JPH1114990A - 液晶表示パネル及びその製造方法 - Google Patents
液晶表示パネル及びその製造方法Info
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- JPH1114990A JPH1114990A JP9161734A JP16173497A JPH1114990A JP H1114990 A JPH1114990 A JP H1114990A JP 9161734 A JP9161734 A JP 9161734A JP 16173497 A JP16173497 A JP 16173497A JP H1114990 A JPH1114990 A JP H1114990A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハイブリッド配向の液晶表示パネルにおい
て、液晶分子の配向方向がすべて同じ方向で、安定した
配向状態を有する液晶表示パネルを提供する。 【解決手段】 第1の透明基板1には、第1の電極2と
液晶分子を略平行配向する第1の配向膜3とを順次形成
する。第2の透明基板5には、第2の電極4と液晶分子
を略垂直配向する第2の配向膜6とを順次形成する。前
記第1の透明基板1と第2の透明基板5とをそれぞれの
配向膜どうしが向かい合うように対向させる。前記第1
の透明基板1と第2の透明基板5との間にはハイブリッ
ド配向させた液晶分子11を介在させる。液晶セル内で
はハイブリッド配向した全ての液晶分子11の傾き方向
を単一方向に揃える。
て、液晶分子の配向方向がすべて同じ方向で、安定した
配向状態を有する液晶表示パネルを提供する。 【解決手段】 第1の透明基板1には、第1の電極2と
液晶分子を略平行配向する第1の配向膜3とを順次形成
する。第2の透明基板5には、第2の電極4と液晶分子
を略垂直配向する第2の配向膜6とを順次形成する。前
記第1の透明基板1と第2の透明基板5とをそれぞれの
配向膜どうしが向かい合うように対向させる。前記第1
の透明基板1と第2の透明基板5との間にはハイブリッ
ド配向させた液晶分子11を介在させる。液晶セル内で
はハイブリッド配向した全ての液晶分子11の傾き方向
を単一方向に揃える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド配向し
た液晶セルを有する液晶表示パネル及びその製造方法に
関するものである。
た液晶セルを有する液晶表示パネル及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示パネルには、TNモード
やSTNモードの液晶セルが用いられており、このよう
な液晶セルの両面に一対の偏光板を配置した透過型の液
晶表示パネルや、反射板や反射電極を配置した反射型の
液晶表示パネルが用いられていた。
やSTNモードの液晶セルが用いられており、このよう
な液晶セルの両面に一対の偏光板を配置した透過型の液
晶表示パネルや、反射板や反射電極を配置した反射型の
液晶表示パネルが用いられていた。
【0003】前記従来の液晶表示パネルには、ツイスト
配向処理が施されており、この液晶表示パネルは電圧が
印加されていない状態ではツイスト配向のままである
が、電圧が印加されると液晶が立ち上がり配向となり、
2つの配向状態を有するものである。このような液晶表
示パネルは、前記偏光板の効果とあいまって入射光を透
過させて明表示としたり、入射光を遮断して暗表示とす
ることができるため、白黒表示を行うことができる。
配向処理が施されており、この液晶表示パネルは電圧が
印加されていない状態ではツイスト配向のままである
が、電圧が印加されると液晶が立ち上がり配向となり、
2つの配向状態を有するものである。このような液晶表
示パネルは、前記偏光板の効果とあいまって入射光を透
過させて明表示としたり、入射光を遮断して暗表示とす
ることができるため、白黒表示を行うことができる。
【0004】また、上述のようにTNモードやSTNモ
ードの液晶表示パネルでは、第1,第2の配向膜にそれ
ぞれ配向処理を施しているため、基板近傍の液晶分子の
アンカリングが強く安定した配向状態が得られ、モノド
メイン配向となり配向欠陥のない表示ができる。
ードの液晶表示パネルでは、第1,第2の配向膜にそれ
ぞれ配向処理を施しているため、基板近傍の液晶分子の
アンカリングが強く安定した配向状態が得られ、モノド
メイン配向となり配向欠陥のない表示ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
TNモードやSTNモードの液晶表示パネルにおいて
は、視野角が狭く、応答が遅いといった問題があった。
TNモードやSTNモードの液晶表示パネルにおいて
は、視野角が狭く、応答が遅いといった問題があった。
【0006】近年では、このような視野角や応答速度を
改善する液晶表示パネルとして、電圧が無印加の状態で
も液晶が立ち上がり配向となるモードを利用した、いわ
ゆるハイブリッド配向の液晶セルからなる液晶表示パネ
ルの研究開発が進められており、このようなハイブリッ
ド配向の液晶表示パネルにおいても、上記TNモードや
STNモードのように、透過型の液晶表示パネル(T.Sa
itoh, Y.Kobayashi,Y.Iimura, S.Kobayashi:1996SID,
PP171SID96DIGEST参照)や反射型の液晶表示パネル(T.
Uchida, T.Ishinabe, M.Suzuki:1996SID,PP618SID96D
IGEST参照)が提案されている。
改善する液晶表示パネルとして、電圧が無印加の状態で
も液晶が立ち上がり配向となるモードを利用した、いわ
ゆるハイブリッド配向の液晶セルからなる液晶表示パネ
ルの研究開発が進められており、このようなハイブリッ
ド配向の液晶表示パネルにおいても、上記TNモードや
STNモードのように、透過型の液晶表示パネル(T.Sa
itoh, Y.Kobayashi,Y.Iimura, S.Kobayashi:1996SID,
PP171SID96DIGEST参照)や反射型の液晶表示パネル(T.
Uchida, T.Ishinabe, M.Suzuki:1996SID,PP618SID96D
IGEST参照)が提案されている。
【0007】図5,図6は、従来のハイブリット配向の
液晶表示パネルを示す。図5は、従来のハイブリット配
向の液晶表示パネルの断面図を示したものである。
液晶表示パネルを示す。図5は、従来のハイブリット配
向の液晶表示パネルの断面図を示したものである。
【0008】第1の電極2が形成された第1の透明基板
1に、略平行配向の第1の配向膜3を塗布する。また、
第2の電極4の形成された第2の透明基板5には、略垂
直配向の第2の配向膜6を塗布する。その後、第1の配
向膜3には、略平行配向となるように、例えば、ラビン
グ処理やグレーティング法やSiO斜方蒸着法などの配
向処理を施す。
1に、略平行配向の第1の配向膜3を塗布する。また、
第2の電極4の形成された第2の透明基板5には、略垂
直配向の第2の配向膜6を塗布する。その後、第1の配
向膜3には、略平行配向となるように、例えば、ラビン
グ処理やグレーティング法やSiO斜方蒸着法などの配
向処理を施す。
【0009】このように構成された第1,第2の透明基
板1,5をそれぞれ第1,第2の配向膜3,6が向かい
合せになるように対向させ、スペーサ7を介してシール
剤8にて接着し、液晶9を注入して、液晶セル10を形
成する。
板1,5をそれぞれ第1,第2の配向膜3,6が向かい
合せになるように対向させ、スペーサ7を介してシール
剤8にて接着し、液晶9を注入して、液晶セル10を形
成する。
【0010】このように構成された液晶セル10の液晶
の配向状態の概略図を図6に示す。液晶9が満たされた
液晶層において液晶分子11は、第1の配向膜3の側で
はほぼ第1の透明基板1と平行となっており、第2の配
向膜6の側へ向かって徐々に傾きを大きくしてゆき、第
2の配向膜6の側の液晶分子11は第2の透明基板5と
ほぼ垂直となるようなハイブリッド配向となっている。
の配向状態の概略図を図6に示す。液晶9が満たされた
液晶層において液晶分子11は、第1の配向膜3の側で
はほぼ第1の透明基板1と平行となっており、第2の配
向膜6の側へ向かって徐々に傾きを大きくしてゆき、第
2の配向膜6の側の液晶分子11は第2の透明基板5と
ほぼ垂直となるようなハイブリッド配向となっている。
【0011】しかしながら、この液晶層においては、液
晶分子11は、a1〜anのように矢印Aで示される傾き
方向をもつ液晶分子11と、b1〜bnのように矢印Bで
示される傾き方向をもつ液晶分子11とが混在してい
る。そのため第2の配向膜6の側の液晶分子11のアン
カリングが弱くなり、安定した均一な配向状態が得られ
ないという問題があった。
晶分子11は、a1〜anのように矢印Aで示される傾き
方向をもつ液晶分子11と、b1〜bnのように矢印Bで
示される傾き方向をもつ液晶分子11とが混在してい
る。そのため第2の配向膜6の側の液晶分子11のアン
カリングが弱くなり、安定した均一な配向状態が得られ
ないという問題があった。
【0012】したがって、上記液晶セル10を有する液
晶表示パネルは、2つの配向が混在するためディスクリ
ネーションが発生し、表示品質が低下するという問題が
あった。
晶表示パネルは、2つの配向が混在するためディスクリ
ネーションが発生し、表示品質が低下するという問題が
あった。
【0013】本発明は前記問題点を解決し、ハイブリッ
ト配向の液晶表示パネルにおいて、ディスクリネーショ
ンの発生を抑え、配向欠陥のない表示ができる液晶表示
パネルおよびその製造方法を提供するものである。
ト配向の液晶表示パネルにおいて、ディスクリネーショ
ンの発生を抑え、配向欠陥のない表示ができる液晶表示
パネルおよびその製造方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハイブリット
配向の液晶表示パネルの液晶セル内において、液晶分子
の傾き方向をすべて同じ方向にすることを特徴とする。
配向の液晶表示パネルの液晶セル内において、液晶分子
の傾き方向をすべて同じ方向にすることを特徴とする。
【0015】この本発明によると、液晶分子の配向状態
が安定し、配向欠陥のない表示ができる。
が安定し、配向欠陥のない表示ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の液晶表示パネルは、第1
の電極と液晶分子を略平行配向する第1の配向膜とが順
次形成された第1の透明基板と、第2の電極と液晶分子
を略垂直配向する第2の配向膜とが順次形成された第2
の透明基板とをそれぞれの配向膜どうしが向かい合うよ
うに対向させ、前記第1の透明基板と第2の透明基板と
の間にはハイブリッド配向させた液晶分子を介在させて
液晶セルを形成した液晶表示パネルにおいて、液晶セル
内ではハイブリッド配向した液晶分子の傾き方向を単一
方向に揃えたことを特徴とする。
の電極と液晶分子を略平行配向する第1の配向膜とが順
次形成された第1の透明基板と、第2の電極と液晶分子
を略垂直配向する第2の配向膜とが順次形成された第2
の透明基板とをそれぞれの配向膜どうしが向かい合うよ
うに対向させ、前記第1の透明基板と第2の透明基板と
の間にはハイブリッド配向させた液晶分子を介在させて
液晶セルを形成した液晶表示パネルにおいて、液晶セル
内ではハイブリッド配向した液晶分子の傾き方向を単一
方向に揃えたことを特徴とする。
【0017】この構成によると、液晶セル内において液
晶分子の立ち上り方向が2つ存在することがなくなり、
ディスクリネーションの発生が解消されるため、安定し
た配向状態の液晶セルを形成することができ、表示品質
のよい液晶表示パネルを形成することができる。
晶分子の立ち上り方向が2つ存在することがなくなり、
ディスクリネーションの発生が解消されるため、安定し
た配向状態の液晶セルを形成することができ、表示品質
のよい液晶表示パネルを形成することができる。
【0018】なお、上記構成においては、第1の配向膜
側の液晶分子のプレチルト角が2°〜8°であることが
好ましく、このような構成にすることで、配向状態をさ
らに安定させることができる。
側の液晶分子のプレチルト角が2°〜8°であることが
好ましく、このような構成にすることで、配向状態をさ
らに安定させることができる。
【0019】具体的には、本発明の液晶表示パネルは、
透過型の液晶表示パネルでも反射型の液晶表示パネルで
も良く、透過型の液晶表示パネルを用いる際には、第
1,第2の電極を共に透明電極とし、液晶セル外側の両
面にはそれぞれ偏光板を配置する。この時、液晶セルと
偏光板との間には少なくとも1枚の位相差板が配置され
ることが白黒表示に光学的補正をする点から好ましい。
透過型の液晶表示パネルでも反射型の液晶表示パネルで
も良く、透過型の液晶表示パネルを用いる際には、第
1,第2の電極を共に透明電極とし、液晶セル外側の両
面にはそれぞれ偏光板を配置する。この時、液晶セルと
偏光板との間には少なくとも1枚の位相差板が配置され
ることが白黒表示に光学的補正をする点から好ましい。
【0020】また、反射型の液晶表示パネルを用いる際
には、第1,第2の電極をともに透明電極とし、液晶セ
ルの第1の透明基板の外側には偏光板を配置し、第2の
透明基板の外側には反射板を配置して、前記液晶セルと
偏光板との間には少なくとも1枚の位相差板を配置す
る。なお、前記反射板を用いる代わりに、第2の電極を
反射電極としてもよい。
には、第1,第2の電極をともに透明電極とし、液晶セ
ルの第1の透明基板の外側には偏光板を配置し、第2の
透明基板の外側には反射板を配置して、前記液晶セルと
偏光板との間には少なくとも1枚の位相差板を配置す
る。なお、前記反射板を用いる代わりに、第2の電極を
反射電極としてもよい。
【0021】本発明の液晶表示パネルの製造方法は、第
1の電極と液晶分子を略平行配向する第1の配向膜とが
順次形成された第1の透明基板と、第2の電極と液晶分
子を略垂直配向する第2の配向膜とが順次形成された第
2の透明基板とをそれぞれの配向膜どうしが向かい合う
ように対向させ、前記第1の透明基板と第2の透明基板
との間にはハイブリッド配向させた液晶分子を介在させ
て液晶セルを形成した液晶表示パネルを製造するに際
し、液晶セル内ではハイブリッド配向した液晶分子の傾
き方向を単一方向に揃うように配向処理を施すことを特
徴とする。
1の電極と液晶分子を略平行配向する第1の配向膜とが
順次形成された第1の透明基板と、第2の電極と液晶分
子を略垂直配向する第2の配向膜とが順次形成された第
2の透明基板とをそれぞれの配向膜どうしが向かい合う
ように対向させ、前記第1の透明基板と第2の透明基板
との間にはハイブリッド配向させた液晶分子を介在させ
て液晶セルを形成した液晶表示パネルを製造するに際
し、液晶セル内ではハイブリッド配向した液晶分子の傾
き方向を単一方向に揃うように配向処理を施すことを特
徴とする。
【0022】このような配向処理を施すことで、液晶セ
ル内における、ディスクリネーションの発生を抑えるこ
とができる。また、液晶を注入する際には、第1の配向
膜側の液晶分子の長軸の基板面への射影方向と逆方向に
液晶を注入することで、第2の配向膜側の液晶分子の傾
き方向を第1の配向膜側の液晶分子の傾き方向に揃うよ
うにすることができる。
ル内における、ディスクリネーションの発生を抑えるこ
とができる。また、液晶を注入する際には、第1の配向
膜側の液晶分子の長軸の基板面への射影方向と逆方向に
液晶を注入することで、第2の配向膜側の液晶分子の傾
き方向を第1の配向膜側の液晶分子の傾き方向に揃うよ
うにすることができる。
【0023】図7は液晶を注入する際の第1の透明基板
1側の状態を示したものである。液晶分子11の長軸を
基板面への投影方向とは、矢印F方向を指し、矢印F方
向と逆向きの矢印G方向に液晶が注入される。
1側の状態を示したものである。液晶分子11の長軸を
基板面への投影方向とは、矢印F方向を指し、矢印F方
向と逆向きの矢印G方向に液晶が注入される。
【0024】本発明における配向処理としては、ラビン
グ処理やグレーティング法やSiO斜方蒸着法などのよ
うに一般的な配向処理をおこなうことができるが、その
際には、液晶の注入方向の逆方向と、第1の配向膜側の
液晶分子の長軸の基板面への射影方向とが一致するよう
に配向処理を行う。特にラビング処理を行った際には、
液晶を注入する際に第1の配向膜のラビング方向と逆方
向に液晶を注入する。この方法により、第2の配向膜側
の液晶分子の傾き方向を第1の配向膜側の液晶分子の傾
き方向に揃うようにすることができる。
グ処理やグレーティング法やSiO斜方蒸着法などのよ
うに一般的な配向処理をおこなうことができるが、その
際には、液晶の注入方向の逆方向と、第1の配向膜側の
液晶分子の長軸の基板面への射影方向とが一致するよう
に配向処理を行う。特にラビング処理を行った際には、
液晶を注入する際に第1の配向膜のラビング方向と逆方
向に液晶を注入する。この方法により、第2の配向膜側
の液晶分子の傾き方向を第1の配向膜側の液晶分子の傾
き方向に揃うようにすることができる。
【0025】また、第1の配向膜と第2の配向膜とに配
向処理を施すに際し、それぞれのラビング方向を反平行
方向にすることで、第1,第2の配向膜側の液晶分子の
傾きを、液晶セル内で単一方向に揃うようにすることが
できる。
向処理を施すに際し、それぞれのラビング方向を反平行
方向にすることで、第1,第2の配向膜側の液晶分子の
傾きを、液晶セル内で単一方向に揃うようにすることが
できる。
【0026】なお、ラビング方向を反平行方向にすると
は、ラビング処理を施した第1,第2の透明基板を貼り
合わせた際に、それぞれのラビング方向が逆向きになる
ようにすることである。
は、ラビング処理を施した第1,第2の透明基板を貼り
合わせた際に、それぞれのラビング方向が逆向きになる
ようにすることである。
【0027】さらに、第1の透明基板側の液晶分子のプ
レチルト角が2°〜8°であることで、より単一方向に
揃うハイブリッド配向が得られる。以下、本発明の各実
施の形態を図1〜図4を用いて説明する。
レチルト角が2°〜8°であることで、より単一方向に
揃うハイブリッド配向が得られる。以下、本発明の各実
施の形態を図1〜図4を用いて説明する。
【0028】(実施の形態1)図1,図2は、本発明の
実施の形態1を示す。本発明の液晶表示パネルの構成
は、上記の図5に示した従来のハイブリッド配向の液晶
表示パネルとほぼ同様の構成であるが、第1の配向膜
3、および第2の配向膜6に、液晶分子の傾き方向が液
晶セル10内において全て同一方向となるように配向処
理を施した点で異なる。
実施の形態1を示す。本発明の液晶表示パネルの構成
は、上記の図5に示した従来のハイブリッド配向の液晶
表示パネルとほぼ同様の構成であるが、第1の配向膜
3、および第2の配向膜6に、液晶分子の傾き方向が液
晶セル10内において全て同一方向となるように配向処
理を施した点で異なる。
【0029】詳しくは、第1の透明基板1には略平行配
向の第1の配向膜3を塗布し、電極4の形成された第2
の透明基板5には、略垂直配向の第2の配向膜6を塗布
してラビング処理による配向処理を施し、それぞれのラ
ビング方向が反平行方向となるように対向させて張り合
わせた点で異なり、その他の構成においては、上記図4
とほぼ同じ構成である。
向の第1の配向膜3を塗布し、電極4の形成された第2
の透明基板5には、略垂直配向の第2の配向膜6を塗布
してラビング処理による配向処理を施し、それぞれのラ
ビング方向が反平行方向となるように対向させて張り合
わせた点で異なり、その他の構成においては、上記図4
とほぼ同じ構成である。
【0030】図1は、このように構成された液晶セル1
0における液晶分子11の配向状態を示したものであ
る。液晶セル10内においては、液晶分子11は全て矢
印Cで示されるように同一の傾き方向となるような配向
状態となっており、異なった傾き方向を有する液晶分子
11が存在しないため、安定した配向状態が得られる。
0における液晶分子11の配向状態を示したものであ
る。液晶セル10内においては、液晶分子11は全て矢
印Cで示されるように同一の傾き方向となるような配向
状態となっており、異なった傾き方向を有する液晶分子
11が存在しないため、安定した配向状態が得られる。
【0031】また、図2に示すように、本発明において
は、液晶セル10の第1の透明基板1の側には位相差板
12及び偏光板13を順次積層し、第2の透明基板5の
側には偏光板14を配置して液晶表示パネル22を作製
した。
は、液晶セル10の第1の透明基板1の側には位相差板
12及び偏光板13を順次積層し、第2の透明基板5の
側には偏光板14を配置して液晶表示パネル22を作製
した。
【0032】なお、図中のプレチルト角θ1,θ2およ
びξ1〜ξ3は以下により定義されるものである。 θ1:矢印21で示される第1の配向膜3側の液晶分子
11の配向方向と、第1の配向膜側の液晶分子の長軸の
基板面への射影方向の線(以下「基準線」と称す。)1
7とのなす角 θ2:矢印19で示される第2の配向膜6側の液晶分子
11の配向方向と基準線18とのなす角 ξ1:偏光板13の透過軸15と基準線17とのなす角 ξ2:位相差板12の遅相軸16と基準線17とのなす
角 ξ3:偏光板14の透過軸15と基準線17とのなす角 このような透過型の液晶表示パネルにおいて、プレチル
ト角θ1の好ましい値を確認するために以下の実施例1
〜実施例5では、プレチルト角θ1を変化させて液晶表
示パネル22に与える影響の有無を調べた。 (実施例1)第1の透明基板1と第2の透明基板5との
間には、粒径4.0μmのスペーサ7(日本触媒(株)
社製、エポスター)を散布し、周辺部にシール剤8(三
井東圧化学(株)社製、ストラクトボンド)を印刷して
両透明基板1,5のラビング方向が反平行方向となるよ
うに対向させて張り合わせた。シール剤8を硬化した空
のセルに、ネマティック液晶9(ロディック(株)社
製、RDP−60257)を真空注入して液晶の屈折率
異方性Δnが0.136、液晶の誘電率異方性Δεが9
のハイブリッド配向からなる液晶セル10を作製した。
びξ1〜ξ3は以下により定義されるものである。 θ1:矢印21で示される第1の配向膜3側の液晶分子
11の配向方向と、第1の配向膜側の液晶分子の長軸の
基板面への射影方向の線(以下「基準線」と称す。)1
7とのなす角 θ2:矢印19で示される第2の配向膜6側の液晶分子
11の配向方向と基準線18とのなす角 ξ1:偏光板13の透過軸15と基準線17とのなす角 ξ2:位相差板12の遅相軸16と基準線17とのなす
角 ξ3:偏光板14の透過軸15と基準線17とのなす角 このような透過型の液晶表示パネルにおいて、プレチル
ト角θ1の好ましい値を確認するために以下の実施例1
〜実施例5では、プレチルト角θ1を変化させて液晶表
示パネル22に与える影響の有無を調べた。 (実施例1)第1の透明基板1と第2の透明基板5との
間には、粒径4.0μmのスペーサ7(日本触媒(株)
社製、エポスター)を散布し、周辺部にシール剤8(三
井東圧化学(株)社製、ストラクトボンド)を印刷して
両透明基板1,5のラビング方向が反平行方向となるよ
うに対向させて張り合わせた。シール剤8を硬化した空
のセルに、ネマティック液晶9(ロディック(株)社
製、RDP−60257)を真空注入して液晶の屈折率
異方性Δnが0.136、液晶の誘電率異方性Δεが9
のハイブリッド配向からなる液晶セル10を作製した。
【0033】この液晶セル10の第1の透明基板1の側
には、位相差板12と偏光板13とを順次配置し、第2
の透明基板5の側には偏光板14を配置して透過型の液
晶表示パネル22を作製した。
には、位相差板12と偏光板13とを順次配置し、第2
の透明基板5の側には偏光板14を配置して透過型の液
晶表示パネル22を作製した。
【0034】なお、第1の配向膜3としてはポリイミド
平行配向膜(日本合成ゴム(株)社製、AL−105
1)を用い、プレチルト角θ1を1°とし、第2の配向
膜6としては、ポリイミド垂直配向膜(日産化学工業
(株)社製、RN−783)を用い、プレチルト角θ2
を89°〜90°とした。
平行配向膜(日本合成ゴム(株)社製、AL−105
1)を用い、プレチルト角θ1を1°とし、第2の配向
膜6としては、ポリイミド垂直配向膜(日産化学工業
(株)社製、RN−783)を用い、プレチルト角θ2
を89°〜90°とした。
【0035】また、液晶表示パネル22におけるξ1〜
ξ3の値はそれぞれξ1=45°、ξ2=90°、ξ3
=135°とした。 (実施例2)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日本合成ゴム(株)社製、 AL−5417を用い
て、プレチルト角θ1を3°とした。
ξ3の値はそれぞれξ1=45°、ξ2=90°、ξ3
=135°とした。 (実施例2)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日本合成ゴム(株)社製、 AL−5417を用い
て、プレチルト角θ1を3°とした。
【0036】そしてそれ以外は実施例1と同様にして液
晶表示パネル22を作製した。 (実施例3)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日産化学工業(株)社製、SE−7992)を用い
て、プレチルト角θ1を5°とした。
晶表示パネル22を作製した。 (実施例3)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日産化学工業(株)社製、SE−7992)を用い
て、プレチルト角θ1を5°とした。
【0037】そしてそれ以外は実施例1と同様にして液
晶表示パネル22を作製した。 (実施例4)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日産化学工業(株)社製、 SE−7492)を用
いて、プレチルト角θ1を7°とした。
晶表示パネル22を作製した。 (実施例4)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日産化学工業(株)社製、 SE−7492)を用
いて、プレチルト角θ1を7°とした。
【0038】そしてそれ以外は実施例1と同様にして液
晶表示パネル22を作製した。 (実施例5)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日本合成ゴム(株)社製、JALS−246)を用
いて、プレチルト角θ1を9°とした。
晶表示パネル22を作製した。 (実施例5)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日本合成ゴム(株)社製、JALS−246)を用
いて、プレチルト角θ1を9°とした。
【0039】そしてそれ以外は実施例1と同様にして液
晶表示パネル22を作製した。実施例2〜実施例4の液
晶表示パネル22における液晶分子11の配向状態は、
図1に示すように全ての液晶分子11の傾き方向が同じ
となり、安定した配向状態が得られた。実施例1の液晶
表示パネル22における液晶分子11は、図5に示すよ
うな2つの配向が混在したものとなり、配向欠陥のある
表示となった。また、実施例5の液晶表示パネル22に
おける液晶分子11は、すべて垂直配向に近い状態とな
ったため、白の暗い表示となった。
晶表示パネル22を作製した。実施例2〜実施例4の液
晶表示パネル22における液晶分子11の配向状態は、
図1に示すように全ての液晶分子11の傾き方向が同じ
となり、安定した配向状態が得られた。実施例1の液晶
表示パネル22における液晶分子11は、図5に示すよ
うな2つの配向が混在したものとなり、配向欠陥のある
表示となった。また、実施例5の液晶表示パネル22に
おける液晶分子11は、すべて垂直配向に近い状態とな
ったため、白の暗い表示となった。
【0040】均一なハイブリッド状態となった実施例2
〜実施例3の液晶表示パネル22をライトボックス上に
置き、30Hzの方形波電圧を印加した。印加電圧が0
〜1Vでは液晶表示パネル22は白表示となり、印加電
圧が3〜5Vではほぼ黒表示となった。
〜実施例3の液晶表示パネル22をライトボックス上に
置き、30Hzの方形波電圧を印加した。印加電圧が0
〜1Vでは液晶表示パネル22は白表示となり、印加電
圧が3〜5Vではほぼ黒表示となった。
【0041】従って、本発明においてはプレチルト角θ
1を2°〜8°の範囲とすることで、より良好な白黒表
示が得られることがわかる。また、上記(実施の形態
1)では、液晶セル10と偏光板13との間に1枚の位
相差板12を配置したが、この位相差板12は液晶セル
10の表面に直接配置したり、複数枚を配置しても良
い。
1を2°〜8°の範囲とすることで、より良好な白黒表
示が得られることがわかる。また、上記(実施の形態
1)では、液晶セル10と偏光板13との間に1枚の位
相差板12を配置したが、この位相差板12は液晶セル
10の表面に直接配置したり、複数枚を配置しても良
い。
【0042】なお、上記(実施の形態1)において、さ
らにより白黒の着色を抑制した表示とするためには、液
晶セル10の隣接位相差板の遅相軸16を、液晶セル1
0の略平行配向の配向膜3における液晶分子配向方向に
対して90°±10°ずらし、さらに偏光板13の通過
軸15を、前記偏光板13の隣接位相差板の遅相軸16
に対して45°±10°斜めにずらすことが望ましい。
らにより白黒の着色を抑制した表示とするためには、液
晶セル10の隣接位相差板の遅相軸16を、液晶セル1
0の略平行配向の配向膜3における液晶分子配向方向に
対して90°±10°ずらし、さらに偏光板13の通過
軸15を、前記偏光板13の隣接位相差板の遅相軸16
に対して45°±10°斜めにずらすことが望ましい。
【0043】なお、上記(実施の形態1)では、誘電異
方性が正の液晶を用いたが、誘電異方性が負の液晶を用
いても良い。また、第1の配向膜の配向処理はラビング
処理によって行ったが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、液晶セル10内において全ての液晶分子の立
ち上り方向が同一方向となるものであれば、一般に用い
られているグレーティング法やSiO斜方蒸着法などの
配向処理法であってもよい。
方性が正の液晶を用いたが、誘電異方性が負の液晶を用
いても良い。また、第1の配向膜の配向処理はラビング
処理によって行ったが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、液晶セル10内において全ての液晶分子の立
ち上り方向が同一方向となるものであれば、一般に用い
られているグレーティング法やSiO斜方蒸着法などの
配向処理法であってもよい。
【0044】以下、各実施の形態において上記実施の形
態1と同様の構成をなすものについては、同じ番号を用
いる。 (実施の形態2)図3に示すように、実施の形態2にお
ける液晶表示パネル23は、上記実施の形態1における
透過型の液晶表示パネル22とほぼ同様の構成である
が、第2の透明基板5の外側には偏光板14の代わりに
反射板24を設けて反射型の液晶表示パネル23とした
点で異なる。
態1と同様の構成をなすものについては、同じ番号を用
いる。 (実施の形態2)図3に示すように、実施の形態2にお
ける液晶表示パネル23は、上記実施の形態1における
透過型の液晶表示パネル22とほぼ同様の構成である
が、第2の透明基板5の外側には偏光板14の代わりに
反射板24を設けて反射型の液晶表示パネル23とした
点で異なる。
【0045】このような反射型の液晶表示パネル23に
おいても、プレチルト角θ1の好ましい値を確認するた
めに以下の実施例6〜10では、プレチルト角θ1を変
化させて液晶表示パネル23に与える影響の有無を調べ
た。 (実施例6)実施例1と同様にして液晶セル10を作製
し、この液晶セル10の第1の透明基板1の側には、位
相差板12と偏光板13とを順次配置し、第2の透明基
板5の側には反射板24を配置して反射型の液晶表示パ
ネル23を作製した。
おいても、プレチルト角θ1の好ましい値を確認するた
めに以下の実施例6〜10では、プレチルト角θ1を変
化させて液晶表示パネル23に与える影響の有無を調べ
た。 (実施例6)実施例1と同様にして液晶セル10を作製
し、この液晶セル10の第1の透明基板1の側には、位
相差板12と偏光板13とを順次配置し、第2の透明基
板5の側には反射板24を配置して反射型の液晶表示パ
ネル23を作製した。
【0046】第1の配向膜3としてはポリイミド平行配
向膜(日本合成ゴム(株)社製、AL−1051)を用
い、プレチルト角θ1を1°とし、第2の配向膜6とし
ては、ポリイミド垂直配向膜(日本合成ゴム(株)社
製、JALS−204)を用い、プレチルト角θ2を8
9°〜90°とした。
向膜(日本合成ゴム(株)社製、AL−1051)を用
い、プレチルト角θ1を1°とし、第2の配向膜6とし
ては、ポリイミド垂直配向膜(日本合成ゴム(株)社
製、JALS−204)を用い、プレチルト角θ2を8
9°〜90°とした。
【0047】また、液晶表示パネル23におけるξ1〜
ξ3の値はそれぞれξ1=45°、ξ2=90°とし
た。 (実施例7)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日本合成ゴム(株)社製、 AL−5417を用い
て、プレチルト角θ1を3°とした。
ξ3の値はそれぞれξ1=45°、ξ2=90°とし
た。 (実施例7)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日本合成ゴム(株)社製、 AL−5417を用い
て、プレチルト角θ1を3°とした。
【0048】そしてそれ以外は実施例1と同様にして液
晶表示パネル23を作製した。 (実施例8)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日産化学工業(株)社製、SE−7992)を用い
て、プレチルト角θ1を5°とした。
晶表示パネル23を作製した。 (実施例8)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日産化学工業(株)社製、SE−7992)を用い
て、プレチルト角θ1を5°とした。
【0049】そしてそれ以外は実施例1と同様にして液
晶表示パネル23を作製した。 (実施例9)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日産化学工業(株)社製、 SE−7492)を用
いて、プレチルト角θ1を7°とした。
晶表示パネル23を作製した。 (実施例9)第1の配向膜3としてポリイミド平行配向
膜(日産化学工業(株)社製、 SE−7492)を用
いて、プレチルト角θ1を7°とした。
【0050】そしてそれ以外は実施例1と同様にして液
晶表示パネル23を作製した。 (実施例10)第1の配向膜3としてポリイミド平行配
向膜(日産化学工業(株)社製、JALS−246)を
用いて、プレチルト角θ1を9°とした。
晶表示パネル23を作製した。 (実施例10)第1の配向膜3としてポリイミド平行配
向膜(日産化学工業(株)社製、JALS−246)を
用いて、プレチルト角θ1を9°とした。
【0051】そしてそれ以外は実施例1と同様にして液
晶表示パネル23を作製した。実施例6の液晶分子11
は、図5に示すような2つの配向が混在したものとな
り、配向欠陥のある表示となった。また、実施例7〜実
施例9の液晶分子11は、図1に示すように全ての液晶
分子11の傾き方向が同じで、安定した配向状態が得ら
れた。また、実施例10は、液晶分子11がすべて垂直
配向に近い状態となったため、白が暗い表示となった。
晶表示パネル23を作製した。実施例6の液晶分子11
は、図5に示すような2つの配向が混在したものとな
り、配向欠陥のある表示となった。また、実施例7〜実
施例9の液晶分子11は、図1に示すように全ての液晶
分子11の傾き方向が同じで、安定した配向状態が得ら
れた。また、実施例10は、液晶分子11がすべて垂直
配向に近い状態となったため、白が暗い表示となった。
【0052】均一なハイブリッド配向の得られた実施例
7〜実施例9の液晶表示パネル23に、30Hzの方形
波電圧を印加した。印加電圧が0〜1Vでは白表示とな
り、印加電圧が3〜5Vではほぼ黒表示のものが得られ
た。従って、均一なハイブリッド配向の液晶表示パネル
は良好な白黒表示を行うことができる。
7〜実施例9の液晶表示パネル23に、30Hzの方形
波電圧を印加した。印加電圧が0〜1Vでは白表示とな
り、印加電圧が3〜5Vではほぼ黒表示のものが得られ
た。従って、均一なハイブリッド配向の液晶表示パネル
は良好な白黒表示を行うことができる。
【0053】なお、上記(実施の形態2)では、反射板
24を第2の透明基板5の外側に設けたが、第2の電極
4を反射電極として反射型の液晶表示パネル23として
もよい。
24を第2の透明基板5の外側に設けたが、第2の電極
4を反射電極として反射型の液晶表示パネル23として
もよい。
【0054】また、上記(実施の形態2)においても、
さらにより白黒の着色を抑制した表示とするためには、
液晶セル10の隣接位相差板の遅相軸16を、液晶セル
10の略平行配向の配向膜3における液晶分子配向方向
に対して90°±10°ずらし、さらに偏光板13の通
過軸15を、前記偏光板13の隣接位相差板の遅相軸1
6に対して45°±10°斜めにずらすことが望まし
い。
さらにより白黒の着色を抑制した表示とするためには、
液晶セル10の隣接位相差板の遅相軸16を、液晶セル
10の略平行配向の配向膜3における液晶分子配向方向
に対して90°±10°ずらし、さらに偏光板13の通
過軸15を、前記偏光板13の隣接位相差板の遅相軸1
6に対して45°±10°斜めにずらすことが望まし
い。
【0055】なお、上記(実施の形態2)では、誘電異
方性が正の液晶を用いたが、誘電異方性が負の液晶を用
いても良い。また、第1の配向膜の配向処理はラビング
処理によって行ったが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、液晶セル10内において全ての液晶分子の立
ち上り方向が同一方向となるものであれば、一般に用い
られているグレーティング法やSiO斜方蒸着法などの
配向処理法であってもよい。
方性が正の液晶を用いたが、誘電異方性が負の液晶を用
いても良い。また、第1の配向膜の配向処理はラビング
処理によって行ったが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、液晶セル10内において全ての液晶分子の立
ち上り方向が同一方向となるものであれば、一般に用い
られているグレーティング法やSiO斜方蒸着法などの
配向処理法であってもよい。
【0056】(実施の形態3)図2,図4は実施の形態
3を示す。図2に示す透過型の液晶表示パネル22を作
製するに際し、第1の配向膜3には図4に示すような矢
印D方向へのラビング処理を施したが、第2の配向膜6
には配向処理を行わなかった。そして、矢印D方向が液
晶セル10に液晶11を注入する際の注入方向矢印Eと
反平行方向となるように、第1の透明基板1と第2の透
明基板5とを貼り合わせて液晶セル10を作製した。
3を示す。図2に示す透過型の液晶表示パネル22を作
製するに際し、第1の配向膜3には図4に示すような矢
印D方向へのラビング処理を施したが、第2の配向膜6
には配向処理を行わなかった。そして、矢印D方向が液
晶セル10に液晶11を注入する際の注入方向矢印Eと
反平行方向となるように、第1の透明基板1と第2の透
明基板5とを貼り合わせて液晶セル10を作製した。
【0057】また、第1の配向膜3としてはポリイミド
平行配向膜(日産化学工業(株)社製、SE−799
2)を用い、プレチルト角θ1を5°とした。また、第
2の配向膜6としては、ポリイミド垂直配向膜(日産化
学工業(株)社製、RN−783)を用いたものと、ポ
リイミド垂直配向膜(日本合成ゴム(株)社製、JAL
S−204)を用いたものとの2種類の液晶表示パネル
22(23)を作製し、プレチルト角θ2はどちらも8
9°〜90°とした。
平行配向膜(日産化学工業(株)社製、SE−799
2)を用い、プレチルト角θ1を5°とした。また、第
2の配向膜6としては、ポリイミド垂直配向膜(日産化
学工業(株)社製、RN−783)を用いたものと、ポ
リイミド垂直配向膜(日本合成ゴム(株)社製、JAL
S−204)を用いたものとの2種類の液晶表示パネル
22(23)を作製し、プレチルト角θ2はどちらも8
9°〜90°とした。
【0058】そして、それ以外は上記実施の形態1と同
様にして液晶表示パネル22を作製した。得られた液晶
表示パネル22(23)は、いずれも均一なハイブリッ
ド配向のものであった。
様にして液晶表示パネル22を作製した。得られた液晶
表示パネル22(23)は、いずれも均一なハイブリッ
ド配向のものであった。
【0059】この2種類の液晶表示パネル22(23)
をライトボックス上に置き、30Hzの方波形電圧を印
加したところ、印加電圧が0〜1Vでは白表示となり、
印加電圧が3〜5Vではほぼ黒表示が得られた。
をライトボックス上に置き、30Hzの方波形電圧を印
加したところ、印加電圧が0〜1Vでは白表示となり、
印加電圧が3〜5Vではほぼ黒表示が得られた。
【0060】従って、第1の配向膜に施したラビング方
向とは反平行方向に液晶を注入することで、均一なハイ
ブリッド配向の液晶表示パネルが得られる。なお、上記
説明では、実施の形態1における透過型の液晶表示パネ
ル22について説明したが、この実施の形態3において
は実施の形態2における反射型の液晶表示パネル23に
ついても同様の効果が得られる。
向とは反平行方向に液晶を注入することで、均一なハイ
ブリッド配向の液晶表示パネルが得られる。なお、上記
説明では、実施の形態1における透過型の液晶表示パネ
ル22について説明したが、この実施の形態3において
は実施の形態2における反射型の液晶表示パネル23に
ついても同様の効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明の液晶表示パネルに
よれば、液晶セルにおける液晶分子の立ち上がり方向を
すべて同じ方向とし、均一な配向状態とすることで均一
なハイブリッド配向の液晶表示パネルが得られ、表示品
質のよい液晶表示パネルを得ることができる。
よれば、液晶セルにおける液晶分子の立ち上がり方向を
すべて同じ方向とし、均一な配向状態とすることで均一
なハイブリッド配向の液晶表示パネルが得られ、表示品
質のよい液晶表示パネルを得ることができる。
【図1】実施の形態1における液晶セルの配向状態を示
す断面図
す断面図
【図2】実施の形態1における透過型の液晶表示パネル
の概略図
の概略図
【図3】実施の形態2における反射型の液晶表示パネル
の概略図
の概略図
【図4】実施の形態3における液晶表示パネルの概略図
【図5】従来の液晶表示パネルの断面図
【図6】従来の液晶表示パネルの配向状態を示す断面図
【図7】本発明の第1の透明基板側の液晶分子の状態を
示す図
示す図
1 第1の透明基板 2 第1の電極 3 第1の配向膜 4 第2の電極 5 第2の透明基板 6 第2の配向膜 7 スペーサ 8 シール剤 9 液晶 10 液晶セル 11 液晶分子 22,23 液晶表示パネル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02F 1/1343 G02F 1/1343 (72)発明者 山口 久典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】第1の電極と液晶分子を略平行配向する第
1の配向膜とが順次形成された第1の透明基板と、 第2の電極と液晶分子を略垂直配向する第2の配向膜と
が順次形成された第2の透明基板とをそれぞれの配向膜
どうしが向かい合うように対向させ、 前記第1の透明基板と第2の透明基板との間にはハイブ
リッド配向させた液晶分子を介在させて液晶セルを形成
した液晶表示パネルにおいて、 液晶セル内ではハイブリッド配向した全ての液晶分子の
傾き方向を単一方向に揃えた液晶表示パネル。 - 【請求項2】第1の配向膜側の液晶分子のプレチルト角
が2°〜8°である請求項1記載の液晶表示パネル。 - 【請求項3】第1,第2の電極がともに透明電極であ
り、液晶セル外側の両面にはそれぞれ偏光板が配置され
た請求項1または請求項2記載の液晶表示パネル。 - 【請求項4】液晶セルと偏光板との間には少なくとも1
枚の位相差板が配置された請求項3記載の液晶表示パネ
ル。 - 【請求項5】第1,第2の電極をともに透明電極とし、 液晶セルの第1の透明基板の外側には偏光板を配置し、
第2の透明基板の外側には反射板を配置して、 前記液晶セルと偏光板との間には少なくとも1枚の位相
差板を配置した請求項1又は請求項2記載の液晶表示パ
ネル。 - 【請求項6】第1の電極を透明電極とし、第2の電極を
反射電極として液晶セルの第1の透明基板の外側には少
なくとも1枚の位相差板を介在させて偏光板を配置した
請求項1又は請求項2記載の液晶表示パネル。 - 【請求項7】第1の電極と液晶分子を略平行配向する第
1の配向膜とが順次形成された第1の透明基板と、 第2の電極と液晶分子を略垂直配向する第2の配向膜と
が順次形成された第2の透明基板とをそれぞれの配向膜
どうしが向かい合うように対向させ、 前記第1の透明基板と第2の透明基板との間にはハイブ
リッド配向させた液晶分子を介在させて液晶セルを形成
した液晶表示パネルを製造するに際し、 液晶セル内ではハイブリッド配向した液晶分子の傾き方
向を単一方向に揃うように配向処理を施す液晶表示パネ
ルの製造方法。 - 【請求項8】第1の電極と液晶分子を略平行配向する第
1の配向膜とが順次形成された第1の透明基板と、 第2の電極と液晶分子を略垂直配向する第2の配向膜と
が順次形成された第2の透明基板とをそれぞれの配向膜
どうしが向かい合うように対向させ、 前記第1の透明基板と第2の透明基板との間にはハイブ
リッド配向させた液晶分子を介在させて液晶セルを形成
した液晶表示パネルを製造するに際し、 第1の配向膜側の液晶分子の長軸の基板面への射影方向
と逆方向に前記液晶を注入する液晶表示パネルの製造方
法。 - 【請求項9】液晶セル内において全ての液晶分子の傾き
方向が同一方向となるように第1,第2の配向膜に配向
処理を施す請求項8記載の液晶表示パネルの製造方法。 - 【請求項10】第1の配向膜にはラビング処理により配
向処理を施し、前記ラビング方向とは反平行方向に液晶
を注入する請求項8又は請求項9記載の液晶表示パネル
の製造方法。 - 【請求項11】第1の配向膜と第2の配向膜とに配向処
理を施すに際し、それぞれのラビング方向を反平行方向
にする請求項7、請求項9、請求項10のいずれか1項
記載の液晶表示パネルの製造方法。 - 【請求項12】第1の配向膜側の液晶分子のプレチルト
角が2°〜8°である請求項7〜請求項11のいずれか
1項記載の液晶表示パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161734A JPH1114990A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 液晶表示パネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161734A JPH1114990A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 液晶表示パネル及びその製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001109366A Division JP2001305546A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 液晶表示パネル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114990A true JPH1114990A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15740879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161734A Pending JPH1114990A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 液晶表示パネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114990A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7196765B2 (en) | 2003-11-21 | 2007-03-27 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal device and electronic apparatus, and method for fabricating liquid crystal device |
| JP2009175766A (ja) * | 2002-08-01 | 2009-08-06 | Hydis Technology Co Ltd | 液晶表示装置 |
| CN104849933A (zh) * | 2013-01-30 | 2015-08-19 | 吴新贤 | 一种高对比度液晶显示器 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP9161734A patent/JPH1114990A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009175766A (ja) * | 2002-08-01 | 2009-08-06 | Hydis Technology Co Ltd | 液晶表示装置 |
| US7196765B2 (en) | 2003-11-21 | 2007-03-27 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal device and electronic apparatus, and method for fabricating liquid crystal device |
| CN104849933A (zh) * | 2013-01-30 | 2015-08-19 | 吴新贤 | 一种高对比度液晶显示器 |
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