JPH11150604A - 通信装置および記憶媒体 - Google Patents

通信装置および記憶媒体

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JPH11150604A
JPH11150604A JP9315179A JP31517997A JPH11150604A JP H11150604 A JPH11150604 A JP H11150604A JP 9315179 A JP9315179 A JP 9315179A JP 31517997 A JP31517997 A JP 31517997A JP H11150604 A JPH11150604 A JP H11150604A
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JP9315179A
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Norihiko Asai
紀彦 浅井
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信装置において、発呼側の識別情報に応じ
て複数の受信情報記憶領域のうちのいずれかを選択して
受信情報を格納できるようにする。 【解決手段】 複数の受信情報記憶領域を有する受信情
報記憶手段を備えた通信装置であって、任意数の他の通
信装置の識別情報と受信情報記憶領域の識別情報とを対
応付けて記憶可能な識別情報記憶手段と、発呼側の識別
情報を検出する(S2,S6)発呼側識別情報検出手段
と、発呼側識別情報検出手段により検出された発呼側の
識別情報が識別情報記憶手段に記憶されているか否かを
判断する(S7,S18)識別情報登録判断手段と、識
別情報登録判断手段により発呼側の識別情報が識別情報
記憶手段に記憶されていると判断されたときに(S7:
YES,S18:YES)、その識別情報に対応する識
別情報を有する受信情報記憶領域に受信情報を記憶させ
る(S8,S19)受信情報記憶制御手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の受信情報記
憶領域を有する受信情報記憶手段を備えた通信装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、い
わゆる伝言ボックス機能を備えたものがあった。すなわ
ち、複数の受信情報記憶領域を有する受信情報記憶手段
を備え、留守番モード時に、回線閉結後、発呼者が特定
の伝言ボックス番号を指定することにより、発呼者から
の音声情報あるいは画像情報のメッセージが、特定の受
信情報記憶領域に格納されるという構成である。この特
定の受信情報記憶領域に格納された音声情報あるいは画
像情報は、使用者が特定のパスワードを入力することに
より、音声あるいは画像として取り出すことができる。
したがって、複数人の家族全員で1台のファクシミリ装
置を使用する場合、各人に相互に異なる受信情報記憶領
域を割り当て、自分の受信情報記憶領域に対応する伝言
ボックス番号を予め発呼者に知らせておくことにより、
他の家族に知られることなく音声情報あるいは画像情報
を受け取ることができ、たいへん便利である。また、1
人の使用者が使用する場合であっても、仕事用と私用と
で受信情報記憶領域を異ならせることにより、情報の整
理を自動的に行え、たいへん便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置では、上記機能を使用する場合、
発呼者が予め教えられた伝言ボックス番号をテンキーな
どによって入力する必要があり、面倒であった。とく
に、画像情報を伝言ボックスに残したい場合、先ず発呼
者が電話をかけて、回線閉結後に伝言ボックス番号を入
力し、しかる後に自己のファクシミリ装置のスタートキ
ーを押下する必要があり、自動送信できなかった。ま
た、伝言ボックス番号をまだ教えてもらっていない発呼
者は、上記機能を利用できなかった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、発呼側の識別情報に応じて複数の受信情報
記憶領域のうちのいずれかを選択して受信情報を格納で
きる通信装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の通信装置は、複数の受信
情報記憶領域を有する受信情報記憶手段を備えた通信装
置であって、任意数の他の通信装置の識別情報と受信情
報記憶領域の識別情報とを対応付けて記憶可能な識別情
報記憶手段と、発呼側の識別情報を検出する発呼側識別
情報検出手段と、発呼側識別情報検出手段により検出さ
れた発呼側の識別情報が識別情報記憶手段に記憶されて
いるか否かを判断する識別情報登録判断手段と、識別情
報登録判断手段により発呼側の識別情報が識別情報記憶
手段に記憶されていると判断されたときに、その識別情
報に対応する識別情報を有する受信情報記憶領域に受信
情報を記憶させる受信情報記憶制御手段とを備えてい
る。
【0006】この通信装置によれば、受信情報記憶制御
手段が、識別情報登録判断手段により発呼側の識別情報
が識別情報記憶手段に記憶されていると判断されたとき
に、その識別情報に対応する識別情報を有する受信情報
記憶領域に受信情報を記憶させるので、発呼者が予め教
えられた伝言ボックス番号をテンキーなどによって入力
する必要がなく、面倒な操作が不要でたいへん便利であ
る。とくに、画像情報を伝言ボックスに残したい場合、
発呼者はファクシミリの自動送信を行えるので、操作の
手数を良好に削減できる。また、伝言ボックス番号をま
だ教えてもらっていない発呼者も、特定の受信情報記憶
領域に音声情報あるいは画像情報をメッセージとして残
すことができ、たいへん便利である。
【0007】受信情報記憶手段としては、電池により電
源バックアップが施されたRAMを用いることができる
が、これに限らず、たとえばEEPROMを用いてもよ
い。受信情報記憶手段における各受信情報記憶領域は、
予め所定の容量を物理的に確保しておいてもよいし、容
量をフレキシブルに可変できるようにしてもよい。たと
えば、1つの音声情報記憶領域と1つの画像情報記憶領
域とをそれぞれ所定容量確保しておき、1件毎の受信情
報に伝言ボックス番号を付加して記憶することにより、
結果的に、複数の受信情報記憶領域を設定したことにな
り、しかもそれぞれの受信情報記憶領域の記憶容量をフ
レキシブルに可変できる。
【0008】通信装置としては、ファクシミリ装置や電
話装置が考えられるが、これらに限定されるものではな
い。もちろん、他の通信装置との通信のための通信回線
は、有線であっても無線であってもよい。
【0009】他の通信装置の識別情報としては、たとえ
ば電話番号が考えられる。
【0010】受信情報記憶領域の識別情報としては、た
とえば伝言ボックス番号が考えられる。
【0011】識別情報記憶手段としては、EEPROM
や電源バックアップされたRAMを用いることができる
が、これらに限るものではない。また、識別情報記憶手
段は、いわゆる電話帳機能を実現するための記憶領域と
は独立して別個に設けてもよいし、電話帳機能を実現す
るための記憶領域を利用してもよい。たとえば、いわゆ
るワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルを実現するために
複数の他の通信装置の電話番号が記憶されているメモリ
領域に、各電話番号と受信情報記憶領域の識別情報すな
わち伝言ボックス番号とを対応付けてテーブル形式で記
憶させることにより、電話帳機能のための記憶領域を利
用して識別情報記憶手段を実現できる。1つの電話番号
には1つの伝言ボックス番号を対応させるのが便利であ
ると思われるが、もちろん、1つの電話番号に複数の伝
言ボックス番号を対応させることが可能なように構成し
てもよい。1つの電話番号に複数の伝言ボックス番号を
対応させた場合、その電話番号を有する発呼者からの受
信情報は、複数の受信情報記憶領域に格納されることに
なる。
【0012】発呼側識別情報検出手段は、たとえばコー
ラーID(caller-identification)に含まれる発呼側
の電話番号を識別情報として検出する。このコーラーI
Dは、呼出信号の静期間に電話局の交換機から回線を介
して電話装置などに入力される交換機サービスの一種で
あって、そのデータに含まれる内容は、発呼日時、発呼
側電話番号、被呼側電話番号、呼の種類、発呼側名称、
ネットワークシステムの状態などであり、各国あるいは
サービス機関毎に種々の情報が提供される。なお、ファ
クシミリ受信の場合、回線閉結後に発呼側から送信され
る識別コードを識別情報として検出してもよい。この識
別コードとしては、通常、発呼側の電話番号が用いられ
る。
【0013】発呼側識別情報検出手段、識別情報登録判
断手段、および受信情報記憶制御手段は、たとえば所定
のプログラムに基づいて動作するCPUにより実現でき
る。
【0014】発呼側の識別情報が識別情報記憶手段に記
憶されていない場合、予め決められた特定の受信情報記
憶領域に受信情報を格納すればよい。
【0015】また、請求項2に記載した発明の通信装置
は、請求項1に記載の通信装置であって、受信情報記憶
制御手段は、識別情報登録判断手段により発呼側の識別
情報が識別情報記憶手段に記憶されていないと判断され
たときに、複数の受信情報記憶領域のうち予め決められ
た特定の受信情報記憶領域に受信情報を記憶させる。
【0016】この通信装置によれば、請求項1に記載の
通信装置による効果に加えて、識別情報記憶手段に記憶
させていない識別情報を有する発呼者からの受信情報で
あっても、特定の受信情報記憶領域に格納することがで
きる。
【0017】更に、請求項3に記載した発明の通信装置
は、請求項1または2に記載の通信装置であって、各受
信情報記憶領域は、それぞれ受信情報のうち音声情報を
記憶する音声用受信情報記憶領域と受信情報のうち画像
情報を記憶する画像用受信情報記憶領域とに区分されて
おり、受信情報が音声情報であるか画像情報であるかを
判断する受信情報種別判断手段を有し、受信情報記憶制
御手段は、発呼側の識別情報と受信情報種別判断手段に
よる判断結果とに応じて、受信情報を受信情報記憶領域
に記憶させる。
【0018】この通信装置によれば、請求項1または2
に記載の通信装置による効果に加えて、受信情報が音声
情報であっても画像情報であっても受信情報記憶領域に
格納できる。
【0019】また、請求項4に記載した発明の通信装置
は、請求項1ないし3のいずれかに記載の通信装置であ
って、発呼側識別情報検出手段は、コーラーIDに含ま
れる発呼側の電話番号を発呼側の識別情報として検出す
る。
【0020】この通信装置によれば、請求項1ないし3
のいずれかに記載の通信装置による効果に加えて、発呼
側が自己の識別情報を送出しなくても、受信側で発呼側
の識別情報を識別できる。
【0021】更に、請求項5に記載した発明の記憶媒体
は、複数の受信情報記憶領域を有する受信情報記憶手段
を備えた通信装置を制御するためのプログラムが格納さ
れた記憶媒体であって、発呼側の識別情報を検出するた
めの発呼側識別情報検出プログラムと、発呼側識別情報
検出プログラムにより検出された発呼側の識別情報が、
任意数の他の通信装置の識別情報と受信情報記憶領域の
識別情報とを対応付けて記憶可能な識別情報記憶手段に
記憶されているか否かを判断するための識別情報登録判
断プログラムと、識別情報登録判断プログラムにより発
呼側の識別情報が識別情報記憶手段に記憶されていると
判断されたときに、その識別情報に対応する識別情報を
有する受信情報記憶領域に受信情報を記憶させるための
受信情報記憶制御プログラムとを含むプログラムが格納
されている。
【0022】この記憶媒体によれば、格納されたプログ
ラムに基づいて通信装置のCPUを動作させることによ
り、請求項1に記載した通信装置を実現できる。
【0023】記憶媒体としては、ROMが考えられる
が、これに限らず、たとえばEEPROMあるいはCD
−ROMなどであってもよい。
【0024】発呼側識別情報検出プログラム、識別情報
登録判断プログラム、および受信情報記憶制御プログラ
ムなどは、プログラムリストの状態で判然と区別できる
必要はなく、渾然一体となっていてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0026】図1は、本発明に係る通信装置の一例とし
てのファクシミリ装置の回路ブロック図であって、この
ファクシミリ装置は、CPU(central processing uni
t )1、NCU(network control unit)2、RAM
(random access memory)3、モデム4、ROM(read
only memory)5、EEPROM(electrically erasa
ble and programmable read only memory )6、ゲート
アレイ7、コーデック8、DMAC(direct memory ac
cess controler)9、読取部11、記録部12、操作部
13、および表示部14を備えている。CPU1、NC
U2、RAM3、モデム4、ROM5、EEPROM
6、ゲートアレイ7、コーデック8、およびDMAC9
は、バス線により相互に接続されている。バス線には、
アドレスバス、データバス、および制御信号線が含まれ
る。ゲートアレイ7には、読取部11、記録部12、操
作部13、および表示部14が接続されている。NCU
2には、通信回線の一例としての電話回線15、モデム
4、およびコーデック8が接続されている。
【0027】CPU1は、ファクシミリ装置全体を制御
する。NCU2は、電話回線15に接続されて網制御を
行う。RAM3は、電池(図示せず)により電源バック
アップが施されており、CPU1にワーク領域を提供す
るとともに、留守番モード時などに、受信した音声情報
や画像情報を記憶する。モデム4は、送信データの変調
や受信データの復調などを行う。ROM5は、各種のプ
ログラムや初期設定値などを記憶している。EEPRO
M6は、初期値フラグなどの各種のフラグを記憶すると
ともに、所定容量の識別情報記憶領域が確保されてい
る。この識別情報記憶領域は、いわゆるワンタッチダイ
ヤルや短縮ダイヤルのための電話帳機能を実現する記憶
領域を利用したものであって、複数の他の通信装置の電
話番号を、伝言ボックス番号と対応させて記憶する領域
であり、その登録、変更、抹消などは、使用者が操作部
13に所定のキー操作を施すことによって行われる。ゲ
ートアレイ7は、CPU1の入出力インターフェイスと
して機能するとともに、各種の画像処理を実行する。コ
ーデック8は、送信ファクシミリデータの符号化や受信
ファクシミリデータの復号化を行うとともに、電話回線
15を介して入力された音声信号をA/D変換および符
号化するとともに、RAM3に格納された音声データを
D/A変換および復号化する。DMAC9は、RAM3
へのデータの書き込みや読み出しを行う。読取部11
は、光源やイメージセンサや原稿送りモータなどを備え
ており、原稿を読み取ってアナログの画像信号を出力す
る。記録部12は、インクジェット方式あるいは熱転写
方式などの印刷手段を備えており、受信画像や読取画像
などを記録用紙上に記録する。操作部13は、使用者が
モード切換操作、動作指示操作、および各種の設定ある
いは登録操作を施すためのものであって、キースイッチ
群などからなり、使用者の操作に応じた信号を出力す
る。表示部14は、LCD(liquid crystal display)
などからなり、CPU1により制御されて発呼側の電話
番号などの各種の表示を行う。
【0028】図2は、RAM3の記憶領域の説明図であ
って、RAM3には、ワーク領域21、音声用の一般受
信情報記憶領域22、画像用の一般受信情報記憶領域2
3、音声用の複数の個別受信情報記憶領域24、および
画像用の複数の個別受信情報記憶領域25が設定されて
いる。
【0029】ワーク領域21は、CPU1によりワーク
メモリとして利用される。音声用の一般受信情報記憶領
域22は、EEPROM6の識別情報記憶領域に伝言ボ
ックス番号と対応付けて記憶されていない電話番号を有
する発呼側からの受信音声情報を記憶する。画像用の一
般受信情報記憶領域23は、EEPROM6の識別情報
記憶領域に伝言ボックス番号と対応付けて記憶されてい
ない電話番号を有する発呼側からの受信画像情報を記憶
する。音声用の複数の個別受信情報記憶領域24は、E
EPROM6の識別情報記憶領域に伝言ボックス番号と
対応付けて記憶されている電話番号を有する発呼側から
の受信音声情報を、伝言ボックス番号に基づいて選択的
に記憶する。画像用の複数の個別受信情報記憶領域25
は、EEPROM6の識別情報記憶領域に伝言ボックス
番号と対応付けて記憶されている電話番号を有する発呼
側からの受信画像情報を、伝言ボックス番号に基づいて
選択的に記憶する。
【0030】すなわち、RAM3は、複数の受信情報記
憶領域を有する受信情報記憶手段を構成している。EE
PROM6は、任意数の他の通信装置の識別情報と受信
情報記憶領域の識別情報とを対応付けて記憶可能な識別
情報記憶手段を構成している。CPU1は、ROM5に
格納されたプログラムに基づいて動作することにより、
発呼側の識別情報を検出する発呼側識別情報検出手段を
実現している。CPU1は、ROM5に格納されたプロ
グラムに基づいて動作することにより、発呼側識別情報
検出手段により検出された発呼側の識別情報が識別情報
記憶手段に記憶されているか否かを判断する識別情報登
録判断手段を実現している。CPU1は、ROM5に格
納されたプログラムに基づいて動作することにより、識
別情報登録判断手段により発呼側の識別情報が識別情報
記憶手段に記憶されていると判断されたときに、その識
別情報に対応する識別情報を有する受信情報記憶領域に
受信情報を記憶させる受信情報記憶制御手段を実現して
いる。CPU1は、ROM5に格納されたプログラムに
基づいて動作することにより、受信情報が音声情報であ
るか画像情報であるかを判断する受信情報種別判断手段
を実現している。
【0031】また、ROM5は、複数の受信情報記憶領
域を有する受信情報記憶手段を備えた通信装置を制御す
るためのプログラムが格納された記憶媒体であって、発
呼側の識別情報を検出するための発呼側識別情報検出プ
ログラムと、発呼側識別情報検出プログラムにより検出
された発呼側の識別情報が、任意数の他の通信装置の識
別情報と受信情報記憶領域の識別情報とを対応付けて記
憶可能な識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判
断するための識別情報登録判断プログラムと、識別情報
登録判断プログラムにより発呼側の識別情報が識別情報
記憶手段に記憶されていると判断されたときに、その識
別情報に対応する識別情報を有する受信情報記憶領域に
受信情報を記憶させるための受信情報記憶制御プログラ
ムとを含むプログラムが格納されている記憶媒体を構成
している。
【0032】次に、このように構成されたファクシミリ
装置の動作の要点について説明する。動作モードが留守
番モードに設定されているとき、呼出信号が入力され、
その呼出信号の静期間にコーラーIDが挿入されていれ
ば、そのコーラーIDに含まれている発呼側の電話番号
を抽出し、その電話番号をRAM3のワーク領域21に
記憶させる。回線閉結後、ファクシミリ受信であること
が判明すれば、発呼側からの識別コードすなわち発呼側
の電話番号を受信したかどうか調べる。発呼側からの識
別コードを受信すれば、その識別コードすなわち電話番
号がEEPROM6の識別情報記憶領域に伝言ボックス
番号と対応付けて記憶されているかどうか調べる。記憶
されていれば、その伝言ボックス番号に対応するRAM
3の画像用の個別受信情報記憶領域25に、受信した画
像情報を格納する。
【0033】発呼側からの識別コードを受信しない場
合、コーラーIDを受信していれば、RAM3のワーク
領域21に記憶させた電話番号を読み出し、その電話番
号がEEPROM6の識別情報記憶領域に伝言ボックス
番号と対応付けて記憶されているかどうか調べる。記憶
されていれば、その伝言ボックス番号に対応するRAM
3の画像用の個別受信情報記憶領域25に、受信した画
像情報を格納する。
【0034】発呼側の電話番号がEEPROM6の識別
情報記憶領域に記憶されていないか、記憶されていても
伝言ボックス番号と対応付けられていない場合、および
発呼側からの識別コードもコーラーIDも受信しなかっ
た場合、受信した画像情報を画像用の一般受信情報記憶
領域23に格納する。
【0035】回線閉結後、ファクシミリ受信でないこと
が判明すれば、コーラーIDを受信していれば、RAM
3のワーク領域21に記憶させた電話番号を読み出し、
その電話番号がEEPROM6の識別情報記憶領域に伝
言ボックス番号と対応付けて記憶されているかどうか調
べる。記憶されていれば、その伝言ボックス番号に対応
するRAM3の音声用の個別受信情報記憶領域24に、
受信した音声情報を格納する。
【0036】発呼側の電話番号がEEPROM6の識別
情報記憶領域に記憶されていないか、記憶されていても
伝言ボックス番号と対応付けられていない場合、および
コーラーIDを受信しなかった場合、受信した音声情報
を音声用の一般受信情報記憶領域22に格納する。
【0037】音声用の個別受信情報記憶領域24に格納
された音声情報は、その個別受信情報記憶領域24を割
り当てられた使用者が自己のパスワードを操作部13に
キー入力することにより、送受話器のスピーカ(図示せ
ず)などから音声として聞くことができ、画像用の個別
受信情報記憶領域25に格納された画像情報は、その個
別受信情報記憶領域25を割り当てられた使用者が自己
のパスワードを操作部13にキー入力することにより、
記録部12により記録用紙上に記録させることができ
る。
【0038】音声用の一般受信情報記憶領域22に格納
された音声情報は、各使用者がパスワードを入力するこ
となしに、操作部13に所定のキー操作を施すことによ
り、送受話器のスピーカ(図示せず)などから音声とし
て聞くことができ、画像用の一般受信情報記憶領域23
に格納された画像情報は、各使用者がパスワードを入力
することなしに、操作部13に所定のキー操作を施すこ
とにより、記録部12により記録用紙上に記録させるこ
とができる。
【0039】EEPROM6の識別情報記憶領域への電
話番号および伝言ボックス番号の登録、変更、削除など
は、各使用者が、操作部13に対して所定のキー操作を
施すことにより自由に行える。
【0040】留守番モード時の着信処理の手順につい
て、図3のフローチャートを参照しながら説明する。こ
の着信処理は、所定時間毎に開始される。
【0041】先ずCPU1が、呼出の有無を判断する
(S1)。具体的には、CPU1が、電話回線15を介
してNCU2に呼出信号が入力されたか否かを判断す
る。
【0042】呼出があれば(S1:YES)、CPU1
が、コーラーIDを検出したか否かを判断する(S
2)。具体的には、CPU1が、モデム4からのデータ
に基づいて、呼出信号の静期間にコーラーIDが挿入さ
れているかどうか調べる。
【0043】コーラーIDを検出すれば(S2:YE
S)、CPU1が、コーラーIDに含まれている発呼側
の電話番号を抽出し、記憶させる(S3)。具体的に
は、CPU1が、モデム4からのデータに基づいて、コ
ーラーIDから発呼側の電話番号のデータを抽出し、そ
れをRAM3のワーク領域21に記憶させる。そしてC
PU1が、NCU2を制御して回線を閉結させる(S
4)。そしてCPU1が、ファクシミリ受信であるか否
かを判断する(S5)。具体的には、CPU1が、モデ
ム4からのデータに基づいて、発呼側がファクシミリ装
置であるか電話装置であるかを調べる。
【0044】ファクシミリ受信であれば(S5:YE
S)、CPU1が、識別コードを検出したか否かを判断
する(S6)。具体的には、CPU1が、モデム4から
のデータに基づいて、発呼側の識別コードすなわち電話
番号が電話回線15を介して入力されたかどうかを調べ
る。
【0045】識別コードを検出すれば(S6:YE
S)、CPU1が、その識別コードすなわち電話番号が
EEPROM6の識別情報格納領域に登録されているか
否か判断する(S7)。具体的には、CPU1が、その
識別コードすなわち電話番号がEEPROM6の識別情
報格納領域に伝言ボックス番号と対応付けて記憶されて
いるかどうかを調べる。
【0046】登録されていれば(S7:YES)、CP
U1が、受信情報を記憶させる(S8)。具体的には、
CPU1が、発呼側の電話番号に対応してEEPROM
6の識別情報格納領域に記憶されていた伝言ボックス番
号の個別受信情報記憶領域25に受信画像情報を記憶さ
せる。このとき、電話回線15を介してNCU2に入力
された画像信号は、モデム4により復調され、そのまま
RAM3の個別受信情報記憶領域25に格納される。す
なわち、コーデック8による復号化は行われない。これ
は、復号化するとデータ量が大きくなって個別受信情報
記憶領域25の記憶容量を多く消費するからである。
【0047】そしてCPU1が、受信が終了したか否か
を判断する(S9)。具体的には、CPU1が、モデム
4からのデータに基づいて、ファクシミリ受信が終了し
たかどうか調べる。
【0048】受信が終了していれば(S9:YES)、
CPU1が、NCU2を制御して回線を開放させ(S1
0)、着信処理を終了する。
【0049】S9において、受信が終了していなければ
(S9:NO)、S8に戻って受信画像情報の記憶を継
続させる。
【0050】S7において、発呼側の識別コードすなわ
ち電話番号が、EEPROM6に伝言ボックス番号に対
応付けて記憶されていなければ(S7:NO)、CPU
1が、受信情報を記憶させる(S11)。具体的には、
CPU1が、画像用の一般受信情報記憶領域23に受信
画像情報を記憶させる。このとき、電話回線15を介し
てNCU2に入力された画像信号は、モデム4により復
調され、そのままRAM3の一般受信情報記憶領域23
に格納される。すなわち、コーデック8による復号化は
行われない。これは、復号化するとデータ量が大きくな
って一般受信情報記憶領域23の記憶容量を多く消費す
るからである。
【0051】そしてCPU1が、受信が終了したか否か
を判断する(S12)。具体的には、CPU1が、モデ
ム4からのデータに基づいて、ファクシミリ受信が終了
したかどうか調べる。
【0052】受信が終了していれば(S12:YE
S)、S10に進む。受信が終了していなければ(S1
2:NO)、S11に戻って受信画像情報の記憶を継続
させる。
【0053】S6において、発呼側からの識別コードを
検出しなければ(S6:NO)、CPU1が、RAM3
のワーク領域21の所定アドレスに電話番号が記憶され
ているか否かを判断する(S13)。具体的には、CP
U1が、S3でRAM3のワーク領域21にコーラーI
Dに含まれている発呼側の電話番号を記憶させたかどう
かを調べる。
【0054】RAM3のワーク領域21の所定アドレス
に電話番号が記憶されていれば(S13:YES)、C
PU1が、RAM3のワーク領域21の所定アドレスか
ら電話番号を読み出し(S14)、S7に進む。RAM
3のワーク領域21の所定アドレスに電話番号が記憶さ
れていなければ(S13:NO)、S11に進む。
【0055】S5において、ファクシミリ受信でなけれ
ば(S5:NO)、CPU1が、応答メッセージを送信
させる(S15)。具体的には、CPU1が、EEPR
OM6の応答メッセージ格納領域に格納されている応答
メッセージのうち、たとえば「只今留守にしておりま
す。ピーと鳴ってからメッセージを入れて下さい。」と
いう応答メッセージに対応する音声データを読み出し、
コーデック8に復号化およびD/A変換させて、NCU
2を介して電話回線15に送出させる。
【0056】そしてCPU1が、RAM3のワーク領域
21の所定アドレスに電話番号が記憶されているか否か
を判断する(S16)。具体的には、CPU1が、S3
でRAM3のワーク領域21にコーラーIDに含まれて
いる発呼側の電話番号を記憶させたかどうかを調べる。
【0057】RAM3のワーク領域21の所定アドレス
に電話番号が記憶されていれば(S16:YES)、C
PU1が、RAM3のワーク領域21の所定アドレスか
ら電話番号を読み出し(S17)、その電話番号がEE
PROM6の識別情報格納領域に登録されているか否か
判断する(S18)。具体的には、CPU1が、その電
話番号がEEPROM6の識別情報格納領域に伝言ボッ
クス番号と対応付けて記憶されているかどうかを調べ
る。
【0058】登録されていれば(S18:YES)、C
PU1が、受信情報を記憶させる(S19)。具体的に
は、CPU1が、発呼側の電話番号に対応してEEPR
OM6の識別情報格納領域に記憶されていた伝言ボック
ス番号の個別受信情報記憶領域24に受信音声情報を記
憶させる。このとき、電話回線15を介してNCU2に
入力された音声信号は、コーデック8によりA/D変換
および符号化される。
【0059】そしてCPU1が、受信が終了したか否か
を判断する(S20)。具体的には、CPU1が、NC
U2に入力される電話回線15の信号の状態に基づい
て、発呼者が電話を切ったかどうか調べる。
【0060】受信が終了していれば(S20:YE
S)、S10に進む。受信が終了していなければ(S2
0:NO)、S19に戻って受信音声情報の記憶を継続
させる。
【0061】S18において、発呼側の電話番号が、E
EPROM6に伝言ボックス番号に対応付けて記憶され
ていなければ(S18:NO)、CPU1が、受信情報
を記憶させる(S21)。具体的には、CPU1が、音
声用の一般受信情報記憶領域22に受信音声情報を記憶
させる。このとき、電話回線15を介してNCU2に入
力された音声信号は、コーデック8によりA/D変換お
よび符号化される。
【0062】そしてCPU1が、受信が終了したか否か
を判断する(S22)。具体的には、CPU1が、NC
U2に入力される電話回線15の信号の状態に基づい
て、発呼者が電話を切ったかどうか調べる。
【0063】受信が終了していれば(S22:YE
S)、S10に進む。受信が終了していなければ(S2
2:NO)、S21に戻って受信音声情報の記憶を継続
させる。
【0064】S16において、RAM3のワーク領域2
1の所定アドレスに電話番号が記憶されていなければ
(S16:NO)、S21に進む。
【0065】S2において、コーラーIDを検出しなけ
れば(S2:NO)、S4に進む。
【0066】S1において、呼出がなければ(S1:N
O)、着信処理を終了する。
【0067】なお、上記実施形態においては、ファクシ
ミリ受信時に、識別コードを検出すれば、コーラーID
に含まれていた電話番号を無視するように構成したが、
コーラーIDに含まれている電話番号を検出できれば、
識別コードを検出しないように構成してもよい。さら
に、コーラーIDに含まれている電話番号を検出できた
か否かに係わらず、識別コードを検出しないように構成
してもよい。また、識別コードとコーラーIDに含まれ
ていた電話番号とが一致しなければ、いずれかを優先さ
せるか、あるいはいずれをも無視するように構成しても
よい。
【0068】また、上記実施形態においては、発呼者に
よる伝言ボックス番号の入力を無視したが、発呼側の電
話番号がEEPROM6の識別情報記憶領域に伝言ボッ
クス番号と対応付けて記憶されていない場合、発呼者に
よる伝言ボックス番号の入力があれば、その伝言ボック
ス番号に対応する受信情報記憶領域に受信情報を格納す
るように構成してもよい。
【0069】なお、上記実施形態においては、留守番モ
ード時に、発呼者が音声情報あるいは画像情報を伝言ボ
ックスに残す機能だけを説明したが、このような機能の
他に、使用者が音声情報や画像情報をRAM3の所定領
域に記憶させておき、発呼者がそれらの音声情報や画像
情報を取り出せるという機能を付加してもよい。但しこ
の場合、いずれの機能を使用するかの指定を、発呼者が
回線閉結後にテンキー操作などにより行う必要がある。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明の通信装置によれば、受信情報記憶制御手段が、識
別情報登録判断手段により発呼側の識別情報が識別情報
記憶手段に記憶されていると判断されたときに、その識
別情報に対応する識別情報を有する受信情報記憶領域に
受信情報を記憶させるので、発呼者が予め教えられた伝
言ボックス番号をテンキーなどによって入力する必要が
なく、面倒な操作が不要でたいへん便利である。とく
に、画像情報を伝言ボックスに残したい場合、発呼者は
ファクシミリの自動送信を行えるので、操作の手数を大
幅に削減できる。また、伝言ボックス番号をまだ教えて
もらっていない発呼者も、特定の受信情報記憶領域に音
声情報あるいは画像情報をメッセージとして残すことが
でき、たいへん便利である。
【0071】また、請求項2に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1に記載の通信装置による効果に加え
て、識別情報記憶手段に記憶させていない識別情報を有
する発呼者からの受信情報であっても、特定の受信情報
記憶領域に格納することができる。
【0072】更に、請求項3に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1または2に記載の通信装置による効
果に加えて、受信情報が音声情報であっても画像情報で
あっても受信情報記憶領域に格納できる。
【0073】また、請求項4に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の通信装
置による効果に加えて、発呼側が自己の識別情報を送出
しなくても、受信側で発呼側の識別情報を識別できる。
【0074】更に、請求項5に記載した発明の記憶媒体
によれば、格納されたプログラムに基づいて通信装置の
CPUを動作させることにより、請求項1に記載した通
信装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の一例としてのファクシ
ミリ装置の回路ブロック図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置に備えられたRA
Mの記憶領域の説明図である。
【図3】図1に示すファクシミリ装置による留守番モー
ド時の着信処理の手順を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 NCU 3 RAM 4 モデム 5 ROM 6 EEPROM 7 ゲートアレイ 8 コーデック 9 DMAC 11 読取部 12 記録部 13 操作部 14 表示部 15 電話回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受信情報記憶領域を有する受信情
    報記憶手段を備えた通信装置であって、 任意数の他の通信装置の識別情報と前記受信情報記憶領
    域の識別情報とを対応付けて記憶可能な識別情報記憶手
    段と、 発呼側の識別情報を検出する発呼側識別情報検出手段
    と、 前記発呼側識別情報検出手段により検出された発呼側の
    識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否
    かを判断する識別情報登録判断手段と、 前記識別情報登録判断手段により前記発呼側の識別情報
    が前記識別情報記憶手段に記憶されていると判断された
    ときに、その識別情報に対応する識別情報を有する受信
    情報記憶領域に受信情報を記憶させる受信情報記憶制御
    手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信情報記憶制御手段は、前記識別
    情報登録判断手段により前記発呼側の識別情報が前記識
    別情報記憶手段に記憶されていないと判断されたとき
    に、前記複数の受信情報記憶領域のうち予め決められた
    特定の受信情報記憶領域に受信情報を記憶させる、請求
    項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記各受信情報記憶領域は、それぞれ受
    信情報のうち音声情報を記憶する音声用受信情報記憶領
    域と受信情報のうち画像情報を記憶する画像用受信情報
    記憶領域とに区分されており、 受信情報が音声情報であるか画像情報であるかを判断す
    る受信情報種別判断手段を有し、 前記受信情報記憶制御手段は、前記発呼側の識別情報と
    前記受信情報種別判断手段による判断結果とに応じて、
    受信情報を受信情報記憶領域に記憶させる、請求項1ま
    たは2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記発呼側識別情報検出手段は、コーラ
    ーIDに含まれる発呼側の電話番号を発呼側の識別情報
    として検出する、請求項1ないし3のいずれかに記載の
    通信装置。
  5. 【請求項5】 複数の受信情報記憶領域を有する受信情
    報記憶手段を備えた通信装置を制御するためのプログラ
    ムが格納された記憶媒体であって、 発呼側の識別情報を検出するための発呼側識別情報検出
    プログラムと、 前記発呼側識別情報検出プログラムにより検出された発
    呼側の識別情報が、任意数の他の通信装置の識別情報と
    前記受信情報記憶領域の識別情報とを対応付けて記憶可
    能な識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判断す
    るための識別情報登録判断プログラムと、 前記識別情報登録判断プログラムにより前記発呼側の識
    別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されていると判断
    されたときに、その識別情報に対応する識別情報を有す
    る受信情報記憶領域に受信情報を記憶させるための受信
    情報記憶制御プログラムとを含むプログラムが格納され
    ていることを特徴とする記憶媒体。
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