す
る。第5の正圧発生部160は、第2の正圧発生部12
0の後方に間隔を隔てて備えられ、空気流入端側にステ
ップ面161を有する。第4の正圧発生部150及び第
5の正圧発生部160の表面152、162は、第1の
正圧発生部110、第2の正圧発生部120及び第3の
正圧発生部140の表面112、122、142と実質
的に同一高さ平面を構成する。
を用いた磁気記録再生装置の規格化スライダ長と規格化
圧力との関係を示す3次元データである。図示されたよ
うな圧力特性を有することにより、磁気記録再生装置に
用いた場合、図1〜図5に示したヘッドの場合と同様の
作用効果を奏する。
施例3)を示す斜視図、図22は図21に示したヘッド
を媒体対向面側からみた平面図、図23は図22に示し
たヘッドの正面図、図24は図22に示したヘッドの側
面図、図25は図22の25ー25線に沿った断面図で
ある。
0と、第1の正圧発生部110と、第2の正圧発生部1
20と、第1の負圧発生部130とを含んでいる。
られ、空気流入方向aと一致する長さ方向Xの途中で終
わる。第1及び第2の正圧発生部110、120は、そ
の表面112、122が実質的に同一高さ平面を構成
し、長さ方向Xと直交する幅方向Yの両側に間隔を隔て
て配置され、空気流入端LEに位置するステップ面11
1、121が、前部面100から立ち上がるステップ状
空気軸受となっていて、第1の正圧発生部を構成し、空
気流出端TRまで延びている。従って、第1の正圧発生
部110及び第2の正圧発生部120の表面112、1
22が空気ベアリング面として働く。
の終端からステップ状に落ち込み、空気流出端TRまで
延ている。
0及び第2の正圧発生部120の少なくとも一方におい
て、空気流出端TRに備えられている。変換素子2、3
は、実施例では、第1の正圧発生部110に備えられて
いる。
の略中央にかけて、前部面100があり、前部面100
に対してステップ状の段差をもって第1の正圧発生部1
10及び第2の正圧発生部120がつながっている。前
部面100と、第1の正圧発生部110及び第2の正圧
発生部120との間に形成されているステップ面11
1、121の段差は、例えば0.6〜1.0μmの所定
の大きさに設定する。
ステップ面111、121に連なる表面112、122
の大きさ、形状等は、25nm以下の浮上間隔におい
て、必要な浮上特性を得るために選択される。
向でみて、前縁となる部分133が閉じていなければな
らない。この場合、前縁は、典型的には、ステップ面1
31として構成する。ステップ面131の高さ、及び、
ステップに連なる面の大きさ、形状等は、25nm以下
の浮上間隔において、必要な浮上特性を得るために選択
される。ステップ面131の高さは例えば約2.5μm
ほどである。
2、3の構成及び磁気記録再生装置への適用に関して
は、図1〜図6に示したヘッドと同じ(図7〜図10参
照)である。
の適用において、25nm以下の超低浮上化をはかった
場合でも、第1の正圧発生部110の表面112及び第
2の正圧発生部120の表面122の面積を所定の大き
さにすることにより、空気流入側の負荷容量が大きくす
ることができる。これにより、空気膜剛性が高まり、低
ピッチ角状態が安定に維持され、ディスク状媒体表面に
対する追従性能も向上する。このため、浮上量を、25
nm以下に低下させた場合でも、最小浮上隙間となるス
ライダ1の空気流出端TRにおいて、ヘッドと、ディス
ク状媒体面との接触を防止できる。
第2の正圧発生部120の表面122は、実質的に同一
高さ平面を構成し、幅方向Yの両側に間隔を隔てて配置
されているから、ロール角も安定する。
構造によれば、3×10-4(rad)以下のピッチ角に設定す
ることが可能であり、25nm以下の浮上間隔において
もスライダ1の空気流出端TRとディスク状媒体との接
触を回避することができる。
10、第2の正圧発生部120及び第1の負圧発生部1
30等は、スライダ1の媒体対向面に対して、ドライエ
ッチング等の高精度パターン形成技術を適用することに
よって、一体加工によって形成することができる。
高密度化及び記憶容量の増大化に極めて有効で、かつ、
量産性に優れた小型、薄型のヘッドを得ることができ
る。
合でも、空気膜の剛性は小さくなるが、スライダ質量が
低減されていることにより、ディスク状媒体の振動に対
する追従性は劣化しないことは、図17を参照して説明
した通りである。
幅方向Yの中心軸に対して対称に形成すること、空気ベ
アリング面を機械加工を用いないドライエッチング等の
マイクロファブリケーションで一体加工することが可能
なことから、量産加工寸法管理が容易で、量産性も高
い。
るヘッドを用いた磁気記録再生装置によって得られる効
果を説明する。ヘッド6、ヘッド支持機構5及びディス
ク状媒体4の条件は、図1〜図6に示したヘッドの場合
と同じである。再度述べると次のとおりである。
データである。横軸にとられた規格化スライダ長は、空
気流入端LEから長さ方向にとった位置Xと、スライダ
1の全長Lとの比(X/L)で表されている。縦軸にと
られた規格化圧力はスライダ1に加わる圧力P及び大気
圧Paについて、(P/Pa−1)として求められたも
のである。曲線L9はスライダ1の幅方向Yの一端縁か
らの距離y=0.3mmの位置の圧力分布特性、曲線L
10は距離y=0.1mmの位置の圧力分布特性、曲線
L11は距離y=0.06mmの位置で測定した圧力分
布特性をそれぞれ示している。
規格化圧力との関係を三次元的に示したコンピュータシ
ュミレーションデータである。
て、前部面100は、空気流入端LEから設けられ、空
気流入方向aと一致する長さ方向Xの途中で終わる。第
1の正圧発生部110及び第2の正圧発生部120は、
実質的に同一高さ平面を構成し、幅方向Yの両側に間隔
を隔てて配置され、空気流入端LEに前部面100から
立ち上がるステップ面111、121を有し、第1の正
圧発生部を構成し、空気流出端TRまで延びている。従
って、図26及び図27からも明らかなように、ディス
ク状媒体4を回転させたとき、空気の流れ方向aに沿っ
て、前部面100による正の揚力動圧、第1及び第2の
正圧発生部110、120による2つの正の揚力動圧が
発生し、第1の負圧発生部130による負圧が発生す
る。このような圧力分布特性を生じる空気ベアリング面
の構造は新規であり、25nm以下の浮上間隔において
も、ディスク状媒体との接触を防止し得る。
いために、ピッチ角が抑えられる。また、スライダ1の
レール長が小さいことから、浮上力を抑えて浮上量を低
下させると共に、ディスク回転速度や空気流入方向変化
に対する圧力分布の変化を小さくし、スライダ1の浮上
安定性を保つことができる。
示すデータである。スキュー角については、図9を参照
して説明した通りである。図28に示すように、上述し
た新規な空気ベアリング面の構造を有するヘッドによれ
ば、スキュー角(−4.3〜13.25度)の広い範囲
で、ほぼ10nm程度の極微小浮上量g1が確保されて
いる。しかもスキュー角(−4.3〜13.25度)の
きわめて広い範囲で、外乱や振動に対する高い浮上安定
性を有する。
係を示すデータである。図29に示すように、本発明に
係る新規な空気ベアリング面の構造を有するヘッドによ
れば、3×10-4(rad)以下のピッチ角に設定することが
可能であり、25nm以下の浮上間隔においてもスライ
ダ1の空気流出端TRとディスク状媒体との接触を回避
することができる。
0、120の高さh1、h2を変えたときのスライダ位
置と浮上量g1との関係を示すデータである。曲線L1
2は高さh1、h2を0.6μmにしたときの特性、曲
線L13は高さh1、h2を0.8μmにしたときの特
性をそれぞれ示している。このデータによれば、第1及
び第2の正圧発生部110、120の高さh1、h2を
コントロールすることによって、浮上量g1を制御する
ことができる。高さh1、h2が0.6μmよりも小さ
くなると、浮上量g1を25nm以下に押さえることが
難しくなる。高さh1、h2が大きくなると、浮上量g
1は小さくなるが、1.0μmを越えると、空気流出端
TRがディスク状媒体4に接触し易くなる。
0、120の高さh1、h2を変えたときのスライダ位
置とピッチ角との関係を示すデータである。曲線L14
は高さh1、h2を0.6μmにしたときの特性、曲線
L15は高さh1、h2を0.8μmにしたときの特性
をそれぞれ示している。このデータによれば、第1及び
第2の正圧発生部110、120の高さh1、h2をコ
ントロールすることによって、ピッチ角を制御すること
ができる。高さh1、h2が0.6μmよりも小さくな
ると、スキュー角の大きい領域(例えば13.25度)
でピッチ角を3×10-4(rad)以下に押さえることが難し
くなる。高さh1、h2が0.8μmよりも大きくなる
と、スキュー角の小さい領域(例えば−4.3度)で、
ピッチ角が1×10-4(rad)以下になり、空気流入端側で
衝突を生じる危険性が高くなり、1μmを越えると接触
してしまう。
第1及び第2の正圧発生部110、120の高さh1、
h2は0.6〜1.0μmの範囲に設定することが望ま
しい。
はない。例えば、図21において、図1〜図5に示され
たように、スライダ1の空気流出端TRの略中央部に第
3の正圧発生部を設け、変換素子2、3を配置してもよ
い。
(実施例4)を示す斜視図、図33は図32に示したヘ
ッドを媒体対向面側からみた平面図である。
圧発生部110と、第2の正圧発生部120とを有す
る。第1の正圧発生部110及び第2の正圧発生部12
0は、スライダ1のY幅方向において互いに連続し、か
つ、同一平面112を構成している。従って、第1の正
圧発生部110及び第2の正圧発生部120は一体化さ
れた一つの正圧発生部として機能する。以下、一体化さ
れた正圧発生部を、第1の正圧発生部110と称するこ
ととする。スライダ1は、更に、媒体対向面側に、第2
の負圧発生部170と、第3の負圧発生部180と、第
4の正圧発生部150と、第5の正圧発生部160と、
第1の負圧発生部130とを有している。第1の正圧発
生部110は、空気の流れ方向aに一致する長さ方向X
の中心よりは、空気流入端LEの側に寄った領域に設け
られている。第2の負圧発生部170及び第3の負圧発
生部180は、空気の流れ方向aで見て第1の正圧発生
部110の後方であって、長さ方向Xと直交する幅方向
Yに互いに間隔を隔てて設けられている。
生部160とは、第2の負圧発生部170及び第3の負
圧発生部180の後方であって、幅方向Yに互いに間隔
を隔てた位置に設けられている。第1の負圧発生部13
0は、第1の正圧発生部110、第2の負圧発生部17
0、第3の負圧発生部180、第4の正圧発生部150
及び第5の正圧発生部160によって囲まれた領域内に
設けられている。
0は、スライダ1を幅方向Yに横切るように配向され、
かつ、幅方向Yに連続している。第1の正圧発生部11
0は、ステップ面111を有する。第4及び第5の正圧
発生部150、160は、ステップ面151、161を
有する。第1の正圧発生部110、第2の負圧発生部1
70、第3の負圧発生部180、第4の正圧発生部15
0、第5の正圧発生部160及び第1の負圧発生部13
0は、長さ方向Xに沿って引かれた幅中心軸線に関し
て、対称的に配置されている。
h4、h5(=h4)及び、ステップ面111、15
1、161に連なる表面112、152、162の大き
さ及び形状等は、25nm以下の浮上間隔において、必
要な浮上特性を得るために選択される。具体的には、ス
テップ面111、151、161の段差h4、h5は
0.3〜1.0μmの範囲に設定される。
部180及び第1の負圧発生部130は、空気の流れ方
向aでみて、前縁部分が、第1の正圧発生部110の立
ち下がりステップ面113によって閉じられている。
部170、第3の負圧発生部180、第4の正圧発生部
150、第5の正圧発生部160及び第1の負圧発生部
130を、ステップによって形成することの利点は、必
要な浮上特性を確保することのほか、これらの部分を、
ドライエッチング等の高精度パターン形成技術を適用す
ることによって、一体加工ができる点にある。
長さ方向Xの中心より空気流入端LE側において、幅方
向Yに配置されている。
生部180のそれぞれは、第1の正圧発生部110から
ステップ状の段差h5をもって立ち下がる凹部でなる。
実施例4では、第2及び第3の負圧発生部170、18
0は、第1の正圧発生部110と、第4の正圧発生部1
50及び第5の正圧発生部160との間において、空気
の流入側から中央部に向かって先細り状に形成されてお
り、さらに中央部から流出側に末拡がり状に形成されて
いる。
生部160のそれぞれは、第2及び第3の負圧発生部1
70、180を構成する凹部の表面172、182のそ
れぞれから、ステップ状の段差h5をもって立ち上がっ
ており、スライダ1の長さ方向Xの中心よりは空気流出
端TRの側寄りにおいて、幅方向Yに互いに間隔を隔て
て備えられている。
生部170及び第3の負圧発生部180を構成する凹部
の表面172、182より低くなるように設けられてい
る。
R側を除く周辺が、第1の正圧発生部110、第4の正
圧発生部150、第5の正圧発生部160及び第2及び
第3の負圧発生部170、180によって囲まれてい
る。第1の負圧発生部130と、第1の正圧発生部11
0、第4の正圧発生部150及び第5の正圧発生部16
0の間の段差は1〜5μm程度である。第1の負圧発生
部130は、ベース面となるものであって、第1の正圧
発生部110〜第5の正圧発生部160、第2及び第3
の負圧発生部170、180、更に以下に述べる媒体対
向面上の各種構造物は第1の負圧発生部130の面上に
形成される。また、第1の負圧発生部130と同一高さ
平面を構成する領域が、スライダ1の幅方向Yの両側に
も形成されており、第1の負圧発生部130と、第1の
正圧発生部110〜第5の正圧発生部160及び第2及
び第3の負圧発生部170、180との間に発生するス
テップは横方向加圧空気軸受として動作する。
40を含む。第3の正圧発生部140は、スライダ1の
空気流出端TR側において、スライダ1の幅方向Yのほ
ぼ中心に設けられ、第1の負圧発生部130から、ステ
ップ状に立ち上がる。立ち上がり前縁がステップ面14
1を構成する。表面142は、第1の正圧発生部11
0、第4の正圧発生部150及び第5の正圧発生部16
0と実質的に同一高さ平面に位置させてある。変換素子
2、3は空気流出端TRの中央に搭載される。
端と第1の正圧発生部110との間に、前部面100が
設けられている。前部面100は、第1の負圧発生部1
30から段差h6を有してステップ状に立ち上がり、第
2及び第3の負圧発生部170、180の表面172、
182と同一高さ平面を構成する。前部面100は、第
1の正圧発生部110から空気流入端LEの方向に向か
って先細り状であることが好ましい。
部150及び第5の正圧発生部160、並びに、第3の
正圧発生部140は、平面を画定する端縁が直線、曲線
もしくはこれらの組み合わせで構成できる。
るヘッドを用いた記録再生装置によって得られる効果を
説明する。ヘッド6、ヘッド支持機構5及びディスク状
媒体4の条件は次のとおりである。 「スライダ1」 長さL:1.25mm 幅W :1.0mm 厚み :0.3mm 重量 :1.6mg 「ヘッド支持機構5」 荷重 :0.5gf 荷重点P1:オフセット量△d=100μm 「ディスク状媒体4」 回転数:7200rpm 図34は実施例4のヘッドを用いた場合の規格化スライ
ダ長と規格化圧力との関係を三次元的に示したコンピュ
ータシュミレーションデータ、図35は規格化スライダ
長と規格化圧力との関係を示すデータである。横軸にと
られた規格化スライダ長は、空気流入端LEから長さ方
向にとった位置Xと、スライダ1の全長Lとの比(x/
L)で表されている。規格化スライダ幅は幅方向Yに取
った位置yとスライダ1の全長Lとの比(y/L)で表
されている。縦軸にとられた規格化圧力はスライダ1に
加わる圧力P及び大気圧Paについて、(P−Pa)/
Paとして求められたものである。曲線L12は規格化
幅(y/L)=0.5の位置(ほぼ幅方向中央)の圧力
分布特性を示し、曲線L11は規格化幅(y/L)=
0.08の位置の圧力分布特性を示している。
て、スライダ1は、媒体対向面側に、第1の正圧発生部
110と、第2の負圧発生部170と、第3の負圧発生
部180と、第4の正圧発生部150と、第5の正圧発
生部160と、第1の負圧発生部130とを有してい
る。第1の正圧発生部110は、空気の流れ方向aに一
致する長さ方向Xの中心よりは、空気流入端LEの側に
寄った領域に設けられている。第2及び第3の負圧発生
部170、180は、空気の流れ方向aで見て第1の正
圧発生部110の後方であって、長さ方向Xと直交する
幅方向Yに互いに間隔を隔てて設けられている。
生部160は、第2及び第3の負圧発生部170、18
0の後方であって、幅方向Yに互いに間隔を隔てた位置
に設けられている。
うに、ディスク状媒体4を回転させたとき、ヘッド6の
幅方向Yの略中央部で、空気の流れ方向aに沿って、第
1の正圧発生部110による揚力動圧が発生する(曲線
L12参照)。
出端TRの側において第4の正圧発生部150及び第5
の正圧発生部160とによる揚力動圧が発生し、この揚
力動圧発生位置よりも空気流入側において、第2及び第
3の負圧発生部170、180による負圧が発生(曲線
L11参照)する。
圧発生部150、第5の正圧発生部160、第2の負圧
発生部170及び第3の負圧発生部180によって囲ま
れた領域内において、第1の負圧発生部130による負
圧が発生している(曲線L12参照)。
規であり、これが、25nm以下の浮上間隔において
も、ヘッドとディスク状媒体との接触を防止し得る根拠
となる。
40を含む。第3の正圧発生部140の表面142は、
第1の正圧発生部110、第4の正圧発生部150及び
第5の正圧発生部160の各表面112、152、16
2と実質的に同一高さ平面に位置させてあるから、ヘッ
ド6の幅方向Yの略中央部で、第3の正圧発生部140
による正圧が発生する(曲線L12参照)。この第3の
正圧発生部140により空気流出端TRにおける空気膜
剛性が高まり、25nm以下の浮上間隔においても、ヘ
ッドとディスク状媒体との接触を、より確実に防止す
る。第3の正圧発生部140の空気流出端TRの中央に
は、変換素子2、3が搭載されているから、第3の正圧
発生部140による空気膜剛性の増大及びそれに伴う接
触防止作用は、変換素子2、3を、損傷及び破壊から確
実に保護するのに寄与する。
端LEと第1の正圧発生部110との間に、前部面10
0が設けられている。前部面100は、第1の負圧発生
部130から段差h6を有してステップ状に立ち上が
る。これにより、空気流入端LEの側における空気膜剛
性が大きくなる。特に、前部面100を、第1の正圧発
生部110から空気流入端LEの方向に向かって先細り
状とした場合は、前部面100による空気軸受作用によ
り、低ピッチ角を実現すると共に、ディスク状媒体の全
面にわたってピッチ角変動の少ない一定ピッチの浮上特
性を得ることができる。
発生部170、180の表面172、182は、第1の
正圧発生部110と、第4の正圧発生部150及び第5
の正圧発生部160との間において、空気の流入側から
中央部に向かって先細り状に形成されており、さらに中
央部から流出側に末拡がり状に形成されている。かかる
構造によれば、ロール安定性を向上させることができ
る。また、第1の正圧発生部110、第4の正圧発生部
150及び第5の正圧発生部160は、空気流入方向a
に向かって、2段階のステップ軸受を有する構造となっ
ているので、スライダ1の空気流入側の中央部に一つの
高空気膜剛性部を配置し、空気流出側に2つの高空気膜
剛性部を配置した構造が得られ、追従性が更に改善され
る。
示すデータである。スキュー角については、図9を参照
して説明した通りである。図36において、横軸にスキ
ュー角と対応関係にあるディスク状媒体4の回転半径を
とってある。曲線L21は、図32及び図33に示した
本発明に係る実施例4のヘッドを用いた場合の特性、曲
線L22は、スライダの長さLが1.25mm、幅Wが
1.0mm、厚みが0.3mmで、2つのレールを持つ
一般的な正圧/負圧併用型ヘッド(従来例)を用いた場
合の特性を示している。図36に示すように、従来例の
ヘッドを用いた場合、スキュー角(−4.3〜13.2
5度)の範囲でみた浮上隙間は、その最小値が約24n
mであり、24nm〜29nmの範囲で変動する。これ
に対して本発明に係るヘッドによれば、スキュー角(−
4.3〜13.25度)の広い範囲で、ほぼ22nm程
度の極微小浮上隙間が確保されている。しかも、浮上隙
間変動は、スキュー角(−4.3〜13.25度)の範
囲で、約1nm程度であり、しかも、外乱や振動に対す
る高い浮上安定性を有する。
示すデータである。曲線L31は本発明に係る実施例4
のヘッドを用いた場合の特性、曲線L32は、2レール
タイプの一般的な正圧/負圧併用型ヘッド(従来例)を
用いた場合の特性を示している。図37を参照すると、
従来例の場合、曲線L32から明らかなように、スキュ
ー角(−4.3〜13.25度)の範囲で、ピッチ角が
0.9×10-4(rad)〜1.7×10-4(rad)の範囲で変動す
る。
合、曲線L31から明らかなように、スキュー角(−
4.3〜13.25度)の広い範囲で1.5×10-4(ra
d)以下のピッチ角で、ほぼ安定している。しかも、図3
2、図33から明らかなように、本発明に係るヘッド
は、空気流入端LEにテーパを設けない。このため、ピ
ッチ角の増大が抑制される。
用いることにより、ディスク状媒体の全シーク領域にわ
たって、高く、かつ、安定した空気膜剛性を得ることが
でき、25nm以下の浮上隙間においてもスライダ1の
空気流出端TRとディスク状媒体4との接触を回避する
ことができる。
m)と浮上隙間との関係を示すデータである。図38に
おいて、横軸に媒体回転速度(rpm)をとり、縦軸に
浮上隙間(nm)をとってある。曲線L41は、図32
及び図33に示した本発明に係る実施例4のヘッドを用
いた場合の特性、曲線L42は2つのレールを持つ一般
的な正圧/負圧併用型ヘッド(従来例)を用いた場合の
特性を示している。スキュー角は約0度である。
いた場合、曲線L42に示す通り、媒体回転速度が増加
するにつれて、浮上隙間が増大し続ける。媒体回転速度
が10000(rpm)でも、浮上隙間が増大傾向にあ
る。
ドを用いた場合、媒体回転速度が大きくなると、浮上隙
間が安定化する方向に向かう。図38のデータでは、媒
体回転速度が約6000(rpm)を越えると、浮上隙
間が約24nmで安定する。従って、本発明に係るヘッ
ドは、早期に浮上隙間を安定させ、定常動作に入ること
ができるテイクオフ特性を示す。
施例(実施例5)を示す斜視図、図40は図39に示し
たヘッドを媒体対向面側からみた平面図である。この実
施例5に示されたヘッドでは、スライダ1の幅方向Yの
中間部において、分離された2つの第1、第2の正圧発
生部110、120を有する。他の構成は、図32及び
図33に示したヘッドと同様である。
規格化スライダ長(x/L)及び規格化幅(y/L)
と、規格化圧力との関係を三次元的に示したコンピュー
タシュミレーションデータ、図42は実施例5のヘッド
を用いた場合の規格化スライダ長(x/L)と、規格化
圧力との関係を示すデータである。ヘッド6、ヘッド支
持機構5及びディスク状媒体4の各種駆動条件は、前述
した通りである。横軸にとられた規格化スライダ長(x
/L)及び縦軸にとられた規格化圧力(P−Pa)/P
aについては、図34、35において説明した通りであ
る。曲線L51はスライダ1の幅方向Yの一端縁からの
規格化幅(y/L)=0.5の位置(ほぼ幅方向中央)
の圧力分布特性を示し、曲線L52は規格化幅(y/
L)=0.075の位置の圧力分布特性を示している。
図34及び図35に示した圧力分布特性と異なる点は、
第1、第2の正圧発生部110、120の間が、前部面
100によって構成されているため、空気流入側におい
て、スライダ1の中心部に、顕著な正圧が発生しない
(曲線L51参照)かわりに、スライダ1の幅方向Yの
両側で、第1、第2の正圧発生部110、120による
大きな正圧が発生する(曲線L52参照)ことである。
ィスク状媒体4を回転させたとき、ヘッド6の幅方向Y
の両側で、空気の流れ方向aに沿って、第1、第2の正
圧発生部110、120による揚力動圧が発生(曲線L
52参照)し、空気流出端TRの側において、第4の正
圧発生部150及び第5の正圧発生部160による揚力
動圧が発生し、揚力動圧よりも空気流入側において、第
2の負圧発生部170及び第3の負圧発生部180によ
る負圧が発生(曲線L52参照)する。また、第1、第
2の正圧発生部110、120、第4の正圧発生部15
0、第5の正圧発生部160、第2の負圧発生部170
及び第3の負圧発生部180によって囲まれた領域内に
おいて、第1の負圧発生部130による負圧が発生して
いる(曲線L51参照)。このような圧力分布特性を生
じる構造は新規であり、これが、25nm以下の浮上間
隔においても、ヘッドとディスク状媒体との接触を防止
し得る根拠となる。
発生部140を有するから、ヘッド6の幅方向Yの略中
央部で、第3の正圧発生部140による正圧が発生する
(曲線L51参照)。この第3の正圧発生部140によ
り空気流出端TRにおける空気膜剛性が高まり、25n
m以下の浮上間隔においても、ヘッドとディスク状媒体
との接触を、より確実に防止する。表面142の空気流
出端TRの中央には、変換素子2、3が搭載されている
から、第3の正圧発生部140による空気膜剛性の増大
及びそれに伴う接触防止作用は、変換素子2、3を、損
傷及び破壊から確実に保護する。
0があり、前部面100は、第1の負圧発生部130か
ら段差h6を有してステップ状に立ち上がるから、空気
流入端LEの側における空気膜剛性が大きくなる。前部
面100は、第1の正圧発生部110から空気流入端L
Eの方向に向かって先細り状としてあるから、記録再生
装置として用いた場合に、前部面100による空気軸受
作用により、低ピッチ角を実現すると共に、ディスク状
媒体の全面にわたってピッチ角変動の少ない一定ピッチ
の浮上特性を得ることができる。
180は、第1の正圧発生部110と、第4の正圧発生
部150及び第5の正圧発生部160との間において、
空気流入側から中央部に向かって先細り状に形成されて
おり、さらに中央部から流出側に末拡がり状に形成され
ているから、ロール安定性を向上させることができる。
また、第1の正圧発生部110、第4の正圧発生部15
0及び第5の正圧発生部160は、空気流入方向aに向
かって、2段階のステップ軸受を有する構造となってい
るので、スライダ1の4隅に高空気膜剛性部を配置した
構造が得られ、ディスクに対する追従性が更に改善され
る。
施例(実施例6)を示す斜視図 図44は図43に示し
たヘッドを媒体対向面側からみた平面図である。この実
施例6に係るヘッドでは、第4の正圧発生部150及び
第5の正圧発生部160を、スライダ1の空気流出端T
Rまで延長して設け、変換素子2、3を、第4の正圧発
生部150または第5の正圧発生部160の少なくとも
一方に搭載してある。
の構成及び記録再生装置への適用に関しては、図1、図
2に示したヘッドと同じ(図7〜図10参照)である。
図44に示した実施例6のヘッドを記録再生装置に用い
た場合の効果を説明する。ヘッド6、ヘッド支持機構5
及びディスク状媒体4の条件は次のとおりである。 「スライダ1」 長さL:1.25mm 幅W :1.0mm 厚み :0.3mm 重量 :1.6mg 「ヘッド支持機構5」 荷重 :0.5gf 荷重点P1:オフセット量△d=100μm 「ディスク状媒体4」 回転数:7200rpm 図45は、実施例6のヘッドを用いた場合の規格化スラ
イダ長(x/L)及び規格化幅(y/L)と、規格化圧
力との関係を三次元的に示したコンピュータシュミレー
ションデータ、図46は実施例6のヘッドを用いた場合
の規格化スライダ長(x/L)と、規格化圧力との関係
を示すデータである。横軸にとられた規格化スライダ長
(x/L)及び縦軸にとられた規格化圧力(P−Pa)
/Paについては、図34、図35において説明した通
りである。図46において、曲線L61はスライダ1の
幅方向Yの一端縁からの規格化幅(y/L)=0.5の
位置(ほぼ幅方向中央)の圧力分布特性を示し、曲線L
62は規格化幅(y/L)=0.08の位置の圧力分布
特性を示している。
図41及び図42に示した圧力分布特性と異なる点は、
空気流入側において、第4の正圧発生部150及び第5
の正圧発生部160を、スライダ1の空気流出端TRま
で延長して設けてあるため、第4の正圧発生部150及
び第5の正圧発生部160による正圧が、空気流出端T
Rまで継続する(曲線L62参照)こと、及び、空気流
出端TRの側に、第2の正圧発生部を構成する第3の正
圧発生部がないから、ヘッド6の幅方向Yの略中央部
で、第2の正圧発生部による正圧が発生しない(曲線L
61参照)ことである。
ィスク状媒体4を回転させたとき、ヘッド6の幅方向Y
の両側で、空気の流れ方向aに沿って、第1、第2の正
圧発生部110、120による揚力動圧が発生(曲線L
62参照)し、空気流出端TRの側において、第4の正
圧発生部150及び第5の正圧発生部160による揚力
動圧が発生し、この揚力動圧の発生位置よりも空気流入
側において、第2の負圧発生部170及び第3の負圧発
生部180による負圧が発生(曲線L62参照)する。
また、第1、第2の正圧発生部110、120、第4の
正圧発生部150、第5の正圧発生部160、第2の負
圧発生部170及び第3の負圧発生部180によって囲
まれた領域内において、第1の負圧発生部130による
負圧が発生している(曲線L61参照)。このような圧
力分布特性を生じる構造は新規であり、これが、25n
m以下の浮上間隔においても、ヘッドとディスク状媒体
との接触を防止し得る根拠となる。
向Yの略中央部で、正圧を発生させる部分はないが、ヘ
ッド6の幅方向Yの両側に、第4の正圧発生部150及
び第5の正圧発生部160を、スライダ1の空気流出端
TRまで延長して設けてあるため、第4の正圧発生部1
50及び第5の正圧発生部160により、空気流出端T
Rまで継続する大きな正圧が得られる(曲線L62参
照)。このため、空気膜剛性の増大及びそれに伴う接触
防止作用を確保し、第4の正圧発生部150及び第5の
正圧発生部160の少なくとも一方に設けられる変換素
子2、3を、損傷及び破壊から確実に保護することがで
きる。
ある。この前部面100の作用については、既に説明し
た通りであり、低ピッチ角を実現すると共に、ディスク
状媒体の全面にわたってピッチ角変動の少ない一定ピッ
チの浮上特性を得ることができる。
180は、第1の正圧発生部110と第4の正圧発生部
150との間、第2の正圧発生部120と第5の正圧発
生部160の間において、空気の流入側から中央部に向
かって先細り状に形成されている。この構造による作用
効果についても既に説明した通りである。
施例(実施例7)を示す斜視図、図48は図47に示し
たヘッドを媒体対向面側からみた平面図である。この実
施例7に係るヘッドでは、第1の正圧発生部110は、
スライダ1を幅方向Yに横切るように配向されている。
それ以外の構造は、図43及び図44に示した実施例と
ほぼ同じである。
規格化スライダ長(x/L)及び規格化幅(y/L)
と、規格化圧力との関係を三次元的に示したコンピュー
タシュミレーションデータ、図50は実施例6のヘッド
を用いた場合の規格化スライダ長(x/L)と、規格化
圧力との関係を示すデータである。ヘッド6、ヘッド支
持機構5及びディスク状媒体4の各種駆動条件は、実施
例6の場合と同じである。横軸にとられた規格化スライ
ダ長(x/L)及び縦軸にとられた規格化圧力(P−P
a)/Paについては、図34、図35において説明し
た通りである。曲線L71はスライダ1の幅方向Yの一
端縁からの規格化幅(y/L)=0.5の位置(ほぼ幅
方向中央)の圧力分布特性を示し、曲線L72は規格化
幅(y/L)=0.08の位置の圧力分布特性を示して
いる。
図45及び図46に示した圧力分布特性と異なる点は、
空気流入端LEの側において、第1の正圧発生部110
が、スライダ1を幅方向Yに横切るように配向されてい
るため、ディスク状媒体4を回転させたとき、ヘッド6
の幅方向Yの略中央部で、空気の流れ方向aに沿って、
第1の正圧発生部110による揚力動圧が発生する(曲
線L71参照)ことである。それ以外は、曲線L71及
び曲線L72を見ると明らかなように、図45及び図4
6に示した圧力分布特性と、類似の特性が得られ、同様
の作用効果を奏する。
用いた場合のスライダ位置と浮上隙間との関係を示すデ
ータである。スキュー角については、図9を参照して説
明した通りである。図51において、横軸にディスク半
径位置、及び、ディスク半径位置と対応関係にあるスキ
ュー角を併記してある。
る実施例5〜7の何れのヘッドを用いた場合でも、スキ
ュー角(−4.3〜13.25度)の広い範囲で、ほぼ
20nm程度の極微小浮上隙間が確保されている。しか
も、浮上隙間変動は、スキュー角(−4.3〜13.2
5度)の範囲で、約1nm程度であり、外乱や振動に対
する高い浮上安定性を有する。
用いた場合のスライダ位置とピッチ角との関係を示すデ
ータである。このデータに示すように、本発明に係る実
施例5〜7の何れにおいても、スキュー角(−4.3〜
13.25度)の広い範囲で1.5×10-4(rad)以下の
ピッチ角に納まっている。特に、実施例7は、スキュー
角(−4.3〜13.25度)の広い範囲で、約1×10
-4(rad)で安定したピッチ角を示している。
用いた場合において、ディスク状媒体の回転速度(rp
m)と浮上隙間との関係を示すデータである。図53に
おいて、媒体回転速度(rpm)をとり、縦軸に浮上隙
間(nm)をとってある。スキュー角は約0度である。
5〜7のヘッドを用いた場合、媒体回転速度が大きくな
ると、浮上隙間が安定化する方向に向かう。図53のデ
ータでは、媒体回転速度が約6000(rpm)を越え
ると、浮上隙間が約22nmで安定する。従って、本発
明に係るヘッドは、早期に浮上隙間を安定させ、定常動
作に入ることができるテイクオフ特性を示す。
のような効果を得ることができる。 (a)記録の高密度化及び記憶容量の増大化に極めて有
効なスライダ及びヘッドを提供することができる。特
に、表面精度の高いディスク状媒体との組み合わせにお
いて、記録の高密度化及び記憶容量の増大化に極めて有
効なスライダ及びヘッドを提供できる。 (b)新規な構造の空気ベアリング面を有するスライダ
及びヘッドを提供することができる。 (c)25nm以下の浮上量においても、浮上安定性を
維持し、ディスク状媒体との接触を防止し得るスライダ
及びヘッドを提供することができる。 (d)浮上量が25nm以下の浮上間隔においても、外
乱や振動に対する高い浮上安定性を有するスライダ及び
ヘッドを提供することができる。 (e)磁気記録再生装置に用いた場合、浮上時のピッチ
角を3×10-4(rad)以下に設定し得るスライダ及びヘッ
ドを提供することができる。 (f)量産性に優れた小型、薄型のスライダ及びヘッド
を提供することができる。 (g)ドライエッチング等の高精度パターン形成技術の
適用によって、一体加工の可能なスライダ及びヘッドを
提供することができる。
図である。
面図である。
大断面図である。
る。
るヘッド装置の側面図である。
る図である。
て示す図である。
再生装置の規格化スライダ長と規格化圧力との関係を示
すデータである。
再生装置の規格化スライダ長と規格化圧力との関係を示
す3次元データである。
再生装置のスライダ位置と浮上量との関係を示すデータ
である。
再生装置のスライダ位置とピッチ角との関係を示すデー
タである。
再生装置において、ヘッドのステップ状空気軸受の高さ
を変えたときのスライダ位置と浮上量との関係を示すデ
ータである。
再生装置において、ヘッドのステップ状空気軸受の高さ
を変えたときのスライダ位置とピッチ角との関係を示す
データである。
再生装置のディスク状媒体変動に対するヘッド追従特性
を示すデータである。
ある。
た平面図である。
気記録再生装置の規格化スライダ長と規格化圧力との関
係を示す3次元データである。
ある。
た平面図である。
る。
記録再生装置の規格化スライダ長と規格化圧力との関係
を示すデータである。
記録再生装置の規格化スライダ長と規格化圧力との関係
を示す3次元データである。
記録再生装置のスライダ位置と浮上量との関係を示すデ
ータである。
記録再生装置のスライダ位置とピッチ角βとの関係を示
すデータである。
記録再生装置において、ヘッドのステップ状空気軸受の
高さを変えたときのスライダ位置と浮上量との関係を示
すデータである。
記録再生装置において、ヘッドのステップ状空気軸受の
高さを変えたときのスライダ位置とピッチ角との関係を
示すデータである。
4)を示す斜視図である。
平面図である。
て、実施例4のヘッドを用いた場合の規格化スライダ長
及び規格化スライダ幅と、規格化圧力との関係を三次元
的に示したコンピュータシュミレーションデータであ
る。
て、実施例4のヘッドを用いた場合のその規格化スライ
ダ長と規格化圧力との関係を示すデータである。
ライダ位置と浮上隙間との関係を示すデータである。
ライダ位置とピッチ角との関係を示すデータである。
ィスク状媒体の回転速度(rpm)と浮上隙間との関係
を示すデータである。
5)を示す斜視図である。
た平面図である。
て、実施例5のヘッドを用いた場合のその規格化スライ
ダ長及び規格化スライダ幅と、規格化圧力との関係を三
次元的に示したコンピュータシュミレーションデータで
ある。
て、実施例5のヘッドを用いた場合のその規格化スライ
ダ長と規格化圧力との関係を示すデータである。
6)を示す斜視図である。
た平面図である。
て、実施例6のヘッドを用いた場合の規格化スライダ長
及び規格化スライダ幅と、規格化圧力との関係を三次元
的に示したコンピュータシュミレーションデータであ
る。
て、実施例6のヘッドを用いた場合のその規格化スライ
ダ長と規格化圧力との関係を示すデータである。
7)を示す斜視図である。
た平面図である。
て、実施例7のヘッドを用いた場合の規格化スライダ長
及び規格化スライダ幅と、規格化圧力との関係を三次元
的に示したコンピュータシュミレーションデータであ
る。
て、実施例7のヘッドを用いた場合のその規格化スライ
ダ長と規格化圧力との関係を示すデータである。
のスライダ位置と浮上隙間との関係を示すデータであ
る。
のスライダ位置とピッチ角との関係を示すデータであ
る。
のディスク状媒体の回転速度(rpm)と浮上隙間との
関係を示すデータである。
Claims (23)
- 【請求項1】 空気動圧を受ける媒体対向面を有するス
ライダであって、 前記媒体対向面に、前部面と、第1の正圧発生部と、第
2の正圧発生部と、第1の負圧発生部とを含んでおり、 前記前部面は、空気流入端側に設けられ、空気の流れ方
向に一致する長さの途中で終わっており、 前記第1の正圧発生部及び第2の正圧発生部のそれぞれ
は、表面がほぼ同一の高さ平面を構成し、前記長さ方向
と直交する幅方向の両側に互いに間隔を隔てて配置さ
れ、前記空気流入端側にステップ面を有し、前記ステッ
プ面は前記前部面から立ち上がり、 前記第1の負圧発生部は、前記空気の流れ方向で見て前
記前部面の後方に設けられ、前記前部面よりも低い底面
を有するスライダ。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたスライダであっ
て、 前記スライダは、更に、第3の正圧発生部を含んでお
り、 前記第3の正圧発生部は、前記空気流出端側に備えら
れ、前記空気流入端側にステップ面を有し、前記ステッ
プ面は前記第1の負圧発生部の前記底面から立ち上がる
スライダ。 - 【請求項3】 請求項2に記載されたスライダであっ
て、 前記第3の正圧発生部は、前記幅方向の中央部に配置さ
れているスライダ。 - 【請求項4】 請求項1に記載されたスライダであっ
て、 前記第1及び第2の正圧発生部は、前記空気流出端まで
延びているスライダ。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4の何れかに記
載されたスライダであって、 前記媒体対向面側に、更に、第4の正圧発生部と、第5
の正圧発生部とを有しており、 前記第4の正圧発生部は、前記第1の正圧発生部の後方
に間隔を隔てて備えられており、 前記第5の正圧発生部は、前記第2の正圧発生部の後方
に間隔を隔てて備えられているスライダ。 - 【請求項6】 請求項5に記載されたスライダであっ
て、 前記媒体対向面側に、更に、第2の負圧発生部及び第3
の負圧発生部を有しており、 前記第2の負圧発生部は、前記第1の正圧発生部と前記
第4の正圧発生部との間に設けられ、 前記第3の負圧発生部は、前記第2の正圧発生部と前記
第5の正圧発生部との間に設けられているスライダ。 - 【請求項7】 請求項6に記載されたスライダであっ
て、 前記第2及び第3の負圧発生部のそれぞれは、前記第1
及び前記第2の正圧発生部の表面から立ち下がる凹部で
なり、 前記第4及び第5の正圧発生部のそれぞれは、前記凹部
の表面から立ち上がっており、 前記第1の負圧発生部の前記底面は、前記凹部の表面よ
り低くなるように設けられているスライダ。 - 【請求項8】 請求項5に記載されたスライダであっ
て、 前記第4及び第5の正圧発生部の表面は、前記第1及び
第2の正圧発生部の表面と、実質的に同一の高さ平面を
構成するスライダ。 - 【請求項9】 請求項7に記載されたスライダであっ
て、 前記第1、第2、第4及び第5の正圧発生部の表面と、
前記凹部の表面との間に生じるステップ深さは0.3μ
m以上であるスライダ。 - 【請求項10】 請求項7乃至9の何れかに記載された
スライダであって、 前記凹部の表面は、空気流入側から中央部に向かって先
細り状に形成され、さらに中央部から流出側に末拡がり
状に形成されているスライダ。 - 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載され
たスライダであって、 前記第1の正圧発生部及び前記第2の正圧発生部は、前
記スライダの前記幅方向において互いに連続し、かつ、
同一平面を構成しているスライダ。 - 【請求項12】 請求項1乃至11の何れかに記載され
たスライダであって、 前記前部面は、前記第1の正圧発生部及び前記第2の正
圧発生部から空気流入端方向に向かって先細り状である
スライダ。 - 【請求項13】 請求項6に記載されたスライダであっ
て、 前記第4の正圧発生部及び前記第5の正圧発生部は、前
記スライダの空気流出端まで延長して設けられているス
ライダ。 - 【請求項14】 請求項1乃至13の何れかに記載され
たスライダであって、 前記媒体対向面の平面形状は、長さ方向に延びる幅中心
軸線に関して、ほぼ対称であるスライダ。 - 【請求項15】 請求項1乃至14の何れかに記載され
たスライダであって、 前記前部面、前記第1乃至第5の正圧発生部または前記
凹部は、表面を画定する端縁が直線、曲線もしくはこれ
らの組み合わせでなるスライダ。 - 【請求項16】 請求項1乃至15の何れかに記載され
たスライダであって、 前記前部面と、前記第1の正圧発生部及び第2の正圧発
生部の表面との間に生じる段差が、0.3〜1.0μm
の範囲であるスライダ。 - 【請求項17】 請求項1乃至16の何れかに記載され
たヘッドであって、 前記スライダは、長さが1.25mm以下、幅が1.0
0mm以下、重さが1.6mg以下であるヘッド。 - 【請求項18】 ディスク状媒体との間で記録及び再生
を行なうヘッドであって、スライダと、少なくとも1つ
の変換素子とを含んでおり、 前記スライダは、請求項1乃至17の何れかに記載され
たものでなり、 前記変換素子は、前記スライダの前記空気流出端側に備
えられているヘッド。 - 【請求項19】 請求項18に記載されたヘッドであっ
て、 前記変換素子は、電磁変換素子であるヘッド。 - 【請求項20】 ヘッド支持機構と、ヘッドとを含むヘ
ッド装置であって、 前記ヘッド支持機構は、一端が自由端となっており、 前記ヘッドは、請求項18に記載されたものであって、
前記ヘッド支持機構の前記自由端に、ピッチ動作及びロ
ール動作が許容され、前記ヘッド支持機構から荷重を受
けるように取り付けられているヘッド装置。 - 【請求項21】 請求項19または20の何れかに記載
されたヘッド装置であって、 前記ヘッドに対する荷重点が、前記ヘッドの重心より、
流入端方向にオフセットされているヘッド装置。 - 【請求項22】 ヘッド装置と、ディスク状媒体とを含
む記録再生装置であって、 前記媒体は、回転駆動され、 前記ヘッド装置は、請求項20または21の何れかに記
載されたものであって、前記媒体が回転したとき、前記
ヘッドが前記媒体の面上で浮上し、揺動手段によって、
前記媒体の半径方向と略一致する円弧に沿って揺動され
る記録再生装置。 - 【請求項23】 請求項22に記載された記録再生装置
であって、 前記ヘッドの浮上状態でのピッチ角は、3×10-4(rad)
以下である記録再生装置。
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