JPH11152243A - エーテル置換芳香族化合物類の製造法 - Google Patents

エーテル置換芳香族化合物類の製造法

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JPH11152243A
JPH11152243A JP10250772A JP25077298A JPH11152243A JP H11152243 A JPH11152243 A JP H11152243A JP 10250772 A JP10250772 A JP 10250772A JP 25077298 A JP25077298 A JP 25077298A JP H11152243 A JPH11152243 A JP H11152243A
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JP
Japan
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ether
formula
alcohol
reaction
methyl
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Application number
JP10250772A
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English (en)
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Hiroyuki Okada
博之 岡田
Nobuhiko Ito
信彦 伊藤
Akio Hasebe
昭雄 長谷部
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Soda Aromatic Co Ltd
Original Assignee
Soda Aromatic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取扱いの難しい高価なあるいは有毒な化合物を
使用することなく、しかも特殊な装置を必要とせず、収
率が高く簡便な操作で製造できる工業化の容易なエーテ
ル置換芳香族化合物類の製造法を提供する。 【解決手段】式[1] 【化1】 {式中、R1 〜R6 は水素、水酸基、フェニル基、炭素
数1〜4のアルキル基もしくはアルケニル基、もしくは
炭素数1〜3の飽和もしくは不飽和のアルコール基、も
しくは式[2] 【化2】 (式中、R7 は炭素数0〜3の飽和もしくは不飽和の炭
化水素鎖を表し、R8 は炭素数1〜7の飽和もしくは不
飽和、かつ適宜アルキル側鎖をもつ炭化水素基を表す)
で示されるエーテル基の任意の組合せを示す}で表され
るアルコール類と、式[3] R9 −X [3] (式中、R9 はメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、アリール基を表し、Xはハロゲンを表す)
で示されるハロゲン化アルキル類とを、相間移動触媒の
存在下に、二相系で反応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、香料組成物の中で
も重要な位置を占めるエーテル置換芳香族化合物類の製
造法に関するものであり、更に詳しくは、フローラル調
並びにグリーン調等の持続性のある香気を有するエーテ
ル置換フェネチルエーテル類を含むエーテル置換芳香族
化合物類の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エーテル置換芳香族類の製造方法に関し
ては今まで幾つの報告がなされている。「Tetrahedron
誌」20巻、41頁(1985年)、「Australian Jou
rnal of Chemistry 誌」7 巻、35頁(1982年)、および
特開平7−291883号公報には、4−メトキシフェ
ネチルアルコールとヨードメタンをナトリウムハイドラ
イドまたは金属ナトリウムで反応させる方法が開示され
ている。また、特表平8−511799号公報では、フ
ェネチルアルコールを酸触媒存在下に低級アルキルアル
コールと反応させる方法等が提案されている。
【0003】しかしながら、前者の方法は、取り扱いの
困難なナトリウムハイドライドや金属ナトリウムを使用
する上、高価な試薬を用いる方法である。また後者の方
法は、反応に高温と高圧を要するため特殊な装置を必要
とし、また収率も高くない。さらに、特開平9−295
954号公報には、環状エーテル系溶媒と微粉末とした
アルカリ金属塩を用い、メチル化剤を添加することによ
り、オルシノールからオルシノールジメチルエーテルを
製造することが開示されている。しかしながら、この方
法は、メチル化剤として有毒なジメチル硫酸を用いると
あり、安全上に問題が残される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者らは
上記の従来法の欠点を克服すべく、鋭意研究を行なった
結果、相間移動触媒を用い二相系の反応を適用すること
によって、上記課題をみごとに克服できることを見出
し、本発明に至った。
【0005】すなわち、本発明の目的は、取扱いの難し
い高価なあるいは有毒な化合物を使用することなく、し
かも特殊な装置を必要とせず、収率が高く簡便な操作で
製造できる工業化の容易なエーテル置換芳香族化合物類
の製造法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成せんとするものであって、本発明のエーテル置換芳香
族化合物類の製造法は、式[1]
【0007】
【化5】 {式中、R1 〜R6 は水素、水酸基、フェニル基、炭素
数1〜4のアルキル基もしくはアルケニル基、もしくは
炭素数1〜3の飽和もしくは不飽和のアルコール基、も
しくは式[2]
【0008】
【化6】 (式中、R7 は炭素数0〜3の飽和もしくは不飽和の炭
化水素鎖を表し、R8 は炭素数1〜7の飽和もしくは不
飽和、かつ適宜アルキル側鎖をもつ炭化水素基を表す)
で示されるエーテル基の任意の組合せを示す}で表され
るアルコール類もしくはフェノール類と、式[3] R9 −X [3] (式中、R9 はメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、アリール基を表し、Xはハロゲンを表す)
で示されるハロゲン化アルキル類とを、相間移動触媒の
存在下に、二相系で反応させることを特徴とする、式
[4]
【0009】
【化7】 {式中、R10〜R15は水素、炭素数1〜4のアルキル基
もしくはアルケニル基、もしくは式[5]
【0010】
【化8】 (式中、R16は炭素数0〜3の飽和もしくは不飽和の炭
化水素鎖を表し、R17は炭素数1〜7の飽和もしくは不
飽和、かつ適宜アルキル側鎖をもつ炭化水素鎖を表す)
の官能基の任意の組合せを表す}で示されるエーテル置
換芳香族化合物類の製造法によって達成される。
【0011】本発明のエーテル置換芳香族化合物類の製
造法は、さらに次の好ましい態様を含むものである。 (1) 上記の反応に用いた相間移動触媒を分離回収し、そ
れを上記反応に再利用すること。 (2) 前記相間移動触媒が、スルホニウム化合物、ホスホ
ニウム化合物またはアンモニウム化合物であること。 (3) 上記の反応を、塩基を含む水性相と水不溶性有機溶
媒相の二相系で行なうこと。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明におけるエーテル置換芳香
族化合物類は、上記式[1]で表されるアルコール類も
しくはフェノール類を、相間移動触媒の下、上記式
[3]で表されるハロゲン化アルキル類と反応せしめる
ことによって得られる。
【0013】ここで、上記式[1]で表されるアルコール
類もしくはフェノール類とは、アルコール性水酸基もし
くはフェノール性水酸基のどちらかを少なくとも一つ、
または複数個、あるいは両方を複数個有する化合物を指
し、具体的には、アリールフェノール、プロペニルアル
コール、カルバクロール、クレゾール、フェノール、ク
レオゾール、クミンアルコール、エチルフェノール、オ
イゲノール、イソ−オイゲノール、グアイアコール、ハ
イドロキノン、ヒドロキシフェネチルアルコール、イソ
プロピルフェノール、レゾルシノール、オルシノール、
オルシノールモノメチルエーテル、チモール、キシレノ
ール、およびフェネチルアルコール、などとその誘導体
が例示できるがこの限りではない。
【0014】本発明ではこれらの化合物の一例として、
次式[6]
【0015】
【化9】 (式中、nは1または2を表し、R18は水素または炭素
数1〜3のアルキル基を表す)もしくは次式[7]
【0016】
【化10】 (式中、nは1または2を表し、R19は水素または炭素
数1〜3のアルキル基を表す)で示されるアルコール類
およびフェノール類を挙げることができる。
【0017】上記式[6]で示されるアルコール類とし
て、例えば、ベンジルアルコール類としては、2−ヒド
ロキシベンジルアルコール、3−ヒドロキシベンジルア
ルコール、4−ヒドロキシベンジルアルコール、2−メ
トキシベンジルアルコール、3−メトキシベンジルアル
コール、4−メトキシベンジルアルコール、2−エトキ
シベンジルアルコール、3−エトキシベンジルアルコー
ル、4−エトキシベンジルアルコール、2−n−プロポ
キシベンジルアルコール、3−n−プロポキシベンジル
アルコール、4−n−プロポキシベンジルアルコール、
2−イソプロポキシベンジルアルコール、3−イソプロ
ポキシベンジルアルコール、および4−イソプロポキシ
ベンジルアルコール等が挙げられる。
【0018】また、フェネチルアルコール類としては、
2−ヒドロキシフェネチルアルコール、3−ヒドロキシ
フェネチルアルコール、4−ヒドロキシフェネチルアル
コール、2−メトキシフェネチルアルコール、3−メト
キシフェネチルアルコール、4−メトキシフェネチルア
ルコール、2−エトキシフェネチルアルコール、3−エ
トキシフェネチルアルコール、4−エトキシフェネチル
アルコール、2−n−プロポキシフェネチルアルコー
ル、3−n−プロポキシフェネチルアルコール、4−n
−プロポキシフェネチルアルコール、2−イソプロポキ
シフェネチルアルコール、3−イソプロポキシフェネチ
ルアルコール、および4−イソプロポキシフェネチルア
ルコール等が挙げられる。
【0019】また、上記式[7]で表されるフェノール
類としては、例えば、2−(2´−メトキシメチル)フ
ェノール、3−(2´−メトキシメチル)フェノール、
4−(2´−メトキシメチル)フェノール、2−(2´
−エトキシメチル)フェノール、3−(2´−エトキシ
メチル)フェノール、4−(2´−エトキシメチル)フ
ェノール、2−(2´−n−プロポキシメチル)フェノ
ール、3−(2´−n−プロポキシメチル)フェノー
ル、4−(2´−n−プロポキシメチル)フェノール、
2−(2´−イソプロポキシメチル)フェノール、3−
(2´−イソプロポキシメチル)フェノール、および4
−(2´−イソプロポキシメチル)フェノール;2−
(2´−メトキシエチル)フェノール、3−(2´−メ
トキシエチル)フェノール、4−(2´−メトキシエチ
ル)フェノール、2−(2´−エトキシエチル)フェノ
ール、3−(2´−エトキシエチル)フェノール、4−
(2´−エトキシエチル)フェノール、2−(2´−n
−プロポキシエチル)フェノール、3−(2´−n−プ
ロポキシエチル)フェノール、4−(2´−n−プロポ
キシエチル)フェノール、2−(2´−イソプロポキシ
エチル)フェノール、3−(2´−イソプロポキシエチ
ル)フェノール、および4−(2´−イソプロポキシエ
チル)フェノール等が挙げられる。
【0020】また、本発明で用いられる式[3]で示さ
れるハロゲン化アルキル類としては、塩化メチル、塩化
エチル、塩化n−プロピル、塩化イソプロピル、臭化メ
チル、臭化エチル、臭化n−プロピル、臭化イソプロピ
ル、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、ヨウ化n−プロピ
ル、およびヨウ化イソプロピル等が挙げられるが、安価
な塩化アルキルが好ましい。
【0021】本発明では、式[1]で表される化合物中
の水酸基1つに対して1当量から10当量のハロゲン化
アルキルを使用することが望ましい。具体的には、例え
ば式[1]で表される化合物が1分子中に水酸基を2つ
有する場合は、この化合物1モルに対して等倍モルから
10倍モル、より好ましくは1.5倍モルから3.5倍
モル使用することができる。
【0022】本発明において得られる式[4]で示される
エーテル置換芳香族化合物類としては、具体的には、メ
トキシフェネチルメチルエーテル、メトキシフェネチル
エチルエーテル、メトキシフェネチルプロピルエーテ
ル、エトキシフェネチルメチルエーテル、エトキシフェ
ネチルエチルエーテル、エトキシフェネチルプロピルエ
ーテル、p−アリールフェネトール、アネトン、アサロ
ン、p−ターシャリーブチル−m−クレゾール メチル
エーテル、ターシャリーブチルハイドロキノンジメチル
エーテル、カルバクリルエチルエーテル、カテコール
ジメチルエーテル、クレゾール エチルエーテル、クレ
ゾール メチルエーテル、クレゾール プロピルエーテ
ル、ジヒドロアネトール、エストラゴール、エチル ベ
ンジルエーテル、エチルオイゲノール、イソ−エチルオ
イゲノール、エチルフェニルエーテル、エチル フェネ
チルエーテル、グアイアコール エチルエーテル、ホモ
アネトール、ホモカテコール ジメチルエーテル、ハイ
ドロキノン ジエチルエーテル、ハイドロキノン ジメ
チルエーテル、ハイドロキノン メチルエチルエーテ
ル、メタリールメトキシフェニルエーテル、3−メトキ
シ−4−エトキシメチルベンゾール、メトキシ−イソ−
チャピペトール、メチルベンジルエーテル、メチル ジ
ヒドロオイゲノール、メトキシ ジフェニルエーテル、
メチルエチル イソオイゲノール、メチルオイゲノー
ル、メチル−イソ−オイゲノール、メチルフェネチルエ
ーテル、メチル フェニルプロピルエーテル、メチル−
2−イソプロペニル−5−アニソール、オルシノール
ジメチルエーテル、フェニル−イソ−オイゲノール、プ
ロピル フェネチルエーテル、レゾルシノール ジメチ
ルエーテル、オルシノールジメチルエーテル、チモヒド
ロキノン ジメチルエーテル、チモール メチルエーテ
ル、チモール エチルエーテル、およびベラトロールな
どが例示できるが、この限りではない。
【0023】本発明の式[4]で示されるエーテル置換芳
香族化合物類として、具体的に次式[8]
【0024】
【化11】 (式中、nは1または2を表し、R20、R21は炭素数1
〜3のアルキル基を表す。)で示されるエーテル置換ベ
ンジルエーテル類およびエーテル置換フェネチルエーテ
ル類が挙げられる。
【0025】具体的には、2−メトキシベンジルメチル
エーテル、3−メトキシベンジルメチルエーテル、4−
メトキシベンジルメチルエーテル、2−メトキシベンジ
ルエチルエーテル、3−メトキシベンジルエチルエーテ
ル、4−メトキシベンジルエチルエーテル、2−メトキ
シベンジルn−プロピルエーテル、3−メトキシベンジ
ルn−プロピルエーテル、4−メトキシベンジルn−プ
ロピルエーテル、2−メトキシベンジルイソプロピルエ
ーテル、3−メトキシベンジルイソプロピルエーテル、
4−メトキシベンジルイソプロピルエーテル、2−エト
キシベンジルメチルエーテル、3−エトキシベンジルメ
チルエーテル、4−エトキシベンジルメチルエーテル、
2−エトキシベンジルエチルエーテル、3−エトキシベ
ンジルエチルエーテル、4−エトキシベンジルエチルエ
ーテル、2−エトキシベンジルn−プロピルエーテル、
3−エトキシベンジルn−プロピルエーテル、4−エト
キシベンジルn−プロピルエーテル、2−エトキシベン
ジルイソプロピルエーテル、3−エトキシベンジルイソ
プロピルエーテル、4−エトキシベンジルイソプロピル
エーテル;2−メトキシフェネチルメチルエーテル、3
−メトキシフェネチルメチルエーテル、4−メトキシフ
ェネチルメチルエーテル、2−メトキシフェネチルエチ
ルエーテル、3−メトキシフェネチルエチルエーテル、
4−メトキシフェネチルエチルエーテル、2−メトキシ
フェネチルn−プロピルエーテル、3−メトキシフェネ
チルn−プロピルエーテル、4−メトキシフェネチルn
−プロピルエーテル、2−メトキシフェネチルイソプロ
ピルエーテル、3−メトキシフェネチルイソプロピルエ
ーテル、4−メトキシフェネチルイソプロピルエーテ
ル、2−エトキシフェネチルメチルエーテル、3−エト
キシフェネチルメチルエーテル、4−エトキシフェネチ
ルメチルエーテル、2−エトキシフェネチルエチルエー
テル、3−エトキシフェネチルエチルエーテル、4−エ
トキシフェネチルエチルエーテル、2−エトキシフェネ
チルn−プロピルエーテル、3−エトキシフェネチルn
−プロピルエーテル、4−エトキシフェネチルn−プロ
ピルエーテル、2−エトキシフェネチルイソプロピルエ
ーテル、3−エトキシフェネチルイソプロピルエーテ
ル、4−エトキシフェネチルイソプロピルエーテル、2
−n−プロポキシフェネチルメチルエーテル、3−n−
プロポキシフェネチルメチルエーテル、4−n−プロポ
キシフェネチルメチルエーテル、2−n−プロポキシフ
ェネチルエチルエーテル、3−n−プロポキシフェネチ
ルエチルエーテル、4−n−プロポキシフェネチルエチ
ルエーテル、2−n−プロポキシフェネチルn−プロピ
ルエーテル、3−n−プロポキシフェネチルn−プロピ
ルエーテル、4−n−プロポキシフェネチルn−プロピ
ルエーテル、2−n−プロポキシフェネチルイソプロピ
ルエーテル、3−n−プロポキシフェネチルイソプロピ
ルエーテル、4−n−プロポキシフェネチルイソプロピ
ルエーテル、2−イソプロポキシフェネチルメチルエー
テル、3−イソプロポキシフェネチルメチルエーテル、
4−イソプロポキシフェネチルメチルエーテル、2−イ
ソプロポキシフェネチルエチルエーテル、3−イソプロ
ポキシフェネチルエチルエーテル、4−イソプロポキシ
フェネチルエチルエーテル、2−イソプロポキシフェネ
チルn−プロピルエーテル、3−イソプロポキシフェネ
チルn−プロピルエーテル、4−イソプロポキシフェネ
チルn−プロピルエーテル、2−イソプロポキシフェネ
チルイソプロピルエーテル、3−イソプロポキシフェネ
チルイソプロピルエーテル、および4−イソプロポキシ
フェネチルイソプロピルエーテルが挙げられる。
【0026】本発明の反応の特徴の一つは、触媒として
相間移動触媒を用いることにある。本発明で使用される
好適な相間移動触媒には、ホスホニウム、スルホニウム
およびアンモニウム化合物があり、これらの中でも安価
に入手可能なアンモニウム化合物が好ましい。
【0027】このようなアンモニウム化合物としては、
次式[9] R22232425NY [9] (式中、R22〜R25は炭素数1〜18のアルキル基また
はベンジル基を表し、Yは、ヨウ化物、臭化物、塩化
物、水酸化物または硫酸水素塩を表す。)で示されるア
ンモニウム化合物を挙げることができ、具体的には、テ
トラメチルアンモニウムクロライド、テトラエチルアン
モニウムクロライド、テトラプロピルアンモニウムクロ
ライド、テトラブチルアンモニウムクロライド、テトラ
メチルアンモニウムブロマイド、テトラエチルアンモニ
ウムブロマイド、テトラプロピルアンモニウムブロマイ
ド、テトラブチルアンモニウムブロマイド、テトラブチ
ルアンモニウムヨード、ベンジルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニウムブロマ
イド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド、ベ
ンジルトリエチルアンモニウムブロマイド、ベンジルト
リブチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリブチル
アンモニウムブロマイド、トリオクチルメチルアンモニ
ウムクロライド、およびテトラブチルアンモニウム硫酸
水素塩等を例示できる。
【0028】また、本発明ではアンモニウム化合物とし
て、シリカ、アルミナ等に固定化したアンモニウム化合
物やクロロメチル化したポリスチレン等に固定化したア
ンモニウム化合物を使用することもできる。
【0029】本発明においてこの相間移動触媒の使用量
は、基質に対して好適には1モル%以上であれば差し支
えないが、好ましくは5〜30モル%である。
【0030】また、本発明の他の特徴の一つは、二相系
で反応が行なわれることであり、本発明のこの反応は、
塩基の存在下で好ましく実施される。使用される適切な
塩基はアルカリ金属水酸化物であり、好ましくは水酸化
ナトリウムおよび水酸化カリウムである。塩基の使用量
は反応基質によって異なるが、水酸基一つに対して1当
量以上であれば差し支えなく、好ましくは2〜5当量で
ある。塩基は通常、水溶液として使用され、その濃度は
高いほど反応には有利であるが、好ましくは5〜50%
である。
【0031】本発明において、塩基を含む水性相として
の塩基水溶液の使用量は、基質に対して好ましくは10
0〜5,000重量%、より好ましくは、300〜2,
000重量%である。
【0032】また本発明において、上記塩基を含む水性
相と二相を構成する反応溶媒は、水に不溶な有機溶媒が
好ましく、例えば、ジエチルエーテル等のエーテル系化
合物、石油エーテル、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水
素化合物、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系
化合物、クロロホルム、ジクロロメタンおよびジクロロ
エタン等のハロゲン系化合物等を例示することができ
る。この水不溶性有機溶媒相を構成する反応溶媒の使用
量は、基質に対して好ましくは100〜5,000重量
%、より好ましくは500〜2,000重量%である。
【0033】本発明の反応温度は、通常0〜100℃、
好ましくは20〜70℃で実施することができ、また、
反応時間は、通常1〜24時間、好ましくは2〜12時
間でよい。
【0034】また本発明によると、一度利用した相間移
動触媒を分離回収し、再度利用することができる。より
具体的には、反応終了時における反応液は3相に分離し
ており、これらのうち中間相を分液ロート等を用いて分
液し、分離することにより相間移動触媒を回収すること
ができる。このようにして回収された相間移動触媒はそ
のまま次の反応に用いることができる。その際、回収さ
れた相間移動触媒だけを用いることもできるが、回収さ
れた相間移動触媒に対して新たな相間移動触媒を併用し
て反応させた方が反応時間を短縮できる意味から好まし
い。この場合、新たな相間移動触媒の使用量は、最初に
使用したときの触媒量に対して0.01〜0.5モル、
好ましくは0.1〜0.3モルである。
【0035】本発明で得られるエーテル置換芳香族化合
物類は、フローラル・グリーン感を基調とした様々な感
応特性を有するエーテル化合物であり、香水、オーデコ
ロン、シャンプー、リンス、化粧水、石鹸、洗剤、芳香
剤および入浴剤等の香粧品に使用する香料組成物に配合
し、優れた感応特性および安全性をもった製品を得るこ
とができる他、強炭酸、微炭酸、無炭酸を問わず、果汁
飲料類、果実酒類、乳飲料類の如き飲料類、アイスクリ
ーム類、シャーベット類の如き冷菓類、和・洋菓子類、
ジャム類、チューインガム類、紅茶、コーヒー、ココ
ア、緑茶の如き嗜好食品、その他食品添加物、動物飼料
などに使用する香料組成物に配合し、優れた感応特性を
もった製品にすることができる。
【0036】また、本発明で得られるエーテル置換フェ
ネチルエーテル類は、フローラル調並びにグリーン調の
持続性のある香気を有するエーテル化合物であり、これ
を、香水、オーデコロン、シャンプー、リンス、化粧
水、石鹸、洗剤、芳香剤および入浴剤等に使用する香料
組成物に配合し、優れた官能特性および安全性をもった
製品を得ることができる。香料組成物の場合、その配合
量は通常0.1〜30重量%であるが、特殊な官能効果
を期待する場合はこの範囲外でも使用し得る。
【0037】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0038】(実施例1) 4−メトキシフェネチルメ
チルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、4−ヒドロキシフェネチルア
ルコール(10g、72.46mmol)、トルエン
(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50g)
およびテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.46
g、7.24mmol)を加え、撹拌しながら65℃ま
で昇温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラス管
からメチルクロライドを27ml/minの流量で吹き
込みながら4時間反応させた。反応終了後、反応液は分
液し、水相はトルエン(50g)で抽出し、有機相は混
合し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄し
た。溶媒を回収後、蒸留精製で4−メトキシフェネチル
メチルエーテル(11.68g)を得た。収率は97.
2mol%であった。
【0039】(実施例2) 2−メトキシフェネチルメ
チルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、2−ヒドロキシフェネチルア
ルコール(10g、72.46mmol)、トルエン
(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50g)
およびテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.46
g、7.24mmol)を加え、撹拌しながら65℃ま
で昇温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラス管
からメチルクロライドを27ml/minの流量で吹き
込みながら4時間反応させた。反応終了後、反応液は分
液し、水相はトルエン(50g)で抽出し、有機相は混
合し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄し
た。溶媒を回収後、蒸留精製で2−メトキシフェネチル
メチルエーテル(11.07g)を得た。収率は92.
1mol%であった。
【0040】(実施例3) 3−メトキシフェネチルメ
チルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、3−ヒドロキシフェネチルア
ルコール(10g、72.46mmol)、トルエン
(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50g)
およびテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.46
g、7.24mmol)を加え、撹拌しながら65℃ま
で昇温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラス管
からメチルクロライドを27ml/minの流量で吹き
込みながら4時間反応させた。反応終了後、反応液は分
液し、水相はトルエン(50g)で抽出し、有機相は混
合し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄し
た。溶媒を回収後、蒸留精製で3−メトキシフェネチル
メチルエーテル(11.43g)を得た。収率は95.
0mol%であった。
【0041】(実施例4) 4−メトキシフェネチルメ
チルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、4−ヒドロキシフェネチルメ
チルエーテル(11g、72.46mmol)、トルエ
ン(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50
g)およびテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.
46g、7.24mmol)を加え、撹拌しながら65
℃まで昇温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラ
ス管からメチルクロライドを27ml/minの流量で
吹き込みながら4時間反応させた。反応終了後、反応液
は分液し、水相はトルエン(50g)で抽出し、有機相
は混合し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄
した。溶媒を回収後、蒸留精製で4−メトキシフェネチ
ルメチルエーテル(11.41g)を得た。収率は9
5.1mol%であった。
【0042】(実施例5) 4−メトキシフェネチルメ
チルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、4−メトキシフェネチルアル
コール(11g、72.46mmol)、トルエン(5
0g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50g)およ
びテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.46g、
7.24mmol)を加え、撹拌しながら65℃まで昇
温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラス管から
メチルクロライドを27ml/minの流量で吹き込み
ながら2時間反応させた。反応終了後、反応液は分液
し、水相はトルエン(50g)で抽出し、有機相は混合
し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄した。
溶媒を回収後、蒸留精製で4−メトキシフェネチルメチ
ルエーテル(10.67g)を得た。収率は89.0m
ol%であった。
【0043】(実施例6) 4−メトキシフェネチルエ
チルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、4−メトキシフェネチルアル
コール(11g、72.46mmol)、トルエン(5
0g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50g)およ
びテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.46g、
7.24mmol)を加え、撹拌しながら65℃まで昇
温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラス管から
エチルクロライドを35ml/minの流量で吹き込み
ながら4時間反応させた。反応終了後、反応液は分液
し、水相はトルエン(50g)で抽出し、有機相は混合
し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄した。
溶媒を回収後、蒸留精製で4−メトキシフェネチルエチ
ルエーテル(11.06g)を得た。収率は85.0m
ol%であった。
【0044】(実施例7) 4−エトキシフェネチルエ
チルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、4−ヒドロキシフェネチルア
ルコール(10g、72.46mmol)、トルエン
(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50g)
およびテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.46
g、7.24mmol)を加え、撹拌しながら65℃ま
で昇温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラス管
からエチルクロライドを35ml/minの流量で吹き
込みながら4時間反応させた。反応終了後、反応液は分
液し、水相はトルエン(50g)で抽出し、有機相は混
合し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄し
た。溶媒を回収後、蒸留精製で、4−エトキシフェネチ
ルエチルエーテル(12.25g)を得た。収率は8
7.2mol%であった。
【0045】(実施例8) 4−メトキシフェネチルプ
ロピルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、4−メトキシフェネチルアル
コール(11g、72.46mmol)、n−プロピル
クロライド(25g、318.3mmol)、トルエン
(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50g)
およびテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.46
g、7.24mmol)を加え、室温で12時間撹拌し
た。反応終了後、反応液は分液し、水相はトルエン(5
0g)で抽出し、有機相は混合し、3%硫酸水、飽和重
曹水、食塩水の順に洗浄した。溶媒を回収後、蒸留精製
で4−メトキシフェネチルプロピルエーテル(11.4
1g)を得た。収率は81.3mol%であった。
【0046】(実施例9) 4−メトキシフェネチルメ
チルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、4−ヒドロキシフェネチルア
ルコール(10g、72.46mmol)、トルエン
(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50g)
およびトリオクチルメチルアンモニウムクロライド80
%水溶液(3.66g、7.26mmol)を加え、撹
拌しながら65℃まで昇温した。その後、ガラス管を液
中に入れ、ガラス管からメチルクロライドを27ml/
minの流量で吹き込みながら4時間反応させた。反応
終了後、反応液は分液し、水相はトルエン(50g)で
抽出し、有機相は混合し、3%硫酸水、飽和重曹水、食
塩水の順に洗浄した。溶媒を回収後、蒸留精製で4−メ
トキシフェネチルメチルエーテル(10.11g)を得
た。収率84mol%であった。
【0047】(実施例10) 4−メトキシフェネチル
メチルエーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(500ml)に、4−ヒドロキシフェネチルア
ルコール(6.9g、50mmol)、トルエン(15
0g)、20%水酸化ナトリウム水溶液(150g)お
よびテトラブチルアンモニウムクロライド(1.4g、
5.0mmol)を加え、ガラス管を液中に入れ、ガラ
ス管からメチルクロライドを27ml/minの流量で
吹き込みながら7 時間室温反応させた。反応終了後、反
応液は分液し、水相はトルエン(150g)で抽出し、
有機相は混合し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順
に洗浄した。溶媒を回収後、蒸留精製で4−メトキシフ
ェネチルメチルエーテル(5.95g)を得た。収率は
71.7mol%であった。
【0048】(実施例11) オルシノールジメチルエ
ーテルの合成 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(100ml)に5−メチルレゾルシノール(5
g、40.3mmol)、塩化メチル(8.46g、1
77.0mmol)、トルエン(25g)、40%水酸
化ナトリウム水溶液(25g)、テトラブチルアンモニ
ウム硫酸水素塩(1.37g、4.03mmol)を加
え、室温で4時間撹拌した。反応終了後、反応液は分液
し、水層はトルエン(25g)で抽出し、有機相は混合
し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄した。
溶媒を回収後、蒸留精製で、オルシノールジメチルエー
テル(4.30g)を得た。収率は70.2mol%で
あった。
【0049】(実施例12) 相間移動触媒の分離回
収、再利用 温度計、撹拌機およびジムロートを取り付けた四つ口フ
ラスコ(200ml)に、4−ヒドロキシフェネチルア
ルコール(10g、72.46mmol)、トルエン
(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液(50
g)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(2.46
g、7.24mmol)を加え、撹拌しながら65℃ま
で昇温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラス管
からメチルクロライドを27ml/minの流量で吹き
込みながら4時間反応させた。反応終了後、反応液は3
相に分離していた。この中間層を分液ロートにて分液
し、回収相間移動触媒(2.8g)を得た。
【0050】温度計、撹拌機およびジムロートを取り付
けた四つ口フラスコ(200ml)に4−ヒドロキシフ
ェネチルアルコール(10g、72.46mmol)、
トルエン(50g)、40%水酸化ナトリウム水溶液
(50g)を加え、さらに上記の回収相間移動触媒を全
量とテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(0.82
g、2.41mmol)を加え、撹拌しながら65℃ま
で昇温した。その後、ガラス管を液中に入れ、ガラス管
からメチルクロライドを27ml/minの流量で吹き
込みながら4時間反応させた。反応終了後、反応液は分
液し、水相はトルエン(50g)で抽出し、有機相は混
合し、3%硫酸水、飽和重曹水、食塩水の順に洗浄し
た。溶媒を回収後、蒸留精製で、4−メトキシフェネチ
ルメチルエーテル(11.6g)を得た。収率は94.
2mol%であった。また、使用した触媒を分離・回収
・再利用する操作を4回繰り返したが、4−メトキシフ
ネチルメチルエーテルの収率に変化はなかった。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、収率が高く簡便な操作
でエーテル置換芳香族化合物類を製造することができ
る。また、本発明は従来法に比べ、取扱いの難しい高価
な化合物を使用することなく、しかも特殊な装置を必要
することなく、エーテル置換芳香族化合物類を製造する
ことができるため、工業化が容易である。
【0052】更に本発明によれば、相間移動触媒を分離
回収して再利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A61K 7/00 A61K 7/00 C 7/46 331 7/46 331 C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 C11B 9/00 C11B 9/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式[1] 【化1】 {式中、R1 〜R6 は水素、水酸基、フェニル基、炭素
    数1〜4のアルキル基もしくはアルケニル基、もしくは
    炭素数1〜3の飽和もしくは不飽和のアルコール基、も
    しくは式[2] 【化2】 (式中、R7 は炭素数0〜3の飽和もしくは不飽和の炭
    化水素鎖を表し、R8 は炭素数1〜7の飽和もしくは不
    飽和、かつ適宜アルキル側鎖をもつ炭化水素基を表す)
    で示されるエーテル基の任意の組合せを示す}で表され
    るアルコール類もしくはフェノール類と、式[3] R9 −X [3] (式中、R9 はメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
    プロピル基、アリール基を表し、Xはハロゲンを表す)
    で示されるハロゲン化アルキル類とを、相間移動触媒の
    存在下に、二相系で反応させることを特徴とする、式
    [4] 【化3】 {式中、R10〜R15は水素、炭素数1〜4のアルキル基
    もしくはアルケニル基、もしくは式[5] 【化4】 (式中、R16は炭素数0〜3の飽和もしくは不飽和の炭
    化水素鎖を表し、R17は炭素数1〜7の飽和もしくは不
    飽和、かつ適宜アルキル側鎖をもつ炭化水素鎖を表す)
    の官能基の任意の組合せを表す}で示されるエーテル置
    換芳香族化合物類の製造法。
  2. 【請求項2】 反応に用いた相間移動触媒を分離回収
    し、それを上記反応に再利用することを特徴とする請求
    項1記載のエーテル置換芳香族化合物の製造法。
  3. 【請求項3】 前記相間移動触媒が、スルホニウム化合
    物、ホスホニウム化合物またはアンモニウム化合物であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のエーテル置
    換芳香族化合物類の製造法。
  4. 【請求項4】 前記反応を塩基を含む水性相と水不溶性
    有機溶媒相の二相系で行なうことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のエーテル置換芳香族化合物類の
    製造法。
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